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記事一覧 (08/19)【編集長の視点】「盆と正月が一緒に来る」のか「泣きっ面に蜂」になるかオリンピック関連株で9月相場の方向とスケールに探り=浅妻昭治
記事一覧 (08/16)【編集長の視点】双信電機は再動意、1Q赤字縮小、親会社株高も波及
記事一覧 (08/15)【編集長の視点】シーボンは1Q好決算を見直し猛暑特需関連思惑もオンして反発
記事一覧 (08/15)【編集長の視点】リブセンスは2Q業績が大幅続伸も目先材料出尽くし感から急反落
記事一覧 (08/15)【編集長の視点】マツダは反落、欧州関連株はユーロ圏GDPプラス転換も利益確定売りが先行
記事一覧 (08/14)【編集長の視点】アミューズは1Q業績大幅減益と「桑田佳祐」復帰が綱引きし急反落
記事一覧 (08/14)【編集長の視点】ジョルダンは前日比変わらずも3Q伸び悩み業績で悪材料出尽くし感を強めて底上げ気配
記事一覧 (08/14)【編集長の視点】ペプチドリームはストップ高、直近IPO3社は順調な業績推移を評価し下げ過ぎ訂正
記事一覧 (08/14)【編集長の視点】 イーピーミントは3Q決算でダメ押し、株式分割の権利取りで訂正余地
記事一覧 (08/14)【編集長の視点】ユーグレナは下げ過ぎ訂正高へ、2回目の株式分割の権利取りと決算期待
記事一覧 (08/13)【編集長の視点】夢真HDは続落も7月度の月次好実績を見直し下げ過ぎ訂正余地
記事一覧 (08/13)【編集長の視点】福証新規上場のアメイズは公開価格を67円上回り797円で初値
記事一覧 (08/13)【編集長の視点】SONYFHは高値肉薄、増配3社は好業績もサポートして好感高
記事一覧 (08/12)【編集長の視点】IBJは続落も2Q累計決算発表を先取り連続最高純益を買い直し余地
記事一覧 (08/12)【編集長の視点】西尾レントは業績を再上方修正も利益確定売りが先行し急反落
記事一覧 (08/12)【編集長の視点】ウォーターダイレクトは続急落、宅配水2社は1Q低調業績が響き揃って利益確定売りが先行
記事一覧 (08/12)【編集長の視点】『熱帯夜の夢』シナリオで猛暑関連株が浮上も、材料株をリード=浅妻昭治
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2013年08月19日

【編集長の視点】「盆と正月が一緒に来る」のか「泣きっ面に蜂」になるかオリンピック関連株で9月相場の方向とスケールに探り=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 「盆と正月が一緒に来る」ようになるのか、「泣きっ面に蜂」になるのか、悩ましく9月相場が目の前である。しかも、その分水嶺のヤマ場は、9月7日、9日と矢継ぎ早に迫っている。9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される国際オリンピック委員会(IOC)の年次総会で、2020年夏季オリンピックの開催都市が決定され、東京都が当選するか、前回の2016年夏季オリンピックに続き落選してしまうか運命の日となる。

 9月9日は、株式市場にとって最も重要な日となる。この日に4〜6月期の国内総生産(GDP)の確定値が発表される。8月12日に発表された速報値は、年率換算で前期比2.6%増と2期連続のプラス成長となったものの、市場予想の3.6%増を下回った。期待された設備投資が、0.1%減と6四半期連続で前期を下回ったことなどが要因となったが、これが確定値では上ぶれ、成長率の上方修正につながるとする観測が有力となっている。この確報値こそ安倍晋三首相が、来年4月に消費増税関連法通りに消費税の増税を政治決断するかしないかの参考指標としているからである。

 9月7日と9日が、ともに株式市場にプラスに働くか、マイナスとして影響するかによって、9月相場の方向とスケールが決まることになり、それは秋相場にも尾を引き続ける。ともにプラスなら「盆と正月が一緒に来る」ような活況相場を呼び込み、ともにマイナスなら「泣きっ面に蜂」の波乱相場を覚悟しなくてはならないということである。

 このうちオリンピック開催都市の決定は、株式市場にとってプラスかマイナスか、極く単純で分かりやすい。東京都が開催都市に決定すれば歓迎高、ご祝儀相場に沸くことになる。落選すれば、東京都は今後50年は、開催都市への立候補さえできないほどのダメ−ジを受けるとする失望売りが、関連株ばかりでなく市場全体のショック安さえ招きかねない。

 GDP確定値は、プラスか、マイナスか影響の予測が難しい。上方修正されて安倍首相が、消費増税を政治決断するとして、実態経済面と株式市場での評価とが分かれる可能性があるからだ。消費増税は、もちろんデフレ経済への逆戻り要因となる。「アベノミクス相場」の第1ステージでしこたま儲けた「勝ち組」投資家や富裕層には、消費税率が8%に引き上げられようが、10%にアップしようが、痛くも痒くもないはずだ。ところが、第1ステージの高値近辺に遅れて参加して保有株の評価損を抱えてしまった「負け組」投資家や、まだ「アベノミクス効果」の給与所得の増加に預かっていない勤労者所帯、年金支給額の上積みなど望むべくもない年金生活者は、またも節約志向・生活防衛意識へのカムバックを迫られることになり、景気サイクルは、再びデフレ不況に逆回転を余儀なくされる。株は売りとなる。

