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[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (01/24)【編集長の視点】急伸のKOA、3Q上方修正で割負け買い再燃,PBR0.5倍
記事一覧 (01/24)【編集長の視点】株式分割後堅調のデジタルハーツ、3Q発表で好業績見直しへ
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】キャンドゥは株式分割歓迎で内需割安株買いが再燃し高値を窺う
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】ヤーマン続落も類似企業IPO接近で美容家電株に関連株買い示唆
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】下方修正の総合メディカル続落、売り一巡すれば低PER注目も
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】株価再発進近いリンテック、3Q発表後、次期増益評価
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】アジュバン、3Q実績が通期予想上回る好調、最高値更新、割安
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】極東証券4ケタ乗せに見る証券株の勢い、市況活況で業績期待高い
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】米久は三菱商のTOB価格にサヤ寄せしストップ高買い気配
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】敏感相場では海外売り上げ比率上位銘柄に業績・株価押し上げ効果
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】 久世は3Q決算発表に期待を高め割安株買いで高値を窺う
記事一覧 (01/17)【編集長の視点】日創プロは3日連続のストップ高、上方修正に株式分割で
記事一覧 (01/17)【編集長の視点】イビデンに見るアップル株反発も次はインテル決算に注視の展開
記事一覧 (01/17)【編集長の視点】アルテHDは小反落も決算発表に期待を強め押し目買い
記事一覧 (01/16)【編集長の視点】アールシーコア、積極的な中期計画がフォローし上値余地
記事一覧 (01/16)【編集長の視点】急反落のアクトコールは連続最高純益予想で逆張り妙味
記事一覧 (01/16)【編集長の視点】キャンドゥ連騰、100円ショップ株は脱デフレでも好業績評価
記事一覧 (01/16)【編集長の視点】利益確定売りのマルカキカイは業績続伸・連続増配で押し目買い
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】全面高で銘柄絞り込みの選別物色重要、IR姿勢の濃淡も浮上=浅妻昭治
記事一覧 (01/15)【編集長の視点】日写印の急騰にみる任天堂関連株買いの盛り上がり
2013年01月24日

【編集長の視点】急伸のKOA、3Q上方修正で割負け買い再燃,PBR0.5倍

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 KOA<6999>(東1)は、28円高の719円と4日ぶりに急反発している。前日23日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の上方修正を発表、割り負け株買いが再燃している。

 同社の業績予想開示は、四半期決算発表時に次期四半期業績のみを公表してきた。3Q業績は、第2四半期(2Q)累計決算を開示した昨年10月に公表したが、その予想値を上方修正した。売り上げを2億300万円、経常利益を4億9100万円、純利益を3億5700万円それぞれ引き上げ、純利益は、11億3700万円(前年同期比18%減)と連続減益率を縮小する。

 主に為替レートが、前回10月の予想時より円安で推移し、3Q期末に急激な円安で2億4000万円の為替差益が発生したことが、上方修正要因となった。

 株価は今期1Q業績がほぼ期初予想通りとなって着地したことで750円高値をつけたが、2Q累計業績が予想を下回ったことで昨年来安値546円まで売られ、円高修正で底上げ、今年1月に770円をつけ700円台を出没していた。PBRは0.5倍と割り負けているだけに、1月高値抜け挑戦から上値を伸ばす展開が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】株式分割後堅調のデジタルハーツ、3Q発表で好業績見直しへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 デジタルハーツ<3620>(東1)は、昨年9月末の株式分割権利落ち後に700円台出没の中段保ち合いが続いているが、今年2月1日予定の今3月期第3四半期決算(3Q)発表を前に、昨年11月の今期業績の上方修正、連続最高純益更新を見直し割安株買いが再燃する可能性があり、権利落ち高値更新からさらに上値を伸ばそう。

 同社の今期業績は、期初予想より売り上げを3億2300万円、経常利益を6100万円、純利益を2700万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億9600万円(前期比35%増)と続伸し、前期の過去最高を連続更新する。

 ソフトウェアの不具合を検出するデバッグ事業が、コンシューマゲームリレーションで継続取引企業から安定受注が続き、ソーシャルゲーム向けでも、市場の拡大で開発タイトル数が増加、スマートフォンの多機能化でアプリ開発も活発化して好調に推移、昨年9月に新規に立ち上げた「ソフトウェア不具合検証保証サービス」で新たな顧客ニーズを開拓したことなどが要因となった。2月1日の3Q決算発表で、さらに上ぶれるか注目される。

 株価は、昨年6月、9月と2回の株式分割を実施する株主優遇策が続き、スンナリ分割権利を落とした。PERは13倍台と割安であり、権利落ち後高値抜けから一段高に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | 編集長の視点
2013年01月23日

【編集長の視点】キャンドゥは株式分割歓迎で内需割安株買いが再燃し高値を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キャンドゥ<2698>(東1)は、1800円高の10万7900円と反発し昨年11月に顔合わせした昨年来高値10万9500円を射程圏に捉えている。前日22日大引け後に株式分割を発表、歓迎して分割権利取りと割安修正期待の買い物が再燃している。

