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記事一覧 (07/01)【特集:観光旅行・レジャー関連(2)】海外旅行の大手各社取扱額は好調
記事一覧 (07/01)【特集:観光旅行・レジャー関連(1)】自粛ムード一巡し需要の回復傾向強める
記事一覧 (06/29)『夏相場9000円台も』、4月に続いて「2日新甫」で警戒感も=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (06/29)アンティーク・ブックから連想して、印刷関連株=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (06/29)【株式投資Q&A】相場は下がらなくなったから、そろそろ上がる?
記事一覧 (06/29)リブセンスは連日の分割落ち後高値、株式分割銘柄は売買金額半減株がより好パフォーマンス?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/28)岡野バルブ製造は原発再稼働も通期業績下方修正で逆に運転停止状態?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/27)IPO高人気はSNS関連株に限定か?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/26)ファーストエスコは急反落、固定価格買取制度関連の東マ株も海外株安で利益確定売り=浅妻昭治
記事一覧 (06/25)引け味が違うニオイ?2ケタ低位値ごろの有配株に浮上余地=浅妻昭治
記事一覧 (06/22)『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (06/22)サイモン&ガーファンクルの音楽から・・・電気機器セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (06/22)オリンパスは急反発、資本提携関連の候補先4銘柄も全員「勝ち組」?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/21)ジャパンベストレスキューシステムは連日の高値、IPO類似銘柄の人気化再現にトライヤル?!=浅妻昭治
記事一覧 (06/20)株式評論家の海老原紀雄氏に今後の相場を聞く
記事一覧 (06/20)コナミが反発、最強のロンドン五輪関連株は男子体操か女子レスリングか?=浅妻昭治
記事一覧 (06/19)栄光ホールディングスは高値顔合わせ、資本業務提携解消も株主総会を前に思惑底流=浅妻昭治
記事一覧 (06/18)「投資家生命」をかけた「政治決断」に躊躇する投資家はどうすべきか?=浅妻昭治
記事一覧 (06/18)関西電力は続伸後にもみ合い、電力各社は大飯原発再稼働も材料織り込み済み?!= 浅妻昭治
記事一覧 (06/15)『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望
2012年07月01日

【特集:観光旅行・レジャー関連(2)】海外旅行の大手各社取扱額は好調

■海外旅行は円高を追い風に大手軒並み大幅伸長

 6月13日に観光庁が発表した「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によると、12年4月の主要旅行業者58社の総取扱額は4638億円だった。11年4月に比べて35.4%増加し、東日本大震災前の10年4月との比較でも5.3%増加した。

 このうち海外旅行は1744億円で、11年比28.9%増加し、10年比でも14.9%増加した。国内旅行は2835億円で、11年比37.5%増加し、10年比でも0.4%増加した。外国人旅行は58億円となり、11年比5.1倍だったが、10年比では8.3%減少した。

 主要旅行業者別に12年4月の総取扱額を見ると、JTBグループ(14社合計)は前年同月比39.8%増加の1037億円、近畿日本ツーリスト(東証1部9726)は同27.3%増加の255億円、日本旅行は同28.8%増加の273億円、阪急交通社は同68.3%増加の350億円、エイチ・アイ・エス(東証1部9603)は同22.3%増加の256億円、楽天トラベルは同32.5%増加の239億円となり、大手各社の取扱額は総じて好調な模様である。

 このうち海外旅行については、為替の円高が追い風となるため、引き続き好調に推移することが期待されている。

 観光庁の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」で、海外旅行取扱額は12年4月で9カ月連続の増加となった。為替の円高を背景として、韓国などのアジア方面、そして欧州方面やハワイ方面が好調な模様である。

 4月の主要旅行業者別の海外旅行取扱額を見ると、JTBグループ(14社合計)は前年同月比36.6%増加の375億円、近畿日本ツーリスト(東証1部9726)は同21.1%増加の91億円、日本旅行は同13.2%増加の87億円、阪急交通社は同52.7%増加の222億円、エイチ・アイ・エス(東証1部9603)は同21.8%増加の244億円となった。海外旅行については、大手各社の取扱額は総じて好調な模様である。

【特集:観光旅行・レジャー関連】
(1)自粛ムード一巡し需要の回復傾向強める
(2)海外旅行の大手各社取扱額は好調
(3)五輪効果に原油価格下落の恩恵も
(4)スカイツリー効果で外国人観光客も回復
(5)LCC就航・増便が人気に拍車
(6)有望旅行関連銘柄が浮上の気配
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:46 | 特集

【特集:観光旅行・レジャー関連(1)】自粛ムード一巡し需要の回復傾向強める

■内外とも増勢の観光旅行、海外は円高が追い風、国内はツリー効果

 観光旅行・レジャー関連業界では、東日本大震災後の自粛ムードが一巡して需要の回復傾向を強めている。

 春の行楽シーズンであるゴールデンウイーク(GW)期間は、天候不順の影響などで地域や業種によってややバラツキもあった模様だが、今年GWは休日の並びが良かったこともあり総じて好調だった模様である。さらに今後、夏から秋の行楽シーズンを迎えて一段の盛り上がりが期待されている。

 海外旅行では為替の円高が追い風となって好調を維持している。また国内旅行では「東京スカイツリー」など、新観光スポットがGW前後から相次いでオープンしていることも寄与するだろう。

 外国人訪日客の回復がやや遅れている模様だが、ビザ発給要件の緩和やLCC(格安航空会社)の就航なども寄与して、徐々に回復傾向を強めるだろう。

 観光庁が5月17日に発表した「11年度主要旅行業者旅行取扱状況年度総計(速報)」によると、11年度(11年4月〜12年3月)の総取扱額は6兆490億円で、10年度(10年4月〜11年3月)に比べて0.5%減少となった。

