[菜々美のマーケットにつぶやき]の記事一覧
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記事一覧 (01/01)【菜々美のマーケットにつぶやき】国策となった地方再生
記事一覧 (09/16)【菜々美のマーケットにつぶやき】衆議院選挙を睨んだ動き始まる
記事一覧 (04/17)【菜々美のマーケットにつぶやき】金融界はフローよりストックのニーズも
記事一覧 (03/06)【菜々美のマーケットにつぶやき】低調な今の売買代金はNISAの門出には最適
記事一覧 (01/04)【菜々美のマーケットにつぶやき】2014年は個人投資家参加の予感
記事一覧 (11/09)【菜々美のマーケットにつぶやき】上場後わずか半年での減額修正、それはないでしょ!
記事一覧 (10/20)【菜々美のマーケットにつぶやき】アメリカ量的緩和を真似る日本型の限界
記事一覧 (08/11)【菜々美のマーケットにつぶやき】NISAに思う、本当に1人1口座?1人120万円でもいいのでは・・・
記事一覧 (06/07)【菜々美のマーケットにつぶやき】外国人投資家の売りは一部にすぎない、選挙で勝利なら再び買い姿勢強めることも
記事一覧 (05/04)【菜々美のマーケットにつぶやき】バブルの懸念は分かるが、90年に比べるとまったく心配ない
記事一覧 (04/13)【菜々美のマーケットにつぶやき】空売り筋を震え上がらせた日銀総裁、果たしてその行方は
記事一覧 (03/10)【菜々美のマーケットにつぶやき】女性は長所と欠点をわきまえて株投資と向き合おう
記事一覧 (01/25)【菜々美のマーケットにつぶやき】総理の表情に見る女性票の行方を思う
記事一覧 (01/09)【菜々美のマーケットにつぶやき】日本人のDNAを見直して良いところに磨きをかける
記事一覧 (12/17)【菜々美のマーケットにつぶやき】株式マーケットの再生を思う、保有期間に応じた配当金も一策では
記事一覧 (12/02)【菜々美のマーケットにつぶやき】名目的相場と実質的相場で思うこと
記事一覧 (11/15)【菜々美のマーケットにつぶやき】不発の復興関連株に思うこと
記事一覧 (11/03)【菜々美のマーケットにつぶやき】マーケットはパチンコ状態でよいのでしょうか
記事一覧 (10/28)【菜々美のマーケットにつぶやき】コード番号01より元気のよい銘柄
2015年01月01日

【菜々美のマーケットにつぶやき】国策となった地方再生

■地方銘柄登場の楽しみ、東京圏マンション等は選別が必要も

菜々美のマーケットにつぶやき 『本当かしら、リップサービスではないの』、と当初は思っていましたが、どうやら安倍政権の『地方再生』は本気のようです。

 都23区から企業が地方に移転する際、社屋建設や新規雇用に対し税制で優遇するほか地方の名産品開発・販売に対しても支援が予定されています。
全国各地に『ゆるキャラ』が誕生し人気となっているように、また、各地のサッカーチームが活躍しているように、きっかけさえあれば地方は躍動します。商品など産業面の元気が加われば日本列島はおもしろくなりそうです。

 『地方にあって東京に無いもの』は、美しい『自然』であり、『伝統文化』です。最近は、東京に持ち込む地方のお祭りなども目立ちますが、やはり本場の雰囲気の中での催事は見応えがあります。やはり、『本場力』は強いのです。

 東京圏内でも、この冬は、各地域で工夫が目を引きました。たとえば、目黒川は春の桜で有名ですが、この冬から両岸の桜並木をLED照明で飾ったところ、あまりの多くの見物者で急遽、土日の照明を中止し平日の夜だけにしたほどです。昨年までは、寒い川風の中、訪れる人はほとんどいなかったことと比べると様変わりです。川、桜、レストランという中目黒の持っている素材を活かして成功したよいケースです。

 かつては、栃木県に首都を移転するという話もありました。今回は、こうした首都移転とか官公庁の機能を分散移転といった話はまったくありません。地方の持っている魅力を引き出し地方自らを元気にするという、地方に
 
 自信を持ってもらうという政策といえるのではないでしょうか。

 もちろん、地方再生には時間はかかると思います。しかし、地方再生が、『国策』となった以上、東京一極集中是正は進むはずです。ネットの進んでいる今日では地方に居ることによる情報面でのハンディは小さくなっています。株式マーケットでは、これから地方銘柄が登場することと思います。一方、東京圏のマンションなどは長い目で見れば人気が薄らいで行く可能性はあります。『国策には逆らうな』という言葉を頭に置いおくことが大切のようです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:34 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2014年09月16日

【菜々美のマーケットにつぶやき】衆議院選挙を睨んだ動き始まる

■すでに、次の衆議院選挙を睨んだ動きが始まっています、消費税10%はなんとしてもやりたいハラです

菜々美のマーケットにつぶやき 2014年9月、安倍改造内閣がスタートしました。政府自身もマーケットも、『アベノミクス第2章』という位置づけです。では、第1章と第2章は、どう違うのでしょうか。

 まず、大きく違うのは株価位置です。第1章は日経平均でみれば9300円台でのスタートでしたが、第2章では1万5900円台です。第2章では第1章に比べ約7割も高い発射台です。この点は、今後の相場を見る上で楽観できないところです。

 超金融緩和→円安→株高による心理効果と資産効果→景気回復→企業々績向上→株価上昇という好循環を狙った政策がアベノミクス第1章でした。この第1章の中で消費税8%を実施しました。

■アベノミクス第2章は高い発射台からのスタート

 さて、第2章はどこに特徴があるのでしょうか。足元では、消費税の影響で4〜6月のGDPはかなり落ち込み景気は黄色信号です。それでも企業々績が日経平均の1株利益でみてれば2015年3月頃の580円ていどが足元では1030円程度で推移し堅調です。この点は第1章と第2章の大きな違いです。マクロは黄色信号でもミクロは青色信号です。これが、日経平均の1万6000円近い高水準をキープしている最大の理由です。米国の金利引上げ見通しから、「円安」も第1章時点を上回っています。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:05 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2014年04月17日

