[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (04/01)【編集長の視点】「クロダミクス」効果を先取る「入口戦略」でファイナンス実施の不動産会社はなお上値妙味も=浅妻昭治
記事一覧 (04/01)【編集長の視点】Bガレージは逆三尊底から続急伸、バーバー市場への本格参入も側面支援
記事一覧 (04/01)【編集長の視点】ニトリHDは高値を更新、連続最高純益・増配で市場予想をほぼクリア
記事一覧 (04/01)【編集長の視点】アドヴァンは高値肉薄、決算発表一番乗りプレミアム・連続増配で減益転換業績をカバー
記事一覧 (04/01)【編集長の視点】オリコンは分割落ち後安値から業績上向きを先取りし底上げ様相
記事一覧 (03/29)【編集長の視点】 テクノスJは記念配当落ち後安値から業績続伸観測をテコに割安修正余地
記事一覧 (03/28)【編集長の視点】アイビーは配当落ち後安値から反発、連続最高純益を見直し低位割安株買いが再燃
記事一覧 (03/28)【編集長の視点】鴻池運輸はもみ合い、3月のIPO初値平均倍率は2.1倍と2月に続き高水準
記事一覧 (03/28)【編集長の視点】ビューティガレージは初配当を再評価、上場1ヶ月半経過で下値固まる
記事一覧 (03/27)【編集長の視点】大幸薬品は業績上方修正を買い直し割安修正で高値を射程圏
記事一覧 (03/27)【編集長の視点】東証1部直接上場のタマホームは大量の買い物を集めて買い気配値をアップ
記事一覧 (03/27)【編集長の視点】一六堂は最高値を窺う、高級外食産業株に「資産効果」思惑が波及も高安はマチマチ
記事一覧 (03/27)【編集長の視点】アルファは続伸業績をテコに値ごろ割安株買いが膨らみ高値を意識
記事一覧 (03/26)【編集長の視点】立花エレテックは連続最高純益をテコに割安修正買いが再燃して高値に肉薄、PER7倍台
記事一覧 (03/26)【編集長の視点】ジェイテックは続落も株式分割・増配権利取りを上方修正業績がサポート
記事一覧 (03/26)【編集長の視点】キョーリンは最高値肉薄、潰瘍性大腸炎治療剤の製造販売承認でもう一つの「アベノミクス」関連思惑
記事一覧 (03/26)【編集長の視点】キーコーヒーは自己株式処分織り込み再上方修正業績を見直し下げ過ぎ訂正
記事一覧 (03/25)【編集長の視点】デジタルハーツは8日ぶり反落も連続最高純益で好買い場
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記事一覧 (03/25)【編集長の視点】ジャックスは高値に肉薄、業績再上方修正に期末配当増配が加わり割安修正
2013年04月01日

【編集長の視点】「クロダミクス」効果を先取る「入口戦略」でファイナンス実施の不動産会社はなお上値妙味も=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 株式には、もともと「バブル」とは濃い血縁関係がある。DNA(遺伝子)の配列が共通していて、いつでも突然変異が可能だからだろう。これは、「バブル4兄弟」とも並び称された地価、ゴルフ会員権、美術品価格にも通じるところであり、あのバブル景気下で、大きく突然変異し、ついには悪性のがんにまで転化したことは記憶に新しい。

 このバブル景気当時のことで、いまでも思い出すことがある。1980年代の財テク・ブーム当時である。某大手商社が、財テク子会社を設立したとの小さな記事を新聞に載った。財テク子会社といっても、たかだか男性社員が2人、女性事務員が1人、机の上に電話が1本という会社の体をなさない小所帯にしかすぎない。

 ところがこの新聞記事が掲載されたとたんに、そのたった一本の電話は、朝から鳴りっぱなしとなった。そして千客万来となった証券マンを前に、商社マンが当惑顔で財テクの知識はない、財テク資金もないと断ると、証券マンは、委細呑み込み済みで資金提供から投資物件、さらには投資利回りまで提示、立派な財テク子会社に仕立て上げてくれたそうである。財テク子会社に配属された商社マンから聞いた実話である。これが例の営業特金、利回り保証、「にぎり」であり、バブル経済崩壊後は、損失補てん問題、証券不祥事事件にまでつながったことはいうまでもない。

 日本銀行の黒田東彦新総裁は、今年3月21日の就任会見で、現在の日本の資産市場にバブルの懸念はないと断言した。しかし、昨年11月中旬から日経平均株価が、約4カ月で46%も急騰し、この資産効果で百貨店では100万円以上もする高級腕時計などの高額商品が売れ始め、公示地価も底打ちから上昇転換の兆しを強め、REIT(不動産投信)指数が、高値を更新することなどをみると、またぞろ、バブルのDNAマインドが蠢き出してきているのではないかと、余計な心配をしたくもなる。

 新総裁就任後初の日銀金融政策決定会合が、4月3日、4日に開催される。株式市場では、打ち出される追加金融緩和策が、これまでの予想範囲内なら材料出尽くしとして調整局面入り、それとも文字通り異次元の緩和策発動なら「アベノミクス」相場の第2弾ロケット発射と見方が分かれており、動向が、新年度相場の最大の注目ポイントとなる。

