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記事一覧 (05/02)【村山貢司の気象&経済歳時記】夏物の出足は早まる
記事一覧 (04/19)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】真田丸の秘密!幸村父の『究極の設備投資』とは
記事一覧 (04/13)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング達成への残された生存期間は?
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記事一覧 (02/02)【村山貢司の気象&経済歳時記】小顔に見えるマスク
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記事一覧 (01/15)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への具体的適応
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記事一覧 (01/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】平成28年の気象は?
記事一覧 (12/21)【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「環日本海経済圏」と日本神話(下)
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記事一覧 (12/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】数え年を考える
2016年05月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】夏物の出足は早まる

■エルニーニョ終息、猛暑型のラニーニャに向う

村山貢司の気象&経済歳時記 4月の後半から汗ばむような陽気になっているが、高温傾向はこの先も続きそうだ。異常気象の原因であるエルニーニョは終息に向かっており、むしろ日本の夏が猛暑になりやすいラニーニャに向かっているようだ。気象庁の長期予報によると5月は関東から西の地方で平年より気温が高く、東北や北海道でもやや高い見込みである。また、6月も平年よりやや高くなる見込みで、蒸し暑くなるだろう。7月は全国的に平年並みの予想である。7月後半はかなり暑くなる可能性もある。

 エアコンなどの夏物家電は5月後半から気温が上がり、6月の気温が高くなると一気に売れ行きが加速する傾向がある。夏物家電の商戦は7月前半までの気温が大きく影響する。同じことは夏物衣料でも言え、やはり6月から7月前半の気温の影響が大きい。その他の夏物商品を含め、今年は販売戦略を少し前倒しした方が良さそうである。

 2015年は東京都心で35度以上の猛暑日が8日連続するなど記録的な猛暑になったが、今年の夏も15年に匹敵するか、それ以上の猛暑になる可能性がある(村山貢司=気象予報士・経済評論家)。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:27 | コラム
2016年04月19日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】真田丸の秘密!幸村父の『究極の設備投資』とは

■信濃上田城を造ったのは真田氏ではない?

 NHK大河ドラマ『真田丸』のあるシーンを観ていて『アレっ?』と思った歴史ファンは少なくないと思う。真田昌幸(信繁の父。信繁は幸村の名で知られる)の本拠地として有名な上田城を徳川家康が「築城してあげる」場面だ。ドラマでは徳川方に属していた昌幸の要請で仕方なく造った、と描かれている。その後、昌幸に裏切られた家康は激怒して上田城攻めに踏み切るが、みじめな敗北を喫してしまう。

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<写真=真田氏で有名な上田城(長野県上田市)。ただし現在の城址は真田氏時代のものでなく、江戸前期に築造されたもの>

 これまでの通説では上田城を築いたのは昌幸であり、家康の介入など考えられていなかった。

 ドラマの筋立ては一見、盛り上げるための脚色とも思える。しかし実はこれには立派な裏付けがあるのだ。近年に元上田市立博物館長の寺島隆史氏が、築城は家康(および上杉景勝)によって行われた、という『新説』を唱え、学界でもかなりの支持を集めるようになったのである。寺島氏の論は当時の家康の書状などを丹念に研究したもので、かなりの説得力を持つ内容である。ドラマもこの説を採用したのだろう。

 歴史学とは一夜にして常識が覆る世界であるが、上田城の一件はその好例だ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:41 | コラム
2016年04月13日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング達成への残された生存期間は?