 株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社株式の売買単位を100株とするために実施する。5月31日を基準日に1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする単元株制度を6月1日を効力発生日として採用する。

 同社は、100円ショップ株として好業績を謳歌、デフレ関連株人気を背景に昨年来高値水準の10万円台で堅調に推移、脱デフレを目指す「アベノミクス」とは真逆の銘柄ポジションを占めている。株価は、今年1月15日に発表した前11月期業績が、期初予想を下ぶれて着地したことが響いて10万円台を試すもみ合いが続いた。今11月期純利益は、10億3400万円(前期比14%増)と連続の過去最高更新を予想していることもあり、株式分割歓迎でPER16倍台の割安修正も再燃、高値抜けから2006年7月高値12万円挑戦の目も出てきそうである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 編集長の視点

【編集長の視点】ヤーマン続落も類似企業IPO接近で美容家電株に関連株買い示唆

<マーケットトーク>

編集長の視点 ヤーマン<6630>(東1)は、55円安の1210円と4営業日続落して始まっている。昨年来安値にあと40円と迫る昨年11月の1080円安値から200円幅のリバウンドをしており、この戻り場面で利益確定売りが続いている。

 ただこのもみ合い場面は、2月14日に同社と同業の理美容機器をインターネット販売するビューティーガレージ<3180>(東マ)が、新規上場される予定で、この前景気、IPO人気次第では関連して同社株に割安修正買いが再燃する可能性もあり要注目である。このところパナソニック<6752>(東1)が、経営再建の柱として白物家電と美容家電に注力、昨年来安値から底上げしており、同社株を含め美容家電株人気を牽引する展開も想定される。

 IPOは、2月13日から今年2013年分が再スタートするが、前日の日銀金融政策決定会合で、全般相場は、材料で尽くしとして調整色を強めていることから、上値のシコリのなさ、値動きの軽さなどを手掛かりに昨年12月に大きく盛り上がったIPO人気の再現期待も高まっている。

 このIPO株に一角を占めるビューティーガレージは、理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどを主要顧客にインターネット通販により理美容機器や化粧品のオリジナル商品の物販事業や店舗設計事業、その他周辺ソリューション事業を展開している。仮条件が、明24日、公開価格が2月4日に各決定されるIPOスケジュールが進んでいるが、想定価格は、2150円と今4月期予想ベースでPER13倍台となっており、関連してヤーマンの6倍台の割安放置に注目が集まっている。

 ヤーマンは、家庭用美容機器、健康機器の通販事業を展開、業務向け中心のビューティーガレージとは守備範囲が異なっているが、「おうちエステ」をセールストークにして脱毛器、痩身アイテムなどで通販事業のトップを占めており、比較感が働いている。今4月期業績は、昨年11月に第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したものの、通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、11億6700万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想している。株価は、2Q累計業績下方修正で悪材料出尽くしとして昨年11月安値から底上げしているが、PERはなお超割安にとどまっている。

 大幅赤字・無配転落したパナソニックも、昨年来安値から200円高し、美容サロン向けヘア化粧品を展開しているミルボン<4919>(東1)が、昨年来高値追いとなり、市販薬のネット通販を展開しているケンコーコム<3325>(東マ)が、ネット販売規制の違法判決で勝訴して連続してストップ高したことなども関連材料として加わり、関連株にはフォローの風が強まりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)

>>ヤーマンのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】下方修正の総合メディカル続落、売り一巡すれば低PER注目も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 総合メディカル<4775>(東1)は、142円安の2923円と急続落している。前日22日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の下方修正を発表、市場コンセサスを下回ることから、内需関連株の業績堅調推移の期待が裏目に出て利益確定売りが増勢となっている。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを35億5200万円、経常利益を6億7400万円、純利益を3億3800万円それぞれ引き下げ、純利益は、25億3300万円(前期比1%増)と増益をキープして、連続の過去最高更新となるが、市場コンセンサスを3億円強下回る。

 3Q3カ月の業績は、地上デジタル放送移行に伴う特需の反動減が薄まり増収増益となったが、通期では、地デジ特需の反動減をカバーするために医師の転職・開業支援、薬局の新規出店などの増加を計画していたものが、開業支援件数や薬局の新規出店が計画を下回る見込みとなったことから下方修正した。

 株価は、期初の今期続伸予想業績が市場コンセンサスを下回るとして2651円と売られ、第2四半期累計業績の減益転換着地で再び2661円と調整してPBR1倍台割れでダブルボトムを形成、ここから底上げし昨年7月の戻り高値3060円を上抜き、昨年5月の昨年来高値3245円を視界に捉えていた。業績下方修正でもPERは8倍台と割安であり、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:12 | 編集長の視点

