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記事一覧 (05/14)関心は企業業績から景気へ!マーケットの新たな視点とは=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (05/14)ハイボールの流行から連想して「お酒」銘柄診断――銘柄ウォッチ
記事一覧 (05/10)【話題】損得で割り切れるか!基地移転問題で気になる沖縄電力の株価
記事一覧 (05/10)「遠い金融危機」は安全資産の金関連株でリスク回避。期間限定で決算内容に要注目
記事一覧 (05/07)中期的材料で表面化した『3つの不安』を見極めるところ=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (05/07)マンガ『へうげもの』から連想して、ガラス・土石セクター銘柄――銘柄ウォッチ
記事一覧 (05/06)決算発表一巡後は「政治の季節」到来か?選挙関連銘柄に早手回りのアプローチも一考余地
記事一覧 (05/05)普天間問題とマーケットの行方:妻と夫の株ロマン
記事一覧 (04/30)データに裏づけられる「5月相場は高い」理由とは?=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (04/30)花盛りで美しい…「藤」銘柄――銘柄ウォッチング
記事一覧 (04/28)上海万博と中国関連株の行方=妻と夫の株ロマン
記事一覧 (04/26)連休の谷間の新光電、ホンダの勝敗動向が連休明け後の追い風、向かい風の風向きを左右
記事一覧 (04/24)ゴールデンウイーク直前で『個別物色の相場』=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (04/23)テレビの『ケンミン』番組から連想して、山口県銘柄診断――銘柄ウォッチ
記事一覧 (04/20)アメリカは既に日本の次の政権を模索か?=妻と夫の株ロマン
記事一覧 (04/19)「水準より変化率」の発射台問題は2段噴射か逆噴射か決算発表予定日のチェックから
記事一覧 (04/16)来週は『日経平均1万1000円の攻防』を予想=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (04/16)『人妻の経済学』から連想した銘柄――銘柄ウォッチング
記事一覧 (04/15)ワコールは加齢による体型変化について一定の法則を発見!
記事一覧 (04/12)「鉄が鉄を食う」逆定理サイクルのグローバル拡散で周辺株から高炉大手への備えも
2010年05月14日

関心は企業業績から景気へ!マーケットの新たな視点とは=犬丸正寛の相場展望

関心は企業業績から景気へ!マーケットの新たな視点とは=犬丸正寛の相場展望 来週(17〜21日)の相場は、マーケットの関心が、『企業業績から景気へ』、徐々に移って行くものとみられる。日経平均は1万400〜1万800円のモミ合いが予想される。

 3月期決算の大所銘柄の発表が、ほぼ一巡した。11年3月期は好調が予想されている。この11年3月期については、まだ、十分には織り込まれてはいないものの、マーケットには別の視点が芽生えている。

 『リーマンショック前水準に対してどうなのか』、という視点である。たとえば、トヨタ自動車<7203>(東1)の営業利益は09年3月期赤字4610億円→10年3月期1475億円→11年3月期(予)2800億円と急速に上向く。ところが、好調だったリーマンショック前の2008年3月期の営業利益は2兆22703億円。この時に比べると、11年3月期が回復するとはいっても、08年の営業利益より、まだ2兆円も少ない。

 マーケットでは、既に、株価については、「リーマンショック前水準奪回が合言葉」となっている。実際、日経平均はリーマンショック前の1万2000円ていどに対し、4月には1万1406円まで行った。しかし、トヨタ自動車にみられるように、多くの企業においては、利益水準がリーマンショック前には遠くおよばない。明らかに、株価が企業業績に対し先行し過ぎている状態なのだ。

 3月期決算会社が、これから、第1四半期(4〜6月)を公表するまでには、まだ時間が必要。このため、ここからは、景気を見ながらの11年3月期をイメージする場面だろう。もともと、4〜6月期が良くても、多くの企業は、第1四半期において増額修正するケースはほとんどない。増額があるとしても第2四半期時点である。このため、これから夏場にかけて、企業業績より景気の動きに関心が強まるものとみられる。しかも、7月には参議院選挙が控えている。これから夏場に向けて、海外、国内とも「景気」への関心が、ますます高まるものとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:03 | 特集

ハイボールの流行から連想して「お酒」銘柄診断――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 最近(といってもだいぶ前からだが)ハイボールが流行っているらしい。ウィスキーをソーダ水で割ったものだ。私はウィスキーはロックで飲む派なので、あまり興味がなかったのだが、先日、「スーパーハイボール」という飲み方があると知った。ジョニ黒などのブレンデッド・ウィスキーをふつうにソーダ水で割り、その上から、そのウィスキーの原酒のひとつ(たとえばタリスカーやラガヴリンなど)を垂らすという。

 ラガヴリンはスコットランドのアイラ島のウィスキーで、私は今うちにラフロイグを置いているくらい、アイラ・ウィスキーが好きなのだ。独特の風味がいい。タリスカーは、今回調べてみたところ、同じくスコットランドのスカイ島のもので、私は飲んだことがないのだが、これもかなり個性的な味わいのようだ。スカイ島については、昔、本で読んだことがあり、「いつか行ってみたい、でもムリだろうな」と思っていた場所のひとつだ。旅行に行けないなら、せめてウィスキーで気分だけでも楽しもうか、と思ったのだった。

 上記から連想して、「お酒」銘柄を診断してみた。

★サッポロホールディングス〈2501〉(東1)

 ビール・発泡酒3位のサッポロホールディングス<2501>(東1)を入れる。チャートは1月12日につけた年初来高値555円から反落し、一時持ち直しつつも、続落トレンドとなっていた。ただ、5月7日に年初来安値417円をつけてからは、反発のきざしが出ている。14日終値は18円安の432円。PERは約35.4倍、PBRは約1.4倍となっている。信用倍率は約0.6倍の売り長。買い戻しもバネに、まずは460円台奪回、さらに中期で500円フシまでの戻りを目指す。

★アサヒビール〈2502〉(東1)

 ビール類シェア2位のアサヒビール<2502>(東1)を入れる。チャートは4月12日につけた直近高値1811円から反落していた。しかし5月7日につけた年初来安値1577円以降は戻り足のトレンドとなっている。14日終値は7円安の1631円で、PERは約15.2倍、PBRは約1.3倍。信用倍率は約0.4倍の売り長となっているので、今後は買い戻しも入ってくると見たい。まずは25日・13週・26週移動平均線である1700円ライン奪回を目指す。

 過日のシティグループ証券のレーティングでは、「1H」(買い/高リスク)、目標株価2100円とされた。また、SMBCフレンド調査センターの7日付けレーティングでは、「中立」から「強気」(今後6ヵ月間の目標株価が現在の株価を10%以上、上まわると判断する)へ格上げされている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:54 | 特集
2010年05月10日