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 多くの方から「あとどれくらい健康寿命があるのか?」との問いがありますが、非常に難しくデリケートな問題です。健康寿命が推定できれば、サクセスフル・エイジング達成に重要な社会的貢献にも参加しやすいと話されます。

 健康寿命期間を推測する多くの研究がありますが、最も信頼されているのが米国医師会雑誌(JAMA 2006 15;295:801−8)のリー博士の指標です。この米国の研究では、自宅で自立生活している11,701人(平均年齢:67±10歳)、57%女性が対象でした。4年間の追跡調査で、経過観察中に1,361人(12%)が死亡しました。手術歴や入院回数など健康寿命に関連する予測因子として41項目を選択し、統計解析で最終的に12項目が選択されました。

 スコアは、年齢(60〜64歳;1点,65〜69歳;2点,5歳毎に1点加算、85歳以上は7点)、性別(男性2点)、糖尿病(1点)、癌(2点)、慢性肺疾患(2点)、心不全(2点)、数週間前までの喫煙(2点)、BMI(体重kg/身長m2)25以下(1点)、1人で入浴出来ない(2点)、500m〜1km歩行不能(2点)、金銭管理が困難(2点)、椅子などを動かせない(1点)と規定されました。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:36 | コラム
2016年04月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】この夏は水不足の可能性が

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 地球は水の惑星と呼ばれるが、地球上の水のおよそ97.5%が海水であり、淡水はおよそ2.5%でしかない。しかも、淡水の大半は氷河や地下水であり、人間が利用可能な水は0.01%と非常に少ない。日本の雨量は世界の中では多い方だが、面積が狭く、人口が多いために一人当たりの水資源は意外に少ない。

 日本の年間雨量は平均すると1700ミリ前後で大人の身長とほぼ同じであるが、急峻な地形のために大半が海に流れ出しており水資源として使えるのは膝から下の部分だけになる。水資源の内訳は農業がおよそ70%、工業が22%で生活用水は8%程度である。日本は大量の食料を輸入しており、この食料を生産するために事実上海外の水を大量に使用していることになる。世界各地では人口の増加や工業化による水の汚染で中国を始め深刻な水不足になっており、このような観点からも食料自給率を高める必要があろう。

 東京の水がめは利根川上流のダムと多摩川上流の小河内ダムであるが、3月末時点での貯水量は過去の平均を下回っている。原因はこの冬の雪の量が少なかったためである。これから初夏にかけてダムに流れ込む水の大半が山々からの雪解け水であるが、群馬県と新潟県の境にある山々の積雪は平年の半分以下の所が多い。もし、梅雨時の雨量が少なければこの夏の首都圏は水不足になる可能性が出てくる。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:41 | コラム
2016年03月31日

【アナウンサー神主のため息】僕はコウノトリに運ばれてきた?

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 先日、20代の若者たち数人と話をしていて驚いたことがあります。人間の命について話をしていました。すると一人の若者が自分はコウノトリに運ばれてきたと教えられ、子どもの頃それを信じていたというのです。コウノトリが赤ちゃんを運んでくる話は私も聞いたことがあります。この話はもちろん日本の話ではありません。ドイツのおとぎ話がもとになっているようです。

 私がここで問題にしたいのは、この日本の若者が子どもの頃、それを信じていたという事実です。なぜならコウノトリの話は、日本人の命に対する伝統的な考え方とはあまりにもかけ離れているからです。この青年は子どもの頃、日本人の考え方ではなくドイツの考え方をどうやら教えられたようなのです。おかしいと思いませんか。日本人の考え方を身につけた上で、他の国の考え方を知るのなら宜しいでしょう。そうではないところが私は問題だと思うのです。

 では日本人の命に対する考え方はどのようなものでしょうか。実は現在の日本人のほとんどがご存知ないのです。それは自信をもって言うことができます。なぜなら、この私も神主になる前は知らなかったからです。皆さん「中今を生きる」という考え方を知っていますか。おそらく初耳でしょう。説明しましょう。自分は今生きている。なぜ生きているかと言えば両親がいるからだ。両親は祖父母がいたから生まれたのだ。日本人は、このように一つの命には2、4、8、16、32、64・・・の命が関わっていると考えました。そして両親から繋がっている無数とも言える命の中のたった一つの命がなかったとしたら自分は生まれてこなかったと考えたのです。そうですよね。曾おじいさんがいなかったらおじいさんかおばあさんはいません。したがって両親のどちらかも存在しませんので自分もいないのです。すべての命がそろっている中で自分は奇跡的に命を引き継ぐことができたと日本人は考えたのです。やがて成人すると伴侶を得て子どもが生まれます。その子どもにもやがて孫ができるでしょう。このように命はご先祖から両親を通じて自分に引き継がれ、子孫に伝えていくべきものと考えてきたのです。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:17 | コラム
2016年03月21日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「トランプ大統領」で大暴落!?モンロー主義は復活するか

