[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (05/02)【編集長の視点】セーラー万年筆は高値もみ合いも資産効果関連株の一角で黒字転換純利益に再評価余地
記事一覧 (05/02)【編集長の視点】コロプラは最高値を更新、業績上方修正に株式分割加わり直近IPO株人気
記事一覧 (05/02)【編集長の視点】ウォーターダイレクトは続急伸、富士山文化資産の関連周辺株は7勝12敗と思惑やや離散
記事一覧 (05/02)【編集長の視点】ニックスは2Q決算を先取りV字回復業績を見直し下げ過ぎ訂正展開
記事一覧 (05/01)【編集長の視点】オリコンは分割落ち後高値に肉薄、決算発表を先取り内需割安株買いが増勢
記事一覧 (05/01)【編集長の視点】大平洋金は業績再上方修正に再増配が加わり高値を射程圏
記事一覧 (05/01)【編集長の視点】JR東日本は反発、鉄道各社は好業績に自己株式取得・増配などがオンも独歩高に止まる
記事一覧 (05/01)【編集長の視点】ビューティガレージはダブル底から求人・転職サイト運営子会社の設立をテコに直近IPO株人気再燃へ
記事一覧 (04/30)【編集長の視点】グリーは業績下方修正を織り込みメディアミックス新展開をテコに全値戻しを指向
記事一覧 (04/30)【編集長の視点】米国相場格言の「Go away」を「Go to JAPN」と読み替えれば「レパトリ」関連株の出番も=浅妻昭治
記事一覧 (04/30)【編集長の視点】CIJは3Q好決算を追撃材料に割安修正で高値に肉薄
記事一覧 (04/30)【編集長の視点】TDKは業績続伸も市場予想を下回りADR安も響いて急続落
記事一覧 (04/30)【編集長の視点】マツダは急反落、ホンダとともに続伸決算発表も市場予想下回り円高も重なる
記事一覧 (04/26)【編集長の視点】ブロードリーフは最高値に肉薄、EC関連の直近IPO株人気を再燃させ好需給思惑も
記事一覧 (04/26)【編集長の視点】コマツは業績増益転換で市場予想を上回り連続増配もオンして連日の高値
記事一覧 (04/26)【編集長の視点】アドバンテストは急反落、半導体関連株は業績V字回復も利益確定売りが先行
記事一覧 (04/26)【編集長の視点】ファルテックは半値戻し水準から超割安修正期待を高めて全値戻しを指向
記事一覧 (04/25)【編集長の視点】鴻池運は続落も窓埋め終了からTPP関連人気も側面支援し割安修正余地
記事一覧 (04/25)【編集長の視点】新規上場のオークファンは大量の買い物を集め気配値を切り上げ公開価格を上回る
記事一覧 (04/25)【編集長の視点】キヤノンは急反落、ユーロ関連株は業績上方修正・黒字転換もADR安を嫌い売り先行
2013年05月02日

【編集長の視点】セーラー万年筆は高値もみ合いも資産効果関連株の一角で黒字転換純利益に再評価余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 セーラー万年筆<7992>(東2)は、2円安の50円と続落し、4月30日につけた年初来高値55円を前に高値もみ合いを続けている。このもみ合い場面は、極低位値ごろ株人気の再燃に向けエネルギーの溜め込み場面とも観測される。ファンダメンタル面では、もちろん同社の今12月期純利益の黒字転換予想が、下値で再評価される見込みだが、それ以上に人気面では、同社が相次いで発売している高級筆記具が資産効果思惑を高めて関連株買いにつながるためで、この新商品のうちには、高額商品の販売増で株価評価の高い高島屋<8233>(東1)の日本橋店向けの限定商品も含まれていることも、連想買いの材料となりそうだ。

 同社の文具事業の新製品発売は、今期に入ってさらに活発化している。今年2月に複合筆記具の新ブランド「レフィーノ・エル」を発売したあと、女性社員開発のボールペン、漫画家・松本零士デザインの万年筆、「有田焼ボールペン」などと続き、きょう5月2日には金沢箔を贅沢に使用した「金麗蒔絵万年筆」を発売する。日本の伝統工芸や伝統的なモチーフとコラボした新ブランドは、これまでの中高級品ラインに加えて新ターゲット、新販売チャンネルの開拓を加速、同社業績を押し上げる。

 今12月期業績は、前期に営業利益が6期ぶりに黒字転換したことを受けてさらに急回復、売り上げ65億9900万円(前期比2%増)、営業利益2億900万円(同4.4倍)、経常利益1億600万円(前期は2600万円の赤字)、純利益7800万円(同1億2600万円の赤字)と見込み、純利益も黒字転換する。

 株価は、前期業績の下方修正着地で年初来安値37円まで下げたが、業績急回復の再評価と新製品の相次ぐ発売をテコに同高値55円までリバウンド、高値もみ合いを続けている。なお上値人気を高めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | 編集長の視点

【編集長の視点】コロプラは最高値を更新、業績上方修正に株式分割加わり直近IPO株人気

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コロプラ<3668>(東マ)は、寄り付きの買い気配から2120円高の1万6600円まで買い進まれて3営業日続伸、今年4月19日につけた上場来高値1万5270円を更新している。前日1日大引け後に今9月期第2四半期累計業績の開示に合わせて、9月通期業績の上方修正と株式分割を発表、直近IPO(新規株式公開)株人気を高めて買い増勢となっている。

