2007年11月15日

英会話3社の営業利益率を見る

コラム 英会話NOVA(4655・JQ)は株価10円を割っているが、上場廃止前のマネーゲームの様相で、出来高は連日多い。「問題の出る企業は業績が悪いはず」との前提で、同社株の業績を見ると、案の定、06年3月期が営業赤字21億9500万円、07年3月期も25億8900万円の赤字と超不振。通常、筆者は「営業利益率の変化」で、株価の先行きを見るようにしているが、利益率以前の問題だった。さて、英会話の関連企業はと見れば次の3社。

GABA(2133・東証マザーズ)=06年12月期営業利益率18.63%(05年21.64%)、株価10万7000円。
ヒューマンHD(2345・東証マザーズ)=07年6月期は営業赤字100万円(06年6月期4700万円の赤字)、株価10万9000円。
ゼンケンオール(2446・大証HC)=06年9月期営業利益率4.19%(05年9月期5.05%)、株価13万6000円。
のどこが出てくるか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:00 | コラム
2007年11月12日

株価の高値から6ヶ月目がやってくる意味

コラム 株式の買いには、現金の範囲内で買う「現物買い」と、証券会社からお金を借りて買い付ける「信用買い」がある。自分のお金で買った分には下がっても文句を言われることはないが、お金を借りて買った場合は、原則6ヶ月以内に返さなくてはいけない。今のように相場が下がっていると、損を覚悟で売却しなくてはいけない。これから来年1月にかけて6ヶ月高値期日が到来する。主な銘柄の高値時期を記すと次のようになる。

新日本製鐵(5401)=高値7月964円、12日前場641円。
神戸製鋼所(5406)=最初の高値3月521円、2度目の高値7月501円、12日前場360円。
コマツ(6301)=最初の高値7月3990円、2度目の高値4090円、12日前場3340円。
松下電器産業(6752)=高値6月2585円、12日前場2120円。
トヨタ自動車(7203)=最初の高値3月8350円、2度目の高値7月7880円、12日6040円。
三菱重工業(7011)=高値7月905円、12日530円。
伊藤忠商事(8001)=高値7月1591円、12日1197円。

ちなみに、証券会社の手数料が安いのは、信用取引でお金を貸して、この利息で稼ぐからです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:14 | コラム
2007年11月05日

オリンピックと株価

コラム 来年は4年に一度のオリンピック。中国北京で開催される。そこで、オリンピックと株価の関係はどうだろうと、データを紐解くと、直近過去3回という条件つきだが、いずれも日経平均の高値となっている。

・1996年「アトランタ大会」=日経平均は6月に2万2266円で高値。
・2000年「シドニー大会」=日経平均は4月に2万0833円で高値。
・2004年「アテネ大会」=日経平均は4月に1万2183円で高値。
・2008年「北京大会」=日経平均は4〜6月に高値か?
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:51 | コラム
2007年11月04日

サブプライムローン問題がクリスマス商戦に与える影響

コラムアメリカは自宅でクリスマスを
迎えることのできない人が増える?


 アメリカではサブプライムローン問題が、依然、経済の重石となっているようだ。再び、金利引下げを行ったところに、事の重大性が透けてくる。原油の大幅な値上がりでインフレを心配しなくてはいけないもかかわらず、逆に、金利を下げなくてはいけないところに舵取りの厳しさがある。
 サブプライムローンは、日本円換算で180兆円程度といわれる。この規模自体は、アメリカの経済力からすれば、大騒ぎするほどでもないといわれる。しかし、問題は9月で約30兆円の延滞があり、これがまもなく処分されるというのである。
アメリカは自宅でクリスマスを迎えることのできない人が増える? このため、クリスマスを自分の家で迎えることができない人が、かなり多いのではないかと心配されている。そうなると、消費に影響が出て、景気を引張る。そのことが、さらに、住宅価格を押し下げることにもつながる。
 CDO(Collateralized Debt Obligation)と呼ばれる住宅ローンなどを担保に発行される証券。その証券を次々と売っていくと、どこにどれだけあるか分からないという。日本でも12%程度の金利で買ったサブプライム証券を5%位のサヤを取って地銀などに売るという。貸出先がないから金融機関はついつい手を出してしまう、ということのようだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:06 | コラム
2007年11月02日