【話題】損得で割り切れるか!基地移転問題で気になる沖縄電力の株価

話題 電力株の中で沖縄電力<9511>(東1)が非常に強い動き。鳩山総理の沖縄訪問が連休期間中の5月4日にあり、これを受けて、連休明けの6日(木)に同社株は5360円の年初来高値をつけた。7日(金)はギリシャショックで、全般相場が急落したことから5000円まで調整。しかし、5000円はキープし10日(月)は140円高の5220円と反発。

 むろん、電力株の中で5月になって年初来高値をつけたのは同社株だけ。ちなみに、電力再大手の東京電力<9501>(東1)が年初来高値をつけたのは1月25日の2504円。日柄で3ヶ月以上も前のこと。同社株の強さが抜きん出ている。

 新高値の背景は、もちろん、沖縄の基地移転問題。鳩山総理が、沖縄訪問で、腹案とも言うべき、辺野古沖に杭打ちで滑走路を建設するという案を披露したこと。腹案に値するかどうかは別として、政府が初めて意思表示をしたことは事実。

 もちろん、地元は、テレビ放映でみられるように大反対の合唱。これに対し総理は、「学べば学ぶほど防衛の重要さが分かった」との弁。それに続く言葉としては、きっと、「みなさんも、学んでみてください。重要さが理解できるはずです」と言いたいのだろう。当然、「今後、予想されるのは、お得意の大判振る舞いだろう」(中堅証券)。「みなさまの、あれだけの、反対の声を耳にすれば、この程度の経済支援では足りないと思います」という総理の声が聞こえて来そうだ。

 基地問題が、どうなるかは、まったく不透明。ただ、指摘されるように沖縄の経済支援策は、今後の交渉の過程で膨らんでくるだろう。沖縄を地盤とする沖縄電力にはプラスとなることは間違いない。とはいえ、損得で割り切る投資家の気持ちにも、なんとなく、しっくりしないものが残ることも事実。「実現すれば同社株の1万円の可能性もある」との声もあり、同社株の動きについていくことになりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:39 | 特集

「遠い金融危機」は安全資産の金関連株でリスク回避。期間限定で決算内容に要注目

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「遠い戦争は買い」とは、欧州を戦場とした第1次世界大戦当時の日本の軍需特需、戦争景気を背景に成立した相場格言である。しかし、同じ欧州を舞台とする今回のギリシャの財政危機問題は、「遠い金融危機は買い」とするわけにはいかなかったようである。果敢にリスクを取りワールドワイドにどこにでも首を突っ込む投資資金は、そのくせリスクにはことのほか敏感で逃げ足も速い。為替、商品、株式が叩き売られ、地理的にも経済背景的にも遠いはずの日本株にも情け容赦がなく急落した。

 このギリシャ問題の根深さを感じさせるのは、ショックが、EU(欧州連合)の金融支援策が本決まりとなり、ギリシャ自身の財政再建法案が成立する過程で起こったことにある。これは、財政危機、「ソブリンリスク」が、ギリシャ一国にとどまらず、ギリシャと同様に巨額の財政赤字を抱えるポルトガル、スペインなどいわゆる「PIIGS」にまで波及し、より深刻化すると懸念されていることが第一だろう。

 次いでテレビニュースで連日放映されているギリシャ国内の暴動も、不安材料となっている。成立した赤字削減法案では、公務員の給与凍結、年金支給額の削減、消費税(付加価値税)の増税などが打ち出され、4年間で財政赤字のGDP比率をEU基準の3%以下まで10%以上も改善させることになっている。こんな窮乏化政策にギリシャの一般市民が、ブーイングの声を上げるのは当然だろう。「悪法もまた法である」として甘んじて毒杯を仰った古代ギリシャの哲人ソクラテスのようにはいかないのである。バブル経済崩壊後の「失われた10年」で数々の辛酸を舐めた日本の一般市民としては、他人事とはとても思えない。

 専門筋によれば、こうした問題の目先の見極めがつくのが、5月19日ということである。この日にギリシャが、1兆円規模の大量の国債償還を迎えるからだという。もちろんこの間に、主要先進国が市場の動揺を抑えるための協調政策を発動することも想定される。昨年11月のドバイショックでは、日銀が臨時政策決定会合を開催して新型オペの導入を決定し、円高が一巡、株価も急反転したが、そうしたケースも起こり得る。

 問題はこの見極めがつくまでの1週間の期間限定の対処方針となる。これはもう当たり前すぎるほど当たり前だが、リスク資産が軒並み投げ売りされるなかで安全資産として逆行高した金価格の関連銘柄でリスク回避するのが常法だろう。5月6日に好決算を発表した三井金属(5706)が好感高したように、決算発表が11日予定の住友金属鉱山(5713)、13日予定のDOWAホールディングス(5714)アサヒホールディングス(5857)、14日の松田産業(7456)などの決算内容が要注目となる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:23 | 特集
2010年05月07日

中期的材料で表面化した『3つの不安』を見極めるところ=犬丸正寛の相場展望

中期的材料で表面化した『3つの不安』を見極めるところ=犬丸正寛の相場展望 来週(10〜14日)の相場は、短期急落に対し戻りが見込める一方で、中期的な材料として表面化した、『3つの不安』を織り込む動きとみられる。

 日経平均は、連休前、4月27日には1万1213円と上伸し連休明けに期待を抱かせる動きだった。ギリシャの財政危機、中国の引き締め策などにより、NYダウなど世界のマーケットが軒並み急落。日経平均は7日(金)には1万0257円まで、わずか4営業日で956円安と1000円近く下げた。短期間にこれだけ下げれば、当然、戻りは見込める。

 その場合、1万1000円台を回復できるか。もう1点は30日線(1万1090円程度)を上抜くことができるか。このあたりが戻りの目安となりそうだ。

 一方、今度の下げで、マーケットには、先行きへの不安が芽生えたことも事実。『世界景気への不安』、『政局への不安』、『企業業績への不安』だろう。2008年のアメリカ発の100年に一度といわれた世界不況。今度はギリシャの財政危機によるヨーロッパ発の世界不況に陥る不安はないか。さらに、世界景気の機関車役・中国にバブル崩壊の懸念が強まっていることもある。仮に、ヨーロッパに加え中国までも調整となれば、今の日本の経済では下支えの力はない。世界景気への不安は強まっている。

 とくに、今度のギリシャ問題は財政の悪化。どの国も財政悪化に喘いでいる。その中で、日本の財政状態は先進国の中で劣化が目立ち、遠くない時期にギリシャ状態に陥る可能性は否定できない。格差是正、優しさ政策は、むろん大切。

 しかし、稼ぐことを疎かにした優しさは真の優しさではない。財政立て直しのために、支出を削ることの難しさはギリシャを見れば分かる。早めに手を打たないと日本も手遅れになりかねない。イギリスの選挙では保守党が巻き返している。日本でも、民主党には、これまでの心地よい風から冷たい風に変ってきている。

