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記事一覧 (02/03)コンタクト店での対応から連想して、サービス業セクターで優良株を探してみた=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (01/30)上方修正(勝ち)した銘柄よりも下方修正(負け)した銘柄の数が上回る=浅妻昭治
記事一覧 (01/27)節分天井を意識した展開=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (01/27)寒い冬にジム通い・・・スポーツクラブ株=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (01/23)【特集】「小売(総合スーパー・大手コンビニ)関連」業績は好調で株価は堅調
記事一覧 (01/23)サンケイビルのTOB価格を大胆に勝って裏読みすると?=浅妻昭治
記事一覧 (01/20)政局展開待ちの中で復興株物色の展開=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (01/20)積雪から連想して、鉄道株を見てみた=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (01/16)デジャブ相場かジャメブ相場か、決算発表で新オピニオンリーダー株に浮上の目も=浅妻昭治
記事一覧 (01/15)【配当取り特集(1月決算)】東証全銘柄ベースの平均配当利回りは2.2%
記事一覧 (01/13)底値脱出をうかがう相場=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (01/13)アイスホッケーチームの試合速報から、スポーツ連想株=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (01/10)クラウド名刺管理サービスを企画・開発・販売する三三株式会社の磯山江梨さんに聞く
記事一覧 (01/10)兜町版『平家物語』シナリオでドラッグストア株に栄枯盛衰の買い材料も浮上=浅妻昭治
記事一覧 (01/06)来週は『きっかけ待ちの相場』展開=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (01/06)海外サイトをつらつら見るに・・・ネット通販連想銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ
記事一覧 (01/06)新年相場の風向きを強気投資判断銘柄で占う=浅妻昭治
記事一覧 (01/04)【話題】2011年上昇率トップ銘柄の次の年の年間パフォーマンスは果たして?
記事一覧 (01/03)【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(2)〜株価に割安感強く上昇余地
記事一覧 (01/03)【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(1)〜基盤強化で収益拡大基調
2012年02月03日

コンタクト店での対応から連想して、サービス業セクターで優良株を探してみた=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 私は数年前からずっと、2週間おきに使い捨てるタイプのコンタクトレンズを使っており、定期的にコンタクトレンズ店へ通っている。先般、コンタクトレンズを買いにいったところ、提携眼科医の処方・・・というか対応に少し疑問点があったので、店舗の担当者さんに内容を問い合わせてみた。窓口の人に「店長さんか責任者さんと話がしたい」と言ったところ、店長不在ということで、20代くらいの女性担当者さんが話を聞いてくださった。

 その方は私の話を丁寧に聞いてメモを取った上で、店長を通じて眼科医に確認を取ると約束してくれた。後日、再来店したところ、きちんと眼科医のレスポンスを伝えてくださり、いろいろ気遣いのある言葉を言われた。接客業だから当然といえば当然かもしれないが、きちんとした対応をしてもらい、私は「これからも安心してこのお店に来ることができる」と思ったし、「やはりサービス業は接客のよしあしで会社やお店の印象までが違ってくることがあるなあ」と、今さらながらに思ったのだった。

 サービス業セクターで優良株を探してみた。

★クックパッド〈2193〉(東1)

 料理レシピ専門サイト最大手のクックパッド<2193>(東1)を入れる。3日終値は17円安の1525円。単位100株。PERは約22.6倍、PBRは約6.3倍となっている。チャートは昨年10月5日につけた直近高値2023円から反落し、続落トレンドで来ていた。が、1月20日につけた直近安値1500円で底を打ったと見たい。底値圏の買い時と見て、まずは次のフシであり26週移動平均線でもある、1700円ラインまでの戻りを目指す。

 業績は好調。今期2012年4月通期業績予想は前年比2ケタ増収増益を見込んでいる。『会社四季報』には、会社側予想値よりも上ブレした予想値が出ており、また、次期2013年4月期も増収増益との予想値が出ている。昨年7月の第1四半期末で利益剰余金20億3300万円、有利子負債ゼロ、昨年4月の前通期末で現金等34億3900万円と、財務面も堅そうだ。筆頭株主は佐野陽光社長だが、他の大口株主には信託口なども並んでおり、こうした面からも手堅い銘柄であるとの印象を受ける。

★ディー・エヌ・エー〈2432〉(東1)

 モバイル向けゲームなどのサイト『モバゲー』を運営する、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)を入れる。3日終値は143円高の2237円。単位100株。PERは約9倍、PBRは約3.7倍となっている。チャートは8月19日につけた年初来高値4330円から反落し、続落トレンドで来ていたが、1月19日に上場来安値1750円をつけて以降は反発に転じている。とくに今月に入ってからは、中国のインターネット検索最大手『百度』(バイドゥ)との業務提携やカナダでの現地法人設立発表などが材料となり、にぎわっている。まずはひとつのフシであり26週移動平均線でもある、2900円ライン上抜けが目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:58 | 特集
2012年01月30日

上方修正(勝ち)した銘柄よりも下方修正(負け)した銘柄の数が上回る=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 14勝44敗……負け越しである。勝率も14%にとどまる。大発会1月4日のあみやき亭<2753>(東1)アドヴァン<7463>(東1)の常連先駆け2銘柄から発表がスタートした3月期決算会社の前週末27日までの序盤の第3四半期(3Q、4〜12月期)業績動向である。3月期通期業績予想を修正した銘柄のうち、上方修正(勝ち)した銘柄よりも下方修正(負け)した銘柄の数が、圧倒的に上回ったのだ。

 序盤とはいえこれだけ負け込むと、今年新年相場の相場シナリオは、早くも修正を余儀なくされそうな雲行きとなりそうだ。昨年末から今年年初相場まで続いた個人投資家主導の低位材料株相場が、3Q決算発表を境に主力景気敏感株にバトンタッチされ、「業績相場」が展開されると期待するのがベスト・シナリオであった。

 日本に先立って、10〜12月期決算の発表が始まった米国市場では、インテルやアップル、キャタピラーのように好決算を発表して高人気化する銘柄が続き、日本市場のベスト・シナリオをフォローしてくれるはずだった。ところが日本市場の決算発表序盤は負け越しで、米国市場の対極よろしく、全般相場の足を引っ張る任天堂<7974>(大1)NEC<6701>(東1)新日本製鐵<5401>(東1)のような下方修正悪役3銘柄まで登場した。

 下方修正の続出は、とくにネガティブ・サプライズではない。十分に想定されたことである。東日本大震災に続くタイの大規模洪水の発生で、サプライチェーンが途絶され、急激な円高が重なって、企業業績に逆風が吹いていることは、分かり切っていたことだ。だから、こと決算発表に関しては、「ベスト・シナリオ」は望み薄でも、業績下方修正が、悪材料出尽くし、悪材料織り込み済みとなる「ベター・シナリオ」が、ほぼ市場のコンセンサスになっていた傾きがなかったこともなかった。ただ、この「ベター・シナリオ」通りに動いたのは、東京製鐵<5423>(東1)などの一握りの銘柄にとどまった。

 もちろん決算発表はまだ序盤で、今週から本格化し、今後、業績上方修正などのポジティブ・サプライズ銘柄が出て来ないとも限らない。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:52 | 特集
2012年01月27日

節分天井を意識した展開=犬丸正寛の相場展望

★貿易赤字、企業業績悪化に警戒感

節分天井を意識した展開=犬丸正寛の相場展望 来週(30日〜2月3日)は、『節分天井を意識した相場展開』とみられる。NYダウの上伸に引っ張られて日経平均も堅調。まもなく、昨年10月31日以来となる9000円台乗せが見込まれる展開。ただ、快調なNYダウも1万3000ドル台、日経平均も9000円台に乗せたあたりで足元を見詰める動きとなって、共に一服感が強まりそうだ。

