[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (10/21)三越伊勢丹は小反落、百貨店・コンビニ店の9月売上高に落差も材料出尽くし感
記事一覧 (10/20)【編集長の視点】相場反転の強力サポーターに浮上するか?業績再上方修正の有資格銘柄を徹底マーク=浅妻昭治
記事一覧 (10/20)【編集長の視点】阪急阪神HDは阪神タイガースの日本シリーズ進出決定を歓迎して急反発
記事一覧 (10/17)【最高値奪回から一段の上値追いへ】ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発
記事一覧 (10/16)【編集長の視点】N・フィールドは3連騰、株主優待制度導入で株式分割の権利取りが増勢
記事一覧 (10/15)【編集長の視点】スター精密は往って来いの25日線から業績上方修正を見直し割安修正で急反発
記事一覧 (10/14)【編集長の視点】BS11は反落も連続増益業績・連続増配を手掛かり内需割安株買い余地
記事一覧 (10/14)【編集長の視点】急落後の「ポスト・シーズン」相場では定番の単元価格低位の厳選銘柄に原点回帰投資妙味=浅妻昭治
記事一覧 (10/10)【編集長の視点】ダイキアクシスは続落も決算発表を先取り上方修正業績・増配に再評価余地
記事一覧 (10/09)【編集長の視点】フリークアウトは最安値から続伸、目先売りが一巡し下げ過ぎ訂正買いが増勢
記事一覧 (10/08)【編集長の視点】OATアグリオは連日の最安値も業績下方修正要因は開示済みで突っ込み買いも一考余地
記事一覧 (10/07)【編集長の視点】4℃は2Q業績が上ぶれ着地・過去最高も利益確定売りが先行して急反落
記事一覧 (10/06)【編集長の視点】イビデンは安値更新、米国株急反発・円安も「リターン・リバーサル」買い不発で業績下方修正売り続く
記事一覧 (10/06)【編集長の視点】下げた株ほど良く戻る「リターン・リバーサル」の投資セオリー銘柄に敢えて再生可能エネ関連株をターゲット=浅妻昭治
記事一覧 (10/03)【編集長の視点】ヨネックスは続落後に小反発、「第2、第3の錦織圭」続出で業績期待高めて割り負け株買いが交錯
記事一覧 (10/02)【編集長の視点】日フイルコンは高値を射程圏、業績上方修正で減益転換率を縮め割安修正買い増勢
記事一覧 (10/01)【編集長の視点】太洋物産は3Q減益業績を織り込み極低位値ごろ割安株買いが再燃し反発
記事一覧 (09/30)【編集長の視点】ヴィンクスはもみ合いも1Q好決算を見直して下値に割安修正買いが継続
記事一覧 (09/29)【編集長の視点】外国人観光客向け免税ビジネス株は「地方創生」関連の露払い役として国内投資家も「おもてなし」高=浅妻昭治
記事一覧 (09/29)【編集長の視点】BS11は小幅続落も下値には3Q好決算を見直す割安修正買いが根強い
2014年10月21日

三越伊勢丹は小反落、百貨店・コンビニ店の9月売上高に落差も材料出尽くし感

【編集長の視点】

編集長の視点 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)は、10円安の1306円と小反落して始まっている。前日20日の後場取引時間中に日本百貨店協会が、全国百貨店の9月の月次売上高、日本フランチャイズチェーン協会が、大引け後に9月の全国コンビニエンスストア既存店売上高をそれぞれ発表、いずれも前年同月を下回ったものの、消費税増税前の駆け込み需要の反動減の解消については百貨店の方がより明らかな結果となったが、これを明確化している同社株には、前日に急反発しただけに材料出尽くし感から利益確定売りが先行している。

 同社は、すでに10月1日に9月売上高速報を発表、2カ月連続で前年同月比プラスとなった。これに対してコンビニ株は高安マチマチで、なかでも今年10月8日に今2月期業績を下方修正したファミリーマート<8028>(東1)は、悪材料織り込み済みとして55円高の4115円と続伸して始まり、10月9日につけた年初来安値3985円から底上げしている。

■百貨店売上高は6カ月連続だがマイナス幅は縮小

 9月の全国百貨店売上高は、前年同月比0.7%減と今年4月の12.0%減以来6カ月連続で前年同月を下回った。消費税増税前の駆け込み需要が寄与して今年3月に25.4%増と大きく伸びたあと、この駆け込み需要の反動減でマイナス推移が続き、9月については、中旬までの気温低下で主力商材の秋冬物の衣料品がよく動き消費税増税後初めて前年同月実績をクリアしており、日曜日が、前年同月より1日少なかったことで連続マイナスとなったが、これを勘案すれば、実質はプラスであり、駆け込み需要の反動減が和らいでいることを示唆した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39 | 編集長の視点
2014年10月20日

