[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (07/25)【編集長の視点】キヤノンは一転して業績を下方修正、市場予想を下回り急反落
記事一覧 (07/25)【編集長の視点】双信電機はV字回復業績を見直し割り負け訂正で高値を照準
記事一覧 (07/24)【編集長の視点】ひらまつは高値を前にもみ合うが3Q好決算先取りを自己株式取得がサポートも
記事一覧 (07/24)【編集長の視点】日電産は業績上方修正で市場予想を上回りADR高も側面支援して高値更新
記事一覧 (07/24)【編集長の視点】FPGは不動産小口化商品発売で分割落ち後高値にキャッチアップ
記事一覧 (07/24)【編集長の視点】フォスターは4連騰、アップル関連株は4〜6月期決算に好反応し軒並み高
記事一覧 (07/23)【編集長の視点】GMOペイメントゲートウェイは反落も3Q決算発表を先取り連続最高業績買いも底流
記事一覧 (07/23)【編集長の視点】岡部は高値肉薄、2Q業績上方修正で12月通期業績も上ぶれ期待
記事一覧 (07/23)【編集長の視点】TKCは反落も参院選後の政治課題に消費税増税が浮上し関連会計ソフト特需思惑が底流
記事一覧 (07/23)【編集長の視点】マースエンジは25日線を支持ラインに下げ過ぎ訂正に再発信様相
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】ヤマハ発動機は円安進行・為替差益発生で業績上ぶれ期待を高めて反発
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】ワイヤレスゲートは半値戻し水準で株式分割・記念増配が追撃材料となり急反発
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】イーグル工は連日の高値、自動車関連は部品株から上方修正が相次ぎ業績相場をリード
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】丸千代山岡家はトリプル・ボトムから続伸業績をテコに割安修正に再発進
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】極楽湯は反落も8期ぶりの最高純益更新の割り負け株買いで高値抜け目前
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】きちりは分割落ち後安値水準から新業態店オープンで連続最高純益を買い直して反発
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】安川電機は5連騰、2Q業績上方修正を好感高しロボット株にも連想買いが波及
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】日特エンジは1株純資産水準から純利益V字回復を見直し割安修正に再発進
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】科研製薬は3分の1戻し水準から続伸業績の割安修正買いへ
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】ニチバンは反落も太陽電池封止剤開発で2ケタ続伸業績を見直し割安修正期待
2013年07月25日

【編集長の視点】キヤノンは一転して業績を下方修正、市場予想を下回り急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キヤノン<7751>(東1)は、寄り付きから売り気配値を切り下げ240円安の3190円と売られ3日ぶりに急反落して始まっている。前日24日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、12月通期業績の一転した下方修正を発表、市場コンセンサスを下回ることを嫌って売り先行となっている。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して234円安(円換算値)と大幅反落して帰ってきたことも追い討ちの売り材料となっている。

 12月通期業績は、第1四半期決算発表の今年4月に上方修正されたばかりだが、同増額値を今度は一転して下方修正した。4月増額値より売り上げを1300億円、税引前純利益を600億円、純利益を300億円それぞれ引き下げたもので、純利益は、2600億円(前期比15%増)と増益転換は維持するが、市場コンセンサスを約400億円下回る。

 想定為替レートは、4月の1ドル=95円、1ユーロ=125円から変更はなかったが、2Q累計業績が、中国などの新興国や欧州など先進国向けのコンパクトデジタルカメラの縮小、インクジェットプリンターの需要減少、プラットパネルディスプレイ露光装置の大型パネル向け需要の低迷などから減益転換して着地、これを踏まえて下方修正した。

 株価は、4月の業績上方修正で年初来高値4115円と買い進まれ、全般相場急落のなかで3100円まで調整したが、期初に未定としていた2Q配当を65円(前年同期60円)と増配したことを好感して3400円台までリバウンドした。再度の下値確認が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】双信電機はV字回復業績を見直し割り負け訂正で高値を照準

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 双信電機<6938>(東1)は、今3月期業績のV字回復予想で年初来高値398円をつけ、全般相場の急落とともに323円安値まで調整、調整幅の半値押し水準でのもみ合いを続けているが、このV字回復業績を再確認、割り負け訂正で高値奪回に下値を切り上げる展開が想定される。今期業績の上ぶれも観測されており、今年7月31日発表予定の今期第1四半期(1Q)決算の動向にも注目度がアップしよう。