 ところが、株式市場にとっては、消費増税が買い材料となる可能性も予測されている。外国人投資家が、大量に買い出動してくるとみられるからだ。衆議院と参議院の多数派が異なる「ねじれ国会」、政治の空洞化要因となって何も決められないとされ、「失われた20年」から脱却できない日本が、今年7月の参議院選挙で、自民・公明党両党の与党が圧勝、「ねじれ国会」の解消で、国際公約の財政再建に手をつけたと評価されることが要因である。その先には、法人税率の引き下げ、TPP(環太平洋経済連携協定)参加などの成長戦略の加速も期待されている。

 9月相場は、早々の2つのヤマ場の動向次第で、売りにも買いにもなる不透明さが拭えない。このヤマ場まで、きょう19日のお盆明けから3週間である。そこでこの間、ヤマ場がどちらに転ぶかは「神のみぞ知る」だが、次善の策として株価は株価に聞いてみることにしたい。俎上に載せるのは、なお高等数学のように関数が複雑に絡み合っているGDP確定値でなく、小学生でも理解可能な算数問題のようなオリンピック開催都市の決定である。開催都市が東京に決定した場合に歓迎高するはずの銘柄の先取り人気次第で、2020年の夏季オリンピックの東京招致が成功するか失敗に終わるか占おうというのである。

 2020年のオリンピック関連株は、これまでも散発的には買い人気となった。東京都競馬<9672>(東1)東京ドーム<9681>(東1)などが動意付くたびに、格別な買い材料が観測されないことから、オリンピック関連などと無理矢理のマーケット・コメントを引き出してきた。オリンピック招致委員会の開催計画では、オリンピック競技の85%が、東京・お台場を中心に半径8キロメートル圏内の競技会場で実施されるコンパクトな会場配置となっていることをセールスポイントとしているだけに、社名に「東京」の冠がつく銘柄にとっては、追い風になることが間違いないとする先取り思惑である。

 株式市場には、この「東京銘柄」は、ザッと40社も数えるのである。「東京銘柄」から今後、3週間、1日少なくとも2社強、オリンピック銘柄が、思惑人気高していい計算にはなる。しかし、この「東京銘柄」の材料株人気は、逆に現在のところ全般人気をリードする本命株が不在ということの裏返しでもある。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点
2013年08月16日

【編集長の視点】双信電機は再動意、1Q赤字縮小、親会社株高も波及

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 双信電機<6938>(東1)は、300円台下位での下値固めが続いているが、今年7月31日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績の赤字縮小や年間8円配当を見直し、再び割り負け訂正に動意付く展開が想定される。親会社の日本ガイシ<5333>(東1)が、1Q決算発表時に今3月期第2四半期累計業績を上方修正して急伸、25日移動平均線を大幅上方かい離し上値を追っていることも波及、連想を強めよう。

 1Q業績は、売り上げが、前年同期より2%増と増収転換し、経常利益は400万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)、純利益は2400万円の赤字(同5400万円の赤字)と赤字幅が改善した。産業機器市場部門では、ノイズフィルタが、半導体製造装置市場の需要が回復に転じてきたことに加えて、太陽光発電用を中心とした環境、新エネルギー市場向けのパワーコンディショナー用が好調に推移し、自動車用厚膜印刷基板も、自動車販売台数の増加の恩恵を受け、情報通信機器市場部門で、パソコン市場の縮小に伴う厚膜印刷基板の需要大幅減などをカバーした。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、1億6000万円(同2.1倍)と3期ぶりの大幅増益転換を見込んでいる。配当も、前期と同様に年間8円の安定継続を予定している。

 株価は、今期業績の増益転換予想で年初来高値398円をつけ、全般相場急落にツレ安して323円まで調整したが、年間配当換算の配当利回り2.4%、PBR0.4倍水準では下方硬直性を発揮し下値固めを続けている。親会社株は、1400円台の値ごろはもちろん、25日線を3.6%上方かい離しPERは20倍台、PBRは1.5倍と買われているのに対して、同社株は、25日線を下方かい離して推移し割り負けており、比較感を強めて年初来高値にキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | 編集長の視点
2013年08月15日

【編集長の視点】シーボンは1Q好決算を見直し猛暑特需関連思惑もオンして反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 シーボン<4926>(東1)は、24円高の2094円と反発している。今3月期第1四半期(1Q)業績の増収増益転換・高利益進捗率を見直し、割安修正買いが再燃している。前週末9日以降、全国的に猛暑日が継続していることから、新発売した同社の紫外線などによるダメージ肌に働きかけるサロンケア専用のスペシャルケアセット「SPA PJ−W」の需要増期待なども、追い風材料視されている。

 1Q業績は、前年同期比2%増収、23%経常増益、46%純益増益と急回復し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率は、55〜66%と目安の50%を上回った。新規顧客の獲得と認知度向上へ向け東京スカイツリーなどの話題スポットでイベントプロモーションを行うとともに、WEBブランディングなども展開、製品面では、4月に美白スキンケアライン「ホワイトシリーズ」をバージョンアップして発売、5月には「SPA PJ−W」をバージョンアップし期間・数量限定で発売、6月には4月に期間限定セット用に発売した「ブライトアップクリアウォッシュ」を通常製品として発売したことなどが要因となった。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、7億100万円(前期比42%増)と大幅続伸を見込んでいる。

 株価は、今年3月の東証第1部への指定替えに今期業績の大幅続伸予想が続いて年初来高値2430円まで買い進まれ、全般相場急落とともに1850円まで調整したが、年間80円の安定配当評価とPER12倍台、PBR0.9倍の下げ過ぎ訂正で2000円大台を回復、25日移動平均線水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。もちろん猛暑特需思惑もサポートして上放れが有力で、高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】リブセンスは2Q業績が大幅続伸も目先材料出尽くし感から急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リブセンス<6054>(東1)は、195円安の4510円と3日ぶりに急反落している。前日14日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、大幅続伸して着地したが、7月11日に開示した上方修正通りで、目先材料が出尽くしたとして利益確定売りが先行している。

