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[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (02/02)【水田雅展の株式・為替相場展望】週前半は不安定な動き継続だが、新興国通貨不安に端を発したリスクオフムードが週後半にはやや落ち着く可能性
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは全般地合い悪化の影響で高値から一旦反落だが、好業績を評価する流れに変化なし
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは下値切り上げて昨年11月急騰の反動調整一巡、収益改善を評価する流れに変化なく高値目指す
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは高値圏で堅調推移してモミ合い煮詰まり感、やまやとの連携も注目点、決算発表が接近しての動意の可能性も
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは全般地合い悪化でも堅調、低PBRに見直し余地がありボックス上放れのタイミング接近
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは三角保ち合い上放れて水準切り上げ、好業績を評価する流れに変化なく自律調整挟みながら上値追い
記事一覧 (01/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは昨年11月急騰の反動局面だが下値を切り上げて調整一巡、好業績や割安感に評価余地
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リオンは自律調整一巡して切り返しの動き、好業績を評価する流れに変化なし
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスはボックスレンジ下限に到達して反発のタイミング、低PBRも支援材料
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは急騰の反動調整一巡感、中期成長力を評価して水準切り上げの流れに変化なし
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューコンポネンツは下値固め完了感、収益改善期待で出直りのタイミング接近
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは下値切り上げて日柄整理の最終局面、出直りのタイミング接近
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは『セルロースナノファイバー』で急騰、目先は高値圏で乱高下だが上値試す可能性
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は設備投資需要回復で収益改善期待、低PBRも支援材料で出直りの流れに変化なし
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは高値更新して上値追い、目先は過熱感だが好業績を評価する流れに変化なし
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は戻り高値から一旦反落だが好業績を評価する流れに変化なし、昨年11月高値を突破すれば上げ足に弾み
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは水準切り上げの展開、一旦は利益確定売り優勢だが、好業績や割安感を評価して上値追いの流れに変化なし
記事一覧 (01/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは今期業績減額を嫌気した売りは一巡、ボックス下限に到達して反発のタイミング
記事一覧 (01/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは高値更新の展開、中期成長力を評価して上値追いの流れに変化なし
記事一覧 (01/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは昨年11月高値突破して水準切り上げ、目先は過熱感だが中期成長力を評価する流れに変化なく、自律調整挟みながら上値追い
2014年02月02日

【水田雅展の株式・為替相場展望】週前半は不安定な動き継続だが、新興国通貨不安に端を発したリスクオフムードが週後半にはやや落ち着く可能性

(3日〜7日)

 来週(2月3日〜7日)の株式・為替相場は、週前半は不安定な動きが継続するだろう。ただし新興国通貨不安に端を発したリスクオフムードが週後半にはやや落ち着き、国内主要企業の好業績を受けてリバウンドの動きを強める可能性もあるだろう。週末7日の米1月雇用統計、米連邦債務上限引き上げ暫定措置期限切れ、ロシア・ソチ冬季五輪開幕、そして9日の東京都知事選投開票も注目材料だ。

 前週は世界の金融市場がリスクオフムードを強めて不安定な展開となった。1月23日のアルゼンチン・ペソの急落を発端とする新興国通貨不安は、28日にインド準備銀行が予想外の利上げを決定し、さらにトルコ中央銀行が臨時金融政策決定会合で大幅利上げを決定して通貨防衛に動いたことで一旦は落ち着くかに見えたが、29日発表の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明を機に一段と警戒感を強めた。

 そして週末31日の海外市場では、ユーロ圏1月消費者物価指数速報値が市場予想を下回ったため、ECB(欧州中央銀行)がデフレ対策を迫られるとの観測を強めてユーロ売りの動きを強め、ドル・円相場は1ドル=101円台、ユーロ・円相場は1ユーロ=137円台まで円が買われた。米国株式市場ではダウ工業株30種平均株価が一時200ドル以上下落する場面があった。

 米FRB(連邦準備制度理事会)は28日〜29日開催のFOMCで量的緩和の規模縮小継続を決定した。13年12月開催のFOMCから2回連続での規模縮小となり、2月から証券買い入れ規模をさらに100億ドル減らして月650億ドルとする。量的緩和の規模縮小継続は米国景気拡大を確認した形で市場予想どおりだったが、FOMC声明に新興国通貨不安問題に関するコメントがなかったことを受けて市場では警戒感が再燃した。

こうした状況を受けて、来週の日本市場はリスクオフの円高・株安のスタートとなりそうだ。そして週末7日に米1月雇用統計と米連邦債務上限引き上げ暫定措置期限を控えて動き難い状況でもあり、週前半は不安定な動きが継続するだろう。

 ただし週後半には、海外投資家を中心とするポジション調整や裁定解消の動きが一巡し、新興国通貨不安に端を発したリスクオフムードがやや落ち着きそうだ。国内主要企業の好業績を受けてリバウンドの動きを強める可能性もあるだろう。

 米1月雇用統計で非農業部門雇用者増加数は13年12月に続いて寒波の影響が想定されている。市場予想を下回る水準になれば米FRBの量的緩和規模縮小の中断観測を強めるとの見方もあるようだ。また米連邦債務上限引き上げ暫定措置期限については、過去の例と同様に政治ショーが繰り広げられてリスクオフムードに繋がる可能性もあるが、期限切れですぐにデフォルト(債務不履行)となるわけではなく、11月の議会中間選挙を跨ぐ形で年末まで暫定措置期限を延長する案も検討されているようだ。

 国内要因では3月期決算主要企業の第3四半期(10月〜12月)業績発表が引き続き焦点となる。輸出関連企業に関しては為替が各社の想定よりドル高・円安水準で推移し、内需関連企業に関しても公共投資の増加、高額消費の好調、消費増税前駆け込み需要などが寄与して通期見通しを増額修正する銘柄が多いだろう。ネット通販関連、ネット広告関連、ネットゲーム関連などの業績も好調だ。通期見通しが市場予想を上回ったか下回ったかによって乱高下するため目先的には好業績でも不安定な動きとなるが、短期筋の仕掛け的な売買が一巡すれば好業績を評価する動きが強まるだけに下値は拾い場だろう。

