[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (01/28)【編集長の視点】減額ファナックの急落響きハイテク株軒並み安、全般個別物色へ
記事一覧 (01/28)【編集長の視点】3日続伸のエスリードはTOB価格にサヤ寄せ
記事一覧 (01/28)【編集長の視点】日本プロセスは2Q上方修正、通期増益転換で高値再チャレンジ
記事一覧 (01/25)【編集長の視点】230円安の日電産、業績再減額・減配で見切り売り、下値模索
記事一覧 (01/25)【編集長の視点】急伸の小松ウオール、3度目の増額、再々上方修正銘柄を刺激
記事一覧 (01/25)【編集長の視点】反発のハブは2月期期末一括7500円の配当取り、PERも割安
記事一覧 (01/25)【編集長の視点】ジェイテックは3Q決算発表を先取り業績期待を強め高値挑戦
記事一覧 (01/24)【編集長の視点】安川電は値下り率1位、3Q業績減益転換で後続の決算発表に暗雲
記事一覧 (01/24)【編集長の視点】高値大幅更新のワコム、3回目の業績上方修正に増配、30万円へ
記事一覧 (01/24)【編集長の視点】急伸のKOA、3Q上方修正で割負け買い再燃,PBR0.5倍
記事一覧 (01/24)【編集長の視点】株式分割後堅調のデジタルハーツ、3Q発表で好業績見直しへ
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】キャンドゥは株式分割歓迎で内需割安株買いが再燃し高値を窺う
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】ヤーマン続落も類似企業IPO接近で美容家電株に関連株買い示唆
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】下方修正の総合メディカル続落、売り一巡すれば低PER注目も
記事一覧 (01/23)【編集長の視点】株価再発進近いリンテック、3Q発表後、次期増益評価
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】アジュバン、3Q実績が通期予想上回る好調、最高値更新、割安
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】極東証券4ケタ乗せに見る証券株の勢い、市況活況で業績期待高い
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】米久は三菱商のTOB価格にサヤ寄せしストップ高買い気配
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】敏感相場では海外売り上げ比率上位銘柄に業績・株価押し上げ効果
記事一覧 (01/21)【編集長の視点】 久世は3Q決算発表に期待を高め割安株買いで高値を窺う
2013年01月28日

【編集長の視点】減額ファナックの急落響きハイテク株軒並み安、全般個別物色へ

<マーケットトーク>

編集長の視点 ファナック<6954>(東1)は、780円安の1万3790円と急反落している。前週末25日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の下方修正を発表、減益率を悪化させて市場コンセンサスを下回ったことで利益確定売りが先行しており、為替相場が、1ドル=91円台と同社の今年1〜3月想定の為替レートより円安で推移していることにも反応薄となっている。

 ハイテク株では、前週末に日立ハイテクノロジーズ<8036>(東1)も、3Q決算とともに、3月通期業績の下方修正を発表しており、249円安の1718円と3営業日ぶりに急反落している。

 3月期決算会社の3Q業績発表は、今週から本格化するが、ファナック、日立ハイテクの業績下方修正、株価急落は、これをキッカケに期待されていた業績相場は、各銘柄の上方修正・下方修正の業績動向次第の個別物色となる可能性を示唆しているようだ。

 ファナックの業績減額は、昨年10月の予想値より売り上げを530億円、経常利益を270億円、純利益を200億円それぞれ引き下げ、純利益は、1160億円(前期比16%減)と前期の過去最高から減益転換し、市場コンセンサスを100億円強下回る。欧州債務問題による欧州市場低迷、急激な金融引き締めによる中国市場の冷え込み、歴史的な超円高による輸出環境の悪化、IT関連の設備投資減少など厳しい状況が続いているとして下方修正しており、1〜3月の為替レートは、1ドル=85円、1ユーロ=115円を前提にしており、現在の為替相場はこの想定レートより円安で推移している。

 株価は、中国景気低迷で1万2000円台の下値もみ合いが続き、野田前首相の解散・総選挙表明で底上げ、中国景気の底入れ期待や「アベノミクス」効果で上場来高値1万7130円まで買い進まれ高値調整をしていた。

 日立ハイテクも、昨年10月の今期業績の上方修正をテコに昨年8月につけた昨年来高値にあと59円と迫る2010円高値をつけ調整をしていた。下値再確認が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:13 | 編集長の視点

【編集長の視点】3日続伸のエスリードはTOB価格にサヤ寄せ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本エスリード<8877>(東1)は、45円高の995円と3営業日続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。前週末25日大引け後に森トラスト(東京都港区)が、同社株式を公開買い付け(TOB)すると発表、同社も賛同意見の表明と応募については株主の判断に委ねると取締役会決議をしたことから、TOB価格1000円へサヤ寄せ思惑を強めて買い増勢となっている。ただTOB価格にサプライズはなく、高寄りしたあとは売り買いが交錯、上昇幅は限定的にとどまっている。