 9月期業績は、昨年12月13日のIPO時の予想値より売り上げを20億800万円、経常利益を9億900万円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、17億6000万円(前期比2.2倍)と連続増益率を伸ばす。スマートフォン専用ゲームアプリ、オンライン型ゲームアプリを次々にリリースしており、スマホ専用ゲームアプリが好調に推移したために上方修正した。

 一方、株式分割は、同社株式の流動性を高めるとともに、投資家層のいっそうの拡大を図ることを目的に、5月31日を基準日に1株を5株に分割する。

 株価は、公開価格3000円でIPOされ、5650円で初値をつけ、今期第1四半期の好決算で6350円まで買い進まれ、いったん上場来安値4320円まで調整した。同安値からは新作アプリのヒットを評価して再騰、上場来高値まで3.5倍化し、信用取引規制の強化で1万円台を試す展開が続いた。直近IPO株人気を高め最高値追いが加速しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:57 | 編集長の視点

【編集長の視点】ウォーターダイレクトは続急伸、富士山文化資産の関連周辺株は7勝12敗と思惑やや離散

<マーケットトーク>

編集長の視点 ウォーターダイレクト<2588>(東マ)は、145円高の2650円と続急伸している。政府・文化庁が、4月30日に富士山が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関イコモスから世界文化遺産の登録を勧告された発表したことを受けて、前日1日に急反発しており、きょう2日も引き続き関連株買いが増勢となっており、直近IPO(新規株式公開)株人気を高めている。

 富士山の世界文化遺産登録では、同じく富士山北麓でアミューズメントパーク「富士急ハイランド」などを経営、山梨県を地盤とする富士急行<9010>(東1)も、前日のストップ高に続いて134円高の1199円と6営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。このほか、「富士」の冠社名がつく銘柄が、全市場で21銘柄あり、前日寄り付き段階では関連周辺株人気を高めたが、大引けでは、値上がりは(勝ち)8銘柄、値下がり(負け)12銘柄、値付かず(引き分け)が1銘柄の8勝12敗1分けとなった。きょう2日寄り付き段階では、7勝12敗2分けと悪化、関連周辺株は思惑がやや離散している。

 ウォーターDは、富士箱根伊豆国立公園内の同社富士吉田工場の地下約200メートルの水源からナチュラルミネラルウォーターを採水して4回に及ぶフィルターろ過などで非加熱処理し、百貨店などでデモンストレーション販売し、独自開発したウォーターサーバーと収縮性ボトルを使用して宅配をしている。株価は、今年3月15日に公開価格1200円でIPOされ、公開価格がPER12倍台と割安なことから、公開初日は買い気配をアップさせたまま推移、上場2日目に3600円で初値をつけ3630円まで買い進まれ、公開価格比3倍の高人気となった。その後、1787円まで調整したが、ここにきて第1部主力株が、為替相場の円高反転で展開難となる相場環境下、直近IPO株人気を再燃させ、最安値から2割強の底上げをした。なお一段の戻りに挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:51 | 編集長の視点

【編集長の視点】ニックスは2Q決算を先取りV字回復業績を見直し下げ過ぎ訂正展開

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点
 ニックス<4243>(JQS)は、今年5月中旬に今9月期第2四半期(2Q)累計決算の発表を予定しているが、前年同期は、タイの洪水による事務機器業界の減産の影響を受けたが、この影響が一巡、さらに昨年10月に設立したタイの販売子会社が寄与するだけに好業績期待を高めている。この2Q決算発表を先取り、今9月期業績のV字回復を見直し下げ過ぎ訂正買いが加速する展開も想定される。

 同社の今期業績は、売り上げ41億8000万円(前期比12%増)、経常利益1億7500万円(同4.0倍)、純利益1億6300万円(同75%増)と予想され、2Q累計業績については開示していない。9月通期業績は、前期業績を押し下げたタイの洪水の影響や半導体メーカーの投資抑制などが一巡し、自動車業界向けの工業用プラスチック・ファスナーやプラスチック精密部品の続伸、オリジナルプラスチック素材「NIXAM」の応用製品による高付加価値の新製品開発などが寄与するもので、引き続き原価低減、経費削減のスリム経営も推進する。前年同期の2Q累計業績は、タイの洪水の影響で売り上げ、営業利益が期初予想を下ぶれ、純利益が、繰延税金資産の取り崩しで上ぶれたが、今期2Q累計業績は、通期為替レートを1ドル=80円と想定していたこともあり、円高修正も加わり業績期待を高めている。

 株価は、年初来高値554円から今期第1四半期業績が小幅赤字転落したことが響いて434円安値まで調整したが、PERは6倍台、PBRは0.5倍、さらに年間15円配当継続による配当利回りの3.0%は下げ過ぎとして、半値戻し水準までリバウンドした。相場格言通り「半値戻しは全値戻し」にトライしよう(本紙編集長・浅妻昭明)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:59 | 編集長の視点
2013年05月01日

【編集長の視点】オリコンは分割落ち後高値に肉薄、決算発表を先取り内需割安株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 オリコン<4800>(JQS)は、2円高の363円と続伸し、今年4月25日につけた株式分割権利落ち後高値365円に肉薄している。5月9日に予定している3月期決算発表を先取り、今期業績の増収増益転換期待を高めて内需割安株買いが増勢となっている。