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

■「想定外」の事態が発生しつつある

 米大統領選が「まさか」の展開になってきた。多くの人、特に市場関係者が泡沫候補ととらえていた“不動産王”の共和党ドナルド・トランプ氏の快進撃が止まらないのだ。

 スーパーチューズデーに続くミニ・スーパーチューズデーでトランプ氏はフロリダなど3州で勝利。一方、民主党は前国務長官のヒラリー・クリントン氏が前進しており、11月8日の本選はトランプ対クリントンの対決が有力となってきている。

 ここに至り、「しょせんは予備選」、「ガス抜きであろう」とタカをくくっていた向きも認識を改めてきている。もしかしたら「万が一」があるのではないかと。

 米国民はウクライナ・シリア問題に見られるような自国の威信低下に危機感を持ち、強力なリーダーを待望しているようだ。さらに、猛烈な格差の拡大に対し、想像以上に不満を持っている。多くの人々が読み違いをしたのはこのあたりだろう。

 メキシコからの不法移民を「レイプ魔」と罵り、イスラム教徒の入国禁止を叫び、果てはメキシコ政府の費用負担で国境に「長城」を築く、などなどトランプ氏の一連の発言は非現実的なものが多い。自由貿易・同性婚・銃規制反対はいかにも共和党らしい主張だが、半面、富裕層への増税、国民皆保険の拡大、中絶の肯定といったリベラル左派的な主張もある。要するに、現状では保守もリベラルもごちゃまぜにしたポピュリスト(大衆迎合主義者)としかいいようがない人なのである。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:49 | コラム
2016年03月15日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】『社会貢献』はサクセスフルエイジング達成の重要な因子

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 「サクセスフル・エイジング」は、身体・精神的問題だけでなく、経済・社会的に健全であり、家族・友人・近隣との良好な相互関係によって構築されると、以前より欧米の考え方をご紹介しました。我が国でもサクセスフル・エイジングの条件として、同様の報告があります。紫田博先生(桜美林シナジー・4:1−14・2005)は、(1)長寿:病気や障害の回避としての「健康」、(2)高い生活の質:生活満足度、(3)高いProductivity(社会貢献)を必要3条件としています。

 嵯峨座先生(保健の科学・3:157−162・2013)は、高齢期への発達課題にうまく適応した人は、4条件(健康・長寿・社会的活動・満足度)が満たされる度合いが高くなると報告しています。健康・生活への満足度は従来からよく言われていますので、多くの方がいろいろな方法で取り組んでいるかと思います。

 高い社会貢献の達成では、隣近所との関係が希薄な現代社会では自らが積極的に社会貢献活動としての仕事やボランティア活動に取り組んでいく必要があります。私の周囲でもマンションの管理組合や町内会活動に関与している人は、生き生きと活動状況を話されていています。多くの患者さんに、サクセスフル・エイジング達成の重要な因子ですので、多少面倒でも社会活動に出来るだけ参加され長く続けて下さいと伝えています。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | コラム
2016年03月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】急増するデパート友の会

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 年明けから各デパートの友の会の入会者が急増している。京王百貨店の場合、毎月1万円ずつ積み立てていくと、1年後には13万円分の買い物券を入手できる。単純計算では12万円に対して1万円のプレミアムを利子と考えると、およそ8%になるが、実際には12万円を1年間預けているわけではないので、利回りはもっと高額になっている。昔はこの13万円で商品券を購入し、金券ショップで現金にするという裏技もあったが、現在は入会したデパートのみで使える買い物券になっている。