「10月の日経平均」はかろうじて24ヶ月線を死守

コラム 10月の「月足」が確定。注目の日経平均・月足は、かろうじて24ヶ月線を切らないですんだ。24ヶ月線を切ると「売り転換」となって、長期的な下げ相場に入る。
 日経平均が24ヶ月線を上抜いて買い転換サインが出たのは2003年8月。その時の日経平均は1万0343円だった。以後、一度も売りに転換したことはなく、2007年2月の1万8300円(ザラバ)まで76.9%上昇した。
 日経平均と24ヶ月線の関係は、「景気・企業業績」の先行きを色濃く反映するもの。現状の10月末時点においては、景気、企業業績の先行きには、まだ期待が残っていることを表している。もっとも、TOPIXは9月・月足で同線を下回っており下げ相場に入っている。TOPIXは内需型の指標であるから、消費など国内需要はふるわないことを表している。日経平均は輸出型の指標であり、中国景気がオリンピックを前に、まだ好調の続いていることにリードされている。
 月に1回のチャートだが先行き相場を見るうえで、極めて大切な足である。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:47 | コラム
2007年10月26日

ウェブブラウザと最新のタブブラウザ(当ブログのアクセス解析結果)

コラム 皆さんがホームページを見る時に使用するのが「WEBブラウザ」というソフトです。Microsoft社のInternet Explorerがかなりのシェアを占めていますが、主流のWEBブラウザは「Internet Explorer6」というバージョンです。
Internet Explorer7 最近では1つのウィンドウ内で複数のWEBページを表示することができる「タブブラウザ」(セキュリティ面の強化や便利な機能も搭載)が続々と公開されています。Microsoft社では「Internet Explorer7」のバージョンがタブブラウザです。こうしたブラウザのほとんどは無料で搭載・配布・公開されていますが、中には有料のものもあります。
 当ブログのブラウザの種類別アクセス者解析結果によると、「Internet Explorer6」=62%、「Internet Explorer7」=12%、「Firefox2」=10%、「Netscape」=7%、「Opera」=4%、という結果が出ています。
 最新のWEBブラウザを使用して新しい使い方を発見するのも、おもしろそうです。ただしインストールは自己責任で・・。
 ちなみに、当サイトへのアクセス者のOS(オペレーティングシステム)の使用状況は「Microsoft社・Windows XP」の使用者が70%とダントツで、「Windows Vista」=6%、「Windows NT」=4%、「Windows98」=3%、「Mac」は、わずか2%でした。

 ACCESS<4813>(マザーズ)は携帯電話向けブラウザの受注が好調です。

【最近話題のブラウザ】
・IE7 http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx
・FireFox http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/
・Opera http://www.opera.com/
・Sleipnir http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/
・Lunascape http://www.lunascape.jp/?s=af_a8
・Netscape http://home.jp.netscape.com/ja/




提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:33 | コラム
2007年10月25日

「5歳刻み人口」に見る消費のヒント

コラム 今年10月1日現在の男女別人口を見ていますと、消費のターゲットが見えて来るようです。「5歳刻み」の人口です。

  男性 女性 (単位・万人)
「0〜4歳」 279 265  
「5〜9歳」 301 286  
「10〜14歳} 306 292  
「20〜24歳」 372 352  
「25〜29歳」 396 383  
「30〜34歳」 475 462 男女とも第3位の人口
「35〜39歳」 476 466 男女とも第2位の人口
「40〜44歳」 414 408 男性第4位
「45〜49歳」 388 385  
「50〜54歳」 402 403  
「55〜59歳」 516 527 男女とも第1位の人口
「60〜64歳」 413 434 女性第4位
「65〜69歳」 375 409  
「70〜74歳」 319 373  
「75〜79歳」 241 316  
「80〜84歳」 147 240  
「85歳〜 」 90 238  

