[編集長の視点]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (04/24)【編集長の視点】イビデンは高値更新、アップルの業績が減益転換も関連株は軒並み高
記事一覧 (04/24)【編集長の視点】日電産は業績V字回復にADR高が加わり市場予想下回るが連日の高値
記事一覧 (04/24)【編集長の視点】ウォーターダイレクトは地相場を固めて独自のストック・ビジネスを再評価し大出直り展開へ
記事一覧 (04/23)【編集長の視点】テクノスジャパンは3分の1戻し水準から直近IPO株人気を高め5連騰
記事一覧 (04/23)【編集長の視点】塩野義製薬は7連騰のあともみ合う、業績上方修正・増配も利益確定売りが交錯
記事一覧 (04/23)【編集長の視点】十八銀は高値肉薄、地銀株に一転した業績上方修正が続き金利敏感株人気
記事一覧 (04/23)【編集長の視点】アイビーは決算発表を先取り連続最高純益観測をテコに高値を窺う
記事一覧 (04/22)【編集長の視点】「日本買い」のTOPIX30投資も出遅れ株をターゲットに棲み分けアプローチ=浅妻昭治
記事一覧 (04/22)【編集長の視点】新光電工は急反発、下方修正業績を一転して上方修正しサプライズ
記事一覧 (04/22)【編集長の視点】ジェイテックは業績大幅続伸期待を高めて株式分割後ち高値に肉薄
記事一覧 (04/22)【編集長の視点】トーエネックは安値水準から急反発、通期業績上方修正で電気工事株に下げ過ぎ訂正買いが波及
記事一覧 (04/22)【編集長の視点】アルファは配当利回り3%水準を固め下げ過ぎ訂正に再発進も
記事一覧 (04/18)【編集長の視点】サンフロンティアは急反落も富裕層向けビジネスの好展開で決算発表への期待底流
記事一覧 (04/18)【編集長の視点】中部飼料は高値を窺う、一転して業績を上方修正も飼料株の農業関連人気はマチマチ
記事一覧 (04/18)【編集長の視点】総合メディカルは市場予想を下回るが連続の最高純益更新を評価して高値更新
記事一覧 (04/18)【編集長の視点】コロプラは新作アプリの大ヒットが直近IPO株人気を支援し高値追いに拍車
記事一覧 (04/17)【編集長の視点】きちりは連続最高純益を見直し割安株買いで続伸し急騰再現思惑も底流
記事一覧 (04/17)【編集長の視点】MonotaROは権利付き最終日で株式分割取りが強まり3連騰
記事一覧 (04/17)【編集長の視点】日農薬は高値を大幅更新、業績上方修正・連続最高純益更新が波及して農薬株は軒並み高
記事一覧 (04/17)【編集長の視点】サムシングHDは連続最高業績評価の割安株買いを株式分割が強力サポート
2013年04月24日

【編集長の視点】イビデンは高値更新、アップルの業績が減益転換も関連株は軒並み高

<マーケットトーク>

編集長の視点 イビデン<4062>(東1)は、52円高の1663円と4営業日続伸し、2月7日につけた年初来高値1627円を更新している。前日23日の米国市場で、取引時間終了後にイビデンと業績・株価連動性の強いアップルが、今年1〜3月期決算を発表、10年ぶりに減益転換し、株価も、時間外取引で同時発表の株主還元策と綱引きしもみ合いとなったが、iPhone、iPadの販売台数そのものはプラスとなったことから、イビデンへの業績期待も高め買い増勢となっている。

 アップル関連株は、同社株のほかフォスター電機<6794>(東1)が、12円高の1322円と3日続伸し、村田製作所<6981>(大1)が、110円高の7910円と反発、日東電工<6988>(東1)が、160円高の6640円と3日続伸するなど軒並み高で始まっている。

 アップルの1〜3月期決算は、iPhoneの販売台数が7%増の3743万台、iPadが65%増の1947万7000台となり、売り上げが436億300万ドル(前年同期比11%増)となったが、純利益は、単価の安いモデルが中心となったことで95億4700万ドル(同18%減)と2003年4〜6月期以来の減益となった。1株利益は10.09ドルと市場予想の10ドルをクリアした。4〜6月の売り上げは、335〜335億ドルと保守的に予想、これが時間外取引での強弱感の交錯につながっている。

 イビデンの株価は、今年年初もアップルの伸び悩み業績を嫌って年初来安値1215円まで下ぶれ、今年2月開示の前2013年3月期第3四半期の2ケタ増益転換業績に反応して同高値1627円まで急反発、1500円台での高値もみ合いを続けてきた。イビデン自身が、今年4月25日に発表を予定している3月期決算への期待感が一段と高まりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 編集長の視点

【編集長の視点】日電産は業績V字回復にADR高が加わり市場予想下回るが連日の高値

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本電産<6594>(大1)は、360円高の6380円と4営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。前日23日大引け後に3月期決算を発表、前期業績は、今年1月の再下方修正値を上方修正して着地して期末減配幅を縮小、今期は利益のV字回復を予想し、継続事業税引前純利益が、市場コンセンスを下回ったが、前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して151円高(円換算値)と買われたことでカバーして買い増勢となっている。