 TOBは、昨年2月に資本提携し同社株式を32.33%保有する森トラストが、エスリードを連結子会社化することを目的としており、森トラストとエスリードの第2位の株主で同社創業者、社長でもある荒牧杉夫氏の親族が取締役を務める有限会社アラマキとの間で、アラマキの所有する全株式136万6656株(所有割合8.77%)についてTOBに応募することで合意している。

 連結子会社化によりエスリードが、森トラストのグループ企業の一員として事業を推進し、両社が培った経営ノウハウをより積極的に相互に提供、同社の成長・発展と企業価値の向上に資するとして賛同した。

 買い付け期間1月28日から3月11日までの30営業日、買い付け株式数は400万株、買い付け代金は40億円を予定、TOBは上場廃止を目的とするものではなく上限を設けており、TOB成立後も同社の上場は維持される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:58 | 編集長の視点

【編集長の視点】日本プロセスは2Q上方修正、通期増益転換で高値再チャレンジ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本プロセス<9651>(JQS)は、昨年12月27日に今5月期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、株価が昨年来高値926円まで急伸して往って来いとなっているが、2Q累計業績の上方修正と5月通期業績の2ケタ増益転換を見直し、割り負け修正で高値に再チャレンジする展開が想定される。

 同社は、「社会インフラ分野の安全・安心、快適・便利に貢献する」ことを経営ビジョンに火力発電所向け監視・制御システム、自動車向け制御システム、新幹線、在来線の鉄道向けなどの交通システムの開発をしており、2Q累計業績の上方修正は、このうち特定情報システムで危機管理分野の大型システム案件が順調に推移、前倒しで売り上げ計上したことが要因となった。

 特定情報システム部門の売り上げは、前年同期の1億3000万円から3億6800万円(前年同期比2.4倍)と大幅に増加し、売上高構成比率も7.4%から15.4%に倍増した。5月通期業績は期初予想に変更はないが、純利益は、2億200万円(前期比33%増)と増益転換を見込んでいる。配当も、配当性向50%以上をキープする配当政策に沿って30円の高水準を安定継続する。

 株価は、この2年来、800円台出没で下値固めを続け、昨年12月の2Q累計業績上方修正のような好材料が表面化すると直ぐに火がつき急伸する枯野状態にある。今後の自動車向け電動化案件、発電所・鉄道向けの海外展開強化で大型受注などの好材料が飛び出してくる可能性もあり、PBR0.5倍の割り負け水準から高値に再挑戦する展開も有力で、下値妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:12 | 編集長の視点
2013年01月25日

【編集長の視点】230円安の日電産、業績再減額・減配で見切り売り、下値模索

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 日本電産<6594>(大1)は、230円安の5040円と3日続落している。前日24日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算とともに、3月通期業績の再下方修正、期末配当の減配と自己株式取得の好悪両材料を発表したが、下方修正した3月通期業績が、市場コンセンサスを大きく下回り、前日の米国市場では同社ADR(預託証券)が、前日の大証終値に対して186円安(円換算値)で引けたことも響いて、リスク回避売りが増勢となっている。

 同社の3月通期業績は、昨年10月に下方修正されたが、その減額値よりさらに売り上げを300億円、継続事業税引前純利益を585億円、純利益を455億円それぞれ引き下げ、純利益は、45億円(前期比89%減)と大きく続落し、市場コンセンサスを300億円超下回る。

 パソコン、デジタルカメラ、液晶パネル製造装置関連の需要が3Q半ば以降に急激に減少し、第4四半期(4Q)以降も厳しい状況が続き、4Qに構造改革及びその他調整費用の計上を想定して再下方修正した。期末配当は、期初予想の50円を35円に引き下げ、年間80円(前期実績90円)へ減配する。

 一方、自己株式取得は、上限を300万株(発行済み株式総数の2.21%)、200億円、取得期間を1月25日から来年1月24日までとして実施する。

 株価は、昨年10月の下方修正でいったん悪材料織り込み済みとして5750円まで反発したが、円高進行で売り直され昨年来安値4550円まで調整した。同安値から円高修正で900円幅の底上げをし、5000円台固めを続けてきたが、再度の下値模索が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:32 | 編集長の視点

【編集長の視点】急伸の小松ウオール、3度目の増額、再々上方修正銘柄を刺激

<マーケットトーク>

編集長の視点 小松ウオール工業<7949>(東1)は、寄り付きの買い気配からストップ高寸前となる294円高の1690円まで買い進まれて続急伸し、連日の昨年来高値更新となっている。前日24日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示に合わせて、3月通期業績の3度目の上方修正と2度目の期末配当の増配を発表、好感して割安株買いが増勢となっている。

