[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (09/02)【編集長の視点】日新商事は配当利回り2%水準で業績伸び悩みを織り込む、配当権利取り妙味
記事一覧 (08/30)【編集長の視点】日本管理Cは分割権利落ち安値水準から連続最高純益を買い直し反発
記事一覧 (08/30)【編集長の視点】菱洋エレクは2QV字回復業績を発表も材料出尽くし感が交錯しもみ合う
記事一覧 (08/30)【編集長の視点】シュッピンは最高値に肉薄、EC株は類似株のIPO接近を先取りし軒並み高
記事一覧 (08/30)【編集長の視点】サンセイランディは割安買いで動意、第2四半期を上方修正
記事一覧 (08/29)【編集長の視点】JBCCHDは3Dプリンター人気再燃期待で割安株買いも交錯し反発
記事一覧 (08/29)【編集長の視点】新規株式公開のNフィールドは買い気配値を切り上げ公開価格を上回る
記事一覧 (08/29)【編集長の視点】国際石開帝石は急続伸、資源株はシリア空爆の情勢緊迫で原油価格が続伸し関連株買い
記事一覧 (08/29)【編集長の視点】パイオラックスは高値窺う、25日線で底打ち連続最高純益を見直す
記事一覧 (08/28)【編集長の視点】住友金鉱は4連騰、金価格がシリアへの軍事介入観測で反発し関連株買い
記事一覧 (08/28)【編集長の視点】内田洋行は一転して業績を上方修正、黒字転換幅を拡大し急反発
記事一覧 (08/28)【編集長の視点】リブセンスは続落も2Q業績の高利益進捗率を見直し業績再上ぶれ期待が底流
記事一覧 (08/28)【編集長の視点】ラサ商事株価は成長戦略をテコに変貌余地
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】雪印メグミルクは相次ぐ新製品発売で下げ過ぎ訂正買いが再燃し反発
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】DyDoは上方修正の2Q業績発表も減益転換で材料出尽くし反落
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】リソー教育は続落、配当権利付き最終日も高配当利回り株は高安マチマチ
記事一覧 (08/27)【編集長の視点】グリムスは4期ぶりの増益転換を再評価、下げ過ぎで狙い目
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】またまた「2日新甫」、9月相場は下に荒れるか上に荒れるか?=浅妻昭治
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】松田産業は5連騰、金先物価格の続伸で関連の超割安株買いが増勢
記事一覧 (08/26)【編集長の視点】日本ペイントは最高値更新、好材料第3弾の自己株式取得発表で割安修正
2013年09月02日

【編集長の視点】日新商事は配当利回り2%水準で業績伸び悩みを織り込む、配当権利取り妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日新商事<7490>(東2)は、今年8月9日に今3月期第2四半期(2Q)累計業績の下方修正を発表したが、配当利回り2%水準で下値抵抗力を発揮し、2Q期末の配当権利取りでこれまでの同社の株価特性通りに一段の底上げに進む展開が想定され、権利取り妙味と値幅効果を示唆している。今年3月末の前期配当の権利取りで、985円の戻り高値をつけた場面も連想されよう。

 2Q累計業績は、全売り上げの8割強を占める石油関連事業で、直需部門の火力発電所向けのC重油の販売が増加したが、直営部門のSS(サービスステーション)の運営継続やセルフ化を実施しガソリンの販売数量は増加したものの、市況の悪化によりガソリンのマージンが十分に確保できず、卸部門の消防法改正、地下貯蔵タンク規制強化による一部販売店のSS閉鎖も重なって下方修正され、純利益は、6000万円の赤字(前年同期は7900万円の黒字)と落ち込んだ。ただ、3月通期業績は、先行きの経済情勢や石油製品価格の動向が不透明として期初予想を据え置き、純利益は、2億100万円(前期比58%増)と増益転換を見込み、配当も、2Q・期末各9円の年間18円(前期実績18円)を継続する。

 また同社は、今期を初年度に中期経営計画を推進し、既存事業では市場シェア拡大による「勝ち組」化を図るほか、新規ビジネスでは、新エネルギー商品として太陽光発電機器販売や東南アジアへの潤滑油などの販売に取り組み、最終年度の2018年3月期には売り上げ770億円、経常利益7億円を目指しており、経常利益をほぼ倍増させるだけに、先行きの業績推移も好展望となる。

 株価は、年初来安値804円水準での下値鍛錬をほぼ3カ月経過、日柄調整は十分であり、PBRは0.3倍と大きく割り負けており、2Q配当取りから底上げの値幅効果も期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:54 | 編集長の視点
2013年08月30日

【編集長の視点】日本管理Cは分割権利落ち安値水準から連続最高純益を買い直し反発

編集長の視点 日本管理センター(日本管理C)<3276>(東2)は、10円高の840円と3日ぶりに反発し、6月27日につけた株式分割(1対2)の権利落ち後安値781円に並ぶ安値水準からの底放れを鮮明化している。今12月期純利益が、連続して過去最高を更新することを見直し、割安株買いが再燃しており、不動産オーナーから一括借り上げする月次のサブリース戸数が、連続して2ケタ増と好調に推移していることも、フォローしている。

