[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (06/24)【編集長の視点】パンチ工業は2期ぶりの最高純益を見直し最安値水準から下げ過ぎに再発進
記事一覧 (06/21)【編集長の視点】きちりは続落も連続最高純益のサポ−トで株式分割の権利取りに再燃余地
記事一覧 (06/21)【編集長の視点】ODKソリューションズは学研HDとの提携、自己株式取得を追撃材料にストップ高
記事一覧 (06/21)【編集長の視点】ファミリーマートは続落、コンビニ株は5月月次既存店売上高の連続マイナスが響き軒並み安
記事一覧 (06/21)【編集長の視点】鈴木は3分の1戻し水準から期末配当権利取りで全値戻しの値幅効果も
記事一覧 (06/20)【編集長の視点】日本カーリットはもみ合いも窓埋めほぼ終了で増益転換業績を見直す割安修正に再発進も
記事一覧 (06/20)【編集長の視点】エイチ・アイ・エスは4連騰、訪日外国人客増加に富士山文化遺産決定も先取りし関連株に割安修正期待
記事一覧 (06/20)【編集長の視点】富士機械は東証第1部上場で需給好転思惑を強めて高値に肉薄
記事一覧 (06/20)【編集長の視点】フライングガーデンは半年ぶり安値から30円配当の高利回り買いが再燃し底上げに弾み
記事一覧 (06/19)【編集長の視点】科研製薬は純益続伸業績を着実な自己株式取得がサポートして急反発
記事一覧 (06/19)【編集長の視点】ツルハHDは連続最高純益更新も市場予想を下回り急反落
記事一覧 (06/19)【編集長の視点】高島屋は4連騰、全国百貨店の5月売上高発表を先取り内需出遅れ株人気
記事一覧 (06/19)【編集長の視点】児玉化学は連続大幅増益業績をテコに極低位値ごろ妙味を発揮し高変化展開へ
記事一覧 (06/18)【編集長の視点】ハウスフリーは反発、福証Q単独上場銘柄は分割権利取り・増配歓迎などで独自高様相
記事一覧 (06/18)【編集長の視点】創通はもみ合いも上方修正・連続最高純益見直し割安コンテンツ株買いが再燃余地
記事一覧 (06/18)【編集長の視点】あさひは1Q業績が増益転換も市場コンセンサス未達で急反落
記事一覧 (06/18)【編集長の視点】 日特エンジは純利益V字回復をテコに三角保ち合いの上放れを窺う
記事一覧 (06/17)【編集長の視点】ビットアイルは安寄りのあと急反発、東証上場承認株は希薄化材料の有無で強弱
記事一覧 (06/17)【編集長の視点】極楽湯は続落も8期ぶり最高純益更新を手掛かりに値ごろ割安株買いが再燃余地
記事一覧 (06/17)【編集長の視点】エニグモは株式分割も1Q低利益進捗率業績を嫌い利益確定売りで急反落
2013年06月24日

【編集長の視点】パンチ工業は2期ぶりの最高純益を見直し最安値水準から下げ過ぎに再発進

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パンチ工業<6165>(東2)は、全般急落相場の波及で上場来安値450円まで調整したが、今3月期純利益の2期ぶり過去最高更新予想からみてPER6倍台、PBR0.5倍、配当利回り3.3%と明らかに下げ過ぎで、底上げへの再発進を窺っている。今年3月につけた上場来高値575円に向け、3分の1戻し491円、半値戻し512円と着実にリバウンド幅を拡大しよう。

 同社の今3月期業績は、売り上げ265億4200万円(前期比6%増)、営業利益9億1700万円(同29%増)、経常利益7億4800万円(同9%減)、純利益5億3600万円(前期比2.5倍)と予想されている。金型事業で国内・世界第2位、中国第1位の好ポジションと中国、インドなど6拠点で高い実績を上げているグローバル展開とで、内外とも好調に推移する自動車関連向けに、5月に操業開始の重慶の生産・物流拠点により中国内陸部を深耕するとともに、東南アジア市場や欧米への販路を拡大して、電子部品・精密機器・半導体業界向けの伸び悩みをカバー、医療関連の新分野を積極開拓することなどが要因となる。純利益は、前期に税金資産の一部約3億円取り崩したことが、一巡してV字回復、2012年3月期の過去最高(3億9400万円)を2期ぶりに更新する。

 なお配当は、前期に上乗せした上場記念配当5円が一巡するが、今期は、配当性向20%以上とする配当政策により普通配当として前期と同様に15円の高配当を維持する。

 株価は、昨年12月20日に公開価格560円で新規株式公開(IPO)され530円で初値をつけ、遊休化した旧千葉工場の売却を手掛かりに上場来高値575円まで買い進まれたが、今期の増益転換業績にも全般相場の急落にツレ安し上場来安値まで売られた。IPOから半年を経過して、いよいよトップ・ブランドの実力発揮場面が接近、下値買い妙味を膨らませている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:56 | 編集長の視点
2013年06月21日

