[コラム]の記事一覧
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記事一覧 (01/01)【宮田修 アナウンサー神主のため息】飛ぶ鳥、跡を濁さず
記事一覧 (12/30)【東京証券取引所・大納会】特別ゲストにNHK朝の連ドラのシャーロット・ケイト・フォックスさん
記事一覧 (12/14)【箱崎幸也の健康増進実践法】喫煙と認知機能低下・子供への影響と関連
記事一覧 (12/03)【村山貢司の気象&経済歳時記】この冬は寒暖の差が大きく冬物衣料にはプラス
記事一覧 (11/15)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】続・検査値の適正な基準値は?
記事一覧 (11/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】三多摩格差と地方創生
記事一覧 (10/14)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】血圧やコレステロールの適正な基準値は?
記事一覧 (10/03)【村山貢司の気象&経済歳時記】今年冬の気象は
記事一覧 (09/16)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】65歳以上の方の検診や新たな薬剤追加は慎重に!
記事一覧 (09/01)【村山貢司の気象&経済歳時記】日本の資金供与でインドの電力供給に明るさ、一方の日本は課題山積
記事一覧 (08/16)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】暑いからこそ適度の運動の勧め
記事一覧 (08/02)【村山貢司の気象&経済歳時記】新幹線効果のについて思う
記事一覧 (07/14)【新聞&雑誌から投資ヒント】日経ビジネスが水素特集
記事一覧 (07/12)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症の絶対的予防法はないが、感謝、生きがい、好奇心、散歩がやはり効果的
記事一覧 (07/02)【村山貢司の気象・経済歳時記】今年は冷夏予想が一転して猛暑の可能性強まる
記事一覧 (06/16)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症と普通の物忘れとの違い
記事一覧 (05/31)【村山貢司の気象&経済歳時記】若者の酒離れ
記事一覧 (05/22)【マーケット・銘柄Q&A】新指数JPX日経400のパフォーマンスは?
記事一覧 (05/17)【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症とうつ病との関連
記事一覧 (05/03)【村山貢司の気象&経済歳時記】日本のエネルギーについて改めて思う
2015年01月01日

【宮田修 アナウンサー神主のため息】飛ぶ鳥、跡を濁さず

■リクライニングシート対応にも現れる日本人の他人を思いやる心配り

宮田修の世相を斬る 新幹線や特急が停車駅に近づくと、使ったリクライニングシートを元に戻してくださいと言う車掌のアナウンスがある。お気づきだろうか。このようなアナウンスは、かつてはなかった。私の記憶では、4,5年前から始めたように思う。JRに訊いてみた。

 やはり座席が元通りになっていないことに乗客から苦情があるようだ。マナー改善のため車内アナウンスで促していると回答してきた。

 ではなぜ日本人は列車を降りるときに座席を元に戻すのであろうか。日本の気候は、高温多湿のところが多い。特に夏の間は、耐えられないほどである。かの兼好法師も『徒然草』の中で『家の作りやうは、夏をむねとすべすし。』と言っている。日本人は、耐え難い蒸し暑さの中で暮らしてきた。列車の話に戻ろう。空席を見つけ座ろうとする。その座席の背もたれが倒れていたら、それはそこに誰かが座っていたことを示す。暑い夏、その乗客は汗をかいていたであろう。座席にその湿りが残っているかもしれない。嫌な臭いも・・・。

 後から座る人は、おそらく気分が悪いに違いない。そこで席を立つ人は、自分の後にこの座席を使う人のことを考え、座席を元に戻すのだ。私はそう考えている。この島国に住む人たちは、常に自分以外の人のことに思いを馳せながら暮らしてきた。他の人たちが幸せになるために自分は何ができるだろうかと考えながら日々過ごしてきたのだ。自分が席に着いた時と同じように元に戻して席を立つ。ここには誰も座っていませんでしたよ。どうぞ気持ちよくお座りくださいというサインを送ることになるのだ。

 『飛ぶ鳥、後を濁さず』―日本人ならかつては常識であった。残念ながら今はそうではなくなった。私の密かな観察では、車内アナウンスがあるにも拘らず、およそ半数の人がそのまま下車している。その都度”日本人は変わってしまったな”と私は感じるのだ。間違えないでいただきたいのだが、私は席を元に戻すのが正しく、そうしないのを悪いとは言っていない。どちらでも良いかもしれない。特に最近は列車にはエアコンが効いて、かつての不快さは大分軽減されている。しかし他人のことを考えながら暮らすことまで忘れる必要はない。これは大切にすべきであろう。これこそが日本人の”美風”であると私は思うからだ。

 私は、老神職から懇請を受け50歳を過ぎてから神職になった。そして日本人の伝統的な考え方を学び、その素晴らしさに心を打たれた。同時に現在の我が国の状態がそれとはかけ離れていることに心を痛めている。

