[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (11/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは通期ベースの好業績に見直し余地、国家戦略特区も支援材料
記事一覧 (11/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは再動意、二番底形成し下値確認、カジノ関連
記事一覧 (11/13)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは決算発表を受けて急動意、モミ合い上放れて強基調に転換の可能性
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記事一覧 (11/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーは反落だが押し目買い好機、10月既存店売上好調
記事一覧 (11/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは上場来高値更新、中期成長力を評価して上値追い
記事一覧 (11/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは出直り歩調に変化なくモミ合い上放れのタイミング、好業績に見直し余地
記事一覧 (11/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは戻り高値圏から一旦反落も調整一巡して水準切り上げの動き
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2013年11月13日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは通期ベースの好業績に見直し余地、国家戦略特区も支援材料

 投資用マンションのアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の株価は、第1四半期(7月〜9月)業績を嫌気してモミ合い下放れの形となったが、第1四半期の減収減益は計画水準であり、通期ベースの好業績に対する見直しが強まるだろう。20年東京夏季五輪や国家戦略特区の規制緩和に盛り込まれた容積率緩和も支援材料だ。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。マンションに対する投資・購入マインドは旺盛であり、REITやファンドによる投資用マンションの購入も始まったようだ。20年東京夏季五輪も追い風となって投資用マンションの市場拡大が予想される。

 11月7日発表の今期(14年6月期)第1四半期業績(非連結)は売上高が前年同期比56.7%減の8億45百万円、営業利益が同99.1%減の2百万円、経常利益が47百万円の赤字(前年同期は2億78百万円の黒字)、純利益が47百万円の赤字(同2億53百万円の黒字)だった。投資用マンション2棟の一部戸別決済28戸、買い取り再販による分譲用コンパクトマンション1棟などを売上計上した。大幅減収減益の形だが、期初計画段階で第1四半期は売上計上予定物件が少なく、概ね計画水準のようだ。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比41.0%増の100億円、営業利益が同36.6%増の10億35百万円、経常利益が同35.3%増の8億50百万円、純利益が同7.7%増の7億80百万円としている。着工中の投資用ワンルームマンション12棟590戸のうち464戸、共同事業による土地転売2物件などの販売を予定している。人件費や資材価格の上昇、職人不足による工期長期化がコストアップ要因として懸念されるが、販売面では高額物件を中心に好調が続いているため、通期ベースでは好業績が期待される。

 株価の動き(7月1日付で株式200分割)を見ると、10月以降は280円〜310円近辺で推移していたが、第1四半期の減収減益を嫌気して11月8日に263円まで急落し、11月12日には259円まで調整する場面があった。ただし終値ベースで見れば260円台を維持しており、8月29日の安値249円まで下押す動きは見られない。失望売りが一巡した形で調整のほぼ最終局面だろう。

 11月12日の終値267円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS37円79銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円50銭で算出)は2.8%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS128円12銭で算出)は2.1倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、8月安値を割り込まなければ下値支持線を形成して反発局面となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズは再動意、二番底形成し下値確認、カジノ関連

 アミューズメント事業や不動産事業のアドアーズ<4712>(JQS)の株価は8月高値から上値を切り下げる展開だったが、足元では調整が一巡して再動意の構えを見せている。収益改善基調やカジノ関連のテーマ性を見直して高値圏回帰の動きを強めそうだ。

 13年2月に、親会社Jトラスト<8508>グループで戸建て住宅分譲が主力のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で建築・不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う位置付けとなった。Jトラストとの連携を強化してアミューズメント事業、不動産事業、建築事業で成長を目指す戦略だ。アミューズメント事業ではメダルゲームを最注力分野と位置付け、不動産事業ではアセット分野も拡大する方針だ。

 11月11日発表の今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績は売上高が113億54百万円、営業利益が7億95百万円、経常利益が7億27百万円、純利益が7億23百万円となった。前年同期の非連結ベースとの比較で見ると17.5%増収、2.0倍営業増益、96.5%経常増益、83.0%最終増益となる。アミューズメント事業では既存店売上高伸び率が、第1四半期(4月〜6月)の95.3%に対して第2四半期(7月〜9月)が98.4%と改善傾向を強めた。純利益についてはゲオ運営店舗のカプセル自販機運営事業の解消に伴う特別利益88百万円の計上も寄与した。

 通期見通しは前回予想を据え置いて売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した事業構造改革の効果でアミューズメント事業の収益が大幅に改善し、キーノート(不動産事業)とブレイク(アミューズメント事業)の通期連結も寄与する。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.4%、営業利益が72.3%、経常利益が72.7%、純利益が120.5%と高水準である。外部環境を慎重に見据えて通期見通しを据え置いたとしているが、既存店売上高も改善基調であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、8月の年初来高値285円から上値を切り下げる展開だったが、下値は200円近辺の支持線が頑強のようだ。そして11月12日には第2四半期累計業績を好感して前日比30円(14.78%)高の233円まで急伸する場面があった。調整が一巡したようだ。

 11月12日の終値222円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は52倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は3.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると、戻りを押さえていた25日移動平均線を一気に回復した。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から急反発してサポートラインを確認した形だろう。収益改善基調やカジノ関連のテーマ性を見直して高値圏回帰の動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは決算発表を受けて急動意、モミ合い上放れて強基調に転換の可能性

 溶接機器のOBARA GROUP<6877>(東1)の株価はモミ合い調整局面だったが、11月11日の決算発表を受けて動意付いた。モミ合い上放れて強基調へ転換しそうだ。

 自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、およびエレクトロニクス業界向け平面研磨装置を主力とする研磨装置関連事業を展開している。

