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[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (07/23)【編集長の視点】TKCは反落も参院選後の政治課題に消費税増税が浮上し関連会計ソフト特需思惑が底流
記事一覧 (07/23)【編集長の視点】マースエンジは25日線を支持ラインに下げ過ぎ訂正に再発信様相
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】ヤマハ発動機は円安進行・為替差益発生で業績上ぶれ期待を高めて反発
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】ワイヤレスゲートは半値戻し水準で株式分割・記念増配が追撃材料となり急反発
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】イーグル工は連日の高値、自動車関連は部品株から上方修正が相次ぎ業績相場をリード
記事一覧 (07/22)【編集長の視点】丸千代山岡家はトリプル・ボトムから続伸業績をテコに割安修正に再発進
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】極楽湯は反落も8期ぶりの最高純益更新の割り負け株買いで高値抜け目前
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】きちりは分割落ち後安値水準から新業態店オープンで連続最高純益を買い直して反発
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】安川電機は5連騰、2Q業績上方修正を好感高しロボット株にも連想買いが波及
記事一覧 (07/19)【編集長の視点】日特エンジは1株純資産水準から純利益V字回復を見直し割安修正に再発進
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】科研製薬は3分の1戻し水準から続伸業績の割安修正買いへ
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】ニチバンは反落も太陽電池封止剤開発で2ケタ続伸業績を見直し割安修正期待
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】古野電気は続急落、業績下方修正の冷や水を浴び旧大証1部単独上場銘柄は高安マチマチ
記事一覧 (07/17)【編集長の視点】ストリームは猛暑関連株の一角で下げ過ぎ訂正で安値水準から底上げへ
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】ワッツは3Q好決算で割安修正買いが再燃して反発
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】ユーシンは業績上方修正で最高純利益の更新幅を伸ばして続伸
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】不確定イベント通過で時価総額1兆円銘柄の予備軍から「第2の富士重工」を期待=浅妻昭治
記事一覧 (07/16)【編集長の視点】インテリックスは高値肉薄、株式分割発表5社は高安マチマチで3勝2敗
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2013年07月23日

【編集長の視点】TKCは反落も参院選後の政治課題に消費税増税が浮上し関連会計ソフト特需思惑が底流

<マーケットトーク>

編集長の視点 TKC<9746>(東1)は、24円安の1735円と反落して始まっている。6月28日につけた年初来高値1800円に前に利益確定売りが先行しているものだが、ただ7月21日の参議院選挙で、自民・公明両党の与党が、安定多数を確保する圧勝となったことから、大きな政治課題として財政再建に向けた消費税増税が浮上し、今年10月にも政治決断される政治スケジュールを先取り、増税後の会計ソフト特需思惑も底流している。

 同じ会計事務所、税理士向けの会計ソフト関連株では、日本デジタル研究所<6935>(東1)が、27円高の1044円と急反発して6月7日につけた年初来安値922円から底上げを鮮明化し、ピー・シー・エー<9629>(東2)も、前日終値近辺での気配値が交錯している。

 TKCは、会員数が今年3月末で1万400名に達する税理士、公認会計士で組織するTKC全国会を通じて同会計事務所の顧客先の中小企業向けに経営力・資金調達力の強化、決算書作成の支援を行っており、税制改正時には早期に関連の会計ソフトを提供している。

 今9月期業績は、第2四半期累計業績が、会計事務所事業部門と社会公共団体事業部門でクラウドサービスの受注が、順調に推移したことから上方修正、純利益は、期初予想の11億円を15億6000万円(前年同期比13%増)に引き上げ増益転換した。9月通期業績は、第3四半期以降にクラウドサービス拡充に備えた設備投資、システム開発投資に伴う減価償却費などの関連費用が見込まれるとして期初予想を据え置き、純利益は、37億円(前期比18%増)と見込んでいるが、今期から来期にかけて特需発生で上ぶれ期待も高まってくるだけに、まず8月9日発表予定の今期第3四半期決算の動向が注目される。

 株価は、1600円台出没から今期2Q累計業績の上方修正で1700円台へレブルアップ、ここに来てPER12倍台、PBR0.8倍、配当利回り2.5%の割安修正も意識され高値を取り、高値もみ合いを続けてきた。年初来高値抜けから2011年7月高値1868円へと上値を伸ばし、2006年以来の2000円大台回復も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】マースエンジは25日線を支持ラインに下げ過ぎ訂正に再発信様相

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マースエンジニアリング<6419>(東1)は、年初来高値2408円から全般相場急落の影響を受けて同安値1721円まで突っ込み、この調整幅の3分の1戻し水準まで底上げしている。同水準では25日移動平均線に下値をサポートされており、25日線自体が上昇転換してきただけに、下げ過ぎ訂正が一段と加速しそうだ。連続増益業績、高配当継続の好バリュエーションも、買い手掛かりとして再脚光を浴びよう。

 同社の今3月期業績は、売り上げ315億円(前期比3%増)、経常利益67億9000万円(同0.7%増)、純利益41億3000万円(同8%増)と予想され、配当も、前期に復元増配した年間60円配当の継続を予定している。アミューズメント関連事業では、パチンコホールの玉運び・玉積みをなくしホール運営を効率化する「パーソナルPCシステム」が、業界標準として前期末の市場シェア11.9%からさらにアップ、プリペイドカードシステムも同じくシェア21.7%から拡大を図り、自動認識システム関連事業でも、医療、教育などの各分野でシステム機器を拡販、ホテル関連事業でも、「アベノミクス」効果で国内外の観光客が増加していることが収益向上につながり、続伸業績の要因となる。

