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記事一覧 (06/15)持ちしより売りし後に人気相場となり=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (06/08)人気知れば商いも株も負くることなし=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (06/01)山登りは山を知り 相場もスケールを知る=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (05/26)短期での惚れ込みは命とり 惚れ込むは中長期投資なり=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (05/19)相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (05/11)十を聞くはアホウ、三つくらいがちょうど良い=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (05/01)中長期投資では企業の掲げる夢と希望に資金を託す=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (04/20)親孝行したい時は親はなし 安く買える時はカネはなし=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (04/13)梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (04/06)似た株は引き合い、そして離反する=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (03/30)ゲームは大嵐が来るまで続く=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (03/23)相場強弱聞くは1人と心得よ(相場見通しに迷ったら)
記事一覧 (03/16)世の中と相場には噂がつきもの=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (03/09)梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (03/02)見切り千両、損切り万両=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (02/23)個人投資家は人を頼りにするな=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (02/16)女の子が生まれたら桐を植えるがごとく株を買え=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (02/02)役に立たぬダンナは叩き売れ(未練は捨てよ)
記事一覧 (01/26)鍋に入れた株のフタは取るな=犬丸正寛の相場格言
記事一覧 (01/19)風が吹けば桶屋が儲かる=犬丸正寛の相場格言
2019年06月15日

持ちしより売りし後に人気相場となり=犬丸正寛の相場格言

■持ちしより売りし後に人気相場となり

持ちしより売りし後に人気相場となり 中長期投資にはよくあることです。業績や株価水準などからこれと思った銘柄を早めに仕込むのはよいのですが、あまりにも保有している期間が長いと待ちくたびれて上がってきたところで利食ってしまうものです。

 売った途端に急伸、たとえば3年持って50円高が、わずか3日で100円高ということがあるものです。これを避けるには、最初に買った時にイメージした値段というものが案外当っているものですから思い出して利食いを思いとどまるのも有効といえます。また、出来高がこれまでと違って盛り上がっているかどうかを尺度にするのみよいと思われます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:00 | 特集
2019年06月08日

人気知れば商いも株も負くることなし=犬丸正寛の相場格言

■人気知れば商いも株も負くることなし

人気知れば商いも株も負くることなし この世の中、良い商品を提供することは大切なことです。しかし、良い品なら文句なく売れるか、というとそう簡単ではありません。とくに、良い品というものは時代の変化ともに変わってくるものです。

 戦後の物のない時代では味や質よりも量でした。飽食の今は旨い料理でもぶっきらぼうにテーブルに出されたのでは「ナンダこの店は」となってしまいます。まさに、「オ・モ・テ・ナ・シの心」です。人の気持ちに沿う人気ということが大切な要素となっています。

 株でも、昔は業績の良い銘柄を買っておけば、あれこれと考える必要はなく、また企業もIR(証券広報)といった考えはなく業績さえ上げていればよいという時代でした。今は業績が良いというだけでは活躍は期待できない時代です。

 人気には、企業が積極的にIR活動をやって認知度を高める努力と、努力しなくても社会ニーズに沿う材料を持っていることによる人気があります。いずれにしても、良い商品なら売れ、業績が良ければ株が活躍するという時代ではなくなっていることは確かなようです。

>>>犬丸正寛の相場格言
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:00 | 特集
2019年06月01日

山登りは山を知り 相場もスケールを知る=犬丸正寛の相場格言

■山登りは山を知り 相場もスケールを知る

山登りは山を知り 相場もスケールを知る 気象予報士で山岳ツアーガイドでもある村山貢司氏に登山で大切なことは何ですかと尋ねると、「その山に適した装備で臨むことです。それと、株式相場にも通じるかもしれませんが、自分の好きな山に四季折々に登ることを勧めます」と教えてもらった。

 馴染みのある山なら標高などはもちろん、景色のよいところ、そして危険な箇所も分かっている。投資においても同じ銘柄を幾度も売買していれば業績のくせ、株価のクセは肌感覚で捉えることができているはずです。ただ、もっとも大切なことは、年初とか年央といったフシ目では、向こう半年先くらいまでの相場のスケールを描いてみることです。

