2006年09月22日

なお、しばらくの辛抱か

永和証券 東京支店支店長

 ボツボツ落ち着いてもいい時期と思うのだが、どうもさえない地合が続く。とくに感じられるのは、このところの銀行株の悪さである。あるいは政府保有株を売って売るのではと、ちょっとした不安感もあって、これが相場に影を落としているといえる。
 もう一点は、来月初頭の日銀短観がどうか、機械受注はどうかという点も影響していよう。前回ふれたもの以上に落ちているだけに、もし2カ月連続でとなると景況感にも影響してくる。
 折から、政治面が重複している。となると、組閣内容、所信声明を見てからでも遅くない、の気持ちは当然だ。ただ9月は中間期、配当取りや通期好調などで、拾われるものも出よう。といって期待感の中でのお茶濁しはもうちょっと続きそうだ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:50 | 特集
2006年09月15日

株式投資情報 【プロの見方】当面は調整局面が続く

SMBCフレンド証券 投資情報部次長
長岡 良治氏


 NY株式は原油価格安、長期金利低下などから強張っているが、東京株式はNY株式次第というまったく不甲斐ない展開が続いている。NY高で買われても通り一遍の相場で強気の姿勢が見られない。買いが一巡すると上値が重くなる。もう一段の買いが入れば強くなるはずだが、不透明感が強く、方向感のない相場になっている。しかも9月22日ごろからラマダン入りをマーケットは気にしているようだ。昨年もオイルマネーの参入で買われていた相場がラマダン入りで止まった。しかしセンチメントの問題で、それほど重要視することはないと思うのだが。ただ6月、7月安で期日売りはほとんど解消しているだろうが、まだ、若干の売りが重荷になろうから、当面は調整。あとは企業業績を確認しながら。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:30 | 特集
2006年09月08日

REIT銘柄人気のヒミツは?

日ビルF投資は上場来高値更新。新高値が続く

 日本ビルファンド投資法人<8951>は前場を121万円で引け、上場来高値を更新した。前場の新高値銘柄にはほかに、東京グロースリート投資法人<8963>リプラス・レジデンシャル投資法人 投資証券<8986>が入っており、それぞれ上場来高値を更新している。
 この3つはREIT(リート=不動産投資信託)銘柄だ。後者の2銘柄は上場してまだあまり日が経っていないということもあるが、3銘柄とも一貫して右肩上がりで来ている。

 最近、REIT銘柄が人気だ。日ビルF投資とともに2001年9月に上場し、日本のREITの草分けとなったジャパンリアルエステイト投資法人<8952>も、きょうの前場は地合いの悪いなかで続伸し、109万円で引けている。

 REIT銘柄が人気なのはなぜだろうか。
 ひとつは、最近の不動産銘柄人気にツレていることが考えられる。一時、路線価が上昇に転じたと騒がれたが、それでいて、上昇しているのは都心の人気地域など、一部に限ってのことだと指摘されている。REITはそうした人気の場所や優良物件にしぼって投資をしているのだから、投資効率が良い、つまり収益率が高いということだ。総花的に投資を行なう一般の不動産銘柄よりも、さらに高収益が期待されているのだろう。
 さらに、REIT自体の人気もあろう。配当は不動産の転売や賃貸収入によって生じるものなので、インフレになっても物価上昇に対応した金額となる。そのため、業界では「老後の年金の足しに」と勧めたりしている。また、国債や株式に比べると、位置づけはミドルリスク、ミドルリターン。中庸好みの日本人に好まれる投資形態なのかもしれない。

 REIT銘柄は上記のほかにも数多く上場しているし、ほかに関連銘柄も数多くある。たとえば長谷工コーポレーション<1808>明豊エンタープライズ<8927>のように建設業やデベロッパーからREITへ参入していたり、アセット・マネジメントのケネディクス<4321>や、極東証券<8706>などの証券会社が手がけていたり、グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー<8783>のようにファイナンス系から入っている企業等々。
 優良銘柄を見つけて、人気に乗るのも一興だ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:02 | TrackBack(0) | 特集
2006年09月06日