【編集長の視点】きちりは続落も連続最高純益のサポ−トで株式分割の権利取りに再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 きちり<3082>(東2)は、9円安の2711円と3日続落している。前日に米国NYダウが、353ドル安と今年最大の下げとなり、きょう21日の東京市場も、日経平均株価が、302円安と急続落している影響を受けて売り先行で始まっているが、この安値は、6月25日に迫った同社株の株式分割の権利付き最終日を前に、株式権利取り妙味を示唆している。昨年6月に実施した前回の株式分割で、権利落ち後の株価の高パフォーマンスを示しており、さらに今6月期純利益の連続過去最高更新と年間45円の高配当が予想されていることも、合わせてサボート材料として見直される可能性が強いためだ。

 同社は、前回の昨年6月末割り当てで実施した株式分割(1対200)では、権利付き最終値43万7000円に対してスンナリ権利を落として1600円台まで調整する場面があったが、好業績・増配、さらに東証第2部上場などの好材料が続き、権利落ち高値3425円まで買い進まれ、権利付き最終値に対して実質で約6割高する好パフォーマンスを示した。

 今回の株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的にしており、6月30日を基準日に1株を3株に分割する。株価は、この株式分割を歓迎、2日連続でストップ高するなど、持ち前の急騰特性を発揮した。

 同社の業績は、ベストセラーとなった料理レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』を出版した体重計メーカー・タニタ(東京都板橋区)との提携外食店「丸の内タニタ食堂」を新規出店以来、好業績と株価急騰に拍車が掛かっている。イタリア有名ブランド、国内トップ精米機メーカー、農事組合法人などの異業種と提携、新業態店を相次ぎ新規出店していることなどが寄与しているもので、今期純利益は、3億円(同16%増)と連続の過去最高が予想され、年間45円配当も実施する。

 株価は、再度の株式分割を歓迎してストップ高を交えてつけた株式分割落ち後高値3425円から、全般相場急落の悪地合いで2416円まで調整、300円幅の底上げをしているが、PERが14倍台と割安なことからも権利取り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:31 | 編集長の視点

【編集長の視点】ODKソリューションズは学研HDとの提携、自己株式取得を追撃材料にストップ高

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ODKソリューションズ<3839>(JQS)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ7000円高の4万2700円とストップ高で寄り付き、変わらずを含めて6営業日続伸している。前日20日大引け後に学研ホールディングス<9470>(東1)とともに、業務・資本提携を発表、学研HDとともに双方で発行済み株式を取得するとともに、同社自体も、自己株式を立会外買付することから需給好転思惑を高め、今年5月に発表した株式分割に続く追撃材料となって割安修正買いが増勢となっている。

 学研HDとの提携契約は、学習塾事業、出版事業、高齢者福祉・子育て支援事業などを展開する教育サービス企業グループの学研HDと、学校法人向けの入学試験業務を主力とする情報処理サービスを提供しているODKとが、相互の強みを活かして、入学試験業務効率化サービス、入試データと教育コンテンツを融合した教育支援・広報支援サービスを開発、事業上にシナジーを創出することが両社の企業価値・株主価値の向上につながるとして締結された。資本提携は、学研HDが、6月21日にODKの株式1万3500株(発行済み株式総数の16.46%)を総額4億4821万円を目安に取得する一方、ODKは、学研HDの株式167万2000株(同1.57%)を総額4億4821万円で取得する。

 一方、自己株式立会外買付は、前日終値3万5700円で6000株(発行済み株式総数の7.32%)、2億1420万円を取得上限にきょう21日寄付前の8時45分に実施、取得結果は取引終了後に公表する。

 ODKの株価は、今年2月の前期記念増配発表と今年3月の前3月期業績の上方修正で年初来高値5万5000円まで買い進まれ、今期業績の減益転換予想で3万6050円まで売られたが、9月30日を基準日とする株式分割(1対100)の発表で4万円台を回復、3万円台央でもみ合っていた。PER16倍台、PBR0.8倍の割安修正に弾みをつけよう。

 なお学研HDは、8円安の260円と変わらずを含めて3日ぶりに急反落している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファミリーマートは続落、コンビニ株は5月月次既存店売上高の連続マイナスが響き軒並み安

<マーケットトーク>

編集長の視点 ファミリーマート<8028>(東1)は、60円安の3825円と続落して始まっている。前日20日大引け後に日本フランチャイズチェーン協会が、今年5月度の全国コンビニエンスストア(CVS)の売上高を発表、既存店売上高が、12カ月連続で前年同月を下回っており、きょう21日の日経平均株価が、前日の米国NYダウ353ドル安の今年最大の下げを受けて302円安と続急落してスタートしていることから、リスク回避目的の売り物が増勢となっている。

 大手コンビニ株は、ローソン<2651>(東1)が70円安の7110円、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が80円安の3325円、ミニストップ<9946>(東1)が24円安の1551円とそれぞれ続落している。ただ下げ率は、セブン&アイを除くと日経平均株価より相対的に軽微にとどまっている。