 同社の今期業績は、売り上げ107億円(前期比2%増)、経常利益2億8000万円(同2.0倍)、純利益1億6000万円(同2.1倍)と3期ぶりの大幅増益転換が予想されている。前期業績は、パソコン需要の鈍化、半導体製造装置市場の低迷などの影響で下方修正され連続減益率を悪化させたが、今期は、太陽光発電向けのノイズフィルターが好調を持続し、自動車向けの厚幕印刷基板が堅調に推移、今期下半期には、半導体製造装置も回復に転じてくると見込み、海外への生産移管、コストダウン施策を実施することなどが要因となる。なお、東洋経済会社四季報夏号では、同社の今期業績予想を保守的として、通期純利益を2億1000万円と観測しており、1Q決算の動向が注目されている。

 株価は、半値戻し水準でのもみ合いが約1カ月と日柄調整は最終局面となっており、PER評価では割高なものの、PBRは0.4倍と大きく割り負けており、高値奪回に再発進、2011年8月高値449円も視野に捉えよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:24 | 編集長の視点
2013年07月24日

【編集長の視点】ひらまつは高値を前にもみ合うが3Q好決算先取りを自己株式取得がサポートも

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ひらまつ<2764>(東1)は、8円安の765円と小幅続落している。5月13日につけた株式分割権利落ち後高値835円を目前にして利益確定売りが続いているが、下値では今年8月9日に発表を予定している今9月期第3四半期(3Q)決算を先取り、すでに月次連結業績速報で順調な進捗率を示したことを手掛かりに割安修正買いが再燃する展開が有力で、7月16日から2回目の自己株式取得を進めていることもサポートしよう。

 3Q業績は、月次連結業績速報の昨年10月〜今年6月の9カ月累計で、前年同期の単独実績を売り上げが4%、営業利益が45%上回るとともに、9月通期業績に対しても75%の利益進捗率と目安の75%をクリアする順調な推移を示した。

 今9月通期業績は、今年2月、5月と2回上方修正されており、純利益は、19億2100万円(前期比77%増)と大幅に続伸して連続の過去最高更新が予想されており、3Q決算発表でこの好実態の再評価が見込まれる。リーマンショック後に社内体制強化に向けて構造改革を進め、既存店売り上げが堅調に推移し、新規出店した「ラ・フェット ひらまつ」も寄与、「アベノミクス」による資産効果なども支援する。業績再増額に伴い配当も再増配、年間14円(前期実績2390円・権利落ち換算7.97円)とする。

 一方、自己株式取得は、今年7月11日に立会外買付取引も含めて125万株、9億3103円の取得を終了したが、今年6月に取締役会決議した取得上限総額とは差額があるとして、さらに8万5000株(発行済み株式総数の0.21%)、6896万円を上限に9月30日まで自己株式取得を進める。

 株価は、今年2月の今期業績の上方修正・増配、株式分割を歓迎して21万7100円と買われて分割権利を落とし、落ち後安値550円からは今期業績の再上方修正・再増配で落ち後高値835円まで5割高し、自己株式取得が続いて700円台の高値圏でもみ合ってきた。PER16倍台の割安修正で高値抜けから一段高に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:39 | 編集長の視点

【編集長の視点】日電産は業績上方修正で市場予想を上回りADR高も側面支援して高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本電産<6594>(東1)は、710円高の8100円と3日続伸し、5月23日につけた年初来高値7500円を更新している。前日23日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算とともに、第2四半期(2Q)累計・3月通期業績の上方修正を発表、市場コンセンサスを上回ったことから主力株買いが増勢となっており、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、前日の東京市場の終値に対して303円高(円換算値)と大きく続伸して引けて帰ってきたことも側面支援している。

 業績上方修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを200億円、経常利益を50億円、純利益を35億円それぞれ引き上げ、純利益は、530億円(前期比6.6倍)とV字回復を鮮明化し、市場コンセンサスを約6億円上回る。為替レートは、期初予想の1ドル=95円、1ドル=125円を据え置いたが、1Q業績が、前期買収の海外6社の寄与で売り上げが、前年同期に比べて14%増加して、四半期として初めて2000億円を突破して過去最高となり、利益も、前期後半に断行した収益構造改革で期初予想を上ぶれ、純利益が、4四半期ぶりに増益転換したことを踏まえて上方修正した。

 株価は、前期業績の再下方修正・減配で売られた年初来安値4980円から底上げ、今期業績のV字回復予想が市場コンセンサスを上回るとして年初来高値7500円まで5割高し、全般相場急落で6070円と下値を探ったが、東証・大証の現物株市場統合思惑で7000円台まで持ち直した。年初来高値を更新し、昨年2月高値7750円も上抜いたここから、2010年12月高値8910円が次の上値目標として浮上しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】FPGは不動産小口化商品発売で分割落ち後高値にキャッチアップ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 FPG<7148>(東1)は、今年5月31日を基準日とした株式分割(1対3)の権利落ち後安値806円から1400円台まで底上げしてきたが、8月上旬から不動産小口化商品の販売を開始することを先取り、権利落ち後高値1535円へキャッチアップ、さらに権利落ち埋めにスピードアップする展開が想定される。7月30日には今9月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しており、連続して過去最高を更新する好業績を再確認することも支援材料となろう。