株式投資情報 【プロの見方】1万7000円挑戦が視野

1万7000円挑戦が視野

山丸証券 学芸大学駅前支店 支店長
塗師 政由 氏


 日経平均株価は8月22日の高値1万6244円を抜き1万7000円台への挑戦が視野に入ってきた。
 外部環境では米国経済の軟着陸見通しやレバノン情勢の沈静化による原油の頭打ちがサポートする状況だが、日米での金利低下が鮮明になったことが底入れの大きな要因だろう。
 今週末のメジャーSQを無事乗りこえれば明るさを増しパフォーマンスの悪い9月相場も予想外に堅調になるかもしれない。
 10月にはいれば2007年3月期企業業績の上方修正を背景に相場上昇に弾みがつく局面もあろう。
 リスク要因は米国経済の予想外の悪化やイラン情勢をめぐる原油の再上昇だ。
 個別では藤田観光や東京都競馬などに注目している。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:18 | 特集
2006年08月31日

株式投資情報 【プロの見方】エネルギーの回復待つ

丸和証券 調査情報部長 小林治重 氏

 市場エネルギーが盛り上がらないだけに、調整色の強い展開が引き継がれていきそう。
 投資家の買い気にブレーキをかけているのは米国の景気動向。当初のインフレ懸念から景気減速懸念が台頭する状況に変わり、利上げ打ち止め機運が強まってきた。
 しかし、ここへきてはむしろリセッションが心配される事態に陥りつつあり、米国株式市場を押し上げる材料としては今後は利下げの浮上がポイントになる。
 国内需給的にも個人投資家の動きが鈍い。6月が安値という認識は持っているのだろうが、懐事情のせいか出動姿勢が見られない。
 市場の買い気に制限がはめられている中では個別物色という方向になるのだろう。それも逆張りスタンスがベターということになるのだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:00 | 特集
2006年08月25日

不動産銘柄は変身中?三井不動産は反発

 三井不動産<8801>のきょうの前場は寄りあと2520円まで下げたが、反発して2555円まで戻して引けた。地合いの良さに引っ張られたところもあろうが、きょうの日経新聞で「不動産大手、開発競う」と報道されたことも材料になっているようだ。
 報道では、同社の「ららぽーと」をはじめ、三菱地所<8802>の「新丸の内ビルディング」に併設する商業施設、東京建物<8804>の「錦糸町オリナス」など、大型商業施設を相次いで開発、開業していることを取り上げている。

 ここしばらく、路線価格の持ち直しなどで不動産銘柄が人気づいたと話題になっていた。東証1部の不動産セクター指数のチャートを見ると、この1年はうなぎのぼりで、約900ポイントから約1800ポイントへと、倍くらいになっている。 

 とはいえ、「バブルよもう一度」というのとは違うようだ。
 上記の記事によると、一定の集客を狙ってマンションと併設したり、開発後はすぐに売却して開発資金を回収する手法などで、確実に収益を確保しているという。

 大手不動産だけでなく、最近の多くの不動産関連企業は、地価が上がらなくても収益が上がるビジネスモデルで、業績を上げている優良企業も多い。
 エムケーキャピタルマネージメント<2478>のように中古物件を取得して、コンバージョン(用途転換)などで付加価値をつけてから販売したり、アイディーユー<8922>のように不動産オークションで常に一定のフィー(手数料)収入確保を図ったり。
 マンションディベロッパーのランド<8918>は、欧米風のデザインなどにより他社との差別化を行なっている。アセット・マネジャーズ<2337>のように不動産ファンド事業を行なっている企業も多い。 
 不動産銘柄も、昔とはずいぶん様変わりしてきており、派手ではないが優良で好投資先となる企業も増えてきている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:14 | TrackBack(0) | 特集
2006年08月24日

株式投資情報 【プロの見方】方向感のない中ジリ高

SMBCフレンド証券 投資情報部長
長岡 良治 氏


 相場的には、市場参加者が少ない中で、出遅れ株中心に駆け上がってきただけに、今週は利食い売りが出るところではなかろうか。したがって、マーケットには昨年のようなエネルギーがないので一本調子に上昇するとは考えられない。上値のカベを一つ一つクリアしながら、ゆっくしとした上昇相場が想定される。
 足元の情勢については、中東情勢の落ち着きから原油価格も小康状態になってきているので、米国景気の減速を確認しながら、日本株式は緩やかな上昇になろう。
 一方、第1四半期の業績は予想通り好調で、上方修正銘柄が多いだけに、国内企業は好調。また、自民党の総裁選もマーケットに織り込み済み。タイミングとしては方向感がないが、下値を確認しながらのジリ高へ。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:00 | 特集
2006年08月09日