 5月度のCVS売上高は、全店ベースでは店舗数が、前年同月より5.8%増加したことから同4.1%増の7855億2600万円と3カ月連続のプラスとなったが、既存店ベースでは、同1.2%減の7130億9400万円と12カ月連続で前年同月を下回った。上旬は全国的に気温が低く、下旬には北日本から西日本にかけて高くなり、全国的に晴天の日が多く、カウンター商材や中食などに日配品が好調に推移したが、タバコ購入者が減少したことなどから、前年同月水準に未達となった。

 ファミリーMの株価は、前期第3四半期の高利益進捗率業績をテコに年初来高値4795円まで25%高し、今2月期業績の続伸を予想したが、市場コンセンサスを下回ると調整、全般相場の急落も波及してほぼ往って来いの水準まで下げ、もみ合ってきた。PERは、16倍台とコンビニ株ではもっとも割安であり、ディフェンシブ業態評価や売り長となっている信用好取組もフォローして、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 編集長の視点

【編集長の視点】鈴木は3分の1戻し水準から期末配当権利取りで全値戻しの値幅効果も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 鈴木<6785>(東2)は、5月13日につけた東証第2部上場来高値1065円から、全般急落相場の波及で、725円安値まで下ぶれ、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしているが、今6月期期末配当の配当権利取りが進み、さらにこの配当取りとともに、今期純利益の増益転換予想を手掛かり材料にPER10倍台、PBR0.4倍の割安放置を修正するバリュー株買いも加わり、全値戻しを指向する値幅効果も期待できる。また同社株は、昨年5月28日の東証2部上場から1年を経過、東証1部指定替えの条件を充足、指定替え候補の有力株の下馬評にのぼっていることも、需給好転思惑としてフォローしよう。

 同社の今期配当は、前期の2部上場の記念配当3円が一巡するが、前々期と同様の22円の高配当を維持する。しかもこの22円は、期末の一本配当で、配当利回りは、2.6%と東証2部全銘柄平均の1.94%を上回る。今期業績が、売り上げ200億100万円(前期比12%増)、経常利益11億5600万円(同18%増)、純利益5億400万円(同45%増)と増益転換が予想されていることが、高配当を安定継続する背景となっている。

 この好業績は、スマートフォン、タブレット型端末向けのコネクタ用部品の需要が、今期第3四半期(3Q)に入ってやや調整局面となっているが、自動車向けのカーエレクトロニクス関連の電子部品は、北米市場の需要拡大などを中心に堅調に推移し、機械器具セグメントでは、医療組立事業で主力の止血バンドのほか新アイテムが増加していることなどが要因となる。

 株価は、今期第2四半期累計業績の好決算で上場来高値まで460円高して、3Q業績がやや伸び悩んだことに全般相場の急落が重なって725円安値まで340円安し、100円幅超のリバウンドをしている。割安修正に東証1部指定替え思惑もオンして一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | 編集長の視点
2013年06月20日

【編集長の視点】日本カーリットはもみ合いも窓埋めほぼ終了で増益転換業績を見直す割安修正に再発進も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本カーリット<4271>(東1)は、11円高の549円と3日ぶりに急反発したあと、6円安と伸び悩むなど前日終値を挟みもみ合っている。今年4月に同社遊休工場跡地の含み資産思惑で2日間のストップ高を交えて年初来高値777円まで急騰、このとき開けた窓を埋める調整を続け、この窓埋めがほぼ終了しており、今3月期の増益転換予想を見直し割安修正買いが下値から再発進、逆行高様相を濃くしている。

 同社の業績は、今年2月に中国向け化学品事業の販売落ち込みや、シリコンウェーハ事業の競争激化などを要因に、前3月期業績を下方修正したが、今期業績は、売り上げ475億円(前期比26%増)、経常利益21億円(同37増)、純利益13億円(同18%減)と増益転換を予想している。

 化薬事業では、自動車用緊急保安炎筒及び緊急脱出時のガラス破壊機能付「ハイフレーヤプラスピック」を拡販、化学品事業では、世界最大手メーカーとの提携・シェア拡大による塩素酸ナトリウムの増販やコンデンサ向け材料の伸長、ボトリング事業でも新製品の相次ぐ受注増などが寄与するもので、昨年8月末に株式を取得した並田機工(大阪市大正区)の業績もフルに上乗せとなる。

 純利益は、前期に横浜工場跡地を売却、売却益約11億円を計上、前期純利益が、15億9500万円(前々期比55%増)と大幅増益転換し、今期は減益転換を予想しているが、売却益を勘案すると実質増益となる。

 株価は、年初来高値から495円安値まで調整、この調整幅の3分の1戻し目前となっているが、PERは8倍台、PBR0.6倍となお下げ過ぎを示唆している。一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:32 | 編集長の視点

