[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (01/16)【編集長の視点】キャンドゥ連騰、100円ショップ株は脱デフレでも好業績評価
記事一覧 (01/16)【編集長の視点】利益確定売りのマルカキカイは業績続伸・連続増配で押し目買い
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】全面高で銘柄絞り込みの選別物色重要、IR姿勢の濃淡も浮上=浅妻昭治
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】日写印の急騰にみる任天堂関連株買いの盛り上がり
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】竹内製は業績再上方修正で割安株買いが拡大し高値更新
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】イオンは3連騰、3Q業績続伸で割り負け内需主力株買いが増勢
記事一覧 (01/11)【編集長の視点】続落のキユーピー、連続最高純益・増配も経常益の伸び悩みを嫌気
記事一覧 (01/11)【編集長の視点】高値更新ファーストリテイ、上方修正で売方の買い戻しに上値余地
記事一覧 (01/11)【編集長の視点】ブロッコリーの急伸が物語る、上方修正に増配伴えば「鬼に金棒」
記事一覧 (01/11)【編集長の視点】魚力は最高純益と東証1部指定替え有力候補観測で最高値も照準
記事一覧 (01/09)【編集長の視点】セブン&アイは高値目前、業績やや伸び悩みも期末配当増配を好感
記事一覧 (01/09)【編集長の視点】キムラユニティー新高値にみる自動車搬送2社の株価デッドヒート
記事一覧 (01/08)【編集長の視点】ヴィレッジVは4連騰、業績上方修正で連続減益率を縮小し超割安修正
記事一覧 (01/08)【編集長の視点】パルは期末配当増配と株式分割の株主優遇策を歓迎し4連騰
記事一覧 (01/08)【編集長の視点】新日鐵住金は続落も株高が新たな業績上方修正要因に浮上し業績相場を後押し
記事一覧 (01/08)【編集長の視点】配当落したIBJは婚活関連IPO人気を再燃させ下げ過ぎ訂正
記事一覧 (01/07)【編集長の視点】アコーディアはTOB攻防に6.8%の高配当利回り買いがオン
記事一覧 (01/07)【編集長の視点】ファーストリテ高値肉薄、12月月次売上続伸し売方買い戻し
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記事一覧 (01/07)【編集長の視点】新年相場第2弾は「米国風」から「東風」で匂い起こす銘柄=浅妻昭治
2013年01月16日

【編集長の視点】キャンドゥ連騰、100円ショップ株は脱デフレでも好業績評価

<マーケットトーク>

編集長の視点 キャンドゥ<2698>(東1)は、100円高の10万7500円と9営業日続伸し、昨年4月につけた昨年来高値10万9500円を射程圏に捉えている。前日15日大引け後に11月期決算を発表、前期は、期初予想を下ぶれて着地したが、今期は、引き続き最高純利益更新を予想したことを評価して内需割安株買いが増勢となっている。

 同社株は、100円ショップ株の大手の一角を形成しており、同業のワッツ<2735>(JQS)も、今年1月11日に今8月期第1四半期(1Q)の好決算を発表して前日ザラ場に昨年来高値1320円まで買われ、きょう16日も、3円高の1290円と3営業日続伸して始まっており、安倍連立内閣が、「アベノミクス」によりデフレ脱却政策を積極化するなかでも、100円ショップ株はなお揃ってデフレ関連株人気で逆行高、好業績評価を高めている。ただ今年2月1日に今3月期第3四半期(3Q)の決算発表を予定しているセリア<2782>(JQS)は、決算発表待ちで52円安の1338円と4営業日続落している。

 キャンドゥの前11月期業績は、期初予想を下ぶれ、売り上げ、経常利益は減収減益転換したが、純利益は、9億500万円(前々期比32%増)と過去最高を更新した。直営店35店舗、FC店30店舗を新規出店して19店舗の純増となり、プライベートブランド商品の開発や「キャンモール」仕様の導入など提案型売り場への改革に取り組んだが、直営店、FC店とも売り上げが伸び悩んだことが下ぶれ要因となったが、純利益は、連続増益を維持し過去最高となった。

 今期業績は、ロゴを一新して商品、店舗に反映、この新ブランディングを中心に今期を第2の創業期と位置付けて、新規出店を100店舗、リニューアルを100店舗予定して増収・経常増益転換、純利益は、10億3400万円(前期比14%増)と連続して過去最高を更新する。

 株価は、前期第3四半期の好決算をテコに昨年来高値をつけ、その後の月次売上高の伸び悩みなどが響いて10万円台を試す下値調整が続いた。ワッツも、連休前に発表した今期1Q好決算で3連騰して高値を連続更新しており、2月1日に3Q決算を発表するセリアとともに、円安一服で主力株が調整色を強めるなか、100円ショップ株は、内需割安セクターの一角として高値評価が強まろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 編集長の視点

【編集長の視点】利益確定売りのマルカキカイは業績続伸・連続増配で押し目買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マルカキカイ<7594>(東1)は、110円安の1080円と4営業日ぶりに急反落している。前日15日大引け後に発表した前2012年11月期決算が、昨年6月の上方修正値を上ぶれて大きく連続増益率を拡大し、今期も、業績続伸と連続増配を予想して市場コンセンサスを上回ったが、前日ザラ場に昨年来高値1210円まで買い上げられていただけに、利益確定売りが先行している。