 同社の前3月期業績は、顧客満足度(CS)ランキング連動型広告の契約単価アップの遅れやスマートフォン向け音楽配信の楽曲単価の引き下げなどを要因に昨年11月に下方修正され、純利益は、4億円(前々期比14%減)と続落が見込まれた。ただこのあと、CSランキング連動型広告は堅調に推移し、スマートフォン向けの音楽配信の売り上げも着実に拡大、コミュニケーション事業のニュース配信先も、地方の放送局サイトなどを中心に増加、さらに3月に太陽光発電事業の売電を開始したことなどから、今2014年3月期業績の増益転換期待を高めている。2014年3月期の業績動向は、5月9日の決算発表を待たなくてはならないが、東洋経済会社四季報春号では、純利益を4億8000万円と前期比20%増と観測している。

 株価は、今年1月に発表した株式分割(1対100)を歓迎して3万6950円高値をつけてスンナリ権利を落とし、落ち妥当値の300円台央でもみ合ってきた。PER13倍台の割安修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】大平洋金は業績再上方修正に再増配が加わり高値を射程圏

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 大平洋金属<5541>(東1)は、36円高の525円と3営業日ぶりに急反発し、2月5日につけた年初来高値560円を射程圏に捉えている。前日30日大引け後に、今年5月10日の3月期決算の発表に先立って、前2013年3月期の2回目の上方修正と期末配当の再増配を発表、売り方の買い戻しを交えて資源関連の値ごろ株買いが再燃している。

 前期業績は、昨年8月、10月と2回下方修正したものを、今年2月に一転して上方修正したが、今回は、この上方修正値をさらにアップさせた。売り上げを16億8900万円、経常利益を14億600万円、純利益を10億4300万円それぞれ引き上げ、純利益は、21億2600万円(前々期比80%増)と増益転換率を拡大する。同社のニッケルの販売価格に適用される3月期通期LMEニッケル価格が、前回増額時の8.19ドルから8.24ドルに高まり、適用為替レートも、1ドル=80.50円から82.01円と円安となったことが再上方修正要因となった。期末配当は、昨年8月の無配転落予想から、今年2月に2円に引き上げたが、今回は、さらに4円(前々期実績2円)に増配する。

 なお今2014年3月期業績も、今年3月28日に発表した中期経営計画で続伸を予想、純利益は43億8200万円を目標値としているだけに、5月10日の決算発表はより注目されよう。

 株価は、今年2月の業績上方修正・増配で年初来高値をつけ、500円台出没の高値もみ合いを続けてきた。投資採算的には割高だが、信用倍率は1.81倍と大取組となっており、好需給思惑を強めて高値抜けに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:34 | 編集長の視点

【編集長の視点】JR東日本は反発、鉄道各社は好業績に自己株式取得・増配などがオンも独歩高に止まる

<マーケットトーク>

編集長の視点 東日本旅客鉄道<9020>(東1)は、150円高の8370円と3営業日ぶりに反発している。前日30日大引け後に3月期決算と自己株式取得を発表、前期業績が、昨年10月の上方修正値を上ぶれて着地し、今期純利益を6期ぶりに過去最高更新と予想したことを評価して内需割安株が再燃している。

 鉄道株は、同社のほか4社が前日取引時間中や大引け後に同じく3月期決算を発表、京成電鉄<9009>(東1)を除いて今3月期業績の続伸と前期配当の増配などを発表しているが、きょう1日に株価が上昇しているのは、JR東日本1社に止まっている。大引け後に決算発表の東海旅客鉄道<9022>(東1)が、170円安の1万1580円、取引時間中発表の東武鉄道<9001>(東1)が、12円安の554円、京王電鉄<9008>(東1)が、19円安の819円、京成電鉄も、21円安の1009円とそれぞれ反落し、大型連休の後半を控えて利益確定売りが先行している。

 JR東日本の前期業績は、昨年10月の上方修正値を売り上げが208億円、利益が115億円〜13億円上ぶれ、純利益は、1753億8400万円(前々期比61%増)と大幅続伸した。前々期の東日本大震災による影響の反動で運輸収入が増加し、支払利息の減少、大震災の損害に伴う受取保険金の計上も加わり上ぶれ着地した。今期業績も、新幹線の新型車両の運転開始や東京駅、小山駅、吉祥寺駅などでの「ステーションルネッサンス」推進などから続伸、純利益は、1920億円(前期比9%増)と2008年3月期の過去最高(1896億7200万円)更新を見込んでいる。

 なお、自己株式取得は、株主還元をさらに充実することを目的しており、上限を100万株(発行済み株式総数の0.25%)、100億円、取得期間を5月8日から5月31日までとして実施する。

