[特集]の記事一覧
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記事一覧 (03/19)春先の風邪から連想して、医薬品銘柄――銘柄ウォッチング
記事一覧 (03/18)連騰なるか!?シーエスアイは電子カルテの普及に期待感高まる
記事一覧 (03/17)【上昇基調強める注目の銘柄】フィデリティ投信が買い増す!
記事一覧 (03/16)【話題の銘柄】ドラッグストアの再編思惑高まる、ゲンキーが分割後高値更新
記事一覧 (03/16)【相場の羅針盤】東証業種別で値下りトップとなった海運株が切り返すか見極めへ
記事一覧 (03/15)大幅増配銘柄の配当取りで新年度相場の動向を待つ=浅妻昭治
記事一覧 (03/15)【相場の羅針盤】個人投資家好みの相場へ!低位材料株やスマートフォン関連物色続く
記事一覧 (03/13)日本5分割・5連休で取引所はどうなる=妻と夫の株ロマン
記事一覧 (03/13)『実体買い相場』へ:11年3月期の企業業績は向上=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (03/12)【相場の羅針盤】相場の牽引役不在、物色一巡感からマザーズ優位の展開を想定
記事一覧 (03/12)「時代は癒しを求めている」からの連想で、「山」銘柄――銘柄ウォッチ
記事一覧 (03/11)【相場の羅針盤】相場の牽引役不在も堅調、ソニーが連日高値で相場に明るさ
記事一覧 (03/10)【相場の羅針盤】相場の牽引役不在でRHJI保有株など特定株比率の高い銘柄が上昇
記事一覧 (03/09)【噂の銘柄】パイオニアとオリジン電が急動意、ノルウェー銀行が取得銘柄に思惑買い
記事一覧 (03/09)【相場の羅針盤】日経平均株価は利益確定売り先行、低位株優位の展開続く
記事一覧 (03/08)【相場の羅針盤】ソニーが高値更新で投資マインド上向く、押し目買い姿勢強まると予想
記事一覧 (03/08)年間予想未開示の激変織り込み銘柄で市場と読み比べ=浅妻昭治
記事一覧 (03/06)『4月新年度相場をにらんだ選別買い』が見所=犬丸正寛の相場展望
記事一覧 (03/05)【LED関連銘柄特集】普及本格化!次世代照明関連は株価が動意づく可能性大
記事一覧 (03/05)【特集】今期黒字転換と京都の志士達組み入れ期待の銘柄とは?
2010年03月19日

春先の風邪から連想して、医薬品銘柄――銘柄ウォッチング

田北知見の銘柄ウオッチ 風邪を引いたらしい。「らしい」というのは、しばらく(1〜2日くらい)気がつかなかったからだ。鼻水と咳が出て、頭痛がして体の節々が痛いのは、花粉症のせいだと思っていたのだ(花粉症による鼻水も含まれているとは思うが)。なんか体がみょうに熱かったり、かと思えばゾクゾクと寒気がするのは、「春先は、あったかい時と寒い時が交互に来るからなあ」と思い込んでいたのだった。

 ここのところずっと、パソコンの調子も悪いし、せっかく春が来て陽気の良い日も増えてきたのに、ちょっと凹みがちだ。われながらトホホな状態になっている。…「風邪」「花粉症」から連想して、医薬品銘柄。

★アステラス製薬〈4503〉(東1)

 医薬品の国内2位メーカー、アステラス製薬<4503>(東1)を入れる。今期2010年3月期連結業績予想は、売上高9760億円(前年比1.1%増)、営業利益2000億円(同20.1%減)、経常利益2005億円(同26.1%減)、純利益1250億円(同26.9%減)。2009年12月末で利益剰余金8889億0600万円、有利子負債ゼロ、前期末で現金等4088億円と、財務面は堅い。

 チャートは2月10日につけた直近安値3220円から反発し、以降は凸凹しているが、上昇トレンドにあると見たい。19日終値は10円高の3375円。3300円台央の押し目を拾い、3500円ライン奪回を目指す。PERは約13倍と、割安水準となっている。また、信用倍率は約0.7倍の売り長で、買い戻しにも期待してみる。12日付けのモルガン・スタンレー証券のレーティングでは、投資判断「オーバーウェイト」(強気)継続、目標株価3900円とされている。

★参天製薬〈4536〉(主市場:大証1部)

 医家向け目薬の首位メーカー、参天製薬<4536>(大1)を入れる。今期2010年3月期連結業績予想は、売上高1135億円(前年比11.7%増)、営業利益290億円(同87.2%増)、経常利益290億円(同82.0%増)、純利益180億円(同77.8%増)。2009年12月末で利益剰余金1305億7000万円、有利子負債7億6500万円、2009年3月期末で現金等459億円と、財務面も良好だ。

 チャートはこの4〜5ヵ月、上値3000円ライン、下値2700円ラインの三角保ち合いを形成しているように見える。上放れで、まずは3000円ラインを目指す。19日終値は41円高の2915円。PERは約14倍となっている。今月初めにシティグループ証券が出した株価格付では、投資判断「1M」(買い・中リスク)、目標株価3500円据え置きとされており、12日付けのモルガン・スタンレー証券のレーティングでは、投資判断「オーバーウェイト」(強気)継続、目標株価3600円とされている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:14 | 特集
2010年03月18日

連騰なるか!?シーエスアイは電子カルテの普及に期待感高まる

【「政府のIT戦略」でシーエスアイが連続S高】

■割安感あり上値余地あり

株式市場の話題 東証マザーズ市場で、シーエスアイ<4320>(東マ)が、7000円高の4万5450円連続ストップ高で4連騰、連日の高値更新となっている。
 17日付の日本経済新聞朝刊が「政府のIT戦略本部(本部長・鳩山由紀夫首相)が取りまとめるIT(情報技術)戦略の骨格が16日、分かった。診療履歴に基づいた適切な医療を全国のどこでも受けられるようにするためのデータベースを整備するなど、医療分野でのIT化推進を柱とする。5月に必要な法整備や予算措置を盛り込んだ工程表をつくる予定で、新成長戦略と歩調を合わせて2020年までに完成させる方向だ」と報じたことが買い手掛かり。電子カルテの普及が進むとの見方が強まり、電子カルテシステムを開発しているシーエスアイもその恩恵を受けるとの期待感が高まった。今期予想PER14倍、PBR0.69倍と割安感はある。
 株価は、08年8月高値4万6050円抜けから同年6月高値7万4900円を目指す展開も期待されよう。
 
 同社のほかに病院向け電子カルテを手がけている主なところは、富士通<6702>(東1)ソフトウェア・サービス<3733>(大ヘ)NEC<6701>(東1)日立製作所<6501>(東1)ワイズマン<3752>(JQ)など。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:41 | 特集
2010年03月17日

【上昇基調強める注目の銘柄】フィデリティ投信が買い増す!