【編集長の視点】株価再発進近いリンテック、3Q発表後、次期増益評価

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リンテック<7966>(東1)は、今年2月12日予定の今年3月期第3四半期(3Q)決算発表を前に1600円台固めを続けているが、この決算発表とともに、すでに今年1月17日に観測報道された3Q営業利益の前年同期比30%減を織り込み済みとして、同じく1月7日に来2014年3月期営業利益が、今期実績比20%増と増益転換が予想されたことをポジティブに評価、下げ過ぎ訂正買いに再発進する展開が有力である。

 同社の今期業績は、太陽電池用バックシートや液晶関連の粘着製品が期初予想の需要を下回って推移したことから伸び悩んで昨年11月に下方修正、営業利益を120億円(前期比11%減)、純利益を85億円(同1%減)と予想した。このため3Q業績も続落が観測され、営業利益は85億円(前年同期比30%減)とされており、3Q業績が、観測報道通りとなるか動向が注目されている。

 ただ続く2014年3月期営業利益は、スマ−トフォン向けのタッチパネルなどを強化することなどから今期実績見込み比30%増の145億円と観測されており、持ち直しの動きを強める見込みだ。

 株価は、業績下方修正や業績観測報道のたびに悪材料織り込み済みとして安値から反発する動きを強めた。PERは14倍台、PBRは0.9倍と下げ過ぎを示唆、さらに信用取り組みも薄めながら売り長となっている好需給も下値支持材料となっている。3Q決算発表とともに1株純資産水準の昨年2月高値1786円へのキャッチアップを強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | 編集長の視点
2013年01月21日

【編集長の視点】アジュバン、3Q実績が通期予想上回る好調、最高値更新、割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アジュバンコスメジャパン<4929>(東2)は一時、ストップ高寸前の295円高の1529円まで買い進まれて4営業日続伸し、昨年12月13日の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値1320円を大きく更新している。前週末18日大引け後にIPO後の初決算となる今3月期第3四半期(3Q)業績を発表、四半期決算は初作成となるため前年同期比較はないが、9カ月実績でIPO時予想の3月通期業績の12月予想利益を上回ったことをテコに直近IPO株人気を拡大し、割安株買いが増勢となっている。

 3Q業績は、売り上げが35億9500万円、経常利益が9億2700万円、純利益が5億3500万円となり、利益は、3月通期予想業績を5700万円〜5500万円オーバーした。スキンケア商品は伸び悩んだが、基礎シリーズのAEシリーズ5品が、2012年度モンドセレクション金賞を受賞、これをキッカケに商品認知度が高まり顧客獲得に貢献、昨年5月にリニューアルしたヘアケア商品のシリーズも好調に推移したことなどが要因となった。

 3月通期業績は、経営環境が不透明としてIPO時予想を変更せず、純利益は、4億8000万円(前期比74%増)と続伸を予想、配当も、年間40円(前期実績30円)と増配を予定している。

 株価は、公開価格1250円を60円、4%上回る1310円で初値をつけ上場来高値まで買い進まれたが、IPO人気の一巡で同安値1138円まで調整、公開価格を下回って推移してきた。PERは9倍台、配当利回りは2.6%となお割安であり、一段の上値追いをサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】極東証券4ケタ乗せに見る証券株の勢い、市況活況で業績期待高い

<マーケットトーク>

編集長の視点 極東証券<8706>(東1)は、35円高の1014円と続急伸し連日、昨年来高値を更新、2007年12月以来6年ぶりに4ケタ台を回復している。前週末18日昼休み中に発表した今3月期第3四半期(3Q)の決算速報値が大幅続伸し、純利益が、前期の年間業績を上回って着地したことが引き続き買い材料で、年間配当も前期並み40円継続観測から高配当利回り買いも相乗している。

 同様に18日昼休み中に発表した3Q決算速報値が、大幅に黒字転換した水戸証券<8622>(東1)も、10円高の264円と続急伸し、今年1月4日につけた昨年来高値267円に肉薄している。

 証券株は、昨年11月14日の野田佳彦前首相の解散総選挙表明、安倍晋三首相(当時自民党総裁)の無制限金融緩和発言から、一気に円高修正が進んで業績上ぶれ期待を高め、日経平均株価は、今年1月15日につけた昨年来高値1万952円まで26%も上昇、この株価急騰が、新規投資家の新規参入、新規マネー流入も伴っていることから、業績期待を高め日経平均株価を上回るパフォーマンスとなった。

 なかでも業界トップの野村ホールディングス<8604>(東1)は、同期間に85%高と急伸しており、きょう21日は、利益確定売りで反落しているが、50%台の上昇率にとどまっている他の証券株との比較感を強めてサヤ寄せ思惑を強めている。

 極東証券の3Q業績は、前年同期比28%増収、90%経常増益、2.1倍純益増益と大幅続伸した。3月通期業績は、先行きの株式市場の市況は予測できないとして開示していないが、3Q9カ月の純利益が、すでに前期12カ月実績(20億200万円)を1億3000万円上回ったことから続伸が有力で、つれて未定としている期末配当・年間配当は40円と高水準が続くとみられている。配当利回りは、4%となお出遅れ顕著となるだけに、野村HD追撃の一番手の穴株候補にも浮上しそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:55 | 編集長の視点

