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記事一覧 (06/27)IPO高人気はSNS関連株に限定か?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/26)ファーストエスコは急反落、固定価格買取制度関連の東マ株も海外株安で利益確定売り=浅妻昭治
記事一覧 (06/25)引け味が違うニオイ?2ケタ低位値ごろの有配株に浮上余地=浅妻昭治
記事一覧 (06/22)『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (06/22)サイモン&ガーファンクルの音楽から・・・電気機器セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (06/22)オリンパスは急反発、資本提携関連の候補先4銘柄も全員「勝ち組」?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/21)ジャパンベストレスキューシステムは連日の高値、IPO類似銘柄の人気化再現にトライヤル?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/20)株式評論家の海老原紀雄氏に今後の相場を聞く
記事一覧 (06/20)コナミが反発、最強のロンドン五輪関連株は男子体操か女子レスリングか?=浅妻昭治
記事一覧 (06/19)栄光ホールディングスは高値顔合わせ、資本業務提携解消も株主総会を前に思惑底流=浅妻昭治
記事一覧 (06/18)「投資家生命」をかけた「政治決断」に躊躇する投資家はどうすべきか?=浅妻昭治
記事一覧 (06/18)関西電力は続伸後にもみ合い、電力各社は大飯原発再稼働も材料織り込み済み?!= 浅妻昭治
記事一覧 (06/15)『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (06/15)「地下鉄サリン事件の特別手配者、全員逮捕」のニュースから・・・=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (06/15)大塚HDは自己株式取得で伸び悩み、今度は立会外買付取引でさら反落=浅妻昭治
記事一覧 (06/13)オウケイウェイヴは10連騰も連続ストップ高は6日間でストップ?=浅妻昭治
記事一覧 (06/12)岡野バルブ製造は6連騰、大飯原発再稼働接近で原発関連株は軒並み小高い=浅妻昭治
記事一覧 (06/11)株価は「過小評価」か「過大評価」か?市場予想を上回った好業績株で先打ちのトライ=浅妻昭治
記事一覧 (06/11)ムーンバットは急反発、梅雨入りで久々の動意は自然災害関連株の出番を示唆?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/10)【建設機械関連株展望(3)】土木建設機械リースは39%の大幅増
2012年06月27日

IPO高人気はSNS関連株に限定か?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

■上場2日目に初値

浅妻昭治のマーケット・トーク モブキャスト<3664>(東マ)が、前日26日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、公開価格800円に対して買い気配のまま推移して値がつかず、1850円買い気配で約49万株の買い物を残した。

 上場2日目のきょう28日は、買い気配値をアップさせて始まり、9時46分に2301円(公開価格800円の約2.9倍)で売買が成立し、上場2日目に初値をつけた。

 今年のIPO市場は、同社株まで16社が上場されているが、このうち上場初日に初値をつけず買い気配値のまま推移、2日目に初値形成となったのは4月4日上場のエイチーム<3662>(東マ)以来で、2社目となる。

 エイチームも、業態は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ゲーム関連のコンテンツ関連株で、IPO高人気は、SNS関連株限定を示唆しているようだ。エイチームは、公開価格1080円で上場され2.7倍の2923円で初値をつけ上場来高値4700円まで買い進まれたが、高額課金の「コンプリートガチャ」中止が響いて2361円まで急落、安値で発表した株式分割(1対3)に今7月期業績の上方修正が続いて、落ち後安値から95%高した。

 モブキャストが、このエイチームの初値倍率をどの程度上回って今年トップに躍り出るか注目されるとともに、両社の高人気が連携し、SNゲーム関連株の逆行高をリードする展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 特集
2012年06月26日

ファーストエスコは急反落、固定価格買取制度関連の東マ株も海外株安で利益確定売り=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク ファーストエスコ(Fエスコ)<9514>(東マ)は26日、1380円安の2万2610円と5営業日ぶりに急反落している。7月1日にスタートする再生エネルギーの買取制度を先取りして関連株買いが続き、前日25日には関連の上場型投信創設が観測されて騰勢加速となったが、前日25日の海外市場が、欧州金融危機の再燃懸念を強め、NYダウの138ドル安など軒並み安なったことが響き、利益確定売りが先行している。

 東証マザーズ市場の同じ関連株では、前日に揃ってストップ高した省電舎<1711>(東マ)日本風力開発<2766>(東マ)も、きょう27日は、寄り付き安から一時プラス転換する場面も交えもみ合っている。

 Fエスコの株価は、今6月期業績の下方修正・増益率縮小で、年初来安値を覗く1万7000円台まで調整したが、バイオマス発電事業を展開している子会社白河ウッドパワーが、東日本大震災の被災地の福島県からガレキの処理や県内の林業で発生する樹皮の受け入れを決めたことを材料視して窓を開けて同高値3万2500円まで9割高、ほぼ往って来いの再調整安値から固定価格買取制度の固定価格決定で2万円台を回復した。

 同社株を含めて省電舎、日本風力開発の東マ銘柄は、業績の水面下推移など低迷が長引いているだけに、固定価格買取制度スタートに伴う業績高変貌期待を大きく、なお下値では強弱感が対立、逆行高展開の可能性を示唆しているといえそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 特集
2012年06月25日

引け味が違うニオイ?2ケタ低位値ごろの有配株に浮上余地=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 兜町で初めて教えてもらった相場用語は、「金曜日の引けピン」と「月曜ボケ」であった。投資家心理のヒダを言い当てていて妙だと納得したものである。なかでも「金曜日の引けピン」は、数々の行け行けドンドンの強気相場では、金曜日の後場高が、週休みを挟み売り・買いポジションを手仕舞しなければならないはずの投資セオリーまで無視して、翌週週明けの相場の夜放れ期待さえ高めるなど、悲喜交々の相場ドラマにつながったことは記憶に新しい。