 株価は、前期業績が期初予想を上ぶれて着地し今期も続伸を予想したが、利益が市場コンセンサスを下回るとして下ぶれ、全般相場急落も重なって年初来安値まで700円安した。同安値から200円幅の底上げをして、25日線でのもみ合いが続いているが、PERは8倍台、PBRは0.8倍、配当利回りは3.1%となお下げ過ぎを示唆している。年初来高値へのキャッチアップを強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:59 | 編集長の視点
2013年07月22日

【編集長の視点】ヤマハ発動機は円安進行・為替差益発生で業績上ぶれ期待を高めて反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ヤマハ発動機<7272>(東1)は、26円高の1434円と反発している。前日21日の参議院選挙で自民・公明両党の与党が、過半数の議席を獲得、「ねじれ国会」が解消されたことから、週明けの為替相場で円安が続き、海外売り上げ比率が90%弱となっている同社の為替差益発生、業績上ぶれ期待を高めて割安株買いが再燃している。

 同社は、今12月期業績の為替レートを1ドル=87円(前期実績80円)、1ユーロ=115円(同103円)と想定、今年5月発表の第1四半期業績では、これが1ドル=92円、1ユーロ=122円まで円安となったが、通期為替レートは期初予想を変更しなかった。週明けの為替レートは、1ドル=100円台、1ユーロ=132円台と円安が続いており、同社の為替感応度は、1ドル1円、1ユーロ1円の変動で営業利益がそれぞれ4億円、1億円の影響を受けるだけに、アジアの新興市場の不透明感をハネ返して業績上ぶれ期待を高めている。

 同社の今12月期業績は、売り上げ1兆4000億円(前期比15%増)、営業利益500億円(同2.6倍)、経常利益520億円(同90%増)、純利益280億円(同3.7倍)と予想されているが、きょう朝方の為替レート換算では、営業利益は対ドルで52億円、対ユーロで17億円上ぶれる計算となる。東洋経済会社四季報夏号では営業利益を600億円、純利益を330億円と観測している。

 株価は、今期業績のV字回復・年間17円への増配予想を評価して年初来高値1825円まで6割高し、全般相場急落にツレ安して1217円と調整、調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドした。PER17倍台の割安修正で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】ワイヤレスゲートは半値戻し水準で株式分割・記念増配が追撃材料となり急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、640円高の5920円と急反発している。前週末19日大引け後に株式分割と今12月期期末の創立10周年の記念増配を発表、このところの調整幅の半値戻し水準で、今期純利益の連続の過去最高更新予想に続く追撃材料と歓迎して買い再燃となっている。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高め投資家層の拡大を図ることを目的にしており、8月31日を基準日に1株を2株に分割する。一方、今期配当は、期初に初配当として年間80円を予定していたが、来年1月に創立10周年を迎えることから20円の記念配当を上乗せして100円に増配、株式分割権利落ち後の配当は、普通配当40円と記念配当10円の年間50円とする。

 株価は、昨年7月に公開価格1200円で新規株式公開(IPO)され、2311円で初値をつけ、今期純利益が、4億6300万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を予想し、初配当を予定していることなどを手掛かりに今年5月の上場来高値6700円まで公開価格比5.5倍と大化けした。最高値からは全般市況や新興市場株の波乱展開の影響もあって4050円まで調整、調整幅の半値戻し水準まで出直ってきた。同水準での株式分割、記念増配の追撃材料であり、相場格言の「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:26 | 編集長の視点

【編集長の視点】イーグル工は連日の高値、自動車関連は部品株から上方修正が相次ぎ業績相場をリード

<マーケットトーク>

編集長の視点 イーグル工業<6486>(東1)は、104円高の1447円と急反発し、前週末19日取引時間中につけた年初来高値1396円を連日更新している。19日大引け後に8月1日の今3月期第1四半期決算の発表に先立って、今期第2四半期(2Q)累計・通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、3期ぶりの過去最高更新の更新幅を拡大することが割安株買いを再燃させている。

 きょう22日の株式市場では、前日21日の参議院選挙で自民・公明両党の与党が、過半数を獲得する圧勝となり「ねじれ国会」が解消され、為替相場も円安に進んでいることから業績相場スタートの期待が高まっているが、19日には同社株のほか、日本ペイント<4612>(東1)、NOK<7240>(東1)の自動車部品株も、業績上方修正を発表しており、自動社関連株が、業績相場をリードする展開が強まりそうだ。日本ペイントは、85円高の1321円と急反発して連日の年初来高値更新となり、NOKは、82円高の1712円と急反発している。

 イーグル工の上方修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを40億円、経常利益を14億円、純利益を11億円それぞれ引き上げ、純利益は、63億円(前期比39%増)と前期の過去最高を連続更新する。2Q累計業績が、円安による採算改善、為替換算の押し上げ効果で上方修正、つれて通期業績も上方修正した。