【編集長の視点】エイチ・アイ・エスは4連騰、訪日外国人客増加に富士山文化遺産決定も先取りし関連株に割安修正期待

<マーケットトーク>

編集長の視点 エイチ・アイ・エス<9603>(東1)は、70円高の4335円と4日続伸して始まり、5月8日につけた年初来高値4730円を視界に捉えている。

 前日19日の後場取引時間中に日本政府観光局が発表した5月の訪日外客数の推定値が、過去3番目に多い記録となり、6月16日からカンボジアで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産会議では、早ければ明21日にも富士山の世界文化遺産の新規登録が正式決定することを先取りし、訪日外国人旅客数の増加が、同社業績をさらに押し上げると期待して割安株買いが増勢となっている。

 前日まで開催の米国のFOMC(公開市場委員会)を受け、為替相場が、1円以上の円安となっていることも、側面支援している。

 この関連では、東南アジアからの訪日外国人旅客の増加で来店者数が増加、高級時計、宝飾品、中古ブランド品の販売が好調に推移しているコメ兵<2780>(東2)も、PER14倍台の割安株買いが続き、前日比変わらずの1797円で寄るなど、全般相場が急反落するなか、相対的に堅調に推移している。

 訪日外客数は、先月4月には、前年同月比18.1%増の92万3000人と伸び、単月として初めて月間90万人台に乗せ、2010年7月の月間過去最高(87万8000人)を上回った。5月も、同31%増の87万5000人と、5月としては過去最高となり、前月4月、2010年7月に続く過去3番目の記録となった。航空座席の供給量拡大や円高の緩和を背景にして継続されている訪日旅行のプロモーション活動により訪日意欲が高まっていることが要因と分析された。富士山の世界文化遺産登録が正式決定すれば、さらにこの動きが加速する可能性も高まる。

 HISの株価は、今10月期業績の連続過去最高更新予想で4000円台に乗せ、外資系証券の最上位格付け継続などで年初来高値をつけ、今年6月に開示した今期第2四半期累計業績が、期初予想を上ぶれ続伸幅を拡大して着地したが、全般急落相場の波及で反応が鈍く3390円まで調整、4000円台を出没した。PERは14倍台と割安であり、高値奪回に再チャレンジしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:12 | 編集長の視点

【編集長の視点】富士機械は東証第1部上場で需給好転思惑を強めて高値に肉薄

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 富士機械製造<6134>(名1、東1)は、きょう20日に東証第1部に新規上場されたが、東証での株価は、前日の名証第1部の終値に対して10円高の920円まで買い進まれて変わらずを含めて3日続伸し、5月10日につけた株式分割(1対1)権利落ち後高値945円に肉薄している。

 東証1部上場に際して、新株式発行などの希薄化材料を伴わず、上場後の東証株価指数(TOPIX)への算入開始で、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生する需給好転思惑を高めて買い増勢となっている。なお、名証1部では、5円高の915円となっている。

 同社株は、業績的にも順調推移が予想されている。前3月期業績は、期末にきて期中の3回の下方修正値を一転して上方修正、連続減収減益率を縮小して着地し、今期は、売り上げ730億円(前期比13%増)、経常利益65億円(同47%増)、純利益43億円(同59%増)と増収増益転換を見込んでいる。

 電子部品組立機事業では、スマートフォン・タブレット市場が引き続き堅調に推移し、主要市場の中国にも復調の兆しがうかがわれ、大手電子機器メーカーや大手EMS(電子機器受託生産企業)などの設備投資も回復、工作機械事業でも、自動車業界からの需要が北米を中心に堅調に推移することなどが要因となる。

 株価は、昨年末割り当ての株式分割の権利を落とした850円高値から前期業績の3回目の下方修正で692円と落ち後安値689円目前まで売られ、一転した上方修正と今期業績の増収増益転換予想で落ち後高値まで買い進まれ、全般相場の急落とともに再度、725円安値まで下ぶれた。東証1部上場承認では安値水準から窓を開けて900円台を回復したが、PERは20倍台と割高感は小さく、PBRに至っては0.7倍と大きく割り負けている。上値トライの逆行高をサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 編集長の視点

【編集長の視点】フライングガーデンは半年ぶり安値から30円配当の高利回り買いが再燃し底上げに弾み

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 フライングガーデン<3317>(JQS)は、年間30円配当の安定継続を評価、今年3月に期末の高配当利回り買いで年初来高値667円をつけ、配当権利落ちで580円をつけ下値固めを続けてきた。ところが全般相場の急落が波及して、ほぼ固まったこの下値を下抜き549円まで安値を探ったが、今年1月につけた年初来安値521円寸前で反転上昇、下値確認として5.1%に回る高配当利回り買いで底上げに転じてきた。今3月期業績も、V字回復を予想しており、高値奪回も想定範囲内となろう。

 同社の業績は、生活防衛意識の高まりや外食控え、競争激化などから来店客数が計画に未達として前期業績を下方修正、純利益は、8店舗の固定資産に1億3100万円の減損損失を計上し、1億3100万円の赤字(前々期は7100万円の黒字)と落ち込んだ。ただこの業績悪化でも、30円配当は安定継続、この業績悪化の経営責任で役員報酬は、1年間にわたり減額を取締会決議したものの、株主への利益還元策については積極的な姿勢を示した。