 同社の今期業績は、今年1月に賃貸住宅の斡旋・仲介子会社を設立したため連結決算に移行し前期業績比較はないが、売り上げ279億700万円、経常利益10億2900万円、純利益6億3700万円と予想され、純利益は、前期単独業績の4億8900万円を上回って連続の過去最高更新となる。サブリース専業企業として、不動産オーナーへ保険のバックアップで賃料収入が保証賃料を下回った物件では保険金を請求できる安全性の高いスーパーサブリ−ス(SSL)の提案を積極化してSSL適用物件の受注・受託を進め、セミナーの開催などで新規のパートナー企業も増加していることなどが要因となっている。8月12日に発表した今期第2四半期(2Q)累計業績では、管理物件戸数が4万4991戸と続伸し、収益性を重視した入居率向上で期中の平均入居率も、89.6%と高水準で推移、新規パートナー企業も建設系、不動産系、介護系合計で前期末比55社増加して1143社となり、加盟店収入も増加した。

 株価は、今期業績の続伸予想と同時に発表した株式分割を歓迎して2447円まで2割高して2310円で権利を落とし、理論株価での値固めから全般急落相場の波及で落ち後安値まで調整、800円台固めの日柄調整は最終局面となっている。PER11倍台の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】菱洋エレクは2QV字回復業績を発表も材料出尽くし感が交錯しもみ合う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 菱洋エレクトロ<8068>(東1)は、17円高の819円と急反発して寄り付いたあと、13円安の789円と伸び悩み、7月29日につけた年初来安値767円を前にもみ合いを続けている。前日29日大引け後に今年8月26日に上方修正した今12月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、純利益が、V字回復したが、目先材料出尽くしとして利益確定売りも交錯している。

 2Q累計業績は、前年同期比1%減収、96%経常増益、2.7倍純益増益と大きく増益転換した。エレクトロニクス業界の一部分野で生産調整一巡で需要回復の兆しが見え始め、インフラ系を中心に堅調に推移し、各種半導体やシステム情報機器、ネットワーク関連商品を拡販するとともに、高付加価値型のサービス・ソリューションも展開、売上総利益率の改善や販管費の削減も加わりV字回復した。12月通期業績も、8月26日の上方修正値に変更はなく、純利益は、11億5000万円(前期比2.7倍)と同じくV字回復を見込んでいる。

 株価は、今期業績の増益転換予想で年初来高値922円へ100円高して800円台固めを続けていたが、全般相場急落とともに同安値767円まで突っ込み、業績上方修正とともに800円台出没に変わった。PER評価では17倍台と市場平均の15倍台を上回るが、PBRでは0.3倍と大きく割り負けており、底値逆張りで高値奪回から2010年10月以来の1000円大台回復も望めそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 編集長の視点

【編集長の視点】シュッピンは最高値に肉薄、EC株は類似株のIPO接近を先取りし軒並み高

<マーケットトーク>

編集長の視点 シュッピン<3179>(東マ)は、79円高の1329円と6営業日続伸し、前日ザラ場につけた上場来高値1370円に肉薄している。この続伸中、2日間のストップ高を交えている。前日29日に新規株式公開(IPO)されたN・フィールド<6077>(東マ)が、公開価格の倍で初値をつけ公開価格比ストップ高で引け、きょう30日も買い気配からさらに大きく上値を追っていることから、9月13日にシュッピンと同業態のネット通販事業を主力事業とするサンワカンパニー<3187>(東マ)が、東証マザーズにIPOされる予定で、8月27日に仮条件が870〜950円と決定されており、IPO人気を先取りして類似の関連株買いが増勢となっている。ただ、寄り付き高後は、利益確定売りも交錯し高値もみ合いに変わっている。

 同社株のほかEC(電子商取引)株は、アスクル<2678>(東1)が、51円高の1937円と3日続伸し、MonotaRO<3064>(東1)が、30円高の2515円と続伸、スタートトゥデイ<3092>(東1)が、82円高の2281円と急続伸して7月25日につけた年初来高値2300円に迫り、ケンコーコム<3325>(東マ)が、6700円高の16万7000円と変わらずを挟んで5日ぶりに急反発するなど軒並み高となっている。

 シュッピンは、カメラと時計の中古品・新品の販売をインターネットと店頭で販売しており、「アベノミクス」の資産効果も加わり販売が好調に推移、8月5日に発表した今3月期第1四半期業績は、初の四半期決算開示となるため前年同期比較はないが、期初予想の第2四半期累計業績に対して高利益進捗率を示す好調な推移となった。3月通期業績は、期初予想に変更はなく、純利益は、2億7800万円(前期比20%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。(本紙編集長・浅妻昭治)

 株価は、公開価格330円でIPOされ550円で初値をつけ、358円まで調整したあと前期配当の増配、今期業績の続伸予想に月次売上高の続伸なども加わり3回にわたるストップ高を交えて上場来高値まで上値を伸ばした。全般相場が波乱展開するなか内需関連のディフェンシブ業態を評価してなお高値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】サンセイランディは割安買いで動意、第2四半期を上方修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サンセイランディック<3277>(JQS)は、8月2日に発表した今12月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を手掛かりに、25日移動平均線を上回って三角保ち合いからの上放れ様相を強めており、12月通期業績の2ケタ増益転換業績を見直し値ごろ割安株買いが拡大する可能性が大きそうだ。とくに相続税・贈与税の税制改革が、同社の底地販売に追い風となり、売り上げが2ケタ増を続けていることは、今後の業績続伸要因として注目度がアップしよう。

