[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (10/24)【編集長の視点】コマツは3日続落、キャタピラーの決算悪にADR急落も重なり売り増勢
記事一覧 (10/24)【編集長の視点】サンワカンパニーは初決算発表に期待高める、下値固め進み上放れ近い
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】モブキャストはスマホゲームのグローバル展開が急騰特性を刺激し急反発
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】日本電産は高値更新、業績再上方修正で最高純利益を伸ばし増配もオン
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】村田製作所は反落スタート、アップル関連株は新型iPad発売も材料出尽くし感
記事一覧 (10/23)【編集長の視点】イーピーミント連続ストップ高交え急伸、14年9月期に期待
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】省電舎は連日のストップ高、環境省ファンド関連人気とIPO株大化けが相乗
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】KOAは2Q業績が上ぶれ着地、V字回復を鮮明化して割安修正で5連騰
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】新規上場のシステム情報は買い気配値アップ、IPO36連勝で類似の既上場株の注目度もアップ
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】業績相場はスタートするのかしないのか?初動段階で先駆実績のある証券株に打診買いも=浅妻昭治
記事一覧 (10/22)【編集長の視点】キリン堂は下値固め最終場面、中国での展開が加速
記事一覧 (10/18)【編集長の視点】エナリスは最高値追いを電力小売全面自由化の改正法案提出が支援
記事一覧 (10/18)【編集長の視点】未来工業は業績上方修正で17年ぶりに最高純益に肉薄し株価も高値肉薄
記事一覧 (10/18)【編集長の視点】イオンは続伸、小売業初のREIT上場承認も関連株は高安マチマチで反応限定的
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記事一覧 (10/17)【編集長の視点】小松ウオールは7連騰、2Q業績が上ぶれ着地し下げ過ぎ訂正買いが増勢
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記事一覧 (10/16)【編集長の視点】キーコーヒーは小反落も1Q高利益進捗率業績を見直して決算期待が底流
2013年10月24日

【編集長の視点】コマツは3日続落、キャタピラーの決算悪にADR急落も重なり売り増勢

<マーケットトーク>

編集長の視点 コマツ<6301>(東1)は、88円安の2283円と3日続落して始まっている。前日23日の米国市場で、建設機械大手のキャタピラーが、7〜9月期決算を発表、減収減益で着地し2013年通期業績見通しも下方修正する決算悪となって、株価が6%超安と売られ、コマツのADR(預託証券)も、前日の東京市場の終値に対して62円安(円換算値)と急落したことから、10月28日発表予定の同社の今3月期第2四半期(4〜9月期、2Q)累計業績への懸念を強めて売り増勢となっている。

 キャタピラー関連株では、同じ建設機械大手の日立建機<6305>(東1)も、キャタピラーの決算悪・株価下落の影響で81円安の2103円と3日続落している。同社も、10月28日に今期2Q累計決算の発表を予定している。

 キャタピラーの7〜9月期業績は、売り上げが134億ドルと前年同期より18%減少し、1株利益も1.45ドルと同じく2.54ドルからダウンした。鉱業向けの鉱山機械需要が軟調に推移し、アジアの落ち込みも響いたもので、アナリスト予想平均の市場コンセンサスの売り上げ145億ドル、1株利益1.67ドルを下回った。今期通期見通しも、売り上げを7月予想の560〜580億ドルから550億ドル、1株利益も6.50ドルから5.50ドルにそれぞれ引き下げ、1株利益は、市場コンセンサスの6.19ドルを下回る。

 コマツの業績は、今3月期業績の増収増益転換を予想、7月に開示した今期第1四半期(1Q)決算も増益転換して着地したものの、1Q利益の3月通期業績対比の利益進捗率が、17〜20%と目安の25%に未達となった。このため株価も、2091円と4月につけた年初来安値2004円目前まで売られ、中国景気の減速懸念で下値もみ合いが続き、足元では、このところ発表される中国の経済指標も持ち直しとともに2300円台までリバウンドしてきた。日立建機ともども、28日発表の2Q累計決算の動向が、大きな株価分岐点となりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:57 | 編集長の視点

【編集長の視点】サンワカンパニーは初決算発表に期待高める、下値固め進み上放れ近い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サンワカンパニー<3187>(東マ)は、今年9月13日に公開価格950円で新規株式公開(IPO)され、上場初日は買い気配のまま推移し、上場2日目に3500円で初値をつけ上場来高値3750円まで買い進まれる高人気となった。このIPO人気後は、同安値2450円まで調整、2600円台を固める動きを続けているが、11月14日にはIPO後の初決算となる9月期業績の発表を予定しており、連続の最高純利益更新が予想されることから、同社独自のビジネスモデルを再評価し直近IPO株人気が再燃する可能性が強い。下値対応で報われよう。

 同社は、建築資材のインターネット通信販売事業を展開しているが、同事業は、建築業界の従来型のサプライチェーンに大きな風穴を開けている。従来型では、流通工程が長く複雑でコスト増構造となり、価格も商流により変化して透明化されていない欠点があるが、同社が推進するサプライチェーンでは、メーカーから仕入れて、商流や購入量の大小にかかわらずワンプライスでネット販売し、価格の透明性を確保するとともに、同一の建築資材の価格を40%〜70%もコストダウンして販売することを可能としている。このため、建築主(施主)が、自ら材料を調達し施工業者に施工のみを依頼する「施主支給」も可能としており、高品質・ローコストでの建築実現に貢献している。