 とくに、原油価格高騰は日米の企業業績には圧迫。ホルムズ海峡封鎖となれば原油価格の一段高は避けられず相場は調整色を強める心配がある。

 スカイマーク<9204>(東マ)の発表した第3四半期決算では燃料費の増加が前年同期比52.3%増と、売上の伸び(42.4%)や、営業利益の伸び(38.9%)を大きく上回った。原油価格上昇が続けば、航空、陸上輸送、海運、原子力の止まっている電力等には間違いなく収益圧迫となる。しかも、ヨーロッパ信用不安やタイ洪水の影響が企業業績に影を落としている。NEC<6701>(東1)は今3月期を大幅減額、最終損益が1000億円の赤字となる。1万人もの人員削減を行うという。心理的に消費を冷え込ませる。

 日経平均ベースの予想PERは、長い間、13倍台を続けていた。最近は、こうした収益圧迫要因からPERは15倍台半ばに上昇している。日経平均が上昇していることはあるものの、それ以上に1株利益が低下しているものとみられる。

 昨年は日本の貿易収支が31年ぶりに赤字となった。東日本震災の影響も当然ある。しかし、それだけではない。韓国勢好調、日本企業不振にみられるように、「SONY」、「パナソニック」といった、かつての日本の強いブランドの威力が失われ、日本の物作り力が失われている。

 もちろん、日本がこのまま沈没するとは思えない。しかし、足元に限ってみれば日経平均が上昇しているほど楽観できるものではない。日経平均が9000円に乗せたあたりで足元を見詰め直す相場となるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:27 | 特集

寒い冬にジム通い・・・スポーツクラブ株=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 私事で恐縮だが、昨年3月からジムに通い始めて、もうすぐ1年になる。健康のことを考えて入会したものの、若い頃からスポーツどころか運動らしい運動をほとんどしたことがないため、自分でも「続いても半年、早ければ1ヵ月くらいで行かなくなるのではないか」くらいに思っていた。なので、「あれ?思ったより長く続いているなあ」と、自分でも驚いているというのが正直なところだ。

 私が行っているのは中高年の女性向けに特化したところなので、あまり難しい内容のことを求められないし、スタッフの方々は厳しい指導等はせず、あくまで「会員さんの健康管理をサポートする」という雰囲気だ。また、毎月のようにさまざまな企画を実施して、会員のモチベーションを保つような工夫もされている。だから通いやすかった、という面が大きい。ただ、そのために、スタッフの方々は結構大変そうだが・・・。

 などと思っていたら、今日たまたまネットでコナミスポーツクラブの入会キャンペーンのバナー広告を見かけた。そうそう。私の行っているジムでも、常に会員募集の企画を行なっており、それも大変そうだなと思っていつも見ているのだ。やはりどうしても自然減(退会者)はあるので、一定の規模を維持するために、常に入会募集を行なう必要があるのだろうと思う。

★コナミ〈9766〉(東1)

 コナミスポーツクラブの運営事業などを行なっているコナミスポーツ&ライフを傘下に持ち、ゲームコンテンツ事業で有名なコナミ<9766>(東1)を見てみる。コナミの27日終値は42円高の1924円。単位100株。PERは約14.2倍、PBRは約1.3倍となっている。

 チャートは昨年9月9日につけた年初来高値2906円から反落し、以降はモミ合いながらも続落トレンドで来ていたが、本日27日に直近安値1856円をつけて以降は反発。1800円フシにあたり、そろそろリバウンドに転じるタイミングと見たい。まずは26週移動平均線であり、ひとつのフシでもある2400円ラインまでの戻りを目指す。1月13日付けのモルガン・スタンレーMUFG証券のレーティング(投資期間12〜18ヵ月)では、投資判断「オーバーウェイト」、目標株価2700円とされた。

★綜合警備保障〈2331〉(東1)

 コナミスポーツに体操競技や水泳でオリンピック級の選手が結構在籍していることから連想して、同じく、柔道やレスリングでオリンピック選手を輩出しており、警備サービス業界2位の大手である綜合警備保障<2331>(東1)(ALSOK)を入れる。27日終値は5円安の859円。単位100株。PERは約16.2倍、PBRは約0.6倍となっている。

 チャートは昨年11月29日につけた直近安値791円を底に、凸凹しながらも上昇トレンドとなっている。中期で950円フシまでの戻りを目指す。報道等によると、レスリングの女子55キロ級で吉田佐保里選手、同63キロ級で伊調馨選手がロンドン五輪の代表に決まっており、そうした面からの動意づきも期待してみる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:47 | 特集
2012年01月23日

【特集】「小売(総合スーパー・大手コンビニ)関連」業績は好調で株価は堅調

■GMS&大手コンビニエンスストア7社の業績は総じて好調

【特集】「小売(総合スーパー・大手コンビニ)関連」業績は好調で株価は堅調 GMS(総合スーパー)および大手コンビニエンスストア7社の連結業績は、総じて好調に推移している。各社が発表した11年3〜11月期(3Q累計)の連結業績を見ると、資産除去債務会計基準適用や震災関連などで多額の特別損失を計上したため、純利益は減益となったが、各社ともに営業増益、経常増益だった。

 営業利益段階で前年同期比増減を見ると、ローソン(2651)が同8%増の497億円、サークルKサンクス(3337)が同19%増の198億円、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が同23%増の2162億円、ファミリーマート(8028)が同9%増の350億円、イオン(8267)が同9%増の1018億円、ユニー(8270)が同28%増の316億円、ミニストップ(9946)が同4%増の67億円と総じて好調だった。コンビニエンスストア事業の好調に加えて、GMS事業の営業損益も大幅に改善している。

 各社ともに、東日本大震災の被災地などでの需要が活発だったうえに、内食・中食化の流れも追い風となり、弁当・総菜・スイーツ類などの販売が好調だった。中食分野を中心としてオリジナル商品や、PB(プライベートブランド)商品の開発・販促を強化していることも収益拡大に寄与している。タバコの値上げによる売上増も寄与した。アジア市場を中心に海外での店舗展開が進展したことも寄与した。またコンビニエンスストアは、移動販売車や宅配などで買い物不便地域への対応なども進めており、地域の社会インフラとしての存在価値が一段と高まっている模様だ。

 グループでGMS事業やコンビニエンスストア事業を展開するセブン&アイ・ホールディングス(3382)イオン(8267)ユニー(8270)では、コンビニエンスストア事業が好調だったうえに、GMS事業の営業損益も大幅に改善した。衣料品などでの損益改善も進んだ模様であり、東日本大震災後の防災・節電関連商品も特需となった。

■中国などアジア市場へのグローバル展開が重要なポイント

 日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の「コンビニエンスストア統計調査」によると、調査対象のJFA正会員コンビニエンスストア本部10社合計の既存店売上高(前年比)は、11年3月(東日本大震災で営業停止した店舗を除く)が107.7%、4月が101.6%、5月が105.7%、6月が109.0%、7月が109.5%、8月が107.9%、9月が96.0%、10月が114.1%、11月が107.5%、そして12月が104.1%と好調に推移している。なお前年のタバコ値上げの影響があり、9月は前年の駆け込み需要の反動で減少、10月は前年の買い控えの反動で大幅増加となっている。

 12年2月期通期の連結業績予想については、3Q累計決算発表時では各社ともに従来予想を据え置いた。資産除去債務会計基準適用や震災関連などで特別損失を計上するが、営業利益と経常利益段階では増益の見通しである。

 サークルKサンクス(3337)ユニー(8270)の2社は、足元の販売好調などを要因として、1月19日に12年2月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。

 残りの5社について、通期連結営業利益予想に対する3Q累計連結営業利益の進捗率を見ると、ローソン(2651)が81%、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が76%、ファミリーマート(8028)が83%、イオン(8267)が50%〜52%、ミニストップ(9946)が81%となっている。イオンについては上振れ期待は小さいが、足元の好調を考慮すれば残り4社についても上振れの可能性があるだろう。

 13年2月期については、復興関連特需の反動減が懸念されるだけに、中食分野を中心とした商品力が明暗を分ける可能性もあるだろう。また今後は、中国などアジア市場へのグローバル展開が重要なポイントになりそうだ。