 同社の今12月期業績は、売り上げ108億4500万円(前期比14%増)、経常利益4億9700万円(同13%増)、純利益2億5300万円(同8%増)と見込まれている。複雑な権利関係の調整を必要とする不動産が、高齢化社会の進展で相続の発生、資産の処理に関係して増加し、権利調整・問題解決のノウハウに実績のある同社の底地販売の拡大につながる良好な市場環境となっており、平成25年度の税制改正で相続税や贈与税が見直されたことも拍車が掛かっている。同社は、この好環境下、前期から進めている組織の効率化とレベルアップをさらに進め、仕入れ情報チャンネルの拡大、地権者と借地人の双方の多様化するニーズを踏まえた権利調整の強化を図り業容を拡大させている。

 この好事業環境下、今期2Q累計業績は、第3四半期以降に販売を予定していた大型の居抜き物件・所有権の販売が2Q業績に前倒し計上され、売り上げが期初予想を6400万円上ぶれ、この売り上げ増に加えて底地の売上総利益率も向上したことから、経常利益も6000万円引き上げる上方修正を行い、1億4500万円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)とした。12月通期業績は、期初予想を据え置いた。

 株価は、全般相場・新興市場急落に巻き込まれて突っ込んだ2番底340円から下げ過ぎ訂正で512円までリバウンド、25日線出没の中段固めから2Q累計業績上方修正で25日線をクリアし三角保ち合いに煮詰まり感を強めてきた。PERは11倍台、PBRは0.8倍と割安であり、512円の戻り高値奪回から年初来高値888円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:00 | 編集長の視点
2013年08月29日

【編集長の視点】JBCCHDは3Dプリンター人気再燃期待で割安株買いも交錯し反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 JBCCホールディングス<9889>(東1)は、17円高の975円と反発している。全般相場が、米国のシリアへの軍事介入観測が強まって波乱展開しているなか、この圏外にある3D(3次元)プリター関連の材料株人気再燃期待を高めて下値に打診買いが続いており、今3月期の続伸予想業績も見直され割安株買いも交錯している。

 3Dプリンターは、世界の製造業に産業構造を革新する産業革命をもたらす最先端装置と位置付けられ、米国の調査会社は、2021年の世界市場規模を108億ドル(1兆9000億円)と2012年の実績の約5倍に高成長すると予測している。同社は、2009年10月から米国の3Dシステムズ社(サウスカロライナ州)の3Dプリンターの取扱を開始し、昨年10月に東京・渋谷にショールーム「CUBE」を開設し、個人向けの「Cube」、「Cubex」の拡販を進めている。

 また、グループ会社で3Dプリンターの販売を担当するイグアス(東京都大田区)が、今年7月に家電量販店最大手のヤマダ電機<9831>(東1)と販売提携したほか、8月には、3Dシステムズ社から同社が全世界111社の販売店のうち、2012年の販売伸長率が世界NO.1になったとして表彰された。

 JBCCHDの今3月期業績も、この3Dプリンターの大幅続伸などから好調に推移、純利益は、10億円(前期比13%増)と3期連続の増益を見込んでいる。

 株価は、3Dプリンター関連株人気で2回のピークを形成して年初来高値1470円まで年初来、2.3倍化して半値押しの26週移動平均水準で値固めを続けている。PERは16倍台とファンダメンタル面からも割安であり、再発進期待を高めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規株式公開のNフィールドは買い気配値を切り上げ公開価格を上回る

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 N・フィールド<6077>(東マ)が、きょう29日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は1500円、公開株式数は、47万1500株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時45分現在、公開価格を300円、20%上回る1800円買い気配で売り買い差し引き約33株の買い物が集まっている。同社の公開価格を上回る買い気配で、IPO株は、昨年12月20日以来、30銘柄連続で初値が公開価格を上回る「負けなし」となっている。

 Nフィールドの買い気配は、全般相場が、シリア情勢の緊迫化や9月入りとともに控える内外の重要イベントを前に警戒感、ダウンサイド・リスクを強めている相場環境下、シコリがなく値動きの軽いIPO株選好が強まっているほか、同社の公開価格が、PER9倍台と割安で、資金吸収額が7億円強と小規模にとどまり、業態も、訪問看護事業を主力とする差別化経営を推進するディフェンシブ関連の内需株となっていることなどが、買い要因となっている。

 同社は、介護保険制度・医療保険制度に基づき、介護を住み慣れた地域や家庭で受ける「居宅サービス」を展開しており、主力は、うつ病や統合失調症などの精神的疾患を抱える在宅療養者を対象とする訪問看護事業となっている。同事業は、正看護師、準看護師、保険師などの有資格者による医師などと連携した医療行為を基本としており、全国に35カ所の拠点を設け、常勤・非常勤を含めて合計188名の有資格者により専門サポートをしている。

 今12月期業績は、売り上げ18億9600万円(前期比68%増)、経常利益1億7500万円(前期は2億3700万円の赤字)、純利益1億5100万円(同2億4500万円の赤字)、1株利益157.4円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】国際石開帝石は急続伸、資源株はシリア空爆の情勢緊迫で原油価格が続伸し関連株買い

