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[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (12/13)【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】アドバンスクリ分割落後高値に照準、連続増配に自己株式取得
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】グリー株価強い、IPO高人気で関連・類似銘柄に連想買いが増勢
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】GCAはもみ合いも権利付き最終日を前に株式分割・配当権利取りが再燃余地
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】東建コーポは3日続伸、2Qの2ケタ続伸業績を買い直して高値更新
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】三井ハイテックは高値から急反落、業績を一転して下方修正し失望売り
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】エヌアイデイ株価4年来のフシ抜き快調、2000円挑戦も
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】タカラバイオの株価動き弱い、山中教授受賞式も材料出尽し感
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】あさひ6連騰、下方修正より期末増配に軍配、売方買戻しも
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】UMNは公開価格を8%下回る初値、大きい資金吸収額影響か
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】新規上場enishは公開価格を65%上回る買い気配、低PER
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】コムチュアは2部上場高値奪回も通過点、上方修正と増配を見直す
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】東洋水産が反落、ヒット商品番付上位株は織込済か人気再加速か?
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】SUMCO下方修正でもストップ高、悪材料出尽し売方買い戻し
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】丹青社は高値更新、3Q業績が観測報道値を上回る、PER割安
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】ミライアル1部指定替後の新高値、1月期配当は年70円に、割安
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】大荒れ気象を先取りして厳冬関連株にヒット・アンド・アウエイ=浅妻昭治
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】上方修正のゲームカードは全値戻し指向、新メダル貸機発売が相乗
記事一覧 (12/07)【編集長の視点】日本管理C続伸、12月異動銘柄はファイナンス有無で株価も明暗
記事一覧 (12/07)【編集長の視点】モブキャスト続落は想定内、会員好調、3Qの売上は最高
2012年12月13日

【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コロプラ<3668>(東マ)が、きょう13日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は3000円、公開株式数は145万2000株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ11時現在、公開価格を1800円、60%上回る4050円買い気配となっている。資金吸収額は43億円強とやや大きいが、公開価格は18倍台と相対的に割安で、スマートフォン向けのゲームアプリ提供を主力事業とする時流性の高い業態で、人気アプリを多数保有することを評価して、売り買い差し引き約41万株の買い物を集めている。

 12月に入って11日までのIPOは、すでに4社が上場され、このうち3社が、全般相場の上値が重い展開とは異なって、公開価格を上回る初値をつけるなど投資資金の回転が効いており、同社も、モバイル関連の主力株の一角として買い評価されている。

 同社は、スマートフォンを主軸にさまざまなサービスを展開、位置情報を活用するゲーム専用オープンプラットフォーム「コロプラ」を運営し、有力課金収入と広告収入を獲得、主力のゲームアプリでは、「秘宝探偵キャリー」、「コロニーな生活」などの人気タイトルを展開している。

 今9月期業績は、売り上げ99億9200万円(前期比97%増)、経常利益22億9100万円(同52%増)、純利益12億6000万円(同61%増)、1株利益162.9円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドバンスクリ分割落後高値に照準、連続増配に自己株式取得

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アドバンスクリエイト<8798>(JQS)は、昨年9月末の株式分割(1対100)権利落ち以来、長期にわたり800円台固めを継続してきたが、今9月期業績の2期ぶりの過去最高純利益更新、連続増配、自己株式取得などフォローの材料が満載であり、上方シフトを強めそうだ。まず昨年12月につけた分割落ち後高値945円奪回を目指そう。

 同社の今9月期業績は、売り上げ77億6000万円(前期比10%増)、経常利益13億2000万円(同25%増)、純利益7億5000万円(同31%増)と増収増益転換が予想され、純利益は、2011年9月期の過去最高(6億6500万円)を更新する。

 消費者が、実際に訪問した店舗で検討した保険商品をそこでは購入せず、同じ商品を安価なインターネット通販で購入する保険ショールーミング時代に対応して、保険比較サイト「保険市場」と実店舗「保険市場」のリアルとで連携し、最適なコンタクトポイントとして提携代理店287社、提携店舗414店、提携稼動募集人約5万4000人などを提供、さらにスマートフォン版をリニューアル、掲載商品が100商品を突破することなどが要因となる。

 配当は、前期に上場10周年記念配当5円を含めて年間35円(前々期実績は株式分割落ち前で3000円)と実質増配したが、今期は40円に連続増配する。

 自己株式取得は、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的として13万株(発行済み株式総数の1.23%)、1億円を上限としているが、着実に市場買い付けが進んでいる。
 PERは12倍台と割安で、分割落ち後高値奪回でもPER13倍台にしか過ぎず、買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:47 | 編集長の視点
2012年12月12日