 他にも、買い物の際に休息をとれるサロンの利用や小学生以下の子供や孫がいる場合に登録しておくと入学や卒業時のプレゼントや誕生日のケーキを購入すると500円の割引クーポンなど様々な特典がある。デパートの買い物というと高いものというイメージがあるが、酒類などは基本的に定価であり、人気の高い酒などの場合はデパートの方が安い場合もある。あくまでも貯蓄ではなく買い物に使うものであるが、デパートでの買い物が多い人や贈答の予定などがある場合は検討に値するものである。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:31 | コラム

【宮田修 アナウンサー神主のため息】なぜ『ブログ』をするのでしょう

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 ブログというものをしている人が多いと聞きます。自分が何をしたか、何を考えたか、はたまた何を食べたかまでをインターネット上に書き記し、不特定多数の人に知らせるのだそうです。この事実を初めて知った時、私は到底信じることができませんでした。なんでそんなことをするのか理解できなかったからです。なぜなら私が今考えていることや自分がしたことなどを他人に、しかもまったく知らない不特定多数の人に知ってほしいなどとは思わないからです。ましてお昼ご飯に何を食べたかなど知らせる必要もないでしょうし、そうした事に他人は興味もないだろうと推察するからです。

 長くNHKでアナウンサーをしてきました。テレビやラジオに出ていました。もちろんそれが仕事ですから「仕事」をしていたのです。テレビに出ていると多くの人が私のことを知っています。多くの人に知られていることを羨ましいと思う方がいるかも知れませんが、それによって良かったと思ったことはほとんどありません。むしろ困ったことの方がはるかに多かったです。

 取るに足らない例を挙げましょう。私が横断歩道以外のところで道路を横断したとしましょう。必ずと言って良いほどNHKに電話が入ります。そういう電話は丁寧な言葉づかいをするそうです。「夜7時のニュースを担当しておられる宮田アナウンサーが横断歩道以外のところを渡っておられました。いかがなものでしょうか。」この電話の後、上司に呼び出され、叱られます。私は絶対に横断歩道以外のところを渡りませんでしたので叱られたことはありません。同僚たちの何人かはそのような電話を頂戴しています。まあテレビでかっこ良いことを言っていますから仕方ありませんがね。まことに不自由です。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:19 | コラム
2016年02月18日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】三国志の悪役・曹操が挑んだ「大失業時代」

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

■押し寄せる「消える職業」の恐怖

 車の自動走行をアピールする某有名歌手の"手ぶら運転CM"が話題である。もはや人の運転さえいらないGoogleの自動運転カーの実用化もそう遠くない未来であろう。テクノロジー、とりわけ人工知能(AI)技術の進展は目を見張るものがある。大手証券会社では、膨大な経済データをAIに学習させ、日銀の政策決定や経済動向を予測する動きも出てきている。もしかしたら金融政策の決定自体もAIが行う日が来るのかもしれない。

 AIやロボット技術の進展とともに、気になるのが「消える職業」の問題である。車のドライバー、銀行の融資担当者、野球の審判、薄記・会計の事務員……オックスフォード大学・AI研究者のマイケル・A・オズボーン博士は、今後10〜20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高い、としている(『雇用の未来』)。

 もちろん新しく創出される職業もあるだろうが……では30年、50年先はどうか。現状では大半の職業がAI、ロボットに取って代わられるイメージが先行しているようだ。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | コラム
2016年02月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)達成への社会参加の重要性

■社会的接触が認知症リスクを低下させ幸福感も得られる

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 「サクセスフル・エイジング」は、身体・精神的問題だけでなく、経済・社会的に健全であり、家族・友人・近隣との良好な相互関係によっても構築されます。1月号でも達成するための適応条件を記述しましたが、1987年に米国ロウエ博士は、@ 病気や障害のリスクが低いこと、A 高い精神的・肉体的機能、B 人生への活動的なかかわり、C 主観的な幸福感が、4項目を提唱しています。4項目でも特に、社会参加や余暇活動の積極的な参加は、認知予備能を増やすことでサクセスフル・エイジングに必要不可欠と述べています。