 山に登る場合、なによりも山の高さを知って装備を整える如くです。(1)日経平均、TOPIXのここから半年先の上昇率、(2)売買代金の規模、(3)山の季節感ともいえる相場のテーマ性など、相場全体の姿・イメージを描いて投資に臨むことが大切です。相場全体のスケールを予測しておけば投資に臨んで無理をしないで対応できるのではないかと思います。

>>>犬丸正寛の相場格言
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:00 | 特集
2019年05月26日

短期での惚れ込みは命とり 惚れ込むは中長期投資なり=犬丸正寛の相場格言

■短期での惚れ込みは命とり 惚れ込むは中長期投資なり

短期での惚れ込みは命とり 惚れ込むは中長期投資なり 今のような短期売買が自由でなかった昔は、長く持つためには株に惚れ込むのがよいとされてきました。もちろん、現在でも数年単位で投資する中長期投資では惚れ込むくらいの打ち込みが大切です。

 しかし、数日が勝負の短期売買では銘柄に惚れ込みすぎると買い、売りのタイミングを失し命取りになります。短期投資では株価の勢いに惚れるのが成果への大切なポイントです。

 今は短期か中長期かを明確にして投資に臨むのがよいと思います。「投資は投機のなれの果て」となってはいけないと思います。

>>>犬丸正寛の相場格言
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:13 | 特集
2019年05月19日

相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし=犬丸正寛の相場格言

■相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし

相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし テレビドラマにもなっている、原作・森村誠一氏の『終着駅シリーズ』。片岡鶴太郎さん演じる牛尾刑事役は味がある。終着駅には、行き止まりと共に新たな出発がある。相場もまた同じである。相場の場合は、「決算期」がひとつの終着駅にあたるものだろう。

 新しい決算期、たとえば3月期決算会社の場合、4月からの新年度入りと共に、終着駅へ向かって、新しい旅がスタートする。途中、車窓を流れる山河の風景のように、アナリストの予想で業績の風景が変わる。相場はその風景の移り変わりに一喜一憂して、時には大きく動く。いわゆる、「アナリストの投資判断引上相場」といわれるものである。

 しかし、投資判断の情報は残念ながら、大口投資家が優先され、小口の一般投資家には、なかなか風景を楽しむことは難しい。それでも、年4回発行の四季報では、すべての銘柄を公平に途中の風景を見せてくれる。そこで、投資に当って大切なことは、途中の風景(業績の変化)に目を輝かせることは大いにあってよいことである。しかし、終着駅が近づいてきたら、降りる準備が必要であることを忘れてはいけない。

 仮に、途中、その銘柄が期初予想を大きく上回る数字になったとしても、期末(終着駅)の1株利益が小さく、配当も小幅ということでは、PERや利回り買いができない。投資の終着駅である決算期末は投資採算が重要なのである。くれぐれも、途中の美しい風景にいつまでも浸らないで終着駅では降りる準備を忘れないことである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 04:00 | 特集
2019年05月11日

十を聞くはアホウ、三つくらいがちょうど良い=犬丸正寛の相場格言

■十を聞くはアホウ、三つくらいがちょうど良い

十を聞くはアホウ、三つくらいがちょうど良い 人の意見をよく聞くことは大切でも、聞くことばかりが趣味のようになって自分の意見を忘れてはいけないと教えています。とくに、損得の絡んでいる相場、ビジネスでもそうでしょうが、損をしたくない、少しでも多く儲けたい気持ちから、相場や景気に対する見方をたくさん聞こうとするものです。

 しかし、なんでもそうですが、『過ぎたるは及ばざるが如し』です。聞くことばりにエネルギーを注いでいると、常に、人の意見に左右されるようになり、他人はどうみているかということばかりが気になって、自分で考えることができなくなってしまいます。いくら多くを学んでも、最終的には、自分のことは自分で決めなくてはいけないのです。時間は待ってはくれません。ましてや、株式投資では自己責任が基本です。自分でジャッジしなくてはいけません。