 このところの東京市場は、この「金曜日の引けピン」ほどではないが、引け味が、これまでとはやや違うニオイがしてきたようである。相場イベントに対する週末、週明けの感応度が、海外市場と東京市場とで方向が異なってきた印象がするのだ。東京市場は、久しく独自の材料で動く相場シーンが少なく、海外市場のコピー相場として、「米国時間」、「中国時間」、「欧州時間」で動くとされてきたが、この2週間、よく言えば独自色を発揮し、悪く言えば海外市場の読み違いとも形容できるイレギュラーな反応を示したのである。

 6月17日のギリシャ議会の再選挙では、緊縮政策継続派政党の過半数獲得に素直に反応して株高で反応したら、海外株は、今度はスペインの金融機関の不良債権問題を厳しく問いただして株安となり、中国の景況感悪化についても、東京市場は、織り込み済みとして反応薄だったものが、米国NYダウは、世界経済の減速懸念を強めてネガティブに評価し、250ドル安と今年2番目の下げとなった。

 前週金曜日の東京市場は、このNYダウの急落にもかかわらず、日経平均株価は一時、3日続伸とプラスに転じた場面もあり、大引けは、小幅反落にとどまった。追い掛けるようにNYダウは、小幅反発して引けたが、週明けは、NYダウの急落が正しかったのか、日経平均株価の小反落が正解だったのか試す展開が続くことになる。為替相場の円安転換も含めて、市場では「リスク・オフ」から「リスク・オン」への相場の大勢反転を先打ちする強気のマーケット・コメントも出てきた。

 こうなると勢いを増すのが、外国為替証拠金取引(FX)でかつてグローバル・マーケットで勇名を「ミセス・ワタナベ」の向こうを張る個人投資家の「ミスター・ワタナベ」たちである。東京市場の主導権を握り続けている外国人投資家への逆張りで相場のフシフシでその存在感を主張するヘソ曲がり・一言居士投資家が、腕によりを掛ける頃合となる。来るべく7月相場が、波乱必至の「二日新甫」となれば、モチベーションは最大級となるはずだ。

 もちろん主導する主力株は、低位値ごろを最大の株価材料とする「ご意見無用」の極低位株である。これは前週末22日の値上がり率ランキングを一覧すれば一目瞭然となる。東証第1部での建設株を筆頭に、東証第2部、大証第2部では極低位値ごろ株が、大挙して値上がり率ランキングの上位にランクインした。なかには1円高しただけでトップ20位に滑り込んだ銘柄まで出た。

 これを「懲りない面々」の短期値幅取り、実態無視の無差別材料株物色とするのが、マーケットの大方の見方ではある。しかし、もしここに「東京時間」展開の萌芽があるとしたら、リスクを「極小化」し、リターンを「極大化」するテクニックを駆使しつつ、対応することには一考余地があるのではないだろうか。株価が、2ケタ以下の極低位株は、全市場でワースト100までセレクトしても、ワースト100位の株価が、なお64円とまさに無尽蔵である。そこから、何らかのフルイにかけてセレクトすれば、リスクの極小化しリターンを最大化する銘柄が、浮上しないとも限らない。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 特集
2012年06月22日

『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望

『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望 来週(25〜29日)は6月最終相場であり、株主総会ピーク週でもある。『株主総会までは高い』という展開だろう。

 6月相場は一見、強そうではあったものの盛り上がりに欠けた。6月に入って東証1部の出来高が20億株を超えたのは、まだ立会いを残しているものの、これまでのところ6日と8日の2営業日だけだ。しかも、これから先、7〜8月は年間でも出来高の少ない時期が控えている。いわゆる「夏枯れ相場」を迎える。

 この間、3月期決算会社の第1四半期(4〜6月)決算の発表が控えているものの、霧の晴れない欧州信用不安、円高傾向、電力不安などを考えると、第1四半期発表において見通しを増額することは期待し難いだろう。引き続き欧州の信用不安の行方を注意深く見守る展開だろう。とくに、アメリカも欧州信用不安の様子見のようである。低金利政策は継続されるものの、QE3(第3次金融緩和政策)は今回はほぼ見送りされた。

 このため、21日のNYダウは250ドル安となった。そのNYダウについては、上値が75日線(1万2856ドル)、下値が25日線(1万2493ドル)。この狭間のモミ合いに入ってきたものとみられる。もちろん、今後、欧州信用不安が拡大し米国経済へ影響が及ぶようならQE3の登場ということだろう。

 一方、22日(金)の日経平均は、21日(木)のNYダウが250ドルも下げたのに比べると下げは小さい。一つには、6月以降の反発局面で日経平均がNYダウに比べで出遅れていたこともある。また、日本独特の「株主総会前は強い」という市場での雰囲気がある。

 最近のマーケットでは、外国人投資家の持株の多そうな銘柄の上値が重い。昨今、外国人投資家の日本株売却が報道されている通りである。このため、主力株を避け、新興系銘柄に物色のホコ先が向かっている。実際、連日ストップ高となる新興系銘柄が目を引く。

 さらに、これから「夏枯れ相場」に向かうと、こうした傾向は、いっそう強まるものとみられる。新日本理化<4406>日本橋梁<5912>といった人気銘柄が徐々に息を吹き返す可能性もありそうだ。

 来週は株主総会ピークの週で、日経平均は9000円へ挑戦する可能性もありそうだ。しかし、仮に9000円に乗せれば目先の達成感が強まるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:35 | 特集

