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[編集長の視点]の記事一覧
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記事一覧 (12/14)【編集長の視点】久世は6年5カ月ぶり高値に挑戦、2Q上方修正をテコに割安修正
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】株価6連騰にみる沖縄電力の実力、原発なく火力で年60円配当
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】新規公開のアジュバンは公開価格を4.8%上回る、低PER
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】ポールトゥウィン・ピット4連騰、3Q好決算に株式分割オン
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配
記事一覧 (12/13)【編集長の視点】アドバンスクリ分割落後高値に照準、連続増配に自己株式取得
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】グリー株価強い、IPO高人気で関連・類似銘柄に連想買いが増勢
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】GCAはもみ合いも権利付き最終日を前に株式分割・配当権利取りが再燃余地
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】東建コーポは3日続伸、2Qの2ケタ続伸業績を買い直して高値更新
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】三井ハイテックは高値から急反落、業績を一転して下方修正し失望売り
記事一覧 (12/12)【編集長の視点】エヌアイデイ株価4年来のフシ抜き快調、2000円挑戦も
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】タカラバイオの株価動き弱い、山中教授受賞式も材料出尽し感
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】あさひ6連騰、下方修正より期末増配に軍配、売方買戻しも
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】UMNは公開価格を8%下回る初値、大きい資金吸収額影響か
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】新規上場enishは公開価格を65%上回る買い気配、低PER
記事一覧 (12/11)【編集長の視点】コムチュアは2部上場高値奪回も通過点、上方修正と増配を見直す
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】東洋水産が反落、ヒット商品番付上位株は織込済か人気再加速か?
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】SUMCO下方修正でもストップ高、悪材料出尽し売方買い戻し
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】丹青社は高値更新、3Q業績が観測報道値を上回る、PER割安
記事一覧 (12/10)【編集長の視点】ミライアル1部指定替後の新高値、1月期配当は年70円に、割安
2012年12月14日

【編集長の視点】久世は6年5カ月ぶり高値に挑戦、2Q上方修正をテコに割安修正

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 久世<2708>(JQS)は、連日の年初来高値更新となっているが、年初来安値389円からわずか3カ月で6割高した勢いのままに、なお2006年7月高値785円奪回に直行しそうだ。11月12日に発表した今3月期第2四半期(2Q)累計業績の上方修正、V字回復が引き金となっての急騰であり、割安修正に弾みがつこう。

 同社の2Q累計業績は、今年2月に海老名営業所、4月に墨田営業所、目黒営業所を各開設して首都圏エリアでの積極的な営業展開を強化するとともに、中京圏エリア、関西圏エリアでの新規顧客の獲得や既存顧客の深耕を進めたことが奏効し期初予想を上方修正して着地した。経常利益は、期初予想より1億4000万円引き上げて2億1000万円(前年同期比5.8倍)、純利益は、7000万円引き上げて1億円(同2.6倍)とV字回復した。

 3月通期業績は、原材料価格の値上げを予測して慎重に期初予想を据え置いたが、それでも純利益は、2億5000万円(同43%増)と連続高変化する。

 株価は、この1年半にわたる400円台の100円幅のボックス圏を2Q累計業績上方修正で明確に上放れており、6年5カ月前の2006年7月高値が次の上値フシとして浮上してきている。同高値奪回でもPERは12倍台、PBRは0.7倍と割安であり、一通過点となる可能性も高い。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | 編集長の視点
2012年12月13日

【編集長の視点】株価6連騰にみる沖縄電力の実力、原発なく火力で年60円配当

<マーケットトーク>

編集長の視点 沖縄電力<9511>(東1)は、16円高の2538円と6営業日続伸している。原子力規制委員会が、12月10日に開催した評価会合で、日本原子力発電敦賀原発の2号機建屋直下に活断層がある可能性があると判断して廃炉となる公算が高まり、さらにきょう13日、明14日に3カ所目として東北電力<9506>(東1)の東通原子力発電所(青森県)の現地地盤調査を行うことなどから、電力各社の株価への下押し圧力が強まるなか、同社は、電源構成に唯一、原子力が含まれないことから、消去法的に割安株買いが続き、逆行高を鮮明化している。

 電力株は、昨年3月の東日本大震災による東京電力<9501>(東1)福島第1原子力発電所の事故以来、関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所以外の全原発が運転を停止し、燃料費負担増から業績が赤字転換、配当は無配継続、株価も安値低迷を余儀なくされてきた。

