[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (08/28)【編集長の視点】リブセンスは続落も2Q業績の高利益進捗率を見直し業績再上ぶれ期待が底流
記事一覧 (08/28)【編集長の視点】ラサ商事株価は成長戦略をテコに変貌余地
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】雪印メグミルクは相次ぐ新製品発売で下げ過ぎ訂正買いが再燃し反発
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】DyDoは上方修正の2Q業績発表も減益転換で材料出尽くし反落
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】リソー教育は続落、配当権利付き最終日も高配当利回り株は高安マチマチ
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】グリムスは4期ぶりの増益転換を再評価、下げ過ぎで狙い目
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】またまた「2日新甫」、9月相場は下に荒れるか上に荒れるか?=浅妻昭治
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】松田産業は5連騰、金先物価格の続伸で関連の超割安株買いが増勢
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】日本ペイントは最高値更新、好材料第3弾の自己株式取得発表で割安修正
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】メッツは続急伸、業績不調の新興市場4銘柄は株式分割で株価対策?!
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】ワイヤレスゲートは明日27日が権利付き最終日、株式分割・記念増配の権利取りに妙味
記事一覧 (08/23)【編集長の視点】メディアフラッグは2Q上ぶれ着地業績を見直し割安修正へ続伸
記事一覧 (08/23)【編集長の視点】アネスト岩田は高値を視野、自己株式の立会外買付取引で割安株買いが再燃
記事一覧 (08/23)【編集長の視点】シー・ヴイ・エス・ベイエリアは高値に肉薄、有配極低位値ごろ株に相場波乱期特有の材料株人気
記事一覧 (08/23)【編集長の視点】ジェイテックは1Q利益伸び悩みも売上げ51%増を評価し底上げ余地
記事一覧 (08/21)【編集長の視点】リンテックは業績増益転換でスマホ関連の割安株買いが再燃し反発
記事一覧 (08/21)【編集長の視点】ジーフットはイオンがTOBもTOB価格に失望し続落
記事一覧 (08/21)【編集長の視点】ファミリーマートはもみ合い、コンビニ株は7月既存店売上高がマイナス転換し売り買い交錯
記事一覧 (08/21)【編集長の視点】インテリジェント ウェイブは黒字転換をテコに下げ過ぎ訂正、トレンド変換
記事一覧 (08/20)【編集長の視点】パーク24は反落も3Q決算発表を先取り通期最高純利益を見直し再騰余地
2013年08月28日

【編集長の視点】リブセンスは続落も2Q業績の高利益進捗率を見直し業績再上ぶれ期待が底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リブセンス<6054>(東1)は、95円安の4190円と急続落している。米国のシリアへの軍事介入が強まり世界同時株安となり、きょう28日の東京市場でも、日経平均株価が、331円安と急続落しており、同社株にも利益確定売りが増勢となっている。

 ただ、同社株は、今年7月11日に今12月期第2四半期(2Q)累計・通期業績を上方修正し、株価が6140円まで800円高し、その2Q累計業績発表で目先材料出尽くして利益確定売りが先行してつけた株式分割権利落ち後の2番底4165円に目前となっており、2Q累計業績が、12月通期業績に対して高利益進捗率を示したことを見直し、下値には業績再上ぶれを催促する買い物が再燃する可能性がある。

 2Q累計業績は、上方修正通りに前年同期比2.0倍増収、64%経常増益、68%純益増益と大きく続伸し、同じく上方修正した12月通期業績対比で経常利益が61%、純利益が59%の利益進捗率と目安の50%を上回った。

 求人情報メディア事業、不動産情報メディア事業とも2011年12月の新規上場以来のメディア露出効果で、サービス導入企業社数が、2Qで3万7175社と前年同期の1万8869社からほぼ倍増し、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」、正社員求人サイト「ジョブセンスリンク」で新規契約企業に新料金を適用するとともに、Webプロモーションにより集客力向上・シェア拡大を図っており、祝い金、人件費、広告宣伝費の増加を吸収して大幅続伸となった。

 12月通期業績は、7月の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億7200万円(前期比46%増)と連続の過去最高更新を見込んでいるが、2Qの高利益進捗率に加え、下期から「ジョブセンス」、「ジョブセンスリンク」の新料金を既存顧客に適用することなどから業績再上ぶれ期待を強めている。

 株価は、成功報酬型の新ビジネスモデルを評価して高人気化、2011年12月の新規上場以来、すでに2回の株式分割を実施、昨年6月の2回目の株式分割(1対2)では9440円まで4割高したあと権利を落とし、権利落ち後安値3960円から同高値6510まで大きく上昇、今期業績の上方修正でも6140円の戻り高値をつけたが、利益確定売りで4165円まで調整した。下値からは業績再上ぶれを催促する値幅効果が期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:48 | 編集長の視点

【編集長の視点】ラサ商事株価は成長戦略をテコに変貌余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ラサ商事<3023>(東1)は、全般相場の急落に巻き込まれて392円まで突っ込んだが、1月につけた年初来安値に顔合わせして踏み止まってダブルボトムを確認しており、400円台下位から一段の底上げが期待できる。この手掛かりとなるのが、今期を初年度として推進している中期経営計画で、今3月期業績は、やや伸び悩みペースで推移しているが、最終年度の2016年3月期には、成長戦略の推進により純利益の今期予想比6割増を目標にしているからである。株価も、PER7倍台、PBR0.4倍の割安修正で高変貌余地を示唆している。

