
売上高110億5800万円(前年同期比17.8%増)、営業利益2億5000万円(同27.3%減)、経常利益2億9100万円(同23.9%減)、純利益1億3600万円(同36.4%減)と2ケタ増収ながら大幅減益となった。
しかし、第1四半期(3月〜5月)と第2四半期(6月〜8月)の業績を比較すると、第2四半期売上高57億1100万円(第1四半期比6.8%増)、営業利益2億3900万円(同21.7倍)、経常利益2億5600万円(同7.3倍)、純利益1億2200万円(同8.7倍)と第2四半期に利益が大幅回復していることが分かる。
売上高は順調であるが、春先の天候不順による原料野菜の高騰、広告宣伝活動費用、関西工場への投資等により経費が嵩んだことから、10月4日に第2四半期の利益面での下方修正を発表している。
しかし、通期連結業績予想については、売上高は前回予想を19億9500万円上回る215億5000万円(前期比18.1%増)、営業利益は1600万円上回る6億3900万円(同19.2%増)、経常利益は前回予想と同じ6億7000万円(同14.9%増)、純利益は前回予想を200万円下回る3億2800万円(同1.8%増)と売上高、営業利益を上方修正している。この背景には、第2四半期の利益面での大幅回復がある。
8日の同社の株価は、前日比3円安の332円で引けている。PER6.46倍、PBR0.39倍と割安歴然。
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