 しかし、民主党が保身ばかりに力を注ぐようだと、経済の活力は失われる。7月の参議院選挙に向けて政局不安の雰囲気は強まりそうだ。

 日本を取り巻く外部環境が厳しさを増せば、当然、企業業績への不安も高まってくる。外がだめでも、国内の需要が強いから大丈夫、と言えないのが今の日本である。とくに、仮に、中国がバブル崩壊すれば影響は非常に大きい。

 日経平均1万2000円台への希望が消えたわけではない。むしろ、これら3つの不安が解消されれば、下げに対するリバウンドも加わって一気に1万2000円台へ進む可能性もある。これから、3つの不安がどのように解消されていくか。反対に不安が強まるか。じっくりと見極めるところに来ている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:50 | 特集

マンガ『へうげもの』から連想して、ガラス・土石セクター銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 山田芳裕のマンガ『へうげもの』(HyougeMono)1〜10巻を一気読みした。山田氏のマンガは、1990年代にヤンサン(青年向けの週刊マンガ雑誌『ヤングサンデー』、現在は休刊)に『デカスロン』が連載されていた時から好きだった。ストーリーはもとより、絵のデフォルメが強烈だったり、効果音が変わっていたりするので、おもしろいのだ。

 『へうげもの』は、戦国時代を舞台に、古田織部を主人公としたマンガだ。山田氏の作品らしく、キャラクターはかなり個性的な造形となっており、ストーリーは史実に沿っているものの、独自の解釈がなされている。(以下、ネタバレ注意)

 たとえば、明智光秀が本能寺に滞在中の織田信長を討ったのは、千利休と羽柴秀吉がうまく光秀を焚きつけたから。それでも秀吉は光秀が信長を討てるかどうか不安で、当日は本能寺へ本人が行き、直接手を下して信長を斬っている。

 たとえば、徳川家康のブレーンとなった僧・天海は、光秀が山崎の戦で負けて敗走する際に、光秀を比叡山へ落ち延びさせるために付き添っていた延暦寺の僧だということになっている。光秀はその場で亡くなったが、僧は家康に助けられ、以降は家康のブレーンとして仕えた。光秀の首級として運ばれ、晒されたのは、他の者の首級だったという設定になっている。

 ところで、主役の古田織部は武将・大名ではあるが、むしろ茶人として、あるいは茶器製作などで名高い人物だ。そこから連想して、ガラス・土石セクターで銘柄を探してみた。

★日本板硝子〈5202〉(東1)

 住友系で英ピルキントン社も傘下にある、板ガラス世界トップシェア級の日本板硝子<5202>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、売上高5900億円(前年比20.2%減)、営業損失210億円(前年は19億0800万円の利益計上)、経常損失380億円(同122億5900万円の損失計上)、純損失450億円(同283億9200万円の損失計上)。『会社四季報』には、2011年3月期は増収、営業損益黒字転換、経常・純損失幅縮小との予想値が出ている。

 チャートは2月8日につけた年初来安値221円から反発し、以降は上昇トレンドで来ていた。4月30日につけた年初来高値319円から反落し、地合いへのツレ安もあり、5月7日終値は20円安の276円となった。今後の地合いにもよるが、200円台央の押し目を拾い、300円ラインまでの戻りを待ってみる。太陽電池関連として、中期での買い材料もある。

★ノリタケカンパニーリミテド〈5331〉(東1)

 ノリタケカンパニーリミテド<5331>(東1)は高級食器メーカーのイメージが強いが、研削砥石、セラミック部品など工業用製品の割合がむしろ多い。2010年3月期連結業績予想は、売上高875億円(前年比22.6%減)、営業損失17億円(前年は8億0700万円の利益計上)、経常損失15億円(同11億7100万円の利益計上)、純損失45億円(同68億6100万円の損失計上)。前年比減収、営業・経常・純損失計上の見込みだが、期中に上方修正し、当初予想値よりも、減収幅、損失幅とも少なくなる予想となった。『会社四季報』には、2011年3月期は増収、営業・経常・純損益は黒字転換との予想値が出ている。

 チャートは昨年11月27日につけた直近安値216円を底に、上昇トレンドとなっていた。4月30日につけた年初来高値336円から反落し、地合いにツレて5月6日、同7日とも日足は陰線となっている。7日終値は18円安の298円。今後の地合いにもよるが、280円ラインの押し目を拾い、320円フシまでの戻りを目指してみる。信用倍率は約0.4倍の売り長となっており、買い戻しにも期待したい。リチウムイオン電池関連など、中期での買い材料もある。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:28 | 特集
2010年05月06日

決算発表一巡後は「政治の季節」到来か?選挙関連銘柄に早手回りのアプローチも一考余地

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 3月期決算の発表がピークを越すと、「政治の季節」到来、昨年の政権交代再現かと心配させたのが、5月4日の鳩山由紀夫首相の沖縄県訪問である。沖縄県知事や名護市長との会談で、まず謝罪や認識の間違いを認めた挨拶から入るようでは、自ら期限と区切った5月末までに米軍普天間基地問題が、地元との合意に達するのはまず不可能と思わざるを得ない。早速、マスコミが観測報道したように、連立政権の崩壊、衆参同時選挙などの政局不安が懸念されることになる。上方修正ラッシュとなった決算発表で、材料視されなかった政局動向が、改めて株価波乱材料になる可能性は少なくない。

 この普天間基地移設問題に関連して、鳩山由紀夫首相の「腹案」が観測報道されたときは、突然、およそ20年以上も昔にタイムスリップしたような既視感(デェジャビュ)に捉えられた。移設先の名護市辺野古のキャンプ・シュワブに滑走路を建設する案として、現行計画の埋め立て工法に代わり桟橋工法、浮体工法が検討されているとする記事だったからだ。

 この3工法は、1994年9月に開港した関西国際空港が建設された際も、比較検討が行われた。埋め立て工法は建設業界、桟橋工法は鉄鋼業界、浮体工法は造船業界がそれぞれ提案し、技術評価を経て結局、埋め立て工法が採用されて1987年の空港島の護岸築造工事からスタートした。この工法決定に際して、敗れた造船業界の担当者が「建設業界の政治力には敵わなかった」ともらした述懐をいまでもまざまざと思い出す。

 こうした政治力は、国が進めた数々のビッグ・プロジェクトでも遺憾なく発揮されてきた。1997年に開通した東京湾横断道路(アクアライン)でも、川崎市側はトンネル、木更津市側はブリッジとして建設されたが、これも当時はトンネルを主張する建設業界とブリッジを主張する鉄鋼業界の言い分を足して2で割る折衷案とする観測が専らであった。

