[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (09/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスに底入れ感、400円でダブル底
記事一覧 (09/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは5月1日以来の600円に接近、アウトドア・スポーツに五輪効果期待
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記事一覧 (09/12)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコア株価は下値固め完了感、モミ合い1ヶ月経過
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記事一覧 (09/11)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは下値固めて出直り態勢、指標に割安感
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記事一覧 (09/10)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは戻り高値圏で頑強、訪日外国人増加も支援材料
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2013年09月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラ株価は本格出直りへ、25日線抜く

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価は調整一巡感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーである。樹状細胞ワクチン療法を中心とした独自のがん治療技術を契約医療機関に提供する細胞治療技術開発事業と、医療機関から受託する細胞加工施設の運営・保守管理サービスやCROなどの細胞治療支援事業を展開している。

 治療数に応じた収入が収益柱であり、契約機関数の増加が収益拡大につながる。前期(12年12月期)末時点の契約医療機関は全国29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)だった。さらに8月6日に北里研究所、8月12日に八九十会高尾病院と提携契約締結を発表し、契約医療機関は全国で31カ所となっている。

■日本網膜研究所に出資、成長への施策を着実に進める

 成長に向けた施策も着実に実行している。4月にはiPS細胞を用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所(現ヘリオス)に出資し、5月にはがん新薬を中心とした治験支援事業「イメージングCRO」に新規参入するため子会社タイタンを設立した。7月にはアンジェスMG<4563>と子宮頸がんの前がん病変治療ワクチンの共同研究・開発の基本契約を締結している。

 今期(13年12月期)連結業績見通しは7月31日に増額修正して、売上高が前期比11.2%増の17億17百万円、営業利益が同29.9%減の1億55百万円、経常利益が同54.4%減の1億円、純利益が同78.4%減の21百万円としている。期初計画に比べて増収幅が広がり、減益幅が縮小する見込みだ。

 細胞治療技術開発事業で症例数がやや伸び悩み、成長に向けた先行投資負担も利益圧迫要因だが、細胞治療支援事業での保守管理サービスの新規受注が寄与する。通期見通しに対する第2四半期累計(1月〜6月)の進捗率は、売上高が50.4%、営業利益が91.6%、経常利益が132.0%、純利益が219.1%であり、経常利益と純利益は通期見通しを超過達成している。通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、7月25日の戻り高値3200円から反落して水準を切り下げ、8月30日に1825円まで調整する場面があった。しかし6月の安値圏まで下押すことなく反発し、9月5日には2374円まで上伸する場面があった。9月11日も前日比259円(12.36%)高の2355円まで上伸する場面があり、終値でも前日比179円(8.54%)高の2275円と急反発している。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなって反発している。調整が一巡して出直り態勢だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アートスパークホールディングスに底入れ感、400円でダブル底

 グラフィクス制作支援や電子書籍関連のアートスパークホールディングス<3663>(東2)の株価が急騰後の調整一巡感を強めている。再動意の可能性もありそうだ。

 セルシスとエイチアイが12年4月に統合した持株会社で、電子書籍ビューア「BS Reader」やグラフィクスソリューションなどのコンテンツソリューション事業、グラフィクスコンテンツ制作支援ツールなどのクリエイターサポート事業、3Dグラフィックス描画エンジンなどミドルウェア関連のUI/UX事業を展開している。高度なグラフィクス技術を強化する一方で、ゲーム受託開発などのアプリケーション事業は事業構造改革で縮小方針だ。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が37億円、営業利益が1億円、経常利益が95百万円、純利益が90百万円としている。経営統合した前期との比較はできないが、第2四半期累計(1月〜6月)はクリエイターサポート事業が好調に推移し、UI/UX事業で下期に予定していた売上の一部を計上したため期初計画を上回った。通期でも好業績が期待される。

■会員増数加政策でソフト販売増加に期待

 9月11日には、子会社セルシスがピクシブと共同でピクシブの会員820万人に対して、イラスト制作のための定番ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT」を期間限定で無償提供すると発表した。会員数増加やソフト販売増加につながる効果が期待される。

 株価の動きを見ると、8月上旬に動意付いて7月31日終値338円から8月6日の年初来高値610円まで急騰した。その後は急騰の反動で調整局面だが、9月11日には前日比23円(5.68%)高の428円まで急反発する場面があった。400円近辺で下値固めが完了したようだ。

 9月11日の終値418円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円56銭で算出)は31倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で反発し、サポートラインを確認する形だろう。調整一巡して再動意の可能性がありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>アートスパークホールディングスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:56 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティムコは5月1日以来の600円に接近、アウトドア・スポーツに五輪効果期待

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は、ボックス展開から上放れの動きを強めている。世界文化遺産登録の富士山関連やアウトドア・スポーツブームが支援材料であり、20年東京五輪関連とも言えそうだ。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品は一部地域での放射線風評被害の影響を残しているが、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 今期(13年11月期)の業績(非連結)見通しは、第2四半期累計(12年12月〜13年5月)が減収、営業赤字だったことを受けて通期見通しを減額修正し、売上高が前期比4.5%増の29億29百万円、営業利益が23百万円(前期は6百万円の赤字)、経常利益が29百万円(同3百万円の黒字)、純利益が10百万円(同79百万円の赤字)としている。