 中期経営計画は、『New Challenge Rasa 2015〜飛躍に向けた第一歩〜』をスローガンに3年後の経営目標として売り上げ330億円(今期予想6億8600万円)、経常利益19億円(同13億円)、純利益11億円(同6億8600万円)を掲げている。2011年1月の自社ビル営業開始、2012年10月のイズミ連結子会社化によるグループ経営などの新しい経営基盤のもと、「世界に通用する一流技術商品と有用な価値ある資源を国内外な販売」する成長戦略に磨きをかけることがバックボーンとなっている。重点施策として資源・金属素材関連事業ではジルコサンド製品の多様化や中国、東南アジア諸国、インドのグローバル市場開拓、産機・建機関連事業では、石炭火力発電やバイオマス・バイオガス分野への注力、下水道BCP(津波、高潮、豪雨)対応の汚泥ポンプの開発、環境建設設備事業では、石炭ガス化複合発電のスラグ処理へのラサ・システムの販売などの各成長戦略を推進する。

 今3月期業績は、売り上げ270億円(前期比6%減)、経常利益13億円(同3%減)、純利益6億8600万円(同11%減)と小幅の連続減収減益を予想、7月に発表した今期第1四半期純利益も、土地などの減損損失6500万円の計上で2400万円の赤字(前年同期は8000万円の黒字)と落ち込んだが、中期計画の推進で高変貌することになる。

 株価は、年初来安値顔合わせのダブルボトムから中期経営計画をテコに458円までリバウンド、PER7倍台、PBR0.4倍の400円台下位での三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。年初来高値518円、昨年3月高値545円の各奪回・フシ抜けから、2007年2月高値730円、2006年の上場来高値858円への視野が開けてこよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:01 | 編集長の視点
2013年08月27日

【編集長の視点】雪印メグミルクは相次ぐ新製品発売で下げ過ぎ訂正買いが再燃し反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 雪印メグミルク<2270>(東1)は、21円高の1468円と3営業日ぶりに反発し、6月13日につけた年初来安値1335円からの底上げを鮮明化している。

 今年8月に入って、牛乳など29品の出荷価格値上げに続き新製品を発表、売れ筋商品の『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』の新テレビCMの全国オンエアを開始し露出度を高めていることなどに反応し、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。相場テクニカル的にも、25日移動平均線を上回ってトレンド転換を示唆しており、年初来高値1600円へのチャレンジ期待を高めている。

 同社は、8月2日に今3月期第1四半期(1Q)決算と牛乳の出荷価格の値上げを発表し、1Q業績そのものは減益転換して着地したが、値上げをポジティブに評価して株価は、1469円と109円高した。値上げは、昨年10月に生産者からの生乳取引価格を1キログラム5円引き上げることで合意し、このコストアップの吸収を進めてきたが、自助努力による吸収可能範囲を超えたとしてメグミルク牛乳など29品を10月1日出荷分から1〜4%程度値上げする。

 この値上げに続き同社は、新製品を相次ぎ発表、『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』のリニューアル新製品や『白いネオソフト』などを市場投入するとともに、新テレビCMを放映、露出度を高めている。

 今3月期業績は、売り上げ5400億円(前期比3%増)、経常利益165億円(同0.7%増)、純利益95億円(同1%減)と見込んでいる。ヨーグルトやさけるチーズの生産能力増強が完了して売り上げは続伸し、経常利益は増益転換、純利益は、前期純利益を上方修正した反動で弱含みとなるが、前期の過去最高水準はほぼキープする。

 株価は、年初来安値から同社乳酸菌の糖尿病抑制効果などの学会発表でバイオ株人気を高めて1500円台まで急伸するなど25日線を出没し下値固めを続けているが、PERは10倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは2.0%となお下げ過ぎを示唆している。今年4月高値1548円抜けから年初来高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | 編集長の視点

【編集長の視点】DyDoは上方修正の2Q業績発表も減益転換で材料出尽くし反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ダイドードリンコ(DyDo)<2590>(東1)は、35円安の3805円と変わらずを挟み4営業日ぶりに反落している。前日26日大引け後に今年8月17日に上方修正した今1月期第2四半期(2Q)累計決算を発表し、減益転換率を縮めたが、目先材料出尽くしとして利益確定売りが先行している。

 2Q累計業績は、期初予想より経常利益、純利益が、各5億円上ぶれ前年同期比10%増収、38%経常減益、34%純益減益で着地した。節約志向が依然として継続し、低価格化が進行、外食産業、コンビニ業界との販売競争がますます激化する厳しい環境下、新生「ダイドーブレンド」の新製品を相次ぎ発売してブランド認知度を向上させ、新型自販機を導入・多様化し一段のコストコントロールを徹底したことなどが要因となった。1月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、44億1000万円(前期比横ばい)と前期と同様の過去最高を見込み、市場コンセンサスを約5億円上回る。

 株価は、前期業績の上方修正に続いて発表した今期予想業績が市場コンセンサスを上回ったことで年初来高値4495円まで2割高し、全般急落相場の影響を受けて3510円安値まで突っ込み、いったん4250円までリバウンドしたが、年初来高値依頼の調整幅の3分の1戻し水準でもみ合ってきた。2Q累計業績上方修正では45円高の小幅反応にとどまりPERは14倍台、PBRは0.8倍と割安であり、下値での逆張りも一考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】リソー教育は続落、配当権利付き最終日も高配当利回り株は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 リソー教育<4714>(東1)は、110円安の7880円と続落して始まっている。きょう27日を株式分割と今2月期の中間配当の権利付きの最終日としているが、前日の米国市場でNYダウが、64ドル安と反落、つれてきょう27日の日経平均株価も、109円安と続落してスタートしたことから、利益確定売りが先行、権利取りの買い物は押されている。