 ※60歳前後と、35歳前後が人口帯で一番目立つところ。
 ※60歳前後の男性は定年退職で「趣味」、「旅行」が多いようだ。ホームセンター、旅 行関連銘柄。60歳前後女性の「旅行」「友人との旅行」「孫の相手」など。
 ※35歳前後は、男性は子育てで遊ぶ余裕なし、自宅でゲーム。女性は肌の衰えで「化粧品」にこだわり。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:54 | コラム
2007年10月24日

有機EL関連の記事が増えてきた

コラム このところ、日本経済新聞で目につくようになったのが「有機EL」に関係した記事。
既に、信号機等に使われ、逆光でも、青い色がくっきり見えて好評です。有機ELをテレビに採用すると、非常に薄く、壁掛けテレビ、あるいは先行きペーパー型のテレビも可能です。
 そこで有機EL関連16銘柄をピックアップしました。

銘柄名をご紹介します。株価は今年の高値・安値・時価です。時価は10月23日。
ダイニック(3551)=325円(4月)、230円(8月)、269円。
小松精練(3580)=671円(6月)、535円(8月)、568円。
住友化学(4005)=1037円(10月)、747円(5月)、991円。
保土谷化学工業(4112)=469円(4月)、277円(8月)、341円。
コニカミノルタホールディングス(4902)2,905円(10月)、1,375円(4月)、1880円。
ケミプロ化(4960)=530(6月)、214円(2月)、426円。
昭和ゴム(5103)=233円(1月)、84円(9月)、106円。
井上金属(6246)=1670(1月)、655円(9月)、694円。
ウインテスト(6721)=166,000円(4月)、49,100円(9月)、70,900円。
東北パイオニア(6773)=1,837(6月)、1,262円(9月)、1,284円。
日本電産リード(6833)=2,260(1月)、1,200円(9月)、1,535円。
ジオマテッ(6907)、1,202(7月)、760円(5月)、865円。
三菱重工業(7011)=905円(7月)、522円(1月)、675円。
フォトニクス(7708)=81,300円(2月)、22,010円(5月)、27,850円。
トッキ(9813)=789円(1月)、280円(8月)、593円。
バイテック(9957)=711円(3月)、600円(4月)、650円。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | コラム
2007年08月09日

コシダカ 客層はご老人から幼児までと幅広い

コラム 萩原朔太郎の出身地である前橋市にあるコシダカ<2157>(JQ)を訪問した。
 今年6月27日にジャスダック市場に上場したが、最安値を更新している。というのも通期業績予想に対する第3四半期業績の進捗率が75%を下回っていることで、下方修正になるのではとの憶測が株価下落につながっているのではとのこと。しかし、第3四半期(3、4、5月)は出店に注力し、繁忙期である8月のために準備し、第4四半期(6、7、8月)で売上を伸ばすビジネスモデルであることが、理解されていないため、見切売りという結果につながっているようだ。
 カラオケ店「まねきねこ」を全国展開し、2009年に300店舗、売上高150億円を目指している。新規出店することで売上高を伸ばすのは良いが、こういう多店舗出店により業績を伸ばす企業を投資対象として選択するには、一番注意しなければいけないのが既存店の売上高である。訪問して一番気に掛けていたことをIR担当の大瀧広司氏に尋ねると「まだ、既存店売上高の前年度比較を発表していません。しかし、これまで6年連続で売上を伸ばしている店舗もあります」とのこと。また、3年前の中越大地震の影響で、小千谷市に出店していた店舗を閉店したところ、3年前のことでありながら、今でも電話、メールで「いつ小千谷市内にオープンするのか」という問い合わせがあるとのこと。地元に密着した営業を行っていることから、まるでコミュニティセンターとして気楽に利用する人々が多いそうである。客単価1200円で、昨年は800万弱の人々が来店している。老人から幼児までと幅広く、多くの人々が集まるとのこと。一番安い店舗で、一部屋30分1円、但し300円のドリンクを注文するという条件付である。持ち込み自由であることから、老人会、主婦層の利用が多いそうである。売上高は好調で、今期も当初発表通り、通期業績予想の変更は今のところないとのことである。既存店の売上低迷の心配はなさそう。
 また、後継者のいない店舗や大手カラオケ店が出店したことで経営が困難になった個人経営の店舗を居抜きで借り出店している。今期は40店舗の新規出店であったが、既に計画を達成している。現在42都道府県に229店舗出店している。出店費用はカラオケ機器を買い取ることから1店舗約3000万円かかるが、月商約500万円稼ぐために1年でほぼトントン、2年目からは黒字化するそうである。大手カラオケ店の客層とは全く違うため、ライバル意識は無いそうである。
 今期配当は3200円を見込む。先日発表された株主優待は、1株〜5株未満の株主には、カラオケボックス用の1000円券を20枚、5株以上の株主には1000円券を40枚提供する。
 株価は、上場初日の高値35万5000円から公開価格の26万円を割り込み、14万円台まで一気に落ち込んでいる。今期予想PER8.0倍、株主優待を含めた実質配当利回りは高水準の16.3%、今後も成長持続の可能性を踏まえれば過小評価は否めず、早晩見直し買いが入るものと思われる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:47 | コラム
2007年07月31日