 業績も、このネット販売に全国に4カ所展開しているショールーム効果も相乗して好調に推移、目下集計中の前2013年9月期業績は、売り上げ55億1800万円(前期比18%増)、経常利益3億円(同20%減)、純利益2億400万円(同16%増)と予想している。続く2014年9月期業績も、今年12月に福岡ショール−ムの建設に着工、来年4月に竣工予定にあることなどから続伸が予想される。東洋経済会社四季報秋号は、純利益を2億4000万円と観測、連続して過去最高を更新する計算になる。

 IPO市場は、昨年12月以来、同社株を含めて36銘柄連続で初値が公開価格を上回る高人気・連勝記録が続いており、同社の好業績・好実態を見直し直近IPO株人気が再燃しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:16 | 編集長の視点
2013年10月23日

【編集長の視点】モブキャストはスマホゲームのグローバル展開が急騰特性を刺激し急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 モブキャスト<3664>(東マ)は、54円高の2044円と3日ぶりに急反発している。同社株は、今年8月にオランダのモバイルゲームディスリビューター・ブースターメディア(アムステルダム)と業務提携してストップ高を交えて株式分割権利落ち後高値2500円まで急伸し、ほぼ往って来いの調整安値から韓国での新作ゲームの大量投入報道で、再度、ストップ高を演じており、急騰特性再現期待を強めて下値買いが再燃している。ただ高値後は、利益確定売りも交錯し前日終値を挟むもみ合いに変わっている。

 ブースターメディアとの業務提携は、同社の本格サッカーゲーム「モバサカ」を欧州、ブラジルを中心に世界約25カ国で100以上のゲームチャンネルを運営、月間アクティブユーザーが500万人以上となるブースターメディアに配信、グローバル展開を加速させることを狙いとしている。「モバサカ」は、今年3月末からサービスを開始し、会員数はすでに60万人を突破、日韓合計の会員数は、90万人超となっており、来年のブラジルワールドカップに向け会員数の拡大を図る。

 一方、韓国での新作ソフト投入は、10月6日に観測報道されたもので、これまで同社のゲーム配信は「モバサカ」一本だけだったが、自社の配信基盤を使用して他社製品を含めて50本を投入し、このタイトル増加により会員数を100万人に増加させるとされた。国内でも「モバサカ」のテレビCMの放映が続いており、日韓での会員数の増加を期待させる。

 株価は、株式分割(1対2)発表で4385円の戻り高値をつけて3275円で権利を落とし、落ち後安値から8月のストップ高で落ち後高値2500円をつけ、10月のストップ高で25日移動平均線水準を上放れた。急騰特性再発揮を期待し下値は妙味が大きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本電産は高値更新、業績再上方修正で最高純利益を伸ばし増配もオン

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本電産<6594>(東1)は、400円高の9160円と急反発し、10月21日につけた年初来高値8930円を更新している。前日22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、今年7月に続く3月通期業績の再上方修正と中間配当の増配を発表、3期ぶりの過去最高純利益更新の更新幅を拡大、純利益は、市場コンセンサスをやや下回ったが、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して191円高(円換算値)と急反発したこともサポートし主力株買いが増勢となっている。

 3月通期業績は、7月の上方修正値より売り上げを300億円、税引前純利益を50億円、純利益を15億円それぞれ引き上げ、純利益は、550億円(前期比6.8倍)と大きく続伸し、2011年3月期の過去最高(523億3300万円)を更新する。ただ市場コンセンサスは約44億円下回る。2Q累計利益が、7月の上方修正値を44億4100万円〜26億300万円上ぶれて着地したことを踏まえて通期業績を再上方修正した。

 2Q累計業績は、ビジネスポートフォリオの転換と拡大を加速させ、売り上げが初の4000億円突破と過去最高を更新、前期後半に断行した収益構造と増収効果に、為替レートが、対ドルで前年同期比19.44円、対ユーロで同29.36円のそれぞれ円安となった増益効果など加わり上ぶれ着地につながった。2Qの中間配当は、期初予想の40円を45円に引き上げ、年間90円(前期実績85円)に増配する。

 株価は、今期業績のV字回復予想で窓を開けて7500円をつけ、7月の業績上方修正でも窓を開けて8210円と急伸、10月17日に子会社の日本電産コパル電子<6883>(東1)が、今期業績の上方修正を発表したことから同社業績への連想を強めて上値を伸ばした。投資採算的には割安感は小さいが、主力株人気を高めて2010年4月以来の1万円大台奪回も射程に入れよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 編集長の視点

【編集長の視点】村田製作所は反落スタート、アップル関連株は新型iPad発売も材料出尽くし感

<マーケットトーク>

編集長の視点 村田製作所<6981>(東1)は、120円安の7720円と3日ぶりに反落してスタートしている。前日22日に米アップルが、新型のタブレット型携帯端末「iPad」の発売を発表したが、アップル自身の株価が、材料出尽くし感から反落したことも響き、村田製の株価にも、利益確定売りが先行している。

 アップル関連株は、TDK<6762>(東1)が、50円安の4190円と続落し、日東電工<6988>(東1)が、330円安の5400円と3日ぶりに急反落、太陽誘電<6976>(東1)は、14円高の1306円と6営業日続伸して始まったが、寄り付き高後は上値が重くなるなど、いずれも利益確定売りに押されている。