 このコーナーで私たち日本人のDNAに刻み込まれているであろう先人たちの考え方をお伝えしたいと考えている。(宮田修 千葉県長南町の宮司、元NHKアナウンサー)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30 | コラム
2014年12月30日

【東京証券取引所・大納会】特別ゲストにNHK朝の連ドラのシャーロット・ケイト・フォックスさん

◆日経平均は279円安だが昨年末に比べて1159円(7%)上昇

 30日(大納会)の東京株式市場は、ギリシャの政局混迷とユーロ安への懸念などが次第に強まり、日経平均は本日安値の1万7450円77銭(279円07銭安)で年内の取引を終えた。しかし、昨年末の終値からは1159円46銭(7.12%)上昇し、3年連続で始値よりも終値が高くなる「陽線」となった。

 午後3時の取引終了後、恒例の大納会では、日本取引所グループの斉藤惇CEOに続き、特別ゲストとしてNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」で亀山エリーの役を演じて好評の米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんが登場。フォックスさん演じる亀山エリーは、ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝を「男」に仕上げた妻・リタがモデルとあって、企業家精神を象徴する「今年の顔」として迎えられた。

30日(大納会)

30日(大納会)

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:25 | コラム
2014年12月14日

【箱崎幸也の健康増進実践法】喫煙と認知機能低下・子供への影響と関連

■検査値で計れない喫煙の怖さ

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 2ヶ月間、検査値について記述致しましたが、今月は検査値では計れない「喫煙」についてお話させて頂きます。たばこの煙には約250種類の有害物質、約70種類の発がん物質が含まれ、喫煙の健康被害「百害あって一利なし」はよく知られています。

 喫煙者の周囲の方々から、何とか禁煙させたいとの相談がよくあります。親が認知症の方では、ロンドン大学疫学公衆衛生教室からの「中年男性の喫煙は認知機能のより急速な低下と関連している」と説明しますと、多くの方が禁煙を希望されます。

 この研究は英国の公務員男性5,099例、女性2,137例(初回評価時の平均年齢56歳)を対象とし、喫煙状況の評価を25年間で6回、認知機能評価を10年間で3回実施しました。

 解析結果から、(1)男性の喫煙は急速な認知機能低下と関連し、非喫煙男性と比べてすべての認知機能検査で大幅な認知機能の低下が見られた。(2)初回測定以前の10年間に禁煙した男性でも認知機能の低下が見られたが、初回測定より10年以上前に禁煙した元喫煙者では認知機能の低下は見られなかった。(3)女性では喫煙と認知機能低下との関連性は見られなかった。

 さらに、子供さんがいる方には、受動喫煙との関連が証明されている小児疾患[乳幼児突然死症候群(SIDS)、気管支喘息、呼吸器感染症、慢性呼吸器症状(咳漱・喀疾・喘鳴)、中耳炎]を説明しますと、禁煙薬を希望されます。これらの疾患以外にも、むし歯、うつ病、不安障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)などとの関連を指摘するデータが報告されており、子どもの健やかな成長・発達にとってたばこの煙は大きな脅威です。

 以上2つのデータから読者の皆様方が、禁煙に悩んでいる喫煙者の方々の心を動かして、ぜひ禁煙成功を導いてあげて下さい。(元気会横浜病院々長、元自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:18 | コラム
2014年12月03日

【村山貢司の気象&経済歳時記】この冬は寒暖の差が大きく冬物衣料にはプラス

村山貢司の気象&経済歳時記 12月の声とともに日本列島は真冬の寒気に包まれた。各地で暴風が吹き荒れ、西日本でも雪が降った。11月までは比較的気温が高く、冬物の動きは鈍かったが、この寒さでいっきに売り上げが伸びるだろう。冬物の動きは真冬の寒さより、11月中旬から12月上旬の気温が大きく影響する。

 この期間の気温が高いと真冬が寒くても冬物は不調になりやすく、逆に低温だと好調になることが多い。この冬は寒さの到来がぎりぎり間に合ったようである。気象庁の長期予報によると、12月は関東から西の地方は平年並みかやや高く、北日本は平年並みになる見込みである。また、1月と2月も同様に関東から西の地方は平年並みかやや高い可能性が大きく、北日本は平年並みの予想になっている。

 この予想からは、この冬の冬物はあまりよくない印象を受けるが、平年とは1981年から2010年までの平均であり、平年並みの冬になると最近の暖冬に慣れた身体にはかなり寒く感じられる。ちなみに、この前の冬は非常に寒いというイメージが強いが、14年の1月の気温は平年値より0.2度高く、2度の大雪が降った2月は平年より0.6度低いだけであった。

 この冬は、期間を通じての予報は平年並みかやや高い気温であるが、全般に寒暖の差が非常に大きくなりそうである。暖かい状態が数日続いた後の低温は数字以上に寒く感じられるものである。ニュースでは暖冬傾向と伝えられているが、冬物の動きは決して悪くないと予想している。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | コラム
2014年11月15日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】続・検査値の適正な基準値は?