【編集長の視点】グリー株価強い、IPO高人気で関連・類似銘柄に連想買いが増勢

<マーケットトーク>

編集長の視点 グリー<3632>(東1)は、20円高の1495円と3日続伸のあと1450円台に調整している。前日11日にenish<3667>(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、上場初日は公開価格800円に対して買い気配値を切り上げたまま寄り付かず、きょう12日もさらに買い気配値をアップさせる高人気となっていることで、グリーに関連株人気が波及、割安株買いが増勢となっている。

 enishは、グリーが運営するソーシャルゲームプラットフォーム「GREE」で「ぼくのレストランII」、「ガルショ」などの経営シュミレーションゲームを提供しているほか、グリーが、enishの第2位の大株主となっているなど関係が密である。このグリーのenish保有株は、売却を制限するロックアップ条項付きとなっているが、株価が、公開価格から倍化した場合には同条項が解除されることになっており、enishのきょう9時30分現在の買い気配が、2116円とさらにアップし2.6倍なっているだけに関連思惑を強めている。

 12月のIPOは、同社株を含めて14社のラッシュが予定され、すでに上場した4社の初値動向は、3社が公開価格を上回り、1社が公開価格を下回る3勝1敗となり、平均初値倍率は、enishのきょう買い気配値を含めて、11月月間(4社IPO)の平均初値倍率の56.7%を上回る64.5%と高人気となっている。

 このためIPOの関連株、類似企業にIPO人気が波及する可能性があり、残り10社の関連株、類似企業への先回り買いも妙味があると観測されている。12月13日上場のコラプラ<3668>(東マ)、19日上場のモバイルクリエイト<3669>(東1)などのネット・ソーシャルアプリ株に類似するKLab<3656>(東1)モブキャスト<3664>(東マ)ガンホー・オンライン・エンターテインメント<3765>(JQS)サイバーエージェント<4751>(東マ)、20日上場の中古品のネット販売のシュッピン<3179>(東マ)と同業態のキタムラ<2719>(東2)コメ兵<2780>(東2)トレジャー・フアクトリー<3093>(東マ)、20日上場のユーグレナと微細藻ユーグレイ(和名・ミドリムシ)によるバイオ燃料を共同開発しているJXホールディングス<5020>(東1)などに注目が集まる展開も有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】GCAはもみ合いも権利付き最終日を前に株式分割・配当権利取りが再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 GCAサヴィアングループ<2174>(東1)は12日、400円高の10万円まで上げて3日ぶりに反発したあと、700円安と売られるなど、11月1日に顔合わせした年初来高値10万9000円を前にもみ合いを続けている。同社株は、今年9月、10月と相次いで12月期期末配当の東証第1部指定替えの記念増配(1500円)の増配と、12月31日を基準日にした株式分割(1対100)を発表、この権利付き最終日12月25日が迫っていることから権利取りの買いと利益確定売りが交錯している。

 株式分割は、全国証券取引所が上場規程を改正、売買単位100株を義務付けたことに対応して実施、同時に100株を1単元とする単元株制度も採用する。記念配当は、今年9月6日に東証第1部に指定替えされたことから実施する。

 同社は、この指定替え後に平行して自己株式の消却、今期業績の上方修正、自己株式取得・立会外買付取引などの好材料を続いて発表している。

 業績上方修正は、日本企業の海外企業買収の活発化でM&Aアドバザリー事業で、複数のメガ案件の収益計上で売り上げが、期初予想より6億円上ぶれることが要因で、経常利益は、25億6400万円(前期比39%減)と減益転換率を縮め、純利益は、子会社合併による繰延税金資産計上で10億4000万円(同95%増)と大幅続伸する。

 株価は、東証1部指定替え承認以来の好材料続出で年初来高値まで5割台し10万円台固めを続けてきた。権利付き最終日まであと2週間、昨年8月高値13万4800円を目指す値幅効果も期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】東建コーポは3日続伸、2Qの2ケタ続伸業績を買い直して高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 東建コーポレーション<1766>(東1)は12日、245円高の4445円まで上げて3日続伸し、12月7日につけた年初来高値4265円を更新している。12月4日に今4月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、11月29日の上方修正通りに大幅続伸して着地したことを買い直し、内需割安株買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、前年同期比6%増収、17%経常増益、21%純益増益と期初の減益転換予想が増益転換した。建設事業では、受注促進キャンペーンや都市型戦略で利益率の高い高層物件や特注受注が増加して完成工事高が続伸し、不動産賃貸事業も、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)の管理物件数が増加し、賃貸建物の入居率が、前年同期比0.8%増の96.2%と高水準をキープ、家賃・管理料収入が増加したことなどが寄与した。