 ただ今2月期中間配当は、今年6月に増配され年間配当利回りが4.8%と2月期・8月期決算会社の配当利回りランキングで上位にランクインしていることもあり、きょう1日、配当権利取りに再考余地を示唆している。

 同社株を含め2月期・8月期決算会社の配当利回りランキングの上位5銘柄も、高安マチマチとなっている。ありがとうサービス<3177>(JQS)が、小幅高の買い気配と続伸し、エコートレーディング<7427>(東1)が、8円安の785円と変わらずを含めて6営業日ぶりに反落、マックハウス<7603>(JQS)が、4円安の915円と反落、富士エレクトロニクス<9883>(東1)が、13円高の1246円と反発している。

 リソー教育の中間配当は、ドイツ銀行と契約した自己株式処分(TIP契約)により現金化が進み、自己株式処分差益が拡大していることから、期初予想の180円を200円に引き上げ、年間配当は同じく360円から380円(前期実績330円)に増配し過去最高の配当額となる。一方、株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、8月31日を基準日に1株を10株に分割し、9月1日を効力発生日に単元株式数を100株とする単元株制度を採用する。

 株価は、今2月期純利益の連続最高更新予想に連続増配、株式分割が加わって年初来高値1万1440円まで上値を伸ばし、新株式発行(発行価格7893円)・株式売出しを嫌って7580円まで調整、発行価格近辺でのもみ合いが続いている。下値には高配当利回り、株式分割の権利取りも底流、権利落ち後の好展開期待も交錯している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 編集長の視点

【編集長の視点】グリムスは4期ぶりの増益転換を再評価、下げ過ぎで狙い目

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 グリムス<3150>(JQS)は、26週移動平均線でサポートされつつ下値を切り上げているが、今3月期業績の4期ぶりの増益転換を見直し下げ過ぎ訂正でさらに上値を伸ばす展開が見込まれる。今年5月には、今期業績のV字回復予想でストップ高を交えて急伸しており、この再現思惑も底流している。

■今期は18%増収、営業利益2.2倍、PERはわずか6倍台 

 同社の今期業績は、売り上げ62億100万円(前期比18%増)、営業利益3億5000万円(同2.2倍)、経常利益3億6200万円(同2.2倍)、純利益1億9800万円(同13%減)とV字回復が予想されている。今年3月にウォーターサーバー事業の一部を譲渡して、従来のグリーンハウスプロジェクト事業とウォーターサーバー事業を統合してスマートハウスプロジェクト事業として推進しており、同事業で今年6月に大阪、福岡に開設した営業所により販売エリアを拡大して太陽光発電システムを拡販し、エネルギーコストソリューション事業では、電力基本料金削減コンサルティングによる電子ブレーカー販売の手法を多様化するとともに販売代理店も強化、昨年12月開始のLED照明の販売では、「初期導入費0円・月額レンタル」で提供していることなどが要因となる。なお今期純利益は、前期に特別利益として計上したウォーターサーバー事業の譲渡益2億800万円が一巡して減益転換する。

 株価は、前期純利益の上方修正に今期業績のV字回復予想が続いてストップ高を交えて年初来高値1079円まで4割高し、ほぼ往って来いの26週線水準から下値を切り上げている。PERは6倍台、PBRは0.9倍となお下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:44 | 編集長の視点
2013年08月26日

【編集長の視点】またまた「2日新甫」、9月相場は下に荒れるか上に荒れるか?=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

■過去の「2日新甫」相場を参考に和戦両用の備え

編集長の視点 またまた「2日新甫」である。9月相場は、2日の月曜日から月初商いがスタートする。「2日新甫」は荒れるとするのが、兜町のジンクスとなっており、これが下に荒れるのか、上に荒れるのか予断を許さない。

 実際に昨年2012年は、「2日新甫」の当たり年で、3日に売買がスタートした9月相場を含めて4回も、「2日新甫」があり、このうち日経平均株価の月足は、2回が陽足、2回が陰線の2勝2敗で、ジンクスは、5割の確率で当たっていたことになる。もっとも9月相場の陽線は、始値と終値の開きがわずか34円にとどまっており、これを勘案すると、75%の確率で「2日新甫」は、下に荒れる経験則を示唆している。今年2013年も、6月相場が、3日に売買がスタートした準「2日新甫」であり、月足はわずか125円幅の価格差で陽線を示現したものの、月央には、1万3000円台割れまで突っ込む長大の下ヒゲを引く波乱展開となった。

 外部環境をみれば、今週央に月替わりとなる9月相場の「2日新甫」は、下に荒れる懸念材料が目白押しである。この最大の材料は、9月17〜18日に開催予定のFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)だろう。量的緩和策第3弾(QE3)の縮小が、ここから始まるのか、資産購入額がどの程度、減額されるかが、新興国を含めて世界の為替市場・株式市場に大きな波乱要因となる。この緩和策縮小を決定する参考指標とみられる米国の8月の雇用統計は、9月2日に発表予定であり、9月相場は、月初早々から株価、為替の方向感が試されるギリギリのせめぎ合いが続く。

