[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (07/17)【編集長の視点】古野電気は続急落、業績下方修正の冷や水を浴び旧大証1部単独上場銘柄は高安マチマチ
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】ストリームは猛暑関連株の一角で下げ過ぎ訂正で安値水準から底上げへ
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】ワッツは3Q好決算で割安修正買いが再燃して反発
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】ユーシンは業績上方修正で最高純利益の更新幅を伸ばして続伸
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】不確定イベント通過で時価総額1兆円銘柄の予備軍から「第2の富士重工」を期待=浅妻昭治
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】インテリックスは高値肉薄、株式分割発表5社は高安マチマチで3勝2敗
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】鈴木は記念増配5円発表で続伸業績を先取り割安修正に再発進様相
記事一覧 (07/12)【編集長の視点】「ガンダム」は不死身か!?創通は続急落もTVアニメ最新作の放映で関連株は高安マチマチ
記事一覧 (07/12)【編集長の視点】ダルトンは業績再減額を織り込み2番底を確認し下げ過ぎを窺う
記事一覧 (07/12)【編集長の視点】ファーストリテイは3Q最高業績も通期業績据え置きで市場予想下回り急反落
記事一覧 (07/12)【編集長の視点】ノアは業績下方修正織り込み猛暑関連株の一角で安値から下げ過ぎ訂正にトライ
記事一覧 (07/11)【編集長の視点】メディアフラッグは新事業開始・M&Aで連続最高純利益を見直して反発
記事一覧 (07/11)【編集長の視点】ソフトクリエイトHDは分割落ち後安値から連続最高純益を買い直し続伸
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記事一覧 (07/11)【編集長の視点】アルファは梅雨明け後の猛暑キャンペーン期待で低位割り負け株買いが再燃へ
記事一覧 (07/10)【編集長の視点】久世は反落も連続の最高純利益更新を見直し出遅れ修正余地
記事一覧 (07/10)【編集長の視点】地盤ネットは5連騰、国内外の新商品発売で連続最高業績と積極中期計画を見直し
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記事一覧 (07/08)【編集長の視点】アイ・エム・アイはMBO価格にサヤ寄せし買い気配値を切り上げストップ高
2013年07月17日

【編集長の視点】古野電気は続急落、業績下方修正の冷や水を浴び旧大証1部単独上場銘柄は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 古野電気<6814>(東1)は、寄り付きの売り気配から107円安の723円と売られ続急落している。前日16日大引け後に7月16日の東京証券取引所と大阪証券取引所の第1部の現物市場統合後に旧大証1部単独上場銘柄として初めて決算を発表したが、今2月期第1四半期(1Q)業績とともに、第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したことが響き、5月23日につけた年初来高値898円を前に利益確定売りが増勢となっている。

 旧大証1部単独上場銘柄は、統合前の7月12日に今2月期1Q決算を発表した近鉄百貨店<8244>(東1)が、続伸業績評価も上乗せとなって前日16日に年初来高値349円と買われて、きょう17日も、3円高の341円と4営業日続伸し、王将フードサービス<9936>(東1)が、115円高の3270円と4営業日続伸して連日の年初来高値更新となっているが、同じく前日に需給好転思惑で年初来高値を更新、東証第1部上昇率ランキングの第1位と買われた錢高組<1811>(東1)は、7円安の204円と4営業日ぶりに反落するなど、高安マチマチとなっている。

 古野電気の2Q累計業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を5億円、純利益を7億円それぞれ引き下げ、純利益は、4億円(前年同期比56%減)と続落する。1Q業績が、舶用事業で国内の漁業市場向けの売り上げは増加したものの、商船市場向けの売り上げが伸び悩み、産業用事業も、大中型生化学分析装置などが減少して、前年同期比3%減収、98%経常減益と続落し、純利益が、4億700万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)と落ち込んだことを踏まえて下方修正した。2月通期業績は、舶用事業、産業用事業とも今後、需要増加が期待できるとして期初予想を変更せず、通期純利益は、20億円(前期比27%増)と続伸を見込み、配当も、年間8円(前期実績7円)へ連続増配を予定している。

 株価は、韓国子会社の設立に前期業績の上方修正・期末配当の増配、さらに今期業績の続伸・連続増配予想と好材料が続いて年初来高値まで7割高、全般相場急落にツレ安して625円まで調整したが、東証・大証統合を先取りしてほぼ全値戻しを達成した。通期予想ベースではPERは12倍台、PBRは0.7倍と割安で、8月末の東証株価指数(TOPIX)算入開始による需給好転思惑も底流するが、強弱感の綱引きは長引きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】ストリームは猛暑関連株の一角で下げ過ぎ訂正で安値水準から底上げへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ストリーム<3071>(東マ)は、今年6月7日に発表した今1月期第1四半期(1Q)決算が、連続赤字となったことで年初来安値4万3500円まで売られたが、梅雨明け以降の全国的な猛暑でエアコン、扇風機などの猛暑特需が発生、家電量販店株などの猛暑関連株人気が高まっているが、同社のインターネット通販事業もこの猛暑関連の一角として評価、下げ過ぎ訂正買いが続いている。同サイトでは、今期1Qの売り上げは続落したものの、来店客や会員数が増加したことも見直されている。

 1Q業績は、前年同期比34%減収と続落し、経常利益は1億3300万円の赤字(前年同期は1億2400万円の赤字)、純利益は1億3100万円の赤字(同1億8200万円の赤字)となった。

