[編集長の視点]の記事一覧
  (ブログ内の記事検索は右サイドバーの検索窓から)

記事一覧 (12/19)【編集長の視点】新規上場のモバクリは公開価格を上回り買い気配値をアップ
記事一覧 (12/19)【編集長の視点】HIS急伸で旅行株に見直し買い本格化、年末年始休暇の好日並び
記事一覧 (12/19)【編集長の視点】ツルハHDは業績上方修正で市場予想を上回り最高値を更新
記事一覧 (12/19)【編集長の視点】新規上場の全国保証の初値は1016円、公開価格を36円上回る
記事一覧 (12/19)【編集長の視点】さくらインターネット株価、大型受注の提供開始を先取り展開へ
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】シード底打ち、後場反発、再上方修正の21期ぶり過去最高純益
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】アドヴァン株価103円高、上方修正で増益転換し期末配当増配
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】麻生フォームは連続ストップ高、新閣僚・党人事関連株が賑わう
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】直近IPOのIBJ3連騰、期末配当実施・記念増配で人気に拍車
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】自民党圧勝で3つの「キー・ナンバー」が年末年始ラリーをリード=浅妻昭治
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】メディアフラッグは直近IPO人気の支援で株式分割権利取り妙味
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】稲葉製は高値肉薄、早くも今期業績を上方修正し割り負け訂正
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】ピーエス三菱は高値更新、「国土強靭化」関連銘柄に人気盛り上がる
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】株価反落のエイチームは東証1部指定替と記念増配で押し目買い
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】野田スクリーン「S高」、MBO価格にサヤ寄せ
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】総選挙も相場も「風」の読み方、起こし方、乗り方がポイント?
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】マルゼンは連続最高純益をテコに高値抜けから上昇相場が本番
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】クオール続伸にみる、当り屋レポーはお年玉銘柄の宝庫?!
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】くらコーポ反落、業績続伸予想も市場コンセンサス下回る
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】好決算のパーク24安い、市場予想にやや未達、売り一巡後に注目
2012年12月19日

【編集長の視点】新規上場のモバクリは公開価格を上回り買い気配値をアップ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 モバイルクリエイト<3669>(東マ)が、きょう19日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は3000円、公開株式数は26万1000株となっている。なお明20日には、福岡証券取引所Qボードにも新規上場する。株価は、寄り付きから買い気配値をアップさせ10時32分現在、公開価格を2100円、70%上回る5100円買い気配。売り買い差し引き約20万株と公開株式数にほぼ並ぶ買い物が集まっている。

 インターネットや第3世代(3G)携帯電話を利用してトラック、バス、タクシーなどの車両の移動体管理システムを提供する独自の時流性のあるビジネスモデルに加えて、公開価格が9倍台と割安で、資金吸収額も8億円弱と比較的小規模にとどまることが買い評価されている。

 同社は、創業以来、狭帯機能の無線を利用したデータ通信技術をコアにタクシー配車システムや動態管理システムなどを主力製品としてソフトウェアからハードまでを一貫して開発・販売してきた。近年は、3Gネットワークによるパケット通信を利用した業務用無線システム「ボイスパケットトランシーバー」、「電子決済システム」などを製品化した。この自社開発システムの販売収入や通信インフラ、サービスの利用料、販売したシステムの機器保守やソフトウェア変更などの収入が同社事業の主力となっている。

 今5月期業績は、売り上げ28億1400万円(前期比55%増)、経常利益4億9200万円(同48%増)、純利益2億8600万円(同56%増)、1株利益310.9円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:42 | 編集長の視点

【編集長の視点】HIS急伸で旅行株に見直し買い本格化、年末年始休暇の好日並び

<マーケットトーク>

編集長の視点 エイチ・アイ・エス(HIS)<9603>(東1)は、149円高の2930円と続急伸し、7月13日につけた年初来高値2931円に肉薄している。同社株は、12月14日の10月期決算発表で前期、今期と連続して過去最高純利益を更新し、いずれも市場コンセンサスを上回ったことで300円高したが、いよいよ年末年始休暇接近で海外旅行の予約好調を見直し割安株買いがさらに増勢となっており、昨年と異なり日並びが好転して欧州向けの旅行などが大幅増となっていることも支援材料視されている。

 今年の年末年始休暇の日並びは、1月4日を休みとすると9日間連休の長期休暇の取得が可能となり、最低でも4日間の旅程が必要な欧州向けの旅行商品が増加する引き金となっている。昨年の年末年始の日並びから一変して好転、中国旅行が後退し、さらに為替相場も、対ユーロでなお円高水準にいることなどから、旅行業界全体への好波及が期待されている。

