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記事一覧 (10/04)【編集長の視点】博展は600円の下値固まる、連続最高純益見直し
記事一覧 (10/03)【編集長の視点】シュッピンは続急落も2Q業績上方修正を見直し「アベノミクス」人気再燃へ待機妙味
記事一覧 (10/03)【編集長の視点】ファーストリテイは9月月次売上高続伸も利益確定売りが先行し続急落
記事一覧 (10/03)【編集長の視点】オープンハウスは急反落も東証1部直接上場株は「小さく産んで大きく育てる」で直近IPO株人気は底流
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記事一覧 (10/02)【編集長の視点】サンフロンティアは分割権利落ち後安値から再発進、2Q業績に期待
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記事一覧 (10/01)【編集長の視点】シノケングループは続落も12月通期業績の上方修正、連続最高純益を見直し割安修正余地
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記事一覧 (10/01)【編集長の視点】ヒラノテクーシードは4連騰、旧大証2部株は業績上方修正評価に逆行高特性オン
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2013年10月04日

【編集長の視点】博展は600円の下値固まる、連続最高純益見直し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 博展<2173>(JQG)は、好材料が飛び出すたびにストップ高で反応する急騰習性には定評のあるところで、発表が迫った今3月期第2四半期(2Q)累計業績を先取り、今3月期純利益の連続最高更新を買い直す割安修正が続く展開が見込まれる。前期業績は、2Q累計決算発表に先立ってその2Q累計業績を上方修正し、続く2Q累計業績開示時には、今度は3月通期業績を上方修正しており、連想も働こう。

 同社株は、今年7月と9月にストップ高を演じた。7月は、企業サイト構築・運用のIT技術会社アイアクト(大阪市中央区)と資本業務提携を締結、博展の新規事業のデジタルマーケティングサポート事業の強化につながるとしてストップ高し年初来高値1100円をつけた。9月は、2020年夏季オリンピックの開催都市に東京が決定したことから、世界最大級のスポーツ・イベントが、同社の「人と人とが直接出会う Face to Faceのマーケティング・サポート事業」への関連人気を高めてストップ高し649円の戻り高値をつけた。
 
 一方、今3月期業績は続伸が予想され、純利益は、2億4600万円(前期比12%増)と前期の過去最高を更新する。前期業績が、日本の総広告費が5年ぶりに増加に転じた環境下、展示会などへの出展サポートサービスで大型顧客からの受注と指名発注が増加したことなどを要因に再上方修正されたが、今期は、これに加えてセミナー&コンファレンス分野への本格的は進出、WebやITを使用したデジタルマーケティングサービスの専門部署の新設などが加わることなどが要因となる。

 株価は、今期第1四半期業績が、連続の2ケタ増収となったものの、利益が、全国キャラバンなどの地方案件の増加で外注原価が上昇し、本社のリニューアル費用や新体制構築のための人材採用費の増加も重なって減益転換したことで506円まで調整、オリンピック関連人気で戻り高値をつけ600円台を固めている。3月通期業績は期初予想を据え置き、PERは、8倍と割安であり、前期と同様の業績上ぶれ思惑もオンして急騰習性の再発揮も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:45 | 編集長の視点
2013年10月03日

【編集長の視点】シュッピンは続急落も2Q業績上方修正を見直し「アベノミクス」人気再燃へ待機妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 シュッピン<3179>(東マ)は、30円安の959円と続急落している。9月10日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正をテコに「アべノミクス」関連の資産効果株人気が再燃し、1250円の戻り高値をつけ、全般調整相場が響き利益確定売りが増勢となっている。ただ、安倍晋三首相が、10月1日に発表した消費税増税が目先的には兎も角、今後、中期的に国際公約した財政改革策とポジティブに評価され、外国人投資家の「日本買い」が再燃し株高示現となった場合には、ストップ高が続いた同社株の今夏の活況場面が連想される展開も有力で、下値待機妙味を示唆している。

 2Q累計業績は、期初予想より売り上げを5億2600万円、経常利益を7400万円、純利益を4900万円それぞれ引き上げ、純利益は、1億6000万円(前年同期比63%増)と増益率を伸ばす。EC(電子商取引)サイトで多様な商品関連情報を掲載し、良質で豊富な品揃えを維持したことで販売が好調に推移したことが上方修正要因となった。3月通期業績は、現時点で外部環境などに不透明要素もあるとして期初予想を据え置き、純利益を2億7800万円(前期比20%増)としたが、それでも前期の過去最高を連続更新する。

 株価は、今期第1四半期の好決算をキッカケに高級時計、美術品などの高額品の売れ行きが伸びる資産効果関連株人気が波及して再三のストップ高を交えて上場来高値1370円をつけ、998円まで調整し2Q累計業績の上方修正で1250円と反発し1000円大台を出没している。2Q累計業績上方修正で3月通期業績対比の利益進捗率が、目安の50%を上回り、3月通期業績の上ぶれ観測も高まっており、上場来高値に向けた再発進をサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファーストリテイは9月月次売上高続伸も利益確定売りが先行し続急落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファーストリテイリング<9983>(東1)は、1000円安の3万4550円と続急落している。前日2日大引け後に国内ユニクロ事業の9月の月次売上高速報を発表、既存店売上高が、5カ月連続で前年同月を上回ったが、客単価が連続マイナスとなったことから反応は限定的で、さらに日経平均株価が続落していることから先物売買に絡む裁定取引も交錯し、利益確定売りが増勢となっている。