 前期業績は、前々期比29%増収、2.0倍経常増益、2.0倍純益増益と高変化した。産業機械部門では、国内の設備投資需要が緩やかな回復にとどまったが、中国、東南アジアの設備投資が、自動車関連などで底堅く推移し、とくにタイでは洪水復旧需要の寄与で大幅に伸長、建設機械部門も、主力のクレーンは苦戦したが、基礎機械が伸長したことなどが寄与した。

 今期業績は、産業機械では新商品・事業の開拓、中国、新興国ユーザーの開拓など海外事業を強化し、建設機械も物流業界など新規業界のユーザー開拓と中古建機の輸出、さらに海外レンタルなどの展開も図って連続の増収増益を予想している。純利益は、14億円(前期比2%増)と市場コンセンサスを1億円弱上回る。

 配当は、前期に昨年6月の増配予想を上回る20円(前々期実績15円)に増配したが、今期はさらに21円に連続増配を予定している。

 株価は、昨年6月の業績上方修正・増配で1027円高値をつけ、円高進行で865円安値まで調整したが、前期第3四半期の好決算をテコに再騰、高値追いとなった。PERは7倍台、PBRは0.8倍と割安であり、目先売り一巡後に高値更新から1株純資産水準の2007年7月高値1460円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:04 | 編集長の視点
2013年01月15日

【編集長の視点】全面高で銘柄絞り込みの選別物色重要、IR姿勢の濃淡も浮上=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 株式投資は、結果がすべてである。儲けてなんぼの世界そのものだ。「勝てば官軍」、「上がる株が優良株」などと言って憚らない投資家が大半だろう。しかし、なかにはそんな賭博性の強い投資行動よりも、もう少しジックリと株式投資のプロセスを楽しみたいと考えている投資家も、少数派ながら生き永らえているはずである。

 そんなまだるっこしい投資スタイルは、ネット上に投資情報が氾濫し、さらに株価形成が先物主導、超高速取引中心となれば至難の技ではある。しかも、上場企業の情報開示姿勢にも、投資家寄りかそうでないかの濃淡があって、なかなかことは簡単に運ばないことが多い。

 ここで企業名をあげて恐縮だが、IR(投資家広報)活動の問題児といえばファナック<6954>(東1)が代表である。制度的な情報開示の一つの決算短信の中身の薄さ、さらに同社のホームページの素っ気なさなどかねてから指摘されていたことで、投資家と双方向でコミュニケーションを取ろうとする姿勢とはほど遠い。これでは、個人投資家が、みずから銘柄発掘をして企業分析をし、投資タイミングを計るプロセスを楽しむ株式投資は、望むべくもない。

 それでも同社株は、ファーストリテイリング<9983>(東1)と並んで日経平均株価への寄与度の高い銘柄の双璧である。先物取引に絡んで株価が上げ下げ、結果オーライ銘柄の代表銘柄であり続けるだろう。株価の上昇、時価総額の拡大が、最高の株主還元策と目の前に貼り付けられれば、一言も文句は言えない。

 相場全般は、昨年11月の野田佳彦前首相の解散総選挙表明から底上げ、個別銘柄も、主力株買いから出遅れ株物色へと循環し全面高となっている。ここまで水準訂正が続くと、そろそろ銘柄の絞り込みが始まるはずであり、そのキッカケとなるのが、この1月中旬からスタートする3月期決算会社の第3四半期(4〜12月期)業績の発表とみてよさそうだ。業績の好不調、上方修正・下方修正動向などが重要ポイントとなるが、負けず劣らず注目されるのが、企業のIR姿勢である。

 そこで事前にマークして置きたいのが、IRに積極的な銘柄で、その代表は、昨年11月8日に日本IR協議会から優良企業賞を受賞した銘柄である。大賞を受賞したオムロン<6645>(大1)以下、13銘柄に及ぶ。13銘柄のうち、昨年末からこの年初にかけて昨年来高値を更新した銘柄は、9銘柄に達した。この銘柄から物色銘柄絞り込みでさらに急浮上する銘柄も予想され、事前準備の労を取って十分である。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】日写印の急騰にみる任天堂関連株買いの盛り上がり

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本写真印刷<7915>(東1)は、84円高の1320円と4営業日続伸し連日、昨年来高値を更新している。同社がタッチパネル納入で密接な任天堂<7974>(大1)で「ニンテンドー3DS」向けのコミュニケーションソフト「とびだせ どうぶつの森」がヒットしていることを手掛かりに関連株買いが増勢となっており、昨年11月の今3月期業績の下方修正・赤字幅拡大も織り込み済みとして、売り方も買い戻しを迫られている。

 任天堂関連株は、本体の任天堂も、240円高の9310円と3営業日続伸して、昨年7月の昨年来安値8070円から底上げ、ミツミ電機<6767>(東1)も、12円高の545円と4営業日続伸して、昨年11月の昨年来高値359円からリバウンド、メガチップス<6875>(東1)は、21円高の1590円と3営業日ぶりに反発、日本ケミコン<6997>(東1)は、1円高の184円と小幅ながら3営業日続伸して昨年10月の昨年来安値100円から底上げするなど戻り急となっている。