 既存顧客へのダイレクトマーケティングやセグメントメール配信を通じて販売促進策を強化、国内時計メーカー腕時計やオフィスソフトなどは堅調に推移したが、家電、パソコン、周辺機器・デジタルカメラなどの主要販売商品に厳しい状況が続いたことが要因となった。ただ、1Qの来店客は、前年同期比21%増の1374万9000人、会員数も、同10%増の700万2000人となっており、第2四半期(2Q)以降は、家電製品への猛暑関連需要拡大も期待される。

 2Q累計・1月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、1億3600万円(前期は12億3700万円の赤字)と3期ぶりの黒字転換を見込んでいる。

 株価は、今期業績の黒字転換予想で5万3500円の戻り高値をつけたが、1Q赤字業績を嫌って年初来安値まで売られ、PER評価では13倍と下げ過ぎを示唆しているとして25日移動平均線水準を回復した。なお一段の底上げにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>ストリームのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:18 | 編集長の視点
2013年07月16日

【編集長の視点】ワッツは3Q好決算で割安修正買いが再燃して反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワッツ<2735>(JQS)は、8円高の1206円と反発している。連休前の12日大引け後に今8月期第3四半期(3Q)決算を発表、続伸して期初予想の8月通期業績に対して順調な利益進捗率を示したことを評価して下値に割安修正買いが再燃している。

 3Q業績は、前年同期比1%増収、8%経常増益、14%純益増益と続伸し、8月通期業績対比の利益進捗率は、76〜77%と目安の75%をクリアした。

 消費税増税など先行きへの不安感から買い控えや低価格志向・節約志向が継続する消費環境下、「ミーツ」、「シルク」の100円ショップを直営店・FC店を含めて84店舗新規出店(閉鎖37店舗)し、ナチュラル雑貨販売の「ブォーナ・ビィータ」も4店舗新規出店(同2店舗)し、実生活雑貨を中心に買い得感のある商品群をプライベートブランド「ワッツセレクト」として開発・販売、ローコストの出退店とローコスト・オペレーションを継続したことなどが寄与した。

 8月通期業績は期初予想を変更せず、純利益は、12億9000万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、今年2月末割り当ての株式分割(1対2)を歓迎して1575円高値まで買い進まれ、分割権利をスンナリ落とした730円の権利落ち安値をつけ、第2四半期累計業績の上ぶれ着地でストップ高、さらに中国での100円ショップ展開観測報道が続いて、1535円まで上値を伸ばして権利落ちを完全に埋め、半値押し水準を固めてきた。PERは11倍台と割安であり、落ち後高値へキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】ユーシンは業績上方修正で最高純利益の更新幅を伸ばして続伸

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ユーシン<6985>(東1)は、32円高の850円と急続伸して始まっている。連休前の12日大引け後に今11月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、その2Q累計業績と11月通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、大幅に黒字転換して3期ぶりの過去最高更新の更新幅を伸ばすことを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。ただ、寄り付き高後は、利益確定売りも交錯し、13円安と下ぶれ12日終値を挟むもみ合いに変わっている。

 上方修正のうち11月通期業績は、期初予想より売り上げを50億円、経常利益を20億円、純利益を2億円それぞれアップさせ、純利益は、42億円(前期は15億3700万円の赤字)と黒字転換幅を拡大し、2010年11月期の過去最高(29億2100万円)を更新する。

 自動車部門では、国内の受注、出荷が下半期にさらに回復し、海外の生産・販売とともに堅調に推移、産業機械部門でも、農業機械や建設機械、工作機械向けが復調する見通しで住宅機器部門も引き続き順調に推移、円安進行に伴う為替差益計上が加わったことが要因で、純利益は、前期計上の工場移転に伴って計上した減損損失10億4900万円が一巡することから大幅黒字転換する。

 株価は、今期純利益の過去最高更新予想に自己株式取得がオンしてストップ高を交えて600円台に乗せ、自己株式取得の取得上限を拡大したことが追撃材料となって836円まで上値を伸ばし、自己株式取得終了で574円まで調整し1Q純利益黒字転換で年初来高値935円まで買われたものの、全般急落相場の波及で635円まで再調整した。同安値から200円幅のリバウンドをしているが、PERはなお6倍台、PBRは0.6倍と割安である。値動きにややクセの悪さがあるが、高値奪回に向け下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】不確定イベント通過で時価総額1兆円銘柄の予備軍から「第2の富士重工」を期待=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 またまた「金曜日の引けピン」であった。連休前の12日も、日経平均株価はほぼ高値引けとなり、これで6月14日以来、「金曜日の引けピン」は5週連続を数えた。「金曜日の引けピン」は、週末休みを挟んだ翌週の強気相場を示唆するアノマリーとされており、このアノマリー通りに日経平均株価は、6月14日から1887円、14%も値上がりした。

 しかし今回の7月12日の「金曜日の引けピン」は、微妙な時期のアノマリーではある。まず「海の日」を含めた3連休前の週末であることが上げられる。「オーバーナイト」の「リクス」は、1日分だけ余計なのである。しかも今週は、7月21日に参議院選挙の投開票日を迎え、その前の17〜18日には、FRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長の議会証言が控えている。

 参議院選挙は、新聞各紙でも、自民・公明党の圧勝、「ねじれ国会」解消と情勢分析され、この早打ち観測に乗って、すでに株価はかなりの部分まで織り込んでいるが、勝負事は、「ゲタを履くまで分からない」というのが古今東西の鉄則である。バーナンキ議長の議会証言も、2カ月前の5月23日の議会証言では株価、為替の金融市場は、世界的なショック安に見舞われた。