1 1月11日に発表した前期(13年9月期)の連結業績(4月26日に2回目の増額修正)は、売上高が前々期比19.6%増の385億82百万円、営業利益が同40.5%増の62億80百万円、経常利益が同59.5%増の73億43百万円、純利益が同69.0%増の45億93百万円だった。営業外収益での為替差益7億45百万円も寄与した。配当は記念配当10円を含めて、同20円増配の年間50円(第2四半期末10円、期末40円)とした。

 セグメント別に見ると、溶接機器関連事業はアジアを中心に自動車関連の需要が好調に推移して同23.0%増収、同31.6%営業増益(全社費用等調整前)、研磨装置関連事業はシリコンウェーハ関連の顧客に対する販売深耕策が奏功して同13.2%増収、同59.4%営業増益だった。

 今期(14年9月期)の見通しは売上高が前期比1.1%増の390億円、営業利益が同4.5%減の60億円、経常利益が同19.7%減の59億円、純利益が同12.9%減の40億円とした。配当予想は年間40円(第2四半期末20円、期末20円)とした。想定為替レートは1米ドル=98円60銭である。前期との比較で設備投資需要がやや落ち着いた状況になるとして保守的な見通しのようだが、世界の自動車メーカーの積極的な増産投資を背景として溶接機器関連事業が好調に推移し、研磨装置関連事業も回復傾向を強めて好業績が予想される。上振れ余地があるだろう。

 株価の動きを見ると、8月以降は概ね2400円〜2700円近辺のレンジでモミ合う調整局面だったが、11月12日は安値圏で寄り付いた後に急動意の展開となり、前日比303円(12.38%)高の2750円まで急騰する場面があった。前期の増配を好感し、今期業績の上振れを期待する動きのようだ。

 11月12日の終値2691円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS205円86銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1596円45銭で算出)は1.7倍近辺である。

 11月12日は今期最終減益の会社予想を嫌気して安値圏で寄り付いたが、すぐに切り返して急騰する形となった。日足チャートで見ると、モミ合いレンジの下限から上限までを一気に包んだ形だ。また週足チャートで見ると13週移動平均線を一気に突破して、26週移動平均線に接近している。モミ合い上放れて強基調へ転換しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:23 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は調整一巡し出直り体制整う、上値の壁突破へ

 貴金属リサイクル事業の松田産業<7456>(東1)の株価は戻り高値圏の1400円台から一旦反落したが、すぐに切り返しの動きを見せている。短期調整が一巡し、自己株式取得も支援材料として出直りの流れだろう。

 貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。国内では埼玉県入間市の新工場が10月に試験運用を開始した。貴金属リサイクルの工場設備リニューアルを進め、本格稼動は14年1月予定としている。海外は東アジアを中心に拠点網拡充を推進しており、貴金属関連事業は中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業は中国、タイに展開している。

 11月11日発表の今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)連結業績は前年同期比3.3%増収、同33.2%営業増益、同32.8%経常増益、同30.3%最終増益だった。貴金属関連事業が同2.4%増収、食品関連事業が同5.9%増収となり、前年同期との比較で営業損益も大幅に改善したが、売上高、利益ともに期初計画を下回った。需要回復ペースが想定より遅れているようだ。

 第2四半期累計が計画を下回ったため、通期見通しを減額修正した。売上高は20億円減額して前期比3.4%増の1730億円、営業利益は6億円減額して同0.6%増の56億円、経常利益は5億円減額して同1.4%減の60億円、純利益は2億20百万円減額して同2.2%減の39億20百万円とした。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.5%、営業利益が43.0%、経常利益が44.4%、純利益が44.3%である。需要回復ペースが想定より遅れているようだが、期後半に向けて半導体・電子部品関連の生産が回復傾向を強めるだろう。

 なお9月13日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間9月17日〜11月8日)については、10月18日時点で取得株式総数7万900株、取得価額総額9994万2900円となって終了した。そして11月11日に新たな自己株式取得を発表し、取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円で、取得期間13年11月12日〜13年12月19日とした。

 株価の動きを見ると戻り高値圏の1400円台から反落し、全般地合い悪化も影響して1300円台前半まで調整した。ただし11月12日には自己株式取得も好感して反発に転じている。出直りの流れに変化はないだろう。

 11月12日の終値1353円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS145円17銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1643円09銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺で下げ渋り、11月12日の反発で下値切り上げのトレンドを確認した形だ。指標面には割安感があり出直りの流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーは反落だが押し目買い好機、10月既存店売上好調

 リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)の株価は10月の年初来高値から一旦反落したが、強基調に変化はなく押し目買いの好機だ。10月の既存店売上の好調も刺激材料だろう。

 関東圏を中心に総合リユースショップと服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。13年10月末時点の店舗数は直営の総合47店舗、直営の服飾21店舗、FCの総合4店舗の合計72店舗である。関西への出店も開始して13年5月には総合の関西1号店の神戸新長田店、10月には服飾の関西1号店の尼崎店がオープンした。また新規業態として、古着アウトレットのユーズレット久喜店を11月にオープン予定としている。

 リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリアの拡大、新規出店の加速、家具・家電などの出張買い取り強化、Web経由の販売・買い取り強化などに加えて、多店舗展開に向けて13年6月に物流センターを拡張移転した効果も寄与して、中期的に収益拡大が期待される。

 今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。通期の新規出店は10店舗の計画だ。

 利益が計画を上回った第2四半期累計(3月〜8月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が45.8%、営業利益が40.6%、経常利益が41.5%、純利益が42.3%である。既存店の好調が続いていることに加えて、期中の新規出店や買い取り強化の効果なども寄与して好業績が期待される。