 任天堂の今期業績は、円高進行・為替差損で今期業績を下方修正、黒字転換幅を縮小したが、新ゲーム機「Wii U」発売期待で1万1101円までリバウンドし、その後は、円高修正と「どうぶつの森」が品不足となるほどのヒットとなり、「3DS」の累計販売台数が1000万台を達成したことなどが牽引し9000円台でのもみ合いを続けている。

 日写印も、昨年11月に今期業績を下方修正、連続赤字幅を悪化させ昨年来安値551円まで売られたが、悪材料織り込み済みとして底上げ、逆日歩攻勢で売り方の踏み上げが続き高値追いとなっている。

 ミツミ、日ケミコンも、今期業績を下方修正、期初の黒字転換予想から赤字転落、昨年来安値まで急落したが、大きく底上げしており、任天堂関連株は、下げた株ほどよく戻りとする「リターン・リバーサル」の有力株として注目されそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】竹内製は業績再上方修正で割安株買いが拡大し高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 竹内製作所<6432>(JQS)は15日、105円高まで上げて1460円と続急伸し、今年1月4日につけた昨年来高値1444円を更新している。連休前11日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、昨年10月に上方修正した2月通期業績の再上方修正を発表、割安修正買いが増勢となっている。

 2月通期業績は、10月の上方修正値より売り上げを1億円、経常利益を9億円、純利益を8億9000万円それぞれ引き上げ、純利益は、19億4000万円(前期比4.4倍)と続伸幅を大きく拡大する。

 3Q業績が、米国でミニシャベル、油圧シャベル、ローラーローダーの販売台数が増加し、国内も販売子会社向けの販売価格を値上げし、原価低減も加わって大きく増益となり、米ドル・英ポンド・ユーロ債権に1億2300万円の為替差益が発生して大幅続伸、すでに9カ月実績で10月の上方修正の年間業績を上回っており、第4四半期の為替レートを10月の1米ドル=78円から83円、1英ポンド=124円から110円、1ユーロ=98円から110円へとそれぞれ見直したことで再上方修正につながった。

 株価は、10月の業績増額に米国の住宅投資回復が加わって高値追いとなった。PERはなお12倍台と割安であり、次の上値フシとして2010年4月高値1501円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】イオンは3連騰、3Q業績続伸で割り負け内需主力株買いが増勢

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 イオン<8267>(東1)は15日、13円高の1016円まで上げて3営業日続伸し、昨年4月につけた昨年来高値1106円を視界に捉えている。連休前の11日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算を発表、続伸して期初予想の2月通期業績に対して順調な利益進捗率を示したことから、割り負け内需主力株買いが増勢となっており、売り方の買い戻しも交錯している。

 3Q業績は、前年同期比9%増収、2%経常増益、2%純益増益と続伸し、レンジで予想した2月通期業績対比の利益進捗率は、53〜50%、55〜51%と前年同期並みと順調に推移した。

 GMS(総合スーパー)事業で、「GMS改革」に向けプライベートブランド「トップバリュ」の販売拡大、「専門店化」、「既存店舗の活性化」などに重点的に取り組み、SM(スーパーマーケット)事業では、62店舗を新規出店(閉店23店舗)し惣菜の品揃えを拡充して増収増益となり、総合金融事業でもイオン銀行を連結子会社化し、イオンの電子マネー「WAON」の発行枚数が500万枚増加して累計発行枚数が2910万枚となって大幅に続伸したことなどが寄与した。

 2月通期業績は期初のレンジ予想を据え置き、純利益は、680億円〜730億円(前期比1%増〜9%増)と連続の過去最高更新を予想、レンジ上限では市場コンセンサスを約20億円上回る。

 株価は、昨年10月の昨年来安値844円からフランスのカルフール社のマレーシア事業買収などをテコに底上げ、信用売り残が積み上がるとともに買い残が減少、売り長になって逆日歩がつく好需給となっている。売り方の買い戻し主導でPER11〜10倍台の割り負け修正が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:48 | 編集長の視点
2013年01月11日

【編集長の視点】続落のキユーピー、連続最高純益・増配も経常益の伸び悩みを嫌気

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キユーピー<2809>(東1)は、26円安の1189円と3日続落している。前日10日大引け後に発表した2012年11月期決算が、昨年7月の上方修正値をやや上ぶれて増益転換率を拡大し、続く今期も、連続の過去最高純利益更新・増配を予想したが、経常利益が小幅ながら減益転換して市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行している。

 前期業績は、前々期比3%増収、11%経常増益、30%純益増益と増益転換、純利益は、2期ぶりに過去最高を更新した。内食・中食志向の高まりを背景に、調味料・加工食品事業やサラダ・惣菜事業が好調に推移し、一昨年の東日本大震災後に広告宣伝活動や販売促進活動を自粛した反動でマーケティング費用は増加したが、サラダ調味料や中食向けの高付加価値商品の販売が伸張したことが要因で、純利益は、東日本大震災の保険金受け取りや連結子会社株式の追加取得に伴う負ののれん発生益も加わり増益転換率を拡大し過去最高を更新した。

