[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (05/20)【編集長の視点】ビューティガレージは初配当の権利落ち安値から決算発表を先取り直近IPO人気再燃へ
記事一覧 (05/16)【編集長の視点】モブキャストは続急落も下値は株式分割の権利取りに一考余地
記事一覧 (05/16)【編集長の視点】大和コンピューターは権利落ち後高値を意識、業績上方修正を見直して割安修正
記事一覧 (05/16)【編集長の視点】三菱UFJは急反落、3メガバンクは純益減益予想を嫌い利益確定売りが先行
記事一覧 (05/16)【編集長の視点】ヒト・コミュにケは連続最高純益を再評価の割安修正買い再燃、権利落ち後高値更新も通過点
記事一覧 (05/15)【編集長の視点】ワイヤレスゲートは反落も連続最高純益・配当開始を見直しIT関連株人気再燃余地
記事一覧 (05/15)【編集長の視点】太陽誘電は高値を大幅更新、純益6.5倍増益で市場予想を上回り売り方買い戻し
記事一覧 (05/15)【編集長の視点】沢井薬は急続落、後発医薬品4社は業績動向で明暗分かれ2勝2敗
記事一覧 (05/15)【編集長の視点】メディシノバは新株発行・2Q業績減額をポジティブに再評価しバイオ株人気再燃余地
記事一覧 (05/13)【編集長の視点】アートスパークホールディングスは上場来高値に肉薄、1Qの高利益進捗率業績をテコに割安株買いが増勢
記事一覧 (05/13)【編集長の視点】日産自動車は増益転換業績・連続増配に一段の円安が加わり連日の高値
記事一覧 (05/13)【編集長の視点】コミュニティは最高値更新、東急系は鉄道だけでなく不動産グループも再開発
記事一覧 (05/13)【編集長の視点】5月末権利付き最終の直近株式分割銘柄に「第2のガンホー」を狙って夜放れ展開を期待=浅妻昭治
記事一覧 (05/13)【編集長の視点】キーコーヒーは自己株式売出しを織り込み下げ過ぎ訂正で全値戻し指向
記事一覧 (05/10)【編集長の視点】東洋ドライは決算発表を前に2Q上ぶれ業績を評価し超割安修正で最高値肉薄
記事一覧 (05/10)【編集長の視点】西尾レントは7連騰のあともみ合いも大証1部単独銘柄は好業績評価に市場統合思惑がオン
記事一覧 (05/10)【編集長の視点】ソニーは今期業績が減益転換予想も市場コンセンサスを上回り高値更新
記事一覧 (05/10)【編集長の視点】日邦産業は決算発表を先取りし割安修正が続き高値追い
記事一覧 (05/09)【編集長の視点】モブキャストはストップ高寸前、株式分割発表の9銘柄は8勝1敗
記事一覧 (05/09)【編集長の視点】進和は高値肉薄、通期業績の上ぶれ期待を高め増配も再評価し割安修正
2013年05月20日

【編集長の視点】ビューティガレージは初配当の権利落ち安値から決算発表を先取り直近IPO人気再燃へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビューティガレージ<3180>(東マ)は、今年4月25日に初配当の権利を落とした3325円安値から5月7日に4890円の戻り高値まで1500円高、その後の調整安値から500円幅の底上げをしているが、6月上旬に予定している4月期決算発表を先取りして直近IPO(新規株式公開)株人気が再燃する展開が想定される。5月1日に発表した美容業界初の完全成果報酬型求人サイト「SALON CAREER(サロン キャリア)」などのネットサービスの拡大などで業績続伸観測が強いためで、プロ向けのEC(電子商取引)関連株としての存在感を一段と強めよう。

 「サロン キャリア」は、求人情報の掲載料を無料とするとともに、掲載期間も無制限として、採用が決定したときにのみ手数料が発生し、採用者にも最大2万円の「お祝い金」を支給する。求人・不動産情報で同様のビジネスモデルを展開するリブセンス<6054>(東1)が、業績上方修正と株式分割、さらに東証第1部指定替えで大きく人気化しており、この連想でBガレージの戻り高値更新をサポートした。

 Bガレージは、理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどのプロ向けの「B(ビジネス)toB(ビジネス)」のネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online SHOP」を主力事業としており、登録会員事業数は16万超と高シェアを誇り、化粧品や理美容機器など取扱商品も30万点を超え、ほかに店舗設計事業やビューティサロンの開業支援サービス、独立・開業支援塾などに事業を多様化し、また全国主要都市に展開するショールームでのリアルの販売事業でも実績を上げている。この複合展開は、新たな商材としてバーバー(床屋)機器への進出や今回の完全成果報酬型求人サイトの開始などと活発化しており、同社の業績続伸期待につながっている。

 目下集計中の前2013年4月期業績は、今年2月のIPO時に純利益を純利益1億7100万円(同15%増)と予想したが、続く2014年3月期業績も続伸、純利益は、東洋経済会社四季報春号では、2億円と連続の過去最高更新と観測されている。前期配当も、今年3月に20円として初配当を実施しており、今期配当への期待も継続する。

 株価は、公開価格2300円に対して上場来高値5200円まで高人気化、いったん3000円まで調整したあと、初配当など好材料発表で3分の2戻し水準までリバウンドした。全値戻しに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:13 | 編集長の視点
2013年05月16日

【編集長の視点】モブキャストは続急落も下値は株式分割の権利取りに一考余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 モブキャスト<3664>(東マ)は、185円安の3130円と3日続落している。前日15日にソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のグリー<3632>(東1)が、今6月期業績を再下方修正し、減益転換率を悪化させたことで年初来安値まで売られる急落を演じ、同社株もツレ安してストップ安、きょうも売り先行となっているが、モブキャストは、今12月期純利益の連続過去最高更新を予想していることからも下げ過ぎは顕著であり、下値は、今年5月31日割り当てで実施する株式分割の権利取りも一考余地がある。