 いずれも公共工事が、最大の景気対策・内需振興策だった時代の話である。常に政治力を発揮して勝ち組となった建設業界も、その後の財政再建、公共投資の抑制、「コンクリートから人」への転換で、いまや凋落の一途である。栄枯盛衰は産業界に付き物だが、雇用吸収力の大きなこうした業界の役割が後退したあとに、どのような工法が日本復活を支えるのか、これについても鳩山首相に期限付きで青写真を示してもらいたいものである。

 5月末から7月の参議院選挙まで、「政治の季節」となるとすれば、選挙関連株を早手回しにアプローチすることも有効となりそうだ。定番銘柄のもしもしホットライン(4708)電通(4324)博報堂DYホールディングス(2433)TOA(6809)ムサシ(7521・JQ)に加えて、昨今は関連サイトを運営しているヤフー(4689)楽天(4755・JQ)なども評価を高めており、バラエティーに富んでいるのである。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:22 | 特集
2010年05月05日

普天間問題とマーケットの行方:妻と夫の株ロマン


妻 総理が遂にと言うか、やっとと言うか、沖縄を訪問されました。テレビで観ていて、県民のみなさん、すごい反対の声でした。公約違反ですから当然ですね。

夫 そうだね。総理は、「最低でも県外」と言い続けてこられた。しかも、「5月末に決着をつける」、「私に腹案がある」とも言い切ってこられた。さらに、オバマ大統領へは、「私を信じてください」とまで表現された。しかし、挙句の果て、この場におよんで、「沖縄県民のみなさん、ごめんなさい」、という泣き落としのようだ。僕が、若い頃、仕えた上司の人に言われた言葉を思い出す。自分の目的・目標を達成するには、「怒ってみせろ」、「おだててみよ」、そして、最後は、「泣き落とせ」だった。なんとなく、似ている気持ちがする。一国の主の総理としては、ずいぶん言葉が軽いと思う。

妻 世のなかには、言ったことは守る、「有限実行」が基本だと思うの。言った以上は守る、できないと思えば言わないことです。たしかに、厳密にチエックすれば、「マニフェストには書いてありません」、と言われるならその通りです。しかし、国民に錯覚を与えるようなきれい言葉を並べて、国民が勝手に期待するほうがおかしい、という態度ではないですか。総理の性格の問題ですか。

夫 違うだろうね。当然だけど、総理ひとりの判断ではない。描かれたシナリオ通りに動かれていると思う。周辺には法律関係の出身者が多い。最後は契約書(公約)に書いてあるかどうかで勝負すればよいと踏んでいるはず。契約書にない言葉なら、「あの時はそう思った」で、あとで、いくらでも言い訳できる。

>>全文を読む(上海万博と中国関連株の行方:妻と夫の株ロマン)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:04 | 特集
2010年04月30日

データに裏づけられる「5月相場は高い」理由とは?=犬丸正寛の相場展望

■過去18年間の日経平均とTOPIX

データに裏づけられる「5月相場は高い」理由とは?=犬丸正寛の相場展望 連休明けから5月相場が始まる。昨年までの過去18年間の日経平均とTOPIXについて、「5月末」と「前月末4月」を比較したところ、日経平均、TOPIXとも高い回数が10回、安い回数8回。10勝8敗と勝ち越し。「連休明けから5月相場は高い」と言われてきたことは、データでは裏づけられている。

■5月相場の日経平均データとTOPIXデータ
(年、日経平均前月末比、TOPIX前月末比)
・1992年=○957、 ○58
・1993年=●366、 ○15
・1994年=○1248、 ○79
・1995年=●1369、 ●77
・1996年=●85、 ●31
・1997年=○917、 ○45
・1998年=○29、 ●1
・1999年=●589、 ●39
・2000年=●1641、 ●126
・2001年=●672、 ●55
・2002年=○271、 ○38
・2003年=○593、 ○41
・2004年=●525、 ●46
・2005年=○267、 ○14
・2006年=●1438、 ●136
・2007年=○475、 ○54
・2008年=○488、 ○49
・2009年=○694、 ○60
・2010年=?

○=10:平均594円、 ○=10:平均45
●=8:平均835円、 ●=8:平均63

 ただし、気になるのは「8敗」の内容。平均の下げ幅が日経平均、TOPIXとも大きい。平均の上昇幅に対し、平均の下げ幅が、両指数とも4割ていど上回っている。さらに、気になるのは1000円を超える日経平均の上昇は1回だけ。これに対し、下げ幅が1000円以上は3回もある。このことから、何かの材料で、相場が下げた場合は下げ幅が大きくなることを意味している。

 何かとは。95年、2000年、2006年などのケースでは、いずれも景気の先行きに対する警戒、不安感だろう。企業の決算発表が集中する5月。先行きの景気に不安感があれば、経営者の業績見通しは慎重となる。これが、株価の頭を押さえる。

 現在はリーマンショック後の景気回復過程にある。しかし、内需不振を抱えた状態で景気がさらに上向くか。バブル懸念の中国に金融引き締めや通貨切り上げの懸念はないか。ギリシャ、ポーランド問題を抱えたヨーロッパ発の経済波乱はないか。こうした問題を経営者がどのように見通して業績予想を出してくるか。今年の5月相場は、「2011年3月期の企業業績見通し」にかかっているといえるだろう。

 しかも、過去18年間中において、4年連続高と4年連続安はなかった。いずれも、3年連続まで。今年は、昨年までの3年連続高の後を受けての年である。4年連続高となるかどうか。カギは、やはり、景気と企業業績が握っている。とくに、企業業績から目が離せない。利の乗っている銘柄は深追いしないで利益を確定させることに心がけたい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:55 | 特集

花盛りで美しい…「藤」銘柄――銘柄ウォッチング

田北知見の銘柄ウオッチ 私がいま住んでいる街は、藤の花が有名らしい。花が紫色で、ぶどうの房のように垂れ下がる、蔓(つる)性の植物である、藤だ。駅前からまっすぐ伸びる通りの両側に沿って、藤棚が遠くのほうまで並んで設置され、紫色や白色など、シーズンには、たくさんの花が垂れ下がっている。今はちょうど盛りの時期なので、そこはかとなく良い香りも漂っている。私は今まで、そんなにたくさんの藤がいっせいに咲いたところを見たことがなかったので、見た目の美しさに圧倒されるとともに、藤の花が芳香を放つことも、初めて知った。

 藤は昔から観賞用の花として親しまれ、また、蔓の部分がカゴなどの日用品づくりに使われてきたせいか、「藤」の文字は、地名や人名にも多く使われている。近辺に藤が多かったことから命名されたのかもしれないし、あるいは、藤原氏にゆかりがあるのだろう。上場企業の社名を見ても、工藤、藤田、佐藤、安藤、伊藤、藤倉など、「藤」のつく銘柄は多い。優良銘柄を探してみた。

★伊藤園〈2593〉(東1)

