
日経平均の反落を受けて内需株や材料株の物色が活発化し、韓国で感染がおさまらないMARS(中東呼吸器症候群)を思惑材料にアゼアス<3161>(東2)がストップ高など関連株が急伸し、また、本日が年金の支給日とあって年金機構の情報流出の影響を懸念する動きもあり、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)がストップ高となるなどセキュリティ関連株も高い。カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は引き続き米ジョンソン&ジョンソンのグループ企業とのライセンス契約などが好感されて2日連続ストップ高。
東証1部の出来高概算は17億416万株(前引けは8億6575万株)、売買代金は2兆100億円(同9758億円)。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は815(同716)銘柄、値下がり銘柄数は923(同1021)銘柄。
また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は11業種(同8業種)となり、値上がり率上位の業種は、保険、不動産、その他金融、繊維製品、小売り、情報・通信、医薬品、などだった。