 同社の今期業績は、昨年7月、10月と2度上方修正され、その10月の増額値をさらに引き上げ、純利益は、13億5000万円から17億円(前期比2.6倍)に再々上方修正、20年ぶりに過去最高を更新する。首都圏の駅前再開発などの大型新築ビルの移転需要向けに積極的な営業活動を推進、受注が拡大したことが要因となっており、期末配当は、昨年7月に18円に引き上げたが、さらに25円に再増配、年間配当を40円(前期実績28円)と増配幅を拡大する。

 株価は、上方修正のたびに割安修正買いが拡大して上値を追い、10月に再増額では窓を開けて急伸、きょうの昨年来高値まで約6割高している。

 今3月期業績の3度目の業績上方修正をしたのは、同社株だけにとどまるものではない。ワコム<6727>(東1)は、1月23日に今3月期業績の3度目の上方修正をして、株価は、急続伸して昨年来高値を大幅に更新した。

 この2社の業績再々上方修正を考慮すると、これまで2度上方修正した銘柄は、3度目の上方修正も期待できることになり、株価急伸の引き金となる可能性があることになる。「2度あることは3度ある」でこれまで業績を再上方修正した国際石油開発帝石<1605>(東1)ジャパンパイル<5288>(東1)タツタ電線<5809>(東1)フォスター電機<6794>(東1)新明和工業<7224>(東1)東武鉄道<9001>(東1)などの3Q決算発表は、要注目となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 編集長の視点

【編集長の視点】反発のハブは2月期期末一括7500円の配当取り、PERも割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ハブ<3030>(JQS)は、2400円高の26万5900円と反発している。同社株は、月次売上高の堅調推移と今年1月11日に発表した今2月期第3四半期(3Q)の好決算をテコに29万3000円の戻り高値をつけ高値もみ合い中だが、2月期期末接近とともに増配した期末配当7500円の配当権利を取る買い物が下値に入っており、合わせて割安修正期待も高めている。

 期末配当の増配は、昨年7月に今期業績の上方修正と同時に発表された。業績増額とともに業績連動型で配当総額を経常利益の15%前後、かつ配当性向を50%以下とする配当政策に従って増配されたもので、前期実績・期初予想の6700円から7500円に引き上げられた。

 業績も、この上方修正後も好調に推移、3Q決算は、前年同期比12%増収、6%経常増益、22%純益増益と続伸し、上方修正した2月通期業績対比の利益進捗率は、81〜85%と目安の75%を上回った。前期末に新規出店を再開しており、全業態店で5店舗を出店し、HUB秋葉原店の増床、HUB日比谷店の全面改装などの積極店舗策を続け、サッカーなどのスポーツイベントの内容刷新、ハロウィーンイベントなどでSNS利用の販売促進策を展開したことなどが要因となった。2月通期業績は、上方修正通りに純利益を3億4000万円(前期比24%増)と連続の過去最高更新と見込んでいる。

 株価は、期末配当取りで株価が上ぶれる習性があり、昨年もこの期末配当取りをキッカケに昨年来高値33万9500円まで大きく上値を伸ばした。PER9倍台の割安修正にも拍車が掛かろう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:43 | 編集長の視点

【編集長の視点】ジェイテックは3Q決算発表を先取り業績期待を強め高値挑戦

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ジェイテック<2479>(JQG)は、今年2月1日に今3月期第四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、業績期待を高め昨年2月につけた昨年来高値2万5890円へ挑戦する展開も想定される。業績期待を高めているのは、同社が、昨年10月に今期第2四半期(2Q)累計業績を上方修正し、さらに昨年9月に株式を取得して子会社化したエル・ジェイ・エンジニアリングの早期寄与も予想されるためだ。

 2Q累計業績の上方修正は、技術職知財リース事業で自動車関連、情報処理関連などの顧客企業からの取引が増加して2年連続の増収となり、在籍テクノロジストの平均稼働率も96.2%と10ポイント向上、全般的な販管費の抑制に努めたことなどが要因となった。業績そのものは、前年同期比5%増収、37%経常増益、43%純益減益となった。

 3月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、4100万円(前期比20%増)と増益転換を予想しているが、同社には業績上ぶれ材料が潜在している。今年9月にLIXILグループ<5938>(東1)から4100万円で株式を取得したエル・ジェイ・エンジニアリングの寄与である。

 同社は、低層ビルから超高層ビルなどの建築物外装・内装関連の積算、設計、施工管理の受託業務と技術者派遣業務を展開しており、この子会社化により、機械・電気電子・ソフトウェア中心のジェイテックにとって、「建築分野」の新事業領域を付加するもので、耐震・リフォーム・復興需要などの取り込みが見込まれるからだ。

