[特集]の記事一覧
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記事一覧 (11/25)師走Jリーグ相場のギリギリで株券電子化関連のイベント対応も一考余地
記事一覧 (11/22)今週はこう動いた(データで見るこの1週間の動き)
記事一覧 (11/22)なぜ、GM、フォードを救済しないのか−株ロマン
記事一覧 (11/19)買い戻し期待で売り長の優良銘柄を物色(田北知見の銘柄ウォッチ)
記事一覧 (11/17)「ホリエモンの呪い」もそろそろ解けて、セブン銀行を先頭にIPO銘柄にもようやく再出番余地
記事一覧 (11/16)今週はこう動いた(データで見るこの1週間の動き)
記事一覧 (11/15)荒れる相場の行方について−株ロマン
記事一覧 (11/12)麻生総理からの「生活応援料」、あなたなら何に使いますか
記事一覧 (11/10)「5勝4敗2分け」の電力株はもう1回の上方修正チャンスを待ち伏せも一考余地
記事一覧 (11/08)アメリカの新大統領決定で相場の動きは−株ロマン
記事一覧 (11/06)年内規制撤廃で自社株買い発表企業に照準
記事一覧 (11/05)まだ買える!配当+株主優待銘柄特集(11月)
記事一覧 (11/04)鍋物食材銘柄特集−景気の波に左右されにくいディフェンシブ銘柄としても注目
記事一覧 (11/04)「政治銘柄」の季節が続く渦中では忙しい波乗りより腰を据えて内需主力株
記事一覧 (11/01)パナソニックが三洋電機を買収−株ロマン
記事一覧 (10/27)スピード違反の暴落相場のラストリゾートに「タンス預金」関連株も浮上?
記事一覧 (10/25)今後予想される相場のサイクル−株ロマン
記事一覧 (10/20)「バブルの損はバブルで取り返せるのか?」−−難問解決の前に救世主銘柄の一角にパチンコ関連株が浮上も
記事一覧 (10/18)紅葉から連想した、温暖化対応の関連銘柄(田北知見の銘柄ウォッチ)
記事一覧 (10/17)激しい値動きの相場について−株ロマン
2008年11月25日

師走Jリーグ相場のギリギリで株券電子化関連のイベント対応も一考余地

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー いよいよ師走相場である。しかし、年内あと1カ月を残すばかりになっても相場の方向性はなお不透明である。まるでサッカーのJリーグのようである。JリーグのJ1は、あと残り2節(2試合)となっているが、上位、下位とも勝ち点5のなかに6チームがひしめき合って、優勝争いは本命不在、J1の残留・J2への降格争いも、すでに降格決定のコンサドーレ札幌を除きもまったく先が読めない。
 解説者の多くは「最終試合のロスタイムのギリギリまでもつれる」と予想を放棄してしまっている。上位チームが、下位チームに必ず勝つ鉄板ゲームは影を潜め、プロ泣かせの展開が続いているからだ。それだけ生き残りをかけてどのチームも死力を振り絞っているのである。
 師走相場も、大納会の大引けギリギリまで強気相場か弱気相場かなお迷走しそうだ。日替わりで強気と弱気が混在し、日経平均が300円、400円幅の急騰、急落を繰り返す展開である。今日の好材料が明日には悪材料に一変し、明日の悪材料が明後日の好材料に様変わりするのが日常茶飯事となっている。その日替わりメニューに巻き込まれたら最後、振り回され、振るい落とされついには擦り切れてしまう。よほど心して相場に臨まなくては、放り出されるのがオチである。
 そうした師走Jリーグ相場で、確実に進行する証券イベントがある。株券電子化である。決済異合理化法に基づき上場企業約4000社の3800億株の株券を紙から電子データに切り替える作業で、実施日は来年1月5日である。同イベントの相場へのマグニチュードは、2つ想定される。まず一つのヤマは、なおこの手続きの済んでいない「タンス株」の動向である。100億株と推定されるタンス株が、ほふりへの預託期限の12月19日に向けて売り要因となるか中立要因となるかである。
 次は、電子化後のほふりの対象とならない端株を整理するために株式分割と同時に単元株制度を採用する銘柄の動向である。いずれも実施日の前々日の1月3日を基準日に4日が効力発生日となるが、それに先立ち12月25日から大納会の12月30日まで売買停止となり、売買再開は大発会の来年1月5日となる。
 この株式分割銘柄は、17銘柄を数える。NTT(9432)JR東日本(9020)やメガバンクの三井住友FG(8316)みずほFG(8411)、さらに日本製紙G本社(3893)などが含まれており、強気・弱気の相場感を離れてイベント買いも一考余地がありそうだ。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | 特集
2008年11月22日

今週はこう動いた(データで見るこの1週間の動き)