 3月通期業績は11月29日の上方修正値に変更はなく、純利益は、48億4800万円(前期比55%増)と増益転換を見込んでいる。

 株価は、今期業績の増益転換予想が市場コンセンサスを上回るとして3000円大台を回復、1株純資産3260円水準でのもみ合いから今期業績の上方修正で年初来高値追いとなった。なおPERは12倍台と割安で、信用取組も売り長で逆日歩がつく好需給となっており、この4年来の上値フシを払ったここからは、2008年7月高値5070円が次の上値ターゲットとなろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】三井ハイテックは高値から急反落、業績を一転して下方修正し失望売り

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 三井ハイテック<6966>(東1)は12日、75円安の574円まで下げて前日に高値引けでつけた年初来高値649円から急反落、5営業日ぶりに600円台を割っている。前日11日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、今年9月に上方修正した1月通期業績を一転して下方修正、黒字転換は確保するもののネガティブ・サプライズとなり、失望売りが先行している。

 1月通期業績は、9月の上方修正値より売り上げを30億円、経常利益を2億円、純利益を5000万円それぞれ引き下げ、経常利益は、16億円(前期は8500万円の黒字)と大幅続伸し、純利益は、17億5000万円(同15億7300万円の赤字)と黒字転換する。

 電子部品事業の主供給先の半導体業界の市況悪化で、第4四半期の売り上げが予想を下回り、利益を押し下げることが要因となっており、純利益は、タイの子会社で洪水被害に対応した損害保険の受取保険金8億5800万円を計上したことで下方修正幅を縮めた。

 株価は、9月の業績上方修正が復配幅の拡大を伴い、さらに自己株式取得が続いて年初来高値まで4割高した。業績下方修正でもPERは13倍台、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、売り長で逆日歩のつく信用好取組を背景に売り方がどう動くかが、今後の株価ポイントとなりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】エヌアイデイ株価4年来のフシ抜き快調、2000円挑戦も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エヌアイデイ<2349>(JQS)は、12月5日につけた年初来高値1569円を更新、1600円まで上値を伸ばしているが、この年初来高値は、4年来の上値フシを上抜くもので、売買高拡大を伴う割安修正の大出直りを加速、2008年3月以来の2000円大台挑戦の目も出てくる。

 同社の株価は、今年11月に今3月期業績を下方修正したが、この業績修正が逆に悪材料出尽くしとなって年初来高値まで150円高した。通期純利益は、期初予想の6億3000万円から5億円(前期比52%増)に引き下げられたが、大幅続伸を確保したことが引き金となった。

 業績下方修正は、グループ会社のNID東北の業績が、東日本大震災の影響が長引いて伸び悩み、一部の不採算プロジェクト発生、本社移転費用、金融関連の保有株の減損損失なども重なったことなどが一時的な要因となったが、主力の通信システム事業では、主力顧客のトヨタ、ソニー、NTT、パナソニックのグループ向けの受注が、順調に推移していることが寄与しており、さらに第5の事業の柱と位置付けている新規事業のAndoroid向けスマートフォン・アプリ「VALiBO」で、12月に3ブランドを追加提供、スマホの待受画面の新活用スタイルを提案することなども業績を押し上げる。

 株価は、年初来高値もみ合い場面を上ぶれたが、PERは12倍台、PBRは0.9倍、配当利回りは2.8%となお割安である。大直りで4年ぶりの2000円大台奪回に挑戦する展開も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:54 | 編集長の視点
2012年12月11日

【編集長の視点】タカラバイオの株価動き弱い、山中教授受賞式も材料出尽し感

<マーケットトーク>

編集長の視点 タカラバイオ<4974>(東マ)は、5円高の747円と小幅反発して始まったあと22円安と下げている。前日10日(日本時間11日0時30分)に山中伸弥京都大学教授が、スウェーデン・ストックホルムでノーベル授賞式に臨み、生理学・医学賞を受賞、テレビ各局、新聞各紙でこの授賞式の模様が伝えられたが、受賞対象となったiPS細胞開発の関連株人気は不発で、利益確定売りが優勢となっている。同様に関連株人気が続いたコスモ・バイオ<3386>(JQS)も、4900円安の12万9100円と続急落している。