 その他の注目スケジュールとしては、3日の中国1月非製造業PMI(国家統計局)、米12月建設支出、米1月自動車販売台数、米1月ISM製造業景気指数、4日の日本1月マネタリーベース、豪中銀理事会、米1月製造業新規受注、5日の日本12月毎月勤労統計、米1月ADP全米雇用報告、米1月ISM非製造業景気指数、5日〜6日の英中銀金融政策委員会、6日の独12月鉱工業受注、ECB理事会と記者会見、米12月貿易収支、7日の日本12月景気動向指数、中国1月サービス部門PMI(HSBC)、米12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米1月雇用統計、9日の東京都知事選投開票などがあるだろう。

 その後は10日の日本12月経常収支、12日の中国1月貿易統計、13日のインドネシア中銀金融政策決定会合、韓国中銀金融政策決定会合、14日のユーロ圏10〜12月期GDP速報値、17日の日本10〜12月期GDP1次速報値、17日〜18日の日銀金融政策決定会合、20日の米FOMC1月28日〜29日開催分議事要旨公表、22日〜23日のG20財務相・中央銀行総裁会議などが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年01月31日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは全般地合い悪化の影響で高値から一旦反落だが、好業績を評価する流れに変化なし

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響も受けて1月高値から一旦反落したが、自律調整の範囲とも言えそうだ。好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。事業基盤拡大と収益構造改善に向けてM&Aの活用、クリニック・病院市場での新規顧客開拓、グループ子会社の経営合理化などを推進している。食品衛生検査事業では「食の安全」意識の高まりも追い風となり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 13年12月には中国・上海における合弁会社(上海千麦博米楽医学検験所有限公司)の設立を発表した。現地で臨床検査センター運営の実績を持つ上海千麦医療投資管理有限公司、上海新虹橋国際医学中心建設発展有限公司との3社合弁で14年2月に設立し、中国でも臨床検査受託事業を展開する。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。臨床検査事業では新規顧客開拓、ピロリ菌関連検査やアレルギー検査など重点検査項目の拡販、子会社の第一岸本臨床検査センターの経営合理化効果などが寄与する。第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率が高水準だったため通期増額の可能性があるだろう。なお2月6日に第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、自律調整を挟みながら高値を更新する強基調の展開が続き、1月14日の3750円まで上値を伸ばした。足元は全般地合い悪化の影響を受ける形で1月27日に3345円、1月30日に3360円まで調整する場面があったが、終値では3400円台に戻している。大きく下押す動きは見られず、高値更新後の自律調整とも言えそうだ。

 1月30日の終値3400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.4倍近辺である。週足チャートで見ると、13週移動平均線を一旦割り込んだが下ヒゲを付ける形であり、26週移動平均線まで下押す動きは見られない。自律調整を挟んで上値追いの流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

>>ビー・エム・エルのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスは下値切り上げて昨年11月急騰の反動調整一巡、収益改善を評価する流れに変化なく高値目指す

 システム開発のフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は下値切り上げの動きを強めている。昨年11月急騰の反動調整が一巡した形だ。収益改善を評価する流れに変化はなく高値を目指すだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月、持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更し、事業承継した子会社フライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開している。収益改善に向けて法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などを推進している。

 今期(14年3月期)業績見通し(持株会社移行に伴って従来の非連結見通しを10月15日に連結見通しに変更)は、売上高が19億円〜20億円(前期非連結は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円〜1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円〜1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円〜1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。サービス事業の新製品マルチ電子決済端末「インクレディスト」の好調が寄与して収益が大幅に改善する。第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率が高水準だったため通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると1月22日の戻り高値2780円から反落して、足元では全般地合い悪化の影響も受けて1月30日に1785円まで調整する場面があった。ただし12月の直近安値1415円に対して下値を切り上げている。昨年11月に3920円まで急騰した反動調整は一巡しているようだ。マルチ電子決済端末「インクレディスト」が好調であり、収益改善を見直す動きだろう。

 1月30日の終値1838円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の上限値EPS16円51銭で算出)は111倍近辺、実績PBR(前期非連結実績に株式分割を考慮したBPS14円62銭で算出)は126倍近辺である。日足チャートで見ると1月30日の急落は25日移動平均線近辺で下げ渋った。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。昨年11月高値を目指す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

>>フライトホールディングスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは高値圏で堅調推移してモミ合い煮詰まり感、やまやとの連携も注目点、決算発表が接近しての動意の可能性も

 大手居酒屋チェーンのチムニー<3178>(東2)の株価は、全般地合い悪化の状況下でも高値圏で堅調に推移して、モミ合い展開に煮詰まり感も強めている。TOBで親会社となったやまや<9994>との連携も注目され、2月7日予定の決算発表が接近して動意付く可能性もあるだろう。

 売上高が業界5位規模の居酒屋チェーンで、漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括して管理する「飲食業の六次産業化」に向けた取り組みを強化している。仕入れ面では魚鮮水産(非連結子会社)が愛媛県で漁業権を保有し、13年には新たに2つの買参権を取得した。

 飲食事業では、居酒屋業態「はなの舞」「さかなや道場」などを直営とFCで展開し、13年5月に1号店を出店した軍鶏(しゃも)をメインとする新業態「龍馬軍鶏農場」を14年までに50店舗出店する計画だ。コントラクト事業では、居酒屋事業で培った店舗運営ノウハウを活用して官公庁の施設内を中心に受託食堂を展開している。13年8月には「豊丸」「鶴金」など9店舗の事業を譲り受けた。また非連結子会社の紅フーズコーポレーションは「新橋やきとん」13店舗を運営している。

