[編集長の視点]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (10/23)【編集長の視点】カゴメ株価急落、一転、通期経常益を下方修正、PER割高
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】同時IPO2社低調スタート、揃って高配当利回りが注目に
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】インタースペース押し目買い、ゲーム関連人気健在、6日決算発表
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】クリーク・アンド・リバー、07年以来の4万円有力、業績再上ぶれも
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】トーソーは2Q決算発表を前に安値水準から下げ過ぎ訂正を窺う
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】ワコム急伸、サムスン関連銘柄に点火か、NY安跳ね返す
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】PLANT快調、2部上場後新高値、純益続伸高配当継続で超割安
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】マーベラスAQL高値更新、2Q再上方修正で割安株買いが再燃
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】スターティア連日高値、業績増額でV字回復を鮮明化、2千円へ
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】政治もマーケットも「ダマシ」は日常茶飯事、驚くなかれ=浅妻昭治
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】ぱど株価、6月高値からの調整十分、出直り近い、2Q黒字転換へ
記事一覧 (10/19)【編集長の視点】ラクーンに割安買い強まる、類似IPO株人気も刺激、高値奪回へ
記事一覧 (10/19)【編集長の視点】新規上場のトレンダーズ高人気、5020円買い気配
記事一覧 (10/19)【編集長の視点】「当たり屋レポート」でUBIC大幅高、東証1部昇格候補観測
記事一覧 (10/19)【編集長の視点】東京製鐵は安寄り後3連騰、業績下方修正銘柄に悪材料出尽くし感
記事一覧 (10/19)【編集長の視点】巴工業は10月期期末が接近し安値水準で高配当利回り買い妙味
記事一覧 (10/17)【編集長の視点】ポールHD市場変更・増配も新株発行が冷やす、1部&2部未定
記事一覧 (10/17)【編集長の視点】イビデン戻り持続力乏しく安値を意識、インテルの株価下落が波及
記事一覧 (10/17)【編集長の視点】GMOクラウド、前日急騰に対し調整小幅で先高期待十分、好業績
記事一覧 (10/17)【編集長の視点】エスアールジータカミヤ続伸、太陽光関連好調で2Qへ期待強まる
2012年10月23日

【編集長の視点】カゴメ株価急落、一転、通期経常益を下方修正、PER割高

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 カゴメ<2811>(東1)は、59円安の1659円と4営業日続落している。前日22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今年7月に上方修正した3月通期業績の一転した下方修正を発表したことで9月28日につけた年初来高値1799円を前に利益確定売りが増勢となっている。

 主力株の業績下方修正は、今年10月15日の宇部興産<4208>(東1)以来、NOK<7240>(東1)安川電機<6506>(東1)東京製鐵<5423>(東1)などと続き、多くがアク抜けとして株価は値上がりし、前日22日の米国市場でも、キャタピラーが、年間業績見通しを下方修正したものの前日比プラスで引けたが、19日発表の三菱商事<8058>(東1)の下方修正が、減配を伴い株価が急落、安値後に急反発したが、前日比プラスまでは戻り切れず、きょうの戻りも限定的にとどまっていることが、カゴメの株価に響いている。

 カゴメの3月通期業績は、7月の上方修正値に対して売り上げ、純利益は据え置きとしたが、営業利益、経常利益をそれぞれ5億円引き下げ、経常利益は、99億円(前期比7%増)と連続増益率を縮める。

 今年2月に京都大学の研究グループが、トマトジュースの成分にメタボリックシンドロームの予防効果があるとの研究成果を発表したことをキッカケにトマトジュースの販売などが好調に推移したが、広告投資、販売促進活動を活性化させて負担増となって、2Q利益が、上方修正値を5〜3億円下ぶれて着地しており、その下ぶれ分だけ通期利益を下方修正した。純利益は、据え置きとして65億円(前期比54%増)と8期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、7月の今期業績上方修正で年初来高値1799円まで160円高して1700円台での高値もみ合いを続けてきた。PER評価では25倍台と割高だが、売り長で逆日歩のつく信用好需給と綱引きして方向感を探ろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:16 | 編集長の視点

【編集長の視点】同時IPO2社低調スタート、揃って高配当利回りが注目に

<マーケットトーク>

編集長の視点 阿波製紙<3896>(東2)は、きょう23日に東証第2部に新規株式公開(IPO)された。初値は、寄り付きと同時に公開価格370円を1円上回る371円でつけ、その後は311円まで売られている。きょう23日はもう1社、三洋貿易<3176>(東2)も、東証第2部にIPOされ、初値は、公開価格460円を16円下回る444円でつけて427円まで下げ、2社揃って不調な初値形成となっている。

 2社同時IPOは、6月22日の大泉製作所<6618>(東マ)ハピネス・アンド・ディ<3174>(JQS)以来で異例だが、それ以上にきょう23日IPOの2社には異例の共通項がある。両社とも高配当利回り妙味があることである。阿波紙の今3月期配当は、12円を予想しており、公開価格換算の配当利回りは、3.2%となる。三洋貿易に至っては、2013年9月期配当を30円と予想、配当利回りは、6.5%となる。