 11月11日発表の月次売上(前年比速報値、FC除く)を見ると、13年10月は全店が113.5%、既存店が104.6%だった。衣料・服飾雑貨、生活家電、家具などが好調に推移して、既存店伸び率は8月の106.1%に次ぐ今期2番目に高い伸び率だった。なお10月の新規出店は1店舗(服飾専門の尼崎店)で、10月末時点の店舗数は合計72店舗となった。

 株価の動きを見ると10月中旬に動意付き、10月21日に1765円を付けて5月高値1650円を一気に突破した。さらに10月23日には1785円まで上伸する場面があった。好業績を見直す動きを強めたようだ。その後は急騰の反動や新興市場全体の軟調ムードが影響して1500円台まで調整しているが、足元では過熱感が解消して下げ渋る展開だ。

 11月11日の終値1548円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円85銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS745円53銭で算出)は2.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んだが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。強基調に変化はなく、目先的な過熱感が解消して反発のタイミングだろう。上値を試す動きとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは上場来高値更新、中期成長力を評価して上値追い

 ワイヤレスブロードバンドサービスを展開するワイヤレスゲート<9419>(東マ)の株価は上場来高値を更新した。今期(13年12月期)好業績見通しや中期成長力を評価して上値追いの展開となりそうだ。

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレスブロードバンドサービス(Wi−Fi、WiMAX)を提供している。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造であり、13年9月末時点の会員数は約40万人となった。重点戦略としてサービス提供エリア拡大、販売チャネル数拡大、サービス拡充を掲げている。

 販売チャネルはヨドバシカメラでの販売、住友商事<8053>との業務提携による最大手携帯販売会社ティーガイア<3738>での販売に加えて、取扱携帯販売会社を増やす方針だ。サービス拡充では、13年6月にオプションサービス第1号として「電話リモートサービス」の提供を開始した。追加オプションサービスも検討して、ARPU(顧客1人当たり売上高)向上や顧客基盤拡大につなげる。10月にはUQコミュニケーションズが提供する超速モバイルネット「WiMAX2+」に対応した「Wi−Fi+WiMAX ツープラス」の提供を開始した。

 11月6日発表の第3四半期累計(1月〜9月)連結業績は、売上高が51億57百万円、営業利益が5億75百万円、経常利益が5億74百万円、純利益が3億54百万円だった。前期第4四半期(10月〜12月)から連結財務諸表作成のため前年同期との比較はできないが、会員数増加で主力のモバイルインターネットサービスが好調のようだ。

 通期見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。販売チャネル数拡大などの効果で会員数の増加ペースが加速し、6月開始のオプション「電話リモートサービス」の売上も想定以上のようだ。ストック型の収益構造であることも考慮すれば通期上振れの可能性があるだろう。

 株価の動き(9月1日付で株式2分割)を見ると、8月28日に付けた直近安値2210円をボトムとして水準切り上げの動きが続いている。10月18日に3030円を付けて7月23日の3000円を突破し、10月29日には3225円を付けた。そして11月11日には3380円まで上伸し、5月の3350円を突破して上場来高値を更新した。中期成長力を評価する動きだろう。

 11月11日の終値3330円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS93円89銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS314円23銭で算出)は11倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に対するプラス乖離率が広がり、目先的には過熱感を強めた形だが、週足チャートで見ると新たな上昇チャネル入りした可能性がありそうだ。中期成長力を評価する動きに変化はなく上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコアは出直り歩調に変化なくモミ合い上放れのタイミング、好業績に見直し余地

 ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア<7837>(JQS)の株価は戻り一服の展開だが、出直り歩調に変化はなく、短期モミ合いから上放れのタイミングが接近しているようだ。今期(14年3月期)好業績や指標面の割安感に見直し余地があるだろう。

 ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開し、東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点も運営している。

 中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%を目標数値に掲げている。重点戦略としては、BESSブランドの深耕に取り組むとともに、展示場50拠点展開を目指している。BESSのリノベーション「NEWIT(ニュイット)」も次代の主力商品の一つとして育成する方針だ。

 10月31日発表の第2四半期累計(4月〜9月)連結業績は、前年同期比15.7%増収、同19.8%営業増益、同33.0%経常増益、同36.8%最終増益だった。全国BESS展示場への新規来場者数は同16.6%増加の1万4326件、契約高は同37.5%増の63億68百万円だった。契約が好調に推移して、契約高、売上高、利益ともに第2四半期累計として過去最高を記録した。

 通期見通しは前回予想を据え置き契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.9%、営業利益が50.8%、経常利益が51.2%、純利益が53.4%と概ね順調なである。ブランドの知名度向上効果や高水準の契約残高を背景に好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、8月の安値圏1000円近辺から反発して9月後半に1200円台を回復した。その後は戻り一服の展開となり、概ね1150円〜1250円近辺のレンジでモミ合う形だ。全般地合い悪化の影響も受けているだろう。ただし煮詰まり感も強めている。

 11月11日の終値1200円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.4倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を維持しており、下押す動きは見られない。また週足チャートで見ると26週移動平均線を抜け切れないが、下値をサポートする13週移動平均線が上向きに転じてきた。短期モミ合いから上放れのタイミングが接近しているようだ。出直り歩調に変化はなく好業績、低PER、高配当利回りに見直し余地があるだろう。【アナリスト&ジャーナリスト水田雅展の銘柄分析】
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは戻り高値圏から一旦反落も調整一巡して水準切り上げの動き

 飲食チェーンのきちり<3082>(東2)の株価は、9月の戻り高値圏から一旦反落したが、調整一巡して足元で水準切り上げの動きを強めている。今期(14年6月期)好業績見通しであり、高値圏回帰の展開となりそうだ。

