京セラ<6971>(東1)は、一時80円高の7950円まで買われ続伸。スペインの大規模発電施設で太陽電池約40MWが稼動開始したことを材料視している。
同社は、太陽電池の累積導入量世界第2位であるスペインの大規模太陽光発電施設向けに、合計39.3MW分に相当する19万430枚の太陽電池モジュールを2008年より順次納入。ドゥルシネア太陽光発電所(クエンカ県)、ドン・キ・ホーテ太陽光発電所(シウダ・レアル県)の2箇所の大規模太陽光発電施設が、メガソーラー発電所として稼動を開始したと本日(17日)発表した。(写真=ドゥルシネア太陽光発電所:クエンカ県)

スペインでも有数の規模となるこれらの大規模太陽光発電施設は、大手発電事業者であるアバンツァリア社が設置・運用を手がけるメガソーラー発電システムのプロジェクト。同国では大規模太陽光発電施設(10MW以上)を多数有しており、現在もメガワット級施設の建設が進んでいる。