 この逆境下で電気料金の値上げや、16日に投開票日を迎える衆議院選挙で安倍自民党が政権を奪回、脱原発、卒原発から原発再稼動への政策転換が期待されるとして、株価は底上げ思惑が高まり、きょう13日も、全社株ほぼ続伸して始まっている。これに冷や水を浴びせるとみられるのが原子力規制委の敦賀原発の活断層判断やきょう13日からの東通原発の現地調査で、原発再稼動は遠のいたとして再度、売られる展開も想定される。

 沖縄電の電源は、石炭、石油の火力発電のみで構成されており、今3月期業績も安定的に推移している。今年7月に今期業績を燃料単価の下落を要因に上方修正し、その上方修正値を今度は10月に電灯電力量の減少を要因に下方修正した。純利益は、期初予想の33億円が57億円と上ぶれ、さらに47億円(前期比32%減)と下ぶれ連続減益となるが、大手電力株のように大幅赤字継続となるのとは異なっている。配当も、60円の安定継続を見込んでいる。

 株価は、7月の上方修正で窓を開けて2835円の戻り高値をつけ、10月の下方修正で2338円と売られたが、この調整幅の3分の1戻し水準でもみ合っている。電力株のなかで唯一、PER評価、配当利回りで買える銘柄として対照的に存在感を発揮しそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規公開のアジュバンは公開価格を4.8%上回る、低PER

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アジュバンコスメジャパン<4929>(東2)が、きょう13日に東証第2部に新規株式公開(IPO)された。公開価格は1250円、公開株式数は115万株となっている。寄り付きの買い物から9時6分に公開価格を60円、4.8%上回る1310円で初値をつけ、初値後は1322円まで上値を伸ばしたあと公開価格近辺で売り買いが交錯している。

 公開価格が、仮条件の下限で決まり、業態も化粧品の商品企画、研究開発、販売とオールド・エコノミーに属し、さらに今3月期営業利益、経常利益が減益予想にあるが、公開価格がPER8倍台と割安で、資金吸収額も14億円超と比較的に中規模にとどまり、今期予想配当40円から公開価格換算で配当利回りが3.2%となることなどでカバーし穏当な初値形成につながった。

 同社は、企画・研究開発に特化し工場を持たないファブレス企業として、美容室、理容室、エステティックサロン向けに主成分を独自にバランス配合したナチュラル志向のスキンケア、ヘアケアの商品を展開、商品販売は代理店経由や自社ルートで行い、サロンが消費者にカウンセリング販売する。サロン向けには、同社が、多様なセミナー、体験会を開催して商品説明し、知識・技術を提供している。

 今3月期業績は、売り上げ43億6600万円(前期比5%増)、経常利益8億7000万円(同7%減)、純利益4億8000万円(同73%増)、1株利益155.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:49 | 編集長の視点

【編集長の視点】ポールトゥウィン・ピット4連騰、3Q好決算に株式分割オン

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス(ポールHD)<3657>(東1)は、86円高の2734円と4日続伸し、10月9日につけた年初来高値2799円を射程圏に捉えている。前日12日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)の好決算と株式分割を同時に発表、歓迎して割安株買いと権利取りの買い物が増勢となっている。

 3Q業績は、前年同期比27%増収、51%営業増益、48%経常増益、47%純益増益と続伸し、9月に再上方修正した1月通期業績対比の利益進捗率は、78〜79%と目安の75%を上回るとともに、9カ月実績で前12月通期の年間利益をオーバーした。3Qのデバック・検証事業で、年末商戦向けに家庭用ゲームソフト、ソーシャルゲームのデバック受注が増加し、売り上げが前年同期比35%増、営業利益が57%増となったことが寄与した。

 1月通期業績は9月の再上方修正値に変更はなく、純利益は、9億7600万円(前期比49%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

 株式分割は、同社株式の投資単位当たりの金額を下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を目的に来年1月8日を基準日に1株を2株に分割する。

 株価は、今期業績の再上方修正で年初来高値まで買い進まれ、今年11月6日付けの東証1部指定替え承認では新株式発行(発行価格2427円)を伴ったことを嫌って2305円まで調整、調整幅の半値戻し水準までリバウンドした。PER12倍台の割安修正で全値戻しに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場のコロプラ、公開価格60%上回るは買い気配