 9月の月次売上高は、既存店が、前年同月比4.4%増とプラス転換し、これに直営店とダイレクト販売を加えて合計でも、7.5%増と続伸した。8店舗を新規出店(退店7店舗)し、9月中旬以降の気温低下に伴い、シルクやカシミヤを中心に秋冬物の販売が好調に推移し、客単価は、3.4%下落と連続マイナスとなったが、客数が8.1%増とプラス転換しカバーしたことなどが要因となった。

 ただ、9月の月次売上高の連続プラスで、10月10日発表予定の同社の2013年8月期決算への期待も高まっている。同8月期業績は、今年1月、4月と2回上方修正されており、前月8月までの国内ユニクロ事業の通期累計売上高は、既存店で前期比7.3%増とプラス転換し、合計では10.5%増と続伸しており、今期・来期の業績動向への注目度が高まろう。

 株価は、今期業績の再上方修正で年初来高値4万4400円まで買い進まれ、2万7900円と調整したあと、日経平均株価に感応度の高い銘柄として先物売買に絡む裁定取引で半値戻し水準の3万円台央で売り買いが交錯した。決算期待を高めて強弱感が対立しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | 編集長の視点

【編集長の視点】オープンハウスは急反落も東証1部直接上場株は「小さく産んで大きく育てる」で直近IPO株人気は底流

<マーケットトーク>

編集長の視点 オープンハウス<3288>(東1)は、50円安の2305円と急反落して始まっている。日経平均株価が、前日2日後場に急落し、きょうも小幅安でスタートしているなか、9月24日につけた上場来高値2584円を前に利益確定売りが先行している。ただ、同社株は、今年9月20日に公開価格1780円で東証第1部に直接上場され、2100円で初値をつけ上場来高値2584円まで買い進まれ2263円と調整したが、この安値に迫っているだけに、下値には直近IPO(新規株式公開)株人気の再燃を期待して、割安修正買いも交錯している。

 今年2013年のIPO株は、29銘柄を数え、このうち同社株を含めて5銘柄が東証第1部への直接上場株となっている。前日2日は、この5銘柄のうちオープンハウスを含めて3銘柄が、東証第1部の値上がり率ランキングのトップ30にランクインするなど、高人気で初値高倍率となった後のセカンダリーで乱高下した新興市場へのIPO株より株価が堅調に推移している展開が目立った。

 トップ30にランクインしたブロードリーフ<3673>(東1)は、きょう3日は92円安の2190円と3日ぶりに急反落し、鴻池運輸<9025>(東1)は、29円高の1659円と続伸するなど明暗が分かれているが、2011年3月にIPOしたカルビー<2229>(東1)のように「小さく産んで大きく育てる」IPO投資の鉄則にマッチするかどうか試す展開が続くことになりそうだ。

 オープンハウスは、首都圏で戸建住宅やマンションの分譲事業を主力事業し、一次取得者向けに狭小地の3階建住宅などを主力商品とする独自のビジネスモデルを展開、業績も好調に推移、目下集計中の2013年9月期純利益は、54億1100万円(前期比2.1倍)と見込み、年間配当も、前期と横並びの25円を予定している。PERは8倍台と割安であり、下値対応妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】アイセイ薬局は業績上ぶれ観測、上場来安値から底上げ展開が加速

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アイセイ薬局<3170>(JQS)は、今3月期業績の連続減益・減配予想で上場来安値1700円まで突っ込んだが、1株純資産1730円を下回り下げ過ぎとして反転、昨2日は小幅反落したものの、今期業績の上ぶれや減配幅の見直しが観測されたことから9月10日から10月1日までは実に16営業日続伸、200円高と底上げが加速している。5月12日につけた年初来高値2415円にキャッチアップしよう。

 今期業績は、売り上げ471億3400万円(前期比11%増)、経常利益11億5500万円(同10%減)、純利益6億100万円(同43%増)と予想されている。売り上げは、今期も新規出店を13店(前期実績30店舗)と積極継続しこの増収効果が約12億円となって連続の2ケタ増となるが、薬剤師不足に対応して今期も新卒薬剤師を200名(同72名)採用する薬剤師人件費コスト増や新店舗関連などの経費増などから連続減益と予想した。純利益は、前期計上の減損損失一巡で増益転換する。

 ただ同社は、店舗政策では事業継承・M&Aにより全国ネットワーク化を推進しており、M&Aによる店舗数増加は、2011年3月期の24店、2012年3月期の10店舗、前2013年3月期30店舗と高水準で推移、今期も今年2月子会社化したもえぎ調剤薬局(富山県)の2店舗のほか、複数の紹介案件を抱えている。このM&Aについては今期業績予想に織り込んでおらず、このため東洋経済四季報秋号では、M&A寄与で純利益は、8億円とV字回復を観測し、配当も、期初予想の40円(前期実績55.5円)に対して40〜53円と減配幅の見直しの可能性を指摘している。

