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[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/31)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージホールディングスはモミ合い上放れ窺う、出直り歩調に変化なく5月高値試す
記事一覧 (10/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは好業績評価して急騰、通期増額期待で上値追いの可能性
記事一覧 (10/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは抜群のチャート、日足3段上げへ
記事一覧 (10/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルの月足チャートが長期モミ合い上放れ、5000円も
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記事一覧 (10/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは好業績で押し目買い好機、好利回り、低PBR
記事一覧 (10/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は底打ち、『ダブル底』形成、好業績に再評価の余地
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2013年10月31日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテージホールディングスはモミ合い上放れ窺う、出直り歩調に変化なく5月高値試す

 市場調査最大手のインテージホールディングス<4326>(東1)の株価は、戻り高値圏で堅調に推移してモミ合い展開から上放れを窺う動きを強めている。出直り歩調で5月高値を試す流れに変化はないだろう。

 13年10月1日付けで持株会社に移行して、現社名インテージホールディングスに商号変更した。小売店パネル調査や消費者パネル調査などの市場調査・コンサルティング事業を主力に、M&Aを積極活用して国内外で事業領域を広げている。アジア市場への本格展開も注目される。

 11年9月にベトナムの市場調査会社FTA、12年9月に医療情報総合研究所、12年11月に医療関連インターネット調査会社プラメド、13年8月に香港の市場調査会社CSG香港を子会社化した。12年4月にはNTTドコモ<9437>との合弁会社ドコモ・インサイトマーケティングも設立している。

 また10月15日には、韓国の業界4位、独立系では首位の市場調査会社Hankook Researchと包括的な事業協力を行うと発表した。戦略的な事業パートナーとして、アジア地域におけるリサーチネットワークの相互利用、日本や韓国を中心とする両社のグローバル顧客への共同営業の実施などに取り組むとしている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比7.8%増の430億52百万円、営業利益が同9.0%増の36億06百万円、経常利益が同5.3%増の33億83百万円、純利益が同48.9%増の18億61百万円としている。主力の市場調査・コンサルティング事業の好調が牽引し、第3四半期(10月〜12月)以降はCSG香港の新規連結も寄与する。前期に計上した特別損失の一巡も寄与して増収増益見込みだ。なお11月8日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動き(10月1日付けで株式2分割のため修正株価)を見ると、8月以降は戻り高値圏の概ね1200円〜1300円近辺のレンジでモミ合う展開のようだ。ただし足元では、10月30日に前日比21円(1.64%)高の1301円と反発し、レンジ上限に接近してモミ合い展開から上放れを窺う動きを強めている。好業績見通しを評価する動きだろう。

 10月30日の終値1301円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS92円55銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間27円50銭で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS767円29銭で算出)は1.7倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって徐々に下値を切り上げている。指標面に割高感はなく、出直り歩調で5月の高値1393円を試す流れに変化はないだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは好業績評価して急騰、通期増額期待で上値追いの可能性

 中古パソコンなどのリユース事業を展開するパシフィックネット<3021>(東マ)の株価が動意付いて高値圏で推移している。第1四半期(6月〜8月)の好業績を評価した動きであり、通期増額期待で上値追いの可能性があるだろう。

 パソコンやタブレット端末などの中古品引取回収・販売(リユース)事業を主力として、レンタル事業も展開している。10月には、新たな旗艦店となる「PC−NETアキバ本店」がオープンした。パソコン需要低迷に伴って中古パソコン価格が下落するなど全体として事業環境が厳しいため、新規事業も模索している。

 10月11日に発表した今期(14年5月期)第1四半期の連結業績は前年同期比12.4%増収、同8.4倍営業増益、同6.7倍経常増益、同9.0倍最終増益だった。米マイクロソフトのOS「ウインドウズXP」のサポート終了に伴う代替需要などで、一般法人からの引取依頼件数が増加して中古情報機器の入荷台数が増加し、販売も好調に推移した。生産性向上や業務プロセス効率化などの効果も寄与して営業損益が大幅に改善した。

 通期見通しについては前回予想を据え置いて、売上高が前期比12.4%増の38億87百万円、営業利益が同48.1%増の2億13百万円、経常利益が同39.3%増の2億30百万円、純利益が同59.5%増の1億13百万円としている。仕入強化と商品ラインアップ充実などの効果で増収増益見込みだ。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が23.3%、営業利益が34.7%、経常利益が35.7%、純利益が43.4%と高水準であり、通期増額の可能性があるだろう。

 なお10月11日に筆頭株主の異動を発表している。当社代表取締役の上田満弘が保有する当社株式148万5000株のうち80万株を、当社代表取締役の上田満弘および親族が株式を保有する資産管理会社のリッチモンドに売却し、資産管理会社のリッチモンドが当社筆頭株主となった。

 株価の動きを見ると、9月の動意後に一旦は510円近辺まで反落したが、10月11日発表の第1四半期業績を好感して急騰し、年初来高値を一気に更新した。10月23日には1053円まで上値を伸ばす場面があった。足元は過熱感も強めてやや乱高下する形だが、高値圏を維持している。

 10月29日の終値874円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円79銭で算出)は20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS646円66銭で算出)は1.4倍近辺である。目先的には過熱感を強めているが、月足チャートで見ると底練り展開から大きく上放れた動きであり、短期調整を挟みながら上値を追う可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスは抜群のチャート、日足3段上げへ

 グラフィクス制作支援や電子書籍関連のアートスパークホールディングス<3663>(東2)の株価は、10月24日高値から一旦反落して急騰後の反動局面だが、10月28日には早くも反発している。今期(13年12月期)黒字化見通しも評価して上値を試す可能性があるだろう。

 セルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどミドルウェア関連のUI/UX事業を展開している。ゲーム受託開発などのアプリケーション事業は事業構造改革で縮小する方針だ。