 茶葉製品・緑茶飲料の最大手メーカー、伊藤園<2593>(東1)を入れる。2010年4月期連結業績予想は、売上高3355億円(前年比0.8%増)、営業利益120億円(同13.1%増)、経常利益110億円(同6.0%増)、純利益52億円(同9.1%増)と増収増益を見込んでいる。『会社四季報』には、2011年4月期も増収増益との予想値が出ている。

 チャートは3〜4月にかけてジリ高トレンドで来ていたが、権利落ち日あたりから小反落している。が、4月30日終値は13円高の1457円。PERは約25.6倍、PBRは約1.8倍となっている。信用倍率は0.3倍台の売り長となっており、買い戻しも期待できそうだ。また、5月6〜25日に予定している自社株買いも材料となるか。押し目小すくいの場面と見る。

★伊藤忠エネクス〈8133〉(東1)

 伊藤忠商事<8001>(東1)系の燃料商社で、石油やLPガスなどを扱っている、伊藤忠エネクス<8133>(東1)を入れる。筆頭株主は伊藤忠商事で、その他の大口株主には信託口や生保、損保、信託銀行、自社従業員持株会のほか、シナネン<8132>(東1)やジャパンエナジー(新日鉱ホールディングス<5016>(東1)傘下)などの優良企業が並んでいる。

 4月30日の後場中に発表した伊藤忠エネクスの2010年3月期連結決算は、売上高1兆0837億6000万円(前年比7.0%減)、営業利益60億9500万円(同38.3%減)、経常利益70億0500万円(同31.5%減)、純利益43億6000万円(同19.5%減)だった。2011年3月期連結業績予想は、売上高1兆1200億円(前年比3.3%増)、営業利益98億円(同60.8%増)、経常利益102億円(同45.6%増)、純利益38億円(同12.8%減)を見込んでいる。

 チャートは昨年12月15日につけた直近安値366円から反発し、以降は上昇トレンドで来ている。この1〜2ヶ月ほどは400円台後半でモミ合ってきた。4月30日終値は5円安の465円。PERは約16倍、PBRは約0.6倍と、とくに割高・過熱感は見当たらない。信用倍率は0.7倍の売り長となっており、買い戻しにも期待してみる。まずは500円フシが目標となりそうだ。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:04 | 特集
2010年04月28日

上海万博と中国関連株の行方=妻と夫の株ロマン


妻 いよいよ、5月1日から上海万博です。このところの中国はすごいわね。オリンピックが終わったと思ったら「万博」です。

夫 かつての、日本の歩みをみているようだ。経済が発展するということは、こういうことを言うのだろうね。大きいイベントをやるには、お金がかかるけど、今の中国なら余裕十分だろう。

妻 日本でも、東京オリンピックが昭和39年(1964年)10月でした。そのあと、大阪の万博が昭和45年(1970年)です。中国も2008年の北京オリンピックのあと、今年、上海万博です。日本に40年余り遅れてはいますが、オリンピックに続いて万博というビッグイベントの開催は、かつての日本とそっくりです。

夫 そうだね。日本もあのオリンピックで戦後が終わって、先進国の仲間に入ることができたと実感したものだった。嬉しかったね。中国も同じ気持ちだと思うよ。テレビを通して見る中国の人の表情に活気がある。

妻 そうね。若い女性たちがさっそうとしています。オリンピックと万博は、どちらも、国家的な大きいイベントですが、しかし、振り返ってみると、庶民の受け取り方に違いがあったように思うわ。とくに、女性の生活スタイルが大阪万博で大きく変わったと思うの。たとえば、家族そろって出かけるようになり、外で食事もするようになりました。それまでは、外で食事することは、贅沢というか、もったいない、という気持ちがありました。女性のパンストがヒットし始めたのも万博がきっかけだったと思うわ。オリンピックは男性的、万博は女性的なイベントだと思うの。

夫 そうだね。田舎の村祭りで夜店へ繰り出すのとはちがって、おしゃれして、親戚もいっしょに万博広場に出かけたね。別世界に出かけた気分だった。たしかに、万博をきっかけに個人の消費が変わったと思う。

妻 日本の万博の後は車、カラーテレビ、クーラーの3Cブーム。それに、住宅ブームもあったと思うわ。新幹線もできたし。

夫 万博の2年後、1972年(昭和47年)に田中角栄内閣が誕生して、「日本列島改造」政策も始まった。こうしてみると、中国もこれから内陸部の開発が急ピッチで進むだろう。「中国版列島改造」だろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:40 | 特集
2010年04月26日

連休の谷間の新光電、ホンダの勝敗動向が連休明け後の追い風、向かい風の風向きを左右

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「利食い千人力」で「見切り千両」であることは、江戸時代の米相場以来、血や涙、汗で購われてきた艱難辛苦の末に到達した冷厳な相場哲学である。この相場格言に従えば、市場が長期休場する前はリスク回避のためにも手仕舞い売りを優先させることは、賢明な投資行動の初歩中の初歩ということになる。

 ところが昨今は、この初歩中の初歩の常識の風向きが変ってきている。年末年始の正月休みの前にも、「株券を枕に越年」など強気相場の例外中の例外とされているにもかかわらず、しこたま株券を仕込んで越年する投資家が少なくない。また、5月のゴールデンウイークを前にしても、株価材料として最大の変動要因の3月期決算発表が本格スタートして、決算内容が株価に対してポジティブかネガティブか不確かであるにもかかわらず買いを優先する傾向を強めている。あのバブル相場時と同様にリスク感覚が欠如したかのようである。しかし、実際の相場そのものは、例え悪材料が飛び出してもたちまちのうちに織り込み済みとなり、長期休場明け後は「夜放れ」とはいわないまでも、目論見通りにソコソコのパフォーマンスを上げてきた。

 この変化にはいろいろ要因がありそうだが、その第1はネット投資家の存在だろう。年末年始相場では、世の中一般が12月28日に「御用納め」となったあとの立会日の29日、30日に休暇入りのネット投資家が、パソコン画面と睨めっこをして売った、買ったの日計り商いに精を出す。また5月のゴールデンウイーク中も、連休の谷間の立会日に値幅取り、サヤ抜きのチャンスに事欠かない。それに日本市場は休場でも、海外市場は開いており、この動向次第では、強気投資家の強気をさらに加速する展開にもつながる。

 さて今年も、5月のゴールデンウイーク目前である。今週から決算発表が、本格スタートするのは例年通りだが、日並びの良さのせいで連休の谷間は、昨年の2日間から今年は4月30日のたった1日に減少する。この連休の谷間近辺に発表される決算内容と、それを市場がポジティブ・ネガティブいずれのサプライズとして反応するかが、連休明け後の株価動向を示唆することは間違いない。

 とくに昨年末からの投資主体別の売買動向は、外国人投資家は大幅な買い越しを続ける一方、個人投資家は大きく売り越しとなっており、待機資金は十分なはずである。連休中にこの待機資金が強気に転じるようなら、連休明け後もそのまま雪崩を打って市場流入が続くことも期待される。