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 前月号で適正な検査値について記述しましたが、多くの方から具体的に適正な基準はどうすれば良いのか質問がありました。

 65歳以上の方に最も問題となる検査値は、血圧・悪玉コレステロール(LDLコレステロール)・HbA1c(糖尿病の指標)です。日本人間ドック学会の新基準(男性)では、血圧:147/94mmhg,悪玉コレステロール:178〜72mg/dl,HbA1c:6.03%までの上限が示されました。

 しかし、健康人150万人の大規模調査研究ですが、長期追跡された研究からの基準値ではないので、現時点での信頼性には少し疑問があります。5(〜10)年の追跡調査にてこの新基準に整合性があるのか結論を出すべきと思っています。現時点での私の外来での基準値を示しますが、あくまで健康な男性でありご家族に脳卒中や心筋梗塞などの方が少ない方の値です。

 血圧に関しては、日本高血圧学会2014の降圧目標の、75歳以上(75歳未満):150/90mmHg(140/90)が妥当ではないかと考えます。悪玉コレステロールは日本動脈硬化学会では140mg/dl未満ですが、160mg/dlまでは魚中心の食生活で経過観察し、180mg/dl以上で薬を開始するかご相談しています。HbA1c(65歳以上の糖尿病患者)目標値は、米国糖尿病学会では7.5〜8.5%未満(NGSPの国際基準値)とされています。

 従来わが国ではHbA1cは一般的に6.2%未満とされてきましたが、米国とは大きな差があり、実際の外来では6.5%以下を目標としています。しかし、常に米国での基準値をお伝えすると多くの方が安心されますが、患者さん自身が油断し食べ過ぎないかと常に心配しています。

 しかし、80歳以上で健常な方で少し検査値が高いからといって、何種類もの薬を出されている患者さんをみると「検査値だけを診て、人を診ていない」と感じます。今まで脳・心血管系の病気がなく頸動脈エコーなどで動脈硬化の殆どなければ、少しくらいの基準値オーバーならば運動実践や食事生活の見直しで上記検査値の適正化に努めてみてください。(元・自衛隊中央病院消化器内科部長、現在・元気会横浜病院病院長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:42 | コラム
2014年11月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】三多摩格差と地方創生

村山貢司の気象&経済歳時記 筆者は東京西部の三多摩地方に住んでいるが、毎朝TVの天気予報で東京の天気予報が1つだけなのに不満を感じている。

 三多摩地区の人口は合計でおよそ420万人、西は2000mを越える山岳地帯である。1ミリ以上の雨の日数は年間平均で都心が101日、奥多摩では120日にもなるから、当然違う予報が出されても良いはずである。

 都道府県の中で最も人口が少ない鳥取県の人口はおよそ58万人だが、予報は東部と西部に分かれている。調べてみると都道府県の中で予報が分割されていないのは、東京以外では大阪府と香川県だけである。

 首都高速は距離制運賃に変更になったが、中央高速の高井戸―八王子間はいまだに高い定額運賃のままである。他にも都心に比べて格差のあるものが多く、これを三多摩格差と呼んでいる。

 三多摩の中心都市である八王子市の人口は56万人を越えており、ほぼ鳥取県に匹敵する。その八王子市でも駅ビルを中心とした地域と郊外の大型商業施設を除いては、かつての商店は姿を消してしまっている。町の中心部には次々にマンションが建築される一方で、山沿いの地域はむしろ人口が減少する傾向になっている。東京に近く、人口も多い地域でもこのような傾向にあるのをみると、安倍政権の政策の柱になっている地方創生が軌道にのるとは到底考えられない。一言で言えば、需要のない所に産業が育たないのはもちろん、医療や教育施設も成立しない。交通の便が悪くなれば人は便利な地域に移住するのは当然のことである。

 地方創生といってもできることはせいぜい名産品の開発や発掘程度であろう。田中角栄以降の経済実態を無視した、地方へのばらまきが日本の経済を停滞させたことを忘れてはならない。全国の知事会では、使途を制限しない交付金を求めているが、地方創生のための税金を箱物に使うことは絶対にやめるべきである。箱物は建設費よりも維持費に金がかかり、結局地方がさらに疲弊する結果になってしまうだろう。(気象予報士・経済評論家) 
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:25 | コラム
2014年10月14日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】血圧やコレステロールの適正な基準値は?