【編集長の視点】相場反転の強力サポーターに浮上するか?業績再上方修正の有資格銘柄を徹底マーク=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 今週の取り敢えずのキー銘柄は、東京製鐵<5423>(東1)フジミインコーポレーテッド<5384>(東1)の2銘柄となるはずだ。前週末17日に米国のニューヨークダウ平均株価が、7営業日ぶりに263ドル高と急反発したのにホッと一息をつき、東京市場も、世界同時株安の底打ちを確認し、戻りを試すことを期待したいところで、両銘柄が、この反転相場の先兵役となる期待を高めているからだ。

 2銘柄は、前週末17日にその他9銘柄とともに今3月期業績の上方修正を発表したが、両銘柄の業績上方修正は、今年7月〜8月の第1四半期(1Q)決算開示時に続いて今期2回目となっている。3月期決算会社が、第2四半期(2Q)決算の発表に先立って今期業績の上方修正を発表するケースが相次ぎ、主力株ではすでにファナック<6954>(東1)アルプス電気<6770>(東1)などが先行し、サプライズとなって株価は一時的に急伸したが、これはいずれも今期1回目の業績修正で、再上方修正ならサプライズの度合いも倍化もしようというのが、この期待の背景である。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】阪急阪神HDは阪神タイガースの日本シリーズ進出決定を歓迎して急反発

編集長の視点 阪急阪神ホールディングス<9042>(東1)は、21円高の591円と3営業日ぶりに急反発して始まっている。10月18日のプロ野球・セントラルリーグのクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージで、阪神タイガースが、読売巨人軍を4タコで破り、9年ぶりに6度目の日本一を争う日本シリーズ進出を決定したことから、甲子園球場の入場者増加や関西地区の消費者マインド向上に伴う業績上ぶれ期待を高め内需割安株買いが再燃している。読売巨人軍が、本拠のフランチャイズ球場としている東京ドーム<9681>(東1)も、日本シリーズ効果が空振りとなったが、きょう20日の日経平均株価が405円高と急反発してスタートしたことから限定的な反応にとどまり、8円高の409円と3営業日ぶりに反発し、前週末17日ザラ場につけた年初来安値400円から底上げしている。

■『私の履歴書』の株価アノマリー効果も上乗せとなって思惑増幅

 同社株の「阪神タイガース」の株価効果は、2006年10月の経営統合以前に旧阪神電気鉄道が、シーズン中の同球団の勝ち負け、成績に反応して動意付き、例年のシーズン当初の好調なスタートダッシュに反応して夏高傾向を強めるなど話題を集め、投資ファンドの村上ファンドによる株式買い占めでは高株価を示現した。

 また、同社株は、もう一つの株価アノマリー(経験則)でも注目されている。日本経済新聞朝刊の最終面の『私の履歴書』に自伝を掲載している企業には株安はなく株高の可能性があることである。今月10月1日からは、1カ月にわたり同社のエンターテインメント・コミニケーション事業の主力事業の一つである宝塚歌劇団の植田紳爾名誉理事が、同『履歴書』を連載中であり、このアノマリー効果も思惑要因となっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:12 | 編集長の視点
2014年10月17日

【最高値奪回から一段の上値追いへ】ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発

【編集長の視点】

■ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発

 ゲンキー<2772>(東1)は、320円高の5350円と急反発して始まり、8月19日につけた上場来高値5520円を再び射程圏に捉えている。小売り業界では、今年4月の消費税増税前の駆け込み需要の反動減を吸収できているかいないかで業績の好不調や月次売上高のプラス、マイナスが分かれ、株価的に「勝ち組」と「負け組」に2極化しているが、同社が、前日16日大引け後に発表した今6月期第1四半期(1Q)決算が、大幅増益となり期初予想の今期第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことを評価して「勝ち組」人気を再燃させ割安株買いが先行している。同社は信用取組も、売り長で逆日歩がつく好需給となっており、売り方の買い戻しも交錯している。

【最高値奪回から一段の上値追いへ】ゲンキーは1Q好決算で小売り関連の「勝ち組」人気を再燃させ急反発

■3店舗を出店しディスカウント路線のPB商品などが好調に推移

 1Q業績は、売り上げが前年同期比13.7%増、営業利益が2.47倍増と各増収増益転換し、経常利益が2.33倍増、純利益が2.61倍とそれぞれ大幅続伸した。2Q累計業績対比の利益進捗率は、60〜67%と目安の50%を大きく上回った。メガネドラッグストアを3店舗新規出店し、ドラッグストアを1店舗閉鎖、今後加速が予想される異業種を交えた本格的な価格破壊競争に備え、進めているディスカウント路線が奏功し、G−PRICEを中心としたプライベート(PB)商品が好調に推移し、EDLC(エブリディーローコスト)とEDLP(エブリディーロープライス)を追求したことが好決算要因となった。

