
同社によると、「円安は原材料コストの上昇にもつながるため、全体的には逆風で、外貨預金はそのヘッジの意味合いとして置いている」とのこと。財務戦略で健闘していることがうかがえる。発表によると、とりわけビーフジャーキーが予想を上回る好調。昨年秋以降の円安により、外貨預金には為替差益も発生した。ただ、ビーフジャーキーは海外子会社の生産のため、円安の影響を受けて採算が悪化。営業利益の見込みは同じく5.6%減額し2200万円とした。
株価は昨年11月までの100円前後から上値を追い始め、この4月には215円まで上昇。本日の終値は200円(前日比変わらず)だった。円安は逆風とするものの、経営努力の成果が期待される。