 2Q業績は、前年同期比2.05倍増収、64%経常増益、68%純益増益と大幅に伸び、12月通期業績に対する利益進捗率も、61〜59%と目安の50%を上回った。今期から新たに開始したWebプロモーションにより集客力、シェア拡大を図り、プロモーション効果が想定を上回り、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」で6月から、転職求人サイト「ジョブセンスリンク」では4月からそれぞれ新規契約企業向けに新料金を適用、広告宣伝費の増加や従業員の増員負担、オフィス増床費用などをカバーして大幅続伸した。12月通期業績も、7月11日の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億7200万円(前期比46%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、株式分割を歓迎して9440円高値まで2700円高して、6月末に株式分割(1対2)の権利を落とした3960円安値から落ち後高値6510円まで6割高し、その後の高値もみ合い場面では今期業績の上方修正をテコに6140円まで買い直され、4000円台央固めを続けている。下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】マツダは反落、欧州関連株はユーロ圏GDPプラス転換も利益確定売りが先行

<マーケットトーク>

編集長の視点 マツダ<7261>(東1)は、8円安の423円と3日ぶりに反落して始まっている。前日14日に欧州連合(EU)統計局が発表したユーロ圏の4〜6月期のGDP(国内総生産)が、前期比0.3%増、年率換算1.1%増と7四半期ぶりにプラス成長に転換し、欧州の景気不安が後退したが、前日後場取引時間中に伝えられたフランスのGDP0.5%増で先取りし、きょう朝方の為替相場で、1ユーロ=129円台と円高となっていることから、欧州向けに売り上げ・利益比率の高い同社株には利益確定売りが先行している。

 同社株のほか欧州向け売り上げ比率の高い関連銘柄は、ダイキン工業<6367>(東1)が、60円安の4675円と8営業日ぶりに反落しているほか、ヤマハ発動機<7272>(東1)が、30円安の1471円、シマノ<7309>(東1)が、100円安の8680円とそれぞれ3日ぶりに反落し、ロ−ランド<7944>(東1)が、3円高の957円と3日続伸したあともみ合い、キヤノン<7751>(東1)が、35円安の3110円と続落するなど利益確定売りに押されている。

 マツダの欧州向けの今3月期第1四半期(1Q)販売台数は、新型「Mazda6」の本格導入などにより前年同期比4.3%増の4万6000台となり、グローバル販売台数に占める販売比率は15%に止まるが、欧州向けセグメント利益(営業利益)は、同2.5倍と伸び、国内販売に次ぐ収益源となった。欧州景気の回復期待が高まり、為替レートも、今3月期通期想定の1ドル=88円、1ユーロ=117円を上回る円安推移となっているだけに上ぶれ期待が高まってくる。今期業績は期初予想を据え置き、通期純利益は700億円(前期比2.1倍)と大幅続伸と見込んでいるものの、市場コンセンサスを約300億円も下回っており、上方修正催促相場が強まり、5月21日につけた年初来高値472円を意識することになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06 | 編集長の視点
2013年08月14日

【編集長の視点】アミューズは1Q業績大幅減益と「桑田佳祐」復帰が綱引きし急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アミューズ<4301>(東1)は、233円安の2115円と急反落し、東証第1部値下がり率ランキングのワースト3と売られている。前日13日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、大幅減益転換して着地しており、所属アーティストで活動を停止していた桑田佳祐が、5年ぶりに復帰したあとの業績期待が空振りとなったことに失望、利益確定売りが先行している。

 1Q業績は、37%減収、53%経常減益、60%純益減益と落ち込み、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率も、27〜23%と目安の50%に大幅未達となった。5年ぶりに活動を再開した桑田佳祐の「サザンオールスターズ」のファンクラブの会員収入はあったものの、同社所属アーティストが主演や演出を手掛ける舞台公演が減少し、DVD販売収入の大型作品がなく大幅減となったことが響いた。2Q累計・3月通期業績は、2Q以降にアーティストマネージメント事業、メディアビジュアル事業ともより多くの事業を予定しているとして期初予想に変更はなく、通期純利益は、21億5000万円(前期比13%減)と予想、前期の過去最高から減益転換する。

 とくに2Q以降の事業では、5年ぶりに病気療養から復帰した桑田佳祐が、「サザンオールスターズ」の全国ツアーを再開し、復帰後にリリースした第1弾のシングルが、ヒットチャートの第1位にランクインするなど好調な公演活動を続けており、業績上ぶれ期待を高めていた。

 株価は、前期業績の上方修正に先立って年初来高値2598円をつけ、今期業績の減益転換予想で1900円まで調整したが、桑田佳祐の復帰報道をテコに窓を開けて調整幅を85%埋める急反発を演じた。PERは8倍台と割安で、下値では「サザン」人気との綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジョルダンは前日比変わらずも3Q伸び悩み業績で悪材料出尽くし感を強めて底上げ気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジョルダン<3710>(JQS)は、前日比変わらず504円で寄り付いたが、6月21日につけた年初来安値473円に並ぶ安値水準からの底上げ気配を強めている。8月12日に発表した今9月期第3四半期(3Q)業績が、伸び悩んで着地したが、悪材料出尽くし感も強めて下げ過ぎ訂正期待の買い物が下値に続いている。