 今期業績は、円安に伴う輸入食材価格高騰や電気料金値上げなどのコスト増が見込まれる厳しい経営環境下にあるが、「爆弾祭」などの販促キャンペーンや継続的な季節メニューの投入、経費見直しなどでV字回復、売り上げ70億円(前期比0.8%増)、経常利益1億1000万円(同5.2倍)、純利益3000万円と予想、もちろん配当は30円配当を継続する。

 株価は、5.1%に回る配当利回りとともに、PBRも0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、リバウンド幅の拡大が予想される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | 編集長の視点
2013年06月19日

【編集長の視点】科研製薬は純益続伸業績を着実な自己株式取得がサポートして急反発

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 科研製薬<4521>(東1)は、53円高の1483円と急反発している。全般相場が、米国の金融緩和策の縮小懸念で波乱展開を続けるなか、この影響の少ないディフェンシブ株として同社の今3月期純利益の続伸予想業績を見直し割安株買いが再燃しており、今年5月に発表した自己株式取得では、着実に市場買い付けが進んでいることもサポート材料となっている。

 同社の今期業績は、売り上げ902億円(前期比3%増)、経常利益146億円(同2%増)、純利益93億円(同3%増)と予想されている。前期業績を下押した薬価改定の影響が今期は一巡し、主力の関節機能改善剤「アルツ」や「セプラフィルム」が伸長、後発医薬品も堅調に推移することなどが寄与するもので、配当は、48円(前期実績44円)と12期連続で増配を予定している。

 一方、自己株式取得は、昨年9月に前回の取得を終了したあと、新たに今年5月15日から、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を行うことを目的に、取得株式数の上限を120万株(発行済み株式総数の1.4%)、取得総額を23億円として実施することを取締役会で決議、今年5月末までに30万株の取得が進んだ。

 株価は、前期第3四半期業績が減益転換して着地したものの、通期業績対比では順調な利益進捗率を示したことを評価して年初来高値1883円まで400円高し、今期業績の増益転換予想では業績水準自体が市場コンセンサスを下回るとして1383円まで調整、自己株式取得の進行とともに1400円台まで水準を上げてきた。PER13倍台、配当利回り3.2%の割安修正で一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】ツルハHDは連続最高純益更新も市場予想を下回り急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ツルハホールディングス<3391>(東1)は、510円安の8220円と4営業日ぶりに急反落している。東証第1部の値下がり率ランキングのワースト2位銘柄として売られている。

 前日18日大引け後に5月期決算を発表、前期業績が、昨年12月の上方修正値を上ぶれて着地して期末配当を増配、今期も続伸、連続の過去最高純利益更新を予想したが、利益が、市場コンセンサスを下回るとして、当面の利益を確定する売り物が先行している。
 前期業績は、利益が、上方修正値を3〜5億円上ぶれ、前々期比6%増収、19%経常増益、27%純益増益と続伸した。

 昨年10月に栃木県に1号店を出店するなど87店舗を新規出店(閉店21店舗)して地域集中出店と既存設備のスクラップアンドビルドを進め、顧客ニーズに対応したカウンセリング販売に注力、プライベートブランド商品「M’s one(エムズワン)」の拡販と利益率の改善、経費削減も合わせて強化したことが連続の過去最高更新につながった。

 今期業績も、ドミナント展開による店舗網拡充に向け新規エリアを含めた地域集中出店策として90店舗の新規出店を計画して続伸を予想、純利益は、137億2800万円(前期比2%増)と前期の過去最高を連続更新するが、市場コンセンサスを約5億円下回る。

 株価は、前期第3四半期の2ケタ増益・高利益進捗率業績を追撃材料に年初来高値9840円をつけ、全般急落相場とともに7370円安値まで突っ込み半値戻し水準までリバウンドした。PERは14倍台と割安であり、下値では強弱感が綱引きしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】高島屋は4連騰、全国百貨店の5月売上高発表を先取り内需出遅れ株人気

<マーケットトーク>

編集長の視点 高島屋<8233>(東1)は、24円高の972円と4営業日続伸し、1株純資産998円に接近している。きょう19日午後2時30分に日本百貨店協会が、5月の全国百貨店売上高の概況を発表する予定にあり、前月4月の4カ月ぶりのマイナスからプラス転換するとの期待を強め、先取りして内需出遅れ株人気が増勢となっている。

 すでに同社は、6月17日大引け後に同社自体の5月度の営業報告を発表済みであり、4月度の前年同月比1.3%減から2.5%増へプラス転換、株価も、全般相場が伸び悩むなか前日比プラスをキープするなど堅調に推移しており、5月の全国百貨店売上高も、同様の内容になるとみて追撃材料視されている。同社株のほか百貨店株は、J.フロント リテイリング<3086>(東1)が、26円高の740円と急反発、三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)が、41円高の1271円と4営業日続伸している。