サイモン&ガーファンクルの音楽から・・・電気機器セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 最近、サイモン&ガーファンクルにハマっている。おもに1960年代に活躍したアメリカ人男性2人のポピュラー音楽デュオで、有名な曲としては『サウンド・オブ・サイレンス』『スカボロ・フェア』『コンドルは飛んで行く』『ミセス・ロビンソン』などがあり、また、『明日に架ける橋』でグラミー賞を受賞したシンガーでありアーティストでもある。ダスティン・ホフマンが主役を演じてヒットした、1967年のアメリカ映画『卒業』の音楽を担当したユニットといえば分かる方も多いかもしれない。デュオとしては1970年に解散したものの、その後、折に触れて「再結成」をし、大規模なコンサートなどを行なっている。

 私がサイモン&ガーファンクルを初めて聴いたのは、40年くらい昔の幼い頃、親の「4チャンネルステレオ」を使って「レコード」で、だった。その後しばらく聴かなくなり、次に再び聴くようになったのは中高生時代で、自分用の「ラジカセ」を使って、おもに「カセットテープ」で聴いていた。それから20年くらい経った最近、また聴くようになったのだ。今は古い音源を引っぱり出してきて、あるいはネット経由で聴いている。

 ところで、上記のカギカッコでくくった言葉・・・いずれも懐かしい言葉だが、若い方々だと意味がよく解らないかもしれない(笑)。アナログからデジタルへ以降し、歩行中や電車などの中では「ウォークマン」ではなくてiPODで音楽を聴き、新譜はわざわざお店へ行ってレコードやCDを購入するのではなく、ネット経由でダウンロードする時代だ。でも、ハードやソフトは変わっても、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの良い歌、美しい歌声は変わらないと思う。

 音響機器の技術の進化から連想して、電気機器セクターで銘柄をウオッチしてみた。

★安川電機〈6506〉(東1)

 モーション・コントロール、産業用ロボットなどの製品分野を持つ安川電機<6506>(東1)を入れる。現在の株価600円台前半でPERは約18倍、PBRは約1.6倍となっている。単位1000株。チャートは3月19日につけた年初来高値813円から反落し、地合いの軟化にツレて続落トレンドとなっていた。が、6月4日につけた年初来安値544円で底を打ち、反発に転じている。800円フシまでの戻りが目標となりそうだ。業績は好調。今期2013年3月期連結業績予想は前年比増収増益を見込んでおり、『会社四季報』には次期2014年4月期も増収増益との予想値が出ている。業績面からも買い安心感がありそうだ。

★マブチモーター〈6592〉(東1)

 小型モーターで世界シェアトップというマブチモーター<6592>(東1)を入れる。現在の株価3100円ラインでPERは約26倍、PBRは約0.7倍となっている。単位100株。チャートは3月2日と同14日につけた年初来高値3930円から反落し、続落トレンドで来ていたが、6月4日に年初来安値2950円をつけた後は反発。以降は3000〜3200円のレンジでモミ合っている。上ばなれから、まずは3400円フシまでの戻りを目指す。業績は好調で今期2012年12月期連結業績予想は前年比増収、営業・経常利益は2ケタ増益、純損益は前年の損失計上から黒字転換を見込んでいる。また、『会社四季報』には次期2013年12月期も増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 特集

オリンパスは急反発、資本提携関連の候補先4銘柄も全員「勝ち組」?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク オリンパス<7733>(東1)は22日、前場58円高の1228円と4日ぶりに急反発し、後場も、上げ幅を縮めているがプラス圏で堅調に推移している。きょう付けの日本経済新聞で、ソニー<6758>(東1)から出資を受け入れることで最終調整、出資額が約500億円となる見通しと観測報道されたことから、自己資本が充実、経営再建に弾みがつくと評価して買い再燃となっている。

 同社は、同報道に対してきょう寄り付き前の8時55分にコメントを発表、「報道は当社が発表したものではない。決定した事実はない」と否定した。

 昨年10月の前々社長の解職をキッケケに発覚した粉飾決算で業績が急悪化した同社の経営再建では、事業ポートフォリオの再構築、コスト構造の見直しと並んで財務の健全化が、同社再生の大きなポイントとなっており、この財務健全化に絡んで資本提携、第3者割当増資に関する報道が相次ぎ、そのたびに関連の提携候補株の株価が動意付いた。

 きょうの観測報道に登場したのは、ソニーのほか3社に及んだ。関連株の株価動向は、後場に、円安が続き日経平均株価が前日比プラスに転じて小幅続伸していることもあり、上げ幅を拡大してソニーが急反発しているほか、テルモ<4543>(東1)富士フイルムホールディングス<4901>(東1)が3日続伸し、やや上げ幅を縮めているパナソニック<6752>(東1)も3日続伸しており、最終的に提携先がどこに絞り込まれるか、提携交渉の好・不調、本命株、対抗株、着外株の別なく全員が「勝ち組」の株価推移となっている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 特集
2012年06月21日

ジャパンベストレスキューシステムは連日の高値、IPO類似銘柄の人気化再現にトライヤル?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)は21日、2700円高の7万9700円と2日間の変わらずを含めて6営業日続伸して始まり、連日の年初来高値更新となっている。

 直接の買い材料は、前日20日大引け後に発表した水の救急車(名古屋市昭和区)の株式取得、子会社化だが、このほか、もう一つの潜在材料として注目されているのが、7月13日に同社と同業の水廻り、鍵などの日常生活のトラブル全般を解決するサービスを提供するアクトコール<6064>(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)されることに関連する類似企業人気の高まりへの期待である。

 IPO類似企業買いは、かつてのIPOブーム時は、IPO株の上場前の前景気を煽るとともに、上場後の高株価との比較感が働き大きく買い上げられるケースが多く、一つの有望投資セクターとして位置付けられていた。ただ、ライブドア事件以来のIPO人気の低迷、IPO企業数の減少、大物IPOの払底などから、この類似企業買いも姿を消していた。