 同社の今12月期業績は、単独決算ベースで売り上げ70億円(前期比41%増)、経常利益17億円(同52%増)、純利益10億円(同54%増)と大幅続伸・過去最高更新が予想された。

 今年5月には、今年2月に株式交換でモブキャストイーシーを完全子会社化したことで、連結決算を開始し同予想も明らかにしたが、売り上げが80億円に上ぶれたほかは、利益には変更はない。自社運営のモバイルスポーツメディア「mobcast」の機能強化とモバイルソーシャルゲームの開発、運営に取り組み、今年3月にプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」の配信を開始するなど、効率的に会員数の拡大と収益基盤の強化を図り、会員数が300万人を突破、モブキャストイーシーの子会社を通じて韓国でサッカーゲーム「モバサカ」の配信を開始したことなどが寄与する。

 株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としており、1株を2株に分割する。

 株価は、ゲーム株人気の波及で大型連休明け後の7日にストップ高し上場来高値4800円まで買い上げられたが、株式分割発表ととともに利益確定売りも交錯してスピード調整場面となり、グリーの急落にツレ安した。5月28日の権利付き最終日を前に、下値は株式分割権利取りの好機となり、下げ過ぎ訂正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】大和コンピューターは権利落ち後高値を意識、業績上方修正を見直して割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 大和コンピューター<3816>(JQS)は、10円高の1750円と反発して始まり、今年4月25日につけた株式分割後高値1874円への意識を強めている。今年2月21日に発表した今7月期業績の上方修正・増益転換業績を見直し、割安株買いが下値に続いており、上方修正時に2日連続のストップ高、今年4月の株式分割では3日連続でストップ高を演じた値動きの良さの再現思惑をも底流している。

 同社の今7月期業績は、第2四半期累計・通期業績とも上方修正され、通期業績は、期初予想より売り上げを5000万円、経常利益を7500万円、純利益を4300万円それぞれ引き上げ、純利益は、1億3600万円(前期比36%増)と期初の減益予想が増益転換して連続増益率を伸ばす。

 情報サービス産業では、企業のIT投資の慎重姿勢が続いているが、ビジネスの多様化に向けた戦略的な投資は堅調であり、ソフトウェア開発関連のシステム案件の受注が好調で、CMMI導入コンサルティングも順調に推移しており、採算性を重視するとともに、品質を向上させたことなどが、上方修正要因となった。

 株価は、2月の業績上方修正で2日間の連続ストップ高を交えて2190円まで9割高して、この調整安値から4月末割り当ての株式分割(1対1.5)を歓迎して今度は3日連続のストップ高を交えて上場来高値3845円まで2.2倍化してスンナリ権利を落とした。権利落ち後安値1650円から100円幅の底上げとなっているが、PERは17倍台、PBRは1倍ソコソコと割安である。分割落ち後高値更新も通過点に権利埋めの展開が想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】三菱UFJは急反落、3メガバンクは純益減益予想を嫌い利益確定売りが先行

<マーケットトーク>

編集長の視点 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は、28円安の704円と急反落して始まっている。前日15日大引け後に3月期決算を発表、前期純利益が、期初予想や今年4月の観測報道値を上ぶれ、今期純利益の連続減益を予想し、市場コンセンサスを上回り、配当も前日15日の観測報道通りに前期・今期と連続増配を予想したが、前日ザラバ場に年初来高値750円まで買われていただけに、目先材料出尽くしとして利益確定売りが先行している。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して12円高(円換算値)で引けて返ってきたことにも反応薄となっている。

 前日大引け後は、同社を含めて3メガバンクが、相次いで3月期決算を発表、いずれも今期純利益の減益転換を予想しており、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は、165円安の4750円、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は、8円安の218円といずれも急反落、利益確定売りに押されている。

 三菱UFJの前期業績は、前々期比3%減収、8%経常減益、13%純益減益と減収減益転換したが、純利益は、8526億2300万円(前々期比13%減)と4月の観測報道値を500億円強上回った。国内預貸金収益や市場運用利息、コンシューマー・ファイナンス子会社の資金利益は減少したが、海外貸出収益、役務取引等利益、セール&トレーディング収益、国債等債券関係損益が増加し、与信関係費用総額が前々期比778億円、株式等感損益が350億円各改善したことなどが上ぶれ着地要因となった。今期業績は、経済情勢、相場環境に起因する不確実性が存在するとして純利益予想のみ開示、7600億円(前期比10%減)と連続減益を予想したが、市場コンセンサスを約100億円上回る。配当は、前期に13円(前々期実績12円)に増配したが、今期はさらに14円に引き上げる。

 株価は、今年4月の前期業績の観測報道で600円台に乗せ、600円台央のもみ合いから前期配当の増配観測報道で700円台を回復し年初来高値を更新した。PERは13倍台、PBR0.8倍と割安を示唆しており、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】ヒト・コミュにケは連続最高純益を再評価の割安修正買い再燃、権利落ち後高値更新も通過点

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ヒト・コミュニケーションズ<3654>(東2)は、今年5月9日に株式分割権利落ち後の高値1395円まで買い進まれて調整場面にあるが、今8月期業績の連続の過去最高純利益更新・実質増配予想を再評価し再度、割安修正買いが再燃する展開が有力である。同社株は、2011年8月の新規株式公開(IPO)以来、今回を含めて3回の株式分割を実施、前2回は、分割権利落ち分を埋めて大きく株価水準を上げており、今回も、権利落ち後高値奪回も一通過点となる可能性が大きい。