 同社は、船舶・海上輸送用コンテナ、航空機を対象に主に投資家が税の繰り延べ効果を享受できるオペレーティング・リース事業を主力事業としているが、同事業のノウハウを発展させ多角化して不動産関連事業に進出、既存顧客の中小企業法人、個人資産家向けの新投資商品、資産運用コンサルティングメニューとして不動産小口化商品を開発・販売する。同商品の販売については、今年6月26日に国土交通大臣から不動産特定共同事業法に基づく許可を取得、7月末に物件を取得、8月上旬に不動産小口化商品の第1号として発売する。

 一方、今9月期業績は、今年4月に第2四半期(2Q)累計の単独業績を上方修正するとともに、証券会社を子会社化したことから連結決算に移行、前期比比較はないが、通期純利益は、8億5300万円と連続の過去最高更新を見込んでいる。オペレーティング・リース事業の新規取引先との取引開始や、取引先との取引金額の拡大などが寄与する。4月開示の2Q累計連結業績は、通期予想業績に対して高利益進捗率を示しており、3Q決算開示時の業績上ぶれも期待されている。

 株価は、2Q業績上方修正に続く株式分割を歓迎して5440円まで3.7倍化して分割権利をスンナリ落とし、落ち後安値から国交大臣の許可取得で分割落ち後高値まで9割高、25日移動平均線を下値支持線に高値もみ合いを続けている。権利落ち後高値抜けから権利付き高値5440円の権利落ち逆算値1819円を当面の上値目標としよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】フォスターは4連騰、アップル関連株は4〜6月期決算に好反応し軒並み高

<マーケットトーク>

編集長の視点 フォスター電機<6794>(東1)は、64円高の1810円と4営業日続伸して始まっている。前日23日の米国市場で、取引時間終了後にアップルが、2013年4〜6月期決算を発表、増収減益となったが、売り上げ、1株利益、さらにスマートフォン「iPhone」、タブレット端末「iPAD」の販売台数も、いずれも市場予想を上回ったことから、株価が、時間外取引で一時、4%高となったことを受け、関連株のフォスターにも業績期待を高めて割安修正買いが増勢となっている。

 アップル関連株は、同社株のほか、イビデン<4062>(東1)が41円高の1613円、TDK<6762>(東1)が65円高の3790円、村田製作所<6981>(東1)が310円高の7340円とそれぞれ続伸し、日東電工<6988>(東1)も、30円高の5880円と4営業日ぶりに反発したあともみ合っている。

 アップルの4〜6月期業績は、売り上げが前年同期比1%増の353億2300万ドルと過去最高となり、純利益が同22%減の69億円と伸び悩んだが、1株利益は7.47ドルと市場予想の7.32ドルを上回った。iPhoneの販売台数が、同20%増の3124万台と4〜6月期として過去最高となり、iPADは14%減の1460万台となったが、いずれも市場予想を上回った。

 フォスターは、アップル向けに携帯電話用ヘッドセットを納入、業績連動性が強い。株価は、今3月期業績の2ケタ続伸を予想、通期純利益48億円(前期比44%増)が、市場コンセンサスを上回ったことからストップ高を交えて年初来高値1990円まで急伸、全般相場急落の波及で1403円と調整し、半値戻し水準までリバウンドした。同社自体も、7月30日に今期第1四半期決算の発表を予定しており、この動向次第でPER8倍台の割安修正でさらに上値を伸ばす展開が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点
2013年07月23日

【編集長の視点】GMOペイメントゲートウェイは反落も3Q決算発表を先取り連続最高業績買いも底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 GMOペイメントゲートウェイ<3769>(東1)は、53円安の2163円と急反落している。13週移動平均線水準で利益確定売りが交錯しているが、7月31日に予定している今9月期第3四半期(3Q)決算の発表を先取り、連続して過去最高を更新する今期通期純利益を見直す下値買いも続いており、今年4月の今期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正の再現思惑も底流している。

 同社の今期業績は、4月に2Q累計業績を上方修正、大幅続伸して着地したが、9月通期業績は期初予想を据え置き、売り上げ56億7000万円(前期比20%増)、経常利益20億4000万円(同15%増)、純利益11億5700万円(同20%増)と見込み、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。