 同社は同子会社の業績への影響は精査中としており、3Q決算発表時に明らかになるとの期待につながっている。

 株価は、昨年10月の2Q累計業績上方修正で1万8600円をつけ、年明けとともにストップ高を交えて2万4600円まで上値を伸ばし、2万円台固めを続けている。年初来高値奪回から昨年2月につけた昨年来高値を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:35 | 編集長の視点
2013年01月24日

【編集長の視点】安川電は値下り率1位、3Q業績減益転換で後続の決算発表に暗雲

<マーケットトーク>

編集長の視点 安川電機<6506>(東1)は、寄り付きの売り気配から73円安の754円と売られ続急落している。東証第1部値下がり率ランキングのワーストワン(第1位)となっている。前日23日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、減益転換して昨年10月に下方修正した3月通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことから、今年1月22日につけた昨年来高値868円を前に利益確定売りとリスク回避売りが増勢となっている。

 3月期決算の3Q業績発表が、いよいよ始まったが、同社は、信越化学工業<4063>(東1)と並んで序盤に早期開示する常連株で、この決算動向とこれを受けた株価の反応が、決算発表をキッカケに業績相場がスタートするかどうかの試金石となってきた。とくにこの2年は、信越化より安川電の決算動向をより重視しシンボル株とする市場関係者も増えてきている。

 これは業績の好不調動向よりもその時々の市場を取り巻く金融情勢、政策支援が同社の株価に大きく影響したためだ。例えば、昨年1月の前期3Q決算発表では、前3月期業績を再下方修正したが、2月13日〜14日開催の日銀金融政策決定会合では追加金融緩和策は必至として悪材料出尽くし感を強め、実際の金融緩和策が「バレンタイン・プレゼント」となって株価は800円台を回復した。

 また昨年10月に今3月期第2四半期累計業績の上方修正と3月通期業績の下方修正との増減マチマチの業績修正を発表、株価は547円と下ぶれたものの、その後の解散総選挙、無期限金融緩和策を打ち出した「アベノミクス」により織り込み済みとして今年年初の昨年来高値まで6割高した。

 3Q業績は、前年同期比3%減収、34%経常減益、44%純益減益と落ち込み、通期業績対比の利益進捗率も、57〜55%と目安の75%を下回り、しかも円高の修正が続き、追加金融緩和策を決定後の減益転換決算発表となっただけに失望感を強め、これまで通りに業績相場展開のシンボル株となるか不透明感を強め、後続の決算発表に暗雲を投げ掛けている。

 3Q決算発表序盤で明24日発表予定の日本電産<6594>(東1)、29日発表の信越化ともども業績・株価動向が、業績相場の再発進・不発のシグナルとなるか注目されることになる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:39 | 編集長の視点

【編集長の視点】高値大幅更新のワコム、3回目の業績上方修正に増配、30万円へ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ワコム<6727>(東1)は、3万7000円高の29万8000円と急続伸し、前日23日につけた昨年来高値26万9500円を大幅に更新している。前日23日大引け後に今3月期の3回目の上方修正と期末配当の増配を発表、前2回の上方修正と同様に好感する買い物が増勢となっている。

 同社の今期業績は、昨年7月、10月と上方修正されたが、さらに上方修正した。10月の再増額値より売り上げを68億円、経常利益を10億円、純利益を6億7500万円それぞれ引き上げ、純利益は、48億円(前期比2.2倍)と大幅続伸し、5期ぶり過去最高更新の更新幅を拡大する。

 1月30日に発表を予定している今期第3四半期業績が堅調に推移し、第4四半期業績も、最近の円安傾向とコンポーネント事業の販売が、前回の再増額時予想を上回ることから再々上方修正した。為替レートは従来、1ドル=75円、1ユーロ=100円と想定していたが、2月1日以降は各85円、110円と円安方向で見直した。

 期末配当は、期初予想の3500円から4000円(前期実績3000円)に引き上げ、増配幅を拡大する。

 株価は、7月の業績増額で19万円台、10月の再増額で20万円台に乗せ、このところ持ち直している任天堂<7974>(大1)の関連人気も波及して高値を追った。PER評価では割高となるが、2008年6月高値28万6000円を一気に上抜いた勢いから2007年5月以来の30万円台回復に走ろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:31 | 編集長の視点

【編集長の視点】急伸のKOA、3Q上方修正で割負け買い再燃,PBR0.5倍

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 KOA<6999>(東1)は、28円高の719円と4日ぶりに急反発している。前日23日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の上方修正を発表、割り負け株買いが再燃している。

 同社の業績予想開示は、四半期決算発表時に次期四半期業績のみを公表してきた。3Q業績は、第2四半期(2Q)累計決算を開示した昨年10月に公表したが、その予想値を上方修正した。売り上げを2億300万円、経常利益を4億9100万円、純利益を3億5700万円それぞれ引き上げ、純利益は、11億3700万円(前年同期比18%減)と連続減益率を縮小する。