 今期業績は、売り上げを5200億円(前期比3%増)、純利益を特別利益一巡にもかかわらず125億円(前期比1%増)と連続の過去最高更新とそれぞれ続伸を予想したが、経常利益は、円高修正に伴う食用油などの原材料価格の上昇などから239億円(同2%減)と慎重に見込み、市場コンセンサスを約18億円下回る。配当は、22円(前期実績20円)へ連続増配を予定している。

 株価は、昨年7月の前期業績の上方修正と期末配当の増配を好感して昨年来高値1355円まで買い進まれ、ほぼ往って来いの1200円台固めを続けてきた。PERは14倍台と下げ過ぎを示唆しており、目先売り一巡後の再騰展開も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】高値更新ファーストリテイ、上方修正で売方の買い戻しに上値余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファーストリテイリング<9983>(東1)は、960円高の2万3520円と3日ぶりに急反発し、今年1月8日につけた昨年来高値2万2950円を更新している。前日10日大引け後に今8月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、今期第2四半期(2Q)累計・8月通期業績の上方修正を発表、売り方の買い戻しが先行し買い再燃となっている。

 業績修正のうち8月通期業績は、期初予想より売り上げを130億円、経常利益を40億円、純利益を25億円それぞれ引き上げ、純利益は、870億円(前期比21%増)と続伸して過去最高を更新するとともに、市場コンセンサスも30億円超上回る。

 1Q業績が、国内ユニクロ事業では、直営店舗を19店舗新規出店(閉店13店舗)し、11月以降に気温の低下で売り上げが回復し増収増益となり、海外ユニクロ事業でも、店舗純増数が55店舗となり大幅な増収増益となっており、1Q業績を踏まえて2Q累計・8月通期業績を上方修正した。

 株価は、今期純利益を連続の過去最高更新と予想したものの、市場コンセンサスを下回るとして1万5810円まで売られ、米国のプレミアム・デニムブランドの買収や、月次売上の連続プラスをテコに高値追いとなった。高値追いとともに信用売り残が積み上がり、信用倍率は0.45倍と大きく売り長となり逆日歩のつく好需給となっている。日経平均株価への寄与度の高い銘柄として先物取引も絡みなお上値を伸ばす展開が有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:50 | 編集長の視点

【編集長の視点】ブロッコリーの急伸が物語る、上方修正に増配伴えば「鬼に金棒」

<マーケットトーク>

編集長の視点 ブロッコリー<2706>(JQS)は、46円高の195円と急続伸し、昨年4月につけた昨年来高値168円を更新している。前日10日大引け後に今2月期第3四半期決算の開示とともに、2月通期業績の3回目の上方修正と未定としていた記念配当3.5円と発表、年間配当を5.5円(前期実績3.5円)に増配することから、極低位値ごろ割安株買いが増勢となっている。

 前日に業績の上方修正と増配を同時に発表した企業は、前日10日昼休み中に発表したクリーク・アンド・リバー社<C&R、4763>(JQS)を含めてジェイアイエヌ<JIN、3046>(JQS)など3社に達した。クリーク・アンド・リバー社は、2500円安の4万5500円と急続落して始まっているが、前日ザラ場には昨年11月につけた昨年来高値5万3000円を更新しており、JINは、きょう11日に161円高の3140円と続急伸し、業績上方修正と増配の合わせ技は、株価材料として「鬼に金棒」となることをアピールしている。これからスタートする今後の3月期決算会社の第3四半期業績発表では、投資銘柄選別の大きなチェックポイントとなりそうだ。

 これを逆方面から示唆し、ダメ押ししているのが薬王堂<3385>(JQS)で、同社は、前日に期末配当を期初予想の40円から50円(前期実績40円)に増配したが、今2月期業績を下方修正したことが響き、株価は、130円安の1883円と売られ急続落している。

 ブロッコリーの業績再々上方修正は、昨年5月に発売したゲームソフト「うたの☆プリンスさまっ♪Debut」の売り上げが好調に推移し、CD部門も、昨年7月発売の「うたの☆プリンスさまっ♪Shining All Star CD」などの2作の売り上げが、期初計画を大幅に上回り、カードゲーム部門も、昨年7月、10月に第1弾、第2弾を発売したトレーディングカードゲーム「ゼクス」シリーズの売り上げが好調に推移していることが要因となった。純利益は、10月の再上方修正のレンジ予想値(6億3000万円〜6億8000万円)から7億6000万円(前期比14%増)に引き上げ、連続して過去最高を更新する。

 ブロッコリーの株価は、昨年7月の1回目の上方修正で154円、10月の再上方修正で155円まで買われ、下値を切り上げてきた。PERは7倍台と超割安であり、昨年来高値168円抜けから2007年4月高値214円が次の上値フシとして意識しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】魚力は最高純益と東証1部指定替え有力候補観測で最高値も照準