 スウェーデンでの研究でも、社会的接触が認知症リスクを低減させ幸福感を達成できると報告されています。ストックホルム在住75歳以上の1,203名を3年間観察し開始時には全員健康で認知症はありませんでしたが、終了時には176名(15%)が認知症と診断されました。認知症リスクは、独身・独居で1.9倍、子供なしで1.4倍、友人・親戚なしで1.6倍に増加したとの結果でした。「独身・独居・子供なし・友人なし」の社会的接触が乏しい人たちは、「結婚・同居人あり・子どもが毎週会いに来る・友人多数」の人々に比べて認知症リスクが8倍との結果でした。千人あたりの認知症の年間発症数は、社会的接触や交流が乏しい人では156.9人、やや乏しい人では69.4人、中程度では49.5人、充分な人では19.0人でした。この結果からも、生涯にわたり社会への参加・貢献が必要です。

 我が国でも東京大学の秋山弘子教授のグループが、1987年から高齢者約 2,000人を追跡調査の結果を報告しています。5年後の健康度と強く関連する要因は、「喫煙, 食事, 運動, いきがい」でと報告しています。性別の特徴として、男性では団体・グループヘの参加、女性では精神的な自立が健康度と強い関連が認められました。この報告からも男性は精神的自立が下手で、女性に比べ積極的な社会的参画が必要と思われます。男性で退職後に1日中自宅で過ごす方は、最もサクセスフル・エイジング達成が困難な方です。退職後もぜひ社会的参加で貢献を意識してお過ごし下さい。(元気会横浜病院々長、元・自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:35 | コラム
2016年02月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】小顔に見えるマスク

■今春の花粉は多く飛散、花粉症3000万人超は最大の疾患、ユニチャームのマスクが注目

村山貢司の気象&経済歳時記 この春は関東地方を中心にスギやヒノキの花粉が多くなる予想で、街中にマスクをつけた人が目につくようになっている。スギ花粉症の有病者は3000万人を超えると推定されており、季節性のものであるが日本で最も多い疾患である。

 花粉症を予防するために、原因となる花粉を鼻に入れないように多くの人がマスクを購入している。その中で今注目されているのが「小顔に見えるマスク」である。ユニチャームが1月に発売したもので、小顔に見える原理はマスクの下の部分を鋭角にしたという単純なものであるが、最適な角度や形にするのには苦労があったらしい。値段は通常のマスクの2倍から3倍するが、女性の心をつかんで売れている。この手があったかと思わせる商品である。

 台湾で日本製の石油ファンヒーターが売れている。温暖というイメージがある台湾だが夏の暑さを逃れるために裕福な人は標高の高い所に家を持っている場合があり、冬は暖房が必要になるのである。

 常に新しいものを考えることも大事だが、既存の製品の中にまだまだ改良の余地があり、ものによっては大化けする可能性があることを忘れてはならないし、実際に現地に行って、どんなニーズがあるかを知ることも大事であろう。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:26 | コラム
2016年01月31日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】国会議員の育児休暇について思う

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 あまり真面目に新聞やテレビをチェックしているわけではないので正確ではないかも知れませんが、国会議員同士が結婚し子どもが生まれることになり、夫である議員が育児休暇を取得したいという希望を述べたと報じられています。これに対して賛否両論の意見が寄せられているという。

 私は、大変面白いと興味をそそられました。私の勝手な想像でしかありませんが、パパになるこの若い国会議員さんは、自分が育児休暇を取得すると言えば男性が積極的に育児に関わることを目指しているイクメンと呼ばれる人たちから喝さいを浴びるのではないかと考えたに相違ありません。ところが税金から歳費を貰っている国会議員がとんでもないと批判を浴びてしまいました。最近、彼はこの件に関してあまり発言しなくなってしまったと先日の新聞は伝えていました。