■関東電化工業は古河系の出遅れ銘柄

株式市場の話題 関東電化工業<4047>(東1)は、21円高の723円と反発し上昇基調を強めている。
 フィデリティ投信の保有株が増加していることが買い手掛かりとなっている。財務省3月10日受付の大量保有報告書で、同投信の保有株は2月4日受付時の536万9000株(9.33%)から599万4000株(10.42%)と買い増ししている。
 足元の業績は、2月12日に2010年3月期業績予想を上方修正し好調。通期の売上高は従来予想の370億円から380億円、営業利益は同12億円から18億円に増額。内外の在庫調整の進展やアジア地域の景気持ち直しを背景に販売数量が増加、当初予想を上回るほか、基礎化学品事業部門については、か性ソーダの販売数量が増加、精密化学品事業部門については、特殊ガス類の需要が回復し販売数量が増加し想定を上回る見通し。

■上値抵抗線突破から一段高期待

 株価は、リチウムイオン電池関連人気に乗り10月27日に昨年来高値807円をつけた後、11月27日安値532円、2月1日安値589円と600円割れ水準で下値を固め出直る動きを強めている。同投信が最初に取得したことが分かったのが、昨年10月7日であり、巻き返しの動きが十分想定される。直近で、富士電機ホールディングス<6504>(東1)や、古河電気工業<5801>(東1)が昨年来高値を更新したことで、古河系好業績銘柄として出遅れ感がある。信用取組倍率0.58倍の好需給をテコに、上値抵抗線として意識される12月24日高値730円突破から一段高へ向うことが期待されよう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:56 | 特集
2010年03月16日

【話題の銘柄】ドラッグストアの再編思惑高まる、ゲンキーが分割後高値更新

●低PER・低PBRと利回り妙味に見直し余地

株式市場の話題 福井地盤の郊外型ドラッグストア、ゲンキー<2772>(JQ)は、15円高の1150円と変わらずを挟んで7日続伸し1月25日につけた分割後高値1146円を更新している。

 16日付の日本経済新聞朝刊が「ドラッグストア大手のココカラファイン ホールディングス<3098>(東1)と同業で関西地盤のアライドハーツ・ホールディングス<3062>(JQ)は10月1日付で経営統合することで合意した。統合後の売上高は約2700億円とマツモトキヨシホールディングス<3088>(東1)などに続く業界3位に浮上する。コンビニエンスストアなどによる一般用医薬品(大衆薬)販売参入のきっかけとなった2009年6月の改正薬事法の施行以降、初の業界再編となる」と伝えたことから、業界内の提携やM&Aが加速するとの見方が強まり、ゲンキー株にも思惑買いが入った。
 同社の業績は好調見通しで、2010年6月期売上高は前期比7.0%増の395億2500万円、営業利益は同1.3%増の9億6300万円を見込む。今期予想PER6倍台、PBR0.72倍と割安感があるほか、配当利回り3.0%と利回り妙味もある。
 株価は、3月1日に発表した2月度月次営業速報で、既存店売上高が前年同期比8.1%増、全店売上高も17.8%増と好調に推移したことを手掛かりに、1050円処の下値水準から上昇に転じてきたが、弾みがついてきた。10月29日の分割前高値1239円奪回から一段高へ進む公算大。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:42 | 特集

【相場の羅針盤】東証業種別で値下りトップとなった海運株が切り返すか見極めへ

相場の羅針盤

 16日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは、30円27銭安の1万721円71銭と4日ぶりに小反落した。日米で金融政策会合を控えるなど材料待ちの中で、東京外国為替市場で円相場が5営業日ぶりに反発し90円台前半に推移したほか、自民党の鳩山邦夫元総務相が15日、離党届を提出し、5月の大型連休前にも新党結成を目指す意向を表明したことから、政局不透明感が強まり、輸出関連の主力株を中心に積極的に買い上がる動きが見られず、方向感のない展開となった。
 
 東証1部上場1680銘柄のうち、値上りは747銘柄、値下りは738銘柄、変わらずは187銘柄。また、東証33業種別指数は空運、保険、不動産、精密機器、銀行、その他金融、陸運、金属製品、電力・ガス、非鉄金属の11業種が高くなった。半面、値下がりは海運、鉱業、倉庫・運輸、卸売り、その他製品、機械、電気機器、ゴム製品、小売りなど22業種。

 
 225採用銘柄の値上りは69銘柄、値下りは124銘柄、変わらずは32銘柄。

 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、京セラ<6971>(東1)ニコン<7731>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)ミツミ電機<6767>(東1)日清紡ホールディングス<3105>(東1)太陽誘電<6976>(東1)オリンパス<7733>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、ホンダ<7267>(東1)キヤノン<7751>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)信越化学工業<4063>(東1)TDK<6762>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、住友重機械工業<6302>(東1)ミネベア<6479>(東1)三菱電機<6503>(東1)富士電機ホールディングス<6504>(東1)ニコン<7731>(東1)の5銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、なし。

 日経平均株価は4日ぶりに反落、日米の金融政策決定会合の結果発表を17日に控えて様子見ムードが強いとの見方もあるが、不動産株や建設株などは堅調となっており、むしろ、外為相場が円高に推移したほか、政局の不透明感が強まったことが、輸出関連銘柄の上値を抑える動きになっている。東証業種別で値下りトップとなった海運株が切り返すか見極める必要がある。なかでも、信用売残が増加し好取組となっている第一中央汽船<9132>(東1)あたりが5日移動平均線を下値と確認し上値追いとなるようであれば、他の銘柄に対する波及効果も大きくなるのではないかと考える。
 
 ●信用売残増加ランキング
 
 1 クラリオン<6796>(東1)
 2 住友金属工業<5405>(東1)
 3 JUKI<6440>(東1)
 4 日立製作所<6501>(東1)
 5 日新製鋼<5407>(東1)
 6 NEC<6701>(東1)
 7 河合楽器製作所<7952>(東1)
 8 日本軽金属<5701>(東1)
 9 第一中央汽船<9132>(東1)
 10 三井物産<8031>(東1)
 11 三菱自動車<7211>(東1)
 12 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)
 13 日本冶金工業<5480>(東1)
 14 黒崎播磨<5352>(東1)
 15 いすゞ自動車<7202>(東1)
 16 プロミス<8574>(東1)
 17 富士電機ホールディングス<6504>(東1)
 18 長谷工コーポレーション<1808>(東1)
 19 旭硝子<5201>(東1)
 20 太平洋セメント<5233>(東1)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:44 | 特集
2010年03月15日

大幅増配銘柄の配当取りで新年度相場の動向を待つ=浅妻昭治

■「一番バス」は敢えて見送り

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 期末相場もいよいよ残り半月となってきたが、なかなか新年度相場の絵姿がみえてこない。新年度は業績相場が発進するのか、それともこの期末と同様の材料株の個別物色程度にとどまるのか、肝心の外部環境が、日米で16日開催の日銀の金融政策決定会合、米連邦市場委員会(FOMC)の動向をとってさえも相変わらず不透明である。
 上値も小幅、下値も小幅の膠着相場では、もっとも慎まなければならないのは軽挙猛動である。焦ることはないのである。新年度相場の一番バスは見送りニ番バスを待てば、乗客が押し合いへし合いの一番バスとは違ってかえって座席はガラガラで、ゆっくり目的地まで到達できることだってあるのである。
 二番バスが来るまではどう待つか?きょう発売の東洋経済の会社四季報春号や日経の会社情報春号を熟読玩味するのがベストだろう。両誌ともかつてほどインパクトは大きくないが、来年度の業績動向、個別銘柄コメントなど新年度銘柄の方向感を探る参考にはなるはずだ。これに次ぐのが期末限定の配当取りである。
 ただこの配当取りも、昭和シェル石油のように減配予想で急落したケースもあり、注目したいは増配銘柄である。すでに増配銘柄揃いのリース株が、昨年来高値をつけるなど人気化している。なかでも有望なのは、復元増配銘柄を含めた大幅増配銘柄だろう。
 キョーリン(4569)ヤフー(4689)日本トリム(6788)フォスター電機(6794)フクビ化学工業(7871・大2)藤森工業(7917)JSP(7942)エフピコ(7947)ニプロ(8086)ユニ・チャーム(8113)Jトラスト(8508・大2)など、期中に業績の上方修正を繰り返しているから昭シェルのように減配の心配をする必要もない。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:03 | 特集