 前期(13年12月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前々期比6.7%増の448億20百万円、営業利益が同7.0%増の35億20百万円、経常利益が同4.3%増の34億40百万円、純利益が同20.8%増の15億26百万円としている。新規出店効果などで先行投資負担や水道光熱費増加などを吸収する。今期(14年12月期)は新規出店効果や業務効率化効果に加えて、TOBで親会社となったやまやとの連携強化も注目点となるだろう。なお2月7日に前期決算発表を予定している。

 月次の売上動向(直営店全業態、前年比)を見ると、13年12月は既存店99.3%、全店104.6%だった。既存店の客単価はプラス基調である。13年1月〜12月累計は既存店95.7%、全店106.0%だった。また13年12月末の店舗数は直営407店舗(うちコントラクト98店舗)、FC293店舗、合計700店舗となった。

 株価の動きを見ると、TOBを材料視して昨年11月高値1380円まで急伸し、TOB終了後の12月上旬〜中旬に1200円近辺まで調整する場面があったが、その後は高値圏1300円〜1350円近辺で推移している。足元の全般地合い悪化の状況下でも堅調な動きであり、モミ合い展開に煮詰まり感も強めている。

 1月30日の終値1322円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS78円91銭で算出)は16〜17倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS558円26銭で算出)は2.4倍近辺である。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

>>チムニーのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは全般地合い悪化でも堅調、低PBRに見直し余地がありボックス上放れのタイミング接近

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価はボックス展開が続いているが、足元の全般地合い悪化の状況でも大きく下押すことなく堅調に推移している。低PBRに見直し余地があり、ボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品の需要は一部地域での放射線風評被害も影響してやや低調のようだが、アウトドアブームが追い風であり、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 1月17日に発表した前期(13年11月期)業績(非連結)(1月10日に2回目の減額修正)は、売上高が前々期比1.9%増の28億56百万円、営業利益が11百万円の赤字(前々期は6百万円の赤字)、経常利益が2百万円の赤字(同3百万円の黒字)、純利益が16百万円の赤字(同79百万円の赤字)だった。セグメント別に見ると、フィッシング事業はルアー(擬似餌)用品が苦戦して同5.8%減収となり、在庫品の処分販売も影響して営業損益が悪化した。アウトドア事業は直営店出店効果などで同6.3%増収となり、営業損益も改善した。

 今期(14年11月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比1.2%増の28億90百万円、営業利益が42百万円の黒字、経常利益が43百万円の黒字、純利益が28百万円の黒字、配当は前期と同額の年間12円(期末一括)としている。富士山の世界文化遺産登録や20年東京夏季五輪開催に伴う登山・アウトドア・スポーツ関連ブームなどが追い風であり、商品力強化なども寄与して収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年11月21日に629円まで急伸する場面があった一方で、12月25日には542円まで急落する場面があった。しかし大勢としては550円〜600円近辺でのボックス展開が続いている。足元では全般地合い悪化の状況でも大きく下押す動きは見られず、570円〜590円近辺で堅調に推移している。

 1月30日の終値581円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円95銭で算出)は58倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2358円41銭で算出)は0.2倍近辺である。週足チャートで見ると、大勢としては550円〜600円近辺でのボックス展開だが、足元では13週移動平均線を回復している。低PBRに見直し余地があり、煮詰まり感を強めてボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは三角保ち合い上放れて水準切り上げ、好業績を評価する流れに変化なく自律調整挟みながら上値追い

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は三角保ち合いから上放れて水準を切り上げている。足元は全般地合い悪化の影響を受けたが、好業績を評価する流れに変化はなく、自律調整を挟みながら上値追いの展開だろう。

 厨房部門のシステムキッチンを主力として、システムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、全国102カ所のショールームへの集客強化、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。

 なお1月23日には、14年3月までに14ヵ所のショールームを装い新たにオープン(リニューアル12ヵ所、移転2ヵ所)すると発表した。今期はすでに6ヵ所(相模原、甲府、大阪北、佐賀、富山、盛岡)のリニューアルが完了しており、今期の新装は合計で20ヵ所となる。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(11月7日に増額修正)は、売上高が前期比7.0%増の1215億円、営業利益が同22.0%増の58億円、経常利益が同25.8%増の55億円、純利益が同19.7%増の30億円としている。新設住宅着工やリフォーム需要が堅調に推移して販売数量が想定以上に伸びている。高付加価値商品の構成比上昇や原価低減の効果も寄与して、生産体制強化に伴う償却負担増加やショールーム改装費用などを吸収する。第2四半期累計(4月〜9月)進捗率が高水準だったため、通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、自律調整を挟みながら水準を切り上げる展開が続いている。昨年12月下旬には三角保ち合いから上放れて高値を更新し、1月15日と1月16日には1010円まで上値を伸ばした。足元は全般地合い悪化の影響を受けて反落したが、従来の上値フシ900円手前が下値支持線に転換しているようだ。好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 1月30日の終値887円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS64円39銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形を維持している。指標面の低PBRにも評価余地があり、自律調整を挟みながら上値追いの流れに変化はないだろう。07年5月の1180円が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト)

>>クリナップのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは昨年11月急騰の反動局面だが下値を切り上げて調整一巡、好業績や割安感に評価余地

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価は昨年11月急騰の反動局面だが、下値は着実に切り上げて調整一巡感も強めている。好業績見通しで指標面の割安感にも評価余地があり、出直りの流れとなりそうだ。

 ソフトウェア・ソリューション、ネットワーク・ソリューション、運用サービス・ソリューション、クラウド・ソリューション、システム・インテグレーション、プロダクト・ソリューションなど、情報サービス分野におけるトータル・ソリューション事業を展開している。顧客別に見ると、日立システムズや日立ソリューションズなど日立製作所<6501>グループ向けが全体の約6割を占めて安定収益源だ。