■株価は2月末の配当権利取りが支援材料に

 各社の株価も概ね堅調に推移している。好業績に加えて、輸出関連セクターが軟調だったために、内需・ディフェンシブ系として消去法的に買われた面もある。

 足元では、物色が景気敏感関連や輸出関連の買い戻しに向かい、内需・ディフェンシブ系については、やや物色の圏外となる可能性も考えられる。

 ただし、2月末の配当権利取りも支援材料となるだけに、下値では買いが入る可能性がある。また、中国などアジア市場への積極的な展開が評価されれば、中期的な株価上昇につながる可能性もあるだろう。

【総合スーパー・大手コンビニの銘柄診断】
・セブン&アイは中国で順調に店舗展開を進める
・ファミリーマートは海外展開で20年度に4万店舗目指す
・ミニストップはデイリー商品の品揃え強化が寄与
・イオンは1業態1ブランド化や中国・アセアン市場シフトへ
・ユニーは5年間で300店舗の展開を目指す
・サークルKサンクスは業態・店舗網の再構築がポイント
・ローソンは中国での店舗展開の加速がポイント
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:57 | 特集

サンケイビルのTOB価格を大胆に勝って裏読みすると?=浅妻昭治

■またまた「バブル」のカゲがチラチラ?!

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 確か、昨年の大納会までは「復興消費」といっていたように記憶している。東日本大震災の被災地を営業地盤とする食品スーパー株やホームセンター株などが、自粛・低迷していた個人消費の復活をエンジン役に、生活必需品や防災商品、暑さ対策商品などの需要が再燃し、関連商品の販売増が続いて業績を相次いで上方修正し、株価も高値を追ったが、この市場トレンドを総称した相場テーマであった。

 ところが今年の大発会以来、この「復興消費」を「復興バブル」と言い換えている市場関係者が少なくないようである。折からの欧州ソブリンリスクの高まりで、為替相場は、急激な円高・ユーロ安となり、主力株が身動きを取れなくなった反動で、「理屈はあとから貨車でくる」とばかりに復興・内需関連の低値ごろ株を無差別買いして株価が急騰、短期売買のやり過ぎが目立ったから、早くも「バブル」と警戒感を強め、そう言い出したのである。

 さすがにこの「復興バルブ」も、前週末に米国企業の好決算をキッカケに主力株が出直り期待を強めてくると、何だか正念場を迎えるようなムードが漂ってきた。低位株への高値飛び付き買いを敢行した投資家も、急に手仕舞い売りのハシゴの心配をし始めたようである。

 ところが前週末20日に、「復興バブル」に続きまたまた「バブル」の萌芽を示唆するような株価急騰劇があった。日本の資産バブル崩壊、リーマン・ショック以来、グローバル経済は「バブルレス・エコノミー」化したと指摘する識者もいるようだが、どうしてどうして、伝説の大盗っ人・石川五右衛門ではないが、「世にバブルの種は尽きまじ」となるのかもしれない。

 20日に株価が急騰したのは、サンケイビル<8809>(東1・監理)である。親会社が、同社株の株式公開買い付け(TOB)を発表し、TOB価格740円にサヤ寄せし80円高のストップ高で比例配分で値をつけた。この日は、同社株のほかTAIYO<6252>(東2・監理)ジャパンケアサービスグループ<7566>(JQS・監理)もTOBを発表、いずれもストップ高、1日に3銘柄もTOBとなるのは、それ自体、やや「バブル」っぽいが、問題は、サンケイビルのTOB価格の高プレミアムにある。

 TOB発表日の終値に対するTOB価格のプレミアムは、TAIYO、ジャパンケアが49〜85%だったのに対して、サンケイビルは、実に2.49倍にも達しているのである。親会社は、第3者算定機関に株価価値算定を依頼、同機関は、3つの算定手法のうち、ディスカウンテッド・キャッシュ・フロー法で、551〜808円と評価、この最も高価格の算定価値を受け入れて高プレミアムでTOB価格を決定した。同TOB価格は、同社のいわゆる解散価値といわれる1株純資産810円を下回るもので、このため、サンケイビルがストップ高となるとともに、PBR1倍割れの不動産株全般に関連思惑買いが波及、株価急騰が相次いだ。

 この不動産株の軒並み高は、かつての地上げが横行した前回の「資産バブル」や不動産投資信託(REIT)設定が引き金になった「REITバブル」を髣髴とさせるものがある。サンケイビルのTOB価格の高プレミアムを大胆・独断推理すると、にわかに「バブル」のカゲがチラチラと見え隠れして、バブル・マインドが抑えきれずに興味津々、リサーチ意欲を刺激してくることになる。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:08 | 特集
2012年01月20日

政局展開待ちの中で復興株物色の展開=犬丸正寛の相場展望

★日経平均は久々に9000円奪回も

政局展開待ちの中で復興株物色の展開=犬丸正寛の相場展望 来週(23〜27日)は『政局展開待ちの中で復興関連株物色の相場』が予想される。ヨーロッパの信用不安はやや小康状態。一方、ヨーロッパの沈滞を横目にNYダウは目立たないながらも着実に下値を切り上げている。ヨーロッパとアメリカの違いが徐々に鮮明となりつつあるようだ。

 リーマンショック以降、同じように世界不況に見舞われたアメリカ。しかし、皆で手をつないで式の「仲良会」的なヨーロッパに対し、自由競争のアメリカのほうがやかり回復力は強いということだろう。

 NYダウは1万2625ドルと2011年7月水準に回復している。次は、1万2800ドルのフシ奪回は早いだろう。そして、「強いアメリカ」が再認識されるなら2010年7月の最高値1万4198ドル挑戦も十分期待できるだろう。本来なら、日本のマーケットはNYダウ上昇の効果をもっと受けてよい。その効果はTPP問題、沖縄問題などのメドが立ち、日米関係がもっと修復され強化されてからだろう。

 国内では24日(火)から国会が始まる。しばらくは、所信表明、代表質問等が中心で本格的な論戦はまだ先となる。論戦が始まれば、野党の攻勢、さらには民主党身内からの反対も予想されそうだ。成り行きでは3月解散も否定できない。しばらくは総理と野党代表者の演説に耳を澄ませる時だろう。

 3月期決算会社の第3四半期(4〜12月)決算が発表となる。個々には反応はあっても相場全体としては大きい反応はないだろう。円高、タイ洪水などの材料は、かなり織り込んでいるものとみられる。

 むしろ、このところの相場では、「復興関連銘柄」に手応えが感じられるようになっている。昨年来高値を今年1月に更新している銘柄に復興関連銘柄が目立つようになっている。復興関連銘柄には出来高が膨らんでいることも従来とは異なる。

 産業界の中で、「予算がつき」→「売上増加」の見込める産業は「復興関連」しか他にないということでも投資家の見方は一致しつつある。

 日経平均は昨年10月31日以来、久々に9000円奪回を目指す可能性もありそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:03 | 特集

積雪から連想して、鉄道株を見てみた=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ これを書いている今、関東各地では雪が降っている。報道によると、本州の南沿岸を低気圧が通過した影響で、20日に東京都心と横浜で初雪を観測したそうだ。私のいる地域では現在のところ積雪はさほどでもないが、東京23区内でも積もっている地域があると報じられている。

 暖かい室内にいて、窓から雪模様を眺めたり、ネットの画像やテレビの映像で雪景色を見るだけならとてもステキだが、仕事や用事で出かける方々は大変だ。また、関東では積雪はニュースになるほどレアな出来事だが、北日本のように冬の積雪が日常となっている地域では、「雪」に対する認識はまた異なるだろう。