【編集長の視点】米久は三菱商のTOB価格にサヤ寄せしストップ高買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 米久<2290>(東1)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ150円高の893円買い気配とストップ高、急続伸している。昨年10月につけた昨年来安値629円から底上げ、一気に同5月の昨年来高値899円にあと6円と肉薄している。

 前週末18日大引け後に三菱商事<8058>(東1)が、同社を連結子会社化する目的で株式公開買い付け(TOB)すると発表、TOB価格950円へのサヤ寄せ思惑を強め、売り買い差し引きで約1670万株と買い付け予定株式数に迫る大量の買い物が殺到している。

 TOBは、総合商社の機能を活かして広範な分野で多角的な事業を展開している三菱商が、国内外の飼料・畜産事業でも、世界的に穀物価格が高騰し採算性が悪化する環境下、コスト競争力とバリューチェーンを強化するためには持分法適用会社の米久との資本関係強化が必要とし、食肉生産事業の収益性の向上を図るために実施する。

 買い付け期間は、1月21日から2月20日までの22営業日、買い付け株式数は1858万4347株、買い付け代金は176億5500万円を予定、TOB成立後も上場は維持される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】敏感相場では海外売り上げ比率上位銘柄に業績・株価押し上げ効果

<マーケットセンサー>

編集長の視点 まるで「マッチポンプ」か「政・党不一致」ではないか?今年1月16日の日経平均株価の急落と、18日の急反発の引き金となった「要人発言」である。16日は甘利明経済財政・再生担当大臣が、「過度の円安」を懸念する発言をしたのに次いで、石破茂自民党幹事長が、「円安で困る産業が出てくる」と円安をけん制し、菅官房長官の修正コメントにもかかわらず、円高修正が一服して日経平均株価が急落、18日は、今度はその当の甘利大臣が「まだ円高を修正する過程」と前言を翻して、日経平均は急反発したからだ。

 この「要人発言」の「マッチポンプ」は、かつて株式市場を騒がせた仕手相場の仕手本尊の常套手段を彷彿とさせるところがある。仕手本尊は、足手まといとなったチョウチン筋をふるい落とすために高値で突然、売り抜ける動きをみせたり、あるいは売りを誘って売り募った売り方を締め上げたりしたものである。まさか今回の「要人発言」が、そのような政策意図を持っていたり、同様な相場テクニックを駆使したとは、考え難いが、この「要人発言」で被害を受けた投資家も少なくないと想像されるのである。

 そう想像されるのは、東証株価指数(TOPIX)Core30の構成銘柄にアタックしていた投資家である。同指数構成の30銘柄のうち、今年1月に昨年来高値を更新した銘柄は、過半の16銘柄に達したが、このうち9銘柄が株不足でさらに6銘柄に逆日歩がついているのである。

 「要人発言」をキッカケこの売り方が、さらに高値で売り乗せているとしたら、それこそ目を覆いたくなるピンチとなるはずだ。売り方からすれば、為替相場を巡る「要人発言」により敏感、神経質となるとともに、次のヤマ場となるきょう21日から開催される日銀の金融政策決定会合での追加金融政策が、材料出尽くしで終わり、さらにほぼ同時にスタート3月期決算会社の4〜12月期(第3四半期、3Q)業績が、株価に織り込み済みと評価されることを切に祈っているはずである。

 昨年2月13日〜14日の日銀金融政策決定会合で決定された追加金融緩和策は、「バレンタイン・プレゼント」となって円高修正が進み、折からの3Q決算発表では3月通期業績の下方修正が相次いだが、それが逆に悪材料出尽くしとして株価は逆行高をした。売り方としたら、その悪夢に2度も苛まれるのは願い下げにしてほしい心境であろう。

 こうした売り方の恐れる相場シナリオが、正夢となるとしたら、もちろん相場の次のポイントは、日銀の追加金融緩和策を受けた為替相場の帰趨と、これに伴う3Q決算発表時の上方修正・下方修正の業績動向となる。為替が一段の円安に進むとすれば、これにより業績メリットを受ける銘柄の株価上昇に一段と弾みがつくのはいうまでもない。

 そこで今回の注目株としては、大手証券が、総売り上げに占める海外売り上げ比率の高い銘柄をスクリーニングしたなかから、このランク上位銘柄をぜひマークしておきたい。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】 久世は3Q決算発表に期待を高め割安株買いで高値を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 久世<2708>(JQS)は、今年2月12日に今3月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、この発表時に今期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正の際に据え置いた3月通期業績の上ぶれ期待を強めて昨年来高値710円を窺う展開が想定される。2Q累計業績を上方修正した昨年11月は、昨年来高値まで100円高しており、次の上値ターゲットとしては2006年7月につけた785円が意識されよう。