 株価は、前期業績が期中の下方修正値を上ぶれて増益転換して着地し増配、今期も連続の過去最高純利益を予想したことでストップ高して1325円をつけ、全般相場急落下で998円まで往って来いの調整となったが、下げ過ぎとして急反騰、高値を更新した。PERは11倍台と割安となり、2007年7月高値1827円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】丸千代山岡家はトリプル・ボトムから続伸業績をテコに割安修正に再発進

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 丸千代山岡家<3399>(JQS)は、今年6月17日、27日、7月18日とそれぞれ801円の安値をつけ、今年1月29日につけた権利落ち後安値779円も前にしたトリプル・ボトムを形成、下値硬直性が高まったとして割安修正に再発進する展開が想定される。猛暑本番を前に「夏の定番 冷やし中華」など期間限定メニューを相次いで全国展開したことも、猛暑需要の開拓につながるとして株価効果も期待されている。

 同社の今1月期業績は、売り上げ90億2400万円(前期比1%増)、経常利益2億5000万円(同42%増)、純利益5000万円(前期は300万円の黒字)と連続の高変化が予想されている。前期純利益は、既存店の営業力強化に注力し新規出店は4店舗に止めて、不採算の4店舗を閉鎖、店舗閉鎖損・減損損失1億710万円を計上して300万円(前々期は1億7800万円の赤字)と小幅黒字転換に止まったが、今期は、引き続き新規出店を抑制し、店舗効率化、オペレーション合理化、ワークスケジュール管理による人件費の削減、原価ロス管理の厳格化を継続し、期間限定メニューの定期的販売、携帯電話サイトによる販売促進策を積極化することなどが要因となる。今年6月7日開示の今期第1四半期(1Q)決算で、純利益は、4店舗閉鎖で減損損失4000万円を計上し2400万円の赤字(前年同期は500万円の赤字)となったが、想定範囲内として第2四半期累計・1月通期業績は、期初予想に変更はない。

 株価は、今年1月31日割り当ての株式分割(1対100)の権利落ち安値779円から同落ち後高値955円まで2割高、全般相場の急落や1Q純益赤字着地などで下値を確認したが、トリプル・ボトム形成で悪材料織り込み済みを示唆した。PER12倍台、PBR0.5倍の下げ過ぎ訂正に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | 編集長の視点
2013年07月19日

【編集長の視点】極楽湯は反落も8期ぶりの最高純益更新の割り負け株買いで高値抜け目前

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 極楽湯<2340>(JQS)は、4円安の330円と3日ぶりに反落している。7月3日につけた年初来高値341円を目前に利益確定売りが交錯しているが、今3月期純利益が、1億6000万円(前期比39%増)と続伸を予想され、2006年3月期の過去最高(1億5800万円)を更新することを評価して下値には割り負け期待の値ごろ株買いも続いている。スーパー銭湯への猛暑関連特需思惑も、フォローの材料となりそうだ。

 同社の今3月期業績は、前期の減収・連続増益業績から、増減マチマチの推移が予想されている。売り上げは、107億円(前期比7%増)と増益転換するものの、経常利益は、3億3000万円(同12%減)と伸び悩む。

 前期末に直営店22店舗、FC店15店舗に拡大した温浴施設店舗「極楽湯」や、今年2月に開業した海外1号店の中国上海店などが寄与して増収転換するが、経常利益は、原燃料価格上昇や消費税増税前の個人消費の伸び悩みなどを慎重にみて保守的に減益転換と見込んだ。ただ純利益は、前期に計上した固定資産の減損損失1億4100万円が一巡して一気に過去最高を更新する。また経常利益も、猛暑関連特需次第では上ぶれの可能性も期待される。

 株価は、自己株式取得でつけた328円高値を7月の梅雨明け・猛暑到来とともに上抜き年初来高値をつけ、高値でもみ合っている。PERは20倍台と市場平均を上回るが、PBRは0.8倍と割り負けており、高値更新からは次の上値フシとして2009年12月高値403円を意識しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】きちりは分割落ち後安値水準から新業態店オープンで連続最高純益を買い直して反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 きちり<3082>(東2)は、5円高の845円と9営業日ぶりに反発、6月27日につけた株式分割(1対3)権利落ち後安値815円に並ぶ安値水準から底上げをしている。分割権利落ち後翌日の6月27日に新業態店のアンテナショップを東京・銀座にオープン、新業態店開業とともに株価が急伸する同社株の株価特性に注目、今6月期純利益の連続過去最高更新を見直し割安修正期待の下値買いが再燃している。

 同社が6月に開業した新業態店は、はかた地どりの生産・販売を手掛ける農事組合法人福栄組合(福岡県久留米市)と業務提携し、福岡県が開発し、同組合が生産する「はかた地どり」をブランド化し倍増させる事業の一角を担うアンテナショップ「福栄組合」で、鳥料理をメーンに福岡県産の食材をさまざまに提供しアピールする。

 同社の新業態店出店では、ベストセラーの料理レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』を出版した体重計メーカー・タニタ(東京都板橋区)と提携、外食新業態店「丸の内タニタ食堂」の新規出店を発表し、株価は、ストップ高を交えて急伸するとともに、業績を上方修正した。その後も、イタリア有名ブランド、国内トップ精米機メーカーなどの異業種と提携、新業態店を出店したおり、同社業績の成長戦略となっている。

