[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは調整一巡、モミ合い放れの展開、31日に発表予定の決算に期待
記事一覧 (07/26)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは「買い転換」後のモミ合い1ヶ月で上放れ近い、営業利益2.1倍
記事一覧 (07/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは権利落後の株価抜群の強さ、強く特徴ある事業と好業績を引き続き評価
記事一覧 (07/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は久々に500円台乗せで急動意、テレビ番組制作・SNSゲーム開発など好調
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記事一覧 (07/25)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは配当落後の下げを埋め上伸、高値接近、13年6月期は増収増益
記事一覧 (07/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは6月安値から14%上昇、PER7〜8倍となお割安で戻り本格化
記事一覧 (07/24)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは200円前後が固まる、指標割安、5月高値奪回へ
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2013年07月26日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは調整一巡、モミ合い放れの展開、31日に発表予定の決算に期待

 システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は調整一巡して出直りの動きを強めている。380円前後のモミ合い放れる展開となっている。

 システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC<6701>との連携により医療系分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERPやセキュリティ関連も強化している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、そして純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。最終減益だが、公共システム開発、ネットワークシステム開発、システムインテグレーションなどが堅調で、プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果で増収営業増益の見込みだ。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値303円で底打ちして反発した。その後は下値を切り上げて、足元は概ね370円〜400円近辺で推移している。下値を固めて出直り態勢だろう。

 7月25日の終値395円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線と75日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺を回復した。調整が一巡して強基調に回帰する動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本マニュファクチャリングサービスは「買い転換」後のモミ合い1ヶ月で上放れ近い、営業利益2.1倍

 製造請負大手の日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)の株価は25日線を上抜き買い転換してから、まもなく1ヶ月となり上放れが近いとみられる。

 事業戦略コンセプト「neo EMS」を掲げて、IS(製造請負・派遣)事業、CS(修理・検査受託)事業、GE(技術者派遣)事業、子会社の志摩グループとTKRグループのEMS(開発・製造受託)事業を展開し、20年3月期の売上高1000億円を目指している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.8%増の450億円、営業利益が同2.1倍の8億20百万円、経常利益が同77.1%増の10億円、純利益が同2.1倍の5億円としている。新規受注や生産回復などで国内IS事業とEMS事業で2桁増収を見込んでいる。海外IS事業では中国とベトナムの新規連結が寄与する。中国の状況に不透明感があるが、東南アジアへの事業展開の効果が期待されるだろう。なお8月8日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 7月2日には子会社TKRが日立メディアエレクトロニクスの電源事業、トランス事業、車載チューナー事業、映像ボード事業を譲り受けるとともに、同社のチューナー製品を製造している水沢工場(岩手県奥州市)の建物・生産設備を取得したと発表している。上記4分野での高度技術者を確保して技術ノウハウを蓄積するとともに、TKRは大手メーカーの事業構造改革の受け皿としての役割も果たして行く方針としている。

 なお5月22日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を100株に分割し、単元株数を100株とする。この株式分割に伴い、今期の配当予想を従来の年間300円(期末一括)から年間3円(期末一括)に修正した。配当総額に変更はない。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値3万6450円で底打ちして5万円台を回復した。足元は5万円近辺でモミ合う展開だが、7月25日には前日比3300円(6.41%)高の5万4800円まで上伸する場面があり、モミ合い上放れの動きを強めている。

 7月25日の終値5万2800円を指標面(14年1月1日の株式100分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4890円45銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間300円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万6745円45銭で算出)は1.4倍近辺である。

 足元は5万円近辺でのモミ合い展開だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。調整は一巡した形であり、モミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月25日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】電算システムは権利落後の株価抜群の強さ、強く特徴ある事業と好業績を引き続き評価

 情報サービスの電算システム<3630>(東1)の株価は、株式分割権利落ち直後の952円をボトムに1200円前後へ買われている。権利修正チャートに置き換えると高値に手の届くところへ来ている。第2四半期累計(1月〜6月)業績の増額修正も支援材料だろう。

 情報サービス事業(情報処理、情報システム構築、ソフトウェア受託開発)と、収納代行サービス事業(コンビニ収納代行、郵便振替決済代行、ネットショッピング決済、電子マネー決済)を展開している。クラウドサービスや電子マネーへの対応を強化し、12年にはコンビニを窓口とする国際送金サービスも開始している。

