[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (03/14)【編集長の視点】協立情報通信は下げ過ぎ、クラウド関連、IPOの有配株評価で狙い場
記事一覧 (03/13)【編集長の視点】きちりはもみ合いも連続最高純益を見直し割安株買いに再発進余地
記事一覧 (03/13)【編集長の視点】新規上場のオイシックスは大量の買い物を集めて買い気配値をアップ
記事一覧 (03/13)【編集長の視点】一建設はストップ高で最高値更新、好決算が統合予定のパワービルダー5社株の高人気化をリード
記事一覧 (03/13)【編集長の視点】IBJは目先の日柄・値幅調整完了で直近IPO人気を再燃させ割安修正へ
記事一覧 (03/12)【編集長の視点】鈴木は4連騰で最高値肉薄、2Q好決算をテコにスマホ関連の割安株買いが増勢
記事一覧 (03/12)【編集長の視点】新規上場のソフトMAXは買い気配値をアップさせ公開価格を上回る
記事一覧 (03/12)【編集長の視点】栃木銀は高値もみ合い、低PBR地銀株は追加金融緩和策を追い風に軒並み出遅れ訂正
記事一覧 (03/12)【編集長の視点】サムシングHDは株式分割の権利取りに割安株買いが加わり底上げ急ピッチ
記事一覧 (03/11)【編集長の視点】「東京」の冠社名銘柄は第2ラウンド・第3ラウンド展開で投資妙味セクターの招致活動を活発化=浅妻昭治
記事一覧 (03/11)【編集長の視点】SUMCOは高値更新、業績大幅続伸予想で売り方の買い戻し先行
記事一覧 (03/11)【編集長の視点】三井物産は4連騰、商社株はADR高を引き金に出遅れ訂正の局面
記事一覧 (03/11)【編集長の視点】ストップ高のビーマップ、業績上方修正・黒字転換幅拡大を見直し急騰習性を再発揮
記事一覧 (03/11)【編集長の視点】アートスパークHDは業績黒字転換で3分の1戻し水準から全値戻しへ
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2013年03月14日

【編集長の視点】協立情報通信は下げ過ぎ、クラウド関連、IPOの有配株評価で狙い場

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 協立情報通信<3670>(JQS)は、今年2月20日に公開価格1500円で新規株式公開(IPO)され、上場初日は買い気配を切り上げたまま値がつかず、上場2日目に公開価格を3.3倍上回る5000円で初値をつけ上場来高値5700円まで買い上げられる高人気となり、3210円まで調整した。値幅的にも累積売買高的にも目先調整は十分と示唆しており、下げ過ぎ訂正に再発進する展開が想定される。PER16倍台の割安修正に加えて、2013年2月期実施の50円配当を見直し、IPO株としては異色の有配株評価も高まろう。

 同社は、官公庁、企業向けに会計情報を中心にした経営情報システムの構築・運用や能力開発の人材教育などの情報ソリューションをクラウド・コンピューティングやスマートフォン、タブレット型端末などにより提供し、6店舗のドコモショップにより携帯電話を販売している。サービス提供は、2001年に開設した情報創造コミュニティーで開催するイベントやセミナーで情報を発信して新規顧客とのきっかけづくりをしてニーズの深掘りや新課題を発見、具体的な相談を受け組織的に顧客提案やフォローアップ活動を行うプロセスで進めている。

 業績も、既存顧客からの継続的な受注や保守収入、協業パートナーからの紹介案件の増加、さらにモバイル事業でのスマートフォンや法人顧客向けの機器売り上げの増加などで好調に推移し、目下集計中の2013年2月期業績は、売り上げ49億7400万円(前期比16%増)、経常利益3億6600万円(同53%増)、純利益2億1200万円(同2.0倍)と予想され、配当も50円を予定していた。今期業績の動向は、決算発表を待たなくてはならないが、クラウド・コンピューティングやスマートフォンの急速な進展に伴う新サービスへの需要拡大が期待され、東日本大震災による節電対策、BCP(事業継続計画)構築などで、顧客サイドのIT(情報通信)投資は底堅く推移しており、続伸は有力で高配当もキープされよう。

 株価は、PER16倍台と下げ過ぎが歴然であり、直近IPO株人気に火をつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:01 | 編集長の視点
2013年03月13日

【編集長の視点】きちりはもみ合いも連続最高純益を見直し割安株買いに再発進余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 きちり<3082>(JQG)は、5円安の1900円と小幅続落、25日移動平均線水準での中段固めを続けている。ただ、このもみ合いも1カ月強継続、日柄的に目先調整終了を示唆しており、今6月期純利益の連続過去最高と年間配当45円を見直し割安株買い・好配当利回り買いに再発進する展開も想定される。昨年6月末に実施した株式分割権利前・落ち後ともストップ高を演じた急騰習性も、再現期待を高めよう。