 いずれのケースになるとしても、問題は、市場に供給される大量の流動性が新たな投資先に向かうかどうかが、20年も続いたデフレ経済からの脱却のカギになる。そうした有望投資先がみえてくるかどうかは、「3本の矢」の成長戦略次第となるが、その前に「アベノミクス」効果よりいつか来た道で「クロダミクス」効果を先取りして、手っ取り早くかの「バブル4兄弟」が息を吹き返す展開もなきにしもあらずである。

 兜町では、「肉は腐る前が一番うまい」といわれてきた。株価が、大きく盛り上がり総強気となるのは、天井近くの爛熟期という意味である。まだ「アベノミクス」相場の初動段階でバブルの心配をして「出口戦略」を模索するのは時期尚早ではある。ここは市場追随型でなお買い上がり方針の「入口戦略」で対処するのがベターとなりそうだ。そこで注目したいのが、黒田新総裁就任に先立って今年3月にファイナンスを実施した不動産会社4社と、同じく中止した会社が1社で、追加金融緩和策に乗って業績も株価もなお上値追いの期待が高まりそうである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】Bガレージは逆三尊底から続急伸、バーバー市場への本格参入も側面支援

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビューティガレージ(Bガレージ)<3180>(東マ)は、100円高の3550円と続急伸し、今年3月12日につけた上場来安値3000円を大底とする逆三尊底からの底上げを鮮明化している。新規株式公開(IPO)人気が一巡して地相場模索が続いたが、プロ向け電子商取引(EC)関連の割安株買いが増勢となっており、ビューティサロン向けに加えて今年3月12日にバーバー(床屋)市場への本格参入を発表したこともフォローの材料となっている。

 同社は、全国の理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどのビューティサロン向けのインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online SHOP」を運営、この登録会員事業者数が、16万4360サロン、販売商品点数が31万3970点に及ぶだけでなく、全国主要都市に展開している12カ所のショールームでも販売を進め、周辺ソリューション事業では店舗設計や開業支援、独立・開業支援塾も兼営している。これに加えて、バーバー市場向けにバーバーチェア2機種を新発売、同市場でも複合展開、業容の拡大を目指す。

 業績もこのプロ向けECの好展開で好調に推移、今4月期業績は、2ケタ増収増益、純利益は、1億7100万円(前期比15%増)と連続して過去最高を更新、続く2014年3月期純利益も、今年3月15日発売の東洋経済四季報春号では2億円と観測されている。

 株価は、今年2月14日に公開価格2300円でIPOされて4160円で初値をつけ、上場高値5200円まで買い進まれ3000円まで調整した。この最安値からは今期20円の初配当発表で底上げ、3500円のネックラインを上抜き逆三尊型の大底を形成している。プロ向けEC株として、PERは21倍台と類似既上場会社株に比較して相対的に割安となっており、3分の1戻しの3700円、半値戻しの4100円を目指しリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:25 | 編集長の視点

【編集長の視点】ニトリHDは高値を更新、連続最高純益・増配で市場予想をほぼクリア

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ニトリホールディングス<9843>(東1)は、150円高の7350円と急反発し、今年3月7日につけた年初来高値7340円を10円だけ更新している。前週末3月29日に2月期決算を発表、前期業績は、期初予想を下ぶれたものの26期連続の増収増益をキープし、今期は、連続の過去最高純利益更新と増配を予想、市場コンセンサスをほぼクリアすることから、売り方の買い戻しも交えて割安株買いが再燃している。

 前期業績は、前々期比5%増収、5%経常増益、6%純益増益となった。家具・インテリア業界で低価格競争が激化するなか、昨年11月30日から全店舗で867品目の一斉値下げを実施したが、海外からの開発輸入品の拡大に引き続き注力して海外生産工場の生産管理を継続的に実施、37店舗を新規出店するとともに、全国ネットのテレビCMやチラシ、新聞の全面広告などで集中訴求を行ったことなどが寄与した。

 今期業績は、トータルにコーディネートできる商品の開発とマネジメント体制の改革、物流効率の最適化などで円安の影響をカバーして続伸、純利益は、377億円(前期比5%増)と連続の過去最高更新を予想している。配当は、前期に90円(前々期実績80円)に増配したが、今期はさらに100円にアップさせる。

 株価は、前期第2四半期累計業績が期初予想を下ぶれて着地したことが響いて5810円まで下げ、第3四半期の続伸業績と自己株式立会外買付取引(買付価格6800円)を手掛かりに年初来高値まで26%高した。今後の為替相場動向が大きなポイントとなるが、PER10倍台の割安修正で昨年9月高値8280円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドヴァンは高値肉薄、決算発表一番乗りプレミアム・連続増配で減益転換業績をカバー

<マーケットトーク>

編集長の視点 アドヴァン<7463>(東1)は、32円高の1066円と4営業日ぶりに反発して始まり、今年3月26日につけた年初来高値1084円に肉薄している。きょう1日寄り付き前の7時30分に3月決算会社の決算発表一番乗りとして3月期業績を開示、前期は今年3月5日の再上方修正値を上ぶれて7期ぶりに過去最高純利益を更新して着地して増配、今期は減益転換を予想したが、発表1番乗りの株価プレミアムと連続増配予想でカバーして割安修正買いが再燃しとている。