【相場の羅針盤】個人投資家好みの相場へ!低位材料株やスマートフォン関連物色続く

相場の羅針盤

 15日(月)の東京株式市場、12日の米株高や円相場の下落など外部環境が好転し、日経平均株価は一時57円58銭高の1万808円84銭まで続伸し、1月21日以来の1万800円台となる場面もあったが、自民党で新党結成の動きが出て政局不透明感から上値が抑えられ、大引けは0円72銭高の1万0751円98銭とほぼ横ばいとなった。
 
 東証1部上場1680銘柄のうち、値上りは933銘柄、値下りは573銘柄、変わらずは168銘柄。東証33業種別指数は22業種が高くなり、値上がり率上位は海運、証券・商品先物、空運、倉庫・運輸、非鉄金属、不動産、銀行、輸送用機器、ガラス・土石、水産・農林など。一方、値下がりは11業種で、その他製品、食品、化学、パルプ・紙、精密機器、卸売、繊維、サービス、保険、情報通信など。
 
 225採用銘柄の値上りは119銘柄、値下りは87銘柄、変わらずは19銘柄。

 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、キヤノン<7751>(東1)デンソー<6902>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)コニカミノルタホールディングス<4902>(東1)三井不動産<8801>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、ファーストリテイリング<9983>(東1)京セラ<6971>(東1)テルモ<4543>(東1)日揮<1963>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、日本軽金属<5701>(東1)住友重機械工業<6302>(東1)荏原<6361>(東1)ミネベア<6479>(東1)富士電機ホールディングス<6504>(東1)クラリオン<6796>(東1)いすゞ自動車<7202>(東1)ニコン<7731>(東1)キヤノン<7751>(東1)丸紅<8002>(東1)など12銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、なし。

 日経平均株価は、一時1月21日の終値1万0868円41銭以来の高値水準にあと60円と迫る場面も見られたが、政局など不透明要因が上値を抑える格好となった。繰り返しになるが相場の牽引役不在(=政治の不透明感)から、材料株物色が色濃くなっている。スマートグリッド関連人気が再燃し富士電機ホールディングス<6504>(東1)が大商いとなったことから、クラリオン<6796>(東1)鬼怒川ゴム工業<5196>(東1)黒崎播磨<5352>(東1)が高値更新、ツガミ<6101>(東1)が500円台回復と、いつもの低位株が息を吹き返す動きとなった。低位株においては、政局混迷が強まれば、強まるほど、低位株に資金が振り向けられる構図が出来上がっており、底上げの動きが続きそうだ。それは、マザーズ人気が続いていることにも共通することで、iPhone(アイフォーン)関連のメディアシーク<4824>(東マ)や、スマートフォン関連のシコー<6667>(東マ)がストップ高で連日高値更新となっており、旬な材料を追いかける動きも続いている。また、RHJI(リップルウッド)保有の旭テック<5606>(東1)が続騰、ユーシン<6985>(東1)が連日高値と、3月期末を意識した動きも活発化しており、個人投資家好みの相場?!が続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:13 | 特集
2010年03月13日

日本5分割・5連休で取引所はどうなる=妻と夫の株ロマン


妻 春と秋に5連休を設けるそうですね。しかも、日本を5つの地域に分けて、西から順番に休みにするそうです。政府も、なかなか、思い切った案を出すわね。だけど、年取ってくると、毎日が連休ですから、とくに、嬉しいという気持ちにはなりません。

夫 そうだね。ただ、孫と一緒に出かけるには、混雑しないから助かる。

妻 それはありますね。5月のゴールデンウイーク、秋の連休には、道路も行楽地も大混雑です。異常なくらいです。それが、緩和されるのは、良いことだと思うわ。だけど、日本人は大混雑に慣らされているから、ちょっと、落ち着かない気持ちにもなると思います。

夫 それは、あるだろうね。自分達の地域が休んでいる時に、ほかの地域の人が仕事で頑張っていると思うと、取り残された気持ちになると思う。日本は、なんでも、同じという国民性だから。

妻 やはり、日本人は働きすぎ、ということですか。

夫 外国では、バカンスを1ヶ月くらい取るところもある。日本がそこまで、一気に休みを取るのは無理だろう。しかし、戦後を頑張ってきた日本が、仕事だけでなく、人生の生きがいに休暇を取り入れることは賛成だ。とくに、大量生産の時代から、付加価値の高い物づくりが求められている時代だから、リフレッシュを取り入れることで、「良い考えやヒント」が生まれると思う。

妻 民主党政権は、「観光」に力を入れる政策です。この流れにも沿っていますね。だけど、今だって、日本の祭日はかなり多いと思いますけど。

夫 たしか年間15日間くらい祭日があったと思う。しかし、年によって、土日と祭日の繋がりで大型連休になったり、そうでなかったりする。それなら、春と秋を毎年5連休として休みを取りやすくしようということだ。しかも、地域を5つに分けて順番に休みにすれば、一度にどっと押し寄せることが緩和できる。

妻 なぜ、日本を5つに分けるのですか。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 23:21 | 特集

『実体買い相場』へ:11年3月期の企業業績は向上=犬丸正寛の相場展望

■来週は『11年3月期の本格先取り相場』が展開

『実体買い相場』へ:11年3月期の企業業績は向上=犬丸正寛の相場展望 来週(15〜26日)以降の相場は、『11年3月期の本格先取り相場』が展開されるものとみられる。しかし、企業の決算集計に伴う「沈黙期間」入りで、マーケットが先取りしすぎると、新年度に小天井打ちの心配もある。
 NYダウ、日経平均とも「100年に1度といわれる世界大不況」の中で、共に、09年3月に安値をつけた。
 それから1年。世界が一致して景気テコ入れした効果で、景況感は目覚しく良くなっている。NYダウは09年3月の安値6469ドルから、前週末12日(金)には1万644ドルまで64.5%上昇。日経平均も09年3月の7021円を安値に前週末の1万664円まで51.9%上昇した。もっとも、日経平均は今年1月に1万982円まで戻し、この間の上昇率は56.4%となっている。

■日米とも経済の体力向上ではなく、落ち込みが大きかったことに対するリバウンド

 この1年間の上昇率が、NYダウが日経平均より大きいのは、昨年3月までの下げがNYの方が大きかった。アメリカ発の金融不安不況だったことがある。それだけに、ここでの相場上昇には、特に、アメリカは強い思い入れがあるはず。今年秋に中間選挙を控えているため、景気回復感を印象づけたい気持ちが強いとみられる。
 この点は日本にも似たところはある。7月に予定されている参議院選挙で勝利したい民主党。景気のバロメーターでもある株価が、安いより高い方が良いはず。
 ただ、日米とも、これまでの相場上昇に、共通しているのは経済の体力向上によるものではなく、落ち込みが大きかったことに対するリバウンドである。相場では、これを『変化率相場』と呼ぶ。麻雀なら、マイナス点数を少し取り返した程度である。勝負には、まだ勝ってはいない。
 たとえば、ソニー。なぜ、3月半ばになって急に動き始めたか。10年3月期がまもなく終わるからである。11年3月期を買う相場が可能となって来たからといえる。ソニーの10年3月期は営業赤字を当初の600億円から300億円へ縮小、当期赤字も700億円から300億円へ縮小した。赤字幅の縮小という、「変化率」は評価できても、赤字であることには変わりはない。企業が赤字ということは、言うまでもないが、株主から誉められることではない。特に、1株利益が赤字だからPERでの説明はできない。一般個人投資家に投資尺度で説明できないものを勧めることはまずい。説明責任違反にもなりかねない。