 積雪で思い出すのは、だいぶ以前、ちょうど今のように雪が降っている時に、バス会社に勤めている方とお会いした際に聞いた話だ。その方は事務職で、その日は休日だったのだが、「今日みたいな天気の日は、もし何か手伝えることがあれば会社に行かなければと思う」と言っておられた。雪が降るとバスの運行に支障が出てダイヤが乱れたり、いろいろ不測の事態が起きることもあるため、事務職や休日の人でも動員されることが実際あるそうだ。また、社員の側としてもそれが当然の務めだと考えている、というようなお話だった。

 私の受けた印象では、「仕事だから」という意識と同時に、「バスの運行に支障があると、人々の生活に支障が出るから」という意識、つまり、社会や地域への貢献とか、ちょっと大げさかもしれないが、社会インフラを動かし、支えているのだという意識が、そこにはあるように思えた。バスだけではなく、鉄道、電気、ガス、水道、郵便、銀行、等々・・・。さまざまな分野で、責任感と使命感をもって仕事をしておられる方々のおかげで、私たちは安心して生活できるんだなあ、と、これまた大げさかもしれないが、思ったのだった。

 上記の話から連想して、鉄道株を見てみた。

★西日本旅客鉄道〈9021〉(東1)

 北陸、近畿、中国をおもな営業エリアとしている、西日本旅客鉄道<9021>(東1)(JR西日本)の20日終値は10円高の3150円。単位100株。PERは約15.4倍、PBRは約0.9倍となっている。チャートは1月4日につけた直近高値3385円から反落し、続落トレンドで来ている。3100円フシにあたり、そろそろ反発のタイミングと見る。まずは3400円フシまでの戻りを目指す。

★阪急阪神ホールディングス〈9042〉(東1)

 阪急・阪神の私鉄、不動産、百貨店、ホテルなどを展開している、阪急阪神ホールディングス<9042>(東1)の20日終値は5円高の329円。単位1000株。PERは約15.5倍、PBRは約0.9倍となっている。株価は昨年11月29日につけた直近安値309円から反発。以降は、モミ合いながらもリバウンドトレンドとなっている。まずは340円フシ奪回が目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:23 | 特集
2012年01月16日

デジャブ相場かジャメブ相場か、決算発表で新オピニオンリーダー株に浮上の目も=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 既視感(デジャブ)相場か未視感(ジャメブ)相場か……マーケットは、重要なフシ目に差し掛かってきた。3月期決算会社の第3四半期(4〜12月期、3Q)業績の発表が、いよいよ本格化するからである。昨年と同様に決算発表でサプライズが起こって、新たなオピニオンリーダー株が登場し、それに続くフォロアー株とともに相場を活性化させ、とこかで見た相場シーンが蘇るのか、それともまったく別の未知との遭遇を迫られ、厳しい銘柄選択を迫られるのか、ポイントの業績動向は予断を許さない。

 株式市場は昨年秋以来、低位株の個別物色で短期急騰株が続出、東証1部売買単価は、昨年春、秋に並ぶ安値水準まで低下した。しかし、この低位株相場に参戦した投資家のなかでは、このまま低位株シフトが永続するとする投資家はむしろ少数派で、多数派は、外部環境が不透明している局面での幕間つなぎと割り切っている。この多数派は当然、決算発表でサプライズが起これば、雪崩を打ってフォロアー株の発掘に邁進することになる。短期筋として節操がないとクレームが強まろうと、低位株から例えばいきなりTOPIXコア(Core)30の景気敏感主力株への宗旨替えすることにも一向に躊躇はしない。まさに「君子、豹変す」である。

 ただ、このところの景気敏感のオピニオンリーダー株は、以前とはやや趣を異にしていることには注意が必要である。かつては、主力株で決算発表日がトップとなる信越化学工業<4063>(東1)が、相場全般の方向付けの役割を担ったが、3Q決算発表の昨年1月、3月本決算の5月、今期第2四半期累計(4〜9月期、2%)決算の10月では、この信越化学は、舞台のやや後方に退き、変わってスポットライトを浴びたのは、信越化学とほぼ同時期に決算発表を行った安川電機<6506>(東1)新神戸電機<6934>(東1)であった。いずれも業績の上方修正を同時に行い高株価の反応となった。

 安川電の場合はさらに極端で、昨年10月は業績を下方修正したものが、悪材料出尽くしとして逆行高を演じたほどで、昨年年末には国内大手証券が投資判断と目標株価をアップさせた。今年も1月21日に決算発表を予定しており、決算動向から目を離せないことになる。
 一方、新神戸電機は、同じように決算発表のたびに上方修正を繰り返してきたが、昨年12月から日立化成工業<4217>(東1)が、同社株に株式公開買い付け(TOB、買い付け価格1710円)を行い、TOB成立後に上場廃止となるなどややイレギュラーである。3Q決算発表は、TOB期間終了後の1月25日に予定しており、昨年10月に上方修正した3月期業績がどう変わるのか、修正されないのかこれも注目ポイントとなる。

 1月後半相場が、昨年と同様のデジャブ相場となるか、ジャメブ相場となるかは、もちろん欧州の政府債務危機情勢と、日本に先立って米国でスタートした米主力企業の決算動向が大きく影響するのはいうまでもない。しかし、こうした外部環境を押す返すほどのサプライズ決算があって、昨年と同様のデジャブ相場が展開されるとしたら、昨年1月に業績を上方修正した銘柄をオピニオンリーダー株、フォロアー株の有力候補としてマークしておくのも一考余地が生ずることになる。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:56 | 特集
2012年01月15日

【配当取り特集(1月決算)】東証全銘柄ベースの平均配当利回りは2.2%

配当取り特集

■業績、チャート、株価の位置との対比で配当取りを検証

 依然、「低金利」が続いている。預貯金をしても、俗に言う「雀の涙ほど」。そうした中で東証全銘柄ベースの平均配当利回りは2.2%と2%を超えている。これは、見逃す手はない。ただ、昨年の東京電力<9501>オリンパス<7733>のような株価暴落に見舞われては配当どころではないことも事実ではある。

 しかし、こうした不幸なことが頻繁に起きるわけではない。毎月、1〜12月の決算期ごとに配当を取っていけば、「年金」を受け取る感覚で生活にプラスとなる。業績、チャートに株価位置などとの対比で配当取りかどうかのワンコメントをお届けする。

今回は、2012年「1月期」銘柄について。業績予想は会社側の見通し。

【配当取り・ワンコメント(1月決算)】

・オーエスは400円以下での買いに徹したい
・ながの東急百貨店は商い薄く指値買いがよい
・シーイーシーは下値水準340円前後での仕込み
・丹青社は底値圏、一段安はなさそう
・きんえい、業績対比では割高感も下値は固まる
・スバル興業は高値後の調整場面は狙える
・東栄住宅は目下、大台を固める動き
・東京楽天地は配当取りは300円まで
・トーホーは下値不安なさそう
・菱洋エレクトロは昨年来高値接近で波乱も
・マックスバリュ中部は900円乗せれば調整も
・JPNホールディングスはPBR割安でもPERに割高感
・光彩工芸は昨年12月中旬から出来高増加傾向
・ピジョンは昨年来高値に急接近
・トリケミカル研究所はトリプル底形成中で仕込める
・不二電機工業は900円割れで仕込めばベター
・OSGコーポレーションは高値波乱の可能性
・タカショーは上値フシ接近で小幅調整の可能性
・サイボウズは大陰線つけ高値波乱の様相
・オーエムツーネットワークは480円台で仕込めれば理想的
・ナイスクラップは下値不安はないが小口買いで
・ジャストプランニングは下値不安なさそう
・ユークスの今期減益は織り込み済み
・ミライアルは2ケタ減益のため上値買いは慎重に
・クロスプラスは下値切り上げチャートで下値安心感も
・丸千代山岡家は利回りは魅力ながら大幅減益は要注意
・一建設は長期下げ相場も一巡
・コーセーアールイーは指標割安感ない
・ストリームは押し目買い
・アマガサは商いのできない日が多く売買困難
・ジーフットは値動き荒く押し目買いに徹する
・ダイドードリンコの上値買いは要注意
・モロゾフはモミ合い継続で下値不安なさそう
・アルトナーの下値水準は買える
・積水ハウスはジリ高相場で下値不安なさそう
・太洋基礎工業は出来高薄く売買困難
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | 特集
2012年01月13日