 同社の2Q累計業績は、経常利益が期初予想の1億3000万円から2億1000万円(前年同期比5.8倍)、純利益が3000万円から1億円(同2.6倍)へそれぞれ引き上げV字回復した。昨年2月に海老名、3月に墨田、目黒とそれぞれ営業所を開設、外食産業向けの食材卸事業の首都圏エリアでの営業を強化するとともに、中京圏での大手酒類販売業のサカツコーポレーションと業界を越えた業務提携を締結、自社ブランド商品のアイテム数拡大やニュージーランド子会社の生産本格化で食材製造事業も21%増と伸びたことなどが要因となった。

 この2Q累計業績の上方修正にもかかわらず、3月通期業績は、下期の原材料価格の上昇を想定して期初予想を据え置き、純利益は2億5000万円(前期比43%増)と見込んでいた。しかし、同社は、創業85周年の2020年3月期に売り上げ1000億円、営業利益20億円を目指す積極的な中期経営計画をスタートさせたばかりである。同計画では首都圏、中京圏、関西圏の3大都市圏でのシェアアップを主力戦略としている。首都圏食材市場(1兆7000億円)トップ・シェアの3.5%をさらにシェア・アップするとともに、全国シェア1.4%をさらに引き上げることを強力推進しており、2Q累計業績に次いで3月通期業績の上ぶれ、2001年3月期の過去最高純利益(2億7600万円)へのキャッチアップも期待される。

 株価は、2Q累計業績増額とともに25日移動平均線を下値支持ラインに上昇しているが、なおPERは10倍台、PBRは0.6倍と割安である。再度の100高に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | 編集長の視点
2013年01月17日

【編集長の視点】日創プロは3日連続のストップ高、上方修正に株式分割で

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日創プロニティ<3440>(福証Q)は、寄り付きの買い気配から10万円高の72万8000円まで買い上げられ3日連続のストップ高となっている。同社株は、今年1月11日に今8月期業績の上方修正を発表、15日、16日と連続のストップ高を演じたが、前日16日大引け後に今度は株式分割を発表、追撃材料と歓迎して分割権利取りの買い物が殺到している。

 株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い、同社株式の売買単位を100株として、単元株制度を採用するために実施するもので、投資単位の金額は、実質的に現在の2分の1となる。今年2月28日を基準日に1株を200株に分割し、単元株制度は、3月1日を効力発生日とする。

 一方、同社の今8月期業績は、昨年12月に第2四半期(2Q)累計売り上げを上方修正したのに続き、1月11日のその2Q累計売り上げの再上方修正と、2Q累計利益、8月通期業績の上方修正を発表した。このうち8月通期業績は、期初予想より売り上げを12億円、経常利益を8億1200万円、純利益を4億5900万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億4000万円(前期は1500万円の黒字)とV字回復して2007年8月期の過去最高(1億6300万円)を一気に大幅更新する。

 2Q業績が、メガソーラー、産業用太陽光発電設備向けの架台の受注が急増したことを要因に大きく上ぶれ、つれて8月通期業績も上方修正した。

 株価は、月次受注高の大幅増などを手掛かりに急伸する場面があったものの、10万円台でのもみ合いを続けており、12月月次受注高の連続大幅増で50万円台まで急伸、業績上方修正で60万円台までさらに上値を伸ばした。一段の上値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】イビデンに見るアップル株反発も次はインテル決算に注視の展開

<マーケットトーク>

編集長の視点 イビデン<4062>(東1)は、19円高の1286円と3営業日ぶりに反発して始まったあと、20円安の1247円と値を消している。前日の米国市場でアップル株が、反発したことを受けて下げ過ぎ訂正の打診買いが入ったが、きょう17日(現地時間)に米国市場で発表を予定しているインテルの10〜12月期決算の動向については依然として警戒感が続いており、同社株を含めた関連株の上値には戻り売りが重くなっている。

 関連株は、同社株のほか新光電気工業<6967>(東1)が、4円高の709円と3日ぶりに反発したあと16円安と売られ、イノテック<9880>(東1)は、6円安の438円と続落している。

 インテルの10〜12月期業績は、スマートフォンやタブレット端末の普及でパソコン需要が世界的に伸び悩んでいることから警戒されている。インテル自体も、パソコン向けのCPU偏重からクラウドコンピューター向けのサーバー、ワークステーションへの取り組みを積極化、業績が持ち直す時期もあったが、ここにきてパソコンの需要減少から業績懸念を強め、株価も伸び悩んでいる。

 イビデンは、インテル向けにパソコン用パッケージ基板を供給、パソコン市場の減産・生産調整進行で昨年8月、11月と2回も今3月期業績を下方修正し、純利益は、3億円(前期比97%減)と大幅に続落する。株価は、8月の下方修正時には同時発表の自己株式取得と好悪材料綱引きとなり、1386円の高値をつけたが、11月の再下方修正時は、自己株式取得も終了していたこともあって窓を開けて昨年来安値892円まで急落し、悪材料出尽くし感に円高修正が加わって1449円まで6割高、1300円台を固めてきた。今年2月5日の同社自体の今期第3四半期の決算動向をウオッチしつつ、下値再確認が続こう。