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 日本はあと10年もすれば、世界的にも類を見ない超高齢化社会(65歳以上が3人に1人)に突入します。私は幸いにも、白寿(99歳)で認知機能もしっかりされて本当にお元気な方を約30年間拝見させて頂いています。

 私自身も、99歳は無理でもせめて90歳前後までは健康寿命(日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる期間)を全うしたいと考えています。先日、白寿の方の30年前からの血圧や検査値は、どの様になっているのか、若い先生とともに調べてみました。

 99歳の方ですから30年前と言っても75歳からになりますので、50歳・60歳代の血圧やコレステロール値の正確なところは解りません。75歳時点で血圧は140/90mmHg前後で、T度高血圧に分類されます。またコレステロール値は240mg/dl前後と、一般的なコレステロール値上限220mg/dlを越えてまいた。しかし、血糖値は全く基準範囲内で、99歳の今も血糖値は全く問題ありません。改めて血糖値管理の重要性を認識しましたが、血圧やコレステロール値は少し緩やかな基準値でも良いのではないかと納得しました。

 日本の基準が厳しすぎ、血圧やコレステロールなどの生活習慣病の人が多すぎることが指摘されていました。今年4月に日本人間ドック学会が血圧やコレステロール値の新基準値を発表し、従来と比し緩やかな基準値を年代別に設定しました。多くの反論があり、日本人間ドック学会も『今すぐ学会判定基準を変更するものではなく、数年かけて基準変更を検討していく』と一気にトーンダウンしました。私は活動的で元気な後期高齢者の方には、個人個人の状態、例えば今までの病気の種類などで、基準値を患者さんと相談して決めています。ぜひ元気な皆様も医者任せにせず、自分自身でも血圧などを設定して最低でも90歳まで健康寿命を全うしてください。(自衛隊中央病院・消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:30 | コラム
2014年10月03日

【村山貢司の気象&経済歳時記】今年冬の気象は

■ポイントは「エルニーニョ」と、「偏西風の蛇行」、気温は北日本を中心に低く、東日本は平年並みかやや低い。西日本は平年よりやや高い

村山貢司の気象&経済歳時記 この夏は異常気象の連続であった。5月末から6月初めにかけて記録的な高温になり、夏物がいっきに動き出したが、西日本で雨と低温の影響が出て全体としては夏物の動きは鈍くなってしまった。7月から8月初めにかけては北日本と東日本で3高温になり、これらの地方では夏の商戦は順調に推移した。

 しかし、西日本は7月もあまり高温にならず、8月以降は大雨と低温、日照不足が続いた。東日本と北日本でもお盆前から台風や大雨など、天候が不順になり、夏物は店先から姿を消してしまった。

 今年の冬はどうなるのか、ポイントは2つである。『エルニーニョ』が発生するのかどうかであるが、可能性は高い。ただし、日本に影響するのは1月以降であろう。もうひとつは、『偏西風の蛇行』である。こちらは冬の前半にはほぼ確実に起きると予想されている。最も可能性が高いのは、偏西風が日本付近で南北に蛇行し、北日本は強い寒気が南下しやすいこと。

 一方で、西日本は暖かい空気が北上しやすいパターンである。中間の東日本は時々寒気の影響を受けることになる。気温は、北日本を中心に低く、東日本は平年並みかやや低い。西日本は平年よりやや高いであろう。早めに寒さが訪れるために、冬物の出足は早く、年を越える頃までは冬の商戦は順調に推移する見込みである。(気象予報士・山岳ツアーガイド・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | コラム
2014年09月16日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】65歳以上の方の検診や新たな薬剤追加は慎重に!

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 総務省が敬老の日に合わせて、65歳以上高齢者が3296万人で、総人口の4人に1人(25.9%)と公表しました。あと10年で3人に1人が65歳以上になるとも指摘されています。65歳以上の高齢者の10%が認知症との推計もあり、我が国の未来像に対して大変な危機感を覚えます。

 医療の現場でも、増加する単身高齢者への対応など、ご高齢の方々への医療が深刻な問題です。私自身の日々の外来でも、ご高齢の方に対する医療行為に常に悩んでいるのが現状です。例えば、ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)は胃癌や胃潰瘍を引き起こすことが解っています。胃内視鏡検査でピロリ菌が存在していれば、ピロリ菌除菌が推奨されています。しかし、75歳以上の高齢者で萎縮性胃炎が進展している人へのピロリ菌の除菌が、胃癌発生を減少させるかは不明です。除菌療法には薬疹などの副作用があり、除菌療法は各人の「元気さや活動度」をみて除菌するのかを決定しています。

