[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (12/18)【編集長の視点】麻生フォームは連続ストップ高、新閣僚・党人事関連株が賑わう
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】直近IPOのIBJ3連騰、期末配当実施・記念増配で人気に拍車
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】自民党圧勝で3つの「キー・ナンバー」が年末年始ラリーをリード=浅妻昭治
記事一覧 (12/18)【編集長の視点】メディアフラッグは直近IPO人気の支援で株式分割権利取り妙味
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】稲葉製は高値肉薄、早くも今期業績を上方修正し割り負け訂正
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】ピーエス三菱は高値更新、「国土強靭化」関連銘柄に人気盛り上がる
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】株価反落のエイチームは東証1部指定替と記念増配で押し目買い
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】野田スクリーン「S高」、MBO価格にサヤ寄せ
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】総選挙も相場も「風」の読み方、起こし方、乗り方がポイント?
記事一覧 (12/17)【編集長の視点】マルゼンは連続最高純益をテコに高値抜けから上昇相場が本番
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】クオール続伸にみる、当り屋レポーはお年玉銘柄の宝庫?!
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】くらコーポ反落、業績続伸予想も市場コンセンサス下回る
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】好決算のパーク24安い、市場予想にやや未達、売り一巡後に注目
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】再上場のチムニーは公開価格を55円下回り945円で初値
記事一覧 (12/14)【編集長の視点】久世は6年5カ月ぶり高値に挑戦、2Q上方修正をテコに割安修正
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記事一覧 (12/13)【編集長の視点】ポールトゥウィン・ピット4連騰、3Q好決算に株式分割オン
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配
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2012年12月18日

【編集長の視点】麻生フォームは連続ストップ高、新閣僚・党人事関連株が賑わう

<マーケットトーク>

編集長の視点 麻生フォームクリート<1730>(JQS)は、寄り付きから買い気配を切り上げ50円高の247円と買い気配と4営業日続伸、前日に続きストップ高となっている。

 12月16日に投開票された衆議院選挙で自民党が、294議席を獲得して圧勝、前日に東京電力<9501>(東1)がストップ高し、きょう18日も続伸するなど関連株買いが続いているが、これと平行して12月26日に召集予定の特別国会で自公連立政権が発足することになっており、これに関連して自民党党内人事、閣僚人事などが観測されており、この関連株にも買いが循環している。

 前日は一部報道機関で麻生太郎元首相が、財務大臣に起用されると伝えられ、きょうも副総理と財務大臣を兼任と新聞人事が続いたことに関連、麻生グループの上場会社で気泡コンクリート工事最大手の同社株に思惑を高め買い増勢となっている。2008年9月に麻生太郎氏が、総理大臣に指名されたときにも同社株が、350円高値まで買い進まれたことも連想され、10月9日につけた年初来安値87円から2.8倍化と大化けている。

 関連株ではこのほか、安倍晋三総裁関連では、昭恵夫人出身の森永一族の森永製菓<2201>(東1)が、2円高の183円と3営業日ぶりに反発し、同総裁が一時、勤務経験のある神戸製鋼所<5406>(東1)が、2円高の91円と変わらずを含めて7営業日続伸し、前回、同総裁が潰瘍性大腸炎で首相を辞任しただけに、同特定疾患の治療剤「アサコール」を主力製品とするゼリア新薬工業<4559>(東1)は、変わらずの1400円と堅調に始まっている。

 このほか自民党の幹事長続投が決まった石破茂幹事長関連では、同氏が勤務経験のある三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も、11円高の2808円と5営業日続伸するなど賑わいをみせている。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | 編集長の視点

【編集長の視点】直近IPOのIBJ3連騰、期末配当実施・記念増配で人気に拍車

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 IBJ<6071>(JQS)は、159円高の2509円と3営業日続伸し、12月12日につけた上場来安値2156円からの底上げを鮮明にするとともに、12月6日につけた上場来高値2660円を意識する動きを強めている。前日17日大引け後に今12月期期末配当の実施と上場記念配当を発表、直近IPO(新規株式公開)株人気に拍車を掛け買い増勢となっている。

 同社の期末配当は、今年12月6日のIPO時には無配継続と予想していたが、同社業績を踏まえて普通配当を25円として実施するとともに、上場記念配当として5円を上乗せ30円配当とする。

 今12月期業績は、売り上げ20億6000万円(前期比9%増)、経常利益3億700万円(前期比70%増)、純利益1億8200万円(前期比85%増)と予想している。ソーシャル婚活サイト「ブライダルネット」とリアルの「婚活パーティー&イベント」などを融合させた6事業を展開、メディア部門のシステム提供収入の価格上方改定や広告販売数量の増加、コミュニティ事業の会員数増加によりサービス利用課金収入が拡大していることなどが要因となっている。