●今週(11月17〜21日)はこう動いた
  7日(金) 14日(金) 比較(%)
日経平均(円) 8,462 7,910 ▼6.5
TOPIX 782 802 ▼2.5
JQ平均(円) 1,083 1,064 ▼1.7
大型指数 857 797 ▼7.0
小型指数 1,236 1,228 ▼0.6
売買高(億株) 20.9 24.8 △18.6
売買単価(円) 819 730 ▼10.8
時価総額(兆円) 276.9 246.0 ▼11.1
PER(倍) 14.0 13.6 ▼0.4ポイント
利回り(%) 2.47 2.53 △0.06ポイント
PBR(倍) 0.95 0.90 ▼0.05ポイント
NY(ドル) 8,497 8,046 ▼5.3
上海 1,986.438 1,969.389 ▼0.85
トヨタ(円) 3,140 3,080 ▼1.9
新日鉄(円) 279 270 ▼3.2
三商事(円) 1,291 1,042 ▼19.2
大和証券G(円) 506 429 ▼15.2
ソフトバンク(円) 1,192 1,155 ▼3.1

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:56 | 特集

なぜ、GM、フォードを救済しないのか−株ロマン

■成功者も失敗者もない社会へ行くのかどうか「アメリカンドリーム」のアイデンティーが問われている

妻NYはよく下げますね。景気が悪くなることは分かっていても実際にこれだけ下がると手を出し難くなります。

夫そうだね。昔から、『人も我も、弱気となって底が入る』と言われた。他人より勉強して、自分だけは見通しは的確であると思っていても、現実の悪いことを次々と見せつけられると、自信がなくって、信念をくつがえして、「やはり良くないのかな」、と思うようになり、持株を投げる。往々にして、そういう時が底になると教えている。話は飛躍するけど、石川五右衛門が釜あぶりで処刑されたとき、とうとう最後は頭の上にかざしていた自分の子供を尻に敷いたと、亡くなったおばあさんが語ってくれた。最後は信念より自分の身が可愛いということのようだ。

妻そうよね。簡単には、自分を犠牲にしてまでという気持ちにはなれませんわね。あなたも、わたしを大切にしないと「損切り」するわよ。

夫それだけは勘弁。この歳では、ひとりで生きていけない。

妻アメリカの自動車の救済が進まないことが、今の大きい悪材料のようですね。どうして、進まないの。AIGは助けたのに。

夫自動車は、世界へ販売していても、ある意味、売り放しでいい。しかし、保険はそうはいかない。保険は売った後も契約が続いている。AIGは、助けないわけにはいかない。

>>全文を読む(なぜ、GM、フォードを救済しないのか−株ロマン)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:38 | 特集
2008年11月19日

買い戻し期待で売り長の優良銘柄を物色(田北知見の銘柄ウォッチ)

田北知見の銘柄ウォッチ 市場の先行き不透明感が続くなか、多くの銘柄が「今後、下がる」と見られているせいか、多くの銘柄でカラ売りが増えているようだ。今後はカラ売り規制強化もあいまって、売り長の銘柄に、多く買い戻しが入ってくると見る。信用低倍率の、優良銘柄を探してみた。(2008/11/01 株マニ)

■福山通運<9075>(東1)

福山通運は大幅な売り長で、売り残も増加。下値を着実に切り上げ

 福山通運<9075>(東1)は広島県福山市に本社を置く運送会社。西日本市場に強く、近鉄系であり、日立物流と提携している。
 現在の信用残は0.02倍と大幅な売り長。かつ、売り残が増えている。10月31日の終値は415円。
 7月15日につけた年初来安値335円を底に、反発。凸凹しながらも下値を切り上げてきている。押し目を拾って、前の高値450円ラインまでの戻りを目指したい。

■シマノ<7309>(東1)

自転車部品・釣具メーカーのシマノは売り長だが、買い戻しが増加。好業績、底値圏

 シマノ<7309>(東1)は自転車用の駆動・ブレーキ部品の大手メーカー。釣具メーカーとしても有名だ。現在の信用残は0.02倍と大幅な売り長となっているが、買い戻しが入ってきている。
 10月31日終値でPERは約12倍と割安。チャート的には底値圏。次のフシ4000円ラインまで戻していきたい。
 業績は好調に右肩上がり。今期2008年12月通期連結業績予想は、前年比2ケタ増収増益を見込んでいる。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:16 | 特集
2008年11月17日