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コロプラ<3668>(東マ)が、きょう13日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は3000円、公開株式数は145万2000株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ11時現在、公開価格を1800円、60%上回る4050円買い気配となっている。資金吸収額は43億円強とやや大きいが、公開価格は18倍台と相対的に割安で、スマートフォン向けのゲームアプリ提供を主力事業とする時流性の高い業態で、人気アプリを多数保有することを評価して、売り買い差し引き約41万株の買い物を集めている。

 12月に入って11日までのIPOは、すでに4社が上場され、このうち3社が、全般相場の上値が重い展開とは異なって、公開価格を上回る初値をつけるなど投資資金の回転が効いており、同社も、モバイル関連の主力株の一角として買い評価されている。

 同社は、スマートフォンを主軸にさまざまなサービスを展開、位置情報を活用するゲーム専用オープンプラットフォーム「コロプラ」を運営し、有力課金収入と広告収入を獲得、主力のゲームアプリでは、「秘宝探偵キャリー」、「コロニーな生活」などの人気タイトルを展開している。

 今9月期業績は、売り上げ99億9200万円(前期比97%増)、経常利益22億9100万円(同52%増)、純利益12億6000万円(同61%増)、1株利益162.9円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:14 | 編集長の視点

【編集長の視点】アドバンスクリ分割落後高値に照準、連続増配に自己株式取得

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 アドバンスクリエイト<8798>(JQS)は、昨年9月末の株式分割(1対100)権利落ち以来、長期にわたり800円台固めを継続してきたが、今9月期業績の2期ぶりの過去最高純利益更新、連続増配、自己株式取得などフォローの材料が満載であり、上方シフトを強めそうだ。まず昨年12月につけた分割落ち後高値945円奪回を目指そう。

 同社の今9月期業績は、売り上げ77億6000万円(前期比10%増)、経常利益13億2000万円(同25%増)、純利益7億5000万円(同31%増)と増収増益転換が予想され、純利益は、2011年9月期の過去最高(6億6500万円)を更新する。

 消費者が、実際に訪問した店舗で検討した保険商品をそこでは購入せず、同じ商品を安価なインターネット通販で購入する保険ショールーミング時代に対応して、保険比較サイト「保険市場」と実店舗「保険市場」のリアルとで連携し、最適なコンタクトポイントとして提携代理店287社、提携店舗414店、提携稼動募集人約5万4000人などを提供、さらにスマートフォン版をリニューアル、掲載商品が100商品を突破することなどが要因となる。

 配当は、前期に上場10周年記念配当5円を含めて年間35円(前々期実績は株式分割落ち前で3000円)と実質増配したが、今期は40円に連続増配する。

 自己株式取得は、機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的として13万株(発行済み株式総数の1.23%)、1億円を上限としているが、着実に市場買い付けが進んでいる。
 PERは12倍台と割安で、分割落ち後高値奪回でもPER13倍台にしか過ぎず、買い妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:47 | 編集長の視点
2012年12月12日

【編集長の視点】グリー株価強い、IPO高人気で関連・類似銘柄に連想買いが増勢

<マーケットトーク>

編集長の視点 グリー<3632>(東1)は、20円高の1495円と3日続伸のあと1450円台に調整している。前日11日にenish<3667>(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、上場初日は公開価格800円に対して買い気配値を切り上げたまま寄り付かず、きょう12日もさらに買い気配値をアップさせる高人気となっていることで、グリーに関連株人気が波及、割安株買いが増勢となっている。

 enishは、グリーが運営するソーシャルゲームプラットフォーム「GREE」で「ぼくのレストランII」、「ガルショ」などの経営シュミレーションゲームを提供しているほか、グリーが、enishの第2位の大株主となっているなど関係が密である。このグリーのenish保有株は、売却を制限するロックアップ条項付きとなっているが、株価が、公開価格から倍化した場合には同条項が解除されることになっており、enishのきょう9時30分現在の買い気配が、2116円とさらにアップし2.6倍なっているだけに関連思惑を強めている。

 12月のIPOは、同社株を含めて14社のラッシュが予定され、すでに上場した4社の初値動向は、3社が公開価格を上回り、1社が公開価格を下回る3勝1敗となり、平均初値倍率は、enishのきょう買い気配値を含めて、11月月間(4社IPO)の平均初値倍率の56.7%を上回る64.5%と高人気となっている。