 前期業績は、売り上げが再下方修正値を192億円、利益が9〜34億円上ぶれたが、前々期比3%増収、81%継続事業税引前純益減益、80%純益減益と連続減益幅を悪化させた。昨年11月以降に主力事業のPC関連、デジタルカメラ関連、液晶パネル製造装置関連の製品の需要が、急激に減少、為替レートが、対ドルでは1ドル=83.1円と4.02円の円安となったが、対ユーロでは1ユーロ=107.14円と1.84円の円高となって相殺、為替差益や税効果による税金費用の減少などで上ぶれ着地につながった。期末配当は今年1月に50円から35円に減配したが、40円に引き上げ年間85円(前々期実績90円)と減配幅を縮めた。

 今期業績は、為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=125円と一段の円安と想定し、前期計上の構造改革費用約400億円も一巡、日米を中心に緩やかな景気回復が期待できるとして増益転換、継続事業税引前純利益を680億円(前期比5.0倍)、純利益を500億円(同6.2倍)とV字回復を見込んだ。市場コンセンサスに対して継続事業税引前純利益は、約40億円未達となり、純利益は、約5億円上回る。

 株価は、今年1月の前期業績の下方修正と同時発表の自己株式取得が強弱材料の綱引きとなり、4975円安値まで下ぶれたあと、円高修正とともに年初来高値5950円まで1000円高した。高値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】ウォーターダイレクトは地相場を固めて独自のストック・ビジネスを再評価し大出直り展開へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ウォーターダイレクト<ウォーターD、2588>(東マ)は、2000円台の地相場固めが最終段階にあり、5月中旬予定の前2013年3月期決算発表をキッカケに、同社のストック・ビジネスの成長性を再評価する大出直りが期待できる。宅配水業界で唯一、大手百貨店の店頭で実演販売する同社独自のビジネスモデルは、このところの百貨店業界の月次売上高・業績が好調に推移するなかで、より存在感を発揮する展開につながりそうだ。

 同社は、国立公園内の富士山山麓地下200メートルから天然水「クリティア」を徹底的に衛生管理した自社工場で採水し、非加熱処理して梱包、これを販売・宅配・アフターサービスまでを一元管理するホーム・オフィス・デリバリー(HOD)事業を展開している。宅配先に供給するPET樹脂製ボトルは、自社開発して特許を申請中であり、宅配先にセットするウォーターサーバーは、外気を完全に遮断する先端機器を自社技術で開発、特許登録済みである。さらに「クリアティア」自体が、有用ミネラルの含有量が高く、これを徹底して品質管理する高技術力から同社の顧客数は、昨年12月末現在で16万2500人にのぼり、昨年3月末から2万5千人、18%増加している。しかも、顧客の解約数がわずかにとどまり、顧客数の拡大がそのまま同社業績に直結するストック・ビジネス効果を発揮している。このため好業績期待も強く、今2014年3月期純利益は、東洋経済会社四季報春号では、2億6000万円と2期ぶりに過去最高を更新すると観測しており、決算発表待ちとなる。

 株価は、今年3月15日に公開価格1200円で新規株式公開(IPO)され、上場初日は買い気配のまま推移、上場2日目に公開価格を3倍も上回る3600円で初値をつけ3630円まで買い進まれる高人気となり、IPO人気の一巡で1787円まで調整、2000円台で地相場を固めてきた。一段のリバウンドにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | 編集長の視点
2013年04月23日

【編集長の視点】テクノスジャパンは3分の1戻し水準から直近IPO株人気を高め5連騰

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 テクノスジャパン<3666>(JQS)は、125円高の3150円と5営業日続伸している。今年1月の上場来高値3995円から今年3月27日に上場記念配当25円を含む前2013年3月期配当100円の配当権利を落として2480円安値まで調整、下げ過ぎ訂正で3分の1戻し水準までリバウンドしており、初決算発表を前に業績続伸期待を高めて直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させ一段の戻りを試している。

 同社は、昨年12月7日に公開価格1540円でIPOされ、公開価格が8倍台と割安な上に、それ以上に前2013年3月期に75円配当を予定していたことを評価、初値を公開価格より21%高の1878円でつけ、上場来高値まで2.5倍化した。この配当は、今年3月にさらに上場記念配当を上乗せされて100円に増配され、3175円の高値をつけ、配当権利を落とした。

 高配当・上場記念配当増配は、同社の業績が好調に推移していることが背景となっている。これは、企業向けの情報システムの企画・立案、分析・設計、開発、導入、保守を一貫して提供する主力のEPR(統合型ソフトウェア)パッケージで、世界的なスタンダードとなっているドイツのSAPのERPを中心に展開、さらに同社が、独自に開発した設定や追加機能を適用するテンプレートにより導入期間の短縮化や低コスト化を図り、大手製造業や小売業向けに広汎な導入実績を上げていることが要因となっている。

 目下集計中の前3月期純利益は、2億7200万円(同15%増)と予想され、続く2014年3月期業績も続伸、東洋経済会社四季報春号では3億2000万円と連続最高更新が観測されており、初決算発表が待たれることになる。