 フィッシング関連は1月〜3月の寒波による悪天候の影響などもあり、ルアー用品の販売が苦戦している。しかし富士山の世界文化遺産登録や20年東京五輪決定などで、登山・アウトドア・スポーツなどのブームの盛り上がりが予想される。福島第一原発の汚染水問題が解決に向けて動き出せば一段の追い風となり、来期(14年11月期)の収益改善が期待されるだろう。

■PBRはわずか0.2倍、見直し余地大きい

 株価の動きを見ると、6月以降は概ね550円〜580円近辺でのボックス展開だったが、足元では580円台に乗せて下値を切り上げる形となり、ボックスレンジから上放れの動きを強めている。調整が一巡したようだ。

 9月11日の終値584円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS3円55銭で算出)は165倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2374円43銭で算出)は0.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜き、強基調へ転換する動きのようだ。低PBRにも見直し余地があり、出直りが期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは下値確認後のモミ合い良好、PER9倍台

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は足元でモミ合い展開だが、調整一巡感を強めている。モミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。

 1984年に旧ニチメンの子会社として設立(2000年に現社名に変更)し、2001年には関係強化を目的として楽天<4755>に対して第三者割当増資を実施した。現在はネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業と、医療・CRM・EC・金融などの分野でシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

■産業技術総合研究所と新たな設計技法を研究開始

 8月21日には、独立行政法人産業技術総合研究所セキュアシステム研究部門と共同で、システムテスト向けのテスト設計技法に関する新たな研究を開始したと発表している。共同研究の成果は1年後をメドに利用可能になるとしている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、7月31日に繰延税金資産の追加計上に伴って純利益を増額修正し、売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同9.7%増の6億90百万円としている。

 医療情報クラウドサービス分野の売上と利益をサービス期間に応じて按分計上することがマイナス要因となるが、情報基盤事業ではサイバー攻撃に対応した負荷分散装置や次世代ファイアウォール製品などが好調に推移する。インターネットサービス分野で第1四半期(4月〜6月)に受注した金融機関向け大型受託開発案件の寄与も期待される。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、8月21日の共同研究発表を材料視して8月22日に631円まで上伸する場面があったが、その後は反落して水準を切り下げた。足元は概ね550円〜580円近辺で推移している。ただし下値も限定的であり、調整一巡感を強めている。

 9月11日の終値570円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS57円87銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると、足元で一旦割り込んでいた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、52週移動平均線近辺で下げ渋る動きだ。サポートラインを確認した形だろう。出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコア株価は下値固め完了感、モミ合い1ヶ月経過

 ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア<7837>(JQS)の株価は、下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。好業績見通しや指標面の割安感に見直し余地があるだろう。

 ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開している。東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点など、全国BESS展示場への新規来場者数は、前期(13年3月期)が前々期比15.3%増の2万1349件となり増加基調である。

■中期経営計画で契約棟数1900棟、営業利益率8%

 中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%(13年3月期12.1%)を目標数値に掲げている。重点戦略としては展示場50拠点展開を目指し、空白・重点エリアの千葉・埼玉エリア、近畿エリア、九州・四国エリアでドミナント開設を進める方針だ。7月には福岡県福岡市に全国39拠点目のBESS展示場となる「BESS福岡西展示場」がオープンした。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。

 第1四半期(4月〜6月)は全国BESS展示場への新規来場者数が前年同期比13%増加し、契約高(同27.4%増加の22億41百万円)、売上高、利益ともに想定を上回り、第1四半期として過去最高だった。第2四半期(7月〜9月)以降も、高水準の契約残高、藤沢展示場の通期寄与、新規販社の開拓やBESS展示場の新設、ブランド知名度向上効果に加えて、消費増税前の駆け込み需要も追い風だろう。費用増加を増収効果で吸収して大幅増益が期待される。

 株価の動きを見ると、水準を切り下げて8月9日に1010円、8月30日に1005円まで調整する場面があった。しかし1000円大台を割り込むことなく、足元では1100円近辺まで戻して下値固め完了感を強めている。

 9月11日の終値1099円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.3倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、8月9日と8月30日の安値1000円近辺で二点底を形成して下値固め完了感を強めている。また日足チャートで見ると、足元では25日移動平均線を突破する動きだ。指標面では低PERに加えて、3%台の高配当利回りにも見直し余地があり、出直りのタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トレジャー・ファクトリーはモミ合い上放れ、好業績評価して5月高値試す

 リサイクルショップのトレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)の株価は、8月の月次売上高が刺激材料となってモミ合い展開から上放れた。今期(14年2月期)好業績見通しを評価して5月の高値を試すだろう。

 関東圏を中心に総合リユースショップと服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。前期(13年2月期)末の店舗数は直営「トレジャー・ファクトリー」44店舗、直営「トレジャー・ファクトリー・スタイル」18店舗、FC「トレジャー・ファクトリー」4店舗の合計66店舗である。Webも強化するため4月に楽天市場にオンラインストアをオープンした。リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリア拡大と新規出店加速、売上総利益率改善などで中期的に収益拡大が期待される。