 為替相場は、1ドル=101円台から94円台まで円高となり、日経平均株価は、年初来高値1万5942円から1万2415円まで突っ込んだ。バーナンキ議長が、量的緩和の早期縮小に言及したことが、余剰マネーの吸い上げにつながるとして世界のマーケットを直撃、「リスクオン」が、「リスクオフ」に急変し売り急ぎに拍車を掛けた。今回の17〜18日の議会証言では、その後の同議長発言のトーンダウンの通りに、量的緩和の縮小時期の後ズレも示唆されるとみられているものの、日本以上にショックを受けた中国や新興国市場の株価が、持ち直しの動きを強めるかこれも見極める必要があることは言うまでもない。

 こうした不確定なイベントが、なお続くなかでのまたしてもの「金曜日の引けピン」であり、市場参加者各位の勇猛果敢な買い姿勢には敬意を払うばかりである。確かにイベントが予定調和通りに一巡すれば、時計の針は5月23日まで巻き戻され「アベノミクス」相場が、仕切り直しとなる展開が想定されることは間違いないのである。となれば、ここは「金曜日の引けピン」に乗ってもう一度、2カ月前にタイムスリップして、投資戦略を練り直してみることも一法かもしれない。

 この日経平均株価の年初来高値時点で話題になった一つが、時価総額1兆円銘柄の続出であった。5月20日現在で1兆円超の銘柄が、94社と野田佳彦前首相が、衆議院の解散・総選挙を表明した2012年11月14日の47社から半年で倍増、リーマン・ショック前の2007年末の107社以来の水準を記録したことが、大手経済紙の証券欄のトップ記事となったことは記憶に新しい。

 新規に1兆円を超えた銘柄としてガンホー・オンライン・エンターテインメント<3765>(JQS)富士重工業<7270>(東1)ユニ・チャーム<8113>(東1)も取り上げられた。参議院選挙後には、3月期決算会社の第1四半期(4〜6月期、1Q)決算の発表が本格化するが、この業績発表を期に業績相場がスタートするとの期待が高まっており、この業績相場シナリオに従えば、また5月と同様に時価総額1兆円銘柄、予備銘柄に脚光が当たる相場展開も十分に想定されることになる。

 連休前12日終値現在で時価総額が1兆円を超えた銘柄は、91社に達する。7月3日に新規株式公開(IPO)されたばかりのサントリー食品インターナショナル<2587>(東1)も、時価総額1兆1031億円で第81位にランクインした。また、ガンホーも、再度の株式分割の権利落ちで株価は10万円台出没となっているが、1兆1747億円を維持して順位77位と健闘している。富士重工は、今年2月に時価総額1兆円台に乗せ、5月の上場来高値更新で2兆1646円まで拡大、株価急落で1兆5265億円と目減りしたが、12日終値現在で2兆1098億円まで復元した。さらに1兆792億円で83位の大和ハウス工業<1925>(東1)は、7月5日に1378億円を調達する新株式発行と自己株式の処分を発表、株価は、200円安と下ぶれて時価総額を約1000億円目減りさせており、1兆円をキープできるかやや不透明となっているなど、話題は尽きない。

 投資対象として妙味がありアプローチしたいのは、時価総額が9000億円台にあって、1兆円銘柄の仲間入りを窺っている予備軍の銘柄だ。1Q決算発表時に業績の上方修正や、1Q業績自体が高利益進捗率を示せば、それをバネに「第2の富士重工」の続出も、十分に狙えることになる。決算発表予定日と照らし合わせながら、業績分析に万全を期せば、好パフォーマンスが期待されることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:02 | 編集長の視点

【編集長の視点】インテリックスは高値肉薄、株式分割発表5社は高安マチマチで3勝2敗

<マーケットトーク>

編集長の視点 インテリックス<8940>(東2)は、4500円高の6万3000円と変わらずを挟んで4営業日続伸し、4月9日につけた年初来高値6万6300円に肉薄している。連休前の12日大引け後に5月期決算の開示と同時に株式分割と2期ぶりの復配を正式発表、今5月期業績が続伸することも支援材料に株式分割の権利取りの買い物が増勢となっている。

 12日大引け後は同社株のほか、4社が株式分割を発表、このうち3社が5月期決算を同時に開示したが、高安はマチマチとなっている。

 具体的には、業績続伸を予想したパソナグループ<2168>(東1)が、3700円高の6万8500円と3営業日続伸し、サッポロドラッグストアー<2786>(JQS)が、505円高の4120円と変わらずを挟んで3営業日ぶりに反発したが、2013年5月期業績が赤字継続で着地したケイブ<3760>(JQS)が、8500円安の7万5500円と急反落し、リベレステ<8887>(JQS)も、500円安の6万2500円と反落している。

 インテリックスの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社の売買単位を100株として単元株制度を採用するために実施するもので、今年11月30日を基準日に1株を100株に分割する。

 一方、業績は、前5月期が、今年6月27日の一転した上方修正通りに大幅黒字転換、純利益は1億7800万円(前々期は1億1800万円の赤字)となった。中古マンションの再生流通事業の販売件数の高水準推移や新築分譲マンションの第2弾「リシャール田園調布」が寄与した。

 配当は、期初に800円の2期ぶりの復配を予想したものを昨年12月の前期業績の下方修正時にいったん無配継続と変更したが、今年6月の上方修正時に1000円に復配するとし、12日に正式発表した。

 今期業績も、中古マンション再生流通事業の安定推移と新築分譲マンション第3弾の来春の完成引き渡しなどから続伸、純利益は、5億800万円(前期比2.8倍)と予想している。

 株価は、含み資産株人気に乗ってつけた年初来高値6万6300円から3万8450円まで調整し、前期業績の上方修正と復配発表でストップ高を交えて調整幅の3分の2戻し水準まで持ち直していた。PER9倍台、PBR0.7倍の割安修正と分割権利取りで高値抜けからさらに上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】鈴木は記念増配5円発表で続伸業績を先取り割安修正に再発進様相