 株価は、3100円台を回復したが、前期実績見込みベースでもPERは17倍台と割安であり、半値戻しの3237円、上場来高値奪回の全値戻しとリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:37 | 編集長の視点

【編集長の視点】塩野義製薬は7連騰のあともみ合う、業績上方修正・増配も利益確定売りが交錯

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 塩野義製薬<4507>(東1)は、43円高の2364円と変わらずを含めて7営業日続伸して始まった。前日22日大引け後に2013年3月期業績の上方修正と期末配当の増配を発表、純利益が、大幅に過去最高を更新することが、中国で感染が拡大している鳥インフルエンザへの関連思惑に続く追撃材料となってディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となった。ただ続伸後は、前日ザラ場に年初来高値2395円まで買い進まれていただけに、利益確定売りも交錯し12円安と下ぶれもみ合いに変わっている。

 3月期業績は、売り上げについては昨年11月の下方修正値を据え置いたが、経常利益を期初予想より49億円、純利益を347億円それぞれ引き上げ、純利益は、667億円(前期比2.4倍)と大幅続伸し、2010年3月期の過去最高(386億2500万円)を大きく更新する。販管費の削減、期末の円安による外貨建て資産への為替差益の発生が上方修正要因となっており、純利益は、抗エイズ薬、米国事業の「のれん」についてそれぞれ減損損失を計上したが、米国子会社の株式評価損1101億300万円について税務上一部損金算入を行い、繰越欠損金の税効果で税金費用が減少することが大幅上方修正要因となった。期末配当は、期初予想の20円を22円に引き上げ、年間42円(前期実績40円)に増配する。

 株価は、抗エイズ薬がカナダで新薬承認申請されたことで1518円高値をつけ1435円まで調整したあと、2013年3月期第3四半期の好決算に同社のインフルエンザ注射薬「ベラミビル」が中国で感染拡大の鳥インフルエンザに有効との研究発表を受けたことが続いて高値追いとなった。目先売り一巡後は、PER11倍台の割安修正で2008年9月高値2520円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】十八銀は高値肉薄、地銀株に一転した業績上方修正が続き金利敏感株人気

<マーケットトーク>

編集長の視点 十八銀行<8396>(東1)は、12円高の257円と続急伸し、3月11日につけた年初来高値269円に肉薄している。前日22日大引け後に昨年11月に下方修正した前2013年3月期業績の一転した上方修正を発表、金利敏感関連の割安株買いが増勢となっている。

 地方銀行株は、同社株のほかに紀陽ホールディングス<8415>(東1)が、前日22日後場取引時間中に、ほくほくフィナンシャルグループ<8377>(東1)が、前日大引け後に同じく3月期業績の上方修正を発表、とくに紀陽HDが、前日後場に売買高を急増させて一気に年初来高値を更新したことが連想買いを誘っている。紀陽HDは、きょう23日は1円高の171円と続伸して始まったあと3円安ともみ合い、ほくほくは、5円高の230円と続急伸して4月11日につけた年初来高値229円に肉薄している。

 十八銀の3月期業績は、売り上げを昨年11月の上方修正値よりさらに10億円引き上げるとともに、11月に下方修正した経常利益を27億円、同じく純利益を21億円それぞれアップさせ、純利益は、36億円(前期比27%増)と増益転換する。単独業績で有価証券関係の損益が改善し、経費の減少も上乗せとなって上方修正、つれて連結業績も上ぶれた。

 株価は、昨年10月に第2四半期累計業績、11月に3月通期業績をそれぞれ下方修正、196円安値まで下ぶれたが、11月に実施した自己株式立会外買付取引(買付価格207円)などで下値抵抗力を発揮して200円台固めを続けてきた。PERは12倍台と割安となり、PBRも0.3倍と出遅れており、低位値ごろも買い材料に2009年9月以来の300円台復活も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】アイビーは決算発表を先取り連続最高純益観測をテコに高値を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アイビー化粧品<4918>(JQS)は、今年5月10日に3月期決算の発表を予定しているが、前3月期に次ぎ今2014年3月期業績も連続の過去最高純利益更新が観測されていることを先取りして年初来高値奪回から2008年2月以来の300円台を回復する上げ潮相場が予想される。「アベノミクス」の成長戦略で女性の活用を中軸に据えたことも、低位値ごろの割安関連株として評価を高めよう。

 同社の株価は、今年2月開示の前期第3四半期決算が続伸して着地し、さらに期末の年間10円の配当権利取りが加わって年初来高値244円まで買い進まれ、配当落ちとともに200円まで調整、25日移動平均線までリバウンドしてきた。業績が連続した過去最高を更新することを見直し下げ過ぎ訂正に内需割安株買いが続いているものだ。前期業績は、昨年11月に主力のスキンケア化粧品で「アイビーコスモス エンリッチ ローション」を発売しこのヒットなどから、純利益が、期初のレンジ予想通りに2億5000万円〜3億2000万円(前々期比13%増〜44%増)で着地し連続して過去最高を更新したもようである。続く今2014年3月期業績も、「アイビーコスモス エンリッチ ローション」の連続寄与に加えて、「アービーファン10万人づくり」に向け営業所を増設、販売員のビューティーマネージャーを増員した効果などが上乗せして続伸、純利益は、東洋経済会社四季報春号で3億3000万円と観測されている。