■関西に1号店など新規10店舗出店へ

 今期の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比15.7%増の92億40百万円、営業利益が同8.2%増の6億80百万円、経常利益が同8.2%増の6億92百万円、純利益が同1.2%増の3億76百万円としている。新規出店は10店舗の計画で、5月には関西1号店となる神戸新長田店がオープンした。

 新規出店費用が計画を下回ったことを主因として7月10日に第2四半期累計(3月〜8月)の利益見通しを増額修正した。通期見通しに対する第1四半期(3月〜5月)の進捗率は売上高が23.9%、営業利益が34.1%、経常利益が34.0%、純利益が35.9%と高水準である。通期の利益見通しも増額の可能性が高いだろう。

 9月9日に発表した月次売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年8月は全店が116.0%、既存店が106.1%だった。生活家電、家具、衣料・服飾雑貨などが好調で、既存店は7月の101.0%に比べて増収率が大幅に拡大した。8月の新規出店は1店舗で、8月末時点の店舗数は合計70店舗となった。なお3月〜8月累計の売上は全店が112.5%、既存店が102.0%である。

 株価の動きを見ると、7月10日に急伸して戻り高値1570円を付ける場面があったが、概ね1400円近辺でモミ合う展開だった。ただし9月10日に1470円、9月11日に1520円まで上伸してモミ合いから上放れの形となった。8月の月次売上高が刺激材料となったようだ。

 9月11日の終値1504円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS135円94銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS745円53銭で算出)は2.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合いから上放れの動きを強めている。強基調に回帰して5月の高値1650円を試す動きとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年09月11日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイはモミ合い上放れ戻り高値突、年初来高値更新へ

 冷蔵倉庫大手の横浜冷凍<2874>(東1)の株価はモミ合いから上放れて7月の戻り高値を突破した。20年東京五輪決定でベイエリアの倉庫関連株が人気化する流れにも乗っているようだ。今期(13年9月期)再増額の可能性も支援材料であり、4月の高値も視野に入るだろう。

 冷蔵倉庫事業を主力として、水産品や畜産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では冷蔵倉庫事業の能力増強に150億円の設備投資を計画し、14年4月竣工予定で小樽市の石狩第二物流センター(仮称)、14年6月竣工予定で大阪市の夢洲物流センター(仮称)を新設する。ASEAN地域への事業展開も本格化して、13年中の稼動予定でタイ・ワンノイ第2物流センター(仮称)を建設中だ。食品販売事業でも九州の生産拠点(鹿児島など)の設備増強を進めている。

 今期の連結業績見通しは5月7日に増額修正して、売上高が前期比0.8%増の1120億円、営業利益が同3.7倍の40億円、経常利益が同3.2倍の40億円、純利益が同11.6倍の23億円としている。冷蔵倉庫事業で貨物取扱量が好調に推移し、タイの子会社の収益拡大も寄与する。食品販売事業では畜産品の市況改善などの効果で営業損益が大幅に改善する。

■第3四半期は大幅増益、高進捗率

 大幅増益だった第3四半期累計(12年10月〜13年6月)の通期見通しに対する進捗率は、売上高が76.6%、営業利益が79.6%、経常利益が82.9%、純利益が87.7%と高水準である。通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、800円近辺でモミ合う展開だったが、9月に入って動意付き、モミ合いから上放れの形となった。さらに9月10日には856円まで上伸する場面があり、7月の戻り高値835円を突破している。好業績見通しを評価する動きに加えて、20年東京五輪決定でベイエリアの倉庫関連株が人気化する流れにも乗っているようだ。

 9月10日の終値853円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS44円45銭で算出)は19〜20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線を回復してトレンド好転の形となった。今期の収益改善や再増額の可能性に加えて、指標面では依然としてPBR1倍割れ水準であることも支援材料だろう。4月の高値913円が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは下値固めて出直り態勢、指標に割安感

 医薬品・医薬品原料商社のイワキ<8095>(東1)の株価は下値固めが完了して出直り態勢のようだ。ジェネリック市場の拡大が追い風であり、指標面の割安感にも見直し余地があるだろう。

 医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局の経営など)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品のOEM製造受託など)、化成品事業(電子工業用薬品、表面処理用薬品、化成品などの製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントのOEM製造受託など)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売など)を展開している。

 全国の医薬品卸・医療機関・動物病院・ドラッグストアなどに医薬品や健康食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカー・業者などを開拓して輸出入する商社機能に加えて、グループ内に医薬品・化成品・健康食品・化粧品・医療機器などのメーカー機能を併せ持つことが特徴で、3つの機能を連携できることが強みである。

 今期(13年11月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比2.4%増の532億円、営業利益が同20.1%減の9億円、経常利益が同24.8%減の9億80百万円、純利益が同18.9%減の6億円としている。化成品事業でプリント配線板・電子部品関連の表面処理薬品の需要が低迷し、円安に伴う輸入原材料価格上昇も利益圧迫要因としている。ただし医薬品事業はジェネリック医薬品やドラッグストア向けPB商品が好調で収益性も改善している。