 米国では2013年老年医学会が、「必要性を考慮すべき項目」を発表して医師に過剰診断・治療を戒めています。

 (1)認知症への効果や副作用(食欲低下、下痢など)の定期的評価を行うことなく、認知症治療薬を投与してはならない
 (2)期待余命や検査リスク、過剰診断や過剰治療を考慮することなく、乳癌、大腸癌、前立腺癌検診を行ってはならない
 (3)高齢者の食欲不振や癌末期では食欲増進薬や高カロリー輸液は実施してはならない
 (4)処方全体を見直すことなく、新たな薬剤を処方してはならない
 (5)入院中にせん妄を呈した高齢者に対して、行動抑制を目的とした身体拘束をおこなわない。

 以上の(2)、(4)は私たち日本人にも大いに参考になる項目です。65歳以上の高齢者の方は、漫然とした検診や新薬剤追加には常に慎重に考慮し対処して下さい。(自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | コラム
2014年09月01日

【村山貢司の気象&経済歳時記】日本の資金供与でインドの電力供給に明るさ、一方の日本は課題山積

村山貢司の気象&経済歳時記 日本はインドに対して新たな石炭火力発電所建設のための資金供与を決めた。インドでは経済発展に伴う電力需要の増加に供給が追いつかず、深刻な電力不足が懸念されている。

 資金供与と言っても、日本製の最新技術の発電設備が輸出されるわけで、インドにとっても日本にとってもメリットのある合意である。また、日本からインドに進出する企業もエネルギー事情の悪さに二の足を踏んでいたが、これで日印の経済交流はさらに活発化するであろう。
 日本国内でも、この夏は猛暑による電力不足が心配されていたが、8月の不順な天候で何とか乗り切ることができた。しかし、電力供給がぎりぎりの状態であることは変わっていない。2013年度の電力はおよそ90%が火力に依存しており、そのために2つの大きな問題がある。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:50 | コラム
2014年08月16日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】暑いからこそ適度の運動の勧め

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 白寿の方の「感謝・生きがいと好奇心、毎日1万5千歩の散歩(4〜8千歩か40分散歩)」を以前に紹介させて頂きましたが、多くの方々から「参考になった」や「毎日の散歩は無理」とのご意見を頂きました。 

 この暑い時期に毎日の散歩を継続すると熱中症になる可能性もあり、私は患者さんに積極的にはお勧めしてはいません。また、熱中症にならなくてもその前段階の軽度の脱水症になります。脱水症になるだけで、糖尿病や心臓病などの持病がある方は、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気を発病し易くなります。持病がない方でも、自分自身の体調とよく相談しながら、ゆっくり体を動かして下さい。  

 しかし暑いからといって運動や活動量が低下すると、70歳からは顕著に全身の筋力や持久力が低下してきます。一般的に、70歳から男性では年間3〜4%、女性は2.5〜3%/年の筋力が低下するといわれています。

 加齢に伴う筋肉量の病的減少を医学的には「サルコペニア」と呼んでいます。サルコペニアの原因は、加齢・活動・栄養・病気があります。心不全や慢性腎不全などの病気や加齢を除けば、筋力維持には平素の活動と栄養が重要です。食事の摂取量減少(栄養低下)が全身筋力や持久力低下を引き起こし、逆に全身筋力や持久力低下が食事摂取量の減少をまねきます。 

 この両者の悪循環から、全身の廃用性筋萎縮が引き起こされていきます。廃用性筋萎縮から起立性低血圧、呼吸機能の低下を引き起こし、最終的には老衰に陥ります。

 私の患者さんで書道や絵画がプロ級の腕前の方も、持病の肝臓病ではなく運動不足や活動量低下からの廃用性筋萎縮から寝たきりになった方を何人か診てきました。夏の時期に一端中止した運動を、秋から再開し元の筋肉量に回復させるのは非常に時間を要します。涼しい朝・晩などで1日40分の散歩を目標に、水分を適時摂取しながら少しでも体を動かし「サルコペニア」にならないように努めて下さい。(自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:24 | コラム
2014年08月02日

【村山貢司の気象&経済歳時記】新幹線効果のについて思う

村山貢司の気象&経済歳時記 夏休みの行楽で東京駅や羽田空港は大勢の人でにぎわっている。来年の春には東京と金沢を結ぶ北陸新幹線が開業する予定で、現地は早くも盛り上がりを見せている。

 東京と富山間の所要時間は現在の3時間11分から2時間7分と1時間以上も短縮される見込みで、観光客の増加に期待がかかっている。

 しかし、過去に開業した東北新幹線や秋田、山形の新幹線の効果は期待はずれの感がある。新幹線開業後の秋田や山形では平成の大合併があったにもかかわらず人口はほぼ横ばいであり、経済的な効果は十分とは言えない状況である。新幹線が開業したことによって本来のローカル線の本数は減少し、地元はかえって暮らしにくくなる場合があり、結果として地方から中核都市への移動、さらに東京への集中が加速される傾向が見られるのである。