 タカラバイオは、京都大学の特許を管理している「iPSアカデミアジャパン」からライセンスを受け、iPS細胞の作成受託サービスを展開しており、株価は、昨年10月の山中教授のノーベル受賞決定とともに窓を開けて年初来高値1010円までわずか半月で2.4倍化の短期大化けを演じた。

 コスモ・バイオも、再三のストップ高を交えて同高値20万3500円まで2.9倍化したことから、関連株買いは、両社株にとどまらず、新興市場の再生医療関連の大手製薬株や新興市場のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>(JQG)セルシード<7776>(JQG)、さらにiPS細胞自動培養装置関連の日立製作所<6501>(東1)、日本光電<6849>(東1)、川崎重工業<7012>(東1)、島津製作所<7701>(東1)ニコン<7731>(東1)などにまで物色が波及、全般調整相場のなかで逆行高セクターとして存在感を高めた。

 タカラバイオの株価は、その後、急騰幅の半値押し水準となる663円まで調整、米国企業への難病遺伝子検出の特許供与などを手掛かりに100円超幅のリバウンドをし三角保ち合いとなっている。授賞式前のテレビ・インタビューで山中教授は、iPS細胞の研究について「いま折り返し点を過ぎたところ。前半の基礎研究から後半の臨床研究・開発に入る」と実用化への進展を示唆しており、12月16日投開票の衆議院選挙後に全般相場が再波乱となった場合は、10月の急騰相場再現も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】あさひ6連騰、下方修正より期末増配に軍配、売方買戻しも

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 あさひ<3333>(東1)は、133円高の1339円と6営業日続伸している。前日10日大引け後に今2月期業績の「下方修正」と期末配当の「増配」を発表、好悪材料が綱引きとなったが、業績自体は、連続増益率を縮めるものの連続最高純利益更新に変わりはないとして、売り方の買い戻しを交えて割安株買いが増勢となっている。

 2月期業績は、期初予想より売り上げを36億9900万円、経常利益を9億6900万円、純利益を4億4900万円それぞれ引き下げ、純利益は、26億2600万円(前期比9%増)と連続増益率を縮小させるが、前期の過去最高は更新する。

 昨年の東日本大震災を契機とした急激な自転車需要の高まりの反動が続き、これをカバーするために広告宣伝活動を強化し、知名度は向上したものの、反動減を補うまでに至らず、第2四半期、第3四半期の実績を踏まえ、第4四半期の期初計画を見直して下方修正した。

 期末配当は、今期の売り上げ、利益とも連続過去最高更新に変わりがないとして2円を上乗せ、年間12円(前期実績10円)に増配する。

 株価は、今期の連続過去最高業績が市場コンセンサスを下回るとして年初来安値1073円まで売られ、その後の月次既存店売上高の連続マイナスや、業績の減益転換推移も、売り方の買い戻しが先行して1355円まで底上げし、1100円台を固めてきた。PERは13倍台と下げ過ぎを示唆し、信用取組も0.41倍と売り長となっており、この買い戻しも交錯し一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】UMNは公開価格を8%下回る初値、大きい資金吸収額影響か

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 UMNファーマ(UMN)<4585>(東マ)が、きょう11日に東証マザーズにenish<3667>(東マ)と同時に新規株式公開(IPO)された。2銘柄同時上場は10月23日以来で、UMNの公開価格は1300円、公開株式数は393万3000株となっている。寄り付きから売り気配で始まり9時12分に公開価格を104円、8%下回る1196円で初値をつけ、その後は1173円まで売られ初値近辺で売り買いが交錯している。

 公開価格が仮条件の下限で決まり、業績も赤字を継続、新型インフルエンザなどのワクチン製造に独自の高技術を持つバイオ関連株としては、今年11月30日上場のジーンテクノサイエンス(GTS)<4584>(東マ)と共通だが、GTSの資金吸収額が、約12億円にとどまって公開価格を上回り初値を形成したのに対して、UMNの資金吸収額が、51億円強とやや大きいことなどが響き不調な初値形成につながった。公開価格割れの初値形成は、10月23日上場の三洋貿易<3176>(東2)以来となる。

 同社は、従来の製造方法と異なり、ワクチンの主成分となる遺伝子を昆虫細胞に感染させて目的タンパクを大量に発現させる独自技術のBEVSによりワクチンを開発・製造・販売している。独自に製造プラットフォームを保有して感染症予防ワクチンを中心として、季節性組換えインフルエンザHAワクチン、高病原性鳥インフルエンザの予防ワクチンなどの複数のパイプラインの開発を進めている。