 13年11月発表の新中期経営計画(14年9月期〜16年9月期)では、基本戦略としてITソリューション事業の安定成長、ITサービス事業の成長加速、強固な人材・組織基盤の構築を掲げ、経営目標値は16年9月期売上高80億円(ITソリューション事業76億円、ITサービス事業4億円)、売上高経常利益率8.0%としている。また長期ビジョンとして100億円企業を目指している。

 今期(14年9月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比7.0%増の66億74百万円、営業利益が同18.2%増の3億82百万円、経常利益が同13.1%増の4億09百万円、純利益が同11.7%増の2億43百万円としている。Web系システム開発やシステム運用管理などを中心として受注が高水準に推移し、技術者の稼働率上昇効果も寄与する。なお1月21日に経営資源の有効活用および維持管理コストの削減を目的として、固定資産譲渡の方針決定(譲渡予定価格40百万円)を発表しているが、譲渡先、譲渡日、業績への影響については未定としている。

 株価の動きを見ると、急騰して付けた昨年11月高値1060円から反落して反動調整局面となった。しかし一方では10月の安値686円、11月の安値699円、12月の安値733円、そして1月の安値は27日の755円と下値は着実に切り上げている。足元の全般地合い悪化の状況でも比較的堅調な動きだ。

 1月30日の終値765円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS63円50銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績BPS830円74銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると、13週移動平均線が上向いてサポートラインとして機能し始めている。調整がほぼ一巡したようだ。好業績や指標面の割安感に評価余地があり、出直りの流れとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:32 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年01月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リオンは自律調整一巡して切り返しの動き、好業績を評価する流れに変化なし

 補聴器首位のリオン<6823>(東1)の株価は昨年11月高値から反落したが、足元では切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡したようだ。好業績を評価する流れに変化はなく、1月31日予定の第3四半期累計(4月〜12月)業績発表が接近して期待感が高まる可能性があるだろう。

 医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)を主力として、環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)も展開し、高機能・高付加価値製品の開発・販売を強化している。補聴器は最上位クラス「リオネットマジェス」、中価格帯「リオネットプレシア」、エントリーモデル「リオネットプレシアV」、低価格のポケット型デジタル補聴器「HD−21」など、商品ラインアップの充実を進めている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.7%増の175億円、営業利益が同9.7%増の19億円、経常利益が同10.2%増の19億円、純利益が同13.1%増の12億円としている。主力の補聴器は高価格帯や新製品の中価格帯を中心に好調が続いている。環境機器事業も設備投資需要の回復を追い風として営業損益が改善しているようだ。なお1月31日に第3四半期累計の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、昨年11月高値1823円から反落してやや水準を切り下げた。利益確定売りが優勢になり、足元では全般地合い悪化の影響も受けて1月27日に1454円まで調整する場面があった。しかし1月29日には1574円まで戻す場面があり、切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡した可能性があるだろう。

 1月29日の終値1569円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円72銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績に株式数増加を考慮した連結BPS1017円39銭で算出)は1.5倍近辺である。週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価する流れに変化はなく、13週移動平均線を回復すれば上値追いで2000円台が視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスはボックスレンジ下限に到達して反発のタイミング、低PBRも支援材料

 カーリットホールディングス<4275>(東1)の株価は全般地合い悪化の影響を受けて反落したが、ボックスレンジ下限に到達して反発のタイミングだろう。指標面で低PBRも支援材料だ。

 日本カーリットが純粋持株会社を設立して13年10月東証1部市場に上場した。化薬事業(産業用爆薬、自動車用緊急保安炎筒、危険性評価試験受託など)、化学品事業(塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、農薬、電子材料、機能材料など)を主力に、ボトリング事業、シリコンウェーハ事業、その他事業(研削剤、シロアリ防蟻施工、各種耐火・耐熱金物など)を展開している。中期経営計画「飛躍500」ではM&A・アライアンス戦略を積極展開する方針を打ち出し、13年10月には一級建築士事務所の総合設計を子会社化して下水道施設設計分野に進出した。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(10月30日に減額修正)は売上高が前期比9.1%増の410億円、営業利益が同30.0%増の18億円、経常利益が同24.5%増の19億円、純利益は横浜工場跡地売却益の一巡で同31.0%減の11億円としている。ボトリング事業の低調やM&A案件の遅れが影響して減額したが、化薬事業は自動車用緊急保安炎筒の新車装着用の価格改定、車検交換用の緊急脱出用ガラス破壊機能付き製品「ハイフレヤープラスピック」への交換促進などで堅調だ。来期(15年3月期)はシリコンウェーハ事業の新規顧客開拓やボトリング事業のホット飲料対応なども寄与して好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、昨年10月上場直後の高値549円から反落後は、概ね480円〜510円近辺の小幅レンジでボックス展開となっている。足元では1月23日に510円まで上伸する場面があったが、直後に全般地合い悪化の影響を受ける形となり1月28日の482円まで調整した。ただし上場直後の安値478円を割り込むことなく、1月29日は切り返しの動きを強めている。

 1月29日の終値490円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円42銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(日本カーリットの前期実績の連結BPS841円00銭で算出)は0.6倍近辺である。日足チャートで見ると1月28日に付けた482円でボックスレンジ下限に到達した形であり、反発のタイミングだろう。指標面の低PBRも支援材料だ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インタースペースは急騰の反動調整一巡感、中期成長力を評価して水準切り上げの流れに変化なし

 ネット広告のインタースペース<2122>(東マ)の株価は急騰して付けた昨年12月高値から一旦反落したが、反動調整に一巡感を強めている。ネット広告市場は拡大基調であり、中期成長力を評価して水準切り上げの流れに変化はないだろう。

 アフィリエイト(成果報酬)型のネット広告事業を主力として、子会社でコンテンツ・ソーシャルアプリなどのメディア運営事業も展開している。ネット広告事業は、アフィリエイトサービス「ACCESSTRADE(アクセストレード)」を中心に事業展開し、携帯電話ショップをネットワーク化したリアルアフィリエイト「ストアフロントアフィリエイト」が日本最大規模の店舗ネットワークに成長している。