 全国百貨店の前月4月の売上高は、売上高総額が、気温低下や大雨、暴風などの天候不順で主力の春物衣料が前年同月比3.1%減と落ち込んだ影響を受けて、4767億円余の0.5%減となったが、商品別では、ラグジャアリーブランド(身の回り品)が1.8%増、宝飾品・高級時計も18.8%増と高額商品は引き続き活況で、地区別でも10都市は、1.0%増と4カ月のプラスで、東京地区は2.1%増、名古屋地区は2.8%増、大阪地区は2.9%増と好調に続伸した。高額商品の販売を牽引した株高による資産効果が、5月23日以降の日経平均株価の急落とともに剥落するとの懸念もあったが、高島屋自体の5月度の月次動向にまだそのような動きはなく、買い材料視されている。

 高島屋の株価は、前2月期業績の上ぶれ着地、今期業績の続伸予想に加えて同社の高額商品の売上高比率が高いことを評価して1株純資産をクリアして年初来高値1183円まで買い進まれ、全般相場急落とともに878円安値まで突っ込んだ。PER19倍台、PBR1倍台割れの出遅れ訂正を一段と強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】児玉化学は連続大幅増益業績をテコに極低位値ごろ妙味を発揮し高変化展開へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 児玉化学工業<4222>(東2)は、2ケタ台の極低位水準で下値もみ合いが続いているが、今3月期業績の大幅続伸予想をテコに高変化展開が想定される。インドネシア、ベトナムなどに建設した新工場が稼働、世界の新たな成長センターと注目されているASEAN地域で積極展開、グローバル体制を強化していることも、サポート材料となろう。

 同社の今期業績は、売り上げ210億円(前期比0.7%減)、営業利益8億円(同58%増)、経常利益6億円(同30%増)、純利益3億円(同47%増)と予想されている。前期業績が、日中関係の悪化などによる自動車部品需要の伸び悩みで期初予想を下ぶれたものの、増益転換、純利益は黒字転換して着地しており、今期も、急激な円安による原油、材料価格高騰による生産コスト増加の懸念はあるものの、ASEAN地域事業の拡大や事業構造改革のいっそうの推進で連続増益を確保する。ASEAN地域事業の拡大は、今年3月に策定した中期経営計画でも、成長戦略のメーンテーマとなっており、前々期から前期にかけ相次いで完成したタイ第2工場の自動車部品事業、ベトナム新工場の冷機成形品事業、インドネシア新工場の自動車部品事業などの稼働・成長で海外売上高比率を50%以上にアップさせ、2016年3月期に売り上げ275億円、営業利益18億円を目指す。

 株価は、中期経営計画を評価して110円をつけ、100円台出没場面から今期業績の大幅続伸予想で年初来高値129円まで3割高したが、全般急落相場の波及で往って来いの調整となった。PER8倍台の超割安修正で高値を奪回しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | 編集長の視点
2013年06月18日

【編集長の視点】ハウスフリーは反発、福証Q単独上場銘柄は分割権利取り・増配歓迎などで独自高様相

<マーケットトーク>

編集長の視点 ハウスフリーダム<8996>(福Q)は、100円高の4万2600円と変わらずを挟み6営業日ぶりに反発している。6月30日を基準日に実施する株式分割の権利取りの買い物が再燃しており、今12月期純利益が増益転換し、株価水準そのものがPER10倍台と割安となっていることも合わせて買い評価されている。

 同社株は、福岡証券取引所Qボード単独上場の9銘柄の一角を占めているが、同Q銘柄では、前日大引け後にタイセイ<3359>(福Q)が、今9月期期末配当の普通配当と記念配当の増配を発表し、日創プロニティ<3440>(福Q)が、6月11日に今8月期業績を上方修正するなど好材料が続出しており、米国の18〜19日開催のFOMC(公開市場委員会)を控えて東京の一般市場が、なお波乱展開すると懸念されるなか、この圏外の地方銘柄としてやや独自高様相を強めそうだ。

 ハウスフリーの株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社の単元株式数を1株から100株に変更するために実施するもので、6月30日を基準日に1株を100株に分割する。

 同社は、業績も復調を鮮明化している。前12月期業績は、新築戸建分譲事業で販売価格のより低価格シフトが強まり、販売促進のための広告宣伝費の増加も重なって期初予想を下ぶれて着地、純利益は1億5300万円(前々期比42%減)と続落したが、今期は増益転換を予想している。地域密着型の強みである情報収集力を強化して、地域内の顧客ニーズを的確に把握、分譲住宅の供給戸数を増加させ、いっそうの品質管理とコスト管理に注力、小規模の分譲プロジェクトの早期完売を確実にするためで、純利益は、1億7000万円(前期比10%増)と見込んでいる。今年5月開示の今期第1四半期の業績も続伸して着地し、純利益は、5100万円(前年同期比22%増)と好調な利益進捗率を示した。

 株価は、今期業績の増益転換予想で年初来高値5万5000円まで3割高し、調整安値から株式分割歓迎で5万3000円の戻り高値をつけたが、長期金利上昇による大手不動産株の株価波乱の波及でほぼ往って来いの調整をした。PERは10倍台と割安であり、分割権利取り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:05 | 編集長の視点