 村田製は、スマートフォン向けの積層セラミックコンデンサーでは世界トップで、表面波フィルターでも世界高シェアを握り、スマホやタブレット型携帯端末の世界的普及で7〜9月期の受注額が、前年同期比29%増の2300億円となり四半期ベースで過去最高を更新したと、前日22日に観測報道されたばかりである。アップルの発表した新型「iPad」は、最軽量の「iPad Air」と小型版の「iPad mini」の2機種で、うち「iPad Air」は、販売価格を499ドルからとして、中国を含む数カ国で11月1日に発売、クリスマス商戦の目玉商品とする。村田製の関連部品の需要増加、業績期待を高めている。

 同社の今3月期業績は、第1四半期(1Q)業績がV字回復して着地しており、第2四半期(2Q)累計純利益も、330億円(前年同期比2.1倍)とV字回復が予想されており、10月31日の2Q累計決算発表で実績が、期初予想をどの程度上回るか注目されることになる。

 株価は、今期業績のV字回復予想で年初来高値8860円をつけたあと調整期入りとなり、調整安値6700円から今期1Qの好決算で7370円、アップルの新型iPhone発売で7610円の高値をつけ下値を切り上げてきた。目先売り一巡後に一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】イーピーミント連続ストップ高交え急伸、14年9月期に期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 イーピーミント<6052>(JQS)は、今年10月2日につけた株式分割(1対2)の権利落ち後安値1163円から2日間の連続ストップ高を交えて同高値1765円まで5割高して、このとき開けた窓埋めをほぼ終了しており、11月6日予定の9月期決算発表で、今2014年9月期業績への期待を高め再騰展開を窺っている。急騰習性の再発揮思惑を強めよう。

 同社の目下集計中の前2013年9月期業績は、今年4月に下方修正され前期比0.4%減収、61%経常減益、54%純益減益と前期の過去最高からの減益転換が予想されていた。がん領域などの難易度の高い案件は堅調に推移したが、生活習慣病などのクリニック主体の大型案件が減少傾向にあり、今後の開発動向、新規案件の受注に備えて前倒しで治験コーディネーターなどを増員して売上原価率が上昇したことなどが要因となった。

 これに対して来2014年9月期業績は、前期の受注が上期比で下期に増加に転じており、前期に増員した治験コーディネーターの上乗せ効果が表面化することなどで増収増益転換が予想されている。東洋経済会社四季報秋号では、純利益を3億4000万円と観測、前期推定純利益1億7500万円に対して94%増とV字回復する計算となる。

 株価は、株式分割の権利を2490円で落とし、分割落ち後安値は落ち後の理論価格を下回って下げ過ぎとして理論価格をクリア、中段固めを続けている。来2014年9月期業績観測ベースのPERは15倍台と割安となるだけに、再騰先取り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:46 | 編集長の視点
2013年10月22日

【編集長の視点】省電舎は連日のストップ高、環境省ファンド関連人気とIPO株大化けが相乗

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 省電舎<1711>(東マ)は、300円高の1331円と前日に続きストップ高し、変わらずを含めて6営業日続伸し株式分割落ち後の高値を連続更新している。10月4日に環境省が創設したグリーン・ファンドから同社が参画しているバイオガス発電事業に第1号として出資が決定したことから、ESCO(削減保証型エネルギーサービス)株人気を高めており、同事業の主体となり、10月8日に新規株式公開(IPO)されたエナリス<6079>(東マ)が、連続のストップ高で上場来高値追いとなり、きょう22日も、379円高の2578円と公開価格280円に対して9.2倍と大化けする高人気が続いていることも、相乗効果を発揮している。

 グリーン・ファンド(地域低炭素投資促進ファンド)は、2050年までに温室効果ガスを大幅削減し、低炭素社会を創出するには巨額の追加投資が必要で、この民間資金による投資の呼び水にする出資・利子補給事業を実施するため創設されたもので、今年度は14億円の予算が計上された。この第1号として大手飲料メーカーの受託製造会社である日本キャンパック(東京都千代田区)の群馬工場の食品残渣を活用したバイオマス発電事業が、1億円の出資を受ける。

 同事業は、出力420キロワットのプラント保有と発電を行うエナリスDEバイオガスプラント(東京都足立区)が、最大出資者のエナリスを通じて特定規模発電事業者の群馬コミュニティ電力に売電するもので、省電舎は、このための投資事業有限責任組合に出資するとともに、省電舎の連結子会社のドライ・イー(東京都港区)が、プラントの設計・建設を担当するなど結び付きが強い。低炭素化プロジェクト推進のためには、2030年までに135〜163兆円の追加投資が必要との報告書も出ており、出資第1号に決定したことから、同社のビジネス・チャンス拡大につながるとして評価された。

 株価は、今年8月に株式分割(1対200)が発表され、単元株式数を100株とする単元株制度も採用されることから、投資単位が実質で2分の1になるとして歓迎して12万8900円と買い進まれて、分割権利を落とし、落ち後安値から前日21日のストップ高を含めてきょう22日の高値まで2.4倍化した。エナリスの大化けにはなお後塵を拝しており、両社で株価シナジー効果を高めて上値追いが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 編集長の視点