 株価は、年初来高値2415円から今期業績の連続減益・減配予想で上場来安値まで調整、今年8月の1713円安値で2番底を確認し、業績上ぶれ観測をテコに底上げに転じた。同社自身の業績予想ベースでもPERは7倍台となお下げ過ぎを示唆しており、年初来高値を目指す底上げに弾みをつけよう(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:36 | 編集長の視点
2013年10月02日

【編集長の視点】地盤ネットは連続最高純益の上ぶれ観測で三角保ち合いから上放れて反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 地盤ネット<6072>(東マ)は、37円高の2998円と3日ぶりに反発している。同社株は、今年3月末実施の株式分割(1対2)の権利落ち後高値6040円から全般急落相場の波及で2007円まで調整、いったん4125円までリバウンドして25日移動平均線水準で三角保ち合いを続けてきたが、連続過去最高更新を見込んでいる今3月期純利益の上ぶれ観測が強まって内需株買いが再燃しており、前日1日に安倍晋三首相が発表した消費税増税前の住宅着工件数増加の駆け込み特需思惑も、サポート材料視されている。

 同社の今3月期業績は、売り上げ24億2600万円(前期比74%増)、経常利益6億7700万円(同89%増)、純利益4億500万円(同89%増)と連続の過去最高更新が予想されている。地盤業界の「デファクトスタンダード(事実上の業界標準)」となっている地盤調査内容を「見える化」して提供する「地盤安心住宅システム」に「地盤セカンドオピニオン」、「地盤インスペクター」、「地盤ロングライフ補償」などの新商品・サービスを加えて、新規顧客獲得と既存顧客掘り起こしに注力、取引企業やサービス利用件数が、連続して過去最大となっていることなどが要因となる。

 8月6日発表の今期第1四半期(1Q)決算も、四半期決算が初開示となるため前年同期比較はないが、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して52〜50%と順調な利益進捗率を示しており、通期業績の上ぶれも観測されている。東洋経済会社四季報秋号では、昨年12月の新規株式公開の費用が一巡することなどから、純利益を4億2000万円としている。来年4月の消費税増税前の駆け込み需要動向など、さらに業績を押し上げる展開も想定範囲内となってくる。

 株価は、株式分割(1対2)の権利落ち後安値1790円から上場来高値まで3.3倍化し、その後2070円と調整して25日線水準の3000円台固めの三角保ち合いに煮詰まり感を強めてきた。昨年12月の新規株式公開時に合計8日間も連続ストップ高して公開価格720円に対して5110円高値まで7倍化した急騰習性の再現思惑を強め、上放れ展開に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】良品計画は2Q業績が過去最高も観測報道値にやや届かず急続落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 良品計画<7453>(東1)は、230円安の8570円と急反落している。前日1日大引け後に発表した今2月期第2四半期(2Q)累計決算が、連続増益率を伸ばして2Q業績として過去最高となったが、経常利益が、今年8月29日の業績観測報道値にやや未達となったことから、4月18日につけた年初来高値9380円を前に利益確定売りが増勢となっている。

 2Q累計業績は、経常利益が、観測報道値を約4億円下回ったが、前年同期比14%増収、9%経常増益、36%純益増益と続伸した。

 国内直営事業では、12店舗を新規出店(退店7店舗)し、商品別では猛暑対応の「綿でくつろぐ」シリーズの婦人肌着や、夏素材の帽子、ストール類、価格も見直した「エイジングケア」シリーズなどが売り上げを牽引し、海外事業でも、欧州・アジア地域合計で16店舗を新規出店(退店4店舗)し、生活雑貨が欧州の夏商戦で好調に推移し、アジア各国の在庫が適正水準になって売り上げ、売上総利益が伸びたことなどが寄与した。

 2月通期業績は、期初予想に変更はなく、純利益は、136億円(前期比24%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、今期業績の連続過去最高更新予想と年間配当155円(前期実績115円)への大幅増配を好感して年初来高値をつけ、全般相場急落で7190円安値まで突っ込み、2Q累計業績の観測報道と米国での積極的な新規出店報道と続いた好材料に反応した9000円台目前まで戻した。PERは16倍台と割安で、目先売り一巡後の再騰展開も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】あみやき亭は連日の分割落ち後高値、業績修正10社は下方修正組の下げが厳しく5勝5敗

<マーケットトーク>

編集長の視点 あみやき亭<2753>(東1)は、60円高の3090円と続伸し、9月30日を基準日に実施した株式分割(1対100)の権利落ち後の高値を連日、更新している。前日1日後場取引時間中に3月期決算会社して一番乗りで発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績と3月通期業績を上方修正、通期純利益が、前期の過去最高を大幅に連続更新することをテコに割安修正買いが増勢となっている。

 前日は、取引時間中、大引け後を含めて合計10社が業績修正を発表、上方修正があみやき亭を含めて6社、下方修正が4社となったが、10社のきょう2日の株価上昇(勝ち)、下落(負け)は、下方修正組の下げが厳しく5勝5敗と明暗が分かれている。

 上方修正組では、ダイセキ環境ソリューション<1712>(東1)が、168円高の1860円と3日ぶりに急反発して、9月11日につけた株式分割権利落ち後高値1795円を更新し、久光製薬<4530>(東1)が、40円安の5420円と5営業日続落している。