 旅行業界最大手のJTBの年末年始旅行動向見通しでも、総旅行人数は6年ぶりに3000万人台を回復、海外旅行人数も65万7000人と過去2番目の水準と見込まれている。

 このため旅行代理店各社の株価にも注目が集まるところで、きょう19日の各社の株価動向は、KNT(近畿日本ツーリスト)<9726>(東1)が、1円高の115円と変わらずを挟み4営業日ぶりに小反発し、ニッコウトラベル<9373>(東2)が、2円高の171円と反発、ユーラシア旅行社<9376>(JQS)は、変わらずの5万3800円でそれぞれ始まり、堅調に推移している。

 旅行代理店各社の株価は、今年7月のロンドン五輪の観戦ツアー関連人気で高値をつけており再現思惑を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:24 | 編集長の視点

【編集長の視点】ツルハHDは業績上方修正で市場予想を上回り最高値を更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ツルハホールディングス(ツルハHD)<3391>(東1)は、530円高の6940円と急反発し、12月6日につけた上場来高値6640円を大幅に更新している。前日18日大引け後に今5月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、5月通期業績の上方修正を発表、純利益が、連続の過去最高更新の更新幅を拡大し、市場コンセンサスを上回ることが割安株買いを再燃させており、売り方の買い戻しも交錯している。

 5月期業績は、期初予想より売り上げを36億4100万円、経常利益を23億3100万円、純利益を13億3700万円それぞれ引き上げ、純利益は、129億5000万円(前期比22%増)と続伸し、前期の過去最高を連続更新、市場コンセンサスを約7億円上回る。

 2Q累計売り上げが、高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、プライベートブランド商品「エムズワン」を積極的に展開して順調に推移し、利益率の改善と経費節減も加わって利益も、期初予想を上回って着地、下期も続伸することから上方修正した。

 株価は、今期業績の連続過去最高予想業績に月次売上高の連続プラスがオンして年初来高値まで45%高、高値もみ合いを続けてきた。最高値更新でもPERはなお12倍台と割安であり、売り長で逆日歩のつく信用好需給もフォローしてさらに上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:16 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場の全国保証の初値は1016円、公開価格を36円上回る

編集長の視点 全国保証<7164>(東1)が、きょう19日に東証第1部に直接上場された。直接上場は、今年9月19日に再上場された日本航空<9201>(東1)以来で、公開価格は980円、公開株式数は1091万900株となっている。初値は、寄り付きの買い物から9時9分に公開価格を36円、3%上回る1016円でつけ、その後は1145円まで上げている。資金吸収額が約107億円と大きく、業態もオールドエコノミーに属するが、公開価格のPERが5倍台と超割安で、今3月期予想配当34円に対する公開価格の配当利回りも、3.4%と高いことから穏当な初値形成につながった。

 同社は、銀行、信用金庫、信用組合、農業・漁業共同組合など672の金融機関と提携し住宅ローン保証を中核とした信用保証事業を行っている。独立系の保証会社として主要都市に店舗を設けて、住宅ローンの借入人から保証料を申し受け連帯保証人の役割を果たし、住宅ローンの申し込みの手続きを円滑に行う。2012年3月末の保有件数は49万4573件と昨年3月末比6%増、保証債務残高は同7兆6371億円、6%増と続伸している。

 今3月期業績は、営業収益237億6300万円(前期比12%増)、経常利益87億1700万円(同73%増)、純利益52億8400万円(同2.5倍)、1株利益188.8円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 編集長の視点

【編集長の視点】さくらインターネット株価、大型受注の提供開始を先取り展開へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 さくらインターネット<3778>(東マ)は、25日移動平均線を支持ラインに下値を切り上げているが、来年1月4日に予定している大型案件の提供開始を先取りして一気に割り負け訂正に動き、今年2月の年初来高値700円を目指す展開も想定範囲内となってくる。

 1月4日に提供開始を予定している大型案件は、今年8月に受注した総務省向けの「総合無線局監理システムのプライマリセンターの借入れ」で、総務省が運用する総合無線局監理システムに要する情報システム機器の設置スペースなどを提供、契約金額は3億6900万円となっており、同受注発表で、同社の株価は、ストップ高と好感高をした。

 同社は、東日本大震災などの大規模災害に対する事業継続計画(BCP)需要や災害復旧(DR)需要などの首都圏の災害リスクなどの顕在化に伴いデータセンター需要が拡大する好事業環境が続き、堂島センターの拡張、石狩センターの新設など積極的な設備強化を進めてきた。業績そのものは、この設備増強に伴い減価償却費の増加、借入金増加による支払金利負担増などで慎重に予想していたが、今3月期第2四半期(2Q)累計業績は、期初予想を今年10月に上方修正、連続減益率を縮小した。