【編集長の視点】KOAは2Q業績が上ぶれ着地、V字回復を鮮明化して割安修正で5連騰

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 KOA<6999>(東1)は、57円高の1053円と5営業日続伸している。東証第1部値上がり率ランキングのトップ20にランクインする高人気となっている。前日21日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、今年7月に開示した予想値を上ぶれて増益転換率を大きく伸ばしたことを評価して割安修正買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、利益が7月の予想値を2億6000万円〜1億9100万円上ぶれて前年同期比14%増収、2.7倍経常増益、3.0倍純益増益とV字回復した。為替の円安効果とともに、エアコン・空気清浄機などの家電製品や、スマートフォン、タブレット型端末向けの電子部品の需要が増加してPC関連、液晶テレビ向けの低迷をカバー、高付加価値製品の拡販で自動車や産業機器向けに売り上げを伸ばし、引き続きコストダウンを進めたことなどが寄与した。

 同社の業績予想は、次の四半期業績の見通しのみを開示することを基本としており、第3四半期(3Q)累計業績も増収増益転換を予想、経常利益を29億円(前年同期比81%増)、純利益を21億3000万円(同87%増)としている。

 株価は、前期業績の上ぶれ着地に今期第1四半期業績のV字回復予想も加わって年初来高値1171円まで買い進まれ、全般相場急落とともに785円まで調整、1Q業績の上ぶれ着地で1000円台を回復、足元は、調整幅の半値戻し水準でもみ合っている。3Q純利益の9カ月の1株利益ベースでもPERは18倍台と割安で、PBRも0.7倍と割り負けており、高値奪回から次の上値フシとして2007年11月高値1222円が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のシステム情報は買い気配値アップ、IPO36連勝で類似の既上場株の注目度もアップ

<マーケットトーク>

編集長の視点 システム情報<3677>(JQS)が、きょう22日にジャスダック市場(スタンダード)に新規株式公開(IPO)された。公開価格は740円、公開株式数は69万株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時32分現在、公開価格を111円、15%上回る851円買い気配で売り買い差し引き約176万株と公開株式数を上回る大量の買い物を集めている。このまま公開価格を上回って初値をつけると、IPO株は、昨年12月20日以来、初値が公開価格を上回ってつける(勝ち)「負けなし」の36連勝となる。

 受託ソフトウェア開発の情報サービス業として品質保証のための世界標準のCMMIを達成し、プロジェクト管理の国際標準的な資格のPMPも社員の3分の1が取得、売り上げの7割が、NTTデータ<9613>(東1)などの業界大手で占められている上に、公開価格がPER9倍台と割安で、資金吸収額も5億円超と小規模に止まることなどが、買い評価されている。2013年9月期業績は、売り上げ42億2900万円(前期比4%増)、経常利益3億1000万円(同10%増)、純利益1億6500万円(同18%増)、1株利益76.4円と予想している。

 IPO株36連勝の高人気化のなかで、ここ1〜2年と違って目立っているのが、IPO株に類似の既上場会社への人気波及である。とくに電力調達・運用コスト削減サービスを展開するエナリスの10月8日のIPOから際立っているもので、同業態の省電舎<1711>(東マ)グリムス<3150>(JQS)などがともにストップ高し、メディアドゥ<3678>(JQS)の11月20日IPO承認では、同じ電子ブック株のイーブックイニシアティブジャパン<3658>(東マ)パピレス<3641>(JQS)が急騰、M&Aの仲介事業のM&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東マ)の上場承認では、同業態の日本M&Aセンター<2127>(東1)GCAサヴィアン<2174>(東1)がツレ高した。

 今年2013年のIPO株は、すでにきょう22日上場のシステム情報を含めて32銘柄と昨年2012年の年間46銘柄の76%に達し、すでに上場承認の11月の4銘柄を含めて年内になお30銘柄がIPOされ、12月はIPOラッシュになると観測されているだけに、IPO承認とともに値上がりする類似既上場株へのウオッチは怠れないことになりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】業績相場はスタートするのかしないのか?初動段階で先駆実績のある証券株に打診買いも=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・センサー】

編集長の視点 「塞翁が馬」ではないが、何が幸いするか分からない。米国の債務問題を巡る与野党協議の紛糾である。政府機関が一部閉鎖され、債務不履行(デフォルト)の懸念も強まったが、期限ギリギリで与野党合意が成立したことでことなきを得た。暫定予算は、来年1月15日まで、債務上限の引き上げは同2月7日までとする合意で、「時間稼ぎ」、「問題先送り」と冷ややかに論評されているが、おかげでFRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和策の縮小も大幅にズレ込むことになった。

 新任のイエレンFRB議長の来年2月の就任も加わって、緩和縮小の開始時期は年明け後、あるいは債務上限問題が蒸し直される2月以降となることがほぼ確実になったわけで、新興国やリスク資産からのリスク・マネーの流出懸念も後退して、世界的な株高が続くことになった。そして、回りを見回すと日米で7〜9月期決算の発表時期が重なり、業績相場展開への期待も高まってきた。

 それで記憶に蘇えるのが、昨年同時期の相場展開である。3月期決算会社の第2四半期累計(4〜9月期、2Q累計)決算が発表された昨年10月から11月にかけて、わが東京市場では、株価はどう動いたかということである。11月14日に野田佳彦前首相が、衆議院の解散・総選挙を表明したことを号砲に「アベ・トレード」がスタートした時期となる。日経平均株価は、当日の8676円から翌年5月の1万5942円まで駆け上がり、実に83%高の大化けを演じた。