 同社の今期業績は、売り上げ65億円(前期比12%増)、経常利益6億円(同19%増)、純利益3億円(同16%増)と予想され、純利益は、前期に続き過去最高を更新する。立地を厳選した新規出店と高付加価値の外食サービスを提供、関東エリアを中心に「Casual Dining KICHIRI」や「いしがまハンバーグ」の認知度が着実に向上、昨年9月オープンの「KICHIRI渋谷宮益坂下店」では鹿、雉、猪のジビエ料理やプレミアムワインを提供することなどが要因となる。配当は、昨年11月に第2四半期の創業15周年の記念配当15円の実施と、さらに期末の普通配当30円の上乗せとを発表、年間45円として実施する。

 株価は、この高配当を歓迎してストップ高を交えて株式分割落ち後の高値2558円まで急伸しほぼ往って来いの調整をした。同社の株価は、社内食堂の料理レシピ本が、メタボ関連でベストセラーとなった体重計メーカー・タニタと提携して「丸の内タニタ食堂」を新規出店し、さらに昨年6月には前期業績の上方修正と株式分割(1対200)を同時に発表、好材料が顕在化するたびごとに、ストップ高を繰り返すなど急騰習性は折り紙付きである。目先調整で溜め込んだエネルギーを放出、PER10倍台の割安修正の再発進に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のオイシックスは大量の買い物を集めて買い気配値をアップ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 オイシックス<3182>(東マ)が、きょう13日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は1200円、公開株式数は80万5000株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ10時現在、公開価格を360円上回る1560円買い気配で売り買い差し引き160万株超と公開株式数の2倍となる大量の買い物を集めている。

 食品をインターネット通販する高知名度や独自ビジネスモデルから前評判が高いことに加えて、公開価格のPERが13倍台と割安で、資金吸収額も10億円弱にとどまり、さらに前日12日にIPOされたソフトマックス<3671>(東マ)が、初日に買い気配を切り上げたまま初値をつけるまでに至らず、きょう13日もなお買い気配値を切り上げるなど昨年12月、今年2月に続きIPO株人気が高まっていることも、買い方を勢い付かせている。

 同社は、ネット経由で有機・特別栽培野菜や人工添加物を使用しない加工食品を販売、独自の調達網で商品を調達するとともに構築した物流体制で宅配をしている。取扱商品は、3000〜4000種類に及び、商品構成比は、フル−ツ・野菜が約37%、日用品、肉、魚などの加工品が約63%となっており、定期購入する会員は、主婦を中心に約7万500人に達している。

 今3月期業績は、売り上げ143億5000万円(前期比13%増)、経常利益6億5800万円(同10%増)、純利益4億400万円(同21%増)、1株利益86.0円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:05 | 編集長の視点

【編集長の視点】一建設はストップ高で最高値更新、好決算が統合予定のパワービルダー5社株の高人気化をリード

<マーケットトーク>

編集長の視点 一建設<3268>(JQS)は、寄り付きの買い気配からストップ高となる700円高の4745円まで買い上げられて3日続伸、前日ザラ場につけた上場来高値4240円を大きく更新している。前日12日大引け後に1月期決算を発表、前期業績が期初予想値をやや上ぶれて着地、今期業績の連続2ケタ増益と連続大幅増配を予想し、業績が、市場コンセンサスを大きく上回ることを手掛かりに超割安株買いが増勢となっている。首都圏で戸建住宅、マンションを開発・販売している同社のパワービルダー業態を評価して、このところの軒並み高となった含み資産株人気も波及している。

 パワービルダーでは前日に同じくサーラ住宅<1405>(東2)が、今10月期業績第1四半期(1Q)決算を発表したが、減益転換したことを嫌い65円安の702円と変わらずを含めて9営業日ぶりに急反落している。

 ただ一建設は、今年11月に同業のパワービルダー5社との経営統合を予定しており、5社すべての株価が急伸することをリードしている。飯田産業<8880>(東1)アイディホーム<3274>(JQS)が、連日の昨年来高値更新となっているほか、東栄住宅<8875>(東1)が、5営業日続伸し、タクトホーム<8915>(東1)アーネストワン<8895>(東1)が、続急伸している。

 一建設の前期業績は、昨年2月に城南建設を連結子会社化して初の連結決算となったため前々期比較はないが、経常利益は249億4000万円、純利益は161億8200万円となった。戸建住宅の販売棟数が7202棟と伸び悩んだが、マンション分譲戸数が1162戸の38%増と伸び、城南建設子会社化で請負工事棟数も続伸し、スケールメリットを享受したことなどが寄与した。

 今期業績は、引き続き高品質・低価格の商品を開発・提供、物件の内容を厳選し徹底した原価管理を進めることで続伸を予想、純利益は、193億円(前期比19%増)と市場コンセンサスを約35億円上回る。今期配当は、120円(前期実績80円)に連続大幅増配する。なお同社は、経営統合を予定しているパワービルダー5社の今期業績に与える影響は、今回の業績予想には織り込んでいないとしている。

 株価は、昨年12月に発表した6社経営統合の基本合意でストップ高を交え窓を開けて4205円高値まで6割高、3570円まで調整したあと最高値を更新した。PERは6倍台と割安であり、なお上値チャレンジが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】IBJは目先の日柄・値幅調整完了で直近IPO人気を再燃させ割安修正へ