 このためIPOの関連株、類似企業にIPO人気が波及する可能性があり、残り10社の関連株、類似企業への先回り買いも妙味があると観測されている。12月13日上場のコラプラ<3668>(東マ)、19日上場のモバイルクリエイト<3669>(東1)などのネット・ソーシャルアプリ株に類似するKLab<3656>(東1)モブキャスト<3664>(東マ)ガンホー・オンライン・エンターテインメント<3765>(JQS)サイバーエージェント<4751>(東マ)、20日上場の中古品のネット販売のシュッピン<3179>(東マ)と同業態のキタムラ<2719>(東2)コメ兵<2780>(東2)トレジャー・フアクトリー<3093>(東マ)、20日上場のユーグレナと微細藻ユーグレイ(和名・ミドリムシ)によるバイオ燃料を共同開発しているJXホールディングス<5020>(東1)などに注目が集まる展開も有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】GCAはもみ合いも権利付き最終日を前に株式分割・配当権利取りが再燃余地

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 GCAサヴィアングループ<2174>(東1)は12日、400円高の10万円まで上げて3日ぶりに反発したあと、700円安と売られるなど、11月1日に顔合わせした年初来高値10万9000円を前にもみ合いを続けている。同社株は、今年9月、10月と相次いで12月期期末配当の東証第1部指定替えの記念増配(1500円)の増配と、12月31日を基準日にした株式分割(1対100)を発表、この権利付き最終日12月25日が迫っていることから権利取りの買いと利益確定売りが交錯している。

 株式分割は、全国証券取引所が上場規程を改正、売買単位100株を義務付けたことに対応して実施、同時に100株を1単元とする単元株制度も採用する。記念配当は、今年9月6日に東証第1部に指定替えされたことから実施する。

 同社は、この指定替え後に平行して自己株式の消却、今期業績の上方修正、自己株式取得・立会外買付取引などの好材料を続いて発表している。

 業績上方修正は、日本企業の海外企業買収の活発化でM&Aアドバザリー事業で、複数のメガ案件の収益計上で売り上げが、期初予想より6億円上ぶれることが要因で、経常利益は、25億6400万円(前期比39%減)と減益転換率を縮め、純利益は、子会社合併による繰延税金資産計上で10億4000万円(同95%増)と大幅続伸する。

 株価は、東証1部指定替え承認以来の好材料続出で年初来高値まで5割台し10万円台固めを続けてきた。権利付き最終日まであと2週間、昨年8月高値13万4800円を目指す値幅効果も期待できそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】東建コーポは3日続伸、2Qの2ケタ続伸業績を買い直して高値更新

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 東建コーポレーション<1766>(東1)は12日、245円高の4445円まで上げて3日続伸し、12月7日につけた年初来高値4265円を更新している。12月4日に今4月期第2四半期(2Q)累計決算を発表、11月29日の上方修正通りに大幅続伸して着地したことを買い直し、内需割安株買いが増勢となっている。

 2Q累計業績は、前年同期比6%増収、17%経常増益、21%純益増益と期初の減益転換予想が増益転換した。建設事業では、受注促進キャンペーンや都市型戦略で利益率の高い高層物件や特注受注が増加して完成工事高が続伸し、不動産賃貸事業も、サブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)の管理物件数が増加し、賃貸建物の入居率が、前年同期比0.8%増の96.2%と高水準をキープ、家賃・管理料収入が増加したことなどが寄与した。

 3月通期業績は11月29日の上方修正値に変更はなく、純利益は、48億4800万円(前期比55%増)と増益転換を見込んでいる。

 株価は、今期業績の増益転換予想が市場コンセンサスを上回るとして3000円大台を回復、1株純資産3260円水準でのもみ合いから今期業績の上方修正で年初来高値追いとなった。なおPERは12倍台と割安で、信用取組も売り長で逆日歩がつく好需給となっており、この4年来の上値フシを払ったここからは、2008年7月高値5070円が次の上値ターゲットとなろう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:11 | 編集長の視点

【編集長の視点】三井ハイテックは高値から急反落、業績を一転して下方修正し失望売り

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 三井ハイテック<6966>(東1)は12日、75円安の574円まで下げて前日に高値引けでつけた年初来高値649円から急反落、5営業日ぶりに600円台を割っている。前日11日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、今年9月に上方修正した1月通期業績を一転して下方修正、黒字転換は確保するもののネガティブ・サプライズとなり、失望売りが先行している。

 1月通期業績は、9月の上方修正値より売り上げを30億円、経常利益を2億円、純利益を5000万円それぞれ引き下げ、経常利益は、16億円(前期は8500万円の黒字)と大幅続伸し、純利益は、17億5000万円(同15億7300万円の赤字)と黒字転換する。