「ホリエモンの呪い」もそろそろ解けて、セブン銀行を先頭にIPO銘柄にもようやく再出番余地

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー あの旧ライブドアの堀江貴文元社長の「ホリエモンの呪い」なのか、「IPO(新規株式公開)神話」が不発である。10月27日以来、IPO銘柄は、7銘柄連続で初値が公開価格を下回るワースト記録を更新中だ。かつては全般相場が調整期入りすると、必ず短期投資資金がIPO市場に大挙流入し、アッという間に2倍、3倍に大化けする銘柄が出て、その余勢で上場直後の「直近IPO」銘柄までが大きく買い直されたのとは様変わりである。上値にシコリはない、内需関連業態銘柄が多いとセールストークされて構築された「IPO神話」が、バブルの夢と消えて久しい。
 足元だけが不調ではないからだ。今年のIPO自体が惨憺たるパフーマンスとなっているのである。年間のIPO銘柄は、年内にあと8銘柄の新規上場(11月13日承認現在)を残しているが、これを含めても48銘柄と昨年の121銘柄に比べて6割減となる。しかも、既上場の40銘柄の初値形成状況も、6割の29銘柄が公開価格を割り、全体では「10勝29敗1分け」と大幅負け越しだ。もちろんIPO投資は、「小さく生んで大きく育てる」のが本来の投資セオリーだが、初値後のセカンダリー・マーッケットも、初値形成状況同様に芳しくない。
 しかし「陰が極まれば陽となる」のは、古今東西の冷厳たる事実でもある。「夜明け前が一番暗い」のである。ライブドア事件から足掛け3年、「ホリエモンの呪い」がそろそろ解けてもいい頃合である。もう一度、IPO投資の基本に立ち戻ってみるのも、あるいは一法となるかもしれない。IPO銘柄より主力株の方が値動きがいいと乗り替る投資家が増えているが、ストップ高とストップ安を日替わりで繰り返す主力株の方が、よっぽどハイリスクでバブル臭い。
 そして、この相場逆流をリードしそうな銘柄が名乗りを上げてきた。今年2月に新規上場されたセブン銀行(8410・JQ)である。国際分散投資をする世界の機関投資家が、ベンチマーク(運用指標)としているモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル・バーラ(MSCIバーラ)の指数構成銘柄に新規に組み入れられることが、この中間期決算開示時を発表した今3月期業績の上方修正に続く追撃材料となり、株価を刺激する公算が大きいからだ。
 11月25日大引け後に新規組み入れ開始の予定であり、ここから一段高するようなら、年内残り8銘柄のIPO株や既上場の直近IPO40銘柄に、年末相場でやっと出番が回ってくる展開も想定されることになる。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:39 | 特集
2008年11月16日

今週はこう動いた(データで見るこの1週間の動き)

●データで見るこの1週間の動き
   7日(金) 14日(金) 比較(%)
日経平均(円) 8,583 8,462 ▼1.4
TOPIX 879 846 ▼3.7
JQ平均(円) 1,088 1,083 ▼0.4
大型指数 903 857 ▼5.0
小型指数 1,258 1,236 ▼1.7
売買高(億株) 27.1 20.9 ▼4.4
売買単価(円) 805 819 △1.0
時価総額(兆円) 286.9 276.9 ▼3.4
PER(倍) 14.5 14.0 ▼3.4
利回り(%) 2.45 2.47 △1.0
PBR(倍) 0.98 0.95 ▼3.0
NY(ドル) 8,943 8,497 ▼4.9
上海 1,747.713 1,986.438 △1.1
トヨタ(円) 3,460 3,140 ▼9.2
新日鉄(円) 303 279 ▼7.9
三商事(円) 1,527 1,291 ▼15.4
大和証券G(円) 549 506 ▼7.8
ソフトバンク(円) 1,173 1,192 △1.0

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:22 | 特集
2008年11月15日

荒れる相場の行方について−株ロマン

■日米とも1日平均200ポイント以内に落ち着かないと買えない

夫これだけ、日米の株価が大きく変動すると、怖くて手が出せないよね。

妻そうなんです。100年に一度の大金融不安と、言われているのですから、動くのは分ります。しかし、同時に一方では、一般の方も歴史的な買い場だと思っています。だけど、これだけ動きが激しいと手が出し難いと思うわ。私の、お友達も久しぶりに買いたいと言っていますのよ。

夫10月の下げでは、個人の投資家の方々は1兆円くらい買い越したと言われている。しかし、11月に入ってからは、動きについて行けなくて腰が引けているようだ。

■最近のNYダウと日経平均の変動幅は大きい

妻データ的にはどのくらい変動が激しいのですか。

夫NYダウは、高い方では10月13日に936ドル高、10月28日に889ドル高がある。300ドル高、以上は最近では6回もある。反対に、安い方でも9月29日に777ドル案、10月15日に733ドル安がある。300ドル以上安い日が最近だけで10回にもなっている。

妻日経平均は。

夫高い方では10月14日の1171円高がある。

妻ああ、あの時ね。ジョインベスト証券が顧客の注文状況を丸1日間も連絡できず、金融庁から業務改善命令を受けた。

夫そうなんだ。相場変動が大きすぎるからなんだ。日経平均は安い日も目立っている。10月16日には1089円安、10月8日には952円安があった。

>>全文を読む(荒れる相場の行方について−株ロマン)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 06:51 | 特集
2008年11月12日