 業績も好調で、目下集計中の2013年6月期純利益は、3億円(前期比16%増)と前期の過去最高の連続更新が見込まれており、続く2014年6月期業績も続伸、東洋経済会社四季報夏号では3億5000万円と観測されている。

 株価は、東証第2部上場に株式分割の好材料が続いて連続ストップ高で3425円高値をつけ、株式分割の権利をスンナリ落とし800円台央のもみ合いを続けている。PERは13倍台と割安であり、分割落ち後高値925円抜けから一段の上値挑戦を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 編集長の視点

【編集長の視点】安川電機は5連騰、2Q業績上方修正を好感高しロボット株にも連想買いが波及

<マーケットトーク>

編集長の視点 安川電機<6506>(東1)は、37円高の1373円と5営業日続伸している。前日18日大引け後にハイテク主力株の先陣を切って、今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、同時に期初予想の第2四半期(2Q)累計業績を上方修正したことを好感、設備投資関連の産業用ロボット株買いが増勢となっている。なお寄り付き高後は、利益確定売りも交錯して46円安まで下ぶれ前日終値近辺でのもみ合いに変わっている。

 同社の2Q業績上方修正に反応して産業用ロボット株全般にも好業績期待が波及、不二越<6474>(東1)が、12円高の480円、ダイヘン<6622>(東1)が、7円高の472円とそれぞれ反発、ファナック<6954>(東1)が、240円高の1万5440円と続伸している。

 安川電の2Q累計業績は、期初予想より売り上げを110億円、経常利益を45億円、純利益を20億円それぞれ引き上げ、純利益は、65億円(前年同期比85%増)とV字回復を鮮明化する。モーションコントロールセグメントでは、ACサーボモータ・コントローラの国内・中国の販売が伸び、太陽光発電用パワーコンディショナーも順調に拡大、ロボットセグメントでは、溶接・ハンドリング・塗装ロボットが、海外の自動車業界向けを中心に堅調に推移、6月21日から9月20日までの為替レートを、1ドル=95円、1ユーロ=125円と期初予想のそれぞれ85円、115円から円安方向で見直したことが要因となった。3月通期業績は、中国経済に不安要素があり、為替相場も依然として不透明として期初予想を据え置き、通期純利益は、130億円(前期比91%増)とV字回復、配当も、年間12円(前期実績10円)と増配を予定している。

 株価は、今年4月に発表した今期の増収増益転換業績が、市場コンセンサスを上回ったことから年初来高値1505円まで4割高し、全般急落相場の影響で1112円まで調整、半値戻し水準まで持ち直した。PER評価では26倍台と割高だが、設備投資関連のリード株として、相場格言の「半値戻しは全値戻し」にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】日特エンジは1株純資産水準から純利益V字回復を見直し割安修正に再発進

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日特エンジニアリング<6145>(JQS)は、1株純資産960円水準固めが最終局面となっており、今3月期純利益のV字回復予想を見直し自動車関連の割安株買いが再燃する展開が見込まれる。この3年来の上値フシとなっている1000円台の高値を上抜けば、昨年7月高値1184円、さらに3月高値1363円を目指し騰勢に弾みをつけよう。

 同社の今3月期業績は、欧州金融危機、新興国経済の成長鈍化に繰延税金資産取り崩しなどが重なって2回下方修正され前期業績から増収増益転換が予想されている。売り上げが195億円(前期比2%増)、経常利益が30億5000万円(同9%増)と持ち直し、純利益は、税金資産の平準化で19億5000万円(同2.0倍)とV字回復を鮮明化する。主力の巻線機事業が、スマートフォン向けでは新規設備需要がまだ断続的な受注にとどまるものの、自動車関連では順調に受注が増加、前期業績を下押したAV・家電向けの量産設備の売り上げも、下期以降には持ち直しを予想したことなどが要因となる。

 株価は、前期業績の相次ぐ下方修正を900円台で織り込み、1株純資産960円をテコに1000円台の上値フシ抜けに再三、トライしてきた。今年4月以来4カ月にわたる中段固めでエネルギー蓄積も十分であり、PER8倍台の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:07 | 編集長の視点
2013年07月17日

【編集長の視点】科研製薬は3分の1戻し水準から続伸業績の割安修正買いへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 科研製薬<4521>(東1)は、年初来高値1883円から全般相場急落にツレ安して1383円安値まで500円安し、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンド、8月5日に迫った今3月期第1四半期(1Q)決算を前に、今期業績の増益転換業績を見直し割安修正買いが増勢となっており、下値に自己株式取得が続いていることをフォローの材料視されている。

 同社の今期業績は、売り上げ902億円(前期比3%増)、経常利益146億円(同2%増)、純利益93億円(同3%増)と予想されている。主力薬の関節機能改善剤「アルツ」や「セプラフィルム」が、前期業績に影響した薬価改定がなく伸長し、新薬とともに展開している後発医薬品も堅調に推移することなどが要因で、配当は、48円(前期実績44円)と12期連続で増配を予想している。1Q業績は、前年同期に小幅減益ながら続落しており、8月の今期1Q決算発表では、改めて今期業績の続伸を確認する展開が想定される。

 また同社は今年5月に取得株式数の上限を120万株(発行済み株式総数の1.4%)、取得総額を23億円とする自己株式取得を取締役会決議しており、6月26日まで75万株、11億5913万円を取得しており、この継続も株価の押し上げ材料となっている。