 株価は、公開価格1450円でIPOされ、2610円で初値をつけ2660円まで買い進まれたが、IPO人気の一巡で2156円まで調整、きょうは3分の2戻し水準までリバウンドした。戻り売りを吸収しつつさらに全値戻しと戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:19 | 編集長の視点

【編集長の視点】自民党圧勝で3つの「キー・ナンバー」が年末年始ラリーをリード=浅妻昭治

<マーケットセンサー・特別版>

編集長の視点 「300、84.18、10000」・・・・・・衆議院選挙前に市場に流布したキー・ナンバーである。「300」は、選挙での自民党の獲得する300議席数、「84.18」は、今年3月につけた円為替レートの最安値、「10000」は、日経平均の当面の上値目標の1万円を指している。

 このキー・ナンバーの意味するところは、衆議院選挙は、自民党が圧勝して政権を奪回して、追加金融緩和策を発動して円安が進み、株価も、今年4月以来の日経平均株価1万円台を回復する株高に拍車がかかる期待感そのものであった。

 6月の年初来安値8238円から9700円台まで底上げしてきた日経平均の上値目標が、キリのいい1万円とするのは、あのバブル相場の大天井の1989年の大納会に3万8915円の最高値をつけ、次の年の上値目標は、もう5万円しかないと市場参加者全員が、総強気となったのと似てきて、何だか、背筋がややヒヤリとする部分もないではない。

 しかし、16日に即日開票された衆議院選挙は、自公合計で観測報道値を上回る325議席を獲得、法案が参議院で否決されても衆議院で再可決できる3分の2以上を確保してポジティブ・サプライズとなった。最初のキー・ナンバーをクリアし、次に為替相場も、朝方のシドニー市場で84.5円と円安でスタート、こうなると残るのは日経平均株価の上昇だけで、これもご祝儀相場を含めてクリスマス・ラリーから年末年始ラリーでのキー・ナンバー達成の期待が、いやがおうでも盛り上がる。

 もちろん外国人投資家のクリスマス休暇入りや、19〜20日開催の日銀の金融政策決定会合もあり、テクニカル的には、期待感充足で一度、下値を確認して再騰するか、一度、上値にトライしてから下値を再確認するかのどちらかとなるが、いずれにしろ日経平均株価が1万円を奪回するようなら、ほぼ全面高が続くことになり、投資ターゲット銘柄に選定については、目移りする贅沢な悩みが続くはずである。「掉尾の一振」特有の株価の足の速さにも振り回されずに、ここで勝ち癖をつけ余勢に乗って来年相場の連打、長打、本塁打につなげたいものである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】メディアフラッグは直近IPO人気の支援で株式分割権利取り妙味

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 メディアフラッグ<6067>(東マ)は、12月25日の権利付き最終日を前に、株式分割の権利取りの買い物が増勢となっており、12月に入ってIPO(新規株式公開)ラッシュのなか、ネット関連株中心にIPO株人気が盛り上がっていることから、独自ビジネスモデルを展開する同社株を再評価、高まってきた直近IPO株人気も株高を支援している。

 同社株は、今年9月28日に公開価格900円で新規上場され、公開価格比2.3倍の2120円で初値をつけ、上場来高値2415円まで買い進まれた。「ITと人をキーワードに流通業界に新しい価値を創造する」ことを事業コンセプトに、流通業界の店舗・店頭に特化して、携帯電話・スマートフォンなどを活用する独自開発システム「Market Watcher」による覆面調査、価格調査などを行う独自ビジネスモデルや、PER12倍台と割安な公開価格、2億円弱にとどまる小規模な資金吸収額も合わせて評価されて好調な初値形成につながった。

 その後、IPO人気の一巡で1450円まで調整したが、11月に発表した今12月期第3四半期の順調な利益進捗率業績で底上げ、12月4日に公表した株式分割を好感してマドを開けて1940円までリバウンド、中段固めを続けている。

 株式分割は、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を目的に実施するもので、12月31日を基準日に1株を3株に分割する。今期業績も、IPO時予想通りに続伸、純利益を1億円(前期比95%増)と予想しているだけに、権利付き最終日まで残り5日間、権利取り妙味を示唆することになろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:29 | 編集長の視点
2012年12月17日

【編集長の視点】稲葉製は高値肉薄、早くも今期業績を上方修正し割り負け訂正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 稲葉製作所<3421>(東1)は、65円高の1098円と3営業日続伸し、7月5日につけた年初来高値1118円に肉薄している。前週末14日大引け後の今7月期第1四半期(1Q)決算の開示に合わせて、早くも第2四半期累計・通期業績の上方修正を発表、大幅続伸を鮮明化したことを評価して割り負け訂正買いが増勢となっている。