底値脱出をうかがう相場=犬丸正寛の相場展望

■「対米」、「復興」、「好配当」など個別物色の展開

底値脱出をうかがう相場=犬丸正寛の相場展望 来週(16〜20日)は、『底値圏脱出をうかがう相場』となりそうだ。昨年11月25日に場中安値8135円をつけた日経平均は、約2ヶ月経過した現在もほぼ安値圏のまま。

 一方、NYダウは昨年10月4日に場中安値1万0404ドルをつけ、3ヶ月強が経過した現在、1万2514ドル(1月10日)と20%上昇。日本のマーケットとは対照的に強い展開。今後、このNYダウ上伸の効果が日経平均に波及することが予想される。

 NYダウが強い背景には、明るさの見えないヨーロッパの信用不安に対し、アメリカ経済の堅調なこと及びドルの強さがある。このため、NYダウは次のフシである1万2878ドル前後へ突っかける可能性もある。そうなれば、日経平均に対し波及効果が見込めるはず。

 ただ、その場合でも日本のマーケットは、出来高を伴った上伸ということにはならないだろう。売物が薄くなった中を個別的に物色する展開だろう。とくに、銘柄を選別する傾向は、いっそう強まるものとみられる。ヨーロッパ向け売上の多い銘柄及びヨーロッパとの貿易の多い中国関連銘柄等は敬遠されそうだ。逆に、アメリカ向け輸出の多い銘柄やこのところ動意がみられる復興関連銘柄に物色のホコ先が向くものとみられる。

 また、全体相場に対し下値不安が薄らいでいることから、今後、「1月期決算」、さらに「2〜3月期決算」で、好配当利回り銘柄に「配当取り」の買いが入ることも予想される。

 さらに、ホルムズ海峡が封鎖という事態になれば、原油など資源関連銘柄が買われるだろう。一方で、原油高の影響を受ける自動車や運送、電力などは敬遠されるだろう。自動車でも軽自動車は買われる可能性はあるだろう。

 いずれにしても、個別銘柄物色ながらマーケットには徐々に明るさが見られるようになるだろう。日経平均は9000円奪回を目指した展開とみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:49 | 特集

アイスホッケーチームの試合速報から、スポーツ連想株=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、たまたま機会があって、NHL(ナショナル・ホッケー・リーグ=北米プロアイスホッケーリーグ)のチームの公式サイトを見た。驚いたのは、前日の試合結果が掲示されるとともに、ハイライトシーンが動画で数分間、画像が数十枚もアップされていたことだ。さらに、プロのスポーツライターによる解説・・・たとえば「この試合の、3つの勝因とは」等といったような内容の分析記事も掲載されている。

 普段、日本国内のプロ野球やJリーグなどのメジャースポーツさえほとんど見ないので、「今のプロスポーツは、ファンに対するサービスが、こんなに至れり尽くせりなのか・・・」と驚いてしまったのだ。それとも、スポーツファンが多く、またネットサービス先進国のアメリカだからだろうか。テレビのスポーツ専門チャンネルなども、アメリカが最初に作ったのではなかったか。

 以前、プロ野球のテレビ中継を久し振りに見て、「今の解説は昔に比べてとても懇切丁寧だし、画面にいろいろなデータや情報が出てくるので分かりやすくなっているんだな」「ファン層を増やそうと一生懸命なのかもしれないなあ」などと思っていたのだが、もともとスポーツファン層の厚いアメリカでは、さらに先へ進んでいるような印象を受けたのだった。

 スポーツ連想銘柄を見てみた。

★ハブ〈3030〉(JQ)

今年はロンドン五輪開催の年ということから連想して、英国風パブ『HUB』『82』などを約70店、展開するハブ<3030>(JQ)を入れる。13日終値は1万7800円高の20万9800円。前日の12日に2012年2月通期業績予想の上方修正と増配を発表したことが材料となり、一時は年初来高値22万8000円まで買われた。とはいえ、現在の株価でPERは約12.4倍、PBRは約1.5倍と、割高感・過熱感はさほどでもない。また、単位1株の売買しやすさも魅力となっている。チャートはこの3〜4ヵ月ほど、安値圏の12万円ラインから上昇トレンドで来ており、現在は高値圏。18万円ラインあたりの押し目を待って拾うのが無難か。なお今期末配当金は6200円予想。現在の株価でも利回り約2.9%の計算となる。

★日本マクドナルドホールディングス〈2702〉(JQ)

 上記のホッケーチームの動画は、最初は無料サービスでそのまま見られるが、同じ動画を2度以上見ようとするとコマーシャルが入り、それを見なければ先へ進めない設定になっているようだ。私が見たのはたまたまハンバーガーのCMだった。マクドナルドのCMではなかったが、そこから連想して、代表的なハンバーガー銘柄のひとつ、日本マクドナルドホールディングス<2702>(JQ)を入れる。13日終値は3円安の2077円。単位100株。PERは約20.3倍、PBRは約1.8倍となっている。

 株価は12月26日に年初来高値2142円をつけた後、12月決算の権利落ちにともない反落。しかし再びジリ高トレンドで来ており、出直り局面となっている。まずは2100円フシまでの戻りを目指す。または、株主優待を目当てに長期保有もアリかもしれない。100株保有で優待食事券1冊(ハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券6枚)など。なお、今期配当金はまだ出ていないが、前期を含めてここ数期の配当金は30円となっている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:17 | 特集
2012年01月10日

クラウド名刺管理サービスを企画・開発・販売する三三株式会社の磯山江梨さんに聞く

【三三株式会社の広報担当・磯山江梨さんに聞く】

★「名刺」をクラウドで共有し新たな価値創造、企業の収益向上に貢献

クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売する三三株式会社の磯山江梨さんに聞く 「名刺」に内在する「情報としての価値」、「ソーシャルな価値」を引き出し新たな価値創造をビジネスとする「三三株式会社」(非上場)。既存の価値観に捉われない自由な発想・想像力をいっそう進化させる取り組みとして徳島県の自然豊かな田舎に「神山ラボ」を開設。テレビ等でも紹介され話題となっている。同社の広報担当・磯山江梨さんに聞いた。

★IT企業の「三三株式会社」が徳島の古民家に「神山ラボ」開設

――御社の社名や事業には大いに関心があります。まず、その前にテレビで紹介された徳島県の山村にオフィスを開設されたことについてお願いします。どのようなところですか。

 【磯山さん】 徳島市から車で約40分の神山町という所です。山に囲まれた自然いっぱいのところで、当然ですが空気がおいしいですね。とくに、地元のみなさんがたいへん優しい方ばかりです。お遍路さんの順路ということもあって、よその人を受け入れる優しさが根付いている印象です。

――オフィスを開設されたのは、いつからですか。

 【磯山さん】 2010年10月です。古い民家を利用してサテライトオフィス「神山ラボ」を開設しました。最初はトライアル期間ということで、1回の滞在期間をプロジェクトごとに数週間から数ヶ月として、エンジニアをはじめマーケティング、管理部門等述べ20名以上の社員が滞在してきました。トライアル10ヶ月間での仕事の状況や日常の生活などを検討した上で昨年8月から正式運用を開始しました。

★三井物産出身、シリコンバレー勤務経歴の寺田社長が創業

――なぜ、神山町でしたか。

 【磯山さん】 弊社の企業理念に「顧客の働き方に革新を起こす」というキーワードがあります。それを自ら体現するべく新しい働き方を模索する中で「人をコンテンツとしたクリエイティブな田舎づくり」の活動をされているNPO法人グリーンバレーさんとのご縁があり、「せかいのかみやま」というコンセプトに共感しました。また、弊社の創業者(寺田親弘社長)が三井物産に勤めていた頃にシリコンバレー駐在の経験があり、都会に縛られない働き方をした体験から「新しい働き方」に対する思いもありました。神山町が光ファイバーを各家庭まで敷設して情報整備が進んでいたことで、IT関係のビジネスを手がけている弊社には情報環境の整っていることがオフィスを開設する決め手となりました。