 セルシスが提供するマンガ制作ソフト「ComicStudio」は、デジタル制作マンガのほぼすべてに使用され、2001年の販売開始から世界での累計出荷本数が160万本を超える代表的なマンガ制作ソフトだ。重点戦略として、両社が持つ高度なグラフィクス技術を結集してシナジー効果を最大化することを掲げている。

 10月25日に発表した今期(13年12月期)第3四半期累計(1月〜9月)の連結業績は売上高が27億64百万円、営業利益が80百万円の赤字、経常利益が73百万円の赤字、純利益が89百万円の赤字だった。UI/UX事業における外注費の一時的な増加、持分法投資損失の計上、投資有価証券評価損の計上などで最終赤字だったが、コンテンツソリューション事業、クリエイターサポート事業の収益改善が進んでいるようだ。前期第3四半期(7月〜9月)との比較で今期第3四半期の営業損益を見ると、主力のコンテンツソリューション事業は24百万円改善して黒字化した。

 通期見通しは前回予想を据え置き売上高が37億円、営業利益が1億円、経常利益が95百万円、純利益が90百万円としている。経営統合した前期との比較はできないが、各事業セグメントにおける販売活動の強化や人員削減など事業構造改革の効果で黒字化の見込みだ。

 株価の動きを見ると、9月30日の870円まで急騰した後、一旦は10月7日と8日の559円まで調整したが、10月下旬に再動意の形となり10月24日には1022円まで上伸した。足元は急騰の反動局面だが、10月29日には前日比129円(17.32%)高の874円まで急反発する場面があった。

 10月29日の終値800円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円56銭で算出)は59倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して反発した形だ。乱高下する展開だが株価に勢いがあり、今期黒字化見通しも評価して上値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルの月足チャートが長期モミ合い上放れ、5000円も

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価は、今期(14年3月期)の好業績見通しや通期増額の可能性を評価して上値追いの展開が続いている。

 受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。

 事業基盤拡大に向けてM&Aも活用し、受託臨床検査事業では検査ラボの全国展開や規模拡大、クリニック市場や病院市場での新規顧客開拓を推進している。さらに北海道、本州、九州での子会社再編などを実施して収益構造改善に取り組んでいる。食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落するが、クリニック市場や病院市場での新規顧客開拓、子会社の第一岸本臨床検査センターの収益改善などが寄与する。大幅増益だった第1四半期(4月〜6月)の通期見通しに対する進捗率は高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 なお10月28日に代表取締役の異動を発表している。福田和太・代表取締役社長から健康上の理由により13年12月31日付で代表取締役社長を辞任する旨の申し出があったことによるもので、近藤健介・取締役執行役員が14年1月1日付けで代表取締役社長に就任する予定だ。

 株価の動きを見ると、全般地合いが悪化する中でも水準を切り上げて高値を更新する展開が続いている。10月24日には3420円、そして10月29日には3430円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価する動きだろう。

 10月29日の終値3400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.4倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形であり、週足チャートで見てもほぼ一本調子の上昇トレンドだ。指標面に割高感はなく、短期調整を挟みながら上値追いの展開だろう。月足チャートで見ても09年12月の2930円を突破してモミ合いを上放れ、上げ足を速めており、5000円台も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは5月高値に急接近、07年以来の1000円台目指す

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は一旦調整したが、すぐに切り返して高値圏に回帰している。今期(14年3月期)好業績を評価して5月高値を試す流れに変化はなく、07年5月以来の1000円台がターゲット水準だろう。

 システムキッチンを主力として、システムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、全国102カ所のショールームへの集客強化、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。生産拠点増強に伴う償却負担増加やショールーム改装費用などで小幅増益見通しだが、新設住宅着工戸数の堅調な推移や消費増税前の駆け込み需要が追い風であり、システムキッチンの中高級品が好調である。通期増額の可能性が高いだろう。11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 なお9月30日に東京都家具厚生年金基金の特例解散を発表している。同基金の解散に伴って費用の発生が見込まれるが、費用の金額と業績への影響について現時点では不確定要素が多いため、見積金額が判明した時点で速やかに公表するとしている。

 株価の動きを見ると、9月11日と9月26日に879円まで上伸して5月10日の年初来高値880円に肉迫した。その後は全般地合い悪化の影響を受けて800円近辺まで調整する場面があったが、すぐに切り返して高値圏に回帰している。10月28日には前日比21円(2.46%)高の875円まで上伸する場面があった。好業績を評価して5月高値を試す流れに変化はないだろう。

 10月28日の終値867円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、強基調を維持している。指標面の低PBRにも評価余地があり、5月の年初来高値880円を突破すれば、07年5月以来の1000円台がターゲット水準となるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】国際計測器はモミ合いの下値水準に到達、好業績で反発へ

 バランシングマシンの国際計測器<7722>(JQS)の株価は900円台でのモミ合い展開が続いているが、煮詰まり感を強めている。米国自動車市場の好調が追い風であり、今期(14年3月期)好業績見通しを評価して動意のタイミングが接近しているようだ。

 自動車タイヤメーカー向けバランシングマシンを主力として、シャフト歪自動矯正機、電気サーボモータ式振動試験機、子会社での材料試験機なども展開している。自動車タイヤメーカーなどの設備投資の影響を受けるが、米国自動車市場の好調や日系自動車メーカーの生産台数増加が追い風であり、動電型振動試験機のエミックとの業務提携でシナジー効果も期待される。

 今期連結業績見通しは売上高が前期比9.4%増の115億円、営業利益が同33.2%増の20億円、経常利益が同29.3%増の20億円、純利益が同38.2%増の12億円としている。前期末の受注残高が67億90百万円と高水準であり、第1四半期(4月〜6月)の受注も52億43百万円と好調で想定を大幅に上回った。第2四半期(7月〜9月)以降に米国で大型案件の納入を予定しており、通期上振れの可能性もあるだろう。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、9月19日に987円まで上伸する場面があったが、7月以降は概ね900円台でモミ合う展開が続いている。足元では10月25日に905円まで調整する場面あったが、900円台を割り込むことなく10月28日には前日比14円(1.53%)高と反発している。レンジ下限に到達して反発局面だろう。