 7月23日に今期(13年12月期)第2四半期累計の連結業績見通しの増額修正を発表した。売上高は117億50百万円から121億28百万円、営業利益は3億90百万円から5億27百万円、経常利益は3億90百万円から5億20百万円、純利益は2億06百万円から2億95百万円に修正した。収納代行サービス事業が順調に推移したことに加えて、情報サービス事業の採算が想定以上に改善したようだ。

 通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比8.3%増の253億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同8.8%増の10億10百万円、純利益が同11.8%増の5億78百万円としている。

 新データセンターの費用が発生するが、情報サービス事業ではアウトソーシング業務の拡大、オートオークション向けや医療機関向けシステムインテグレーションの受注、収納代行サービスでは既存取引先の収納件数増加、ネット取引関連などの新規取引先獲得が寄与する見込みだ。増額修正後の第2四半期累計の通期予想に対する進捗率は売上高が47.9%、営業利益が52.2%、経常利益が51.5%、純利益が51.0%で概ね順調な水準だろう。

 株価の動き(7月1日付で株式2分割のため修正株価)を見ると、6月27日の取引時間中に952円まで調整する場面があったが、終値では1000円台を維持して底打ち感を強めた。足元では1100円台に戻して出直り感を強めている。

 7月24日の終値1171円を指標面(株式2分割換算後)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円41銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS681円64銭で算出)は1.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。調整が一巡して強基調に回帰する形だろう。5月の高値1365円を試す動きも期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は久々に500円台乗せで急動意、テレビ番組制作・SNSゲーム開発など好調

 クリエイティブ分野のエージェンシー事業を主力とするクリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)の株価が24日(水)は久々に500円台に乗せ動意の兆しを見せている。好業績見通しを評価して5月の高値を試す可能性があるだろう。

 クリエイティブ分野(日本)は映像・TV、ゲーム、Web・モバイル、広告・出版などで活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業、制作請負事業、電子書籍関連事業、アジア市場向け出版エージェンシー事業などを展開し、韓国のクリエイティブ分野や、医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業にも領域を広げている。さらに新分野として建築関連やファッション関連のエージェンシー事業も展開する方針だ。テレビ番組制作・SNSゲーム開発関連などプロフェッショナルに対するニーズは拡大基調だろう。

 今期(14年2月期)第1四半期(3月〜5月)の連結業績は、前年同期比15.0%増収、同2.3倍営業増益、同2.2倍経常増益、同2.7倍最終増益で、第1四半期の過去最高を更新した。その他事業がIT関連エージェンシー事業の大型案件終了で同13.6%減収だったが、主力のクリエイティブ分野(日本)が同11.2%増収、クリエイティブ分野(韓国)が同29.8%増収、医療分野が同63.9%増収と好調だった。

 通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比5.3%増の200億円、営業利益が同14.7%増の12億円、経常利益が同10.2%増の12億円、純利益が同16.7%増の5億50百万円としている。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が24.9%、営業利益が32.8%、経常利益が32.9%、純利益が38.0%と高水準であり、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動き(3月1日付で株式100分割)を見ると、6月27日に375円まで調整する場面があったが、6月7日の安値365円を割り込むことなく急反発して、一気に500円台を回復する場面があった。足元は概ね450円〜500円近辺でモミ合う形だが、7月24日には500円台を回復する場面があり、動意の兆しを見せている。短期調整が一巡したようだ。

 7月24日の終値487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円55銭で算出)は19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS173円48銭で算出)は2.8倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して調整一巡感を強めている。好業績見通しを評価して5月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は5月高値に急接近、2ケタ増収増益を評価し高値更新から上値追いへ

 中堅医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)の株価は、水準を切り上げて5月の年初来高値に接近している。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して上値追いの展開も期待されるだろう。

 消化器分野を主力とする医療用医薬品事業と、一般用医薬品などのコンシューマーヘルスケア事業を展開している。今期の連結業績見通しは、売上高が前期比13.5%増の605億円、営業利益が同21.4%増の56億円、経常利益が同19.7%増の56億円、純利益が同0.4%増の40億円としている。純利益は前期に計上した特別利益の一巡などで横ばいだが、2桁増収営業増益の見込みだ。