<銘柄ウオッチ> 

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、昨年12月6日の新規株式公開(IPO)時に上場来高値2660円をつけ、以来3カ月にわたり値幅・日柄調整を続けたが、この3分の1戻し目前となっており、目先の調整完了として本格的な出直りが期待できそうだ。今年に入りすでに5銘柄がIPOされ、このいずれもが公開価格を大きく上回って 初値をつける高人気となっており、同社にも直近IPO人気が再燃し、PER16倍台の割安修正をしよう。

 同社株は昨年12月に公開価格1450円でIPOされ、初値を公開価格比1160円高、80%高の2610円でつけ、上場来高値まで買い進まれるなど高人気となった。日本初のソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」と、全国の結婚相談所とその所属会員の婚活をサポートするためのお見合いネットワーク「IBJシステム」、「日本結婚相談所連盟」を運営し、ネットとリアル両面でブライダル・サービスを展開、さらに結婚が決まったあとの新居探しや、結婚式を控えた新婦にエステやビューティー情報を提供する検索サイトの運営などのメディア事業も兼営、シナジー効果を最大化するビジネスモデルが高評価された。

 業績も好調だ。前12月期業績は、IPO時予想を上ぶれて着地して期末配当は、上場記念配当5円を含めて30円の配当を実施、今期業績も続伸を予想している。具体的に今期業績は、売り上げ25億円(前期比16%増)、経常利益4億4600万円(同30%増)、純利益は、2億6400万円(同33%増)と見込んでいるもので、純利益は連続の過去最高更新となる。婚活コンパ(合コン)などの出会いの場をセッティングすることを含めてライフデザイン・ソリューションサービスを提供、メディア部門のシステム開発をさら積極化し、複合展開を一段と強化することなどが寄与する。

 株価は、上場来高値から値幅で780円、日柄で3カ月調整し安値から200円幅の値戻しをして調整完了を示唆している。PER16倍台の割安修正に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:17 | 編集長の視点
2013年03月12日

【編集長の視点】鈴木は4連騰で最高値肉薄、2Q好決算をテコにスマホ関連の割安株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 鈴木<6785>(東2)は、2円高の710円と4営業日続伸し、前日11日ザラ場につけた昨年5月28日の東証第2部上場来の高値715円に肉薄している。今年2月8日に開示した今6月期第2四半期(2Q)累計業績が、2ケタ増益と増益転換して着地したことをテコにスマートフォン関連の割安株買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、前年同期比5%増収、11%経常増益、43%純益増益と伸びた。スマートフォン、タブレット型端末の市場拡大でコネクタ用部品の需要が伸び、自動車向けのカーエレクトロニクス関連の電子部品も堅調に推移、機械器具セグメントでは、自動車関連装置が順調で、医療組立事業で新アイテムが増加したことなどが寄与した。6月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、5億400万円(前期比43%増)と増益転換を見込んでいる。

 株価は、東証2部上場とともにつけた645円高値から上場人気一巡で同安値531円まで調整、昨年11月開示した今期第1四半期業績の増益転換業績をテコに底上げ、2Q累計の好決算で上場来高値まで3割高した。PER8倍台、PBR0.4倍の割安修正で上値トライに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のソフトMAXは買い気配値をアップさせ公開価格を上回る

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ソフトマックス(ソフトMAX)<3671>(東マ)が、きょう12日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は1300円、公開株式数は57万5000株となっている。寄り付きから買い気配値を切り上げ9時45分現在、公開価格を260円、20%上回る1560円買い気配で売り買い差し引き約130万株と公開株式数の2倍以上となる買い物を集めている。

 医療情報システムを展開する最先端のIT(情報通信)関連株で、公開価格のPERが10倍台と割安で、配当利回りも今12月期の予想配当40円に対して3.0%と高く、資金吸収額も7億円超と小規模にとどまることが買い評価されており、今年2月にIPOされた4社の平均初値倍率が、2.39倍と高人気化したことも連想され再現期待も高めている。

 同社は、電子カルテルシステム、オーダリングシステム、医事会計システムなどの総合医療情報システムを開発・販売し、総合病院からクリニックに至るまで同システム「HONEST」を提供し、保守サービスも行っている。中心は、Web型電子カルテルシステムで、同社が開発したWebパーツを使用して医師が、独自にカスタマイズすることが可能で、診療情報、検査、投薬などのデータを統合して患者を一元管理することを可能としている。

 今12月期業績は、売り上げ41億円(前期比9%増)、経常利益4億円(同37%増)、純利益2億4100万円(同53%増)、1株利益129.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】栃木銀は高値もみ合い、低PBR地銀株は追加金融緩和策を追い風に軒並み出遅れ訂正

<マーケットトーク>

編集長の視点 栃木銀行<8550>(東1)は、4円安の389円と3営業日ぶりに反落し、前日11日ザラ場につけた昨年来高値400円を前にもみ合いを続けている。前日11日に次期日銀総裁として国会に提案された黒田東彦アジア開発銀行総裁が、参議院で所信を聴取され、積極的に追加金融緩和策を実施することを表明、臨時金融政策決定会合を開催することも観測されており、関連してメガバンク3行が、外国人投資家の継続買いなどで昨年来高値を更新しており、つれて地銀株にも出遅れ訂正買いが波及しており、なかでも低PBRランキングの上位にランクされている銘柄は、軒並み人気化し高値を更新、栃木銀は、この高値水準で利益確定売りが交錯している。