 3月通期業績は、期初のレンジ予想を据え置き、経常利益は6億8000万円〜8億2000万円(前期比15%減〜1%増)、純利益は4億円〜5億円(同28%減〜10%減)と見込んでいるが、第3四半期以降に大規模ハウジング案件の稼働開始、クラウドサービスの正常化、既存サービスの新プランリリースが続くだけに、2Q累計業績と同様に上ぶれ期待も高まってくる。

 株価は、8月のストップ高後も下値を切り上げ、年初来安値389円から4割高して500円台固めを継続しているが、PERはなお11倍台〜8倍台と割り負けている。一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>さくらインターネットのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:50 | 編集長の視点
2012年12月18日

【編集長の視点】シード底打ち、後場反発、再上方修正の21期ぶり過去最高純益

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 シード<7743>(JQS)は、932円まで下げたことで底打ち、後場は16円高の984円と出直りに転じている。同社株は、今年11月に今3月期業績を再上方修正、純利益が、21期ぶりに過去最高を更新する更新幅を伸ばすことを評価して年初来高値1110円まで200円高、利益確定売りが交錯してスピード調整してきたが、ほぼ調整一巡として再度、下値に超割安修正の打診買いが入っている。

 同社の今期業績は、8月に上方修正したものを11月に再び上方修正、純利益は、期初予想の2億1500万円が6億8000万円、9億5000万円(前期比5.0倍)と大きく引き上げられ、1992年3月期の過去最高(6億6300万円)を大幅に更新する。

 コンタクトレンズが、「シードワンデーピュアうるおいプラス」を中心に、新製品の1日使い捨てタイプの遠近両用コンタクト「シードワンデーピュアマルチステージ」やファッション系サークルレンズ「シードアイコフレワンデーUV」などの好調な販売推移が加わり、さらに社債の前倒償還に伴う利息軽減効果や、裁判判決に伴う和解金受取・特別利益計上も寄与して大きく業績を続伸させる。

 株価は、8月の1回目の上方修正で300円台下位から発進、2回目の上方修正では期末配当の増配も伴ない年初来高値まで3.6倍化しているが、PERはなお7倍台と割安である。高値奪回から一段の上値評価を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドヴァン株価103円高、上方修正で増益転換し期末配当増配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アドヴァン<7463>(東1)は、103円高の939円と変わらずを挟んで3営業日ぶりに急反発し、11月26日につけた年初来高値880円を一気に更新している。前日17日大引け後に今3月期業績の上方修正を発表、期初の減益転換予想が増益転換して、期末配当の増配も同時発表したことが割安株買いを再燃させている。

 3月期業績は、期初予想より売り上げを15億円、経常利益を7億9000万円、純利益を3億8000万円それぞれ引き上げ、純利益は、21億円(前期比15%増)と続伸する。第3四半期に前期の東日本大震災で落ち込んだ反動増や、事業環境の好転をバックに積極的な販売促進策を推進して売り上げが上ぶれ、利益は、積極的なテレビCM投資で販売管理費が負担増となったが、増収効果とグループ一丸のコスト低減、合理化・効率化でカバーして上方修正につながった。

 期末配当は、前期実績・期初予想の25円から30円に増配する。

 株価は、今年9月の今期第2四半期業績の上方修正に自己株式の再取得が続いて年初来高値まで100円高、自己株式取得終了とともに3分の1押し水準でもみ合ってきた。PER9倍台、PBR0.9倍、配当利回り3.1%の割安修正で2007年12月以来の1000円大台回復に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41 | 編集長の視点

【編集長の視点】麻生フォームは連続ストップ高、新閣僚・党人事関連株が賑わう

<マーケットトーク>

編集長の視点 麻生フォームクリート<1730>(JQS)は、寄り付きから買い気配を切り上げ50円高の247円と買い気配と4営業日続伸、前日に続きストップ高となっている。

 12月16日に投開票された衆議院選挙で自民党が、294議席を獲得して圧勝、前日に東京電力<9501>(東1)がストップ高し、きょう18日も続伸するなど関連株買いが続いているが、これと平行して12月26日に召集予定の特別国会で自公連立政権が発足することになっており、これに関連して自民党党内人事、閣僚人事などが観測されており、この関連株にも買いが循環している。

 前日は一部報道機関で麻生太郎元首相が、財務大臣に起用されると伝えられ、きょうも副総理と財務大臣を兼任と新聞人事が続いたことに関連、麻生グループの上場会社で気泡コンクリート工事最大手の同社株に思惑を高め買い増勢となっている。2008年9月に麻生太郎氏が、総理大臣に指名されたときにも同社株が、350円高値まで買い進まれたことも連想され、10月9日につけた年初来安値87円から2.8倍化と大化けている。