 突き詰めれば、投資では、「カイ」、「ウリ」、「ミオクリ」の3つしかありません。日頃から、「強気の人」、「弱気の人」、「中立的な人」の3つくらいのタイプくらい分けて、相場見通しに耳を傾けるのがよいでしょう。そのうえで、今は、「カイ・ウリ・ミオクリ」のどれかを自分の頭で考えることです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年05月01日

中長期投資では企業の掲げる夢と希望に資金を託す=犬丸正寛の相場格言

■中長期投資では企業の掲げる夢と希望に資金を託す

tyu1111.jpg 突発事態による特需があれば別ですが、企業にとって売上は急に増えるものではありません。個人にとっても同様で長い会社勤めの間には臨時ボーナスはあっても収入が絶対に増えるということではありません。そこには、個人でも企業でもそして国家においても先行投資という種まきをした上で収穫するという一連の取組が必要です。

 企業の中には現状のままでよいというところもあるでしょうが、多くの企業は計画を立てそこに向かって実行する経営がほとんどです。

 今日買って明日売る式の短期売買には、「種まきをして手入れのうえ収穫」という一連の作業行為はそれほど重要ではないでしょうが、数カ月、数年単位の中長期投資には絶対と言ってよいほど、目標→計画―実行という取組は見逃せません。

 人というもの、他の動物と違って夢と希望を大切にする生き物ですから同じ投資するなら夢と希望を掲げている企業に資金を投じ夢を共有したいものです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:20 | 特集
2019年04月20日

親孝行したい時は親はなし 安く買える時はカネはなし=犬丸正寛の相場格言

親孝行したい時は親はなし 安く買える時はカネはなし 若いころというもの誰でも親に厄介ばかりかけたものです。齢を重ねて生活が安定し親の苦労も分かるようになり、少しは親孝行の真似事でもしようかと思ったときには既に親はなしというのが世の常というもののようです。

 株投資というものも、「安く買って高く売る」なら確実に儲かることは分かっていても実際に相場が大きく下げ絶好の買いチャンスと思っても肝心の資金(カネ)がないという場合がほとんどです。そのためには、高値掴みで資金が固定化することを避けることが大切といえるようです。健康も欲もハラ8分目がよさそうです。

>>>犬丸正寛の相場格言
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年04月13日

梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ=犬丸正寛の相場格言

■梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ

saki11.jpg 早春の梅から寒中の椿、山茶花まで四季折々に花は咲くが、一斉に咲きそろうことはない。相場も日々、開いてはいるが、四季を通して同じ銘柄が買われ続けることはまずない。仮に、年間を通して強い銘柄であってもどこかで萎れてしまう場面はあるものだ。

 とくに、数年に一度だけ咲く花、あるいはアオノリュウゼツランのように数10年に一度しか咲かない花もあるように株の場合でもバブル崩壊のあと20数年も花を開かない銘柄がある。短期投資あるいは中長期投資でも花のように株価の開花時期と散りゆく時期の見極めは非常に大事のようである。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年04月06日

似た株は引き合い、そして離反する=犬丸正寛の相場格言

■似た株は引き合い、そして離反する

似た株は引き合い、そして離反する 業種、売上規模、発行株数などの似通った銘柄は、一方が上がれば連れてもう一方も上昇するという展開となるものです。ところが、どういうわけか、あるところまで来ると突然に違う動きを見せ始めることも多いのです。

 思春期時代の子供たちのように、何かのきっかけでフィと横を向いて口もきかなるのに似たところがあります。そこには、どうも「人気性の違い」、というものがあるようです。結果、一方の銘柄だけが上がるということになってしまいます。そのあたりの見極めを掴むことができれば株の持つ摩訶不思議さの極意を理解できることにもつながるのではないでしょうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年03月30日

ゲームは大嵐が来るまで続く=犬丸正寛の相場格言

■ゲームは大嵐が来るまで続く

ゲームは大嵐が来るまで続く ドーム球場のなかった頃は雨が降ればゲームは中止となったものです。屋値付き球場の増えた今日では天候に関係なくゲームは開催されます。中止になるときは電車が止まるような大嵐のときです。