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 鈴木<6785>(東2)は、連休前の12日大引け後にすでに配当権利落ちとなっているが、2013年6月期期末の記念配当増配を発表、8月に開示する6月期決算で2014年6月期の続伸業績を先取り割安修正に再発進する展開が想定される。同社は、また昨年5月28日に東証2部に新規上場され、上場から1年を経過、東証1部指定替えの条件を充足したおり、国内証券が予想した指定替え候補株の一角に位置付けられており、この指定替え思惑が底流することもサポートしよう。

 同社の2013年6月期配当は、期初に前々期の2部上場記念配当3円を落とし年間22円と予想されていた。今回はそれに今年6月10日に創業80周年を迎えたことを記念して5円を上乗せ、年間27円(前々期実績25円)に引き上げ連続増配した。この連続増配ですでに配当権利を落としているが、配当利回りは、3.5%にまで高まる。

 同社は、業績も順調推移が見込まれている。今年8月に開示予定の2013年6月期業績が、売り上げ200億100万円(前々期比12%増)、経常利益11億5600万円(同18%増)、純利益5億400万円(同45%増)と増益転換が予想されていた。第2四半期累計業績、第3四半期(3Q)業績はやや伸び悩みとなったが、金型事業や部品事業での電子機器向けやスマートフォン・タブレット端末の調整基調を国内外の自動車向け金型、カーエレクトロ関連部品や医療機器組立事業の新アイテム増加などでカバーするとされていた。続く2014年6月期業績も、自動車向けがさらに増勢となることから続伸が予想され、8月の決算発表が待たれる。

 株価は、今年5月につけた東証2部上場来高値1065円から全般相場の急落にツレして712円まで突っ込み、700円台央での下値もみ合いを続けている。PER9倍台、PBR0.4倍の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:31 | 編集長の視点
2013年07月12日

【編集長の視点】「ガンダム」は不死身か!?創通は続急落もTVアニメ最新作の放映で関連株は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 創通<3711>(JQS)は、140円安の3030円と続急落している。同社株は、今年7月10日に今8月期業績の再上方修正と期末配当の大幅増配を発表したが、同時に株式の立会外分売も発表、年初来高値水準で利益確定売りが先行、きょう12日も売り増勢となっている。ただ、同社株を含めた「ガンダム」関連株は、今年10月から「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作「ガンダムビルドファイターズ」をテレビ東京系列で放映することを見直し、高安マチマチのスタートとなっている。

 同放映開始に合わせてガンプラ、デジタルカードゲーム、ゲームソフトを発売するバンダイナムコホールディングス<7832>(東1)が、31円高の1658円と反発し、テレビ東京を傘下に擁するテレビ東京ホールディングス<9413>(東1)が、7円高の1739円と4日続伸して6月28日につけた年初来高値1743円に肉薄したあともみ合いを続けている。強力キャラクター「ガンダム」が、株価材料としても不死身であるかないか、今後の関連3社の株価が試すことになりそうだ。

 創通の8月期業績は、中核のアニメ事業でソーシャルゲームの広告・プロモーションが予想を上回り版権収入が伸びたことを要因に今年3月の上方修正値を再上方修正、純利益は、3月増額値を1億7000万円引き上げ18億2000万円(前期比23%増)と連続過去最高を伸ばす。配当も、期初予想の30円から60円(前期実績45円)に引き上げ、期初の減配予想が大幅増配へ変わる。なお株式の立会外分売は、同社株式の分布状況の改善と流動性向上を目的に分売株式数20万株、分売予定期間を7月26日〜8月1日として実施する。

 株価は、3月の今期業績上方修正でストップ高を交えて年初来高値3400円まで1000円高し、その後は、新興市場の波乱展開のなかでも3分の1押し水準でもみ合い相対的に堅調に推移した。PERは13倍台と割安であり、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】ダルトンは業績再減額を織り込み2番底を確認し下げ過ぎを窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ダルトン<7432>(JQS)は、160円台の出没を続けており、今年5月に今9月期業績を再下方修正、137円安値まで突っ込んだが、1月4日につけた年初来安値135円を前に踏み止まり、2番底を確認したとして下げ過ぎ訂正を窺っている。科学技術イノベーション推進体制を強化する「アベノミクス」の成長戦略が、参議院選挙後にスピードアップするとの期待も、関連株買いの再燃をサポートしている。

 同社は、実験台や理科施設の教育施設製品を大学や官公庁に納入する科学研究施設事業と、民間向けに粉体機械を製造・販売する粉体事業とを経営の2本柱としているが、このうちとくに粉体機械が、民間企業の設備投資計画の中止や延期の影響を受け今期業績を下方修正、純利益は、同社子会社の不二パウダルの本社・工場移転、新工場建設に伴う移転損失1億7800万円も負担となり4400万円(前期比83%減)と続落を見込んでいる。

 科学研究施設事業も、研究開発関連の補正予算・本予算執行を織り込む販売計画を立て、今年1〜3月の売り上げは、この想定を下回ったものの、民間企業からの受注が増加して前期並みを維持しており、今後は、「アベノミクス」の成長戦略効果が期待される。