 関西および関東エリアに直営店を展開する飲食チェーンである。カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」を主力業態とする自社ブランドの展開、および店舗受託運営を展開し、首都圏への新規出店を強化している。前期(13年6月期)末時点の直営店舗数は68店舗(関西エリア43店舗、関東エリア25店舗)である。

 13年2月に食品加工機械メーカーのサタケ、4月にイタリアのバックブランド「オロビアンコ」、5月に福岡県「はかた地どり」生産者である農業組合法人福栄組合と業務提携するなど、店舗を受託運営するプラットフォームシェアリング事業の確立を目指している。そして今後は、はかた地どり専門店「福栄組合」を多店舗展開型業態に育成する方針だ。

 中期経営計画では18年6月期の売上高100億円、営業利益15億円、経常利益16億円、純利益10億円、配当性向30%を経営目標値として掲げ、自社ブランド展開事業で100店舗、プラットフォームシェアリング事業で契約店舗数500店舗を目指している。

 11月5日発表の第1四半期(7月〜9月)の業績(非連結)は前年同期比11.8%増収、同32.4%営業減益、同35.2%経常減益、同34.1%最終減益だった。新規出店効果で増収だったが、輸入原材料価格の上昇や積極的な人材採用による販管費増加などで減益だった。

 通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比17.3%増の73億円、営業利益が同23.8%増の7億円、経常利益が同23.9%増の7億50百万円、純利益が同30.7%増の4億50百万円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が22.6%、営業利益が12.3%、経常利益が12.5%、純利益が12.0%と低水準だが、期中の新規出店効果などを考慮すれば、現時点では特にネガティブ要因とはならないだろう。

 なお11月5日に株式分割を発表した。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を2株に分割する。この株式分割に伴って11月6日に配当予想を年間7円50銭(期末一括)に修正した。14年1月1日付の株式2分割を考慮すると年間15円(13年7月1日付の株式3分割も考慮すると年間45円)となり実質的に変更はない。

 また11月5日には株主優待制度の導入も発表している。毎年12月31日現在で1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、当社運営店舗で利用できる「優待券3000円分」または「GABAライス3kg」を選択できる。

 株価の動き(7月1日付で株式3分割)を見ると、9月18日と19日に付けた戻り高値1097円から一旦反落したが、960円近辺で調整が一巡し、足元では1000円台を回復して水準切り上げの動きを強めている。利益確定売りが一巡して出直る動きのようだ。

 11月11日の終値1005円を指標面(14年1月1日付株式2分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS88円78銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績のBPS267円10銭で算出)は3.8倍近辺である。日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。調整が一巡して高値圏回帰の動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは戻り一服だが好業績や割安感に見直し余地

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は戻り一服の展開だが、今期(14年3月期)好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直りの動きが本格化しそうだ。

 ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。収益力向上に向けてERPコンサルティング、オンラインストレージサービス、クラウド関連サービスを強化し、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。13年4月にソリューション事業のクリエイティブジャパンを子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。9月には三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築した。

 11月1日に発表した第2四半期累計(4月〜9月)連結業績は前年同期比15.6%増収、同10.5%営業増益、同22.1%経常増益、同30.9%最終増益だった。セグメント別に見ると、ソフトウェア開発事業が金融分野の好調やクリエイティブジャパンの新規連結などで同17.0%増収、組込型ソフトウェア開発事業が情報家電関連の好調などで同8.6%増だった。

 通期見通しは前回予想を据え置いて売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。クラウド関連のソフトウェア開発が好調であり、クリエイティブジャパンの新規連結も寄与する。消費増税前の企業のIT投資需要も追い風だろう。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.4%、営業利益が40.9%、経常利益が46.3%、純利益が50.9%である。下期の構成比が高いことを考慮すれば概ね順調な水準であり、好業績が期待される。なお10月28日に配当の増額修正を発表し、年間26円(第2四半期末13円、期末13円)とした。前期との比較では年間1円の増配となる。

 株価の動きを見ると、800円近辺で上値が重くなり戻り一服の形だが、一方では720円〜730円近辺で下値も固まっている。720円〜800円近辺のレンジで短期ボックス展開の形だが、足元はレンジ上限に向けて水準を切り上げる動きのようだ。好業績を見直す動きだろう。

 11月11日の終値752円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線と26種移動平均線を維持して、徐々に下値を切り上げる形だ。今期好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直りの動きが本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーは急動意の反動調整一巡、第2四半期累計業績発表で再動意の可能性

 車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は、9月末の急動意後の反動局面だが、早くも調整が一巡して反発の動きを強めている。11月13日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定しており、再動意の可能性もあるだろう。

 自動車向けなど工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)や医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓)も展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や、車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」などを主力製品としている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、8月9日に第2四半期累計を増額したが、通期見通しは据え置いて売上高が前期比10.7%増の53億円、営業利益が同84.5%増の2億50百万円、経常利益が同39.8%増の1億95百万円、純利益が同43.3%増の1億10百万円としている。米国自動車市場の好調で車載用「ASA COLOR LED」など自動車関連製品が好調だ。スポーツ用なども顧客側の在庫調整の影響が一巡して堅調だ。円安メリットも考慮すれば通期も増額の可能性が高いだろう。

 なお9月24日に単元株式数の変更を発表した。効力発生日12月2日で現行の単元株式数500株を100株に変更する。

 株価の動きを見ると、概ね280円〜300円近辺の狭いレンジでのボックス展開だったが、9月30日に動意付いて362円まで急伸した。その後は急騰の反動局面となって10月18日に305円まで調整したが、足元では再び水準切り上げの動きを強めている。反動調整が一巡したようだ。

 11月11日の終値326円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS24円19銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS652円12銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインであり、週足チャートで見てもボックスレンジから上放れて水準を切り上げた形だ。通期増額の可能性に加えて、指標面の低PBRにも依然として見直し余地が大きい。再動意で9月末の高値を試す可能性がありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは調整一巡してボックス上放れのタイミング接近、好業績が支援材料