 同社は、メーカーや通信キャリア向けに販売戦略の企画立案、マーケティングなどの業務全体を受託するアウトソーシング事業と、メーカー、通信キャリア、スーパーなどへスタッフを派遣する人材派遣事業を経営の2本柱としている。両事業とも、スマートフォンの普及、WiMAXなどの次世代高速無線通信需要の高まりを背景に、ブロードバンド分野、コールセンター分野で新規案件を受注して売り上げが続伸、利益も、認知度向上のための広告宣伝費投下、営業・販売・業務スキル引き上げのための研修費用増加をカバーして好調に推移している。今8月期第2四半期累計業績は、初の連結決算となったため前年同期比較はないが、期初予想を8600万円上ぶれ、純利益は5億円となった。8月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、8億1900万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を見込み、年間配当も21円(前期実績41円)と株式分割落ち勘案で実質の連続増配を予定している。

 株価は、2011年8月に公開価格2700円でIPOされ2780円で初値をつけ上場来高値4185円まで買い進まれたあと、2012年4月末割り当ての株式分割(1対2)、今年1月末割り当ての株式分割(1対2)の各権利を落として704円まで下げ、下げ過ぎとして落ち後高値まで約倍化している。この間、昨年7月に東証第2部へ新規上場され、上場後1年経過の今年7月には資格充足で東証第1部への指定替えへの思惑も高まってきており、分割落ち後高値更新も一通過点にPER13倍台の割安修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | 編集長の視点
2013年05月15日

【編集長の視点】ワイヤレスゲートは反落も連続最高純益・配当開始を見直しIT関連株人気再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は、100円安の5800円と3日ぶりに反落している。

 今年5月7日につけた上場来高値6700円を前に利益確定売りが交錯しているものだが、日本電信電話(NTT)<9432>(東1)が、高値を更新するなどIT(情報通信)株の高人気が、高速ワイヤレス通信「Wi−Fiサービス」でトップ・シェアを握る同社株にも再度、波及する展開も想定され、今12月期業績の連続の最高純利益更新や今期の初配当の実施の見直しも、支援材料となりそうだ。

 同社は、複数の公衆無線LAN事業者から仕入れたWi−Fiスポットを同社のプラットフォーム上で統合し、その他の通信事業者から仕入れた通信回線と組み合わせた「Wi−Fiサービス」を月額380円で提供しており、前12月期にWi−Fiスポットは約3倍の約3万スポットに急増、会員数も5万人増の35万人となっており、有料Wi−Fiサービスでトップに位置し、昨年12月10月からワイヤレスゲートLETサービスも開始した。

 このため前12月期連結業績は、昨年7月のIPO(新規株式公開)時の予想数値を上ぶれ、純利益は、4億2300万円(前期比2%)で着地した。

 今期業績も、主力販売チャンネルのヨドバシカメラなどでの積極的な店頭キャンペーンを実施、昨年12月に住友商事<8053>(東1)との業務提携による携帯電話ショップでの販売開始も加わることから続伸を予想、純利益は、4億6300万円(前期比9%増)と連続して過去最高を更新する。配当は、80円として初配当を予定している。

 株価は、昨年7月に公開価格1200円でIPOされ、2311円で初値をつけ3000円台まで買い進まれてもみ合い後、住友商事との業務提携をテコに一貫上昇、今期業績の連続の最高純利益更新予想で上場来高値まで2.3倍化しスピード調整中である。高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | 編集長の視点

【編集長の視点】太陽誘電は高値を大幅更新、純益6.5倍増益で市場予想を上回り売り方買い戻し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 太陽誘電<6976>(東1)は、248円高の1855円と急続伸し、5月13日につけた年初来高値1640円を大幅に更新している。前日14日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、今年2月の上方修正値を下ぶれて黒字転換幅を縮小させたが、今期純利益の6.5倍増益を予想、市場コンセンサスを上回ったことから売り方の買い戻しを交えて割安株買いが増勢となっている。

 前期業績は、今年2月の上方修正値を売り上げが20億9600万円下回り、経常利益が12億6000万円上回ったが、純利益が9億9000万円下回るなど増減マチマチの着地となった。ただ、前々期比では5%増収と増収転換し、経常利益は72億6000万円(前々期は90億7000万円の赤字)、純利益は20億円(同215億9900万円の赤字)と各黒字転換はした。

 パソコン向けコンデンサ、フェライト製品は伸び悩んだが、スマートフォンやタブレット端末向けの積層セラミックコンデンサや複合デバイスが好調に推移、為替相場が、1ドル=82.09円(前々期実績72.02円)と円安となり営業外収益に為替差益28億9500万円を計上して経常利益が上ぶれ、純利益は和解金支払いの特別損失計上で下ぶれた。

 今期業績は、為替レートを1ドル=95円と想定、スマートフォンやタブレットPCの市場成長と高機能化が進み、同社のスパーハイエンド商品群の採用が増加するとして続伸を予想、経常利益は190億円(前期比2.6倍)、純利益は130億円(同6.5倍)と市場コンセンサスをそれぞれ30億円上回る。

 株価は、昨年11月の前期業績の下方修正で569円と売られ、円高修正と「アベノミクス」相場で底上げ、今年2月の一転した前期業績の上方修正で年初来高値まで8割高と急伸した。今期業績の大幅続伸で投資採算的にもPERは16倍台と割安となり、信用倍率が1倍ソコソコと拮抗している好需給から、売り方の買い戻し主導で一段の上値を試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】沢井薬は急続落、後発医薬品4社は業績動向で明暗分かれ2勝2敗