 私は神主です。神主は日本人の伝統的な考え方を学び、それを大切にしようと考えています。その私から見るとこの国会議員はそれに反する考え方を示してしまったようです。我われ日本人はもともと共同体を形成し、米を作って生きてきました。円滑にコメを生産するために共同体全体の存続が最優先されました。皆自分が共同体のために何が出来るかを常に考える癖が出来たと私は考えています。そこで日本人は自分が所属している共同体、例えば家族、地域、会社などのことを最優先に考えるようになったのです。今は時代が違うよという声がたくさん聞こえてきそうです。しかし、わが民族はそういう暮らしを数千年にわたって続けてきました。私たちの細胞の遺伝子には全体のために尽くしなさいと言う情報がはっきりと書き込まれているのです。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:38 | コラム
2016年01月19日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】『ラ・マンチャの男』とともに苦難を乗り越えよう、大暴落と『ドン・キホーテ』の風車

作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術

 2016年のマーケットがとんでもない幕開けとなっている。
 今、何を言うべきだろう。私のような小心者は、現在進行形の大暴落にただただ呆然とするばかりだ。百万言を連ねたとしても、まるで風車に突撃する『ドン・キホーテ』のように、むなしく思えてならないのである。

 こんなとき賢人ならば何と言うのだろう、と思っていろいろ調べてみると、その『ドン・キホーテ』の作者セルバンテス(1547〜1616)が気の利いた言葉を残していた。
 「流れに逆らおうとしたところでむだなことだ。流れのままになっていれば、どんな弱いひとでも岸に流れつくものだ」――。
 色々な解釈ができる言葉である。ひとまず持ち高を整理して、ボーっとしていれば岸にたどりつける。かもしれない。

 セルバンテスはスペインの人で、今年で没後400周年を迎える。セルバンテスとドン・キホーテの物語を軸にしたブロードウェー・ミュージカル『ラ・マンチャの男』もよく知られるところだろう。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | コラム
2016年01月15日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への具体的適応

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 先月号で、1987年米国カーン博士の「サクセスフル・エイジング達成には、大きな疾患や障害がなく、高い身体・認知機能を維持し、社会貢献を行える」との提唱を紹介しました。この達成には65歳以下の方でも6項目に適応することが大切とされています。少し具体的に個人的見解を述べさせて下さい。

(1)肉体的な力と健康の衰退に適応する:健常な65歳の方で、列車の出発に合わせて駅の階段を2段飛びで急いで登っていましたら転倒して、膝の皿を骨折した事例がありました。若い人でも起こるかもしれませんが、今までも身体能力を過信しないことです。特に75歳以上の後期高齢者では、転倒・転落は命取りです。

(2)隠退と収入の減少に適応する:結構難しいですが、長寿社会では90歳までの生活を念頭に置く必要があります。

(3)配偶者の死に適応する:特に男やもめの方は奥様の家事分担がのしかかり、高齢者うつ病・アルコール依存所などに陥りやすいです。週に2回程度、家事を助けてくれる人を探して下さい。

(4)自分の年ごろの人々と、明るく親密な関係を結ぶ:同窓会などに積極的に参加してみては如何でしょうか。私自身も還暦を過ぎて、同級生で海外の第一線で活躍しているのを実際に見たり聞いたりすると、多くの刺激を受けます。

(5)社会的・市民的義務を引き受ける:町内会役員は少し大変かもしれませんが、出来るだけ前向きに引き受けてみて下さい。地域児童の登校の見守りや高齢者施設の掃除でも良いとされています。