 3Q業績は、前年同期比11%減収、22%経常減益、1%純益増益となり、今年5月に下方修正した9月通期業績に対する利益進捗率も、63〜69%と目安の75%に届かなかった。モバイル向け有料サービス「乗換案内NEXT」とスマートフォン向け有料版アプリケーション「乗換案内Plus」などを合わせた会員数が、約52万人となり、各種インターネットサービスの検索回数が、月間約2億2000万回と伸びたが、連結子会社が持分法適用会社に変わり、乗換案内事業のうち旅行関連事業やグルメ関連事業、モバイル向け事業が、伸び悩んでいることなどが要因となった。9月通期業績は下方修正値を据え置いたが、それでも純利益は、連結子会社のグルメぴあネットワークの吸収合併、法人税等の減少などで3億2000万円(前期比2.0倍)とV字回復は見込んでいる。

 株価は、業績下方修正で年初来安値473円と売られて555円までリバウンド、3Q決算発表でダメ押しの下ぶれとなったが、500円台はキープし悪材料織り込み済みを示唆した。下値からPER8倍台、PBR0.7倍の下げ過ぎ訂正にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39 | 編集長の視点

【編集長の視点】ペプチドリームはストップ高、直近IPO3社は順調な業績推移を評価し下げ過ぎ訂正

<マーケットトーク>

編集長の視点 ペプチドリーム<4587>(東マ)は、寄り付きの買い気配から1000円高の7430円とストップ高、7営業日ぶりに急反発している。前日13日大引け後に今年6月11日の新規株式公開(IPO)以来、初決算となる6月期業績を発表、前期業績は、7月26日の下方修正通りに経常黒字転換幅、純益増益率を縮めて着地したが、今期は、大幅続伸を予想、直近IPO株人気が再燃、下げ過ぎ訂正期待の買い物が殺到している。

 前日大引け後は、同社と同じ直近IPO株のユーグレナ<2931>(東マ)オイシックス<3182>(東マ)も、それぞれ今9月期第3四半期(3Q)決算と今3月期第1四半期(1Q)決算を発表した。両社とも、四半期決算が初開示となるため前年同期比較はないが、ユーグレナの3Q純利益が通期予想業績に対して92%、オイシックスの1Q利益が、第2四半期累計業績に対して63〜61%の高利益進捗率を示したことから、ユーグレナが、300円高の6480円、オイシックスも、320円高の3750円といずれも続急伸している。

 ペプチドリームの前期業績は、売り上げが前々期より2.5倍伸び、経常利益が1億7400万円(前々期は2100万円の赤字)、純利益が1億3700万円(同900万円の黒字)と高変化した。米ファイザー社との共同研究開発契約が終了したことに伴って1706万円の売り上げが計上され、利益は、原材料費の増加と円安進行による為替差益が綱引きして大幅増益となった。続く今6月期業績も、7月26日に下方修正した中期経営計画通りに売り上げ13億8500万円(前期比2.0倍)、経常利益7億1400万円(同4.1倍)、純利益4億4200万円(同3.2倍)と続伸を見込んでいる。

 株価は、公開価格2500円でIPOされ7900円で初値をつけ上場来高値1万3700円まで買い進まれる高人気となったが、ファイザー社との共同研究開発契約解消で同安値5930円まで急落、6000円台で底固めを続けてきた。下げ過ぎ訂正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | 編集長の視点

【編集長の視点】 イーピーミントは3Q決算でダメ押し、株式分割の権利取りで訂正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 イーピーミント<6052>(JQS)は、7月31日に開示した今9月期第3四半期(3Q)業績が続落し、2300円台を出没するダメ押しを続けているが、今年9月30日を基準日に予定している株式分割の権利取りが再燃、下げ過ぎ訂正に再発進する展開が想定される。来2014年9月期業績が、今年3月に発表した綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)グループの綜合臨床サイエンス(東京都新宿区)との業務提携効果などで、増益転換が観測されているためで、分割権利取り妙味を示唆している。
 
 同社の今期業績は、減収減益転換が予想され、純利益は、前期の過去最高から1億7500万円(前期比54%減)と落ち込むと見込まれている。SMO(治験施設支援機関)事業で、がん領域などの案件は堅調に推移したが、生活習慣病などの大型案件が減少、新規受注案件が期初予想を下回って推移しており、今後の開発・新規案件受注に備えて前倒しで渉外担当などの人員を増員した負担増などが要因となる。3Q業績も、前年同期比0.5%増収、67%経常減益、69%純益減益と続落した。

 ただ、来期業績は、先行して増強した渉外担当の寄与や、綜合臨床サイエンスとの提携効果などで増益転換が有力である。とくに綜合臨床サイエンスとの提携は、200床以上の大病院を中心に全国で2300施設の提携先を保有する同社と、専門性の高いクリニックを中心に2700の医療機関を抱える綜合臨床サイエンスとの相互補完で5000施設のネットワークを展開、活用することになり、受注機会が大きく拡大する。このため、東洋経済会社四季報夏号では、来期純利益を3億4000万円のV字回復と観測している。

 一方、株式分割は、1株当たりの投資金額を引き下げ同社株式の流動性の向上を図ることを目的に実施するもので、1株を2株に分割する。

 株価は、綜合臨床サイエンスとの業務提携で上場来高値3850円をつけ、その後の今期業績下方修正と全般相場急落で年初来安値1946円まで売られ、提携先の親会社の綜合臨床HDの東証1部指定替え人気の波及や、株式分割歓迎で2600円台を回復、底値固めを続けている。権利取りに逆張り余地があろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】ユーグレナは下げ過ぎ訂正高へ、2回目の株式分割の権利取りと決算期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ユーグレナ<2931>(東マ)は、きょう13日大引け後に今9月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、この決算期待に昨年12月の新規株式公開(IPO)以来、早くも2回目となる株式分割の権利取りが加わり下げ過ぎ訂正余地を示唆している。