 株価は、昨年10月の業績上方修正・自己株式消却では1株純資産水準で限定的な反応にとどまったが、その後は東京駅再開発人気や含み資産株思惑などで年初来高値8990円まで買い進まれ高値でもみ合っていた。PER16倍台の割安修正で高値奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】ビューティガレージはダブル底から求人・転職サイト運営子会社の設立をテコに直近IPO株人気再燃へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビューティガレージ<3180>(東マ)は、今年2月14日に公開価格2300円で新規株式公開(IPO)され、4160円で初値をつけ5200円まで買い進まれ、公開価格比2.2倍と高人気し、下値調整を続けているが、4月11日につけた3120円安値でダブル底を形成、直近IPO株人気が再燃する展開が見込まれる。このキッカケ材料として注目されているのが、4月13日に発表した東京本社総合ショールーム開設と求人・転職サイトの運営子会社の設立であり、とくに子会社設立は、ビューティサロンなどのプロ向け電子商取引(EC)の周辺ソリューション事業の強化につながるとして、同社のEC関連の高実績・高実力を再評価する展開を加速しよう。

 同社のインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online SHOP」は、全国の理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどのビューティサロンの16万4360サロンを登録会員事業者にして販売商品点数は31万3970点に及び、国内最大規模を誇っており、また全国主要都市に12カ所のショールームも展開しているが、リアルの売り場強化のために本社移転先の東京都世田谷区に今年6月中旬に総合シュールームを開設する。

 一方、子会社設立は、同社が展開している店舗設計や開業支援、独立・開業支援塾などの周辺ソリューソン事業の一環の求人・転職サイト「サロンキャリア」で、運営に特化し、グループシナジー効果を高めることを目的にしており、物販事業と並んで周辺ソリューション事業を同社業績の2つ目の成長エンジンとする。

 業績も好調で、前日30日に期末を迎えた前2013年4月期業績は、2ケタ増収増益、純利益は、1億7100万円(前期比15%増)と連続の過去最高更新となった見込みで、続く2014年3月期純利益も、東洋経済四季報春号では2億円と続伸が観測されている。
 株価は、ダブル底形成からこのところ人気となっている類似既上場EC株との比較感を強めて底上げが有力であり、まず最高値から上場安値3000円までの調整幅の3分の1戻しの3733円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点
2013年04月30日

【編集長の視点】グリーは業績下方修正を織り込みメディアミックス新展開をテコに全値戻しを指向

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 グリー<3632>(東1)は、今年2月12日に今6月期業績を下方修正し窓を開けて年初来安値1032円まで調整し、半値戻し水準までリバウンドしているが、4月6日にテレビ東京系6局ネットでソーシャルゲーム「探検トリランド 1000年の真宝」のテレビアニメの放映を開始し、メディアミックスを新展開したことで、今年5月14日に予定している今期第3四半期(3Q)業績への期待を高めて一段の下げ過ぎ訂正にトライ、窓埋めから全値戻しを指向する展開が想定される。業績下方修正の一つの要因が、上期に予定していた新規タイトルの新規リリースが、下期の延期したことにあったが、このリカバーが、実現しているためである。全般相場が、円高修正の一服で主力株の高値が重くなり波乱展開となっていることも、同社のディフェンシブ株人気の再燃につながろう。

 同社の今期業績の下方修正は、ソーシャルゲームのグローバルNO.1戦略を加速し、スマートフォン市場のいっそうの成長に備えて開発体制の強化に向け積極的に採用を拡大、海外での効率的なマーケティングでヒットタイトルを創造する先行投資を積極化したことなどの投資負担を要因とした。期初予想のレンジ予想から売り上げ、利益とも下方修正し、純利益は、150億円引き下げ、310億円〜370億円(前期比35%減〜22%減)と前期の過去最高からの減益転換率を悪化させる。それだけに下期のメディアミックス展開などから、3Q業績でのリカバリー期待を高めよう。

 株価は、この下方修正でつけた年初来安値から自己株式取得や同社ソーシャルゲーム・キャラクターを用いた音楽ゲーム「おやこでリズムタップfeat.踊る子クリノッペ」の配信開始などで半値戻し水準までリバウンドした。なおPERは、9〜7倍台と下げ過ぎを示唆しており、3Q業績への期待と逆日歩のつく信用好需給もフォローして全値戻しに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】米国相場格言の「Go away」を「Go to JAPN」と読み替えれば「レパトリ」関連株の出番も=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 5月相場入りを前に、相場の雲行きが何だか怪しい。為替相場は、心理的なフシ目である1ドル=100円を前に足踏みが続き、株価も上値が重くなってきた。折からの企業決算発表でも、今12月期業績の上方修正したキヤノン<7751>(東1)や今3月期業績の増益転換を予想した任天堂<7974>(大1)のように、それをキッカケにして急落した銘柄も目立つ。

 昨年11月14日以来の「アベノミクス」相場は、日経平均株価が、4年10カ月ぶりの高値まで6割高して、上昇第1段のロケット・スタートに成功した。このまま、第2段ロケットに点火して、上昇力に加速がつくはずなのが、そのスピードのためにかえって重力がかかってきた印象である。欧州、中国の景気鈍化は、ある程度、想定範囲内ではあるものの、頼りの米国まで、景気回復の鈍化を示す経済指標が、交錯し始めたのが、つまずきの始まりである。

 とくに、米国の5月相場は、忌月に当たるとされているから心配である。米国の相場格言では、「Sell in May and Go away(セル・イン・メイ・アンド・ゴー・アウェイ=5月に売り逃げろ)」と教えているからである。昨年の5月も、この相場格言通りに米国のNYダウは、6月4日の1万2101ドルまで1100ドル安し、つれて日経平均株価も、同日のザラ場安値8238円まで1300円幅の調整をした。ゴールデンウイーク(GW)の谷間、相場格言通りの相場展開が繰り返されるのか、大幅な買い越しを続けてきた外国人投資家が、今度は大幅な売り越しに回るのか、いささか警戒心が先に立ち、大型連休などと浮かれてはいられなくなるのが投資家心理というものである。