 交通の便が良くなれば、企業は地方都市に支社をおく必要がなくなり、出張所に格下げ、あるいは転送電話だけになるなど、地方の雇用が低下するケースも見られる。北陸新幹線の開業後は小松、富山の空港は客が激減するであろう。結局は新幹線と航空機の客の争奪戦になりそうだ。

 JR東海が施工しようとしているリニア新幹線の場合、確かに便利にはなるが新たに作るだけの需要があるのかが心配になる。現在でも平日は空席が目立つのに、リニアができれば客が分散するだけの結果になり、現在の新幹線もリニアも両者が赤字になる恐れはないのだろうか。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | コラム
2014年07月14日

【新聞&雑誌から投資ヒント】日経ビジネスが水素特集

■関連銘柄を一斉に紹介、日本は資源輸出国に

新聞&雑誌から投資ヒント 日経ビジネス最新号(7月14日)が、「水素特集」を組んでいる。「水素社会実現を促進する研究会」(国会議員100人超)の衆議院議員・福田峰之事務局長へのインタビューも交えている。

 「小売業の店舗の駐車場を水素ステーションに活用。購入した金額に応じて水素が受け取れるポイント制度を用意すれば販売策にもなる。水素自動車の高速道路の通行料を一定期間無料にするなどの案も考えられる」、という。

◆「水素製造プラント」で岩谷産業、千代田化工、三菱化工機、日立造船。

◆「水素運搬タンカー」で川崎重工。

◆「水素貯蔵タンク」で川崎重工、千代田化工。

◆「水素吸着合金」で中央電気工業、日本重化、日本製鋼所、日本電工。

◆「水素タンク」で川崎重工、千代田化工。

◆「水素運送トレーラー」で岩谷産業、JFEコンティナー。

◆「水素分離機」でノリタケカンパニー、田中貴金属、日本精線、宇部興産

などが関連銘柄として紹介されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:18 | コラム
2014年07月12日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症の絶対的予防法はないが、感謝、生きがい、好奇心、散歩がやはり効果的

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 先月号では、白寿の方の健康秘訣『感謝・生きがいと好奇心、毎日1万5千歩の散歩』をご紹介させていただきました。

 具体的な認知症予防や進行阻止について、多くの方々からご質問をいただきますが、絶対的な予防策はないのが現状です。しかし、多くの医学研究から定期的な運動、地中海料理(魚中心)や節酒・禁煙などが効果的であり日々実行することが推奨されています

 さらに、社会活動・余暇活動への積極的参加が、認知症発症リスクを軽減することが報告されています。

 ニューヨーク市での調査では、『趣味、散歩、友人や親戚宅への訪問、訪問を受ける、体力維持体操、映画やスポーツ鑑賞、本・雑誌・新聞を読む、テレビ・ラジオの視聴、ボランティアへの参加、カードゲームをする、クラブや集会への参加、文化セミナーへの参加、教会に通う』、以上13項目中7項目を定期的に実践している人が認知症になりにくいことが報告されています。

 社会参加や余暇活動の積極的な参加は、認知予備能を増やすことで発症リスクを低下させると考えられています。

 我が国でも、フレディー松川先生が (1)散歩、(2)読む、(3)料理を作る、(4)人と会う、(5)外出する、(6)恋をする、(7)日記を付ける、が認知症予防に効果的と報告されています。この7項目実践も、認知予備能を増やすことの勧めと考えます。

 しかし米国の13項目や松川先生の7項目は、未だ重要な仮説であり絶対的な認知症予防方法は確立されていません。生活環境が豊かな70歳代ご婦人で、ゴルフや友人との交流を積極的に楽しんでいる方が最近認知症と診断されました。社会・余暇活動の積極的参加でも認知症予防が困難なことを目の当たりにし、私自身も本当に困惑しています。

 認知症予防に絶対的な方法がない現在、日々社会参加や余暇活動の積極的参加を意識しながら、白寿の方の健康秘訣「感謝・生きがいと好奇心、毎日1万5千歩の散歩(4〜8千歩で可)」を参考に、認知症予防を実践してみて下さい。(自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:00 | コラム
2014年07月02日

【村山貢司の気象・経済歳時記】今年は冷夏予想が一転して猛暑の可能性強まる

村山貢司の気象&経済歳時記 一時、今年の夏はエルニーニョの影響で冷夏になると報道されたが、最新の長期予報では冷夏の可能性は小さくなった。確かにエルニーニョ現象は進行中であるが、日本への影響はあったとしても秋以降になりそうだ。