 今年5月も、米国のフェイスブックのIPOに関連して、国内市場でもソーシャルネットワーキング銘柄に類似企業買いが先行したが、フェイスブックの株価そのものが、IPO後に公開価格を大きく下回るなど低迷したことが響き、失速を余儀なくされた。

 アクトコールの公開価格は、7月4日に決定される予定だが、想定価格1700円は、PER11倍台と割安で想定価格換算の資金吸収額も5億円弱と小規模なことから人気化も予想されている。今年9月には日本航空が再上場予想にあり、これを先取りして航空各社の株価が動意付いているなか、JBRも、類似銘柄人気が高まるかトライアルする展開が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 特集
2012年06月20日

株式評論家の海老原紀雄氏に今後の相場を聞く

【株式評論家・海老原紀雄氏に今後の相場を聞く】

■足元は多くを期待できず、今年も「11月」がボトムの可能性

――欧州信用不安は峠を越えましたか。

株式評論家・海老原紀雄氏 【海老原氏】 ギリシャは、再選挙の結果、緊縮政策受入れということでユーロからの離脱は一応、避けられたのでしょう。しかし、ユーロ参加国間の経済力、財政力などのいろいろな違いが、むしろ鮮明になっているのではないでしょうか。ユーロの根本的な問題は解決されていないと思います。

――日本の企業業績は決して悪くなく、今期は2ケタ増益も見込まれています。しかし、株式マーケットは停滞です。

 【海老原氏】 日本のマーケットは今や外国人投資家が主役です。個人投資家は長期投資にあまり積極的ではないように見受けられます。やはり、安心し信頼していた名門企業の相次ぐ問題が影響しているようです。結局、今の個人投資家は今日買って明日には売る、日計りの短期売買が中心です。それでは、主役の「外国人投資家」が、日本株を買って来るだろうかといえば、2つの理由で多くは期待できそうにありません。

――理由とは。

 【海老原氏】 5月の貿易収支速報では9073億円の赤字でしたね。1兆円近い赤字です。しかも、赤字が3ヶ月連続で、赤字幅が大きくなる傾向を見せていることは心配です。外国人投資家の立場では、日本は経済的にこの先、大丈夫だろうかと心配になっているはずです。もう1点は外国人投資家が基本的に重要視する「政治の安定」ということです。今の日本の政治の不安定な姿には不安感を抱いているはずです。仮に、消費税が通らないとなると日本国債の格付け引下げ等につながる心配があります。

――この先、相場は期待できませんか。

 【海老原氏】 足元は多くは期待できそうにありませんが、秋以降に期待できるでしょう。以前から今年の相場は「後半高」と申し上げてきました。とくに、この数年は10〜11月頃がボトムとなって、その後、年明けに向け上昇しています。2008年は10月の6994円、2009年は11月の9076円、2010年は9月の8796円、2011年は11月の8135円と、いずれも秋に当面のボトムを打っています。今年も、恐らく11月頃に底をつける同じような展開が予想されそうです。ただ、何がきっかけとなって上昇となるのか予測は難しいですね。アメリカの大統領選挙かもしれませんし欧州信用不安の霧が晴れることかも知れません。あるいは、日本の新しい政治体制かもしれません。日立製作所(6501)トヨタ自動車(7203)など総合力のある優良銘柄への投資がよいでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27 | 特集

コナミが反発、最強のロンドン五輪関連株は男子体操か女子レスリングか?=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク コナミ<9766>(東1)は20日、26円高の1840円と反発して始まっている。同社株は、今年5月にソーシャルゲームの高額課金「コンプリートガチャ」が景品表示法に違反、さらにその「コンプガチャ」を中止したことで窓を開けて年初来安値1535円まで急落、今期純利益の連続最高更新予想で底上げ、ここにきては、同社所属の男子体操の内村航平選手が、7月27日から開幕するロンドン・オリンピックで金メダル獲得が有力視されることからロンドン五輪関連株人気を高めてリバウンド幅を拡大している。

 所属選手が金メダル候補となっているのは同社ばかりではない。綜合警備保障<2331>(東1)は、同社社員の女子レスリングに出場する吉田沙保里選手、伊調馨選手の金メダル獲得の下馬評が高まっている。

 この関連で同社の株価は、きょう20日に2円高の1024円と小反発したあと9円安と下ぶれ、6月18日につけた年初来高値1053円を前にもみ合っている。ロンドン五輪関連人気度は、男子体操の方が高いか、女子レスリングに軍配が上がるか競い合っているが、いずれにしろ金メダル獲得ではいずれもさらに一段高の展開も想定されることになる。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 特集
2012年06月19日

栄光ホールディングスは高値顔合わせ、資本業務提携解消も株主総会を前に思惑底流=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 栄光ホールディングス<6053>(東2)は、2円高の483円と2日間の変わらずを含めて9営業日続伸し、3月21日につけた持株会社として上場した上場来高値483円に顔合わせしている。同社株は、6月6日に2010年11月に業務提携、2011年3月に資本提携した進学会<9760>(東1)との両提携の解消を発表、進学会から株主提案された取締役2名の選任議案にも反対すると表明、進学会からは、栄光HDの解除は無効と反論を受けており、6月27日に迫った株主総会を前に思惑が底流し下値買いが続いている。なお進学会は、9円安の278円と4営業日ぶりに反落している。