株式投資情報 【プロの見方】準備期間はなお続く

【プロの見方】準備期間はなお続く

永和証券 東京支店 支店長
小野 浩一

 米国景気の懸念は気重い材料のひとつ。長かった好況のあとだけに、ソフトランディングとしてもちょっと様子を見たい気もする。オイルも問題点だ。国内企業も、耐えられるだけの体質はできているというが、全企業というわけではない。現に、中小では父さんのケースも出ているといわれる。確かに半面でオイルマネー流入への期待もあるが、実際はどうなることか。
 内部要因は整理が進んだというものの、大きな下値リスクはないだろうということで、買い上がる要因とは、現状で言えるものではあるまい。それに、新総裁の政策待ちという気分もあれば八月に期待材料なしと見るのが妥当か。下手をすると9月下旬までもたつき相場。その後に備えて準備期間はまだ続きそう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:30 | 特集
2006年08月07日

キューピーは中期計画売上高5000億円目指す

今期は20%経常増益予想

 キユーピー<2809>の2006年11月期5月中間決算(連結)は、売上高2251億1200万円(前年同期比0.1%減)、経常利益78億1700万円(同39%増)、当期純利益31億9500万円(同43.5%増)だった。
 野菜とサラダ、物流システム事業の増収で売上高は前年並みを確保。利益はタマゴ事業で、販売価格改善効果、付加価値化、野菜とサラダ事業での生産精度向上など合理化効果が貢献した。
 通期の売上高は4550億円、経常利益154億円、当期純利益70億円と、前期比で売上高は横ばい、利益はそれぞれ20%、28%の増益を予想している。配当は期末6円50銭とし、年13円を継続する予定。
 同社は2001年−03年に周辺事業拡大、04年ー06年タマゴ事業の体質強化を重点施策として3ヵ年計画を実施してきた。次のステップは07年ー09年にわたる3ヵ年である。07年を初年度とする中期経営計画では「利益体質の強化」「成長分野へのシフト」であり、具体的な内容はつぎのようなものとなる。
 利益体質の強化では@利益構造の改革と健康機能事業の創設A技術立社の推進(オリジナル技術の酸素コントロール・微細乳化・おいしさ向上技術でおいしさ・健康の実現。独自素材の高機能ヒアルロン酸・植物ステロール複合体・高機能性卵白などのグループでの応用加速や外部販売積極化で健康ニーズへ対応。基本技術の深耕Bグループコストの低減(30億円創出)をさらに進めていく。

成長分野へのシフト強める

 成長分野へのシフトでは、@健康ニーズへの対応(共通のこだわりは、おいしさ・やさしさ・ユニークさ。独自素材の応用、開発連携力の強化)AFood service市場での展開強化(営業人員増強、メニュー開発力強化、独自素材応用で)B海外での拡大推進(東アジアへ健康ニーズ対応商品を輸出、中国での拡大加速、北米への独自素材輸出など)。
 06年計画比で中期3年計画での売上高は450億円増としているが、成長分野へのシフトによるものは重複分を除いて350億円と見ている。
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2006年07月25日

株式投資情報 【プロの見方】1Q決算に注目

日興コーディアル証券
エクイティ部 部長兼商品担当付部長 西 広市

 米国株高、中でも東京市場との連動性が高いとされるナスダック市場の大幅高を好感し、日経平均は3日ぶりに反発した。
  中東情勢は依然混迷を極め、またNY金価格が下落する一方、WTI原油先物は上昇するなど株式市場を取り巻く不透明感を払拭するまでには至っていない。ただ中長期的なトレンドを表す200日移動平均線が上昇を続け、ストキャスティクスなどテクニカル指標の多くが底値圏を示唆。目先的にはきっかけ次第で反発しやすい地合いにあったといえる。今週からは4―6月期決算が本格化、特に注目度の高いハイテク企業の業績発表が相次ぐ。ここで予想を上回る決算が発表されるようなら、当面の節目となる1万5800円前後までの戻りを試す展開となろう。
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2006年07月13日

