
後場は、東京海上ホールディングス<8766>(東1)が14日発表の四半期決算を好感して一段ジリ高となり、富士紡ホールディングス<3104>(東1)が花粉症関連株の中でも第3四半期業績の好調な銘柄と注目されて一段ジリ高となり、FDK<6955>(東2)は高性能のニッケル水素蓄電池開発が好感されてストップ高。サンコーテクノ<3435>(東2)やカナミックネットワーク<3939>(東マ)は四半期好決算などが好感されて年初来の高値。ミズホメディー<4595>(JQS)は上場来の高値を更新。
本日上場の日宣<6543>(JQS・売買単位100株)は後場、12時53分に公開価格1600円を88%上回る3000円で売買が成立し初値がついた。その後は3030円まで上げ、終値は2706円となった。
東証1部の出来高概算は20億2794万株(前引けは10億883万株)、売買代金は2兆2549億円(同1兆1517億円)。1部上場2001銘柄のうち、値上がり銘柄数は774(同674)銘柄、値下がり銘柄数は1045(同1172)銘柄。
また、東証33業種別指数は10業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がりした業種は、保険、石油・石炭、ゴム製品、その他製品、食料品、金属製品、繊維製品、銀行、不動産、などだった。(HC)