 東証では、連休入り前の28日に137社、谷間の30日に109社が決算を発表予定で、このほかジャスダック証券取引所、大阪証券取引所の各上場会社、さらに12月決算会社の第1四半期決算の発表なども加わる。このうち連休の谷間の30日に株価評価対象になるのは、28日発表会社で、スケジュールから検索すれば、目玉は新光電気工業(6967)ホンダ(7267)の2社だろう。

 一部決算発表が材料出尽くし感を強めた米国市場と異なって、2社の30日の株価が上昇(勝ち)となるか下落(負け)となるか、2戦2勝、1勝1分け、2戦2敗となるかによって、30日に決算発表予定の富士フイルムホールディングス(4901)牧野フライス製作所(6135)TDK(6762)村田製作所(6981)ユニ・チャーム(8113)などへも追い風、向かい風となるか風向きが決まることになる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:59 | 特集
2010年04月24日

ゴールデンウイーク直前で『個別物色の相場』=犬丸正寛の相場展望

■主力銘柄はGW明けに期待

ゴールデンウイーク直前で『個別物色の相場』=犬丸正寛の相場展望 ゴールデンウイーク前の来週(26〜30日)は、『個別物色の相場』だろう。主力銘柄はゴールデンウイーク明けに期待となるだろう。
 日経平均は4月5日に1万1408円の年初来高値をつけ調整中。連休が明ければ、高値からの日柄が1ヶ月経過となり、買い疲れに対する休養は一応、一巡する。日経平均の安値も16日以降は1万800円台で底堅くなっている。
 もちろん、休み中に海外で悪材料が出ないということが前提。テロのような大きい材料は別としても、ギリシャ問題、中国のさらなる金融引き締め、大幅な円高などが出ないことだ。もしも、嫌な材料が出ると、25日線を割り込んでいるため下ブレする可能性がある。
 もっとも、今の段階で連休後をあれこれ言っても仕方ない。来週は27日、28日に3月期決算を発表する企業もある。決算発表で11年3月期見通しの良い銘柄が個別的に買われる相場とみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:03 | 特集
2010年04月23日

テレビの『ケンミン』番組から連想して、山口県銘柄診断――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 日本テレビ系列の番組『秘密のケンミンSHOW』が好きで、たまに見ている。各都道府県のお国言葉や、地元限定の伝統や習慣や流行などを紹介するものだが、バラエティなので、あまり深刻にならず、楽しく見ることができる。しかし、4月15日と22日の放映では、私の出身地の山口県が取り上げられたので、かなり真剣に(笑)見てしまった。

 番組にはいくつかのコーナーがあるのだが、そのひとつに、「全国のあちこちに転勤する」というドラマ仕立てで、各都道府県の食べ物や地元のお店・企業などを紹介するコーナーがあり、そこで取り上げられたのだ。企業では、シマヤ(非上場、本社・山口県周南市)などが登場した。私としては、「山口県を代表する企業といえば、瀬戸内工業地帯に多く立地する化学系企業だろう」と思っていたのだが、この番組では、視聴者から身近に感じてもらうためか、おもに食べ物関係の企業が登場するようだ。

 シマヤは、だしの素やめんつゆなどが有名だが、番組で紹介された『金子みすゞの子守唄で寝かせた味噌』が、私としてはちょっと食べてみたいなと思った。山口県長門市出身の詩人・金子みすゞの詩をメロディーに乗せた同社オリジナルの子守唄を、熟成中の味噌に聴かせたものだそうだ。以前、「クラシック音楽を聴かせてつくった焼酎」を飲んだことがあるが、この味噌も、なんだか、まろやかでおいしそうな気がする。

 上記から連想して、山口県銘柄を診断してみた。

★宇部興産〈4208〉(東1)

 山口県宇部市に本社がある、宇部興産<4208>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、売上高5520億円(前年比19.4%減)、営業利益250億円(同19.8%減)、経常利益145億円(同28.9%減)、純利益70億円(同40.0%減)と減収減益を見込んでいるが、『会社四季報』には、2011年3月期は増収増益との予想値が出ている。会社側の決算発表は5月11日を予定しているという。

 チャートは昨年11月20日につけた直近安値201円から反発し、以降は下値抵抗線を切り上げてきている。4月23日終値は1円安の242円。まずは1月8日につけた年初来高値268円ラインの上抜けを目指す。19日付けのゴールドマン・サックス証券のレーティングでは、投資判断「Buy」(買い)継続、目標株価は310円とされている。

★トクヤマ〈4043〉(東1)

 山口県周南市に本社がある、トクヤマ<4043>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、売上高2700億円(前年比10.3%減)、営業利益150億円(同34.0%減)、経常利益125億円(同38.6%減)、純利益70億円(前年は55億9700万円の損失計上)。『会社四季報』には、2011年3月期は増収増益との予想値が出ている。会社側の決算発表は5月12日を予定しているという。

 チャートは2月16日につけた年初来安値457円で底を打ったようだ。以降はジリ高トレンドとなっている。4月23日終値は6円高の533円。まずは1月14日につけた571円ライン上抜けを目指す。少し古くて恐縮だが、4月6日付けのクレディ・スイス証券のレーティングでは、投資判断「オーバーウェイト」(強気)継続、目標株価は600円とされている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:29 | 特集
2010年04月20日

アメリカは既に日本の次の政権を模索か?=妻と夫の株ロマン


妻 一時、おとなしくなっていた政治の世界が、また、にぎやかになってきました。「たちあがれ日本」、「日本創新党」など、新しい政党も次々、できています。夏の参議院選挙では民主党は苦しい戦いになりますか。

夫 そうはならないと思うよ。与党対野党でみれば、新しい党ができることで、野党の中で票の奪い合いとなる可能性もあるので、むしろ、与党・民主党は、ほくそ笑んでいるのではないかな。それに、自民党時代の票田を実に巧みに切り崩している。

妻 そうですね。「コンクリートから人へ」と言って、いったんは建設のところを敵に回しておいて、選挙が近づくと、高速道路は作りますといった調子で、手の内に引き戻しています。子供に1000円のお小遣いを上げるのを渋るのと似ています。子供たちが、諦めかけた頃におもむろにサイフを見せる。しかも、700円に値切る。もらえないと思っていた子供たちは、大いに喜ぶ。まさに、子供ダマシみたいですね。

夫 主婦の立場からみればそうだろうね。ただ、負けたらただの人といわれる政治の世界に理解を示すとすれば、「すべては勝つためにどうするか」だから、分からないではない。とくに、民主党と自民党の戦いということでは、民主党のほうが一枚も二枚も上手だろうね。プロとプロの戦いだから、素人が口を挟む余地はないと思う。