 オンライン課金分野では、ネットショップなどの加盟店の新規獲得が進み、2Q期末では4万1737店の稼働店舗数と拡大し、既存加盟店のサービスも拡充、今年5月にはECサイト運営者に代わりGoogleショッピングへの商品掲載代行サービスも開始、新規事業への先行投資や、データセンター移転に伴う並行稼働コスト、人材の積極的な採用に伴う費用負担などをカバーして続伸する。

 2Q累計業績は、売り上げが期初予想を上回ったとして利益を上方修正しており、3Q決算発表時の業績動向が注目されている。

 株価は、2Q累計業績上方修正で年初来高値2700円まで400円高、全般相場の波乱展開とともに1800円安値まで900円安と上昇幅を上回る大幅調整をし、3分の1戻しの13週線水準までリバウンドした。一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】岡部は高値肉薄、2Q業績上方修正で12月通期業績も上ぶれ期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 岡部<5959>(東1)は、35円高の1140円と3営業日続伸し、前日ザラ場につけた年初来高値1149円に肉薄している。前日22日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、7月26日にはその2Q累計決算の発表を予定、その際の12月通期業績の上ぶれ期待を高めて買い増勢となっている。12月通期業績は、すでに7月19日に上ぶれが観測報道されており、株価も急伸している。

 2Q累計業績は、期初予想より売り上げを5億8000万円、営業利益を5億2000万円、経常利益を6億3000万円、純利益を3億2000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億7000万円(前年同期比52%増)と続伸幅を拡大する。

 主力の建設関連製品事業で、工期短縮や現場作業効率化に寄与する高付加価値製品が好調に推移、利益も、この高付加価値製品の売上構成比のアップや、自動車関連製品事業の生産・物流コスト削減も加わり上方修正された。

 12月通期業績は、2Q累計決算開示時に発表するとしているが、7月19日の大手経済紙の観測報道では、営業利益が、同社期初予想の53億円(前期比11%増)から60億円弱に上ぶれ5年ぶりに過去最高を更新するとされた。

 株価は、今期業績の続伸予想で800円台に乗せ、今期第1四半期の続伸業績をテコに1000円大台を回復、業績観測報道で年初来高値を更新した。期初予想の通期業績ベースでは投資採算的にPER20倍台と割安感は小さいが、通期業績次第でなお上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】TKCは反落も参院選後の政治課題に消費税増税が浮上し関連会計ソフト特需思惑が底流

<マーケットトーク>

編集長の視点 TKC<9746>(東1)は、24円安の1735円と反落して始まっている。6月28日につけた年初来高値1800円に前に利益確定売りが先行しているものだが、ただ7月21日の参議院選挙で、自民・公明両党の与党が、安定多数を確保する圧勝となったことから、大きな政治課題として財政再建に向けた消費税増税が浮上し、今年10月にも政治決断される政治スケジュールを先取り、増税後の会計ソフト特需思惑も底流している。

 同じ会計事務所、税理士向けの会計ソフト関連株では、日本デジタル研究所<6935>(東1)が、27円高の1044円と急反発して6月7日につけた年初来安値922円から底上げを鮮明化し、ピー・シー・エー<9629>(東2)も、前日終値近辺での気配値が交錯している。

 TKCは、会員数が今年3月末で1万400名に達する税理士、公認会計士で組織するTKC全国会を通じて同会計事務所の顧客先の中小企業向けに経営力・資金調達力の強化、決算書作成の支援を行っており、税制改正時には早期に関連の会計ソフトを提供している。

 今9月期業績は、第2四半期累計業績が、会計事務所事業部門と社会公共団体事業部門でクラウドサービスの受注が、順調に推移したことから上方修正、純利益は、期初予想の11億円を15億6000万円(前年同期比13%増)に引き上げ増益転換した。9月通期業績は、第3四半期以降にクラウドサービス拡充に備えた設備投資、システム開発投資に伴う減価償却費などの関連費用が見込まれるとして期初予想を据え置き、純利益は、37億円(前期比18%増)と見込んでいるが、今期から来期にかけて特需発生で上ぶれ期待も高まってくるだけに、まず8月9日発表予定の今期第3四半期決算の動向が注目される。

 株価は、1600円台出没から今期2Q累計業績の上方修正で1700円台へレブルアップ、ここに来てPER12倍台、PBR0.8倍、配当利回り2.5%の割安修正も意識され高値を取り、高値もみ合いを続けてきた。年初来高値抜けから2011年7月高値1868円へと上値を伸ばし、2006年以来の2000円大台回復も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】マースエンジは25日線を支持ラインに下げ過ぎ訂正に再発信様相