<マーケットトーク>

編集長の視点 国際石油開発帝石<1605>(東1)は、1万9000円高の45万1000円と急続伸して始まっている。前日の米国市場で、米国のシリアへの空爆の可能性が強まり、中東情勢の緊迫化から原油先物(WTI)価格が一時、未明に112.24ドルと中東、北アフリカで民主化運動が吹き荒れた「アラブの春」以来、2年4カ月ぶりの高値をつけ、大引けも1.09ドル高の1バーレル=110.10ドルと続伸、株式市場でも、石油メジャー株が上昇したことを受けて、同社の今3月期業績の再上方修正思惑を高めて買い増勢となっている。

 資源関連の産油・産ガス株は同社株のほか、石油資源開発<1662>(東1)が、160円高の4455円と3日ぶりに急反発し、関東天然瓦斯開発<1661>(東1)も、5円高の696円、関連株の日本海洋掘削<1606>(東1)も、100円高の6560円とそれぞれ反発している。

 国際石開帝石の今期業績は、第1四半期(1Q)決算発表時の今年8月に早期上方修正され、通期純利益は、期初予想の1370億円が1420億円(前期比22%減)へアップされ連続減益率を縮める。原油(ブレント)価格が、期初想定の1バーレル=100ドルから1Q実績で103.4ドルに上昇したことを踏まえて上昇修正した。ただ第2四半期以降の原油価格は、期初予想通りに100ドル、3月通期平均も100.8ドルと想定しており、ブレント原油と油差があって下サヤにあるWTI原油が、112ドル台に乗せてきただけに、同社の今期業績の再上ぶれ期待も高まってくる。

 株価は、前期業績の再々上方修正で年初来高値54万2000円をつけてから原油価格の下落とともに調整し同安値39万8000円まで売られ、3分の1戻し水準まで持ち直した。シリア情勢やエジプトの政局不安など中東の地政学的リスクの先行きは予断を許さず、原油価格変動も想定されることから、9月末割り当ての株式分割(1対400)の権利取りも加わり、一段の戻りを試す展開が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】パイオラックスは高値窺う、25日線で底打ち連続最高純益を見直す

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パイオラックス<5988>(東1)は、25日移動平均線水準での中段固めが1カ月強続いて日柄的に最終局面を示唆しており、5月20日につけた年初来高値3070円に向け再発進する展開が想定される。今3月期純利益の連続最高更新予想で、超割安放置が歴然となっているためで、今年4月の25日線水準での1カ月にわたる踊り場形成から上放れた上昇相場の再現も有力である。

 同社の今期業績は、売り上げ506億円(前期比4%増)、経常利益58億円(同0.4%増)、純利益38億円(同1%増)と続伸し、純利益は、前期の過去最高(37億5700万円)を小幅ながら連続更新する。主力の自動車関連で国内の自動車生産台数は、減少傾向が続くが、海外の自動車市場が新興国を中心に拡大、内外メーカー向けにグローバルな拡販を推進することが要因となる。海外の生産能力増強では、韓国子会社が来年3月に新工場を建設・稼働予定であり、タイでも今年6月に新工場用地・建物を取得、来期以降の好展開につながる。なお今期の為替レートは、1ドル=90円を想定しており、現在の為替相場から上ぶれの可能性もあり、東洋経済会社四季報夏号では、純利益を40億円と観測している。

 株価は、前期業績が期初予想を上ぶれて着地し期末に創業80周年の記念配当10円を上乗せ年間45円(前々期実績32.5円)に増配、今期業績の続伸を予想したことで年初来高値まで400円高したが、その前の4月は1カ月間、25日線での中段固めを続けていた。この再現でPER9倍台、PBR0.6倍の超割安放置を修正、高値奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:32 | 編集長の視点
2013年08月28日

【編集長の視点】住友金鉱は4連騰、金価格がシリアへの軍事介入観測で反発し関連株買い

<マーケットトーク>

編集長の視点 住友金属鉱山<5713>(東1)は、寄り付きの17円安から切り返し、10円高の1380円と4営業日続伸している。一般市民に化学兵器を使用したと疑われているシリアに対して、米国が軍事介入をするとの観測が強まったことから、前日の米国市場で、NYダウが170ドル安と大幅続落し、為替相場も、円高・ドル安に進んだなかで、金先物価格が急反発する逆行高を演じており、関連株買いが増勢となっている。

 金関連株は同社株のほか、貴金属リサイクルのアサヒホールディングス<5857>(東1)が、43円安の1693円と急反落し、松田産業<7456>(東1)は、1円安で寄り付いたあと4円高の1300円と切り返し3日ぶりに反発するなど、高安マチマチとなっている。

 前日の米国市場で、金価格は一時、29.9ドル高の1トロイオンス=1423.0ドルまで買われ、終値は27.1ドル高の1420.6ドルと5月15日以来3カ月半ぶりの高値をつけた。米国のシリアへの軍事介入、空爆報道が強まったことから、「リスク・オフ」の空気が強まり、株式、ドルを売る一方で、リスク回避資金の受け皿として米国債、円、金先物価格への投資資金の流入が続いた。

 住友金鉱の株価は、金価格の持ち直しと前3月期業績の一転した上方修正で年初来高値1678円をつけ、今期業績の減益転換予想に全般相場急落が重なって同安値1054円まで調整、今期第1四半期の増益転換業績などをテコに半値戻し水準まで持ち直している。昨年11月からは世界最高品位の金鉱山・菱刈鉱山で、現在の鉱体の下部に金量約30トンが推定される有望な鉱体があるとして開発工事を進めており、シリア情勢の緊迫化に伴う金価格の動向次第では、なお一段の戻りにトライする展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 編集長の視点