 2Q累計・6月通期業績は期初予想に変更はなく、6月通期業績は、新規出店を30店舗と積極計画していることなどから、売り上げ655億円(前期比13.0%増)、営業利益24億円(同26.2%増)、経常利益25億円(同24.5%増)、純利益14億6000万円(同24.7%増)と続伸を見込み、純利益は、連続して過去最高を更新する。

■売り方の買い戻しも交錯しPER12倍の割安修正で最高値抜けも

 株価は、前期業績を上方修正した今年7月から騰げ足を速めて年初来高値5520円まで2200円高し、この上昇幅の3分の1押し水準まで調整したあと、月次売り上げが、今期に入った7月以降、2ケタ増と好調に推移していることなどから25日移動平均線水準を固める動きを続けてきた。PERは12倍台と割安であり、売り方の買い戻しも加わって最高値奪回から一段の上値追いが見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42 | 編集長の視点
2014年10月16日

【編集長の視点】N・フィールドは3連騰、株主優待制度導入で株式分割の権利取りが増勢

編集長の視点 N・フィールド<6077>(東マ)は、60円高の3680円と3日続伸して始まり、きょう16日の日経平均株価が、前日15日の米国ニューヨーク・ダウ平均株価の続急落で369円安と急反落するなか逆行高している。前日15日大引け後に株主優待制度の導入を発表、今年10月24日を基準日に実施する昨年8月の新規株式公開(IPO)以来2回目の株式分割の権利付き最終日の20日を前にした分割権利取りの買い物が増勢となることをサポートしている。前回の株式分割時に、権利落ち安値から同高値まで約9割高したことや、今年8月に今12月期通期業績を上方修正したことも見直されている。

■今年4月の前回の株式分割の権利落ち後に株価は約9割高

 株主優待制度は、同社株式の投資魅力を高め株主により中長期に保有してもらうことを目的にしており、毎年12月31日現在の1単元(100株)以上を保有している株主に2000円相当のオリジナルカードを贈呈する。

 一方、株式分割は、前回と同様に1単元当たりの投資金額を引き下げることによって投資しやすい環境を整え、同社株式の流動性の向上と投資家層を拡大することを目的にしており、10月24日割り当てで1株を2株に分割、権利付き最終日は10月20日に迫っている。今年4月30日を基準日に実施した前回の株式分割(1対5)では、株価は、分割発表から2万220円まで22%高して1万9200円で権利を落とし、権利落ち安値2513円から同高値4720円まで88%高、株式分割を勘案すると実質で今年3月につけた上場来高値2万2620円を更新した。今回も、この展開が連想され分割権利取りにつながっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 編集長の視点
2014年10月15日

【編集長の視点】スター精密は往って来いの25日線から業績上方修正を見直し割安修正で急反発

編集長の視点 スター精密<7718>(東1)は、36円高の1652円と4営業日ぶりに急反発して始まっている。同社株は、今年9月30日に今2月期第2四半期(2Q)累計業績を発表、その2Q累計業績と2月通期業績とを上方修正し、株価が年初来高値1807円まで買い進まれ、全般相場の急落とともに往って来いの調整となったが、25日移動平均線で下値を確認したとして割安株買いが再燃している。利益の上方修正幅は、2Q累計業績の方が、2月通期業績よりも大きいことから、期末にかけて再度、通期業績の上ぶれ余地があるとの期待や、前日14日の米国市場でインテルが、市場予想を上回る7〜9月期決算を発表して時間外取引で上昇したことでハイテク関連株人気が高まっていることも、サポート材料視されている。

■期初予想を上回る円安効果、欧州向け工作機械回復などが寄与

 業績上方修正のうち、2月通期業績は、期初予想より売り上げを21億円、営業利益、経常利益を各5億円、純利益を8億円引き上げ、営業利益は52億円(前期比99.5%増)、経常利益55億円(同70.8%増)、純利益44億円(同3.84倍)と大幅続伸し、純利益は、前期計上の特許権実施の和解金6億5000万円の特別損失が一巡、繰延税金資産を計上し税金費用が減少することからV字回復する。なお2Q累計の営業利益、経常利益の上方修正幅は、2月通期業績増額分を1億円〜5700万円オーバーした。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:51 | 編集長の視点
2014年10月14日

【編集長の視点】BS11は反落も連続増益業績・連続増配を手掛かり内需割安株買い余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本BS放送(BS11)<9414>(東2)は、10円安の922円と3営業日ぶりに反落している。前日13日の米国市場で、ニューヨーク・ダウ平均株価が、223ドル安と3営業日連続で大幅安となり、きょう14日の日経平均株価が、360円安と5営業日続落、フシ目の1万5000円台を下回ってスタートしたことから、同社株にも目先の利益を確定する売り物が先行している。ただ同社株は、今年10月8日に8月期決算を発表、前2014年8月期業績が、昨年3月の新規株式公開(IPO)時の予想業績を上ぶれて着地し、今2015年8月期業績も続伸を予想、さらに配当も、連続増配を見込んだことから今年9月3日につけた株式分割権利落ち後安値854円からの底上げを鮮明化しており、目先売り一巡後は引き続き内需関連の割安株が再燃する展開が想定される。