 しかしである。ここで敢えて希望的な観測をしたい。米国の相場格言が、逆に出る可能性を指摘したいのである。東京市場が、米国市場離れで独自性を発揮する相場展開である。相場格言の「Sell in May and Go away」では、「Go away」と教えているが、この「away」が、「JAPAN」に変わる新格言を期待するのである。新格言はこうなる。「Sell in May and Go to JAPN」である。米国株を売って、日本株に乗り換えるよう示唆してくれることになる。

 この希望的観測を裏打ちしてくれるのは、外国人投資家とともに投資需要主体として存在感を増してきた個人投資家の動向である。「アベノミクス」相場の初動段階から含み資産関連の思惑株などを積極攻勢、回転が効いているだけに、多少の調整など逆張り好機として買い向かってくる可能性があるからである。これはかなり広く捉えれば、「レパトリエーション(本国回帰)」の一環に当たる。

 「神は細部に宿る」で、この「レパトリ」を予兆するような小さな変化が、GW中に起こっている。大手旅行代理店の調査によると、この大型連休中の旅行需要は、海外旅行が前年比5%減の56万6000人となる一方、国内流行は、1%増の2223万人と2000年以降の最高になると予測されたのである。昨年に過去最高となった海外旅行の「内−外」需要から「内−内」需要への転換で、「日本もそう捨てたものじゃない」と見直す「ディスカバー・ジャパン」への回帰とも受け取れるわけである。この小さな変化が今後、円安のいっそうの進展などで、海外進出した製造業の国内回帰などのパラダイム・シフト(規範の変遷)を呼び起こすようなら、日本国内のデフレ経済脱却、雇用回復に大きな追い風となるはずだ。

 大型連休の谷間で若干、視点を変えて、この旅行需要の「レパトリ」が、広汎なパラダイムシフトへの呼び水となるか、株式投資面で試してみたい隠れ銘柄がある。これまで不遇をかこっていたレジャー関連の小型株三羽烏で、その株価動向から、先行きを占ってみるのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:20 | 編集長の視点

【編集長の視点】CIJは3Q好決算を追撃材料に割安修正で高値に肉薄

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 CIJ<4826>(東1)は、3円高の429円と3営業日ぶりに反発し、4月25日につけた年初来高値440円に肉薄している。連休前の26日大引け後に今6月期第3四半期(3Q)累計決算を発表、大幅続伸して着地し、期初予想の通期業績に対して高利益進捗率を示したことが、今年2月実施の自己株式立会外買付取引に続く追撃材料と評価され内需割安株買いが再燃している。

 3Q業績は、前年同期比4%増収、55%経常増益、58%純益増益と続伸し、6月通期業績対比の利益進捗率は、90〜95%と目安の75%を大きく上回った。顧客企業のソフトウェア関連の設備投資が上向き、システム開発セグメントの案件が、官公庁・情報業・金融業・卸売業向けに順調に推移して、この増収効果に不採算案件の減少も加わったことが好決算要因となった。6月通期業績は、今後の進捗を注視するとしているが、期初予想を据え置き、純利益を7億6000万円(前期比47%増)と大幅続伸を見込んでいる。

 株価は、今年1月の今期第2四半期累計業績の上方修正では限定的な反応にとどまり年初来安値326円まで下げ、今年2月26日に実施した自己株式立会外買付取引(買付価格348円)をバネに同高値まで100円高、高値もみ合いを続けてきた。PER11倍台、PBR1倍ソコソコの割安修正に通期業績の上ぶれ期待も加わり、高値抜けから2007年6月高値536円回復へのさらに100円高が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】TDKは業績続伸も市場予想を下回りADR安も響いて急続落

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 TDK<6762>(東1)は、200円安の3340円と急続落している。連休前の26日大引け後に3月期決算を発表、前期業績は、今年1月の再下方修正値を売り上げ、営業利益で上ぶれ、純利益で下ぶれてし、今期業績の大幅続伸を予想したが、市場コンセンサスを下回っており、4月25日につけた年初来高値3665円水準で利益確定売りが増勢となっている。同社ADR(預託証券)が4月26日の米国市場で反落、29日に小反発したが、それでの29日の終値が、26日の東京市場の終値に対して20円安(円換値)で引けたことも、リスク・オフ材料となっている。

 前期業績は、売り上げが、1月の再下方修正値より165億円、営業利益、継続事業税引前純利益が、各26〜48億円上ぶれたが、純利益が、8億円下ぶれ、11億9500万円(前々期は24億5400万円の赤字)と黒字転換幅を縮めた。スマートフォン、タブレット型端末向けの電子部品需要の続伸とPC向けハードディスクドライブの減産が綱引きするなか、為替レートが、前々期に対して対ドルで5.0%の円安となって対ユーロの1.8%の円高を吸収して売り上げが約324億円、営業利益が約41億円上ぶれ、タイの洪水に伴う受取保険金約67億円を計上したことが要因となった。純利益は、税効果の影響で税金費用が増加して黒字転換幅を縮めた。今期業績は、通期平均為替レートを1ドル=90円、1ユーロ=118円と想定して連続の増収増益を予想したが、純利益130億円(前期比10.8倍)は、市場コンセンサスを約170億円下回る。