【菜々美のマーケットにつぶやき】金融界はフローよりストックのニーズも

菜々美のマーケットにつぶやき ロボットが将棋でプロをやりこめる時代となっています。介護ロボットも登場しています。福島の原発処理では人の近づけないところで作業ロボットが実力を発揮しています。

 日本の得意とする光学機器やコンピュータがロボットを根底で支えていることは間違いないところです。でも、コンピュータやロボットがあまりにも発達し過ぎて人の分野にまで入り込んでくるとなると、少々、考えものです。

 人はコンピュータほど賢くないかもしれませんが、正しいことも、そして間違った行いをするのが人間です。人の領域まで踏込みすぎては人間否定となってしまいます。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:00 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2014年03月06日

【菜々美のマーケットにつぶやき】低調な今の売買代金はNISAの門出には最適

菜々美のマーケットにつぶやき 期待された年初からの株式マーケットは、3月5日時点で41日間の営業日のうち売買代金3兆円台が4回、2兆円割れが10回となり盛り上がりに欠ける展開となっています。原因はマーケットの主役である外国人投資家、なかでもアメリカの投資家が日本株に出ていないからです。

 彼らの心中を察するに消費税の影響を抱えた日本株にはこの時点では強気になれないということでしょう。さらに、同盟国である日本と韓国に仲良くしてもらいたいのに意に反するような行動にアメリカ政府が苛立っていることを受けてアメリカの機関投資家は様子見を決め込んでいるという姿ではないでしょうか。

 この先、消費税の影響度合いがはっきりするまでには今年夏頃まで時間がかかりそうです。ただ、わたしは消費税の影響は日本全体としてはあるていど影響を受けるとしても上場企業の業績ベースでは影響は小さいだろうとみています。最近は海外売上比率が多いこともあります。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:51 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2014年01月04日

【菜々美のマーケットにつぶやき】2014年は個人投資家参加の予感

■投資環境は整っている、生活防衛は「短期倍場」で

菜々美のマーケットにつぶやき 株式投資において、行き着くところは、『何を買うか』、『どこで買って、どこで売るか』、ということに尽きるのではないでしょうか。もちろん、商売も同じです。ビジネスの場合でも、仕組が株に比べて複雑ということはありますが、やはり、『安く作り、あるいは安く仕入れて高く売る』という行為は全く同じです。

 とくに、ビジネスと株投資の最大の違いは、株の場合、個人一人でやれることです。自宅のパソコンあるいは街角に立ち止まってスマホでの売買も可能です。一人でもやれるビジネスはあるでしょうが、相手との交渉や法律問題などけっこう面倒です。しかも、資金投入→回収まで、かなりの時間が必要です。株の場合、人との面倒な交渉を介さないで自らの手持資金を投じて直ちに結果を得ることができます。

 しかも、マーケットは、日々、2兆円規模の株式売買代金があり、換金性に優れています。とくに、強調したいことは、個人が自由に参加できる、2兆円規模の大きいマーケットは他にはないということです。

 しかし、現実は日々の売買代金2兆円のうち、個人投資家の比率はわずか約3割にすぎません。昔と違って、@売買手数料が安い、A売買回数の制限がなくなった、B証券会社の営業社員を通さないでパソコンやスマホなどで売買ができる、C情報がかつてのように一部の大手に独占されるのではなく東証の情報開示システムでスマホなどで公平に見ることができる〜など、個人にとって様変わりの投資環境になっています。

 言いたいことは、株は、『昔のように、ひと握りの人だけが、いいおもいをする』、のではなくなっているということです。私たちは資本主義、市場主義の社会で暮らしているのですから、株のベースとなっている企業が社会でどのような活動をしているかは意識しなくても理解できているはずです。比較的すんなり株投資に入って行けるはずです。

 日本には株式会社の名を持つプレーヤーは約200万社、そのうち、上場しているのは約3400社〜3500社です。上場企業は試合に参加できる背番号をもった会社であり、すばらしいスタジアムで試合ができる選手なのです。その選ばれた選手の中から私たちは、どの選手を贔屓(ひいき)にするかです。

 贔屓にする、即ち、投資する場合には、@自分の好みのサッカーチームを選ぶように好みの銘柄を選ぶ、A世界や国内の社会で起きていることをヒントとして恩恵を受けそうな銘柄を選ぶ、B東証の決算等の重要情報発表から選ぶ、Cマーケット内の人気的要因等から選ぶ〜などがあるでしょう。 もちろん、親しい会社の経営者などからの極秘情報で投資することはご法度です。それを許したら、またマーケットは昔に帰ってしまいます。この点さえ守れば、個人の売買は自由です。

 情報と株価の関係で大切なことは、『業績情報』に対する意識です。昔は業績が株価にとって全てでした。昔は、現在のように四半期決算の発表がなく、また、セグメントといわれる部門別の売上及び利益状況の公表もありませんでした。今は実に詳細です。投資家に自己責任を求める見返りに監督当局は詳しい情報公開を企業に課しています。

 昔は企業業績に対し幹事証券等の情報が駆け巡って不穏な株価形成もあったようですが、現在は東証での公表情報が全てです。もちろん、企業がニセの情報を公開すれば上場廃止や経営者への損害賠償が待ち受けています。したがって、業績は東証で四半期ごとに発表される公式情報を基本として投資先を決めることで十分です。もちろん、景気が良い悪い、あるいは気象などによって企業の業績が変動しそうだと各人が予想して投資することは自由です。

 まだ言いたいことはありますが、こうした流れから言えることは、『個人投資家が主役の時代』がやって来ているといえることです。1%にも満たない預貯金々利で、しかも生活品物価の上がり始めた今日、預金だけでは目減りします。株は昔のような悪いもの、怖いものではなくなっています。とくに、昔は短期売買は『悪』と言われてきましたが、むしろ、社会変化の激しい今日では、個人にとって『短期投資こそ有効』といえる時代ではないでしょうか。