 電子部品事業の主供給先の半導体業界の市況悪化で、第4四半期の売り上げが予想を下回り、利益を押し下げることが要因となっており、純利益は、タイの子会社で洪水被害に対応した損害保険の受取保険金8億5800万円を計上したことで下方修正幅を縮めた。

 株価は、9月の業績上方修正が復配幅の拡大を伴い、さらに自己株式取得が続いて年初来高値まで4割高した。業績下方修正でもPERは13倍台、PBRは0.6倍と下げ過ぎを示唆しており、売り長で逆日歩のつく信用好取組を背景に売り方がどう動くかが、今後の株価ポイントとなりそうだ。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:01 | 編集長の視点

【編集長の視点】エヌアイデイ株価4年来のフシ抜き快調、2000円挑戦も

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 エヌアイデイ<2349>(JQS)は、12月5日につけた年初来高値1569円を更新、1600円まで上値を伸ばしているが、この年初来高値は、4年来の上値フシを上抜くもので、売買高拡大を伴う割安修正の大出直りを加速、2008年3月以来の2000円大台挑戦の目も出てくる。

 同社の株価は、今年11月に今3月期業績を下方修正したが、この業績修正が逆に悪材料出尽くしとなって年初来高値まで150円高した。通期純利益は、期初予想の6億3000万円から5億円(前期比52%増)に引き下げられたが、大幅続伸を確保したことが引き金となった。

 業績下方修正は、グループ会社のNID東北の業績が、東日本大震災の影響が長引いて伸び悩み、一部の不採算プロジェクト発生、本社移転費用、金融関連の保有株の減損損失なども重なったことなどが一時的な要因となったが、主力の通信システム事業では、主力顧客のトヨタ、ソニー、NTT、パナソニックのグループ向けの受注が、順調に推移していることが寄与しており、さらに第5の事業の柱と位置付けている新規事業のAndoroid向けスマートフォン・アプリ「VALiBO」で、12月に3ブランドを追加提供、スマホの待受画面の新活用スタイルを提案することなども業績を押し上げる。

 株価は、年初来高値もみ合い場面を上ぶれたが、PERは12倍台、PBRは0.9倍、配当利回りは2.8%となお割安である。大直りで4年ぶりの2000円大台奪回に挑戦する展開も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:54 | 編集長の視点
2012年12月11日

【編集長の視点】タカラバイオの株価動き弱い、山中教授受賞式も材料出尽し感

<マーケットトーク>

編集長の視点 タカラバイオ<4974>(東マ)は、5円高の747円と小幅反発して始まったあと22円安と下げている。前日10日(日本時間11日0時30分)に山中伸弥京都大学教授が、スウェーデン・ストックホルムでノーベル授賞式に臨み、生理学・医学賞を受賞、テレビ各局、新聞各紙でこの授賞式の模様が伝えられたが、受賞対象となったiPS細胞開発の関連株人気は不発で、利益確定売りが優勢となっている。同様に関連株人気が続いたコスモ・バイオ<3386>(JQS)も、4900円安の12万9100円と続急落している。

 タカラバイオは、京都大学の特許を管理している「iPSアカデミアジャパン」からライセンスを受け、iPS細胞の作成受託サービスを展開しており、株価は、昨年10月の山中教授のノーベル受賞決定とともに窓を開けて年初来高値1010円までわずか半月で2.4倍化の短期大化けを演じた。

 コスモ・バイオも、再三のストップ高を交えて同高値20万3500円まで2.9倍化したことから、関連株買いは、両社株にとどまらず、新興市場の再生医療関連の大手製薬株や新興市場のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>(JQG)セルシード<7776>(JQG)、さらにiPS細胞自動培養装置関連の日立製作所<6501>(東1)、日本光電<6849>(東1)、川崎重工業<7012>(東1)、島津製作所<7701>(東1)ニコン<7731>(東1)などにまで物色が波及、全般調整相場のなかで逆行高セクターとして存在感を高めた。

 タカラバイオの株価は、その後、急騰幅の半値押し水準となる663円まで調整、米国企業への難病遺伝子検出の特許供与などを手掛かりに100円超幅のリバウンドをし三角保ち合いとなっている。授賞式前のテレビ・インタビューで山中教授は、iPS細胞の研究について「いま折り返し点を過ぎたところ。前半の基礎研究から後半の臨床研究・開発に入る」と実用化への進展を示唆しており、12月16日投開票の衆議院選挙後に全般相場が再波乱となった場合は、10月の急騰相場再現も想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:40 | 編集長の視点