 栃木銀のPBRは、0.3倍と東証1部低PBRランキングの50位以内にランクされている。このほか地銀株ではランキング上位に6行がランクイン、愛知銀行<8527>(東1)以下、八千代銀行<8409>(東1)三重銀行<8374>(東1)東和銀行<8558>(東1)が、前日11日に昨年来高値を更新し、十八銀行<8396>(東1)千葉興業銀行<8337>(東1)が、昨年来高値に肉薄、きょう12日は愛知銀、東和銀が連日の高値更新となっている。

 栃木銀は、業績も好調に推移している。昨年11月に今3月期第2四半期累計業績を上方修正したあと、今年1月の第3四半期(3Q)決算発表時には3月通期業績を上方修正した。いずれも不良債権処理費用の減少を要因としており、経常利益を期初予想より20億円引き上げて70億円(前期比94%増)とV字回復、純利益を同じく20億円アップさせて50億円(前期は7500万円の赤字)と黒字転換幅を拡大する。ただ3Q純利益は、46億5400万円(前年同期は2億7200万円の黒字)と大きく伸び、上方修正した通期純利益に対してなお高利益進捗を示唆しただけに、期末に向けた上ぶれ期待も高まってくる。

 株価は、PBR評価で出遅れているが、PER評価でも8倍台と割り負けており、2011年2月高値432円抜けから2009年8月以来の500円台回復も想定範囲内となってくる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】サムシングHDは株式分割の権利取りに割安株買いが加わり底上げ急ピッチ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 サムシングホールディングス<1408>(JQG)は、今年6月30日を基準日に昨年12月に続き矢継ぎ早に株式分割を実施、この権利取りと割安株買いが相乗し、今年2月15日につけた前回の株式分割の権利落ち後安値9万3300円から急ピッチの底上げをしている。平成23年度補正予算や24年度の住宅優遇税制、さらに宮城県の復興住宅計画などの「アベノミクス」関連人気の高まりも期待されている。

 株式分割は、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を推進するとともに、来年4月から単元株式数を100株とすることが義務付けられ、同社も単元株制度を採用、単元株式数を100株へ変更するために実施するもので、1株を100株に分割、昨年12月31日を基準日に実施した株式分割(1対2)に続く。

 一方、今12月期業績は、売り上げ106億7700万円(前期比19%増)、経常利益3億6000万円(同6%増)、純利益1億7700万円(同8%減)と予想されている。東日本大震災の被災地では、宮城県が復興住宅計画により平成27年までに約1万2000戸の公営住宅を整備するなど復興需要が本格化し、金融緩和策の強化や来年4月の消費税引き上げ前の駆け込み需要などで新設住宅着工件数が引き続き堅調に推移する好環境下、同社が独自開発、特許を取得した液状化対策の「クロスベース工法」などへのニーズが高まり地盤改良工事の受注・販売が増加しており、さらに10年間で4万棟以上の実績を持ち同社子会社が提供している10年間にわたり地盤保証をする業界初の保証事業「THE LAND(ザ・ランド)」では、国土交通省が、不動産売買時に「安全表示」を検討していることなども追い風となる。

 株価は、前回の株式分割の権利をスンナリ落として落ち妥当値の12万円台固めを継続、決算と株式分割の同時発表では材料出尽くし感を強め落ち後安値まで下ぶれた。株式分割権利取りとPER18倍台の割安修正でまず今年1月につけた分割落ち後高値13万3900円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:16 | 編集長の視点
2013年03月11日

【編集長の視点】「東京」の冠社名銘柄は第2ラウンド・第3ラウンド展開で投資妙味セクターの招致活動を活発化=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 「ゾンビ銘柄」などといったら兜町の古老たちに怒られそうだ。株式に貴賤はない。古老たちは極低位値ごろ株だろうと、ボロ株だろうと、「上がる株が成長株」と固く信じ、投資哲学としているからだ。しかし、日経平均株価が、2008年9月のリーマン・ショック前の株価水準を回復するのに先立って、極低位値ごろ株が底上げ、リバイバルして昨年来高値を軒並み更新するのをみると、10年前、20年前、30年前の含み資産株人気、株集め思惑などの数々のバブル相場の熱狂が昨日のように蘇り、金輪際動かないと諦めていた塩漬け株が、息を吹き返したとの印象が拭えなくなるのである。

 例えば東京テアトル<9633>(東1)である。そのかつての急騰ぶり、突飛高は、週足や月足をみただけでは分からない。10年足、30年足のチャートを参照しなくてはその栄枯盛衰には遡れない。もちろん上場来高値は、あの資産バブル時代の1990年につけた1150円だが、その前段もある。西武流通グループ(旧セゾングループ)の接近が、兜町で憶測を呼んで株価が思惑高した。その当時流布されたうわさは、西武鉄道は、銀座から秩父経由で軽井沢まで直通鉄道を建設、その銀座の拠点に同社の銀座テアトルビルの取得を狙っているというものであった。