 決算発表の一番乗りは、これまで常に同社とあみやき亭<2753>(東1)がデッドヒートを演じてきたが、きょう1日大引け後に発表を予定しているあみやき亭に一歩先んじたもので、今年1月4日の前期第3四半期決算に続く先行となっている。なお、あみやき亭は、1800円高の20万6000円と続伸して始まっている。

 アドヴァンの3月期決算は、前期純利益が、再上方修正値を3億1400万円上ぶれ27億1400万円(前々期比48%増)と続伸し、2006年3月期の過去最高(22億6300万円)を更新した。東日本大震災の影響で落ち込んでいた欧州製石材・タイルの販売が回復して、積極的なテレビCMなどの販売促進経費を吸収、急激な円安修正で営業外収益に為替評価益6億6700万円を計上したことなどが要因となった。今期は、今年4月1日から開始する太陽光発電事業の収入約9000万円も織り込んで売り上げは162億円(前期比5%増)と続伸するが、経常利益は、前期計上の為替評価益は見込まないとして41億円(同11%減)、純利益は25億円(同7%減)とそれぞれ減益転換を予想している。配当は、前期期中に2回増配して35円(前々期実績25円)に増配したが、今期も36円へ連続増配を予定している。

 株価は、昨年9月の前期第2四半期累計業績の上方修正で800円台を回復し、自己株式取得と前期通期業績の上方修正・増配で900円台に乗せ、前期業績の再上方修正・再増配で1000円大台を奪還して高値を更新、配当権利をスンナリ落とした。PERは8倍台、PBRも0.9倍と割安であり、高値抜けから2007年7月高値1326円を次の上値目標としよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:48 | 編集長の視点

【編集長の視点】オリコンは分割落ち後安値から業績上向きを先取りし底上げ様相

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 オリコン<4800>(JQS)は、今年3月31日割り当てで株式分割(1対100)を実施、スンナリこの権利を落とし分割落ち後安値337円をつけているが、業績は前2013年3月期の連続減益業績から今2014年3月期の増収増益転換観測などを先取りして底上げに再発進が有力であり、今年3月下旬から開始の太陽光発電事業も、フォローの材料となる見込みである。

 同社の2013年3月期業績は、スマートフォン向け音楽配信の売り上げが、第3四半期に前年同期比3.1倍と着実に拡大したが、フィチャーフォン向けの着うた・着メロの売り上げが、同32%減と減少し、顧客満足度(CS)ランキング連動型広告販売は6%増と堅調に推移したが、タイアップ型広告の売り上げが減少したことなどが響き、期初予想を下ぶれ2期連続の減収減益になった模様である。純利益は、2011年3月期の過去最高7億9600万円が、4億円(前の期比14%減)となったと推定される。

 ただこの間、CSランキング連動型広告では、昨年12月に大半のジャンルでランキングを更新し、12月度の売り上げが11月度比30.8%増と伸び、今年3月からは新規にネットスーパーと宅配食材の2ジャンルを追加、コミュニケーション事業のニュース配信先は、地方の放送局サイトなどを中心に拡大、さらに長崎県大村市では同社グループの1年間に使用する電力量の約2倍を発電する太陽光発電事業の売電も開始するなど、着実に業績の上向き対策が進展してきた。このため2014年3月期業績の増収増益転換は確実で、今年3月15日発売の東洋経済会社四季報春号では、純利益を4億8000万円と前期比20%増と観測している。

 株価は、2013年3月期業績の下方修正でも3万円台下位で底固く推移し、株式分割の権利を落としてこの権利落ちの300円台下位水準から底上げ様相を強めている。4月1日から100株を1単元とする単元株制度を採用することも、側面支援しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | 編集長の視点
2013年03月29日

【編集長の視点】 テクノスJは記念配当落ち後安値から業績続伸観測をテコに割安修正余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 テクノスジャパン<テクノスJ、3666>(JQS)は、今年3月27日に上場記念配当25円を含む今2013年3月期配当100円の権利をスンナリ落として2900円と下ぶれたが、今3月期の過去最高純利益予想に続き、来2014年3月期業績も続伸が観測されていることから、絶好の割安株買いチャンスとなりそうだ。今年1月25日につけた上場来高値3995円を目指す値幅効果も期待される。

 同社株は、昨年11月7日に公開価格1540円で新規株式公開(IPO)され、公開価格が8倍台と割安で、予想配当75円も4.8%と高利回りとなることを評価して公開価格比21%高の1878円で初値をつけ、上場来高値まで買い進まれ、IPO人気の一巡で2572円まで調整したが、3月12日に上場記念配当込みの期末配当の増配を発表し、3175円まで引き戻して配当権利を落とした。

 業績は好調だ。企業内のすべての経営資源を有効活用して効率的な経営活動を行うための統合型ソフトウェアのERPパッケージで、世界的なスタンダードとなっているドイツのSAPのERPを中心に企業のシステムの企画・立案、分析・設計、開発・導入、保守と一貫して支援、同社が、独自に開発した設定や追加機能を適用するテンプレートにより導入期間の短縮化や低コスト化を図り、大手製造業・小売業向けに高い導入実績を上げていることが要因となっている。