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 魚力<7596>(東2)は、昨年2月につけた昨年来高値1045円を前に1000円大台を出没、エネルギーを貯め込んでいるが、大台固め完了から高値を更新、2003年につけた東証2部上場来高値1570円を目指す大幅高値評価が見込まれる。今3月期純利益が、連続して過去最高を更新し、積極的な中期経営計画を推進する好実態に加えて、東証第1部指定替えの有力候補にノミネートされている思惑材料もサポートするためだ。

 同社の今期業績は、売り上げ256億円(前期比1%増)、営業利益9億円(同26%増)、経常利益9億円(同8%増)、純利益5億5000万円(同30%増)と予想され、純利益は、前期の過去最高を連続更新する。

 中期経営計画に沿って店舗運営体制やマーチャンダイジングを改革、小売店舗を積極的に新規出店するとともに、卸売事業は、昨年7月に設立した大田魚力に承継、店舗の作業シフトを抜本的に見直し総労働時間を削減しつつ正社員からパート社員へ作業移管を進めていることなどが要因となる。
 先行きも好望で、中期計画では最終年度の2015年3月期に売上高営業利益率7%(今期予想3.5%)、1株利益100円(同37.6円)を経営目標としている。

 一方、東証1部への指定替えは、候補株として取り上げた銘柄が相次いで指定替えを実現当たり屋レポートとして株式市場で注目されているみずほ証券リサーチ&コンサルティングのレポートに、同社株が、指定替え要件充足銘柄として取り上げられている。指定替えを実現した銘柄の株価が、東証株価指数に算入され指数連動型のファンドの買い需要が発生するとして大幅高をしており、同社株の潜在材料として注目が続くことになる。

 1000円大台出没場面は、買いに分がありそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>魚力のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:12 | 編集長の視点
2013年01月09日

【編集長の視点】セブン&アイは高値目前、業績やや伸び悩みも期末配当増配を好感

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)は、53円高の2655円と急反発し、昨年8月につけた昨年来高値2659円にあと4円と肉薄している。前日8日大引け後に発表した今2月期第3四半期(3Q)決算が、増益・減益がマチマチでやや伸び悩んで着地したが、期末配当を増配したことでカバーし割り負け内需株買いが再燃している。

 3Q業績は、前年同期比3%増収、0.4%経常減益、15%純益増益となり、昨年10月に下方修正した2月通期業績対比の利益進捗率は、70〜67%と目安の75%に未達となった。

 スーパーストア事業で前年同期に寄与した東日本大震災関連の特需の反動減や、百貨店事業での天候要因による業績続落があったが、コンビニエンスストア事業では、過去最高の1008店舗の新規出店や778店舗の店舗純増があり、金融事業でもセブン銀行<8410>(東1)やカード子会社が順調に推移してカバー、前年同期を上回った。2月通期業績は、昨年10月の下方修正値に変更はなく、純利益は1430億円(前期比10%増)と5期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。

 期末配当は、目標配当性向35%を維持するとして期初予想の31円を33円に引き上げ、年間64円(前期実績62円)へ連続増配する。

 株価は、猛暑特需思惑でつけた昨年来高値から業績下方修正で2238円安値まで売られ、円高進行に伴う消去法的なディフェンシブ株買いで2500円台での中段固めを続けてきた。PERは16倍台となお割り負けており、高値抜けから2009年1月以来の3000円大台回復も意識しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:54 | 編集長の視点

【編集長の視点】キムラユニティー新高値にみる自動車搬送2社の株価デッドヒート

<マーケットトーク>

編集長の視点 キムラユニティー<9368>(東1)は、6円高の797円と変わらずを含めて7営業日続伸し、前日につけた昨年来高値796円を1円だけ連続更新している。同社株は、昨年10月に今3月期業績を下方修正し株価もやや下ぶれたが、自動車搬送の主要顧客のトヨタ自動車<7203>(東1)が、昨年11月安値から今年1月7日につけた昨年来高値まで41%高と人気化したことが波及、下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。

 この自動車搬送の同業他社でトヨタのライバルのホンダ<7267>(東1)を主要顧客とする日本梱包運輸倉庫<9072>(東1)は、11円安の1033円と反落し、昨年5月につけた昨年来高値1083円を前にもみ合っている。

 トヨタ・ホンダの株価は、昨年11月14日の野田佳彦前首相の解散総選挙表明、安倍晋三自民党総裁(現首相)の超金融緩和発言で円高が修正されたことから大幅高となった。日経平均株価は、今年1月7日ザラ場の昨年来高値まで2067円高、23%高し、ほぼ全業種が値上がりする全面高となった。

 こうなると次に株価的に意識されるのが、各業界での個別銘柄ごとの株価序列、割安・割高比較である。自動車業界では、11月14日終値から年初の昨年来高値まで、トヨタは41%高、ホンダは42%高となった。値ごろは、トヨタがホンダを900円上回り、時価総額でも全銘柄断トツのトヨタは、同じく3位のホンダに8兆円超もの水を開けているが、今後の為替・業績動向次第では、株価序列を視野に入れて両社株価のデッドヒートが続く展開も想定される。