 業績修正のうち7月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を1億4000万円、純利益を3000万円それぞれ引き上げ、純利益は、7億1000万円(前期比2.1倍)と連続増益率を拡大する。

 鋼製物置セグメントで引き続き東北地方を中心に復興需要などが堅調で出荷棟数を拡大し、オフィス家具セグメントも、新製品の開発・投入などで売り上げが伸び、鋼材単価が、予想より低位で推移したことなどが要因となった。

 株価は、今期業績の大幅続伸予想にメガソーラーによる発電事業進出も続いて1000円台を固める底固い動きを続けてきた。PER評価では26倍台と市場平均を上回るが、PBR評価では0.5倍と大きく割り負けており年初来高値キャッチアップから2008年6月高値1287円が当面の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:39 | 編集長の視点

【編集長の視点】ピーエス三菱は高値更新、「国土強靭化」関連銘柄に人気盛り上がる

<マーケットトーク>

編集長の視点 ピーエス三菱<1871>(東1)は、27円高の616円と4営業日続伸して始まり、1月20日につけた年初来高値600円を更新している。12月16日に投票、即日開票された衆議院選挙で、自民党の獲得議席数が、294議席と圧勝、同じく連立政権を組む公明党の獲得議席31議席を含めて、参議院で否決された法案を衆議院で再可決できる3分の2以上の議席を確保したことから、自民党がマニフェストに掲げた「国土強靱化基本法」、公明党の「防災・減災ニューディール」関連の本命株人気を高め買い増勢となっている。ただ高値更新後は、利益確定売りも交錯し前週末終値を挟むもみ合いに変わっている。

 同社株を含めて橋梁・建設株は、前週末14日に自公両党の圧勝が観測報道されたことから軒並み高となり、日経平均株価が、総選挙前の利益確定売りで小反落したのとは対照的にほぼ高値引け、東証第1部値上がり率ランキングのトップ10に、ストップ高寸前まで買い進まれたPS三菱を含め、駒井ハルテック<5915>(東1)不動テトラ<1813>(東1)日本橋梁<5912>(東1)安藤建設<1816>(東1)宮地エンジニアリンググループ<3431>(東1)の6銘柄がランクインし、きょう17日も、続伸して寄り付いている。自公連立政権による「人からコンクリートへ」と舵を取るインフラ整備策、大型補正予算、来年度予算編成などへの期待を高めている。

 PS三菱は、東日本大震災で耐震性を実証、評価を高めたPC(プレストレスト・コンクリ−ト)橋などの構造物に耐震補強技術「PCコンファインド工法」や老朽橋梁を対象とする「橋守プロジェクト」などを展開、「わが国トップのPCゼネコン」を目指している。国土強靭化基本法では10年間に200兆円、防災・減災ニューディールでは同100兆円のインフラ整備を打ち出しており、関連需要の拡大思惑につながっている。

 株価は、今年11月につけた305円安値から野田前首相の解散総選挙表明をバネに底上げ、今期業績の下方修正も押し返して年初来高値までほぼ倍化した。なお、安倍トレードのシンボル株として上値トライが続こうよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:07 | 編集長の視点

【編集長の視点】株価反落のエイチームは東証1部指定替と記念増配で押し目買い

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エイチーム<3662>(東1)は、95円高の3315円と3営業日ぶりに急反発して始まったあと、70円安と値を消し荒い動きとなっている。前週末14日大引け後に今7月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、今期第2四半期(2Q)期末配当の東証第1部指定替えの記念増配を発表、1Q業績も高利益進捗率を示したほか、1部指定替えに伴う東証株価指数(TOPIX)算入に関する好需給思惑も加わり買い再燃となったが、上値の伸びが鈍いとして利益確定も優勢となっている。

 2Q配当は、今年10月に堅調な業績推移を踏まえて初配当として特別配当10円の実施を発表していたが、11月22日に東証1部に指定替えされたことでさらに1.22円上積みして11.22円(前年同期は無配)とする。期末配当は、10月の予想通りに未定を継続する。

 一方、1Q業績は、前年同期が四半期財務諸表を作成していないため前年同期比較はないが、経常利益は、6億7000万円、純利益は、4億円と予想を開示している7月通期業績に対して37〜38%の利益進捗率と目安の25%をオーバーした。

 エンターテインメント事業でiPhone向けに今年2月に日本語版と英語版を同時にリリースした「ダークサマー」が、累計300万ダウンロードを超えるヒットとなり、グリー<3632>(東1)との協業2タイトルも、「AKB48ステージファイター」が、「GREE」ランキングで1位になったことなどが寄与した。

 7月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、10億5000万円(前期比77%増)と連続の過去最高更新を予想している。