妻 だけど、内閣も民主党とも、国民の支持率は大きく下がっていますわ。

夫 いくら支持率下がっても、次の衆議院選挙までは選ばれているわけだ。今後、マスコミと国民の声が、「ヤメロ」の大合唱になるかどうかだろう。ただ、国民も元の自民党に戻りたいと思っているわけではない。この点を与党は十分に承知して戦っている。しかし、こういうことは言えると思うんだ。スタジアムでプロ同士が戦って、自分達はいい試合だったと。だが、よく見ると、スタジアムには観客がほとんどいない。そういう状態と似てくると思われる。観客のいないところでの試合はつまらないはずだ。ましてや、プロと名がつけば観客不在は致命傷になる。

妻 でも、お客さんが少なくても、試合は成立して勝ち負けは明確になるんでしょ。同じように、夏の参議院選挙では、無関心の人が増えて、投票に行く人が少なくなくても、民主党は勝つということですね。なんだかむなしいわね。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:09 | 特集
2010年04月19日

「水準より変化率」の発射台問題は2段噴射か逆噴射か決算発表予定日のチェックから

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー ストレスや不安、心の迷い・葛藤は、知らず知らずに顔や血圧に出るものである。その顔付きがこの数カ月、大きく変わったと見受けられる大物が二人いる。鳩山由紀夫首相とサッカーの日本代表の岡田武史監督である。テレビ画面にアップされた二人の顔の表情は、いずれもずいぶんと険しくなったようだし、声もやや早口になってトーンも落ち込んで聞こえる。当然だろうと想像がつく。二人とも、いまや「やめろコール」の大ブーイングの渦中で追い詰められているからだ。顔付きどころか、血圧の心配までしたくなる。

 なぜ二人が追い詰められたのか?発射台が高すぎたのである。鳩山首相は、連立内閣発足時に内閣支持率が70%を超えていたのが、すでに危機ラインとされる30%前後まで急落している。いまだに「政治とカネ」問題がカゲを落とし、自ら5月末と期限を切った沖縄の米軍基地移設問題でも迷走続きで、逆走との指摘まで出ている。

 岡田監督は、6月に迫った南アフリカ・ワールドカップ(W杯)の本戦に世界一番乗りで出場を決めたところまでは順調だったが、「ベスト4」入りの目標を高らかに掲げたことが逆目に出た。本戦まで2カ月を切ったのに、戦術を再確認し勢いをつけるはずの国際試合で惨敗が続いている。いまだに点取り屋の切り札選手探しに国内外を飛び回っているようだし、戦術自体も、予選を勝ち抜いた日本選手の特性を発揮させる「全員攻撃・全員守備」から負けないことを優先する「専守防衛」へ大転換するとも観測されている。

 二人の発射台問題は、兜町も他人事ではない。日経平均株価は、1年半ぶりの高値水準にあって発射台が高いからだ。さらに上値を買い進む材料が出てくるのか、需要主体がデビューしてくるのか期待と不安がない交ぜにならざるを得ない。また今週からスタートする3月期決算の発表でも、企業業績は、この3月期のV字回復が来期もさらに増益率を伸ばせるのか、強気一辺倒となるには懸念材料が少なくない。

 もともと株価は、「水準より変化率」といわれ、サプライズにはことのほか敏感に反応する。国内ではファーストリテイリング<9983>が2回目の上方修正を発表し、米国ではグーグルが好決算を発表したにもかかわらず、材料出尽くし・織り込み済みとして売られたケースがいいサンプルだ。利益水準が高くても変化率が小さければ株価インパクトも弱い。

 ただ「不幸中の幸い」というべきか、日本の景気は、まだデフレの苦境下にあり中国や米国に比べれば、1周、1周の周回遅れである。先行した中国には人民元の切り上げ観測、米国には金融規制強化観測があって、足踏みするようなら、安全志向で日本株選好が高まる可能性もあり、周回遅れから浮上が期待できることになる。中国や米国に引っ張られて逆噴射するようなら別だが、そうでないならこと企業業績に関しては、この3月期にV字回復した銘柄が、もう一段のロケット噴射となるか見極めるのがポイントのはずだ。

 ということは、この3月期の純利益の高変化率ランキングで上位に顔を並べる井関農機(6310)日東電工(6988)JCU(4975)新明和工業(7224)佐賀銀行(8395)などの次期業績動向を、まず決算発表日をチェックする準備作業から始めてウオッチすることが無難のようだ。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 10:45 | 特集
2010年04月16日

来週は『日経平均1万1000円の攻防』を予想=犬丸正寛の相場展望

来週は『日経平均1万1000円の攻防』を予想=犬丸正寛の相場展望 来週(19〜23日)は、『日経平均1万1000円の攻防』が予想される。よほどの「円高」や「中国株の急落」がない限り、日経平均の大きな下値は乏しいとみられる。

 1万1000円前後の攻防とみられるのは、(1)30日線が1万980円程度にある、(2)既に、高値から16日安値までの下げが2.8%に達し、短期的なフシの3%下落率に接近している、(3)今回の相場は今年1月15日の1万982円を抜いて高値をつけた。新値後の調整は以前の高値が下値支持となる。

 こうしてみると1万1000円前後にはかなりの下値のフシがある。とくに、今年3月5日以降、30日線の上で推移している日経平均は30日線を意識した動きとみられる。特に、景気、企業業績が上向いていることが支えとなるはず。このため、仮に、場中で割り込む場面があっても終値では30日線を維持するものとみられる。

 それでも、もし、円高が予想以上に進み、金融引き締めで中国株が急落するようなことがあれば30日線を切る可能性は残っている。その場合は、前回、30日線を切った2月相場では高値から10.1%下げたことが目安になろう。もしも30日線を切った場合は、前回と同じ下落率を当てはめれば下値は1万250円程度になる。

 来週は4月後半からの連休が始まる前の週。特に、今年5月は日並びの関係で大型連休となる。連休中に海外で突発材料が出ないとも限らない。このため、来週は、新規買いよりも、手持ち株を空かす動きが先行する可能性はある。それでも、中国経済牽引のお陰で企業業績は上向いている。5月連休明けは決算発表への期待も強い。まとまった売りも出難いとみられる。1万1000円どころのモミ合いとみられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:38 | 特集

『人妻の経済学』から連想した銘柄――銘柄ウォッチング

田北知見の銘柄ウオッチ 門倉貴史氏の著書『人妻の経済学』を読んだ。門倉氏は、人妻の消費マーケットは約125兆2490億円であると試算。人妻の消費力や投資力、節約の功罪、労働力などについて分析、説明し、さらには、人妻と不倫の経済学、性風俗と人妻の経済学についても言及されている。

 ところで、「主婦」ではなく「人妻」としたのは、人妻は、一例として「ベッドタウンに居住しながら都心に立地する大企業に勤める人」などをイメージしており、主婦は、地元のスーパーなどでパートタイマーをし、美容・ファッション関係の消費が少ないという、地元地域密着型の仕事スタイル・消費スタイルの既婚女性のイメージなのだそうだ。