 高配当利回り妙味銘柄は、今4月26日IPOのユニバーサル園芸社<6061>(JQS)に次ぐが、ユニバーサル園芸社の業態自体は、オールドエコノミーに属し、IPO人気発揮にハンデはあったが、IPO時に予想した2012年6月期配当50円は、公開価格1310円換算で9・0%の高利回りになるとして、公開価格を11%上回る1455円で初値をつけた。この再現はならなかったことになる

 阿波紙、三洋貿易ともPERはそれぞれ7倍台、4倍台と割安だが、資金吸収額が、同じく10億円超、15億円超とやや規模が大きいことが響いており、両社とも、好配当利回り妙味でオールドエコノミー業態のハンデを押し返せるか、今後の株価推移に注目が集まることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】インタースペース押し目買い、ゲーム関連人気健在、6日決算発表

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 インタースペース<2122>(東マ)は、1900円安の8万7800円と急反落している。前日22日に高値引けして年初来高値8万9700円をつける急伸を演じたことから利益確定売りが先行している。11月6日予定の9月期決算発表を前に、2012年9月期業績の上方修正の延長線上で2013年9月期業績の続伸期待も続いており、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)関連の割安ゲーム株買いが再燃する展開も想定される。

 同社の2012年9月期業績は、今年5月の第2四半期(2Q)累計業績の上方修正に続いて、8月に通期業績も上方修正され、売り上げは117億6500万円(前々期比24%増)、経常利益5億700万円(同36%増)、純利益2億2100万円(同49%減)と予想された。

 主力のアフリエイト事業でスマートフォンの売り上げが好調に推移していることが要因で、純利益は、税負担が増加したことで減益転換する。この通気業績に対して、今年8月に上方修正に続いて発表した第3四半期業績は、82〜78%の利益進捗率を達成、上ぶれ着地期待につながっている。

 続く2013年9月期業績も続伸、東洋経済会社四季報最新号でも、純利益は税負担平準化から3億円(前期比36%増)と予想されており、11月6日予定の決算発表の動向が注目されている。

 株価は、SNSゲームの「コンプリートガチャ」中止で6万6000円安値まで突っ込んだが、1株純資産水準6万3607円を前に底値を確認し、2012年9月期業績の上方修正が続いて年初来高値まで上値を追った。PERはなお13倍台と割安であり、2011年8月高値10万3000円が次の上値フシとして浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>インタースペースのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | 編集長の視点

【編集長の視点】クリーク・アンド・リバー、07年以来の4万円有力、業績再上ぶれも

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 クリーク・アンド・リバー社<C&R、4763>(JQS)は、1200円高の3万3200円と3営業日続伸し、7月11日につけた年初来高値3万4800円にあと1600円と迫っている。

 同社は、今年9月27日に今2月期第2四半期(2Q)累計・通期業績を上方修正したことをキッカケに5000円高と短期で2割高の急騰を演じているが、10月4日に発表したその2Q累計業績が、その上方修正値を上ぶれて着地したことから、5期ぶりに過去最高(2008年2月期・2億6200万円)を大きく更新する通期純利益になお上ぶれ余地があるとして内需割安株買いが増勢となっている。ただ続伸後は、利益確定売りも交錯している。

 2Q累計業績は、利益が上方修正値を3300〜7800万円上ぶれ、前年同期比18%増収、39%経常増益、61%純益増益と大幅続伸した。

 クリエイティブ分野では、国内のテレビ局の内製化や韓国のテレビ局増加でエージェンシー事業のクリエイター派遣が増加し、電子書籍では制作受託からプラットフォームへの取り次ぎまで多角的なサービスを展開して順調に推移、医療分野も、慢性的な医師不足、地域的・診療科の偏在を背景に、約6万人の登録医師・研修医、8000を超える医療機関が登録する国内最大のドクターネットワークを活かして事業展開していることなどが寄与した。

 2月通期業績は、9月27日に上方修正、純利益を期初予想の3億5000万円から4億円(前期比58%増)に引き上げ5期ぶりに過去最高を更新するが、2Q累計業績の上ぶれ着地で再上ぶれ期待を高めている。

 株価は、今期第1四半期の大幅続伸業績を評価して3万4800円まで6割高、2万円台を固める調整を経て、年初来高値に肉薄してきた。PERは17倍台となお割安であり、目先の利益確定売りを吸収して、年初来高値奪回に次ぐ昨年3月高値3万5200円抜けから2007年1月以来の4万円台回復も十分に射程圏に入ってこよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>クリーク・アンド・リバー社のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】トーソーは2Q決算発表を前に安値水準から下げ過ぎ訂正を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 トーソー<5956>(東2)は、10月31日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定している。値付きはマバラながら1年超にわた330〜360円でモミ合い、十分に値を固めている。連続増益期待を高めて、見直し場面が近づいている。