うかい 今後100年間増収増益を継続することを目標に

コラム 高級和食、洋食レストランのうかい<7621>(JQ)の旗艦店である鳥山店は40年間で16万人の来客数を達成している。八王子市南浅川町3426を地図で探せば分かるように、最寄駅である京王線高尾山口駅からも離れていて余程の魅力が無い限り40年間も店舗が続くとは思われない程地理的条件は悪い。
 しかし、現在でも盛況で多くのお客が訪れている。私が訪問したときも、大雨の直後でありながら多くのお客であふれていた。
 山間の小川沿いに70の個室を持つ日本家屋を配置している。しかも、全て伝統ある日本建築を移築していることから日本文化の集大成といえる。
 旗艦店が盛況であることから都心部へも出店しているが、中でも一昨年オープンした、東京タワーのすぐ近くの「芝とうふ屋うかい」は、昨年に続き今年も1カ月先まで予約されている程盛況だそうである。昨年の売上高は20億円であるが、まだまだ売上伸長余地はあり、年収30億円も見込めるという。
 さらに、今年11月には表参道店をオープン予定。既に内装のデザイン構想もほぼ出来上がっていて、順調に進んでいるそうである。投資資金は7億5000万円であるので30万株の売出を予定している。
 今期の連結業績予想は、売上高133億5000万円(前期比4.3%増)、経常利益7億円(同8.4%増)、純利益4億2000万円(同0.7%増)を見込んでいる。
 今後100年間持続的に増収増益を続けることを目標にしていることから、急成長より、地に足をつけて着実に一歩、一歩進んでいく方針。地理的条件の悪いところで、40年間着実に業績を伸ばしてきていることから、期待されるところ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:18 | コラム
2007年07月28日