 このトヨタ・ホンダの株価競争の代理戦争を演じるとみられるのが、自動車搬送2社で、キムラユニティーは、昨年11月安値から年初来高値まで12%高、日本梱包も、同じく11月安値から今年1月8日高値まで16%高している。キムラユニティーのPERは11倍台、PBRは0.4倍、日本梱包のPERは9倍台、PBRは0.5倍と投資価値にいずれも遜色なく割安であり、代理戦争によるキムラユニティーの猛追のなか、主要顧客並みの株価変化率を目指し、両社株がさらに上値を伸ばす展開も有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>キムラユニティーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 編集長の視点
2013年01月08日

【編集長の視点】ヴィレッジVは4連騰、業績上方修正で連続減益率を縮小し超割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>(JQS)は8日、5400円高の10万2500円まで上げて4営業日続伸している。前日7日大引け後に今5月期第2四半期(2Q)累計決算の開示と同時に、その2Q累計業績と5月通期業績の上方修正を発表、連続減益率を縮めることが超割安株買いを拡大させている。

 業績上方修正のうち5月通期業績は、期初予想より売り上げを4億200万円、経常利益を4億2400万円、純利益を2億5300万円それぞれ引き上げ、純利益は、12億3000万円(前期比20%減)と連続減益率を縮める。

 2Q業績が、個性的な店作りのできる人材の育成や独自性のある新商材の導入に積極的に取り組み、売り場の提案力の底上げも図って期初予想を上ぶれて着地しており、これに加えて同社や連結子会社の販管費削減も加わり通期業績の上方修正につながった。

 株価は、今期第1四半期業績が減益転換したものの、2Q累計業績に対して順調な利益進捗率を示したことで昨年来安値6万5800円から8万円台を回復し、株主優待制度新設で窓を開けて10万円台に乗せ、9万円台を固めてきた。PERは6倍台、PBRは0.4倍と割安であり、リバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 編集長の視点

【編集長の視点】パルは期末配当増配と株式分割の株主優遇策を歓迎し4連騰

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パル<2726>(東1)は8日、買い気配から585円高の4550円まで上げて4営業日続伸して寄り付き、東証1部値上がり率ランキングの上位に躍り出ている。前日7日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、期末配当の増配と株式分割の株主優遇策を発表、歓迎して権利取りの買い物と割安修正買いが増勢となっている。

 期末配当の増配は、3Q業績が、前年同期比9%増収、7%経常増益、49%純益増益と続伸するなど好調に推移したことから、前期実績・期初予想の60円を100円に増配する。

 一方、株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」の趣旨に沿い同社株式の売買単位を100株とし、単元株式数を50株から100株に変更するために実施するもので、2月28日を基準日に1株を2株に分割、3月1日を効力発生日に売買単位を100株とする定款の変更もする。

 株価は、今期第1四半期の好決算で昨年来高値4950円をつけ、第2四半期の続伸業績は材料出尽くし感を強め、全般相場の調整も響いて3610円まで調整、3分の1戻し水準でもみ合っていた。PERはなお11倍台と割安であり、一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 編集長の視点

【編集長の視点】新日鐵住金は続落も株高が新たな業績上方修正要因に浮上し業績相場を後押し

<マーケットトーク>

編集長の視点 新日鐵住金<5401>(東1)は8日、4円安の212円まで下げて続落して始まっている。前日7日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)に投資有価証券評価損の戻入益230億円が発生すると発表したが、為替相場が、1ドル=87円台とやや円高に振れていることから利益確定売りが増勢となっている。

 同社は、今期第2四半期累計業績に広畑製鉄所・堺製鉄所の事業資産の減損損失や株式市場の低迷による投資有価証券評価損などで合計2579億円の特別損失を計上したが、その減損処理した有価証券の一部に株価の回復が認められたことから戻入益が発生した。

 企業業績は、1月中旬以降に3月期決算会社の3Q決算発表が始まり、円高修正が業績上方修正要因として期待を高めているが、これに続き株高により評価損の戻入益が、新たな上方修正要因として表面化、業績相場に拍車を掛ける展開も有力になる。

 この戻入益の発生は、同社のみにとどまるものではない。2013年大発会大引け後に発表の川崎汽船<9107>(東1)藤田観光<9722>(東1)以降、前日7日取引時間中には北海道中央バス<9085>(札証)巴コーポレーション<1921>(東1)も同様に戻入益発生を発表した。

 昨年11月14日の野田佳彦前首相の解散・総選挙表明以来、日経平均株価は、前日ザラ場高値1万743円まで2079円高、23%高しており、今期第2四半期に株価下落で投資有価証券評価損を計上した企業は、軒並み特別損失が戻入益に変わってくる。もちろん、このまま第4四半期まで株高継続なら3月通期業績も上方修正となり、株価反落なら再度の評価損計上となるわけで、「アベノミクス」効果により円高修正と株高キープが一段と期待されることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】配当落したIBJは婚活関連IPO人気を再燃させ下げ過ぎ訂正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、12月25日の2012年12月期の配当権利落ちで上場来安値2065円まで調整したが、「婚活」関連の直近IPO(新規株式公開)株人気を再燃させ、下げ過ぎを訂正しリバウンド幅の拡大に弾みをつけそうだ。