 東洋経済会社四季報夏号では、来2014年3月期純利益を研究施設事業の投資活発化に特別損失一巡が加わり1億8500万円とV字回復を観測している。

 株価は、137円安値から30円幅の底上げをしており、PER評価は48倍台と割高だが、PBR評価では0.5倍と大きく割り負けている。低位値ごろ妙味もオンして一段の底上げに挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファーストリテイは3Q最高業績も通期業績据え置きで市場予想下回り急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファーストリテイリング<9983>(東1)は、2700円安の3万6000円と急反落して始まっている。前日11日大引け後に今8月期第3四半期(3Q)決算を発表、2ケタの続伸で3Q業績として過去最高を更新、今年4月に再上方修正した8月通期業績に対して高利益進捗率を示したが、4月の再上方修正予想を据え置いた8月通期利益が、市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行している。

 同社の3Q決算は、前年同期比19%増収、4%営業増益、19%経常増益、21%純益増益と続伸した。8月通期業績は、四半期決算の発表のたびに今年1月、4月と上方修正が続いたが、その4月再増額の8月通期業績対比の利益進捗率も、84〜96%と目安の75%を大きくオーバーした。

 国内ユニクロ事業は、3Qに天候要因に恵まれたことで客数、既存店売上高とも高い伸び率となったが、チラシ広告などの販売促進活動強化や低価格志向に対応する値引率拡大で売上高総利益率が低下し営業利益が減益となったが、海外ユニクロ事業が、中国、香港、台湾やその他アジアで大幅な増収増益となり、欧州事業も計画通りに推移したことでカバーして好決算につながった。

 8月通期業績は、4月の再上方修正値を据え置き、純利益は、915億円(前期比27%増)と前期の過去最高の連続更新を見込んでいるが、市場コンセンサスを約13億円下回る。

 株価は、今年4月の今期業績の上方修正で日経平均株価との連動性の高さに注目した先物取引に絡む裁定売買が増勢となって年初来高値4万4400円まで買い進まれ、全般相場急落のなか2万7900円安値まで突っ込み、月次売上高のプラス継続で半値戻し水準までリバウンドした。信用取組は売り長で逆日歩がついており、下値では売り方の買い戻しが交錯、強弱感の対立が激化しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】ノアは業績下方修正織り込み猛暑関連株の一角で安値から下げ過ぎ訂正にトライ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ノア<3383>(名セ)は、全国的に猛暑日が続き、気象庁が「高温注意情報」を発表するなか、猛暑関連で夏高特性の再現期待を強めている。株価は、今年2月の2013年6月期業績の下方修正、今年5月開示の5月期第3四半期(3Q)業績の赤字転落が響き前日12日ザラ場に年初来安値2400円まで突っ込んだが、PERは7倍台と下げ過ぎを示唆しているからだ。2010年8月に4810円、東日本大震災後の2011年8月に7600円、昨年6月に6020円といずれも夏場に高値まで買い進まれた高値実績があり、今年4月につけた年初来高値3430円も意識されよう。

 夏高特性の発揮は、同社主力製品の一つの環境商材の太陽光パネルで受注済みの案件の納品が、今期第4四半期以降に開始されることが引き金材料となる見込みである。LED照明器具は、前期のヤマダ電機<9831>(東1)の新規店舗への大型受注が一巡し、注力中の街路灯、防犯灯向けのLED照明導入の官公庁関連も、入札案件に遅れが出ているが、この業績の逆風を太陽光パネルの納品本格化でカバー、業績のリバウンド期待を高めるためだ。

 目下集計中の2013年6月期業績は、2月に下方修正され純利益が3500万円(前期比13%減)と減益転換し、続いて開示された3Q純利益も4200万円の赤字(前年同期は1億300万円)と落ち込んだが、通期業績は、2月の修正値を据え置き、通期純利益は黒字をキープする。

 株価は、2月の業績減額で2561円、3Q決算発表で年初来安値と下値を探り、その後、年初来高値3430円からの調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたが、再度、下値を確認した。下げ過ぎ訂正に逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:32 | 編集長の視点
2013年07月11日

【編集長の視点】メディアフラッグは新事業開始・M&Aで連続最高純利益を見直して反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 メディアフラッグ<6067>(東マ)は、寄り付きの6円安から切り返して1円高の488円と反発し、今年6月27日につけた株式分割(1対3、昨年12月31日割り当て)の権利落ち後安値411円からの底上げを鮮明化している。今年5月9日に発表した新事業開始や7月3日開示のM&Aをキッカケに今12月期純利益の連続過去最高更新を見直し、割安株買いが再燃している。

 新事業は、同社の店舗店頭マーケティング支援の覆面調査・店舗巡回業務で、高齢者の消費行動の重要性が高まっていることに対応して、主に60歳以上のシニア層による覆面調査やアンケート調査を可能とするシニアマーケティング事業と、これまで企業が社内で対応してきた業務をクラウドソーシングできるプラットフォームにより同社メディアクルーを活用してデータ入力・加工など在宅業務を提供するクラウドソーシング事業で、いずれも今年9月1日から開始する。

 一方、M&Aは、主に関西地域で推奨販売事業を展開しているキャビック社(京都市中京区)の株式51%を取得して連結子会社化し、メディアFの17万人超のメディアクルーとキャビック社の推奨販売事業のノウハウを融合して同事業の全国展開を目指し営業を強化する。

 株価は、新事業開始と同時に発表した今12月期第1四半期業績が、第2四半期累計業績対比で高利益進捗率を示したことで、連続過去最高となる通期純利益1億2700万円(前期比24%増)を見直し分割権利落ち後高値727円まで買い進まれ、新興市場の急落に巻き込まれて同安値まで調整、M&Aを評価して80円幅の底上げをした。PER16倍台の割安修正でリバウンド幅の拡大が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ソフトクリエイトHDは分割落ち後安値から連続最高純益を買い直し続伸