 関連株ではこのほか、安倍晋三総裁関連では、昭恵夫人出身の森永一族の森永製菓<2201>(東1)が、2円高の183円と3営業日ぶりに反発し、同総裁が一時、勤務経験のある神戸製鋼所<5406>(東1)が、2円高の91円と変わらずを含めて7営業日続伸し、前回、同総裁が潰瘍性大腸炎で首相を辞任しただけに、同特定疾患の治療剤「アサコール」を主力製品とするゼリア新薬工業<4559>(東1)は、変わらずの1400円と堅調に始まっている。

 このほか自民党の幹事長続投が決まった石破茂幹事長関連では、同氏が勤務経験のある三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も、11円高の2808円と5営業日続伸するなど賑わいをみせている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | 編集長の視点

【編集長の視点】直近IPOのIBJ3連騰、期末配当実施・記念増配で人気に拍車

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、159円高の2509円と3営業日続伸し、12月12日につけた上場来安値2156円からの底上げを鮮明にするとともに、12月6日につけた上場来高値2660円を意識する動きを強めている。前日17日大引け後に今12月期期末配当の実施と上場記念配当を発表、直近IPO(新規株式公開)株人気に拍車を掛け買い増勢となっている。

 同社の期末配当は、今年12月6日のIPO時には無配継続と予想していたが、同社業績を踏まえて普通配当を25円として実施するとともに、上場記念配当として5円を上乗せ30円配当とする。

 今12月期業績は、売り上げ20億6000万円(前期比9%増)、経常利益3億700万円(前期比70%増)、純利益1億8200万円(前期比85%増)と予想している。ソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」とリアルの「婚活パーティー&イベント」などを融合させた6事業を展開、メディア部門のシステム提供収入の価格上方改定や広告販売数量の増加、コミュニティ事業の会員数増加によりサービス利用課金収入が拡大していることなどが要因となっている。

 株価は、公開価格1450円でIPOされ、2610円で初値をつけ2660円まで買い進まれたが、IPO人気の一巡で2156円まで調整、きょうは3分の2戻し水準までリバウンドした。戻り売りを吸収しつつさらに全値戻しと戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】自民党圧勝で3つの「キー・ナンバー」が年末年始ラリーをリード=浅妻昭治

<マーケットセンサー・特別版>

編集長の視点 「300、84.18、10000」・・・・・・衆議院選挙前に市場に流布したキー・ナンバーである。「300」は、選挙での自民党の獲得する300議席数、「84.18」は、今年3月につけた円為替レートの最安値、「10000」は、日経平均の当面の上値目標の1万円を指している。

 このキー・ナンバーの意味するところは、衆議院選挙は、自民党が圧勝して政権を奪回して、追加金融緩和策を発動して円安が進み、株価も、今年4月以来の日経平均株価1万円台を回復する株高に拍車がかかる期待感そのものであった。

 6月の年初来安値8238円から9700円台まで底上げしてきた日経平均の上値目標が、キリのいい1万円とするのは、あのバブル相場の大天井の1989年の大納会に3万8915円の最高値をつけ、次の年の上値目標は、もう5万円しかないと市場参加者全員が、総強気となったのと似てきて、何だか、背筋がややヒヤリとする部分もないではない。

 しかし、16日に即日開票された衆議院選挙は、自公合計で観測報道値を上回る325議席を獲得、法案が参議院で否決されても衆議院で再可決できる3分の2以上を確保してポジティブ・サプライズとなった。最初のキー・ナンバーをクリアし、次に為替相場も、朝方のシドニー市場で84.5円と円安でスタート、こうなると残るのは日経平均株価の上昇だけで、これもご祝儀相場を含めてクリスマス・ラリーから年末年始ラリーでのキー・ナンバー達成の期待が、いやがおうでも盛り上がる。

 もちろん外国人投資家のクリスマス休暇入りや、19〜20日開催の日銀の金融政策決定会合もあり、テクニカル的には、期待感充足で一度、下値を確認して再騰するか、一度、上値にトライしてから下値を再確認するかのどちらかとなるが、いずれにしろ日経平均株価が1万円を奪回するようなら、ほぼ全面高が続くことになり、投資ターゲット銘柄に選定については、目移りする贅沢な悩みが続くはずである。「掉尾の一振」特有の株価の足の速さにも振り回されずに、ここで勝ち癖をつけ余勢に乗って来年相場の連打、長打、本塁打につなげたいものである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】メディアフラッグは直近IPO人気の支援で株式分割権利取り妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 メディアフラッグ<6067>(東マ)は、12月25日の権利付き最終日を前に、株式分割の権利取りの買い物が増勢となっており、12月に入ってIPO(新規株式公開)ラッシュのなか、ネット関連株中心にIPO株人気が盛り上がっていることから、独自ビジネスモデルを展開する同社株を再評価、高まってきた直近IPO株人気も株高を支援している。