 株価は、前期第3四半期業績の順調な利益進捗率をテコにつけた年初来高値1883円から500円安し、3分の1戻し水準まで持ち直しているが、PERは14倍台、配当利回りは3.1%と割安である。半値戻し、全値戻しとリバンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】ニチバンは反落も太陽電池封止剤開発で2ケタ続伸業績を見直し割安修正期待

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ニチバン<4218>(東1)は、5円安の396円と反落し、4月24日につけた年初来高値447円を前に利益確定売りが交錯している。7月5日に発表した太陽電池用UV硬化型アクリル系封止剤の共同開発で400円台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、溜め込んだエネルギーの発散で今3月期の2ケタ続伸業績を見直し値ごろ割安株買いが再燃する展開も想定される。

 UV硬化型アクリル系封止剤は、同社の粘接着剤の基礎技術と色素増感型太陽電池の研究開発を行ってきた島根県産業技術センサー(島根県松江市)とが共同開発したもので、色素増感型太陽電池に用いられる封止剤は、電解液の漏洩を防ぐために耐電解液腐食性や電極間の密着性が求められるが、電解液に侵されにくい液状UV硬化型アクリル樹脂を採用しており、熱履歴が少なく色素へのダメージが少なく、液状タイプのためスクリーン印刷やディスペンサー塗布を可能にするなど特長を持ち、長寿命化も実現する。今後は、ニチバンが試作した封止剤を島根県産業技術センターがさまざまな条件下で評価解析し高信頼性の製品を開発する。

 一方、同社の今3月期業績は、ヘルスケア分野の新製品のヒットや自動車塗装向けのマスキングテープの続伸などから2ケタ続伸、純利益は、11億円(前期比11%増)と予想している。今年8月9日には今期第1四半期決算の発表を予定しており、この続伸業績を再確認することになろう。

 株価は、前期第3四半期の好決算に反応して400円台に乗せ、年初来高値まで上値を伸ばし、400円台固めを続けてきた。PER14倍台、PBR0.6倍の割安修正で高値抜けから2006年1月高値541円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 編集長の視点

【編集長の視点】古野電気は続急落、業績下方修正の冷や水を浴び旧大証1部単独上場銘柄は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 古野電気<6814>(東1)は、寄り付きの売り気配から107円安の723円と売られ続急落している。前日16日大引け後に7月16日の東京証券取引所と大阪証券取引所の第1部の現物市場統合後に旧大証1部単独上場銘柄として初めて決算を発表したが、今2月期第1四半期(1Q)業績とともに、第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したことが響き、5月23日につけた年初来高値898円を前に利益確定売りが増勢となっている。

 旧大証1部単独上場銘柄は、統合前の7月12日に今2月期1Q決算を発表した近鉄百貨店<8244>(東1)が、続伸業績評価も上乗せとなって前日16日に年初来高値349円と買われて、きょう17日も、3円高の341円と4営業日続伸し、王将フードサービス<9936>(東1)が、115円高の3270円と4営業日続伸して連日の年初来高値更新となっているが、同じく前日に需給好転思惑で年初来高値を更新、東証第1部上昇率ランキングの第1位と買われた錢高組<1811>(東1)は、7円安の204円と4営業日ぶりに反落するなど、高安マチマチとなっている。

 古野電気の2Q累計業績は、期初予想より売り上げを10億円、経常利益を5億円、純利益を7億円それぞれ引き下げ、純利益は、4億円(前年同期比56%減)と続落する。1Q業績が、舶用事業で国内の漁業市場向けの売り上げは増加したものの、商船市場向けの売り上げが伸び悩み、産業用事業も、大中型生化学分析装置などが減少して、前年同期比3%減収、98%経常減益と続落し、純利益が、4億700万円の赤字(前年同期は5200万円の黒字)と落ち込んだことを踏まえて下方修正した。2月通期業績は、舶用事業、産業用事業とも今後、需要増加が期待できるとして期初予想を変更せず、通期純利益は、20億円(前期比27%増)と続伸を見込み、配当も、年間8円(前期実績7円)へ連続増配を予定している。

 株価は、韓国子会社の設立に前期業績の上方修正・期末配当の増配、さらに今期業績の続伸・連続増配予想と好材料が続いて年初来高値まで7割高、全般相場急落にツレ安して625円まで調整したが、東証・大証統合を先取りしてほぼ全値戻しを達成した。通期予想ベースではPERは12倍台、PBRは0.7倍と割安で、8月末の東証株価指数(TOPIX)算入開始による需給好転思惑も底流するが、強弱感の綱引きは長引きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】ストリームは猛暑関連株の一角で下げ過ぎ訂正で安値水準から底上げへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ストリーム<3071>(東マ)は、今年6月7日に発表した今1月期第1四半期(1Q)決算が、連続赤字となったことで年初来安値4万3500円まで売られたが、梅雨明け以降の全国的な猛暑でエアコン、扇風機などの猛暑特需が発生、家電量販店株などの猛暑関連株人気が高まっているが、同社のインターネット通販事業もこの猛暑関連の一角として評価、下げ過ぎ訂正買いが続いている。同サイトでは、今期1Qの売り上げは続落したものの、来店客や会員数が増加したことも見直されている。