 株価は、東証1部指定替え申請・特別配当の実施と新株式発行(発行価格3340円)・株式売出しとが綱引きして2614円安値まで下ぶれ、下げ過ぎ訂正で3610円まで反発したあと、発行価格を前にもみ合いを続けてきた。TOPIX算入は指定替え後1カ月でスタートするのが通例であり、TOPIX連動型のファンドの買い増し思惑などを支えに下値買いの再燃も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:00 | 編集長の視点

【編集長の視点】野田スクリーン「S高」、MBO価格にサヤ寄せ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 野田スクリーン<6790>(東2・監理)は、寄り付きから買い気配値を切り上げストップ高(S高)となる5000円高の3万2500円買い気配と急反発している。前週末14日大引け後に同社の執行役員の野田拓哉氏が代表取締役を務めるTNC(愛知県瀬戸市)が、同社株をMBO(経営陣が参加する株式公開買い付け)により非株式公開化すると発表、同社取締役会も賛同意見の表明と、株主への応募推奨を決議したことから、MBO価格4万5700円にサヤ寄せ思惑を高めて売り買い差し引き8万株超の買い物が殺到している。

 MBOは、独自技術でプリント配線板関連事業と化学材料関連事業を展開してきた野田スクリーンが、国内のプリント配線板メーカーの海外生産シフトが進み価格下落圧力も強まる悪環境下、中長期的な視点からの開発投資や積極的な外部企業とのアライアンス、事業構造の抜本的な改革などが不可欠であり、この実行により一時的な売り上げ減少、巨額な費用の発生、資本市場で消極的な評価を受け、株主に短期的にマイナスの影響を与えるおそれがあり、これを慎重に勘案して非公開化するのが最善の手段として実施される。

 買い付け期間は12月17日から来年2月4日までの30営業日、買い付け株式数は6万6088株、買い付け代金は30億2022万円を予定、MBO成立後に同社株は所定の手続きを経て上場廃止となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】総選挙も相場も「風」の読み方、起こし方、乗り方がポイント?

<マーケットセンサー>

編集長の視点 永田町事情にはまったくの門外漢のシロウトが、選挙に言及するのは越権行為であることは重々承知している。しかし、選挙も、相場と同じように生もの、「風」のように見えない、捉えどころにないものであると思い当たると、どうしても一言、感想を述べたくなるのは、野次馬根性の悲しさではある。風を読み、風を起こし、風に乗らなければリターン(勝利)は覚束ないのは、選挙も相場も何ら変わらないと、きょう16日の衆議院選挙の開票作業が始まる前のテレビ画面を見ながら考えさせられているのである。

 この衆議院選挙は、新聞・テレビなどの報道各社の情勢分析によれば、野党自民党の圧勝、与党民主党の惨敗と事前に観測されている。野田民主党に追い風は吹かず、逆風が吹いていたことになる。あの11月6日の米国大統領選挙では、共和党のロムニー候補と直前まで支持利率が拮抗していたオバマ大統領が、再選を勝ち取ったのは、選挙直前に米国東部を襲ったハリケーン「サンディ」で、「有事の指揮官」ぶりを大きくアピールしたことが要因になったといわれているのとは、大きな違いである。

 野田佳彦首相にだって総選挙前には、数々の「有事」が起こっていたのである。笹子トンネル事故や北朝鮮による人工衛星と称するミサイルの発射、中国の領空侵犯などなどで、「サンディ」に勝るとも劣らず「有事」は貨車に乗るほどやってきたのである。ところがこの「有事」が、むしろ「日本を取り戻そう」と訴える安倍自民党には追い風となり、野田民主党には逆風となったようである。

 東日本大震災が発生したときに、この「有事」を政権延命のチャンスとばかりしゃしゃり出た菅直人前首相はやり過ぎだったとしても、野田首相にも「風」を読み、「風」を起こし、「風」に乗るためのチャンスはあったわけで、逆にそれだからこそ首相の有事対応の力量不足、ことによったら事前の戦闘放棄・敗北主義・諦めなどが、見え隠れしているのではないかと思わざるを得ない。

 さらに問題としたいのは、総選挙時期を師走とした勝負感(相場感)である。野田首相が、野党党首との会談で、「近いうち」の解散総選挙を約束したのは、今年8月のことである。それを先送りに先送りして、解散総選挙を表明したのは11月14日であった。11月16日の解散まで100日間の先送りであった。政治にも相場にも「たら・れば」は禁物である。しかし、もし約束通りに「近いうち」に解散総選挙に踏み切っていたとしたら、野田民主党は、各選挙区での急な候補者選びに難渋するほどの大量の離党者に見舞われることはなかったはずである。