 今3月期業績は、売り上げ40億9000万円(前期比20%増)、経常利益4億2400万円(同24%増)、純利益2億7200万円(同15%増)と予想されている。続く2014年3月期業績も続伸が有力で、今年3月15日発売の東洋経済会社四季報春号では、純利益が、3億2000万円と連続の過去最高更新が観測されている。

 株価は、配当落ちでPERは15倍台と割安となった。上場来高値へキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:37 | 編集長の視点
2013年03月28日

【編集長の視点】アイビーは配当落ち後安値から反発、連続最高純益を見直し低位割安株買いが再燃

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アイビー化粧品<4918>(JQS)は、前日27日に配当権利落ちで200円の安値をつけて大引けに引き戻し、きょう28日は、1円高の222円と反発し、今年3月25日につきた昨年来高値244円を再度、意識している。今2013年3月期の連続過去最高純利益更新に続いて来期業績の続伸も観測されており、下値ですかさず低位値ごろの割安株買いが再燃している。引き続き昨年11月発売のスキンケア化粧水「アイビーコスモス エンリッチ ローション」のヒット商品化なども、業績・株価押し上げ材料として注目されている。

 同社の配当は、前々期に創立35周年の記念配当5円を上乗せして年間10円に増配、今期はこの5円を特別配当として継続、年間配当を10円とした。このため同社の株価は、高配当利回り株の一角に位置付けられ、今年年初に200円台に乗せ、3月末の昨年来高値まで2割高した。

 高配当継続は、同社業績が連続して過去最高を更新していることが要因である。スキンケア化粧品主体の化粧品メーカーとして、同社開発の独自の保湿成分と、必要な薬剤を必要な部位に必要なだけ作用させるDDS(ドラッグデリバリーシステム)技術を応用して開発した大型新製品「アイビーコスモス エンリッチ ローション」の寄与や、営業所の増設、販売員のビューティーマネージャーの増員などが寄与しているもので、今期純利益は、2億5000万円〜3億2000万円(前期比13〜45%増)と連続の過去最高更新を予想している。続く2014年3月期業績も、今年3月15日発売の東洋経済会社四季報春号では、純利益が3億3000万円と観測されている。

 株価は、配当権利をスンナリ落としたが、PERは15〜19倍台と割安である。高値キャッチアップへ弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】鴻池運輸はもみ合い、3月のIPO初値平均倍率は2.1倍と2月に続き高水準

<マーケットトーク>

編集長の視点 鴻池運輸<9025>(東1)は、20円高の1596円と続伸して寄り付いたあと、19円安と下ぶれるなど前日終値水準でもみ合いを続けている。同社株は、今年3月15日に東証第1部に公開価格1020円で新規株式公開(IPO)され、資金吸収額が700億円超と大きかったことから、初値は、公開価格比384円高、37%高でつける限定的なIPO人気にとどまったが、逆にセカンダリーでは、割安株買いが高まり、上場来高値1778円まで買い進まれ、1500円台で地相場固めを続けてきた。PER11倍台の割安修正買いと利益確定売りが交錯している。

 3月のIPO株は、同社株を含めて9社に達しており、この9銘柄が、初値を公開価格を上回ってつける(勝ち)か、下回ってつけるか(負け)かは、9戦全勝となった。2月のIPO4社の4戦全勝に続く高人気である。月間平均初値倍率も、2月の2.3倍にやや及ばない2.1倍となったが、それでも昨年1年間の37勝9敗、平均初値倍率50.4%に比べると大きくアウトパフォームした。全般市場が、高値圏でやや波乱商状となる相場環境下、シコリがなく値動きの軽いIPO株選好を強め、さらに公開価格そのものも、安全志向で比較的低位に設定される傾向が強く、4銘柄が、上場初日は買い気配値を切り上げたまま推移、上場2日目にようやく初値をつけたことなどが要因である。初値倍率トップは、3月12日IPOのソフトマックス<3671>(東マ)の4.2倍で、最低倍率は3月19日上場のファルテック<7215>(東2)の5%だった。

 ただしこの9銘柄のセカンダリーは、鴻池運輸を除いてほぼすべてが寄り付き天井となってその後は上場来高値から大きく調整、初値倍率が11%と2番目に低かったアサンテ<6073>(東2)は、公開価格930円自体を下回って推移している。IPO投資の原理原則は、「小さく産んで大きく育てる」とされており、3月のIPO市場の動向は今後の参考にもなりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】ビューティガレージは初配当を再評価、上場1ヶ月半経過で下値固まる

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビューティガレージ<3180>(東マ)は、今年2月14日のIPO(新規株式公開)から1カ月半を経過、下値固めをほぼ終了、今4月期期末の初配当も見直し、割安EC(電子商取引)株として直近IPO株人気の再燃が見込まれる。ビューティサロンのプロ向けの登録会員事業者数が、国内事業者の過半を占める同社のインターネット通販サイト「BEAUTY GARAGE Online SHOP」の好展開が続き、今2013年4月期業績の過去最高純利益、来2014年4月期純利益の続伸も観測されているためで、今年3月12日につけた上場来安値3000円からのリバウンド幅をさらに拡大しよう。