 1Q業績は、前年同期比34%減収と続落し、経常利益は1億3300万円の赤字(前年同期は1億2400万円の赤字)、純利益は1億3100万円の赤字(同1億8200万円の赤字)となった。

 既存顧客へのダイレクトマーケティングやセグメントメール配信を通じて販売促進策を強化、国内時計メーカー腕時計やオフィスソフトなどは堅調に推移したが、家電、パソコン、周辺機器・デジタルカメラなどの主要販売商品に厳しい状況が続いたことが要因となった。ただ、1Qの来店客は、前年同期比21%増の1374万9000人、会員数も、同10%増の700万2000人となっており、第2四半期(2Q)以降は、家電製品への猛暑関連需要拡大も期待される。

 2Q累計・1月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、1億3600万円(前期は12億3700万円の赤字)と3期ぶりの黒字転換を見込んでいる。

 株価は、今期業績の黒字転換予想で5万3500円の戻り高値をつけたが、1Q赤字業績を嫌って年初来安値まで売られ、PER評価では13倍と下げ過ぎを示唆しているとして25日移動平均線水準を回復した。なお一段の底上げにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>ストリームのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:18 | 編集長の視点
2013年07月16日

【編集長の視点】ワッツは3Q好決算で割安修正買いが再燃して反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワッツ<2735>(JQS)は、8円高の1206円と反発している。連休前の12日大引け後に今8月期第3四半期(3Q)決算を発表、続伸して期初予想の8月通期業績に対して順調な利益進捗率を示したことを評価して下値に割安修正買いが再燃している。

 3Q業績は、前年同期比1%増収、8%経常増益、14%純益増益と続伸し、8月通期業績対比の利益進捗率は、76〜77%と目安の75%をクリアした。

 消費税増税など先行きへの不安感から買い控えや低価格志向・節約志向が継続する消費環境下、「ミーツ」、「シルク」の100円ショップを直営店・FC店を含めて84店舗新規出店(閉鎖37店舗)し、ナチュラル雑貨販売の「ブォーナ・ビィータ」も4店舗新規出店(同2店舗)し、実生活雑貨を中心に買い得感のある商品群をプライベートブランド「ワッツセレクト」として開発・販売、ローコストの出退店とローコスト・オペレーションを継続したことなどが寄与した。

 8月通期業績は期初予想を変更せず、純利益は、12億9000万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、今年2月末割り当ての株式分割(1対2)を歓迎して1575円高値まで買い進まれ、分割権利をスンナリ落とした730円の権利落ち安値をつけ、第2四半期累計業績の上ぶれ着地でストップ高、さらに中国での100円ショップ展開観測報道が続いて、1535円まで上値を伸ばして権利落ちを完全に埋め、半値押し水準を固めてきた。PERは11倍台と割安であり、落ち後高値へキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】ユーシンは業績上方修正で最高純利益の更新幅を伸ばして続伸

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ユーシン<6985>(東1)は、32円高の850円と急続伸して始まっている。連休前の12日大引け後に今11月期第2四半期(2Q)累計決算とともに、その2Q累計業績と11月通期業績の上方修正を発表、通期純利益が、大幅に黒字転換して3期ぶりの過去最高更新の更新幅を伸ばすことを手掛かりに割安修正買いが増勢となっている。ただ、寄り付き高後は、利益確定売りも交錯し、13円安と下ぶれ12日終値を挟むもみ合いに変わっている。

 上方修正のうち11月通期業績は、期初予想より売り上げを50億円、経常利益を20億円、純利益を2億円それぞれアップさせ、純利益は、42億円(前期は15億3700万円の赤字)と黒字転換幅を拡大し、2010年11月期の過去最高(29億2100万円)を更新する。

 自動車部門では、国内の受注、出荷が下半期にさらに回復し、海外の生産・販売とともに堅調に推移、産業機械部門でも、農業機械や建設機械、工作機械向けが復調する見通しで住宅機器部門も引き続き順調に推移、円安進行に伴う為替差益計上が加わったことが要因で、純利益は、前期計上の工場移転に伴って計上した減損損失10億4900万円が一巡することから大幅黒字転換する。

 株価は、今期純利益の過去最高更新予想に自己株式取得がオンしてストップ高を交えて600円台に乗せ、自己株式取得の取得上限を拡大したことが追撃材料となって836円まで上値を伸ばし、自己株式取得終了で574円まで調整し1Q純利益黒字転換で年初来高値935円まで買われたものの、全般急落相場の波及で635円まで再調整した。同安値から200円幅のリバウンドをしているが、PERはなお6倍台、PBRは0.6倍と割安である。値動きにややクセの悪さがあるが、高値奪回に向け下値買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】不確定イベント通過で時価総額1兆円銘柄の予備軍から「第2の富士重工」を期待=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 またまた「金曜日の引けピン」であった。連休前の12日も、日経平均株価はほぼ高値引けとなり、これで6月14日以来、「金曜日の引けピン」は5週連続を数えた。「金曜日の引けピン」は、週末休みを挟んだ翌週の強気相場を示唆するアノマリーとされており、このアノマリー通りに日経平均株価は、6月14日から1887円、14%も値上がりした。