 10月28日の終値927円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS85円62銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は4.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS493円80銭で算出)は1.9倍近辺である。

 週足チャート見ると、右肩上がりの26週移動平均線が接近して動意のタイミングのようだ。今期好業績見通しに加えて、指標面での高配当利回りも支援材料であり、モミ合い上放れの動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 14:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは好業績で押し目買い好機、好利回り、低PBR

 冷蔵倉庫大手のヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)の株価は、9月の戻り高値圏から反落して調整局面となったが、特に悪材料は見当たらず、足元では短期調整一巡感も強めている。好業績見通しや指標面の低PBRが支援材料であり、押し目買いの好機だろう。

 冷蔵倉庫事業を主力として、水産品や畜産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では、重点戦略として低温物流サービスの戦略的ネットワーク展開やドメイン拡充などを掲げている。

 冷蔵倉庫事業の能力増強に150億円の設備投資を計画し、14年4月竣工予定で北海道小樽市の石狩第2物流センター(仮称)、14年6月竣工予定で大阪市の夢洲物流センター(仮称)、14年10月竣工予定で宮崎県都城市の都城第2物流センター(仮称)を新設する。海外はASEAN地域への事業展開を本格化して、13年中の稼動予定でタイ・ワンノイ第2物流センター(仮称)を建設中である。

 前期(13年9月期)の連結業績見通しは5月7日に増額修正して、売上高が前期比0.8%増の1120億円、営業利益が同3.7倍の40億円、経常利益が同3.2倍の40億円、純利益が同11.6倍の23億円としている。冷蔵倉庫事業で貨物取扱量が好調に推移し、タイ子会社の収益拡大や、市況改善による食品販売事業の営業損益改善も寄与している。通期再増額の可能性もあるだろう。今期(14年9月期)についても、冷蔵倉庫事業で貨物取扱量が高水準に推移し、期中に稼働予定の物流センターも寄与して好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、戻り高値圏の850円近辺から反落して10月9日の763円まで調整した。しかし特に悪材料は見当たらず、9月末の配当権利落ちをきっかけとして、この時期の全般地合い悪化も影響して利益確定売りが膨らんだようだ。足元では下げ渋る展開であり、短期調整一巡感を強めている。

 10月28日の終値778円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS44円45銭で算出)は17〜18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.6%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面となったが、右肩上がりの52週移動平均線が接近してサポートラインとなりそうだ。好業績見通しに加えて指標面での低PBRも支援材料であり、押し目買いの好機だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:41 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業は底打ち、『ダブル底』形成、好業績に再評価の余地

 関節機能改善剤アルツが主力の生化学工業<4548>(東1)の株価はやや調整局面となったが、11月6日予定の第2四半期累計(4月〜9月)業績発表が接近して、今期(14年3月期)好業績見通しに再評価の動きが強まりそうだ。押し目買いの好機だろう。

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、単回投与の米国向け関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。主力のアルツおよびジェル・ワンの需要は、高齢者人口増加などで拡大基調である。

 開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603、アルツの適応症追加SI−657、関節機能改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615などがある。8月にはSI−6603の日本における第V相臨床試験において良好な結果を得たと発表している。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比12.2%増の299億円、営業利益が同45.5%増の45億50百万円、経常利益が同16.2%増の50億円、純利益が同24.4%増の40億50百万円としている。営業費や研究開発費が増加し、受取ロイヤリティーが減少するが、米国向けジェル・ワンの好調などで大幅増収となる。ジェル・ワン訴訟費用の一巡も寄与する。大幅増収増益だった第1四半期(4月〜6月)の通期予想に対する進捗率は高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。なお11月6日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、7月から8月にかけて付けた戻り高値圏1400円近辺から徐々に水準を切り下げている。10月25日には1235円まで調整する場面があった。ただし特に悪材料は見当たらず、一段と下押す動きも見られない。10月28日には前日比19円(1.54%)高の1255円まで反発する場面があった。利益確定売りはほぼ一巡しただろう。

 10月28日の終値1251円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS71円29銭で算出)は17〜18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1079円38銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線が戻りを押さえる形となり、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だ。ただし第2四半期累計決算の発表が接近して、今期好業績見通しを再評価する動きが強まりそうだ。押し目買いの好機だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>生化学工業のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスほぼ6ヶ月ぶりの100円に急接近、今12月期78%増益

 ネットワーク機器製造・販売のアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)の株価は水準切り上げの動きを強めている。5月の高値を試す動きのようだ。

 世界21カ国に展開する子会社を統括する純粋持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守事業などを展開している。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.7%増の330億円、営業利益が同78.6%増の3億50百万円、経常利益が同45.6%減の6億円、純利益が同65.7%減の2億50百万円として、想定為替レート1米ドル=98円で、外貨建て資産の評価に係る為替差益13億円程度を見込んでいる。

 純利益は税金等調整額が影響するが、営業強化などで増収営業増益見込みであり、第2四半期累計(1月〜6月)には、米州で連邦政府のネットワーク更新プロジェクトの大型案件、タイ・バンコクで学校や警察向けのIP監視カメラソリューションなども受注している。国内も景況感改善や消費増税前駆け込みなどで、企業がIT投資再開の動きを強めることが追い風になるだろう。なお11月12日に第3四半期累計(1月〜9月)業績の発表を予定している。

 4月5日発表の自己株式取得(6月13日に変更を発表して取得株式総数の上限1200万株、取得価額総額の上限10億円、取得期間4月8日〜12月20日)は、10月11日時点の累計で取得株式総数1128万8000株、累計取得価額総額9億9999万4500円となり終了した。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げる動きを強めている。10月28日には前日比4円(4.30%)高の97円まで上伸して戻り高値を更新した。7月以降の86円〜90円近辺のレンジでのモミ合い展開から上放れて、5月の高値103円を試す動きのようだ。