 同社株は、今年3月31日割り当てで株式分割(1対5)を実施したが、これに続き今年9月30日を基準日に再度、株式分割を予定している。前回と同様に投資単位当たりの金額を下げることにより株式流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを株式分割の目的としており、1株を5株に分割する。前回の株式分割では、権利付き最終日に1万4830円でスンナリ権利を落とし、権利落ち安値2881円から権利落ち分を埋めて上場来高値1万6510円まで5.7倍の大化けをしているだけに、連想が働き下値には権利取りの買い物が続いている。

 一方、3Q業績は、9月通期の単独業績を5月14日に下方修正したが、この時に初開示した9月通期連結業績は、今年3月に連結子会社化した八重山殖産(沖縄県石垣市)の業績上乗せにより連単倍率が大きくなっており、とくに純利益は、八重山殖産の時価純資産額が、株式取得額を上回ったことで負ののれん発生益が加わり、単独純利益の1億1800万円に対して4億4500万円と見込んでいる。3Q決算発表でこの9月通期予想業績に対してどの程度の利益進捗率を示すかに注目が集まっている。

 株価は、前回の株式分割権利落ちから同社の微細藻「ユーグレナ(和名・ミドリムシ)のバイオ燃料としての開発進展などを評価して最高値まで大化けし、今期単独業績の下方修正で6900円まで下げ、2回目の株式分割を歓迎して7900円までリバウンドしたあと、6000円台を出没している。下げ過ぎ訂正に再発進が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:16 | 編集長の視点
2013年08月13日

【編集長の視点】夢真HDは続落も7月度の月次好実績を見直し下げ過ぎ訂正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 夢真ホールディングス<2362>(JQS)は、23円安の506円と5営業日続落している。今年7月31日に発表した今9月期業績第3四半期(3Q)業績が続伸して着地したものの、9月通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことが響き、売り増勢となっているが、その後、8月9日に開示した7月度の採用実績・売上高が、好調に推移しており、見直して下げ過ぎを訂正する逆張り妙味を示唆している。

 3Q業績は、前年同期比12%増収、26%経常増益、33%純益増益と続伸したが、期初予想の9月通期業績対比の利益進捗率は、55〜58%と目安の75%に未達となった。全国的なインフラ整備工事の増加や東北復興工事の本格化に対応して建築技術者の採用を積極化、期初計画の800人を1200人に拡大し、派遣事業の売り上げが25%増、セグメント利益が8%増と伸びたが、技術者採用の積極化によるコスト負担が先行し、利益進捗率は低水準にとどまっている。

 ただその後に発表した7月度の月次実績では、昨年10月から今年7月までの累計採用人数は、950人の計画を上回る1058人となり、売上高も、4〜6月の3カ月間に採用した573人の新入社員が、随時研修を終えて稼働を開始したことから、今期初の7億円超の7億1596万円に達した。このため9月通期業績の期初予想クリアに問題はなく、通期純利益は、13億円(前期比76%増)と連続して過去最高を更新する見込みである。

 株価は、6月度の月次高実績に反応して年初来高値735円まで買い進まれ、3Q決算評価で499円まで急落、この時に開けた窓を埋める三角保ち合いを続けている。下値買いで半値戻しの600円台回復から全値戻しも視野に捉えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】福証新規上場のアメイズは公開価格を67円上回り797円で初値

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アメイズ<6076>(福)が、きょう13日に福岡証券取引所(本則市場)に新規株式公開(IPO)された。福証では、福証Qボードを含めると2012年12月上場のグランディーズ<3261>(福Q)以来、本則市場では2011年8月上場のイフジ産業<2924>(東2、福)以来のIPOで、公開価格は730円、公開株式数は141万4500株となっている。寄り付きの買い気配から9時20分に公開価格を67円、9%上回る797円で初値をつけ、その後は初値近辺で売り買いが交錯している。

 福証単独上場で株式流動性などの面でのハンディが懸念され、資金吸収額も10億円超とやや大きいが、九州を中心に独自ビジネスモデルのホテルを展開し、公開価格が、PER8倍台と割安で、今期予想配当40円から配当利回りも、公開価格換算で5.4%の高利回りとなることが買い評価され、穏当な初値形成につながった。

 同社は、九州の福岡県、熊本県などを中心に「亀の井ホテル」と「HOTEL AZ」などの35のビジネスホテルを展開し、ほかに外食産業の焼肉レストランなども運営している。ビジネスホテルでは、ビジネスホテルが集中するターミナル駅や飲食・歓楽街の近くではなく、都市部と郊外のロードサイド沿いに立地するビジネスモデルを特長としており、同業の競合他社との過度な競争を避け、店舗取得費用も低減化している。

 今11月期業績は、売り上げ91億3600万円(前期比7%増)、経常利益9億800万円(同27%増)、純利益5億4000万円(同30%増)、1株利益82.3円、1株配当40円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】SONYFHは高値肉薄、増配3社は好業績もサポートして好感高

<マーケットトーク>

編集長の視点 ソニーフィナンシャルホールディングス(SONYFH)<8729>(東1)は、110円高の1766円と5営業日ぶりに急反発し、7月24日につけた年初来高値1775円に肉薄している。前日12日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに期末配当の増配を発表、1Q業績が増益転換したこともサポートしてディフェンシブ株買いが再燃している。