 株価は、今年1月の前期業績の再下方修正・再減配を嫌って年初来安値3050円目前の3095円まで300円安し、日銀による「異次元の金融緩和」、一段の円高進行で年初来高値まで倍返しした。再度の下値確認が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】マツダは急反落、ホンダとともに続伸決算発表も市場予想下回り円高も重なる

<マーケットトーク>

編集長の視点 マツダ<7261>(東1)は、18円安の328円と急反落して始まっている。連休前の26日大引け後、3月期決算を発表、前期業績が、今年2月の再上方修正値を再々上方修正して黒字転換幅を拡大して着地し、今期業績も大幅続伸を予想し、市場コンセンサスを下回り、今年4月25日の観測報道値をオーバーするなど分かれたが、為替レートが、1ドル=97円台の円高となっていることも重なり、4月25日に付けた年初来高値354円水準で利益確定売りが先行している。

 連休前の26日大引け後には同業他社のホンダ<7267>(東1)も3月期決算も発表したが、105円安の3905円と4営業日ぶりに急反落している。前3月期業績が、今年1月の再下方修正値を下ぶれ増益転換率をやや縮め、今期は続伸を予想したが、市場コンセンサスを下回ったことを嫌い、26日に年初来高値4060円まで買い進まれていただけに利益確定売りが先行している。連休前の4月26日、連休中の29日の米国市場で同社ADR(預託証券)が反落、小反発したものの、29日に東京市場の終値に対して29円安(円換算値)で引けて返ってきたことも悪材料視されている。

 マツダの前3月期業績は、売り上げが再上方修正値を152億円、利益が89億円〜50億円それぞれ上ぶれ、純利益が、343億400万円(前々期は1077億3300万円の赤字)と黒字転換した。車両販売台数が、欧州の前々期比6.2%減、中国の21.5%減を国内の5.2%増、北米の前々期並みでカバーして出荷台数が増加、車種構成の改善、コスト削減、為替の円安推移なども寄与したことが要因となった。今期業績も、グローバル販売台数を前期比8.1%増の133万5000台、為替レートを1ドル=90円、1ユーロ=120円と想定して大幅続伸を予想、営業利益は、1200億円(前期比2.2倍)と市場コンセンサスを約200億円下回るが、観測報道値を逆に約200億円上回り、純利益は、700億円(同2.0倍)と市場コンセンサスに約80億円未達となる。

 株価は、今年2月の前期業績の再上方修正で334円高値まで買われ、このときに積み上がった信用買い残の重みで高値調整が続いたが、25日の業績観測報道で年初来高値をつけ2月の上値フシを上抜いた。信用買い残は、なお1億1000万株超の5.8倍と高倍率となっており、PER14倍台の割安修正と綱引きしつつ下値を再確認しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:46 | 編集長の視点
2013年04月26日

【編集長の視点】ブロードリーフは最高値に肉薄、EC関連の直近IPO株人気を再燃させ好需給思惑も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ブロードリーフ<3673>(東1)は、9円高の1819円と3日続伸し、前日ザラ場につけた上場来高値1830円に肉薄している。今年に入って相次いで新規株式公開(IPO)されたEC(電子取引)関連の4銘柄が、前日25日IPOのオークファン<3674>(東マ)を含めて大きく人気化しており、つれて同業態の同社にも直近IPO株人気が再燃しており、東証株価指数(TOPIX)への算入開始でTOPIX連動型のファンドの買い需要が発生する好需給思惑も、側面支援材料視されている。

 同社は、今年3月22日に東証第1部に公開価格1080円で直接上場され、1200円で初値をつけ上場来高値1823円まで買い進まれ一呼吸を置いたが、高値近辺でもみ合う値保ちの良さを発揮してきた。自動車のアフターマーケットで、同社の自動車部品商社、整備事業者、リサイクル事業者向けに自動車部品管理の業務用ソフトを提供するBtoBのECプラットフォームが、業界のデファクト・スタンダード(事実上の業界標準)となって約3万社の顧客基盤と膨大なデータベースを構築、顧客の事業創造を支援するITサービス業態が評価された。

 業績も、今12月期業績が、売り上げ178億5100万円(前期比14%増)、経常利益39億5200万円(同94%増)、純利益20億8900万円(同2.5倍)と予想されるなど好調で、今後、BtoBを最終需要者のカーオーナーまで拡大するBtoC化や中国、東南アジアでの海外展開を積極化する予定であり、今年4月30日に予定している今期第1四半期決算の発表時に、この好業績・好実態・好展開が再認識される見込みである。

 株価は、上場来一貫上昇と「小さく産んで大きく育てる」IPOの投資セオリー通りの相場展開となっており、上値トライに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】コマツは業績増益転換で市場予想を上回り連続増配もオンして連日の高値

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コマツ<6301>(東1)は、93円高の2680円と3日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。前日25日大引け後に3月期決算を発表、前期は、今年1月の再下方修正値を下回り減益転換率を悪化させたが、今期は増益転換を予想、市場コンセンサスは上回り、連続増配も予想したことが割安株買いを拡大させている。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して80円高(円換算値)で引けて返ってきたことも、フォローの材料となっている。