 同社株は、今年9月28日に公開価格900円で新規上場され、公開価格比2.3倍の2120円で初値をつけ、上場来高値2415円まで買い進まれた。「ITと人をキーワードに流通業界に新しい価値を創造する」ことを事業コンセプトに、流通業界の店舗・店頭に特化して、携帯電話・スマートフォンなどを活用する独自開発システム「Market Watcher」による覆面調査、価格調査などを行う独自ビジネスモデルや、PER12倍台と割安な公開価格、2億円弱にとどまる小規模な資金吸収額も合わせて評価されて好調な初値形成につながった。

 その後、IPO人気の一巡で1450円まで調整したが、11月に発表した今12月期第3四半期の順調な利益進捗率業績で底上げ、12月4日に公表した株式分割を好感してマドを開けて1940円までリバウンド、中段固めを続けている。

 株式分割は、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を目的に実施するもので、12月31日を基準日に1株を3株に分割する。今期業績も、IPO時予想通りに続伸、純利益を1億円(前期比95%増)と予想しているだけに、権利付き最終日まで残り5日間、権利取り妙味を示唆することになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:29 | 編集長の視点
2012年12月17日

【編集長の視点】稲葉製は高値肉薄、早くも今期業績を上方修正し割り負け訂正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 稲葉製作所<3421>(東1)は、65円高の1098円と3営業日続伸し、7月5日につけた年初来高値1118円に肉薄している。前週末14日大引け後の今7月期第1四半期(1Q)決算の開示に合わせて、早くも第2四半期累計・通期業績の上方修正を発表、大幅続伸を鮮明化したことを評価して割り負け訂正買いが増勢となっている。

 業績修正のうち7月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を1億4000万円、純利益を3000万円それぞれ引き上げ、純利益は、7億1000万円(前期比2.1倍)と連続増益率を拡大する。

 鋼製物置セグメントで引き続き東北地方を中心に復興需要などが堅調で出荷棟数を拡大し、オフィス家具セグメントも、新製品の開発・投入などで売り上げが伸び、鋼材単価が、予想より低位で推移したことなどが要因となった。

 株価は、今期業績の大幅続伸予想にメガソーラーによる発電事業進出も続いて1000円台を固める底固い動きを続けてきた。PER評価では26倍台と市場平均を上回るが、PBR評価では0.5倍と大きく割り負けており年初来高値キャッチアップから2008年6月高値1287円が当面の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:39 | 編集長の視点

【編集長の視点】ピーエス三菱は高値更新、「国土強靭化」関連銘柄に人気盛り上がる

<マーケットトーク>

編集長の視点 ピーエス三菱<1871>(東1)は、27円高の616円と4営業日続伸して始まり、1月20日につけた年初来高値600円を更新している。12月16日に投票、即日開票された衆議院選挙で、自民党の獲得議席数が、294議席と圧勝、同じく連立政権を組む公明党の獲得議席31議席を含めて、参議院で否決された法案を衆議院で再可決できる3分の2以上の議席を確保したことから、自民党がマニフェストに掲げた「国土強靱化基本法」、公明党の「防災・減災ニューディール」関連の本命株人気を高め買い増勢となっている。ただ高値更新後は、利益確定売りも交錯し前週末終値を挟むもみ合いに変わっている。

 同社株を含めて橋梁・建設株は、前週末14日に自公両党の圧勝が観測報道されたことから軒並み高となり、日経平均株価が、総選挙前の利益確定売りで小反落したのとは対照的にほぼ高値引け、東証第1部値上がり率ランキングのトップ10に、ストップ高寸前まで買い進まれたPS三菱を含め、駒井ハルテック<5915>(東1)不動テトラ<1813>(東1)日本橋梁<5912>(東1)安藤建設<1816>(東1)宮地エンジニアリンググループ<3431>(東1)の6銘柄がランクインし、きょう17日も、続伸して寄り付いている。自公連立政権による「人からコンクリートへ」と舵を取るインフラ整備策、大型補正予算、来年度予算編成などへの期待を高めている。

 PS三菱は、東日本大震災で耐震性を実証、評価を高めたPC(プレストレスト・コンクリ−ト)橋などの構造物に耐震補強技術「PCコンファインド工法」や老朽橋梁を対象とする「橋守プロジェクト」などを展開、「わが国トップのPCゼネコン」を目指している。国土強靭化基本法では10年間に200兆円、防災・減災ニューディールでは同100兆円のインフラ整備を打ち出しており、関連需要の拡大思惑につながっている。