【編集長の視点】あさひ6連騰、下方修正より期末増配に軍配、売方買戻しも

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 あさひ<3333>(東1)は、133円高の1339円と6営業日続伸している。前日10日大引け後に今2月期業績の「下方修正」と期末配当の「増配」を発表、好悪材料が綱引きとなったが、業績自体は、連続増益率を縮めるものの連続最高純利益更新に変わりはないとして、売り方の買い戻しを交えて割安株買いが増勢となっている。

 2月期業績は、期初予想より売り上げを36億9900万円、経常利益を9億6900万円、純利益を4億4900万円それぞれ引き下げ、純利益は、26億2600万円(前期比9%増)と連続増益率を縮小させるが、前期の過去最高は更新する。

 昨年の東日本大震災を契機とした急激な自転車需要の高まりの反動が続き、これをカバーするために広告宣伝活動を強化し、知名度は向上したものの、反動減を補うまでに至らず、第2四半期、第3四半期の実績を踏まえ、第4四半期の期初計画を見直して下方修正した。

 期末配当は、今期の売り上げ、利益とも連続過去最高更新に変わりがないとして2円を上乗せ、年間12円(前期実績10円)に増配する。

 株価は、今期の連続過去最高業績が市場コンセンサスを下回るとして年初来安値1073円まで売られ、その後の月次既存店売上高の連続マイナスや、業績の減益転換推移も、売り方の買い戻しが先行して1355円まで底上げし、1100円台を固めてきた。PERは13倍台と下げ過ぎを示唆し、信用取組も0.41倍と売り長となっており、この買い戻しも交錯し一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:29 | 編集長の視点

【編集長の視点】UMNは公開価格を8%下回る初値、大きい資金吸収額影響か

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 UMNファーマ(UMN)<4585>(東マ)が、きょう11日に東証マザーズにenish<3667>(東マ)と同時に新規株式公開(IPO)された。2銘柄同時上場は10月23日以来で、UMNの公開価格は1300円、公開株式数は393万3000株となっている。寄り付きから売り気配で始まり9時12分に公開価格を104円、8%下回る1196円で初値をつけ、その後は1173円まで売られ初値近辺で売り買いが交錯している。

 公開価格が仮条件の下限で決まり、業績も赤字を継続、新型インフルエンザなどのワクチン製造に独自の高技術を持つバイオ関連株としては、今年11月30日上場のジーンテクノサイエンス(GTS)<4584>(東マ)と共通だが、GTSの資金吸収額が、約12億円にとどまって公開価格を上回り初値を形成したのに対して、UMNの資金吸収額が、51億円強とやや大きいことなどが響き不調な初値形成につながった。公開価格割れの初値形成は、10月23日上場の三洋貿易<3176>(東2)以来となる。

 同社は、従来の製造方法と異なり、ワクチンの主成分となる遺伝子を昆虫細胞に感染させて目的タンパクを大量に発現させる独自技術のBEVSによりワクチンを開発・製造・販売している。独自に製造プラットフォームを保有して感染症予防ワクチンを中心として、季節性組換えインフルエンザHAワクチン、高病原性鳥インフルエンザの予防ワクチンなどの複数のパイプラインの開発を進めている。

 今12月期業績は、売り上げ1億円(前期比90%減)、経常利益26億900万円の赤字(前期は10億8000万円の赤字)、純利益19億9100万円の赤字(同4億7700万円の赤字)と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 編集長の視点

【編集長の視点】新規上場enishは公開価格を65%上回る買い気配、低PER

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 enish<3667>(東マ)が、きょう11日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)された。公開価格は800円、公開株式数は124万9000株となっている。寄り付きから買い気配値をアップさせ10時35分現在、公開価格を65%上回る1320円買い気配で売り買い差し引き約100万株と公開株式数に迫る大量の買い物を集める高人気となっている。

 公開価格がPER4倍台と超割安で、資金吸収額も10億円弱と比較的小規模にとどまり、インターネットを通じソーシャルアプリの企画・開発・提供を行う時流性のあるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)関連の業態が買い評価されているが、それ以上に買い手掛かりとなっているのが、同社の杉山全功社長が、ザッパラス<3770>(東1)を2005年にIPOに導き高人気株に育て上げた実績があることである。