 同社の今期業績は、3月通期業績のみ業績見通しを公表した。売り上げを225億円(前期比5%増)、経常利益9億円(同22%増)、純利益4億円(同41%増)とした。 

 新設住宅着工戸数が、住宅関連の景気対策や復興需要の後押しなどで復調傾向となってきた環境下、主力のカーテンレールでは省エネ効果を高める新製品を投入し、ブラインド類では質感と価格を両立したベーシック商品の「コルト」シリーズに採光性と遮熱機能を兼ね備えたロールスクリーンなどを追加してラインアップを強化、さらに展示会開催などの営業活動に取り組み、収益力向上に向けて原価抑制、総費用低減の徹底を図ることなどを要因としている。

 このため今期第1四半期の赤字幅は、前年同期より縮小しており、2Q累計業績については、東洋経済会社四季報最新号では、経常利益2億700万円(前年同期比69%増)、純利益1億4000万円(同55%増)と観測されており、3月通期業績も上ぶれ業績を観測している。

 株価は、今年4月に単元株式数を1000株から100株に変更し流動性の向上によりマバラな値付きの解消を図っており、PERは9倍台、PBRは0.4倍と下げ過ぎを示唆している。前期2Q累計業績の上方修正を連想し下値切り上げ展開につながろう。(編集長浅妻昭治)

>>トーソーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | 編集長の視点
2012年10月22日

【編集長の視点】ワコム急伸、サムスン関連銘柄に点火か、NY安跳ね返す

<マーケットの見所>

編集長の視点 ワコム<6727>(東1)は、6100円高の19万3300円と急続伸している。前週末19日大引け後に今3月期第2四半期累計・通期業績の今年7月に続く再上方修正を発表、純利益が、5期ぶり過去最高更新の更新幅を伸ばすことから買い増勢となっている。

 業績の再上方修正は、サムスン電子の新携帯情報端末「ギャラクシノート2」向けに同社が供給している電子入力ペンが好調に推移していることが要因となっており、同社のほか、サムスン電子関連のUKCホールディングス<3156>(東1)トーメンデバイス<2737>(東1)などの逆行高に再点火する展開も想定される。

 ワコムの業績再修正のうち、3月通期業績は、7月の上方修正値より売り上げを33億円、経常利益を7億3000万円、純利益を3億500万円それぞれ引き上げ、純利益は、41億2500万円(前期比89%増)と伸び、2008年3月期の過去最高(35億100万円)を大きく更新する。

 ブランド事業(タブレット製品)は、景気減速や事業環境の変化などの影響を受けたが、電子ペンのコンポーネント事業の販売が、前回上方修正時の7月想定を上回って推移することが、要因となった。

 株価は、期初の今期業績の続伸・増配予想で年初来高値20万1400円をつけ、14万1300円まで調整、7月の業績増額で19万1900円の戻り高値までリバウンドした。再現思惑を高めよう。

 サムスン電子関連では、UKCHDは、今年9月に今3月期業績を上方修正して年初来高値1670円まで500円高したばかりである。一方、トーメンデバイスは、10月10日に今3月期業績を下方修正して年初来安値1608円まで突っ込むなど明暗マチマチになった。前週末19日の米国市場でのNYダウの205ドル安、主力ハイテク株の急落などを受けて、きょうの株価はUKCHDが76円安の1509円と急反落、トーメンデバイスは、5円高の1702円と3営業日続伸して始まっている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】PLANT快調、2部上場後新高値、純益続伸高配当継続で超割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 PLANT<7646>(東2)は、38円高の621円と4営業日続伸し、8月20日につけた東証2部上場以来の高値600円を更新している。前週末19日に9月期決算を発表、前期純利益が、2期ぶりに過去最高を更新し、今期経常利益が小幅減益転換するが、純利益が、特別利益一巡でも続伸し、配当も30円配当継続を予想、さらに同時発表の中期経営計画に新規出店計画を盛り込んだことなどを評価して超割安修正買いが増勢となっている。

 前期業績は、前々期比1%減収、2%経常増益となり、純利益は16億2500万円(前々期は4600万円の黒字)とV字回復し、2010年9月期の過去最高(10億8100万円)を更新した。

 福島第1原子力発電所の事故の影響で大熊店の営業停止が続いたが、今年4月に中越沖地震で休業していた新潟・刈羽店の営業を再開、創立30周年の記念セールを実施したことなどが寄与しており、純利益は、前々期に計上した原発事故損失18億1000万円が一巡する一方、原発事故損害賠償金5億1300万円を計上してV字回復した。

 今期業績は、経常利益を個人消費が引き続き低迷するとして前期比0.6%減としたが、純利益は、17億円(前期比4%増)と続伸を予想した。配当は、前期に創立30周年の記念配当5円を上乗せして年間30円(前々期実績15円)に増配したが、今期は普通配当として30円配当の継続を予定している。なお中期計画では来年9月に三重県志摩市に年商30億円程度の1店舗の新規出店を計画した。