 株価は、今年11月につけた305円安値から野田前首相の解散総選挙表明をバネに底上げ、今期業績の下方修正も押し返して年初来高値までほぼ倍化した。なお、安倍トレードのシンボル株として上値トライが続こうよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】株価反落のエイチームは東証1部指定替と記念増配で押し目買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エイチーム<3662>(東1)は、95円高の3315円と3営業日ぶりに急反発して始まったあと、70円安と値を消し荒い動きとなっている。前週末14日大引け後に今7月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、今期第2四半期(2Q)期末配当の東証第1部指定替えの記念増配を発表、1Q業績も高利益進捗率を示したほか、1部指定替えに伴う東証株価指数(TOPIX)算入に関する好需給思惑も加わり買い再燃となったが、上値の伸びが鈍いとして利益確定も優勢となっている。

 2Q配当は、今年10月に堅調な業績推移を踏まえて初配当として特別配当10円の実施を発表していたが、11月22日に東証1部に指定替えされたことでさらに1.22円上積みして11.22円(前年同期は無配)とする。期末配当は、10月の予想通りに未定を継続する。

 一方、1Q業績は、前年同期が四半期財務諸表を作成していないため前年同期比較はないが、経常利益は、6億7000万円、純利益は、4億円と予想を開示している7月通期業績に対して37〜38%の利益進捗率と目安の25%をオーバーした。

 エンターテインメント事業でiPhone向けに今年2月に日本語版と英語版を同時にリリースした「ダークサマー」が、累計300万ダウンロードを超えるヒットとなり、グリー<3632>(東1)との協業2タイトルも、「AKB48ステージファイター」が、「GREE」ランキングで1位になったことなどが寄与した。

 7月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、10億5000万円(前期比77%増)と連続の過去最高更新を予想している。

 株価は、東証1部指定替え申請・特別配当の実施と新株式発行(発行価格3340円)・株式売出しとが綱引きして2614円安値まで下ぶれ、下げ過ぎ訂正で3610円まで反発したあと、発行価格を前にもみ合いを続けてきた。TOPIX算入は指定替え後1カ月でスタートするのが通例であり、TOPIX連動型のファンドの買い増し思惑などを支えに下値買いの再燃も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】野田スクリーン「S高」、MBO価格にサヤ寄せ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 野田スクリーン<6790>(東2・監理)は、寄り付きから買い気配値を切り上げストップ高(S高)となる5000円高の3万2500円買い気配と急反発している。前週末14日大引け後に同社の執行役員の野田拓哉氏が代表取締役を務めるTNC(愛知県瀬戸市)が、同社株をMBO(経営陣が参加する株式公開買い付け)により非株式公開化すると発表、同社取締役会も賛同意見の表明と、株主への応募推奨を決議したことから、MBO価格4万5700円にサヤ寄せ思惑を高めて売り買い差し引き8万株超の買い物が殺到している。

 MBOは、独自技術でプリント配線板関連事業と化学材料関連事業を展開してきた野田スクリーンが、国内のプリント配線板メーカーの海外生産シフトが進み価格下落圧力も強まる悪環境下、中長期的な視点からの開発投資や積極的な外部企業とのアライアンス、事業構造の抜本的な改革などが不可欠であり、この実行により一時的な売り上げ減少、巨額な費用の発生、資本市場で消極的な評価を受け、株主に短期的にマイナスの影響を与えるおそれがあり、これを慎重に勘案して非公開化するのが最善の手段として実施される。

 買い付け期間は12月17日から来年2月4日までの30営業日、買い付け株式数は6万6088株、買い付け代金は30億2022万円を予定、MBO成立後に同社株は所定の手続きを経て上場廃止となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】総選挙も相場も「風」の読み方、起こし方、乗り方がポイント?

<マーケットセンサー>

編集長の視点 永田町事情にはまったくの門外漢のシロウトが、選挙に言及するのは越権行為であることは重々承知している。しかし、選挙も、相場と同じように生もの、「風」のように見えない、捉えどころにないものであると思い当たると、どうしても一言、感想を述べたくなるのは、野次馬根性の悲しさではある。風を読み、風を起こし、風に乗らなければリターン(勝利)は覚束ないのは、選挙も相場も何ら変わらないと、きょう16日の衆議院選挙の開票作業が始まる前のテレビ画面を見ながら考えさせられているのである。

 この衆議院選挙は、新聞・テレビなどの報道各社の情勢分析によれば、野党自民党の圧勝、与党民主党の惨敗と事前に観測されている。野田民主党に追い風は吹かず、逆風が吹いていたことになる。あの11月6日の米国大統領選挙では、共和党のロムニー候補と直前まで支持利率が拮抗していたオバマ大統領が、再選を勝ち取ったのは、選挙直前に米国東部を襲ったハリケーン「サンディ」で、「有事の指揮官」ぶりを大きくアピールしたことが要因になったといわれているのとは、大きな違いである。