 同社のソーシャルアプリは、グリー<3632>(東1)が運営する「GREE」を中心とした主要なソーシャルゲームプラットフォームを通じてサービスを提供しており、提供アプリも、「ぼくのレストランII」、「ガルショ」などの経営シュミレーションゲームや、料理バトルゲーム「料理の鉄人」などユニークなものになっている。

 今12月期業績は、売り上げ39億8500万円(前期比53%増)、経常利益5億8100万円(同11%増)、純利益3億4700万円(同16%増)、1株利益162.7円と予想している。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:21 | 編集長の視点

【編集長の視点】コムチュアは2部上場高値奪回も通過点、上方修正と増配を見直す

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 コムチュア<3844>(東2、JQS)は、今年11月16日に東証第2部に新規上場され、ジャスダック市場(スタンダード、JQS)との重複売買が続いていたが、12月19日にもJQS上場が廃止され、東証2部での単独売買がスタートすることを契機に一気に割安返上に動く展開が予想される。今3月期業績の上方修正、とくに第2四半期(2Q)累計業績は、2回も上方修正され、それとともに増配も発表しており、この再評価が強まるためである。

 同社の今期業績は、今年7月に2Q累計業績、3月通期業績を上方修正し、9月には2Q累計業績を再上方修正した。いずれの上方修正とも、クラウド&モバイル事業の拡大、ネットバンキングなどの金融分野や基幹系(ERP)システムの需要拡大、事業譲受による統合効果、さらにこの増収効果に高付加価値化、生産性向上による売上総利益率の改善が加わったことが要因となっており、3月通期純利益は、期初予想の3億1400万円から4億2500万円(前期比68%増)に引き上げ、増益率を拡大する。

 配当は、期末配当一本の15円だった年間配当を2Q配当を11円、期末配当を11円として年間22円(前期実績15円)と今年3月末実施の株式分割勘案で実質連続大幅増配する。

 株価は、今年11月9日の東証2部上場承認を好感して1257円高値をつけ、東証2部上場後は1126円高値から利益確定売りも交錯し980円まで調整して1000円台を出没している。PERは12倍台と割安であり、2部上場来高値を一通過点にまず上場承認後高値1257円高値奪回に進もう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:53 | 編集長の視点
2012年12月10日

【編集長の視点】東洋水産が反落、ヒット商品番付上位株は織込済か人気再加速か?

<マーケットトーク>

編集長の視点 東洋水産<2875>(東1)は、43円安の2338円と4営業日ぶりに反落している。前週末7日に電通<4324>(東1)が、電通総研の「話題注目商品2012」レポートを発表、各社・調査機関集計の今年のヒット商品番付が出揃い、ヒット番付で同社の即席袋麺「マルちゃん正麺」が上位にランクされたが、前週末7日ザラ場につけて年初来高値2389円水準で利益確定売りが先行している。

 「マルちゃん正麺」は、日経トレンディ誌の番付では、年間1億食の販売目標を8カ月で達成したとして第4位にランクされた。さらに年末にきては、即席袋麺市場で1970年代から首位を守ってきたサンヨー食品の「サッポロ一番」を上回ってトップの座を奪回する可能性があると観測報道され、株価が加速、高値追いとなった。

 電通総研のレポートでは、商品名ではなく「生麺タイプのインスタント袋麺」として17位にランクされ、ヒット理由として、自分が想定していたことを良い方向に裏切ってくれる「うれしい誤算」商品の代表と分析された。

 同レポートでは、「東京スカイツリー」も第2位にランクされ、日経トレンディ誌の番付1位に続く高位キープとなった。この運営会社の東武鉄道<9001>(東1)のきょう10日の株価は、4円安の428円と3営業日続落している。ランク上位銘柄は、ヒットがすでに過去のものとして株価に織り込み済みとなっているか、それとももう一度、番付上位ランクで認知度が高まり、再加速するか注目されることになる。

 消費不況・デフレ景気が長期化するなか、各社・調査機関のヒット番付上位に入った「東京駅」の東日本旅客鉄道<9020>(東1)、「パソコン用メガネ」のジェイアイエヌ<3046>(JQS)、「トクホ型コーラ」のキリンホールディングス<2503>(東1)、「iPS細胞」の新興市場のバイオ関連株などの動向からは目が離せない。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | 編集長の視点