 また「近いうち」に解散総選挙に踏み切っていれば、政敵の自民党は谷垣禎一前総裁が、総選挙を指揮していたはずで、野田首相にとって谷垣前総裁と安倍晋三現総裁とで、どちらが戦いやすい相手だったか、違いが出たはずで、これほどの報道各社の惨敗観測にはつながらなかったかもしれない。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】マルゼンは連続最高純益をテコに高値抜けから上昇相場が本番

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 マルゼン<5982>(東2)は、6月29日につけた年初来高値584円を指呼の間としているが、この高値抜けで4年来の高値フシをすべて払ったことになり、5年ぶりの600円台回復、700円台奪回に向け上昇相場が本番を迎える展開が有力である。

 この上げ本番の引き金となるのは、今年9月の今2月期第2四半期(2Q)業績の上方修正に次ぐ10月の2月通期業績の上方修正である。期初は、前期の過去最高純利益から減益転換と慎重に予想していたものを上方修正したもので、通期経常利益は、期初予想の30億円を33億6000万円(前期比2%増)へ、純利益は、16億1300万円を17億8000万円(同5%増)へ各引き上げ、純利益は、連続過去最高更新となる。

 厨房部門では、全国100万店舗の飲食店に販促キャンペーンを継続するとともに、コンビニ店向けのホットスナック調理のIH卓上フライヤーなどの3000種類を超える自社オリジナル製品を開発・販売、福祉施設やスーパーマーケット向け販売も引き続き好調に推移していることが通期業績を押し上げた。来年早々には今期第3四半期決算を予定しているが、さらに上ぶれるか要注目となる。

 株価は、今期2Q累計業績の上方修正で年初来安値目前517円から579円まで急伸し、この調整安値542円から通期業績上方修正で583円まで再騰し高値抜けへエネルギーを溜め込んでいる。PERは6倍台、PBRは0.5倍と超割安であり、高値抜けからの吹き上げ展開も想定される。(本紙・編集長浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:07 | 編集長の視点
2012年12月14日

【編集長の視点】クオール続伸にみる、当り屋レポーはお年玉銘柄の宝庫?!

<マーケットトーク>

編集長の視点 クオール<3034>(東2)は、36円高の774円と急続伸して始まっている。前日13日大引け後に今年10月の今3月期第2四半期累計業績の下方修正に続き、今度は3月通期業の下方修正を発表したが、同時発表の12月20日付けでの東証第1部への指定替え承認でカバー、指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わないことから、指定替え後の東証株価指数(TOPIX)算入でTOPIX連動型のファンドなど買い需要が発生すると思惑を高めて買い増勢となっている。

 前日は同社株のほか、新田ゼラチン<4977>(東2)も、12月20日付けで東証第1部指定替え承認を発表、この関連で市場でにわかに当たり屋と再脚光を浴びているのが、みずほ証券リサーチ&コンサルティングが、12月5日に公表した「東証1部指定候補銘柄を探る」と題する投資分析レポートである。同レポートに同2銘柄が、しっかり候補株としてノミネートされているからで、2銘柄の先行指定替えから、同レポートは来年のお年玉銘柄の宝庫と位置付けられそうだ。

 同レポートは、定期的にローリングして作成・公表されているが、前々回の6月、前回の9月のレポートで候補銘柄のなかから実際に指定替え銘柄が続出、株価も大幅高した実績がある。

 候補株のなかでも指定替え実現の確率が高いのは、東証2部、東証マザーズ上場以来1年を超え、指定替え要件を充足した銘柄で、今回の12月レポートでは、この候補株として20銘柄が上げられており、このうち1部指定替えの形式基準をすべて満たす銘柄としてクオールを含め6銘柄がノミネートされ、新田ゼラチンはこれに該当する。

 このほかはデジタルアーツ<2326>(東2)アウトソーシング<2427>(東2)1stホールディングス<3644>(東2)ダブル・スコープ<6619>(東マ)レーザーテック<6920>(東2)であり、要マークとなる。

 また、東証指定替えの形式基準を充足している候補銘柄47銘柄をスクリーニングしているが、前回の9月レポートにはなかった新顔として取り上げられたミクシィ<2121>(東マ)アヲハタ<2830>(東2)テクマトリックス<3762>(東2)フリービット<3843>(東マ)パラカ<4809>(東マ)FDK<6955>(東2)ヨネックス<7906>(東2)アルプス物流<9055>(東2)泉州電業<9824>(東2)なども注目されそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】くらコーポ反落、業績続伸予想も市場コンセンサス下回る

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 くらコーポレーション<2695>(東1)は、5円安の1145円と10営業日ぶりに小反落している。前日13日大引け後の10月期決算発表で、前期業績が、今年5月の上方修正値を下ぶれ、今期業績も続伸を予想したが、市場コンセンサスを下回ることが響き利益確定売りに押されている。