<マーケットトーク>

編集長の視点 沢井製薬<4555>(東1)は、880円安の1万2110円と急続落して始まっている。前日14日大引け後に3月期決算を発表、前期業績は、昨年11月の上方修正値を上回って最高純利益を連続更新したが、今期業績の伸び悩みを予想、市場コンセンサスを下回ったことから、今年5月9日につけた上場来高値1万3130円水準で利益確定売りが増勢となっている。

 前日は同社と同業の後発医薬品会社3社も3月期決算を発表、沢井薬と同様に今期業績の伸び悩みを予想して市場コンセンサスに未達となった東和薬品<4553>(東1)は、245円安の4805円と急反落している。これに対して今9月期第2四半期累計業績が、今年2月の予想値を上ぶれた富士製薬工業<4554>(東1)は、78円高の2364円と急続伸し、前日後場取引時間中に決算を発表し、連続の過去最高純利益更新で上場来高値2526円まで買われた日医工<4541>(東1)も、きょう15日も、63円高の2550円と4営業日続伸して始まったあともみ合っており、明暗が分かれている。

 沢井薬の前期業績は、昨年11月の上方修正値を上ぶれ前々期比19%増収、16%経常増益、33%純益増益と続伸した。昨年4月から後発医薬品の使用を促進する制度改正が行われ、6月に5成分15品目、12月に9成分17品目の新製品を上市、なかでも骨粗鬆症治療薬「リセドロン酸ナトリウム錠」は同社1社のみの発売となったことなどで売り上げが伸長、新製剤工場も稼働を開始したことなどが寄与した。今期業績は、政府の後発医薬品使用促進策が新たに打ち出されるのは来期で、今期は追い風にならないと慎重に予想、経常利益180億円(前期比2%増)、純利益116億円(同3%減)と市場コンセンサスをそれぞれ約20億円、約9億円下回る。

 株価は、昨年11月の前期業績の上方修正で9000円台の上値を試し、今年2月発表の前期第3四半期の好決算に反応して1万円台に乗せ高値追いなった。PERは16倍台と割安だが、強弱感激化のなか着地点を探ろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】メディシノバは新株発行・2Q業績減額をポジティブに再評価しバイオ株人気再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 メディシノバ<4875>(JQS)は、今年5月9日に米国市場での新株式発行と今12月期第2四半期(2Q)累計業績の下方修正とを発表してストップ安を交えて急落したが、この両悪材料は、いずれも薬物依存症治療薬「MN−166」、喘息急性発作適用薬「MN−221」を中心としたパイプラインの開発に関連したものであり、ポジティブに「良いファイナンス」、「良い業績修正」と再評価、下げ過ぎ訂正買いが再燃する展開を強めている。5月の大型連休前後のバイオ株人気相場では、同社株も2回もストップ高しており、急騰習性の再現も有力となる。

 新株式発行は、今年4月に米国発行登録制度により設定した発行枠に基づき40万株を5月8日払い込みで発行して149万2000ドル(約1億5000万円)を調達、ほかに米国で私募方法で5月13日払い込みで115万8730株を発行、365万ドル(約3億6000万円)を調達する。調達資金は、米国、欧州などで特許を取得し、FDA(米国食品医薬品局)からファストトラック指定を承認された「MN−166」や米国で用法特許を承認された「MN−221」の開発資金などの投入、開発が加速することになる。

 2Q業績の下方修正も、今期上期中に「MN−221」のライセンス契約を締結、ライセンス収入65万ドルの計上を予定していたが、下期にズレ込んだことを要因としている。このため2Q累計純利益は、期初予想より29万3000万ドル引き下げて514万9000ドルの赤字(前年同期は614万8573ドルの赤字)としたが、12月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、992万1000ドルの赤字(前期は1096万1314ドルの赤字)と見込んでいる。

 株価は、昨年11月以来の相次ぐ特許取得で動意付き、バイオ株人気相場下では、「MN−166」を導入予定の米国の薬物依存症市場が、年間4億ドルの規模となり承認薬が不在となっていることなどを手掛かり材料に、年初来安値144円から上場来高値539円まで3.7倍化、半値押し水準まで調整した。リバウンドの拡大が予想される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:07 | 編集長の視点
2013年05月13日

【編集長の視点】アートスパークホールディングスは上場来高値に肉薄、1Qの高利益進捗率業績をテコに割安株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アートスパークホールディングス<3663>(東2)は、20円高の445円と急続伸し、今年5月9日につけた昨年4月2日の新規上場以来の高値450円に肉薄している。今年4月26日に発表した今12月期第1四半期(1Q)の好決算の高評価が続き、割安修正買いが増勢となっている。

 同社は、セルシスとエイチアイが、昨年4月に共同株式移転方式により持株会社を設立、新規上場された。

 前12月期純利益は、経営統合により決算期間が短縮される変則決算となり、希望退職者募集の事業改革費用など10億円強の特別損失計上で新規上場時予想が下方修正して着地、13億5000万円の赤字となった。

 今期業績は、特別損失一巡に加え、ミドルウェアのユザーインターフェイス(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)をトータルで提供するUI・UX事業で顧客需要が旺盛に推移、コンテンツソリューション事業でも電子書籍ビューワアプリが好調に推移することなどから黒字転換、売り上げを37億円、純利益を9000万円と予想した。

 これに対して1Q業績は、売り上げが11億5200万円、純利益が2億300万円と伸び、売り上げは通期予想業績対比で31%の進捗率と目安の25%を上回り、純利益は、通期業績を2倍以上上回った。

 この好業績について同社は、今期第2四半期以降に計上される予定の利益率の高いUI・UX事業のライセンス収入の一部が1Qに前倒し計上されたことによるものとして第2四半期累計・通期業績の変更を行わなかったが、決算期進行とともに上ぶれ期待も高まってくる。