 前3月期2Q累計決算そのものは、なお円高が進行するなかで業績下方修正などが続いて相場環境として芳しいものではなかったが、その疑心暗鬼のなか初動段階では、不動産株、倉庫株、さらに証券株にまず打診買いが入り、この銘柄群が、年末の衆議院選挙で自民党が圧勝したこともフォローして1回転に成功したことが、その後の相場全般の大幅底上げにつながった。

 さて今週から始まる今期の2Q累計決算発表では、どのような業績相場がスタートして「アベ・トレード」の第2段ロケットが打ち上げられるのか?もちろん、業績を上方修正する主力株を中心にするオーソドックスな業績相場展開の可能性は強い。ただ前週末18日に2Q累計業績に続いて今期通期業績を上方修正した安川電機<6506>(東1)が、週明けの21日に市場コンセンサスに未達として続落するなど、期待をやや裏切った。今週も、きょう22日に日本電産<6594>(東1)や24日に信越化学工業<4063>(東1)が、2Q累計決算の発表を予定しており、この主力株の業績・株価動向が、全般相場をリードして方向感を決めてくれるのか、安川電と同様に空振りに終わるのか注目されることになる。

 そこでである。主力株の業績相場が、しっかりスタートするのか、それとも期待外れに終わるのか、試金石セクターとして打診買いしてみたいのが証券株である。昨年の「アベ・トレード」の初動段階では、先駆セクターとして市場参加者に「勝ち癖」をつけた銘柄である。第2段ロケット発射でも、再度の出番を期待してみたいのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】キリン堂は下値固め最終場面、中国での展開が加速

<銘柄ウオッチ>
 
編集長の視点 キリン堂<2660>(東1)は、今2月期純利益が、前期計上の特別損失計上による節税効果の一巡で減益転換予想にあることが響いて年初来高値790円から610円まで調整、足元で25日移動平均線水準での下値固めが最終場面となっており、中国でのドラッグストア2号店開店などをテコに割安修正に再発進する様相を強めている。業績も、純利益が減益転換するものの、営業利益、経常利益は、国内の積極的な出店策やプライベート(PB)商品の強化で2ケタ増益を予想しており、好業績実態がフォローしよう。

 同社は、昨年9月に設立した中国合弁会社を通じて同12月に中国・常州市にドラッグストア1号店を新規出店したのを皮切りに、中国での展開策を加速させている。今年4月に同合弁会社を100%子会社化するとともに、9月にはITモバイルを活用した美容ポータルサイト運営支援、Eコマース運営、小売業、卸売業を営む持株会社「BEAUNET」の第三者増資を引き受けて持分法適用会社とした。巨大市場の中国での展開には日本の化粧品の品揃えは不可欠であり、同持分法適用会社の化粧品の小売りノウハウの導入など相互にシナジー効果を高めることを狙いとしている。さら9月28日には、江蘇州蘇州市のショッピングセンター内にドラッグストア2号店を新規出店した。

 国内でも、今期は前期の10店舗に続き11店舗の新規出店を計画、関西地域の小商圏でのドミナント深耕を図る。このため今2月期業績は、第2四半期累計業績が、天候不順のためにやや伸び悩んだが、通期業績は、期初予想通りに営業利益22億3000万円(前期比15%増)、経常利益25億9000万円(同15%増)と続伸を見込んでいる。

 株価は、PER9倍台、PBR0.6倍、配当利回り3.0%と割安であり、リバウンドの拡大が有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | 編集長の視点
2013年10月18日

【編集長の視点】エナリスは最高値追いを電力小売全面自由化の改正法案提出が支援

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エナリス<6079>(東マ)は、今年10月8日に公開価格280円で新規株式公開(IPO)されたばかりで、717円で初値をつけたあと再三のストップ高を交えて最高値追いが続き、きょう18日も、寄り付きの129円安から切り返して244円高の1743円と強い動きで、初値をつけた9日以来変わらずを含めて6営業日続伸している。

 同社は、電力の効率的な利用を促進し、電力コストを引き下げるエネルギーマネジメント事業やパワーマーケティング事業を展開、同分野で高い実績を上げていることが、買い評価されており、10月15日召集の今臨時国会に電力小売全面自由化に向け電気事業法の改正案が提出されることも、事業環境の好転につながるとして追撃材料視されている。

 電力自由化は、電力市場に新規参入を促して市場競争を導入、電力料金を引き下げる目的で1995年から実施され、卸発電事業者(IPP)や特定規模電気事業者(新電力、PPS)などが新規参入し、電力供給を行っている。エナリスは、この新電力(届出95社)の実稼働の約30社中の17社から業務委託を受け、設立支援や電力需要家に電力コストを削減するスキームの提案・立ち上げを支援する業務代行で実績を上げている。

 電力小売自由化は、2016年から2020年にさらにこれを加速するもので、最終的には発送電分離も目指し、この電気事業法の一部改正案が今臨時国会で成立する見込みとなっており、全面自由化により電気業界が再編され小売電気事業者も多数参入してくると予想されているだけに、エナリスのビジネス・チャンス拡大を支援する。