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)は、8円高の720円と続伸し、6月28日につけた株式分割権利落ち後安値680円から底上げをしている。今3月期業績の連続最高純利益更新を買い直し下げ過ぎ訂正買いが再燃しており、同社が構築パッケージを提供しているEC(電子商取引)各社の高人気や新規株式公開(IPO)が続くことも、フォローの材料視されている。

 同社の今期業績は、売り上げ113億円(前期比12%増)、経常利益13億8000万円(同10%増)、純利益7億1000万円(同10%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。主力製品のECサイト構築パッケージ「ecbeing」が、中堅・大手優良企業のECサイト構築需要の拡大で続伸し、SEO対策及びリスティング広告などの付加価値サービスも増加することなどが要因で、製品機能強化の費用負担や広告宣伝費増加、積極的な人員採用に伴う人件費拡大などをカバーする。

 株価は、日本ユニシス<8056>(東1)との業務・資本提携に株式分割(1対3)の好材料が続いて2395円高値をつけて、分割権利をスンナリ落とし25日移動平均線の700円台下位での下値固めを続けている。PERは13倍台と割安であり、分割落ち後高値745円抜けから一段の上値追いが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】サントリーBFは連日の最高値、猛暑関連株軒並み高に直近直接上場株の好需給思惑もオン

<マーケットトーク>

編集長の視点 サントリー商品インターナショナル<2587>(東1)は、60円高の3530円と今年7月3日の新規直接上場以来、押し目なしに6営業日続伸し、連日の上場来高値更新となっている。7月6日の関東甲信地方の梅雨明け以来、全国各地で猛暑日が続いて熱中症被害が続出、気象庁が、「高温注意情報」を発表したことから、猛暑で逆に特需が期待される関連株に幅広く買い物が続き同社にも波及しており、さらに同社独自材料として、東証第1部への直接株式公開(IPO)で東証株価指数(TOPIX)への算入が接近、TOPIX連動型のファンドの買い需要が発生する好需要思惑も加わり、直近IPO株人気を強めている。

 猛暑関連株は、前日にアイスクリームをOEM生産しているセイヒョー<2872>(東2)が、前日にストップ高して年初来高値を更新し、きょう11日も買い気配値を切り上げ80円高の325円買い気配とストップ高しており、前日10日にクーラー、扇風機の販売急増から年初来高値を更新した家電量販店のエディオン<2730>(東1)ケーズホールディングス<8282>(東1)は、さすがに利益確定売りで反落しているが、それでも下値買いは根強くなお軒並み買い評価が続いている。

 サントリーBFは、サントリーグループの中核会社で清涼飲料・食品の製造・販売を担当、茶飲料「伊右衛門」、缶コーヒ「ボス」などのナショナルブランドを展開し、国内での清涼飲料のシェアは約2割を占め第2位に位置している。飽和状態となっている国内市場に対して海外展開を積極化、シンガポール、ニュージーランド、豪州などで現地飲料会社を買収、この寄与により今12月期純利益も、350億円(前期比49%増)を予想、海外会社買収のためののれんを償却前の純利益は、590億円(同37%増)に達する。

 株価は、公開価格3100円で上場されて3120円で初値をつけ、上場直後に世界の機関投資家の運用上のベンチマークとなっているMSCI(モルガン・スタンレー・インターナショナル)株価指数の構成銘柄に採用されたことから上値追いとなった。今月末にはTOPIXへの算入が開始される予定で、好需給と猛暑特需の思惑増幅でさらに上値を伸ばす展開が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】アルファは梅雨明け後の猛暑キャンペーン期待で低位割り負け株買いが再燃へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アルファ<4760>(JQS)は、関東甲信地方が7月6日に梅雨明けし全国的に猛暑が続き、気象庁が7月10日に「高温注意情報」を発表したなか、店頭キャンペーン事業のクローズキャンペーンで、猛暑特需が予想される飲料向けのキャンペーンに注力、関連人気から低位値ごろ割り負け株買いの再燃が予想される。株価は、2日連続のストップ高でつけた年初来高値338円から152円まで調整したが、下方かい離していた25日移動平均線を上回ってきており、まず今年5月の戻り高値229円を目指そう。

 クローズキャンペーンは、企画から運営までを同社が一括して受注する店頭キャンペーン事業の主力商品で、同社では同商品を今8月期第2四半期(2Q)に月間150件ペースで受注する体制を確立した。第3四半期以降の下期は、飲料関連への注力体制をとっており、梅雨明けが、関東甲信越地方で例年より15日も早く、全国的な猛暑で連日、熱中症被害が伝えられる全国的な猛暑のなかで、同キャンペーンの業績押し上げ効果が期待されている。

 同社の今8月期業績は、今年3月に2Q累計業績を下方修正したものの、8月通期業績は、堅調なキャンペーン受注や採算重視の売り上げ拡大により期初予想は変更せず、純利益は、1億2000万円(前期比50%増)と続伸を予想している。

 株価は、2Q累計業績下方修正で145円安値まで下ぶれたものの、通期業績予想の据え置きに「アベノミクス」効果による消費環境好転が加わって連続ストップ高を交えて年初来高値まで2.3倍化した。同高値からほぼ往って来いの調整をしたが、PERは11倍台、PBRは0.6倍、配当利回りは2.8%と下げ過ぎを示唆している。夏高特性も発揮、まず高値からの調整幅の3分の1戻し水準となる5月高値を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:43 | 編集長の視点
2013年07月10日

【編集長の視点】久世は反落も連続の最高純利益更新を見直し出遅れ修正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 久世<2708>(JQS)は、7円安の710円と5営業日ぶりに反落している。6月7日に顔合わせした年初来安値640円、6月27日安値645円から底上げしており、年初来高値からの調整幅の3分の1戻し水準で利益確定売りが交錯している。ただ、同社の今3月期業績は、連続の過去最高純利益更新を予想しており、下値は出遅れ修正買いチャンスとなり、今年5月の急騰劇再現思惑も強まりそうだ。