■制作番組を充実させるなどタイム収入、スポット収入とも続伸

 同社の前2014年8月期業績は、営業利益、経常利益がIPO時予想を1億4200万円〜1億7500万円上ぶれ、前々期比12.2%増収、24.2%営業増益、23.9%経常増益と続伸した。2011年7月の地上テレビ放送の完全デジタル化でBSデジタル放送の視聴可能世帯数が、全世帯の69.5%に高まった好事業環境下、中心視聴者のシニア層にターゲットを絞って今年4月の番組改編で、報道番組をリニューアルしてメインーキャスターに露木茂を起用したほか、新番組として女優の本上まなみの『すてきな写真旅〜一眼レフと旅に出よう〜』、倉本正弘プロによる『憧憬 大人のゴルフ旅』を放映、収益の4本柱の競馬、アニメ、韓国ドラマ、通信販売が好調に推移して、タイム収入が前々期比8.9%増、スポット収入が同25.8%増と伸び、番組制作費や番組購入費などを効率的にコント―ロール、認知度向上のための広告宣伝費の増加をカバーして続伸した。純利益は、固定資産除却損、上場関連費用、法人税等の増加で同6.2%減と減益となったが、配当は、上場記念配当2.5円を上乗せして12.5円とし、IPO時予想時の20円より株式分割(1対2)を勘案して実質増配した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | 編集長の視点

【編集長の視点】急落後の「ポスト・シーズン」相場では定番の単元価格低位の厳選銘柄に原点回帰投資妙味=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 「狼狽売りは慎め」、「絶好の買い場提供」とは、相場急落時のかつての兜町の常套フレーズであった。しかとした確信があるわけではないのだろうが、兎に角、市場を落ち着かせようと、半分は希望的な観測、あるいは呪文、おまじないみたいもので、大手証券各社の株式部長やカリスマ株式評論家などが示し合わせたようにコメントし合ったものである。

 しかし昨今は、この決まり文句がなかなか聞こえてこない。一つには、バブル相場崩壊後の底抜けに底抜けが続いた市場心理悪化の後遺症がいまだに尾を引き、二つには先物を売り建て、売り崩しておいてサヤを抜く不届き千万な輩が跋扈し、さらには米国のウォーレン・バフェットのような兜町のリーダー不足が長期化していることも背景かもしれない。ただ、今年10月に入っての相次ぐ株価急落時での常套フレーズの不発は、もっと直接的な要因が大きそうだ。これだけ揺さぶられ、振るい落されると、後ろから鉄砲を撃ち掛けられるようで、コメントしたくてもコメントし難い危うさがつきまとうからだ。

 まず米国株価は、ニューヨク・ダウ平均が、日替わりで今年最大の上げ幅で274ドル高したと思ったら、翌日には今年最大の下げ幅で334ドル安と揺さぶられた。しかも、この急反騰も急反落も株価材料はほぼ共通というのだから驚く。足元の東京市場でも、円安のメリットとデメリットについて、どうも安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁の間で温度差があるとして揺れ動き、また景気の現状認識でも、内閣府と日銀の間にすれ違いが生じているとして振り回されている始末である。IMF(国際通貨基金)までが、世界経済見通しを下方修正し、なかんずく日本の下方修正幅がもっとも大きいとなれば、揺さぶり、振るい落としのマグニチュードはさらに倍化するというものである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | 編集長の視点
2014年10月10日

【編集長の視点】ダイキアクシスは続落も決算発表を先取り上方修正業績・増配に再評価余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ダイキアクシス<4245>(東2)は、38円安の1080円と続落して始まっている。同社株は、今年10月6日に株式分割権利落ち後高値1189円まで買い進まれており、前日9日の米国市場でニューヨーク・ダウ平均株価が、334ドル安の今年最大の下げとなり、きょうの東京市場も、日経平均株価が、218円安と続急落してスタートしていることから、利益確定売りが続いている。ただ同社には、今年6月に今12月期業績の上方修正・増配を発表し、11月11日予定の今期第3四半期(3Q)決算発表時に再上方修正されるとの期待も底流しており、下値は逆張り余地を示唆している。8月豪雨や戦後最悪となった御嶽山の噴火災害などの大規模災害の頻発で、同社が展開する地下水を飲料にする上水事業も、関連思惑を高め支援材料に浮上する展開も想定される。

■大規模災害関連の上水事業は2Qに5件の新規供給を開始

 同社の今12月期業績は、期初予想より売り上げを4億円、利益を1億円〜6000万円引き上げ、売り上げ319億円(前期比3.7%増)、経常利益9億円(同30.7%増)、純利益5億3000万円(同31.4%増)と連続の過去最高更新が見込まれている。同時に上方修正された第2四半期(2Q)累計業績は、8月11日に発表されたが、利益が、この上方修正値を6700万円〜4000万円上ぶれて着地しており、3Q決算開示時の業績再上ぶれ期待につながっている。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 編集長の視点
2014年10月09日