 通期見通しに対する第2四半期累計(12年12月〜13年5月)の進捗率は売上高が48.3%、営業利益が53.3%、経常利益が57.0%、純利益が57.2%と概ね順調な水準である。円安に伴う輸入原料価格上昇など不透明要素も多いため通期は保守的な予想としているが、ジェネリック医薬品やジェネリック医薬品原料が好調であり、化成品事業も期後半の景気回復メリットが期待される。通期の利益は上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、8月29日、30日、そして9月2日に182円まで調整して6月14日の安値178円に接近する場面があったが、その後は反発している。9月10日には190円台を回復した。目先的には下値固めが完了したようだ。

■配当利回り3%超、PER10倍台

 9月10日の終値190円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円76銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS469円76銭で算出)は0.4倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復する動きを強めている。高配当利回りや低PBRなど指標面の割安感が強く、下値固めが完了して出直り態勢だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】立花エレテックは戻り高値圏で堅調、設備投資関連

 電機・電子の技術商社である立花エレテック<8159>(東1)の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。モミ合い展開から上放れの動きを強めて5月高値も視野に入るだろう。指標面の割安感に加えて、国内設備投資関連としても注目される。

 FAシステム事業、半導体デバイス事業を主力として、施設事業、情報通信事業、ソリューション事業、海外事業を展開し、13年4月には金属加工の製造受託(MMS)と電子機器の製造受託(EMS)を統合してMS(マニュファクチャリング・サービス)事業を新設した。技術商社の強みを活かしてアジアでの海外ビジネス基盤の確立、グループシナジーの強化、MS事業の新設、徹底した営業力強化と体質改善の推進を重点戦略としている。

 またM&Aを積極化しており、10年に監視・計測・画像・センサ関連に強みを持つFA機器専門商社の大電社を完全子会社化したのに続き、12年6月には関東圏を中心に営業展開するFA機器専門商社の高木商会と資本・業務提携した。さらに13年2月にはルネサスエレクトロニクス(6723)の販売子会社から、コンポーネント事業と半導体製品の再販事業の移管を受けて立花デバイスコンポーネントを設立した。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比6.6%増の1320億円、営業利益が同13.5%増の32億40百万円、経常利益が同横ばいの41億円、純利益が同0.1%増の28億円としている。自動車関連や建機関連の好調に加えて、2月に営業開始した立花デバイスコンポーネントが寄与する。低調だった半導体・液晶製造装置関連、白物家電向けマイコン関連などの需要も回復傾向を強めることが期待される。

 第1四半期(4月〜6月)は前年同期比10.5%増収、同23.6%営業増益、同41.4%経常増益、同60.6%最終増益と好調だった。立花デバイスコンポーネントの新規連結に加えて、営業外収益での為替差益や持分法投資利益も寄与した。通期見通しに対する進捗率は売上高が22.8%、営業利益が16.9%、経常利益が24.5%、純利益が25.5%である。営業利益の進捗率がやや低水準だが、期後半の設備投資需要の回復などで通期計画の達成は可能だろう。

 株価の動きを見ると、7月16日の戻り高値1050円後は上げ一服の形だが、戻り高値圏の1000円近辺で堅調に推移している。9月3日の取引時間中に926円まで急落する場面があったが、終値では前日比プラス圏に転じて1000円台を維持した。調整は一時的だったようだ。

■1株利益134円、PERはわずか7倍台

 9月10日の終値1019円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS134円75銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1925円77銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面の割安感も支援材料であり、戻り高値圏でのモミ合いから上放れの展開が期待され、5月の高値1110円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループ株価は大きく出直る、5月高値視野

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)の株価はモミ合いから上放れて着実に水準を切り上げている。5月の高値も視野に入るだろう。

 首都圏を中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。消費増税前の住宅着工増加が追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤も強化している。

 今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。公共投資の増加、新設住宅着工戸数の増加、企業設備投資の回復に加えて、北関東を主体とした営業拠点網の拡充効果なども寄与する。

 なお8月5日発表した自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間13年8月6日〜14年7月31日)については、8月31日時点累計で取得株式総数4400株、取得価額総額1040万5500円となった。

 株価の動きを見ると、2200円〜2300円近辺でのモミ合いから上放れて、着実に水準を切り上げている。足元では概ね2400円〜2500円近辺で推移して、5月中旬の水準まで戻している。

■PER12倍、利回り2.1%

 9月10日の終値2431円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して強基調へ回帰した、日足チャートで見ても25日移動平均線がサポートラインの形である。指標面に割高感はなく、需給面での自己株式取得も支援材料であり、5月13日の年初来高値2650円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は一気に300円台乗せ、東京五輪関連

 海洋土木工事が主力の東洋建設<1890>(東1)の株価は、20年東京五輪決定を受けて低位建設株が人気化する流れに乗って急騰している。

 前期(13年3月期)の売上構成比は国内土木事業55.3%、国内建築事業29.3%、海外建設事業14.9%、不動産・その他事業0.5%で、港湾インフラ工事など国内外での海洋土木工事を主力としている。国内では震災復興工事や老朽化インフラ更新工事、海外ではアジア・アフリカのインフラ整備工事の増加が追い風であり、公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性は豊富である。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.5%増の1350億円、営業利益が同22.9%増の35億円、経常利益が同15.0%増の25億円、純利益が同17.3%増の13億円としている。国内は震災復興関連の港湾インフラ工事に加えて、建築工事も高水準のようだ。海外では前々期に受注したケニアとインドネシアの大型港湾工事が寄与する。第1四半期(4月〜6月)は大幅増収効果で営業損益が大幅に改善した。通期でも公共投資増加を追い風に好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、8月以降は安値圏の230円〜250円近辺で推移していたが、20年東京五輪決定を受けて低位建設株が人気化する流れに乗って急騰している。9月10日には前日比42円(16.22%)高の301円まで急伸する場面があった。