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マースエンジニアリング<6419>(東1)は、年初来高値2408円から全般相場急落の影響を受けて同安値1721円まで突っ込み、この調整幅の3分の1戻し水準まで底上げしている。同水準では25日移動平均線に下値をサポートされており、25日線自体が上昇転換してきただけに、下げ過ぎ訂正が一段と加速しそうだ。連続増益業績、高配当継続の好バリュエーションも、買い手掛かりとして再脚光を浴びよう。

 同社の今3月期業績は、売り上げ315億円(前期比3%増)、経常利益67億9000万円(同0.7%増)、純利益41億3000万円(同8%増)と予想され、配当も、前期に復元増配した年間60円配当の継続を予定している。アミューズメント関連事業では、パチンコホールの玉運び・玉積みをなくしホール運営を効率化する「パーソナルPCシステム」が、業界標準として前期末の市場シェア11.9%からさらにアップ、プリペイドカードシステムも同じくシェア21.7%から拡大を図り、自動認識システム関連事業でも、医療、教育などの各分野でシステム機器を拡販、ホテル関連事業でも、「アベノミクス」効果で国内外の観光客が増加していることが収益向上につながり、続伸業績の要因となる。

 株価は、前期業績が期初予想を上ぶれて着地し今期も続伸を予想したが、利益が市場コンセンサスを下回るとして下ぶれ、全般相場急落も重なって年初来安値まで700円安した。同安値から200円幅の底上げをして、25日線でのもみ合いが続いているが、PERは8倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは3.1%となお下げ過ぎを示唆している。年初来高値へのキャッチアップを強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:59 | 編集長の視点
2013年07月22日

【編集長の視点】ヤマハ発動機は円安進行・為替差益発生で業績上ぶれ期待を高めて反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ヤマハ発動機<7272>(東1)は、26円高の1434円と反発している。前日21日の参議院選挙で自民・公明両党の与党が、過半数の議席を獲得、「ねじれ国会」が解消されたことから、週明けの為替相場で円安が続き、海外売り上げ比率が90%弱となっている同社の為替差益発生、業績上ぶれ期待を高めて割安株買いが再燃している。

 同社は、今12月期業績の為替レートを1ドル=87円(前期実績80円)、1ユーロ=115円(同103円)と想定、今年5月発表の第1四半期業績では、これが1ドル=92円、1ユーロ=122円まで円安となったが、通期為替レートは期初予想を変更しなかった。週明けの為替レートは、1ドル=100円台、1ユーロ=132円台と円安が続いており、同社の為替感応度は、1ドル1円、1ユーロ1円の変動で営業利益がそれぞれ4億円、1億円の影響を受けるだけに、アジアの新興市場の不透明感をハネ返して業績上ぶれ期待を高めている。

 同社の今12月期業績は、売り上げ1兆4000億円(前期比15%増)、営業利益500億円(同2.6倍)、経常利益520億円(同90%増)、純利益280億円(同3.7倍)と予想されているが、きょう朝方の為替レート換算では、営業利益は対ドルで52億円、対ユーロで17億円上ぶれる計算となる。東洋経済会社四季報夏号では営業利益を600億円、純利益を330億円と観測している。

 株価は、今期業績のV字回復・年間17円への増配予想を評価して年初来高値1825円まで6割高し、全般相場急落にツレ安して1217円と調整、調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドした。PER17倍台の割安修正で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】ワイヤレスゲートは半値戻し水準で株式分割・記念増配が追撃材料となり急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、640円高の5920円と急反発している。前週末19日大引け後に株式分割と今12月期期末の創立10周年の記念増配を発表、このところの調整幅の半値戻し水準で、今期純利益の連続の過去最高更新予想に続く追撃材料と歓迎して買い再燃となっている。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高め投資家層の拡大を図ることを目的にしており、8月31日を基準日に1株を2株に分割する。一方、今期配当は、期初に初配当として年間80円を予定していたが、来年1月に創立10周年を迎えることから20円の記念配当を上乗せして100円に増配、株式分割権利落ち後の配当は、普通配当40円と記念配当10円の年間50円とする。

 株価は、昨年7月に公開価格1200円で新規株式公開(IPO)され、2311円で初値をつけ、今期純利益が、4億6300万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を予想し、初配当を予定していることなどを手掛かりに今年5月の上場来高値6700円まで公開価格比5.5倍と大化けした。最高値からは全般市況や新興市場株の波乱展開の影響もあって4050円まで調整、調整幅の半値戻し水準まで出直ってきた。同水準での株式分割、記念増配の追撃材料であり、相場格言の「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:26 | 編集長の視点