【編集長の視点】内田洋行は一転して業績を上方修正、黒字転換幅を拡大し急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 内田洋行<8057>(東1)は、19円高の275円と2日間の変わらずを含め7営業日ぶりに急反発している。前日27日大引け後に9月2日予定の決算発表に先立って、今年5月に下方修正した2013年7月期業績を一転して上方修正、純利益の黒字転換幅を拡大することが値ごろ妙味のある割安株買いを再燃させている。

 同社の2013年7月期業績は、今年2月に第2四半期累計業績を下方修正したのに続き、5月に通期業績を下方修正しした。その5月の通期業績の減額値を上方修正したもので、売り上げを6億5000万円、経常利益を4億5000万円、純利益を6億5000万円それぞれ引き上げ、純利益は、9億5000万円(前期は6億6000万円の赤字)と5期ぶりの黒字転換幅を拡大する。オフィス関連事業分野の需要減少、文教関連の大型案件延伸による需要減は想定以上となったが、子会社での大企業向けソフトウェアのライセンス販売が好調に推移、この売り上げ増による粗利益増加に企業年金基金の資産運用実績の改善に伴う退職給付費用減少、販売管理費抑制などが加わり、上方修正につながった。なお、単独業績は、5月に続き再下方修正した。

 株価は、5月の通期業績の下方修正に全般相場急落も重石となって年初来安値239円まで突っ込み、期末配当権利取りで300円台を回復したあと250円台央でのもみ合いを続けてきた。業績上方修正でPERは14倍台と割安となり、PBRも0.4倍と割り負けており、年初来高値326円へのキャッチアップに拍車を掛けよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 編集長の視点

【編集長の視点】リブセンスは続落も2Q業績の高利益進捗率を見直し業績再上ぶれ期待が底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リブセンス<6054>(東1)は、95円安の4190円と急続落している。米国のシリアへの軍事介入が強まり世界同時株安となり、きょう28日の東京市場でも、日経平均株価が、331円安と急続落しており、同社株にも利益確定売りが増勢となっている。

 ただ、同社株は、今年7月11日に今12月期第2四半期(2Q)累計・通期業績を上方修正し、株価が6140円まで800円高し、その2Q累計業績発表で目先材料出尽くして利益確定売りが先行してつけた株式分割権利落ち後の2番底4165円に目前となっており、2Q累計業績が、12月通期業績に対して高利益進捗率を示したことを見直し、下値には業績再上ぶれを催促する買い物が再燃する可能性がある。

 2Q累計業績は、上方修正通りに前年同期比2.0倍増収、64%経常増益、68%純益増益と大きく続伸し、同じく上方修正した12月通期業績対比で経常利益が61%、純利益が59%の利益進捗率と目安の50%を上回った。

 求人情報メディア事業、不動産情報メディア事業とも2011年12月の新規上場以来のメディア露出効果で、サービス導入企業社数が、2Qで3万7175社と前年同期の1万8869社からほぼ倍増し、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」、正社員求人サイト「ジョブセンスリンク」で新規契約企業に新料金を適用するとともに、Webプロモーションにより集客力向上・シェア拡大を図っており、祝い金、人件費、広告宣伝費の増加を吸収して大幅続伸となった。

 12月通期業績は、7月の上方修正値に変更はなく、純利益は、8億7200万円(前期比46%増)と連続の過去最高更新を見込んでいるが、2Qの高利益進捗率に加え、下期から「ジョブセンス」、「ジョブセンスリンク」の新料金を既存顧客に適用することなどから業績再上ぶれ期待を強めている。

 株価は、成功報酬型の新ビジネスモデルを評価して高人気化、2011年12月の新規上場以来、すでに2回の株式分割を実施、昨年6月の2回目の株式分割(1対2)では9440円まで4割高したあと権利を落とし、権利落ち後安値3960円から同高値6510まで大きく上昇、今期業績の上方修正でも6140円の戻り高値をつけたが、利益確定売りで4165円まで調整した。下値からは業績再上ぶれを催促する値幅効果が期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:48 | 編集長の視点

【編集長の視点】ラサ商事株価は成長戦略をテコに変貌余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ラサ商事<3023>(東1)は、全般相場の急落に巻き込まれて392円まで突っ込んだが、1月につけた年初来安値に顔合わせして踏み止まってダブルボトムを確認しており、400円台下位から一段の底上げが期待できる。この手掛かりとなるのが、今期を初年度として推進している中期経営計画で、今3月期業績は、やや伸び悩みペースで推移しているが、最終年度の2016年3月期には、成長戦略の推進により純利益の今期予想比6割増を目標にしているからである。株価も、PER7倍台、PBR0.4倍の割安修正で高変貌余地を示唆している。

