[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/30)【アナリストの水田雅展の銘柄分析】巴工業は6月安値に接近『二番底』形成へ、利益進捗率が高く通期増額含み
記事一覧 (07/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は調整の最終局面、14年5月期も連続2ケタ増益で仕込み場
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコア反落も底堅い、31日発表の決算に期待
記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写の株価は下値岩盤水準に接近、好狙い場
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記事一覧 (07/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤ株価は出直り歩調強める、国土強靭化、太陽光発電などテーマ性豊富
記事一覧 (07/28)【アナリスト水田雅展の相場展望】国内4〜6月期業績発表に対する警戒感で様子見ムードに
記事一覧 (07/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は6月ボトムから水準切り上げ続く、指標割安で上げ足に加速も
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記事一覧 (07/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは高値圏に回帰、高値更新の構え、今期業績は上ブレの可能性強い
記事一覧 (07/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は再動意のタイミング接近、ストック型事業へ転換で業績上ブレの可能性
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2013年07月30日

【アナリストの水田雅展の銘柄分析】巴工業は6月安値に接近『二番底』形成へ、利益進捗率が高く通期増額含み

 化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は足元で軟調展開だが、6月の年初来安値に接近して『二番底』形成とみられ調整のほぼ最終局面だろう。

 遠心分離機を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などの販売を中心とする化学工業製品販売事業が2本柱で、中国ではコンパウンド加工事業なども展開している。今期(13年10月期)の連結業績見通しは5月29日の2回目の減額修正で売上高が前期比6.7%減の388億円、営業利益が同32.6%減の16億50百万円、経常利益が同34.8%減の17億円、純利益が同37.5%減の10億10百万円としている。

 機械製造販売事業では北米の油井掘削向け遠心機械や中国向け砥粒回収装置の受注が減少し、化学工業製品販売事業では汎用樹脂の需要が低調のようだ。ただし、通期予想に対する第2四半期累計(12年11月〜13年4月)の進捗率は売上高が49.9%、営業利益が60.5%、経常利益が63.2%、純利益が62.5%であり、利益は一転増額の可能性もありそうだ。さらに来期(14年10月期)については設備投資回復メリットが期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月14日の年初来安値1482円から反発して一旦は1700円近辺まで戻したが、足元では市場全体の地合悪化の影響も受けて1500円近辺まで調整している。ただし6月14日の安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。

■利回り3%、PER14倍と指標割安感

 7月29日の終値1501円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円22銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線が戻りを圧迫する形だが、指標面には割安感も台頭しており、反発展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は調整の最終局面、14年5月期も連続2ケタ増益で仕込み場

 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価はやや軟調展開だが、調整の最終局面だろう。

 九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントの製造販売を展開している。

 九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大戦略を推進し、医療機関から物品管理含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。営業エリア拡大も徐々に進める方針であり、政府の成長戦略も追い風として中期的に収益拡大が期待されるだろう。

 7月11日発表の前期(13年5月期)連結業績は前々期比6.3%増収、同27.5%営業増益、同24.3%経常増益、同98.9%最終増益で計画を上回った。医療材料償還価格引き下げや販売競争激化などがマイナス要因だったが、検査用・手術用機器や低侵襲治療機器などの販売が順調に拡大し、建て替え案件増加に伴い設備工事・機器の受注が想定以上に増加した。SPD契約による医療材料・消耗品の販売も好調だった。前々期に開業した医療モール(広島県福山市)のテナント増加による賃料収入増加も寄与した。

 今期(14年5月期)見通しは売上高が前期比0.3%増の473億29百万円、営業利益が同25.3%減の4億22百万円、経常利益が同23.9%減の4億97百万円、純利益が同30.5%減の2億79百万円としている。設備工事・機器関連の減少、福岡SPDセンターの新設や人件費の増加などで減益見込みだが、設備工事・機器関連など入札案件の見通しが難しいため保守的な見通しとしている。通期上振れの可能性が高いだろう。なお配当は前期の年間48円に比べて15円減の年間33円(期末一括)としている。

 株価の動きを見ると、5月17日の年初来高値2538円から6月7日の安値1580円まで一本調子に調整した後、7月上旬に一旦は2000円台を回復したが、今期減益見通しを嫌気する形で反落した。足元は1600円台と6月の安値圏に回帰してやや軟調展開である。

 7月29日の終値1665円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS109円61銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間33円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2157円57銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺を割り込んだが、指標面に割高感はなく、調整の最終局面だろう。市場拡大が期待される医療関連のテーマ性も支援材料であり反発局面が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールシーコア反落も底堅い、31日発表の決算に期待

 ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア<7837>(JQS)の株価は、全般安から反落だが、1230円台で底堅いといえる展開だ。7月31日に発表予定の第1四半期(4月〜6月)決算に期待が高い。

 ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開している。東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点など、全国BESS展示場への新規来場者数は、前期(13年3月期)が前々期比15.3%増の2万1349件となり増加基調である。

■中期経営計画でROE18%目標

 中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%(13年3月期12.1%)を目標数値に掲げている。重点戦略としては展示場50拠点展開を目指し、空白・重点エリアの千葉・埼玉エリア、近畿エリア、九州・四国エリアでドミナント開設を進める方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。藤沢展示場の通期寄与、新規販社開拓、展示場新設、ブランド知名度向上戦略に加えて、消費増税前の駆け込み需要も追い風となり、費用増加を増収効果で吸収して大幅増益の見込みである。

 株価の動きを見ると6月7日に1067円、6月27日に1100円まで調整する場面があったが、終値ベースでは大きく下押すことなく概ね1250円〜1350円近辺で堅調に推移している。

 7月26日の終値1270円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、長期の上昇トレンドを継続している。足元はモミ合い展開だが、中段保ち合いの短期調整が完了して上放れのタイミングが接近しているようだ。指標面に割安感があり、今期好業績見通しを評価して5月の高値1470円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写の株価は下値岩盤水準に接近、好狙い場

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の29日(月)株価は全般相場の下げで22円安の228円と下げている。しかし、ここからは下値岩盤ともいえる水準に近づくことで好狙い場といえる。今期の収益改善見通しが支援材料だろう。

■今期営業利益35.5%増益、PER7〜8倍

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。今期(14年3月期)の連結業績見通しは売上高が前期比10.1%増の165億円、営業利益が同35.5%増の7億50百万円、経常利益が同5.9%増の7億円、純利益が同58.0%増の5億円としている。

 プリント配線板の需要は、前期の第4四半期(13年1月〜3月)をボトムとして回復傾向を強めているようだ。自動車関連では下期から供給を開始する新製品も寄与する。前期が低調だった映像関連や家電関連も、景気回復を追い風に上向くことが期待されるだろう。純利益は固定資産減損損失の一巡も寄与する。

 中期経営計画の目標値を修正し、16年3月期の売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を新たな目標値とした。重点戦略としてLED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減などによる収益力強化、新製品PALAPの拡販などによる新規事業確立を掲げている。

 株価の動きを見ると、5月中旬に急騰した反動などで5月20日の年初来高値415円から6月7日に205円、6月26日に210円まで調整した。しかし足元では250円〜270円近辺まで戻している。7月19日には274円まで上伸する場面があった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月26日の終値250円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円88銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円28銭で算出)は0.9倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。今期の収益改善や指標面の割安感に見直し余地があり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPは5月高値挑戦の構え、今期2度目の増額と業績好調

 溶接機器のOBARA GROUP<6877>(東1)の株価は、強基調に回帰して5月の高値を窺う態勢のようだ。アベノミクス成長戦略第2弾の投資減税関連のテーマ性も支援材料だろう。

 自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、およびエレクトロニクス業界向け平面研磨装置を主力とする研磨装置関連事業を展開している。

 今期(13年9月期)連結業績見通しは、4月26日に2回目の増額修正を発表して売上高が前期比14.4%増の369億円、営業利益が同38.7%増の62億円、経常利益が同54.2%増の71億円、純利益が同72.9%増の47億円としている。アジア市場を中心に自動車業界向け溶接機器の需要が好調に推移している。平面研磨装置も半導体関連の設備投資が回復傾向のようだ。増収効果に円安メリットも寄与して大幅増益の見込みである。

 通期予想に対する第2四半期累計(12年10月〜13年3月)の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が50.3%、経常利益が54.6%、純利益が49.5%である。通期想定為替レートが1ドル=91円であり、一段の円安進行メリットや米国自動車市場の好調なども考慮すれば、3回目の増額修正の可能性があるだろう。なお8月5日に第3四半期累計(12年10月〜13年6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月7日に2520円まで調整する場面があったが、調整は一時的で6月7日安値から反発して3000円台まで水準を切り上げている。今期好業績見通しを評価して強基調に回帰したようだ。

 7月26日の終値3030円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS241円88銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1183円67銭で算出)は2.6倍近辺である。

 週足チャートで見ると、サポートラインの13週移動平均線が接近して動意のタイミングが接近しているようだ。今期3回目の増額修正の可能性もあるだけに大勢として強基調に変化はなく、5月の高値3465円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エフティコミュニケーションズは狙い場、レンジ下限で底値確認、株式分割へ