【編集長の視点】イーグル工は連日の高値、自動車関連は部品株から上方修正が相次ぎ業績相場をリード

<マーケットトーク>

編集長の視点 イーグル工業<6486>(東1)は、104円高の1447円と急反発し、前週末19日取引時間中につけた年初来高値1396円を連日更新している。19日大引け後に8月1日の今3月期第1四半期決算の発表に先立って、今期第2四半期(2Q)累計・通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、3期ぶりの過去最高更新の更新幅を拡大することが割安株買いを再燃させている。

 きょう22日の株式市場では、前日21日の参議院選挙で自民・公明両党の与党が、過半数を獲得する圧勝となり「ねじれ国会」が解消され、為替相場も円安に進んでいることから業績相場スタートの期待が高まっているが、19日には同社株のほか、日本ペイント<4612>(東1)、NOK<7240>(東1)の自動車部品株も、業績上方修正を発表しており、自動社関連株が、業績相場をリードする展開が強まりそうだ。日本ペイントは、85円高の1321円と急反発して連日の年初来高値更新となり、NOKは、82円高の1712円と急反発している。

 イーグル工の上方修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを40億円、経常利益を14億円、純利益を11億円それぞれ引き上げ、純利益は、63億円(前期比39%増)と前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績が、円安による採算改善、為替換算の押し上げ効果で上方修正、つれて通期業績も上方修正した。

 株価は、前期業績が期中の下方修正値を上ぶれて増益転換して着地し増配、今期も連続の過去最高純利益を予想したことでストップ高して1325円をつけ、全般相場急落下で998円まで往って来いの調整となったが、下げ過ぎとして急反騰、高値を更新した。PERは11倍台と割安となり、2007年7月高値1827円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】丸千代山岡家はトリプル・ボトムから続伸業績をテコに割安修正に再発進

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 丸千代山岡家<3399>(JQS)は、今年6月17日、27日、7月18日とそれぞれ801円の安値をつけ、今年1月29日につけた権利落ち後安値779円も前にしたトリプル・ボトムを形成、下値硬直性が高まったとして割安修正に再発進する展開が想定される。猛暑本番を前に「夏の定番 冷やし中華」など期間限定メニューを相次いで全国展開したことも、猛暑需要の開拓につながるとして株価効果も期待されている。

 同社の今1月期業績は、売り上げ90億2400万円(前期比1%増)、経常利益2億5000万円(同42%増)、純利益5000万円(前期は300万円の黒字)と連続の高変化が予想されている。前期純利益は、既存店の営業力強化に注力し新規出店は4店舗に止めて、不採算の4店舗を閉鎖、店舗閉鎖損・減損損失1億710万円を計上して300万円(前々期は1億7800万円の赤字)と小幅黒字転換に止まったが、今期は、引き続き新規出店を抑制し、店舗効率化、オペレーション合理化、ワークスケジュール管理による人件費の削減、原価ロス管理の厳格化を継続し、期間限定メニューの定期的販売、携帯電話サイトによる販売促進策を積極化することなどが要因となる。今年6月7日開示の今期第1四半期(1Q)決算で、純利益は、4店舗閉鎖で減損損失4000万円を計上し2400万円の赤字(前年同期は500万円の赤字)となったが、想定範囲内として第2四半期累計・1月通期業績は、期初予想に変更はない。

 株価は、今年1月31日割り当ての株式分割(1対100)の権利落ち安値779円から同落ち後高値955円まで2割高、全般相場の急落や1Q純益赤字着地などで下値を確認したが、トリプル・ボトム形成で悪材料織り込み済みを示唆した。PER12倍台、PBR0.5倍の下げ過ぎ訂正に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | 編集長の視点
2013年07月19日

【編集長の視点】極楽湯は反落も8期ぶりの最高純益更新の割り負け株買いで高値抜け目前

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 極楽湯<2340>(JQS)は、4円安の330円と3日ぶりに反落している。7月3日につけた年初来高値341円を目前に利益確定売りが交錯しているが、今3月期純利益が、1億6000万円(前期比39%増)と続伸を予想され、2006年3月期の過去最高(1億5800万円)を更新することを評価して下値には割り負け期待の値ごろ株買いも続いている。スーパー銭湯への猛暑関連特需思惑も、フォローの材料となりそうだ。

 同社の今3月期業績は、前期の減収・連続増益業績から、増減マチマチの推移が予想されている。売り上げは、107億円(前期比7%増)と増益転換するものの、経常利益は、3億3000万円(同12%減)と伸び悩む。

 前期末に直営店22店舗、FC店15店舗に拡大した温浴施設店舗「極楽湯」や、今年2月に開業した海外1号店の中国上海店などが寄与して増収転換するが、経常利益は、原燃料価格上昇や消費税増税前の個人消費の伸び悩みなどを慎重にみて保守的に減益転換と見込んだ。ただ純利益は、前期に計上した固定資産の減損損失1億4100万円が一巡して一気に過去最高を更新する。また経常利益も、猛暑関連特需次第では上ぶれの可能性も期待される。