 情報の伝達と収集力の発達した昨今のマーケットでは、ドーム球場のように少しくらいの嵐なら株ゲームは続行です。少しくらいの雨や嵐に匹敵する悪材料が出たからといいって株買いを中止することはありません。『そっちがダメならこっちでゲームをやる。いちいち、いつまでもその材料に構っておれない』というたくましさです。

 とはいっても、東日本大震災のような大きい災害の場合は、これがダメなら次というわけにはいかなくなります。その時はさっさと諦めて旅にでも出て次のゲーム開始に備えるということです。

 昔は、相場に対する『こだわり』がありましたが、今の相場ではこだわりを持ちすぎると相場に乗れない心配があります。とくに、終身雇用時代を経験されてきた年配投資家には、このあたりの切り替えが大切のようです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:05 | 特集
2019年03月23日

相場強弱聞くは1人と心得よ(相場見通しに迷ったら)

■相場強弱聞くは1人と心得よ(相場見通しに迷ったら)

相場強弱聞くは1人と心得よ(相場見通しに迷ったら) 相場見通しに迷ったら、人の意見を聞きたくなるものです。しかし、あまり多くの意見を聞いていると、かえって、分らなくという教えです。1人だけというのは極論としても、せいぜい2、3人までとしたいものです。

 とくに、ご自身が優柔不断な性格だと自覚なさっていればなおさらです。日頃から、この人の意見は、という人を見つけておきます。

 新聞、雑誌でも構いません。その人の言っている意見はじっくり聞いてみます。そして、自分の意見と、どこが同違うのだろうと摺り合わせすることです。そのほうが多くの意見を聞くより効果的です。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:19 | 特集
2019年03月16日

世の中と相場には噂がつきもの=犬丸正寛の相場格言

■世の中と相場には噂がつきもの

世の中と相場には噂がつきもの 人のいるところには、良いこと、悪いことの噂(風評)はつきものです。もちろん、度が過ぎると風評被害で生活が脅かされることにもなるので節度は大切です。とくに、噂の怖いところは、噂に尾がついて大きくなってしまうことです。

 ただ、噂は庶民の生活防衛の一端を担っているところもあるといえます。電波、新聞等が発達する前の昔は口伝えが情報の中心で、まさに、噂の全盛時代だったはずです。戦時中は、大本営発表の都合のよい情報だけが流されていたはずです。こうした、情報に制約のある時代では庶民が身を護るには噂(風評)が重要だったと言えるのではないでしょうか。

 原子力発電所問題でも、風評被害が強調されているところがあります。風評の出る原因に国内の情報より先に外国で情報が流れていたこともあったと思います。情報公開時代とはいうものの、必ずしも適切にタイミングよく情報が公開されているかどうかは分かりません。

 「火のないところに煙は立たない」ともいわれます。悪意を持った噂は別としても、自然に発生する噂(風評)には、なんらかの火種があるはずです。庶民が、「どこかおかしい」と感じているからです。仮に、事を起こした当事者が責任をそらすために風評被害を強調するとしたら間違いです。厳しく、辛いことであっても明確に情報を知らせることがコストは少なくてすむはずです。

 現在のマーケットでは、当局のタイムリー・ディスクローズ(情報公開)制度によって、噂は、以前に比べると格段に少なくなっています。それでも、噂は駆けめぐります。噂には、新しい出来事が起きるかどうかだけでなく、出来事に対する「見方、考え方、視点」という内容も含んでいるからです。見方、視点まで否定することはできません。株価の動きから経営不安を感じて早めの売却で紙屑になるリスクを避けることができたという事例も多いのです。原子力問題を、「人の噂も75日」を、逆手にとって先延ばしすることは避けてほしいものです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年03月09日

梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ=犬丸正寛の相場格言

■梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ

saki11.jpg 早春の梅から寒中の椿、山茶花まで四季折々に花は咲くが、一斉に咲きそろうことはない。相場も日々、開いてはいるが、四季を通して同じ銘柄が買われ続けることはまずない。仮に、年間を通して強い銘柄であってもどこかで萎れてしまう場面はあるものだ。