■『変化率相場』から、『実体買い相場』へ

 しかし、10年3月期が終われば11年3月期の説明に納得性が加わる。会社側は11年3月期の見通しは明らかにはしていないが、例えば、会社四季報では来期の1株利益を120円程度と予想している。これで計算したPERは約29倍。今後は、この約30倍のPERが妥当かどうかの判断になってくる。つまり、これまでの『変化率相場』から、『実体買い相場』に移ってくる。
 既に、同社は現在、決算集計接近で外部からの取材、問い合わせ等に応じない「沈黙期間」に入っているはず。このため、5月上旬の正式決算発表までは、「11年3月期への期待と先走りへの警戒」が入り混じった動きとなるはずだ。
 経済全体に対しても似たような見方は内包している。ここまで、景気は回復したものの、しかし、依然として『高い失業率を抱えたまま』、さらに、『以前にも増して膨れ上がった財政赤字』。この大きい2つの問題を抱えたままでの景気回復。このため、「昨年の悪い時からみれば良くなった」、しかし、「本当に失業が改善され、財政も良くなるのだろうか」という、「期待と不安」が入り混じった、庶民心理となるはずだ。
 かなりの高い確率で、11年3月期の企業業績は向上するとみていい。しかし、あくまで予想である。正式発表までは、あるていどの期待はよいとしても、先走りしすぎると、4月の新年度相場はいきなり反省売りに見舞われる可能性もなしとはいえない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:41 | 特集
2010年03月12日

【相場の羅針盤】相場の牽引役不在、物色一巡感からマザーズ優位の展開を想定

相場の羅針盤

 12日(金)の東京株式市場、11日の米株高や円相場の下落など外部環境が好転したほか、12日付日本経済新聞朝刊が「日銀が来週の金融政策決定会合で追加金融緩和を議論する」と伝わり、デフレからの脱却と日米金利差拡大による円安の進行への期待感が高まり、日経平均株価の大引けは86円31銭高の1万0751円26銭と続伸した。
 
 東証1部の売買高概算は26億7992万株、売買代金概算で2兆2319億円とSQ算出に伴う現物株売買が膨らみ、2009年6月12日(2兆9561億円)以来の高水準となった。東証1部上場1680銘柄のうち、値上リは992銘柄、値下りは502銘柄、変わらず172銘柄。
 
 東証33業種別指数は証券・商品先物、ガラス土石製品、化学、ゴム製品、精密機器、繊維製品、建設業、サービス業、医薬品、小売業など30業種が上昇、一方で、石油石炭製品、電気・ガス業、食料品の3業種が下落した。
 
 225採用銘柄の値上りは161銘柄、値下りは48銘柄、変わらずは16銘柄。

 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、ファーストリテイリング<9983>(東1)信越化学工業<4063>(東1)セコム<9735>(東1)ファナック<6954>(東1)トレンドマイクロ<4704>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、ソニー<6758>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)クレディセゾン<8253>(東1)ミツミ電機<6767>(東1)京セラ<6971>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、クラレ<3405>(東1)電通<4324>(東1)旭硝子<5201>(東1)オークマ<6103>(東1)荏原<6361>(東1)いすゞ自動車<7202>(東1)ニコン<7731>(東1)三井物産<8031>(東1)など13銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、昭和シェル石油<5002>(東1)1銘柄。

 日経平均株価は続伸、ソニー<6758>(東1)は反落したが、早くもディフェンシブのセコム<9735>(東1)が5日ぶりに急反発、武田薬品工業<4502>(東1)が3日続伸するなど、出遅れ銘柄を物色する動きが見られた。目先、SQ到来で売り方の手仕舞いとも思える動きとなったようだ。日経平均株価が、1月21日の終値1万0868円41銭以来の高い水準で終えたことから、当然、高値警戒感も出るところだろう。
 
 低位株においても、先駆していたツガミ<6101>(東1)が続落、連日高値のクラリオン<6796>(東1)が下げに転じた一方で、大東紡織<3202>(東1)旭テック<5606>(東1)東海染工<3577>(東1)の株価2ケタ銘柄が、東証1部市場の値上り率のトップ〜3位まで占めるなど、低位株においても出遅れ銘柄を物色する動きを見せた。
 
 東京株式市場に週の前半にも物色一巡感が出ることが予想される。ハイテクではソニー<6758>(東1)、海運株では川崎汽船<9107>(東1)、低位では、ツガミ<6101>(東1)クラリオン<6796>(東1)あたりが買い直されてくるか見極める必要がある。
 
 その一方で、インフォテリア<3853>(東マ)メディアシーク<4824>(東マ)シコー<6667>(東マ)が昨年来高値を更新し、マザーズ指数は1.61%上昇、日経平均は0.81%上昇、TOPIXは0.64%上昇、2部指数は0.41%上昇、ヘラクレスは0.20%上昇、日経JQは0.24%上昇と、マザーズ指数のパフォーマンスが一番だった。
 
 そのほか、米アップルの高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」や多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」関連では、ユビキタス<3858>(NEO)がストップ高で高値更新、2月末の携帯電話・PHS契約数で純増数7カ月ぶりに首位となったNTTドコモ<9437>(東1)関連では、精度99%の音声認識ソフトを開発と伝わったフュートレック<2468>(東マ)が続急伸している。
 
 政局の不透明感から、東証1部市場には相場の牽引役不在、全般底上げに上昇一服感が出た場合、新興市場の新しいテーマ銘柄に資金が集中することも想定されよう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:55 | 特集

「時代は癒しを求めている」からの連想で、「山」銘柄――銘柄ウォッチ

田北知見の銘柄ウオッチ 先日、美容院へ行ったところ、担当してくれたのは20代後半くらいの男性美容師さん、サブでついてくれたのは20代前半くらいの女性インターンさんだった。私はいつも、髪をやってもらいながら、お店の雑誌を読むことが多く、その日もそうしていた。

 その時見ていたのは女性雑誌で、「癒し」「パワースポット」をテーマに、全国の山や神社仏閣などを紹介している特集だった。すると、男性美容師さんがそのページを見て、「僕も旅行とか歴史が好きで、京都とか何度も行ってるんですよ。仏像とか見てると、癒されますよね」と言うではないか。私は仰天した。若い男性で、しかも美容師さんが? 私のイメージでは、「僕はファッションが好きで、渋谷とか原宿とかしょっちゅう行ってるんですよ。きれいな女性とか見てると、楽しいですよね」みたいな感じ。こう決めつけるのは、失礼かもしれないが…(笑)。

 そして、さらに仰天したのは、女性インターンさんも、「あっ、私もそういうの好きです〜。山とか眺めてると、癒されますよね!」と、ふつうに言ったことだ。私から見ると、20代の人が「癒し」を求めているのは、なんだか、そぐわない気がする。もちろんその場では、「ああ、そうなんですか〜」と話を合わせたが…。彼ら・彼女らくらいの世代のかたは、物心ついた時から不況で、就職が困難、難関をくぐりり抜けて就職できても激務が待っている、という人が多く、若くても「癒し」を求めてしまうのかもしれないなあ。と思ったのだった。