 OA機器販売のエフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)の株価はレンジ下限の15万円で下値を固めている。狙い場といえるだろう。

 法人向けビジネスホン・OA機器、プリンタ関連消耗品、LED照明機器などの販売を主力として、コンシューマ向けドコモショップ運営なども展開している。保守サービスなどストック型収益の積み上げを重点戦略として、設置型サーバーやLTE対応モバイルWi−Fiルーターなど新商材販売も強化している。

 7月23日に今期(14年3月期)連結業績見通しの減額修正を発表した。6月21日に発表した連結子会社ハイブリッド・サービス<2743>に対するSAMホールディングスによるTOBに関して、保有する全株式を応募して7月22日付でTOBが成立したため、同社が連結対象外となったことに伴う修正である。修正後の売上高は前期比30.2%減の320億円、営業利益は同4.3%増の32億40百万円、経常利益は同3.5%増の34億円、純利益は同2.3%増の18億円としている。

 ハイブリッド・サービスが連結対象外となって大幅減収となり、関係会社売却損約2億円も発生するが、法人向けビジネスホン・OA機器やプリンタ関連消耗品の販売が好調であり、ストック型サービスの営業強化も寄与して増益を維持するようだ。光通信<9435>との資本・業務提携強化、グリムス<3150>と合弁で設立したGFライテック(持分法適用会社)の寄与も期待されるだろう。

 なお5月20日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする。このため期末の1株当たり配当金は20円となる。

 株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値27万円から6月7日の安値14万5200円まで調整したが、終値ベースでは15万円台を割り込むことなく、概ね15万円〜20万円近辺のボックスレンジで推移している。足元はレンジ下限に到達した形だろう。

 7月26日の終値16万1800円を指標面(株式100分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5909円07銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3000円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS5万2830円82銭で算出)は3.1倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、一方では26週移動平均線がサポートラインとなって下値固め完了感を強めている。ボックスレンジ下限からの反発局面が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:16 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネットワークバリューコンポネンツは6月ボトムから22%戻した位置で再上昇の構え、今期44%増益

 ネットワーク関連製品のネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)の前週末株価は6月のボトムから22%戻した位置にあり出直り感を強めている。

 セキュリティ、モバイル、クラウド、サービスを重点分野として、ネットワーク関連製品の輸入販売・運用・保守事業を展開し、新規事業としてコンテンツ配信分野にも取り組んでいる。また4月には米国ニュータニックス社の仮想インフラアプライアンス製品についての販売代理店契約締結、5月には新日鉄住金ソリューションズ<2327>との資本・業務提携を発表している。アライアンス戦略も寄与して事業基盤強化が期待されるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比6.2%増の28億31百万円、営業利益が同44.8%増の1億78百万円、経常利益が同37.4%増の1億69百万円、純利益が同31.5%増の1億44百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期(1月〜3月)の進捗率は売上高が22.2%、営業利益が33.7%、経常利益が32.6%、純利益が17.4%だった。子会社イノコスの大型案件も寄与して概ね順調な水準のようだ。クラウドサービス市場の拡大を背景として、主力のネットワークソリューション事業でクラウドストレージ製品やセキュリティ関連製品の好調が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値15万500円をボトムとして反発し、足元では23万円〜25万円近辺まで水準を切り上げている。下値を固めて出直り態勢のようだ。

 7月26日の終値23万円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万5321円85銭で算出)は15倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0305円37銭で算出)は7.6倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線に続いて75日移動平均線を突破し、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。下値固めが完了して出直り展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは2ヶ月ぶりに26週線抜き出直り態勢、14年5月期は増収増益、利回りなど指標割安

 電設資材商社のトシン・グループ<2761>(JQS)は前週末に26週線を2ヶ月ぶりに上抜き本格出直り態勢となっている。

 首都圏を中心に電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社で、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤の強化を推進している。7月5日発表の前期(13年5月期)連結業績は、売上高が前々期比1.1%減、営業利益が同0.7%増、経常利益が同1.2%増、純利益が同15.9%増だった。設備投資抑制などで全体としての需要が低調に推移して売上高は計画を下回ったが、前期並みの粗利益率確保や経費削減努力などで利益は計画を上回った。

 今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。アベノミクス効果による公共投資増加、住宅着工戸数増加、企業設備投資回復に加えて、北関東を主体とした営業拠点網の拡充効果などで収益拡大が期待されるだろう。配当予想は前期と同額の年間52円(第2四半期末26円、期末26円)とした。