麻生総理からの「生活応援料」、あなたなら何に使いますか

コラム(株式投資情報ブログ) 麻生総理の政策で1人当り1万2000円の「生活応援料」が支給される見通しだ。65歳以上と、子供には8000円が上乗せされる。さすが、会社経営の経験のある総理だ。アメリカの新大統領オバマさん流に言えば、「黒人、白人ではなくアメリカ合衆国だ」というこから、「国民全員に1万2000円を支給して元気を出そう」ということだ。日本を元気にするには、「国民全員」の気持ちが大切である。
 ただし、高所得者は辞退して欲しいという。しかし、筆者は、所得は多くないが、高所得者にこそ差し上げればいい。なぜなら、彼らは貯金はしないで高額品を買ってくれるからだ。景気テコ入れが目的というのなら中途半端なことはしないことだ。
 さて、どこに使うか。株を買うには、いくら株価が下がっているとは言っても、少々、足りない。あなたならどうしますか。

 ☆小学生以下=親が、有難く預かって使い道を考えます。
 ☆中学生=ゲームソフトなどに使います。
 ☆高校生=デート代、食事代です。
 ☆大学生=友達と美味しい物を食べに行き、カラオケです。もちろん、デート代にも。女性なら化粧品やファッションの小物の購入。
 ☆20〜30歳代=やはり食事、カラオケでしょうか。ちょっと食事は豪勢に。
 ☆40〜50歳代=多分、奥さんにまきあげられます。日頃の生活費の足し。家族でワンクラス上の値段の食事ですね。
 ☆60歳代〜=あまり使うこともないね。孫にお小遣いとして上げて、残りは貯金かな。


ということで、株買いはちょっと無理。外食にお金が一番流れそうです。特に、このところ、節約ムードで家庭内食事が増えていましたから。ならば、外食関連株を狙うのも一法。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:04 | 特集
2008年11月10日

「5勝4敗2分け」の電力株はもう1回の上方修正チャンスを待ち伏せも一考余地

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 電力株は、かつての円高不況時には常に自他ともに許すリリーフエースであり続けた。政府の打ち出す経済対策には、必ず電力業界への円高差益還元と設備投資前倒し要請が盛り込まれ、景気下支え・浮揚役が期待された。要請に応えるその経営のフトコロの深さと実力は、電力自由化にも異を唱えず、安定・低廉供給を合わせて実現する公益事業株の鏡ともされた。
 その権威が地に堕ちたのは、相次ぐ原発のトラブル隠し、中越沖地震による東京電力柏崎刈羽原子力発電所の長期運転停止がきっかけとなった。もう何代も、財界総理といわれる日本経団連の会長ポストに就いていない。
 株式市場でも、円高関連株といえばまず電力株とするのが定番であった。ところが今回は、紙パルプ株の後塵を拝している。2008年9月中間期決算の発表でも、会社が軒並み上方修正となったわけではないのが迫力を欠く要因である。沖縄電力、電源開発を含め11社中で、上方修正(勝ち)は5社、下方修正(負け)は4社、据え置き(引き分け)が2社の5勝4敗2分けのマバラな結果となった。しかも、上方修正といっても東京電力(9501)が代表するように、赤字幅が縮小する程度にとどまるケースが大半である。経済産業大臣の激変緩和措置要請で、来年1ー3月の燃料費調整制度による料金値上げを半分に値切られたことも少なからず影響している。
 しかし、電力株の上方修正はこれ1回きりとは限らない。原油価格の動向次第でもう一度チャンスが来るはずで、来年2月の第3四半期決算発表時あたりがそのポイントとなる可能性がある。例えば東電は、第1四半期決算発表時に期初想定の原油価格1ドル=95ドルを125ドルに見直し中間期決算を下方修正したが、中間期決算公表時には今度はこれを110ドルに引き下げて通期業績を上方修正した。現在の原油価格は、100ドルをあっという間に下抜いて60ドルレベルまで急落しており、円高とのダブル効果を享受するかもしれないのである。さらにこの冬が厳冬にでもなれば、販売電力量に厳冬特需が上乗せとなる。
 相場がすでに大底を打っているとすれば、最も好パフォーマンスが期待できるのはハイテク主力株の逆張りだろう。しかしそんな上げ、下げのめまぐるしい高速エレベーター相場は、怖くて乗り切れないとする向きには、電力株の再上方修正を待ち伏せ買いするのも一考余地がある。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:34 | 特集
2008年11月08日

アメリカの新大統領決定で相場の動きは−株ロマン

■「We are大統領」への期待は非常に強い

妻アメリカの大統領がオバマさんに決まりました。事前から高い人気でしたが、結局、人気そのままでしたね。アメリカの国民はオバマさんの「変化」を選んだということでしょうか。

夫そうだね。世界における今のアメリカの地位低下を考えると、今までの手法を変えなくてはいけない、という思いは国民には強いと思われる。マケインさんには、ごめんなさいだけど、オバマさんと並ぶと、若さという点で差がついてしまう。今は、老練さより、1777年の建国以来のピンチだから昔のアメリカを取り戻すことからも若いオバマさんを選んだと思われる。

妻オバマさんの良いところは、言葉が「I am」ではなくて、「We are」が中心になっていると思うの。今の世の中、日本でもそうだけど、「私が、私が」が中心になり過ぎています。戦争のない平和な社会だから、各個人が自己の繁栄を求めるのは分かるけど、今度のサブプライム問題のように行過ぎると問題ね。今の日本だって、自分勝手な事件を起こすことが多いわ。自分も大切だけど、社会も大切であることをお互いに見詰め直すところだと思うわ。