 このうち海外旅行は2兆2345億円で同2.0%増加した。為替の円高などが寄与して好調を維持した形である。一方、国内旅行は3兆7670億円で同1.4%減少、外国人旅行は473億円で同25.3%減少した。11年3月に発生した東日本大震災後の自粛ムードや、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染への不安などで、国内旅行と外国人旅行は低調だった。

 ただし四半期別に前年度比増減率の推移を見ると、総取扱額は11年4〜6月(1Q)が16.2%減少、7〜9月(2Q)が0.5%減少、10〜12月(3Q)が2.9%増加、12年1〜3月(4Q)が13.4%増加と、回復傾向を強めている。

 このうち海外旅行については1Qが11.9%減少、2Qが1.6%増加、3Qが5.7%増加、4Qが12.9%増加となり、為替の円高を追い風として、いち早く回復傾向となっている。国内旅行は1Qが17.6%減少、2Qが1.3%減少、3Qが1.5%増加、4Qが13.6%増加となった。11年10〜12月期以降は、東日本大震災後の自粛ムードが一巡して回復傾向を強めている。一方で外国人旅行は1Qが61.8%減少、2Qが22.8%減少、3Qが7.0%減少、4Qが20.6%増加となった。外国人の間では放射能汚染に対する不安感が強い模様で回復が遅れていたが、12年1〜3月以降は回復傾向となっている。

■国内宿泊観光が急回復、日帰りも引き続き好調

 また、観光庁が6月18日に発表した「旅行・観光消費動向調査」によると、12年1〜3月期の旅行・観光の消費額(速報)は、国内宿泊観光旅行が2兆304億円となり、11年1〜3月期に比べて21.7%増加し、東日本大震災前の10年1〜3月期との比較でも5.7%増加した。国内日帰り観光旅行は7536億円となり、11年比で27.4%増加し、10年比でも7.5%増加した。

 12年1〜3月期の延べ旅行者数(速報)は、国内宿泊観光旅行が4195万人・回となり、11年比で26.4%増加し、10年比でも17.7%増加した。国内日帰り観光旅行は4911万人・回となり、11年比で31.3%増加し、10年比でも25.4%増加した。

 これらのデータから明らかなように、東日本大震災後の自粛ムードが一巡して、海外旅行は好調に推移し、国内旅行も東日本大震災前を上回る水準に回復している。そして観光旅行・レジャー関連業界にとって、今年の夏から秋にかけては一段の盛り上がりが期待されるだろう。

【特集:観光旅行・レジャー関連】
(1)自粛ムード一巡し需要の回復傾向強める
(2)海外旅行の大手各社取扱額は好調
(3)五輪効果に原油価格下落の恩恵も
(4)スカイツリー効果で外国人観光客も回復
(5)LCC就航・増便が人気に拍車
(6)有望旅行関連銘柄が浮上の気配
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:44 | 特集
2012年06月29日

『夏相場9000円台も』、4月に続いて「2日新甫」で警戒感も=犬丸正寛の相場展望

犬丸正寛の相場展望 来週(7月2日〜6日)は、夏相場のスタート。9000円乗せから、うまく行けば9207〜9332円どころにある「マド埋め展開」も見込めそうだ。しかし、7月は今年4月に続いて、『2日新甫』に当っている。上値に対し深追いは避けたいところでもある。

 崩れそうで、底堅く推移しているNYダウの動きも日本のマーケットには支え。去る、25日以降、NYダウは幾度か大きく下げる場面があった。しかし、場中では安いものの終値では戻している。いわゆる、「下ヒゲ」の長い、典型的な「下値用なし」の動きだ。もちろん、25日線は維持している。

 欧州会議で、ユーロに対する政策が緊縮政策だけでなく経済成長策も打ち出されたことがある。約12兆円規模のインフラ投資が行われる。「どれほどの効果となるか」、「本当に強気できる材料か」ということについては今の段階では分からないものの、ひとまずマーケットに対し下支え効果が予想される。ただ、欧州が小康状態となる分、アメリカの景気対策期待は引っ込むこととなりそうだ。

 NYでは下値抵抗力があると見た売り方が買い戻しを積極化させることも予想される。このため、NYダウは75日線の1万2830ドル(28日終値は1万2602ドル)程度まで反発が予想される。

 連れて、日経平均も夏相場期待から今年5月14日以来となる9000円台に乗せた。7月から自然エネルギーによる電力買取も始まる。日本が脱原発・自然エネルギー立国への第一歩としての評価も高まるだろう。しかも、タイミングよく、日本の経済水域・南鳥島に220年分にも相当する「レアアース」のあることが報道されている。クリーンエネルギーとレアアースで、技術立国再生にむけてのシナリオが描けそうだ。

 うまく行けば日経平均は今年5月上旬につけた9207〜9332円の「マド開け」を埋めることもありそうだ。ただ、注意が必要な点は、7月は今年4月に続いて、月初の立会いが2日の月曜日から始まる「2日新甫」に当っていることだ。「2日新甫は荒れる」として警戒される。実際、4月は2日の1万0190円から6月4日の安値8238円まで19%強も大きく下げている。

 しかも、例年、7〜9月は出来高が年間でも少ない季節で主力銘柄は動き難い。この季節はマーケットの主役である外国人投資家のバカンスシーズンということもある。7月上旬、高い場面があっても気を許していると外国人投資家が売り逃げて休暇入りということにもなりかねない。個人投資家は、外国人投資家が多く持っていないような小型銘柄に投資するのがよいだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:45 | 特集

アンティーク・ブックから連想して、印刷関連株=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 東京・日本橋の丸善へ本を買いに行った際、同店3階にある『ワールド・アンティーク・ブック・プラザ』にも入ってみた。1点数十万〜数百万円するような海外のアンティーク・ブックなどが展示販売されている。もちろん私には手が出ないので、完全に「見るだけ」の、お店側にとっては迷惑な冷やかし客である(汗)。