 アライアンス戦略も活発化して、13年10月にモバイル広告ネットワーク事業の米アーキ社と戦略的業務提携で合意し、13年11月にはO2Oマーケティングソリューション事業のモギーと資本業務提携に合意した。13年12月には、中国の子会社ISUC(上海)が中国最大のアフィリエイトネットワーク「億起発(イーチーファー)」を提供するEMAR(イーマー)との業務提携に合意した。ISUCは「イーチーファー」の日本企業での唯一の代理店として、日本から中国に進出する日系企業に対してアフィリエイトサービスを提供する。

 今期(14年9月期)連結業績見通しは売上高が前期比8.7%増の165億円、営業利益が同8.5%増の6億42百万円、経常利益が同7.1%増の6億39百万円、純利益が同61.7%増の3億19百万円としている。ネット広告事業はスマートフォン向けアプリ広告の好調が牽引して新サービスも寄与する。メディア事業は恋愛シミュレーションゲーム強化やママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」のユニークユーザー数拡大で収益が改善する。純利益は子会社ののれん減損損失一巡も寄与する。ネット広告市場は拡大基調であり、中期成長力に対する期待が高まる。

 株価の動きを見ると、中国EMAR(イーマー)との業務提携発表を好感して動意付き、12月24日終値966円から12月27日高値1716円まで急騰した。その後は急騰の反動局面となり、足元では全般地合い悪化の影響も受けたが、1月29日は前日比56円(4.48%)高の1307円まで戻して反動調整一巡感を強めている。

 1月29日の終値1307円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円26銭で算出)は27〜28倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は0.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS360円24銭で算出)は3.6倍近辺である。週足チャートで見ると上値を切り下げる形となったが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺から反発の動きを強めている。サポートラインを確認した形であり、反動調整が一巡して12月高値を試すだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューコンポネンツは下値固め完了感、収益改善期待で出直りのタイミング接近

 ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の株価は、昨年12月の戻り高値圏から反落してモミ合う展開だが、足元で下値固め完了感を強めている。収益改善期待で出直りのタイミングが接近しているようだ。

 セキュリティ、モバイル、クラウド、サービスを重点分野として、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開し、新規事業としてコンテンツ配信分野にも取り組んでいる。13年5月に新日鉄住金ソリューションズ<2327>と資本・業務提携し、13年8月に米ニクサン社のネットワーク監視ソリューション製品に関する販売代理店契約、13年10月にカナダのノビフロー社が開発したオープンフロー関連製品の国内独占販売代理店契約を締結した。

 また1月22日には、モバイル用作業報告書自動作成アプリを提供するG−Smart社と販売代理店契約を締結し、同社製品SmartAttackの取り扱いを開始したと発表している。

 前期(13年12月期)連結業績見通し(11月14日に減額修正)は売上高が前期比4.1%減の25億55百万円、営業利益が同63.2%減の45百万円、経常利益が同77.8%減の27百万円、純利益が同90.4%減の10百万円としている。低採算案件増加や子会社イノコスが予定していた大型案件の失注が影響して減益のようだ。ただし無線LAN関連や監視サービスなどの需要は堅調であり、アライアンス戦略も寄与して今期(14年12月期)の収益改善が期待される。

 株価の動き(14年1月1日付で株式100分割)を見ると、昨年12月に急騰して付けた戻り高値2250円から反落し、以降は概ね1700円近辺でモミ合う展開となった。ただし昨年9月安値圏1400円台まで下押す動きは見られず、1月21日に1800円台を回復するなど足元では下値固め完了感を強めている。今期収益改善を期待する動きだろう。

 1月29日の終値1730円を指標面(1月1日付株式100分割後)で見ると、前期推定連結PER(会社予想に株式分割を考慮した連結EPS11円22銭で算出)は154倍近辺、実績PBR(前々期実績に株式分割を考慮した連結BPS303円05銭で算出)は5.7倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破する動きを強めている。下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは下値切り上げて日柄整理の最終局面、出直りのタイミング接近

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は昨年11月急騰後の日柄整理局面だが、下値は着実に切り上げている。日柄整理のほぼ最終局面で出直りのタイミングが接近しているようだ。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別にはNTTデータ<9613>関連が3割〜4割、日本IBM関連が1割〜2割を占める主要顧客である。民間関連事業では従来の関東・近畿圏に加えて、東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

 今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比1.2%増の125億円、営業利益が同31.7%減の3億円、経常利益が同39.9%減の2億50百万円、純利益が同58.5%減の1億円としている。名古屋への拠点展開など先行投資負担で減益見込みとしているが、民間関連はインフラビジネス分野、セキュリティ機器関連は官公庁のサイバー攻撃対策分野などが好調だ。第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は営業利益が82.7%、経常利益が96.0%、純利益が115.0%と高水準だったため、通期増額の期待が高まる。

 株価の動きを見ると、急騰した昨年11月高値858円から反落後は日柄整理局面となった。ただし急騰前の安値水準500円近辺まで下押すことなく、12月18日526円、1月17日560円、1月27日567円と徐々に下値を切り上げている。日柄整理が進んで出直りを窺う態勢のようだ。

 1月29日の終値593円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS14円44銭で算出)は41倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績BPS703円26銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。日柄整理のほぼ最終局面で、1月7日の640円を突破すれば出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは『セルロースナノファイバー』で急騰、目先は高値圏で乱高下だが上値試す可能性

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)の株価はセルロースナノファイバーを材料視して急騰した。目先的には乱高下の展開だが上値を試す可能性があるだろう。

 DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。中期経営目標として設立50周年の18年連結売上高350億円、売上高営業利益率10%を掲げ、高付加価値・差別化商品の市場投入・拡販、セルロースナノファイバーや導電性ナノ材料(銀ナノワイヤ)など成長市場・新分野開拓の戦略を推進している。また事業領域拡大に向けて13年11月には、興人フィルム&ケミカルズの化成品事業を承継するKJケミカルズの株式90%を取得して子会社化(株式譲渡は14年4月予定)すると発表した。

 前期(13年12月期、決算期変更で9ヶ月決算)の連結業績見通し(11月5日に売上高と営業利益を減額修正)は売上高が168億70百万円、営業利益が7億50百万円、経常利益が9億60百万円、純利益が5億90百万円としている。前年同期間(12年4月〜12月)との比較で見ると4.9%増収、14.9%営業減益、3.2%経常増益、3.0%最終増益の見通しだ。需要伸び悩みや原材料価格上昇を主因に売上高と営業利益を減額したが、経常利益は円安進行に伴う外貨建て資産に係る為替差益、純利益は税金費用の過年度減額修正が寄与する。来期(14年12月期)は需要回復やプロダクトミックス改善などの効果で収益拡大が期待される。

 株価の動きを見ると、450円〜480円近辺でのモミ合い展開から上放れて500円台に乗せた後、1月20日に動意付いて1月17日終値538円から1月24日1171円まで急騰した。経済産業省が14年度に次世代素材のセルロースナノファイバー(CNF)の国際標準化に乗り出すとの一部報道を受けて、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のCNF開発プロジェクトの中核企業である当社が注目された。足元は過熱感を強めたこともあり高値圏でやや乱高下の展開だ。

 1月29日の終値892円を指標面(1株当たりの数値は12ヶ月換算)で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS25円95銭で算出)は34倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS654円99銭で算出)は1.4倍近辺である。目先的には過熱感が強いだけに乱高下の展開だが、月足チャートで見ると06年の高値も一気に突破している。高水準の売買高を維持すれば上値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】巴工業は設備投資需要回復で収益改善期待、低PBRも支援材料で出直りの流れに変化なし

 化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて戻り高値圏から反落したが、切り返しの動きを強めている。設備投資需要回復に伴って収益改善が期待され、指標面での低PBRも支援材料だ。出直りの流れに変化はないだろう。

 遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を2本柱としている。中国ではコンパウンド加工事業も展開し、13年11月には中国の連結子会社・星科工程塑料に対するテクノポリマーおよび日本カラリングの出資持分をすべて譲り受けた。両社との資本・業務提携を解消し、当社主導で収益を立て直す方針だ。

 前期(13年10月期)は北米の遠心分離機械、中国の砥粒回収装置、中国のコンパウンド事業などが低調で減収減益だったが、今期(14年10月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比8.2%増の413億円、営業利益が同27.3%増の19億30百万円、経常利益が同22.0%増の20億50百万円、純利益が同42.7%増の12億円としている。セグメント別に見ると機械製造販売事業は北南米の石油化学分野への販路拡大などで同29.9%増収、化学工業製品販売事業は東南アジアでの新規開拓などで同1.2%増収の計画だ。設備投資需要の回復で収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年11月〜12月上旬の直近安値圏1500円台から、1月上〜中旬の戻り高値圏1700円台までほぼ一本調子に上伸した。足元は全般地合い悪化の影響を受けて1590円まで反落する場面があったが、1月29日には切り返しの動きを強めている。収益改善期待で出直りの流れに変化はないだろう。

 1月29日の終値1628円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS120円26銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2340円34銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると足元の反落は26週移動平均線近辺で下げ止まっている。サポートラインを確認した形だろう。下値を切り上げる形でもあり、低PBRも支援材料として出直りの流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは高値更新して上値追い、目先は過熱感だが好業績を評価する流れに変化なし

 高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価は上げ足を速めて高値を更新し、上値追いの展開となった。目先的には過熱感もあるが、好業績を評価する流れに変化はないだろう。昨年12月に「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコの世界無形文化遺産に登録決定したことも支援材料だ。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、サービス向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の多面展開、和食店のお土産品強化、新業態の出店、海外企業との業務提携などを推進している。新業態は和食「(仮称)銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」を新規出店(14年4月営業開始予定)する。海外は13年5月に台湾・高雄市FIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結し、海外初出店の準備を進めている。

 今期(14年3月期)業績(非連結)見通し(11月8日に増額修正)は、売上高が前期比2.4%増の119億64百万円、営業利益が同23.5%増の4億69百万円、経常利益が同70.6%増の3億63百万円、純利益が同85.2%増の3億17百万円としている。人件費増加に加えて「(仮称)銀座kappou ukai」新規出店費用も発生するが、圏央道尾山IC開通などで商圏が広がったことや、郊外店で客単価が上昇傾向を強めていることなども寄与して和食・洋食とも好調に推移する。

 第2四半期累計(4月〜9月)は計画を上回る増収増益であり、通期の会社見通しは保守的だ。月次売上高(全店、既存店とも同じ)の推移を見ると13年10月は前年比99.4%と13年1月(95.3%)以来のマイナスとなったが、11月は同105.8%、12月は同104.2%と切り返して好調に推移している。客単価は13年3月から10カ月連続で前年比プラス圏だ。高額消費の活発化が追い風であり、商圏拡大や「うかい」ブランドの認知度向上などが寄与して好業績が期待され、通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、昨年11月下旬に1700円台でのボックス展開から上放れた後は水準切り上げの展開が続いている。1月中旬以降は上げ足を加速して1月23日には2580円まで上値を伸ばした。過熱感を強めたことで足元は上げ一服の形だが、大きく下押す動きは見られない。好業績を評価する動きだろう。

 1月29日の終値2326円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS67円60銭で算出)は34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績のBPS809円98銭で算出)は2.9倍近辺である。上げ足を速めたため目先的な過熱感を残しているが、好業績を評価する流れに変化はなく、過熱感を冷ますための自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は戻り高値から一旦反落だが好業績を評価する流れに変化なし、昨年11月高値を突破すれば上げ足に弾み