 今12月期業績は、売り上げ102億9800万円(前期比2.0倍)、経常利益8億9400万円(同72%増)、純利益5億9100万円(同43%増)と大幅増収増益予想にあるが、一段の業績成長も期待十分となる。政策関連株としても上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】未来工業は業績上方修正で17年ぶりに最高純益に肉薄し株価も高値肉薄

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 未来工業<7931>(名2)は、6円高の1476円と4日続伸し、5月10日につけた年初来高値1500円に肉薄している。前日17日大引け後に今3月期第2四半期累計・通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、連続増益率を伸ばし17年ぶりに過去最高に肉薄することを評価して割安修正買いが増勢となっている。

 業績修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを16億5900万円、経常利益を5億8000万円、純利益を2億6900万円それぞれ引き上げ、純利益は、26億9600万円(前期比27%増)と1997年3月期の過去最高(27億400万円)に迫る。住宅建築業界の需要水準が、消費税増税前の駆け込み需要などで想定以上に活況が続き、電材、管材、配線器具が、新製品投入効果も加わって好調に推移、売り上げが期初予想を上ぶれ、この増収に伴い利益も上方修正された。

 株価は、前期業績の再上方修正に今期業績の続伸・連続増配予想が続いて年初来高値まで250円高し、全般相場が急落する影響でほぼ往って来いの調整をして25日移動平均線水準での中段もみ合いを続けてきた。PERは13倍台、PBRは0.8倍と割安であり、名証2部株のハンデを押し返し高値抜けから上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】イオンは続伸、小売業初のREIT上場承認も関連株は高安マチマチで反応限定的

<マーケットトーク>

編集長の視点 イオン<8267>(東1)は、12円高の1343円と続伸して始まっている。前日17日大引け後に同社子会社のイオン・リートマネジメント(東京都千代田区)が資産運用しているイオンリート投資法人の投資口が、東証から不動産投資信託(REIT)証券市場への上場を承認されたと発表、小売業が設立した初のREITの上場で資金調達を多様化、アジア新興国への進出に加速がつくとして、アジア内需株買いが増勢となっている。

 ただ、同REITに資産6物件を11月22日に譲渡するイオンモール<8905>(東1)は、27円安の2712円と反落している。10月2日に上場が観測報道されていただけに、織り込み済みとして利益確定売りも交錯し反応は限定的にとどまっている。

 イオンは、現在推進中の中期経営計画でグループ共通戦略として「アジア」、「大都市」、「シニア」、「デジタル」の4つの成長領域に経営資源を重点配分し、なかでも中国、アセアン地域を中心とするアジア新興国の消費市場急伸、消費需要拡大に対応してGMSを核テナントとする大型ショッピングセンターなどの新規出店展開を成長戦略としており、この投資を継続、強固な財務基盤を確立するためには資金調達手段の多様化が重要としていた。

 今回上場するREITは、昨年11月に設立した投資法人に子会社が運用委託をしており、同社向けにイオンの子会社・イオンリテール、イオンモールが保有する国内保有資産15物件を譲渡し、マレーシア子会社が保有する海外1物件の譲渡も含めて当初資産は総額1589億円を予定している。公募は90万口、売出しは4万4000口で資金調達額は945億円程度となる見込みである。

 イオンの株価は、今2月期純利益の連続過去最高更新予想が市場コンセンサスを上回るとして年初来高値1441円とつけ、全般相場急落で1105円まで調整、その後の1431円の戻り高値からは今期第2四半期累計純利益の減益転換が市場コンセンサスを下回るとして1250円と再調整した。PER14倍台、PBR1倍ソコソコの下げ過ぎ訂正にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファルテックは2Q決算発表を先取り、公開価格水準から超割安修正に仕切り直し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファルテック<7215>(東2)は、今年8月につけた上場来安値3480円から500円幅の底上げをして、今年3月の新規株式公開(IPO)時の公開価格3940円水準を固めているが、超割安修正に仕切り直しする展開が想定される。11月8日発表の今3月期第2四半期(2Q)累計決算で、同社の好実態が再確認される可能性が大きいためで、上場5カ月後の8月に実施した積極的なM&Aの業績押し上げ効果もフォローしよう。

 同社は、2004年3月にアルティアとの経営統合・事業再構築で東証第2部から上場廃止となった旧橋本フォーミング工業が、経済産業省の産業活力再生法の事業再構築支援も受けて、今年3月19日にIPO、再上場されたもので、4150円で初値をつけ、IPO株として異例の高配当を実施、2013年3月期期末配当130円の配当権利取りで上場来高値5600円まで買い進まれ、この配当落ちにIPO人気の一巡、全般相場急落が重なって同安値まで調整した。

 今3月期業績は、堅調推移が予想されている。自動車業界で日本、欧州の販売台数は伸び悩むものの、北米、中国、東南アジア諸国などの販売台数は堅調に推移、中国、米国を中心とした海外子会社の業容拡大を図り、引き続き製造原価低減を推進することなどが要因となる。売り上げは725億円(前期比0.7%増)、経常利益33億円(同4%増)、純利益20億円(同1%減)と見込んでいる。

 今年8月に積水工機製作所<6487>(東2)の株式を取得、資本業務提携したことも、金型設計・製作技術のシナジー効果を高め、来期以降の業績寄与が期待される。なお今期純利益は、前期に計上した中国子会社持分譲渡による特別利益2億円などの一巡で小幅減益転換を予想しているが、1株利益は、653.1円の高水準をキープ、年間配当130円継続を支援することになる。