 下方修正組では、取引時間中に今年8月に続いて今2月期業績の再下方修正を発表した西松屋チェーン<7545>(東1)が、21円安の761円と急続落し、大引け後に下方修正と減配を発表したフェリシモ<3396>(東1)が、68円安の1026円と3日続落して1月10日につけた年初来安値1018円目前となり、同じく今3月期業績の下方修正・赤字転換と無配転落を発表したミクシィ<2121>(東マ)が、166円安の1082円と急反落して8月30日につけた年初来安値1144円を更新している。いずれもそれぞれの業界で主力株人気が続いていただけに、失望感も大きくなっている。

 あみやき亭の業績上方修正は、2Q累計業績がカット方法の改善で歩留まりが向上して原価低減以上となって期初予想を上回り、これに今後の新規出店計画を加味したことが要因となっており、通期純利益は、期初予想より3億3800万円引き上、17億200万円(前期比46%増)と前期の過去最高を大幅更新する。

 株価は、株式分割と今期第1四半期の好決算を評価して年初来高値31万4500円をつけ株式分割権利を落とした。PERは12倍台と割安になり、権利落ち換算の年初来高値更新から2006年1月高値50万5000円(権利落ち換算5050円)も意識しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:04 | 編集長の視点

【編集長の視点】サンフロンティアは分割権利落ち後安値から再発進、2Q業績に期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サンフロンティア不動産<8934>(東1)は、9月26日に株式分割(1対100)の権利をスンナリ落としたばかりで、理論価格近辺でのもみ合いを続けているが、前3月期と同様に第2四半期(2Q)累計業績の上ぶれを先取りして再発進する展開も想定範囲内となる。8月7日に発表した今期第1四半期(1Q)決算は、1Qに不動産再生(リプライニング)事業で予定していた物件の販売を2Qに繰り越し減益転換したが、その分だけ2Q累計業績への期待を高めているためで、前期業績は、2Q累計業績発表後に通期業績の上方修正に踏み切っており、再現も期待されている。

 1Q業績は、前年同期比7%増収、38%経常減益、38%純益減益と減益転換した。1Qでは、主力のリプライニング事業で物件の仕入れと商品力の強化に重点を置き、3棟の売却を行うとともに3棟、18億円の仕入れを完了し、1Q期末現在のたな卸資産残高は、8棟、73億円に達した。さらに今年3月に実施した公募増資で調達した57億円の資金を活用して契約ベースで8棟、27億円の仕入れが完了したことから、合計100億円超と今期通期計画の約110億円達成にメドをつけた。

 1Qに仕入れた物件は、「アベノミクス」を背景とした不動産市況の回復動向を見据えてより効果的な販売を行うために一部物件を2Qに繰り延べており、これがリプライニング事業の利益率の低下から1Q業績の減益転換につながった。ただ1Q期末の資産在庫状況から、3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、26億円(前期比4%増)と続伸を見込んでいる。前期は、2Q累計業績が、大幅増益で着地したあと3月通期業績を上方修正しており、この再現期待も高まってくる。

 株価は、前期第3四半期の好決算に続き今年3月実施の新株式発行(発行価格10万7628円)・株式売出しも、市場では「良いファイナンス」といずれもポジティブに評価されて年初来高値15万2900円まで大きく上昇して12万円台で分割権利を落とした。値ごろも手掛けやすい水準に変わっており、高値奪回への再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:48 | 編集長の視点
2013年10月01日

【編集長の視点】世界シェアトップ企業から「第2の東エレク」、「第3の東レ」にアプローチ=浅妻昭治

<マーケット・センサー>

編集長の視点 毎度、兜町の目敏さ、反射神経の速さ、フットワークの軽さには驚かされ、出し抜かれる。今度は何に舌を巻いたかといえば、前週末27日の日本M&Aセンター<2127>(東1)GCAサヴィアン<2174>(東1)の急動意である。いずれも東証1部値上がり率ランキングの上位に顔を並べる高人気となった。この急伸は、9月24日の東京エレクトロン<8035>(東1)、27日の東レ<3402>(東1)と相次いで発表された「内−外」型の大型M&Aを引き金にしたことは間違いない。

 全般相場は、米国の来年度予算を巡る与野党の対立による円高進行や、きょう1日に安倍晋三首相が表明予定の消費税増税などで先行き株高、株安のいずれに転ぶは予断を許さないが、M&A仲介会社2社の株価急騰は、そうした不透明環境下でも、引き続き兜町の目敏さ、反射神経、フットワークが引き続き機敏に発揮されることを示唆しているようである。

 東エレクは、半導体製造装置で世界トップの米国アプライドマテリアルズと三角合併により経営統合し、東レは、炭素繊維で世界3位のゾルテック(米国ミズーリ州)の全株式を総額5億8400万ドル(約580億円)で取得し子会社化したのである。いずれもその分野での世界的な競争力を一段と強化することを目的にした強者連合であり、業界再編が、国境を越えグローバル化した合従連衡にまでレベルアップしたことを表していた。東レはさらに韓国の水処理膜メーカー・ウンジケミカルの52.2%の株式取得、連結子会社化まで発表、MA&総額は1000億円にものぼった。