――仕事、日常生活への不便はありませんか。

 【磯山さん】 仕事面では東京のオフィスとまったく変わりません。東京本社ではクラウドを活用し、場所にとらわれず、「いつでもどこでも仕事ができる」次世代型のワークスタイルを取り入れています。神山オフィスでも高速のインターネットで繋がっていますから、本社とのミーティングはSkypeのビデオ通話機能や社内ツィッターを使用、VPN回線で東京オフィスとまったく同じ開発環境を実現しています。現地での生活は、東京に比べると交通などは当然不便です。食事は基本的に自炊です。最初は徒歩と自転車でしたが、今は車を購入しています。近くにある温泉に毎日通って、癒されています。地元の町おこしのイベントなどにも積極的に参加して地元の皆さんとも親交を深めています。

――社名の「三三」(さんさん)には、どのような思いが込められていますか。

 【磯山さん】 Six Degrees of Separationという言葉があります。「6次の隔たり」と訳されます。6人の人を介することで世界中の誰とでも繋がることができるという意味です。近年では、ITなどソーシャルサービスの発達で6次が「3次」に近づいているといわれています。弊社は「名刺」を基本に人との繋がりをベースとしたビジネスを展開していることから、「三」を2つ並べることで人との繋がりを表しています。

――御社の事業はどのようなものですか。会社の沿革と併せてご紹介下さい。

 【磯山さん】 弊社は創業時より、法人企業様向けに、名刺をデータ化してクラウド上で共有・活用し、企業の収益向上につなげるサービス「Link Knowledge(リンクナレッジ)」を展開しています。ユーザー企業様にスキャナとタッチパネル式PCを貸出し、名刺のデータ化と名刺管理、顧客管理、営業管理の為のクラウド型ソフトウェアを提供しています。従業員数は約50名です。設立は2007年6月です。創業者の寺田が商社マン時代に多くの方と出会って受け取った名刺の管理が大変だったという思いと、新規開拓などの場合、社内で「声を掛けてくれれば紹介したのに」というケースがあって、社内の人脈を可視化し共有できないかという思いを持ち続けていたことがサービスの原点です。

――サービスの流れを詳しく教えてください。

 【磯山さん】 ユーザーが名刺をスキャンすると、その画像がインターネットを経由して弊社のサーバーに送られ、専属オペレーターの二重入力により正しくデータ化されます。データベース化された名刺情報はパソコン、スマートフォン、携帯などから利用できます。組織として、名刺を中心とした情報共有、顧客管理、営業管理を実現するほか、即時性が求められる人事異動情報、ニュースの配信まで実装しています。人事異動情報の通知機能では特許も取得しています。社内で情報を共有でき、営業活動において有力な武器となります。

――お得意先はどの程度ありますか。

 【磯山さん】 現在、約600社の企業に導入いただいています。

――「世界に向けて」というお話でした。計画をお持ちですか。

 【磯山さん】 はい、今年はリンクナレッジの英語版を発表し、海外市場への進出を計画しています。アメリカに拠点もつくりたいと思っています。法人向けサービスであるリンクナレッジに加えて、個人向け名刺管理サービスも開発しており、こちらは日本語版・英語版をリリースする予定です。世界では、年間数百億枚の名刺が交換されているそうです。しかし、IT化がこれだけ進む世界にあって名刺は未だに紙です。弊社は紙の名刺に内在する「情報としての価値」、「ソーシャルな価値」を引き出し、ビジネスにおける新たな価値を提供することを目指しています。世界に通ずる新市場を創出し21世紀の日本の未来づくりに貢献することが私たちの願いです。

――ありがとうございました。

 【編集後記】 「三三」という珍しい社名に関心を抱いて訪問した。磯山さんの「6次の隔たり」の説明で納得。筆者も「名刺」交換は多く、管理はけっこうたいへん。いくらITが進んでも今後も「名刺」はなくならないだろう。きわめてアナログ的な「名刺」を、デジタル化して企業の資産として収益に繋げるビジネスに有望性を感じた。田舎にオフィスをつくって付加価値をつけるというやり方もうなずける。磯山さんに通された部屋は中国風の応接室、他に日本風と洋風の部屋があり、世界で事業を展開するという思いが込められているという。

■三三株式会社
 http://bit.ly/wZ16nL

■名刺管理クラウドサービス「Link Knowledge(リンクナレッジ)」
 http://bit.ly/wNdySy
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:06 | 特集

兜町版『平家物語』シナリオでドラッグストア株に栄枯盛衰の買い材料も浮上=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 新年早々、NHKの大河ドラマ「平清盛」の放送が始まった。元本の読み人知らずの『平家物語』は、平家一門の栄枯盛衰をいまに語り伝えているが、大河ドラマが、元本通りに「祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり」と訴求して、巡り巡って株式市場の投資家の参考となるか注目したいところである。

 株式市場にも数え切れないほどの栄枯盛衰、喜劇、悲劇があった。証券会社では、かつて定年まで無事に勤め上げられ証券マンは、トップセールスでもなく営業成績不振者でもなく、平均的な証券マンといわれてきた。その心は、成績不振者はもちろんノルマが達成できずに肩を叩かれるが、トップセールスも、好成績をキープするために無理に無理を重ねて、ついには証券事故を惹起してしまうからだというのである。投資家サイドでも大勝ちした投資家が、連戦連勝で常勝将軍となるのは至難の業で、大負けした投資家と同様に市場撤退に追い込まれるケースが大半で、トップセールと軌を一にしている。今年も、どのような兜町版の『平家物語』を紡がれるのか、気を引き締めざるを得ない。

 この兜町版『平家物語』で、現在、栄枯盛衰が進行中の2銘柄が、以前から気になっていた。調剤薬局・ドラッグストアを展開しているCFSコーポレーション<8229>(東1)アインファ−マシーズ<9627>(東1)である。両社は、同業界・同業態というだけでなく、接点を持ったことがあるのである。いまを遡る5年3カ月前の2007年10月5日だ。両社は、経営統合の合意を発表したのである。しかし、この経営統合は3カ月半後に失効してしまった。

 CFSコーポの親会社のイオン<8267>(東1)が、経営統合に異議を唱え、株主総会で否決したことによる。その後、イオンは、2010年5月にCFSコーポに株式公開買い付け(買い付け価格600円)を行っている。

 一方、経営統合が失効したアインファーマは、2008年8月にイオンのライバルのセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)と業務・資本提携、第3者割当増資(発行価格1608円)を行い、2009年3月に東証第2部、2010年3月に東証第1部と昇格の階段を上ってきた。こうした両社の経緯は、両社の社史の沿革や新聞のバックナンバーをひっくり返せば簡単に概観できる。

 株式投資では、「・・・たら」、「・・・れば」に固執することが最もリスクが大きいとされているが、もし、2007年の両社の経営統合が実現していたとすれば、両社の現在の立ち位置はまったく別の展開になっていたのではないかと想像を掻き立ててくれる。少なくとも、CFSコーポの現在の株価が、過去最安値近辺でアインファーマのわずか10分の1、今2月期予想純利益が4億円(前期比65%減)と、今4月期純利益が48億5000万円(同23%増)と連続して過去最高を更新するアインファーマの12分の1となるなど、兜町版『平家物語』の栄枯盛衰を象徴することにはならなかったはずである。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:43 | 特集
2012年01月06日

来週は『きっかけ待ちの相場』展開=犬丸正寛の相場展望

★国会控え国内動けず、NYダウ次第

来週は『きっかけ待ちの相場』展開=犬丸正寛の相場展望 来週(10〜13日)は、『きっかけ待ちの相場』だろう。年が改まったものの、新しい手がかり材料はなく、師走相場で動いた人気銘柄も様子見の展開。結果、東証1部出来高は12〜15億株の超閑散状態が続いている。