 株価は、今年8月の2部上場時の新株式発行(発行価格583円)・株式売出しを嫌って上場初日の高値600円から上場来安値539円まで60円幅の下ぶれとなり、底値固めが続いた。PERは2倍台、PBRは0.5倍、配当利回りは4.8%と超割安であり、一段高にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】マーベラスAQL高値更新、2Q再上方修正で割安株買いが再燃

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マーベラスAQL<7844>(東2)は、2580円高の2万2880円と急反発し、9月7日につけた年初来高値2万1390円を更新している。前週末19日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の今年8月に続く再上方修正を発表、前回増額時と同様に割安コンテンツ株買いが再燃している。

 2Q累計業績は、8月の上方修正値より売り上げを5億3000万円、経常利益を4億2000万円、純利益を3億2000万円それぞれアップさせ、純利益は、6億2000万円(前年同期は700万円の黒字)とよりV字回復を鮮明化させる。

 ニンテンドー3DS向けゲームソフト「ルーンファクトリー4」、「閃乱カグラBurst−紅蓮の少女達−」の計画を上回る初回受注に加えリピート受注も好調に推移しており、アミューズメント分野の「ポケモントレッタ」も稼働開始から好調な販売が続いていることが再上方修正要因となった。

 3月通期業績は、オンライン事業の新規タイトルの業績推移を慎重に見極める必要があるとして期初予想を据え置いたが、経常利益は、21億3000万円(前期比2.0倍)と連続の高変化を予想、純利益は、前期計上の子会社吸収合併に伴う負ののれん発生益22億3200万円などが一巡することから、12億9000万円(同63%減)と減益転換を見込んでいる。

 株価は、8月の業績上方修正で年初来高値まで4000円超幅の値上がりをし、足元は、この上昇幅の3分の1押し水準の2万円台固めを継続していた。高値更新でもPERは9倍台となお割安であり、昨年2月高値2万9000円奪回を速めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>マーベラスAQLのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:16 | 編集長の視点

【編集長の視点】スターティア連日高値、業績増額でV字回復を鮮明化、2千円へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 スターティア<3393>(東マ)は、78円高の1652円と続急伸し、連日の年初来高値更新となっている。前週末19日大引け後に10月29日に発表を予定している今3月期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正、V字回復を鮮明化したことから、連続過去最高更新を予想している今期通期純利益の上ぶれ期待を高め、今期の連続増配も見直し、電子ブック関連の内需株買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、期初予想より売り上げを3億2000万円、経常利益を1億5300万円、純利益を1億200万円それぞれ引き上げ、純利益は、1億6700万円(前年同期比2.9倍)と大幅増益転換する。

 電子ブック作成ソフトなど多くの経営資源を投入しているウェブソリューション事業をはじめ、ビジネスソリューション事業、ネットワークソリューション事業などすべての事業が好調に推移していることが要因となった。

 3月通期業績は現在、精査中で、合理的な業績予想が可能となった段階で公表するとしているが、期初予想では純利益を3億円(同7%増)として連続して過去最高を更新、配当も、6.05円(前期実績5.62円)と連続増配を見込んでいる。

 株価は、「コンプリートガチャ」問題の波及でつけた875円安値から業績上ぶれ期待で年初来高値まですでに約9割高しているが、10月29日の2Q累計決算発表時の3月通期業績の上ぶれ修正期待を高め、2011年4月高値1670円抜けから同3月以来の2000円台回復へ騰勢を強めよう(本紙・編集長浅妻昭治)

>>スターティアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】政治もマーケットも「ダマシ」は日常茶飯事、驚くなかれ=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

■マイクロソフト・任天堂関連株は「敗者復活戦」の「ダマシ」打破も

編集長の視点 「ダマシ」はよくあることである。永田町(政界)でも、野田佳彦首相の「近いうち解散」発言が、「ダマシ」かどうかで紛糾している。8月の与野党党首会談で、野田首相が同発言をテコに無事に消費税増税法案を成立させたが、以来2カ月超、「近いうち」の解散のはずが延びに延び、国会で「ウソ」、「サギ」、「ダマシ」などの不規則発言が飛び交っている。

 特例公債(赤字国債)法案の成立を期すべく、10月29日には臨時国会が召集される予定だが、離党者が相次ぎ衆議院での過半数割れも懸念される与党・民主党である。野党がもし内閣不信任案を提出するなどの緊急事態が飛び出したら、野田首相が、今度はどんな「先延ばし」、「ダマシ」のテクニックを捻り出すのかお手並み拝見となる。

 兜町(証券界)も、「リスク・オン」か「リスク・オフ」か「ダマシ」は日常茶飯事である。買ってヤラれ、売ってカツガレることに耐えられない市場参加者は、兜町では生き残ってはいけない。ちょうど1カ月半前の9月13日に米国FRB(連邦準備制度理事会)が、追加金融緩和策(QE3)を決定し、「リスク・オン」と決め込んで日経平均株価は、9288円まで328円高したが、この「リスク・オン」は短命に終わり何だか雲行きが怪しくなって今度は「リスク・オフ」が大勢となり、8488円安値まで倍返し以上の急反落となった。