 国内でも、9月4〜5日に日銀の金融政策決定会合が開催され、9日には、安倍晋三首相が、消費増税を政治決断するための重要な参考指標となる4−6月期の国内総生産(GDP)の確定値が発表予定であり、同確定値が、設備投資の上ぶれで上方改定されるようなら、消費増税に向けての既定路線の第一歩に歩む進むことになる。もちろん日米両市場は、米国で量的緩和策が縮小されたら売り、見送られたら買い、日本でも、消費増税が政治決断されたら売り、回避されたら買いとは単純に想定できないのが難しいところで、それこそが「2日新甫」が、ジンクス通りのそもそもの荒れ模様を示唆する由来になっている。

 こうなると、「2日新甫」相場は、下に荒れても上に荒れても対応できるよう「和戦両用」で備えを怠らないことが肝心となる。そこで参考にしたいのが、直近の「2日新甫」相場である。外部材料にポジティブに反応して「リスク・オン」で上に荒れるケースでは昨年12月相場、ネガティブし悲観して「リスク・オフ」で下に荒れる場合では、今年6月相場を先行事例として参考にしたいのである。

 昨年12月相場は、12月16日に投開票日を迎えた衆議院選挙で自民・公明両党が圧勝、安倍自民党が政権奪還を実現、「アベノミクス相場」の初動段階にあり、ご祝儀相場も含めても上に荒れて不思議はなかった「2日新甫」相場であった。これに対して、今年6月相場は、5月末のFRBのバーナンキ議長の議会証言で、量的緩和策縮小を示唆する発言が飛び出し、とたんに為替相場も株式相場も、「リスク・オン」から「リスク・オフ」に急転回し、下に荒れた「2日新甫」相場であった。この両相場で、強気に攻めて上げた銘柄、守りのなかで踏み止まって逆行高した銘柄をリサーチして、来るベき9月相場の「2日新甫」に和戦両用で対処しようというのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】松田産業は5連騰、金先物価格の続伸で関連の超割安株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 松田産業<7456>(東1)は、10円高の1323円と5営業日続伸している。前週末23日のニューヨーク商品取引所で、金先物価格が、25.00ドル高の1トロイオンス=1395.8ドルと続伸して引け一時、1399.9ドルと心理的なフシ目の1400ドルに迫り、6月7日以来の2カ月半ぶりの高値まで買い進まれたことを手掛かりに、業績上ぶれ期待を高めて超割安株買いが増勢となっている。

 世界の金融・株式市場は、FRB(米連邦準備制度理事会)が、いつからどの程度で量的緩和策を縮小するかを巡って一喜一憂しているが、前週末の米国市場で発表された7月の新築住宅販売件数が、大幅に減少し、6月分も下方修正されたことから、量的緩和が、9月のFOMC(公開市場委員会)以降まで長期化するとの見方が強まり、金先物買いが優勢となり、為替相場が、対ユーロでドル安となったことも代替投資につながり、金先物価格が続伸した。同社は、貴金属のリサイクル事業を行っており、このリサイクル貴金属の販売量と金価格の動向が、業績を左右する要因で、前3月期業績も、販売量減少で期中に下方修正したものを期末にきて貴金属価格が想定を上回ったとして上方修正し、減益転換率を縮小した。

 今期業績は、売り上げ1750億円(前期比4%増)、経常利益65億円(同6%増)、純利益41億4000万円(同3%増)と増益転換を予想、8月9日に発表した今期第1四半期(1Q)業績は、前年同期比22%経常増益、19%純益増益と大幅増益転換して着地した。

 株価は、決算発表などとともに再三にわたり発表して実施した自己株式取得が、下支え効果を発揮して上ぶれ要因ともなり、6月7日に突っ込んだ1113円安値から、今期1Q業績の大幅増益と同時発表に自己株式取得で1300円台までリバウンドした。PERは8倍台、PBRは0.8倍と超割安であり、一段の戻りから年初来高値1585円にチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>松田産業のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本ペイントは最高値更新、好材料第3弾の自己株式取得発表で割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本ペイント<4612>(東1)は、81円高の1432円と4営業日続伸し、8月7日につけた上場来高値1405円を更新している。前週末23日大引け後に自己株式取得を発表、今年7月19日開示の今3月期業績の上方修正、8月5日公表の今期配当の増配に次ぐ株高材料の第3弾として割安株買いを拡大させている。

 自己株式取得は、資本効率の向上と将来の機動的な資本政策に備えることを目的にしており、取得上限の株式総数を400万株(発行済み株式総数の1.5%)、取得総額の上限を60億円、取得期間を9月2日から9月20日までとして実施する。

 一方、今期業績の上方修正は、国内売り上げが、汎用塗料市況の好調推移に、新製品の拡販、工業用塗料での住宅資材向けの塗料の出荷好調が加わって伸び、グローバルに原価低減活動を推進したことで原材料価格の上昇をカバーしたことなどが要因で、3月通期純利益は、期初予想の210億円を255億円(前期比27%増)に引き上げ、連続の過去最高更新の更新幅を拡大する。

 配当は、第2四半期、期末配当とも期初予想の各7円を8円にアップさせ、年間16円(前期実績14円)へ連続増配を予定している。

 株価は、前期業績の再上方修正・再増配で1252円まで買い進まれ、全般相場が急落するなか963円と下値を探ったが、業績上方修正、増配と好材料が続いて上場来高値まで45%高、1300円台固めを続けてきた。PERは14倍台と割安であり、上値トライがスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】メッツは続急伸、業績不調の新興市場4銘柄は株式分割で株価対策?!