 新光電工も、昨年10月に今3月期第2四半期累計業績を上方修正、1月31日に3Q決算発表を予定しており、昨年11月に今期業績を下方修正、2月8日に3Q決算の発表を予定しているイノテックとともに、業績動向に注目が集まろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:56 | 編集長の視点

【編集長の視点】アルテHDは小反落も決算発表に期待を強め押し目買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アルテ サロン ホールディングス<2406>(JQS)は、300円安の4万6000円と4営業日ぶりに反落している。昨年11月9日につけた昨年来高値4万9000円を前に利益確定売りが先行しているが、昨年12月26日の配当権利落ち後安値4万3850円の下値固めから、10月に開示した前2012年12月期第3四半期(3Q)の好決算を見直し、今年2月8日予定の12月期決算発表への期待を強めて内需割安株買いが続く上昇トレンドは不変で、積極的な出店策から次期純利益が、7期ぶりに過去最高を更新すると観測されていることも、フォローの材料となりそうだ。

 同社の3Q業績は、前年同期比9%増収、49%経常増益、2.5倍純益増益と大きく増益転換した。「地域一番店を創り続ける」を経営の中核にグループ店舗253店舗、うちFC店舗217店舗を全国展開、ハイクオリティ・ハイセンスのサービスを値ごろ感のある料金で提供、顧客満足度の向上につながったことが要因となった。

 12月期業績は期初予想を据え置き、売り上げ65億円(前期比3%増)、経常利益5億3000万円(同9%増)と続伸、経常利益は過去最高となるが、純利益は、3Qに固定資産除却損、減損損失を計上したことなどから前期比横ばいの1億9000万円と予想している。

 3Q以降も積極的な出店策が続いていることから、東洋経済会社四季報の最新号では、2013年12月期の純利益は、過去最高(2006年6月期)の2億100万円を上回る2億1000万円と観測しており、2月8日予定の決算発表への期待を高めている。

 株価は、好決算と同時に発表した自己株式取得もサポートして昨年来高値まで買い進まれ、スンナリ配当権利を落として再度、下値を切り上げている。PER12倍台の割安修正で高値奪回から2011年10月高値5万100円へと上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:44 | 編集長の視点
2013年01月16日

【編集長の視点】アールシーコア、積極的な中期計画がフォローし上値余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アールシーコア<7837>(JQS)は、前週末1月11日に同社にとって2拠点目の直営展示場となる「BESS 藤沢展示場」をオープンしたことを手掛かりに株式分割権利落ち後の高値840円をつけたが、今3月期純利益の2期ぶりの過去最高更新予想、連続増配、積極的な中期経営計画推進による再成長軌道乗せからは、この程度の株価評価にとどまるものではない。まず前回の株式分割(2007年1月)の権利落ち後高値9万3500円(株式分割落ち換算株価935円)にキャッチアップしよう。

 同社の今期業績は、売り上げ107億3000万円(前期比13%増)、経常利益6億6000万円(同2%増)、純利益3億9000万円(同30%増)と予想、純利益は、2期ぶりに過去最高を更新する。自然志向、個性志向に対応してログハウスなどの個性住宅ブランド「BESS」提案により「BESS流スローライフ」を実現、第2四半期に全国37の展示場の新規来場者数が、前年同期比22%増の1万2290件と過去最高となり、受注も、前期の過去最高に続き今期は前期比21%増の925棟を目標としていることなどが寄与するもので、純利益は、前期の米国子会社機能見直しに伴って計上した減損損失などが一巡して増益転換、過去最高となる。

 直営として2番目、全国で38番目となる藤沢展示場の開設は、自然・個性志向などライフスタイルにこだわりの強い住民が多い神奈川県湘南エリアに立地しただけに、「BESS」マーケットを開拓、業績上ぶれ材料として注目される。

 一方、中期経営計画は、「異端でメジャー」とタイトルをつけ同社の独自性を訴求するとともに、業績目標も最終年度の2017年3月期に売り上げ180億円(今期予想比67%増)、営業利益率8%(今期予想6%)と積極的に打ち出し、株主還元の配当政策も重視、まず今期年間配当を28円(前期は1対100の株式分割権利落ち前で2000円)と連続増配する。

 株価は、PER8倍台と割安であり、2007年3月高値に向けてまず100円幅の水準訂正に進もう(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:59 | 編集長の視点

【編集長の視点】急反落のアクトコールは連続最高純益予想で逆張り妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アクトコール<6064>(東マ)は、106円安の1717円と急反落し、昨年7月の新規株式公開(IPO)時の公開価格1700円を再び試している。前日15日大引け後にIPO以来の本決算となる11月期業績を発表、前期に続き今期も過去最高純利益の更新を予想したが、前期業績が、IPO時予想を下ぶれたことが響いて直近IPO株人気は不発で、利益確定売りが先行している。

