2013年05月15日

【話題株】前場新高値のニプロは後場は急落、今期営業増益でも純益大幅減益

話題株 ニプロ<8086>(東1・売買単位100株)は、15日(水)株価が一時、261円安の1150円と急落した。朝方、9時10分には1520円と年初来高値をつけたばかりだった。終値は164円安の1247円。

 14日に発表の決算で、2014年3月期見通しが、営業利益35.4%増益だったことから朝方はこれを好感した。しかし、今期の純益が49.2%の減益となり、結果、1株利益が30.4円(前期年59.9円)に低下することからを後場は買い物が引っ込む中を大きく値を崩した。

 とくに、前日終値では前期ベースのPERは23.5倍だったが、今期予想の1株利益では今日の終値でPERは41.0倍に一気に跳ね上がった。しかも、前期に年27.5円とした配当は年25.5円へ落とす予定。

 前期の純益は投資有価証券の売却益の計上等により2.2倍と急増、今期は特別利益がなくなる。透析システムを中心とした医療機器関連製品、血液回路、透析医薬品など透析関連製品が好調で、今期売上は前期に続いて2ケタ伸長の見通し。この点を今後、どのていど評価するかがポイントだろう。

 このところの株価は急伸、今朝の高値1520円は昨年秋水準から約3倍の値上り。これまで、マーケットでは当然、今期の1株利益は続伸するものとみていただけに減少となることで短期的には調整色を強めそうだ。場合によると30日線あたりまで瞬間的に下げる可能性はありそうだ。突っ込み狙いで臨むのがよいだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:54 | 話題株
2013年05月01日

【話題株】ニプロが3年半ぶり4ケタ、需要拡大のダイアライザーにIPS関連人気加わり月足チャートは9本連続陽線

話題株 人工腎臓のニプロ<8086>(東1・売買単位100株)が、45円高の1016円と4ケタに乗せた。権利修正チャートでは、1000円台乗せは09年11月以来、3年半ぶり。

 とくに、注目となっているのは月足チャートが直近4月まで9本連続の陽線となっていること。410円台を起点に現在まで約2.5倍の上昇率である。

 患者数が急増している腎臓透析においてダイアライザー(人工腎臓)の大手である。さらに、京都大学と共同でips細胞の自動培養装置を開発ということでIPS人気も加わっている。

 目標だった4ケタ乗せで目先は一服となりそうだ。とくに、このあと、5月14日に発表予定の2013年3月期決算が注目される。前期は営業利益14.7%減益と減益見通しとなっているだけに決算待ちの空気も強まるだろう。仮りに、今期見通しが好調で前期推定1株利益57.1円が向上ということなれば2007年7月の1298円も見込めるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:12 | 話題株