 さすがにその場でメモを取るわけにはいかないので、頼りない記憶だけで書くと、グーテンベルクの聖書やら、モーツァルト(だったか・・・?)の楽譜やら、美しい植物図鑑の絵やら、すごい物が多くあったように思う。おかげさまで目の保養になった。日本では美術品を展示する美術館は多いものの、こうした美しい古書や稀覯本などを専門的に集中展示している所は(私が無知なだけかもしれないが)少ないように思う。でも、そこはあくまでお店であって、私のように目の保養を目当てに来る冷やかしは、お店側にとってはいい迷惑なのだが・・・。

 連想して、本・書籍・印刷等の関連銘柄を見てみた。

★東洋インキSCホールディングス〈4634〉(東1)

 印刷インクの国内首位企業で、液晶パネル用顔料なども扱っている、東洋インキSCホールディングス<4634>(東1)を入れる。29日終値は10円高の291円。単位1000株。PERは約11倍、PBRは約0.6倍となっている。チャートは3月につけた年初来高値348円から反落し、以降は続落トレンドで来ていたが、6月4日と同5日に年初来安値253円をつけてからは、地合いの好転も背景にリバウンドトレンドとなっている。今後の地合いにもよろうが、トレンド維持で、まずは350円フシまでの戻りを目指す。

★日本写真印刷〈7915〉(東1)

 印刷メディア事業のほか、加飾フィルム、タッチ入力デバイスなどの事業を行なっている日本写真印刷<7915>(東1)を入れる。29日終値は30円高の889円。単位100株。PBRは約0.8倍となっている。チャートは中期続落トレンドで来ていたが、6月4日につけた年初来安値725円を底に反発。以降は調整を挟みながらもジリ高トレンドを形成している。トレンド維持で1000円フシ上抜けといきたい。

 今期2013年3月期連結業績予想は前年比増収、営業・経常・純損失は前年比で損失幅縮小を見込んでいる。また、会社四季報には、次期2014年3月期は増収、営業・経常・純損益は黒字転換との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:32 | 特集

【株式投資Q&A】相場は下がらなくなったから、そろそろ上がる?

【株式投資Q&A】

:ベテランの人に、「相場は下がらなくなったから、そろそろ上がる」、と教えられます。どういうことでしょうか、よく理解できません。

:投資経験のある人ほど、そういう言い方をされますね。理屈というより、永年の経験による「勘」のようなものだといえるでしょう。漁師さんが今はすばらしい天気なのに明日は風の強い雨の日になりそうだといったことと似ているのではないでしょうか。

 相場経験の豊かな人が、「相場の天気を肌で感じ取る」といったことだろうと思います。

 もちろん、そこには漁師さんが毎日、海に出て風の動き、波の動きなどを感じ取っているからです。同じように相場においても、時たまマーケットの動きを見たくらいでは直感は沸いてこないと思います。やはり、永年の経験がモノを言うと思います。>>記事の全文を読む
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:51 | 特集

リブセンスは連日の分割落ち後高値、株式分割銘柄は売買金額半減株がより好パフォーマンス?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク リブセンス<6054>(東マ)は29日、510円高の3510円まで上げて、前日に続き株式分割権利落ち後の高値を更新した。前場終値は、40円安の2960円。

 全般相場が膠着し、内需株シフトを強めるなか、直近IPO(新規株式公開)株人気が高まり買い増勢となっているものだが、株式分割(1対2)で単元株当たりの売買金額が、株式分割前に比べ半減したことも、売買活発化につながっている。

 株価水準自体も、6月26日の権利付き最終日終値5000円に対して、権利落ちの27日は2600円で寄り付き、きょうの高値まで落ち妥当値を上回る好パフォーマンスを示している。

 同様に株式分割(1対200)の権利落ち後に単元株制度を採用して売買金額が半減したのが、JT<2914>(東1)で、きょう29日は、67円安の2326円まで下げて急反落しているが、株価水準自体は、落ち妥当値を上回っている。

 6月27日に株式分割の権利を落とした銘柄は、18銘柄の達しているが、このうち売買代金が半減した銘柄は、半分の9銘柄となっている。楽天<4755>(JQS)も、1対100の株式分割を実施したが、単元株式数は1株から100株に変更、売買代金そのものは変わらない。今後、売買代金半減銘柄とパフォーマンスに格差が生じるか要注目ということになる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:36 | 特集
2012年06月28日

岡野バルブ製造は原発再稼働も通期業績下方修正で逆に運転停止状態?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 岡野バルブ製造<6492>(東2)は、前日27日大引け後に今11月期第2四半期(2Q)累計業績と11月通期業績の修正を発表、2Q累計業績は上方修正、11月通期業績は下方修正と増減マチマチとなっており、原子力発電所の再稼働が、逆に業績を休止状態に追い込む皮肉な結果につながっている。

 業績修正のうち11月通期業績は、期初予想より売り上げを9億円、経常利益を1億6000万円、純利益を4500万円それぞれ引き下げ、純利益は、2億7000万円(前期比29%減)と連続減益率を悪化させる。

 2Q累計業績は、柏崎原子力発電所5号機、6号機の定期検査工事や収益性の高いメンテナンス工事の寄与などで上方修正となったが、11月通期業績は、原子力定期検査工事が見込めず、海外向け生産の減少、原子力発電所向けのメンテナンス工事案件の減少、工事量の絶対不足による待機コスト増加などから下方修正につながった。

 株価は、国内原発全50基の運転停止で年初来安値203円まで売られ、6月10日の野田首相の再稼働発言で底上げ、関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所3号機の再稼働準備作業開始の16日以降、連騰してきた。業績に加え株価も、運転停止状態となるか、下値で試す展開が続くことになりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:34 | 特集
2012年06月27日