 ことしからスタートのNISAにも個人投資家への熱い思いが込められていると思います。そして、冒頭の「何を買うか」ということに対するヒントとして今年からスタートする新指数『JPX日経400』があります。世界初のROE(株主資本利益)をベースとした400銘柄です。つまり、上場3500社の中で世界においてプレーできる選ばれた銘柄ということです。「お墨付き銘柄」ですから年間を通して安心して投資できます。

 と同時に、「どこで売買するか」ということでは、400銘柄のPER比較やチャートを活用することが有効でしょう。個人の投資が増えれば、資産効果も期待されアメリカのように景気政策にも幅が加わることになります。今年は個人投資家の時代が到来する予感です。(生活&経済ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:40 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年11月09日

【菜々美のマーケットにつぶやき】上場後わずか半年での減額修正、それはないでしょ!

菜々美のマーケットにつぶやき 辛口ばかりのコメントですが、今回も、一つ苦言を。このところ、新規公開銘柄が増えていますが、個人投資家の立場では、上場時の幹事証券、取引所のチエックが甘いのではないかと思われます。

 典型例が、事前人気が高く注目度の高かったサントリー食品インターナショナル(コード番号2587)です。今年7月の上場時から、わずか半年で減額修正です。『それはないでしょう』と言いたくなるのは私だけではないと思います。

 修正の理由を読み返してみました。大地震といった予測不可能なことではなく、国内では競合が激化、国際的には欧州での激しい経済環境の影響と記してあります。でも、これって、半年前以前から続いていることで、経営者なら分かり切っていることだと思います。

 もちろん、すでに上場している企業においても減額修正はあるわけですが、同社の場合、マーケットに初登場のおめでたい一大イベントですよ。何か裏があるのだろうかと勘ぐられても仕方ないと思われます。イメージを悪くしたと思いますし、社の歴史にも汚点を残したと思います。

 株価は7月3日に3120円でスタートして、12日に3785円まで買われ好スタートでした。しかし、10月9日には3090円と急落です。新規上場銘柄には、必ずといってよいほど好人気スタートの反動はつきものであることは認めます。とはいえ、同社株の場合、初舞台で初顔見世です。そこで、わずか半年で減額、株価急落はないと思います。

 少しだけでも高い株価でスタートさせたい気持ちがあったのかどうかは分かりませんが、これからも上場後の短期間に減額修正ということが続くようならマーケットへの不信感となります。審査する人はプロ、株を買う個人は素人であることを忘れないで欲しいものです。(生活経済ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:19 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年10月20日

【菜々美のマーケットにつぶやき】アメリカ量的緩和を真似る日本型の限界

■日本は株保有少なく、消費効果小さい、間接金融に限界も

菜々美のマーケットにつぶやき 安倍政権が誕生してまもなく1年となります。TPOIX(東証株価指数)は、昨年1月の718ポイントから今年5月に1289ポイントまで79.5%上昇しました。日経平均も大きく上昇していますが、日経平均は値動きの激しい限られた銘柄によるところが大きいといえます。その点、TOPIXは全銘柄が対象となっていますから株の保有者にはフトコロが大いに潤ったといえます。

 この点において、『アベノミクス第1ステージ』は成果があったったと言えるでしょう。しかし、これから先、株高効果には限界があることを指摘しておきたいと思います。アメリカは量的金融緩和の効果が景気に好効果となりましたが、同じような効果を日本に期待することは難しいとみています。

 一番の理由は日本の家計が預貯金偏重だからです。約1600兆円の家計金融資産のうち大半は預貯金で、投信を含めた株式関係は12%ていどにしかすぎません。数10%のアメリカと比べて非常に小さいのです。

 このため、金融緩和による株高を演出してもアメリカと同じような景気への効果は見込めません。日本では一握りの人しか株式投資をやっていないからです。しかも、株保有者の多くは高齢化で消費には慎重です。

 恐らく、このあたりのことは外国人投資家は見抜いているものと思われます。日本が長い間、銀行優遇の間接金融政策を重視してきたためです。そのことは、『国債消化』には都合がよかったでしょうが、資本主義・市場主義を標榜する日本としては片肺飛行のようなものです。真の資本主義体制とは言えないのではないでしょうか。

 しかも、既に、日本の国債を含む借金は1000兆円規模に膨らんでいます。さすがに国民も自分たちが貯貯金に励んだお金が国債に回り、もうこれ以上は危険であることは知っています。

 国内で国債が消化できなければ外国に買ってもらうしかありません。そうなれば、ユーロ危機やこんどのアメリカの財政危機でどういうことになるかです。

 アメリカ型の量的金融緩和→株高→景気浮上、を狙うのなら、資本主義の中心である株式投資に本気で取組む必要があるのではないでしょうか。

 預貯金増加→金融機関の国債購入→公共投資増加→景気浮揚、日本型の政策には限界が来ているように思われて仕方ありません。(生活経済ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:40 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年08月11日

【菜々美のマーケットにつぶやき】NISAに思う、本当に1人1口座?1人120万円でもいいのでは・・・

菜々美のマーケットにつぶやき 株式マーケットは5月ころまでの賑わいが足元ではウソのような変わりかたです。売買代金は一時の5兆8000億円規模から2兆円ていどまで半減しています。

 春先に大量に日本株を買い越していた外国人投資家が様子を見ているため日本の投資家だけではどうしようもないといったところでしょう。その外国人投資家は、単にサマーバカンスという理由でマーケットに出ていないということではなさそうです。「消費税」の行方を見守っているのではないでしょうか。