 とにかく日本の企業は、今年6月末で現預金を220兆円も溜め込んでいるのである。この相次いだ大型M&Aが、業界上位企業を刺激して世界的な業界再編に乗り出せば、M&A仲介会社の日本M&AセンターやGCAサヴィアンに大型案件の依頼が入りシコタマ成功報酬を手にできるとの早読みで両社株に買いを入れ、値幅効果を満喫したのである。両社の仲介案件に止まらず、今後、どの業界のどの企業が世界的な再編を仕掛けるか、あるいは逆に「外−内」型の再編を仕掛けられるかは、兜町の株式テーマとなるはずで、この動向に備えて、今回、M&A仲介会社2社で早仕掛けに成功した投資家に負けず劣らずの早読み、深読みをしなければならないことはいうまでもない。

 もちろん世界を舞台にしたM&Aが、すべて今回の東エレクのようにストップ高するように兜町で無条件で歓迎されるとは限らない。空振り、失敗、経営の重荷になった例も少なくない。かつての資産バブル時代に某大手不動産会社が、ニューヨークのランドマークとなる大型ビルを高値で掴まされて、安値で投げさせられた例もあるし、日本板硝子<5202>(東1)の英ピルキントン買収は、いまだに業績、株価に目立った効果を与えているとはいえない。また、兜町もシビアで、M&Aにも良いM%Aと悪いM&Aがあると選別し、悪いM&Aは、財務内容の悪化、財務負担が懸念されるとして売り込んだりするから注意が必要だ。

 こうした前提に立ったうえで、兜町の目敏さ、反射神経、フットワークを上回って「第2の東エレク」、「第2の東レ」をリサーチしたいというのが、今回の当コラムのテーマである。状況もM&A向きの追い風が強くなる方向にある。きょう1日の安倍晋三首相が、発表する予定の消費税増税は、新経済対策とペアになっており、その経済対策に法人税減税が盛り込まれるとみられているからだ。法人税減税は、与党内の公明党との間でも企業優遇寄りとして政治的なすれ違いが伝えられ、減税額が、内部留保に回ることなく賃金上昇や設備投資など充当されるよう条件付きとなる政治的な調整がギリギリまで進められており、このなかに当然、M&Aも含まれてくる。今年3月の春闘前に安倍首相が呼び掛けた賃金引き上げ要請に対して、ローソン<2651>(東1)などの率先して要請に応えた企業が続出、「アベノミクス」のブーム化に一役買った再現も期待されることになる。

 アプローチする銘柄への照準は、極くシンプルである。東エレクや東レと同様に世界シェアのトップ企業のなかから有望銘柄に当たりをつけるのである。自動車トップのトヨタ自動車<7203>(東1)、タイヤでトップのブリヂストン<5108>(東1)が代表株で、ブリヂストンはすでに大型M&Aを経験済みだが、これ以外にも世界シェアトップ企業は枚挙に暇がないのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】シノケングループは続落も12月通期業績の上方修正、連続最高純益を見直し割安修正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 シノケングループ<8909>(JQS)は、26円安の1972円と続落し、25日移動平均線水準での三角保ち合いを続けている。9月6日に発表した今12月期通期業績の上方修正、連続最高純益の更新を見直す内需割安株買いと利益確定売りが交錯しているものだが、今年5月の今期第2四半期(2Q)業績の上方修正ではストップ高した急騰特性の再現期待も高め、保ち合い上放れ展開も想定される。

 12月通期業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を7億5000万円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、20億円(前期比32%増)と期初の小幅減益予想が増益に変わり、前期の過去最高を大幅に連続更新する。2Q業績が、フロービジネスの不動産販売事業でアパート、マンションとも期初計画を上回る販売実績を上げて、5月の上方修正値を利益が、2億2200万円〜1億2200万円上ぶれて着地しており、第3四半期以降も好調に推移、ストックビジネスの不動産賃貸管理事業、金融・保証関連事業なども、適切なコスト管理で順調に利益を積み上げているとして上方修正した。

 株価は、三角保ち合いの最終局面と煮詰まりを示している。2Q累計業績の上方修正に反応してストップ高で窓を開けてつけた年初来高値2535円と、8月高値2319円とを結ぶ上値抵抗線と、全般相場・新興市場急落の影響でつけた6月の1218円安値と8月安値1730円を結ぶ下値支持線が25日線水準の2000円台で交錯、上値抵抗線からの上放れ目前の様相を濃くしている。PER8倍台の割安修正で年初来高値直行の急騰特性発揮も期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】しまむらは2Q業績が期初予想にやや未達も増配でカバーして急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 しまむら<8227>(東1)は、650円高の1万420円と3営業日ぶりに急反発している。前日30日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計業績を発表、業績が期初予想にやや未達となり連続増益率を縮小したが、2Q累計業績として連続の過去最高となり、同時発表の中間配当・期末配当の増配でカバーして割安修正買いが再燃している。

 2Q累計業績は、利益が期初予想に8億7400万円〜3億5100万円届かなかったが、前年同期比4%増収、2%経常増益、7%純益増益と続伸し連続の過去最高となった。しまむら業態で13店舗を新規出店(閉店1店舗)し、14店舗を大規模改装、広告宣伝でも、「東京ガールズコレクション」への参加など従来から注力しているティーンズヤングに加えて、定期的にシルバー・ミセスを中心としたチラシを強く打ち出し、既存店の客層の拡大を図ったことが要因となった。ただ、天候要因が、4月中旬からゴールデンウィークにかけての異常低温や、7〜8月の局地的な集中豪雨、各地での最高気温を記録する酷暑に見舞われるなど振幅が大きく、初夏物や夏物の動きが止まり、円安進行で仕入れ原価が上昇したことなどから期初予想にやや未達となった。2月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、313億円(前期比13%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 配当は、配当性向を20%とする配当政策の基本に基づき中間配当・期末配当とも期初予想の各75円を80円に引き上げ、年間160円(前期実績150円)に増配する。