IPO高人気はSNS関連株に限定か?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

■上場2日目に初値

浅妻昭治のマーケット・トーク モブキャスト<3664>(東マ)が、前日26日に東証マザーズに新規株式公開(IPO)され、公開価格800円に対して買い気配のまま推移して値がつかず、1850円買い気配で約49万株の買い物を残した。

 上場2日目のきょう28日は、買い気配値をアップさせて始まり、9時46分に2301円(公開価格800円の約2.9倍)で売買が成立し、上場2日目に初値をつけた。

 今年のIPO市場は、同社株まで16社が上場されているが、このうち上場初日に初値をつけず買い気配値のまま推移、2日目に初値形成となったのは4月4日上場のエイチーム<3662>(東マ)以来で、2社目となる。

 エイチームも、業態は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)ゲーム関連のコンテンツ関連株で、IPO高人気は、SNS関連株限定を示唆しているようだ。エイチームは、公開価格1080円で上場され2.7倍の2923円で初値をつけ上場来高値4700円まで買い進まれたが、高額課金の「コンプリートガチャ」中止が響いて2361円まで急落、安値で発表した株式分割(1対3)に今7月期業績の上方修正が続いて、落ち後安値から95%高した。

 モブキャストが、このエイチームの初値倍率をどの程度上回って今年トップに躍り出るか注目されるとともに、両社の高人気が連携し、SNゲーム関連株の逆行高をリードする展開も想定される。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 特集
2012年06月26日

ファーストエスコは急反落、固定価格買取制度関連の東マ株も海外株安で利益確定売り=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク ファーストエスコ(Fエスコ)<9514>(東マ)は26日、1380円安の2万2610円と5営業日ぶりに急反落している。7月1日にスタートする再生エネルギーの買取制度を先取りして関連株買いが続き、前日25日には関連の上場型投信創設が観測されて騰勢加速となったが、前日25日の海外市場が、欧州金融危機の再燃懸念を強め、NYダウの138ドル安など軒並み安なったことが響き、利益確定売りが先行している。

 東証マザーズ市場の同じ関連株では、前日に揃ってストップ高した省電舎<1711>(東マ)日本風力開発<2766>(東マ)も、きょう27日は、寄り付き安から一時プラス転換する場面も交えもみ合っている。

 Fエスコの株価は、今6月期業績の下方修正・増益率縮小で、年初来安値を覗く1万7000円台まで調整したが、バイオマス発電事業を展開している子会社白河ウッドパワーが、東日本大震災の被災地の福島県からガレキの処理や県内の林業で発生する樹皮の受け入れを決めたことを材料視して窓を開けて同高値3万2500円まで9割高、ほぼ往って来いの再調整安値から固定価格買取制度の固定価格決定で2万円台を回復した。

 同社株を含めて省電舎、日本風力開発の東マ銘柄は、業績の水面下推移など低迷が長引いているだけに、固定価格買取制度スタートに伴う業績高変貌期待を大きく、なお下値では強弱感が対立、逆行高展開の可能性を示唆しているといえそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 特集
2012年06月25日

引け味が違うニオイ?2ケタ低位値ごろの有配株に浮上余地=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 兜町で初めて教えてもらった相場用語は、「金曜日の引けピン」と「月曜ボケ」であった。投資家心理のヒダを言い当てていて妙だと納得したものである。なかでも「金曜日の引けピン」は、数々の行け行けドンドンの強気相場では、金曜日の後場高が、週休みを挟み売り・買いポジションを手仕舞しなければならないはずの投資セオリーまで無視して、翌週週明けの相場の夜放れ期待さえ高めるなど、悲喜交々の相場ドラマにつながったことは記憶に新しい。

 このところの東京市場は、この「金曜日の引けピン」ほどではないが、引け味が、これまでとはやや違うニオイがしてきたようである。相場イベントに対する週末、週明けの感応度が、海外市場と東京市場とで方向が異なってきた印象がするのだ。東京市場は、久しく独自の材料で動く相場シーンが少なく、海外市場のコピー相場として、「米国時間」、「中国時間」、「欧州時間」で動くとされてきたが、この2週間、よく言えば独自色を発揮し、悪く言えば海外市場の読み違いとも形容できるイレギュラーな反応を示したのである。

 6月17日のギリシャ議会の再選挙では、緊縮政策継続派政党の過半数獲得に素直に反応して株高で反応したら、海外株は、今度はスペインの金融機関の不良債権問題を厳しく問いただして株安となり、中国の景況感悪化についても、東京市場は、織り込み済みとして反応薄だったものが、米国NYダウは、世界経済の減速懸念を強めてネガティブに評価し、250ドル安と今年2番目の下げとなった。

 前週金曜日の東京市場は、このNYダウの急落にもかかわらず、日経平均株価は一時、3日続伸とプラスに転じた場面もあり、大引けは、小幅反落にとどまった。追い掛けるようにNYダウは、小幅反発して引けたが、週明けは、NYダウの急落が正しかったのか、日経平均株価の小反落が正解だったのか試す展開が続くことになる。為替相場の円安転換も含めて、市場では「リスク・オフ」から「リスク・オン」への相場の大勢反転を先打ちする強気のマーケット・コメントも出てきた。

 こうなると勢いを増すのが、外国為替証拠金取引(FX)でかつてグローバル・マーケットで勇名を「ミセス・ワタナベ」の向こうを張る個人投資家の「ミスター・ワタナベ」たちである。東京市場の主導権を握り続けている外国人投資家への逆張りで相場のフシフシでその存在感を主張するヘソ曲がり・一言居士投資家が、腕によりを掛ける頃合となる。来るべく7月相場が、波乱必至の「二日新甫」となれば、モチベーションは最大級となるはずだ。