 なにしろ、日本の国の借金は1000兆円規模でGDPの2倍を超え、先進国では最悪なのですから。財政再建が進まないとエジプトのようなになって、日本の株を持っているどころの話ではなくなってしまう心配があります。その意味では9月の消費税が予定通りに引き上げ決定となるか、あるいは毎年1%ずつの引き上げとなるか、さらに延期となるのかが、とくに外国人投資家の注目点だろうと思います。

 一方で外国人投資家に頼らないで「日本人投資家による日本の相場」を少しでも盛り上げたいということで、『NISA』(少額投資非課税制度)による金融機関への口座開設が始まっています。2013年末で株式売買益、配当金、投信分配金などへの課税が10%から20%となることに代わって来年1月からスタートします。

 2023年までの10年間、口座開設ができます。ただ、毎年100万円までの投資額となっており、その投資額に対し株式売買益、配当金、分配金が5年間無税となります。親権者の同意があれば未成年者も口座開設は可能なようです。

 わたしも、口座開設をしました。地元の地方銀行にしようか、証券会社にしようかと少し悩みましたが、結局、利息の少ない地方銀行ではなく好配当利回りが対象となる証券会社にしました。

 ただ、そのとき思ったことは、地銀にも開設したらどうなるのだろうか、ということでした。証券会社の窓口では、「どこかほかに開設されましたか」とは聞かれなかったからです。株を購入する場合ならリスクについての説明がありますが、NISAについては個人の投資家にとって「得はあっても損はない」、ということで口座開設を最優先ということだったのでしょう。

 NISAは1人1口座となってはいますが、仮に、わたしと同じような思いを持った人が、お付き合いで数ヶ所の金融機関に口座を開設をしたらどういうことになるのでしょう。悪る気があって開設するわけではないので罰することはできません。

 そういう話を金融機関の人にぶっつけてみたら、恐らく、1人で3口座ていどはあるのではないでしょうかという話だった。もし仮にそうなら、ちょっと面倒なことになりそうです。名寄せして、申し込みの早い順に認めるということになるのでしょうか。それとも、法律を急遽変更して1人1口座を3口座まで広げるということにでもなるのでしょうか。

 それと、女性感覚からいうと、1年100万円というより、1年120万円というのが1ヶ月当たりにすると10万円ということで感覚的に受け入れやすいと思うのですが。

 いずれにしても、1500兆円近い個人金融資産の大半が預貯金にとどまっており、これをなんとか先進国並みの株式マーケットにむかわせようという政策です。これまで、『貯蓄から投資へ』といわれながら、進まなかった株式投資見直しがアベノミクスとNISAで動き始めているようです。(生活経済ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年06月07日

【菜々美のマーケットにつぶやき】外国人投資家の売りは一部にすぎない、選挙で勝利なら再び買い姿勢強めることも

菜々美のマーケットにつぶやき 「いつ調整が来てもおかしくない」、といわれながら日経平均は大きいフシだった1万1000円を突破し、あれよあれよという間に1万5000円を突破しました。しかし、2万円は時間の問題で、一部では4万円の声も聞かれる状況となったことから一転して大幅な下げです。つくづく相場は難しいものだと思います。人間と同じように相場も生身ということだろうと思います。

 とくに、今回も個人が信用買いを膨らませたところを外国人投資家にうまく利食われたようです。でも、心配ないと思います。外国人投資家の売りは一部にとどまっており基調的には心配ないとみてよいでしょう。

 外国人投資家が基本的に日本株に引き続き強気堅持とみられるからです。それは、やはり安倍政権の強さに対する評価だと思います。これまで、次々と交代した政権から、今度の安倍政権は長期安定の可能性とみているのではないでしょうか。

 そのためには、私たち国民が安倍政権を支持しているかどうかが重要なポイントとなります。短期的な面に重点を置く人にとっては、このところの株安や生活必需品の値段の上昇はおもしろくなく、不満の対象でしょう。でも、安倍政権をダメというなら、代わりになるような人がいますか、という問いが表面化してくるのではないでしょうか。タカ派的安倍政権といわれますが、今の国際社会ではハト派的な話し合いだけでは限界があります。凛とした姿勢の中に柔軟な話し合いが今の外交には必要だと思います。今日本の置かれている立場は、「ハトさんよりタカさん」の出番ではないでしょうか。

 まもなく東京都議選に続いて参議院選挙です。選挙前の支持率、さらに選挙結果は政権基盤の強さを見るうえで外国人投資家にとっては非常に大切なイベントだろうと思います。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:29 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年05月04日

【菜々美のマーケットにつぶやき】バブルの懸念は分かるが、90年に比べるとまったく心配ない

菜々美のマーケットにつぶやき 最近、バブルを心配する声も聞かれます。もちろん、まだ一部にすぎませんが、著名な人の口から警鐘が伝えられています。背景には2年で2倍の270兆円もの大量の資金供給が行われことに対する心配のようです。とくに、モノが充実しどちらかといえば余ってい状況で、しかも、この先、少子高齢化やエネルギーの制約などから国内需要には大きく期待できないため、大量に供給された資金は設備投資に回らず投機資金化し1990年前後に経験したバブルが再来するという意見のようです。

 わたしも、内心では心配を否定できないでいます。しかし、長く続いた冷え切った景気を浮上させるには最初は大量のエメルギーは必要ということも分かります。今、やっと明るさのみえてきた景気を直ちにバブル発生へ結びつけるのは無理があることも承知しています。やはりバブル崩壊後の非常に厳しかった経済、社会情勢が記憶に残っているからだと重います。

 そこで、今は先行きのバブル懸念は頭に入れておきながら、当面は物価2%政策に素直についていくのがよいのではないかと思っています。日経平均の昨年秋からの急伸を見れば怖くなりますし、一部の物の値段を見れば物価高の心配も強まって慎重となるのも当然でしょう。しかし、物価2%目標にはまだまだ手の届かない状況ですから、ここは後ろを振り向いて高所恐怖症にならないで頂上を目指して上るのがよいと思います。