 なお、12年8月6日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間12年8月7日〜13年7月31日)は、7月9日時点で累計取得株式総数50万5100株、累計取得価額の総額11億5984万8100円となった。

 株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値2650円から反落して調整局面となったが、年初来安値圏の2100円台で下値固めが完了したようだ。足元では2300円近辺まで戻して出直り感を強めている。

 7月26日の終値2267円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、抵抗線の75日移動平均線を突破する動きを強めている。また週足チャートで見ても13週移動平均線と26週移動平均線を突破する動きを強めている。指標面での割安感や需給面での自己株式取得も支援材料となり、出直り本格化が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤ株価は出直り歩調強める、国土強靭化、太陽光発電などテーマ性豊富

 建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価は出直り歩調の展開である。国土強靭化計画や太陽光発電などテーマ性は豊富であり、好業績見通しも評価して5月の高値を試す展開が期待される。

 足場部材など建設用仮設機材のレンタルおよび販売が主力で、公共投資の増加が追い風である。また固定価格買取制度を背景として、子会社ホリーのメガソーラー用・住宅用太陽電池設置架台の需要が急拡大している。大手住宅メーカーと共同開発した住宅用制振装置なども強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比3.9%増の292億円、営業利益が同9.6%増の17億60百万円、経常利益が同6.2%増の16億50百万円、純利益が同7.8%増の8億70百万円としている。公共投資、ビル耐震化工事、太陽光発電パネル設置工事の増加が追い風となり、主力の仮設機材や太陽電池設置架台の需要が好調に推移する見込みだ。子会社エムジーアイの通期連結、価格改善の努力やレンタル機材の運用効率化も寄与する。会社予想は保守的な印象が強く、通期上振れの可能性があるだろう。

 なお7月12日、公募による自己株式処分、および売出を発表している。調達する手取概算額合計(上限)約6億28百万円は、事業拡大に向けた賃貸資産(仮設機材)購入資金の一部に充当する。

 株価の動き(4月1日付で1株を2株に株式分割)を見ると、6月10日の安値582円をボトムとして反発した。その後は水準を切り上げて、足元では800円台を回復している。7月25日には830円まで上伸する場面があった。自己株式処分と売出を嫌気する動きは限定的のようだ。調整が一巡して出直り歩調だろう。

 7月26日の終値815円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円58銭で算出)は20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS324円08銭で算出)は2.5倍近辺である。

 足元は800円近辺でモミ合う形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復して上伸している。強基調に回帰したようだ。好業績見通しも評価して5月の年初来高値970円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>エスアールジータカミヤのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月28日

【アナリスト水田雅展の相場展望】国内4〜6月期業績発表に対する警戒感で様子見ムードに

(7月29日〜8月2日)

■米FOMCや米7月雇用統計など海外重要イベント

 来週(7月29日〜8月2日)の株式市場は、海外で需要イベントが相次ぐうえに、国内では主要企業の4〜6月期業績発表がピークを迎えるため、警戒感で様子見ムードを強めそうだ。日経平均株価1万4000円台固めが焦点だろう。

 前週は参院選での与党(自民党・公明党)の過半数確保を好感した買いが続かず、週後半には一部の主要企業の4〜6月期業績に対して失望感が広がり、週末26日の株式市場では日経平均株価が前日比432円95銭安と大きく崩れた。外国為替市場でもドル安・円高方向に傾き、日本市場は円高・株安のスパイラルとなった。投資マインドが一旦はリスクオフムードに転じたようだ。

 そして週末26日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に上昇したが、CME日経225先物(円建て)は1万3945円と大幅に下落して取引を終了した。また外国為替市場では1ドル=98円台前半と円高方向に傾いている。

 このため週初29日の日本の株式市場はやや軟調なスタートとなりそうだ。そして7月30日〜31日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、31日の米第2四半期GDP速報値、7月31日〜8月1日の英中銀金融政策委員会、8月1日のECB(欧州中央銀行)理事会とドラギ総裁の記者会見、2日の米7月雇用統計と海外の重要イベントが相次ぐ。

 31日発表の米FOMC声明およびバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見では、量的緩和策縮小開始時期の見極めが焦点となる。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は、政策金利を引き上げる目安の議論を深めてフォワード・ガイダンス(将来の金融政策指針)を修正する可能性を報じており、思惑も広がりそうだ。