 というわけで、上記の文とはあまり関係なく(なんなんだ?)、社名に「山」のつく銘柄で、優良株を探してみた。

★山陽特殊製鋼〈5481〉(東1)

 新日鉄系の特殊鋼専業メーカー、山陽特殊製鋼<5481>(東1)を入れる。今期2010年3月期連結業績予想は、期中に下方修正し、売上高940億円(前年比42.2%減)、営業損失50億円(前年は52億4800万円の利益計上)、経常損失50億円(同47億9900万円の利益計上)、純損失40億円(同10億2200万円の損失計上)。需要回復の遅れ、原料価格の上昇、円安傾向による輸出への影響、棚卸資産評価損の戻入が当初予想を下回る可能性があること等を勘案しているという。

 チャートは1月28日につけた直近安値323円から反発し、以降は凸凹しながらも下値抵抗線は切り上げてきている。12日終値は2円安の374円。まずは前の高値385円ライン上抜けを目指す。信用倍率は約0.8倍の売り長となっており、買い戻しにも期待してみる。また、風力発電の軸受け用鋼材なども手がけており、環境方面からの買い材料もある。

★住友金属鉱山〈5713〉(東1)

 非鉄金属・電子材料、資源開発・精錬事業を行なっている住友金属鉱山<5713>(東1)を入れる。2010年3月期連結業績予想は、期中に上方修正し、売上高7070億円(前年比10.9%減)、営業利益550億円(同422.1%増)、経常利益750億円(同130.3%増)、純利益460億円(同109.3%増)とした。銅・ニッケルなどの非鉄金属価格の持ち直しによる資源・金属事業の好転、エレクトロニクス材料需要の回復による電子・機能性材料事業の業績好転を見込んだという。業界では、修正額から、さらに上ブレするとの予想も出ている。

 チャートは2月8日につけた直近安値1186円から反発し、以降は上昇トレンドで来ている。12日終値は4円安の1342円。ここ数日は1300円台央でのモミ合い傾向になっており、信用買い残も増えている。1300円ラインあたりの調整場面を待って拾い、次のフシ1400円ライン奪回を目指してみる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 16:41 | 特集
2010年03月11日

【相場の羅針盤】相場の牽引役不在も堅調、ソニーが連日高値で相場に明るさ

 11日の東京株式市場、前日の米国株式市場の上昇、1ドル90円台前半と円安推移などを好感し、日経平均株価の大引けは101円03銭高の1万0664円95銭と3日ぶりに反発した。中国で発表された2月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、同国の金融引き締めを警戒する場面も見られたが、押し目買い優位に上げ幅を拡大した。
 
 東証1部上場1679銘柄のうち、値上りは1280銘柄、値下りは281銘柄、変わらずは281銘柄。また、東証33業種別指数は29業種が高くなり、値上がり上位業種はその他金融、小売り、不動産、精密機器、建設、機械、卸売り、海運、証券・商品先物、電気機器など。

 225採用銘柄の値上りは177銘柄、値下りは35銘柄、変わらずは13銘柄。
 
 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、TDK<6762>(東1)京セラ<6971>(東1)ミツミ電機<6767>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)信越化学工業<4063>(東1)テルモ<4543>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、花王<4452>(東1)ブリヂストン<5108>(東1)セコム<9735>(東1)クラレ<3405>(東1)昭和シェル石油<5002>(東1)千代田化工建設<6366>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、電通<4324>(東1)日本軽金属<5701>(東1)オークマ<6103>(東1)荏原<6361>(東1)ミネベア<6479>(東1)三菱電機<6503>(東1)ソニー<6758>(東1)クラリオン<6796>(東1)シチズンホールディングス<7762>(東1)三井物産<8031>(東1)など13銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、昭和シェル石油<5002>(東1)1銘柄。

 日経平均株価は、3日ぶりに反発した。相場の牽引役とは言えないがソニー<6758>(東1)が連日の高値となったことは、市場に明るさが戻ってきた証拠だろう。相場のムードメーカー的な存在として注目されていきそうだ。任天堂<7974>(大1)も4日続伸で、SQ通過後の来週の相場にも期待が持てる状況となってきた。注目の海運株では第一中央汽船<9132>(東1)が上値追いとなっており、川崎汽船<9107>(東1)が、反発し9日高値355円抜けから一段高へ進む公算大だろう。また、クラリオン<6796>(東1)などが連日の高値更新と、低位の特定株比率の高い銘柄の人気も続いている。
 
 全般は週末控えで、下押す場面も想定されるが、相場の牽引役不在でも全般は底堅い動きとなることが予想される。また、立飛企業<8821>(東2)が高値更新と、エフィッシモキャピタル(旧村上ファンド)が保有する銘柄なども動いており、引き続き3月期末を意識した動きが随所で見られそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:02 | 特集
2010年03月10日

【相場の羅針盤】相場の牽引役不在でRHJI保有株など特定株比率の高い銘柄が上昇

 10日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは3円73銭安の1万0563円92銭と小幅続落となった。9日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が小反発、日本工作機械工業会が9日発表した2月の工作機械受注額(速報値)が前年同月比3.2倍となことを好感されるも、21円04銭高の1万588円69銭までの上昇にとどまり小動きとなった。
 
 東証1部上場1679銘柄のうち、値上りは558銘柄、値下りは961銘柄、変わらずは157銘柄。また、東証33業種別指数は10業種が高くなり、値上がり率上位はその他金融、その他製品、ガラス・土石、繊維、保険、精密機器、機械、電気機器、不動産、食料品の順。一方、値下がり業種は23業種で、上位は海運、石油・石炭、情報・通信、鉱業、ゴム製品、証券・商品先物、空運、銀行、輸送用機器、小売りなどだった。

 225採用銘柄の値上りは90銘柄、値下りは119銘柄、変わらずは16銘柄。
 
 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、京セラ<6971>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)電通<4324>(東1)キヤノン<7751>(東1)ソニー<6758>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、ファーストリテイリング<9983>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)ファナック<6954>(東1)KDDI<9433>(東1)TDK<6762>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、電通<4324>(東1)日本軽金属<5701>(東1)オークマ<6103>(東1)荏原<6361>(東1)ミネベア<6479>(東1)三菱電機<6503>(東1)富士電機ホールディングス<6504>(東1)ソニー<6758>(東1)クラリオン<6796>(東1)シチズンホールディングス<7762>(東1)三井物産<8031>(東1)の11銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、なし。

 日経平均株価は、41円幅の小動き。川崎汽船<9107>(東1)が、7日ぶりに小反落し小休止となった。東芝<6502>(東1)が続落となるなど、戻り一巡と思われる銘柄が増えた。1万0500円回復で目先上げ一服で続落は、想定内の動きとはいうものの、相場の牽引役不在で方向感のない展開。クラリオン<6796>(東1)鬼怒川ゴム工業<5196>(東1)黒崎播磨<5352>(東1)などが連日の高値更新と、低位株人気が続いているということは、相場の牽引役不在を物語っている証拠。
 