 今12月期業績は、売り上げ1億円(前期比90%減)、経常利益26億900万円の赤字(前期は10億8000万円の赤字)、純利益19億9100万円の赤字(同4億7700万円の赤字)と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場enishは公開価格を65%上回る買い気配、低PER

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 enish<3667>(東マ)が、きょう11日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は800円、公開株式数は124万9000株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ10時35分現在、公開価格を65%上回る1320円買い気配で売り買い差し引き約100万株と公開株式数に迫る大量の買い物を集める高人気となっている。

 公開価格がPER4倍台と超割安で、資金吸収額も10億円弱と比較的小規模にとどまり、インターネットを通じソーシャルアプリの企画・開発・提供を行う時流性のあるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)関連の業態が買い評価されているが、それ以上に買い手掛かりとなっているのが、同社の杉山全功社長が、ザッパラス<3770>(東1)を2005年にIPOに導き高人気株に育て上げた実績があることである。

 同社のソーシャルアプリは、グリー<3632>(東1)が運営する「GREE」を中心とした主要なソーシャルゲームプラットフォームを通じてサービスを提供しており、提供アプリも、「ぼくのレストランII」、「ガルショ」などの経営シュミレーションゲームや、料理バトルゲーム「料理の鉄人」などユニークなものになっている。

 今12月期業績は、売り上げ39億8500万円(前期比53%増)、経常利益5億8100万円(同11%増)、純利益3億4700万円(同16%増)、1株利益162.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】コムチュアは2部上場高値奪回も通過点、上方修正と増配を見直す

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コムチュア<3844>(東2、JQS)は、今年11月16日に東証第2部に新規上場され、ジャスダック市場(スタンダード、JQS)との重複売買が続いていたが、12月19日にもJQS上場が廃止され、東証2部での単独売買がスタートすることを契機に一気に割安返上に動く展開が予想される。今3月期業績の上方修正、とくに第2四半期(2Q)累計業績は、2回も上方修正され、それとともに増配も発表しており、この再評価が強まるためである。

 同社の今期業績は、今年7月に2Q累計業績、3月通期業績を上方修正し、9月には2Q累計業績を再上方修正した。いずれの上方修正とも、クラウド&モバイル事業の拡大、ネットバンキングなどの金融分野や基幹系(ERP)システムの需要拡大、事業譲受による統合効果、さらにこの増収効果に高付加価値化、生産性向上による売上総利益率の改善が加わったことが要因となっており、3月通期純利益は、期初予想の3億1400万円から4億2500万円(前期比68%増)に引き上げ、増益率を拡大する。

 配当は、期末配当一本の15円だった年間配当を2Q配当を11円、期末配当を11円として年間22円(前期実績15円)と今年3月末実施の株式分割勘案で実質連続大幅増配する。

 株価は、今年11月9日の東証2部上場承認を好感して1257円高値をつけ、東証2部上場後は1126円高値から利益確定売りも交錯し980円まで調整して1000円台を出没している。PERは12倍台と割安であり、2部上場来高値を一通過点にまず上場承認後高値1257円高値奪回に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:53 | 編集長の視点
2012年12月10日

【編集長の視点】東洋水産が反落、ヒット商品番付上位株は織込済か人気再加速か?

<マーケットトーク>

編集長の視点 東洋水産<2875>(東1)は、43円安の2338円と4営業日ぶりに反落している。前週末7日に電通<4324>(東1)が、電通総研の「話題注目商品2012」レポートを発表、各社・調査機関集計の今年のヒット商品番付が出揃い、ヒット番付で同社の即席袋麺「マルちゃん正麺」が上位にランクされたが、前週末7日ザラ場につけて年初来高値2389円水準で利益確定売りが先行している。

 「マルちゃん正麺」は、日経トレンディ誌の番付では、年間1億食の販売目標を8カ月で達成したとして第4位にランクされた。さらに年末にきては、即席袋麺市場で1970年代から首位を守ってきたサンヨー食品の「サッポロ一番」を上回ってトップの座を奪回する可能性があると観測報道され、株価が加速、高値追いとなった。

 電通総研のレポートでは、商品名ではなく「生麺タイプのインスタント袋麺」として17位にランクされ、ヒット理由として、自分が想定していたことを良い方向に裏切ってくれる「うれしい誤算」商品の代表と分析された。