【編集長の視点】フリークアウトは最安値から続伸、目先売りが一巡し下げ過ぎ訂正買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 フリークアウト<6094>(東マ)は、15円安と反落して寄り付いたあと55円高の4570円と続伸するなど、前日8日ザラ場につけた上場来安値4235円から底上げをしいる。7月23日以来中断していた新規株式公開(IPO)が、9月11日から再開されて新規IPO株に乗換える売り物が同社株にも続いて年初来安値まで突っ込んだが、この目先売りが一巡し、25日移動平均線からは20%超もマイナスかい離しているのは下げ過ぎとして同社の独自ビジネスモデルを見直し底値買いが増勢となっている。次期の2015年9月期業績が、大きく増益転換することが観測されていることも、底上げをサポートすると期待されている。

■関西支社業務開始などで2015年9月期業績にV字回復観測

 同社株は、今年6月24日に公開価格2000円でIPOされ、初日は買い気配のまま推移し、2日目に公開価格を3.5倍も上回る7000円で初値をつける高人気となり、前2014年9月期第3四半期(3Q)業績が、9月通期予想業績を上回って着地したことを好感して2度にわたるストップ高を交えて上場来高値8620円まで買い進まれた。

 この高人気は、同社の日本で初めて事業化した運用型のインターネット広告配信システムが手掛かりとなっている。同システムは、インターネット広告が、従来は広告枠として一括して取り引きされていたが、この「枠」を「人」に転換、広告が「人」に見られた瞬間のインプレッション(広告の閲覧行為)の発生とともに、0.05秒で来訪したユーザーの情報を分析、クライアント(広告主)に価値のあるインプレッションのみを入札制で自動売買、広告効果を最大化するDSP事業として事業化することを可能とした。同自動売買は、日本国内だけで秒間20万回の取引規模となっている。また、同社の強みであるビッグデータ解析技術を生かしてクライアントの自社サイトのアクセスデータ、広告配信データ、会員データ、購買デ―タなどを分析・解析するプラットフォームも提供している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:55 | 編集長の視点
2014年10月08日

【編集長の視点】OATアグリオは連日の最安値も業績下方修正要因は開示済みで突っ込み買いも一考余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 OATアグリオ<4979>(東2)は、43円安の2190円と3日続落し、連日の上場来安値更新となっている。同社株は、今年10月3日に今12月通期業績を下方修正、減益転換することを嫌って、株価がストップ安を交えて約26%の急落となり、きょう8日の日経平均株価が、米国ニューヨークダウの272ドル安の急続落を受けて251円安と全面安で始まったことでさらに売り増勢となりダメ押しをしている。ただ、同社の下方修正要因は、今期第2四半期(2Q)累計業績発表時の今年8月14日にすでに開示済みであり、織り込み済みとして下げ過ぎ訂正の突っ込み買いに一考余地がありそうだ。今期配当を55円と高配当を予定していることも、期末に向けて好配当利回り買いの再燃期待を高めよう。

■農薬登録の新評価制度導入で一部農薬製品が登録内容を変更

 12月期業績は、今年6月の新規株式公開(IPO)時の予想より売り上げを7億6900万円、営業利益を5億8700万円、経常利益を5億8200万円、純利益を4億2200万円それぞれ引き下げ、売り上げは112億3800万円(前期比3.5%増)、営業利益は6億6000万円(同6.9%減)、経常利益は6億3700万円(同14.2%減)、純利益は3億3400万円(同28.3%減)と増収減益となる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 編集長の視点
2014年10月07日

【編集長の視点】4℃は2Q業績が上ぶれ着地・過去最高も利益確定売りが先行して急反落

編集長の視点 4℃ホールディングス<8008>(東1)は、188円安の2041円と急反落して始まっている。前日6日大引け後に発表した今2月期第2四半期(2Q)累計決算が、期初予想を上ぶれ増益転換率を拡大して着地し、2Q累計業績として過去最高を更新したが、織り込み済みとして利益確定売りが先行している。同社株は、消費税増税後の小売り株が、「勝ち組」、「負け組」に2極化するなかで、「勝ち組」人気株として8月19日には年初来高値2460円まで買い上げられ、強弱感の対立から信用取組も、薄めながら0.37倍と売り長となっていた。

■「4℃」ジュリーが好調に推移しSPA事業の不採算店閉鎖も寄与

 2Q累計業績は、利益が期初予想を2億2600万円〜1億4200万円上回って前年同期比5.1%増収、19.2%営業増益、13.1%経常増益、18.8%純益増益となり、過去最高を更新した。宝飾品のエフ・ディ・シィ・プロダクツグループでは、主力の「4℃」ジュリーの既存店の好調推移や「4℃BRIDAL」、「canal4℃」の積極的は出店拡大などで売り上げ、営業利益とも過去最高を更新し、アパレルメーカー(SPA)事業のアスティグループや三鈴などの伸び悩みをカバーして好決算につながった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点
2014年10月06日