 前期業績は、昨年7月のIPO時予想を下ぶれたが、前々期比21%増収、2.0倍経常増益、2.5倍純益増益と大きく伸びた。会員制事業で主力商品の「アクト安心ライフ24」に月額制サービス「緊急サポート24」、「快適サポート24」などのサービスラインアップを付加して充実させ、新期獲得会員数が14万6000人、累計有効会員数が34万5000人と伸び、代理店事業でNHK放送受信契約、インターネット加入等取次業務が順調に推移、コールセンター事業も、不動産会社向けアウトソーシングサービス「アクシスライン24」の新規受託社数が堅調だったことなどが寄与した。

 今期業績は、会員制事業の月額制サービスの一段の拡販に加えて、代理店事業で新コンテンツの家具家電レンタルやエアコン等設備機器物販の取次件数を拡大して続伸を予想、純利益は、1億9300万円(前期比56%増)と連続して過去最高を更新する。

 株価は、昨年7月IPO時に2500円で初値をつけ2618円高値まで買い進まれ、IPO人気の一巡で1515円まで調整、調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドした。PERは10倍台と割安であり、逆張り妙味も示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:48 | 編集長の視点

【編集長の視点】キャンドゥ連騰、100円ショップ株は脱デフレでも好業績評価

<マーケットトーク>

編集長の視点 キャンドゥ<2698>(東1)は、100円高の10万7500円と9営業日続伸し、昨年4月につけた昨年来高値10万9500円を射程圏に捉えている。前日15日大引け後に11月期決算を発表、前期は、期初予想を下ぶれて着地したが、今期は、引き続き最高純利益更新を予想したことを評価して内需割安株買いが増勢となっている。

 同社株は、100円ショップ株の大手の一角を形成しており、同業のワッツ<2735>(JQS)も、今年1月11日に今8月期第1四半期(1Q)の好決算を発表して前日ザラ場に昨年来高値1320円まで買われ、きょう16日も、3円高の1290円と3営業日続伸して始まっており、安倍連立内閣が、「アベノミクス」によりデフレ脱却政策を積極化するなかでも、100円ショップ株はなお揃ってデフレ関連株人気で逆行高、好業績評価を高めている。ただ今年2月1日に今3月期第3四半期(3Q)の決算発表を予定しているセリア<2782>(JQS)は、決算発表待ちで52円安の1338円と4営業日続落している。

 キャンドゥの前11月期業績は、期初予想を下ぶれ、売り上げ、経常利益は減収減益転換したが、純利益は、9億500万円(前々期比32%増)と過去最高を更新した。直営店35店舗、FC店30店舗を新規出店して19店舗の純増となり、プライベートブランド商品の開発や「キャンモール」仕様の導入など提案型売り場への改革に取り組んだが、直営店、FC店とも売り上げが伸び悩んだことが下ぶれ要因となったが、純利益は、連続増益を維持し過去最高となった。

 今期業績は、ロゴを一新して商品、店舗に反映、この新ブランディングを中心に今期を第2の創業期と位置付けて、新規出店を100店舗、リニューアルを100店舗予定して増収・経常増益転換、純利益は、10億3400万円(前期比14%増)と連続して過去最高を更新する。

 株価は、前期第3四半期の好決算をテコに昨年来高値をつけ、その後の月次売上高の伸び悩みなどが響いて10万円台を試す下値調整が続いた。ワッツも、連休前に発表した今期1Q好決算で3連騰して高値を連続更新しており、2月1日に3Q決算を発表するセリアとともに、円安一服で主力株が調整色を強めるなか、100円ショップ株は、内需割安セクターの一角として高値評価が強まろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:26 | 編集長の視点

【編集長の視点】利益確定売りのマルカキカイは業績続伸・連続増配で押し目買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マルカキカイ<7594>(東1)は、110円安の1080円と4営業日ぶりに急反落している。前日15日大引け後に発表した前2012年11月期決算が、昨年6月の上方修正値を上ぶれて大きく連続増益率を拡大し、今期も、業績続伸と連続増配を予想して市場コンセンサスを上回ったが、前日ザラ場に昨年来高値1210円まで買い上げられていただけに、利益確定売りが先行している。

 前期業績は、前々期比29%増収、2.0倍経常増益、2.0倍純益増益と高変化した。産業機械部門では、国内の設備投資需要が緩やかな回復にとどまったが、中国、東南アジアの設備投資が、自動車関連などで底堅く推移し、とくにタイでは洪水復旧需要の寄与で大幅に伸長、建設機械部門も、主力のクレーンは苦戦したが、基礎機械が伸長したことなどが寄与した。

 今期業績は、産業機械では新商品・事業の開拓、中国、新興国ユーザーの開拓など海外事業を強化し、建設機械も物流業界など新規業界のユーザー開拓と中古建機の輸出、さらに海外レンタルなどの展開も図って連続の増収増益を予想している。純利益は、14億円(前期比2%増)と市場コンセンサスを1億円弱上回る。

 配当は、前期に昨年6月の増配予想を上回る20円(前々期実績15円)に増配したが、今期はさらに21円に連続増配を予定している。

 株価は、昨年6月の業績上方修正・増配で1027円高値をつけ、円高進行で865円安値まで調整したが、前期第3四半期の好決算をテコに再騰、高値追いとなった。PERは7倍台、PBRは0.8倍と割安であり、目先売り一巡後に高値更新から1株純資産水準の2007年7月高値1460円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:04 | 編集長の視点
2013年01月15日