 今日の東証1部市場では、上記のクラリオン・鬼ゴム・黒崎のほか、RHJインターナショナル(リップルウッド)が大株主の旭テック<5606>(東1)が値上り率上位、ユーシン<6985>(東1)が高値更新と、特定株比率の高い銘柄が物色された。外部環境に不透明感が強まれば、3月期末を意識した特定株比率の高い銘柄の上昇が目立ってくるだろう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:10 | 特集
2010年03月09日

【噂の銘柄】パイオニアとオリジン電が急動意、ノルウェー銀行が取得銘柄に思惑買い

株式市場の話題 オリジン電気<6513>(東1)は、57円高の380円と続伸し東証1部市場値上り率トップとなった。一時80円高の403円ストップ高と買い進まれる場面も見られた。
 3月5日、日本経済新聞社が「ノルウェーの中央銀行であるノルウェー銀行がパイオニア<6773>(東1)の大株主になっていることが、同行が5日付で関東財務局に提出した大量保有報告書でわかった。3月2日時点でパイオニアの発行済み株式の6.05%を保有。23日付で実施するホンダ<7267>(東1)を割当先とする増資後も、保有比率は5.78%となり、シャープ<6753>(東1)の9.19%に次ぐ第2位の株主となるもよう。報告書によると同行は市場からパイオニア株を買い付けると同時に、パイオニアが実施した公募増資を1300万株引き受けたもよう。保有目的は「純投資」としている。同行はノルウェーの政府系ファンド(SWF)の資産を管理している。パイオニアの広報担当者は『先方から連絡はない』と話している」と報じたことを機に、パイオニア株が急動意付いたことから、オリジン電気株にも思惑買いが入った。
 財務省2月2日受付の大量保有報告書で、ノルウェー銀行がオリジン電気株を169万8,000株(5.07%)が取得したことが分かっているが、同銀行が101万5,500株保有しているピジョン<7956>(東1)も上昇しており、今後、同銀行が新たに取得したことが分かった銘柄は動意付く可能性が高まりそうだ。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 20:03 | 特集

【相場の羅針盤】日経平均株価は利益確定売り先行、低位株優位の展開続く

 9日の東京株式市場、日経平均株価の大引けは18円27銭安の1万0567円65銭と3日ぶりに小反落。昨日の米国株式市場が利益確定売り優勢に小反落した動きをそのまま引継いだ格好となった。
 
 東証1部上場1679銘柄のうち、値上りは589銘柄、値下りは920銘柄、変わらずは165銘柄。東証33業種別指数は8業種が高く、値上がり上位は不動産、金属製品、パルプ・紙、その他製品、ガラス・土石、水産・農林、電気機器、海運。一方、値下がりの大きい業種はゴム製品、陸運、サービス、空運、情報・通信、電気・ガス、鉄鋼、繊維、医薬品、非鉄金属などだった。

 225採用銘柄の値上りは70銘柄、値下りは137銘柄、変わらずは18銘柄。
 
 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、ファーストリテイリング<9983>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)京セラ<6971>(東1)NTTデータ<9613>(東1)ソニー<6758>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、ソフトバンク<9984>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)テルモ<4543>(東1)トレンドマイクロ<4704>(東1)アステラス製薬<4503>(東1)エーザイ<4523>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、荏原<6361>(東1)三菱電機<6503>(東1)クラリオン<6796>(東1)シチズンホールディングス<7762>(東1)三井物産<8031>(東1)の5銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、昭和シェル石油<5002>(東1)1銘柄。

 日経平均株価は、1万0500円回復で目先高値警戒感から利益確定売りで小反落と、想定内の動き。主力株に高値警戒感が出れば、低位株を物色する動きが強まる。本日もクラリオン<6796>(東1)が連日高値となっており、外部環境に左右されずに低位株を物色する流れは続くと予想する。また、注目の海運株は、川崎汽船<9107>(東1)が、5円安の343円と押す場面も見られたが、7円高の355円と1月19日高値359円まであと4円と堅調となった動きから、全般は堅調に推移しそうだ。しかし、相場の牽引役が見当たらず、どこか頼りなさを感じる相場展開と言わざるを得ない。
 
 225採用銘柄の値上り率上位を見ても、クラリオン<6796>(東1)のほか、パイオニア<6773>(東1)SUMCO<3436>(東1)日東紡<3110>(東1)ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)と、低位株が上位を占めており、全般相場は外部環境次第だが、主力株に上げ一服感、或いは買う材料が見当たらないとなれば、再度、信用売残が増加した好需給の低位株を物色する方向へ進むほかないだろう。
 
●信用売残増加ランキング
 
 1 三菱自動車<7211>(東1)
 2 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)
 3 JUKI<6440>(東1)
 4 池田泉州ホールディングス<8714>(大1)
 5 日本軽金属<5701>(東1)
 6 クラリオン<6796>(東1)
 7 日本板硝子<5202>(東1)
 8 三井物産<8031>(東1)
 9 丸紅<8002>(東1)
 10 住友金属工業<5405>(東1)
 11 商船三井<9104>(東1)
 12 林兼産業<2286>(東1)
 13 富士電機ホールディングス<6504>(東1)
 14 黒崎播磨<5352>(東1)
 15 河合楽器製作所<7952>(東1)
 16 ソニー<6758>(東1)
 17 IHI<7013>(東1)
 18 住友軽金属工業<5738>(東1)
 19 新日本製鐵<5401>(東1)
 20 牧野フライス製作所<6135>(東1)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:05 | 特集
2010年03月08日

【相場の羅針盤】ソニーが高値更新で投資マインド上向く、押し目買い姿勢強まると予想

 8日(月)の東京株式市場、日経平均株価は216円96銭高の1万0585円92銭高と大幅続伸となった。ザラ場ベースでは1月26日以来の1万500円台回復となった。2月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の減少幅が市場予想より小幅にとどまったことを受け、5日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に続伸、円相場が円安・ドル高に推移したことを好感しほぼ全面高。
 
 東証1部上場1680銘柄のうち、値上りは1225銘柄、値下りは313銘柄、変わらずは136銘柄。東証33業種別指数は31業種が高くなり、値下がり業種は空運、電力・ガスの2業種。値上がり率上位は精密機器、輸送用機器機械、鉄鋼、卸売り、海運、その他金融、証券・商品先物、不動産、ガラス・土石、電気機器、繊維製品など。

 225採用銘柄の値上りは213銘柄、値下りは10銘柄、変わらずは2銘柄。
 
 225採用銘柄の寄与度(プラス)ランキング上位は、ファナック<6954>(東1)京セラ<6971>(東1)ホンダ<7267>(東1)TDK<6762>(東1)テルモ<4543>(東1)
  
 225採用銘柄の寄与度(マイナス)ランキング上位は、富士通<6702>(東1)セコム<9735>(東1)ソフトバンク<9984>(東1)中部電力<9502>(東1)東京電力<9501>(東1)
 
 225採用銘柄の新高値銘柄は、電通<4324>(東1)富士電機ホールディングス<6504>(東1)ソニー<6758>(東1)クラリオン<6796>(東1)いすゞ自動車<7202>(東1)シチズンホールディングス<7762>(東1)三井物産<8031>(東1)の7銘柄。
 