 同社は、理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどの「B(ビジネス)toB(ビジネス)」のネット通販で高実績を持ち、化粧品や理美容機器など30万点を超える商品を通信販売するとともに、周辺ソリューション事業として店舗設計事業やビューティサロンの開業支援サービス、独立・開業支援塾も展開、ワンストップで業界を全面的にサポートしている。しかも、この理美容機器の6〜7割がプライベートブランド商品で占められていることなどが、好業績要因ともなっている。

 今4月期業績は、売り上げ52億4400万円(前期比20%増)、経常利益2億9600万円(同17%増)、純利益1億7100万円(同15%増)と予想され、配当は、20円として初配当を実施する。来期業績も、今年3月15日発売の東洋経済会社四季報春号では、純利益が、2億円と連続過去最高更新と観測されている。

 株価は、公開価格2300円に対して80%高の4160円で初値をつけ上場来高値5200円まで買い進まれて、3000円まで調整、初配当発表で3485円の戻り高値をつけたあと、3200円台固めを続けている。PER評価は、22倍台と既上場のEC株のMonotaRO<3064>(東1)の58倍台やスタートトゥデイ<3092>(東1)の26倍台に比べて相対的に割安であり、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:57 | 編集長の視点
2013年03月27日

【編集長の視点】大幸薬品は業績上方修正を買い直し割安修正で高値を射程圏

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 大幸薬品<4574>(東1)は、きょう27日に今年3月に増配した3月期期末配当15円の配当権利を落としたが、株価は、逆にこの落ち分を埋め5円高の900円と反発し、今年2月8日につけた昨年来高値949円を射程圏に捉えている。期末配当の増配に先立って今年2月に発表した今2013年3月期業績の上方修正を見直し割安株買いが再燃している。テクニカル的にも、25日移動平均線水準での三角保ち合いからの上放れが期待されている。

 同社の3月期業績は、感染管理事業でシーズンの第3四半期(3Q)の秋口以降にノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生や季節性インルフエンザの流行開始で同社の除菌剤「クレベリン」が、一般用・業務用とも伸び、同事業の3Q売り上げが、前年同期比2.1倍、営業利益が、前年同期の2300万円の赤字から5億1300万円の黒字へと大きく伸びたことが要因となった。3月通期業績は、期初予想より売り上げを6億円、経常利益を3億7000万円、純利益を2億3000万円それぞれ引き上げ、純利益は、7億3000万円(前期比51%増)と続伸幅を拡大する。業績上方修正とともに期末配当も、期初予想の普通配当10円に特別配当5円を上乗せして年間15円と前期並み配当に増配した。

 株価は、ノロウイルスの感染拡大とともに800円台に乗せ、年明けには3月期業績の上方修正で昨年来高値まで買い進まれ、900円台を出没してきた。PERは15倍台と割安であり、高値抜けから2011年3月以来の4ケタ台活躍も意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】東証1部直接上場のタマホームは大量の買い物を集めて買い気配値をアップ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 タマホーム<1419>(東1)が、きょう27日に東証第1部に直接上場された。直接上場は、今年3月22日上場のブロードリーフ<3673>(東1)に続き今年3社目で、公開価格は980円、公開株式数は924万4800株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時50分現在、公開価格を245円、25%上回る1225円買い気配で売り買い差し引き約350万株と公開株式数の3分の1を超す大量の買い物を集めている。資金吸収額は90億円超とやや大きいが、注文住宅やマンションの分譲で知名度が高く、公開価格がPER9倍台と割安と割安なうえに、25.8円の今5月期予想配当から配当利回りも、2.6%と東証第1部平均を上回ることが買い評価されている。

 同社は、注文住宅の建築請負を行う住宅事業と、戸建住宅・マンションの分譲、オフィスビルの転貸の不動産事業を展開している。注文住宅は、大手ハウスメーカーの販売価格の半分程度となる坪単価25万8000円(消費税込み)の低価格で販売しており、全国展開しているロードサイド型の独立型店舗156店舗でモデルハウス、ショールームを設置し販売活動を行っている。また出店エリア拡大のため住宅総合展示場への出店も積極的で59カ所に出店している。店舗への集客は、テレビ・ラジオCMのほか、折込チラシ、競技場の看板などで積極的に行っており、工務費も、通常は半年かかる完工までの期間を70日程度に短期間化して圧縮している。

 今5月期業績は、売り上げ1568億6300万円(前期比7%減)、経常利益49億9300万円(同21%増)、純利益25億2700万円(同3.2倍)、1株利益107.4円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】一六堂は最高値を窺う、高級外食産業株に「資産効果」思惑が波及も高安はマチマチ

<マーケットトーク>

編集長の視点 一六堂<3366>(東1)は、4円高の510円と2日間の変わらずを含めて6営業日続伸して始まり、今年1月30日につけた東証第1部指定替え後の高値540円を窺っている。

 「アベノミクス」による株高の「資産効果」を背景にした高額商品の販売拡大で百貨店株が、相次いで昨年来高値を更新する人気となっているが、この「資産効果」思惑が、高価格帯の居酒屋を展開する同社株にも波及、今年4月9日発表予定の2月期決算への期待を高めて割安株買いが増勢となっている。