 強いて手がかりとなりそうな材料を挙げれば、大手証券の新春講演会開催が予定されていることくらいだろう。しかし、「今の大手証券に多くを期待することは難しい」(中堅証券)という。結局は、外国人投資家の買いが入らないと出来高を伴った盛り上がり相場は期待できないということだろう。国内主導で相場を盛り上げようとすれば、「人気株」しかない。その人気株もやりすぎると当局から目をつけられる心配もある。

 こうした中で、仮に、相場に火がつくとすれば、「NYダウ上伸」による援護高だろう。1万2200ドル前後の壁を抜いたNYダウは、2011年5月頃の水準である1万2840ドルへ突っかける可能性もある。欧州の信用不安、新興国の経済成長鈍化はアメリカにとっても影響はあるものの、一方で世界におけるアメリカの強さと地位復活である。ドルへの期待と信任が高まればNYダウ押し上げとなるはず。当然、日本のマーケットに刺激となる。

 1月の通常国会は23日頃に召集される見通しのようだ。当然、荒れ模様で解散含みとなりそうだ。このため、国内要因では積極的に手がけ難く、NYダウの動き次第とみておくところだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:55 | 特集

海外サイトをつらつら見るに・・・ネット通販連想銘柄=田北知見の銘柄ウオッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 趣味で海外のネットサイトを見ていると、「やはり日本とはちょっと感覚が違うなあ」とか「こういう感覚は、日本と同じなんだ」などと思うことがいろいろあって楽しい。例えば、先日見た、オーストリアの大手著名美術館のサイト。「バロック美術」のページに、なぜか、すご〜く変な顔をしたおじさん達の石像・銅像の画像がいくつも掲載されていた。

変な顔というのは、ギュッと目をつむって口をすぼめた顔とか、眉を大きく上げた、驚いたようなおどけたような顔とか、ムッとして下唇を突き出した顔とかだ。私はドイツ語も英語もサッパリ読めないので、なぜこんな変顔の像がいっぱいあるのか不明なのだが、1700年代にこういうリアルな像がつくられていたのだと思うと面白いし、それをわざわざサイトに掲載している美術館もすごいと思った。

 また、アメリカのアパレルブランドのサイト。ネット通販のページには、いろいろな絵柄や言葉がプリントされているTシャツが並んでいた。その中の1枚に、女性が2人、スニーカーをはいて楽しそうにジョギングしているイラストと「sole sisters」という言葉がプリントされている物があった。「soul sisters」、つまり「親しい友人あるいは姉妹どうし」という言葉からのシャレで、「sole」、つまり「未婚の」女性どうしの友情とか、スニーカーの「靴底」と引っ掛けて、ジョギング仲間といったような意味なのだろう。

 他には、イギリスの写真家さんのサイトにあった「経歴紹介」のページ。箇条書きではなく、文章で丁寧に書かれているのだが、最初に書かれていたのは、「僕の人生はとても平凡なので、普通に書くと2〜3行で終わってしまうが、それではちょっとまずいので、がんばっていろいろ書いてみようと思う」といったような意味のことだった。その言葉に、写真家さんの暖かくて謙虚な人柄がにじみ出ているように思えて、軽いユーモアに笑っただけでなく、何か自然に笑みがこぼれてしまった。ちなみにサイトに掲載された見本作品も、みょうなケレン味のない、美しい自然をとらえた写真ばかりだった。

 上記のサイトとは関係ないが、連想して、ネット通販銘柄を見てみた。

★セブン&アイ・ホールディングス〈3382〉(東1)

 セブン−イレブン、イトーヨーカドーなどを展開し、通販事業も行なっている、セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)を入れる。6日終値は8円安の2142円。単位100株。PERは約14.7倍、PBRは約1.1倍となっている。チャートを見ると、この1年ほどは、震災前後を除いて、上値2300円ライン、下値2000円ラインのボックス圏を形成している。2100円を切ったあたりで下値拾いをし、上値2300円ラインを待って利益確定を計るのも一手か。

★ザッパラス〈3770〉(東1)

 携帯電話向けコンテンツ配信、モバイルコマース事業を行なっている、ザッパラス<3770>(東1)を入れる。6日終値は400円安の7万7900円。単位は1株なので、売買しやすさも魅力だ。また、PERは約6.8倍と割安水準、PBRは約1.3倍となっている。株価はこの1年ほど、14万円ラインから中期で続落トレンドを形成してきた。しかし昨年11月24日につけた上場来安値6万6000円で底を打った模様だ。以降は反発している。中期で9万円フシまでの戻りを目指す。今期の2012年4月通期末(通期)配当金は4200円予想。現在の株価で利回り約5.4%の計算となる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:58 | 特集

新年相場の風向きを強気投資判断銘柄で占う=浅妻昭治

■「曲がり屋といわれたころから当たり出す」か!?

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 2012年相場が始まった。年が改まって相場の景色が変わってくれるのか、スタート・ダッシュに期待したいところである。兎に角、昨年は散々であった。日経平均株価は、年間下落率が17%に達して、1982年以来、29年ぶりの安値で大納会となった。

 1982年は、不動産バブルが起こる前で、これではっきり平成不況は、「失われた10年」どころではなく、「失われた30年」か、それ以上の及ぶ可能性があることがほぼ確定した。大納会の東証第1部の売買代金も、14営業日連続の1兆円割れで、11月20日からの前場取引時間の30分間の延長も、徒労に終わった。

 当然、年間の投資パフォーマンスは、投資家個々の自らの投資パフォーマンスも含めて「曲がり屋」のウエートが高かったはずである。この「当たり屋、曲がり屋」の判定で、まっさきに「曲がり屋」のイエローカードを突き付けられそうなのが、日本経済新聞が、新年1月3日付けで掲載する恒例の経営者40人に聞く有望銘柄ランキングである。トップの票数を集めたのがコマツ<6301>(東1)だったが、年間パフォーマンスは、マイナス26%と日経平均株価に対してアンダー・パフォームしてしまったからだ。

 しかも、そのコマツを今年も同有望銘柄ランキングのトップにランクしているのである。東日本大震災の復興需要や新興国のインフラ整備需要を買い材料に経営者の票を集めたようだが、前年実績もあり、掲げたイエローカードを下げていいものどうか迷うことになる。

 兜町では「曲がり屋といわれたころから当たり出す」という相場格言がある。前句には「当たり屋といわれたことから曲がり出す」と断り書があって、株式市場の流動的な栄枯盛衰を表しているが、昨年の「曲がり屋」が「当たり屋」に一変するか、注目されるところである。(続きと詳細は「浅妻昭治のマーケットセンサー:メールマガジン」に掲載。果たして注目銘柄は?)

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:35 | 特集
2012年01月04日

【話題】2011年上昇率トップ銘柄の次の年の年間パフォーマンスは果たして?

【前年上昇率トップのエスバイエルはセオリー通り】

■昨年末のデッドヒートで上昇率1位

株式市場の話題 エス・バイ・エル<1919>(東1)は、3円安の178円と反落して寄り付いたあと、6円高まで上げて切り返し続急伸している。

 同社株は、前年2011年の東証1部値上がり率ランキングのトップを巡り、日成ビルド工業<1916>(東1)とデッドヒートを演じ、大納会を含むラスト2日間のラストスパートで3.62倍の上昇と、日成ビルドの3.5倍と鼻差のトップを確保したが、新年大発会は、前年上昇率第1位銘柄は、次の年は達成感から値下がりするセオリーもあり、利益確定売りが先行し、下値ではすかさず東日本大震災の復興関連株人気の買いが入っている。

■上昇率トップ銘柄の次の年の年間パフォーマンスは?