【編集長の視点】SUMCO下方修正でもストップ高、悪材料出尽し売方買い戻し

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 SUMCO<3436>(東1)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ100円高の680円買い気配とストップ高、急反発している。前週末7日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算の開示とともに、1月通期業績の下方修正を発表、市場コンセンサスを下回ったが、黒字転換は確保したことから悪材料織り込み済みとして、売り方の買い戻しを交えて売り買い差し引き約330万株の買い物が集まっている。

 1月通期業績は、期初予想より売り上げを250億円、経常利益を25億円、純利益を20億円それぞれ引き下げ、純利益は、10億円(前期は843億6900万円の赤字)と黒字転換幅を縮小させ、市場コンセンサスに2億円強未達となる。

 同社の今期業績は、9月7日に開示した第2四半期(2Q)累計業績が、期初予想を上ぶれ大幅続伸して着地したが、3Qに始まった半導体用シリコンウェーハ市場の調整局面は、第4四半期も継続するとして下方修正した。

 株価は、2Q累計業績の上ぶれ着地と希望退職者の募集が綱引きして年初来安値480円まで調整、円高修正に加え、売り残、買い残とも300万株と厚く1倍を割り逆日歩のつく信用好需給から100円幅のリバウンドをした。戻り場面ではなお強弱感の対立が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:25 | 編集長の視点

【編集長の視点】丹青社は高値更新、3Q業績が観測報道値を上回る、PER割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 丹青社<9743>(東1)は、41円高の345円と急反発し、12月6日につけた年初来高値319円を更新している。高値更新後も、東証第1部値上がり率ランキングのトップ10上位にランクインする高人気が続いている。

 前週末7日大引け後に今1月期第3四半期(3Q)決算を発表、12月1日の観測報道値を上回り大幅続伸して、通期予想業績を既に大幅に上回って着地したことが引き金になって低位値ごろの割安株買いが再燃している。

 3Q業績は、営業利益が観測報道値を約5億円上回り、前年同期比1%減収、77%営業増益、72%経常増益、93%純益増益と大きく伸び、利益は、通期業績をいずれも約9億円上回った。

 「渋谷ヒカリエ」などの大型商業施設の開業に伴い内装工事が拡大、好決算要因として寄与した。3Q業績は、すでに通期業績をオーバーしたが、今後の見通しではなお不確定要素も多いとして、1月通期業績は、期初予想を変更せず、純利益は、9億4000万円(前期比64%増)とV字回復を見込んでいる。

 株価は、今期第2四半期累計業績の上方修正で271円高値まで買われ、2Q累計業績の発表とともに材料出尽くし感を強めて往って来いの調整となり、業績観測報道とともに年初来高値まで上値を伸ばした。PERは9倍台、PBRは0.7倍と割安であり、昨年3月以来の400円台回復が次の上値フシとして意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:15 | 編集長の視点

【編集長の視点】ミライアル1部指定替後の新高値、1月期配当は年70円に、割安

<銘柄ウオッチ>

編集長の視点 ミライアル<4238>(東1)は、56円高の1712円と急反発し、11月13日につけた東証1部指定替え後高値1680円を更新している。前週末7日大引け後の今1月期第3四半期(3Q)決算とともに、今1月期期末に東証第1部指定替え記念増配を発表、3Q決算も、高利益進捗率を示したことを評価して割安修正買いが再燃している。

 記念増配は、同社が11月19日に東証第1部に指定替えされたことを受けて期末に10円として実施、普通配当30円と合わせて40円とし、年間配当を70円(前期実績60円)へ増配する。

 一方、3Q業績は、前年同期比0.6%増収、4%経常減益、16%純益増益と増減マチマチとなったが、期初予想の通期業績対比の利益進捗率は、86〜96%と目安の75%を大きく上回った。半導体業界は、スマートフォンやタブレット端末の出荷増で回復傾向が続き、同社主力製品の300ミリシリコンウエハ容器「FOSB」が、前年度後半からの在庫調整局面が一段落し、受注増加によって売り上げが堅調に推移したことが要因となった。

 1月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、12億4000万円(前期比8%減)と見込んでいる。

 株価は、今期第2四半期累計業績が期初予想を上ぶれて増益転換して着地し、東証第1部指定替え承認が続き、指定替えに際して新株式発行などの株主価値の希薄化材料を伴わなかったことで年初来高値まで400円高、スピード調整をしていた。PER13倍台、PBR1倍ソコソコの割安修正で上値追いに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:10 | 編集長の視点