 株価は、前期実績見込みベースでPERは14〜18倍台、配当利回りも、10円配当継続で4.5%と割安であり、上値評価を強力にサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:43 | 編集長の視点
2013年04月22日

【編集長の視点】「日本買い」のTOPIX30投資も出遅れ株をターゲットに棲み分けアプローチ=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 「異次元の金融緩和策」は、国際公認となった。お咎めなしである。1ドル=100円目前となった円安進行も、「為替レートを目的としない」とするお墨付きをもらった。マーケットが懸念していたG20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)が、4月19日に採択した共同声明に、日本銀行の金融緩和策に対する異論が採択されなかった以上、「円安誘導」は、大手を振るって続けることが可能となった。3月期決算の発表が、これから本格化する企業業績にとっても、日経平均株価が、1万3000円台で方向感を探っていた株式市場にとっても万万歳の手放しの結果となった。

 しかし、この結果を裏読みすると、何だかどこかで経験したようなデジャブ(既視感)に捉えられる。思い当たるのが、あのドル高是正を打ち出した1985年9月のプラザ合意である。当時は、日本を筆頭に先進5カ国(G5)が、いっせいにドル高是正のドル売りの協調介入に踏み切り、これがその後の日本のバブル経済の遠因となった。急速な円高進行により「ジャパン・マネー」が、世界のマーケットを席捲、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」として世界経済の機関車となった。この「ジャパン・マネー」が、結局は、金融機関の過剰融資による「バブル・マネー」であったことは、「バブル経済」が破綻し、巨額の不良債権の処理に追われることになったときに「一朝の夢」として思い知らされることとなった。

 プラザ合意当時は円安修正、今回は円高修正と真逆となっているが、それでも今回の共同声明のどこにデジャブがあるかといえば、日本経済への期待感が共通なのである。G20の共同声明では、世界景気減速への懸念も盛り込まれ、ユーロ圏の景気が悪化し、中国の経済成長が鈍化するなか、「アベノミクス」効果により復活中の日本が、「シェールガス革命」に沸く米国と並んで世界経済を牽引する役割を暗に求められたとも受け取れるからだ。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」ではなくとも、「ジャパン・アズ・ナンバーツー」程度で世界経済が、袋小路に迷い込むことのないよう下支えする展開を想定したものだろう。

 となると、「円安誘導」も条件闘争となる。為替レートが、1ドル=105円までなら問題がないのか、110円でも異論が出ないのか、さらに115円までオーバーシュートした場合でも許されるのか瀬踏みするということである。昨年11月の野田佳彦前首相の解散・総選挙表明以来、日経平均株価は、為替レートが、対ドルで5円円安となると1000円幅の上昇を繰り返す為替連動性を強めてきた。この計算式通りなら為替レートがこの先、105円まで円安となれば、日経平均株価は1万3800円、110円なら1万4300円との目標株価が弾き出されることになる。今年4月第2週(8〜12日)に日本株を週間で過去最大の1兆5865億円も買い越した外国人投資家が、かさにかかって「日本買い」に拍車を掛けることは想像に難くない。

 「日本買い」なら相場感いらずである。主力株買いとなるわけで、TOPIX Core30の構成銘柄が中心となるのはまず間違いない。もちろん外国人投資家は、先物取引を絡めてロットで勝負してくる。元手に制約のある個人投資家が太刀打ちできるわけがない。個人投資家は、外国人投資家との棲み分け投資が賢明で、含み資産関連の材料株などを候補株として選好するのが無難である。ただTOPIX Core30投資でも、外国人投資家との棲み分け投資は可能となりそうで、それが、構成銘柄30銘柄のうち出遅れ株の下値をコツコツ拾う個別株投資である。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:38 | 編集長の視点

【編集長の視点】新光電工は急反発、下方修正業績を一転して上方修正しサプライズ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 新光電気工業<6967>(東1)は、74円高の911円と4営業日ぶりに急反発している。今年4月26日予定の決算発表に先立って、前週末19日大引け後に今年1月31日に下方修正した前2013年3月期業績を一転して上方修正、黒字転換幅を拡大することがサプライズとなって割り負けハイテク株買いが再燃している。

 前期業績は、今年1月の下方修正値より売り上げを32億円、経常利益を23億円、純利益を14億円それぞれ引き上げ、純利益は、28億円(前々期は22億4200万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。半導体市場は、パソコンなどの需要が弱含むなど厳しい市場環境で推移しているが、第4四半期に入って主力のフリップチップタイプパッケージを中心に売り上げが回復傾向を示し、為替相場も想定より円安で推移、合理化・効率化、経費節減などを強力に推進したことなどが上方修正につながった。

 株価は、昨年10月の前期第2四半期累計業績の下方修正で446円安値、1月の通期業績下方修正で年初来安値636円までそれぞれ売られ、円高修正と米国インテル社の今年1〜3月期決算への連動性思惑で年初来高値963円まで底上げしたが、インテルの不調決算や外資系証券の投資判断・目標株価引き下げなどが響いて急落した。前期業績上方修正でもPERは43倍台と割高だが、PBRは0.9倍と割り負けており、売り方の買い戻しも交えて高値奪回をサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジェイテックは業績大幅続伸期待を高めて株式分割後ち高値に肉薄