 現在、フィリピンから東南アジア、インド洋にかけて非常に発達した雨雲が広範囲に広がり出している。このようなパターンではこれらの雨雲の北側で高気圧が発達するために、日本は猛暑になる可能性の方が高いのである。現在の長期予報では7月は平年並みかやや高めの気温であり、8月は西日本は猛暑、東海から北の地方は平年並みの予想になっている。平年並みの予報といっても、平年値そのものが昔より高くなっているために、かなり暑い夏になりそうだ。

 猛暑になれば、夏物の需要が増大し、国内で動くお金の量が増加する。特に7月中から暑くなれば、エアコンなどの夏物家電や、夏物衣料の動きが良くなる。さらに冷たい飲料やビール類の売り上げが伸びると、陽気の材料であるアルミ業界、飲料を輸送する運輸関係にも良い影響を与えることになる。好天の夏は人の動きも良くなり、旅行業、鉄道、航空など多くの業界が潤うが、人が動くとマイナスになるのが書籍やCDなどであり、暑いと需要が落ち込むのがガスである。しかし、全体的には日本経済に良い影響を与えるために、予報どうり暑い夏が望まれる。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:20 | コラム
2014年06月16日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症と普通の物忘れとの違い

■捜し物を自覚し捜している間は大丈夫、「認知症は脚から」を合言葉に運動を

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 今月は60歳以上の患者さんの外来で最も多い質問の、「最近物忘れがひどく、認知症では?」について説明させて戴きます。

 「健康な高齢者の加齢に伴う普通物忘れ」を良性健忘と言います。良性健忘の方は、体験の一部分を忘れるなどの記憶障害のみがみられます。例えば、物忘れを自覚し探し物を努力して見つけようとなさっていますし、日にちや曜日は間違えず作り話はみられません。

 しかし認知症の方では、捜し物だけでなく物事の全体像を忘れるのですが、その自覚がありません。探し物も誰かが盗ったとか、しばしば作り話がみられるようになり、日常生活に支障をきたしてきます。認知症を心配される方には、捜し物を自覚し捜している間は大丈夫ですと答えています。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53 | コラム
2014年05月31日

【村山貢司の気象&経済歳時記】若者の酒離れ

村山貢司の気象&経済歳時記 大手居酒屋チェーンの業績が悪化している。ワタミは売り上げが前年比7%減で、上場以来初の赤字となった。はなの舞などを運営するチムニーは4%減、甘太郎のコロワイドは3%減であった。背景の一つには若者の酒離れがある。

 価格comの調査では、週に1回程度しか飲まない、あるいは全く飲まない人の割合は50代が19%、60歳以上が17%であるのに対し、20代では48%にもなっている。また、若者が飲酒をする場所で最も多いのは自宅または友人宅で、外での飲酒は敬遠される傾向がある。一方、高年齢の層では外での飲酒の機会が比較的多いが、若者向けのメニューが多い大手居酒屋はやはり敬遠されがちである。

 若者の外食離れは景気低迷で説明されることが多いが、面白いのは、あまり飲まない若者でも、美味しい酒やビールに金を使っている点である。例えば、ビールを購入する際の基準は圧倒的に味の良いことが支持されており、単価の高いエビスやプレモルが上位にランクされている。

 そんな中で、アメリカのブルーボトルコーヒーの日本進出が決まった。スタバなど気軽に飲めるコーヒーというイメージから、多少高くても美味いコーヒーへの変化である。日本でも以前はコーヒー専門店といえば自宅では味わえない美味いコーヒーであったが、大都市ではすっかり見かけなくなった。

 ブルーボトルは、地域によって店のスタイルを変える方法も指示されている。画一的なチェーン店は単価は安いが、全国どこにいっても同じ味であり、ゆっくり美味い酒や食事を楽しみたい層には、今後も敬遠されていくだろう。その土地のもの、旬のもの、地酒など特色を出さなければならないが、同じようなことは、すべての業界に言えるのではないだろうか。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:14 | コラム
2014年05月22日

【マーケット・銘柄Q&A】新指数JPX日経400のパフォーマンスは?

■昨年末比、日経平均13.8%下落、TOPIX11.6%下落に対し、JPX日経400は10.8%下落にとどまる

マーケット・銘柄Q&A <Q> 鳴り物入りで導入された新指数、『JPX日経400』のパフォーマンスと展望について知りたい。

■外国人投資家買いが本格化ならさらに好パフォーマンスも

 <A> まず、JPX日経400の概要は、東京証券取引所に上場している銘柄の中から、株主から預った資金が効率的に使われているかどうかの指標であるROE(株主資本利益率)や営業利益率の高い銘柄、さらに時価総額の大きい銘柄などを基準に選ばれた400銘柄である。言い換えれば、日本を代表するワールドベースボーるチームの選手のような一流銘柄である。