 株価は、今期第1四半期利益が減益転換して着地したことから、消費環境の回復が、高額品を中心とした一部商品に限定されているとの評価につながって売り増勢となり2300円安、1万円大々台を割る水準での下値固めを続けてきた。PERは12倍台と下げ過ぎを示唆しており、安倍晋三首相のきょう1日大引け後の消費税増税表明後のデフレ関連株人気の再燃なども期待しつつ、5月につけた年初来高値1万2880円を意識する動きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ヒラノテクーシードは4連騰、旧大証2部株は業績上方修正評価に逆行高特性オン

<マーケットトーク>

編集長の視点 ヒラノテクシード<6245>(東2)は、60円高の1091円と4営業日続伸して始まっている。前日30日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計・通期業績の上方修正と増配を発表、通期純利益が、V字回復を鮮明化したことを評価して超割安株買いが増勢となっており、旧大証第2部の単独上場株の逆行高特性も、買い手掛かり材料となっている。

 旧大証第2部の単独上場株の逆行高特性は、前日の東京第2部で年初来高値銘柄が27銘柄となり、このうち旧大証株が、3分の1を占めていたことにも如実に表れている。きょう1日寄り付きでは、多くが利益確定売りで反落しているが、トーアミ<5973>(東2)が、10円高の750円と続伸して連日の年初来高値更新となり、オカダアイヨン<6294>(東2)が、5円高の755円と6営業日続伸して前日ザラ場につけた年初来高値887円を窺い、日本パワーファスニング<5950>(東2)が、変わらずで寄って前日につけた年初来高値217円に顔合わせするなど高人気が続いている。

 ヒラノテクシードの業績上方修正のうち、3月通期業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を5億5000万円、純利益を3億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は、21億円(前期比2.7倍)と大幅増益転換する。売り上げは、期初予想より若干の上ぶれにとどまったが、利益は、徹底的な工程管理により生産性が向上し、各種原価改善効果により原価率が低減したことで大きな上方修正につながった。配当は、2Q、期末とも期初予想の各10円を13円に引き上げ、年間26円(前期実績12円)へ増配転換幅を拡大する。

 株価は、前期業績の下方修正で売られた年初来安値790円から今期業績のV字回復・増配予想で年初来高値1500円まで大幅高し、840円安値まで調整し、3分の1戻し水準の1000円台の中段固めを続けてきた。PER7倍台の超割安修正に旧大証2部株の逆行高特性も加わり、年初来高値にキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | 編集長の視点

【編集長の視点】双信電機は株価体温が上昇、業績上ぶれ観測が強まる

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 双信電機<6938>(東1)は、6月、8月とつけた320円台の安値を下限、7月につけた365円を上限とする小幅ゾーンを3カ月にわたり往来しているが、9月26日の配当権利落ちでダメ押しを入れ、ゾーン抜けに株価体温が上昇してきた。世界的な自動車生産の好転で今3月期業績の上ぶれ観測が高まっているためで、下げ過ぎ訂正から年初来高値398円にキャッチアップし、さらに2011年8月以来の400円台での活躍も十分に想定範囲内となってこよう。

 同社の今期業績は、売り上げ107億円(前期比2%増)、経常利益2億8000万円(同2.0倍)、純利益1億6000万円(同2.1倍)とV字回復が予想されている。産業機器市場部門では、ノイズフィルタが、半導体製造装置市場の需要が回復に転じてきたことや、太陽光発電用を中心とした環境・新エネルギー市場向けのパワーコンディショナー用に好調に推移し、自動車用厚膜印刷基板も、自動車販売台数の増加で堅調に推移し、中国の鉄道用LEフィルターも好転、パソコン市場の縮小で厚膜印刷基板の需要が依然と厳しく推移することを補うと見込んでいた。

 この業績V字回復は、今期第1四半期(1Q)業績が、前年同期比2%増と増収転換し、経常利益が400万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)、純利益が2400万円の赤字(同5400万円の赤字)と赤字幅を改善させたことでより期待が高まり、業績上ぶれも観測されてきた。東洋経済会社四季報秋号では、同社の期初予想数値は慎重として、経常利益3億8000万円、純利益2億1000万円とさらなるV字回復幅の拡大を見込んでいる。10月中旬に発表されるとみられる今期第2四半期累計決算の動向が要注目となる。

 株価は、50円幅のゾーン内往来から2Qの中間配当の配当権利を落として300円台央から上値シフトしてきた。PBR評価では0.4倍と下げ過ぎを示唆しており、ゾーン抜けへ勢いを増そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | 編集長の視点
2013年09月27日

【編集長の視点】ウォーターダイレクトは分割権落ち後安値から割安修正買いが再燃し急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ウォーターダイレクト<2588>(東マ)は、前日26日に株式分割(1対3)の権利を落とし、前日はこの落ち後の理論価格水準でのもみ合いを続けたが、きょう27日は、33円高の818円と急反発している。今3月期業績が、連続して過去最高を更新することを評価して割安修正買いが再燃している。