 栄光HDは、提携解消の理由として進学会において著作権侵害問題が発生し、進学会役員から同社役員に対して強圧的な言動や要求が行なわれるなど上場会社としてのガバナンス体制や遵法意識などで両社間に相違があることを上げ、一方、進学会は、栄光HDの示した理由は抽象的で客観的な事実から乖離した無理なこじつけで、解消は無効と反論、同社が提案した取締役2名の選任議案の上程中止は、栄光HD役員の保身など別の意図があるのではないかとして、法的措置を含めて検討するとしている。進学会は、子会社を含めて栄光HDの株式の29.5%を保有しており、株主総会に向け思惑は一段と高まる方向にある。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 特集
2012年06月18日

「投資家生命」をかけた「政治決断」に躊躇する投資家はどうすべきか?=浅妻昭治

■原発再稼働の一歩先の先取りも一法

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「何も決められない日本」などと内外から悪口雑言を浴びせられ続けられたためか、野田佳彦首相が、ついに立て続けに2つもの大きな政治決断をした。「政治生命」をかけた消費税増税関連法案の自民・公明両党との修正協議の合意と、「国民の生活を守る」ための関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所第3・4号機の再稼働である。国会会期末、夏場の需要期入りというそれぞれの落しどころのタイム・リミットをあらかじめ区切っておいて、一気に政治決断するのは、何だか本末転倒のような違和感も覚えるが、結果が吉となるか凶となるかどうかはともかく、止まっていた事態が、ワン・ステップもツー・ステップも動き出したことは確かである。

 ことに原発再稼働は、関西電が、政治決定された前週末16日に再起動の準備作業に入り、7月上旬には3号機から発電を開始する。消費税増税関連法案は、会期末21日の採決を前にまだ与党・民主党内の党内調整という大きなハードルが待ち構え、紆余曲折、民主党の分裂、政界再編まで観測されているのとは、対照的に早期に実現する。

 おかしいのは、こうした政治決断が、まったく株式市場のテーマとして取り上げられてこなかったことである。原発関連株が一部、動意付いたものの、安値圏での小動きの域を出なかった。それより株価を動かしたのは、前日17日に投開票されたギリシャ議会の再選挙とスペインに対する欧州連合(EU)の金融支援の動向であった。この動向次第では、世界経済、世界のマーケットが、あの「100年に一度の大津波」といわれたリーマン・ショックに再度、見舞われるとも懸念されただけに、野田首相の「政治生命」も「政治決断」も、かすんでしまったというところだろう。

 今週の株式市場も、このギリシャの再選挙結果を受けたユーロ圏離脱問題、スペインなどの南欧諸国への波及、さらに6月19〜20日開催予定の米FRB(連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)の動向などがメイン・テーマとして影響するはずである。再度、円高反転するのか、円安が進むのか、株高か株安かは予断を許さない。

 相変わらず「米国時間」、「中国時間」、「欧州時間」で株価が動き、「日本時間」の余地が狭められるとすれば、投資家も、野田首相を真似て「投資家生命」をかけた「政治決断」はなかなかしにくいということになる。前週末段階で、すでに「政治決断」した一部投資家が、TOPIX Core30の主力株に下げた株ほどよく戻るとばかり「リターン・リバーサル」買いを行なったフシがあるが、これもまだ先取り・先読みのし過ぎのきらいがあり、正解か不正解かは不確実である。

 となると今週の市場も、材料株中心の展開となりそうで、その一角として注目したいのが、原発再稼働関連株である。再稼働関連株といっても、すでに動意付いたバルブ・メーカー株などの関連機器株ではなく、昨年3月に東京電力福島第1原子力発電所の事故が発生したときに動いた関連株である。

 福島原発事故では、いまだに避難生活を余儀なくなれている被災者も多いだけに、不測の事態の再発を想定してこれを先取りして株価材料に取り上げるのは、忸怩たるところがある。しかし、大飯原発の再稼働で、次々と運転停止中の各電力の原発の再稼働が進むとしたら、野田首相の「国民の生活を守る」政治決断よりも一歩先を行って、不測の事態再発に国民各自も自ら「生活防衛」する可能性は高いのではないかと予想されるのである。「3.11」当時を思い出せば、関連株の全体像が浮かび上がってくることになる。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17 | 特集

関西電力は続伸後にもみ合い、電力各社は大飯原発再稼働も材料織り込み済み?!= 浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 関西電力<9503>(東1)は18日、14円高の1056円と続伸したあと、19円安と反落するなど、6月15日につけた年初来安値1017円を前にもみ合いを続けている。前週末土曜日16日の12時に政府により同社の定期検査中の大飯原子力発電所3号機、4号機の再稼働が決定されたと発表、3号機について再稼働に向け作業や点検などを開始すると発表したが、すでに今年5月末以来、この再稼働を巡って株価が乱高下していただけに、材料出尽くし感も強まり信用買い残の整理売りも交えて売り買いが交錯している。

 関西電力のもみ合いに伴い電力各社の株価もやや伸び悩んでおり、このうち運転停止中の原発に再稼働接近が観測されている電力会社では、北陸電力<9505>(東1)が、41円高の1174円、四国電力<9507>(東1)が、10円高の1664円、九州電力<9508>(東1)が、14円高の927円などとそれぞれ高寄りしたあとマイナス転換し、30円高の951円と高寄りした北海道電力<9509>(東1)のみが、プラスをキープしている。

 関西電力の原子力発電所は、昨年2月に高浜発電所3号機が、定期検査入りとなって全原発が運転停止となり、これにより業績も大幅に悪化、前3月期は赤字転落するとともに、今期業績も原発再稼働時期と販売電力量が未定として未定予想としていた。

 大飯3号機は、7月上旬に起電、発電を開始し数日後に一定運転となり、4号機も7月中旬〜下旬に起電、発電を開始する予定で、この再稼働により火力燃料費負担が軽減することから業績面への寄与も想定される。