<マーケットトーク>

編集長の視点 メッツ<4744>(東マ)は、寄り付きの買い気配から550円高の6190円まで買い進まれ続急伸している。前週末23日大引け後に株式分割を発表、今年8月12日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、連続赤字で着地したことをカバーして株式分割の権利を取る買い物が増勢となっている。

 前週末23日大引け後は、同社を含めて4銘柄が株式分割を発表しており、いずれも新興市場株で、直近に発表した四半期業績、通期業績が減益転換、連続赤字となったことが共通項となっている。株価は、アイレップ<2132>(JQG)が、同じく寄り付きの買い気配から114円高の1098円と買われて続急伸し、コムシード<3739>(名セ)が、690円高の2万490円と2日間の変わらずを含めて6営業日ぶりに急反発、ユビテック<6662>(JQS)が、600円高の3万3800円と3営業日続伸するなど軒並み高となっている。業績不調銘柄にとって株式分割が、究極の株価対策となっているようである。

 メッツの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約計画」を踏まえて、同社株式の売買単位を100株とすることを目的にしている。9月30日を基準日に1株を100株に分割し、同時に10月1日を効力発生日に100株を1単元とする単元株制度を採用する。

 株価は、今年3月の前期業績の上方修正でストップ高して年初来高値1万1880円まで買い上げられ、今年5月の3月期決算の開示とともに発表した「継続企業の前提に関する注記」の記載解消をバネに再度、ストップ高して1万790円の戻り高値をつけたが、全般相場急落で3775円安値まで突っ込み、8月開示の今期1Q純利益が8300万円の赤字(前年同期は3700万円の赤字)となったことで4330円と売られるなど値動きの激しい展開が続いた。3月通期純利益は、期初予想通りに1億7600万円(前期比5.1倍)と大幅続伸を予想しており、株式分割でどこまでリバウンド幅を拡大するか注目されることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】ワイヤレスゲートは明日27日が権利付き最終日、株式分割・記念増配の権利取りに妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、今年8月31日を基準日に株式分割(1対2)を予定し、明27日にこの権利付き最終日を迎えるが、きょうを含めて残り2日間、この株式分割と期末の記念増配の権利取りに熟考余地がある。高速通信WiMAXサービスでトップを走り、今12月期業績も連続の過去最高更新を予想し、今年8月5日に開示した今期第2四半期(2Q)決算も、期初予想を上ぶれて着地したことを考慮すれば、両権利落ち後安値からの再騰で大きく報われる可能性が強い。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに、投資家層の拡大を図ることを目的にしている。この株式分割と同時に同社は、来年1月に創立10周年を迎えることから、記念配当20円を上乗せして年間100円(前期は無配)に増配、株式分割権利落ち後は年間50円とする。

 株価は、昨年12月に発表した「ワイヤレスゲートWi−Fi」の取扱開始・住友商事<8053>(東1)との提携で4560円まで6割高したあと、今期業績の連続最高予想で上場来高値6700円まで上値を伸ばし、全般相場・新興市場急落の波及で4050円まで突っ込んだが、株式分割・記念増配発表で6000円の戻り高値をつけ5000円台を出没している。分割・記念増配の権利取りを選択して、権利落ち後に再度の値幅効果が期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:20 | 編集長の視点
2013年08月23日

【編集長の視点】メディアフラッグは2Q上ぶれ着地業績を見直し割安修正へ続伸

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 メディアフラッグ<6067>(東マ)は、9円高の489円と続伸している。今年8月8日に発表した今12月期第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれて着地したことを手掛かりに、通期の連続最高純利益を見直し割安株買いが増勢となっている。9月1日から相次ぎ開始する新規事業も、先取りし通期業績の上ぶれ期待を高めている。

 2Q累計業績は、昨年9月28日の新規株式公開(IPO)以来、初の2Q累計決算の開示となるため前年同月比較はないが、期初予想より売り上げが2600万円下ぶれたものの、経常利益が、1900万円上ぶれて7400万円、純利益が、400万円上ぶれて3400万円となった。各メーカーが実施するキャンペーンや新商品の発売に合わせたリアルショップサーポートサービスなどを受注する営業支援事業や、地方銀行の店頭調査やASEAN地域で覆面調査などのサービスを提供する流通支援事業で原価などのコスト削減を進めたことが、上ぶれ着地要因となった。12月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、1億2700万円(前期比24%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 一方、新事業は、流通業界で、高齢者の消費行動への対応が「勝ち組」化のキーポイントになっていることから、同社の店頭での覆面調査・店舗巡回業務などで60歳以上のシニア層による覆面調査やアンケート調査を可能とするシニアマーケティング事業と、企業の社内業務をクラウドソーシングできるプラットフォームにより同社メディアクルーを活用してデータ入力・加工など在宅業務を提供するクラウドソーシング事業との2事業で、通期業績の上乗せ期待につながっている。

 株価は、昨年9月に公開価格900円でIPOされ、2120円で初値をつけ上場来高値2415円まで大化けしたあと、株式分割(1対3)の権利を落とし、落ち後安値411円から新規事業の開始やM&Aを評価して630円まで戻し、500円台を出没している。PERは16倍台と割安であり、630円抜けから今年5月の分割落ち後高値727円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | 編集長の視点