 さらに来週は国内主要企業の4〜6月期業績発表がピークを迎えるが、前週発表の一部の主要企業の4〜6月期業績に対して失望感が広がっただけに、来週発表の業績に対する警戒感で、事前には手控えムードが広がりそうだ。先物主導で乱高下する可能性もあるだろう。物色面では低位の材料株や好業績の中小型株が注目されそうだ。

 ただし安定政権下でのアベノミクス成長戦略の迅速な実行、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉進展、今秋発表予定のアベノミクス成長戦略第2弾、参院選後に先送りとなった法人税実効税率引き下げ、労働規制緩和、農業規制緩和などの議論進展に対する期待感は根強い。目先的には一旦調整しても、基本的にはアベノミクス相場上昇第2波の流れは不変だろう。

 その他の注目材料としては7月29日の米6月住宅販売保留指数、30日の日本6月完全失業率・有効求人倍率・家計調査、日本6月鉱工業生産速報、ユーロ圏7月景況感・業況感指数、米5月S&Pケース・シラー住宅価格指数、米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、31日の日本6月毎月勤労統計、ユーロ圏6月失業率、ユーロ圏7月消費者物価指数速報値、米7月ADP全米雇用報告、米7月シカゴ地区購買部協会景気指数、8月1日の中国7月PMI(国家統計局)、中国7月製造業PMI改定値(HSBC)、米6月建設支出、米7月ISM製造業景気指数、米7月自動車販売台数、2日の米6月個人所得・消費支出、米6月製造業新規受注などがあるだろう。

 その後は8月7日〜8日の日銀金融政策決定会合、9日の中国7月主要経済統計、12日の日本4〜6月期GDP1次速報値、14日のユーロ圏第2四半期GDP速報値などが予定されている(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】川崎近海汽船は6月ボトムから水準切り上げ続く、指標割安で上げ足に加速も

 川崎近海汽船<9179>(東2)の株価は6月のボトム242円から25日(木)は275円と水準を切上げている。指標面の割安感も支援材料であり、出直り展開が期待される。

 石炭・木材・鋼材などの輸送が主力の近海部門と、石炭・石灰石・紙製品・農産品などの輸送やフェリー輸送が主力の内航部門を展開している。5月に発表した中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、目標値として16年3月期売上高457億円、営業利益28億円、経常利益26億50百万円、純利益17億円、新造船など3年合計投資額115億円を掲げている。収益力向上と安定配当継続を目指して、近海部門の収支改善、新鋭船の投入によるサービス充実、新規事業分野への取り組みなどを強化する方針だ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.4%増の435億円、営業利益が同0.7%減の17億50百万円、経常利益が同2.8%減の16億円、純利益が同6.7%減の10億円としている。近海部門では電力用石炭輸送が堅調に推移する見込みで、内航部門ではフェリー輸送の新造船投入も寄与する。燃料費高などで営業微減益見込みとしているが、会社予想は保守的な印象が強いだけに上振れの可能性があるだろう。

 なお6月30日に新造フェリー「シルバーエイト」が営業航海(八戸〜苫小牧)を開始し、国内製紙業界の生産縮小と市況悪化に伴って7月には小型チップ船1隻のスクラップ売船を発表している。また新規事業分野として、海底エネルギー・金属資源探査・採掘や洋上風力発電などの物資輸送関連への参入を検討している模様だ。実現すれば収益への寄与が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値242円で底打ちして反転し、足元では270円〜280円近辺まで水準を切り上げている。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月25日の終値275円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円06銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS741円49銭で算出)は0.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、指標面の割安感が強いだけに出遅れ銘柄としても注目され、26週移動平均線を突破すれば出直りの動きに弾みがつくだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:09 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業は1300〜1330円のモミ合い上抜く、景気回復追い風に業績好調、低PER

 貴金属リサイクル事業が主力の松田産業<7456>(東1)の株価が出直り本格化の動きを強めている。1300〜1330円のモミ合いを上抜いてきた。景気回復による企業の生産活動活発化が追い風だろう。

 貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。エレクトロニクス産業が成長している東アジアを中心に海外拠点網の拡充を推進しており、貴金属関連事業では中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業では中国、タイに展開している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.6%増の1750億円、営業利益が同11.3%増の62億円、経常利益が同6.8%増の65億円、純利益が同3.3%増の41億40百万円としている。セグメント別には、貴金属関連事業が同4.1%増収、同7.1%営業増益、食品関連事業が同6.3%増収、同51.5%営業増益見込みとしている。