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて戻り高値から一旦反落したが、好業績を評価する流れに変化はないだろう。指標面の割安感、海洋資源開発・洋上風力発電関連のテーマ性も支援材料であり、昨年11月高値を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。

 石炭・木材・鋼材輸送の近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品輸送やフェリー輸送の内航部門を展開している。13年5月に発表した中期経営計画では、目標値として16年3月期売上高457億円、営業利益28億円、経常利益26億50百万円、純利益17億円を掲げている。

 新規分野として、日本近海における海洋資源開発・探査・掘削設備および洋上再生可能エネルギー設備に関わるオフショア支援船業務に進出する。13年10月にはオフショア・オペレーションと均等出資で合弁会社オフショア・ジャパンを設立した。また外航関連では新規にインドに駐在員を置く方針も示している。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(10月31日に増額修正)は売上高が前期比6.2%増の451億円、営業利益が同5.0%増の18億50百万円、経常利益が同9.3%増の18億円、純利益が同7.3%増の11億50百万円としている。セメント・石灰石・石炭などの輸送量が高水準に推移して燃料価格の上昇などを吸収する。第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は高水準であり、通期再増額の可能性が高いだろう。さらに来期(15年3月期)も復興需要の本格化や景気回復を背景として好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、急騰して付けた昨年11月高値347円から反落したが、12月下旬には300円近辺の短期モミ合いから上放れて水準を切り上げた。そして1月23日には338円まで上伸して11月高値に接近した。直後に全般地合い悪化の影響を受けて反落したが、1月29日には切り返しの動きを強めている。好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 1月29日の終値329円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS39円17銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS741円49銭で算出)は0.4倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。指標面の割安感やテーマ性も支援材料であり、昨年11月高値347円を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは水準切り上げの展開、一旦は利益確定売り優勢だが、好業績や割安感を評価して上値追いの流れに変化なし

 電機・電子技術商社の立花エレテック<8159>(東1)の株価は水準切り上げの展開が続いている。足元では一旦利益確定売りが優勢になったが、すぐに切り返しの動きを強めている。好業績や指標面の割安感を評価して上値を追う流れに変化はなく、2月5日予定の第3四半期累計(4月〜12月)業績発表が接近して期待感も高まるだろう。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、情報通信事業、ソリューション事業などを展開し、13年4月には金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合してMS(マニュファクチャリング・サービス)事業を新設した。

 M&A戦略では10年にFA機器専門商社の大電社を完全子会社化し、12年6月に関東圏を地盤とするFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携した。また13年2月には、ルネサスエレクトロニクス<6723>の販売子会社からコンポーネント事業と半導体製品再販事業の移管を受けて、立花デバイスコンポーネントを設立した。技術商社の強みを活かして、アジアでの海外ビジネス基盤確立、グループシナジーの強化、MS事業の拡大、営業力強化と体質改善などを重点戦略としている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通し(11月6日に増額修正)は売上高が前期比8.2%増の1340億円、営業利益が同22.6%増の35億円、経常利益が同12.1%増の46億円、純利益が同10.8%増の31億円としている。FAシステムや産業用太陽光発電システムなどが好調であり、半導体デバイス事業は立花デバイスコンポーネントの連結も寄与する。白物家電向けマイコン関連も期後半に向けて回復傾向を強め、通期再増額の可能性があるだろう。設備投資需要の回復が追い風であり、来期(15年3月期)も好業績が期待される。

 株価の動きを見ると水準を切り上げて高値更新の展開が続いている。12月下旬以降は上げ足を速める形となり、12月27日に1401円、そして1月16日には1420円まで上値を伸ばした。足元は利益確定売りや全般地合い悪化の影響で1月27日に1283円まで反落する場面があったが、1月29日には切り返して1月16日の高値に接近している。好業績を評価する流れに変化はないようだ。

 1月29日の終値1370円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS149円19銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1925円77銭で算出)は0.7倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。指標面に割安感があり、自律調整を挟みながら上値を追う流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:17 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは今期業績減額を嫌気した売りは一巡、ボックス下限に到達して反発のタイミング

 情報資産プラットフォーム事業のパイプドビッツ<3831>(東マ)の株価は安値圏でのボックス展開が続いているが、今期業績減額修正を嫌気した売りは一巡しているようだ。レンジ下限に到達して反発のタイミングだろう。

 情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービスなど)、ソリューション事業(アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。

 情報資産プラットフォーム事業は政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容師関連、会計関連、薬剤・医療材料関連、地域密着型SNS関連、建築情報関連などに事業領域を広げている。政治・選挙関連はアイドルグループAKB48の選抜総選挙や政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営している。ECサイト構築・運営受託もネット通販市場拡大を追い風として成長が期待される分野だ。

 1月15日には人事考課業務を効率化する「Web人事考課サービス」、1月17日には採用管理業務を効率化する「Web履歴書・採用管理サービス」の提供を開始した。また1月29日には中小規模事業者や個人事業主向けのクラウド型会計ソフト「ネットde会計」「ネットde青色申告」新バージョンの提供を開始した。

 今期(14年2月期)連結業績見通し(12月27日に減額修正)は売上高が25億円、営業利益が5億50百万円、経常利益が5億50百万円、純利益が3億30百万円としている。前期の非連結業績との比較で11.9%増収、68.2%営業増益、69.8%経常増益、77.4%最終増益となる。新規に提供を開始した「政治山」「美歴」「ジョイブラ」などの売上貢献が想定より遅れるため減額したが、新バージョン投入効果などで有効アカウント数が増加基調であり増収増益見込みだ。

 株価の動きを見ると、今期業績減額修正を嫌気して12月30日に1505円を付ける場面があったが、概ね1600円〜1900円近辺でのボックス展開が続いている。足元では1月22日に1906円まで上伸した後、1月28日と1月29日に1611円まで調整した。全般地合い悪化の影響を受けたようだが、1600円を割り込んで下押す動きは見られず減額修正を嫌気した売りは一巡している。