 医療用医薬品事業では、主力の潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」が好調であり、国内外での売上拡大を見込んでいる。また6月に発売した機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」の寄与も期待される。コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」に加えて、植物性便秘薬「ウィズワン群」の売上が拡大するようだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の1304円、6月13日の1309円、6月14日の1303円で下値を固めて急反発した。7月以降は1500円台まで水準を切り上げて5月の年初来高値1576円に接近している。今期好業績見通しを再評価する動きだろう。

 7月24日の終値1540円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS96円76銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間28円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS888円41銭で算出)は1.7倍近辺である。週足チャートで見ると急反発して52週移動平均線、26週移動平均線、そして13週移動平均線まで一気に突破して上伸した。値動きに勢いがあり、5月の高値を突破して上値追いの可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エム・ディ・エムは自社製品比率上昇で利益増加に注目、株価はモミ合い放れ接近

 医療機器商社の日本エム・ディ・エム<7600>(東1)の株価が調整一巡して出直り態勢のようだ。25日線を抜いた水準で頑強にモミ合っている。

 骨接合材料、人工関節、脊椎固定器具など整形外科分野を主力とする医療機器輸入商社である。ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約が前期に終了したが、米国子会社オーソデベロップメント(ODEV)社製品の拡販を強化しており、自社製品比率上昇による原価率改善も期待される。

 中国市場の開拓に関しては、伊藤忠商事<8001>と連携して具体的施策を決定する予定としている。ODEV社製の人工膝関節製品が中国における薬事承認を取得しており、中国の高齢化社会到来を背景として中期的に収益寄与本格化が期待される。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.6%増の94億円、営業利益が5億40百万円(前期は1億52百万円の赤字)、経常利益が4億40百万円(同3億95百万円の赤字)、純利益が2億円(同3億97百万円の赤字)の黒字としている。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンとの販売契約終了の影響一巡、骨接合材料の新規導入製品の通期寄与、北米市場での販売増加、米国子会社ODEV社製の人工股関節製品の好調と自社製品比率上昇による原価率改善などで増収・黒字化見込みだ。想定為替レートは1ドル=93円としている。

 なお6月24日には、米国子会社ODEV社製造の脊椎固定器具の薬事承認を取得したと発表している。成長が続いている整形外科市場の中でも脊椎固定器具関連は特に有望な分野であり、今期業績の押し上げ要因となりそうだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の年初来安値220円をボトムとして水準を切り上げている。6月24日の動意局面は人気短命だったが、急反落後も6月7日安値を割り込むことなく徐々に下値を切り上げている。調整一巡して出直り態勢だろう。

 7月24日の終値260円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS7円56銭で算出)は34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS409円58銭で算出)は0.6倍近辺である。日足チャートで見ると75日移動平均線が戻りを圧迫する形だが、25日移動平均線を回復して調整は一巡した形であり、きっかけ次第で出直りの動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モミ合い煮詰まるティムコは富士山関連で浮上も、今期黒字転換、利回り2%超で魅力

 フィッシング用品やアウトドア用品のティムコ<7501>(JQS)の株価は550〜560円でモミ合いだが、煮詰り感を強めている。世界文化遺産登録の富士山関連も支援材料であり、きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。

 フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開している。フィッシング用品は一部地域での放射線風評被害の影響を残しているが、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。

 7月5日に発表した今期(13年11月期)第2四半期累計(12年12月〜13年5月)の業績(非連結)は、前年同期比0.9%減収で、営業利益は17百万円の赤字、経常利益は13百万円の赤字、純利益は18百万円の赤字だった。アウトドア関連は堅調だったが、フィッシング関連は1月〜3月の寒波による悪天候の影響を受けてルアー用品の販売が苦戦したようだ。利益面では在庫品の値下げロスもマイナス要因となった。

 第2四半期累計の結果を受けて通期の見通しを減額修正して、売上高が前期比4.5%増の29億29百万円、営業利益が23百万円(前期は6百万円の赤字)、経常利益が29百万円(同3百万円の黒字)、純利益が10百万円(同79百万円の赤字)とした。ただし、富士山の世界文化遺産登録などで登山・アウトドアブームが一段と盛り上がることが予想され、期後半はアウトドア用品に追い風となるだろう。

 株価の動きを見ると、6月以降は概ね550円〜580円近辺でのボックス展開となっている。5月のボックスレンジからやや水準を切り下げた形だが、下値も固く煮詰まり感を強めている。