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は、高値圏から反落してボックス展開だが、調整が一巡して上放れのタイミングが接近しているようだ。今期(14年2月期)好業績見通しや派遣労働の規制緩和観測が支援材料だろう。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比はキヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。

 12年9月にオムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化した。M&Aも活用して顧客の多様化を進め、今期第2四半期累計(3月〜8月)の取引社数は48社となり、08年の17社から大幅に増加した。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。ソニーや富士通向けなど主要顧客向けを中心に派遣需要が好調に推移し、新規受注やMCTECの通期連結も寄与する。

 期初計画を上回った第2四半期累計(3月〜8月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が49.7%、営業利益が58.8%、経常利益が59.6%、純利益が63.4%と高水準である。景気回復を背景に技術者不足が深刻化しているため、技術者派遣需要は好調に推移することが予想される。通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、7月の年初来高値1015円から反落し、9月以降は概ね800円〜900円近辺のレンジでボックス展開のようだ。全般地合い悪化の影響も受けて上値が重いが、下値が固まり調整一巡感を強めている。

 11月11日の終値821円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.6倍近辺である。日足チャートで見ると、レンジ下限から反発して25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ても抵抗線となった13週移動平均線突破の動きを強めている。調整が一巡して上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは調整最終場面、収益改善や高配当利回りに見直し

 広告代理店向けTV−CM制作大手のティー・ワイ・オー<4358>(東2)の株価は、足元でやや軟調な動きだが、今期(14年7月期)収益改善や高配当利回りに見直し余地があり、反発のタイミングだろう。20年東京夏季五輪開催も広告市場拡大に追い風だ。

 広告代理店向けのTV−CM企画・制作事業を主力として、WEB広告やプロモーションメディア広告の企画・制作などマーケティング・コミュニケーション事業も展開している。不採算事業の縮小・撤退・売却などによって事業構造改革を推進し、13年5月にはマーケティング・コミュニケーション事業内で不採算だったテオーリア事業部を譲渡した。

 13年9月発表の新中期経営計画では、目標数値として16年7月期売上高320億円、営業利益21億50百万円などを掲げ、株主還元として配当性向25%以上と株主優待の継続的実施の方針を示している。広告市場は拡大基調であり、20年東京夏季五輪開催も追い風となる。また広告代理店や広告主が安心感や信用力を求める動きを背景として、TV−CM制作業界では大手制作会社3社による寡占化傾向を強めているようだ。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比6.0%増の265億円、営業利益が同13.8%増の17億円、経常利益が同10.8%増の15億40百万円、純利益が同10.1%増の8億90百万円としている。TV−CM事業は自動車、飲料、衣料業界を中心に好調が続いている。1件当たり金額は上昇傾向であり、大口広告主からの直接受注も増加しているようだ。また人件費の先行投資が一巡し、不採算事業撤退など事業構造改革の効果も本格寄与して収益が一段と改善する見込みだ。

 なお10月4日に東証2部市場への市場変更、今期配当予想の増額修正、2種類の記念株主優待の実施、および株式の売出し(受け渡し日10月25日)を発表した。10月15日に発表した売り出し価格は159円だった。

 株価の動き(10月25日付で東証2部に市場変更)を見ると、10月2日に戻り高値となる185円まで急伸した後に、一転して140円台前半まで調整した。10月4日発表の株式売り出しが嫌気されたようだ。その後170円台まで急反発する場面があったが、足元では140円台まで調整とやや方向感に欠ける展開だ。

 11月8日の終値147円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS14円90銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(修正後の会社予想の年間6円で算出)は4.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS70円01銭で算出)は2.1倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、サポートラインの52週移動平均線が接近している。反発のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:41 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】毎日コムネットは上放れ接近、7月から600円挟んだモミ合い煮詰る

 学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業の毎日コムネット<8908>(JQS)の株価は、下値固めが完了してボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。中期成長力に評価余地があるだろう。

 首都圏での不動産ソリューション事業(不動産開発部門と賃貸・管理業務の学生マンション部門)を主力として、学生生活支援事業(課外活動支援部門と人材ソリューション部門)も展開している。安定的な入居者が見込まれるエリアに開発を集中するとともに、大学との連携による学生寮の開発や、学生マンションを建設して投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託する開発も強化している。

 管理受託を含めた前期(13年5月期)末の総管理戸数は前々期比1.9%増加の180棟7463戸である。大学生の首都圏進学志向や女子大生比率の上昇などを背景として、居住場所に安全性・快適性・利便性を求めるニーズは一段と高まっている。このため中期的に収益拡大が期待される。

 今期(14年5月期)連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増の99億円、営業利益が同2.6%増の8億58百万円、経常利益が同7.1%増の8億20百万円、純利益が同10.1%増の4億80百万円として、総管理戸数は同7.2%増の8000戸を計画している。

 不動産ソリューション事業では、自社保有物件およびサブリース物件ともに開発が順調に進んでいる。学生生活支援事業では、合宿運転免許斡旋事業を本格的に開始するようだ。通期見通しに対する第1四半期(6月〜8月)の進捗率は売上高が30.3%、営業利益が39.6%、経常利益が34.4%、純利益が31.5%である。季節要因などの影響もあるが、通期上振れの可能性があるだろう。

 なお11月1日に、企業戦略を明確にすることを目的として、セグメントおよび部門名称を変更したと発表している。新セグメントは、不動産ソリューション事業(不動産デベロップメント部門と不動産マネジメント部門)、および学生生活ソリューション事業(課外活動ソリューション部門と人材ソリューション部門)となった。