 ただ、どこか頂上か、言い換えればバブル発生はどのような状況で起きるのかは1990年当時と比べて頭に入れておくのがよいでしょう。

 1990年のバブルの頃は、(1)原野の土地まで人気となった、(2)通常、担保の7〜8割しか貸さない銀行が120%もの融資を行った、(3)今まであまり株式投資をやったことのない人まで投資が活発となった、(4)高級レストランなど高級ものが選好された、(5)個人サラリーマンがマンション、ゴルフ会員権、さらに上場するという自社の株などをすべて借金で購入した、(6)夜の街ではタクシーが拾えなくなった、――といった現象があったことを思い出します。

 現在、高級品にバブルの臭いが少しは感じられますが、これは、あくまでこれまでのデフレの中で我慢していた反動だろうと思います。まだ、借金してまで高級品を購入するところまで行っていません。タクシーだって、いくらでも拾えます。株式投資でも借金買いのひとつである信用取引買いはそれほど増えていません。

 不況に慣れてしまっていたため、一気の景気の変わりようにとまどいは当然ですが、ここは景気回復のまだ1合目にすぎないと思って取り組まないとこの相場にはついて行けないのではと、思っているわたしです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:24 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年04月13日

【菜々美のマーケットにつぶやき】空売り筋を震え上がらせた日銀総裁、果たしてその行方は

菜々美のマーケットにつぶやき 個人的には、あまり相場格言は好きではないのですが、今の相場展開を見るかぎり、『国策には逆らうな』という格言がしばらく通用するのではないかと思います。

 金融政策は、国の方向を決める重要なもので、安倍政権の誕生で政府と日銀が一体となった政策を採るということは、これまでになかったことです。まさに、「国策」です。

 どちらかといえば、これまで、日銀はインフレを好まず、金融に対しては慎重姿勢だったと思います。去る、4月3日の日銀政策会議で黒田日銀総裁は「異次元」の言葉を用いて、大胆な金融政策を打ち出しました。2年間で資金量を2倍の270兆円にするというのです。「物価2%」が達成されるまで、あらゆる手段を用いると断言されているので、マーケットの弱気・空売り筋を振るえ上がらせています。

 この「国策」が通用する間は、「空売り」より、「買い」のスタンスを取るべきだろうと思います。しかし、一方で、『いつまでもあると思うな親と金』、『天まで届く相場はない』、という格言もあるように、いずれは国策相場も終焉を迎えるときが来るはずです。

 これからしばらくは、市場に大量に出回るお金がどこに向うかを見極めることが大切です。大量の資金供給で国債利回りなど金利は低下し、資金は国債や預貯金を離れて株、不動産などに向かいます。既に、それは始まっています。ここまでを第1場面とすれば、第2場面では株、不動産などの価格上昇効果から企業に前向き姿勢が出て設備投資を活発化させる。そして、第3場面で企業収益の向上で雇用増、賃金アップとなってGDPの約6割を占める個人消費が盛り上がり、景気に明るさが加わるというのがベストシナリオです。

 もちろん、わたしたち女性も景気が良くなてくれることは願っています。ただ、心配なことがあります。笛や太鼓を叩いても企業の設備投資が果たして盛り上がるだろうか、という心配です。昔と違って経済はグローバルしています、国内ではこれからも電力料金の値上げが続きコスト高が予想されます、少子高齢化で国内需要が減少傾向にあると同時に働く人の数も減り続けています。既に、海外に生産拠点を構えている企業が多いことも考えると国内の雇用が大幅に改善されるかやや疑問です。

 もしも、大量に供給された資金が設備投資に向かわなかった場合は、結局、株、土地などの不動産、会員権、絵画、商品などに向かい、かつて経験したバブルになる心配もあるのではないでしょうか。1989年のバブル最盛期に日経平均は3万8915円の最高値をつけ、その後、大暴落となりました。今は、「国策」に従うべきでしょうが、どことなく今の状況は1989年のバブル前夜と雰囲気が似ているようです。もちろん、まだ先のことでしょうが、頭の隅において、国債の利回りはチエックを怠らないようにしましょう。必ず金利が教えてくれるはずです(生活経済ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:00 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年03月10日

【菜々美のマーケットにつぶやき】女性は長所と欠点をわきまえて株投資と向き合おう

菜々美のマーケットにつぶやき わたしの周辺でも、株投資で儲かったという話を聞くことが増えました。株のよいところは、か弱い女性でも・・・、えっ、今どきの女性は弱くないという意見ですか、それは男性が弱くなったのではないかしら。それはともかくとして、その、か弱い女性や年配者でも脳細胞にガンバッテもらえれば儲けることができることです。

 でも、株は最終的には勝負ごとです。わたしたち女性にとって、どちらかといえば苦手としていることに、判断、決断があります。苦手というより、できるだけ自分では決めたくない心理が強くブレーキをかけます。もちろん、男性顔負けの決断力を持ち合わせている女性もいることでしょう。でも、一般的には物事を決めるとなると顔をそむけがちです。

 損をしたくない、自分だけ被害者になりたくない、失敗はしたくない、責任はとりたくない、といった感情を神様が女性に与えたものでしょう。

 昨年秋、安倍政権が誕生して、これまで安倍さんの言うことを聞いていれば、どんな銘柄でも儲かったのではないでしょうか。でも、そろそろ安倍さんの言うことなら、すべてオーケーという局面ではなくなりつつあるときを迎えているように思われます。なぜなら、2月中旬以降は買った銘柄が、なかなか儲からなくなっていると思いませんか。いわゆる、マーケット言葉でいう「シコッテキタ」という状況です。

 言いたいことは、これまでは女性特有の、「好き嫌い」の発想で、「安倍さんは好き、だからなんでも買い」でよかったのです。でも、これからは、好き嫌いではなく、「安倍さんの言っていることはどのていど実現するか」を吟味しなくてはいけなくなっています。判断したり決断することは苦手で嫌い、といって顔をそむけていては儲けることは難しくなりつつあります。