 とくに、数年に一度だけ咲く花、あるいはアオノリュウゼツランのように数10年に一度しか咲かない花もあるように株の場合でもバブル崩壊のあと20数年も花を開かない銘柄がある。短期投資あるいは中長期投資でも花のように株価の開花時期と散りゆく時期の見極めは非常に大事のようである。
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2019年03月02日

見切り千両、損切り万両=犬丸正寛の相場格言

■見切り千両、損切り万両

見切り千両、損切り万両 見切ることには千両の価値があり、損切りすることには、その10倍の万両の価値があるという意味の格言です。株式投資においては、買いよりも売りのほうが難しいと言われますが、特に難しいのが「損切り」なのです。買う前に「損切りラインを決めておき、それを確実に実行する」と自分に言い聞かせていても、実際に買った後に値下がりすると、「きっと戻るはずだ」という根拠のない願望が、人間の心を支配するようになりがちです。

 「悪手が悪手を呼ぶ」という格言もあります。なんとか損失を取り戻そうと焦り、結果的に悪手を連発して、深みにはまってしまうこともあります。こうした悪循環に陥ると、なかなか抜け出すことはできません。

 そして損失が大きくなればなるほど、心理的にも追い込まれて、損切りすることがもっと難しくなるのです。もちろん、待っていれば願望どおりに戻ることもありますが、待っている間は資金効率が悪くなります。重要なのは資金を温存することです。したがって、致命的な損失を受けて手遅れになる前に、損切りを実行することが必要になってくるのです。

 「しまったは仕舞え」という格言もあります。誰にでも失敗はあるものですが、人間というのは、なかなか自分の失敗を認めることができません。しかし失敗に気がついたら、とにかくいったん潔く損切りして、その犠牲を無駄にしないで、次回の最善手を考えるべきでしょう。

 企業経営においては、成長を加速させるために、積極的な投資で事業を拡大させることや、新規事業に進出することは当然の戦略です。ときには、社運を賭けて大型のM&Aを実行することもあります。

 しかし見込み違いは必ずあります。どんなに周到な準備をしていても、思惑どおりに進まないこともあります。時期が悪かったということもあります。こうした場合に重要なのは、その事業を強気に継続するのか、あるいは勇気ある撤退を決断するのかということです。

 見込みが外れた事業を継続する場合、勝算があって信念を貫くのと、負けを認めるのが嫌で意地を張っているのとでは、大きく異なります。株式投資でも商売でも見切りは大切です。損切りをしたときは悔しくても、残った資金があれば、次の売買でその損失を取り返すことも可能です。損失を拡大させることは、なんとしても避けなければなりません。企業の存続そのものが危うくなることは、過去の数々の例が示しています。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集
2019年02月23日

個人投資家は人を頼りにするな=犬丸正寛の相場格言

■個人投資家は人を頼りにするな

個人投資家は人を頼りにするな 言うまでもなく、今は、自己責任の時代です。言葉が中心の世界なら、断定さえしなければ、政治家のように、白を黒、黒を白と言い換えたり、都合の悪いことは知らなかったで押し通すこともできるでしょう。しかし、株の売り・買いでは、契約は実行されなくてはいけません。商品ならクリーンオフ期間もあります。株の世界では売り、買いの約束をしたら絶対に守らなくてはいけません。

 したがって、大切となるのは判断力です。難しいことではありません。株では、「ウリ・カイ・ミオクリ」の3通りしかありません。昔は、証券会社は良き相談相手でした。時には、断定に近い言い方もしてくれたものです。今は証券会社に期待してはいけません。とくに、取引額が1億円以下の投資家は相手にしてくれないと思ったほうがよいでしょう。アナリストがいるではないか、という思いもあるでしょう。しかし、彼らもビジネスです。調査レポートは大口の投資家を優先するはずです。しかも、プロでない小口投資家には証券会社の説明責任が厳しく求められます。