 株価の動きを見ると、第1四半期の好業績を好感して10月15日に623円まで上伸したが、反落して足元は570円〜590円近辺で推移している。ただし9月17日の直近安値549円まで下押す動きは見られない。8月中旬以降の概ね550円〜600円近辺でのボックス展開が続いているが、下値固めは完了しているようだ。

 11月8日の終値585円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円33銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS528円70銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。戻りを押さえている26週移動平均線を突破すれば、ボックス上放れて出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写の週足に強さ、13週線で調整一巡、割安見直しへ

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は、下値を着実に切り上げてボックス上放れの動きを強めている。今期(14年3月期)好業績見通しであり、指標面の割安感にも見直し余地があるだろう。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では16年3月期売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を目標としている。重点戦略としては、LED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減による収益力強化、新製品PALAPなど新規事業の確立を掲げている。

 10月28日発表の第2四半期累計(4月〜9月)連結業績(10月23日に売上高を減額、利益を増額)は、前年同期比0.2%増収、同9.8%営業減益、同12.6%経常減益で、純利益は横ばいだった。製品別に見ると片面プリント配線板は同9.7%増収、両面プリント配線板は同14.3%減収、その他は同2.5%増収だった。海外での需要回復が遅れて売上高を減額修正したが、コスト削減効果と円安メリットで利益は計画を上回った。

 第2四半期累計の実績を受けて通期見通しも10月23日に経常利益と純利益を増額修正した。売上高は前期比10.1%増の165億円、営業利益は同35.5%増の7億50百万円、経常利益は50百万円増額して同13.5%増の7億50百万円、純利益は30百万円増額して同67.5%増の5億30百万円とした。純利益は固定資産減損損失の一巡も寄与する。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.8%、営業利益が43.5%、経常利益が48.4%、純利益が53.6%である。概ね順調な水準だろう。期後半に向けて家電関連の需要が回復傾向を強め、自動車関連では下期から供給開始する新製品も寄与するようだ。

 株価の動きを見ると、9月以降は概ね220円〜250円近辺のレンジでボックス展開だが、下値を8月28日214円から、9月9日222円、10月8日224円へと着実に切り上げている。そして足元ではボックスレンジ上限に到達した。上放れのタイミングが接近しているようだ。

 11月8日の終値250円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS36円98銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円28銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなって下値を着実に切り上げている。指標面の割安感に見直し余地があり、26週移動平均線を突破すれば上げ足に弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションの株価は青空相場、初の4ケタ活躍へ

 キムチ製品など漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は、10月28日の高値から一旦反落したが、目先的な過熱感が解消して反発のタイミングだろう。今期(14年2月期)好業績に加えて中期成長期待も強く、上値追いの展開となりそうだ。

 キムチ製品、あさづけ、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が向上し、独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品投入も積極化している。広島工場の稼働(13年6月)に伴って中国・四国地方での拡販を進めるとともに、契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。ブランド力向上に伴って中期成長期待が高まる。

 今期連結業績見通し(9月30日に増額修正)は、売上高が前期比6.0%増の255億18百万円、営業利益が同22.0%増の11億16百万円、経常利益が同21.9%増の11億87百万円、純利益が同27.3%増の7億26百万円としている。広島工場稼動などで費用が増加するが、キムチ製品や惣菜製品のブランド力向上に伴って販売は好調であり、原料の野菜価格の安定も寄与して売上高、利益ともに過去最高を更新する見込みだ。

 売上高、利益ともに過去最高だった第2四半期累計の通期見通しに対する進捗率は、売上高が52.8%、営業利益が69.0%、経常利益が72.7%、純利益が74.7%と高水準である。白菜など原料野菜価格の動向に不透明感があるため下期を保守的な予想としているが、通期再増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げて高値を更新する展開が続いている。10月22日に915円まで上伸して10月1日の895円を突破し、10月28日には995円まで上伸する場面があった。その後は目先の過熱感を強めたこともあり、利益確定売りが優勢になって870円〜880円近辺まで反落したが、好業績を評価する流れに変化はないだろう。

 11月8日の終値883円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS113円67銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。また日足チャートで見ると、25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消された。反発のタイミングだろう。通期再増額の可能性、中期的な成長期待、指標面の低PERや低PBRが支援材料であり、上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月10日

【アナリスト水田雅展の為替&相場展望】重要イベント通過、円安・株高の流れが強まる可能性、企業業績精査に伴う見直しの動きにも注目

【為替&相場展望】(11日〜15日)

 来週(11月11日〜15日)の株式・為替相場は、8日発表の米10月雇用統計の結果を受けて円安・株高の流れが強まりそうだ。市場のムードが好転して三角保ち合いから上放れの動きを強める可能性もあるだろう。

 海外の重要イベントを通過し、国内主要企業の9月中間決算発表もほぼ一巡したため来週はやや材料難となる。しかし米10月雇用統計が市場予想を大幅に上回る強い内容だったことを受けて、米国のテーパリング(量的緩和縮小)開始時期が早まるとの観測を強めている。したがって米長期金利が上昇してドル高・円安の動きが強まり、連れて株高の流れも強まるだろう。チャート面では三角保ち合い上放れの可能性もありそうだ。物色面では企業業績の精査に伴って、好業績にもかかわらず売り込まれた銘柄に対する見直しの動きが注目される。

 前週の重要イベントと市場の反応を振り返ると、6日発表のトヨタ自動車の業績見通し上方修正は市場予想に届かず、市場のムードを好転させるには至らなかった。そして7日の海外市場では為替が乱高下した。米13年7〜9月期実質GDP(国内総生産)速報値が市場予想を大きく上回ったことを受けて、一旦は1ドル=99円台までドル高・円安方向に傾いたが、ECB(欧州中央銀行)理事会が予想外の利下げを決定したことや、米GDPの内容が数字ほど強くないのではとの懸念が強まり、一転して1ドル=97円台までドル安・円高方向に傾き、米国株も大幅下落に転じた。このため8日の日本株は軟調だった。