【編集長の視点】創通はもみ合いも上方修正・連続最高純益見直し割安コンテンツ株買いが再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 創通<3711>(JQS)は、1円高の3000円と小反発して寄った後、19円安の2980円と値を消すなど前日終値を挟みもみ合っている。3000円台を回復し、5月20日つけた年初来高値3400円を視界に捉えてきただけに、利益確定売りが交錯しているものだが、下値では今年3月28日の今8月期業績の上方修正・連続の過去最高純利益更新を見直し割安コンテンツ株買いが続いており、ディフェンシブ業態を手掛かりに逆行高期待を高めている。

 同社の今期業績は、期初の減益転換予想を今年3月に上方修正、純利益を13億4000万円から16億5000万円(前期比12%増)へ引き上げて増益転換、前期の過去最高を連続更新する。主力キャラクター「ガンダム」のソーシャルゲームのタイトル数が増加して、版権収入が期初予想を上ぶれ、アニメーション番組のプロデュース事業も、「ジュエルペット」、「カードファイト!!ヴァンガード」、「ゆるゆり」、「這いよれ!ニャル子さん」などのシリーズ化された作品のヒット作が増加したことなどが寄与した。

 株価は、業績上方修正をテコにストップ高を交えて年初来高値まで1000円高、全般相場の急落に巻き込まれて3分の2押し水準の2658円まで下ぶれ、3000円台までリバウンドした。PERは14倍台となお下げ過ぎを示唆しており、高値奪回を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】あさひは1Q業績が増益転換も市場コンセンサス未達で急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 あさひ<3333>(東1)は、1円高で寄り付いたあと48円安の1406円と売られ急反落している。前日17日大引け後に今5月期第1四半期(1Q)決算を発表、増益転換して着地し、順調な利益進捗率を示したが、1Q業績が市場コンセンサスにやや未達となったことで目先の利益を確定する売り物が先行している。

 1Q業績は、前年同期比17%増収、4%経常増益、9%純益増益と回復し、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対する利益進捗率は、60〜64%と目安の50%を大きくオーバーした。ただ利益は、市場コンセンサスに対しては1億円〜5000万円届かなかった。

 9店舗を新規出店し、今年3月から本格展開した新サービス「ネットで注文、店舗で受取り」やプライベートブランドの電動アシスト自転車などの拡販が寄与、今年3月から人気女優・堀北真希を起用したテレビCMを放映、商品訴求を図ったことも好業績につながった。

 2Q累計・5月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、26億9700万円(前期比24%増)と増益転換、2期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、昨年12月の前期業績の下方修正と期末配当の増配が綱引きして1100円台で下値を確認する動きが続き、今期業績の過去最高純益更新予想で年初来高値1800円まで300円高したが、全般の波乱相場に巻き込まれて倍返しの1300円台まで調整した。PERは13倍台と割安であり、下値ではディフェンシブ株人気の再燃も見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】 日特エンジは純利益V字回復をテコに三角保ち合いの上放れを窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日特エンジニアリング<6145>(JQS)は、1株純資産960円水準での三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、今3月期純利益のV字回復予想をテコに上放れる展開が見込まれる。今年4月の長崎事業所の新設・操業開始、3月末のベトナム事務所開設のグローバル化加速などもサポート材料となるそうだ。

 同社の業績は、前期にヨーロッパの信用不安、新興国経済の減速などで世界的に設備投資が伸び悩んだことから2回下方修正され減収減益転換、純利益は、繰延税金資産を取り崩したことも重なり、9億3600万円(前々期比58%減)と前々期の過去最高から落ち込んだ。これに対して今期業績は、売り上げ195億円(前期比2%増)、経常利益30億5000万円(同9%増)、純利益19億5000万円(同2.0倍)と増収増益転換を予想、純利益は、税金資産の平準化でV字回復を鮮明化する。主力の巻線機事業で、スマートフォン向けの新規設備需要は、まだ断続的な受注にとどまるものの、自動車関連は順調に受注が増加、前期業績を下押したAV・家電向けの量産設備の売り上げも、下期以降には業績寄与段階に入ってくることなどが要因となる。

 株価は、前期業績の再下方修正を4月につけた年初来安値890円で織り込み済みとして900円台をキープ、今期業績の増収増益転換予想とともに1075円までリバウンドし三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。PER8倍台、PBR1倍ソコソコの割安修正で年初来高値1097円から昨年7月高値1184円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | 編集長の視点
2013年06月17日

【編集長の視点】ビットアイルは安寄りのあと急反発、東証上場承認株は希薄化材料の有無で強弱

<マーケットトーク>

編集長の視点 ビットアイル<3811>(JQS)は、寄り付きに52円安の977円と3営業日続落して始まったが、安値後は、79円高の1100円と引き戻している。前週末14日大引け後に東京証券取引所から7月9日付けで東証への上場を承認され、記念増配を実施すると発表、上場に先立って新株式発行と自己株式の処分・株式売出しも実施することから株主価値の希薄化につながると嫌って売り増勢となったが、下値では東証上場に伴う需給好転思惑も再燃し買い増勢となっている。