 同社八木誠社長は、7月下旬に両原発がフル稼働した場合、1600億円程度のコスト改善につながると発言しており、再稼働後にこの確認が続くことになる。

 株価は、年初来安値水準にあるが、信用売り残が減少する一方、再稼働先取りで買い残が積み上がっており、当分は、この整理売りが先行しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 特集
2012年06月15日

『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望

★戻りの程度はギリシャの再選挙の結果次第

『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望 来週(18〜22日)は、『モミ合い放れから上値を試す展開』とみられる。やはり、注目は17日(日)に行われるギリシャの再選挙。

 選挙の結果は、「緊縮政策受け入れ」か、あるいは、「緊縮政策反対」のどちらかである。受け入れならギリシャのユーロ圏離脱はひとまず避けられるものとみられ、世界のマーケットは反発が予想される。しかし、その場合でも欧州信用不安が一掃されるわけではなく、依然として世界マーケットの頭を押える。このため、NYダウなどが大きく上値を追うような展開にはならないだろう。NYダウで見れば、上値は75日線の1万2867ドル程度までとなるのではないか。

 一方、緊縮策拒否の場合でも、世界マーケットは瞬間的には下げても一旦は底打ちから反発に転じるだろう。欧州各国が信用不安拡大の阻止に動くだろうし、アメリカも第3次金融緩和策を打つものとみられるからだ。

 いずれにしても、これまでのマーケットはギリシャの再選挙待ちで売り買いとも手控えの見送り状態が続いた。日経平均で見ても長期間8500円を中心にモミ合ってきた。このため、選挙結果がはっきりすれば、ひとまず「短期的」には売り方(空売り筋)なり、買い方がそれぞれの立場で攻勢を掛けてくるものとみられる。

 ただ、あくまで「短期的」な動きで、「中長期的」には病巣の深い欧州信用不安が簡単には終息するとは思えないことから多くは期待できないだろう。

 日経平均は8710円前後にある30日線を抜くことができるかどうかが見所だろう。抜くことができれば、今年4月4日以来、2ヶ月半ぶりの「買い転換」となる。その場合は9400円程度もチャートでは見込めそうだ。

 いずれにしても中長期的には、長い間、世界の主役の座にあった欧州が一つの時代の終わりを迎えていると捉えることができる。代わってアジアがどの程度世界の主役となり得るか、あるいはアメリカがどの程度巻き返して来るかが見所だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:53 | 特集

「地下鉄サリン事件の特別手配者、全員逮捕」のニュースから・・・=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先週、このコーナーで「東京都内でペンギンが水族館から逃げ出し、約3ヵ月にわたる逃亡生活を続けた末に帰って来た」というニュースを取り上げたが、今週は同じ「逃亡」でも、ちょっと深刻な逃亡ネタに触れる。いま話題で持ち切りの「地下鉄サリン事件などで警視庁から特別手配を受けていた、オウム真理教の元信者、高橋克也容疑者の逮捕」だ。同容疑者の逃亡生活は約17年に及んだとのことで、私なぞは「よくそれだけの期間、逃げ続けたなあ」と思ったり、「よくそれだけの年月を経た後に逮捕できたなあ」と日本の警察の優秀さに感心したり。報道によると、今回で同事件の特別手配の19人全員が逮捕されたことになるそうだ。

 同容疑者だけでなく、今年に入ってから逮捕された平田信被告、菊地直子容疑者のニュースを見た時も思ったことだが、3人とも、すごく顔が変わっている。もちろん経過年月による加齢があるし、もしかしたら逃亡のための整形手術もしたのかもしれない。が、やはり、「悪いことをして逃げ続ける」ということが、人相の変化に関係するのかもしれないなあ、と思ったのだった。

 上記の文とは関係ないが、警察・治安などからの連想で、警備会社株をウォッチしてみた。

★セコム〈9735〉(東1)

 警備業界最大手のセコム<9735>(東1)を入れる。セキュリティサービス事業のほか、防災事業、メディカルサービス事業なども行なっている。15日終値は15円安の3335円。単位100株。PERは約12.3倍、PBRは約1.2倍となっている。チャートは3月27日につけた年初来高値4190円から反落し、続落トレンドを形成。しかし6月12日につけた年初来安値3325円でそろそろ底打ちと見たい。中期で3700円フシまでの戻りを目指す。

 業績は好調。今期2013年3月期連結業績予想は、ニッタンが傘下に入った(株式100%取得)こともあり、前年比増収、営業・経常・純利益は2ケタ増益を見込んでいる。また、今期(通期末)配当金は100円予想。現在の株価で利回り約3.0%の計算となる。

★CSP〈9740〉(東1)

 警備業界3位のCSP<9740>(東1)(セントラル警備保障)を入れる。15日終値は3円高の783円。単位100株。PERは約20倍、PBRは約0.7倍となっている。株価はこの1年近く、700円台後半〜800円前後のラインでモミ合っている。下値770円ラインで拾い、上値800円ラインで利益確定という小すくい商いも一手か。今期2013年2月期配当金は8月中間末と2月通期末それぞれ14円の年間計28円予想。現在の株価で利回り約3.6%の計算になる。中期保有で配当取りを狙うのもまた一手かもしれない。

 今期連結業績予想は売上高と純利益が前年比増収増益、営業・経常利益は同減益を見込んでいる。しかし、『会社四季報』には会社側予想値よりもやや上ブレした予想値が出ており、また、次期2014年2月期は増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:41 | 特集

大塚HDは自己株式取得で伸び悩み、今度は立会外買付取引でさら反落=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 大塚ホールディングス<4578>(東1)は15日、25円安の2392円と反落している。同社株は、6月13日大引け後に自己株式取得を発表し、前日の14日は寄り付きこそ56円高と好感高したものの、その後は前日比マイナスと売られ、引けはわずか5円高と伸び悩んだ。