 同レポートでは、「東京スカイツリー」も第2位にランクされ、日経トレンディ誌の番付1位に続く高位キープとなった。この運営会社の東武鉄道<9001>(東1)のきょう10日の株価は、4円安の428円と3営業日続落している。ランク上位銘柄は、ヒットがすでに過去のものとして株価に織り込み済みとなっているか、それとももう一度、番付上位ランクで認知度が高まり、再加速するか注目されることになる。

 消費不況・デフレ景気が長期化するなか、各社・調査機関のヒット番付上位に入った「東京駅」の東日本旅客鉄道<9020>(東1)、「パソコン用メガネ」のジェイアイエヌ<3046>(JQS)、「トクホ型コーラ」のキリンホールディングス<2503>(東1)、「iPS細胞」の新興市場のバイオ関連株などの動向からは目が離せない。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】SUMCO下方修正でもストップ高、悪材料出尽し売方買い戻し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 SUMCO<3436>(東1)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ100円高の680円買い気配とストップ高、急反発している。前週末7日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、1月通期業績の下方修正を発表、市場コンセンサスを下回ったが、黒字転換は確保したことから悪材料織り込み済みとして、売り方の買い戻しを交えて売り買い差し引き約330万株の買い物が集まっている。

 1月通期業績は、期初予想より売り上げを250億円、経常利益を25億円、純利益を20億円それぞれ引き下げ、純利益は、10億円(前期は843億6900万円の赤字)と黒字転換幅を縮小させ、市場コンセンサスに2億円強未達となる。

 同社の今期業績は、9月7日に開示した第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれ大幅続伸して着地したが、3Qに始まった半導体用シリコンウェーハ市場の調整局面は、第4四半期も継続するとして下方修正した。

 株価は、2Q累計業績の上ぶれ着地と希望退職者の募集が綱引きして年初来安値480円まで調整、円高修正に加え、売り残、買い残とも300万株と厚く1倍を割り逆日歩のつく信用好需給から100円幅のリバウンドをした。戻り場面ではなお強弱感の対立が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 編集長の視点

【編集長の視点】丹青社は高値更新、3Q業績が観測報道値を上回る、PER割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 丹青社<9743>(東1)は、41円高の345円と急反発し、12月6日につけた年初来高値319円を更新している。高値更新後も、東証第1部値上がり率ランキングのトップ10上位にランクインする高人気が続いている。

 前週末7日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算を発表、12月1日の観測報道値を上回り大幅続伸して、通期予想業績を既に大幅に上回って着地したことが引き金になって低位値ごろの割安株買いが再燃している。

 3Q業績は、営業利益が観測報道値を約5億円上回り、前年同期比1%減収、77%営業増益、72%経常増益、93%純益増益と大きく伸び、利益は、通期業績をいずれも約9億円上回った。

 「渋谷ヒカリエ」などの大型商業施設の開業に伴い内装工事が拡大、好決算要因として寄与した。3Q業績は、すでに通期業績をオーバーしたが、今後の見通しではなお不確定要素も多いとして、1月通期業績は、期初予想を変更せず、純利益は、9億4000万円(前期比64%増)とV字回復を見込んでいる。

 株価は、今期第2四半期累計業績の上方修正で271円高値まで買われ、2Q累計業績の発表とともに材料出尽くし感を強めて往って来いの調整となり、業績観測報道とともに年初来高値まで上値を伸ばした。PERは9倍台、PBRは0.7倍と割安であり、昨年3月以来の400円台回復が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】ミライアル1部指定替後の新高値、1月期配当は年70円に、割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ミライアル<4238>(東1)は、56円高の1712円と急反発し、11月13日につけた東証1部指定替え後高値1680円を更新している。前週末7日大引け後の今1月期第3四半期(3Q)決算とともに、今1月期期末に東証第1部指定替え記念増配を発表、3Q決算も、高利益進捗率を示したことを評価して割安修正買いが再燃している。

 記念増配は、同社が11月19日に東証第1部に指定替えされたことを受けて期末に10円として実施、普通配当30円と合わせて40円とし、年間配当を70円(前期実績60円)へ増配する。

 一方、3Q業績は、前年同期比0.6%増収、4%経常減益、16%純益増益と増減マチマチとなったが、期初予想の通期業績対比の利益進捗率は、86〜96%と目安の75%を大きく上回った。半導体業界は、スマートフォンやタブレット端末の出荷増で回復傾向が続き、同社主力製品の300ミリシリコンウエハ容器「FOSB」が、前年度後半からの在庫調整局面が一段落し、受注増加によって売り上げが堅調に推移したことが要因となった。