 この「ダマシ」は、それで終わらない。続編があるのである。日経平均株価は、10月15日の安値から円高反転や10月30日開催予定の日銀の金融政策決定会合で有力視される追加金融緩和策を先取りして、今度は9016円高値まで528円高した。しかもこの騰げ方は、3日間も窓を開けて急騰するテクニカル分析でいう「三空」を形成した。

 ところが、先行していたはずの米国市場では、NYダウが、前週末の19日に205ドル安と暴落を演じて市場参加者は肝を冷やし、この4日間の急騰は、またまた「ダマシ」ではないかと疑心暗鬼となり、「三空踏み上げに売り向かえ」という超強気相場観測を戒める相場格言が気懸かりになり始めた投資家も少なくないはずだ。

 個別のセクター、銘柄でももちろん「ダマシ」は付き物である。この関連の「ダマシ」でこのところ注目度がアップしているのが、マイクロソフトと任天堂<7974>(大1)の関連株である。この9月末の急落相場でも逆行高し、ことのほか元気がいいのである。マクロソフトはアップルに時価総額のトップを奪われ、つい最近発表した1〜7月期決算も不調で、任天堂は、ソーシャルゲーム関連株に水を開けられ、両社株ともいわば敗者である。その敗者の関連株が出直ってきたのであり、この「敗者復活戦」が、「ダマシ」か「ダマシ」でないか、気になる異色の相場展開を続けている。この「ダマシ」に乗るか乗らないか、今週の相場ポイントとして脚光を浴びる可能性がある。(本紙・編集長浅妻昭治)(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:04 | 編集長の視点

【編集長の視点】ぱど株価、6月高値からの調整十分、出直り近い、2Q黒字転換へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ぱど<4833>(JQG)は、ストップ高でつけた6月の年初来高値7万円から日柄で4カ月、値幅で6割と調整十分で煮詰まりをみせており、2万円台央からの出直り展開も望めそうだ。
 出直りのキッカケは、同社が、11月9日に予定している今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表で、同2Q累計業績が、3年ぶりの黒字転換を予想していることを再評価、割安株買いが増勢となる展開が有力である。

 同社の2Q累計業績は、期初に売り上げ40億円(前年同期比5%増)、経常利益5000万円(前年同期は7300万円の赤字)、純利益2000万円(同7000万円の赤字)と2009年3月期第2四半期以来の黒字転換が予想された。

 前期以来、主力事業のフリーペパーの収益回復に主眼を置き、客単価の増加、新規顧客の開拓、売上原価の圧縮を進めており、今期に入って子育てママをターゲットとした地域子育て情報誌「まみたん」の江東区版を4月、さいたま南版、北版を6月に各発行、6月に東京都心在住の高所得者をターゲットに季刊情報誌「アフルエント」を創刊、さらに読者の行動ニーズによりマッチするよう「ぱど家庭版」の発行エリアを見直したことなどが寄与する。

 3月通期業績は、すでに前期に黒字転換しているが、今期は黒字幅拡大を予想、純利益は、1億円(前期比3.7倍)と高変化する。

 株価は、前期業績の黒字転換・今期業績の続伸予想で材料出尽くし感を強めて年初来安値1万4000円まで調整、「アフルエント」創刊がバネになって同高値をつけ、安値から5倍の大化けを演じて、足元では、2万円台央でもみ合っている。PERは14倍台と下げ過ぎを示唆している(本紙・編集長浅妻昭治)

>>ぱどのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | 編集長の視点
2012年10月19日

【編集長の視点】ラクーンに割安買い強まる、類似IPO株人気も刺激、高値奪回へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ラクーン<3031>(東マ)は、1000円高の6万3100円と続伸している。きょう19日にラクーンと同業態の美容クリニックのポータルサイトなどを展開するネット関連のトレンダーズ<Trends、6069>(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、買い気配値のまま公開価格は66%上回る高人気となっており、関連してラクーンにもネット関連の割安株買いが増勢となっている。

 同社は、衣料・雑貨を中心に会員小売店と出展企業をマッチングするEC事業を展開、主力の「スパーデリバリー」では会員小売店、出展企業、商材掲載数とも拡大を続けている。

 このため業績も好調に推移し、前4月期業績を上方修正したあと、今期業績も続伸を予想、純利益は、レンジ予想で1億1000万円〜1億2000万円(前期比0.9%増〜10.1%増)としている。今年8月に発表した今4月期第1四半期(1Q)決算も、前年同期比21%経常増益、7%純益増益と続伸して着地しており、11月30日開示予定の今期第2四半期累計業績への期待を高めている。