 株価は、上場来安値から底上げをして公開価格をクリアしてきたが、PERは5倍台、PBRは0.9倍、配当利回りは3.3%となお評価不足となっている。今年3月のIPO人気再燃の期待を高めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | 編集長の視点
2013年10月17日

【編集長の視点】IBJは連続最高純益を見直す割安修正の打診買いで小幅続伸

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、2円高の2004円と小幅ながら続伸している。今12月期純利益の連続過去最高更新を見直し、下値に割安修正の打診買いが続いており、未定としている期末配当に増配が観測されていることも、フォローの思惑材料として意識されている。

 同社は、日本初のソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」を中心に“マリッジ&ライフデザイン”サービスを提供し、日本最大の20万人の婚活会員基盤をベースに複合事業展開し、結婚相談ラウンジ事業の成婚率も51.1%を誇っている。この婚活ネットワークは、同社が主要ターゲットとする30〜40歳代の未婚率がアップするなか、なお成長を続けている。今期第2四半期(2Q)時点で、全国の結婚相談所を結ぶメディア部門では、登録会員数が、前3月期末比4062名増の4万8838名、相談所数も、25社増の881社となっている。

 このため業績も連続の増収増益と好調に推移し、今期純利益は、2億6400万円(前期比33%増)と連続の過去最高更新が予想されている。配当については、前期に普通配当25円に上場記念配当5円を上乗せして年間30円として、今期は未定としている。ただ、内部留保を図りつつ業績連動型の配当政策を基本としていることから増配期待も強く、東洋経済会社四季報秋号は、普通配当で30〜40円と観測している。

 株価は、昨年12月に公開価格1450円で新規株式公開(IPO)され、上場来高値2660円をつけ、IPO人気一巡に全般相場急落が重なって同安値1801円まで調整、調整幅の3分の1戻し水準を固めている。PERは15倍台と割安であり、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】小松ウオールは7連騰、2Q業績が上ぶれ着地し下げ過ぎ訂正買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 小松ウオール工業<7949>(東1)は、93円高の1965円と7営業日続伸している。前日大引け後に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想値を上ぶれて連続増益率を伸ばして着地したことを評価し、下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。同社株は、今年7月開示の今期第1四半期(1Q)業績が、減益転換したことがネガティブ・サプライズとなって窓を開けて急落、1646円安値まで調整していた。

 2Q累計業績は、利益が、期初予想を1億5400万円〜1億400万円上ぶれ、前年同期比1%増収、23%経常増益、23%純益増益と大幅続伸した。全国大口顧客への固定間仕切り、移動間仕切りの拡販活動を強化、官公庁向けでは学校・体育施設、病院・福祉施設を中心に好調に推移し、民間向けでは事務所・オフィスのほか、工場・生産施設が堅調に推移し、売り上げが、2Qとして過去最高となり、生産部門では、前期から実施してきた設備投資を加速させて生産性の向上を図り、設計部門でも、作図の自動化、標準化により業務改善を進めたことなどが要因となった。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、23億円(前期比14%増)と前期の過去最高を連続更新し、年間配当も50円(前期実績40円)と連続増配を見込んでいる。

 株価は、1Q減益転換業績を嫌ってつけた1646円安値から2Q期末の中間配当権利取りをキッカケに、年初来高値2535円からの調整幅の3分の1戻し水準の1923円まで反発したあと、25日移動平均線水準での値固めを続けてきた。PERは8倍台、PBRは0.7倍、配当利回りは2.5%となお下げ過ぎを示唆しており、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:16 | 編集長の視点

【編集長の視点】京急は急反発、2Q業績上方修正の公益株2社は上昇率順位の上位にランクイン

<マーケットトーク>

編集長の視点 京浜急行電鉄<9006>(東1)は、46円高の963円と変わらずを挟んで3日ぶりに急反発している。前日16日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、連続増益率を伸ばし、純利益が2Q累計業績として過去最高となることから、売り方の買い戻しを交えて内需株買いの再燃につながっている。

 同社と同じ公益株として、前日大引け後に関西電力<9503>(東1)も、2Q累計業績を上方修正、今年7月に開示した連続赤字予想業績からの黒字転換を予想したことから、同様に売り方の買い戻しを交えて58円高の1349円と急反発している。両社株とも、寄り付きの東証第1部上昇率ランキングの上位30位にランクインする人気となっている。

 京急の2Q累計業績は、営業収益を期初予想の据え置きとしたが、経常利益を37億円、純利益を25億円それぞれ引き上げ、純利益は、75億円(前年同期比82%増)と大きく続伸する。流通事業の営業収益は、期初予想を下回るが、主力の交通事業の営業収益が期初予想を上回り、同事業の売上原価などの営業費が減少し、営業費全体も第3四半期以降に繰り延べられて減少することなどが要因となった。

 3月通期業績は現在、集計中で、業績修正が必要な場合は改めて公表するとしている。同社は、前期も、固定資産売却益計上で2Q累計業績を上方修正したが、その後の2Q累計決算発表時には3月通期業績については、交通事業が期初予想を下回るとして下方修正した。今期2Q累計業績の上方修正は、交通事業の好調推移が要因となっているだけに、前期と異なる業績修正も期待され、11月6日予定の2Q累計決算の発表に注目が集まろう。