 株価は、昨年4月の新規上場時につけた419円高値から179円まで調整、今期業績の黒字転換予想で379円の戻り高値をつけ、1Q好決算とともにストップ高を交えて最高値まで急伸、高値もみ合い場面にあった。PERは、12月通期1株利益13.5円ベースでは32倍台と割高となるが、1Q1株純利益30.6円ベースでは14倍台と割安放置が歴然となり、経営統合前にはセルシスが、電子書籍関連の人気常連株として4ケタ台の株価をつけていたこともあり、上値挑戦が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】日産自動車は増益転換業績・連続増配に一段の円安が加わり連日の高値

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日産自動車<7201>(東1)は、76円高の1139円と5営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。前週末10日大引け後の3月期決算を発表、前期の営業利益と経常利益は、昨年11月の下方修正を下回って減益となり、今期は増益転換を予想、今期業績が、市場コンセンサスも下回り、前週末の米国市場で同社ADR(預託証券)も、東京市場の終値と変わらずで引けたが、前期・今期と連続増配を予想、為替相場も一時、今期想定レートより円安の1ドル=102円台まで一段の円安に進んでいることから、業績上ぶれ余地もあるとして割安株買いが増勢となっている。

 前3月期業績は、下方修正値より営業利益が514億円、経常利益が156億円各下ぶれ、純利益が224億円上ぶれ前々期2%増収、4%営業減益、1%経常減益、0.3%純益増益と増減マチマチで着地した。グローバル販売台数は、1.4%増の491万4000台と過去最高を記録、為替レートも1ドル=82.5円(前々期実績79.1円)、1ユーロ=106.8円(同109円)となり、為替変動メリットが302億円発生したが、国内販売台数が、1.3%減の64万7000台となり、台数・車種構成で572億円、研究開発費の370億円増加などが利益圧迫要因となり、増減マチマチとなった。

 今期業績は、グローバル販売台数を530万台(前期比7%増)、為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=122円と円安を想定して増益転換を予想したが、営業利益は、6100億円(前期比16%増)と市場コンセンサスを約1700億円下回り、経常利益も、6450億円(同21%増)と同じく約1400億円未達となる。配当は、前期に25円(前々期実績20円)に増配し、今期はさらに30円に引き上げる。

 株価は、昨年11月の前期業績下方修正で悪材料出尽くしとして底上げ、今年2月の前期第3四半期の連続減益業績に中国景気の鈍化も重なって再度、845円安値まで下ぶれたが、1株純資産割れは下げ過ぎとして円高修正も加わり1000円大台出没場面まで出直ってきた。PER11倍台の割安修正で一段の上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | 編集長の視点

【編集長の視点】コミュニティは最高値更新、東急系は鉄道だけでなく不動産グループも再開発

<マーケットトーク>

編集長の視点 東急コミュニティー<4711>(東1)は、340円高の5750円と急反発し、5月8日につけた上場来高値5600円を更新している。前週末10日大引け後に東急不動産<8815>(東1)東急リバブル<8879>(東1)とともに、共同株式移転方式による持株会社設立を発表、統合比率を換算した理論価格でさらに上値余地がある思惑を高めて買い物が集まっている。

 東急グループでは、昨年4月の渋谷ヒカリエ開業、今年3月の東急東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始などの再開発が行われたが、同系列の不動産グループの再開発も実施されたと評価されている。統合比率にサブライズのない東急不は、39円安の1186円と急反落しているが、東急リバブルは、理論価格にサヤ寄せし93円高の2550円と急続伸し、5月8日につけた年初来高値2536円を更新している。なお親会社の東京急行電鉄<9005>(東1)は、10日大引け後に前2013年3月期業績の3回目の上方修正を発表、減益転換予想が増益転換したことも加わり8円高の769円と続伸している。

 東急不動産グループは、東急不のディベロッパー機能を起点に、コミュティの不動産管理機能、東急リバブルの不動産仲介機能との相互連携・相乗効果を高め、各社の自立性と業界での競争力を強化してきたが、大都市の国際競争力や防災性・耐震性の強化などが迫られる将来の事業環境の変化、競争激化に備え、さらにグループ一体化による取り組みが不可欠として経営統合する。

 持株会社設立は、6月21〜26日の3社の定時株主総会の承認を得て、今年10月1日を効力発生日に設立されて同持株会社が新規上場され、その前の9月26日に3社は上場廃止となる。経営統合比率は、持株会社の株式1株に対して東急不に1株、コミュニティーに4.77株、東急リバブルに2.11株をそれぞれ割り当て交付する。同比率を10日終値現在で換算する理論価格では、コミュティに400円強、東急リバブルに100円強の上値余地が計算できる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】5月末権利付き最終の直近株式分割銘柄に「第2のガンホー」を狙って夜放れ展開を期待=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 夜放れである。しかも2回も立て続けに2回も示現されたのだからビッグ・サプライズこの上もない。1回目は、大型連休の谷間の5月3日で、米国NYダウが、1万5000ドル台にタッチして史上最高値を更新し、2回目は、連休明け後の9日で、やはり米国市場で為替レートが、あっさりと1ドル=100円台の乗せたのを引き金にした。

 この米国市場での株価、為替の相次ぐフシ抜けで、まさに「株価は夜作られる」とばかりに連休明け7日の日経平均株価は486円高、さらに10日は416円高とともに窓を開けて急伸し、5年ぶりの高値水準まで躍り出た。これだけ夜放れが続くと、投資家の株価細胞も破壊されそうで、リスク感覚も怪しくなってくる。多少のキズ程度には麻痺状態となって、動意付く銘柄に飛び乗らなければ、市場に取り残されるのではないかと焦燥感だけが強まることになる。