 前期低調だった半導体・電子部品関連の生産活動が上向き、国内外の拠点拡充も寄与する見込みだ。貴金属市況が上昇傾向になれば大幅な収益改善が期待されるだろう。

 なお、6月10日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間6月11日〜7月11日)については、7月5日に累計取得株式総数が8万株(累計取得価額総額9835万9700円)に達して終了した。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値1113円で底打ちして水準を切り上げた。その後は概ね1300円台前半での短期モミ合い展開だが、7月25日は1356円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。

 7月25日の終値1346円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS151円33銭で算出)は8〜9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1643円09銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートして下値を切り上げている。また日足チャートで見ると、抵抗線だった75日移動平均線を突破して上伸した。指標面には割安感があり、短期モミ合いから上放れて出直り本格化が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリナップは高値圏に回帰、高値更新の構え、今期業績は上ブレの可能性強い

 システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)の株価が高値圏に回帰して堅調に推移している。今期(14年3月期)業績に上振れの可能性があり、5月の高値が視野に入るだろう。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。消費増税前の駆け込み需要も追い風となって中高級品の好調が続き、原価低減効果も寄与する見込みだ。

 生産拠点増強に伴う償却負担増加や、ショールーム改装費用などで会社予想の営業利益は横這い見込みだが、期初時点では保守的な見通しを公表する傾向も強いため、上振れの可能性があるだろう。

 中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げて、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンの市場シェア上昇、ショールームの改装、リフォーム需要の取り込み、総合競争力強化などを重点施策としている。7月12日には「相模原ショールーム」をリニューアルオープンして、実際に調理を体験できるキッチンを設置した「体験キッチンコーナー」も新設した。

 株価の動きを見ると、6月7日の671円で底打ちして反転し、7月上旬には800円台を回復した。足元は800円台固めの展開だが、7月12日には840円まで上伸して5月10日の高値880円に接近する場面があった。好業績見通しを評価する動きだろう。

 7月25日の終値805円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰したようだ。指標面での低PBRにも見直し余地があり、5月の高値を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】陽光都市開発は再動意のタイミング接近、ストック型事業へ転換で業績上ブレの可能性

 陽光都市開発<8946>(JQS)の株価は急反発後の反動で足元はやや軟調だが、再動意のタイミングが接近しているようだ。

 主力だった投資用マンション「グリフィンシリーズ」の企画・販売事業を縮小して、不動産管理・賃貸・仲介事業の「ストック型フィービジネス」への事業構造転換を進めている。ただし、来期(14年12月期)以降の販売用物件確保に向けて事業用地の仕入れも進める方針だ。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比33.9%減の10億53百万円、営業利益が同16.1%減の1億21百万円、経常利益が同19.7%減の71百万円、純利益が同22.1%減の65百万円としている。不動産販売物件を予定していないため大幅減収減益だが、不動産管理・賃貸・仲介事業は概ね順調に推移する見込みだ。

 通期予想に対する第1四半期(1月〜3月)の進捗率は売上高が24.8%、営業利益が28.1%、経常利益が35.2%、純利益が33.8%だった。利益面の進捗率は高水準であり、通期上振れの可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日に113円まで調整したが、底打ちして7月4日の205円まで急反発した。足元では160円近辺まで水準を切り下げているが大きく下押す動きは見られず、急反発後の反動局面だろう。

 7月25日の終値161円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円80銭)は24倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS13円13銭)は12倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が抵抗線となって反落した形だが、急反発後の反動局面だろう。収益構造転換が評価材料であり、再動意のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】星光PMCは400円前後のモミ合い煮詰まる、50周年を目標に高付加価値製品で営業利益率10%へ

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)の株価は7月2日に400円台へ乗せて以降、400円前後でのモミ合い展開だが、煮詰まり感を強めている。上放れのタイミングが接近しているようだ。

 DIC<4631>の子会社で製紙用薬品事業、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業を展開している。中期経営目標として設立50周年にあたる17年度の連結売上高350億円、営業利益率10%を掲げ、高付加価値・差別化商品の市場投入・拡販に加えて、セルロースナノファイバーや導電性ナノ材料(銀ナノワイヤ)など新分野も強化している。

 今期(13年12月期、決算期変更に伴い9ヶ月決算)連結業績見通しは、売上高が179億70百万円、営業利益が9億円、経常利益が9億60百万円、純利益が5億90百万円としている。前年同期(12年4月〜12月)との比較で見ると11.8%増収、2.2%営業増益、3.2%経常増益、3.0%最終増益で、実質的に増収増益の見込みだ。

 石油化学品・ロジンなどの原材料価格の上昇がマイナス要因となるが、低調だった製紙用薬品、オフセットインキ用樹脂、トナー用樹脂などの需要が上向き、プロダクトミックス改善やコスト低減などの効果も寄与する見込みだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値338円をボトムとして徐々に水準を切り上げている。7月以降は概ね400円近辺でモミ合う展開だが、調整は一巡した形だろう。