 主に為替レートが、前回10月の予想時より円安で推移し、3Q期末に急激な円安で2億4000万円の為替差益が発生したことが、上方修正要因となった。

 株価は今期1Q業績がほぼ期初予想通りとなって着地したことで750円高値をつけたが、2Q累計業績が予想を下回ったことで昨年来安値546円まで売られ、円高修正で底上げ、今年1月に770円をつけ700円台を出没していた。PBRは0.5倍と割り負けているだけに、1月高値抜け挑戦から上値を伸ばす展開が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:03 | 編集長の視点

【編集長の視点】株式分割後堅調のデジタルハーツ、3Q発表で好業績見直しへ

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 デジタルハーツ<3620>(東1)は、昨年9月末の株式分割権利落ち後に700円台出没の中段保ち合いが続いているが、今年2月1日予定の今3月期第3四半期決算(3Q)発表を前に、昨年11月の今期業績の上方修正、連続最高純益更新を見直し割安株買いが再燃する可能性があり、権利落ち高値更新からさらに上値を伸ばそう。

 同社の今期業績は、期初予想より売り上げを3億2300万円、経常利益を6100万円、純利益を2700万円それぞれ引き上げ、純利益は、5億9600万円(前期比35%増)と続伸し、前期の過去最高を連続更新する。

 ソフトウェアの不具合を検出するデバッグ事業が、コンシューマゲームリレーションで継続取引企業から安定受注が続き、ソーシャルゲーム向けでも、市場の拡大で開発タイトル数が増加、スマートフォンの多機能化でアプリ開発も活発化して好調に推移、昨年9月に新規に立ち上げた「ソフトウェア不具合検証保証サービス」で新たな顧客ニーズを開拓したことなどが要因となった。2月1日の3Q決算発表で、さらに上ぶれるか注目される。

 株価は、昨年6月、9月と2回の株式分割を実施する株主優遇策が続き、スンナリ分割権利を落とした。PERは13倍台と割安であり、権利落ち後高値抜けから一段高に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | 編集長の視点
2013年01月23日

【編集長の視点】キャンドゥは株式分割歓迎で内需割安株買いが再燃し高値を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 キャンドゥ<2698>(東1)は、1800円高の10万7900円と反発し昨年11月に顔合わせした昨年来高値10万9500円を射程圏に捉えている。前日22日大引け後に株式分割を発表、歓迎して分割権利取りと割安修正期待の買い物が再燃している。

 株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿い同社株式の売買単位を100株とするために実施する。5月31日を基準日に1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする単元株制度を6月1日を効力発生日として採用する。

 同社は、100円ショップ株として好業績を謳歌、デフレ関連株人気を背景に昨年来高値水準の10万円台で堅調に推移、脱デフレを目指す「アベノミクス」とは真逆の銘柄ポジションを占めている。株価は、今年1月15日に発表した前11月期業績が、期初予想を下ぶれて着地したことが響いて10万円台を試すもみ合いが続いた。今11月期純利益は、10億3400万円(前期比14%増)と連続の過去最高更新を予想していることもあり、株式分割歓迎でPER16倍台の割安修正も再燃、高値抜けから2006年7月高値12万円挑戦の目も出てきそうである。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:17 | 編集長の視点

【編集長の視点】ヤーマン続落も類似企業IPO接近で美容家電株に関連株買い示唆

<マーケットトーク>

編集長の視点 ヤーマン<6630>(東1)は、55円安の1210円と4営業日続落して始まっている。昨年来安値にあと40円と迫る昨年11月の1080円安値から200円幅のリバウンドをしており、この戻り場面で利益確定売りが続いている。

 ただこのもみ合い場面は、2月14日に同社と同業の理美容機器をインターネット販売するビューティーガレージ<3180>(東マ)が、新規上場される予定で、この前景気、IPO人気次第では関連して同社株に割安修正買いが再燃する可能性もあり要注目である。このところパナソニック<6752>(東1)が、経営再建の柱として白物家電と美容家電に注力、昨年来安値から底上げしており、同社株を含め美容家電株人気を牽引する展開も想定される。

 IPOは、2月13日から今年2013年分が再スタートするが、前日の日銀金融政策決定会合で、全般相場は、材料で尽くしとして調整色を強めていることから、上値のシコリのなさ、値動きの軽さなどを手掛かりに昨年12月に大きく盛り上がったIPO人気の再現期待も高まっている。

 このIPO株に一角を占めるビューティーガレージは、理美容室、エステサロン、ネイルサロンなどを主要顧客にインターネット通販により理美容機器や化粧品のオリジナル商品の物販事業や店舗設計事業、その他周辺ソリューション事業を展開している。仮条件が、明24日、公開価格が2月4日に各決定されるIPOスケジュールが進んでいるが、想定価格は、2150円と今4月期予想ベースでPER13倍台となっており、関連してヤーマンの6倍台の割安放置に注目が集まっている。