(6)健全な生活を満足に送れる:お酒やギャンブルに依存しないことが重要で、特にお酒には注意して下さい。1日日本酒3合以下、週に1回は必ず休肝日を厳守して下さい。

 新年早々、あまり楽しい話ではありませんが、ぜひ皆様の日常生活をもう一度見直して、上記6項目に出来るだけ適応するように努めてみて下さい。(元気会横浜病院々長、元・自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:01 | コラム
2016年01月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】初詣に思う

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■まず、氏神様にお参りしよう

宮田修 アナウンサー神主のため息 初詣−どこの神社で何をお願いしますか

 新しい年を迎えて多くの日本人は神社に初詣に出かけることでしょう。人波に押しつぶされるようにしてご神前に近づき、お賽銭を奮発してさて皆さんは神さまに何をお願いするのでしょうか。

 家族全員が一年間無事に過ごせますように、健康でありますように、商売がうまくいき儲かりますようになどなどさまざまだと思います。ところで、今お願いをしている神社は何という神社ですか。たくさんの参拝者が押し寄せていることからおそらく誰でも知っている有名な神社なのでしょう。良く名の知られた神社で自分の叶えてほしい願いをたくさん神さまにお願いをする。これが最近の多くの皆さんの初詣だと思います。もちろんそれで宜しいのでしょう。

 しかし、本来はそうではないと私は考えます。まず、お参りに行く神社です。大きなそして立派な神社の方がよりご利益がありそうに感じます。しかし皆さんのお住まいの近くには必ず氏神さまがあるはずです。氏神さまは、産土(うぶすな)さまとも言います。その地域にお住いの方々をお守りしてくださる神さまです。氏神さまは当然のことながらその地域に住んでいる人たちは一人残らずご存知です。年が改まってまず自分を知ってくださっている神さまにご挨拶に行くのが宜しいと思いますがいかがでしょうか。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:28 | コラム

【村山貢司の気象&経済歳時記】平成28年の気象は?

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■4、5月は真夏並みの暑さ、夏物商品が早めに動く

村山貢司の気象&経済歳時記 平成27年は異常気象の連続であった。夏の前半は都心で猛暑日が8日も連続するなど記録的な猛暑になった。8月の中旬以降は一変して天気が悪く低温になり、9月には台風の影響もあって気象災害が各地で発生した。これらの異常気象の原因の一つはエルニーニョである。エルニーニョ現象は12月末がピークで、春以降は収まる見込みだが、影響は夏の前半まで残りそうだ。

 平成28年は冬から春にかけてはエルニーニョの影響が強く、シベリアからの寒気が南下しにくいために、気温は高めの日が多い。しかし、月に2回から3回寒気が入るために寒暖の差が大きくなりそうだ。初夏は平年より高温で4月から5月にかけては真夏のような日もある。このために夏物の動きは例年より早くなるだろう。梅雨入りは平年並みだが、梅雨明けはやや遅れそうである。夏の前半の気温は平年並みかやや低いが、夏の後半は猛暑になり、秋まで高温が続くであろう。冬の訪れは比較的早くなる可能性が高い。

 季節を平均的に予想すればこのようになるが、近年の傾向は日本付近で偏西風が突然大きく蛇行し、それが大規模な異常気象の原因となっている。平成28年も同様で、異常気象の規模が拡大しているために経済にも影響を与える恐れがある。(村山貢司=気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:23 | コラム
2015年12月21日

【作家・吉田龍司の歴史に学ぶビジネス術】「環日本海経済圏」と日本神話(下)

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 オオクニヌシ(大国主命)は出雲大社(島根県)の祭神であり、特に「因幡の素兎」神話でよく知られる神である。スサノオの子孫で、「国作り」を行って天下を治めたが、最後はアマテラスを中心とした高天原の神々に屈して国土を譲り、隠退した。中世以降は密教の神である大黒天と混同されて、大黒様、福の神として信仰を集めるようになった。