【編集長の視点】アネスト岩田は高値を視野、自己株式の立会外買付取引で割安株買いが再燃

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アネスト岩田<6381>(東1)は、3円高の461円と反発し、5月6日につけた年初来高値506円を視界に捉えている。前日22日大引け後に自己株式取得を立会外買付取引で実施すると発表、これをキッカケに今3月期の連続増益業績、連続増配を見直し割安株買いが再燃している。

 自己株式取得は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的にしており、取得株式数の上限を30万株(発行済み株式総数の0.71%)、取得総額を1億3740万円としている。取得方法は、前日終値458円できょう23日寄り付き前の8時45分に立会外買付取引で実施する予定であり、取引終了後に取得結果を公表する。

 一方、同社の今3月期業績は、売り上げ240億円(前期比6%増)、経常利益30億円(同13%増)、純利益18億円(同1%増)と続伸を予想、配当も、年間13円(前期実績12.5円)と連続増配を予定している。前期業績の増益転換率を縮めた欧州経済の停滞や中国をはじめとする新興国の成長鈍化も、ボトムアウトの気配を強めており、圧縮機製品や塗装機器製品で、世界戦略機の新製品を発売、生産面では、無人化・省力化の推進、海外生産拠点に充実など生産効率の向上を図ることなどが要因となる。

 株価は、前期期末配当を期中の減配から一転して増配し、さらに今期業績の続伸予想・連続増配と続いて年初来高値まで買い進まれ、8月7日開示の今期第1四半期決算が、2ケタの増益転換で着地したものの、期初予想の第2四半期累計業績に対して低利益進捗率にとどまったことが響き、ほぼ往って来いの調整をした。PERは10倍台、PBRは1倍ソコソコ、配当利回りは2.8%と割安であり、自動車関連人気も波及して高値抜けから2007年10月以来の600円台回復も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:05 | 編集長の視点

【編集長の視点】シー・ヴイ・エス・ベイエリアは高値に肉薄、有配極低位値ごろ株に相場波乱期特有の材料株人気

<マーケットトーク>

編集長の視点 シー・ヴイ・エス・ベイエリア(CVSベイ)<2687>(東1)は、6円高の126円と7営業日続伸し、前日ザラ場に急伸してつけた年初来高値128円に肉薄している。

 全般相場が、夏枯れ相場からさらにダウンサイド・リスクを強め、米国の量的緩和縮小懸念で世界各国の経済指標に一喜一憂、先行きなお波乱展開が不安視されるなか、目先筋が、外部環境とは無縁で株価の値ごろのみを株価材料とする材料株買いにシフトしており、そのなかでも配当を継続している有配極低位値ごろ株の一角として、同社株にも8月末の中間配当1円の配当権利取りが絡んだ思惑買いが継続している。

 有配極低位値ごろ株は同社株のほか、佐田建設<1826>(東1)が、1円高の80円と3日続伸し、トーア紡コーポレーション<3204>(東1)が、1円安の67円と反落、日本コンベヤ<6375>(東1)が、1円高の77円と変わらずを挟んで6営業日ぶりに反発、日本コロムビア<6791>(東1)が、前日比変わらずの39円で寄り付き、銀行株でも福島銀行<8562>(東1)が、1円高の78円と変わらずを挟み4日ぶりに反発し、大東銀行<8563>(東1)も、1円高の89円と反発するなど高安マチマチで始まっているが、売買高は漸増させている。

 CVSベイの今2月期配当は、昨年6月1日付けで株式分割(1対2)を実施しており、この分割権利落ち通りに年間2円(前期実績4円)、中間配当として1円を予定している。

 この間、コンビニエンスストアのフランチャイズ契約をサークルKサンクスからローソン<2651>(東1)に転換、このブランド転換ロスにより前期業績が、再三の下方修正による連続赤字を余儀なくされたが、今期業績は、売り上げ300億6000万円(前期比10%増)、経常利益3億円(前期は3億5400万円の赤字)、純利益1億8600万円(同8億8000万円の赤字)と水面上浮上を見込んでいる。

 この業績回復は、今年7月開示の今期第1四半期(1Q)決算で、経常利益、純利益がともに前年同期の赤字から黒字転換したことで、より鮮明化した。

 株価は、今年2月につけた年初来安値78円に対して、前期業績の再下方修正では悪材料出尽くしとして80円台をキープ、今期業績の黒字転換予想で122円まで買い進まれ、その後の100円を挟む上下10円幅の下値固めから今回、年初来高値を追っている。投資採算的に買い余地は少ないが、極低位値ごろを手掛かりに、株式分割の権利落取りでつけた昨年4月高値290円(権利落ち換算値145円)、権利落ち前株価180円などを目指す思惑人気化も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:56 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジェイテックは1Q利益伸び悩みも売上げ51%増を評価し底上げ余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジェイテック<2479>(JQG)は、今年8月1日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績で、経常利益が、前年同期より64%減、純利益が連続の赤字となり、下値もみ合いを続けているが、明らかに下げ過ぎである。同社の業績実態は、むしろ1Q売り上げが、51%も伸びたことに現れているためだ。株式分割権利落ち後の3番底となる200円台下位からは、有配低位値ごろ株として底上げ展開が有力となる。