 いまになって冷静に考えれば、荒唐無稽と笑われそうなその相場シナリオだが、それが株価が急騰している真っ只中では、真顔で買い材料として取り沙汰されてもいたのである。そしてそれが、あながちまったくのガセネタではなかったことは、その後、西武鉄道ではないが、セゾングループが、有楽町の駅前の旧朝日新聞社本社跡地を買収して、複合商業ビル「有楽町マリオン」を建設、西武百貨店有楽町店をオープンさせたことから当たらずとも遠からずであったとも納得させてくれた。

 そのセゾングループはすでに解体・再編され、西武鉄道も上場廃止となっており、ひとり東京テアトルのみが、ここにきて昨年来高値まで買い進まれ、存在感を際立たせるのをみると、やはり「ゾンビ銘柄」の感懐を抱くのは致し方のないところではある。

 東京會舘<9701>(東2)も、東京・丸の内のお堀端で高級レストラン・宴会場・ホテルを運営する老舗企業としてしばしば含み資産相場で動意付き、史上最高値は、資産バブル当時の1990年につけた2850円だが、この含み思惑株人気も、同社が、三菱地所<8802>(東1)と提携を蜜にするとともに、その思惑の部分がかなりの程度、割り引かれたことも妙に印象に残っている。

 さてここまで低位値ごろのリバイバル銘柄の2銘柄の出自・来歴について記述してきて、実はこの2銘柄にはこれ以外に大きな共通項があるのだが、読者のみなさんにお分かりになるだろうか?両社の社名に「東京」の冠がついていることである。何だ、そんな単純なことと聞き流されるかもしれないが、この「東京」の冠社名が、今回の当コラムのメーンテーマである。

 このメーンテーマをご理解していただくために、読者のみなさんにもう一つ質問がある。東京テアトルも東京會舘も、揃って昨年来高値をつけたのが、3月4日だったが、これがどんな日であったかお分かりだろうか?(東京會舘はその後も買い物が続き前週末8日も昨年来高値まで買い上げられている)。テレビでその模様が放映されていたから、直ぐ思い出していただけるはずだが、3月4日は、国際オリンピック委員会(IOC)の評価委員会が、2020年開催の夏季オリンピックの開催地を決定する報告書を作成するために東京での現地調査を開始した日に当たっている。そして、この日の兜町で、これと歩調を合わせて「東京」を冠社名にする銘柄が、軒並み昨年来高値を更新するとともに、値上がり率ランキングの上位にもランクインもした。「東京銘柄」が、兜町でも投資有望セクターとして誘致活動を活発化させたのかもしれない。

 値上がり率トップとなった東京機械製作所<6335>(東1)を筆頭に、東京建物不動産販売<3225>(東1)東京建物<8804>(東1)東京楽天地<8842>(東1)東京放送ホールディングス<9401>(東1)東京都競馬<9672>(東1)などが、昨年来高値を更新した。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:38 | 編集長の視点

【編集長の視点】SUMCOは高値更新、業績大幅続伸予想で売り方の買い戻し先行

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 SUMCO<3436>(東1)は、120円高の1160円と続急伸し、今年3月6日につけた昨年来高値1088円を大きく更新している。前週末8日大引け後に1月期決算を発表、前期業績は、昨年12月の再下方修正値を上ぶれて黒字転換幅を拡大して着地し復配、今期業績も大幅続伸を予想、市場コンセンサスを下回ったが、売り方の買い戻しが先行し買い増勢となった。

 前期業績は、再下方修正値を利益が9億円〜24億円上回り、営業利益が132億1500万円(前々期は9億6700万円の黒字)、経常利益が96億6400万円(同56億9500万円の赤字)、純利益が34億2600万円(同843億6900万円の赤字)とV字回復した。昨年2月に策定した「事業再生計画」を推進、ソーラー事業から撤退して1300名の要員も削減し合計約230億円の営業利益増益となり、300ミリウェーハが、小口径からシフト、スマートフォン・タブレット型端末の伸長により成長したことが寄与した。未定としていた期末配当は、4期ぶりに2円として復配する。

 今期業績は、第1四半期を300ミリウェーハの数量調整の最終局面として第2四半期以降の需要回復を見込み、経常利益180億円(前期比90%増)、純利益120億円(同3.5倍)とした。

 株価は、昨年12月の前期業績の下方修正では逆に悪材料出尽くし感を強めストップ高を伴って昨年来高値まで500円高した。投資採算的に割安感は小さいが、売り長で逆日歩のつく信用好需給主導で2011年7月高値1423円を次の上値フシとして意識する上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】三井物産は4連騰、商社株はADR高を引き金に出遅れ訂正の局面