 同社の今期業績は、売り上げ600億円(前期比7%増)、経常利益7億円(同0.3%増)、純利益3億7000万円(同0.6%増)と予想されている。前期業績が、食品卸として三大都市圏NO.1を目指して首都圏に3営業所を開設したことなどが寄与して期初予想を上方修正して着地しており、今期業績は、円安による原材料の値上げなどに伴うコストアップも予想されるが、引き続き攻めの営業と利益改善、経費改善を進めてカバー、連続して過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、前期第3四半期のV字回復・高利益進捗率業績を見直し業績期待を高めて今年5月にストップ高を交えて年初来高値899円まで買われ、前期業績の上方修正、今期業績の続伸予想では、円安進行による増益率縮小で材料出尽くしを強めて安値に顔合わせ、下げ過ぎとして700円台までリバウンドした。なおPERは7倍台、PBRは0.5倍となっており、年初来高値からの調整幅の3分の1戻し水準から、半値戻しの770円、3分の2戻し810円、全値戻しと出遅れ修正に挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】地盤ネットは5連騰、国内外の新商品発売で連続最高業績と積極中期計画を見直し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 地盤ネット<6072>(東マ)は、260円高の3840円と5営業日続伸している。6月14日に国内向け、7月1日に海外向けに発売した「地盤ロングライフ保証制度」を手掛かり材料に、今3月期業績の連続過去最高、積極的な中期経営計画を見直し買い増勢となっており、昨年12月の新規株式公開(IPO)以来、再三、ストップ高を繰り返した急騰習性の再現期待も高めている。

 同社は、国内で唯一の地盤解析専門会社として、地盤の検査終了を条件に「地盤改良工事終了済証」と「地盤品質証明書」を発行、最高5000万円、10年間に亘り施工工務店などに地盤損害を賠償する。6〜7月に発売した新商品は、この保証期間を10年ごとに地盤を点検して更新することにより、補償期間を20年、30年、40年と延長するもので、東日本大震災以来高まっている地盤の液状化懸念、耐震需要に対応、同社業績の一段の押し上げ材料として期待されている。

 同社の今3月期業績は、売り上げ24億2600万円(前期比74%増)、経常利益6億7700万円(同89%増)、純利益4億500万円(同89%増)と連続の過去最高更新が予想されている。地盤業界の「デファクトスタンダード(事実上の業界標準)」として地盤調査内容を「見える化」して提供する「地盤安心住宅システム」が、FC・代理店・取次店などの販売網の拡大で好調に推移、半自動地盤測定機「グランド・ゼロ」の販売も増加することなどが要因となる。またこの決算と同時に発表した中期経営計画では、これから着工される戸建住宅のすべてを対象に同システムを拡販、シェアを拡大することにより意欲的な数値目標を設定、3年後の純利益を11億2300万円に大きく伸ばす。

 株価は、昨年12月に公開価格720円で新規上場され1412円で初値をつけ、連続ストップ高で4890円まで大化け、今年3月末割り当ての株式分割(1対2)の権利を落として1790円をつけたが、前期業績の上方修正・配当実施、今期業績の続伸予想で同安値から6040円まで再度、大化けした。同高値から新興市場の急落の影響で2007円まで急落し、同安値からのリバウンド場面ではまたもストップ高で3分の1戻し水準を超えてから騰勢に拍車を掛けている。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | 編集長の視点

【編集長の視点】夢展望は買い気配値を切り上げ公開価格上回る、IPO初値形成は27社連続で負けなし

<マーケットトーク>

編集長の視点 夢展望<3185>(東マ)が、きょう10日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は2600円、公開株式数は46万300株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時20分現在、公開価格を260円、10%上回る2860円買い気配で売り買い差し引き約16万株の買い物が集まっている。

 きょう10日は同社株のほか、今年6月27日以来の2社同時IPOとしてフォトクリエイト<6075>(東マ)も、東証マザーズにIPOされた。公開価格は1670円、公開株式数は23万株となっている。同社株も、寄り付きから買い気配値をアップさせ9時20分現在、公開価格を168円、10%上回る1838円買い気配で売り買い差し引き約27万株と公開株式数を上回る買い物が集まっている。

 両社の同時IPOで、今年2013年のIPOは23社に達したが、このすべてが公開価格を上回って初値をつけ(勝ち)ており、通算では、昨年12月20日IPOのシュッピン<3179>(東マ)以来、27勝と連勝記録を伸ばしている。この間、全般相場は、「アベノミクス」効果による株価急騰と米国の金融緩和縮小懸念による株価急落を繰り返す波乱相場となったが、そのなかでも上値のシコリがなく、値動きの軽さも買い手掛かりにIPO株の逆行高が続き、6月26日IPOのリプロセル<4978>(JQG)のように公開価格を5.5倍も上回って初値を形成する高人気株も出た。

 夢展望は、10代後半から20代前半の女性をメーンターゲットに衣料品を販売するSPA(製造卸)で、販売はインターネット販売のみに特化、自社のスマートフォンサイトからの購入比率は約69%に達している。公開価格のPERは20倍台と既上場の女性向け通販サイト各社株のPER倍率の中間に位置し、資金吸収額も12億円弱とやや大きいが、同社独自のビジネスモデルが買い評価されている。

 今9月期業績は、売り上げ70億8600万円(前期比14%増)、経常利益2億200万円(同98%増)、純利益1億4100万円(同5.2倍)、1株利益127.1円と予想されている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 編集長の視点
2013年07月08日