ニッポ電機 市場の声がシームレスでした

コラム 27日の正午、日経平均は400円超の下げ、どうなることやらと心配しながら兜町を出発。着いたところはカンカン照りの平塚駅、体調がおかしくなるのではと思ったものの、ニッポ電機<6657>(JQ)のマイクロバスに乗り込み平塚工場へ。到着するとすぐ2階の会議室へ案内され、ご挨拶の後「工場内は非常に暑いので、まず上着を脱ぎ、ネクタイをはずしてください」とのこと。これで救われたと思った。以降はリラックスして加藤勇社長の話、工場見学、懇親会を無事過ごすことができた。
 工場内は800度のガスの火を使いガラス管を加工しているために非常に熱く、説明を聞きながらハンカチで終始あふれる汗を拭う有様。1階でスリムランプ、2階でシームレスランプ、3階で特別注文のランプを生産、5階は試験・検査施設であった。なぜか4階は素通り、後で尋ねようと思ったが、忘れてしまった。
 懇親会で、加藤社長と話す機会があったので、売上急増のシームレスランプの開発の経緯を尋ねてみた。
・・・・何故シームレスができるのか分かりましたよ。
加藤社長  分かってしまえば、なあ〜んだということですが、コロンブスの卵のようなものですよ。
・・・・誰が開発することを決断したのですか?
社長  誰がということではないのですが、開発責任者は私でした。
・・・・シームレスにすれば売れるだろうと予想をつけて開発したのですか?
社長  一切そういう判断はしませんでした。まず、市場調査を徹底的に行って、その結果聞こえてきた市場の声がシームレスでした。だから開発することを決めました。
・・・・開発期間はどのくらいかかったのですか?
社長  3年間です、その間ノイローゼになって入院した人もいました。3年目にやっと手作りで1本完成しました。しかし、手作りでしたら高価になりますので、採算は合いません。そこで、手作りでできるのであれば、機械生産できるだろうと機械生産に着手し、大量生産できるようになりました。
 加藤社長がいなかったら、シームレスランプという画期的な商品は誕生していなかっただろう。ある雑誌で社長の通信簿というシリーズがあるが、もし採点されるとすれば加藤社長はトップレベルの評価は確実。
 余程、飲兵衛に見えたのか、特別に秋田の酒も振舞ってもらい非常に楽しい見学会であった。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:43 | コラム
2007年07月11日

共和電業 山形共和電業訪問記

共和電業のホームページ 7月4日共和電業<6853>(東1)の主力生産工場である山形共和電業の工場見学会に出席した。東京駅9時24分発の山形新幹線に乗り、最寄駅さくらんぼ東根駅に到着したのは12時15分。
 2000年に現在の場所に工場を移転したそうで、まだ新築同然のきれいな工場である。この工場で、共和電業の売上げの40%以上を生産している。生産品は、歪みゲージをはじめとして、歪みゲージを使った応力計測器である高温用カプセルゲージ、荷重変換器、圧力変換器、加速度変換器、計量機器など。使用される分野は自動車関連、航空宇宙、工業計測、環境・安全・生物研究、交通システム、福祉・人間工学と我々の日常生活の安全を守る上でなくてはならない計測器を生産している。それだけに生産工場としての社会貢献は膨大であると共にその責任も重い。
 一昨年より、コンサルの専門家の指導のもと月1回、生産革新のための講習会を開催している。前回で22回目となり、本社のトップはもとより、グループ企業のトップ、山形の社員50名が参加している。
 現在の目標は、リードタイム3日以内の達成を掲げている。これまで、5S活動(整理、整頓、清潔、清掃、習慣)と1人に20枚の赤札を渡して不要と思うものに貼り付ける赤札作戦を実行したことで、工場内の整理整頓が進み、人が通れなかった倉庫内も楽々と通れるように整理されている。さらに作業がはかどるように、物の流れが良くなるレイアウトの変更に取り掛かっている。様々な提案と意見を出し合って優れた提案はすぐに採用され、実践されるなど効率的な生産体制作りを模索している。昨年1年の提案件数は約450件であったが、今年は半年で既に600件と昨年の提案件数を大幅に越えるまでになっていて、参加者の積極的な取り組み姿勢が窺える。
 「講習会を続けて、完成された生産体制に近づくことが企業体質をより強固にする、今後もずっと講習会を続けていく」(大村昭紀会長)との発言には生産革新を実現するために講習会を継続していくことが「世界のオンリーワン企業」に繋がるという強い意志を感じた。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:08 | コラム
2007年07月03日