 株価は、年初来高値1130円から全般相場急落の悪地合い下、同安値745円まで調整、2020年夏季オリンピックの東京開催決定で窓を開けて989円まで反発し、900円台固めを続けている。一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジェイテックは三角保合い煮詰まる、チャート妙味、2Q業績発表を先取り

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジェイテック<2479>(JQG)は、三角保ち合いが煮詰まるチャート妙味が高まっており、11月1日予定の今3月期第2四半期(2Q)累計決算発表を契機に上放れる展開を示唆している。積極的に採用したテクノロジストの稼働やM&Aの寄与から業績上ぶれ観測が強まっているためで、有配株で低位値ごろの株価ポジションも再評価されよう。

 同社の株価は、今年3月31日を基準日とする株式分割(1対200)の権利を落としたあと、分割落ち後の高値の560円、7月高値339円を結ぶ上値抵抗線と、落ち後安値171円、6月安値181円を結ぶ下値支持線が13週移動平均線水準で交錯し三角保ち合いを形成している。この局面で上下の値動きも縮小し煮詰まり感を強めており、上放れ・下放れのいずれかに動意付くのがチャート・セオリーとなっているが、2Q累計業績の上ぶれも観測されており、2Q累計決算発表とともに上放れる展開への期待も高まる。

 この業績上ぶれ観測は、1Q業績で、経常利益が前年同期比64%減、純利益が1400万円の赤字(前年同期は400万円の赤字)となったが、売り上げが同51%増と大幅続伸したことが根拠となっている。主要取引先の大手製造業では技術開発投資が継続しており、技術職知財リース事業で、自動車・精密機器関連などの取引が増加し、昨年10月にLIXILグループ<5938>(東1)から株式を取得して連結子会社化したエル・ジェイ・エンジニアリングの寄与により、新たに建築分野のサービスの提供を開始したことが要因となった。

 これに対して利益は、今期に入って4月の新卒テクノロジストの採用を29名(前期実績18名)、10月採用を11名(同4名)、20名を中途採用するなど積極化、人件費や教育・研修などの費用が増加、売上原価や販売管理費が増加することなどで伸び悩んだ。

 この新卒テクノロジストが早期戦力化、順次、派遣先が決定していることから業績上ぶれ観測も強まっている。同社は、第2四半期累計・3月通期業績は、期初予想を据え置き、2Q累計純利益を収支トントン(前年同期は800万円の黒字)、通期純利益を4900万円(前期比3%増)と見込んでいるが、東洋経済会社四季報秋号では、それぞれ500万円、5500万円と上ぶれを観測しており、11月1日の決算発表動向が注目される。

 株価は、分割落ち後安値からは同高値まで3.2倍化、6月安値からは82%高と急騰特性を発揮しつつ下値を切り上げており、この再現思惑もフォローし、下値待ち伏せ買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:07 | 編集長の視点
2013年10月16日

【編集長の視点】キーコーヒーは小反落も1Q高利益進捗率業績を見直して決算期待が底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キーコーヒー<2594>(東1)は、6円安の1532円と5営業日ぶりに小反落している。年初来高値からの調整幅の3分の1戻し水準で利益確定売りが先行しているが、同社は、10月28日に今3月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しており、今年7月に開示した今期第1四半期(1Q)業績が、大幅続伸し2Q累計業績に対して高利益進捗率を示したことを見直し、業績上ぶれ期待を高める割り負け修正買いも交錯している。

 1Q業績は、売り上げが、前年同期より0.5%減と伸び悩んだが、経常利益が同70%増、純利益が同2.2倍増と大きく伸び、期初予想の2Q累計業績に対して、すでに経常利益は9200万円、純利益は1億1600万円上回る高進捗率を示した。

 コーヒー関連事業で業務用市場向けに「トアルコ トラジャ コーヒー」、「氷温熟成珈琲」などのプレミアムコーヒーの拡販活動を推進し、家庭用市場向けには春夏商品として期間限定商品「氷温熟成珈琲 マンデリン」と「リッチブレンド」を詰め合わせた「ドリップ オン バラエティパック」などの新商品を投入、飲食事業では、国内で新ブランドの「ITカフェ」の1号店を新規出店するなど国内外で5店舗を新規出店して不採算店6店舗を閉鎖、ここ数年、高値圏で推移してきたコーヒー生豆相場が最高値圏を脱したことなどが要因となった。

 2Q累計・3月通期業績は期初予想を据え置き、通期経常利益を14億円(前期比7%増)、純利益を前期計上の負ののれん発生益4億7300万円の一巡で8億2000万円(同25%減)と見込んでいるが、1Qの好決算から業績上ぶれ修正期待も高まっている。東洋経済会社四季報秋号では、通期経常利益を16億円、純利益を9億4000万円と観測している。

 株価は、前期純利益の再上方修正で年初来高値1650円をつけ、今年3月払い込みで実施した自己株式処分・売出し(処分価格1520円)を嫌って同安値1473円まで急落、前期期末配当の増配、今期業績の続伸・連続増配予想、1Q好決算などで3分の1戻し水準の1500円台下位固めを続けてきた。PER評価では割高だが、PBRは1倍ソコソコと割り負けており、業績上ぶれ期待を高めて高値奪回に挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 編集長の視点