 前日大引け後は同社株のほか、日本工営<1954>(東1)物語コーポレーション<3097>(東1)も、決算開示とともに増配を発表した。日本工営は、前2013年6月期業績が下方修正され赤字幅を拡大したが、今2014年6月期業績を上方修正し、配当を7.5円(前期実績2円)に復元増配しており、売買高を膨らませて前日比変わらずの369円と堅調に寄り付いている。物語コーポは、前2013年6月期業績が期初予想を上ぶれて、配当を年間27円(前々期実績22円)に増配、今期純利益の連続過去最高更新と年間30円への連続増配を予想したことから、280円高の3910円と5営業日ぶりに急反発している。

 SONYFHの1Q業績は、8月1日の決算速報通りに前年同期比12%増収、10%経常増益、0.4%純益増益と増益転換した。生命保険事業で保有契約高が堅調に推移し、損害保険事業では、自動車保険を中心に正味収入保険料が伸び、銀行事業でも住宅ローン残高の積み上がりにより貸出金利息が増加したことなどが要因となった。3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、370億円(前期比17%減)と見込んでいる。期末配当は、前期実績・期初予想の25円から30円に増配する。

 SONYFHの株価は、年初来安値1098円から前期業績の増益転換に反応して1695円まで5割高、調整安値からはディフェンシブ株人気を高めて年初来高値1775円まで3割高して25日移動平均線水準でもみ合ってきた。高値奪回から2011年3月末に実施した株式分割の権利落ち埋めに向けて上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | 編集長の視点
2013年08月12日

【編集長の視点】IBJは続落も2Q累計決算発表を先取り連続最高純益を買い直し余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、37円安の1885円と4営業日続落している。ただ今年6月7日につけた上場来安値1801円を前にした安値水準では、明日8月13日予定している今12月期第2四半期(2Q)累計業績の発表を先取り、連続過去最高更新を予想している12月通期純利益を見直しディフェンシブ関連の割安株買いが再燃する展開も想定される。

 同社の株価は、今年5月に発表した今期第1四半期業績が、12月通期業績対比で17〜4%の低利益進捗率となったことを嫌い最安値まで突っ込んだ。

 しかし12月業績は、日本初のソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」会員を含む同社の婚活関連のサービス利用者が約25万人となり、全国の結婚相談所を結ぶ日本最大の婚活事業者ネットワークの加盟結婚相談所が850社以上となり、ソーシャルメディ事業の「婚シェル」機能を強化して会員基盤を前期末の約1万6000名から3万2000名へ、ライフデザイン事業でも、月間総PV(ページビュー)を同2000万PVから3000万PVへ、レストランコンシェルジュ事業でも、合コン開催方式の多様化と年間動員数を5万名から6万名に各拡大させることなどから期初予想に変更はなく、通期純利益は、2億6400万円(前期比43%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。2Q累計決算でこの好業績が、再確認される展開が想定される。

 株価は、昨年12月の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値2660円(公開価格1450円)からIPO人気一巡で1880円まで調整、上場記念増配などをテコに戻り高値2497円まで3割高し、1800円台で底固めを続けてきた。PERは14倍台と割安であり、底値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】西尾レントは業績を再上方修正も利益確定売りが先行し急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 西尾レントオール<9699>(東1)は、159円安の2036円と急反落している。前週末9日大引け後に今9月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、今年5月15日に上方修正した9月通期業績の再上方修正を発表したが、日経平均株価が、寄り付き前に発表した4〜6月期GDP(国内総生産)が、年率2.6%増と市場予想平均の3.6%増を下回ったことで184円安と急反落したことから、大証第1部と東証第1部の現物市場の統合関連の好需給好転思惑も息切れ、利益確定売りが先行している。

 同社の今期業績は、今年5月8日に第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、その2Q決算発表時の15日には9月通期業績を上方修正したが、その増額値をさらに引き上げた。売り上げを15億8400万円、経常利益を5億4600万円、純利益を2億800万円それぞれアップさせたもので、純利益は、45億4400万円(前期比60%増)と連続増益率を伸ばす。

 3Q業績が、震災復旧・復興工事や全国的なインフラ点検工事、防災・災害対策工事を中心に建設投資が増加し、同社のレンタル関連事業で建設機械が好調に推移して大幅続伸、利益が、すでに絶対額で5月8日の上方修正値を9億2000万円〜4億5000万円上ぶれて着地しており、3Q決算を踏まえて再上方修正した。

 株価は、5月の2Q累計業績上方修正で年初来高値2561円をつけ、全般相場急落で1777円と調整したが、大証第1部と東証第1部の市場統合による東証株価指数(TOPIX)算入に伴い、TOPIX連動型ファンドの買い需要が発生するとして2399円の戻り高値をつけ、25日移動平均線水準で中段固めを続けてきた。TOPIX算入は8月末、10月末と2回に分かれて実施されるだけに、PER11倍台の割安修正への再発進は想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】ウォーターダイレクトは続急落、宅配水2社は1Q低調業績が響き揃って利益確定売りが先行

<マーケットトーク>

編集長の視点 ウォーターダイレクト<2588>(東マ)は、205円安の2455円と3営業日続落して始まっている。前週末9日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算と株式分割とを発表、1Q業績が、やや低調な利益進捗率を示したことが響き利益確定売りが増勢となっている。株式分割や前週末に全国的に猛暑日が続き宅配水需要の増加が期待される好事業環境も、きょう12日の全般相場が、寄り付き前発表の国内総生産(4〜6月期)が、市場予想を下回ったことに反応して日経平均株価で184円安と急反落して始まったなか反応薄となっている。