 7月24日の終値566円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS3円55銭で算出)は159倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS2374円43銭で算出)は0.2倍近辺である。低PBRにも評価余地があり、富士山関連のテーマ性も支援材料となって動意付く可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】チムニーは配当落後の下げを埋め上伸、高値接近、13年6月期は増収増益

 居酒屋チェーンのチムニー<3178>(東2)の株価は、6月中間期末配当・株主優待の権利落ちで一旦調整したが、足元では出直り感を強めている。今期(13年12月期)の好業績見通しを評価して、5月の高値を試す展開が期待されるだろう。

 12年12月に再上場した。飲食事業は居酒屋業態「はなの舞」「さかなや道場」などを直営とFCで展開し、コントラクト事業は受託食堂を展開している。コントラクト事業を含めた13年6月末時点の店舗数は692店舗(うち直営店403店舗)となった。他社との差別化戦略として、漁業などの一次産業、食材加工などの二次産業、店舗で商品を提供する三次産業まで一括して管理する飲食業の六次産業化に向けた取り組みを強化している。

 今期(13年12月期)の業績(非連結)見通しについては既存店売上前年比97.0%、飲食事業直営新規出店50店舗などを前提として、売上高が前期比6.7%増の448億20百万円、営業利益が同7.0%増の35億20百万円、経常利益が同4.3%増の34億40百万円、純利益が同20.8%増の15億26百万円としている。新規出店効果などで増収増益の見込みだ。

 月次売上(全業態直営店、前年比)は13年6月が全店104.2%、既存店94.7%、13年1月〜6月累計が全店107.7%、既存店95.0%となった。客単価の上昇が続いているようだ。

 なお7月24日には、100%子会社の新業態準備会社を設立し、Eオーナーズフードが関西を中心に運営する飲食店9店舗(居酒屋業態8店舗、ラーメン店1店舗)を譲り受けると発表した。事業譲り受けおよび事業開始は8月1日の予定で、関西方面への店舗網拡大や仕入れにおける相乗効果などが期待されるだろう。

 5月8日発表の自己株式取得(取得株式総数上限73万5000株、取得価額総額上限7億35百万円、取得期間5月9日〜8月31日)の状況は、6月30日時点の累計で取得株式数54万5500株、取得価額総額5億4289万1500円となった。

 株価の動きを見ると、1000円近辺でのモミ合い展開から下放れて、6月27日に881円まで調整する場面があった。6月中間期末の配当および株主優待(食事優待券またはオリジナル商品)の権利落ちが影響したようだ。その後は徐々に水準を切り上げて、足元では970円台まで戻している。

 7月24日の終値974円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS78円91銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.1%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS558円26銭で算出)は1.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって出直りの動きを強めている。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して5月の高値1031円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月24日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トーソーは6月安値から14%上昇、PER7〜8倍となお割安で戻り本格化

 カーテンレールやブラインド大手のトーソー<5956>(東2)の株価が水準を切り上げて出直り感強めている。23日(火)終値は470円と6月安値から14%上昇した位置にある。指標面の割安感が強く、高値圏への回帰が期待されるだろう。

 カーテンレールやブラインド類の室内装飾関連事業を主力として、ステッキなどの介護用品事業も展開している。今期(14年3月期)の連結業績見通しは売上高が前期比5.1%増の235億円、営業利益が同47.5%増の13億円、経常利益が同39.2%増の12億円、純利益が同58.5%増の6億50百万円としている。

 異次元金融緩和や消費増税前駆け込み需要が追い風となり、新設住宅着工戸数や住宅リフォーム需要は高水準に推移している。さらに省エネ意識の高まりも背景として、遮光・遮熱効果の高いカーテンレールやブラインドの好調な推移が予想される。高付加価値製品の好調に加えて、新製品の積極投入、展示会やキャンペーンを活用した営業強化策の効果なども寄与するだろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 中期戦略としては、国内市場向け新商品開発のスピードアップ、非住宅物件の獲得、海外での大型案件獲得、インドネシアの生産子会社の機能拡大、原価低減や総費用低減、新規領域としてのステッキなど介護用品事業の拡大を掲げている。

 株価の動きを見ると、6月7日に411円、6月26日に410円まで調整したが、足元では水準を切り上げて470円近辺まで戻している。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月23日の終値470円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円48銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS938円45銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調に回帰した形だろう。低PER、低PBRで指標面の割安感が強く、今期好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは200円前後が固まる、指標割安、5月高値奪回へ