 10月28日の終値97円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円11銭で算出)は46倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS103円42銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調を確認して5月9日の年初来高値103円を試す動きだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:25 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグ100円高の急伸、好事業展開を評価、年初来高値更新へ

 店舗覆面調査のメディアフラッグ<6067>(東マ)の株価が動意付き、一気に5月の戻り高値に接近してきた。安値圏でのボックス展開から上放れた形であり、好業績を評価して上値を試す展開となりそうだ。20年東京夏季五輪も支援材料だ。

 店舗・店頭に特化して流通・飲食チェーンや消費財メーカーのマーケティング活動を支援する企業だ。覆面調査サービスなどでチェーンストアの店舗活性化を支援する流通支援事業、店舗巡回サービスなどで消費財メーカーの店頭強化を支援する営業支援事業を主力として、店舗・店頭の状況をデータベース化する独自ソフトウェアを提供するASP事業、コンビニエンスストアなどを運営するストア事業も展開している。覆面調査サービスなどに携わるメディアクルーの登録数は13年6月末時点で全国17万人超に達している。

 顧客の業種は多岐にわたり、リピート契約率は約9割に達しているようだ。世界的なスポーツ用品メーカーのアディダスを主要顧客としており、20年東京夏季五輪も追い風となる。中期目標値として4年以内に売上高100億円を目指し、シニア層のマーケティングデータを収集するシニアマーケティング事業、全国のメディアクルーを活用したクラウドソーシング事業、小売・飲食店舗などの受託運営事業、そして流通・小売企業に特化した事業再生事業も拡大する。

 M&Aも積極活用し、13年8月には関西で推奨販売事業を展開するキャビックを子会社化した。また10月23日には、和菓子を製造販売する十勝の株式を100%取得して子会社化すると発表した。店舗店頭の流通ノウハウを投入して十勝の店頭活性化を行うとともに、データ収集やOJT研修などを通じて各種マーケティング業務とのシナジーを拡大するとしている。なお9月2日に発表したROIの株式を取得して子会社化する件については、株式取得を延期して業務提携を実施すると9月26日に発表している。

 今期(13年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比16.1%増の32億62百万円、営業利益が同23.6%増の2億38百万円、経常利益が同28.6%増の2億31百万円、純利益が同24.2%増の1億27百万円としている。流通支援事業では地方銀行や郵政事業の覆面調査関連など、営業支援事業では消費財メーカーの新商品販売関連などの新規受注が高水準のようだ。11月8日に第3四半期累計(1月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、概ね安値圏の450円〜550円近辺のレンジで推移していたが、徐々に下値を切り上げて足元ではレンジ上限を突破する動きを強めていた。そして10月28日にストップ高水準の663円まで急騰してレンジを上放れ、5月の戻り高値727円に一気に接近した。今期好業績見通しを評価する動きだろう。

 10月28日の終値663円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS30円19銭で算出)は22倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS174円13銭で算出)は3.8倍近辺である。目先的には過熱感を強める動きだが、安値圏ボックス展開から上放れて弾みがついた形であり、好業績見通しを評価して上値を試す展開となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティー頑強、1000円前後固める、中間期好調

 総合物流サービスのキムラユニティー<9368>(東1)の株価は、水準を切り上げて5月の高値に接近している。今期(14年3月期)好業績見通しであり、5月の高値を突破すれば中期成長力も評価して一段高の可能性があるだろう。

 トヨタ自動車<7203>の補給部品・KD包装を主力とする総合物流サービス企業である。物流サービス事業を主力として、車両リースやメンテナンスなどの自動車サービス事業、情報サービス事業、その他事業(太陽光発電による売電サービスなど)も展開している。

 物流サービス事業では、トヨタ自動車の海外生産拡大に合わせて中国など海外展開を加速するとともに、物流請負のNLS(ニューロジスティクスサービス)で新規顧客開拓と生産性改善を強化している。NLSはネット通販市場の拡大も追い風として中期成長期待が強い。また米国子会社は、カナダの大手自動車部品メーカーMAGNAグループのDRIVE社からの受注増加に対応して、倉庫を新設(14年7月稼働予定)する。

 10月25日に発表した第2四半期累計(4月〜9月)の連結業績(10月9日に増額修正を発表)は前年同期比2.6%増収、同59.0%営業増益、同78.9%経常増益、同71.0%最終増益だった。トヨタ自動車の生産台数増加、NLSの物流量増加と生産性改善、米国子会社の受注増加による収益改善などで、主力の物流サービス事業が同5.5%増収、同77.2%営業増益(全社費用等調整前)と好調に推移した。円安進行に伴って営業外で為替差益を計上したことも寄与した。

 通期見通しは下期の不透明感が強いとして前回予想を据え置き、売上高が前期比4.8%増の406億円、営業利益が同13.9%増の15億50百万円、経常利益が同2.0%増の17億円、純利益が同7.6%増の10億円としている。通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.5%、営業利益が50.7%、経常利益が60.1%、純利益が58.9%と概ね順調な水準である。自動車サービス事業がやや低調のようだが、主力の物流サービス事業の好調が牽引して好業績が期待され、通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、9月の1000円台乗せから全般地合い悪化の影響を受けて、一旦は10月7日の960円まで反落したが、すぐに切り返しの動きとなった。そして10月25日には戻り高値となる1015円まで上昇し、5月の年初来高値1030円に接近している。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す動きだろう。

 10月28日の終値1010円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS82円86銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1812円82銭で算出)は0.6倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。小動きだが強基調の形だろう。5月の高値1030円は射程圏であり、5月の高値を突破すれば中期成長力も評価して一段高の可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は高値圏で堅調、洋上風力発電関連に注目