 7月25日の終値403円を指標面(1株当たりの今期予想数値は12ヶ月換算)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円95銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS654円99銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線が抵抗線の形だが、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して調整は一巡している。足元では煮詰まり感を強めており、短期モミ合いから上放れの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アライドテレシスホールディングスは上放れのきっかけ待ち、アメリカ、アジアで案件活発

 ネットワーク機器製造・販売のアライドテレシスホールディングス<6835>(東2)の株価はモミ合い展開だが、調整は一巡したようだ。きっかけ次第で上放れが期待されるだろう。

 世界21カ国に展開する子会社を統括する持株会社で、ネットワーク関連機器およびソリューションの企画・開発・製造・販売・保守を展開している。今期(13年12月期)連結業績見通しは売上高が前期比16.7%増の330億円、営業利益が同78.6%増の3億50百万円、経常利益が同45.6%減の6億円、純利益が同65.7%減の2億50百万円としている。

 為替差益の一巡で経常利益と純利益は減益だが、営業強化などで増収営業増益見込みとしている。想定為替レートは1米ドル=90円で為替差益3億円程度を見込んでいる。

 第1四半期(1月〜3月)は国内大口案件終了などで前年同期比3.1%減収となり営業赤字も拡大したが、米州での交通・通信インフラ関連の大型案件、ニュージーランドの学校ネットワーク更新案件、タイ通信省のネットワーク関連案件など海外の受注が好調だった。国内では景況感改善や消費増税前駆け込みなどで、企業がIT投資再開の動きを強めていることが追い風だろう。なお8月9日に第2四半期累計(1月〜6月)の業績発表を予定している。

 4月5日発表の自己株式取得(6月13日に変更を発表して取得株式総数の上限1200万株、取得価額総額の上限10億円、取得期間4月8日〜12月20日)は、6月30日時点の累計で買付株式数557万9600株、買付総額4億8788万9400円となった。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値77円をボトムとして反発した。6月27日に一旦は80円まで調整したが、6月7日安値を割り込むことなく、足元では90円近辺まで水準を切り上げている。調整は一巡したようだ。

 7月25日の終値90円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS2円08銭で算出)は43倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は3.3%近辺、そして実績PBR(前期実績の連結BPS103円42銭で算出)は0.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復して調整は一巡している。足元はモミ合い展開だが、きっかけ次第で上放れの展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは調整一巡、モミ合い放れの展開、31日に発表予定の決算に期待

 システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は調整一巡して出直りの動きを強めている。380円前後のモミ合い放れる展開となっている。

 システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC<6701>との連携により医療系分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERPやセキュリティ関連も強化している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、そして純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。最終減益だが、公共システム開発、ネットワークシステム開発、システムインテグレーションなどが堅調で、プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果で増収営業増益の見込みだ。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値303円で底打ちして反発した。その後は下値を切り上げて、足元は概ね370円〜400円近辺で推移している。下値を固めて出直り態勢だろう。

 7月25日の終値395円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線と75日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺を回復した。調整が一巡して強基調に回帰する動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは「買い転換」後のモミ合い1ヶ月で上放れ近い、営業利益2.1倍

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は25日線を上抜き買い転換してから、まもなく1ヶ月となり上放れが近いとみられる。

 事業戦略コンセプト「neo EMS」を掲げて、IS(製造請負・派遣)事業、CS(修理・検査受託)事業、GE(技術者派遣)事業、子会社の志摩グループとTKRグループのEMS(開発・製造受託)事業を展開し、20年3月期の売上高1000億円を目指している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.8%増の450億円、営業利益が同2.1倍の8億20百万円、経常利益が同77.1%増の10億円、純利益が同2.1倍の5億円としている。新規受注や生産回復などで国内IS事業とEMS事業で2桁増収を見込んでいる。海外IS事業では中国とベトナムの新規連結が寄与する。中国の状況に不透明感があるが、東南アジアへの事業展開の効果が期待されるだろう。なお8月8日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 7月2日には子会社TKRが日立メディアエレクトロニクスの電源事業、トランス事業、車載チューナー事業、映像ボード事業を譲り受けるとともに、同社のチューナー製品を製造している水沢工場(岩手県奥州市)の建物・生産設備を取得したと発表している。上記4分野での高度技術者を確保して技術ノウハウを蓄積するとともに、TKRは大手メーカーの事業構造改革の受け皿としての役割も果たして行く方針としている。