 225採用銘柄の新安値銘柄は、なし。

 2月の米雇用統計で雇用者数が市場予想よりも減少しなかったため、米消費の回復の遅れに対する懸念が後退、外国為替市場で円相場が1ドル=90円台に下落したことも後押し、輸出関連中心に全般相場は堅調に推移した。日経平均株価は、2月22日高値1万0499円75銭を上回ったことで、市場全体に明るいムードが広がった。中でも、ソニー<6758>(東1)が2月3日につけた昨年来高値3235円を更新したことや、トヨタ自動車<7203>(東1)が2月12日高値3490円を上回り3500円台を回復したことで、投資マインドはかなり上向いてきた。また、川崎汽船<9107>(東1)が、1月19日高値359円まであと7円と迫るなど、海運株が上値を追う姿勢が強まっており、ひとまず、全般相場は1万0500円回復で目先高値警戒感から一服する場面があったとしても、押し目買い姿勢を強めると予想する。
 
 225採用銘柄ではクラリオン<6796>(東1)が連日高値で、上昇基調を強めており、輸出関連が一休みする場面では、低位株が賑わう展開と予想する。中国関連では、ペガサスミシン製造<6262>(東1)が連日ストップ高となっているが、日立建機<6305>(東1)が、1月27日から28日に空いた2073〜2185円のマドを埋めるかなど注目されよう。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 17:07 | 特集

年間予想未開示の激変織り込み銘柄で市場と読み比べ=浅妻昭治

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー まさに「啓蟄」で、冬眠を決め込んでいた虫(投資家)が穴(膠着相場)からびっくりして飛び出したように、前週末5日の日経平均株価は、223円高の急反発をした。同日付けの日本経済新聞朝刊が、3月16日ー17日開催の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和策の検討を開始すると観測報道し、昨年12月の新型オペ発動、その後の日経平均2割高の連想を誘ったことが引き金となった。
 呼応するように前週末の米国市場でも、ダウ工業株30種平均が122ドル高と続伸した。2月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数の減少が3万6000人にとどまって、市場予想の7万5000人減を下回り、米景気の先行き不透明感が後退したことが背景になったと伝えられている。日米ともの株高揃い踏みは、「啓蟄」から「立春」に向けて相場アノマリー(経験則)通り「節分天井、彼岸底」の出直り相場への期待を高めることになる。

 ただ、それにしても日本市場は、米国流にますます「イベント相場」化している感慨なきにしもあらずである。国際会議や選挙の政治スケジュールや経済指標の発表などが、株価を大きく上ぶれ・下ぶれさせるサプライズとなる傾向を強めているのである。投資家が等しく簡単にアクセスできるイベントを巡って株価が変動することは、それだけ市場が透明化したことを如実に裏打ちしているのかもしれない。
 しかしそのイベントをどう読み、どう先取り、どう市場を出し抜くかは、そう簡単ではない。とくに経済指標に関しては、まず経済指標の絶対値を推計し、次にその経済指標が市場でどう予測されているか平均値を探り、さらにこの市場予想と絶対値のギャップがサプライズとしてポジティブとなるかネガティブとなるか、さらに材料織り込み済みか悪材料出尽くしかなどなど、3段階の精査作業を経なければならないからである。しかもこれを指標発表と同時に瞬時に判断することを求められる。あまりのややこしさに作業を放棄して市場追随型を決め込みたくなるが、その市場もしばしば間違えるから始末が悪い。

 株式投資での重要イベントは決算発表だが、これも最近はやや変化がある。例えば信越化学工業(4063)である。同社は、今3月期期初に世界的に市場環境の急速に変化していて適切な年間予想値を算出することは困難として業績予想を未定とし、通期予想をやっと開示したのは、第3四半期決算を発表した今年1月になってからである。
 年間予想を開示しない常連株には、株式市況の動向が業績を大きく左右する野村ホールディングス(8604)を筆頭とした証券株のほか、日本電子硝子(5214)エルピーダメモリ(6665)アドバンテスト(6857)などがある。日電硝、エルピーダ、アドバンテストは、年間予想の開示の代わりに四半期決算の早期公表をディスクロ方針としており、日電硝に至っては念の入ったことに幅も持ったレンジ予想としている。
 イベント相場下でポジティブ・サプライズ、ネガティブ・サプライズが目まぐるしく交錯する変化の激しいなか、年間予想未開示の激変織り込み銘柄で市場と読み比べするのも一興である。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:01 | 特集
2010年03月06日

『4月新年度相場をにらんだ選別買い』が見所=犬丸正寛の相場展望

■消費関連、沖縄・九州関連銘柄に期待

『4月新年度相場をにらんだ選別買い』が見所=犬丸正寛の相場展望 来週(3月8〜12日)以降の動きは、『4月新年度相場をにらんだ選別買い』が見所となるだろう。3月相場は無理な動きがないため、4月新年度に期待できる動きとみていいだろう。材料的にも、(1)日本の予算が衆議院を通過し年度内に参議院も通って成立する、(2)中国も引き続き高成長が見込める、ことがある。
 予算の成立、執行で景気の二番底は避けられる見通しが強い。中国も引き続き8%の経済成長を目指すことから、対中国輸出が牽引して日本経済にはプラス効果。このため、4月からの新年度相場のシナリオは悪くない。4〜6月中には日経平均で1万2500円の可能性も強まっている。出遅れているTOPIXでもこの期間に1250ポイント程度が見込めるだろう。
 このため、3月は無理をするより、4月以降に備えて、活躍が期待できる銘柄の仕込みが中心となるだろう。
 物色の流れとしては、(1)中国関連,、(2)子供手当て支給で消費関連、(3)普天間基地のめどから、沖縄、九州関連、などが予想される。
 とくに、中国関連では不動産関連売りの消費関連買いの動きが鮮明となる可能性がある。バブル懸念から、土地開発関連は敬遠されるだろう。5月に上海万博が開催されることで、「建設投資一巡」、「消費盛り上がり」の流れが予想される。中国関連では、日本からの化粧品、ファッション、食品などが注目されるだろう。
 こうした銘柄は、同時に日本国内での消費関連株を刺激することが予想される。子供手当て支給も加わって、子供関連商品、外食、春のレジャー関連銘柄が期待される。また、普天間基地の沖縄、あるいは九州での移設ということになれば、経済支援期待で「沖縄・九州銘柄」が動くだろう。消費関連、沖縄・九州関連など内需関連はTOPIXへの寄与度が大きい。このため、4〜6月は日経平均型よりTOPIX型銘柄が優位とみられる。
 こうした4〜6月に活躍できる銘柄で、かつ、3月期決算で高利回り銘柄の下値を仕込む動きが来週から活発になるものとみられる。個人投資家にとっても、3月は絶好の仕込みのチャンスである。ただ、6月までに勝負する気持ちを忘れてはいけない。例年、『3月買い、6月売り』のパフォーマンスがもっともよい。逃す手はない。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:04 | 特集
2010年03月05日

【LED関連銘柄特集】普及本格化!次世代照明関連は株価が動意づく可能性大

■今後は店舗、商業施設、オフィスへのLED照明の導入が加速

特集 白色LED(発光ダイオード)を光源とする「LED照明」が、店舗やオフィスなどで本格的に普及し始めている。また家電量販店などでも、家庭用「LED電球」に対する消費者の注目度が高まっている模様だ。白熱電球や蛍光灯に代わる次世代の照明として、LED照明や有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)照明関連が、折にふれて材料視されるだろう。

 LED照明は、一般に普及している白熱電球や蛍光灯に比べて、価格面では高額だが、消費電力が少ないこと、寿命が長いこと、視認性が良好なこと、屋内外を問わず幅広く使えること、器具の小型化が容易なこと、デザインの自由度が高いことなどが強みとされている。