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は高値圏で堅調に推移し、強基調への転換を鮮明にしている。洋上風力発電関連としても注目度が高まり、再動意の可能性があるだろう。

 前期の売上構成比は国内土木事業55.3%、国内建築事業29.3%、海外建設事業14.9%、不動産・その他事業0.5%で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性は豊富であり、浮体式洋上風力発電に関しては12年9月に、6社1協会による「地域振興型アクア・ウインド事業化研究会」の設立に参画している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.5%増の1350億円、営業利益が同22.9%増の35億円、経常利益が同15.0%増の25億円、純利益が同17.3%増の13億円としている。国内では震災復興関連の港湾インフラ工事、海外では前々期に受注したケニアとインドネシアの大型港湾工事が寄与する。第1四半期(4月〜6月)は増収効果で営業損益が大幅に改善しており、通期ベースでも好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、20年東京夏季五輪開催決定で建設関連が人気化する流れに乗り、13年1月の高値332円を突破した。9月24日に333円、10月2日には334円を付けて年初来高値を更新している。その後一旦反落して300円台を割り込む場面があったが、すぐに切り返して足元では320円近辺に戻している。上値を試す動きだろう。

 10月25日の終値318円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は19〜20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は1.1倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線が26週移動平均線に続いて52週移動平均線も上抜き、強基調への転換を鮮明にしている。20年東京夏季五輪が材料視されるうえに、洋上風力発電関連としても注目度が高まり、再動意の可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスはボックス上放れて年初来高値更新、収益改善評価して上値追い

 システム開発のフライトホールディングス<3753>(東マ)の株価は、高値圏でのボックス展開から上放れて8月の高値を突破した。収益改善見通しを評価して上値追いの期待が高まるだろう。

 フライトシステムコンサルティング(旧)が13年10月1日付で、会社分割の方法で持株会社に移行してフライトホールディングスに商号変更した。事業承継した100%子会社のフライトシステムコンサルティング(新)が、システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業と、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開する。

 スマートフォンを利用した法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などで収益改善に取り組むとともに、事業パートナーとの提携やM&Aも積極活用して新規事業領域への進出も検討するようだ。

 10月15日に、今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)の個別業績見通しの上方修正を発表した。売上高は前回予想に80百万円増額して10億80百万円、営業利益は90百万円増額して1億50百万円、経常利益は90百万円増額して1億40百万円、純利益は75百万円増額して1億30百万円となったようだ。保守的な見通しとしていた新製品のマルチ電子決済端末「インクレディスト」の販売が順調に推移しているようだ。

 通期の業績見通しについては10月1日付の持株会社移行に伴い、従来の個別ベース見通し(8月8日に増額修正)を連結ベース見通しに変更した。売上高は19億円〜20億円(前期の個別は9億96百万円)、営業利益は1億15百万円〜1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益は1億円〜1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益は94百万円〜1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。新製品「インクレディスト」の好調や電子決済ソリューションの大型案件の寄与で収益が大幅に改善する。

 株価の動き(10月1日付で株式100分割のため修正株価)を見ると、8月高値後は概ね400円〜550円近辺のレンジでボックス展開だったが、第2四半期累計業績の上方修正を好感する形で水準を切り上げた。そして10月25日にはストップ高水準の656円まで急騰し、8月16日の高値650円を突破して年初来高値を更新した。さらに、週明け28日もストップ高の758円と買われている。収益改善を評価してボックスレンジから一気に上放れる動きだ。

 10月25日の終値656円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の中間値のEPS13円79銭で算出)は48倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮したBPS14円62銭で算出)は45倍近辺である。10月25日の急騰で目先的には過熱感を強める形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、強基調の形である。収益改善見通しを評価して上値追いの期待が高まるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツの週足チャート魅力的、三角保合い煮詰まる

 菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(東2)の株価は7月下旬以降の戻り高値圏でモミ合い展開だが、煮詰まり感を強めており、好業績を評価して上放れの動きが期待される。

 「ラングドシャ」ブランドなどを展開する山陰地区の寿製菓、「ルタオ」ブランドなどを展開する北海道のケイシイシイ、首都圏で洋菓子を多ブランド展開するシュクレイ、「赤い風船」ブランドなどを展開する九州の九十九島グループなどを擁し、地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。空港や駅など交通機関の施設に立地した出店・販売の比率が高いことも特徴であり、訪日外国人など観光客の増加も追い風となる。

 企業ビジョンとして「全国各地のお菓子のオリジナルブランドとショップブランドの総合プロデューサー」を掲げ、中期事業戦略で新ブランド・新商品・新店舗創り、新ビジネス開発、海外展開などを推進している。新規分野としてはジャパルシーが健康食品の「栃(とち)」と「藍(あい)」を販売し、ジュテックスが通販基幹業務システムサービスをASP方式で提供する。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.3%増の217億50百万円、営業利益が同12.2%増の21億円、経常利益が同11.1%増の21億円、純利益が同12.2%増の11億70百万円としている。新規出店や新規事業の寄与、首都圏での洋菓子販売の強化、遷宮イベント開催の出雲や伊勢方面での販売強化、製造採算の改善などで最高益更新の見込みだ。

 10月15日に発表した第2四半期累計(4月〜9月)の売上状況(概算)は、前年同期比10.4%増の108億25百万円だった。セグメント別にはケイシイシイが同11.0%増収、寿製菓が同8.1%増収、販売子会社が同5.6%増収、シュクレイが同48.0%増収と好調に推移している。通期ベースでも好業績が期待され、増額の可能性もあるだろう。なお11月5日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、7月下旬以降は戻り高値圏1250円〜1300円近辺の狭いレンジでモミ合う展開だが、全般地合いが悪化しても大きく下押すことなく堅調に推移し、足元ではレンジ上限に接近してモミ合い上放れの動きを強めている。好業績を評価する動きだろう。