 同社の前期業績は、前々期比4%減収、18%税引前純益減益、24%純益減益と落ち込んだ。一般建設機械で、中国の需要が大幅に減少し、インドネシア向けの鉱山機械の販売が減少し、産業機械でも、自動車業界向けの大型プレスやエンジン製造向けの工作機械の販売が増加したが、太陽電池市場向けのシリコンインゴット切断のワイヤーソーが大幅減となり、販売価格や製造原価の改善を継続したがカバーできず下ぶれ着地した。今期業績は、為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=123円、1人民元=15.3円と円安方向で想定、国内、北米の需要続伸や後半には中国需要の底打ち・回復も見込んで増収増益転換、純利益は、1840億円(前期比45%増)と見込んで、市場コンセンサスを70億円強上回る。配当は、前期に48円(前々期実績42円)に増配し、今期はさらに58円に引き上げる。

 株価は、今年1月の前期業績の再下方修正では悪材料織り込み済みとして2500円台までリバウンド、中国経済指標の悪化と米キャタピラー社の株価上昇とが綱引きして同安値2004円まで反落したあと同高値まで買い戻られる値動きの荒い展開が続いた。PER13倍台の割安修正で、東日本大震災直後の2011年5月につけた2926円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドバンテストは急反落、半導体関連株は業績V字回復も利益確定売りが先行

<マーケットトーク>

編集長の視点 アドバンテスト<6857>(東1)は、126円安の1407円と6営業日ぶりに急反落して始まっている。前日25日大引け後に3月期決算を発表、前期営業利益が、今年1月の再下方修正値を下ぶれて連続減益率を悪化させて着地しており、今期業績のV字回復を予想、市場コンセンサスを上回ったものの、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して2円安(円換算値)で引けたことも響いて、前日ザラ場につけた年初来高値1570円水準で利益確定売りが先行している。

 同社と同セグメントの半導体関連株では、イビデン<4062>(東1)も、前日に3月期決算を発表、前期業績が、昨年11月の下方修正値を上ぶれて着地して連続減益率を縮め、今期業績のV字回復を予想したが、市場コンセンサスを下回ったことから、やはり前日ザラ場につけた年初来高値1700円水準で利益確定売りが先行、89円安の1606円と6営業日ぶりに急反落している。

 アドテストの前期業績は、前々期5%減収、90%営業減益と続落し、税引前純利益は、12億9300万円の赤字(前々期は34億4200万円の赤字)、純利益は、38億2100万円の赤字(同21億9500万円の赤字)と水面下の推移が続いた。期初の半導体関連市場は、スマートフォンやタブレット型端末などに搭載される半導体の生産能力増強の設備投資が続いたが、昨夏以降にパソコン需要が落ち込んで市場が減速して半導体製造装置の設備投資が抑制され、昨年年末以降はモバイル機器でも一部生産調整が行われて市場環境が悪化したことが要因となった。今期業績は、半導体試験装置の需要掘り起こしと2011年に買収し、昨年4月に完全統合した旧Verigy社との業務プロセスの一元化、収益体質のいっそうの改善を図ってV字回復、純利益は、98億円と2期ぶりに黒字転換を予想、市場コンセンサスを約30億円上回る。

 株価は、昨年10月の前期業績の2回目の下方修正では917円安値まで売られたが、円高修正とともに1415円まで底上げ、今年1月の再下方修正では1156円安値で踏み止まり年初来高値まで底上げした。投資採算的には割高であり、強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファルテックは半値戻し水準から超割安修正期待を高めて全値戻しを指向

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファルテック<7215>(東2)は、今年3月19日に公開価格3940円で新規株式公開(IPO)され、4150円で初値をつけ、2013年3月期期末配当130円の権利取りで上場来高値5600円まで買い進まれ、配当落ちで3750円まで調整したが、下げ過ぎとしてすかさず調整幅の半値戻し水準までリバウンドしており、IPO投資の「小さく産んで大きく育てる」セオリー通りに高値奪回から一段の上値挑戦が続く展開が有力である。

 同社は、2004年3月にアルティアとの経営統合・事業再構築で東証第2部から上場廃止となった旧橋本フォーミング工業が、経済産業省の産業活力再生法の事業再構築支援も受けて生産性の向上、財務内容の健全化も進めて再上場されたもので、自動車部品事業と自動車用品事業、自動車関連機器事業を合わせて展開する総合自動車部品会社に高変貌している。生産・販売している自動車部品は、ラジエターグリル、ウインドウモール、ドアサッシュなどの樹脂加工・金属加工の自動車外装部品で、自動車の燃費向上に寄与する軽量化を実現し、自動車用品ではエアロパーツ、ルーフレール、フロアカーペット、自動車機器では自動車検査・整備用機器などを多角展開している。

 今年5月にIPO後の初決算として発表予定の前2013年3月期業績は、経常利益が、30億円(前々期比12%減)と中国での新工場向けの先行投資が響き減益転換するが、純利益は、20億円(同52%増)と大幅増益が予想されている。続く今2014年3月期業績も、世界的な自動車増産を背景に続伸の見込みであり、決算発表が待たれる。