 1月29日の終値1615円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円62銭で算出)は37倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は7倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復する動きを強めている。ボックスレンジ下限に到達して反発のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:08 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2014年01月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは高値更新の展開、中期成長力を評価して上値追いの流れに変化なし

 菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(東2)の株価は高値を更新して水準切り上げの展開が続いている。中期成長力を評価する流れに変化はなく、自律調整を挟みながら上値追いの展開だろう。2月3日予定の第3四半期累計(4月〜12月)業績発表が接近して動意付く可能性もありそうだ。

 「ラングドシャ」ブランドなどを展開する山陰地区の寿製菓、「ルタオ」ブランドなどを展開する北海道のケイシイシイ、首都圏で洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、「赤い風船」ブランドなどを展開する九州の九十九島グループなどを傘下に擁し、地域限定ブランド菓子を製造・販売している。駅・空港・高速道路など交通機関チャネルの出店・販売比率が高いことも特徴であり、訪日外国人など観光客の増加も追い風となる。

 企業ビジョンとして「全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドの総合プロデューサー」を掲げ、新ブランド・新商品・新店舗創り、新ビジネス開発、海外展開を推進している。新規分野ではジャパルシーが健康食品「栃(とち)」と「藍(あい)」を販売し、ジュテックスは通販基幹業務システムサービスを提供する。海外展開では13年7月、台湾台北市に海外初出店となるカフェ店舗「KONAYUKI」を立ち上げた。13年11月には「栃の実」に含まれるポリフェノールを「ヘリコバクター・ピロリ接着抑制剤」として特許を取得した。事業領域拡大で中期成長に対する期待感が高まる。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.3%増の217億50百万円、営業利益が同12.2%増の21億円、経常利益が同11.1%増の21億円、純利益が同12.2%増の11億70百万円としている。新規出店、首都圏での洋菓子販売強化、遷宮イベント開催の出雲や伊勢方面での販売強化、新規事業の本格化、製造採算の改善などで最高益更新見込みだ。

 需要期となる下期の構成比が高い収益構造だが、第2四半期累計(4月〜9月)は期初計画を上回った。また1月15日に発表した第3四半期累計(4月〜12月)の概算売上高は前年同期比10.5%増の171億29百万円だった。四半期別の増収率を見ると、第1四半期(4月〜6月)が同12.6%増収、第2四半期(7月〜9月)が同8.3%増収、第3四半期(10月〜12月)が同10.9%増収である。首都圏での展開強化に加えて、遷宮・奉祝イベントで観光客が増加している山陰地区・東海地区が好調に推移して全体を牽引しているようだ。通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、12月13日の1921円から一旦反落したが、すぐに切り返して水準切り上げの展開となった。1月21日には1998円を付けて12月高値を突破した。足元では全般地合い悪化の影響を受けて1800円台に調整したが、大きく下押す動きは見られず1月28日には1900円台を回復している。中期成長力を評価する流れに変化はないようだ。

 1月28日の終値1926円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円79銭で算出)は17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS683円47銭で算出)は2.8倍近辺である。目先的にはやや過熱感を残しているが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。自律調整を挟みながら上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エイジアは昨年11月高値突破して水準切り上げ、目先は過熱感だが中期成長力を評価する流れに変化なく、自律調整挟みながら上値追い

 メール配信ソフトのエイジア<2352>(東マ)の株価は昨年11月高値を突破して水準を切り上げた。目先的には過熱感もあるが中期成長力を評価する流れに変化はなく、過熱感を冷ますための自律調整を挟みながら上値を追う展開だろう。第3四半期累計(4月〜12月)の業績発表が接近して期待感が高まる可能性もありそうだ。

 自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS」シリーズなどアプリケーション事業を主力に、マーケティングコンサルティングなどサービスソリューション事業も展開している。メール配信ソフトの導入実績は約1600社で国内メール配信パッケージ市場シェア1位である。13年12月には楽天<4755>が設立した「楽天あんしん支払いサービスかんたん登録オプション」パートナー制度における導入サポート企業として公式認定された。

 M&Aやアライアンス戦略も積極推進している。12年4月にECサイト構築・運営事業拡大に向けてシステムインテグレータ<3826>、12年12月にメールマーケティングコンサルティング事業拡大に向けてメールマガジン制作・運用支援のグリーゼと資本・業務提携、13年10月にメールマガジン戦略立案・企画・制作・分析サービス事業のFUCAを子会社化した。

 なお1月28日には、Webサイトソーシャル化支援サービス「ソーシャルPLUS」を提供するフィードフォース社と業務提携すると発表した。ソーシャルデータや楽天IDを活用したメールマーケティングサービスを共同で提供し、新規会員獲得から既存客の深耕まで支援する。

 今期(14年3月期)はFUCAを子会社化して第3四半期(10月〜12月)から連結決算に移行するが、通期の業績見通しは非連結ベースの期初計画を据え置いて売上高が前期比15.5%増の9億円、営業利益が同25.6%増の1億70百万円、経常利益が同21.1%増の1億70百万円、純利益が同2.0倍の1億円としている。アプリケーション事業でストック型収益となるクラウドサービスが好調に推移する。第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率が高水準だったため通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、1月中旬に動意付いて1200円〜1500円近辺での短期モミ合いから上放れの展開となった。1月17日に1618円を付けて昨年11月高値1590円を突破し、その後も水準を切り上げて1月23日には1989円まで上値を伸ばしている。目先的な過熱感を強めたため1月27日に1618円まで反落する場面があったが、1月28日には切り返しの動きを強めている。中期成長力を評価する流れに変化はないようだ。

 1月28日の終値1724円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想のEPS53円73銭で算出)は32倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS376円71銭で算出)は4.6倍近辺である。目先的には過熱感もあるが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整を挟みながら上値を追う流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト)

>>エイジアのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析