 前週末は、同社株のほかティア<2485>(名2)も、6月21日付けで東証第2部への上場を承認されたと発表したが、上場に際して新株式発行・株式売出しなどの希薄化材料を伴わないことから、東証2部上場による知名度向上を期待して寄り付きの買い気配から298円高の1605円とストップ高寸前まで買い上げられて急続伸し、強弱感が分かれている。

 ビットアイルのファイナンスは、データセンターの運営を中心にする同社のiDC事業で、ソーシャルゲーム分野の事業者を中心として拡大しているクラウドサービスや、東日本大震災以降の事業継続のための一般企業のニーズの高まりに対応して現在、第5データセンターを建設中で、海外でも北京に次いでアジア事業展開の第2弾となる韓国・データセンターを開設しているが、第5データセンター新設の設備投資資金(総額100億円)の一部を調達するため、7月8日払込で150万株の新株式を発行し、寺田倉庫などの大株主の保有株の売出しなどを行う。なお東証での所属部は、新株式発行価格決定日以降に決定する。記念配当は、今年7月期期末に4円配当として実施し、年間15円(前期実績9円)に増配する。

 株価は、第2四半期累計業績の順調な業績推移で年初来高値1850円をつけたが、今年6月4日の第3四半期決算発表時に7月通期業績を下方修正して964円安値まで急落したが、7月通期業績そのものは連続最高純益をキープするとして1000円台を回復した。高値水準では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | 編集長の視点

【編集長の視点】極楽湯は続落も8期ぶり最高純益更新を手掛かりに値ごろ割安株買いが再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 極楽湯<2340>(JQS)は、7円安の298円と3営業日続落している。前週末14日大引け後に同社のフランチャイズ加盟企業が、下水道使用量の過少申告を公表したことで、同社株に利益確定売りが先行しているが、同社の直営店舗や他のフランチャイズ加盟企業では、そのような不正行為がないと確認しており、下値では下げ過ぎ訂正期待の買い物の再燃が見込まれる。

 同社の今3月期業績が、円安による原燃料価格上昇、コスト増加が続く厳しい経営環境下で推移するなか、純利益を1億6000万円(前期比39%増)と続伸を予想、2006年3月期の過去最高(1億5800万円)を更新するためで、値ごろ妙味がある割安株として再評価されよう。

 同社の今3月期業績は、売り上げ107億円(前期比7%増)、経常利益3億3000万円(同12%減)、純利益1億6000万円(同39%減)と増減マチマチが予想されている。原燃料価格上昇や消費税増税前の個人消費の伸び悩みなど予想されるなか、前期末に直営店22店舗、FC店15店舗に拡大した温浴施設店舗「極楽湯」や、今年2月に開業した海外1号店の中国上海店などで、サービスの一段の向上とコストの適正化を図ることで乗り切るもので、純利益は、前期に計上した固定資産の減損損失1億4100万円が一巡して一気に過去最高を更新する。

 株価は、今年2月に発表した自己株式取得(取得上限100万株、取得総額3億円)を歓迎して年初来高値328円まで26%高し、この自己株式取得を立会外買付取引(買付価格286円)で実施したことで材料出尽くし感を強めて256円まで調整したが、今期純利益の過去最高更新予想で300円台までリバウンドした。PER17倍台、PBR0.7倍の割安修正で高値抜けから2009年12月高値403円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】エニグモは株式分割も1Q低利益進捗率業績を嫌い利益確定売りで急反落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エニグモ<3665>(東マ)は、1890円安の1万6060円と急反落して始まっている。前週末14日大引け後に今1月期第1四半期(1Q)決算の開示に合わせて株式分割を発表したが、1Q業績が、低利益進捗率にとどまったことを嫌って利益確定売りが先行している。同社の株価は、前週末に1Q業績に期待して急反発しており、反動が出ている。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を引き下げることによりいっそうの投資家層の拡大と同社株式の流動性の向上を図ることを目的にしており、7月31日を基準日に1株を2株に分割する。

 一方、1Q業績は、前年同期比32%増収、45%経常増益、1%純益増益で着地し、1月通期業績対比の利益進捗率は、21〜20%と目安の25%に未達となった。同社の基幹事業のソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」で、魅力的な品揃えを加速して期間限定のキャンペーン企画やリスティング広告などによるサイトの新規流入強化策を実施、会員数が、前年同期比46%増の129万9217人、商品取扱高が、同28%増の36億198万円と順調に拡大したが、出品商品の単価が、一時の大幅円安で調整されたことなどが要因となった。1月通期業績は、期初予想に変更はなく、純利益は、5億900万円(前期比34%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、今期の連続最高純益更新を手掛かりに上場来高値2万5000円まで3.1倍化、全般相場の急落に巻き込まれて1万1700円まで調整、1Q業績を先取りして調整幅の半値戻し水準までリバウンドしたところである。株式分割の権利取りとの綱引きで下値で強弱感の対立が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 編集長の視点