 野田佳彦首相にだって総選挙前には、数々の「有事」が起こっていたのである。笹子トンネル事故や北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射、中国の領空侵犯などなどで、「サンディ」に勝るとも劣らず「有事」は貨車に乗るほどやってきたのである。ところがこの「有事」が、むしろ「日本を取り戻そう」と訴える安倍自民党には追い風となり、野田民主党には逆風となったようである。

 東日本大震災が発生したときに、この「有事」を政権延命のチャンスとばかりしゃしゃり出た菅直人前首相はやり過ぎだったとしても、野田首相にも「風」を読み、「風」を起こし、「風」に乗るためのチャンスはあったわけで、逆にそれだからこそ首相の有事対応の力量不足、ことによったら事前の戦闘放棄・敗北主義・諦めなどが、見え隠れしているのではないかと思わざるを得ない。

 さらに問題としたいのは、総選挙時期を師走とした勝負感(相場感)である。野田首相が、野党党首との会談で、「近いうち」の解散総選挙を約束したのは、今年8月のことである。それを先送りに先送りして、解散総選挙を表明したのは11月14日であった。11月16日の解散まで100日間の先送りであった。政治にも相場にも「たら・れば」は禁物である。しかし、もし約束通りに「近いうち」に解散総選挙に踏み切っていたとしたら、野田民主党は、各選挙区での急な候補者選びに難渋するほどの大量の離党者に見舞われることはなかったはずである。

 また「近いうち」に解散総選挙に踏み切っていれば、政敵の自民党は谷垣禎一前総裁が、総選挙を指揮していたはずで、野田首相にとって谷垣前総裁と安倍晋三現総裁とで、どちらが戦いやすい相手だったか、違いが出たはずで、これほどの報道各社の惨敗観測にはつながらなかったかもしれない。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】マルゼンは連続最高純益をテコに高値抜けから上昇相場が本番

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マルゼン<5982>(東2)は、6月29日につけた年初来高値584円を指呼の間としているが、この高値抜けで4年来の高値フシをすべて払ったことになり、5年ぶりの600円台回復、700円台奪回に向け上昇相場が本番を迎える展開が有力である。

 この上げ本番の引き金となるのは、今年9月の今2月期第2四半期(2Q)業績の上方修正に次ぐ10月の2月通期業績の上方修正である。期初は、前期の過去最高純利益から減益転換と慎重に予想していたものを上方修正したもので、通期経常利益は、期初予想の30億円を33億6000万円(前期比2%増)へ、純利益は、16億1300万円を17億8000万円(同5%増)へ各引き上げ、純利益は、連続過去最高更新となる。

 厨房部門では、全国100万店舗の飲食店に販促キャンペーンを継続するとともに、コンビニ店向けのホットスナック調理のIH卓上フライヤーなどの3000種類を超える自社オリジナル製品を開発・販売、福祉施設やスーパーマーケット向け販売も引き続き好調に推移していることが通期業績を押し上げた。来年早々には今期第3四半期決算を予定しているが、さらに上ぶれるか要注目となる。

 株価は、今期2Q累計業績の上方修正で年初来安値目前517円から579円まで急伸し、この調整安値542円から通期業績上方修正で583円まで再騰し高値抜けへエネルギーを溜め込んでいる。PERは6倍台、PBRは0.5倍と超割安であり、高値抜けからの吹き上げ展開も想定される。(本紙・編集長浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:07 | 編集長の視点
2012年12月14日

【編集長の視点】クオール続伸にみる、当り屋レポーはお年玉銘柄の宝庫?!

<マーケットトーク>

編集長の視点 クオール<3034>(東2)は、36円高の774円と急続伸して始まっている。前日13日大引け後に今年10月の今3月期第2四半期累計業績の下方修正に続き、今度は3月通期業の下方修正を発表したが、同時発表の12月20日付けでの東証第1部への指定替え承認でカバー、指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わないことから、指定替え後の東証株価指数(TOPIX)算入でTOPIX連動型のファンドなど買い需要が発生すると思惑を高めて買い増勢となっている。

 前日は同社株のほか、新田ゼラチン<4977>(東2)も、12月20日付けで東証第1部指定替え承認を発表、この関連で市場でにわかに当たり屋と再脚光を浴びているのが、みずほ証券リサーチ&コンサルティングが、12月5日に公表した「東証1部指定候補銘柄を探る」と題する投資分析レポートである。同レポートに同2銘柄が、しっかり候補株としてノミネートされているからで、2銘柄の先行指定替えから、同レポートは来年のお年玉銘柄の宝庫と位置付けられそうだ。