【編集長の視点】イビデンは安値更新、米国株急反発・円安も「リターン・リバーサル」買い不発で業績下方修正売り続く

編集長の視点 イビデン<4062>(東1)は、21円高の1754円と5営業日ぶりに急反発して寄り付いたあと、48円安の1685円と売り直され5月1日につけた年初来安値1701円を更新している。同社株は、9月30日に今3月期通期業績の下方修正を発表、減益転換率を悪化させたことがネガティブ・サブライズとなって窓を開けて約20%の急落となり、前週の東証第1部週間値下がり率のワースト1位となっており、前週末3日に米国市場でニューヨークダウが、208ドル高と急反発し、為替相場も、再び1ドル=109円台と円安となったことから、下げた株ほど良く戻るとする投資セオリーの「リターン・リバーサル」買いの再燃が期待されたが、高寄り後はなお手仕舞い売りが増勢となっている。信用取組は、売り長となっているが、売り方ペースの下値確認トレンドが続いている。

■2Q業績は上方修正も子会社立ち上げ費用増で3月通期業績を下方修正

 同社の今3月期業績は、パソコン用パッケージ基板や欧州乗用車市場向けのセラミック事業の順調な推移や円安に伴う為替差益の計上で第2四半期(2Q)累計業績を期初予想から上方修正したものの、3月通期業績は、逆にスマートフォン・タブレット端末向けのプリント配線板事業で下半期に計画していた子会社のイビデンエレクトロニクスマレーシアの第2棟の立ち上げ費用が計画以上に増加し、競合他社との競争激化で計画していた製品受注も困難になったとして下方修正した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】下げた株ほど良く戻る「リターン・リバーサル」の投資セオリー銘柄に敢えて再生可能エネ関連株をターゲット=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 何とも皮肉なものだ。安倍晋三首相が、「地方創生国会」と意気込んだ臨時国会が召集された途端に株価暴落である。もともとこの10月相場は、日米両市場とも日本では、10月から11月に福島県知事選挙、沖縄県知事選挙、米国では11月の中間選挙を控え、「選挙に株安なし」と「政治相場」色を強める展開が待望されていた。ところが、両市場とも暴落、前週末3日は米国ニューヨークダウが急反騰したものの、なお欧州経済の先行き懸念や地政学的リスクは尾を引いて、なかなか投票マインドを落ち着かせてくれず、政権与党に追い風とはなってくれていない。

 安倍内閣の「地方創生国会」にしても、これを投資家マインドからみると、折角、為替相場が、1ドル=110円台と約6年2カ月ぶりの円安となったものの、「円安=株高」の方程式が通用しなくなった。円安は、企業業績を押し上げるプラスの影響はあるものの、物価や原材料価格を上昇させて個人消費や中小企業、地方経済に打撃を与えるマイナスの影響が大きく、「地方創生」どころか「地方壊滅」につながりかねないと懸念され始めている。

 こうなると、安倍首相が臨時国会終了後に政治決断される来年10月からの10%への消費税再増税にも赤信号が点滅しかねない。安倍政権としては、なりふり構わないテコ入れが不可欠になるはずだ。手っ取り早いのは、株高による投票マインドの一新である。2012年11月からの「アベノミクス相場」の発進も、株高が起爆剤になっている。「官製相場」、「御用金相場」の再来期待が高まるはずで、黒田日銀の追加金融緩和策が、円安要因にもなるだけに、経済対策のほか、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用改革前倒しなどに株式市場対策に望みをつなぐことになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点
2014年10月03日

【編集長の視点】ヨネックスは続落後に小反発、「第2、第3の錦織圭」続出で業績期待高めて割り負け株買いが交錯

編集長の視点 ヨネックス<7906>(東2)は、5円安の981円と4日続落して寄り付いたあと、3円高と買い直され小反発している。9月8日に錦織圭選手が、日本男子選手として初めて今年9月8日の全米オープンテニス大会の決勝戦に進出したことで関連人気を高めてストップ高し高値を更新、その後、1000円大台出没を続け、利益確定売りが先行した。

 ただその全米オープン後も、アジア大会の男子テニスでは、西岡良仁選手が40年ぶりに金メダルを獲得、現在、国内で開催中の楽天ジャパン・オープン大会でも、伊藤竜馬選手が、第1シードで全豪覇者・世界ランク4位のワウリンカ選手を破る大金星を上げるなど「第2、第3の錦織圭」が続出し、錦織選手自体も、順調にジャパン・オープンを勝ち上がって、10月5日には決勝戦が予定されるだけに、テニスブーム再来を先取り、下値には割り負け株買いも交錯している。錦織選手のスポンサー企業となっているファーストリテイリング<9983>(東1)が、前日発表の9月月次売り上げの大幅続伸で株価が急続伸していることも、側面支援材料として意識されている。