 このためか、自己株式取得では株価への即効性を薄いとして、前日大引け後に今度は、自己株式立会外買付取引を発表したが、株価は、逆に5月16日につけた年初来高値2500円を前に利益確定売りが増勢となり、限定的な反応にとどまっている。

 13日発表の自己株式取得は、取得株式数の上限を900万株(発行済み株式総数の1.61%)、取得総額を200億円、取得期間を6月14日から9月28日までとした。

 一方、前日発表の立会外買付取引は、きょう15日寄り付き前の8時45分に前日終値2417円で827万株を199億8859万円で買い付けることを予定しており、取得結果は取引終了後に公表するとしている。

 株価は、今年5月開示の今3月期業績が続伸、純利益を1080億円(前期比17%増)と連続の過去最高と予想したことで売り方の買い戻しを交えていったんは年初来高値をつけたが、市場コンセンサスを下回ったことも響き高値もみ合いに変わった。立会外買付取引をテコにPER12倍台の割安修正が再燃するか、強弱感の対立が続こう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:03 | 特集
2012年06月13日

オウケイウェイヴは10連騰も連続ストップ高は6日間でストップ?=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク オウケイウェイヴ<3808>(名セ)は、きょう前場は2万9000円高の19万5000円と10営業日続伸し、連日の年初来高値更新となったあと、1万5000円安と反落し、また5000円高と反発している。同社株は、6月5日以来、6営業日連続してストップ高しており、現段階ではこのストップ高が、ストップする値動きにとどまっている。

 この連続ストップ高の間、同社株の制限値幅が通常の倍に拡大され、それでもストップ高を演じたが、きょう13日は、前日12日大引けで制限値幅拡大の条件に合致せず、ストップ高水準が通常の4万円に戻されており、残り半場中に再騰してあと1万1000円高してストップ高するか注目されることになる。

 連続ストップ高の引き金になったのは、同じソーシャルサイトを展開している米国のフェイスブックの新規株式公開と、同社が今年6月1日に発表した株式分割である。株式分割は、全国証券取引所が進めている「売買単位集約行動計画」に沿って、単元株式数を100株とする単元株制度を採用するために実施するもので、6月30日を基準日に1株を100株に分割する。

 株価は、この株式分割発表以来、わずか7日半できょう前場高値まで4.7倍の大化けとなった。5月2日開示の今6月期第3四半期業績は減益転換し、フェイスブックの上場人気も不発となっており、株式分割だけで連続ストップ高するのはやや片肺飛行の傾向もある。成層圏での燃料切れで、今度はストップ安懸念も台頭するかもしれず、権利付き最終日の6月26日に向けて強弱感は激しく対立しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:38 | 特集
2012年06月12日

岡野バルブ製造は6連騰、大飯原発再稼働接近で原発関連株は軒並み小高い=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 岡野バルブ製造<6492>(東2)は12日、2円高の228円と変わらずを挟み6営業日続伸して始まり、5月29日につけた年初来安値203円から底上げしている。全般相場が急反落して始まったなかで、野田佳彦首相が、6月10日に関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所3・4号機の運転再開について理解を求め、地元の福井県の原子力安全専門委員会が、西川一誠知事に報告書を提出、同知事が、今週末にも再稼働に同意する見通しとなるなど、再稼働の最終決定に向け、手続きが進んでいることから、同社株に原発関連株人気が続き下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。

 同社の株価は、今年開示の今11月期第1四半期業績が、赤字転落したことで年初来安値をつけ、5月5日に日本の全原発50基が運転を停止したことも重なり底値圏推移が続いた。

 きょう12日に原発関連株は、前日急続伸した木村化工機<6378>(東1)が、15円安の312円と急反落しているほかは、関西電そのものが、9円高の1070円と続伸して、5月9日につけた年初来安値1033円から底上げしたあともみ合い、東亜バルブエンジニアリング<6466>(東2)が、5円高の1120円と反発して5月21日の年初来安値1046円から底上げするなど、軒並み小高く始まっている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:44 | 特集
2012年06月11日

株価は「過小評価」か「過大評価」か?市場予想を上回った好業績株で先打ちのトライ=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー ドラギ欧州中央銀行総裁に「市場は過小評価している」と凄まれた途端に、ユーロ安はユーロ高に反転し、世界同時株安は世界同時株高に変わった。世界のマーケットで暗躍し、売り仕掛けをした投機マネーも、何だか意外に素直に政策当局者の強腰に敬意を表してしまったようである。為替相場でも、投機筋は、日本政府、日銀の円売り介入に警戒感が強いなどとしきりにマーケット・コメントされている。

 あのポンドを売り崩し「イングランド銀行を潰した」といわれたジョージ・ソロスが展開したような、1992年当時の英国政府の防戦用の資金量を見極めた大喧嘩を期待した向きは、肩透かしを食わされた思いをしたことだろう。実際に前週末に欧州連合が、スペインの金融支援に最大1000億ユーロ(約10兆円)もの資金を投入することに踏み切ったのをみれば、その資金量は1992年当時とは桁違いである。

 ただ、この相場反転が、単なる売り方の買い戻しなのか、それとも「リスク・オフ」から「リスク・オン」への大きなパラダイム・シフトなのかについては、まだ微妙なところだろう。日経平均株価でみても、週足では7週間ぶりに陽足を立てたが、前週末8日の後場安が響いて、市場関係者が、週央まで期待していた「陽足包み足」の完全な示現には200円弱の未達となった。安値圏での「包み足」示現なら「大底打ち」とセールス・ト−クできたことになったのである。

 今週以降も、政策相場の継続を示唆していることは間違いない。6月14〜15日開催の日銀の金融政策決定会合、17日投開票のギリシャの再選挙、6月19〜20日予定のFRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)などの動向を巡って、政治家や政策当局者の決意を市場が「過小評価」しているか、「過大評価」しているか試すことになる。