 中期経営計画は、『New Challenge Rasa 2015〜飛躍に向けた第一歩〜』をスローガンに3年後の経営目標として売り上げ330億円(今期予想6億8600万円)、経常利益19億円(同13億円)、純利益11億円(同6億8600万円)を掲げている。2011年1月の自社ビル営業開始、2012年10月のイズミ連結子会社化によるグループ経営などの新しい経営基盤のもと、「世界に通用する一流技術商品と有用な価値ある資源を国内外な販売」する成長戦略に磨きをかけることがバックボーンとなっている。重点施策として資源・金属素材関連事業ではジルコサンド製品の多様化や中国、東南アジア諸国、インドのグローバル市場開拓、産機・建機関連事業では、石炭火力発電やバイオマス・バイオガス分野への注力、下水道BCP(津波、高潮、豪雨)対応の汚泥ポンプの開発、環境建設設備事業では、石炭ガス化複合発電のスラグ処理へのラサ・システムの販売などの各成長戦略を推進する。

 今3月期業績は、売り上げ270億円(前期比6%減)、経常利益13億円(同3%減)、純利益6億8600万円(同11%減)と小幅の連続減収減益を予想、7月に発表した今期第1四半期純利益も、土地などの減損損失6500万円の計上で2400万円の赤字(前年同期は8000万円の黒字)と落ち込んだが、中期計画の推進で高変貌することになる。

 株価は、年初来安値顔合わせのダブルボトムから中期経営計画をテコに458円までリバウンド、PER7倍台、PBR0.4倍の400円台下位での三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。年初来高値518円、昨年3月高値545円の各奪回・フシ抜けから、2007年2月高値730円、2006年の上場来高値858円への視野が開けてこよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:01 | 編集長の視点
2013年08月27日

【編集長の視点】雪印メグミルクは相次ぐ新製品発売で下げ過ぎ訂正買いが再燃し反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 雪印メグミルク<2270>(東1)は、21円高の1468円と3営業日ぶりに反発し、6月13日につけた年初来安値1335円からの底上げを鮮明化している。

 今年8月に入って、牛乳など29品の出荷価格値上げに続き新製品を発表、売れ筋商品の『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』の新テレビCMの全国オンエアを開始し露出度を高めていることなどに反応し、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。相場テクニカル的にも、25日移動平均線を上回ってトレンド転換を示唆しており、年初来高値1600円へのチャレンジ期待を高めている。

 同社は、8月2日に今3月期第1四半期(1Q)決算と牛乳の出荷価格の値上げを発表し、1Q業績そのものは減益転換して着地したが、値上げをポジティブに評価して株価は、1469円と109円高した。値上げは、昨年10月に生産者からの生乳取引価格を1キログラム5円引き上げることで合意し、このコストアップの吸収を進めてきたが、自助努力による吸収可能範囲を超えたとしてメグミルク牛乳など29品を10月1日出荷分から1〜4%程度値上げする。

 この値上げに続き同社は、新製品を相次ぎ発表、『毎日骨太 1日分のカルシウムのむヨーグルト』のリニューアル新製品や『白いネオソフト』などを市場投入するとともに、新テレビCMを放映、露出度を高めている。

 今3月期業績は、売り上げ5400億円(前期比3%増)、経常利益165億円(同0.7%増)、純利益95億円(同1%減)と見込んでいる。ヨーグルトやさけるチーズの生産能力増強が完了して売り上げは続伸し、経常利益は増益転換、純利益は、前期純利益を上方修正した反動で弱含みとなるが、前期の過去最高水準はほぼキープする。

 株価は、年初来安値から同社乳酸菌の糖尿病抑制効果などの学会発表でバイオ株人気を高めて1500円台まで急伸するなど25日線を出没し下値固めを続けているが、PERは10倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは2.0%となお下げ過ぎを示唆している。今年4月高値1548円抜けから年初来高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | 編集長の視点

【編集長の視点】DyDoは上方修正の2Q業績発表も減益転換で材料出尽くし反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ダイドードリンコ(DyDo)<2590>(東1)は、35円安の3805円と変わらずを挟み4営業日ぶりに反落している。前日26日大引け後に今年8月17日に上方修正した今1月期第2四半期(2Q)累計決算を発表し、減益転換率を縮めたが、目先材料出尽くしとして利益確定売りが先行している。

 2Q累計業績は、期初予想より経常利益、純利益が、各5億円上ぶれ前年同期比10%増収、38%経常減益、34%純益減益で着地した。節約志向が依然として継続し、低価格化が進行、外食産業、コンビニ業界との販売競争がますます激化する厳しい環境下、新生「ダイドーブレンド」の新製品を相次ぎ発売してブランド認知度を向上させ、新型自販機を導入・多様化し一段のコストコントロールを徹底したことなどが要因となった。1月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、44億1000万円(前期比横ばい)と前期と同様の過去最高を見込み、市場コンセンサスを約5億円上回る。

 株価は、前期業績の上方修正に続いて発表した今期予想業績が市場コンセンサスを上回ったことで年初来高値4495円まで2割高し、全般急落相場の影響を受けて3510円安値まで突っ込み、いったん4250円までリバウンドしたが、年初来高値依頼の調整幅の3分の1戻し水準でもみ合ってきた。2Q累計業績上方修正では45円高の小幅反応にとどまりPERは14倍台、PBRは0.8倍と割安であり、下値での逆張りも一考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】リソー教育は続落、配当権利付き最終日も高配当利回り株は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 リソー教育<4714>(東1)は、110円安の7880円と続落して始まっている。きょう27日を株式分割と今2月期の中間配当の権利付きの最終日としているが、前日の米国市場でNYダウが、64ドル安と反落、つれてきょう27日の日経平均株価も、109円安と続落してスタートしたことから、利益確定売りが先行、権利取りの買い物は押されている。