 株価は、自己株式取得でつけた328円高値を7月の梅雨明け・猛暑到来とともに上抜き年初来高値をつけ、高値でもみ合っている。PERは20倍台と市場平均を上回るが、PBRは0.8倍と割り負けており、高値更新からは次の上値フシとして2009年12月高値403円を意識しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】きちりは分割落ち後安値水準から新業態店オープンで連続最高純益を買い直して反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 きちり<3082>(東2)は、5円高の845円と9営業日ぶりに反発、6月27日につけた株式分割(1対3)権利落ち後安値815円に並ぶ安値水準から底上げをしている。分割権利落ち後翌日の6月27日に新業態店のアンテナショップを東京・銀座にオープン、新業態店開業とともに株価が急伸する同社株の株価特性に注目、今6月期純利益の連続過去最高更新を見直し割安修正期待の下値買いが再燃している。

 同社が6月に開業した新業態店は、はかた地どりの生産・販売を手掛ける農事組合法人福栄組合(福岡県久留米市)と業務提携し、福岡県が開発し、同組合が生産する「はかた地どり」をブランド化し倍増させる事業の一角を担うアンテナショップ「福栄組合」で、鳥料理をメーンに福岡県産の食材をさまざまに提供しアピールする。

 同社の新業態店出店では、ベストセラーの料理レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』を出版した体重計メーカー・タニタ(東京都板橋区)と提携、外食新業態店「丸の内タニタ食堂」の新規出店を発表し、株価は、ストップ高を交えて急伸するとともに、業績を上方修正した。その後も、イタリア有名ブランド、国内トップ精米機メーカーなどの異業種と提携、新業態店を出店したおり、同社業績の成長戦略となっている。

 業績も好調で、目下集計中の2013年6月期純利益は、3億円(前期比16%増)と前期の過去最高の連続更新が見込まれており、続く2014年6月期業績も続伸、東洋経済会社四季報夏号では3億5000万円と観測されている。

 株価は、東証第2部上場に株式分割の好材料が続いて連続ストップ高で3425円高値をつけ、株式分割の権利をスンナリ落とし800円台央のもみ合いを続けている。PERは13倍台と割安であり、分割落ち後高値925円抜けから一段の上値挑戦を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 編集長の視点

【編集長の視点】安川電機は5連騰、2Q業績上方修正を好感高しロボット株にも連想買いが波及

<マーケットトーク>

編集長の視点 安川電機<6506>(東1)は、37円高の1373円と5営業日続伸している。前日18日大引け後にハイテク主力株の先陣を切って、今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、同時に期初予想の第2四半期(2Q)累計業績を上方修正したことを好感、設備投資関連の産業用ロボット株買いが増勢となっている。なお寄り付き高後は、利益確定売りも交錯して46円安まで下ぶれ前日終値近辺でのもみ合いに変わっている。

 同社の2Q業績上方修正に反応して産業用ロボット株全般にも好業績期待が波及、不二越<6474>(東1)が、12円高の480円、ダイヘン<6622>(東1)が、7円高の472円とそれぞれ反発、ファナック<6954>(東1)が、240円高の1万5440円と続伸している。

 安川電の2Q累計業績は、期初予想より売り上げを110億円、経常利益を45億円、純利益を20億円それぞれ引き上げ、純利益は、65億円(前年同期比85%増)とV字回復を鮮明化する。モーションコントロールセグメントでは、ACサーボモータ・コントローラの国内・中国の販売が伸び、太陽光発電用パワーコンディショナーも順調に拡大、ロボットセグメントでは、溶接・ハンドリング・塗装ロボットが、海外の自動車業界向けを中心に堅調に推移、6月21日から9月20日までの為替レートを、1ドル=95円、1ユーロ=125円と期初予想のそれぞれ85円、115円から円安方向で見直したことが要因となった。3月通期業績は、中国経済に不安要素があり、為替相場も依然として不透明として期初予想を据え置き、通期純利益は、130億円(前期比91%増)とV字回復、配当も、年間12円(前期実績10円)と増配を予定している。

 株価は、今年4月に発表した今期の増収増益転換業績が、市場コンセンサスを上回ったことから年初来高値1505円まで4割高し、全般急落相場の影響で1112円まで調整、半値戻し水準まで持ち直した。PER評価では26倍台と割高だが、設備投資関連のリード株として、相場格言の「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】日特エンジは1株純資産水準から純利益V字回復を見直し割安修正に再発進