 全銘柄が指数対象の『TOPIX』、あるいはわずか225銘柄が指数対象の『日経平均』にない優れた指数として今年(2014年)から導入された。

 昨年末と今年5月21日(水)の終値比較では、「日経平均」が13.8%下落、「TOPIX」11.6%下落に対し、「JPX日経400」は10.8%の下落となっている。相場環境の芳しくなかったことで、3指数とも下がっているが、「JPX日経400」の下落率がもっとも小さく、他の2指数に比べ下げに対する抵抗力があったとみることができる。

 今後は、現在、日本株に対し見送りとなっている外国人投資家が、これから具体化する新成長戦略を評価して再び買い姿勢を高かめた場合は、新指数「JPX日経400」の対象となっている銘柄を優先して買うものと見られる。

 また、日本の年金資金等も株式運用比率を高める方向から、年金など機関投資家の買いも予想される。

 「JPX日経400」は、東証と日本経済新聞社が腕によりをかけて選び上げた銘柄だから、今後もマーケット全体を上回るパフォーマンスが期待できるだろう。
 
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:34 | コラム
2014年05月17日

【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】認知症とうつ病との関連

ドクター箱崎幸也の健康増進実践法 4月に引き続き軽度認知症の早期診断についてお話させていただきます。初期の軽度認知症の診断は、認知症の専門医でも短時間の診察では困難です。私も外来でご主人が来院され、「家内の物忘れがひどく、認知症ではないですか」との問い合わせに、実際に奥様の診察では、「初期の認知症」を疑うことが困難な時がよくあります。

 認知症患者さんは取り繕いが上手であり、初期段階では日常生活の破綻や判断能力も障害されていません。初期の軽度認知症の診断では私は患者さんが、「受診日を間違える」ことがあれば、ご家族に、「計算が苦手でスーパではどうですか?お札でいつも払うので財布には小銭が一杯ではないですか」など日常生活に即した質問し、早期診断に努めています。

 認知症と考えられていた患者さんのなかには、内科的疾患が隠れていることがあります。甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏症、アルコール多飲などに注意が必要ですが、睡眠薬や鎮静剤などの常用でも認知機能低下が起こります。また認知症の患者さんでは、うつ病を合併することも多く、日々の外来でしばしば苦慮するのが、「老年期うつ病」との鑑別です。色々な質問に対して、「認知症患者」さんでは、取り繕いが上手く質問への反応が早いのですが、「老年期うつ病」患者さんでは質問には直ぐに、「分からない」とあきらめることが多いことで鑑別をしていきます。

 誰もが一時的に、「うつ病」に罹る時代ですが、軽いうつ病を繰り返すことで認知のゆがみが生じ、認知症に発展することもあります。うつ病だけでなく認知症の予防のためにも、(1)週50時間以上の睡眠時間の確保、(2)起床時刻の一定化(休日起床時刻も平日起床時刻の2時間以内)、(3)週3日の休肝日を心掛けて下さい。

 うつ病も認知症も早期診断・治療で病気の進展を遅らせることが可能ですので、ご自身だけでなく周囲の人で心配な方がいれば早めにかかりつけ医にご相談下さい。(自衛隊中央病院消化器内科部長)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | コラム
2014年05月03日

【村山貢司の気象&経済歳時記】日本のエネルギーについて改めて思う

村山貢司の気象&経済歳時記 2013年度の貿易収支はおよそ14兆円の赤字になった。前年比で14%も赤字額が増加している。円安によって輸出額も増加したが、それ以上に輸入が増加し、1979年以来最大の赤字である。

 中でも原油とLNGは18%以上の増加になっている。東日本大震災以来、日本の電力は火力に頼っているが、燃料費の増加で電力10社の経常赤字はおよそ3000億円、特に関西電力と九州電力は1000億円以上の赤字になっており、電力の再値上げは避けられない状況である。

 皮肉なことに電力危機を作り出した東京電力は1000億円以上の黒字である。2013年度に電力が支払った燃料費は前年比9%増の7.7兆円で日本全体の輸入額の10%に迫ろうとしている。原油やLNGはその大半を中東に依存しており、中東で政治的な混乱が起きれば、日本のエネルギー事情は急激に悪化し、経済は大混乱に陥る可能性がある。そうでなくてもウクライナの情勢によっては、欧州のガス不足からエネルギー価格の上昇につながる恐れもある。

 原子力規制委員会の牛歩戦術のような対応では、原発の再稼動はいつになるかわからない状況であり、一方、期待される太陽エネルギーは多くの申請があったが、実際に稼動したり、工事が進行したりしているものはわずかである。あの大震災で福島より震源に近かった女川発電所は地震の揺れや津波に耐えたのだが、ここでも再稼動の目処は立っていないのである。(気象予報士・経済評論家)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:55 | コラム