 今期業績は、売り上げ93億8600万円(前期比30%増)、経常利益6億500万円(同56%増)、純利益3億7000万円(同3%増)と予想されている。世界文化遺産に登録された富士山の山麓地下200メートルから自社工場で採水、非加熱処理して梱包、販売・宅配・アフターサービスまでを一元管理するナチュラルミネラルウォーター「クリティア」のホーム・オフィス・デリバリー(HOD)事業で、今年8月1日から9月30日まで富士山の文化遺産登録記念で「おめでとうキャンペーン!」を実施したことなどから顧客数が順調に増加、水出荷本数が続伸していることなどが要因となっている。

 株価は、今年3月15日に公開価格1200円で新規上場され3600円で初値をつけ3630円まで買い進まれ、直後の調整安値1787円から前期業績の上方修正、今期業績の連続最高更新予想で上場来高値4280円まで買い上げられ、再調整安値2007円から富士山関連人気で3295円まで反発、再々調整安値2026円からは株式分割の権利取りで2480円まで買い戻されて株式分割の権利を落とした。PERは15倍台と割安で、株価水準も手掛けやすい値ごろに変わっており、大幅な訂正高が期待される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】壱番屋は1Q業績の増収増益転換着地を好感して4連騰

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 壱番屋<7630>(東1)は、80円高の4195円と変わらずを含めて4営業日続伸している。前日26日大引け後に発表した今5月期第1四半期(1Q)業績が、増益転換して期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して順調な利益進捗率を示したことを評価して内需株買いが増勢となっている。

 1Q業績は、前年同期比6%増収、4%経常増益、8%純益増益と持ち直し、2Q累計業績対比の利益進捗率は、61〜50%と目安の50%をクリアした。円安により輸入原材料やエネルギーコストが上昇する厳しい経営環境が続いたが、国内で9店舗、海外でも中国、台湾で2店舗を新規出店し、メニュー面では、夏の新作メニューとして「冷たいカレー」を販売して猛暑下でヒット、「HELLO KITTY」とのコラボキャンペーンを実施して新顧客層を開拓したことなどが要因となった。

 2Q累計・5月通期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は、20億2000万円(前期比6%減)の連続減益と慎重姿勢を崩していないが、1Qの増益転換決算から上ぶれ期待も高めている。

 株価は、年初来高値4835円から全般相場急落の悪地合い下、3140円まで調整、前期業績の上ぶれ着地・期末配当の増配、今期の連続増配を好感して4000円台を回復し大台固めを続けてきた。投資採算的には割高だが、内需関連株人気を高め一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】新星堂はストップ高気配で株式併合後高値更新、固定資産売却3社は地価上昇も享受して大幅特別利益

<マーケットトーク>

編集長の視点 新星堂<7415>(JQS)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ50円高の241円買い気配とストップ高して急続伸、今年9月1日の株式併合後の9月11日につけた205円を更新している。前日大引け後に固定資産売却による特別利益発生、今2月期業績の上方修正を発表、純利益が、期初のトントン予想から大幅黒字となることを手掛かりに、超々割安修正期待で売り買い差し引きで約28万株の買い物が集まっている。

 前日に固定資産売却を発表した銘柄は、同社株のほか後場取引時間中発表の月島機械<6332>(東1)、大引け後発表の日本橋梁<5912>(東1)と3社を数えた。売却益が21億9700万円となった月島機械は、きょう27日も、2円高の1063円と7営業日続伸し、9億5000万円の売却益を計上する日本橋梁は、4円高の16円と続伸して9月17日につけた年初来高値232円を窺っている。このところ固定資産を売却する銘柄が続出しているが、国土交通省が、9月19日に発表した基準地価では地価上昇地点が全国的に増加に転じており、これを享受して資産リストラを加速する企業がなお拡大することを示唆しているといえそうだ。

 新星堂が売却した固定資産は、同社柏店の土地・建物(帳簿価額7億9900万円)で、これを20億円で売却し売却益は約11億7800万円に達する。本業もたな卸資産の簿価切り下げの減少や経費削減で上ぶれており、今2月期第2四半期累計・通期業績を上方修正した。このうち2月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を1億9000万円、純利益を14億4000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億4000万円(前期比33%減)と減益転換率を縮める。なお前期純利益は、債務免除益44億9300万円などの特別利益を計上して黒字転換した。

 株価は、5株を1株に併合する株式併合で37円から182円と水準を上げ205円まで買い進まれ、190円台を出没してきた。特別利益計上でPERは1.1倍と超々割安となるだけに、低位値ごろ株思惑を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:55 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本ERIは1部上場に続きホールディングへ移行、モミ放れ近い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本ERI<2419>(東1)は、今年12月2日を期日に単独株式移転方式により純粋持株会社「ERIホールディングス」とすることを予定しており、この準備作業が着々と進行、今年8月30日につけた東証1部指定替え後安値1095円からの底上げ期待が高まっている。とくに今年9月10日に子会社・東京建築検査機構(東京都中央区)の増減資を発表、財務体質の強化を図って以降、5日移動平均線が、25日移動平均線を下から上へ抜けるミニ・ゴールデンクロスを示現しており、1部指定替え後高値1800円も大きく視界に捉えそうだ。