 9月10日の終値294円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は1.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線、さらに26週移動平均線と52週移動平均線まで一気に突破してトレンド好転した形だ。息の長いテーマであり当面は人気継続する可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年09月10日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は短期モミ合いから上放れの展開、5月高値も視野

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価は短期モミ合いから上放れの動きを強めている。指標面の割安感に見直し余地があり、5月の高値も視野に入るだろう。

 鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などの分野に展開している。6月に発表した中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、経営数値目標として16年3月期の売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。メキシコでの販売会社立ち上げ、中国での自動車向け部品加工会社の収益化、アセアン・インド域内での三国間取引拡大などグローバルビジネスを加速させる方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比13.0%増の8700億円、営業利益が同10.0%増の60億円、経常利益が同4.9%増の51億円、純利益が同59.5%増の30億円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が23.7%、営業利益が21.4%、経常利益が24.8%、純利益が18.6%である。半導体関連が低調だが、公共投資の増加、粗鋼生産や自動車生産の増加など期後半に向けての景気回復を考慮すれば概ね順調な水準だろう。純利益は過年度法人税の一巡も寄与する。

 株価の動きを見ると、7月30日の直近安値185円から急反発して8月7日に戻り高値となる208円を付けた。その後は戻り一服となり、足元は概ね195円〜200円近辺でモミ合う展開だった。ただし9月9日には前日比7円(3.57%)高の203円まで上伸して、短期モミ合いから上放れの動きを強めている。

■PER6倍、利回り3%で割安顕著

 9月9日の終値203円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS33円88銭で算出)は6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS335円84銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると、足元で一旦割り込んでいた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面の割安感に見直し余地があり、5月の年初来高値223円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトホールディングスはモミ合い上放れて5月高値視野、ネット通販市場拡大

 ECサイト構築のソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の株価がモミ合いから上放れた。ネット通販市場の拡大が追い風であり、5月の高値が視野に入る。

 ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」販売、ECサイト運用、ECプロモーションサービスなど)を主力に、SI事業(自社グループ開発ソフト「X−point」「AgileWorks」「Assetment」「L2Blocker」販売、基幹系システム受託開発など)や、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げの戦略コンサルティングから、ECサイトの構築・運用・プロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みで、ECサイトの構築実績は国内断トツ首位の750社超である。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。

 第1四半期(4月〜6月)の進捗率がやや低水準で、開発費、広告宣伝費、人件費などの増加、データセンター移転費用の特別損失計上などが利益圧迫要因となるが、ECソリューション事業では機能を一段と向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」が好調であり、ブランディングサイト制作の新規顧客獲得なども寄与する見込みだ。

 ネット通販市場の拡大を背景に、ECサイト構築・運用の需要は拡大基調である。競争力の高さや市場シェア1位の優位性に加えて、高付加価値サービスの投入、5月に資本・業務提携した日本ユニシス<8056>とのアライアンス戦略も寄与して、中期的な収益拡大が期待される。

 株価の動き(7月1日付で株式3分割)を見ると、8月以降は概ね680円〜700円近辺でモミ合う展開だったが、9月6日に733円、9月9日には745円まで上伸する場面があった。モミ合いから上放れたようだ。

 9月9日の終値729円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS401円55銭で算出)は1.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると、戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持した形だ。5月の高値798円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:57 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトシステムコンサルティングは短期調整一巡して再動意の構え、収益改善

 システム開発・運用・保守のフライトシステムコンサルティング<2753>(東マ)の株価が再動意の構えを見せている。収益改善見通しが支援材料だろう。

 システム開発などのコンサルティング&ソリューション(C&S)事業と、電子決済ソリューションなどのサービス事業を展開し、スマートフォンを利用した法人向けソリューションの強化、電子決済ソリューションの新製品投入、プロジェクト管理徹底などで収益改善に取り組んでいる。

 今期(14年3月期)業績(非連結)見通しは、8月8日に増額修正して売上高が19億円〜20億円(前期は9億96百万円)、営業利益が1億15百万円〜1億65百万円(同1億36百万円の赤字)、経常利益が1億円〜1億50百万円(同1億83百万円の赤字)、純利益が94百万円〜1億40百万円(同2億05百万円の赤字)としている。

 サービス事業の電子決済ソリューションの大型案件が寄与して、第1四半期(4月〜6月)は営業赤字幅が大幅に縮小している。新製品のマルチ電子決済端末「インクレディスト」も好調であり、通期ベースでも大幅な収益改善が期待される。

 なお5月には、10月1日付け(予定)での持株会社フライトホールディングスへの移行、株式分割(効力発生日10月1日で1株を100株に分割)、および単元株制度の採用(単元株式数100株)を発表している。