 ただ今2月期中間配当は、今年6月に増配され年間配当利回りが4.8%と2月期・8月期決算会社の配当利回りランキングで上位にランクインしていることもあり、きょう1日、配当権利取りに再考余地を示唆している。

 同社株を含め2月期・8月期決算会社の配当利回りランキングの上位5銘柄も、高安マチマチとなっている。ありがとうサービス<3177>(JQS)が、小幅高の買い気配と続伸し、エコートレーディング<7427>(東1)が、8円安の785円と変わらずを含めて6営業日ぶりに反落、マックハウス<7603>(JQS)が、4円安の915円と反落、富士エレクトロニクス<9883>(東1)が、13円高の1246円と反発している。

 リソー教育の中間配当は、ドイツ銀行と契約した自己株式処分(TIP契約)により現金化が進み、自己株式処分差益が拡大していることから、期初予想の180円を200円に引き上げ、年間配当は同じく360円から380円(前期実績330円)に増配し過去最高の配当額となる。一方、株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、8月31日を基準日に1株を10株に分割し、9月1日を効力発生日に単元株式数を100株とする単元株制度を採用する。

 株価は、今2月期純利益の連続最高更新予想に連続増配、株式分割が加わって年初来高値1万1440円まで上値を伸ばし、新株式発行(発行価格7893円)・株式売出しを嫌って7580円まで調整、発行価格近辺でのもみ合いが続いている。下値には高配当利回り、株式分割の権利取りも底流、権利落ち後の好展開期待も交錯している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 編集長の視点

【編集長の視点】グリムスは4期ぶりの増益転換を再評価、下げ過ぎで狙い目

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 グリムス<3150>(JQS)は、26週移動平均線でサポートされつつ下値を切り上げているが、今3月期業績の4期ぶりの増益転換を見直し下げ過ぎ訂正でさらに上値を伸ばす展開が見込まれる。今年5月には、今期業績のV字回復予想でストップ高を交えて急伸しており、この再現思惑も底流している。

■今期は18%増収、営業利益2.2倍、PERはわずか6倍台 

 同社の今期業績は、売り上げ62億100万円(前期比18%増)、営業利益3億5000万円(同2.2倍)、経常利益3億6200万円(同2.2倍)、純利益1億9800万円(同13%減)とV字回復が予想されている。今年3月にウォーターサーバー事業の一部を譲渡して、従来のグリーンハウスプロジェクト事業とウォーターサーバー事業を統合してスマートハウスプロジェクト事業として推進しており、同事業で今年6月に大阪、福岡に開設した営業所により販売エリアを拡大して太陽光発電システムを拡販し、エネルギーコストソリューション事業では、電力基本料金削減コンサルティングによる電子ブレーカー販売の手法を多様化するとともに販売代理店も強化、昨年12月開始のLED照明の販売では、「初期導入費0円・月額レンタル」で提供していることなどが要因となる。なお今期純利益は、前期に特別利益として計上したウォーターサーバー事業の譲渡益2億800万円が一巡して減益転換する。

 株価は、前期純利益の上方修正に今期業績のV字回復予想が続いてストップ高を交えて年初来高値1079円まで4割高し、ほぼ往って来いの26週線水準から下値を切り上げている。PERは6倍台、PBRは0.9倍となお下げ過ぎを示唆しており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:44 | 編集長の視点
2013年08月26日

【編集長の視点】またまた「2日新甫」、9月相場は下に荒れるか上に荒れるか?=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

■過去の「2日新甫」相場を参考に和戦両用の備え

編集長の視点 またまた「2日新甫」である。9月相場は、2日の月曜日から月初商いがスタートする。「2日新甫」は荒れるとするのが、兜町のジンクスとなっており、これが下に荒れるのか、上に荒れるのか予断を許さない。

 実際に昨年2012年は、「2日新甫」の当たり年で、3日に売買がスタートした9月相場を含めて4回も、「2日新甫」があり、このうち日経平均株価の月足は、2回が陽足、2回が陰線の2勝2敗で、ジンクスは、5割の確率で当たっていたことになる。もっとも9月相場の陽線は、始値と終値の開きがわずか34円にとどまっており、これを勘案すると、75%の確率で「2日新甫」は、下に荒れる経験則を示唆している。今年2013年も、6月相場が、3日に売買がスタートした準「2日新甫」であり、月足はわずか125円幅の価格差で陽線を示現したものの、月央には、1万3000円台割れまで突っ込む長大の下ヒゲを引く波乱展開となった。

 外部環境をみれば、今週央に月替わりとなる9月相場の「2日新甫」は、下に荒れる懸念材料が目白押しである。この最大の材料は、9月17〜18日に開催予定のFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公開市場委員会)だろう。量的緩和策第3弾(QE3)の縮小が、ここから始まるのか、資産購入額がどの程度、減額されるかが、新興国を含めて世界の為替市場・株式市場に大きな波乱要因となる。この緩和策縮小を決定する参考指標とみられる米国の8月の雇用統計は、9月2日に発表予定であり、9月相場は、月初早々から株価、為替の方向感が試されるギリギリのせめぎ合いが続く。