 前期業績は、5月の上方修正値を利益が4億3000万円〜1億8300万円未達となったが、前々期比6%増収、14%経常増益、36%純益増益と増益転換して着地した。外食企業やコンビニ店などとの競争が激化、消費者の中食・内食志向も強まる環境下、24店舗を新規出店(閉鎖1店舗)し、商品開発面では大手回転すしチェーンとして初めてラーメンを投入、各種フェアやタイアップキャンペーンを実施したことが増益転換要因となった。

 今期業績は、23店の新規出店を計画し売り上げ825億円(前期比4%増)、経常利益41億円(同0.7%増)、純利益21億7400万円(同5%増)と予想しているが、利益は、市場コンセンサスを6〜4億円下回る。

 株価は、前期業績の2ケタ増益転換ペースを支えに1100円台出没を続けてきた。PERは10倍台と割安だが、再度、1000円台確認が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:27 | 編集長の視点

【編集長の視点】好決算のパーク24安い、市場予想にやや未達、売り一巡後に注目

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 パーク24<4666>(東1)は、29円安の1324円と続落している。前日13日に10月期決算を発表、前期業績が、期初予想を上ぶれて着地し期末配当を増配し、今期も連続の過去最高純利益更新を予想したが、市場コンセンサスにやや未達となっていることから、目先の利益を確定する売り物が交錯している。

 前期業績は、利益が期初予想値を13億1700万円〜6億7000万円上ぶれ前々期比12%増収、36%経常増益、47%純益増益と続伸し、純利益は、96億7000万円と2006年10月期の過去最高(71億7600万円)を6期ぶりに更新した。

 駐車場事業で量的拡大と収益性を重視した開発を進め、タイムズ駐車場の運営件数が、前々期末10%増の1万1764件、運営台数が、10%増の39万5784台と伸び、月極駐車場・管理受理駐車場を含めて総運営件数、総運営台数もそれぞれ8.7%増、8.2%増となり、カーシェアリングサービスを展開しているモビリティ事業の売り上げが8%増、営業利益が、前年同期の1億900万円の損失から700万円の黒字に好転したことなどが寄与した。

 今期業績も、駐車場事業で法人のアウトソーシングニーズの取り込みで年間開発台数を前期末比10%増の6万7000台を目指し、カーシェアリングサービスの期末設置台数を55%増の7000台と計画していることなどから続伸を予想、純利益は、112億円(前期比15%増)と連続して過去最高を更新する。ただ市場コンセンサス平均にあと約5億円届かない。

 株価は、期初予想を上ぶれて推移した前期業績や連続プラスとなった月次速報を評価して年初来高値1432円まで買われ、100円幅の調整安値からは、世界の機関投資家の運用上のベンチマークとなっているMSCI株価指数の構成銘柄に新規採用されたことで再度、高値を窺ってきた。目先売り一巡後は、高値抜けから次の上値フシとして2007年5月高値1625円を目指す展開も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】再上場のチムニーは公開価格を55円下回り945円で初値

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 チムニー<3178>(東2)が、きょう14日に東証第2部に再上場された。2010年にMBOファンドのカーライル・グループが加わったMBO(経営陣による株式公開買い付け)により上場廃止されて以来2年8カ月ぶりの再上場で、公開価格は1000円、公開株式数は1094万2000株となっている。寄り付きの売り物から9時9分に公開価格を55円、5%下回る945円で初値をつけ、その後は初値近辺で売り買いが交錯している。

 公開価格のPERは、16倍台と割安だが、資金吸収額が109億円超と大きく、公開株式数に占める売り出し株式数もウエートも高く、さらにIPO(新規株式公開)後180日間にわたり保有株式の売却を制限されるロックアップ対象とはなってはいるが、MBOファンドの保有株式も多くなっていることを嫌い買い評価には至らず不調な初値形成となった。公開価格割れの初値形成は、12月11日上場のUMNファーマ<4585>(東マ)に次ぐ。

 同社は、居酒屋「はなの舞」377店舗、海鮮特化店「さかなや道場」97店舗など合計675店舗をフランチャイズ展開する外食産業で、ほかに防衛省などの官公庁内の飲食販売施設の営業を受託するコントラクト事業も兼営している。カーライル・グループ傘下で新しい居酒屋業態の開発や多業態展開を進め、愛媛県に水産加工会社を持ち、漁港から直接食材を仕入れるなど低コスト経営に磨きをかけてきた。

 今12月期業績は、売り上げ424億100万円(前期比12%増)、経常利益32億4300万円(同21%増)、純利益12億6300万円(同22%増)、1株利益62.1円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:48 | 編集長の視点