 しかし今回の7月12日の「金曜日の引けピン」は、微妙な時期のアノマリーではある。まず「海の日」を含めた3連休前の週末であることが上げられる。「オーバーナイト」の「リクス」は、1日分だけ余計なのである。しかも今週は、7月21日に参議院選挙の投開票日を迎え、その前の17〜18日には、FRB(連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長の議会証言が控えている。

 参議院選挙は、新聞各紙でも、自民・公明党の圧勝、「ねじれ国会」解消と情勢分析され、この早打ち観測に乗って、すでに株価はかなりの部分まで織り込んでいるが、勝負事は、「ゲタを履くまで分からない」というのが古今東西の鉄則である。バーナンキ議長の議会証言も、2カ月前の5月23日の議会証言では株価、為替の金融市場は、世界的なショック安に見舞われた。

 為替相場は、1ドル=101円台から94円台まで円高となり、日経平均株価は、年初来高値1万5942円から1万2415円まで突っ込んだ。バーナンキ議長が、量的緩和の早期縮小に言及したことが、余剰マネーの吸い上げにつながるとして世界のマーケットを直撃、「リスクオン」が、「リスクオフ」に急変し売り急ぎに拍車を掛けた。今回の17〜18日の議会証言では、その後の同議長発言のトーンダウンの通りに、量的緩和の縮小時期の後ズレも示唆されるとみられているものの、日本以上にショックを受けた中国や新興国市場の株価が、持ち直しの動きを強めるかこれも見極める必要があることは言うまでもない。

 こうした不確定なイベントが、なお続くなかでのまたしてもの「金曜日の引けピン」であり、市場参加者各位の勇猛果敢な買い姿勢には敬意を払うばかりである。確かにイベントが予定調和通りに一巡すれば、時計の針は5月23日まで巻き戻され「アベノミクス」相場が、仕切り直しとなる展開が想定されることは間違いないのである。となれば、ここは「金曜日の引けピン」に乗ってもう一度、2カ月前にタイムスリップして、投資戦略を練り直してみることも一法かもしれない。

 この日経平均株価の年初来高値時点で話題になった一つが、時価総額1兆円銘柄の続出であった。5月20日現在で1兆円超の銘柄が、94社と野田佳彦前首相が、衆議院の解散・総選挙を表明した2012年11月14日の47社から半年で倍増、リーマン・ショック前の2007年末の107社以来の水準を記録したことが、大手経済紙の証券欄のトップ記事となったことは記憶に新しい。

 新規に1兆円を超えた銘柄としてガンホー・オンライン・エンターテインメント<3765>(JQS)富士重工業<7270>(東1)ユニ・チャーム<8113>(東1)も取り上げられた。参議院選挙後には、3月期決算会社の第1四半期(4〜6月期、1Q)決算の発表が本格化するが、この業績発表を期に業績相場がスタートするとの期待が高まっており、この業績相場シナリオに従えば、また5月と同様に時価総額1兆円銘柄、予備銘柄に脚光が当たる相場展開も十分に想定されることになる。

 連休前12日終値現在で時価総額が1兆円を超えた銘柄は、91社に達する。7月3日に新規株式公開(IPO)されたばかりのサントリー食品インターナショナル<2587>(東1)も、時価総額1兆1031億円で第81位にランクインした。また、ガンホーも、再度の株式分割の権利落ちで株価は10万円台出没となっているが、1兆1747億円を維持して順位77位と健闘している。富士重工は、今年2月に時価総額1兆円台に乗せ、5月の上場来高値更新で2兆1646円まで拡大、株価急落で1兆5265億円と目減りしたが、12日終値現在で2兆1098億円まで復元した。さらに1兆792億円で83位の大和ハウス工業<1925>(東1)は、7月5日に1378億円を調達する新株式発行と自己株式の処分を発表、株価は、200円安と下ぶれて時価総額を約1000億円目減りさせており、1兆円をキープできるかやや不透明となっているなど、話題は尽きない。

 投資対象として妙味がありアプローチしたいのは、時価総額が9000億円台にあって、1兆円銘柄の仲間入りを窺っている予備軍の銘柄だ。1Q決算発表時に業績の上方修正や、1Q業績自体が高利益進捗率を示せば、それをバネに「第2の富士重工」の続出も、十分に狙えることになる。決算発表予定日と照らし合わせながら、業績分析に万全を期せば、好パフォーマンスが期待されることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:02 | 編集長の視点

【編集長の視点】インテリックスは高値肉薄、株式分割発表5社は高安マチマチで3勝2敗

<マーケットトーク>

編集長の視点 インテリックス<8940>(東2)は、4500円高の6万3000円と変わらずを挟んで4営業日続伸し、4月9日につけた年初来高値6万6300円に肉薄している。連休前の12日大引け後に5月期決算の開示と同時に株式分割と2期ぶりの復配を正式発表、今5月期業績が続伸することも支援材料に株式分割の権利取りの買い物が増勢となっている。

 12日大引け後は同社株のほか、4社が株式分割を発表、このうち3社が5月期決算を同時に開示したが、高安はマチマチとなっている。

 具体的には、業績続伸を予想したパソナグループ<2168>(東1)が、3700円高の6万8500円と3営業日続伸し、サッポロドラッグストアー<2786>(JQS)が、505円高の4120円と変わらずを挟んで3営業日ぶりに反発したが、2013年5月期業績が赤字継続で着地したケイブ<3760>(JQS)が、8500円安の7万5500円と急反落し、リベレステ<8887>(JQS)も、500円安の6万2500円と反落している。