 1Q業績は、前年同期比51%増収、64%経常減益と増減マチマチとなり、純利益は、1400万円の赤字(前年同期は400万円の赤字)と水面下の推移が続いた。主要取引先の大手製造業では技術開発投資が継続しており、技術職知財リース事業で、自動車関連などの取引が、前年同期より増加し、昨年10月にLIXILグループ<5938>(東1)から株式を取得して連結子会社化したエル・ジェイ・エンジニアリングの寄与により、従来の機械・電気電子・ソフトウェア分野に加えて、新たに建築分野のサービスの提供を開始したことで、売り上げが大きく伸びた要因となった。

 ただ利益は、昨年を上回る人数の優秀な新卒テクノロジストが入社し、1Qは、この新卒テクノロジストの研修期間中の人件費や教育・研修などの費用が増加、売上原価や販売管理費が増加したことなどで伸び悩んだ。ただ、この新卒テクノロジストは、早期戦力化が見込め、順次、派遣先が決定し、技術開発や製品設計へ対応可能な高いスキルを持つ技術者とともに、高い稼働率を維持していることから、今期第2四半期累計・3月通期業績は、期初予想を据え置いた。通期純利益は、4900万円(前期比3%増)を予想し、配当も、株式分割(1対200)の権利落ちで1円(前期実績200円)と前期比横ばいを予定している。

 株価は、今年3月末の株式分割権利落ちから171円、181円と下値を探り、今回の1Q業績発表を受けて226円と調整、3番底確認となった。1番底(171円)確認後には権利落ち後高値560円まで3.2倍化、2番底(181円)後は330円まで82%高した急騰習性が際立っており、再現思惑が高まろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:19 | 編集長の視点
2013年08月21日

【編集長の視点】リンテックは業績増益転換でスマホ関連の割安株買いが再燃し反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リンテック<7966>(東1)は、21円高の1932円と反発し、5月23日につけた年初来高値2099円を意識する動きを強めている。米国のアップル社が、9月上旬にも新型「iPhone」の出荷を開始すると伝えられたことから、スマートフォン・タブレット型端末関連株への先取り思惑が強まっており、同社株もその関連株の一角で、今3月期の増益転換業績を見直し割安修正買いが再燃している。

 同社の今期業績は、売り上げ2100億円(前期比10%増)、経常利益150億円(同36%増)、純利益105億円(同36%増)と増収増益転換が予想され、配当も、年間42円(前期実績34円)への大幅増配が予定されている。アドバンスマテリアル事業では、半導体関連粘着製品が、スマホ効果で大きく伸び、同様に積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルムも増加、オプティカル材事業でも、液晶関連粘着製品が、スマホ・タブレットPC用に受注が堅調に推移することなどが要因となる。

 この今期業績の第1関門の今期第1四半期(1Q)決算は、今年8月7日に発表されたが、7月23日の観測報道通りに営業利益が、前年同期比19%増の30億300万円で着地し、経常利益も34億4700万円(同35%増)、純利益も23億7500万円(同38%増)と大幅に増益転換する好出足となった。

 株価は、前期第3四半期の続落業績で年初来安値目前の1582円へ調整したが、今期業績の増収増益転換予想で年初来高値2099円へ出直り、全般急落相場に巻き込まれた再調整場面から1Q業績観測報道で2000円台を回復、1株純資産1909円水準でもみ合ってきた。PERは13倍台と割安であり、高値奪回から上値指向を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジーフットはイオンがTOBもTOB価格に失望し続落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジーフット<2686>(名2)は、前日比変わらずの1850円で寄り付いたあと、40円安の1810円と売られて4営業日続落し、8月15日につけた年初来高値2000円からの下げ幅を拡大させている。

 前日20日大引け後に、同社株式を間接保有も含めて50.99%保有するイオン<8267>(東1)が、同社株式を株式公開買い付け(TOB)により取得すると発表、同社も、賛同意見の表明と、TOB応募については、株主の判断に委ねると取締役会決議したが、TOB価格1762円が、前日終値を下回ることに失望して利益確定売りが増勢となっている。なおイオンは、逆に3円高の1387円と続伸したが、寄り付き高後は、前日終値を挟む小幅もみ合いに変わっている。

 TOBは、ジーフットの創業家一族関係者から創業家の保有株の売却意向がイオンに伝えられ、同株式が市場に放出され株価に悪影響が及ぶことを避けつつ、同株式取得で両社の資本関係を強化、経営戦略を密接に連動・推進させることが両社の企業価値の向上につながるとして取締役会決議された。TOB価格は、創業家保有株を取得することが目的となっていることから、8月19日までの名証2部の1カ月間の単純平均株価を5.01%ディスカウントされて決定された。

 買い付け期間は、8月21日から9月18日までの20営業日、買い付け株式数は580万149株、買い付け代金は102億1900万円を予定、TOBは、上場廃止を企画していないが、買い付け株式数に上限も設けていないためTOB応募状況次第では、上場廃止になる可能性もあるとしている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファミリーマートはもみ合い、コンビニ株は7月既存店売上高がマイナス転換し売り買い交錯

<マーケットトーク>

編集長の視点 ファミリーマート<8028>(東1)は、45円安の4305円と反落して始まったあと、5円高と戻すなど前日終値を挟みもみ合っている。前日20日大引け後に日本フランチャイズチェーン協会が、7月度のコンビニエンスストア(CVS)売上高統計を発表、既存店売上高が、前年同月比0.8%減と2カ月ぶりにマイナス転換したことから、猛暑関連特需期待が空振りに終わったとする利益確定売りと売り方の買い戻しが交錯している。