 株価も、前期配当の増配をキッカケに年初来高値7万1500円をつけ、記念増配、前期業績の上方修正など好材料が続くなか、1株純資産6万7717円を前に中段もみ合いを繰り返してきた。PERは9〜10倍台と割安であり、年初来高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>ラクーンのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:34 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のトレンダーズ高人気、5020円買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 トレンダーズ<6069>(東マ)が、きょう19日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は2550円、公開株式数は31万500株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ13時15分現在で5020円の買い気配。公開株式数を上回る大量の買い物を集めている。

 業態が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)関連と最先端で話題性のあるネット関連業態であり、しかも公開価格は、PER16倍台と割安で、資金吸収額も8億円弱と小規模にとどまることが買い評価されている。

 同社は、流行に敏感な女性を自社会員(womedia会員)として顧客企業から依頼された化粧品などの商品の利用体験をブログサイトに掲載して口コミにより女性向けに情報発信するソーシャルメディアマーケッティング事業を主力事業としており、今年8月末現在のwomedia会員は6万2694名、うち今年4月以降に登録データを更新したアクティブ会員数は4万6780名となっており、大手顧客企業を中心に新規開拓やリピート率の向上を図る営業展開を進めている。ほかに美容・医療分野に絞りクリニックとユーザーをマッチングさせる美容クリニックのポータルサイト「キレナビ」も展開している。

 今3月期業績は、売り上げ17億4000万円(前期比45%増)、経常利益3億9100万円、純利益2億3500万円(同51%増)、1株利益155.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】「当たり屋レポート」でUBIC大幅高、東証1部昇格候補観測

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点
 UBIC<2158>(東マ)は、370円高の6630円と買われている。10月16日にポールトゥウィン・ピットクルーHD<ポールHD、3657>(東マ)が、11月6日付けで東証での市場変更(所属部は未定)を承認されたことから、同社を東証1部指定替え候補として取り上げたみずほ証券リサーチ&コンサルティングの投資分析レポートが、またまた当たったと再評価されており、同レポートにはUBICも指定替え候補として取り上げられており、見直し機運が高まり連想買いが働く展開も想定される。

 みずほ証券リサーチ&コンサルティングのレポートは、3カ月ごとに見直して作成され、作成されるたびに同リポートで取り上げられた銘柄のなかから1部指定替え銘柄が続出している。最新の9月5日のリポートでもリブセンス<6054>(東1)FPG<7148>(東2)に続いてポールHDが市場変更を実現しており、候補に上げられているUBICも、指定替えに向け株価思惑が高まることになる。

 一方、同社の今期業績は、売り上げ60億円(前期比16%増)、経常利益23億8000万円(同4%増)、純利益13億5000万円(同3%増)と予想され、純利益は、前期に続き過去最高を更新する。独自ビジネスモデルの訴訟関連のディスカバリ(電子証拠開示)支援サービスのIT企業として、日本や韓国の企業のグローバル化とともに国内外への係争地が拡大し、係争案件も特許、知的財産、製品安全、価格カルテルなどと多様化、同社の高いアジア言語解析技術を評価して大型案件、中規模案件の受注を獲得していることが要因となっている。

 株価は、今年3月末に株式分割(1対2)の権利を落し、前期通期業績の3回目の上方修正で8900円をつけたが、今期第1四半期業績が、減益転換したことで権利落ち後安値5000円まで調整、同社がロンドンに欧州初のオフィス、データセンターを開設したことや国内大手証券の強気株価判断をテコに下げ過ぎ訂正で底上げ途上にある。権利落ち後高値から安値までの調整幅の2分の1戻し水準の7000円台回復が当面のリバウンド目標となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>UBICのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:36 | 編集長の視点

【編集長の視点】東京製鐵は安寄り後3連騰、業績下方修正銘柄に悪材料出尽くし感

<マーケットトーク>

編集長の視点
 東京製鐵<5423>(東1)は、小安く始まり、すぐに13円高の271円と買い直され3日続伸している。前日18日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の開示に合わせて、3月通期業績を今年7月に続いて再下方修正、連続赤字幅を悪化させるが、10月10日につけた年初来安値238円を前に悪材料出尽くし感も強めて下げ過ぎ訂正買いが優勢となっている。

 3月通期業績は、7月の減額値より売り上げを365億円、経常利益、純利益をそれぞれ5億円引き下げ、純利益は、150億円の赤字(前期は142億7300万円の赤字)と4期連続の赤字幅を悪化させる。

 7月の下方修正は、製品販売価格・数量の回復に相当時間を要することを要因に上げたが、今回は、世界景気の減速が長引くなか、国内での震災復興需要の本格化にはまだまだ時間を要することを要因とした。

 業績の下方修正は、3月期決算会社の2Q累計決算発表がスタートしたなか同社だけにとどまらない。前日も、同社のほか全市場で20社超が業績の下方修正を発表したが、主力株・準主力株では10月15日に宇部興産<4208>(東1)が、2Q累計・通期業績を下方修正し、16日にNOK<7240>(東1)が、3月通期業績を下方修正、17日には安川電機<6506>(東1)は、2Q累計業績を再上方修正したものの、3月通期業績は下方修正した。