<マーケットトーク>

編集長の視点 三井物産<8031>(東1)は、40円高の1415円と4営業日続伸して始まり、昨年3月につけた昨年来高値1439円を射程圏に捉えている。前週末8日の米国市場で、NYダウが、67.58ドル高の1万4397.07ドルと連日の史上最高値更新となり、為替レートも1ドル=96円台と円安に進み、同社ADR(預託証券)も、東京市場の終値に対して25円高(円換算値)で引け、この日寄り付き前に外資系証券からの買い物も観測されたことから、出遅れ修正買いが増勢となっている。

 米国市場で日本株のADRは、前週末8日にほぼ全面高となったが、上昇率トップは三井物となっており、同じくADRが31円高で引けた三菱商事<8058>(東1)も、36円高の1863円と5営業日続伸、この両社株にツレ高、大手商社株は、期末の好配当利回り買いも加わって、伊藤忠商事<8001>(東1)住友商事<8053>(東1)も、それぞれ5営業日〜8営業日続伸するなど軒並み高となっている。

 三井物の株価は、原油・金属価格などの資源価格の下落や歴史的な円高が響いて昨年10月に昨年来安値1041円まで売られ、11月に今3月期業績の下方修正と年間配当の43円(前期実績55円)への減配を発表、1057円まで再度の下値確認となったが、昨年11月の野田前首相の解散・総選挙表明以来の円高修正で底上げ、今年1月のスペインの自動車プレス部品会社の株式取得を手掛かりに1429円高値まで買い進まれ、1300円台固めを続けてきた。PERは8倍台、PBRは0.9倍と出遅れが目立ち、配当利回りも3.0%と市場平均を大きく上回るだけに、昨年来高値更新から2011年2月高値1558円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】ストップ高のビーマップ、業績上方修正・黒字転換幅拡大を見直し急騰習性を再発揮

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ビーマップ<4316>(JQG)は、1万5000円高の8万8900円とストップして急反発、今年3月5日につけた昨年来高値8万4900円を更新している。今年2月1日に発表した今3月期業績の上方修正・黒字転換幅拡大を見直しスマートフォン関連株買いが再燃しており、業績上方修正以来再三にわたりストップ高を演じた急騰習性の再現思惑も強まっている。

 業績上方修正は、スマートフォンの急増、普及によるトラフィック対応のため通信事業者が、無線LANネットワークの構築を拡大、同社の管理システム、アプリケーションなどへの引き合いが急増していることなどが要因で、この足元の状況と第4四半期の受注動向、事業進捗を踏まえて期初予想を引き上げた。売り上げを6000万円アップさせて12億2000万円(前期比21%増)と続伸幅を拡大し、経常利益を2000万円引き上げ4000万円(前期は5100万円の赤字)、純利益を同じく2000万円引き上げ3000万円(同7000万円の赤字)とそれぞれ黒字転換幅を拡大する。

 株価は、この業績上方修正でまず3日連続ストップ高で窓を開けて6万2700円高値まで62%高し、ほぼ往って来いの調整で窓埋めをしたあと再度、ストップ高を交えて昨年来高値8万4900円まで倍返しの急伸を演じ、定石通りに高値から3分の1押し水準を固めて再騰を窺っていた。急騰習性発揮で2007年12月以来の10万円台奪回も想定範囲内となってくる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】アートスパークHDは業績黒字転換で3分の1戻し水準から全値戻しへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アートスパークホールディングス<3663>(JQG)は、昨年4月にセルシスとエイチアイが、共同株式移転により経営統合されて設立・上場され、設立2年目で初の12カ月決算となる今12月期業績は、事業構造改革などの実施により、黒字転換を予想しており、割り負け訂正で一段の値戻しが期待される。株価は、昨年の上場時高値419円から同安値179円まで調整した調整幅の3分の1戻し水準にあるが、全値戻しへ勢いをつけよう。

 事業構造改革は、中期的な目標である「新しいグラフィック・デジタルコンテンツの創造と醸成」に向け中長期的・短期的な「選択と集中」施策を実施して経営資源の戦略的な運用を推進することを基本にしており、事業セグメントの見直し、組織の統廃合、オペレーション見直しよる効率化、事業構造に見合った人員の最適化などを図っている。具体的には電子書籍サポート事業でAndoroido向け電子コミック配信サービスで80%以上のシェアを継続している電子ビューワー「BS Reader」や、クリエイターサポート事業の2D・3D系制作ソフトウェアの融合などにより5年後に連結売上高70億円を実現する。

 この事業構造改革に向け、セルシスではすでに32名の希望退職者場を募集し、エイチアイではアプリケーション事業の大幅な縮小などを実施、統合2年目の今期業績は、売り上げ37億円、経常利益9500万円、純利益9000万円と予想している。利益は、統合後9カ月決算で事業構造費用などの特別損失を計上したことに伴う前期の6億9000万円の経常損失、13億5000万円の純損失から黒字転換する。

 株価は、PER18倍台、PBR0.7倍と下げ過ぎを示唆しており、今年1月高値289円、昨年10月の戻り高値314円奪回から全値戻しへ弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:32 | 編集長の視点
2013年03月08日