 株価の動きを見ると、8月16日の年初来高値6万5000円から反落して9月3日に3万9800円まで調整する場面があった。しかし9月9日には前日比6750円(16.07%)高の4万8750円まで急伸する場面があった。短期調整が一巡して再動意の構えのようだ。

 9月9日の終値4万6050円を指標面(株式100分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想の中間値のEPS1394円00銭で算出)は33倍近辺、実績PBR(前期実績BPS1462円47銭で算出)は31倍近辺である。

 日足チャートで見ると、一旦割り込んでいた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると、13週移動平均線が接近して反発した形であり、強基調を維持しているようだ。目先的な過熱感が解消されたため、再動意で8月高値を目指す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】寿スピリッツは戻り高値圏で頑強、訪日外国人増加も支援材料

 菓子製造販売の寿スピリッツ<2222>(JQS、東2)の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。出直り歩調に変化はなく、短期モミ合いから上放れが期待される。

 「ラングドシャ」ブランドの寿製菓、「ルタオ」ブランドの北海道のケイシイシイ、東京で洋菓子を展開するシュクレイ、九州の九十九島グループなど、子会社で地域限定ブランドの菓子を製造・販売している。空港や駅など交通機関での出店・販売の比率が高いことも特徴であり、訪日外国人数の増加も追い風となる。

 中期事業戦略として新ブランド・新商品・新店舗創り、新ビジネス開発、海外展開などを掲げ、新分野のジャパルシーは健康食品の「栃(とち)」と「藍(あい)」を販売し、ジュテックスは通販基幹業務システムサービスをASP方式で提供する。またケイシイシイは台湾・台北市に、カフェをアンテナショップとして出店する。

■今期2ケタ増益、最高益更新

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.3%増の217億50百万円、営業利益が同12.2%増の21億円、経常利益が同11.1%増の21億円、純利益が同12.2%増の11億70百万円としている。新規出店や新規事業の寄与、首都圏での洋菓子販売の強化、遷宮イベント開催の出雲や伊勢方面での販売強化、製造採算の改善などで過去最高益更新見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期(4月〜6月)の進捗率は、ケイシイシイの新規出店費用、ジャパルシーの新規事業関連費用、通信販売における広告宣伝費など先行投資負担で利益面がやや低水準だったが、寿製菓、ケイシイシイ、シュクレイ、九十九島グループなどの好調で売上は順調な水準である。第2四半期(7月〜9月)以降は先行投資負担の影響が薄れるため、通期計画の達成は可能だろう。

 株価の動き(東2)を見ると、足元では戻り高値圏の1300円台からやや水準を切り下げた形だが、大きく下押すことなく1250円〜1270円近辺で堅調に推移している。9月9日には1281円まで上伸する場面があり、足元のモミ合い展開から上放れの動きを強めてきた。

 9月9日の終値1279円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS112円79銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS683円47銭で算出)は1.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると、足元で戻りを押さえていた25日移動平均線を回復した。また週足チャートで見ると13週移動平均線を維持しており、出直り歩調に変化はない。指標面に割高感はなく、モミ合い上放れて3月高値1462円も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】メディアフラッグは東京五輪決定追い風、下値固め完了して出直りのタイミング

 店舗覆面調査のメディアフラッグ<6067>(東マ)に注目したい。株価は下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。世界的なスポーツ用品メーカーのアディダスを主要顧客としており、20年夏季五輪の東京開催が決定したことも追い風になりそうだ。

 店舗・店頭に特化して、流通・飲食チェーンや消費財メーカーのマーケティング活動(フィールドマーケティング)を支援する企業だ。04年2月の設立で、04年10月にSP(セールスプロモーション)事業、05年3月に流通支援事業(覆面調査)と営業支援事業(店舗巡回)を開始した。07年12月には博報堂DYホールディングス<2433>や住友商事<8053>などが資本参加し、12年9月に東証マザーズ市場に新規上場した。

 現在は、覆面調査(リアルショップリサーチ)サービスや研修コンサルティングでチェーンストアの店舗活性化を支援する流通支援事業、店舗巡回(リアルショップサポート)サービスやSPサービスなどで消費財メーカーの店頭強化を支援する営業支援事業を主力として、店舗・店頭の状況をデータベース化する独自ソフト「MarketWatcher」を提供するASP事業、コンビニエンスストアなどを運営するストア事業も展開している。

 従業員は流通業界出身者が中心であり、流通ノウハウを活用して幅広い顧客層に質の高いサービスを提供できることや、フィールドマーケティング全般に事業展開していることが強みだ。また覆面調査サービスなどに携わるメディアクルーの登録数は06年12月に約5万人、07年12月に約10万人、12年4月に約15万人に達し、13年6月末時点では全国17万人超のメディアクルー網を構築している。

 こうした強みの成果として、顧客の業種は、流通支援事業では飲食業・小売業・金融機関・サービス業など、営業支援事業では食品・医薬品・トイレタリー・アパレル・スポーツ用品メーカーなど多岐にわたり、顧客のリピート契約率は約9割に達している。