夫アメリカだけでなく世界中が、「個人と国家の関係」を見詰め直すよいチャンスかもしれないね。さらに、進めて、地球における国家と国家のありようが大切になってきたね。化石資源、鉱物資源、食糧資源が乏しくなってるし、環境問題だって放っておくと地球がだめになってしまう。ひとつの国だけが繁栄するばそれで善しということではなくなっている。そういう意味ではオバマさんは時代の要求の中で登場したと言えるだろうね。

妻とは言っても、「衣食足りて礼節を知る」と言われるように、各国とも経済を立て直すことが大切だと思います。

夫そうだね。オバマさんの優先順位のトップは経済の立て直しにある。世界で一番豊かだと思われた国が実際はもっとも苦しんでいる。アメリカは自由を旗印とした小さな政府がセールスポイントの国家だけど、今度の問題で自由も行き過ぎると、むしろ高くつくことが分かった。政府があるていど介入することも大切になってくる。これまで日本に対しては「社会主義的な資本主義国家」と言われ、少々、ばかにされてきたけど、かえって日本流が注目されるのではないかと思う。

>>全文を読む(パナソニックが三洋電機を買収−株ロマン)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:11 | 特集
2008年11月06日

年内規制撤廃で自社株買い発表企業に照準

自社株買い銘柄金融庁が自社株取得制限の
年内撤廃を発表


 自社株買いは、自社の株式を市場から吸い上げることとなるため、買い入れた自社株を消却した場合には、1株当たり利益のアップにつながるとともに資本効率(ROE)の改善にもなることから、株主価値の向上(株主還元)をもたらすとして、積極的に導入する企業が増えている。また、裏返してみればそれだけ余剰キャッシュがあるということで財務面での逼迫した不安はないともとれる。それより何よりも自社の株価が安い(評価が低い)として自社の株価に危機意識をもっている姿勢としてアピールする意義は大きい。

意義ある自社株買い企業の「株価に対する危機意識」

 最近では、株価急落の防衛として業績の下方修正発表と同時に実施を表明するケースが多いが、ここでは足もとの業績好調で、中・長期でも継続的な成長が期待できる企業をピックアップしてみた。

>>特集 年内規制撤廃で自社株買い発表企業に照準(全文)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:46 | 特集
2008年11月05日

まだ買える!配当+株主優待銘柄特集(11月)

マーケット低迷時に魅力増すインカム銘柄

マーケット低迷時に魅力増すインカム銘柄 当面マーケットの明確な回復が見込めない中で、注目したいのが高配当・魅力的な株主優待を実施しているインカムゲイン銘柄である。相場に左右されない、確実に得られる点も日本人の気質に合った還元といえる。優待人気を発行体企業も実感しており、既に全上場企業の約25%強が株主優待を実施しており、そうした企業の中には非常に魅力的な還元を行っているところも多い。銀行預金も以前低利が続く環境の中、そうした魅力的なインカム銘柄でまだ間に合う11月末権利確定銘柄をピックアップしてみたい。

>>まだ買える!配当+株主優待銘柄特集(11月)全文
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:41 | 特集
2008年11月04日

鍋物食材銘柄特集−景気の波に左右されにくいディフェンシブ銘柄としても注目

鍋物食材銘柄特集

鍋物食材銘柄特集景気の波に左右されにくい
ディフェンシブ銘柄としても注目


 11月に入ってから気温もグッと低下、日も短くなり「寒い冬」の気配をはっきりと感じる季節になりました。そこで多くの日本人が晩に囲みたくなるのが冬の定番料理といえる「お鍋」、つまり鍋物料理です。

 一般的に食品産業は「ディフェンシブ銘柄」の一つに数えられ、多少の影響は免れないとしても、他業界と比べれば、比較的景気の波に左右されにくい業界とも言えます。実際、どんなに景気が悪化しても「食」は人間生活のうえで放棄することは出来ませんし、やはり「食べたい」ものを食べたいと思うのは景気に全く関係ない人間の生理的欲求でもあります。
 こうした「ディフェンシブ銘柄」の一種である食品産業の中でも、特にこれから需要の増える「お鍋」に多く関わっている業界に今回は注目してみたいと思います。

>>鍋物食材銘柄特集の全文(関連銘柄)