 月次売上高がマイナスになろうが、ファーストリテイリング<9983>(東1)を買い上がり、中間期業績が減益予想のファナック<6954>(東1)の反省安も一時的にとどまった。買うから上がる、上がるから買うのサイクルが加速し、「持たざるリスク」への言及が勢いを増す。「アベノミクス相場」は、スタートしてまだ5カ月だから「バブル」と極め付けるのは早計だろうが、投資家マインドとしては、「ドット(水玉)」程度が徐々に兆しているといったところだろう。

 この日経平均株価と同様に、このところ夜放れ状態となっている銘柄がある。株式分割銘柄である。株式分割の発表がラッシュとなり、しかもそのなかからストップ高する銘柄が続出しているからだ。どれだけラッシュかといえば、ゴールデンウィークの谷間の4月30日から前週末5月10日までの7営業日間に、実に35銘柄が、株式分割を発表したのである。5月8日は1日で9銘柄、10日は13銘柄にも達した。

 この35銘柄から、週明けのきょう13日に株価反応が判明する10日発表分の13銘柄を除いた22銘柄のうち、翌営業日にストップ高した銘柄は、驚くことに54%の12銘柄に達した。なかには4回もストップ高したコラプラ<3668>(東マ)、2回ストップ高を演じたインサイト<2172>(札ア)なども混じっている。

 この夜放れの大きなエンジンとなったのは、ガンホー・オンライン・エンターテインメント<3765>(JQS)の株価急騰だろう。同社は、今年3月末割り当てで今回と同様の株式分割(1対10)を実施、株価は発表から484万円高値まで3倍化して権利をスンナリ落としたが、権利落ち安値34万6500円から権利落ち高値までまたも3倍化してさらに上値を窺っているからである。スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴン」が大ヒット、売り上げが急拡大したことが大化け要因となったが、株式分割がこの火にさらに油を注ぐ結果となっている。

 これだけストップ高、大化け株が続くと、株式分割株は、マーケットの有望銘柄セクターとして見逃すことができなくなる。ガンホーの株価急騰はややバブル的な行き過ぎはあるにしても、「第2のガンポー」が浮上してくる可能性は捨て切れない。そこでである。今月28日に権利付き最終日を迎える直近の5月の株式分割銘柄をマーク、有望株をセレクトすることとしたい。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:52 | 編集長の視点

【編集長の視点】キーコーヒーは自己株式売出しを織り込み下げ過ぎ訂正で全値戻し指向

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キーコーヒー<2594>(東1)は、今年3月6日払い込みで実施した自己株式処分・売出し(処分価格1520円)を嫌って年初来安値1473円まで100円超幅の急落となったが、その後4月30日に発表した前3月期期末配当の増配などを評価して織り込み済みとして下げ過ぎを訂正、年初来高値1650円までリバウンド幅を拡大する展開が想定される。
 5月15日には3月期決算の発表を予定、今2014年3月期業績は、減益転換が観測されているが、相次いだM&Aや株式売出しで調達した資金で実施する効率化投資の寄与などによる業績期待も底流しており、決算発表も注目ポイントとなりそうだ。

 自己株式処分・売出しは、「品質第一主義」を経営理念に収益性の改善と市場競争力の強化を2つの柱とし、昨年3月にアマンドを連結子会社化、今年1月に銀座ルノワール<9853>(JQS)と資本・業務提携して事業強化を図っている同社が、商品の品質維持・向上、製造の効率化につながる設備投資資金を調達する目的で実施したもので、手取概算額約8億円は、宮城県、千葉県、愛知県、佐賀県などのコーヒー関連事業の生産設備更新・新設などに充当する。

 同社の株価は、昨年10月に前2013年3月期業績を上方修正、今年1月には同純利益を再上方修正、9億9000万円(前々期は7000万円の赤字)と黒字転換幅を拡大したことで年初来高値まで買い進まれた。昨年10月の上方修正は、最高値圏にあったコーヒー原料の生豆相場が落ち着き、販管費削減につながったことが要因となり、今年1月の純利益の再上方修正は、銀座ルノワールとの提携で負ののれん益4億8000万円が発生したことが要因で、株価は実態好転をポジティブに評価したものである。それだけに株式売出しの需給悪化を嫌って調整場面となった。
 ただこの好実態は、今2014年3月期業績にも継続されることは間違いなく、例えば東洋経済会社四季報春号では、今期業績を負ののれん益一巡、コーヒー生豆相場底打ちによる採算悪化で減益転換を予想しているが、観測報道通りとなるかウオッチする必要がある。

 年初来高値から同安値までの調整幅の半値戻し水準までリバウンドした株価は、全値戻しの年初来高値奪回にトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:50 | 編集長の視点
2013年05月10日

【編集長の視点】東洋ドライは決算発表を前に2Q上ぶれ業績を評価し超割安修正で最高値肉薄

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 東洋ドライルーブ<4976>(JQS)は、81円高の2013円と急続伸し、5月8日につけた上場来高値2040円に肉薄している。同社株は、きょう10日に今6月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、今年2月に開示した今期第2四半期(2Q)業績が、期初予想を上ぶれて着地したことを評価して業績期待を高め超割安修正買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、利益が、期初予想を3100万円〜1200万円上ぶれ、前年同期比11%増収、50%経常増益、81%純益増益とV字回復を鮮明化した。

 主要販売先の自動車業界で国内のエコカー補助金の終了、中国での日本車不買運動などにより生産台数が減少する悪環境が続いたが、底入れして復調しており、ドライルーブ事業ではコーティング加工が、自動車機器向けに11%増、光学機器向けもタイでの受注品目増加を受けて75%増と伸びたことなどが、上ぶれ着地要因となった。