■中期戦略でM&A活用、多用な業種・業態に対応し業容を拡大

 中期戦略ではM&Aも活用して、さまざまな業種・業態に対応して業容を拡大する方針を打ち出している。12年10月には子会社メディアフラッグ沖縄を設立した。また流通小売企業に特化した事業再生事業、シニア層のマーケティングデータを収集するシニアマーケティング事業、全国17万人超のメディアクルーを活用したクラウドソーシング事業を開始するとともに、小売・飲食店舗などの運営事業も拡大する。店舗運営ノウハウのレベル向上などで事業再生事業とのシナジー効果も狙うようだ。

 さらに8月には、関西で推奨販売事業を展開しているキャビック(京都市)を子会社化した。9月2日には、覆面モニターポータルサイト「ファンくる」や時間帯別レストラン・居酒屋クーポンサイト「ぐるリザ」の運営、覆面モニターシステムのASP開発などを展開するROIを完全子会社化すると発表した。ROIが提供するソリューション事業を融合させて、さらなる成長を目指すとしている。海外は中国に子会社メディアフラッグ上海を設立して、中国・ASEAN地域へ積極展開する方針だ。

 中期的な目標値としては、前期(12年12月期)の対象約20万店舗で売上高約21億円を、4年以内に対象100万店舗で売上高100億円に拡大する方針としている。

 8月に発表した今期(13年12月期)第2四半期累計(1月〜6月)連結業績は、売上高が14億34百万円、営業利益が74百万円、経常利益が74百万円、純利益が34百万円だった。売上高は期初計画をやや下回ったが、営業利益は計画を超過達成した。コスト削減効果などで利益率が想定を上回ったようだ。

 主要セグメントの売上高を前年同期の非連結ベースとの比較で見ると、流通支援事業が3億15百万円で5.3%減収、営業支援事業が7億22百万円で11.9%増収だった。営業支援事業では新規受注が拡大した。流通支援事業は減収だが、海外案件としてインドネシアでの覆面調査導入のコンサルティングサービスが寄与した。

 通期見通しについては前回予想を据え置いて、売上高が前期比16.1%増の32億62百万円、営業利益が同23.6%増の2億38百万円、経常利益が同28.6%増の2億31百万円、純利益が同24.2%増の1億27百万円としている。流通支援事業では地方銀行や郵政事業の覆面調査関連など、営業支援事業では消費財メーカーの新商品販売関連などで、新規受注が寄与する見込みだ。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が44.0%、営業利益が31.1%、経常利益が32.0%、純利益が26.8%とやや低水準だったが、第2四半期累計の営業利益が計画を上回ったこと、季節要因としてクリスマス・年末年始商戦に向けて第4四半期(10月〜12月)の構成比が高いこと、さらに子会社化したキャビックとROIの新規連結や、期中の新規受注なども考慮すれば計画達成は可能だろう。

 株価の動き(13年1月1日付で株式3分割)を見ると、6月27日の安値411円から反発して7月17日に630円まで戻す場面があったが、以降は450円〜550円近辺のレンジでボックス展開のようだ。ただし下押す動きは見られず調整一巡感を強めている。9月9日は前日比6円(1.17%)高と反発した。

 9月9日の終値518円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS30円19銭で算出)は17〜18倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS174円13銭で算出)は3.0倍近辺である。日足チャートで見ると足元では25日移動平均線を回復して出直り感を強めてきた。また週足チャートで見ても26週移動平均線を回復する動きを強めている。下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは5月高値に接近、好業績評価して上値追い

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価は短期モミ合いから上放れて勢いづいてきた。5月の年初来高値に急接近しており、好業績を再評価して上値追いの可能性があるだろう。07年5月以来の1000円台がターゲット水準になりそうだ。

 システムキッチンを主力として、システムバスルーム・洗面化粧台なども展開している。中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、ショールームの改装、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。

■生産拠点増強、ショールーム改装、システムキッチン好調

 生産拠点増強に伴う償却負担増加、ショールーム改装費用が利益圧迫要因だが、新設住宅着工戸数の堅調な推移や消費増税前の駆け込み需要が追い風となり、全国102カ所のショールームを活用した新商品フェアも奏功してシステムキッチンの中高級品が好調である。原価低減効果も寄与する。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.2%、営業利益が33.8%、経常利益が34.6%、純利益が34.1%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、750円〜800円近辺の短期モミ合いレンジから上放れた。9月9日には前日比38円(4.55%)高の873円まで上伸する場面があり、5月10日の年初来高値880円に急接近した。好業績を評価する動きだろう。

 9月9日の終値868円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、右肩上がりの26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げ、13週移動平均線も回復した。今期増額の可能性や指標面での低PBRに再評価余地があり、5月の年初来高値880円を突破すれば07年5月以来の1000円台が当面のターゲット水準になりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年09月09日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは本格出直り、25日線上回る

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価は下値固め完了感を強めている。指標面に割安感があり、出直りが期待されるだろう。

 軽金属・銅製品、電子・機能材、非鉄原料、建設・産業資材などを取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。5月に発表した中期経営計画では、重点戦略として川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化を掲げ、16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを目標値としている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.5%増の1920億円、営業利益が同9.5%増の36億円、経常利益が同14.1%増の33億円、純利益が同57.3%増の22億50百万円としている。レアメタル・レアアースの市況低迷がマイナス要因だが、自動車関連やスマートフォン関連が好調に推移し、買収した産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研、アルミスクラップ販売の大阪アルミセンター、金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社の新規連結も寄与する。