 もちろん主導する主力株は、低位値ごろを最大の株価材料とする「ご意見無用」の極低位株である。これは前週末22日の値上がり率ランキングを一覧すれば一目瞭然となる。東証第1部での建設株を筆頭に、東証第2部、大証第2部では極低位値ごろ株が、大挙して値上がり率ランキングの上位にランクインした。なかには1円高しただけでトップ20位に滑り込んだ銘柄まで出た。

 これを「懲りない面々」の短期値幅取り、実態無視の無差別材料株物色とするのが、マーケットの大方の見方ではある。しかし、もしここに「東京時間」展開の萌芽があるとしたら、リスクを「極小化」し、リターンを「極大化」するテクニックを駆使しつつ、対応することには一考余地があるのではないだろうか。株価が、2ケタ以下の極低位株は、全市場でワースト100までセレクトしても、ワースト100位の株価が、なお64円とまさに無尽蔵である。そこから、何らかのフルイにかけてセレクトすれば、リスクの極小化しリターンを最大化する銘柄が、浮上しないとも限らない。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:13 | 特集
2012年06月22日

『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望

『株主総会までは強い』か? そろそろ夏枯れ相場に備えるとき=犬丸正寛の相場展望 来週(25〜29日)は6月最終相場であり、株主総会ピーク週でもある。『株主総会までは高い』という展開だろう。

 6月相場は一見、強そうではあったものの盛り上がりに欠けた。6月に入って東証1部の出来高が20億株を超えたのは、まだ立会いを残しているものの、これまでのところ6日と8日の2営業日だけだ。しかも、これから先、7〜8月は年間でも出来高の少ない時期が控えている。いわゆる「夏枯れ相場」を迎える。

 この間、3月期決算会社の第1四半期(4〜6月)決算の発表が控えているものの、霧の晴れない欧州信用不安、円高傾向、電力不安などを考えると、第1四半期発表において見通しを増額することは期待し難いだろう。引き続き欧州の信用不安の行方を注意深く見守る展開だろう。とくに、アメリカも欧州信用不安の様子見のようである。低金利政策は継続されるものの、QE3(第3次金融緩和政策)は今回はほぼ見送りされた。

 このため、21日のNYダウは250ドル安となった。そのNYダウについては、上値が75日線(1万2856ドル)、下値が25日線(1万2493ドル)。この狭間のモミ合いに入ってきたものとみられる。もちろん、今後、欧州信用不安が拡大し米国経済へ影響が及ぶようならQE3の登場ということだろう。

 一方、22日(金)の日経平均は、21日(木)のNYダウが250ドルも下げたのに比べると下げは小さい。一つには、6月以降の反発局面で日経平均がNYダウに比べで出遅れていたこともある。また、日本独特の「株主総会前は強い」という市場での雰囲気がある。

 最近のマーケットでは、外国人投資家の持株の多そうな銘柄の上値が重い。昨今、外国人投資家の日本株売却が報道されている通りである。このため、主力株を避け、新興系銘柄に物色のホコ先が向かっている。実際、連日ストップ高となる新興系銘柄が目を引く。

 さらに、これから「夏枯れ相場」に向かうと、こうした傾向は、いっそう強まるものとみられる。新日本理化<4406>日本橋梁<5912>といった人気銘柄が徐々に息を吹き返す可能性もありそうだ。

 来週は株主総会ピークの週で、日経平均は9000円へ挑戦する可能性もありそうだ。しかし、仮に9000円に乗せれば目先の達成感が強まるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:35 | 特集

サイモン&ガーファンクルの音楽から・・・電気機器セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 最近、サイモン&ガーファンクルにハマっている。おもに1960年代に活躍したアメリカ人男性2人のポピュラー音楽デュオで、有名な曲としては『サウンド・オブ・サイレンス』『スカボロ・フェア』『コンドルは飛んで行く』『ミセス・ロビンソン』などがあり、また、『明日に架ける橋』でグラミー賞を受賞したシンガーでありアーティストでもある。ダスティン・ホフマンが主役を演じてヒットした、1967年のアメリカ映画『卒業』の音楽を担当したユニットといえば分かる方も多いかもしれない。デュオとしては1970年に解散したものの、その後、折に触れて「再結成」をし、大規模なコンサートなどを行なっている。

 私がサイモン&ガーファンクルを初めて聴いたのは、40年くらい昔の幼い頃、親の「4チャンネルステレオ」を使って「レコード」で、だった。その後しばらく聴かなくなり、次に再び聴くようになったのは中高生時代で、自分用の「ラジカセ」を使って、おもに「カセットテープ」で聴いていた。それから20年くらい経った最近、また聴くようになったのだ。今は古い音源を引っぱり出してきて、あるいはネット経由で聴いている。

 ところで、上記のカギカッコでくくった言葉・・・いずれも懐かしい言葉だが、若い方々だと意味がよく解らないかもしれない(笑)。アナログからデジタルへ以降し、歩行中や電車などの中では「ウォークマン」ではなくてiPODで音楽を聴き、新譜はわざわざお店へ行ってレコードやCDを購入するのではなく、ネット経由でダウンロードする時代だ。でも、ハードやソフトは変わっても、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの良い歌、美しい歌声は変わらないと思う。

 音響機器の技術の進化から連想して、電気機器セクターで銘柄をウオッチしてみた。

★安川電機〈6506〉(東1)

 モーション・コントロール、産業用ロボットなどの製品分野を持つ安川電機<6506>(東1)を入れる。現在の株価600円台前半でPERは約18倍、PBRは約1.6倍となっている。単位1000株。チャートは3月19日につけた年初来高値813円から反落し、地合いの軟化にツレて続落トレンドとなっていた。が、6月4日につけた年初来安値544円で底を打ち、反発に転じている。800円フシまでの戻りが目標となりそうだ。業績は好調。今期2013年3月期連結業績予想は前年比増収増益を見込んでおり、『会社四季報』には次期2014年4月期も増収増益との予想値が出ている。業績面からも買い安心感がありそうだ。

★マブチモーター〈6592〉(東1)