 株は最後は勝負ごとと言いました。勝負ごとは最初はどういわけか1〜2回は儲かるものです。でも、最後は大きく損を被るのが勝負の世界でしょう。そこには、欲との戦い、一瞬の判断・決断の迷いが大きいと思います。これからは、女性の苦手とするところをよく分かったうえで株投資に臨みたいものです。でないと、最後は損をするという繰り返しが待っているだけです。『己に克てないで勝負にはかてない』という教えは、男性だけのものではないとおもいます。がんばりましょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年01月25日

【菜々美のマーケットにつぶやき】総理の表情に見る女性票の行方を思う

菜々美のマーケットにつぶやき 安倍政権第一期のときの安倍総理は女性にあまり人気がないと、いわれていました。実際、そういうところも見受けられたように私も感じたものです。失礼ながら、お話し方があまりなめらかではなく、表情にもにこやかさがなく突っぱねた印象だったと思います。そのあたりが女性にウケがよろしくなかったのではないでしょうか。

 でも、今の総理はけっこういけます。笑顔が足りないと指摘する人もいますが、しかし、内政でデフレとの戦い、外では尖閣問題、ミサイルや人質問題、TPPなど厳しい問題ばかりであることを思えば、にこにこしておれないことは分かります。このあたりのことは、ほとんどの女性は今の日本が置かれている厳しい現実はよく承知していると思います。むしろ、問題山積を思えば、総理の表情はますます険しいものとなるでしょうし、戦う男の姿ということでは好ましいと思います。

 ただ、危惧するのは女性には常に日々の生活が優先します。すでに、野菜の価格が高騰していますし、電気料金の値上げ、ガソリン価格の上昇など、家計はたいへん厳しくなっています。収入が増えない中で支出ばかりが増えるようだと、女性特有のおサイフ事情から女性からの人気がなくなる心配があります。

 投票権のある人の半分は女性です。このまま、家計が脅かされるなら、民主党時代のデフレのほうがよかったということにもなりかねません。とくに、円安とすれば輸出企業には恩恵でしょうかが、主婦など家計には圧迫です。物価2%目標は家計にとってマイナスといわれないように・・・・・。(生活経済ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:12 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2013年01月09日

【菜々美のマーケットにつぶやき】日本人のDNAを見直して良いところに磨きをかける

菜々美のマーケットにつぶやき 元気の出てきた最近の株式マーケットです。「政権が代わると、これほどマーケットは変わるものでしょうか」、という声をよく耳にします。政府の掲げる、「縮小均衡の分配政策」から、「成長による富の創出」という180度開きのある政策が評価されているということだそうです。

 なんだか難しい表現ですが、わたし流にひとことで言うなら、「競争のない社会か、あるいは競争のある社会」かということになりそうです。1990年代のバブル当時は、アメリカ流の超競争社会によって、経済は発展しました。しかし、一方で成功者とそうでない人の格差が大きく開いて社会的にも問題視されるようなりました。このため、格差是正を掲げた民主党政権に私たちは政権を委ねました。しかし、非就業者は増加し、生活保護者が急増するなど、むしろ格差はさらに開いたといわれています。とくに、「格差是正という名の仲良し会的な船」に全員で乗ったことで、日本の強みであった中間所得層まで沈没の様相ではないでしょうか。

 競争がなく仲良し会的社会は一見、良さそうに見えても、気がついたら全員ダメになっていたという姿です。良くなるときは皆んなそろってハピーで、その変わり悪くなるときも全員で耐えよう、という日本人独特のDNAがあることは分かります。

 しかし、昔と違ってグローバル化した今の社会では、競争を放棄したら世界の中で日本は見捨てられてしまうのではないでしょうか。サバンナで強く速く走れない草食動物は肉食獣に捕食されるのと同じです。自分がやらなくても誰かがやってくれるという気持ちでは国際社会を生きていくことは困難です。

 私たちはもう一度、「競争」を選択し保守党に賭けました。しかし、だからといって、「かつてのような過度な競争」を望んでいるわけではありません。「高望みしないていどのほどほどの競争」を求めているのです。実現させることは難しいとは思いますが、3年半、野に下っていた保守党には十分分かってもらえるものと期待しています。

 一方、「行き過ぎた競争」について、少しだけ触れたいと思います。たとえば、ブランド名を全て消し去った冷蔵庫を5つ並べたとします。専門家なら別ですが、一般消費者には、どの冷蔵庫がどの会社のものか簡単には分からないと思います。品質も大きくは変わらないと思います。つまり、国内企業が同じような製品で叩き合いの競争をやっている間に外国の企業にどんどん差をつけられています。

 これも日本のDNAだと思いますが、「あるものをなんとか工夫して使う」ということを重要視します。決して、悪いことではありませんが、しかし、仮に工夫の領域を通り越してメンツにこだわっているとすれば、会社存続の危機にさえ見舞われてしまいます。時には、「工夫」より、思い切って「ゼロ」とする撤退も考えなくてはいけないケースが増えているのではないでしょうか。

 政権交代を契機に私たち日本人のDNAを根本的に見直して、良いところに磨きをかけるところに来ているのではないでしょうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:06 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2012年12月17日

【菜々美のマーケットにつぶやき】株式マーケットの再生を思う、保有期間に応じた配当金も一策では

菜々美のマーケットにつぶやき こんどの衆議院選挙では、自民党が圧勝でした。国内の長期経済活動の停滞、外からは領土侵犯など、閉塞感の強まる日本をなんとか立て直して欲しいという国民の気持ちの現われだと思います。

 ところで、今回は「株式マーケットの再生」にも政治は目を向けるときであると強調したいと思います。日経平均が1000円上がると時価総額で25兆円ていど増えるだけに、マーケットが元気になれば経済も元気になるはずです。ただ、それだけではなく、今年11〜12月の大量のIPO(株式公開)にみられるように元気のよい企業に資金を供給する大切な役割もマーケットにはあります。