ヘッジファンドの「ロング・ターム・キャピタル」破綻から18年目の夏

コラム アメリカのサブプライムローンに関連したヘッジファンドの行方は、やはり気になる。サブプライム市場は、「信用力が比較的低い消費者層」に対する融資市場、平たく言えば、銀行の融資対象とならない階層。プライムという意味が重要、最良ということに対し、最良でないということになる。
 信用力の低い層に対する住宅ローンが、今、固唾を飲んで見守られている。信用が低い分、金利が高いことから、ヘッジファンドが運用に力を入れてきた。ところが、景気上昇の初期局面では、どのような分野でも順調に進むが、景気上昇がある程度の期間続くとモタつくようになる。昨年の半ばあたりから、アメリカの住宅市場がモタつくようになり、サブプライムローンの延滞率が高まり、それを担保に発行された債券の売買が激減、人気がなくなった。この債券に運用を集中させたヘッジファンドの経営が悪化しているというものだ。
 ヘッジファンドの親会社が緊急融資で、今のところ事なきを得ているようだが、やはり気になる。思い起こせば、1989年に「ロング・ターム・キャピタル・マネジメント」という、ノーベル経済学賞を受けた人が運用していたヘッジファンドが破綻した。その時のNYダウは9000ドル程度から7550ドル程度まで急落した経験がある。1989年の時も夏だった。夏休みだからといって、アメリカ発のニュースから目をそらすことはできない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:46 | コラム
2007年06月27日

ジェーソン 公募を行わなかった上場企業

コラム 昨日(6月26日)ジェーソン<3080>(大ヘ)に行きました。柏駅から阪東バスに乗って、新中井というところで降りました。バス代180円でした。降りたけれど目標のジェーソンは道の向こう側。上下車線の中を命がけで渡るつもりでしたが、クルマが途切れましたのでメタボリックの私でもゆっくりと渡ることができました。
 本店の中は少し薄暗かったですが、店員の人は優しかったです。暗い本店、収益のために、明かりもケチっている、人件費も削っているのではないかと思いました。しかし、管理部長の板谷氏は丁寧でした。全て、いろいろなことを話してくれました。
 ユニークな企業です。上場する企業なのに、公募をしないという企業です。お金には困っていないのです。ただ、店舗展開と人材確保のために知名度が欲しかっただけです。業績から判断すれば、ジャスダックに上場してもおかしくないほどの業績です。ただ、公募を実施しない方針だからヘラクレスに上場したのです。(ヘラクレスは、怒るかもしれませんが・・・)
 一番高い商品で1500円。日用品を安く販売しているために非常に人気がある。たとえば、PB商品である缶ジュースは29円で販売しています。どこかで、そんなに安い缶ジュースが買えますか。私は耳を疑いました。帰りのタクシーの中で運転手さんに確認しましたので間違いありません。しかし、粗利は30%以上です。安売りの中でも利益を取れるように工夫しています。
 3年後には100店舗を計画していますが、出店予算は公募をしなかったことからも伺えるように資金的にはなんら心配はないそうです。また、店舗運営にも自信があふれていました。というのも従業員のやる気と共に経営者側でも従業員の労働条件を十分に尊重していることから経営者、従業員共に全力を尽くす体制ができていると思われます。例えば、1分間でも時間外労働を認めなかったら、その責任者は降格される方針を打ち出しています。サービス残業などもってのほか。企業の成長は、社員の協力なくしては成り立たないということを十分に認識している企業と思われます。この話を訪問先で話すと羨ましさ一杯で耳を傾ける担当者がいました。
 ジェーソンはこれまで上場してきた企業とは全く違った考えを実践し、実行していますが、話を聴けば、成る程と頷けます。一歩先を行っている企業かもしれません。今後3年で100店舗が実現されるだろうと思いました。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:18 | コラム
2007年01月24日