提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:12 | 特集

「政治銘柄」の季節が続く渦中では忙しい波乗りより腰を据えて内需主力株

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 国会で解散風が吹き始めて総選挙が近付くと、必ず「政治銘柄」の出番が巡ってくるのがかつての兜流であった。噂が立つのは、決まって低位値ごろで無配、赤字の限界企業で、誰々、どこどこ派閥の選挙資金稼ぎとの尾ひれが付いた。株価は、噂とともにアッいう間に急騰し、チョウチン筋が飛び付くとそこが天井で、往って来いの急落となるのを通常の相場パターンとしていた。
 現在は、麻生太郎内閣の成立とともに吹いていた解散風が凪いで、「政治銘柄」の季節が遠退いたかと思ったら、立派に「政治銘柄」が続出している。業績下方修正銘柄である。業績を下方修正したにもかかわらず急騰に次ぐ急騰で、ホンダのように、2回も下方修正をしたのにストップ高するケースまで出ている。ストップ安ならまだしも、通常の投資セオリーからは説明し難いストップ高である。これも「政治銘柄」と割り切れば納得が行く。
 ただし、この「政治銘柄」は、かつての選挙資金稼ぎではなく、「政策関連」という「政治銘柄」である。「100年に一度の津波」に対して、先進各国が揃って公的資金注入や強調利下げに動き、急激な円高に歯止めがかかれば、下方修正要因の一つが消滅することにある。さらに空売り規制などの市場対策を強化するとなれば、売り方も慌てて買い戻しに走らざるを得ない。
 「政治銘柄」の季節は、まだ長引きそうだ。まず10月31日の日銀の政策金利の0.2%引き下げが、円高阻止となるのかならないのか試され、11月4日の米大統領選挙で下馬評通りにオバマ候補が当選するのかを待ち、11月15日の緊急首脳会合(金融サミット)に集う20カ国・地域の首脳が、「100年に一度の津波」をシャットダウンする政策協調を打ち出せるのか確認することなる。
 この間は強気の相場感も当たり、弱気も当たる方向感の定まらないが続く。高値で強気になって買い、安値で弱気になって売って、買いでやられ売りでやられる間違いが起こないとも限らない。面白い波乗りができることになると、そんな忙しい相場のアヤ取りに腕に覚えのある投資家は少数派だろう。ジックリ腰を落ち着けたい投資家には、花王(4452)資生堂(4911)などの内需主力株が無難となりそうだ。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:29 | 特集
2008年11月01日

パナソニックが三洋電機を買収−株ロマン

■作れば売れる供給優先の時代は終わり

妻今日の朝刊でパナソニックが三洋電機を買収すると載っていたわ。すごい、お話ですね。

夫そうだね、大きい話だね。パナソニックが、三洋電機の株主から保有株を買い取るという。三井住友銀行の4327万株(全体の2.3%)ほか、大和SMBC、ゴールドマンサックスなどからの取得を予定しているという。年内にも合意を目指す方向ということのようだね。

妻両社の株価を31日の終値で見ますと、パナソニック1512円、三洋電機145円です。この株価から見ますと、このままでは三洋電機は先行き苦しいということですね。もともと、両社は親戚みたいな間柄ですから、パナソニックが救済するということでしょうね。

夫そうだね。三洋電機の過去最高の株価は1990年に1080円があった。その頃の松下電器は2200円くらいだったから、開きは2倍くらいだったが、今は10倍になってるね。しかも、三洋電機の株価は東証1部の単純平均237円(31日)を39%も下回っているんだ。つまり、マーッケトでの評価はかなり低い。

妻三洋電機は野中ともよさんが経営者に顔を出されていましたね。会社四季報を見ましたら2006年3月期から無配なんですね。てっきり、配当は実施してる思ってたわ。有利子負債は多いのですか。

■本業の儲けを表す「営業利益率」が大切

夫週明け5日に9月中間決算を発表予定で、最新データではないけど、四季報ベースでは08年3月期で現金預金2807億円に対し、有利子負債は5127億円となっている。それよりも、前期の営業利益率が3.65%とパナソニックの5.72%に比べ低い。しかも、今期見通しではパナソニックは6.2%とアップ見通しだが、三洋電機は2.7%へ低下する見通しにあるんだ。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:51 | 特集
2008年10月27日

スピード違反の暴落相場のラストリゾートに「タンス預金」関連株も浮上?

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー スピ−ド違反である。アッという間の1044円安で、目の前に2003年の日経平均安値7607円が迫ってきた。2003年は暗く長い「悲観」のなかにいたときの安値だったが、今回はその急激な下げに「サプライズ」ばかりが先に立つ。平成金融危機の「失われた10年」の渦中では、あのジョン・テンプルトンの名言「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」の第1フレーズを頼りに忍の一字で嵐の過ぎ去るのを待ったが、当時とは次元の異なる泥沼化、大底抜けを感じないわけにはいかない。
 もちろん今回の世界的な株価暴落の引き金は、米大手証券リーマン・ブラザーズを筆頭とする欧米の大手金融機関の相次ぐ経営破たんにある。しかし、その破たんが企業レベルにとどまらないようなのだ。国家レベルの経済危機にまで拡散しようとしているらしい。アイスランド、パキスタン、ウクライナ、ハンガリーなどでデフォルト(債務不履行)の懸念が伝えられているのである。
 株価暴落のマグニチュードと連鎖のメカニズムは、「失われた10年」とはまるで桁違いである。しかし今後の投資戦略としては、当時の記憶をもう一度、思い出すのが参考となる。要諦は「資産形成より資産保全」、「(セーフィティ(安全第一)」である。金融商品は元本保証限定、銀行預金も「危ない銀行」から「安心な銀行」へ預け換えて、銀行に行くためのバス代にもならない雀の涙の預金金利にも甘んじた。「質への逃避」として、揃ってキャッシュ・ポジションを高めた。
 そしてついには、ラストリゾート(究極の拠り所)は、持ち金を手元に置く「タンス預金」との結論にまで行き着いた。実際にこの結論の合意として金庫メーカーのキング工業(7986・JQ)が、動意付いた経緯もあった。現在、「円」は傷付き方が軽微として世界最強の通貨になりつつあるから、案外これが正解になるのかもしれない。そして本格的な投資戦略の策定は、11月4日に迫った米大統領選挙後とするのが無難となりそうだ。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:13 | 特集
2008年10月25日