 小型モーターで世界シェアトップというマブチモーター<6592>(東1)を入れる。現在の株価3100円ラインでPERは約26倍、PBRは約0.7倍となっている。単位100株。チャートは3月2日と同14日につけた年初来高値3930円から反落し、続落トレンドで来ていたが、6月4日に年初来安値2950円をつけた後は反発。以降は3000〜3200円のレンジでモミ合っている。上ばなれから、まずは3400円フシまでの戻りを目指す。業績は好調で今期2012年12月期連結業績予想は前年比増収、営業・経常利益は2ケタ増益、純損益は前年の損失計上から黒字転換を見込んでいる。また、『会社四季報』には次期2013年12月期も増収増益との予想値が出ている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:00 | 特集

オリンパスは急反発、資本提携関連の候補先4銘柄も全員「勝ち組」?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク オリンパス<7733>(東1)は22日、前場58円高の1228円と4日ぶりに急反発し、後場も、上げ幅を縮めているがプラス圏で堅調に推移している。きょう付けの日本経済新聞で、ソニー<6758>(東1)から出資を受け入れることで最終調整、出資額が約500億円となる見通しと観測報道されたことから、自己資本が充実、経営再建に弾みがつくと評価して買い再燃となっている。

 同社は、同報道に対してきょう寄り付き前の8時55分にコメントを発表、「報道は当社が発表したものではない。決定した事実はない」と否定した。

 昨年10月の前々社長の解職をキッケケに発覚した粉飾決算で業績が急悪化した同社の経営再建では、事業ポートフォリオの再構築、コスト構造の見直しと並んで財務の健全化が、同社再生の大きなポイントとなっており、この財務健全化に絡んで資本提携、第3者割当増資に関する報道が相次ぎ、そのたびに関連の提携候補株の株価が動意付いた。

 きょうの観測報道に登場したのは、ソニーのほか3社に及んだ。関連株の株価動向は、後場に、円安が続き日経平均株価が前日比プラスに転じて小幅続伸していることもあり、上げ幅を拡大してソニーが急反発しているほか、テルモ<4543>(東1)富士フイルムホールディングス<4901>(東1)が3日続伸し、やや上げ幅を縮めているパナソニック<6752>(東1)も3日続伸しており、最終的に提携先がどこに絞り込まれるか、提携交渉の好・不調、本命株、対抗株、着外株の別なく全員が「勝ち組」の株価推移となっている。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:03 | 特集
2012年06月21日

ジャパンベストレスキューシステムは連日の高値、IPO類似銘柄の人気化再現にトライヤル?!=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク ジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)は21日、2700円高の7万9700円と2日間の変わらずを含めて6営業日続伸して始まり、連日の年初来高値更新となっている。

 直接の買い材料は、前日20日大引け後に発表した水の救急車(名古屋市昭和区)の株式取得、子会社化だが、このほか、もう一つの潜在材料として注目されているのが、7月13日に同社と同業の水廻り、鍵などの日常生活のトラブル全般を解決するサービスを提供するアクトコール<6064>(東マ)が、東証マザーズに新規株式公開(IPO)されることに関連する類似企業人気の高まりへの期待である。

 IPO類似企業買いは、かつてのIPOブーム時は、IPO株の上場前の前景気を煽るとともに、上場後の高株価との比較感が働き大きく買い上げられるケースが多く、一つの有望投資セクターとして位置付けられていた。ただ、ライブドア事件以来のIPO人気の低迷、IPO企業数の減少、大物IPOの払底などから、この類似企業買いも姿を消していた。

 今年5月も、米国のフェイスブックのIPOに関連して、国内市場でもソーシャルネットワーキング銘柄に類似企業買いが先行したが、フェイスブックの株価そのものが、IPO後に公開価格を大きく下回るなど低迷したことが響き、失速を余儀なくされた。

 アクトコールの公開価格は、7月4日に決定される予定だが、想定価格1700円は、PER11倍台と割安で想定価格換算の資金吸収額も5億円弱と小規模なことから人気化も予想されている。今年9月には日本航空が再上場予想にあり、これを先取りして航空各社の株価が動意付いているなか、JBRも、類似銘柄人気が高まるかトライアルする展開が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:36 | 特集
2012年06月20日

株式評論家の海老原紀雄氏に今後の相場を聞く

【株式評論家・海老原紀雄氏に今後の相場を聞く】

■足元は多くを期待できず、今年も「11月」がボトムの可能性

――欧州信用不安は峠を越えましたか。

株式評論家・海老原紀雄氏 【海老原氏】 ギリシャは、再選挙の結果、緊縮政策受入れということでユーロからの離脱は一応、避けられたのでしょう。しかし、ユーロ参加国間の経済力、財政力などのいろいろな違いが、むしろ鮮明になっているのではないでしょうか。ユーロの根本的な問題は解決されていないと思います。

――日本の企業業績は決して悪くなく、今期は2ケタ増益も見込まれています。しかし、株式マーケットは停滞です。

 【海老原氏】 日本のマーケットは今や外国人投資家が主役です。個人投資家は長期投資にあまり積極的ではないように見受けられます。やはり、安心し信頼していた名門企業の相次ぐ問題が影響しているようです。結局、今の個人投資家は今日買って明日には売る、日計りの短期売買が中心です。それでは、主役の「外国人投資家」が、日本株を買って来るだろうかといえば、2つの理由で多くは期待できそうにありません。

――理由とは。

 【海老原氏】 5月の貿易収支速報では9073億円の赤字でしたね。1兆円近い赤字です。しかも、赤字が3ヶ月連続で、赤字幅が大きくなる傾向を見せていることは心配です。外国人投資家の立場では、日本は経済的にこの先、大丈夫だろうかと心配になっているはずです。もう1点は外国人投資家が基本的に重要視する「政治の安定」ということです。今の日本の政治の不安定な姿には不安感を抱いているはずです。仮に、消費税が通らないとなると日本国債の格付け引下げ等につながる心配があります。