 6月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は3億500万円(前期比27%増)と続伸を見込んでいるが、きょうの3Q決算発表時の通期業績動向に注目が集まっている。

 株価は、昨年11月の今期第1四半期のV字回復業績にベトナムでの現地法人設立の好材料が続いて1649円まで買い進まれ、2Q累計業績の上ぶれ着地では、いったん材料出尽くし感で1434円まで調整したが、下げ過ぎとして2000円台を回復して高値を更新、高値でもみ合ってきた。PER8倍台、PBR0.5倍の超割安修正で最高値抜けから上値拡大運動を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | 編集長の視点

【編集長の視点】西尾レントは7連騰のあともみ合いも大証1部単独銘柄は好業績評価に市場統合思惑がオン

<マーケットトーク>

編集長の視点 西尾レントオール<9699>(大1)は、47円高の2431円と7営業日続伸して始まり、前日9日ザラ場につけた年初来高値2561円を窺っている。全般相場がやや波乱展開となった相場環境下では、逆行高特性のある大証第1単独上場銘柄の同社株に常に逆張り指向が底流しているが、今回は、これに加えて今年5月15日予定の今9月期第2四半期(2Q)累計決算発表時の9月通期業績の上方修正期待や、今年7月16日に予定されている東証第1部と大証第1部の現物市場統合に伴う需給好転思惑も買い材料視されている。ただ高値後は、利益確定売りも交錯して53円安ともみ合っている。

 大証第1部単独上場銘柄は同社株のほか、六甲バター<2266>(大1)が、4円高の725円と2日間の変わらずを含めて4日続伸しているほか、サンコール<5985>(大1)が、5円高の523円と4日続伸し、大真空<6962>(大1)も、10円高の433円と5営業日続伸してそれぞれ年初来高値に顔合わせ、ワキタ<8125>(大1)が、11円高の1311円と続伸して連日の年初来高値更新となり、近鉄百貨店<8244>(大1)が、3円高の303円と2日間の変わらずを挟んで5営業日続伸し年初来高値に顔合わせしている。市場統合で東証株価指数(TOPIX)に算入されTOPIX連動型のファンドの買い需要が発生する好需給が、市場統合を挟んで折にふれて思惑を高めよう。

 西尾レントの株価は、今年5月8日に今期2Q累計業績を上方修正、大震災の復旧・復興需要の寄与などで純利益を期初予想の30億1300万円から41億3200万円(前期比52%増)に引き上げ、連続増益率を伸ばす。9月通期業績は、5月15日の2Q累計決算発表時に開示するとしており、期初予想の通期純利益31億9700万円(前期比13%増)の大幅上方修正期待が高く、PER19倍台の割安修正が加速する展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】ソニーは今期業績が減益転換予想も市場コンセンサスを上回り高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ソニー<6758>(東1)は、84円高の1828円と急反発して始まり、5月8日につけた年初来高値1797円を更新している。前日9日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、今年4月25日の一転した上方修正値を上ぶれて黒字転換幅を拡大し、今期業績は、営業利益、税引前純利益の減益転換を予想したが、市場コンセンサスを上回っており、割り負け修正買いが再燃している。前日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して75円高(円換算値)で引け、為替相場も、1ドル=100円台に乗せる円安となりフシ目を突破したことも強力サポート材料となっている。

 前期業績は、税引前利益が2月の上方修正値を約56億円、純利益が約30億円上ぶれており、売り上げが前々期比4%増と増収転換し、営業利益が2301億円(前々期は672億7500万円の赤字)、税引前純利益が2456億8100万円(同831億8600万円の赤字)、純利益が430億3400万円(同4566億6000万円の赤字)とそれぞれ黒字転換した。

 売り上げは、ソニー・エリクソンの連結化や金融ビジネスの影響で増収転換し、利益は、事業ポートフォリオ再編・財務体質強化のために実施した資産売却の売却益、テレビ事業の損失縮小、デバイス分野、金融分野、映画分野の損益改善などが寄与して黒字転換した。

 今期業績は、為替レートを1ドル=90円前後、1ユーロ=120円前後と想定してスマートフォンの販売台数の増加、テレビ分野の黒字転換などを見込んでいるが、前期計上の資産売却益・再評価益の一巡などから減益転換を予想している。営業利益は2300億円(前期比弱含み)、税引前純利益は2100億円(同14%減)としているが、ただ市場コンセンサスをそれぞれ約260億円、約160億円上回る。

 株価は、昨年11月の772円安値から相次ぐ株式・資産売却やスマートフォンの販売拡大などをテコに底上げ、前期業績の一転した上方修正で年初来高値まで2.3倍化した。PER評価では割高だが、PBRでは0.8倍と割り負けており、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:31 | 編集長の視点

【編集長の視点】日邦産業は決算発表を先取りし割安修正が続き高値追い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日邦産業<9913>(JQS)は、今年5月中旬に3月期決算の発表を予定しているが、前期業績のV字回復に続き今期も2ケタ増益が観測されていることから、決算発表を先取り年初来高値追いとなっている。この高値水準でもPERは、前期実績見込みベースで17倍台、PBRは0.6倍と割安であり、東日本大震災発生前の2012年2月高値666円奪回から2007年12月以来の700円台活躍も見込めそうだ。