 小口投資家は手数料が少ない上に、説明責任だけが強く求められるから、証券会社にはコスト的にも割りに合いません。小口投資家はネット取引でどうぞ、ということです。証券会社にとって、小口投資家は相手にできない存在となっているのです。もっとも、良い点もあります。昔は、個人投資家を巻き込んで、大量推奨販売方式で、高値圏で買わせる動きが目立ちました。このため、大きい相場の後には、損をした個人投資家が取り残されたのです。現在は、この点がなくなったことは大いに評価できます。

 繰り返しますが、株はウリ・カイ・ミオクリの3通りです。自分で学び研究して判断する。この判断のプロセスを体得すれば、社会生活のいろいろな判断を求められる場面で役立つと思います。人の意見はヒントとしても、最終判断のところは人に頼ってはいけません。これまで、われわれ日本人は、「寄らば大樹の影」式で、人に頼るクセがありました。株投資は国際社会で生きて行くためのよい訓練の場にもなることと思います。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:52 | 特集
2019年02月16日

女の子が生まれたら桐を植えるがごとく株を買え=犬丸正寛の相場格言

■女の子が生まれたら桐を植えるがごとく株を買え

女の子が生まれたら桐を植えるがごとく株を買え 日本で有数の桐の産地である会津地方では、娘が生まれたら桐を植えるといわれます。木のなかでも桐は10年から15年程度で大きくなり成長が比較的早いため、娘が嫁入りする時に桐で作った箪笥を嫁入り道具に持たせるという親の思いです。桐は材質が均一で変形し難く、精密な作りができるうえ湿気に強いため箪笥には桐がいちばんで今でも高価なものです。株式投資においてもこれくらいのゆったりした気持ちで、子供の将来を思いやることが大切であるというよき時代の教えです。

 今日なら、娘さんでなくても息子さんが生まれたら、将来の学資のために株を買うのもいいと思います。桐が成長する15年といえば、子供が高校生になる頃で学費がかかり始めます。金利の高かった以前なら、学資貯金などでよかったのですが、低金利の今は殖やすことはできません。やはり株ということになります。東京証券取引所の調べによる配当金収入と値上がりなどを含めた「株式投資収益率」は1994年から2003年までの過去10年間の平均で約3%です。この間、バブル崩壊後2000年から2002年までは17.5〜24.9%のマイナスとなるなど厳しい環境だったにもかかわらずプラス成果だったことは株の持つ魅力です。

 ただ、昭和40年代(1970年代)までの高度成長時代は、どの時点で買っても成果は大きかったのですが、成熟社会の今日では難しくなっているのも事実です。必ずしも長期投資がよいとはいえなくなっているのです。この原因の1つに新製品の寿命が短くなっていることがあります。過去、VTRが登場した頃には、普及率が高まるまで時間がかかったため、関連銘柄の人気が12年程度続きました。現在は、IT技術などの早い普及にみられるように新製品の命は非常に短くなっていますので長期保有はできません。

 右肩上がり経済の終焉、親子の断絶など厳しい環境をを考えると、子供のために桐を植えることより、老後の自分の生活に備えることが大切となっているのではないでしょうか。
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2019年02月02日

役に立たぬダンナは叩き売れ(未練は捨てよ)

■役に立たぬダンナは叩き売れ(未練は捨てよ)

役に立たぬダンナは叩き売れ(未練は捨てよ) 『役に立たぬダンナは叩き売れ』−−。この反対の格言に、『女房を質に入れても株を買え』、というのがあります。元気のない男性が増えてきたためでしょうか、女性が強くなってきたためでしょうか。

 景気、企業業績が上向いたら「女房を質に入れても株を買う」くらいの強気になりなさい、ということですが、反対に、景気、企業業績が悪化したら「役に立たないダンナ」と同じですからいつまでも未練強くしないで売りなさい(処分しなさい)と教えています。ただし、決してダンナを殺してはいけませんよ。最近起きている事件のように。
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2019年01月26日