 同社株を含めた高級外食産業株は、柿安本店<2294>(JQS)が、前日比変わらずの1222円で寄り付き、ダイナック<2675>(東2)が、3円安の1082円と6営業日ぶりに小反落、ひらまつ<2764>(東1)が、17円安の654円と続落、ワイズテーブルコーポレーション<2798>(東マ)が、300円高の14万2000円と小反発するなど、配当落ちや利益確定売りも交錯し高安マチマチで始まっている。

 一六堂は、客単価を5000円前後とする「天地旬鮮 八吉」などの和食居酒屋業態を中心に東京都内のビジネス街で店舗展開を進め、同業他社と差別化するとともに、食材調達でも漁港で鮮魚を直接買い付けることができる買参権を保有・活用してメニューの充実を図っている。

 株価は、昨年12月10日に東証第1部に指定替えされ、目下決算集計中の2013年2月期の期末普通配当に指定替え記念配当4円を上乗せ、年間20円へ引き上げ株式分割権利落ち換算で実質増配したことも加わり、上場来高値540円まで買い進まれ、2月20日に実施した立会外分売(分売価格488円)が響いて472円まで下ぶれ500円台を出没している。PERは9倍台、PBRは0.9倍と割安であり、最高値抜けから一段の上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】アルファは続伸業績をテコに値ごろ割安株買いが膨らみ高値を意識

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アルファ<4760>(JQS)は、今8月期の連続増益業績をテコに25日移動平均線をサポート・ラインに下値を切り上げているが、なおPERは10倍台、PBRは0.5倍と割安であり、有配で低位値ごろも株価材料に今年3月13日につけた昨年来高値185円抜けから2009年7月高値202円を目指す上値評価が期待できる。「アベノミクス」効果による消費者マインドの好転は、同社の業績にも株価にもフォローとなる見込みだ。

 同社の今8月期業績は、売り上げ73億円(前期比2%増)、経常利益2億2000万円(同8%増)、純利益1億2000万円(同51%増)と予想され、配当も、前期に増配した5円を安定継続する。店頭プロモーション事業とPOPギャラリー事業を基軸にした事業展開を強化、別注製品では、食品・飲料メーカーから消費者向けの販促キャンペーンの一括受注を提案し、自社企画製品では、eコマースの利用者増加に合わせた販促資材の拡大とPOPの充実を図り、高付加価値化と事業の効率化も上乗せとなることなどが要因となる。今年1月11日開示した今期第1四半期業績は、人件費増などで小幅減益転換したが、売り上げは、前年同期比5%増と増収転換しており、期初の業績予想に変更はない。

 株価は、昨年10月発表の今期業績の連続増益予想を評価して25日移動平均線をクリアして右肩上がりのトレンドを形成、今期1Q業績の伸び悩みでやや下ぶれたものの、逆にこれで下げ過ぎとして昨年来高値まで急伸した。低PER・PBR修正、配当利回り3.0%の評価でなお上値にトライ、2009年7月高値奪回でもPERは13倍台、PBRは0.7倍にとどまる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:22 | 編集長の視点
2013年03月26日

【編集長の視点】立花エレテックは連続最高純益をテコに割安修正買いが再燃して高値に肉薄、PER7倍台

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 立花エレテック<8159>(東1)は、寄り後の10円安から切り返して19円高の937円と3営業日ぶりに急反発し、前日25日ザラ場につけた昨年来高値950円に肉薄している。今3月期純利益が、連続して過去最高を更新することを手掛かりにバリュー株買いが再燃しており、2008年以来続いた400円幅のボックス相場の上限を上放れることから、2006年4月高値1373円へのキャッチアップ期待も高めている。

 今期業績は、売り上げ1275億円(前期比3%増)、経常利益43億5000万円(同1%増)、純利益26億円(同5%増)と予想され、純利益は、連続して過去最高を更新する。主力のFAシステム事業や半導体デバイス事業は、自動車関連向けの工作機械や誘導加熱装置が伸び、中国を中心にアジアでのビジネス展開を積極化、半導体や液晶製造装置メーカー向けの受注減少を、昨年6月に資本業務提携した同じFA商社の高木商会(東京大田区)の業績寄与や、今年2月に半導体デバイス販売子会社を設立し、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)から半導体製品の再販事業などを譲り受け、年間売り上げ80億円が一部上乗せとなることなどでカバーする。

 株価は、昨年10月の昨年来安値608円から円高修正で底上げに発進、積極的なM&Aもフォロー材料となって昨年来高値まで5割高した。4年間にわたるボックス相場で溜め込んだエネルギーの放出でなおPER7倍台、PBR0.5倍の割安修正に弾みをつけ、2006年4月高値を目指す上位ボックス移行が有力視される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:30 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジェイテックは続落も株式分割・増配権利取りを上方修正業績がサポート

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジェイテック<2479>(JQG)は、1250円安の4万6550円と続落して始まっている。今年3月21日につけた昨年来高値4万9400円を前に利益確定売りが増勢となっているものだが、きょう26日が、株式分割(1対200)の権利付き最終日であり、さらに今3月期期末配当も増配することから、今年1月に上方修正した今期業績の上方修正も、サポート材料となって、権利取りに再考余地が大きい。