 同社株は、昨年12月に公開価格1450円でIPOされ、公開価格比1160円高、80%高の2610円で初値をつけ上場来高値2660円まで買い進まれた。公開価格がPER16倍台と割安で資金吸収額も約4億円と小規模にとどまり、ソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」を中心にインターネットとリアルの店舗の両方でブライダル関連の独自ビジネスモデルを展開していることが大きく買い評価された。

 その後のIPO人気の一巡場面ではIPO時に未定としていた12月期期末配当を普通配当25円に上場記念配当5円を上乗せして年間30円としたことから、IPO早々の株主還元を歓迎し2538円まで買い戻され、配当権利を落として上場来安値まで調整した。

 2012年12月期業績は、IPO時に20万6000万円(前々期比9%増)、経常利益3億700万円(同70%増)、純利益1億8200万円(同85%増)と予想された。「ブライダルネット」を含めた自社運営サイトの会員数が25万人に達し、この会費収入に加えて、付帯する美容や不動産関連の検索サイトを運営するメディア事業の法人広告主からの広告掲載料、さらに全国808社、所属会員4万1086人のお見合いを仲介する「IBJシステム」の月額システム利用料などが複合して業績続伸をサポートしている。

 続く今13年12月期業績の動向は、決算発表を待たなくてはならないが、東洋経済の会社四季報では純利益を3億円、前期比66%増の連続過去最高更新と観測しており、続伸が有力となる。

 株価は、最高値から最安値までの調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたが、四季報予想ベースのPERは15倍台と割安であり、半値戻しから全値戻しも十分に射程圏となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:36 | 編集長の視点
2013年01月07日

【編集長の視点】アコーディアはTOB攻防に6.8%の高配当利回り買いがオン

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アコーディア・ゴルフ<2131>(東1)は、寄り付きの1100円安から切り返し、1800円高の8万0600円と反発して、昨年12月28日の大納会につけた昨年来高値8万800円に接近している。同社株は、昨年11月15日にPGMホールディングス<2466>(東1)が、株式公開買い付け(TOB)を発表、TOB価格8万1000円へサヤ寄せ、窓を開けて51%高の急伸を演じ、同社が、12月3日にTOB反対の意見表明とともに、今期期末配当の5500円(前期実績1200円)への再増配を発表、高配当利回り買いも加わり高値追いとなっていた。

 大発会の大引け後にTOBに対抗する株主への情報提供や、株主総会での特別決議の決議要件を引き上げる定款変更を株式総会に提案することを発表、株式争奪の攻防が続いていることも思惑を増幅させている。

 TOBは、同じ大手ゴルフ場運営会社であるPGMHDが、アコーディアを経営統合することが既存ゴルフ場の売上高の改善やコストの削減につながり両社のステークホルダーの利益を最大化するとして実施された。買い付け期間は11月16日から今年1月17日までの38営業日、買い付け株式数の上限を52万4105株、買い付け代金を424億5300万円と予定した。

 これに対してアコーディアは、経営統合よりも同社が新しく策定した中期経営計画を実行することが、株主の最善の利益につながるとして反対意見を表明するとともに、期末配当を昨年10月に続いて再増配した。

 株価は、TOBへの反対意見表明でいったん7万4300円まで下ぶれたが、期末の再増配を見直し高値追いとなった。配当利回りは6.8%と高く、PERも15倍台、PBRも0.9倍と割安であり、2010年5月以来の10万円台回復も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:46 | 編集長の視点

【編集長の視点】ファーストリテ高値肉薄、12月月次売上続伸し売方買い戻し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ファーストリテイリング<9983>(東1)は、240円高の2万2440円と6営業日続伸し、大発会ザラ場につけた昨年来高値2万2530円に肉薄している。前週末4日大引け後に2012年12月の国内ユニクロ事業の売上推移速報を発表、続伸して着地したことから、売り方の買い戻しを交えて日経平均株価との連動性を強めて買い増勢となっている。

 12月月次売上は、既存店が前年同月比4.5%増と続伸し、これに直営店、ダイレクト販売を加えた合計でも6.9%増と6カ月連続で前年同月を上回った。気温の低下とともにキャンペーン商品のヒートテック、ウルトラライトダウンを中心に冬物販売が好調に推移したことが要因で、前年同月が既存店で14.2%増、合計で19.9%増と発射台が高かったにもかかわらず連続のプラスとなった。

 株価は、今8月期業績を連続の過去最高純利益更新と予想したものの、市場コンセンサスを下回るとして窓を開けて1万5810円まで売られ、米国デニム会社の買収や月次既存店売上の持ち直しを手掛かりに窓埋めから高値追いとなった。投資採算的には割高だが、株不足で逆日歩のつく信用好需給に日経平均寄与度の高い株価特性も加わり高値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】日立6連騰、歌会始関連人気加わりグループ各社も上げ潮トレンド