鍋に入れた株のフタは取るな=犬丸正寛の相場格言

■鍋に入れた株のフタは取るな

鍋に入れた株のフタは取るな 外国には、「見詰めるナベは煮えない」という教えがあるそうです。日本でも「あわてる乞食はもらいが少ない」、「モチは貧乏人に、魚は金持ちに焼かせよ」といった伝えがあります。餅のように焦げやすいものは、せわしくいつもひっくり返して焼かなくてはいけないが、魚はじっくり焼くことが大切ということのようです。もっとも、最近は、餅でもレンジで時間をセットしておけばよいので、ひっくり返すことはありません。格言、教えも時代とともに変わってきています。それでも、外国にも似たような教えがあるということは参考になります。

 外国の「見詰めても」ということは、まだか、まだかと、見詰めていても煮えない、待ちなさいということです。人は答えや結果を早く求めたがる性格があります。スポーツの場合なら、ほとんどのケースでヘッドアップとなってミスにつながります。

 物事というものは、気持ちが急いでも時期が来なくては成就しないものではないでしょうか。酒作り、味噌、醤油作りも時間をかけて寝かせておかなくては良いものができません。農家では種を撒いたら芽が出るまで待ちます。株も同じでしょう。買う前によく研究し目標値を決めます。さらに、作物と同じように、今が、種まきの季節かどうかと同じように、今が投資する環境かどうかを吟味しなくてはいけません。事前の研究、検討をしっかり行うことなく「勘」で投資するから気になって鍋のフタを取りたくなるのです。

 このことは、短期投資であっても中長期投資であっても同じだと思います。短期であっても事前に目標値を研究検討して決めておけば、あわてなくてすみます。要は株式投資も勝負事のひとつですから、「あわてないこと」です。とくに、「事前の研究を行い」、投資したら「待つ気持ち」が大切でしょう。日本には、『人事を尽くして天命を待つ』というすばらしい教えがあります。
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2019年01月19日

風が吹けば桶屋が儲かる=犬丸正寛の相場格言

■風が吹けば桶屋が儲かる

風が吹けば桶屋が儲かる(連想を働かせよう!) 株式投資だけでなくビジネス、さらに日常生活でも役立つ言葉です。目の前で起きていること、社会で起きていることから「連想」を働かせましょうという教えです。

 「風が吹けば・・・」という話は、かなりのこじつけでしょう。でも、それでいいのです。江戸の町で強い風が吹くと、通りの角に置かれていた防火用の桶が壊れる。このため、風が吹くと修理や新しい桶を作るため桶屋が忙しくなるというのです。「風」=「桶屋」を結びつけています。もちろん、今流なら桶屋でなく、「風」=「環境問題」=「風力発電関連」でも構いません。

 メモ紙に、今、社会で言われているような言葉を単語として並べて、そして眺めてみるのがよいでしょう。こうした発想法は「ブレーンストーミング法」のひとつでもあります。自由勝手気ままに思いつくまま連想してみることです。意外な思いつき効果があるものです。

 「新型インフルエンザ」の報道で関連銘柄の株価が動意づきました。これなども、まさに『風が吹けば』式です。「風」の代わりに「風邪」です。テレビニュースでは、街行く人々がマスクをしはじめました。『風邪が流行ればマスクが儲かる』という連想です。

 日本でマスクを手がけているのはどこだろう。ダイワボウが鳥取大学と開発したウイルスを99.99%防御できる繊維を使って抗ウイルスマスクを手がけています。というわけで、ダイワボウが注目されました。もちろん、ここから先の株価は新型インフルエンザが日本でも大流行するかどうかです。落ち着くようならダイワボウの人気も下火になるでしょうが、株価200円の時に「風邪ウイルス」=「マスク」=「ダイワボウ」と連想した人は大きく儲けることができたのです。

 ひとつひとつの出来事が、すぐに反応する場合と時間をかけて反応してくる場合があります。たとえば、もう20年くらい前から日本は高齢化が進み人口が減少に向かうといわれていました。「高齢化」=「福祉事業」と連想して手を打ってきた企業は、現在では福祉事業で好業績を挙げています。「風が吹けば式」発想法もビジネスに大いに役立つのです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:00 | 特集