 同社の前2013年3月期業績は、期初に売り上げ450億円(前々期比14%増)、経常利益8億円(同4.3倍)、純利益3億円(7.8倍)とV字回復が予想された。ところがその後相次いで発表された四半期決算は、この期初予想を上回るペースで推移、今年2月開示の前期第3四半期(3Q)業績は、前年同期比6%増収、2.6倍増益、31%純益増益と大幅増益転換し、経常利益は通期予想を6400万円、純利益は8700万円上回る高進捗率を示した。モビリティ事業が、自動車メーカー、自動車部品メーカー向けに国内ではエコカー補助金、海外ではタイの需要拡大などに支えられて好調に推移し、エレクトロニクス事業も、国内の半導体・大型液晶機器関連需要の落ち込みをスマートフォン関連需要でカバーしてセグメント利益が黒字浮上、精密機器事業も、東日本大震災、タイの洪水と続いたサプライチェーンの混乱が収束して生産体制が回復して2ケタ増収増益となったことなどが寄与した。このため前期業績の上ぶれ着地とともに今期業績の続伸期待も高まるところで、東洋経済会社四季報春号では、前期純利益を3億8000万円、今期純利益を6億円と観測しており、決算発表に注目が集まる。

 株価は、3Q好決算で材料出尽くし感からいったん476円安値まで調整、25日移動平均線からのマイナスかい離は下げ過ぎとして年初来高値まで2割高した。なお低PER・PBR修正を加速しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:58 | 編集長の視点
2013年05月09日

【編集長の視点】モブキャストはストップ高寸前、株式分割発表の9銘柄は8勝1敗

<マーケットトーク>

編集長の視点 モブキャスト<3664>(東マ)は、寄り付きの買い気配から670円高の4585円まで買い進まれてストップ高寸前まで急反発し、前日ザラ場につけた上場来高値4800円を射程圏に捉えている。前日8日大引け後に今12月期第1四半期(1Q)決算とともに、株式分割を発表、歓迎して分割権利取りの買い物が再燃、ゲーム関連株人気を再燃させている。

 前日大引け後に株式分割を発表したのは、同社株を含めて9社にのぼったが、多くが決算開示とともに発表、好業績となっていることも支援して買い増勢となっており、全体では8銘柄が上昇(勝ち)、1銘柄が下落(負け)となっている。

 負け組は豆蔵ホールディングス<3756>(東マ)で、3万500円安の12万500円と6営業日ぶりに急反落し、前日ザラ場につけた年初来高値16万6500円を前に利益確定売りが増勢となっている。

 それ以外はコード番号順に、データリンクス<2145>(JQS)が、2万8000円高の15万7000円と4営業日続伸して3月8日につけた年初来高値13万5000円を更新、インサイト<2172>(札ア)が、買い気配のまま連日の年初来更新となり、パラカ<4809>(東マ)が、1万3400円高の21万8900円と4営業日続伸して4月9日につけた年初来高値21万7000円を更新、テクノメディカ<6678>(東1)が、前日のストップ高に次いで6万2000円高の82万5000円と4営業日続伸して連日の年初来高値更新。

 レーサム<8890>(JQS)が、3万円高の22万5000円と急反発して4月9日につけた年初来高値22万800円を更新、スカパーJSATホールディングス<9412>(東1)が、2100円高の5万1100円と反発して連日の年初来高値更新となり、NTTデータ<9613>(東1)が、7万円高の38万3000円とストップ高で3日続伸し、3月25日につけた年初来高値32万1000円を更新している。

 モブキャストの株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、同社株式の流動性の向上と投資家層の一段の拡大を図ることを目的にしており、5月31日を基準日に1株を2株に分割する。一方、1Q業績は、今年2月1日付けで2社を子会社化したことから連結決算とし前年同期との比較はないが、売り上げ13億200万円、経常利益1億1000万円、純利益4500万円となった。

 今年3月に新規自社開発のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」の配信などを開始、モバイルスポーツメディア「mobcast」の会員数が300万人を突破したことなどが寄与した。12月通期連結業績も、期初の単独予想とは変わりがなく、純利益は、10億円と見込んでいる。

 株価は、このところのゲーム株人気の波及で5月7日のストップ高を交え4月30日以来、5営業日で83%高の急騰となった。再度の最高値挑戦が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】進和は高値肉薄、通期業績の上ぶれ期待を高め増配も再評価し割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 進和<7607>(東1)は、5円高の1213円と反発し、4月12日につけた年初来高値1235円に肉薄している。今年4月11日に今8月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正を発表、8月通期業績は期初予想を据え置いたが、上ぶれの可能性が高いとして自動車関連の好実態株として割安修正買いが再燃している。

 2Q累計業績は、売り上げを期初予想より2億900万円引き下げたが、逆に経常利益を2億7000万円、純利益を2億3800万円それぞれ引き上げ、純利益は7億9300万円(前年同期比70%増)と大幅続伸した。国内ではシートフレーム溶接設備やイオン注入装置の売り上げが増加し、米国、タイでは日系自動車メーカーのモデルチェンジなどで溶接設備や溶接治具が好調に推移しており、このところの急速な円安で約2億円の為替差益が発生したことが、上方修正要因となった。

 8月通期業績は、今年8月にジェイテックセンター(名古屋市守山区)の第1工場を閉鎖し、第2工場にその機能を移管して統合することを予定、この統合で固定資産の廃棄損などが期初計画より増加する可能性があるとして期初予想を据え置き、純利益を11億2000万円(前期比10%増)と見込んでいるが、為替レートはさらに円安様相を強めているだけに上ぶれ期待も高まっている。なお配当は、35円(前期実績33円)に増配を予定している。

 株価は、今期第1四半期の2ケタ続伸業績を評価して1000円台に乗せ、2Q累計業績上方修正で年初来高値まで上値を伸ばし、高値もみ合いを続けてきた。PER13倍台の割安修正で、高値抜けから2009年1月高値1500円を次の上値ターゲットとしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点