 東京建築検査機構は、同社と同業の建築確認検査事業を展開しているが、今年5月に日本ERIが76.9%の株式を取得して子会社化した。子会社が、超高層の建築物などの大型物件に強みと人材を有しており、事業の拡大、業容の充実を図る積極的なM&Aである。この子会社の財務体質の強化に向け、10月25日付けで減資を行うとともに、第3者増資も引き受け、持株比率は94.6%にアップする。12月2日付けの持株会社化は、経営環境の変化に機動的に対応するとともに、タイムリーなM&Aを実施することを目的としており、準備作業進行を裏付け、持株会社化後の積極経営策推進を窺わせた。

 株価は、指定替え後安値から底上げ、9月9日に今5月期純利益を下方修正したが、売り上げ、経常利益を期初予想の据え置きとしたことから悪材料出尽くしとしてポジティブに評価された。建築分野の第三者検査機関のリーディングカンパニー、唯一の上場会社として持株会社化への評価が高まり、1部指定替え後高値にキャッチアップしよう(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:58 | 編集長の視点
2013年09月26日

【編集長の視点】東京エレクトロンはストップ高のあと反落、「メイド・イン海外」の株価材料株は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 東京エレクトロン<8035>(東1)は26日、270円安の5220円まで下げて40円安の5450円と8営業日ぶりに反落した。9月24日に世界トップの半導体製造メーカーのアプライドマテリアルズとの三角合併による経営統合を発表、統合比率換算による上値思惑で、前日25日にストップ高の急伸を演じ、前日の米国市場で、アプライドマテリアズの株価が続伸したが、前日大引け後に同業他社のアドバンテスト<6857>(東1)が、今3月期業績の下方修正を発表、期初の黒字転換予想が連続赤字と悪化することが響き利益確定売りが先行した。

 東エレクの経営統合は半分、海外発の株価材料となっているが、この2週間、株価材料としては「メイドイン・ジャパン」の国内発より、「メイドイン・海外」の方が、急騰・急落ともインパクトが大きくなっている。9月13日は、ソフトバンク<9984>(東1)が、アリババの年内上場見送りが観測されて350円幅の急落となり、同日に米ツイッター社の株式上場申請が伝えられて、デジタルガレージ<Dカレージ、4819>(JQS)が、ストップ高と急伸し、16日に第一三共<4568>(東1)が、インド子会社のランバクシー社にFDA(米食品医薬品局)から輸入禁止措置を受けたことで159円安、17日に台湾ワクチンメーカーとインフルエンザワクチンの商業化の優先交渉権を供与したUMNファーマ<4585>(東マ)が、ストップ高したことなどが、この代表例となっている。

 きょう26日の各社の株価は、Dガレージが、株式分割権利落ち後の理論株価に対して145円高の3130円、ソフトバンクが240円高の6780円、UMNファーマが、210円高の4020円、第一三共が、15円安の1807円と3日続落するなど高安マチマチとなった。

 東エレクの前日の株価は、ストップ高したあと、経営統合が、反トラスト法の関係で米国当局から認められないとの米国市場での観測を伝えられて、利益確定売りが交錯し上値の伸びを鈍くした。三角合併で設立する持株会社との株式交換比率は、アプライドマテリアルズが1対1、東エレクが1対3.25となっており、下値からは同交換比率を巡ってなお思惑が続く見込みだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:38 | 編集長の視点

【編集長の視点】パーク24はもみ合いも3Qの最高純益業績を見直し五輪関連人気再燃も期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パーク24<4666>(東1)は、3円高の1758円と2日間の変わらずを含めて4営業日ぶりに反発して始まったあと、7円安と伸び悩むなど前日終値を挟みもみ合っている。ただ売買高は漸増しており、今年8月29日に発表した今10月期第3四半期(3Q)業績が、3Qとして過去最高で着地し、9月7日には2020年夏季オリンピックの開催都市が東京に決定したことを見直し、関連の含み資産株人気などが再燃する展開を示唆しており、下値逆張りに一考余地がありそうだ。

 3Q業績は、前年同期比11%増収、9%経常増益、15%純益増益と続伸した。駐車場事業の事業本部制を地域別の3事業本部と法人営業本部とに組織変更して、大型駐車場から小型駐車場まで新規開発を積極化し、3Qの時間貸し駐車場「タイムズ」の運営件数が、前年同期比8%増の1万2708台、運営台数が同8%増の42万8429台、月極駐車場・管理受託駐車場を含めた総運営件数が、7%増の1万4135件、総運営台数が、7%増の53万1960台と伸び、新規事業のカーシェアリングサービス事業「タイムズ カープラス」の会員数も、23万9919人と大きく増加し営業損失額がほぼ半減したことなどが寄与した。

 10月通期業績は期初予想に変更はなく、売り上げ1550億円(前期比11%増)、経常利益200億円(同15%増)、純利益112億円(同15%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。

 株価は、今期第1四半期の2ケタ増収増益業績をテコに含み資産株人気を高めて年初来高値2062円まで人気化、全般急落相場の波及で1639円と調整、東京五輪開催決定で150円幅の底上げに転じた。テクニカル的にも75日移動平均線を上回ってきており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | 編集長の視点