 なお5月22日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を100株に分割し、単元株数を100株とする。この株式分割に伴い、今期の配当予想を従来の年間300円(期末一括)から年間3円(期末一括)に修正した。配当総額に変更はない。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値3万6450円で底打ちして5万円台を回復した。足元は5万円近辺でモミ合う展開だが、7月25日には前日比3300円(6.41%)高の5万4800円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。

 7月25日の終値5万2800円を指標面(14年1月1日の株式100分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4890円45銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間300円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万6745円45銭で算出)は1.4倍近辺である。

 足元は5万円近辺でのモミ合い展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。調整は一巡した形であり、モミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月25日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは権利落後の株価抜群の強さ、強く特徴ある事業と好業績を引き続き評価

 情報サービスの電算システム<3630>(東1)の株価は、株式分割権利落ち直後の952円をボトムに1200円前後へ買われている。権利修正チャートに置き換えると高値に手の届くところへ来ている。第2四半期累計(1月〜6月)業績の増額修正も支援材料だろう。

 情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を展開している。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、12年にはコンビニを窓口とする国際送金サービスも開始している。

 7月23日に今期(13年12月期)第2四半期累計の連結業績見通しの増額修正を発表した。売上高は117億50百万円から121億28百万円、営業利益は3億90百万円から5億27百万円、経常利益は3億90百万円から5億20百万円、純利益は2億06百万円から2億95百万円に修正した。収納代行サービス事業が順調に推移したことに加えて、情報サービス事業の採算が想定以上に改善したようだ。

 通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。

 新データセンターの費用が発生するが、情報サービス事業ではアウトソーシング業務の拡大、オートオークション向けや医療機関向けシステムインテグレーションの受注、収納代行サービスでは既存取引先の収納件数増加、ネット取引関連などの新規取引先獲得が寄与する見込みだ。増額修正後の第2四半期累計の通期予想に対する進捗率は売上高が47.9%、営業利益が52.2%、経常利益が51.5%、純利益が51.0%で概ね順調な水準だろう。

 株価の動き(7月1日付で株式2分割のため修正株価)を見ると、6月27日の取引時間中に952円まで調整する場面があったが、終値では1000円台を維持して底打ち感を強めた。足元では1100円台に戻して出直り感を強めている。

 7月24日の終値1171円を指標面(株式2分割換算後)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円41銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS681円64銭で算出)は1.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。調整が一巡して強基調に回帰する形だろう。5月の高値1365円を試す動きも期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は久々に500円台乗せで急動意、テレビ番組制作・SNSゲーム開発など好調

 クリエイティブ分野のエージェンシー事業を主力とするクリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)の株価が24日(水)は久々に500円台に乗せ動意の兆しを見せている。好業績見通しを評価して5月の高値を試す可能性があるだろう。

 クリエイティブ分野(日本)は映像・TV、ゲーム、Web・モバイル、広告・出版などで活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業、制作請負事業、電子書籍関連事業、アジア市場向け出版エージェンシー事業などを展開し、韓国のクリエイティブ分野や、医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業にも領域を広げている。さらに新分野として建築関連やファッション関連のエージェンシー事業も展開する方針だ。テレビ番組制作・SNSゲーム開発関連などプロフェッショナルに対するニーズは拡大基調だろう。

 今期(14年2月期)第1四半期(3月〜5月)の連結業績は、前年同期比15.0%増収、同2.3倍営業増益、同2.2倍経常増益、同2.7倍最終増益で、第1四半期の過去最高を更新した。その他事業がIT関連エージェンシー事業の大型案件終了で同13.6%減収だったが、主力のクリエイティブ分野(日本)が同11.2%増収、クリエイティブ分野(韓国)が同29.8%増収、医療分野が同63.9%増収と好調だった。

 通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比5.3%増の200億円、営業利益が同14.7%増の12億円、経常利益が同10.2%増の12億円、純利益が同16.7%増の5億50百万円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が24.9%、営業利益が32.8%、経常利益が32.9%、純利益が38.0%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動き(3月1日付で株式100分割)を見ると、6月27日に375円まで調整する場面があったが、6月7日の安値365円を割り込むことなく急反発して、一気に500円台を回復する場面があった。足元は概ね450円〜500円近辺でモミ合う形だが、7月24日には500円台を回復する場面があり、動意の兆しを見せている。短期調整が一巡したようだ。

 7月24日の終値487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円55銭で算出)は19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS173円48銭で算出)は2.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して調整一巡感を強めている。好業績見通しを評価して5月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析