 しかし8日発表の米10月雇用統計で、非農業部門雇用者の増加数が市場予想を大きく上回ったことを受けて、米FRB(連邦準備制度理事会)のテーパリング開始時期が早まるとの観測が広がり、外国為替市場では1ドル=99円台までドル高・円安方向に傾いた。株式市場では米景気に対する安心感が広がり、ダウ工業株30種平均株価が大幅上昇して史上最高値を更新した。

 なお米13年7〜9月期実質GDP速報値は年率換算で前期比2.8%成長だった。企業の在庫投資が全体を押し上げて12年7〜9月期以来の高い伸びとなり、市場予想の1.9%成長を大幅に上回った。ただし個人消費などには先行き不透明感を指摘する見方も多いようだ。また米10月雇用統計では、失業率は7.3%となり9月に比べて0.1ポイント悪化したが、非農業部門雇用者数が20.4万人増加となり、市場予想の12万人程度増加を大きく上回った。8月分と9月分も上方修正された。

 ECB理事会では政策金利を0.25%引き下げて年0.25%とすることを決定した。13年5月以来の利下げで過去最低の金利水準となる。さらにドラギECB総裁が記者会見で追加緩和を示唆したため、ユーロの低金利政策の長期化観測を強めている。中国に関しては、9日発表の10月消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.2%上昇と8カ月ぶりの高水準となった。食品価格の上昇が全体を押し上げた。社会不安増大を押さえるためにも物価安定を図る必要があり、金融引き締め観測が強まる可能性があるだろう。

 前週末8日の米国市場の動きを受けて、来週初11日の日本市場も円安・株高の流れでスタートしそうだ。その後も外国為替市場で、ドルが買われて円とユーロが売られる流れになれば、円安・株高の好循環の流れを強める可能性が高いだろう。

 ただし、米国・ユーロ・中国の金融政策に対する思惑の交錯に加えて、米長期金利が急速に上昇すれば、米国株が調整局面に入る可能性が高まるという警戒感もくすぶることに注意しておきたい。もちろん14年1月15日期限の暫定予算問題、14年2月7日期限の連邦政府債務上限引き上げ問題も控えている。

 需給面で見れば、高水準の裁定買い残高や信用買い残高、5日に実施された空売り規制の緩和など、引き続き売り圧力が強い状況だ。そして年内の証券優遇税制廃止に向けた利益確定売りも本格化しそうだ。売買代金が膨らんで売り圧力を吸収できるかも焦点だろう。

 物色面では、9月中間期決算発表後の企業業績の精査に伴い、好業績見通しを発表したにもかかわらず市場予想に届かなかったとして売り込まれた銘柄に対する見直しの動きに注目したい。ドル高・円安方向に傾けば、輸出関連企業にとって通期上振れ余地が広がることになる。

 その他の注目スケジュールとしては、9日〜12日の中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)、11日の日本9月経常収支、日本10月景気ウォッチャー調査、EU財務相理事会、12日の日本9月第3次産業活動指数、日本10月マネーストック、日本10月消費動向調査、インドネシア中銀理事会、米9月シカゴ連銀全米活動指数、13日の日本9月機械受注、日本10月企業物価、ユーロ圏9月鉱工業生産、14日の日本7〜9月期GDP1次速報値、ユーロ圏7〜9月期GDP速報値、ユーロ圏財務相会合、米9月貿易収支、15日のEU財務相理事会、米10月鉱工業生産、米11月ニューヨーク州製造業業況指数などがあるだろう。

 その後は11月18日のユーロ圏9月経常収支、ユーロ圏10月貿易収支、20日の日本10月貿易統計、米10月小売売上高、21日の日銀金融政策決定会合、米FOMC(連邦公開市場委員会)10月29日開催分議事録公表、12月17日〜18日の米FOMCなどが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月08日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは反動調整一巡、過熱感解消して再動意のタイミング

 写真関連のアスカネット<2438>(東マ)の株価は急騰後の反動調整局面だが、目先の過熱感が解消して再動意のタイミングだろう。新規分野のエアリアルイメージング事業に対する期待感は強く、10月高値を試す可能性があるだろう。

 葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス事業、オリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連などが主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。

 新規事業領域としては、エアリアルイメージング事業で空中結像技術を用いた新ディスプレーの開発・量産化を推進している。空中結像を可能にする特殊プレート(AIプレート)の低価格での増産が可能になったため、試作品の販売を開始した。10月1日から5日まで開催された「CEATEC JAPAN 2013」では、エアリアル・イメージング・プレートの技術がキーテクノロジ部門で準グランプリを受賞している。さらに低価格化と大量生産を可能にする本格量産技術の確立に取り組む方針だ。

 今期(14年4月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比7.7%増の48億83百万円、営業利益が同4.5%増の6億86百万円、経常利益が同3.9%増の6億90百万円、純利益が同4.0%増の4億23百万円としている。メモリアルデザインサービス事業では前期低調だった葬儀施行件数が通常ペースに戻るようだ。

 びわこオペレーションセンターの開設費用や新サービスの先行費用などで小幅増益の見通しだが、クリスマス・年末年始や卒業・入学イベントなどで下期の売上構成比が高い季節要因を考慮すれば、第1四半期の通期見通しに対する進捗率は高水準あり、通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると7月下旬に動意付き、以降は乱高下しながらも下値を切り上げている。足元では10月23日の戻り高値7400円から反落して急騰後の反動調整局面だったが、5000円台前半で下げ渋る動きを強めている。目先の過熱感が解消したようだ。