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジェイテック<2479>(JQG)は、8円高の234円と急反発し、前週末19日ザラ場につけた株式分割権利落ち後高値235円にあと1円と肉薄している。今年1月に上方修正した前2013年3月期業績に続いて、今2014年3月期業績の大幅続伸を期待して値ごろ株買いが増勢となっているもので、業績続伸に伴う連続増配観測もフォローの材料視されている。

 同社の前2013年3月期業績は、昨年10月1日にLIXILグループ<5938>(東1)から建築関係の労働者派遣事業などを展開するエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)の株式を取得し連結子会社化しており、同子会社の業績が上乗せとなったことなどを要因に上方修正され、純利益は、期初予想の4100万円を4400万円(前期比29%増)にアップし増益転換率を拡大した。今2014年3月期業績は、このM&Aがフルに年間寄与してくることから続伸が有力であり、東洋経済会社四季報春号では、年間売り上げ約4億円が上乗せとなり、純利益は、1億2000万円と観測されている。さらに配当について、前期に業績上ぶれとともに年間配当を期初予想の100円から200円(株式分割権利落ち前)に増配したが、同四季報では連続増配濃厚としている。

 株価は、3月31日を基準日に実施した株式分割(1対200)を歓迎して3日間のストップ高を交えて4万8550円まで8割高し、一呼吸置いたあと期末配当の増配発表が追撃材料となって再度、ストップ高で権利付き高値4万9400円まで買い進まれて権利をスンナリ落とした。権利落ち後は、落ち安値171円から約4割高しており、業績続伸期待で一段の上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】トーエネックは安値水準から急反発、通期業績上方修正で電気工事株に下げ過ぎ訂正買いが波及

<マーケットトーク>

編集長の視点 トーエネック<1946>(東1)は、14円高の467円と3営業日ぶりに急反発し、4月2日につけた年初来安値435円に並ぶ安値水準から底上げしている。前週末19日大引け後に今年4月26日の決算発表に先立って前2013年3月期業績を上方修正、経常利益が、連続減益予想から増益転換することを評価して、売り方の買い戻しを交えて下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

 電気工事株では、同じく四電工<1939>(東1)も、昨年8月に下方修正した前2013年3月期の一転した上方修正を発表して、きょう22日に8円高の330円と3営業日ぶりに反発しており、このため電気工事株全般に下げ過ぎ訂正買いが波及している。ユアテック<1934>(東1)が、5円高の301円と変わらずを挟んで3営業日ぶりに反発し、関電工<1942>(東1)が、6円高の422円と4営業日ぶりに反発、きんでん<1944>(大1)が、25円高の670円と3営業日ぶりに急反発して4月11日につけた年初来高値685円に肉薄している。

 トーエネックの業績上方修正は、昨年10月の前期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正に続くもので、売り上げが、太陽光発電関連工事などの増加で上ぶれ、この増収効果で売上総利益が増加し、販管費の削減が相乗したことなどが要因となった。売り上げを期初予想より41億4100万円、経常利益を12億2000万円、純利益を7億4000万円それぞれ引き上げ、経常利益は、42億2000万円(前々期比29%増)と増益転換し、純利益は、23億4000万円(同4.5倍)と増益転換率を伸ばす。

 株価は、400円台央の中段固めから今年1月に年初来高値486円まで上ぶれたが、前期第3四半期のV字回復業績にもかかわらず3月通期業績を据え置いたことで再度の下値固めが続いた。PER18倍台、PBR0.5倍の下げ過ぎ訂正に再トライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】アルファは配当利回り3%水準を固め下げ過ぎ訂正に再発進も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アルファ<4760>(JQS)は、今8月期の年間配当5円の安定継続を評価して利回り3%水準を固める下値もみ合いを続けており、PER10倍台、PBR0.5倍の下げ過ぎ訂正に再発進する展開も想定される。今年4月9日に発表した今8月期第2四半期(2Q)業績は、3月29日の下方修正通りに減益転換したが、8月通期業績は、期初予想を据え置き連続増益を予想していることなどが手掛かりとなるためで、「アベノミクス」の資産効果に伴う消費者マインドの好転は、同社の販促キャンペーンの追い風となるとの期待も底流している。

 同社の今8月期業績は、売り上げ73億円(前期比2%増)、経常利益2億2000万円(同8%増)、純利益1億2000万円(同51%増)と予想され、前期のV字回復に続く増益となる。2Qでは、前期の大口受注となった飲料・家電メーカー向けのスポット受注は減少しているが、自社企画製品では、eコマース(オンラインショップ)を中心としたユーザーからの受注増や企画物POPの販売を強化、別注製品・商品でも広告代理店からの大口受注、既存ユーザーの深耕を図り、製品製作に関する企画料・デザイン料などの役務売り上げも順調に推移していることなどが要因となる。

 株価は、今期2Q累計業績の下方修正でやや下ぶれたが、通期業績の連続増益・5円配当予想は不変として、配当利回り3.4%の145円で下値抵抗力を発揮、底上げを窺っている。低PER・PBR修正で年初来高値185円へのキャッチアップも想定されるところで、同高値奪回での配当利回り2.7%となお市場平均を上回る。(本紙編集長・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:55 | 編集長の視点
2013年04月18日