<マーケットトーク>

編集長の視点 日立製作所<6501>(東1)は、10円高の540円と昨年末から通算して6営業日続伸し、昨年4月につけた昨年来高値556円に肉薄している。日本経済新聞が、年初に恒例としている経営者が選ぶ2013年新年相場の有望銘柄ランキングで、同社株を第13位にランクし、国内大手証券も年間を通じた有望銘柄の一角にセレクト、為替相場も1ドル=88円台と円安が進んでいることが買い手掛かりで、今年の歌会始のお題関連であることも側面支援材料視されている。

 兜町では、お年玉銘柄としてはその年の干支に関連する銘柄や宮中行事の歌会始に関連し社名などに歌会始のお題を含む銘柄を取り上げるのが新年相場の決まりごとになっている。今年は、1月16日に同行事を迎えるお題は、「立」となっており、このお題に関連する銘柄は親会社の日立以下日立グループ各社を中心にザッと20社にのぼっている。

 日立グループ会社では、日立メディコ<6910>(東1)が、1円高の1256円と5営業日続伸して、大発会につけた昨年来高値水準で堅調に推移し、日立キャピタル<8586>(東1)が、25円高の1878円と続伸して連日の昨年来高値更新となり、日立建機<6305>(東1)が、16円高の1908円と7営業日続伸して昨年3月につけた昨年来高値1922円に肉薄するなど上げ潮トレンドを形成している。それ以外でも日立造船<7004>(東1)が、1円高の126円と変わらずを含めて7営業日続伸して大発会につけた昨年来高値に顔合わせし、協立メンテナンス<9616>(東1)が、19円高の1952円と続伸して連日の昨年来更新となるなど人気増幅となっている。

 日立の株価は、今3月通期業績の一部下方修正と英原子力発電会社の買収が綱引きして400円トビ台の2番底から底上げ、大発会高値まで3割高しているが、なおPERは12倍台と割り負けている。主力株人気の続く日立をリーダー株に歌会始関連銘柄は、新年相場だけでなく、年間を通じて上値評価が続く相場展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 編集長の視点

【編集長の視点】新年相場第2弾は「米国風」から「東風」で匂い起こす銘柄=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 年明け大発会の初競りは、シャンシャンシャンの「ご祝儀相場」を超えて一気に株式フィーバーの感を呈した。築地の中央卸売市場の初競りで青森県大間産クロマグロが、史上最高値の1億5540万円、昨年つけた高値の約3倍で競り落とされたと大々的に報道されたが、勝るとも劣らないマグニチュードである。

 米国から神風が、吹いてきて大きなお年玉が転がり込んだ結果である。1月1日夜に懸念されていた「財政の崖」を回避するための法案が、米議会上・下院で可決され、NYダウが大幅続伸し、為替レートも、1ドル=88円台まで大幅円安となり、これをバネに輸出主力株中心に買いが殺到と猪突猛進のスタートとなった。

 こうなると、新年相場早々、早くも出遅れたと焦る投資家を少なくないはずである。しかしそう入れ込んでも始まらない。大発会の活況が本物で、株式ブームの初動段階に過ぎないとすれば、ここはもう少しみやびにソロリと滑り出し、勝ち癖をつけてから本格始動してもとくに問題はない。

 そこで1首。「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて春な忘れそ」。菅原道真公が、左遷の地・大宰府で遠く都の空を偲んで詠んだ和歌である。時節はまさにこの和歌通りに「冬来たりなば春遠からず」で、歳時記をなぞるように年明けから梅の蕾は膨らみ紅梅、白梅の咲き競う季節が近付いてくる。

 そこで2013年相場の第1弾銘柄は、米国風に舞い上がる主力輸出株としても、第2弾銘柄はこの「東風」が吹くところからスタートすることとするのも新年らしい投資スタンスとなるはずだ。東風が吹くと「匂ひ」をおこす銘柄があるのである。この場合、東風の吹き出しは、1月4日、大発会の日本取引所グループ(JPX)<8697>(東1、JQS)の東証第1部への重複上場である。

 JPXは、東京証券取引所グループと大阪証券取引所が経営統合、持株会社として今年1月1日に設立され、4日から東証第1部とジャスダック市場(スタンダード)で重複売買がスタートした。経営統合により市場自体も再編され、東証第1部、大証第1部、東証第2部、大証第2部の現物株市場は東証に集約し、デリバティブ市場は大証に集約される。この現物株市場の集約で、大きな影響を受けるのが大証1部・2部株である。

 北浜銘柄は、相場の調整期、端境期には逆行高するなど独自性は発揮してきたが、逆にいえば中央から離れたローカル銘柄であった距離感が作用したものでもあった。それが東証集約で一挙に全国区銘柄に変身、知名度のアップと株式流動性の向上が期待できるのである。なかでも株式需給的に注目されるのが、大証1部株である。

 今年7月予定の現物株市場統合で、大証1部株が、東証株価指数(TOPIX)算入が開始されれば、TOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生するからだ。すでに昨年の12月相場では、大納会にかけてこの需給好転を先取りして大証1部株が動意付いたが、この関連でさらに注目される6銘柄がある。いずれも昨年12月に大証第2部から大証第1部に指定替えされたばかりの銘柄だ。この指定替えの事情をつぶさにウオッチすると、まさに「東風」が吹いて、株高の「匂ひ」がプンプンとしてくるのである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:09 | 編集長の視点