 医薬品・医薬品原料商社のイワキ<8095>(東1)の株価が調整一巡して出直り感を強めている。指標面に割安感があり、4月の高値が視野に入りそうだ。

 医薬品事業(医療用・一般用医薬品)、医薬品原料・香粧品原料事業、食品原料・機能性食品事業、化成品事業(メッキ薬品、農薬原料、医薬中間体)などを展開している。ジェネリック市場の拡大が追い風であり、医薬品原料・香粧品原料関連事業の拡大が期待される。

 7月10日発表の今期(13年11月期)第2四半期累計(12年12月〜13年5月)連結業績は、前年同期比0.3%減収、同24.1%営業減益、同18.6%経常減益、同0.8%最終減益だった。ただし7月5日に売上高の減額修正と利益の増額修正を発表しており、減益幅は期初計画に比べて縮小した。

 化成品事業でプリント配線板・電子部品関連の表面処理薬品が低調だったため売上高を減額修正したが、ジェネリック医薬品市場の拡大を背景として医薬品事業では主力の外皮用剤、医薬品原料事業でも抗不整脈用剤原料などが好調に推移した。利益面では輸入原料価格の上昇がマイナス要因だったが、生産性向上などのコスト低減効果で吸収したようだ。

 通期の見通しについては、輸入原料価格の高騰など不透明要素が多いとして前回予想を据え置き、売上高が前期比2.4%増の532億円、営業利益が同20.1%減の9億円、経常利益が同24.8%減の9億80百万円、純利益が同18.9%減の6億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.3%、営業利益が53.2%、経常利益が56.9%、純利益が57.2%と概ね順調な水準である。ジェネリック医薬品・原料関連は好調であり、化成品事業も期後半の景気回復メリットが期待される。

 株価の動きを見ると、6月14日の178円まで調整したが、180円近辺で下値固めが完了して水準を切り上げた。第2四半期累計の利益増額修正も好感して7月8日には210円まで急伸する場面があった。足元も概ね200円近辺で推移している。調整が一巡して出直り態勢だろう。

 7月23日の終値201円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円76銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS469円76銭で算出)は0.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線および26週移動平均線近辺まで急反発した。指標面の割安感が強いだけに、これを突破すれば出直り展開に弾みがついて4月の高値241円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】第一実業の「2段上げ」が近い、設備投資関連、PER7倍台と割安

 機械専門商社の第一実業<8059>(東1)の株価は6月29日に「25日線」を抜いて以降、頑強にモミ合っている。2段上げが近かそうだ。指標面に割安感があり、アベノミクス成長戦略第2弾で想定される企業設備投資減税関連も支援材料だろう。

 機械の専門商社でプラント・エネルギー事業、エレクトロニクス事業、産業機械事業などの分野に展開し、5月10日に新経営計画「AIM2015」を発表した。グローバルビジネスの積極展開などにより、最終年度の16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては受注高が1350億円(前期比7.4%増)、売上高が1300億円(同1.4%増)、営業利益が46億円(同0.2%増)、経常利益が48億円(同2.5%減)、純利益が30億円(同1.7%減)としている。

 プラント・エネルギー関連が減収となり、IT・デジタル機器関連も不透明感が強い。ただし海外を中心に自動車関連が好調な見込みである。前期に計上したタイ現地法人増資に伴う負ののれん益は一巡するが、円安メリットや期後半の景気回復メリットが期待されるだろう。なお7月31日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月14日と17日の年初来安値381円をボトムとして反発し、足元では430円〜440円近辺まで水準を切り上げている。調整が一巡して出直り態勢だろう。

 7月23日の終値437円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円73銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS545円78銭で算出)は0.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して水準を切り上げている。また週足チャートで見ると一旦割り込んだ52週移動平均線を回復した。指標面に割安感があり、きっかけ次第で出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:20 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月23日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東洋建設は6月ボトムから18%上昇水準で出番待ち、公共投資増が追い風

 海洋土木工事の東洋建設<1890>(東1)の株価が出直り感を強めている。22日(月)の終値は260円と6月ボトムから18%戻した水準にある。公共投資増加が追い風であり、消費増税実施に向けた追加景気対策観測なども支援材料となりそうだ。