■硬式テニスラケットにヒット商品が生まれるなど連続増益を支援

 日本のテニス人口は、日本テニス協会の調査では2012年時点で373万人と10年前の423万人から長期的減少傾向にあり、テニス用品市場も、国内出荷額が、バブル景気末期(1991年)の直近ピ−ク1051億円から541億円に半減した。テニス人口のうち若年層は、テニスの人気マンガ「テニスの王子様」効果で一時、増加したものの、同マンガの連載が2008年に終了したこともあって、減少傾向に拍車を掛けた。それだけに今回の錦織圭選手や西岡良仁選手、伊藤竜馬選手と日本選手の活躍が続くことは、テニスブーム復活の引き金になるとも期待され、楽天ジャパン・オープンの10月5日の決勝戦で錦織圭選手が優勝することにでもなれば、一段と盛り上がることになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 編集長の視点
2014年10月02日

【編集長の視点】日フイルコンは高値を射程圏、業績上方修正で減益転換率を縮め割安修正買い増勢

編集長の視点 日本フイルコン<5942>(東1)は、8円高の490円と4日続伸し、1月16日につけた年初来高値500円を射程圏に捉えている。きょう2日の日経平均株価は、前日のNYダウの238ドル安の急続落が響いて225円安と3日続落してスタートしているが、そのなかで同社が、前日1日の大引け後に今11月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、11月通期業績の上方修正を発表、期初予想の減益転換率が縮小することを評価した割安修正買いが増勢となっている。上方修正された11月通期業績も、3Qの高利益進捗率業績からみればなお控えめな数値で、前期業績と同様の再上方修正期待も高めている。

■アジアを中心とした海外市場での積極的な拡販活動が奏功

 11月通期業績は、期初予想より売り上げを5億円、営業利益を2億円、経常利益を3億円、純利益を1億円それぞれ引き上げ、営業利益は10億円(前期比15%増)と続伸し、経常利益は12億円(前期比4.8%減)、純利益は9億円(同20.7%増)と減益転換率を縮める。産業用機能フィルター・コンベア事業では、国内紙・パルプ業界向けが依然として低迷したが、不織布製造網を含めアジアを中心として海外市場で積極的な営業活動を展開するとともに、高機能吸着剤分野では、金属吸着カートリッジフィルターやにおい吸着繊維を拡販、電子部材・マスク事業でも、マスク分野でパワー半導体向けMEMS関連などの非半導体分野で積極営業活動を継続、同事業の営業利益が、3Qに前年同期の1億100万円の赤字から1600万円の黒字に転換したことが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 編集長の視点
2014年10月01日

【編集長の視点】太洋物産は3Q減益業績を織り込み極低位値ごろ割安株買いが再燃し反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 太洋物産<9941>(JQS)は、2円高の135円と反発して始まり、5月21日につけた年初来安値103円からの底上げの動きを強めている。今年8月12日に今9月期第3四半期(3Q)の2ケタ減益転換業績を発表したが、9月通期業績対比では高利益進捗率を示したことで織り込み済みとして、下げ過ぎ期待の極低位値ごろの割安株買いが再燃している。同社が新ビジネスとして注力中のメキシコ産豚肉で、輸入規制緩和が政府間で検討されていることも、側面支援材料視されている。

■円安による仕入価格上昇が響くが9月通期業績対比では高利益進捗

 3Q業績は、売り上げが、前年同期比13.4%増と増収転換し、経常利益が、同53.5%減、純利益が、同58.1%減とそれぞれ減益転換したが、前々同期の赤字からは黒字をキープした。特定分野・アイテムのスペシャリストを任ずる貿易商社として、食料部では、鶏肉が比較的順調な市場価格の維持で取扱数量・売上高とも堅調に推移、牛肉も、外食向けの加工原料の需要が根強く連続増収となり、営業開拓部では、中国向けの産業用車輛の伸び悩みを船舶部品の回復やエンジン・車輛部品の堅調推移、化学品のインド向け輸出などでカバーして42.9%増と増収転換したが、国際価格の上昇や円安などによる仕入価格の上昇、価格転換の遅れなどから減益転換した。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:34 | 編集長の視点
2014年09月30日

【編集長の視点】ヴィンクスはもみ合いも1Q好決算を見直して下値に割安修正買いが継続

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ヴィンクス<3784>(JQS)は、29円安と安寄りしたあと24円高の1130円と切り返して急反発するなど、前日終値を挟むもみ合いを続けている。前週1週間でストップ高を交えて短期5割高を演じただけに利益確定売りが交錯しているが、下値には8月6日に発表した今3月期第1四半期(1Q)の2ケタ増益業績を見直し割安修正買いも続いている。同社と関連取引が多いイオン<8267>(東1)が、ダイエー<8263>(東1)を完全子会社化すると発表したことも、引き続き同社の関連ビジネスの拡大につながるとして思惑材料となっている。