 前週末9日は、同社と同業の宅配水事業を兼営するナック<9788>(東1)も、今3月期1Q決算を発表、3月通期売り上げ、経常利益を期初予想より上方修正したものの、1Q利益が、7月29日の観測報道通りに赤字幅を悪化させて着地したことから、71円安の1621円と急反落、宅配水2社は、揃って売られている。


 ウォーターDの1Q業績は、四半期決算が初開示となるために前年同期比較はないが、売り上げ20億4500万円、経常利益1億円、純利益6500万円となり、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績対比の利益進捗率は、44%と目安の50%をやや下回った。ナチュラルミネラルウォーター「CLYTIA25」の認知度向上に向け百貨店・家電量販店などの店頭でのデモンストレーション販売を強化、顧客数が順調に増加して水出荷本数が増加したことなどが要因となった。2Q累計・3月通期業益は期初予想に変更はなく、通期純利益は、3億7000万円(前期比3%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 一方、株式分割は、同社株式の流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を目的に9月30日を基準日に1株を3株に分割する。

 株価は、今年3月に公開価格1200円でIPOされ、上場初日の買い気配から2日目に3600円で初値をつける高人気となり、1870円まで調整したが、前期業績の上方修正に今期業績の続伸予想が続いて切り返して上場来高値4280円をつけ、その後は、同社が同ウォーターを採水している富士吉田工場が、世界文化遺産に登録された富士山山麓に位置することから関連人気も高めて2000円と3000円を往復する中段もみ合いが続いていた。下値からは、株式分割の権利取りも再燃し、PER15倍台の割安修正にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:04 | 編集長の視点

【編集長の視点】『熱帯夜の夢』シナリオで猛暑関連株が浮上も、材料株をリード=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 40.7度・・・・・・8月10日、高知県四万十市、山梨県甲府市で記録した最高気温である。これに加えて、両観測地点を含めて4地点が、2007年8月以来、6年ぶりに40度を超えたとテレビ、新聞が伝えた。人間の体温を上回る猛暑であり、ジッとしているだけでも汗の流れが止まらないどころか、服を着たまま熱い風呂につかっているようなものだ。全国で1700人を上回る人が、熱中症の疑いで緊急搬送されたというのも当然だろう。暦の上ではとっくに立秋を過ぎて秋のはずが、季節を逆撫でするような猛暑のブリ返しは、何とも皮肉だ。

■猛暑関連人気一巡も40度越す気温で再登場へ

 この記録的な猛暑は、夏枯れ中の株式相場にとっての買い材料提供となる可能性がありそうだ。というのも、気象情報のエキスパート(専門家)から、気になる話を聞き込んだからである。猛暑が、東北地方を同時に襲った集中豪雨などの異常気象とともに、コメの今後の作況に大きく影響してくるというのである。民間調査会社の予測では、13年産のコメの作況指数は、「平年並み」の100となっており、現実に前週末9日には、コメ卸の木徳神糧<2700>(JQS)も、需給緩和を要因に今12月期業績を下方修正したばかりだが、事によると、これからの作況の悪化であのタイ米の緊急輸入が、世情を騒がせた1993年のコメ不足の再来も懸念されるというのである。

 しかもこの猛暑は、世界的な異常気象を背景にしているだけに、日本のみにとどまらない深刻さがあるという。なかでも先行き不安視されるのが、中国との指摘であった。中国では、8月9日に発表した消費者物価指数が、猛暑の影響による野菜価格の上昇を主要因に17カ月連続の前年同月比プラスとなったが、これがさらに穀物収穫量、食料自給率にまで波及する可能性があり、それでなくても格差解消、腐敗撲滅が政治課題となっている発足早々の習近平体制下、新たな社会不安、政治問題にまで発展する恐れさえあるというのである。

 ここから先は、この異常気象の専門家情報をさらに想像を逞しくして拡大解釈したシナリオである。さしずめシェイクスピアの『真夏の夜の夢』ならぬ、寝付けないままの妄想した「熱帯夜の夢」ということだ。今年6月に米国のオバマ大統領と中国の習近平国家主席の米中首脳会議が行われたが、このウラの主要議題が何であったかという話である。折が折だっただけに、中国のシャドーバンクなどのバブル退治に伴う金融問題への協力要請があったのではないかと推測しているが、もしかして、中国の農産物凶作による食料安全保障問題にも言及があったのでないかと類推してみるのである。もちろん、中国に食料安全保障問題が発生した場合の米国への農産物緊急輸出の協力要請である。ここまで世界的な異常気象が、グローバルな政治問題に発展するとすれば、関連株が、材料株相場の一角に浮上するのではないかと、拡大解釈シナリオを捻り出したくなるわけである。

 お盆休み中、お盆明け後の9月相場は、市場参加者の多くがバカナンス入りして閑散相場を余儀なくされる展開が目に見えている。外部環境も、9月17日〜18日のFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)で量的金融緩和の早期縮小が打ち出されたのか、国内では、消費税増税論議が高まり、さら唯一の頼りの安倍晋三首相が「成長戦略国会」と位置付けた臨時国会の開会も10月まで待たなくはならないなど、トレンド決定要因の空白期が続く。内部環境も、3月期決算の第1四半期(4〜6月期、1Q)決算の発表が一巡して、勢い材料株のヒット・アンド・ウエーが強まりそうなムードにある。

 材料株のテーマ株としては、市場統合による需給好転思惑で旧大証第1部単独上場株銘柄が、なお買い物を集め、9月に開催都市が決定する2020年のオリンピック関連株にも矛先が向きそうだが、これだけでは役者不足である。やや勢いを失った3Dプンター関連株やiPS細胞関連のバイオ株、ゲーム関連の新興市場株などのリバイバルも含め、その一角の有力候補として、交渉が本格化するTPP(環太平洋経済連携協定)の関税撤廃問題も絡んで、猛暑関連株が浮上することを期待してみたいのである。