 10月25日の終値1300円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円79銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS683円47銭で算出)は1.9倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支え、足元では下値を切り上げながら7月25日の1321円に接近している。指標面に割高感はなくモミ合い煮詰まり感も強めており、上放れの展開が期待される。(アナリスト水田雅展の銘柄分析)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:29 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】リオンは年初来高値更新、中段保ち合い上放れ確認、上場来高値に接近

 補聴器首位のリオン<6823>(東1)の株価は、高値圏での短期調整が一巡して年初来高値を更新している。上昇トレンドの中段保ち合いから上放れた形だ。指標面に割高感はなく、好業績を評価して上値を追う展開だろう。

 医療機器事業(補聴器や医用検査機器など)を主力として、環境機器事業(音響・振動計測器や微粒子計測器など)も展開し、高機能・高付加価値製品の開発・販売を強化している。補聴器は最上位クラス「リオネットマジェス」、13年2月発売の中価格帯「リオネットプレシア」、13年8月発売のエントリーモデル「リオネットプレシアV」や低価格のポケット型デジタル補聴器「HD−21」など、商品ラインアップを充実させている。

 10月21日に今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)連結業績見通しの増額修正を発表した。売上高は前回予想に4億円増額して前年同期比6.3%増の87億円、営業利益は2億円増額して同50.3%増の9億円、経常利益は2億円増額して同51.5%増の9億円、純利益は1億40百万円増額して同57.4%増の5億40百万円とした。高価格帯の補聴器の好調に加えて、環境機器事業で国内環境計測市場や海外半導体関連市場の設備投資需要が想定以上のようだ。なお第2四半期累計の決算発表は10月31日の予定である。

 通期の見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比1.7%増の175億円、営業利益が同9.7%増の19億円、経常利益が同10.2%増の19億円、純利益が同13.1%増の12億円としている。第3四半期(7月〜9月)以降の売上高を前年同期並みと見込み、第2四半期累計で予定していた経費の一部が第3四半期以降にズレ込んだためとしているが、通期についても増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、急騰した9月の高値圏1400円台から10月上旬の1200円台まで一旦反落したが、すぐに切り返す動きとなった。10月22日には1521円を付け、9月13日の1490円を突破して年初来高値を更新した。さらに10月23日には1580円まで上伸している。第2四半期累計業績の増額修正を好感し、通期の増額も期待する動きだろう。

 10月25日の終値1486円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想に第三者割当増資による株式数増加を考慮した連結EPS99円90銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績に株式数増加を考慮した連結BPS1017円39銭で算出)は1.5倍近辺である。週足チャートで見ると上昇トレンドの中段保ち合いから上放れて水準を切り上げる形だ。指標面に割高感はなく、好業績を評価して上値を追う展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】翻訳センターは急騰後の調整一巡感、好事業環境、上値大きい

 国内最大規模の翻訳会社である翻訳センター<2483>(JQS)の株価は急騰の反動調整局面だが、過熱感が解消して調整一巡感を強めている。20年東京夏季五輪のテーマ性が支援材料であり、再動意のタイミングが接近しているようだ。

 特許・医薬・工業(IT関連)・法務・金融分野を中心として、企業向けなどに翻訳サービスを展開している。企業の知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、ディスクロージャー関連など翻訳サービス需要は拡大基調であり、M&Aも積極活用して業容を拡大している。

 12年8月には通訳・翻訳・国際会議運営のアイ・エス・エス(ISS)を子会社化した。ISSは13年6月に横浜で開催された「第5回アフリカ開発会議」の全体運営を担当するなど国際会議運営の実績は豊富である。通訳の分野も20年東京夏季五輪開催で活躍の場が一段と広がりそうだ。また13年6月には、アイタスからIT関連のローカライゼーション/マニュアル翻訳事業の一部を譲り受けた。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比21.0%増の88億円、営業利益が同11.1%増の4億70百万円、経常利益が同11.1%増の4億70百万円、純利益が同9.0%増の2億40百万円としている。東京本部移転増床費用が発生し、人材採用などの先行投資負担も利益圧迫要因となるが、主力の翻訳事業は医薬分野や金融分野を中心に好調している。ISSグループの通期連結も寄与して好業績が期待されるだろう。なお11月6日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、20年東京夏季五輪開催の決定を受けて急騰した9月17日の年初来高値7800円から反落して反動調整局面だが、10月9日の直近安値4320円から切り返して調整一巡感を強めている。利益確定売りが一巡して中期成長を期待する動きのようだ。

 10月25日の終値4875円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS142円40銭で算出)は34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1459円64銭で算出)は3.3倍近辺である。

 日足チャートで見ると、10月上旬に割り込んだ25日移動平均線を回復する動きを強めている。また週足チャートで見ると、右肩上がりの13週移動平均線が接近して過熱感が解消された。急騰の反動調整が一巡して再動意のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月27日

【アナリスト水田雅展の為替&株式相場展望】戻り高値圏に来ても売買代金が盛り上がらない地合いの悪さ、米株高支援でも中国金融引き締め観測がかく乱

【為替&株式相場展望】(28日〜11月1日)

■9月中間期決算発表では主力銘柄の通期見通しが事前の市場予想が高すぎる

 来週(10月28日〜11月1日)の株式・為替相場は、米株高が支援材料だが、リスクオンの状況から一転して不安定な地合いとなりそうだ。米国のデフォルト(債務不履行)回避で警戒感が後退して一旦はリスクオンの流れとなったが、中国の金融引き締め観測が浮上してかく乱要因となった前週の動きを引き継ぎ、日米の金融政策会合や国内主要企業の13年9月中間期決算発表が注目材料となる。