 前期の売上構成比は国内土木事業55.3%、国内建築事業29.3%、海外建設事業14.9%、不動産・その他事業0.5%で、国内外での海洋土木工事を主力としている。今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増の1350億円、営業利益が同22.9%増の35億円、経常利益が同15.0%増の25億円、純利益が同17.3%増の13億円と、大幅増益見込みだ。

 国内では震災復興関連の港湾インフラ工事が高水準であり、海外では前々期に受注したケニアやインドネシアの大型港湾工事も寄与する。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資の増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。

 なお、ケニア共和国モンバサ港コンテナターミナル開発工事に従事していた協力会社の技術職員が強盗に襲われて死亡するという痛ましい事件が起きた(亡くなられた方とご家族の皆様には心より哀悼の意を表します)が、収益への影響は限定的だろう。

 株価の動きを見ると、6月27日の年初来安値220円をボトムとして反発し、7月8日には269円まで戻す場面があった。足元では250円〜270円近辺に水準を切り上げている。6月7日の222円と6月27日の220円で下値固めが完了して出直り態勢だろう。

 7月22日の終値260円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は0.9倍近辺である。公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは『免疫制御性樹状細胞の調整法と用途』に関する独占的実施権を取得、新たな免疫療法の開発を推進、株価動意

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価が下値を切り上げている。戻り局面のようだ。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、がん免疫療法の樹状細胞ワクチン療法など、がん治療技術を医療機関に提供している。治療数に応じた収入が収益柱で、契約医療機関は前期(12年12月期)末時点で29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)である。

 iPS細胞を用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所に出資し、がん新薬を中心とした治験支援事業に新規参入するため子会社タイタンを設立するなど、成長に向けた施策を着実に実行している。さらに7月17日には「免疫制御性樹状細胞の調整法およびその用途」に関する独占的実施権を取得したと発表している。がん領域における樹状細胞ワクチン療法に加えて、樹状細胞の働きを活用した新技術により、自己免疫疾患およびアレルギー疾患に対する新たな免疫療法の開発を推進するとしている。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、樹状細胞ワクチン療法の症例数増加により売上高が16億84百万円で前期比9.0%増収だが、成長に向けた先行投資負担により営業利益が95百万円で同56.7%減、経常利益が89百万円で同59.2%減、純利益が20百万円で同79.2%減としている。

 ただし第1四半期(1月〜3月)は前年同期比4.1%増収、同23.3%営業増益、同29.3%経常増益、同48.1%最終増益だった。樹状細胞ワクチン療法の症例数は約320症例となり、会社設立以降累計で約6650症例となった。契約医療機関における症例数が順調に増加しているため、中期的な成長が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値1500円をボトムとして急反発した。7月4日には3090円まで戻す場面があり、底打ち確認して出直り感を強めている。足元は2600円〜2800円近辺でモミ合う展開で、7月22日の終値は2702円だが、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復している。戻り局面の中段保ち合いの形だろう。きっかけ次第で動意付きそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:44 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーのモミ合い1ヶ月継続、低PBRと今期84%増益を見直しへ

 車載照明用ゴム製品が主力の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価は280円台で堅調に推移している。「終値」でみれば280円台がほぼ1ヶ月継続している。低PBRや今期(14年3月期)好業績見通しを支援材料として5月の高値(320円)を試す可能性があるだろう。

 自動車向けなどの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)や、医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓)にも展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用の小型電球の光源カラーキャップ(ASA COLOR LAMPCAP)や、車載用のLED照明の光源カラーキャップ(ASA COLOR LED)などを主力製品としている。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比10.7%増の53億円、営業利益が同84.5%増の2億50百万円、経常利益が同39.8%増の1億95百万円、純利益が同43.3%増の1億10百万円としている。

 主力の車載用は米国自動車市場の好調、円安に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加などで好調が予想される。前期低調だったスポーツ用や医療用も、顧客側での在庫調整の影響が一巡する見込みだ。円安メリットも寄与して営業損益の大幅な改善が期待されるだろう。なお8月9日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、5月14日に年初来高値320円を付けた後は、6月25日に272円、6月28日に275円まで調整する場面があったが、概ね280円〜300円近辺の狭いレンジでのボックス展開となっている。

 7月22日の終値290円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS24円19銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS652円12銭で算出)は0.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると、足元では13週移動平均線と26週移動平均線を回復してきた。動意のタイミングが接近しているようだ。指標面の低PBRや今期好業績見通しを支援材料として5月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヤーマンは『2段上げ』の場面が接近、14年4月期は2ケタの増収増益で1500円へ