 ヤーマンは、家庭用美容機器、健康機器の通販事業を展開、業務向け中心のビューティーガレージとは守備範囲が異なっているが、「おうちエステ」をセールストークにして脱毛器、痩身アイテムなどで通販事業のトップを占めており、比較感が働いている。今4月期業績は、昨年11月に第2四半期(2Q)累計業績を下方修正したものの、通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、11億6700万円(前期比12%増)と連続の過去最高更新を予想している。株価は、2Q累計業績下方修正で悪材料出尽くしとして昨年11月安値から底上げしているが、PERはなお超割安にとどまっている。

 大幅赤字・無配転落したパナソニックも、昨年来安値から200円高し、美容サロン向けヘア化粧品を展開しているミルボン<4919>(東1)が、昨年来高値追いとなり、市販薬のネット通販を展開しているケンコーコム<3325>(東マ)が、ネット販売規制の違法判決で勝訴して連続してストップ高したことなども関連材料として加わり、関連株にはフォローの風が強まりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】下方修正の総合メディカル続落、売り一巡すれば低PER注目も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 総合メディカル<4775>(東1)は、142円安の2923円と急続落している。前日22日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、3月通期業績の下方修正を発表、市場コンセサスを下回ることから、内需関連株の業績堅調推移の期待が裏目に出て利益確定売りが増勢となっている。

 3月通期業績は、期初予想より売り上げを35億5200万円、経常利益を6億7400万円、純利益を3億3800万円それぞれ引き下げ、純利益は、25億3300万円(前期比1%増)と増益をキープして、連続の過去最高更新となるが、市場コンセンサスを3億円強下回る。

 3Q3カ月の業績は、地上デジタル放送移行に伴う特需の反動減が薄まり増収増益となったが、通期では、地デジ特需の反動減をカバーするために医師の転職・開業支援、薬局の新規出店などの増加を計画していたものが、開業支援件数や薬局の新規出店が計画を下回る見込みとなったことから下方修正した。

 株価は、期初の今期続伸予想業績が市場コンセンサスを下回るとして2651円と売られ、第2四半期累計業績の減益転換着地で再び2661円と調整してPBR1倍台割れでダブルボトムを形成、ここから底上げし昨年7月の戻り高値3060円を上抜き、昨年5月の昨年来高値3245円を視界に捉えていた。業績下方修正でもPERは8倍台と割安であり、下値では強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:12 | 編集長の視点

【編集長の視点】株価再発進近いリンテック、3Q発表後、次期増益評価

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 リンテック<7966>(東1)は、今年2月12日予定の今年3月期第3四半期(3Q)決算発表を前に1600円台固めを続けているが、この決算発表とともに、すでに今年1月17日に観測報道された3Q営業利益の前年同期比30%減を織り込み済みとして、同じく1月7日に来2014年3月期営業利益が、今期実績比20%増と増益転換が予想されたことをポジティブに評価、下げ過ぎ訂正買いに再発進する展開が有力である。

 同社の今期業績は、太陽電池用バックシートや液晶関連の粘着製品が期初予想の需要を下回って推移したことから伸び悩んで昨年11月に下方修正、営業利益を120億円(前期比11%減)、純利益を85億円(同1%減)と予想した。このため3Q業績も続落が観測され、営業利益は85億円(前年同期比30%減)とされており、3Q業績が、観測報道通りとなるか動向が注目されている。

 ただ続く2014年3月期営業利益は、スマ−トフォン向けのタッチパネルなどを強化することなどから今期実績見込み比30%増の145億円と観測されており、持ち直しの動きを強める見込みだ。

 株価は、業績下方修正や業績観測報道のたびに悪材料織り込み済みとして安値から反発する動きを強めた。PERは14倍台、PBRは0.9倍と下げ過ぎを示唆、さらに信用取り組みも薄めながら売り長となっている好需給も下値支持材料となっている。3Q決算発表とともに1株純資産水準の昨年2月高値1786円へのキャッチアップを強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | 編集長の視点
2013年01月21日

【編集長の視点】アジュバン、3Q実績が通期予想上回る好調、最高値更新、割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アジュバンコスメジャパン<4929>(東2)は一時、ストップ高寸前の295円高の1529円まで買い進まれて4営業日続伸し、昨年12月13日の新規株式公開(IPO)時につけた上場来高値1320円を大きく更新している。前週末18日大引け後にIPO後の初決算となる今3月期第3四半期(3Q)業績を発表、四半期決算は初作成となるため前年同期比較はないが、9カ月実績でIPO時予想の3月通期業績の12月予想利益を上回ったことをテコに直近IPO株人気を拡大し、割安株買いが増勢となっている。