 株式分割は、同社株式のいっそうの流動性の向上や投資家層の拡大を図り、さらに全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、同社株式の売買単位を100株に変更する単元株制度を採用するために実施するもので、単元株制度の効力発生日は、4月1日と予定している。一方、今3月期期末配当は、今期業績を総合的に勘案、株主への利益還元を図るために前期実績・期初予想の100円から200円に増配する。

 増配の前提となる今期業績は、今年1月31日に上方修正済みである。昨年10月1日にLIXILグループ<5938>(東1)から株式を取得し連結子会社化し、建築関係の労働者派遣事業などを展開するエル・ジェイ・エンジニアリング(旧トステム・エンジニアリング・オフィス)の業績が上乗せとなることが要因で、純利益は、期初予想の4100万円を4400万円(前期比29%増)に引き上げて増益転換率を拡大する。

 株価は、1月の今期業績上方修正で3万円台に乗せ、株式分割に期末配当の増配が続いて高値を更新した。今年3月15日発売の東洋経済会社四季報春号では、来期純利益の大幅続伸も観測されており、きょう権利付き最終日の権利取り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】キョーリンは最高値肉薄、潰瘍性大腸炎治療剤の製造販売承認でもう一つの「アベノミクス」関連思惑

<マーケットトーク>

編集長の視点 キョーリン製薬ホールディングス<4569>(東1)は、25円高の2320円と続伸し、今年3月11日につけた上場来高値2360円に肉薄している。前日25日大引け後の潰瘍性大腸炎治療剤「ペンサタ坐剤1g」の国内製造販売承認取得を発表、同潰瘍性大腸炎が、安倍晋三首相が、第1次安倍内閣当時の2007年9月に首相を退陣したときの持病となっているだけに、もう一つの「アベノミクス」関連思惑を高めて割安株買いが増勢となっている。

 潰瘍性大腸炎関連では、同治療薬「アサコール」が年商100億円を超え主力薬としているゼリア新薬工業<4559>(東1)は、前日大引け後にアステラス製薬<4503>(東1)とともに、機能性ディスペシア治療剤」の製造販売承認取得を発表したが、6円安の1489円と反落、昨年3月29日につけた昨年来高値1509円を前に利益確定売りが先行しており、高安マチマチとなっている。

 キョーリンの潰瘍性大腸炎治療剤は、昨年8月に「ペンサタ錠」の新用法・用量の承認を取得して発売、下痢や下血を頻回に生じ、社会生活に支障をきたす難治性炎症性腸疾患の治療薬として患者の服用方法の選択肢を広げ寛解維持効果を向上させてきた。今回承認を取得した新薬は、さらに治療ニーズに応える新剤形として開発、血便、粘血便を主症状とする直腸の病変に対して高い効果を持つ。

 株価は、昨年11月に今3月期業績を一部下方修正したことで1643円まで売られ、今年2月に発表した第3四半期決算が、この通期業績に対して高利益進捗率を示したことを手掛かりに上場来高値まで4割高、2300円台を出没していた。PER14倍台の割安修正に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | 編集長の視点

【編集長の視点】キーコーヒーは自己株式処分織り込み再上方修正業績を見直し下げ過ぎ訂正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キーコーヒー<2594>(東1)は、今年3月6日払い込みで実施した自己株式処分(処分価格1520円)・株式売出しを嫌って1518円まで調整したが、今3月期業績の2回にわたる上方修正、V字回復を見直し下げ過ぎ訂正に動いている。売り方の買い戻しも交錯し今年2月1日につけた昨年来高値1650円へキャッチアップしよう。

 自己株式処分などのファイナンスは、ここ数年高値圏で推移してきたコーヒー生豆相場が、高値圏を脱した状況を捉えて、同社商品の一段の品質向上、製造の効率化など収益性の改善と競争力の強化を図ることを目的にしている。手取概算調達額約8億円は、東北・関東・中部・九州の各工場のコーヒー生産設備更新・新設、本社製造部門の資材関連費用などに投資する。

 一方、同社の今期業績は、昨年10月、今年1月と2回上方修正され、今年1月は純利益のみの上方修正となった。コーヒー生豆相場が最高値圏を脱し、安定的な円高基調で推移し、レギュラーコーヒー製品の製造原価低減、販管費の削減などを進めたことが上方修正要因となっており、2回目の純利益上方修正は、今年1月に銀座ルノアール<9853>(JQS)と資本業務提携、負ののれん発生益約4億8000万円を特別利益に計上することが要因となっている。
 株価は、今期第3四半期決算とともに発表した今期業績の再上方修正で昨年来高値まで急伸し、ほぼ往って来いの調整となった。日柄・値幅調整とも十分で高値奪回に向け再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:00 | 編集長の視点
2013年03月25日

【編集長の視点】デジタルハーツは8日ぶり反落も連続最高純益で好買い場

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 デジタルハーツ<3620>(東1)は、72円安の900円と8営業日ぶりに急反落して始まっている。前週末22日ザラ場に株式分割権利落ち後高値1045円まで買われ、高値で利益確定売りが先行しているものだが、昨年11月に上方修正した今3月期業績の連続過去最高純利益更新や、年間配当の実質的な増配、株主優待制度の拡充などを見直し割安株買いも交錯している。