 こうした省エネ特性により、二酸化炭素(CO2)排出量の削減にも寄与すると期待されている。このため、2010年4月の改正省エネルギー法施行を控えて、エネルギー管理義務の対象事業者となるコンビニエンスストアや外食などの大手チェーンが、看板や店内照明にLED照明を導入する動きを強めているようだ。民主党新政権の温暖化ガス削減目標などもあり、今後は店舗、商業施設、オフィスへのLED照明の導入が加速するだろう。さらに、家電量販店などでは「10年間は交換不要」ということで、個人消費者の認知度が高まり、LED電球を買い求める人が増えているようだ。関連市場は急速に拡大する可能性が高まっている。

■株価も動意づく関連銘柄

 LED照明の製造は基本的には、白色LEDを基板に取り付けて照明器具に仕上げるもので、白熱電球や蛍光灯に比べて製造が比較的簡単だと言われている。このため、白熱電球と蛍光灯の分野で国内市場を分け合っていた5社、日立製作所<6501>東芝<6502>三菱電機<6503>NEC<6701>パナソニック<6752>が、LED照明器具へシフトを強めているのに加えて、大和ハウス工業<1925>シャープ<6753>なども積極展開を行っている。

 また白色LEDは、家庭用、店舗用、オフィス用の照明分野以外にも、液晶テレビのバックライト用、自動車ヘッドランプ用などに今後、採用が広がると予想されている。さらに次世代照明としては、コニカミノルタホールディングス<4902>本格事業化を進めている有機EL照明の動向も注目されるだろう。

■東京スカイツリーのライトアップはパナソニック電工のLED照明に決定!

 パナソニック電工<6991>は、東武タワースカイツリー株式会社(本社:東京都墨田区)が、東京都墨田区業平橋・押上地区で建設を進めている東京スカイツリーのライティング機器のパートナー企業に決定したと発表。ライティングデザインのオールLED化を目指し、タワー専用のLED照明器具の開発を進めていく。

■村田製作所はLED照明のオープン不良対策部品の小型品と大電流対応タイプを開発

 村田製作所<6981>は、LED照明のオープン不良対策部品「アンチヒューズ素子」の小型品と大電力対応品を開発した。すでに量産化している「1608サイズ」につづき、小型タイプの0603サイズ、大電流対応タイプの500mAタイプを量産化する。2012年には0603サイズ、許容電流700mA品を量産する予定。

■ノア:「LED照明商品」販売開始、収益基盤確立へ3本柱出揃う

 ノア<3383>は、LED&有機EL関連事業で「LED照明商品」について、海外の照明機器メーカー5社と代理店契約の基本合意に達し本格的販売を開始した。同社は、新中期経営計画で半導体事業に加え、今期から「太陽電池関連事業」並びに「LED&有機EL関連事業」を新たにスタートさせ、複合的な収益基盤の確立に取り組んでいる。LED照明商品の代理店権の獲得により、LED&有機EL関連事業を具体化させ、今後もデザイン性や省エネルギー、機能面で高付加価値をもつ競争力の高い海外メーカーとの代理店契約の拡充を図るという。収益基盤確立3本柱へLED関連事業が踏み出した一歩は大きい。

■フランスベッド:LED照明内蔵で自動点灯!歩行・動作補助手すりを発売

 フランスベッドホールディングス<7840>グループのフランスベッド(株)は、5m以内に近づくと自動点灯する「光って安心LED手すり」を3月2日から全国の福祉用具取扱店などで発売している。同製品は、介護保険住宅改修「手すり取付」対応商品で介護保険が適用される。

■光波のLEDランプ1022本を富士市本町商店街アーケードに設置

 光波<6876>は、同社が開発した40形蛍光管形LEDランプ1022本を静岡県の富士市本町商店街アーケードに設置し、2010年1月12日に点灯式が実施されている。同商店街では、従来の蛍光灯を蛍光管形LEDランプに交換することにより、年間電気使用量約2万6000kWh・CO2換算で約8.8トンの削減を見込んでいる。

■インターアクションLED関連と太陽電池関連で買われる

 インターアクション<7725>が2月1日付で、西安立明社とLED証明の販売について、販売総代理店契約を結んだことを材料視し買われる場面があった。昨年11月末の太陽電池生産で世界7位の中国インリー・グリーンエナジーHSDと製品供給契約を結び輸入開始も見直し材料となった。

■サンケン電気がLEDより6割安いバックライトを開発

 サンケン電気<6707>は、薄型TVのバックライト用光源として普及し始めているLEDより6割安く、消費電力も同等な液晶TV用蛍光管バックライトを開発。現在主流の冷陰極蛍光管(CCFL)との比較では、32型の液晶テレビの場合、通常は光源として6本のCCFLが必要だが、2本で済むようになるという。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:46 | 特集

【特集】今期黒字転換と京都の志士達組み入れ期待の銘柄とは?

特集■オムロンが高値更新、UBSの「強気」継続が後押し2300円前後のフシ挑戦へ

 週末5日(金)、オムロン<6645>(大1)は、102円高の2060円と続伸し2月25日につけた昨年来高値1987円を更新、08年8月以来の2000円大台回復となっている。

 5日付でUBS証券が同社株の投資判断を「Buy」(強気)継続で、目標株価を2400円を据え置いたことを好感した買いが増勢となった。同証券では、中国現地法人の好調ぶりを評価しており、5日付の日本経済新聞朝刊が「5日から開幕する中国の全人代で財務省が同日発表する2010年度予算案では、財政支出が前年度に比べ約11%増の8兆4500億元(約110兆円)程度と、過去最大を更新する見通し」と伝えたこともあり、中国関連との見方も強まったようだ。

 同社は、1月28日に2010年3月期業績予想の上方修正を発表。固定費支出の圧縮を主とした収益対策効果に加え、特に主力の制御機器事業の日本・中国を中心とした生産回復による需要増と健康医療機器事業の堅調な業況によって、売上高は従来予想の5100億円から5200億円、営業損益は同トントンから100億円の黒字、経常損益は同35億円の赤字から55億円の黒字、最終損益は同20億円の赤字から30億円の黒字と黒字転換する見通しを好感し、1700円割れ水準から上昇。

京都の志士達の設定で、『京都銘柄』が異彩高へ また、2月19日には日本経済新聞社が「東芝<6502>(東1)は4月から、住宅用の太陽光発電装置の市場に参入する。米サンパワー社製の発電効率の高い太陽光発電パネルを輸入し、東芝ブランドで販売する。2015年に売り上げ500億〜600億円、国内シェア20%を目指す。09年の同装置市場は発電能力ベースで前年比2.3倍に拡大しており、家庭用機器の中核事業に育てる」「サンパワーがパネルを生産するフィリピンから輸入し、オムロンからOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受ける周辺機器を組み合わせて販売する」と伝えたことから、太陽光発電関連として期待感が高まった。
 加えて、同19日、大和証券が設定の投資信託「ダイワ・ニッポン応援ファンド(京都の志士達)」に京都市に本社がある同社株が組み込まれるのではないかとの思惑も刺激材料となり2月25日高値と買われた後も、下値を切り上げ、煮詰まり感が出ていた。

 株価は、11月27日の安値1393円を底に、25日移動平均線を下値支持線として上昇トレンドを継続、信用取組倍率0.35倍の好需給を下支えに2300円前後のフシ挑戦となりそうだ。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 19:34 | 特集