 3Q業績は、売り上げが35億9500万円、経常利益が9億2700万円、純利益が5億3500万円となり、利益は、3月通期予想業績を5700万円〜5500万円オーバーした。スキンケア商品は伸び悩んだが、基礎シリーズのAEシリーズ5品が、2012年度モンドセレクション金賞を受賞、これをキッカケに商品認知度が高まり顧客獲得に貢献、昨年5月にリニューアルしたヘアケア商品のシリーズも好調に推移したことなどが要因となった。

 3月通期業績は、経営環境が不透明としてIPO時予想を変更せず、純利益は、4億8000万円(前期比74%増)と続伸を予想、配当も、年間40円(前期実績30円)と増配を予定している。

 株価は、公開価格1250円を60円、4%上回る1310円で初値をつけ上場来高値まで買い進まれたが、IPO人気の一巡で同安値1138円まで調整、公開価格を下回って推移してきた。PERは9倍台、配当利回りは2.6%となお割安であり、一段の上値追いをサポートしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | 編集長の視点

【編集長の視点】極東証券4ケタ乗せに見る証券株の勢い、市況活況で業績期待高い

<マーケットトーク>

編集長の視点 極東証券<8706>(東1)は、35円高の1014円と続急伸し連日、昨年来高値を更新、2007年12月以来6年ぶりに4ケタ台を回復している。前週末18日昼休み中に発表した今3月期第3四半期(3Q)の決算速報値が大幅続伸し、純利益が、前期の年間業績を上回って着地したことが引き続き買い材料で、年間配当も前期並み40円継続観測から高配当利回り買いも相乗している。

 同様に18日昼休み中に発表した3Q決算速報値が、大幅に黒字転換した水戸証券<8622>(東1)も、10円高の264円と続急伸し、今年1月4日につけた昨年来高値267円に肉薄している。

 証券株は、昨年11月14日の野田佳彦前首相の解散総選挙表明、安倍晋三首相(当時自民党総裁)の無制限金融緩和発言から、一気に円高修正が進んで業績上ぶれ期待を高め、日経平均株価は、今年1月15日につけた昨年来高値1万952円まで26%も上昇、この株価急騰が、新規投資家の新規参入、新規マネー流入も伴っていることから、業績期待を高め日経平均株価を上回るパフォーマンスとなった。

 なかでも業界トップの野村ホールディングス<8604>(東1)は、同期間に85%高と急伸しており、きょう21日は、利益確定売りで反落しているが、50%台の上昇率にとどまっている他の証券株との比較感を強めてサヤ寄せ思惑を強めている。

 極東証券の3Q業績は、前年同期比28%増収、90%経常増益、2.1倍純益増益と大幅続伸した。3月通期業績は、先行きの株式市場の市況は予測できないとして開示していないが、3Q9カ月の純利益が、すでに前期12カ月実績(20億200万円)を1億3000万円上回ったことから続伸が有力で、つれて未定としている期末配当・年間配当は40円と高水準が続くとみられている。配当利回りは、4%となお出遅れ顕著となるだけに、野村HD追撃の一番手の穴株候補にも浮上しそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:55 | 編集長の視点

【編集長の視点】米久は三菱商のTOB価格にサヤ寄せしストップ高買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 米久<2290>(東1)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ150円高の893円買い気配とストップ高、急続伸している。昨年10月につけた昨年来安値629円から底上げ、一気に同5月の昨年来高値899円にあと6円と肉薄している。

 前週末18日大引け後に三菱商事<8058>(東1)が、同社を連結子会社化する目的で株式公開買い付け(TOB)すると発表、TOB価格950円へのサヤ寄せ思惑を強め、売り買い差し引きで約1670万株と買い付け予定株式数に迫る大量の買い物が殺到している。

 TOBは、総合商社の機能を活かして広範な分野で多角的な事業を展開している三菱商が、国内外の飼料・畜産事業でも、世界的に穀物価格が高騰し採算性が悪化する環境下、コスト競争力とバリューチェーンを強化するためには持分法適用会社の米久との資本関係強化が必要とし、食肉生産事業の収益性の向上を図るために実施する。

 買い付け期間は、1月21日から2月20日までの22営業日、買い付け株式数は1858万4347株、買い付け代金は176億5500万円を予定、TOB成立後も上場は維持される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:53 | 編集長の視点

【編集長の視点】敏感相場では海外売り上げ比率上位銘柄に業績・株価押し上げ効果

<マーケットセンサー>

編集長の視点 まるで「マッチポンプ」か「政・党不一致」ではないか?今年1月16日の日経平均株価の急落と、18日の急反発の引き金となった「要人発言」である。16日は甘利明経済財政・再生担当大臣が、「過度の円安」を懸念する発言をしたのに次いで、石破茂自民党幹事長が、「円安で困る産業が出てくる」と円安をけん制し、菅官房長官の修正コメントにもかかわらず、円高修正が一服して日経平均株価が急落、18日は、今度はその当の甘利大臣が「まだ円高を修正する過程」と前言を翻して、日経平均は急反発したからだ。