 4社の株価反応は、宇部興が逆に12円高と続伸し、NOKが94円安の1081円と急落して10月11日につけた年初来安値1078円に肉薄し、安川電は、48円高の603円と急続伸、東京製鐵を含めて3勝1敗の騰落実績となった。宇部興、安川電、さらに東京製鐵は悪材料出尽くしと評価されたもので、修正翌日に急落したNOKも、前日18日には急落幅を埋める急反発をした。

 今年1〜2月の3月期決算の前期第3四半期決算発表でも、業績下方修正銘柄が相次いだが、日銀の追加金融緩和策・円高反転でこの業績下方修正で悪材料出尽くしとして株価は急反発した銘柄が大半であり、今年10月30日に迫った日銀の金融政策決定会合を前に今年年初の急騰相場が再現されるか方向感を探ることになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】巴工業は10月期期末が接近し安値水準で高配当利回り買い妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 巴工業<6309>(東1)は、9月7日に年初来安値1300円をつけ底固めを続けているが、10月期期末接近とともに高配当利回り買いで底放れに向け動意含みとなってきた。年間配当40円を期末に一本で実施、高配当利回りランキングの上位常連株として、インカム・ゲインのほか、キャピタル・ゲイン妙味も膨らませている。

 同社の配当は、前期に創業70周年の記念配当5円を普通配当35円に上乗せして40円(前々期実績35円)と増配したが、今期は、今期業績の見通しや財務面の推移見通しを勘案して普通配当を5円増配して、年間配当を40円として前期横ばいを予想している。このため年間配当利回りは、2.8%と東証1部全銘柄平均の2.35%を上回り、10月期決算会社の配当利回りランキングの上位にランクインする。

 一方、今10月期業績は、今年5月には下方修正されたが、経常利益は、期初予想の26億9000万円が25億9000万円(前期比0.2%減)、純利益が、16億6000万円から16億3000万円(同44%減)にそれぞれ引き下げられたが、小幅下方修正にとどまり、1株純利益は、163.3円と高水準を維持する。

 機械製造販売事業で国内官需向けが伸び悩み、海外向け案件も繰り延べられ、化学工業製造販売事業でも国内新規商流開発が不調で、中国のコンパウンド事業が低迷したことが要因となったが、北米の油井掘削向け遠心機械や香港の高機能樹脂や成形機販売ビジネスなどは伸長した。

 株価は、今期業績の下方修正で年初来安値まで200円安し1430円を戻り限界とする100円幅の底値固めを3カ月経過、日柄・値幅調整とも十分となっている。インカム・ゲイン狙いとともに、PER8倍台の割安修正でキャピタル・ゲインも狙えよう(本紙・編集長浅妻昭治)

>>巴工業のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:51 | 編集長の視点
2012年10月17日

【編集長の視点】ポールHD市場変更・増配も新株発行が冷やす、1部&2部未定

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ポールトゥウィン・ピットクルーHD<3657>(東マ)は、123円安の2360円と急続落している。前日16日大引け後に11月6日付けで東証での市場変更の承認と記念増配を発表。「未定」とした所属部が東証第1部となった場合には、東証株価指数連動型のファンドの買い増しなど需給好転思惑を高めたが、同時発表の新株式発行・株式売出しに伴う希薄化・需給悪化懸念も強めて綱引きし、目先の利益を確定する売り物が優勢となっている。

 同社は、昨年10月26日に公開価格2250円で新規株式公開(IPO)され、上場以来1年が経過し市場変更要件が整うことから市場変更する。市場変更に伴い期末に記念配当6円を上乗せして年間60円(前期実績38円)とし連続増配幅を拡大する。東証第1部か東証第2部かの所属部は、同時発表の新株式発行・株式売出しの発行価格が決まった以降に確定する。

 新株式発行は、今年10月に海外3社の株式を取得し孫会社化した際の借入金の返済資金を調達、返済に充当することを目的にしており、44万株を発行し、ほかにオーバーアロットメントも含めて57万2000株の株式売出しも実施する。

 株価は、IPO後に2730円で初値をつけ2775円まで買われて1770円まで調整、今年に入っては年初来安値1854円から今1月期業績の2回の上方修正や増配をテコに上場来高値2799円まで5割高した。下値を再確認しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】イビデン戻り持続力乏しく安値を意識、インテルの株価下落が波及

<マーケットトーク>

編集長の視点 イビデン<4062>(東1)は、5円高で寄り付いたあと43円安の1012円と売られて4営業日ぶりに急反落。戻りの持続力に乏しく、10月11日につけた年初来安値972円を意識する動きを強めている。

 前日16日の米国市場で、取引時間終了後に米半導体大手のインテルが、7〜9月期決算を発表、業績そのものは、市場予想を上回ったが、10〜12月期業績見通しが市場予想を下回り、設備投資計画も下方修正したことが響き、株価も時間外取引で3.5%下落したことが波及、イビデンも、11月1日に発表予定の今3月期第2四半期(2Q)累計決算への懸念を強めて利益確定売りが先行している。