今後予想される相場のサイクル−株ロマン

■「値幅整理」は最終段階

妻すごい下げですね。遂に日経平均は8000円を割りました。2003年5月以来の水準です。どうして、ここまで下げるのですか。2003年といえば、バブル崩壊の厳しい時でした。日本の景気、企業業績はそこまで悪くなっているのですか。

夫株価の形成には、「実体」と「需給」が組み合わさっている。今は需給が優先している相場で、とくに、外国投資家の売りが下げに拍車をかけている。景気、企業業績の実体は2003年頃に比べると悪くない。

妻悪くないのなら、売らなければいいのに。

夫そうもいかないんだ。各家庭だって、お金の必要な時はある。子供の入学金をつくるために持っている株を売ることだってある。いま、アメリカ、ヨーロッパはお金が回らなくなって不足しているから日本の株を売って資金手当てをしているんだ。「あと5兆円くらい売りたいらしい」、という話も聞こえてくる。

妻そんなに売り物が残っていたら、もっと下がることになるでしょう。

夫こういう時は女性の購買心理が参考になると思うよ。ブランド品が市価の半値くらいになれば、同じような品を持っていても、さらに買いたくなる。バーゲンセールには人だかりができる。今のマーケットにはPBR(株価純資産倍率)が0.5倍ていどになっている銘柄はかなり出ている。ブランド品のバーゲンセールに近い状態。日本には個人金融資産が1400兆円もあるから、必ず買いが入ってくる。実際、毎日25億株程度の売買高がある。「売買」ということは、売っている人がいれば、買っている人がいる。

妻前回でしたか、新日鉄の話をしました。2003年頃の配当は年1円50銭でしたが、今年3月期は年11円です。24日の株価は281円ですから配当利回りは3.91%です。しかし、株価が10円下がると配当金は飛んでしまいます。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:13 | 特集
2008年10月20日

「バブルの損はバブルで取り返せるのか?」−−難問解決の前に救世主銘柄の一角にパチンコ関連株が浮上も

浅妻昭治のマーケット・センサー
浅妻昭治のマーケット・センサー 「バブルの損はバブルで取り返せるのか?」−−サブプライムローン・バブルの崩壊途上でついそう考えてしまった。日米欧の金融当局が、金融商品の時価会計適用の一部凍結を検討していると伝えられたからだ。欧米の金融大手が、証券化商品の評価損で巨額の損失を計上し資本不足に見舞われ、経営破たんさえ相次いでおり、この未曾有の金融危機に対応する緊急措置だという。背に腹は換えられない切羽詰った挙句というのは分かる。
 しかし「それって、まるで後出しジャンケンじゃないの」とルール違反にクレームをつけたくなってくる。時価会計基準は、日本の株式持合い制度を粉々に砕き、さらにあのバブル崩壊後の平成不況下では、BIS(国際決済銀行)の自己資本比率規制とも重なって大手金融機関の貸し渋り、貸し剥がしの遠因ともなった。要するに「ジャパン・バッシング(日本叩き)」の有力なツールだったのである。それを今度は凍結とは、いくらなんでも身勝手すぎはしないかと、ついつい文句の一言、二言が口をついて出てしまうのである。
 それと同時に、今回のバブル崩壊は、意外と早期に収束し、次のバブルが直ぐ手が届くようにやってくるかもしれないとの願望も高まる。これだけ世界各国で公的資金や流動性が供給され、しかも世界協調利下げである。マネーがジャブジャブと余り、ますます市場を駆け回ることになるからだ。日本の大手不動産株の株価は、昨年5月に前回の資産バルブ当時の高値を上抜き史上最高値をつけた。不動産投信(REIT)バブルが起こって、都心の地価が急反発したことが背景だった。これと同様なことが、今後はグローバル・ベースで再現されるのではないかと期待してみたくなってしまう。
 大恐慌脱出の即効薬は、昔から戦争といわれおり、ぜひキナ臭くならないように願うばかりだが、次のバブルが起こるのか起こらないのか、起こるとしたら何にどこに起こるのかは、なお今回の金融危機の行方をしばらくウオッチする必要がある。
 その間に目先の救世主銘柄として浮上しそうなのは、パチンコ関連株である。前週末17日に関連株の3社もが、揃って業績の上方修正を発表した。ゲンダイエージェンシー(2411・JQ)藤商事(6257・JQ)タイヨーエレック(6429・JQ)である。平和(6412)マースエンジニアリング(6419)オーイズミ(6428)ダイコク電機(6430)新光商事(8141)日本ゲームカード(6261・JQ)なども含めて、かつて不況に強いといわれたパチンコ関連株の株価特性を試してみるのも一興となりそうだ。