 1月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、12億4000万円(前期比8%減)と見込んでいる。

 株価は、今期第2四半期累計業績が期初予想を上ぶれて増益転換して着地し、東証第1部指定替え承認が続き、指定替えに際して新株式発行などの株主価値の希薄化材料を伴わなかったことで年初来高値まで400円高、スピード調整をしていた。PER13倍台、PBR1倍ソコソコの割安修正で上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | 編集長の視点

【編集長の視点】大荒れ気象を先取りして厳冬関連株にヒット・アンド・アウエイ=浅妻昭治

<マーケットセンサー>

編集長の視点 年末もいよいよ押し詰まり、12月第3週は、大荒れ模様となろうとしている。株式相場や12月16日に投開票日を迎える衆議院選挙のことではない。気象状況である。すでに北海道地方には、暴風雪が吹き荒れ送電線の断線による地域全域の停電が伝えられている。11月末の4日間にわたる広域停電に続くライフラインの途絶であり、厳寒地域の北海道地方では住民の生き死に直結する緊急事態となっている。

 気象庁も、12月7日に異常天候早期警戒情報を発表、12月12日から12月21日までに強い寒気が流れ込み、北日本と沖縄を除く全域で全国的に気温が低く推移する恐れがあると観測して注意を喚起した。3か月予報でも、すでに当初の暖冬予報を気温低下予報に軌道変更しており、ユーラシア大陸東岸から偏西風に乗って流れ込む寒気団が、ベーリング海付近に停滞するブロッキング高気圧に遮られて北日本に居座り、異常天候に拍車をかけている。今年の流行語大賞の候補にもなった「爆発低気圧」などの大見出しが、今後、新聞各紙の紙面に踊ることも想像に難くない。

 となれば、この天候異変に敏感に反応しそうな銘柄は、厳冬関連株である。かつての兜町では、厳冬関連株といえば、必ず「重衣料」というキーワードが返ってきた。木枯らしに煽られるなかオーバー、コートの襟を立てて前屈みで歩く証券マンの姿が連想され、関連株としてコート関連の山陽商会<8011>(東1)などが、定番銘柄として買われた。

 ところが、この「「重衣料」はいまや死語に変わって、「ウオーム・ビズ」に取って変わられ、さらにそれが、機能性インナーなどと称されて主役の座に君臨するようになった。ファーストリテイリング<9983>(東1)の「ヒートテック」、「ウルトラライトダウン」などがこの代表で、同社の株価も、この冬物販売好調で11月の月次国内売上高が、2ケタ増となったことに反応、年初来高値を更新したばかりである。同社に機能性素材を供給している東レ<3402>(東1)とともに、さらに株価的な脚光が浴びる展開も想定される。

 月次売上高が好調に推移しているのは、カジュアル衣料のチェーン業界全体に広がっている。ユナイテッドアローズ<7606>(東1)は、アウターのほか、グローグ、マフラーの防寒アイテムまで好調に推移して売り上げを伸ばし、ライトオン<7445>(東1)も、メンズ、ウィメンズとも保温・発熱機能付きのボトムス、モッズコートが堅調に推移してプラス転換した。この関連では、猛暑関連の月次売上高に関連して連続ストップ高したジーンズメイト<7448>(東1)なども穴株思惑を誘いそうだ。

 しかし、異常天候が今後、さらにライフライン途絶を増幅するようなら、厳冬関連株は、このアパレル関連株の株価上昇のみにとどまらない可能性が出てくる。大荒れ模様の12月第3週は、これを先取り関連株のヒット・アンド・アウエイの投資戦略が成立することになる。(本紙編集長・浅妻昭治)(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:44 | 編集長の視点

【編集長の視点】上方修正のゲームカードは全値戻し指向、新メダル貸機発売が相乗

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ゲームカード・ジョイコホールディングス<6249>(JQS)は、年初来高値1600円から同安値1097円への調整幅の半値戻し水準までリバンドしたが、今3月期業績の上方修正と、今年12月末のパチスロ向け新メダル貸機「BooLEX MCα」シリーズの発売が相乗し、割安修正で全値戻しを指向する展開が予想される。

 同社の今期業績は、主力商品の「BooLEX」で特にパチンコ向けカードユニットの各台計数タイプや、パチスロ向けメダル貸機の販売が堅調に推移していることから機器売上高、カ−ド収入高が計画を上回り、第2四半期累計業績、通期業績とも上方修正された。このうち通期業績は、期初予想より経常利益を5億円、純利益を3億円引き上げ、純利益は、14億円(前期比69%減)と前期の過去最高からの減益転換率を縮める。