 インテル関連株では、新光電気工業<6967>(東1)も、2円高で寄ったあと5円安の501円と続落し、設備投資関連では半導体製造装置の東京エレクトロン<8035>(東1)が、30円高と買われたあと40円安の3480円と6営業日ぶりに反落してもみ合い、半導体試験装置のアドバンテスト<6857>(東1)も、7円高のあと16円安の923円と続落するなどいずれも警戒感を強めている。

 インテルの7〜9月期業績は、売り上げが前年同期比5%減、純利益が同14%減、1株利益が0.58ドルとなり、いずれも市場予想を上回ったが、10〜12月期売り上げを131億ドル〜141億ドルとして市場予想を下回った。12月期の設備投資も、前回予想の121億ドル〜129億ドルから110億ドル〜116億ドルへ下方修正した。

 イビデンの今期業績も、第1四半期決算開示時の今年8月に下方修正、2Q累計純利益は、期初予想の50億円を10億円(前年同期比46%増)、通期純利益は、同130億円を90億円(前期比15%減)とそれぞれ下方修正した。円高により海外子会社への貸付金などに為替差損が発生し、関係会社清算に伴う特別損失計上が要因となったものだが、インテルの慎重な業績見通しで同社向けのバッケージ基板への影響が懸念され、イビデンの2Q累計決算動向が注目されることになる。

 株価は、今期業績の下方修正と同時発表した自己株式取得を1386円高値まで150円高したが、自己株式取得終了とともに再調整して10年ぶりに1000円台を割り、年初来安値まで突っ込んだ。下値を再確認しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】GMOクラウド、前日急騰に対し調整小幅で先高期待十分、好業績

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点
 GMOクラウド<3788>(東マ)は、1600円安の5万5700円と反落している。じかし、前日(16日)の6300円高に比較すると調整は小さいといえる。

 前日ザラ場に年初来高値5万8500円まで買い進まれ利益確定売りが優勢となっているものだが、11月2日に今12月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しており、これをきっかけに割安修正買いが再燃する展開も想定され、業績的にも今年7月の今期業績の上方修正・期末配当増配の再現期待も高めそうだ。

 同社の今期業績は、ホスティングサービス事業で、IaaS型パブリッククラウドサービスの顧客数が1300社を超えるなど順調に推移し、セキュリティサービス事業では、日本・海外で電子証明書の発行枚数が増加したことなどから上方修正された。
これまで、先行投資負担で伸び悩んでいたが、12月期の経常利益は10億700万円(前期比26%増)、純利益は5億8700万円(前期比55%増)と上ぶれて増益転換率を拡大する。この上方修正予想値が、3Q決算発表とともに再度、上ぶれ修正されるか注目されている。配当も、純利益の上方修正に伴い期初予想の1500円から1800円(前期実績2000円)に引き上げ、減配幅を縮める。

 株価は、7月の業績上方修正・増配で4万円台下位から二段上げ、年初来高値まで1万5000円高しているが、PERはなお10倍台、配当利回り3.2%と割安である。高値奪回から昨年10月高値7万3700円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>GMOクラウドのMedia-IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】エスアールジータカミヤ続伸、太陽光関連好調で2Qへ期待強まる

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点
 エスアールジータカミヤ<2445>(東2)は、8円高の507円と4営業日続伸し、底上げを鮮明化している。同社は、11月9日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、その2Q累計業績が増益転換が予想されていることを先回りして割安株買いが増勢となっており、新分野の太陽光発電パネル用架台が、順調に事業進捗していることもフォローの材料視されている。

 2Q累計業績は、売り上げ121億円(前年同期比11%増)、経常利益4億1500万円(同3.6倍)、純利益2億3600万円(同61%増)と予想されている。

 主力の仮設機材で東北地方に製造拠点とレンタル機材センターを新設して復興工事の本格化への対応を進め、新分野の太陽光発電パネル用架台、住宅用制震パネルなどを製造販売するなど事業領域を拡大することなどが寄与するもので、前年同期に計上したデリバティブ評価損や保険解約損などが一巡することも要因となる。太陽光発電パネル用架台については、今年10月に同社が合同会社を設立して岡山県津山市でスタートさせる太陽光発電所(メガソーラー)で使用することを発表している。

 3月通期業績も続伸を予想、経常利益は13億円(前期比20%増)とし、純利益は、前期計上の負ののれん益1億7720万円の一巡で7億円(前期比7%減)と伸び悩むが、実質は連続増益を予想している。

 株価は、今期第1四半期(1Q)業績が、会計特性上、小幅赤字継続となったことで475円安値まで調整して540円までリバウンドするなど、1株純資産580円を戻り限界とする底もみが続き、太陽光発電パネル用架台の事業進展で動意含みとなった。PER7倍台の割安修正で今年8月以来の600円台回復に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>エスアールジータカミヤのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 編集長の視点