【編集長の視点】日創プロは連日の分割落ち後高値、2月末株式分割権利落ち銘柄はツレ高で大出直りも

<マーケットトーク>

編集長の視点 日創プロニティ<3440>(福Q)は、3070円高の2万円と5日続伸し、2月25日を基準日に実施した株式分割(1対200)の権利落ち後高値を連日、更新している。株式分割でPER評価は割高となるが、分割前に今8月期業績を上方修正し、権利落ち後の前日7日大引け後に開示した2月の月次売上高、受注高、受注残高が、メガソーラーや産業用太陽光発電設備向け架台などの寄与でいずれも引き続き大きな伸び率を示しており、「アベノミクス」の再生エネルギー関連人気を高めて買い増勢となっている。株式分割落ち後安値7700円からきょう8日の高値まで、すでに2.5倍の大化けを演じている。

 同社株を含めて、2月末割り当てで株式分割を実施した銘柄は11銘柄あるが、分割落ち後安値からの上昇率が高いのは同社株だけにとどまらない。イー・ギャランティ<8771>(東1)は、株式分割(1対2)の権利落ち後に理論価格比70円安の971円で落ち後安値をつけたが、同安値から前日ザラ場につけた落ち後高値1458円まで5割高している。同社株も、株式分割とともに発表した期末配当の増配と1500円相当のクオカードを贈呈する株主優待制度の導入が買い材料視され、さらに金融緩和策を強化する「アベノミクス」関連人気も加わり大きく水準を上げたものである。

 この権利落ち後2銘柄の急騰からガ然、2月末に分割権利を落とした11銘柄にツレ高思惑が強まることになる。11銘柄のなかでも注目度が集まるのは、株式分割発表前後に業績の上方修正や増配などを発表した銘柄である。日創プロ、イー・ギャラを除くと5銘柄に達する。ファステップス<2338>(東マ)パル<2726>(東1)ひらまつ<2764>(東1)レディ薬局<3027>(JQS)クリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)であり、分割権利落ち後安値水準でもみ合っているだけに仕込み好機を示唆しているようである。さらに今年3月末割り当てで株式分割を実施する銘柄は、50銘柄を優に上回っており、このなかから株式分割取りの妙味のある「第2の日創プロ・イー・ギャラ」をセレクトするのも一考余地がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ケンコーマヨネーズはいよいよ4ケタ目指した相場展開入り、増益で低PER

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は、10営業日続伸、いよいよ1000円相場を目指した展開にはいってきたといえる。今年2月8日に発表した今3月期第3四半期(3Q)の好決算をテコに業績上ぶれ期待を高めて割安修正買いが増勢となっている。

 3Q業績は、前年同期比5%増収、32%経常増益、37%純益増益と増益転換し、利益は、昨年10月に上方修正した3月通期業績に対して91〜94%の進捗率と目安の75%を大幅にオーバーした。中期経営計画に沿った「市場演出型企業としての成長戦略」を推進、新たなサラダ領域の確立に向けサラダカフェ事業を展開するとともに、外食・コンビニ向けには共同試作や積極的なメニュー提案で売り上げが拡大して工場稼働率がアップ、量販店向けではポテトサラダ、ゴボウサラダなどが新規採用されたことなどが寄与した。

 3月通期業績は、昨年10月の上方修正値を据え置いたが、純利益は、12億8000万円(前期比24%増)と増益転換を見込んでいる。

 株価は、昨年7月の静岡県富士市の新工場建設発表で700円台に乗せ、10月の業績増額で800円台にオン、今年2月の3Q好決算で900円台まで上値を伸ばして昨年来高値を更新するなど右肩上がりの株価形成を続けてきた。PER10倍台、PBR1倍割れの割安修正で上値トライが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】エヌアイデイの三角保ち合いを狙う、配当取りもよし

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エヌアイデイ<2349>(JQS)は、今年1月7日に昨年来高値1720円をつけ1600円台固めの三角保ち合いを続けているが、この上放れから高値を更新し、さらに2008年4月高値1850円を次の上値フシとする上値追いも見込まれる。今3月期期末の45円配当取りに加えて、今年2月8日に開示した今期第3四半期(3Q)の好決算を見直し、割安株買いが再発進するとみられるからだ。

 同社の3Q決算は、前年同期比4%増収、15%経常増益、71%純益増益と増益転換した。通信システム事業では、自動車・医療関連向けの受注が増加し、情報システム事業も流通、製造業、生損保、共済関連の受注が伸び、ネットワークソリューション事業も、運輸業や生損保向け受注が安定的に推移、付加価値ビジネスでも独自開発の Andoroidスマートフォン向けアプリ「VALiBO」などへの取り組みを継続したことなどが寄与しており、子会社のNID東北への東日本大震災の影響は続いたが、昨年8月の本社移転による業務効率化などでカバー、純利益は、前期の法人税率変更に伴う法人税額増加が平準化して大幅増益となる。

 3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、6億3000万円(前期比91%増)とV字回復、期末配当も、前期と同様に45円配当を安定継続する。

 株価は、昨年11月に本社移転統合費用や金融系保有株式の評価損で今期純利益を下方修正して1401円まで下ぶれたが、下げ過ぎとして昨年来高値まで300円高、3分の1押し水準で三角保ち合いを続けてきた。期末配当取りを引き金に割安修正に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 編集長の視点
2013年03月06日