 同レポートは、定期的にローリングして作成・公表されているが、前々回の6月、前回の9月のレポートで候補銘柄のなかから実際に指定替え銘柄が続出、株価も大幅高した実績がある。

 候補株のなかでも指定替え実現の確率が高いのは、東証2部、東証マザーズ上場以来1年を超え、指定替え要件を充足した銘柄で、今回の12月レポートでは、この候補株として20銘柄が上げられており、このうち1部指定替えの形式基準をすべて満たす銘柄としてクオールを含め6銘柄がノミネートされ、新田ゼラチンはこれに該当する。

 このほかはデジタルアーツ<2326>(東2)アウトソーシング<2427>(東2)1stホールディングス<3644>(東2)ダブル・スコープ<6619>(東マ)レーザーテック<6920>(東2)であり、要マークとなる。

 また、東証指定替えの形式基準を充足している候補銘柄47銘柄をスクリーニングしているが、前回の9月レポートにはなかった新顔として取り上げられたミクシィ<2121>(東マ)アヲハタ<2830>(東2)テクマトリックス<3762>(東2)フリービット<3843>(東マ)パラカ<4809>(東マ)FDK<6955>(東2)ヨネックス<7906>(東2)アルプス物流<9055>(東2)泉州電業<9824>(東2)なども注目されそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】くらコーポ反落、業績続伸予想も市場コンセンサス下回る

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 くらコーポレーション<2695>(東1)は、5円安の1145円と10営業日ぶりに小反落している。前日13日大引け後の10月期決算発表で、前期業績が、今年5月の上方修正値を下ぶれ、今期業績も続伸を予想したが、市場コンセンサスを下回ることが響き利益確定売りに押されている。

 前期業績は、5月の上方修正値を利益が4億3000万円〜1億8300万円未達となったが、前々期比6%増収、14%経常増益、36%純益増益と増益転換して着地した。外食企業やコンビニ店などとの競争が激化、消費者の中食・内食志向も強まる環境下、24店舗を新規出店(閉鎖1店舗)し、商品開発面では大手回転すしチェーンとして初めてラーメンを投入、各種フェアやタイアップキャンペーンを実施したことが増益転換要因となった。

 今期業績は、23店の新規出店を計画し売り上げ825億円(前期比4%増)、経常利益41億円(同0.7%増)、純利益21億7400万円(同5%増)と予想しているが、利益は、市場コンセンサスを6〜4億円下回る。

 株価は、前期業績の2ケタ増益転換ペースを支えに1100円台出没を続けてきた。PERは10倍台と割安だが、再度、1000円台確認が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:27 | 編集長の視点

【編集長の視点】好決算のパーク24安い、市場予想にやや未達、売り一巡後に注目

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パーク24<4666>(東1)は、29円安の1324円と続落している。前日13日に10月期決算を発表、前期業績が、期初予想を上ぶれて着地し期末配当を増配し、今期も連続の過去最高純利益更新を予想したが、市場コンセンサスにやや未達となっていることから、目先の利益を確定する売り物が交錯している。

 前期業績は、利益が期初予想値を13億1700万円〜6億7000万円上ぶれ前々期比12%増収、36%経常増益、47%純益増益と続伸し、純利益は、96億7000万円と2006年10月期の過去最高(71億7600万円)を6期ぶりに更新した。

 駐車場事業で量的拡大と収益性を重視した開発を進め、タイムズ駐車場の運営件数が、前々期末10%増の1万1764件、運営台数が、10%増の39万5784台と伸び、月極駐車場・管理受理駐車場を含めて総運営件数、総運営台数もそれぞれ8.7%増、8.2%増となり、カーシェアリングサービスを展開しているモビリティ事業の売り上げが8%増、営業利益が、前年同期の1億900万円の損失から700万円の黒字に好転したことなどが寄与した。

 今期業績も、駐車場事業で法人のアウトソーシングニーズの取り込みで年間開発台数を前期末比10%増の6万7000台を目指し、カーシェアリングサービスの期末設置台数を55%増の7000台と計画していることなどから続伸を予想、純利益は、112億円(前期比15%増)と連続して過去最高を更新する。ただ市場コンセンサス平均にあと約5億円届かない。

 株価は、期初予想を上ぶれて推移した前期業績や連続プラスとなった月次速報を評価して年初来高値1432円まで買われ、100円幅の調整安値からは、世界の機関投資家の運用上のベンチマークとなっているMSCI株価指数の構成銘柄に新規採用されたことで再度、高値を窺ってきた。目先売り一巡後は、高値抜けから次の上値フシとして2007年5月高値1625円を目指す展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 編集長の視点