【編集長の視点】サンフロンティアは急反落も富裕層向けビジネスの好展開で決算発表への期待底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サンフロンティア不動産<8934>(東1)は、5000円安の13万2800円と3日ぶりに急反落している。4月9日につけた年初来高値15万2900円を射程圏に捉える水準で、内外相場の反落とともに利益確定売りが先行している。ただ同社は、今年5月10日に3月期決算の発表を予定しており、不動産市況の底上げを背景にした同社の富裕層ビジネスの好展開や、積極的な資金調達によるリプライニング事業の強化などから、業績続伸期待が底流しており、下値では逆張りに一考余地がありそうだ。

 同社は、東京の都心5区に集中して、ビルオーナーや資産家、富裕層向けにビル管理を受託する不動産サービスを提供する安定収益ビジネスと、低稼働物件を取得してイノベーション、高付加価値化して売却するリプライニング事業の高収益ビジネスを経営の2本柱としている。不動産サービス事業では、今年3月末の受託棟数が183棟、受託ビルテナント入居率が94.85%と好調に推移し、リプライニング事業でも、利益率の高いビルを5棟売却したことなどから、昨年11月に2012年3月期業績を上方修正、純利益を期初予想の9億5000万円から17億円(前期比83%増)へ引き上げ、連続の大幅増益となる。この通期上方修正業績に対して、今年2月開示の第3四半期業績は、大幅続伸して高利益進捗率で着地しており、上ぶれ着地期待につながっている。

 リプライニング事業で注目されるのは、今年3月18日払い込みで実施した新株式発行(発行価格10万7628円)・株式売出しで、約42億円の調達資金は、同事業の物件仕入れに充当され、これまで早期再生・販売のために主に5億円程度の物件を中心に仕入れていたのを10億円〜20億円程度の中型物件や共同投資形式の中長期案件にまで積極化することを目的にしており、業績寄与度も高まってくる。

 すでにスタートした今2014年3月期業績の動向は、東洋経済会社四季報春号では、前期計上の賃貸ビル売却益2億9700万円の一巡で純利益を15億円と減益転換を観測しているが、リプライニング事業の積極展開から続伸の可能性もあり、5月10日の決算発表に期待が高まる。

 株価は、3月の新株式発行では市場で「良いファイナンス、悪いファイナンス」と選別されるなかで「良いファイナンス」として評価されて上値を追い年初来高値まで3割高した。高値奪回から上値をさらに伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:20 | 編集長の視点

【編集長の視点】中部飼料は高値を窺う、一転して業績を上方修正も飼料株の農業関連人気はマチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 中部飼料<2053>(東1)は、18円高の585円と5営業日ぶりに急反発して始まり、4月8日につけた年初来高値609円を窺っている。前日17日大引け後に昨年10月に下方修正した2013年3月期業績の一転した上方修正を発表、減益転換率を縮小することを評価して農業関連の割安株買いが再燃している。

 農業関連株は、前日にやはり2013年3月期業績を上方修正した日本農薬<4997>(東1)がストップ高したことを引き金に、農薬株が軒並み急伸したが、この連想はきょう18日には飼料株には不発でとなっている。協同飼料<2052>(東1)は、2円安の113円、日本配合飼料<2056>(東1)は、1円安の124円、日和産業<2055>(大2)は、1円安の183円とそれぞれ反落して始まり、中部飼料の個別株評価にとどまっている。

 中部飼料の業績上方修正は、主力の飼料事業では畜産飼料の販売量が計画を下回ったが、原料調達国を多様化し、原料の有効利用のコストダウン、生産性向上、経費削減などを進めたことが要因となった。業績数値的には、昨年10月の修正値より売り上げを20億円引き下げたが、経常利益を2億5000万円、純利益を2億円それぞれ引き上げ、純利益は、12億5000万円(前期比6%減)と減益転換率を縮める。

 株価は、昨年10月の業績下方修正では486円安値まで下ぶれたが、今年に入り安倍晋三首相のTTP(環太平洋経済連携協定)交渉参加表明に先立って農業の成長産業化が打ち出されたことをテコに500円台を回復、さらに第3四半期業績が大幅続伸・高利益進捗率で着地したことで、3月1日に実施した立会外分売(分売価格525円)を押し返して年初来高値まで上値を伸ばした。PERは12倍台、PBRは0.4倍と割安であり、高値抜けから2011年3月高値666円が当面の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】総合メディカルは市場予想を下回るが連続の最高純益更新を評価して高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 総合メディカル<4775>(東1)は、240円高の3905円と急続伸し、4月12日につけた年初来高値3685円を大きく更新している。前日17日大引け後に3月期決算を発表、前期業績は今年1月の下方修正通りに増減益マチマチで着地し、今期純利益を連続の過去最高更新と予想、市場コンセンサスをやや下回ったが、昨年5月に発行した新株予約権を取得・消却したことでカバーして内需割安株買いが増勢となっている。