 オオクニヌシの神話には太古の環日本海経済圏、日本海文化圏を示す話が多い。

 もちろん神話や伝承は歴史そのものではないが、丹念に検証するといくばくかの史実がかいま見えてくる。

 代表的なものが越(北陸道の古称。高志国)のヌナカワヒメとのラブロマンスだ。出雲の王ヤチホコ(オオクニヌシの別名)がヌナカワヒメに求婚するため越に向い、互いに歌を詠みあって結ばれる、という話である。

 ヌナカワとは翡翠の川、つまり古代にヒスイの産地だった糸魚川の意味がある。ヌナカワヒメは糸魚川を守護する女神ということになる。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:37 | コラム
2015年12月16日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への適応条

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■体力の衰退、収入の減少など6項目に適応を

 サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)の基本的な考え方は、紀元前からあることを11月号でお話しました。近年先進国では急速に高齢化がすすみ、サクセスフル・エイジングはアンチエイジング(老化の進行を人為的に制御)から発展した考え方です。基本にあるのは、1)高齢期でも発達可能である、2)高齢者の人生はすべてが衰退ではなく知能低下や病気などは努力によって回避可能である、などの高齢者の生き方への考えの変化です。高齢者がこの考え方を生活の中に取り込み、前向きな生き方を目指すのがサクセスフル・エイジングです。

 1987年カーン博士が「サクセスフル・エイジング達成には、大きな疾患や障害がなく、高い身体・認知機能を維持し、社会貢献を行える」と提唱しました。この達成には、身体・精神的問題だけでなく、経済・社会的に健全であり、家族・友人・近隣との良好な相互関係によっても構築されると報告しています。具体的には、@肉体的な力と健康の衰退に適応する、A隠退と収入の減少に適応する、B配偶者の死に適応する、C自分の年ごろの人々と、明るく親密な関係を結ぶ、D社会的・市民的義務を引き受ける、E健全な生活を満足に送れる、の6項目に適応することが重要視されています。さらに、ハヴィガースト博士は3条件として、@パーソナリティが強靱である(人柄)、A社会環境が支援的である(環境)、B身体が強健である(身体)を推奨しています。

 人柄・環境・身体と少し難しい課題かもしれませんが、皆様方も健康な今から準備が必要かもしれません。まずは、肉体的な強靱さを常に意識し「毎日40分は歩く!」を心掛けて下さい。男性はB配偶者との離別後には家事負担が倍増し非常に脆弱になりがちですので、積極的に上記6項目に適応するようになさって下さい(箱崎幸也=元気会横浜病院々長、元・自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:28 | コラム
2015年12月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】数え年を考える

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■なぜ日本人は数え年だったのか、「0」の概念がないためだが奥深い日本人の命への思い

宮田修 アナウンサー神主のため息 今年も間もなく終わろうとしています。歳をとったせいでしょうか最近とみに1年が早く過ぎるようになったと感じます。1歳になったばかりの子どもにとっての1年はそれこそ1分の1ですが、60歳になると1年は60分の1になる。したがって歳をとると1年が早く過ぎるように感じるのだと聞いたことがあります。確かにそうかも知れません。

 最近、数え年で自分の年を言う人はほとんどいません。歳が増えるから嫌がられます。数え年が使われるのは少しでも長生きしたことにしたいと思う亡くなった歳―享年ぐらいでしょうか。

 でも日本人はかつてすべて数え年で年齢を言っていました。しかも歳をとるのは誕生日ではなく、正月でした。間もなく新しい年がやってきます。かつては元日、日本人全員が一斉に一つ歳をとりました。私が子どもの頃、微かな記憶があります。新年を祝う元日の食膳で修はいくつになったのだと問われたのです。数え年には零歳というのはありません。オギャーと生まれた時が1歳です。ということは私は10月の生まれですので生まれた時が1歳で、2か月ほど経つと正月が来て2歳になります。生まれて2か月で早くも2歳になってしまうのです。今ならそんなことおかしいよとおそらく誰にも納得してもらえないでしょう。でも我が国ではかつてはそれが当たり前だったのです。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | コラム