【編集長の視点】参議選挙後に発進期待の業績主導のサマーラリー相場のリード株は?=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

■「四季報独自増額ランキング」からスクリーニング

編集長の視点 業績相場発進への期待が高まってきた。もちろんこの大前提は、7月21日に投開票日を迎える参議院選挙で、与党の自民・公明両党で獲得議席数を伸ばして過半数を制し、衆議院と参議院で多数派が異なる「ねじれ国会」を解消することにある。これにより政権運営の安定化を評価して一段の円安を招来し、「アベノミクス」の成長戦略に拍車を掛け、企業マインドが好転、参議院選挙後に本格化する3月期決算会社の第1四半期(4〜6月期、1Q)業績発表で、上方修正が相次ぐようなら、この業績主導のサマーラリー相場シナリオは、現実味を増すことになる。

 「政界の一寸先は闇」などといわれ、解禁されたネット選挙が撹乱要因となるともいわれるが、前週末6日には新聞各紙が、世論調査による序盤情勢分析で揃って自民圧勝を観測しており、業績相場発進の大前提はほぼ間違いなくクリアされそうだ。2009年の衆議院総選挙でも、当時の野党・民主党が、前哨戦の東京都議会選挙の圧勝の余勢を駆って、「政権交代」のキャッチフレーズをさらに連呼して連勝しており、この繰り返しとなる公算が大きそうだ。

 となると、参議院選挙後に業績相場がスタートするとして、この業績でどの銘柄、セクターが活躍するかが問題となる。活躍の確率が高い銘柄
に的を絞れば、より好パフォーマンスが期待できることになる。好パフォーマンス銘柄は当然、1Q決算発表時に今期業績を上方修正する銘柄か、1Q決算が、第2四半期(4〜9月期、2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示す銘柄となるはずである。この有望銘柄のセレクトに関して、当コラムでは、常にオリジナルな観点から銘柄を絞り込むことを心掛けてきた。今回は、この銘柄選定について、この趣旨から少し外れ、下世話にいえば「人の褌で相撲を取る」ようでやや心苦しいが、現在発売中の東洋経済会社四季報夏号を参考にしたい。

 同夏号の巻末に掲載の「四季報独自増額ランキング」に注目したいのである。四季報の各銘柄の業績予想は、会社側が開示した業績予想とは別に、同社の記者の取材や為替動向、業界情勢などを加味して総合的に判断した独自の業績予想を掲載しており、しばしば会社予想と独自予想にギャップが生じることがあった。同号は、会社側予想の営業利益と独自予想の営業利益が大きく離れている銘柄をランキング、上位55社をスクーリングした。

 同ランキングに注目するのは、ランクインした銘柄の同号発売の6月14日以降のパフォーマンスが、日経平均株価の上昇率をオーバー・フォーマンスしている銘柄が少なくなく、上方修正の可能性のある銘柄としてすでに買い進まれているフシがみられるからである。日経平均株価は、同号発売前日の13日終値から、前週末7月5日に高値引けした1万5135円まで14.9%の上昇をしているが、例えば、同ランキングの上位19位までランクされている合計20銘柄のうち、9銘柄が、日経平均株価の上昇率を上回っているのである。ランキング8位にランクされた新日本無線<6911>(東1)の同期間の上昇率は、このうちトップで、途中のストップ高を交えて47.7%に達し、日経平均の上昇率を3.2倍上回った計算になるのである。

 今3月期業績の上方修正は、全体として下半期回復型の業績予想をするパターンが多く、1Q決算発表時には慎重予想をしていた2Q累計業績の上方修正に止まるとの観測も有力となっているが、2Q累計業績の上方修正にしろ、3月通期業績の上方修正にまで踏み込むにしろ、四季報夏号のランキング上位銘柄が、このリード株として引き続き活躍することは想定範囲内となってくる。(本紙編集長・浅妻昭治)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】アイ・エム・アイはMBO価格にサヤ寄せし買い気配値を切り上げストップ高

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アイ・エム・アイ<7503>(JQS・監理)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ、400円高の2030円買い気配とストップ高、2日間の変わらずを含めて10営業日続伸するとともに、5月1日につけた年初来高値1740円を大幅に更新している。

 前週末5日大引け後に同社の創業者で筆頭株主である積賀一正社長が代表取締役を務めるKTC(埼玉県越谷市)が、同社株式を株式公開買い付け(MBO・現経営陣による公開買い付け)を実施すると発表、同社取締役会も、賛同意見の表明と株主への応募推奨を決議したことから、MBO価格2620円へのサヤ寄せ思惑を強めて売り買い差し引き400万株超の買い物が集まっている。

 同社は、高度管理医療機器の販売・輸入を行い、急性期医療を担う大学病院、国公立病院、私立病院を主にレンタルサービスや保守点検を行い、主力商品の人工呼吸器では、市場シェアが15.1%とトップの位置にあるが、このところの急激な円安や急性期医療を担う大規模病院が医療制度改革の影響で年々減少し、医療機器販売市場も商品力・価格・サービス競争が激化する厳しい環境下、現在の同社の競争優位性を維持し、さらに企業価値を向上させる抜本的な事業再構築を進めるためには、先行投資により同社の利益水準やキャッシュフローの悪化を招き、株主にマイナスの影響を与える可能性があり、上場維持費用の経営負担を軽減させるためにも、株式を非公開化することが株主にとって最良の方策として決定された。

 買い付け期間は、7月8日から8月19日までの30営業日、買い付け株式数は374万4100株、買い付け代金は98億952万円を予定、同社株は、MBO成立後に所定の手続きを経て上場廃止となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:31 | 編集長の視点