 インテリックスの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社の売買単位を100株として単元株制度を採用するために実施するもので、今年11月30日を基準日に1株を100株に分割する。

 一方、業績は、前5月期が、今年6月27日の一転した上方修正通りに大幅黒字転換、純利益は1億7800万円(前々期は1億1800万円の赤字)となった。中古マンションの再生流通事業の販売件数の高水準推移や新築分譲マンションの第2弾「リシャール田園調布」が寄与した。

 配当は、期初に800円の2期ぶりの復配を予想したものを昨年12月の前期業績の下方修正時にいったん無配継続と変更したが、今年6月の上方修正時に1000円に復配するとし、12日に正式発表した。

 今期業績も、中古マンション再生流通事業の安定推移と新築分譲マンション第3弾の来春の完成引き渡しなどから続伸、純利益は、5億800万円(前期比2.8倍)と予想している。

 株価は、含み資産株人気に乗ってつけた年初来高値6万6300円から3万8450円まで調整し、前期業績の上方修正と復配発表でストップ高を交えて調整幅の3分の2戻し水準まで持ち直していた。PER9倍台、PBR0.7倍の割安修正と分割権利取りで高値抜けからさらに上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】鈴木は記念増配5円発表で続伸業績を先取り割安修正に再発進様相

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 鈴木<6785>(東2)は、連休前の12日大引け後にすでに配当権利落ちとなっているが、2013年6月期期末の記念配当増配を発表、8月に開示する6月期決算で2014年6月期の続伸業績を先取り割安修正に再発進する展開が想定される。同社は、また昨年5月28日に東証2部に新規上場され、上場から1年を経過、東証1部指定替えの条件を充足したおり、国内証券が予想した指定替え候補株の一角に位置付けられており、この指定替え思惑が底流することもサポートしよう。

 同社の2013年6月期配当は、期初に前々期の2部上場記念配当3円を落とし年間22円と予想されていた。今回はそれに今年6月10日に創業80周年を迎えたことを記念して5円を上乗せ、年間27円(前々期実績25円)に引き上げ連続増配した。この連続増配ですでに配当権利を落としているが、配当利回りは、3.5%にまで高まる。

 同社は、業績も順調推移が見込まれている。今年8月に開示予定の2013年6月期業績が、売り上げ200億100万円(前々期比12%増)、経常利益11億5600万円(同18%増)、純利益5億400万円(同45%増)と増益転換が予想されていた。第2四半期累計業績、第3四半期(3Q)業績はやや伸び悩みとなったが、金型事業や部品事業での電子機器向けやスマートフォン・タブレット端末の調整基調を国内外の自動車向け金型、カーエレクトロ関連部品や医療機器組立事業の新アイテム増加などでカバーするとされていた。続く2014年6月期業績も、自動車向けがさらに増勢となることから続伸が予想され、8月の決算発表が待たれる。

 株価は、今年5月につけた東証2部上場来高値1065円から全般相場の急落にツレして712円まで突っ込み、700円台央での下値もみ合いを続けている。PER9倍台、PBR0.4倍の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:31 | 編集長の視点
2013年07月12日

【編集長の視点】「ガンダム」は不死身か!?創通は続急落もTVアニメ最新作の放映で関連株は高安マチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 創通<3711>(JQS)は、140円安の3030円と続急落している。同社株は、今年7月10日に今8月期業績の再上方修正と期末配当の大幅増配を発表したが、同時に株式の立会外分売も発表、年初来高値水準で利益確定売りが先行、きょう12日も売り増勢となっている。ただ、同社株を含めた「ガンダム」関連株は、今年10月から「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作「ガンダムビルドファイターズ」をテレビ東京系列で放映することを見直し、高安マチマチのスタートとなっている。

 同放映開始に合わせてガンプラ、デジタルカードゲーム、ゲームソフトを発売するバンダイナムコホールディングス<7832>(東1)が、31円高の1658円と反発し、テレビ東京を傘下に擁するテレビ東京ホールディングス<9413>(東1)が、7円高の1739円と4日続伸して6月28日につけた年初来高値1743円に肉薄したあともみ合いを続けている。強力キャラクター「ガンダム」が、株価材料としても不死身であるかないか、今後の関連3社の株価が試すことになりそうだ。

 創通の8月期業績は、中核のアニメ事業でソーシャルゲームの広告・プロモーションが予想を上回り版権収入が伸びたことを要因に今年3月の上方修正値を再上方修正、純利益は、3月増額値を1億7000万円引き上げ18億2000万円(前期比23%増)と連続過去最高を伸ばす。配当も、期初予想の30円から60円(前期実績45円)に引き上げ、期初の減配予想が大幅増配へ変わる。なお株式の立会外分売は、同社株式の分布状況の改善と流動性向上を目的に分売株式数20万株、分売予定期間を7月26日〜8月1日として実施する。

 株価は、3月の今期業績上方修正でストップ高を交えて年初来高値3400円まで1000円高し、その後は、新興市場の波乱展開のなかでも3分の1押し水準でもみ合い相対的に堅調に推移した。PERは13倍台と割安であり、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:40 | 編集長の視点