 そのためには、多様な価値観を持った個人投資家のマーケット参加がどうしても欠かせません。機関投資家、外国人投資家では価値観や見方が一致しやすいため価格変動が一方通行的になりやすいのです。「相場に厚みを」ということでは個人投資家の参加はどうしても必要です。

 ところが、今のマーケットでは個人投資家も機関投資家顔負けのスピード売買です。中長期投資の人を増やすには何らかの工夫は必要でしょう。

 たとえば、私たち女性は株主優待の品をもらうことは嬉しいものです。すでに、優待については3年、5年と保有期間に応じた優待制度を導入しているところもあります。同じように「配当金」についても見直したらよいのではないでしょうか。

 たとえば、3月末の数日間だけ株主となって年間の配当金をもらう場合と1年間丸々保有している人が同じ配当金というのではどことなくしっくりしません。お金を借りた場合の利息金を考えれば、借りた期間に見合うものが取られるはずです。

 配当金も所有期間に応じて差を設ければ、個人投資家の皆さんの中長期投資は増えるのではないでしょうか。面倒と言わず、是非、検討してもらいたいものです。(生活ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:21 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2012年12月02日

【菜々美のマーケットにつぶやき】名目的相場と実質的相場で思うこと

菜々美のマーケットにつぶやき 衆議院の解散が決まった前後に比べ、日経平均は900円近く上昇しています。しかし、この間の東証1部出来高は20億株を超えることはほとんどなく、いぜんとして活況に乏しい状況です。

 こういう状況を「名目と実質の違い」ということになるのでしょう。株価だけが上昇することを「名目的な相場」、出来高を伴った株価上昇を「実質的な相場」と色分けすれば、今はまだ名目的相場の局面だと思います。

 でも、これまで不振の続いたマーケットの状態からみれば、株価だけでも上がることは優秀だと思います。株価の上がることによる、いちばんの効果は世の中に対し、明るい気持ちを呼びおこさせる効果があることだと思います。

 さて、「名目」と「実質」のことを考えるには、やはり、1990年頃に発生したバブル経済とその後の崩壊という大きい出来事があると思います。当然、バブル発生の過程では物の値段が急速に上昇するインフレ状態でした。お給料はそこそこ上がっても、それ以上に物の値段の上がり方が大きいため貯金も思うようにできないでそれほど豊かさは実感できませんでした。

 そして、バブル経済崩壊後は、企業の競争が国内外で激しくなって物の値段が下がる一方です。それは、今も続いています。物の値段の下がることは悪くはないのですが、最初のうちはよくても、次第にモノやサービスを提供している企業の収益が低下し、それがお給料に期待できなくなっただけでなく、企業は人減らしにも手をつけるようになっています。物価の下がった最初のころは喜んだ生活者も今では生活防衛の意識が強まり節約スタイルがすっかり定着しています。結果、国全体が萎縮して不景気といわれる状況だと思います。

 とくに、物の値段に対しては、男性より女性のほうがはるかに敏感です。マーケットのチラシを見て、10円でも安いお店に行くのですから。しかし、最近のビジネス街で男性の300円前後のお弁当を求める姿を眺めると、日本はこれでよいのだろうかと不安になります。女性としては男性のこうした姿はあまり見たくないものです。

 やはり、女性は「見た目」、つまり「名目」をかなり大切にします。言い換えれば、第一印象・雰囲気の良さが大切です。日本の経済にも、あるていど見た目の良さは大切だと思います。もちろん、見た目だけの人で中身のない人では誉められませんが。

 一時は物価を差し引いた「実質GDP」が重要視されましたが、それは、バブル時期のインフレのときには有効でも、今のような物価の下がり続けるデフレ状態では見た目の「名目GDP」こそ大切なのではないでしょうか。

 安倍自民党総裁の脱デフレ政策にマーケットが好反応しているのは、消費者が「名目GDP政策」に期待を寄せているためだと思います。日経平均が1万円に乗せてくれば、出来高も伴った「実質相場」に育つだろうと思います。この20数年でわれわれはインフレとデフレを生活の実感として体験しました。もちろん、次に予想されるインフレ局面でも行き過ぎないように早めの対策が肝要でしょう。(生活ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:29 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2012年11月15日

【菜々美のマーケットにつぶやき】不発の復興関連株に思うこと

菜々美のマーケットにつぶやき 2011年3月に発生した東日本大震災から1年8ヶ月です。震災発生直後の2〜3ヶ月程度は復興関連銘柄が次々と買われていたことがウソのように、今では復興関連銘柄にほとんど動きらしい動きがみられません。どうなったのでしょうか。

 やはり、思い出して比較するのは、1995年1月に発生した阪神淡路大震災です。あのときは、その年の6月頃にTOPIX(東証株価指数)が底入れして、その後、翌年の6月頃まで約50%も上昇しています。今回は東日本大震災発生直前のTOPIXに対し、直近では26%も下げたままです。今回の東日本大震災には、阪神淡路大震災の時のような復興関連銘柄の活躍を期待することには、「無理があった」ということでしょうか。

 ほんとうなら、東日本大震災の被災地域の広さも被災規模も阪神淡路とくらべケタ違いに大きく、マーケットでは一大テーマとなってよかったはずです。

 当然ながら、復興予算は付いているものの、実際に予算の使われている先が被災地とは遠く離れた所に使われていることが物語るように、復興に手がついていないようです。

 もちろん、ガレキ処理、除染、道路、港湾などの土木に関連したところは、それなりに復旧・復興は進んでいるようです。でも、上ものの建築のところが遅々として進まないようです。

 高台に新しい街をつくる構想も言われていましたが、本格的には動いていないようです。いろいろと背景はあるようですが、土地所有の権利確定が進まないことや、暮らし親しんだ土地を離れたくないなどが大きい理由として言われているようです。高齢化も目立ち、働く場所がないため全国へ避難している人も帰り難いようです。資材、労務費の高騰で採算的にも工事を請け負うことを手控えるという話も聞きます。