【編集長の視点】久世は6年5カ月ぶり高値に挑戦、2Q上方修正をテコに割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 久世<2708>(JQS)は、連日の年初来高値更新となっているが、年初来安値389円からわずか3カ月で6割高した勢いのままに、なお2006年7月高値785円奪回に直行しそうだ。11月12日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正、V字回復が引き金となっての急騰であり、割安修正に弾みがつこう。

 同社の2Q累計業績は、今年2月に海老名営業所、4月に墨田営業所、目黒営業所を各開設して首都圏エリアでの積極的な営業展開を強化するとともに、中京圏エリア、関西圏エリアでの新規顧客の獲得や既存顧客の深耕を進めたことが奏効し期初予想を上方修正して着地した。経常利益は、期初予想より1億4000万円引き上げて2億1000万円(前年同期比5.8倍)、純利益は、7000万円引き上げて1億円(同2.6倍)とV字回復した。

 3月通期業績は、原材料価格の値上げを予測して慎重に期初予想を据え置いたが、それでも純利益は、2億5000万円(同43%増)と連続高変化する。

 株価は、この1年半にわたる400円台の100円幅のボックス圏を2Q累計業績上方修正で明確に上放れており、6年5カ月前の2006年7月高値が次の上値フシとして浮上してきている。同高値奪回でもPERは12倍台、PBRは0.7倍と割安であり、一通過点となる可能性も高い。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | 編集長の視点
2012年12月13日

【編集長の視点】株価6連騰にみる沖縄電力の実力、原発なく火力で年60円配当

<マーケットトーク>

編集長の視点 沖縄電力<9511>(東1)は、16円高の2538円と6営業日続伸している。原子力規制委員会が、12月10日に開催した評価会合で、日本原子力発電敦賀原発の2号機建屋直下に活断層がある可能性があると判断して廃炉となる公算が高まり、さらにきょう13日、明14日に3カ所目として東北電力<9506>(東1)の東通原子力発電所(青森県)の現地地盤調査を行うことなどから、電力各社の株価への下押し圧力が強まるなか、同社は、電源構成に唯一、原子力が含まれないことから、消去法的に割安株買いが続き、逆行高を鮮明化している。

 電力株は、昨年3月の東日本大震災による東京電力<9501>(東1)福島第1原子力発電所の事故以来、関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所以外の全原発が運転を停止し、燃料費負担増から業績が赤字転換、配当は無配継続、株価も安値低迷を余儀なくされてきた。

 この逆境下で電気料金の値上げや、16日に投開票日を迎える衆議院選挙で安倍自民党が政権を奪回、脱原発、卒原発から原発再稼動への政策転換が期待されるとして、株価は底上げ思惑が高まり、きょう13日も、全社株ほぼ続伸して始まっている。これに冷や水を浴びせるとみられるのが原子力規制委の敦賀原発の活断層判断やきょう13日からの東通原発の現地調査で、原発再稼動は遠のいたとして再度、売られる展開も想定される。

 沖縄電の電源は、石炭、石油の火力発電のみで構成されており、今3月期業績も安定的に推移している。今年7月に今期業績を燃料単価の下落を要因に上方修正し、その上方修正値を今度は10月に電灯電力量の減少を要因に下方修正した。純利益は、期初予想の33億円が57億円と上ぶれ、さらに47億円(前期比32%減)と下ぶれ連続減益となるが、大手電力株のように大幅赤字継続となるのとは異なっている。配当も、60円の安定継続を見込んでいる。

 株価は、7月の上方修正で窓を開けて2835円の戻り高値をつけ、10月の下方修正で2338円と売られたが、この調整幅の3分の1戻し水準でもみ合っている。電力株のなかで唯一、PER評価、配当利回りで買える銘柄として対照的に存在感を発揮しそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規公開のアジュバンは公開価格を4.8%上回る、低PER

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アジュバンコスメジャパン<4929>(東2)が、きょう13日に東証第2部に新規株式公開(IPO)された。公開価格は1250円、公開株式数は115万株となっている。寄り付きの買い物から9時6分に公開価格を60円、4.8%上回る1310円で初値をつけ、初値後は1322円まで上値を伸ばしたあと公開価格近辺で売り買いが交錯している。

 公開価格が、仮条件の下限で決まり、業態も化粧品の商品企画、研究開発、販売とオールド・エコノミーに属し、さらに今3月期営業利益、経常利益が減益予想にあるが、公開価格がPER8倍台と割安で、資金吸収額も14億円超と比較的に中規模にとどまり、今期予想配当40円から公開価格換算で配当利回りが3.2%となることなどでカバーし穏当な初値形成につながった。