 ちょうど8月11日付けの日本経済新聞の1面トップには、ローソン<2651>(東1)セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>(東1)イオン<8267>(東1)平和堂<8276>(東1)の流通大手が、全国で大型農場を展開すると報道もされている。この流通大手株や業績を下方修正した木徳神糧や、同社と同業のヤマタネ<9305>(東1)などのコメ卸株が、どう動くか見極めたうえで、「熱帯夜の夢」シナリオにアプローチしてみるところだろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】オルトプラスは3Q低利益進捗率織り込み新作タイトル投入を見直し下げ過ぎ訂正余地

<銘柄ウォッチ>

編集長の視点 オルトプラス<3672>(東マ)は、7月31日に発表した今9月期第3四半期(3Q)決算が、当初予想の9月通期業績に対して低利益進捗率に止まったことから、ストップ安を交えて急落したが、低利益進捗率の要因になった提供開始の遅れた新作タイトルの第1弾を第4四半期(4Q)に入って7月16日に先行公開したことを見直し、下げ過ぎ訂正に再発進する展開が想定される。9月通期純利益は、今年3月の新規株式公開(IPO)時の予想通りに5億4900万円(前期比4.9倍)と連続に過去最高更新を見込んでおり、直近IPO(新規株式公開)株人気も再燃させよう。

 3Q決算は、3Q決算が初開示となるため前年同期比較はなく、売り上げ18億5100万円、経常利益4億9800万円、純利益2億9500万円となり、通期業績対比の利益進捗率は、54〜53%と目安の75%には未達となった。3Qに予定していた「GREE」向けリアルタイム戦略ギルドバトルゲーム「三国志ギルドカーニバル」、PCブラウザ向け競馬シミュレーションゲーム「ダービーゲート」のサービス提供の開始が当初予定より遅延したことが要因となった。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:12 | 編集長の視点
2013年08月08日

【編集長の視点】アルトナーは小反落も配当権利落ちの2番底から下げ過ぎ訂正途上

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アルトナー<2163>(JQS)は、1円安の571円と変わらずを含めて4日ぶりに小反落している。今年7月末に今1月期第2四半期(2Q)の10円配当の権利を落としてつけた2番底550円から、今期業績の減益転換予想は織り込み済みとして下げ過ぎ訂正が続いており、利益確定売り交錯している。積極的な中期経営計画の推進が評価される展開も有力であり、下値逆張り妙味を示唆している。

 同社の今1月期業績は、売り上げ40億5200万円(前期比0.8%増)、経常利益2億2000万円(同24%減)、純利益1億3200万円(同52%減)と前期の過去最高純利益からの減益転換が予想されている。

 自動車などの輸送用機器メーカーの業績が、円安で改善し先行開発投資が活発化、同社の技術者派遣需要が高まっている好事業環境下、一転した減益転換を予想したのは一見、奇異だが、新事業モデル制度の移行に向け事業構造改革費用を見込んだことが、この要因となっている。

 同社業績・技術者数とも、リーマン・ショック前の2008年1月期、2009年1月期をピークとしており、事業構造改革は、このピークを超えるために今年2月に4事業本部を設置、新採用基準や新賃金体系なども導入し、技術者1人当たりの利益の回復と技術者数の回復を図ることを目的にしている。

 事業構造改革により中期経営計画の最終年度の2016年1月期には技術者数は、ピークを超える800名、売り上げは60億円、営業利益率は10%を目指す。

 この中期経営計画を達成するために今期業績は、前向きな減益予想であり、6月6日開示の今期第1四半期の連続減益業績も、このダメ押しとなった。

 株価は、今期業績の減益転換予想と配当を前期の記念配当込みの年間35円から20円に減配することが響いて年初来安値520円まで急落、2Q配当権利取りで616円までリバウンドしたが、配当落ちで2番底をつけた。PERは11倍台、配当利回り3.5%と下げ過ぎとなっており、いっそうリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】マツモトキヨシHDは一気に最高値更新、1Q業績増益転換で内需割安株買いが再燃

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)は、265円高の3320円と変わらずを含めて4日ぶりに急反発し、7月11日につけた持株会社化後の上場来高値3300円を一気に更新している。前日7日大引け後に発表した今3月期第1四半期(1Q)決算が、増益転換し1Q業績として過去最高となるとともに、順調な利益進捗率を示したことを手掛かりにディフェンシブ関連の内需割安株買いが再燃している。

 1Q業績は、前年同期比6%増収、24%経常増益、53%純益増益となり、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率も、各59%と目安の50%をクリアした。23店舗を新規出店(閉鎖9店舗)し34店舗の既存店舗を改装して活性化し、プライベートブランド商品の「MKカスタマー」の展開を強化、卸売事業でも、モリスリテールと杉浦薬品を完全子会社化し、両社業績が上乗せとなったことなどが寄与した。2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、125億円(前期比10%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、前期の記念配当増配などを手掛かりに買われた2859円高値から全般相場急落の悪地合いで2302円まで調整、「アベノミクス」の成長戦略の一般医薬品のネット販売解禁に関連する思惑なども強まり、調整幅のほぼ倍返しで上場来高値3300円をつけ、高値調整をしてきた。PERは12倍台と割安であり、売り長となっている信用好需給や内需関連のディフェンシブ業態を評価して逆行高、上値追いが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点