浅妻昭治(あさづま・しょうじ)
株式評論家/日本インタビュ新聞社 編集部 部長
 1942年生まれ、神奈川県川崎市出身。証券専門紙で新聞と雑誌のキャップを務め、マーケット及び企業の話題掘り下げ取材には定評がある。長く、旧通産省の専門紙記者クラブに所属し、クラブの幹事として腕をふるった。現在、日本インタビュ新聞社の編集長として活躍。

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:28 | 特集
2008年10月18日

紅葉から連想した、温暖化対応の関連銘柄(田北知見の銘柄ウォッチ)

田北知見の銘柄ウォッチ 10月も後半に入ったのに、東京では、まだそんなに涼しい感じはしない。全国の紅葉情報サイトによると、北海道の一部地域で「見ごろ」となっているようだが、ほかはまだ、緑の青葉マークだ。
 やはり、温暖化の影響だろうか。昔は10月も末になれば、関東地方でも紅葉が見られた気がする。そういえば数年前、12月に京都へ行った時、高雄など山のほうはさすがに終わっていたが、市内中心部では、まだ一部に紅葉が残っていた憶えがある。
 というわけで、上記の文とはあまり関係なく、「温暖化」をキーワードに探した、優良銘柄。(2008/10/15 株マニ)

■住友林業<1911>(東1)

住友林業はエクステリアの緑化や植林を行なう。続落アク抜けで割安、リバウンドへ

 住友林業<1911>(東1)は注文住宅と木材・建材事業を行なっている。エクステリア分野で緑化事業を行なっており、また、東南アジアや北米などで、植林事業や持続可能な森林経営のノウハウ供与などを継続している。緑化=広義の温暖化対策を行なっているということで、ここに入れる。
 チャートを見ると、6月16日につけた年初来高値943円から反落。住宅・建築株の不人気などを背景に、中期続落トレンドで来て、10月10日には年初来安値500円をつけた。以降は反発のきざしを見せている。
 14日終値621円でPER13.76倍、PBR0.63倍と割安。今期2009年3月期連結業績予想は前年比増収増益。信用残は約0.1倍の売り長。今後、買い戻しが入ることも期待したい。


■建設技術研究所<9621>(東1)

建設技術研究所は「温暖化対策の新エネ分野」を柱のひとつに。技術力、好業績の優良株

 建設技術研究所<9621>(東1)は建設コンサルティング事業を行なっている。河川、道路などについて、コストや環境性など、最適な設計などを行なえる技術力に強みがある。次期中計の1項目に、「温暖化対策の新エネルギー分野に商機を探る」とあるので、ここに入れる。
 業績は堅調。2008年12月通期連結業績予想は、売上高310億円(前年比1.3%増)、経常利益14億円(同13.3%減)、純利益7億9000万円(同4.4%増)。一部減益予想となっているのは、品質確保と技術競争力強化のための人員増、研究調査費など先行投資によるもの。『会社四季報』には、次期2009年12月期は増収増益の予想値が出ている。
 14日終値625円でPER11.20倍、PBR0.47倍と、業績堅調で技術力に定評のある優良企業株にしては、割安になっている。

田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。



提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:00 | 特集
2008年10月17日

激しい値動きの相場について−株ロマン

■昔・仕手筋、今・外国人投資家

妻すごく値動きの荒い動きですね。理解できないわ。あなたは、これまでに、こんな経験ありましたか。

夫マーケット全体が、これほど激しく動くのは、初めての経験だよ。

妻いままでとどこが違うのですか。

夫原因ははっきりしてると思う。外国投資家が中心だからだらだね。

妻どういうことですか。個人投資家が中心だったら違うのですか。

夫そうなんだ。個人投資家は株が上がって来ると、バスに乗り遅れまいとして、一斉に買う特徴がある。しかし、下げて来ると個人は決断が遅いという特性がある。下げて来たら、100人の個人が一斉に投げ売りすることはない。だから、昔は、『底値100日、天井3日』という格言があった。

妻なぜ、外国投資家は一斉に売るの。

夫明快な答えは、「自分のお金か」、「他人のお金か」という違いにある。個人は自分のお金だから、簡単には損切り(損をして処分売りすること)はしない。ガマンすれば戻すのではないかと期待するから底入れに時間がかかる。しかし、外国投資家は他人のお金を預かって運用しているファンドがほとんど。だから、割り切りは早い。自分が損をするわけではないから。

>>全文を読む(激しい値動きの相場について−株ロマン)

提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 20:36 | 特集