 前期業績は、前々期比8%増収、11%経常減益、1%純益増益となり、純利益は、前々期の過去最高をわずかに上回った。レンタル部門では、前々期にあった地上波デジタル移行に伴う特需の反動減があり、調剤薬局部門でも、薬価基準改定の影響を受け、調剤薬局を53店舗新規出店したことや、医師の開業支援が55件増の215件となったことと相殺して増減マチマチの業績推移となった。今期業績は、今期末までに調剤薬局数を500店舗に拡大する中期経営計画に沿って新規出店数をさらに拡大し、医師の人材紹介・開業支援をさらに強化することから増収増益を予想している。純利益は、28億5300万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を見込んでいるが、市場コンセンサスに約1億円未達となる。
 株価は、今年1月の前期業績の下方修正で市場コンセンサスを下回り窓を開けて2923円安値まで下ぶれたが、下げ過ぎとして窓を埋めてリバウンド、年初来高値まで800円高し高値固めを続けてきた。2007年7月高値3750円を上抜いたここからは、PER9倍台の割安修正で2001年4月の最高値4450円も視界に捉えてくる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】コロプラは新作アプリの大ヒットが直近IPO株人気を支援し高値追いに拍車

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コロプラ<3668>(東マ)は、3日間のストップ高を演じて1万1000円台に乗せるなど急騰しており、上場来高値追いに拍車を掛けている。今年4月9日にApp Storeでリリースを開始した新作アプリ「SHADOWHAZE(シャドウヘイズ)」が、App Storeゲーム無料ランキングで一時トップとなる大ヒットとなったことが、直近IPO(新規株式公開)株人気の再燃を強力に支援しているもので、大幅増収増益が続く今9月期業績の上ぶれ期待も高めている。

 「SHADOWHAZE(シャドウヘイズ)」は、いままでにない新機能・新要素を取り入れたカードバトル型ダークファンタジーRPGで、手に入れた絵画を強化&進化させる合成機能や、手放しでプレイが可能なオート探索機能などを搭載したことが評価され、ランキングのトップに躍り出た。昨年4月にリリースした「プロ野球PRIDE」が、毎月過去最高を記録するなど好調に推移しており、これに続くヒット作として業績寄与に期待が強まっている。

 同社の今9月期業績は、昨年12月のIPO時に売り上げ99億9200万円(前期比97%増)、経常利益22億9100万円(同52%増)、純利益12億6000万円(同61%増)と予想された。この予想に対して今年2月に開示された今期第1四半期業績は、前年同期比4.4倍増収、6.2倍経常増益、6.5倍純益増益と大きく伸びて、通期業績対比の進捗率も、それぞれ27%、38%、39%と目安の25%をオーバーして着地しており、これに新作アプリのヒットが加わるもので、業績の上ぶれ期待を高めている。

 株価は、公開価格3000円でIPOされ5650円で初値をつけ6050円まで買い進まれ、5000円台固めで一呼吸を置いたあと、新作アプリのリリース・ヒットとともに公開価格比3.6倍と大化けする急伸を演じている。一段と最高値追いが加速しそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:48 | 編集長の視点
2013年04月17日

【編集長の視点】きちりは連続最高純益を見直し割安株買いで続伸し急騰再現思惑も底流

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 きちり<3082>(JQG・東2)は、2円高の2085円と小幅続伸し、3月25日につけた年初来高値2150円を視野に捉えている。今6月期純利益の連続過去最高と年間配当45円を見直し、内需関連の割安株買いが増幅しており、積極的な業務提携で新業態店を新規出店していることも、同社株の急騰再現思惑を強めている。

 同社の今期業績は、売り上げ65億円(前期比12%増)、経常利益6億円(同19%増)、純利益3億円(同16%増)と予想され、今年2月に開示された第2四半期(2Q)累計業績は、この期初の2Q累計予想値を上ぶれて続伸して着地するなど好調に推移している。関東、関西とも既存店が堅調に推移し、新業態店の「いしがまハンバーグ」の認知度が向上、昨年9月オープンの「KICHIRI渋谷宮益坂下店」では鹿、雉、猪のジビエ料理やプレミアムワインを提供したことなどが要因となった。同社は、この2Q累計業績とともに、精米機の世界トップメーカーのサタケ(広島県東広島市)との業務提携を発表、さらに4月1日にはイタリアのバックブランド「オロビアンコ」との業務提携、関連の新業態店の新規出店を発表、連続の過去最高純利益更新に拍車を掛ける。今期配当も、昨年11月に第2四半期の創業15周年の記念配当15円と、期末の普通配当30円の上乗せとを発表、年間45円として実施する。

 株価は、この高配当を好感してストップ高を交えて株式分割落ち後の高値2558円まで急伸しほぼ往って来いの調整をし、今年3月22日付けの東証第2部上場をテコに2000円台までリバウンドした。同社の株価は、社内食堂の料理レシピ本が、メタボ関連でベストセラーとなった体重計メーカー・タニタと提携して「丸の内タニタ食堂」を新規出店しストップ高を繰り返すなど急騰習性には定評がある。PER11倍台の割安修正で高値奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】MonotaROは権利付き最終日で株式分割取りが強まり3連騰