 前週の動きを振り返ると、米国のデフォルト回避で警戒感が後退してリスクオンとなった流れで10月23日に日経平均株価が1万4799円28銭まで上昇し、9月27日の1万4817円50銭に接近する場面があった。しかしドル・円相場で円が約1円上昇して流れが一転し、10月23日の日経平均株価は終値で287円20銭(1.96%)安と急落した。そして10月25日には1ドル=96円90銭台まで円高方向に傾く場面があり、日経平均株価は終値で398円22銭(2.75%)安と急落した。

 リスクオンの流れから一転して、円高・株安というリスクオフの地合いとなった形だ。米国の量的緩和縮小開始時期の先送り観測で円の先高感を強めたこと、中国の短期金利上昇で金融引き締め観測が浮上したこと、アジア株が軟調だったことなどが円高に繋がり、リスクオフの動きを強めたとされている。ただし10月25日の急落は、警戒感を強めているところにヘッジファンドの仕掛け的な円買い・株価指数先物売りが出て、裁定解消売りや手仕舞い売りを誘った形だろう。こうした売りで相場が大きく崩れる状況を見ると、戻り高値圏に来ても売買代金が盛り上がらない地合いの悪さを象徴しているようだ。

 来週の重要イベントは、10月29日〜30日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、31日の日銀金融政策決定会合となり、29日の米10月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、30日の米10月ADP雇用報告、31日の日銀展望リポート(経済・物価情勢の展望)なども注目される。

 米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に関しては、バーナンキ議長の後任にハト派とされるイエレン副議長が指名されたこと、10月22日発表の米9月雇用統計で非農業部門雇用者増加数が弱い結果だったこと、10月前半の米政府機関の一部閉鎖など財政問題を巡る混乱が景気に与えた悪影響を見極める必要があること、さらに14年2月7日まで先送りした連邦政府債務上限引き上げ問題が控えていることなどから、量的緩和縮小開始は14年3月以降に先送りとの見方が優勢になっている。

 日銀の金融政策に関しては、ポジティブサプライズとしての追加緩和を期待する声も聞かれるが、当面の金融政策に変更はないだろうとの見方が有力だ。このためセオリーどおりであれば米国の量的緩和長期化がドル売り・円買い要因となり、さらに中国の金融引き締め観測でリスクオフの動きが強まる可能性もあるだろう。したがってドル・円相場についてはトレンドとしての円高ではなく、当面は円の強含みで1米ドル=96円〜99円近辺で推移することになり、中国の金融引き締め観測が後退すればやや円安方向に傾きそうだ。

 国内では主要企業の13年9月中間期決算発表が本格化し、主力銘柄の通期(14年3月期)見通しの上方修正幅が注目されるが、事前の市場予想平均値が高すぎるため市場予想に届かなかった場合の失望売りが警戒される。ただし円の先高感を強めていることもあり、市場が期待するほど大幅な業績上振れにならないとの警戒感が足元で急速に広がっている。さらに14年4月の消費増税実施後の反動が来期(15年3月期)業績に与える悪影響を警戒する見方も強まっている。したがって上方修正幅が市場予想を下回った場合でも、織り込み済みとしてネガティブな反応は限定的となるかもしれない。

 日経平均株価をチャート面で見れば7月23日の1万4820円18銭、9月27日の1万4817円50銭、そして10月23日の1万4799円28銭を結ぶ上値抵抗線が意識される形となった。このため全体として売買代金の盛り上がりに欠ける状況では、下値メドとして意識される三角保ち合いのレンジ下限1万3900円近辺まで一旦は下押す可能性があり、その場合はレンジ下限からの反発力が試されることになりそうだ。

 需給面で見れば売り圧力が強まっている状況だ。高水準の裁定買い残高や信用買い残高に加えて、5月高値の信用期日が接近している。海外ヘッジファンドなどのポジション調整に絡む売り、先物の仕掛け的な売りに伴う裁定解消売り、期日接近に伴う見切り売り、さらに海外ヘッジファンドの11月決算に絡む売り、年内の証券優遇税制廃止に向けた利益確定売りにも注意が必要な時期となる。売買代金が膨らんで、こうした売りを吸収できるかも焦点だろう。

 物色面では、9月中間期決算あるいは通期見通しで好業績を発表した銘柄への個別物色が中心となるだろう。また米グーグルの株価1000ドル台乗せ、スマホ向け無料通話・アプリを手掛けるLINEのIPO観測、米アマゾン・ドットコムの市場予想を上回る好決算などで、関心が高まっているネット関連銘柄への物色も継続しそうだ。9月中間期決算発表で主力銘柄が市場予想を上回る大幅な上方修正を示し、地合い好転に繋がることを期待したい。

 その他の注目スケジュールとしては10月28日の米9月鉱工業生産、米9月住宅販売保留指数、29日の日本9月完全失業率、日本9月有効求人倍率、日本9月家計調査、米8月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米9月小売売上高、30日の日本9月鉱工業生産速報、ユーロ圏10月景況感業況感指数、米9月消費者物価指数、31日の独11月GfK消費者信頼感指数、ユーロ圏10月消費者物価指数速報値、米10月シカゴ地区購買部協会景気指数、11月1日の中国10月製造業PMI(国家統計局)、中国10月製造業PMI改定値(HSBC)、米9月建設支出、米10月ISM製造業景気指数などがあるだろう。

 その後は、11月2日の中国10月非製造業PMI(国家統計局)、5日の豪中銀理事会、6日〜7日の英中銀金融政策委員会、7日のECB(欧州中央銀行)理事会、米7〜9月期GDP速報値、8日の米10月雇用統計、14日の日本7〜9月期GDP速報値、ユーロ圏7〜9月期GDP速報値などが予定されている。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:07 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本アジアグループは分割後の新高値に躍進、権利修正でも5月高値抜け近い

 社会インフラ関連やメガソーラー関連の日本アジアグループ<3751>(東マ)の株価は、7月の戻り高値を突破して上昇に弾みがついた。建設ビッグプロジェクト関連などテーマ性は多彩であり、一気に5月高値を目指す可能性があるだろう。