【編集長の視点】全面高で銘柄絞り込みの選別物色重要、IR姿勢の濃淡も浮上=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 株式投資は、結果がすべてである。儲けてなんぼの世界そのものだ。「勝てば官軍」、「上がる株が優良株」などと言って憚らない投資家が大半だろう。しかし、なかにはそんな賭博性の強い投資行動よりも、もう少しジックリと株式投資のプロセスを楽しみたいと考えている投資家も、少数派ながら生き永らえているはずである。

 そんなまだるっこしい投資スタイルは、ネット上に投資情報が氾濫し、さらに株価形成が先物主導、超高速取引中心となれば至難の技ではある。しかも、上場企業の情報開示姿勢にも、投資家寄りかそうでないかの濃淡があって、なかなかことは簡単に運ばないことが多い。

 ここで企業名をあげて恐縮だが、IR(投資家広報)活動の問題児といえばファナック<6954>(東1)が代表である。制度的な情報開示の一つの決算短信の中身の薄さ、さらに同社のホームページの素っ気なさなどかねてから指摘されていたことで、投資家と双方向でコミュニケーションを取ろうとする姿勢とはほど遠い。これでは、個人投資家が、みずから銘柄発掘をして企業分析をし、投資タイミングを計るプロセスを楽しむ株式投資は、望むべくもない。

 それでも同社株は、ファーストリテイリング<9983>(東1)と並んで日経平均株価への寄与度の高い銘柄の双璧である。先物取引に絡んで株価が上げ下げ、結果オーライ銘柄の代表銘柄であり続けるだろう。株価の上昇、時価総額の拡大が、最高の株主還元策と目の前に貼り付けられれば、一言も文句は言えない。

 相場全般は、昨年11月の野田佳彦前首相の解散総選挙表明から底上げ、個別銘柄も、主力株買いから出遅れ株物色へと循環し全面高となっている。ここまで水準訂正が続くと、そろそろ銘柄の絞り込みが始まるはずであり、そのキッカケとなるのが、この1月中旬からスタートする3月期決算会社の第3四半期(4〜12月期)業績の発表とみてよさそうだ。業績の好不調、上方修正・下方修正動向などが重要ポイントとなるが、負けず劣らず注目されるのが、企業のIR姿勢である。

 そこで事前にマークして置きたいのが、IRに積極的な銘柄で、その代表は、昨年11月8日に日本IR協議会から優良企業賞を受賞した銘柄である。大賞を受賞したオムロン<6645>(大1)以下、13銘柄に及ぶ。13銘柄のうち、昨年末からこの年初にかけて昨年来高値を更新した銘柄は、9銘柄に達した。この銘柄から物色銘柄絞り込みでさらに急浮上する銘柄も予想され、事前準備の労を取って十分である。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】日写印の急騰にみる任天堂関連株買いの盛り上がり

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本写真印刷<7915>(東1)は、84円高の1320円と4営業日続伸し連日、昨年来高値を更新している。同社がタッチパネル納入で密接な任天堂<7974>(大1)で「ニンテンドー3DS」向けのコミュニケーションソフト「とびだせ どうぶつの森」がヒットしていることを手掛かりに関連株買いが増勢となっており、昨年11月の今3月期業績の下方修正・赤字幅拡大も織り込み済みとして、売り方も買い戻しを迫られている。

 任天堂関連株は、本体の任天堂も、240円高の9310円と3営業日続伸して、昨年7月の昨年来安値8070円から底上げ、ミツミ電機<6767>(東1)も、12円高の545円と4営業日続伸して、昨年11月の昨年来高値359円からリバウンド、メガチップス<6875>(東1)は、21円高の1590円と3営業日ぶりに反発、日本ケミコン<6997>(東1)は、1円高の184円と小幅ながら3営業日続伸して昨年10月の昨年来安値100円から底上げするなど戻り急となっている。

 任天堂の今期業績は、円高進行・為替差損で今期業績を下方修正、黒字転換幅を縮小したが、新ゲーム機「Wii U」発売期待で1万1101円までリバウンドし、その後は、円高修正と「どうぶつの森」が品不足となるほどのヒットとなり、「3DS」の累計販売台数が1000万台を達成したことなどが牽引し9000円台でのもみ合いを続けている。

 日写印も、昨年11月に今期業績を下方修正、連続赤字幅を悪化させ昨年来安値551円まで売られたが、悪材料織り込み済みとして底上げ、逆日歩攻勢で売り方の踏み上げが続き高値追いとなっている。

 ミツミ、日ケミコンも、今期業績を下方修正、期初の黒字転換予想から赤字転落、昨年来安値まで急落したが、大きく底上げしており、任天堂関連株は、下げた株ほどよく戻りとする「リターン・リバーサル」の有力株として注目されそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:59 | 編集長の視点