 しかも、この政策スケジュールの先をみると7月相場で、7月相場は、あの「二日新甫」である。荒れるといわれる「二日新甫」が、上に荒れてくれるならば大歓迎だが、下に荒れるようなら、それこそリーマン・ショックの再来を心配しなくてはならない。最近では、今年4月も「二日新甫」だったが、このときは日経平均株価は、600円幅の陰線を引いたのである。

 「市場は過小評価」をしないことを祈るばかりだが、この7月は、また3月期決算会社の第1四半期(4〜6月期、1Q)決算が、発表される時期にも当たる。上方修正銘柄が出るのか、下方修正銘柄が続出するのか、それとも今年1〜2月の前期第3四半期(4〜12月期、3Q)決算発表では、業績下方修正銘柄が、悪材料出尽くしなり、さらに日銀の追加金融緩和策の「バレンタインデー・プレゼント」も後押しとなって軒並み底上げしたが、この再現となるか、注目イベントとなる。そして市場がこれを「過小評価」せずに「過大評価」してくれれば、パラダイム・シフトの引き金にもなる。

 その際、この引き金効果の加速銘柄として注目したいのは、今年4〜5月の今3月期業績発表で、今期業績が増益予想で市場コンセンサスを上回っていながらも、その後、調整を余儀なくされた銘柄である。ここからの下値は、「リスク・オフ」ではなく「リスク・オン」としてぜひ先打ちのマークするところだろう。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:24 | 特集

ムーンバットは急反発、梅雨入りで久々の動意は自然災害関連株の出番を示唆?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク アジザイの青色が目に鮮やかになり、ツバメが、頭上低く飛び交う姿を目撃すると梅雨入りである。日本の歳時記でお馴染みの風物詩である。その梅雨入りだが、前週土曜日の9日に気象庁が、関東甲信、北陸、東北の各地域も梅雨入りしたと宣言した。この梅雨入りに関して、最近の株式市場は季節性を失い、かつてほど律儀に反応することはなくなったが、きょう11日はこのシーズン・ストックの定番銘柄の雨傘製造・販売のムーンバット<8115>(大2)が、5円高の138円と急反発して始まっている。久しぶりの動意となるが、同社株のこの反発は、関連株への好波及への期待感も高めそうだ。

 というのも、この梅雨入りを前にした6月8日朝のNHKテレビのニュースでは、日本の雨傘の年間の販売本数は1億3000万本で、うち8000万本がビニール傘で占められているという統計を明らかにしたからである。例の雨が降ったらコンビニ店や駅の売店で手軽に買って、雨が止んだらどこかに置き忘れてしまうか、ポイ捨てしてしまうあのビニール傘が、全体の6割にも達するのである。雨傘も、低価格志向が強まっているとしたら、ムーンバットのブランド傘の出番はますます狭まることになるが、それが、きょうの急反発である。

 このところの東日本大震災・大津波以来、異常気象に起因するゲリラ豪雨、豪雪、竜巻などの大規模自然災害が頻発していることが関係して打診買いが入ったとすれば、自然災害関連株の出番も示唆していることになる。法面保護のライト工業<1926>(東1)や気象観測のウェザーニューズ<4825>(東1)、スコップの浅香工業<5962>(大2)、土のうの前田工繊<7821>(東2)などの出番も迫っていることになり、マークしておくのも一法ということかもしれない。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:58 | 特集
2012年06月10日

【建設機械関連株展望(3)】土木建設機械リースは39%の大幅増

■潤う建設機械リース=土木建設機械リースは39%の大幅増

 株式市場では、大手建設機械メーカーの収益へのマイナス要因として、特に中国の景気減速に伴って、中国市場での需要が一段と減少するのではないかと警戒され、中国現地メーカーとの販売競争激化も懸念要因とされている。さらに欧州の景気減速懸念も弱材料視されている。

 しかしコマツ(6301)の場合は、中国市場および欧州市場の売上構成比は低下している。13年3月期の建設機械・車両事業の売上高については前期比8%増加の1兆8860億円の見通しとしているが、地域別には中国市場が同1%減少の2000億円、欧州市場が同微減の1200億円の見通しであり、売上構成比は中国市場が11%、欧州市場が6%の見通しである。一方、主力の日本市場は同7%増加の3060億円、北米市場は同8%増加の2570億円と好調であり、その他では中南米市場が同15%増加の2350億円、アジア市場(中国除く)が同10%増の3500億円と、中国市場を上回る規模となっている。またオセアニア市場も同19%増の1920億円と好調な見通しである。

 また日立建機(6305)は、中国市場では鉱山機械の販売強化に注力する方針だ。さらにリース事業協会によると、11年度のリース取扱高の速報値(調査対象223社)は4兆5885億円となり、10年度に比べて0.9%増加となった。このうち土木建設機械については1276億円となり、同39.0%増加した。震災復興関連の需要が寄与して大幅に増加した。建設機械レンタル事業者にとっても、震災復興関連需要が引き続き追い風となりそうだ。

 建設機械レンタル関連では、ワキタ(大1・8125)カナモト(9678)などがあるだろう。

【建設機械関連株展望】
(1)欧州・中国停滞、北米と国内好調、国内リースも繁忙
(2)建設機械関連は総じて軟調、欧州問題と中国経済減速響く

【建設機械関連銘柄診断】
・日立建機は日本のレンタル、北米でのエネルギー向け好調、2ケタ増益
・コマツは好採算の鉱山機械伸び今期2ケタ増益、国内の復興需にも期待
・カナモトはレンタル絶好調で上方修正、震災復興に大雨洪水関連需要
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:59 | 特集