【編集長の視点】1部市場へ指定替のアウトソシン高値更新、東証1部指定替え候補に人気

<マーケットトーク>

編集長の視点 アウトソーシング<2427>(東2)は、寄り付きの買い気配から90円高の690円と買い進まれて3日ぶりに急反発し、今年3月4日につけた東証第2部上場来高値660円を更新している。前日5日大引け後に東証から3月12日付けで東証第1部指定替えを承認されたと発表、指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わないことから、東証株価指数(TOPIX)算入により指数連動型のファンドなどの買い需要が発生するとして割安株買いが再燃している。

 同社の東証1部指定替えでにわかに脚光を浴びたレポートがある。指定替え候補銘柄のスクリーングで当たり屋と評価されているみずほ証券リサーチ&コンサルティングの投資分析レポートである。同レポートは、定期的にローリングされて作成されていたが、今年3月4日に発表した最新レポートの東証1部指定替え候補株の表の1番目にアウトソシンが、ノミネートされていたからである。

 東証1部指定替え銘柄・候補株は、相場全般が調整色を強め手詰まりとなった局面で、この圏外に位置する新たな投資セクターと人気化してきており、個人投資家が、大挙して買い付いた不動産株、倉庫株などの一部の高値にはここにきて利益確定売りが交錯していることも目立っているだけに、個人投資家の乗り換えの対象セクターとして再人気化も期待される。

 同レポートでは、今年6月末までに東証第2部、または東証マザーズに上場されて1年が経過して東証第1部指定替えの条件を充足する銘柄を16銘柄上げ、アウトソシンはこの1銘柄となっている。このほか、東証1部指定替えの条件をフルに充足している銘柄も49銘柄取り上げている。同レポートでは、上場1周年経過銘柄の方が指定替え実現の確率が高くなっており、日本ERI<2419>(東2)エムアップ<3661>(東マ)マネーパートナーズグループ<8732>(東2)などの16銘柄のリサーチが有望株の発掘につながりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】Jトラストは分割権利落後の株価は抜群の強さ、今期業績3度の増額

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 Jトラスト<8508>(大2)は、5日に株式分割権利落ち後高値1844円をつけ、この日も高値圏で堅調。

 今期業績は、昨年5月、8月、11月と3回上方修正された。売り上げは560億7000万円(前期比2.2倍)、経常利益は120億4800万円(同2.1倍)、純利益115億6400万円(同66%減)と予想されている。昨年4月にネクストジャパンホールディング、6月にアドワーズを連結子会社として組織を再編、11月にグループ会社のKCカードで格安電子商取引サイトを立ち上げ、事業承継した消費者金融事業が好調に推移して上乗せとなり、中期的な経営戦略の一つとして注力の信用保証業務では、新たに相次ぎ地方銀行との業務提携を締結したことなどが業績を押し上げており、純利益は、前期に計上したKCカード関連の負ののれん発生益約294億円が一巡し減益転換する。

 株価は、昨年5月31日割り当ての株式分割(1対2)の権利を落として564円安値まで調整したが、連続の今期業績の上方修正と「アベノミクス」関連人気で分割権利落ち後高値まで3.2倍化し、権利落ち分を完全に埋めている。なおPERは9倍台と割安であり、分割権利落ち前の昨年4月高値1998円が当面の上値目標となろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:32 | 編集長の視点

【編集長の視点】セーラーは今期業績黒字転換、新製品発売寄与、見直しへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 セーラー万年筆<7992>(東2)は、昨年来安値水準での底もみ、40円台出没が続いているが、前12月期営業利益の6期ぶりの黒字転換に次ぎ、今期は純利益でも黒字転換を見込み業績回復を鮮明化しており、複合筆記具の新ブランド発売も加わり、極低位値ごろ株買いが再燃、底上げ展開を強めることが予想される。

 同社の前期営業利益は、4700万円の黒字(前々期は5億8900万円の赤字)と2008年12月期以来の黒字転換となった。ロボット機器事業は、歴史的な円高や欧州債務不安、中国経済の減速などが響いて減収となったが、一昨年末に立ち上げた原価低減プロジェクトで営業利益が黒字転換、文具事業では、中高級品を拡販、多色ボールペンなどを積極的に売り込んだことなどが寄与した。

 今期は、ロボット機器事業では、射出成形取出機の新機種を市場投入するほか、駐在員事務所を開設したベトナムや北欧諸国を積極開拓、文具事業でも、今年2月末に複合筆記具の新ブランド「レフィーノ」の第1弾を発売したことなどが寄与して続伸、増収黒字転換を見込んでいる。業績数値的には、売り上げ65億9900万円(前期比2%増)、営業利益2億900万円(同4.4倍)、経常利益1億600万円(前期は2600万円の赤字)、純利益7800万円(同1億2600万円の赤字)とすべて黒字転換する。

 株価は、前期営業利益の黒字転換を先取りして昨年来高値52円をつけ、25日移動平均線水準でもみ合ってきた。再度の底上げ展開が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:35 | 編集長の視点