伊藤園のアメリカ緑茶需要が急増気配

伊藤園(2593)

今年の夏も暑そう! 勝ち組鮮明で人気に拍車

 今年の夏も暑そうだ。ならば、飲料の勝ち組の「伊藤園」。例年、7月から8月に活躍する動きだが、とくに、今年は4月の月間売り上げが業界のマイナス5%に対し、当社は9%増、同5月も業界の横ばいに対し当社10%増と勝ち組を鮮明としているため、いつもの夏場を上回る人気が予想されるところだ。

 改正道路交通法の施行による配達面の心配も、2人乗務員体制を採り、すでに、5億6000万円を経費として今期予算に織り込んでいる。海の向こうアメリカでも、緑茶需要が好調な盛り上がりをみせているし、アメリカで買収したサプリメントも寄与してくる。

 これまで、幾度も続いた緑茶戦争では、いくつものブランドが生まれては消えていったが、当社の「おーいお茶」は、1985年の発売以来、唯一同じブランドであることからも強さが分かるというものだ。

 07年4月期も売上げ7.1%増の3085億円、経常利益8.6%増の223億円の見通しだが、この数字にはサプリメントの売上は入っていないこと、過去、予想を常に上回っている実績などから判断して予想数字は上回るとみていい。
 5000円台乗せは早いだろう。
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2006年07月07日

「株・黄金分割比投資法」が在庫切れ続出

taki.jpg かんき出版より発行のサラリーマン投資家のための「株・黄金分割比投資法」が書店で在庫切れが続出している。同書は株式評論家の田北知見が自然界のルールを相場に生かした投資法を紹介している。黄金分割比とテクニカル分析で売買のタイミングをつかむ手法を解説。株価チャートを見て、過去の値動きから特定のパターンを見つけ、未来の値動きを予測して株価の上下や売買を判断する手法なども解説する。実際の値動きモデルも満載しているので初心者の方にも好評を得ている。このほかに実業之日本社出版の「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」も発売中である。
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2006年06月28日

株式投資情報 【プロの見方】急落を脱出し戻りを試す

内藤証券 加古川支店 支店長 濱四津 勝 氏

 世界同時株価急落の中で4月7日の高値から2割も沈み込んだ所まで大幅調整したが、すでに大底は確認したと見ている。日本の景気好調は変わらず、いざなぎ景気を越えて戦後最長を記録することは間違いない。慎重なスタートとなった企業業績も昨年同様、今後増額修正が期待できる。この1カ月の下げ方がきつかっただけに、本格的な上げ相場は本年末頃まで待たねばならないが、外人も売り飽き、個人の追証問題も収まりつつあることから、当面は8月頃まで1万7000円を試す所まで緩やかな修復相場が続くと見ている。戻りの柱としてはサンケン、JSR、日電硝などの液晶関連など好業績なのに売られ過ぎた銘柄群、それとメガバンク、不動産、小売りなどの内需関連に注目。
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2006年06月23日

プロでも間違う売買単位『7種類から3種類に見直しへ』

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 本年2月2日の参院予算委員会で、東京証券取引所の西室泰三社長兼会長と与謝野馨金融・経済担当相がそろって株式の売買単位の見直しを表明していたことを受けて、株式売買単位の見直しが行われる方向だ。個人投資家にとって身近な問題なだけに今後、強い関心を集めることは確実だ。
 株式の売買単位が7種類にもおよび、昨年来相次いだ誤発注や売買システムの障害の一因となったことに対応するためだ。株式分割などによる売買単位の引き下げは、個人投資家を増やす狙いがあったが、見直しによって最低単位が上がって買いにくくなることも予想され、今後の調整は難航する見通しだ。

 現在、株式の売買単位はニューヨーク証券取引所銘柄が原則100株、さらにロンドン証券取引所など欧州では1株単位が基本になっている。
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 これに対し、現在の東京証券取引所は「1」、「10」、「50」、「100」、「500」、「1000」、「3000」の7種類もある。新興市場銘柄では1株単位が圧倒的だが、東証1部銘柄では1000株単位銘柄が多い。
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2006年06月08日