 この「要人発言」の「マッチポンプ」は、かつて株式市場を騒がせた仕手相場の仕手本尊の常套手段を彷彿とさせるところがある。仕手本尊は、足手まといとなったチョウチン筋をふるい落とすために高値で突然、売り抜ける動きをみせたり、あるいは売りを誘って売り募った売り方を締め上げたりしたものである。まさか今回の「要人発言」が、そのような政策意図を持っていたり、同様な相場テクニックを駆使したとは、考え難いが、この「要人発言」で被害を受けた投資家も少なくないと想像されるのである。

 そう想像されるのは、東証株価指数(TOPIX)Core30の構成銘柄にアタックしていた投資家である。同指数構成の30銘柄のうち、今年1月に昨年来高値を更新した銘柄は、過半の16銘柄に達したが、このうち9銘柄が株不足でさらに6銘柄に逆日歩がついているのである。

 「要人発言」をキッカケこの売り方が、さらに高値で売り乗せているとしたら、それこそ目を覆いたくなるピンチとなるはずだ。売り方からすれば、為替相場を巡る「要人発言」により敏感、神経質となるとともに、次のヤマ場となるきょう21日から開催される日銀の金融政策決定会合での追加金融政策が、材料出尽くしで終わり、さらにほぼ同時にスタート3月期決算会社の4〜12月期(第3四半期、3Q)業績が、株価に織り込み済みと評価されることを切に祈っているはずである。

 昨年2月13日〜14日の日銀金融政策決定会合で決定された追加金融緩和策は、「バレンタイン・プレゼント」となって円高修正が進み、折からの3Q決算発表では3月通期業績の下方修正が相次いだが、それが逆に悪材料出尽くしとして株価は逆行高をした。売り方としたら、その悪夢に2度も苛まれるのは願い下げにしてほしい心境であろう。

 こうした売り方の恐れる相場シナリオが、正夢となるとしたら、もちろん相場の次のポイントは、日銀の追加金融緩和策を受けた為替相場の帰趨と、これに伴う3Q決算発表時の上方修正・下方修正の業績動向となる。為替が一段の円安に進むとすれば、これにより業績メリットを受ける銘柄の株価上昇に一段と弾みがつくのはいうまでもない。

 そこで今回の注目株としては、大手証券が、総売り上げに占める海外売り上げ比率の高い銘柄をスクリーニングしたなかから、このランク上位銘柄をぜひマークしておきたい。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:45 | 編集長の視点

【編集長の視点】 久世は3Q決算発表に期待を高め割安株買いで高値を窺う

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 久世<2708>(JQS)は、今年2月12日に今3月期第3四半期(3Q)決算の発表を予定しているが、この発表時に今期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正の際に据え置いた3月通期業績の上ぶれ期待を強めて昨年来高値710円を窺う展開が想定される。2Q累計業績を上方修正した昨年11月は、昨年来高値まで100円高しており、次の上値ターゲットとしては2006年7月につけた785円が意識されよう。

 同社の2Q累計業績は、経常利益が期初予想の1億3000万円から2億1000万円(前年同期比5.8倍)、純利益が3000万円から1億円(同2.6倍)へそれぞれ引き上げV字回復した。昨年2月に海老名、3月に墨田、目黒とそれぞれ営業所を開設、外食産業向けの食材卸事業の首都圏エリアでの営業を強化するとともに、中京圏での大手酒類販売業のサカツコーポレーションと業界を越えた業務提携を締結、自社ブランド商品のアイテム数拡大やニュージーランド子会社の生産本格化で食材製造事業も21%増と伸びたことなどが要因となった。

 この2Q累計業績の上方修正にもかかわらず、3月通期業績は、下期の原材料価格の上昇を想定して期初予想を据え置き、純利益は2億5000万円(前期比43%増)と見込んでいた。しかし、同社は、創業85周年の2020年3月期に売り上げ1000億円、営業利益20億円を目指す積極的な中期経営計画をスタートさせたばかりである。同計画では首都圏、中京圏、関西圏の3大都市圏でのシェアアップを主力戦略としている。首都圏食材市場(1兆7000億円)トップ・シェアの3.5%をさらにシェア・アップするとともに、全国シェア1.4%をさらに引き上げることを強力推進しており、2Q累計業績に次いで3月通期業績の上ぶれ、2001年3月期の過去最高純利益(2億7600万円)へのキャッチアップも期待される。

 株価は、2Q累計業績増額とともに25日移動平均線を下値支持ラインに上昇しているが、なおPERは10倍台、PBRは0.6倍と割安である。再度の100高に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | 編集長の視点