 11月8日の終値5310円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS101円04銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.6%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS803円45銭で算出)は7倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を一旦割り込み、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近してきた。過熱感が解消されて再動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は指標面に割安感、好業績評価して上値追いの可能性

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は、今期(14年3月期)業績見通しの2回目の増額修正と年間配当の増額修正を好感して動意付いた。その後一旦は利益確定売りが優勢になったが、依然として指標面の割安感が強く、好業績を評価して上値追いの可能性があるだろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社である。鉄鋼メーカー向け原料炭・石灰石・鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどを輸送する内航海運事業を主力として、港湾運送事業、LPGタンクローリー等輸送事業も展開している。

 10月31日発表の第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績(10月25日に2回目の増額修正)は、前年同期比7.6%増収、同4.7倍営業増益、同5.0倍経常増益、同5.3倍最終増益だった。主力の内航海運事業で主要荷主である電力・セメント・鉄鋼関連の輸送量が想定以上に増加した。さらに運行効率の向上や諸経費の圧縮などの効果も寄与した。

 通期見通しは10月25日に2回目の増額修正を発表し、売上高を5億65百万円増額して前期比8.0%増の205億80百万円、営業利益を3億60百万円増額して同56.2%増の18億30百万円、経常利益を3億58百万円増額して同49.8%増の17億60百万円、純利益を1億48百万円増額して同41.0%増の11億円とした。また年間配当予想も前回予想の年間5円に特別配当10円を加えて年間15円(期末一括)とした。前期との比較では3円の増配となる。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が49.7%、経常利益が50.1%、純利益が57.9%である。期後半に向けて、復興関連需要の本格化や景気回復に伴う粗鋼生産量増加などが期待されることも考慮すれば、通期3回目の増額の可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、10月25日の業績見通しと配当予想の増額修正を好感して動意付き、10月28日は前日比80円(17.10%)高の548円まで急騰し、10月29日には07年12月以来の高値水準となる556円まで上伸した。その後は11月7日に515円まで調整しているが、急騰の反動調整局面で利益確定売りが優勢になった形だろう。

 11月7日の終値515円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS102円10銭で算出)は5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.9倍近辺である。目先的には過熱感を強めた形だが、指標面で見れば依然として割安感の強い水準だ。好業績を評価して上値追いの可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月07日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループはモミ合い展開だが着実に下値切り上げ、自己株式取得も支援材料

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価はやや小動きでモミ合い展開だが、着実に下値を切り上げている。需給面では自己株式取得も支援材料であり、きっかけ次第でモミ合い上放れの動きを強めそうだ。

 首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。公共投資増加や消費増税前の新設住宅着工戸数増加が追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤も強化している。

 今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.3%、営業利益が24.5%、経常利益が23.3%、純利益が22.0%と概ね順調な進捗だった。LED照明やエアコンなどの需要が好調だ。期後半に向けても公共投資の増加や新設住宅着工戸数の増加に加えて、北関東での営業拠点網拡充効果も寄与して好業績が期待される。

 8月5日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間13年8月6日〜14年7月31日)は、11月1日に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)によって1900株を取得し、11月1日時点の累計で取得株式総数33万1700株、取得価額総額7億9067万4000円となった。

 株価の動きを見ると、7月は概ね2200円〜2300円近辺でモミ合う展開だったが、8月中旬以降は水準を切り上げて概ね2350円〜2450円近辺でモミ合う展開となった。やや小動きだが下値を着実に切り上げている。今期好業績を評価する動きだろう。

 11月6日の終値2405円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調の形だろう。指標面に割高感はなく、需給面での自己株式取得も支援材料であり、きっかけ次第でモミ合い上放れの動きを強めそうだ。5月の高値2650円も視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスはモミ合いレンジ下限に接近して反発のタイミング

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、モミ合いレンジ下限に接近して反発のタイミングのようだ。

 ネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融などを重点分野してシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開し、ビッグデータ分析支援のBI(ビジネス・インテリジェンス、データ分析による意思決定支援システム)サービスなども強化している。

 10月31日発表の今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績は前年同期比5.9%増収、同18.0%営業減益、同18.7%経常減益、同38.1%最終増益だった。ストック型ビジネスの戦略的拡大に向けた人件費増加などで営業減益だったが、売上高は第2四半期累計として過去最高を記録した。

 主力の情報基盤事業は、セキュリティ関連などの好調で同12.8%増収だった。アプリケーション・サービス事業は、医療情報クラウドサービスの売上計上方法変更の影響で同5.5%減収だった。純利益については繰延税金資産の追加計上による法人税等調整額の減少が寄与した。

 通期の見通しは前回予想(7月31日に繰延税金資産の追加計上に伴って純利益を増額修正)を据え置いて、売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同9.7%増の6億90百万円としている。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が47.6%、営業利益が37.4%、経常利益が38.8%、純利益が58.0%である。営業利益の進捗率がやや低水準だが、サイバー攻撃に対応した負荷分散装置や次世代ファイアウォール製品などが好調のようだ。公共機関向けや金融機関向けの大型案件の寄与も期待され、通期見通しの達成は可能だろう。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、やや上値が重く7月中旬以降は概ね550円〜600円近辺のレンジでモミ合う展開だ。ただし下値は着実に切り上げている。足元はレンジ下限に接近する形であり、反発のタイミングだろう。

 11月6日の終値573円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS57円87銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.2倍近辺である。モミ合い展開だが6月安値468円、9月安値520円、10月安値534円と下値を徐々に切り上げている。指標面に割高感はなく、煮詰まり感も強めている。きっかけ次第で動意の可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析