 株価は、年初来高値から同安値までの半値戻し水準で実績見込みベースのPERが6倍台と超割安である。最高値奪回でのPERは7倍台の評価にしか過ぎず一通過点としよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:25 | 編集長の視点
2013年04月25日

【編集長の視点】鴻池運は続落も窓埋め終了からTPP関連人気も側面支援し割安修正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 鴻池運輸<9025>(東1)は、28円安の1478円と4日続落している。同社株は、今年3月15日に公開価格1020円で東証第1部に直接上場され、上場来高値1778円まで買い進まれる過程で150円幅の窓を開ける高人気となったが、このところの1500円台出没のもみ合いでこの窓埋めを続けているものだが、窓埋め終了とともに割安株買いが再燃する展開が有力で、安倍内閣によるTPP(環太平洋経済連携協定)交渉への参加決定も、同社のビジネスチャンス拡大につながるとして側面支援しよう。

 同社は、国内外49社の関係会社で構成され、顧客の製造工場内の輸送・組み立て・検査などを行う複合ソリューション事業や、国内物流事業、国際物流事業を展開、海外事業所は27カ所に及ぶ。とくに注力しているのが、物流の高付加価値化で、このひとつの食品の物流では、定温、冷蔵、冷凍など4つの温度帯で保管できる仙台食品流通センターを竣工させている。こうした複合物流業態は、TPPにより活発化が予想される国際貨物輸送の恩恵をフル享受することになり、業績続伸期待につながっている。今年5月中旬に発表予定の同社の前2013年3月期純利益は、34億9000万円(前々期28%増)と予想されているが、続く2014年3月期純利益も、東洋経済会社四季報春号では、38億円と続伸が観測されている。

 株価は、上場来高値から1355円まで調整、3分の1戻し水準までリバウンドしたが、PERは実績見込みベースで10倍台、PBR0.5倍と割安である。最高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:56 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のオークファンは大量の買い物を集め気配値を切り上げ公開価格を上回る

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 オークファン<3674>(東マ)が、きょう25日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は2600円、公開株式数は36万8000株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時50分現在、公開価格を650円、25%上回る3250円買い気配で売り買い差し引き約110万株と公開株式数を3倍強も上回る大量の買い物を集めている。昨年12月20日以来、IPO株の18銘柄が、連続して公開価格を上回る初値をつける高人気が続いており、同社のオークションやショッピングサイトに出品された商品の価格を比較するEC(電子商取引)関連のネット業態の評価に加えて、公開価格が、IT関連株としてPER21倍台と相対的に割安で、資金吸収額も10億円弱と比較的小規模にとどまることなどが買い評価されている。

 同社は、国内外のショッピングサイトやオークションサイトなどの複数の運営者から取得した商品の実売価格を蓄積、整理統合して価格情報が検索できる会員制のECサイト「オークファン」をPC、モバイル、スマートフォン向けに運営している。会員は、無料の一般会員が昨年9月末で24万5439人、有料のプレミアム会員が2万9484人となっており、有料会員からのサービス課金収入と、ネットへの広告収入が収益源となっている。

 今9月期業績は、売り上げ7億1600万円(前期比15%増)、経常利益2億8900万円(同44%増)、純利益1億9300万円(同92%増)、1株利益123.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】キヤノンは急反落、ユーロ関連株は業績上方修正・黒字転換もADR安を嫌い売り先行

<マーケットトーク>

編集長の視点 キヤノン<7751>(東1)は、寄り付きの売り気配から220円安の3620円と売られ7営業日ぶりに急反落している。前日24日大引け後に今12月期第1四半期(1Q)決算の開示と同時に、12月通期業績の上方修正を発表したが、通期業績が市場コンセンサスは下回っているうえに、1Q業績自体も大きく減益転換し、前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して169円安(円換算値)と売られて引けたことも嫌い、前日に顔合わせした年初来高値3840円水準で利益確定売りが先行している。

 同社と同じユーロ関連株では、前日に任天堂<7974>(大1)も、3月期決算を発表、前期業績が、再下方修正して営業赤字幅を悪化させて着地し、今期業績のV字回復を予想し市場コンセンサスを上回ったが、ADRが、やはり大阪市場の終値に対して281円安(円換算値)と売られたことが響いて、730円安の1万1220円と急反落、いずれも米国市場の写真相場となっている。

 キヤノンの12月期業績は、期初予想より売り上げを1700億円、税引前純利益を500億円、純利益を350億円それぞれ引き上げ、純利益は、2900億円(前期比29%増)と増益転換率を拡大する。オフィス複合機が、カラー機を中心に緩やかに回復し、レンズ交換式デジタルカメラも引き続き拡大、半導体露光装置も下期から回復、第2四半期以降の為替レートを期初予想の1ドル=85円から95円へ、1ユーロ=115円から125円へと見直し前期通期よりそれぞれ約15円、約21円の円安と想定したことが上方修正要因となった。ただ純利益は、市場コンセンサスをなお200億円弱下回る・

 株価は、今年1月の今期業績発表で増益転換を予想したが、市場コンセンサスを下回ったことで年初来安値3070円まで売られ、外資系証券の投資判断・目標株価引き上げなどをテコに高値追いとなった。PERは14倍台と割安となり、下値では強弱感の対立が激化しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43 | 編集長の視点