――この先、相場は期待できませんか。

 【海老原氏】 足元は多くは期待できそうにありませんが、秋以降に期待できるでしょう。以前から今年の相場は「後半高」と申し上げてきました。とくに、この数年は10〜11月頃がボトムとなって、その後、年明けに向け上昇しています。2008年は10月の6994円、2009年は11月の9076円、2010年は9月の8796円、2011年は11月の8135円と、いずれも秋に当面のボトムを打っています。今年も、恐らく11月頃に底をつける同じような展開が予想されそうです。ただ、何がきっかけとなって上昇となるのか予測は難しいですね。アメリカの大統領選挙かもしれませんし欧州信用不安の霧が晴れることかも知れません。あるいは、日本の新しい政治体制かもしれません。日立製作所(6501)トヨタ自動車(7203)など総合力のある優良銘柄への投資がよいでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:27 | 特集

コナミが反発、最強のロンドン五輪関連株は男子体操か女子レスリングか?=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク コナミ<9766>(東1)は20日、26円高の1840円と反発して始まっている。同社株は、今年5月にソーシャルゲームの高額課金「コンプリートガチャ」が景品表示法に違反、さらにその「コンプガチャ」を中止したことで窓を開けて年初来安値1535円まで急落、今期純利益の連続最高更新予想で底上げ、ここにきては、同社所属の男子体操の内村航平選手が、7月27日から開幕するロンドン・オリンピックで金メダル獲得が有力視されることからロンドン五輪関連株人気を高めてリバウンド幅を拡大している。

 所属選手が金メダル候補となっているのは同社ばかりではない。綜合警備保障<2331>(東1)は、同社社員の女子レスリングに出場する吉田沙保里選手、伊調馨選手の金メダル獲得の下馬評が高まっている。

 この関連で同社の株価は、きょう20日に2円高の1024円と小反発したあと9円安と下ぶれ、6月18日につけた年初来高値1053円を前にもみ合っている。ロンドン五輪関連人気度は、男子体操の方が高いか、女子レスリングに軍配が上がるか競い合っているが、いずれにしろ金メダル獲得ではいずれもさらに一段高の展開も想定されることになる。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:01 | 特集
2012年06月19日

栄光ホールディングスは高値顔合わせ、資本業務提携解消も株主総会を前に思惑底流=浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 栄光ホールディングス<6053>(東2)は、2円高の483円と2日間の変わらずを含めて9営業日続伸し、3月21日につけた持株会社として上場した上場来高値483円に顔合わせしている。同社株は、6月6日に2010年11月に業務提携、2011年3月に資本提携した進学会<9760>(東1)との両提携の解消を発表、進学会から株主提案された取締役2名の選任議案にも反対すると表明、進学会からは、栄光HDの解除は無効と反論を受けており、6月27日に迫った株主総会を前に思惑が底流し下値買いが続いている。なお進学会は、9円安の278円と4営業日ぶりに反落している。

 栄光HDは、提携解消の理由として進学会において著作権侵害問題が発生し、進学会役員から同社役員に対して強圧的な言動や要求が行なわれるなど上場会社としてのガバナンス体制や遵法意識などで両社間に相違があることを上げ、一方、進学会は、栄光HDの示した理由は抽象的で客観的な事実から乖離した無理なこじつけで、解消は無効と反論、同社が提案した取締役2名の選任議案の上程中止は、栄光HD役員の保身など別の意図があるのではないかとして、法的措置を含めて検討するとしている。進学会は、子会社を含めて栄光HDの株式の29.5%を保有しており、株主総会に向け思惑は一段と高まる方向にある。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:02 | 特集
2012年06月18日

「投資家生命」をかけた「政治決断」に躊躇する投資家はどうすべきか?=浅妻昭治

■原発再稼働の一歩先の先取りも一法

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「何も決められない日本」などと内外から悪口雑言を浴びせられ続けられたためか、野田佳彦首相が、ついに立て続けに2つもの大きな政治決断をした。「政治生命」をかけた消費税増税関連法案の自民・公明両党との修正協議の合意と、「国民の生活を守る」ための関西電力<9503>(東1)の大飯原子力発電所第3・4号機の再稼働である。国会会期末、夏場の需要期入りというそれぞれの落しどころのタイム・リミットをあらかじめ区切っておいて、一気に政治決断するのは、何だか本末転倒のような違和感も覚えるが、結果が吉となるか凶となるかどうかはともかく、止まっていた事態が、ワン・ステップもツー・ステップも動き出したことは確かである。

 ことに原発再稼働は、関西電が、政治決定された前週末16日に再起動の準備作業に入り、7月上旬には3号機から発電を開始する。消費税増税関連法案は、会期末21日の採決を前にまだ与党・民主党内の党内調整という大きなハードルが待ち構え、紆余曲折、民主党の分裂、政界再編まで観測されているのとは、対照的に早期に実現する。

 おかしいのは、こうした政治決断が、まったく株式市場のテーマとして取り上げられてこなかったことである。原発関連株が一部、動意付いたものの、安値圏での小動きの域を出なかった。それより株価を動かしたのは、前日17日に投開票されたギリシャ議会の再選挙とスペインに対する欧州連合(EU)の金融支援の動向であった。この動向次第では、世界経済、世界のマーケットが、あの「100年に一度の大津波」といわれたリーマン・ショックに再度、見舞われるとも懸念されただけに、野田首相の「政治生命」も「政治決断」も、かすんでしまったというところだろう。

 今週の株式市場も、このギリシャの再選挙結果を受けたユーロ圏離脱問題、スペインなどの南欧諸国への波及、さらに6月19〜20日開催予定の米FRB(連邦準備制度理事会)のFOMC(連邦公開市場委員会)の動向などがメイン・テーマとして影響するはずである。再度、円高反転するのか、円安が進むのか、株高か株安かは予断を許さない。