 結論的には、やはり民間ベースでの復興は難しいということでしょうか。太陽光パネルを敷き詰めて一大クリーンエネルギー地域という話も聞きますが、買取価格も来年あたり下がるようだといわれ、採算的に難しくなりそうです。こうなると、政治的決断で被災地域に省庁でも移転させるくらいのことをやらないとダメなのかもしれません。田中角栄さんなら、やられるかも知れませんが、果たして、解散選挙で新政権はどのように復興に手を加えるのでしょうか。「東北の復興なくして日本の再生なし」の言葉を空手形にはしてほしくないものです。(生活ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 13:22 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2012年11月03日

【菜々美のマーケットにつぶやき】マーケットはパチンコ状態でよいのでしょうか

菜々美のマーケットにつぶやき 私の周囲でも幾人かの友人が株式の「短期売買」に励んでいます。話を聞くと、「今は年単位での中長期投資をするときではない」、と言います。

 その人も投資を始めたころは、投資の基本に忠実に会社を研究して中長期投資に心がけたそうです。でも、今は研究の成果が実感できないと嘆いています。研究して、ヨシ!、と自信を持ったときは、すでに相場は終わっていることが多く、「骨折り損」状態だといいます。

 私も、教科書が教えている通り、経済―景気―企業業績―株価という基本は大切と思います。しかし、その人が指摘するように、明日のことが分からない時代に3年先とか10年先は読めないと思います。100歩譲って、それでも資本主義社会に貢献するためという高い気持ちであったとしても、たとえば、オリンパス(7733)の株価が不正経理で5320円から424円まで急落したり、4530円だった東京電力(9501)が120円まで暴落するなど、相次ぐ名門企業の株価暴落を突きつけられては、とても中長期でお金を投じる勇気は持てません。「あなたの見る目がなかった」とか、「運が悪かった」では、普通の人なら止めておこうということになってしまいます。

 わたしなんかの目からみれば、とくに、あれだけの不正経理を長期間も続けたのに、オリンパスはどうして上場廃止にされなかったのだろうかと素朴な疑問を抱いています。「取引所どこをチエックしていたのか」、と言われるのが嫌だったのかしら、と勘ぐりたくもなります。投資家に自己責任を求めるなら、発行側などにも厳しくあるべきだと思います。一般投資家は公表された数字等は不正はないことを前提にお金を出して買っています。

 また、もうひとつ取引所のことに触れると、大型の高性能のコンピュータを導入して超高速の取引を宣伝しています。世界標準に合わせるという目的はあるとは思います。しかし、実際は機関投資家や外国人投資家のコンピュータを活用した超短期売買が主役となって個人投資家には分かり難い相場となっています。仕方なく中長期投資を諦めた個人も短期売買も加わり、まさに、マーケットは「パチンコ状態」といえるのではないでしょうか。

 もちろん、短期売買がダメということではありません。マーケットの流動性を高めマーケットに厚みが加わる効果はあるでしょう。でも、もう一方では取引所等はもっと中長期投資による個人の資産形成の場としての方策を勧めてほしいものです。

 一般社会におけるITの波をみても、これまでのBtoBから徐々にBtoCを意識した展開に変わりつつあります。株取引ももっとBtoCへの配慮が必要なようです。(生活経済ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:17 | 菜々美のマーケットにつぶやき
2012年10月28日

【菜々美のマーケットにつぶやき】コード番号01より元気のよい銘柄

菜々美のマーケットにつぶやき 始めまして、私、菜々美です。30歳代独身で最近、経済にも関心が持てるようになりました。どこまで続けることができるか分かりませんけど、ヨロシクお願いしますね。

 今の社会で、とくにTOKYOでいちばん強く思うことに、私の周囲にも決まったお仕事のない人がずいぶんと多いことです。地方出身のわたしは、最初のころは、いろんなタイプのいる人が集まっている、これがTOKYOなんだなとずっと思っていました。だけど、30歳を超えてくると、結婚のことも頭のかたすみにあるし、TOKYOはこの先、どうなるんだろうと思うことがふえました。

 振り込めサギも圧倒的にTOKYO周辺が多いようです。つい先日もお知り合いの年配の男性の方から、危なく引っかかるところだったと聞かされました。お嬢さんがドイツに留学されていて、そのお嬢さんというかたから電話が掛かってきて、電話で泣くのだそうです。途切れ途切れに、サラ金に追われていると・・・。ドイツにもサラ金があるのかと、その知人の方は変だと思われたそうです。そしたら、マルクス××と名乗る弁護士が電話に代わって(ドイツにはマルクスさんが多いのだそうです)が、強い口調で早く返さないと迫ったそうです。幸い、外出から帰った息子さんが、振り込めサギだと一喝したら電話を切ったそうです。

 その男性の方はまだそれほどお歳ではないのですが、あまりの演技声に疑うことより娘の顔が浮かんだそうです。よく調べているし、演技力はすごいんだそうです。

 このように、わたしたち若いひとは決して能力がないわけじゃないし、人生の演じかたもけっこう長けているんです。しかし、能力をなかなか発揮する場所がないんです。全員がAKB48のようにチャンスに恵まれているわけじゃないし。就職先だって少なくなってるし。年配者は「今の若い人はヤル気がない。ヤル気があればなんでもできると」と怒こりますが、昔と事情は違うとおもうんです。若い人だけの責任ではなく、やはり政治の責任は大きいんじゃないのかしら。

 東京ばかりに人が集まらないでも地方でもっと楽しく生活できるようにやってくれたらとおもうんです。前置きが長くなっちゃったけど、こんど石原さんが東京都知事を辞められたことで、これからの東京はどうなるのだろう?これからの日本、とくに地方はどうなるのだろう?と、すごく関心があります。

 そうそう、マーケットではコード番号末尾が「01」、「02」の東京系銘柄より、最近では、コード番号末尾が5〜9番の地方銘柄に元気があるようです。(生活ジャーナリスト・菜々美)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:37 | 菜々美のマーケットにつぶやき