 同社は、企画・研究開発に特化し工場を持たないファブレス企業として、美容室、理容室、エステティックサロン向けに主成分を独自にバランス配合したナチュラル志向のスキンケア、ヘアケアの商品を展開、商品販売は代理店経由や自社ルートで行い、サロンが消費者にカウンセリング販売する。サロン向けには、同社が、多様なセミナー、体験会を開催して商品説明し、知識・技術を提供している。

 今3月期業績は、売り上げ43億6600万円(前期比5%増)、経常利益8億7000万円(同7%減)、純利益4億8000万円(同73%増)、1株利益155.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】ポールトゥウィン・ピット4連騰、3Q好決算に株式分割オン

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス(ポールHD)<3657>(東1)は、86円高の2734円と4日続伸し、10月9日につけた年初来高値2799円を射程圏に捉えている。前日12日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)の好決算と株式分割を同時に発表、歓迎して割安株買いと権利取りの買い物が増勢となっている。

 3Q業績は、前年同期比27%増収、51%営業増益、48%経常増益、47%純益増益と続伸し、9月に再上方修正した1月通期業績対比の利益進捗率は、78〜79%と目安の75%を上回るとともに、9カ月実績で前12月通期の年間利益をオーバーした。3Qのデバック・検証事業で、年末商戦向けに家庭用ゲームソフト、ソーシャルゲームのデバック受注が増加し、売り上げが前年同期比35%増、営業利益が57%増となったことが寄与した。

 1月通期業績は9月の再上方修正値に変更はなく、純利益は、9億7600万円(前期比49%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を目的に来年1月8日を基準日に1株を2株に分割する。

 株価は、今期業績の再上方修正で年初来高値まで買い進まれ、今年11月6日付けの東証1部指定替え承認では新株式発行(発行価格2427円)を伴ったことを嫌って2305円まで調整、調整幅の半値戻し水準までリバウンドした。PER12倍台の割安修正で全値戻しに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コロプラ<3668>(東マ)が、きょう13日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は3000円、公開株式数は145万2000株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ11時現在、公開価格を1800円、60%上回る4050円買い気配となっている。資金吸収額は43億円強とやや大きいが、公開価格は18倍台と相対的に割安で、スマートフォン向けのゲームアプリ提供を主力事業とする時流性の高い業態で、人気アプリを多数保有することを評価して、売り買い差し引き約41万株の買い物を集めている。

 12月に入って11日までのIPOは、すでに4社が上場され、このうち3社が、全般相場の上値が重い展開とは異なって、公開価格を上回る初値をつけるなど投資資金の回転が効いており、同社も、モバイル関連の主力株の一角として買い評価されている。

 同社は、スマートフォンを主軸にさまざまなサービスを展開、位置情報を活用するゲーム専用オープンプラットフォーム「コロプラ」を運営し、有力課金収入と広告収入を獲得、主力のゲームアプリでは、「秘宝探偵キャリー」、「コロニーな生活」などの人気タイトルを展開している。

 今9月期業績は、売り上げ99億9200万円(前期比97%増)、経常利益22億9100万円(同52%増)、純利益12億6000万円(同61%増)、1株利益162.9円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドバンスクリ分割落後高値に照準、連続増配に自己株式取得

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アドバンスクリエイト<8798>(JQS)は、昨年9月末の株式分割(1対100)権利落ち以来、長期にわたり800円台固めを継続してきたが、今9月期業績の2期ぶりの過去最高純利益更新、連続増配、自己株式取得などフォローの材料が満載であり、上方シフトを強めそうだ。まず昨年12月につけた分割落ち後高値945円奪回を目指そう。

 同社の今9月期業績は、売り上げ77億6000万円(前期比10%増)、経常利益13億2000万円(同25%増)、純利益7億5000万円(同31%増)と増収増益転換が予想され、純利益は、2011年9月期の過去最高(6億6500万円)を更新する。

 消費者が、実際に訪問した店舗で検討した保険商品をそこでは購入せず、同じ商品を安価なインターネット通販で購入する保険ショールーミング時代に対応して、保険比較サイト「保険市場」と実店舗「保険市場」のリアルとで連携し、最適なコンタクトポイントとして提携代理店287社、提携店舗414店、提携稼動募集人約5万4000人などを提供、さらにスマートフォン版をリニューアル、掲載商品が100商品を突破することなどが要因となる。

 配当は、前期に上場10周年記念配当5円を含めて年間35円(前々期実績は株式分割落ち前で3000円)と実質増配したが、今期は40円に連続増配する。

 自己株式取得は、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的として13万株(発行済み株式総数の1.23%)、1億円を上限としているが、着実に市場買い付けが進んでいる。
 PERは12倍台と割安で、分割落ち後高値奪回でもPER13倍台にしか過ぎず、買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:47 | 編集長の視点