 相変わらず「米国時間」、「中国時間」、「欧州時間」で株価が動き、「日本時間」の余地が狭められるとすれば、投資家も、野田首相を真似て「投資家生命」をかけた「政治決断」はなかなかしにくいということになる。前週末段階で、すでに「政治決断」した一部投資家が、TOPIX Core30の主力株に下げた株ほどよく戻るとばかり「リターン・リバーサル」買いを行なったフシがあるが、これもまだ先取り・先読みのし過ぎのきらいがあり、正解か不正解かは不確実である。

 となると今週の市場も、材料株中心の展開となりそうで、その一角として注目したいのが、原発再稼働関連株である。再稼働関連株といっても、すでに動意付いたバルブ・メーカー株などの関連機器株ではなく、昨年3月に東京電力福島第1原子力発電所の事故が発生したときに動いた関連株である。

 福島原発事故では、いまだに避難生活を余儀なくなれている被災者も多いだけに、不測の事態の再発を想定してこれを先取りして株価材料に取り上げるのは、忸怩たるところがある。しかし、大飯原発の再稼働で、次々と運転停止中の各電力の原発の再稼働が進むとしたら、野田首相の「国民の生活を守る」政治決断よりも一歩先を行って、不測の事態再発に国民各自も自ら「生活防衛」する可能性は高いのではないかと予想されるのである。「3.11」当時を思い出せば、関連株の全体像が浮かび上がってくることになる。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17 | 特集

関西電力は続伸後にもみ合い、電力各社は大飯原発再稼働も材料織り込み済み?!= 浅妻昭治

【浅妻昭治のマーケット・トーク】

浅妻昭治のマーケット・トーク 関西電力<9503>(東1)は18日、14円高の1056円と続伸したあと、19円安と反落するなど、6月15日につけた年初来安値1017円を前にもみ合いを続けている。前週末土曜日16日の12時に政府により同社の定期検査中の大飯原子力発電所3号機、4号機の再稼働が決定されたと発表、3号機について再稼働に向け作業や点検などを開始すると発表したが、すでに今年5月末以来、この再稼働を巡って株価が乱高下していただけに、材料出尽くし感も強まり信用買い残の整理売りも交えて売り買いが交錯している。

 関西電力のもみ合いに伴い電力各社の株価もやや伸び悩んでおり、このうち運転停止中の原発に再稼働接近が観測されている電力会社では、北陸電力<9505>(東1)が、41円高の1174円、四国電力<9507>(東1)が、10円高の1664円、九州電力<9508>(東1)が、14円高の927円などとそれぞれ高寄りしたあとマイナス転換し、30円高の951円と高寄りした北海道電力<9509>(東1)のみが、プラスをキープしている。

 関西電力の原子力発電所は、昨年2月に高浜発電所3号機が、定期検査入りとなって全原発が運転停止となり、これにより業績も大幅に悪化、前3月期は赤字転落するとともに、今期業績も原発再稼働時期と販売電力量が未定として未定予想としていた。

 大飯3号機は、7月上旬に起電、発電を開始し数日後に一定運転となり、4号機も7月中旬〜下旬に起電、発電を開始する予定で、この再稼働により火力燃料費負担が軽減することから業績面への寄与も想定される。

 同社八木誠社長は、7月下旬に両原発がフル稼働した場合、1600億円程度のコスト改善につながると発言しており、再稼働後にこの確認が続くことになる。

 株価は、年初来安値水準にあるが、信用売り残が減少する一方、再稼働先取りで買い残が積み上がっており、当分は、この整理売りが先行しそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:05 | 特集
2012年06月15日

『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望

★戻りの程度はギリシャの再選挙の結果次第

『モミ合い放れ上値を試す』展開か!?=犬丸正寛の相場展望 来週(18〜22日)は、『モミ合い放れから上値を試す展開』とみられる。やはり、注目は17日(日)に行われるギリシャの再選挙。

 選挙の結果は、「緊縮政策受け入れ」か、あるいは、「緊縮政策反対」のどちらかである。受け入れならギリシャのユーロ圏離脱はひとまず避けられるものとみられ、世界のマーケットは反発が予想される。しかし、その場合でも欧州信用不安が一掃されるわけではなく、依然として世界マーケットの頭を押える。このため、NYダウなどが大きく上値を追うような展開にはならないだろう。NYダウで見れば、上値は75日線の1万2867ドル程度までとなるのではないか。

 一方、緊縮策拒否の場合でも、世界マーケットは瞬間的には下げても一旦は底打ちから反発に転じるだろう。欧州各国が信用不安拡大の阻止に動くだろうし、アメリカも第3次金融緩和策を打つものとみられるからだ。

 いずれにしても、これまでのマーケットはギリシャの再選挙待ちで売り買いとも手控えの見送り状態が続いた。日経平均で見ても長期間8500円を中心にモミ合ってきた。このため、選挙結果がはっきりすれば、ひとまず「短期的」には売り方(空売り筋)なり、買い方がそれぞれの立場で攻勢を掛けてくるものとみられる。

 ただ、あくまで「短期的」な動きで、「中長期的」には病巣の深い欧州信用不安が簡単には終息するとは思えないことから多くは期待できないだろう。

 日経平均は8710円前後にある30日線を抜くことができるかどうかが見所だろう。抜くことができれば、今年4月4日以来、2ヶ月半ぶりの「買い転換」となる。その場合は9400円程度もチャートでは見込めそうだ。

 いずれにしても中長期的には、長い間、世界の主役の座にあった欧州が一つの時代の終わりを迎えていると捉えることができる。代わってアジアがどの程度世界の主役となり得るか、あるいはアメリカがどの程度巻き返して来るかが見所だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:53 | 特集