 一方、新メダル貸機は、パチンコホールでパチスロ人気の高まりでパチンコからパチスロに入れ替える動きが続いていることに対応、パチンコと同様に各台計数システムに対応、パチンコホール運営の効率化、収益化を支援する。 

 株価は、前期業績の上方修正で年初来高値をつけ、今期業績の減益転換予想で同安値まで500円安、今期業績の上方修正で1421円の戻り高値をつけ半値戻し水準を固めてきた。PERは13倍台、PBRは0.4倍、配当利回りは4.5%と割安であり、新メダル貸機発売で業績再上ぶれ期待を高め全値戻しへ弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:26 | 編集長の視点
2012年12月07日

【編集長の視点】日本管理C続伸、12月異動銘柄はファイナンス有無で株価も明暗

<マーケットトーク>

編集長の視点 日本管理センター<3276>(JQS、東2)は、きょう7日に東証第2部に新規上場され、ジャスダック(スタンダード)との重複売買が開始された。株価は、東証2部ではまだ商いが成立していないが、主市場のジャスダック市場では50円高の2269円と急続伸し、11月5日につけた株式分割権利落ち後高値2429円を意識する動きを強めている。

 東証2部上場に際して公募増資・株式売出しなどの株主価値を希薄化するファイナンスを伴わないことから、今12月期純利益の連続最高更新予想を手掛かりに買い増勢となっている。

 上場市場が12月に入ってすでに変更された、あるいはこれから変更される12月の銘柄異動株は、同社株を含めて14銘柄に達している。異動市場は、大証2部から大証1部へ、新興市場から東証2部へ、東証2部から東証1部へと千差万別で、異動日も分散しているが、共通しているのは、異動に際してファイナンスを伴うかどうかで株価の反応度が対照的となっていることである。

 同社のほか東証2部から12月10日付けで東証1部に指定替えされる一六堂<3366>(東2)は、ファイナンスを伴わず寄り付きに3円高の518円と3営業日続伸して12月3日につけた東証2部上場来高値530円を前にもみ合っている。

 これに対して12月17日付けで東証1部指定替えを承認されたイー・ギャランティー<8771>(東2)は、株式売出しを伴うことから1455円安値まで170円安し、きょうは33円高の1513円と急反発しているが1500円台固めを継続、12月25日付けで東証1部指定替えを承認された早稲田アカデミー<4718>(東2)も、いったんは承認後に窓を開けて826円高値まで85円高したが、新株式発行・株式売出しを同時実施することを売り直して、きょうは17円安の798円と急続落し窓埋めしている。

 12月の銘柄異動株では、ファイナンスを伴わなかった六甲バター<2266>(大1)新晃工業<6458>(大1)遠藤照明<6932>(大1)中広<2139>(名2)などを含めて、さらに上値評価が期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】モブキャスト続落は想定内、会員好調、3Qの売上は最高

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 モブキャスト<3664>(東マ)は、1円高の1900円と小反発して寄り付いたあと、47円安と売り直され3日続落している。同社株は、11月6日に発表した今12月期3第四半期(3Q)決算が、8月に上方修正した通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことが響き2000円大台割れとなったが、3Q売り上げが過去最高を記録、新規ゲームの配信も好調に推移していることから、低利益進捗率は想定内として下げ過ぎ訂正買いが再燃する展開も見込まれる。

 3Q売り上げは、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の自社運営プラットフォーム「mobcast(モブキャスト)」の会員数が、10月末で270万人を突破、7月にサッカーゲーム「モバサカ」、9月にメジャーリーグ野球ゲーム「メジャプロ」を新規リリースしたことも加わり、35億3300万円と過去最高となった。

 ただ、利益は四半期決算が初めての作成となるため前年同期比較はなく、経常利益が6億7900万円、純利益が3億9400万円となり、通期業績対比の利益進捗率が、60〜58%と目安の75%を下回った。これは、会員の新規入会から課金までにタイムラグが生じることが要因となっており、通期業績は8月の上方修正値に変更はなく、純利益は、6億6900万円(前期比38%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株価は、今年6月に公開価格800円で新規上場されて上場2日目に2301円で初値をつけ上場来高値2570円まで買い進まれる高人気となり、同安値1260円の調整から8月の業績上方修正で2424円の戻り高値へ倍化し、半値押し水準を固めている。国内証券の強気投資判断・目標株価引き上げも再騰をフォローしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:22 | 編集長の視点