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 MonotaRO<3064>(東1)は、105円高の4755円と変わらずを挟んで3日続伸し、3月15日につけた年初来高値5050円を視界に捉えている。同社株は、きよう17日を株式分割の権利付き最終日としており、権利取りの買い物が集まっており、今12月期業績が、連続して過去最高純利益を更新することも、分割落ち後の株価続伸を期待させている。

 株式分割は、投資しやすい環境を整えるため投資額を引き下げ、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としており、4月22日を基準日に1株を2株に分割する。2011年8月に実施した株式分割に続く。

 一方、同社の今期業績は、売り上げ353億3300万円(前期比22%増)、経常利益40億4600万円(同32%増)、純利益11億8400万円(同42%増)と続伸が予想され、純利益は、前期の過去最高を大幅に更新する。BtoBの工場用間接資材のネット通販会社として、取扱商品をさらに拡大し、精度の高いデータベースマイニングで顧客の購買頻度の改善、海外ビジネスの展開を図り、価格競争が激化する環境下、利益率の高いプライベートブランド商品を追加投入していることなどが要因となる。配当も、好業績継続で24円(前期実績18円)に連続増配をする。

 株価は、連続最高純益更新・連続増配に月次売上高の連続プラスが加わって年初来高値まで買い進まれ、その後発表された株式分割では権利取りの買い物と利益確定売りが交錯し高値もみ合いが続いた。前回2011年の株式分割では権利落ち分を1年弱で埋め、さらに2.8倍と上値を伸ばしており、再現連想を強めてなおきょう一日、権利取りの買い物が続きそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】日農薬は高値を大幅更新、業績上方修正・連続最高純益更新が波及して農薬株は軒並み高

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本農薬<4997>(東1)は、寄り付きの買い気配から94円高の787円まで買い進まれて急反発し、4月15日につけた年初来高値709円を大きく更新している。前日16日大引け後に今年5月15日の今9月期第2四半期(2Q)累計決算の発表に先立って、その2Q累計・9月通期業績を上方修正、通期利益が、期初の減益転換予想から増益転換、連続の過去最高純利益更新となることを手掛かりに割安株買いが再燃している。

 日農薬の業績増額・株価急反発に伴い、決算期は異なるが、農薬株全般に業績上ぶれ思惑が波及、イハラケミカル工業<4989>(東1)が、29円高の605円と3日ぶりに急反発して3月15日につけた年初来高値623円に迫り、北興化学工業<4992>(東1)が、8円高の305円と急反発して3月17日につけた年初来高値317円を窺い、クミアイ化学工業<4996>(東1)が、40円高の610円と急反発して3月15日につけた年初来高値639円を射程圏に捉えるなど、軒並み高となっている。

 日農薬の業績修正のうち9月通期業績は、期初予想より売り上げを25億円、経常利益を17億円、純利益を11億円それぞれ引き上げ、純利益は、35億円(前期比53%増)と続伸し、前期の過去最高を更新する。国内農薬販売が堅調に推移し、海外農薬販売も、欧米販売やフェニックスの原体販売が増加、為替が円安で推移し、ノウハウ技術料収入が伸長したことなどが要因となった。

 株価は、前期業績の上方修正にはやや反応薄で300円台で推移、今期業績の減益転換予想では、安倍晋三首相のTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加表明に伴う農業の成長産業化政策関連で農薬需要が伸びるとして年初来高値までほぼ倍化した。PERは14倍台と割安となり、2009年9月高値774円抜けから同8月高値925円が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】サムシングHDは連続最高業績評価の割安株買いを株式分割が強力サポート

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サムシングホールディングス<1408>(JQG)は、25日移動平均線水準での中段固めが続いているが、今12月期経常利益の連続過去最高更新予想を見直し震災復興関連株買いが再燃する展開が有力であり、今年6月30日割り当てで実施する株式分割も強力サポートしよう。

 同社の今期業績は、売り上げ106億7700万円(前期比19%増)、経常利益3億6000万円(同6%増)、純利益1億7700万円(同8%減)と予想されている。地盤改良工事では東日本大震災の被災地での本格的な復興需要が続き、金融緩和策の強化や来年4月の消費税引き上げ前の駆け込み需要などによる新設住宅着工件数の増加がフォロー、保証事業では、同社子会社が提供している10年間にわたり地盤保証をする業界初の保証事業「THE LAND(ザ・ランド)」の販売数量が続伸、地盤システム事業では、地盤調査会社向けに提供している地盤データシステム「G−Webシステム」の売上増加などが寄与するもので、純利益は、税負担の平準化で減益転換する。

 一方、株式分割は、全国証券取引所の上場規定が改正され、来年4月から単元株式数を100株とすることが義務付けられたことに対応し、同社も単元株制度を採用、単元株式数を100株へ変更するために実施するもので、1株を100株に分割する。昨年12月31日を基準日に実施した株式分割(1対2)に続く株式分割となる。

 株価は、昨年12月の株式分割の権利落ち後高値13万3900円からいったん同安値9万3300円まで調整し、再度の株式分割を見直し11万9400円まで反発、10万円台固めが続いた。株式分割権利取りの再燃で分割落ち後高値13万3900円へキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:09 | 編集長の視点