株式投資情報 【プロの見方】中期上昇波動は継続

山丸証券 東京営業部部長 島崎 誠

 ライブドアショックに続いて村上ファンドショックなどで株式相場は調整局面だが、二〇〇日移動平均線の手前で下げ止まっており中期的な上昇波動に変化はないと思われる。特に六月二日は売買代金が三兆円を越えており「セリング・クライマックス」だったのではないか。しかし、六月中は日経平均株価の上値は重く、一万六〇〇〇円が限度になりそうだ。
 本格的な上昇は四―六月期の四半期決算を確認してからになりそうだ。需給面でも一月高値の信用期日を控えており目先は戻り売りの状況だ。
 リスク要因は、再騰し始めた原油の高止まりや米国景気の減速だろう。金利引き上げに打ち止め感がなければNY市場の波乱が予想され、強気相場には時間がかかるだろう。
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2006年04月27日

株式投資情報 【プロの見方】今は動向見極めの時期

丸国証券 本部営業部部長 落合 孝史

 為替、原油、総裁戦は今後の相場に対する重要ポイントにはちがいないのだが、このところの動きは、例年の傾向通りといった動きに終始している。連休前後は弱いのはいつものことだ。ファンダメンタルズは問題なし、いつ1万7653の高値を抜いてくるかだけの問題だろう。1つのヒントになるかも知れないのは、NY株がしっかりしている点だ。 2000年の1万1700ドル台まで、現水準は3.9%、3−4%上昇はキッカケをつかめば簡単だ。当時の我が国の水準といえば、3カ月後につけた2万8000円台。今の時点でそこまでいくとは、いきれないが追随型の日本株式とあれば注目はおこたれないだろう。ともあれ、当面は動向見極めの時期だ。
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2006年04月21日

株式投資情報 【プロの見方】連休明けから本格上昇

SMBCフレンド証券 投資情報部次長 長岡 良治

 18日には、瞬間的に日経平均の17000円割れがあったが、米国ハイテク企業の好決算で19日は反発。ただ、国内企業の決算発表を見極めようとする動きのほか、材料的にも、パワーも不足気味のため、4月いっぱいは17000円台での小康状態とみるべきだろう。とくに、今回の連休は長いため本格的出直りは連休明けになろう。業績上方修正企業が多ければ好感され、相場は再び上昇に入ろう。懸念材料があるとすれば@新興市場が軟調なこと。昨年も一昨年も新興市場は大きく崩れているA為替の問題。米利上げ打ち止めで日米の金利差が縮小すれば円高になり、輸出関連株には逆風B原油価格の高まりは企業圧迫につながる。全体にはシクリカルな上昇が続こう。
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2006年04月13日

株式投資情報 【プロの見方】メガバンク株に注目

三田証券 取締役営業本部長 日向 信康

 懸念材料をひとまず横へ置いて相場は上昇してきたが、ふと気が付いてみるとそれなりに不透明要因があるということが分かってきたのではないか。米国、欧州の金利上昇、日本の金利上昇懸念、あるいは中東をはじめとする地政学上のリスクなどが指摘できる。新興市場ではバリュー面で買い場に届いた銘柄もある。ただ、なお含み損失を抱えている投資家も多い。まだ本格的な戻りを図るタイミングではない。局部的には整理の部分を残すが市場全体として捉えた場合、相場は明らかに強い。日経平均で言えば1万8,000円を指向している相場だ。物色の方向としては、みずほをはじめとするメガバンク株、商社などの資源関連株に注目している。
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2006年04月07日

株式投資情報 【プロの見方】新規の資金が流入化

丸大証券 本店営業部部長 加藤 真一

 デフレ脱却や新年度入りで5年7ヶ月ぶりに1万7000円大台突破。マクロ系ヘッジファンドの買い観測、国内機関投資家からの新規資金流入期待が高まる中、急ピッチな上昇による高値警戒感もある。インフレ懸念から世界的に金利が上昇し、金や原油が上昇しているが、当面は「債券売り、株式買い」の流れが続いているので心配はない。だが、一段の金利上昇は悪影響を及ぼす可能性がある。手口面では、JPモルガン買い、UBS売り。TOPIXでは買い継続のGSが一度売りに転じた後再び買い越し。日経平均は1万7000円はPER23倍、EPS739円。EPSが10%伸びると想定し、739×1.1×23倍の1万8699円が目標値となろう。
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