 インフラ・環境・エネルギーの3つのテーマに経営資源を集中し、空間情報コンサルティング事業(国際航業ホールディングスの防災・減災・社会インフラ関連)、グリーンプロパティ事業(土壌・地下水汚染関連、戸建住宅関連)、グリーンエネルギー事業(欧州と国内での太陽光発電所開発・売電関連)、ファイナンシャルサービス事業(証券業)を展開している。防災・減災・老朽化インフラ関連、公共投資関連、メガソーラー関連、環境関連、金融緩和メリット関連などテーマ性は多彩である。

 9月26日には、傘下のJAG国際エナジーが福岡県北九州市において太陽光発電所「響灘ソーラー」を完成させたと発表している。発電した電力はすべて九州電力に売電する。また10月15日には、経済産業省が推進する「次世代エネルギーパーク」に「宮崎県次世代エネルギーパーク計画」が認定され、グループの「宮崎ソーラーウェイ」が認定施設に含まれたと発表している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比7.2%増の690億円、営業利益が同67.0%増の25億円の増収営業増益としている。空間情報コンサルティング事業は防災・減災関連などの公共投資増加、グリーンプロパティ事業は戸建て住宅の受注増加、ファイナンシャルサービス事業は株式市場の活況が追い風となる。グリーンエネルギー事業は売電収入増加などで収益が改善する。経常利益と純利益は営業外損益変動の影響を受けるが、営業利益段階では好業績が期待される。なお11月12日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動き(10月1日付で株式10分割)を見ると、8月23日の401円をボトムとして急反発し、水準切り上げの動きが続いている。さらに10月15日に700円台を回復し、10月24日にはストップ高水準となる852円まで急伸した。7月の戻り高値687円を突破したことで上昇に弾みがついたようだ。

 10月25日の終値824円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績に株式10分割を考慮した連結BPS744円59銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見るとダブルボトムのネックラインを突破した形だ。急騰したことで過熱感を強めているが、多彩なテーマ性も材料視して動き出せば止まらない傾向もある銘柄だけに、一気に5月高値1019円を目指す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコの週足好展開、13週線に沿い下値切り上げ、五輪関連

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は、9月の戻り高値圏から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。低PBRに見直し余地があり、20年東京夏季五輪関連も支援材料だろう。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品は一部地域で放射線風評被害の影響を残しているが、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 10月4日発表した今期(13年11月期)第3四半期累計(12年12月〜13年8月)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比0.5%減の20億75百万円、営業利益が51百万円の赤字(前年同期は3百万円の赤字)、経常利益が45百万円の赤字(同4百万円の黒字)、純利益が35百万円の赤字(同26百万円の赤字)だった。悪天候の影響などで販売がやや苦戦し、一部在庫品の値下げ販売やアウトドア直営店出店に伴う販管費増加などで営業損益が悪化したようだ。

 通期見通しは前回予想(7月3日に減額修正)を据え置いて、売上高が前期比4.5%増の29億29百万円、営業利益が23百万円(前期は6百万円の赤字)、経常利益が29百万円(同3百万円の黒字)、純利益が10百万円(同79百万円の赤字)としている。

 来期(14年11月期)は、富士山の世界文化遺産登録や20年東京夏季五輪開催決定の効果で、登山・アウトドア・スポーツ関連ブームの盛り上がりが期待される。さらに福島第一原発の汚染水問題が解決に向けて本格的に動き出せば、放射線風評被害の影響を受けていたフィッシング関連の需要回復に繋がり、収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、9月の戻り高値圏580円台から全般地合い悪化の影響を受けて一旦反落したが、8月の安値圏550円近辺まで下押す動きは見られず、足元では切り返しの動きを強めている。20年東京夏季五輪関連も材料視して収益改善を期待する動きだろう。

 10月25日の終値580円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS3円55銭で算出)は163倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2374円43銭で算出)は0.2倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。20年東京夏季五輪関連の材料性に加えて、引き続き低PBRに見直し余地があり、4月19日の年初来高値630円を試す動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは26週線抜きジリ高、高値射程圏、指標割安

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)純利益の増額修正に加えて、指標面の割安感にも見直し余地があり、5月高値を試す動きを強めるだろう。

 軽金属・銅製品、電子・機能材、非鉄原料、建設・産業資材などを取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。M&A戦略も積極化して13年1月に金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、13年3月にアルミスクラップ販売の大阪アルミセンター、13年4月に産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研を連結子会社化した。

 13年5月に発表した中期経営計画では目標値として16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを掲げ、重点戦略として川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化に取り組む方針だ。

 10月22日に今期第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績見通しの修正を発表した。第2四半期累計に関しては売上高を54億円減額、営業利益を50百万円増額、経常利益を1億50百万円増額、純利益を5億50百万円増額した。売上高についてはレアメタル・レアアースの取り扱いが想定を下回るようだが、純利益については国内連結子会社2社の株式取得における負ののれん発生益計上が寄与する。

 通期の連結業績見通しは、売上高が120億円減額して前期比9.3%増の1800億円、営業利益が3億円減額して同0.4%増の33億円、経常利益が据え置きの同14.1%増の33億円、純利益が4億50百万円増額して同88.8%増の27億円とした。なお11月11日に第2四半期累計業績の発表を予定している。

 株価の動きを見ると、9月の戻り高値圏2100円近辺から全般地合い悪化の影響を受けて反落し、10月8日には1957円まで調整する場面があったが、すぐに切り返しの動きとなった。そして10月23日には戻り高値となる2119円まで上伸する場面があった。今期業績見通しの修正も好感したようだ。

 10月25日の終値2044円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS424円78銭で算出)は4〜5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2414円98銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると、13週移動平均線および26週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調の形だろう。依然として指標面の割安感に見直しがあり、5月の高値2398円を試す動きを強めるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:12 | アナリスト水田雅展の銘柄分析