 国内でも、9月4〜5日に日銀の金融政策決定会合が開催され、9日には、安倍晋三首相が、消費増税を政治決断するための重要な参考指標となる4−6月期の国内総生産(GDP)の確定値が発表予定であり、同確定値が、設備投資の上ぶれで上方改定されるようなら、消費増税に向けての既定路線の第一歩に歩む進むことになる。もちろん日米両市場は、米国で量的緩和策が縮小されたら売り、見送られたら買い、日本でも、消費増税が政治決断されたら売り、回避されたら買いとは単純に想定できないのが難しいところで、それこそが「2日新甫」が、ジンクス通りのそもそもの荒れ模様を示唆する由来になっている。

 こうなると、「2日新甫」相場は、下に荒れても上に荒れても対応できるよう「和戦両用」で備えを怠らないことが肝心となる。そこで参考にしたいのが、直近の「2日新甫」相場である。外部材料にポジティブに反応して「リスク・オン」で上に荒れるケースでは昨年12月相場、ネガティブし悲観して「リスク・オフ」で下に荒れる場合では、今年6月相場を先行事例として参考にしたいのである。

 昨年12月相場は、12月16日に投開票日を迎えた衆議院選挙で自民・公明両党が圧勝、安倍自民党が政権奪還を実現、「アベノミクス相場」の初動段階にあり、ご祝儀相場も含めても上に荒れて不思議はなかった「2日新甫」相場であった。これに対して、今年6月相場は、5月末のFRBのバーナンキ議長の議会証言で、量的緩和策縮小を示唆する発言が飛び出し、とたんに為替相場も株式相場も、「リスク・オン」から「リスク・オフ」に急転回し、下に荒れた「2日新甫」相場であった。この両相場で、強気に攻めて上げた銘柄、守りのなかで踏み止まって逆行高した銘柄をリサーチして、来るベき9月相場の「2日新甫」に和戦両用で対処しようというのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】松田産業は5連騰、金先物価格の続伸で関連の超割安株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 松田産業<7456>(東1)は、10円高の1323円と5営業日続伸している。前週末23日のニューヨーク商品取引所で、金先物価格が、25.00ドル高の1トロイオンス=1395.8ドルと続伸して引け一時、1399.9ドルと心理的なフシ目の1400ドルに迫り、6月7日以来の2カ月半ぶりの高値まで買い進まれたことを手掛かりに、業績上ぶれ期待を高めて超割安株買いが増勢となっている。

 世界の金融・株式市場は、FRB(米連邦準備制度理事会)が、いつからどの程度で量的緩和策を縮小するかを巡って一喜一憂しているが、前週末の米国市場で発表された7月の新築住宅販売件数が、大幅に減少し、6月分も下方修正されたことから、量的緩和が、9月のFOMC(公開市場委員会)以降まで長期化するとの見方が強まり、金先物買いが優勢となり、為替相場が、対ユーロでドル安となったことも代替投資につながり、金先物価格が続伸した。同社は、貴金属のリサイクル事業を行っており、このリサイクル貴金属の販売量と金価格の動向が、業績を左右する要因で、前3月期業績も、販売量減少で期中に下方修正したものを期末にきて貴金属価格が想定を上回ったとして上方修正し、減益転換率を縮小した。

 今期業績は、売り上げ1750億円(前期比4%増)、経常利益65億円(同6%増)、純利益41億4000万円(同3%増)と増益転換を予想、8月9日に発表した今期第1四半期(1Q)業績は、前年同期比22%経常増益、19%純益増益と大幅増益転換して着地した。

 株価は、決算発表などとともに再三にわたり発表して実施した自己株式取得が、下支え効果を発揮して上ぶれ要因ともなり、6月7日に突っ込んだ1113円安値から、今期1Q業績の大幅増益と同時発表に自己株式取得で1300円台までリバウンドした。PERは8倍台、PBRは0.8倍と超割安であり、一段の戻りから年初来高値1585円にチャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>松田産業のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本ペイントは最高値更新、好材料第3弾の自己株式取得発表で割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本ペイント<4612>(東1)は、81円高の1432円と4営業日続伸し、8月7日につけた上場来高値1405円を更新している。前週末23日大引け後に自己株式取得を発表、今年7月19日開示の今3月期業績の上方修正、8月5日公表の今期配当の増配に次ぐ株高材料の第3弾として割安株買いを拡大させている。

 自己株式取得は、資本効率の向上と将来の機動的な資本政策に備えることを目的にしており、取得上限の株式総数を400万株(発行済み株式総数の1.5%)、取得総額の上限を60億円、取得期間を9月2日から9月20日までとして実施する。

 一方、今期業績の上方修正は、国内売り上げが、汎用塗料市況の好調推移に、新製品の拡販、工業用塗料での住宅資材向けの塗料の出荷好調が加わって伸び、グローバルに原価低減活動を推進したことで原材料価格の上昇をカバーしたことなどが要因で、3月通期純利益は、期初予想の210億円を255億円(前期比27%増)に引き上げ、連続の過去最高更新の更新幅を拡大する。

 配当は、第2四半期、期末配当とも期初予想の各7円を8円にアップさせ、年間16円(前期実績14円)へ連続増配を予定している。

 株価は、前期業績の再上方修正・再増配で1252円まで買い進まれ、全般相場が急落するなか963円と下値を探ったが、業績上方修正、増配と好材料が続いて上場来高値まで45%高、1300円台固めを続けてきた。PERは14倍台と割安であり、上値トライがスピードアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点