 同社の今期業績は、ソーシャルゲームアプリが引き続き好調に推移し、ソフトウェアの不具合を修正するデバッグ事業が続伸し、昨年9月から開始したソフトウェア不具合検証サービスによるシェア拡大などから昨年11月に上方修正され、純利益は、5億9600万円(前期比35%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。配当も、年間6円と2回実施した株式分割の権利落ち換算で実質増配する。

 今年2月8日発表した第3四半期(3Q)業績は、前年同期比18%増収、3%経常減益、2%純益増益と増減マチマチとなり、3月通期業績対比の利益進捗率は、64〜65%と目安の75%に未達となった。これは、デバッグ事業は、好調に推移しているものの、海外デバッグライン拡充のために米国、韓国などでリソースを増強するラボ・人員の投資コストや、国内でも新サービス・新領域の市場シェアを拡大する先行投資などが重なったことなどが要因で、計画通りとして通期業績の上方修正値に変更はなく、株主優待制度のお米券贈呈では、2キログラムから6キログラムに贈呈量を増加させる。

 株価は、昨年9月末割り当ての株式分割(1対2)の権利をスンナリ落とし700円台固めを続け、3Q決算発表で下ぶれたが、逆にこれをバネに1000円台に乗せ、権利落ち前の1400円台へ急接近している。PER17倍台の割安修正に拍車がかかろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】丹青社は高値肉薄、ディスプレー株はもう一つの「資産効果」関連株人気で軒並み買い増勢

<マーケットトーク>

編集長の視点 丹青社<9743>(東1)は、7円高の365円と3営業日続伸して始まり、今年3月4日につけた昨年来高値396円に肉薄している。今年3月15日に発表した1月期の好決算を見直し値ごろ妙味のある内需割安株として買い増勢となっているもので、株高を背景にした「資産効果」関連株人気も後押しをしている。

 「資産効果」は、昨年11月14日以来の日経平均株価の46%高で大きくリターンを享受して消費マインドが好転、高額商品を中心に個人消費が回復したことで百貨店株が揃って昨年来高値を更新するなど関連株買いが盛り上がっている。ディスプレー株は、この百貨店や大型商業施設向けに店舗のデザインや店舗改装などを担当、関連株の一角として業績も好転している。

 同社株のほか、ディスプレー株は、ラックランド<9612>(東2)が、前週末比変わらずの610円で寄り付き今年3月19日につけた昨年来高値614円を窺い、スペース<9622>(東1)が、10円高の808円と続伸して昨年11月2日につけた昨年来高値800円を更新したあともみ合い、乃村工藝社<9716>(東1)は、11円高の500円と急反発して前週末22日ザラ場につけた昨年来高値504円に肉薄するなど軒並み高となっている。

 丹青社の1月期決算は、前期純利益が、今年3月1日の上方修正通りに前々期比2.0倍とV字回復し、配当も、6円(前々期実績4円)と増配幅を拡大した。小売業の店舗投資や企業の販促投資が回復してきているなか、「渋谷ヒカリエ」などの大型商業施設の開業や百貨店の改装、アミューズメント施設の新改装需要を取り込み、採算性向上を図ったことなどが要因となった。今期業績も続伸、純利益を12億5000万円(前期比8%増)と見込んでいる。

 株価は、昨年12月の好業績観測報道で300円台に乗せ、前期第3四半期の好決算で上値を伸ばし、前期業績の上方修正で昨年来高値を更新した。PERは7倍台、PBRも0.8倍となお割安であり、高値抜け後は2011年3月高値509円が次の上値メドとなろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジャックスは高値に肉薄、業績再上方修正に期末配当増配が加わり割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジャックス<8584>(東1)は、42円高の529円と急反発し、今年1月7日につけた昨年来高値535円に肉薄している。前週末22日大引け後に昨年8月に続いて今3月期業績の2回目の上方修正と期末配当の増配を発表、割安株買いが再燃している。今月末に中小企業金融円滑法が期限切れとなることも、ビジネス・チャンスにつながるとして引き続き買い材料視されている。

 今期業績は、昨年8月に続き売り上げを4億円引き下げたが、経常利益を8月の上方修正値より10億円、純利益を5億円それぞれ引き上げ、純利益は、75億円(前期比9%増)と続伸幅を拡大する。前回の上方修正時と同様に未収債権の抑制による貸倒費用の減少が、再上方修正要因となった。期末配当は、期初予想の5円を6円に引き上げ、年間11円(前期実績10円)に増配する。

 株価は、昨年8月の1回目の上方修正で382円まで6割高、3分の2押しの288円安値をつけた11月以来、消費者金融の規制緩和を期待する「アベノミクス」関連株人気で昨年来高値まで9割高した。その後、392円安値まで再調整したが、今度は金融円滑化法期限切れの関連思惑が波及して再度、500円台出没と出直ってきた。PERは12倍台、PBRは0.8倍と割安であり、値ごろ妙味も加わり2007年2月以来の600円台回復が意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 編集長の視点