 上昇率トップ銘柄の次の年の年間パフォーマンスは、この3年間でみると、2008年の古河電池<6937>(東1)が次の年は27%、2009年のTOWA<6315>(大1)が37%、2010年のフージャースコーポレーション<8907>(東1)が24%の各下落率となっている。

 エスバイエルの株価は、大震災の復興需要関連思惑で大化けしたが、もともとの株価急伸のキッカケは、ヤマダ電機<9831>(東1)の同社株への株式公開買い付け(買い付け価格62円)にあった。

 太陽光発電関連のスマートハウス事業への多角展開を評価して年初来高値7080円まで買い進まれたヤマダ電機の高人気も波及したが、ヤマダ電機は、その後、家電販売の変調で一時5000円台割れまで大きく調整した。

 エスバイエルの信用買い残も1633万株となお高水準となっており、新年相場は、上昇率トップ銘柄のセオリーを試す1年になりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:10 | 特集
2012年01月03日

【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(2)〜株価に割安感強く上昇余地

■「総合商社5社」新規投融資の実行が本格化

【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(2)〜株価に割安感強く上昇余地 欧州債務危機問題などを背景として、欧州や中国などを中心に世界的に景気減速感が強まっているため、その影響は避けられないが、原油価格などは依然として高水準に推移している。さらに、これまで着実に進めてきた成長分野への新規投融資と優良資産への入れ替え、事業ポートフォリオの最適化、バリューチェーンの構築などの成果とも言える、受取配当金や持分法投資損益の増加も寄与するだろう。

 投資有価証券評価損の計上など、一過性の特殊要因の大口損失が新たに発生しなければ、12年3月期通期の連結純利益は、各社ともに上振れの可能性が高いだろう。さらに、各社とも配当性向の引き上げを目指しているだけに、通期純利益が増額されれば、期末配当の増額も期待されるだろう。

 そして総合商社各社ともに、事業の成長性、資本の効率性、財務の健全性などのバランスを取りながら、成長分野への新規投融資や、優良資産への入れ替えを積極化させ、戦略的な事業ポートフォリオの構築を継続的に推進している。

 新規投融資、優良資産への入れ替え、バリューチェーンの構築は、石炭、鉄鉱石、銅、ニッケル、原油、天然ガス、シェールオイル・ガス、レアアースなどの金属資源・エネルギー分野にとどまらない。太陽光、風力、地熱、蓄電池などの新エネルギー・再生可能エネルギー関連、IPP火力発電、水(上下水道)ビジネス、鉄道・空港・港湾、交通・物流ネットワークなどの社会インフラ関連、穀物・飼料、肥料・農薬、養殖、植物工場などの食糧資源・農業関連、そして消費・ライフスタイル関連、生活産業関連、医療・ヘルスケア・介護関連など、非資源分野や新ビジネス領域への投融資も積極化し、戦略的な事業ポートフォリオの構築を目指している。

■11年4〜9月期の新規投融資実績

 11年4〜9月期の新規投融資実績を見ると、伊藤忠商事<8001>はグロス3000億円(資源・エネルギー1300億円、生活消費1000億円、機械400億円、化学品・建設・他300億円)だった。丸紅<8002>はグロス1200億円(資源450億円、インフラ250億円、環境生活その他500億円)だった。三井物産<8031>はグロス3600億円(資源・エネルギー1200億円、物流ネットワーク300億円、生活産業1500億円、インフラ600億円)だった。住友商事<8053>はグロス900億円(資源・エネルギー290億円、新産業・インフラ30億円、メディア・生活関連300億円、その他280億円)だった。そして三菱商事<8058>はグロス2700億円(金属・エネルギー資源1000億円、全社戦略200億円、その他1500億円)だった。優良な候補案件が多いため、各社とも10月以降に、新規投融資の実行が本格化する模様である。

 非資源分野に関しては、一案件当たりの投融資金額が、金属資源・エネルギー分野に比べて小さいため、株式市場では目立たず、手掛かり材料としてのインパクトも小さく感じられるが、投融資の積み上げで着実に収益に貢献しつつある。中期的にも、各社の収益基盤は一段と強化され、収益の拡大基調が期待されるだろう。

■株価の上昇余地は大きい

 5社の足元の株価の動きを見ると、三菱商事<8058>については安値圏でのモミ合い展開だが、伊藤忠商事<8001>丸紅<8002>三井物産<8031>住友商事<8053>については、概ね安値圏からの反発過程と言えるだろう。そして株価水準を指標面で見ると、概ね予想PERが4〜5倍台、予想配当利回りが4%台となっている。

 総合商社の株価については、原油価格や金属資源価格との連動性の高さが意識される傾向が強いだけに、世界的な景気減速で原油価格や金属資源価格が下落するのではないかという警戒感が、株価の戻りを圧迫しているようだ。

 しかし、収益基盤が大幅に強化されていることや、戦略的な事業ポートフォリオの構築を推進していることに対しては、評価不足という印象は強い。また12年3月期通期純利益の上振れ期待、13年3月期以降の収益拡大期待を考慮すれば、指標面での割安感は強いと言えるだろう。

 チャート面で見れば、上値抵抗線となっている26週移動平均線の突破が当面のポイントになるが、上昇余地は大きいだろう。

・【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(1)〜基盤強化で収益拡大基調

・住友商事は指標面で見れば依然として割安感の強い水準
・三菱商事は信用倍率やや高水準だが上昇余地は大きい
・三井物産は中期的に収益基盤が一段強化で収益は拡大基調
・丸紅は通期では期初計画の3000億円を上回る見込み
・伊藤忠商事は2年合計で1兆円まで増額する可能性も
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【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(1)〜基盤強化で収益拡大基調

■総合商社大手5社は収益基盤を着実に強化

【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(1)〜割安感が強く評価不足 総合商社大手の伊藤忠商事<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、住友商事<8053>三菱商事<8058>の5社は、収益基盤が着実に強化され、中期的にも収益の拡大基調が予想される。足元の株価水準には割安感が強く、評価不足の印象が強い。

 5社は90年代後半以降、リスク・リターン管理の経営手法を導入した。そして、投資基準や撤退ルールの厳格化によるリスクマネジメントの強化、成長分野の優良資産への入れ替えによる事業ポートフォリオの最適化、川上から川下までのバリューチェーン構築、財務体質の強化などを基本方針として、収益基盤の強化を推進してきた。その成果として、売上総利益の増加だけでなく、受取配当金の増加や持分法投資損益の増加が収益拡大に貢献するなど、収益基盤は着実に強化されてきた。

■直近の業績は好調

 直近の業績も好調である。11年4〜9月期の連結純利益は、5社のうち三菱商事<8058>が前年同期に計上した大口の一過性利益の反動で減益となったが、他の4社は大幅増益となった。伊藤忠商事<8001>は上期として過去最高益を更新した。

 12年3月期通期の連結純利益見通しについては、11年4〜9月期業績発表時に住友商事<8053>が上方修正し、他の4社は据え置いた。

 しかし、12年3月期通期純利益の会社公表見通しに対する11年4〜9月期実績の進捗率を見ると、通期見通しを据え置いた伊藤忠商事<8001>は2400億円に対して66%、丸紅<8002>は1700億円に対して61%、三井物産<8031>は4300億円に対して53%、三菱商事<8058>は4500億円に対して55%である。いずれも高水準であり、上振れの期待が高まっている。通期見通しを上方修正した住友商事<8053>は、上方修正後の通期見通し2500億円に対しても61%と高水準であり、再度の増額修正の期待が高まっている。

・【特集:2012年を読む】「総合商社」銘柄の動向(2)〜株価に割安感強く上昇余地

・住友商事は指標面で見れば依然として割安感の強い水準
・三菱商事は信用倍率やや高水準だが上昇余地は大きい
・三井物産は中期的に収益基盤が一段強化で収益は拡大基調
・丸紅は通期では期初計画の3000億円を上回る見込み
・伊藤忠商事は2年合計で1兆円まで増額する可能性も
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