 コンビニ株は同社株のほか、ローソン<2651>(東1)が、30円安の7760円、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が、45円安の3410円とそれぞれ5営業日続落し、ミニトップ<9946>(東1)が、9円高の1555円と反発するなど高安マチマチでスタートしている。

 前日は、後場取引時間中の14時30分に日本百貨店協会も、7月の全国百貨店売上高を発表、主力の夏物衣料を中心に苦戦が続いて前年同月比2.5%減と3カ月ぶりにマイナスとなり、大手百貨店株は大引けにかけ下げ幅を拡大した。「アベノミクス」の資産効果の優等生である個人消費関連の百貨店業界に続き、CVS業界が、早くも息切れを示唆したことは、今後のマーケットの投資銘柄不足、展開難への懸念を強めそうだ。

 7月度のCVS売上高は、既存店売上高が、0.8%減と前月の13カ月ぶりのプラスから落ち込み、全店では、4.6%増と5カ月連続で前年同月を上回った。7月前半は高温で猛暑日となり、飲料やアイスクリームなどの夏物商材が好調に推移し、来店客数も全店・既存店とも前年同月を上回ったが、後半は、北・東日本で晴れの日が少なく、東北地方を中心に平年を下回る気温となり、タバコ購入者の減少も重なってマイナス転換した。

 ファミリーマ−トの株価は、年初来高値4795円から今2月期の続伸予想業績が、市場コンセンサスを下回るとして3810円まで調整、猛暑による月次売上高のプラス転換に反応して4700円の戻り高値をつけ4200円台の中段固めを続けている。PERは18倍台と市場平均をやや上回っており、売り長となっている信用好需給も意識され強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:04 | 編集長の視点

【編集長の視点】インテリジェント ウェイブは黒字転換をテコに下げ過ぎ訂正、トレンド変換

<銘柄ウオッチ>

 インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)は、上昇転換した26週移動平均線が、13週移動平均線を下方から上へ抜くゴールデン・クロス目前となっており、これをキッカケにトレンド変換し下げ過ぎ訂正を強めそうだ。この手掛かり材料となるとみられるのが、今年8月7日に発表した今6月期業績の黒字転換予想であり、500円の年間配当を安定継続する株主重視姿勢も合わせて買い評価されよう。

 同社の今期業績は、売り上げが、60億円(前期比2%増)と続伸し、経常利益が、4億円(前期は5億8700万円の赤字)、純利益が、2億5000万円(同3億4900万円の赤字)とそれぞれ黒字転換が予想されている。

■クレジットカード不正利用検知システム『ACE Plus』を販売

 同社の主要事業領域のクレジットカード業界で、これまで先送りされてきたシステム更新やハードウェアの更新などの設備投資案件の引き合いが増加するなど事業環境が改善しており、このカードビジネスのフロント業務の案件を確実に受注するとともに、システムソリューション業務では、自社製のクレジットカード不正利用検知システム「ACE Plus(エースプラス)」を販売、セキュリティシステム業務では、情報漏えい対策システム「CWAT(シーワット)」をバージョンアップした最新版Version5.0の販売を開始、さらに企業のウェブサイトやスマトサイトの訪問・利用顧客を適切なページに誘導する新製品「Faceコンシェル」の販売を強化することなどが要因となる。

 株価は、前期第3四半期の赤字業績で悪材料出尽くし感を強め、期末の500円配当の安定継続も意識して年初来高値3万7500円をつけ、全般相場急落の悪地合い下、2万1900円まで調整したが、26週線を支持ラインに下値を切り上げてきた。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:48 | 編集長の視点
2013年08月20日

【編集長の視点】パーク24は反落も3Q決算発表を先取り通期最高純利益を見直し再騰余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パーク24<4666>(東1)は、20円安の1705円と反落している。同社株は、8月17日付けの日本経済新聞で、今10月期第3四半期(3Q)経常利益が、前年同期より1割程度増えて3Qとして過去最高になると観測報道されたことで前日に急反発し、きょうは利益確定売りが先行している。ただ、その3Q決算は、8月29日に発表を予定しており、その際に10月通期純利益の連続過去最高更新を見直し内需株買いが再燃する展開が想定される。

 同社の3Q経常利益は、観測報道によると、130億円強と前年同期より1割程度続伸したとされた。首都圏を中心に時間貸し駐車場「タイムズ」の新規開発が前倒しで進み、7月末までに通期計画(6万8000台)のほぼ8割に相当する5万5000台弱を開発、赤字のカーシェアリング事業も、同じく車両台数が、53%増え6512台、会員数が、24万人弱とほぼ倍増し、採算が改善したことなどが要因とした。

 同社の今期業績は、売り上げ1550億円(前期比11%増)、経常利益200億円(同15%増)、純利益112億円(同15%増)と続伸が予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新するが、通期業績は、この期初予想を据え置く見込みとされた。

 株価は、今期第1四半期の好決算で含み資産株人気を高めて年初来高値2062円をつけ、全般相場急落に巻き込まれて1662円と突っ込み、いったん1863円まで底上げしたが、再度、下値確認の動きが続いた。リバウンド幅の拡大が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 編集長の視点