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日特エンジニアリング<6145>(JQS)は、1株純資産960円水準固めが最終局面となっており、今3月期純利益のV字回復予想を見直し自動車関連の割安株買いが再燃する展開が見込まれる。この3年来の上値フシとなっている1000円台の高値を上抜けば、昨年7月高値1184円、さらに3月高値1363円を目指し騰勢に弾みをつけよう。

 同社の今3月期業績は、欧州金融危機、新興国経済の成長鈍化に繰延税金資産取り崩しなどが重なって2回下方修正され前期業績から増収増益転換が予想されている。売り上げが195億円(前期比2%増)、経常利益が30億5000万円(同9%増)と持ち直し、純利益は、税金資産の平準化で19億5000万円(同2.0倍)とV字回復を鮮明化する。主力の巻線機事業が、スマートフォン向けでは新規設備需要がまだ断続的な受注にとどまるものの、自動車関連では順調に受注が増加、前期業績を下押したAV・家電向けの量産設備の売り上げも、下期以降には持ち直しを予想したことなどが要因となる。

 株価は、前期業績の相次ぐ下方修正を900円台で織り込み、1株純資産960円をテコに1000円台の上値フシ抜けに再三、トライしてきた。今年4月以来4カ月にわたる中段固めでエネルギー蓄積も十分であり、PER8倍台の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:07 | 編集長の視点
2013年07月17日

【編集長の視点】科研製薬は3分の1戻し水準から続伸業績の割安修正買いへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 科研製薬<4521>(東1)は、年初来高値1883円から全般相場急落にツレ安して1383円安値まで500円安し、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンド、8月5日に迫った今3月期第1四半期(1Q)決算を前に、今期業績の増益転換業績を見直し割安修正買いが増勢となっており、下値に自己株式取得が続いていることをフォローの材料視されている。

 同社の今期業績は、売り上げ902億円(前期比3%増)、経常利益146億円(同2%増)、純利益93億円(同3%増)と予想されている。主力薬の関節機能改善剤「アルツ」や「セプラフィルム」が、前期業績に影響した薬価改定がなく伸長し、新薬とともに展開している後発医薬品も堅調に推移することなどが要因で、配当は、48円(前期実績44円)と12期連続で増配を予想している。1Q業績は、前年同期に小幅減益ながら続落しており、8月の今期1Q決算発表では、改めて今期業績の続伸を確認する展開が想定される。

 また同社は今年5月に取得株式数の上限を120万株(発行済み株式総数の1.4%)、取得総額を23億円とする自己株式取得を取締役会決議しており、6月26日まで75万株、11億5913万円を取得しており、この継続も株価の押し上げ材料となっている。

 株価は、前期第3四半期業績の順調な利益進捗率をテコにつけた年初来高値1883円から500円安し、3分の1戻し水準まで持ち直しているが、PERは14倍台、配当利回りは3.1%と割安である。半値戻し、全値戻しとリバンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】ニチバンは反落も太陽電池封止剤開発で2ケタ続伸業績を見直し割安修正期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ニチバン<4218>(東1)は、5円安の396円と反落し、4月24日につけた年初来高値447円を前に利益確定売りが交錯している。7月5日に発表した太陽電池用UV硬化型アクリル系封止剤の共同開発で400円台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、溜め込んだエネルギーの発散で今3月期の2ケタ続伸業績を見直し値ごろ割安株買いが再燃する展開も想定される。

 UV硬化型アクリル系封止剤は、同社の粘接着剤の基礎技術と色素増感型太陽電池の研究開発を行ってきた島根県産業技術センサー(島根県松江市)とが共同開発したもので、色素増感型太陽電池に用いられる封止剤は、電解液の漏洩を防ぐために耐電解液腐食性や電極間の密着性が求められるが、電解液に侵されにくい液状UV硬化型アクリル樹脂を採用しており、熱履歴が少なく色素へのダメージが少なく、液状タイプのためスクリーン印刷やディスペンサー塗布を可能にするなど特長を持ち、長寿命化も実現する。今後は、ニチバンが試作した封止剤を島根県産業技術センターがさまざまな条件下で評価解析し高信頼性の製品を開発する。

 一方、同社の今3月期業績は、ヘルスケア分野の新製品のヒットや自動車塗装向けのマスキングテープの続伸などから2ケタ続伸、純利益は、11億円(前期比11%増)と予想している。今年8月9日には今期第1四半期決算の発表を予定しており、この続伸業績を再確認することになろう。

 株価は、前期第3四半期の好決算に反応して400円台に乗せ、年初来高値まで上値を伸ばし、400円台固めを続けてきた。PER14倍台、PBR0.6倍の割安修正で高値抜けから2006年1月高値541円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 編集長の視点