■大手小売業グループ向けの「オムニチャンネル」ビジネスが好調

 1Q業績は、前年同期比0.5%増収、87.6%経常増益、87.3%純益増益と大きく伸びた。情報サービス産業では、同社が主要分野としている流通・サービス業で顧客のIT投資意欲が改善されつつあり、大手総合小売業グループ向けを中心に既存特定顧客への深耕を図るとともに新規特定顧客獲得へ積極的な提案活動を実施、大手小売業が、強化している実店舗、オンラインストア、通販サイト、テレビ通販、ソーシャルメディアなどのいずれの販売チャンネルでも同じように商品を購入できる「オムニチャンネル」関連ビジネスに注力し、グローバル戦略でも、大手総合小売業グループの中国・アセアン地域展開に関して、今年6月末にカンボジア現地法人の1号店オープンに向けITサポートを全面的に引き受けたことなどが要因となった。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 編集長の視点
2014年09月29日

【編集長の視点】外国人観光客向け免税ビジネス株は「地方創生」関連の露払い役として国内投資家も「おもてなし」高=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 きょう29日に召集された臨時国会での安倍改造内閣の重点政策といえば、所信表明演説で強調するとすでに伝えられている「女性が輝く社会実現」と「地方創生」である。女性の活躍推進策については、安倍首相が、わざわざ米国ニューヨークの国連総会にまで出張って夫唱婦随で新経済成長戦略になることを大々的にアピールし、地方創生についても、来月10月26日投開票の福島県知事選挙、11月16日投開票の沖縄県知事選挙、さらに来春の統一地方選挙での必勝を期して力が入ることになる。

 臨時国会での議論の活発化につれ、女性活躍推進策に関しては子育て支援関連株や女性管理職登用に積極的な「なでしこ銘柄」などへ買いが拡大されることが見込まれる。また地方創生では、これからどのような活性化策が打ち出されるか、安倍首相の次期後継者として呼び声の高い石破茂地方創生相のお手並み拝見として関連株模索が続くはずだ。

 しかし、この2つの重点政策だけで相場全般をさらに押し上げると想定するにはやや無理がある。やはり一段の円安に伴う企業業績の上方修正、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用改革、さらには日銀の追加金融緩和策などの合わせ技、力技があってはじめてイスラム国やウクライナの地政学リスク懸念などをカバーし、市場参加者の市場信頼性が高まる。臨時国会中の株高が実現すれば、先行きの景気不安、デフレマインドも大きく後退し、臨時国会閉会後に政治決断する安倍首相の来年10月の消費税再増税も、スムーズに運ぼうというものである。いわば安倍首相が所信表明演説で言及する2つの重点政策は、10月相場の露払い役として位置付けられるだろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】BS11は小幅続落も下値には3Q好決算を見直す割安修正買いが根強い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本BS放送(BS11)<9414>(東2)は、6円安の893円と続落して始まっている。今年9月3日につけた株式分割権利落ち後安値854円から927円まで底上げし目先の利益を確定する売り物が続いている。ただ下値には、今年7月11日発表の2014年8月期第3四半期(3Q)の好決算を見直し、目下集計中の8月通期業績の上ぶれ着地を期待して割安株買いが根強く交錯している。

■3Q業績が高利益進捗し8月通期業績の上ぶれ観測も強まる

 同社は、「心に響くBS11」を経営理念に『ゆっくり』見られる上質な教養・娯楽番組と『じっくり』掘り下げる報道・情報番組を提供、中心視聴者は、男性では50代以上が約36%、女性が約41%とシニア層が中心となっている。収益の柱は、この中心視聴者層をターゲットとする競馬、アニメ、韓国ドラマ、通信販売の4本となっており、BSデジタル放送の視聴可能世帯数が、2011年7月の地上テレビ放送の完全デジタル化で69.5%に高まり、衛星メディアの広告費も、年率11%と地上テレビの成長率を上回って伸びる事業環境下、変動費が地上テレビを下回るコスト構造の優位性や自社制作番組編成の精度アップ、認知度向上のため効率的な広告宣伝活動などが相乗して好業績が続いている。

 3Q業績は、売り上げ57億6100万円、経常利益13億900万円、純利益9億9300万円で着地し、四半期決算が初作成となるため前年同期との比較はないが、今年3月の新規株式公開(IPO)時に予想した8月通期業績に対する利益進捗率は、87〜82%と目安の75%を上回った。目下集計中で来月10月に発表予定の2014年8月通期業績は、IPO時の予想に変更はなく売り上げ78億円(前期比11.2%増)、経常利益15億円(同10.9%増)、純利益12億円(同9.3%減)と見込んでいるが、このため上ぶれ着地期待を高めている。東洋経済会社四季報最新号では、経常利益を16億5000万円、純利益を13億円と観測しており、この業績期待を側面支援している。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点