 データなどをもとに、今の時代の動きをとらえておられて、楽しく勉強させていただいた。

 というわけで、同書から連想した銘柄。

★パナソニック電工〈6991〉(東1)

 同書には、人妻の購買力を取り込んだ分野のひとつに、美容関係の製品・サービスを挙げられている。その一例として、パナソニック<6752>(東1)の『ナイトスチーマー ナノケア』が挙げられていることから連想して、パナソニック電工<6991>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、売上高1兆4500億円(前年比9.3%減)、営業利益320億円(同0.5%増)、経常利益320億円(同2.3%増)、純利益70億円(前年は138億4500万円の損失計上)。『会社四季報』には、2011年3月期は増収増益との予想値が出ている。

 チャートは中期上昇トレンドの高値圏。4月6日に年初来高値1245円をつけて以降は調整局面にある。16日終値は19円安の1186円。9日の三菱UFJ証券のレーティングでは目標株価1190円とされており、達成感が出ているようだ。信用倍率は0.3倍台の売り長。目先はカラ売り銘柄の様相となっている。

★マースエンジニアリング〈6419〉(東1)

 同書で、人妻の消費力の取り込みを狙っている産業のひとつとして、パチンコ業界が挙げられていることからの連想で、パチンコ店向け機器の開発・製造・販売を行なっているマースエンジニアリング<6419>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、売上高318億1900万円(前年比10.1%増)、営業利益78億3800万円(同5.9%増)、経常利益79億5300万円(同4.7%増)、純利益47億0300万円(同8.9%増)と増収増益を見込んでいる。『会社四季報』には、2011年3月期は微増収微増益の予想値が出ている。

 チャートは昨年9月の3000円台央から反落し、続落トレンドで来ていたが、2月12日につけた年初来安値1669円で底を打ったようだ。以降はジリ高傾向となっている。が、まだまだ底値圏にあり、買い時と見る。16日終値1883円でPERは約8.7倍、PBRは約0.9倍と割安水準となっている。まずは2100円ラインまでの戻りで、2月1日と2日のマド埋めを目指す。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:01 | 特集
2010年04月15日

ワコールは加齢による体型変化について一定の法則を発見!

■からだのエイジング(加齢による体型変化)について一定の法則を発見

  ワコールホールディングス<3591>(東1)のワコールは、1949年の設立以来、「美しさ」「快適」「健康」をテーマに、女性のからだを科学的に研究することで、あらゆる年齢、サイズの女性たちに美しくなってもらうための商品開発を推進してきた。「ワコール人間科学研究所」は、1964年の発足以来45年間毎年人体計測を続け、いまやその計測人数は述べ4万人を超えるまでになった。人体計測開始当時20歳だった女性は、現在65歳になっており、長期間継続して収集したデータを統計的に分析することで、日本女性の加齢による体型変化の実態が把握でき、様々な事実が明らかになった。

■からだのエイジング(加齢による体型変化)には、ある一定の法則がある

 バストやヒップの形が、加齢によって変化していく順序は決まっている

<ヒップの形の加齢変化ステップ>
 ステップ1“たわむ”→ ステップ2“下がる”→ ステップ3“内に流れる”

<バストの形の加齢変化ステップ>
 ステップ1“そげる”→ ステップ2“たわむ”→ ステップ3“外に流れる”

 その変化は、20代から既に始まっており、加齢によって変化したステップが元に戻った人はひとりもいなかった。

ワコールは加齢による体型変化について一定の法則を発見!

■加齢によってバストは、形だけでなく柔らかさも変化する

 加齢によってバストは、乳房内部の構造が変化し柔らかくなる。それにより、ジャストフィットするブラジャーも異なる。ブラジャー選びは、サイズだけでなく、加齢による乳房の形・柔らかさの変化に対応したブラジャーを選ぶことが重要。

■加齢による体型変化が小さい人は、自分のからだに合う下着を着用していた

 20代から50代までの30年間を追跡した100名のなかで、体型変化が小さく、若い時の体型を維持している人が25%いた。その「ずっとキレイでいる」ことができている女性たちの生活行動を詳しく追跡調査した結果、「活動的な日常生活」「規則正しい食生活」に加えて、「自分のからだに合った下着を着用」していることがわかった。(行動・意識のインタビュー結果より)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:29 | 特集
2010年04月12日

「鉄が鉄を食う」逆定理サイクルのグローバル拡散で周辺株から高炉大手への備えも

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「石が浮かんで木の葉が沈む」ーーー物理法則に反する異様現象である。重い「石」が水に浮かんで、軽い「木の葉」が水面下に沈む不合理は、世間一般ではありえない。ところが兜町では日常茶飯事だ。大型株が小型株以上に値動きが軽かったり、業績悪銘柄が急騰し、好業績銘柄が売られるなどの相場シーンはしばしば目にするところである。「動く株が優良株」との兜町流の割り切りがなくては、とても相場のフォローは覚束ない。

 この兜町の逆定理で「石」は、鉄鋼株を指すケースが多い。かつては「ハードからソフト」、「トンからグラム」、「軽・薄・短・小」、最近では「情報通信社会」、「知価革命」、「ニューエコノミー」などの相場キャッチコピーが高らかに提唱されるのだが、お題目はお蔵入りとなり最終的には必ず「重・厚・長・大」産業に戻り鉄鋼株が動意付くのである。3世代前のバブル相場、過剰流動性相場では「新日鉄300円説」が唱えられて鉄鋼株が買われ、前回のサブプライムローン・バブル相場、BRICsバブル相場でも鉄鋼株が、驚くことに低PER買いの対象になったことは記憶に新しい。

 今年4月7日付けで日本経済新聞がまとめた昨年の世界粗鋼生産ランキングでは、中国勢が上位に躍進するとともに、新日本製鐵(5401)やJFEスチールが、それぞれ2位、5位から7位以下にランクダウンした。鉄鋼原料の鉄鉱石の価格が90%も値上げされ、原料炭も7割も引き上げられたなかで起こった地殻変動で、とくに驚くには当たらない。「鉄は産業のコメ」、「鉄は鉄を食う」という日本の過去の経験則が、グローバルに拡散しているのだろうと想像するだけである。とすれば、「石が浮かぶ」サイクルが再現される時期も接近しているのかと容易に察しがつく。

 きょう12日に日鐵商事(9810)が、東証第2部から東証第1部に指定替えとなる。同社を含めて三井松島産業(1518)太平工業(1819)日本コークス工業(3315)東海カーボン(5301)日本カーボン(5302)黒崎播磨(5352)などの周辺株から始まって、最後は本体の高炉大手への備えを忘れてはならないだろう。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:00 | 特集