■忘れられた雪印事件

 「ペコちゃん」の愛称で6代も続いた洋菓子メーカーの大手・不二家が、使用期限を過ぎた食材を使用して大問題となった。これは数年前に起きた雪印事件と同じだ。当然だが社長は辞任した。最近はとくに生活習慣病がいわれている中、洋菓子業界は逆風にあることは間違いない。順風に変えるのは、食材とか研究努力が必要となる。従業員から幹部社員までコストを下げなければと考えることは当然だ。しかし、人の健康に重大な影響を与える食材に不正をすることは弁解の余地はない。働く社員、一生懸命働く直営店、数多くのフランチャイズ店は途方にくれていることは目に見えるようだし、やってはならないことの結果だ。失った信頼を取り戻すのは大変だろう。これはどの業界にも言えることだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:57 | コラム
2007年01月23日

■爽やかさが一番

 記録的速さで、優勝回数を20回に伸ばした朝青龍は、年齢もまだ若く、この後どこまで優勝回数の記録を伸ばすか興味深い。日本に留学、技と習慣を学び、一人横綱として、伝統ある土俵を守り続けている姿に拍手を送る。卓球全日本選手権単では、男女共に快挙。女子は中学生石川さんのベスト4、男子は高校生水谷君が最年少優勝した。特に水谷君は、14歳から独のプロリーグで腕を磨いているという。フィギアの世界は、早くから海外で技術を研く。浅田真央ちゃんもその1人だ。実力あるもののみが頂点に立つ。自民・公明・民社も混濁した世の中、爽やかさを見せて欲しい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2007年01月16日

■骨太策(死語化?)を

 豊洲の人通りが多いのに驚く。高層マンション・複合商業施設に加え、大規模オフィスビルの建築もラッシュだ。今後一帯の様変わりようは容易に想像できる。総務省の住民基本台帳、人口移動報告で、東京圏への人口流入がバブル期並みだというが、反面、人口減少を加速させ、第2、第3の夕張化する地域増大の予想も容易であり、地域間格差問題は、深刻さを加速する。加えて、人口集中が進む大都市圏でさえ、モンスター化する状況が、新しい格差を生む要因でもあり、インフラ整備へ投資を急がせる。美しい国を目指すいまこそ、改革徹底と官民バランス骨太政策を明示する時だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2007年01月15日

■存亡より目先か

 あれはもう、一昔・二昔前のことだったのだろうかと思い、そのあと苦笑したものだ。”人の噂も75日”という。それより長いには違いないが、一昔も前の話ではない。事件がおきてまもなく、栄光の歴史を自ら汚し、経済市場から放り出されたY社と同じことを、今また不二家が歩む。自ら身を存亡に導く思考はどのような仕組みによる脳の働きなのだろう。食物は、殺人狂気ともなりうる。その罪万死に値する。自らがよければほかはどうでもいい世とはいえ、せめてただしかれと祈るのみ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:00 | コラム
2007年01月12日

■カシオ計算機の電卓

 カシオ計算機は昨年12月末で電卓の世界累計販売台数が10億台を達成した。同社は1957年に世界初の小型リレー式計算機「14ーA」を開発。この技術を発展させ、65年に世界初のメモリーつき電卓「001」を発売。以降、72年に世界初のパーソナル電卓「カシオミニ」、83年に厚さ0.8ミリメートルのカード電卓を発売するなど、常に電卓の進化を担ってきた。電卓で培ってきたLSI設計や高密度美装といった技術は電波時計、携帯電話、デジタルカメラなど様々な製品に息づく。いまでも「計算機」を社名に残すことに同社の誇りが感じられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:09 | コラム
2007年01月11日

■工場回帰

 円高回避や安い人件費を求めて、設備投資の海外シフトが進んだのが1990年代だ。ところが昨年以降、大手企業の設備投資を中心に、工場の国内回帰が目立ってきた。工場の国内回帰の理由としては、最先端の技術や技術開発力で国内に勝る地域がないことや、高度の技術やノウハウの流出防止があるだろう。さらに、中国などの人件費の高騰で、安い労働力を活用できる国が少なくなってきたこともあるだろう。工場の国内回帰は、設備投資関連企業にとっては大きなメリットになりそうだが、団塊世代の大量退職時代を迎えて、人材確保が最大の難題になるのは間違いないだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:30 | コラム