 通期予想に対する第1四半期(4月〜6月)進捗率は売上高が23.4%、営業利益が32.1%、経常利益が32.8%、純利益が61.2%である。純利益は負ののれん発生益計上も寄与したが、営業利益段階で進捗率は高水準であり、通期増額の可能性があるだろう。

■PER5倍台、配当利回り3.2%

 株価の動きを見ると、概ね1900円近辺でモミ合う展開が続いている。9月2日には1825円まで調整したが、6月の安値圏1800円台割れ水準まで下押すことなく反発し、9月6日には1900円近辺まで戻している。下値固めが完了した可能性があるだろう。

 9月6日の終値1896円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS353円98銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2414円98銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると足元で26週移動平均線を割り込んでいるが、日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破してきた。下値固めが完了した形だろう。指標面に割安感があり、出直りが期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所は調整一巡、レンジ下限到達し反発のタイミング

 建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価は、短期調整が一巡して反発のタイミングだろう。消費増税に伴う景気腰折れを回避するための補正予算観測、さらに20年夏季五輪の東京開催決定で社会インフラ関連が注目されることも支援材料だろう。

 総合建設コンサルタント大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持ち、海外でも実績を積み重ねている。中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付けて、港湾や水道などへも参入し、再生エネルギーを活用したスマートコミュニティ、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化する方針だ。さらに9月2日には、農業・農村関連ビジネスへの参入を視野に入れて、新事業開発を推進する子会社CTIフロンティアの設立を発表した。

 7月26日発表した今期(13年12月期)第2四半期累計(1月〜6月)連結業績(7月22日に売上高を減額修正、利益を増額修正)は、前年同期比8.8%増収、同2.3倍営業増益、同2.2倍経常増益、同2.9倍最終増益だった。公共投資の増加でグループ全体の純利益については旧浦和寮土地売却益計上も寄与した。

■今期は9.2%増収、営業利益27.3%増益

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と高水準だったことに加えて、第2四半期累計(1月〜6月)の受注高も公共投資増加を追い風に前年同期比13.4%増の228億13百万円と好調に推移した。

 第2四半期累計業績の増額修正に対して通期見通しを据え置いているが、通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は売上高が52.1%、営業利益が77.3%、経常利益が75.7%、純利益が85.3%と高水準である。受注は好調であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、9月6日に6月14日以来の安値となる700円まで調整する場面があったが、終値では713円に戻した。概ね700円〜800円近辺のレンジでモミ合う展開であり、足元はレンジ下限の700円近辺に到達して反発した形だろう。

 9月6日の終値713円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、指標面に割高感はなく、20年夏季五輪東京開催決定も支援材料として反発展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】資生堂は上昇基調続く、週足チャートは昨年秋から右肩上がり

 資生堂<4911>(東1)の株価は8月2日の年初来高値後に上げ一服の形だが、引き続き高値圏で堅調に推移している。収益改善を評価して上放れの展開が期待される。

 国内外での売上低迷、買収した米ベアエッセンシャル社関連の減損損失などで前期の収益が大幅に悪化したが、生産・研究開発拠点の再編などコスト構造改革を実施して収益改善を急ぐとともに、国内、中国、ベアエッセンシャルの3領域に経営資源を集中するとしている。国内の消費マインド改善で高額商品の販売増加も期待されるだろう。

 なお5月には、カナダのバイオベンチャー企業レプリセル社の「毛髪再生医療技術(RCH−01)」導入の技術提携契約に基本合意した。美容と医療を融合した安全で有効な毛髪再生医療の事業化を目指している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは7月31日に増額修正して、売上高が前期比7.3%増の7270億円、営業利益が同49.7%増の390億円、経常利益が同37.3%増の390億円とした。純利益は200億円の黒字化(前期は146億85百万円の赤字)で据え置いた。円安メリットが想定以上であり、事業構造改革効果も寄与して営業損益が大幅に改善する。

■第1四半期の収益が大幅改善

 円安効果や事業構造改革の効果で営業損益が大幅に改善した第1四半期(4月〜6月)の進捗率を見ると、通期見通しに対しては売上高が22.3%、営業利益が17.6%、経常利益が19.4%、純利益が13.3%と低水準だが、第2四半期累計(4月〜9月)に対しては売上高が45.1%、営業利益が45.8%、経常利益が50.4%、純利益が38.0%と概ね順調な水準である。また8月30日に発表した7月の国内販売会社売上高は、セルフ化粧品が牽引して前年同月比4%増と好調だった。4月〜7月累計は前年同期比1%増である。

 修正後の通期想定為替レートは1米ドル=90円、1ユーロ=120円、1中国人民元=14.7円としている。依然として保守的な想定水準であり、通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、今期業績見通しの増額修正を好感して8月2日に年初来高値1629円を付けた。その後は上げ一服の形だが、高値圏の1550円〜1620円近辺のレンジで推移している。収益改善を評価する動きに変化はないだろう。

 9月6日の終値1556円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS50円23銭で算出)は31倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS722円42銭で算出)は2.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると足元で25日移動平均線を割り込んだが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインであり、強基調に変化はないだろう。足元は13週移動平均線が接近した形であり、上放れのタイミングのようだ。上値追いの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析