 家庭用美容・健康機器のヤーマン<6630>(東1)の株価は25日線突破後の値固め順調で2段上げが近かそうだ。

 脱毛器や痩身器具など家庭用の美容・健康機器事業、および化粧品事業を展開し、大手家電量販店との直接取引きやブランド戦略を強化している。7月5日には「スマート家電グランプリ2013summer」理美容家電部門で、当社の「no!no!HAIR DX」「プラチナホワイトトルネードローラーEMS」「フェイササイズPlus」が金賞を受賞したと発表している。

 今期(14年4月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比16.1%増の225億50百万円、営業利益が同29.5%増の9億円、経常利益が同56.9%増の8億10百万円、純利益が同51.6%増の4億60百万円としている。取引形態変更に伴う出荷減少の影響などが前期に一巡したことに加えて、ブランドイメージ向上に向けた取組強化や、新製品投入の効果などで収益改善が期待される。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値1100円をボトムとして反発し、7月3日には1330円まで戻す場面があった。足元は1250円〜1300円近辺での短期モミ合い展開だが、徐々に下値を切り上げている。下値固めが完了して出直り態勢だろう。

 7月22日の終値1280円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS78円84銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1138円92銭で算出)は1.1倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると52週移動平均線を回復して反発の動きを強めている。4月15日の年初来高値1980円から大幅調整したが、出直り展開が期待されるだろう。1段上げ(230円)と同じ値幅をとれば1500円程度が目標となるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:24 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事は下値切り上げ200円に接近、中期経営計画の売上1兆円、経常利益90億円を評価

 鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事<8075>(東1)の株価が出直り感を強めている。6月の170円をボトムに下値を切上げ22日は2円高の194円と200円に接近している。5月の高値(223円)を試す可能性もあるだろう。

 鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶材などの分野に展開する商社である。6月14日に発表した中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、神戸製鋼所<5406>グループの中核となるグローバル商社を目指し、経営数値目標として16年3月期売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。メキシコでの販売会社立ち上げ、中国での自動車向け部品加工会社の収益化、アセアン・インド域内での三国間取引拡大など、グローバルビジネスを加速させる方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比13.0%増の8700億円、営業利益が同10.0%増の60億円、経常利益が同4.9%増の51億円、純利益が同59.5%増の30億円としている。景気回復や円安メリットで機械・情報関連の好調が予想され、前期は低調だった鉄鋼や鉄鋼原料などの需要増加も期待されるだろう。純利益については前期に計上した過年度法人税の影響一巡も寄与する。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値166円から反発して水準を切り上げた。7月8日には198円まで戻す場面があった。足元は190円台でモミ合う展開だが、下値固めが完了して出直り態勢だろう。

 7月22日の終値194円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS33円88銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS335円84銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。指標面には割安感があり、動意のタイミングが接近しているようだ。5月の高値223円を試す可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月22日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】大和小田急建設は26週線まで戻し上値窺う、今期営業利益2.2倍、耐震工事好調

 中堅ゼネコンの大和小田急建設<1834>(東1)の株価は週足チャートが26週線まで戻し上値を窺う展開となっている。公共投資や耐震工事の増加が支援材料だろう。

 今期(14年3月期)の業績見通しについては6月1日付で連結子会社を吸収合併したため非連結決算となり、売上高が623億円(前期の連結に比べて1.7%減)、営業利益が5億80百万円(同2.2倍)、経常利益が4億90百万円(同2.1倍)、純利益が2億円(前期連結は1億98百万円の赤字)としている。

 主要株主である大和ハウス工業<1925>や小田急電鉄<9007>関連の案件に加えて、社会インフラ補修や建物耐震化など公共工事の受注増加、前期悪化した工事採算の改善、さらに前期計上した棚卸資産評価損などの特殊要因一巡なども寄与して収益改善が期待される。

 株価の動きを見ると、6月27日の187円をボトムとして反発し、足元では200円〜210円近辺に水準を切り上げている。6月17日と6月27日の187円で下値固めが完了して出直り態勢のようだ。

 7月19日の終値202円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円21銭で算出)は21〜22倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期連結ベースの実績BPS527円14銭で算出)は0.4倍近辺である。今期の収益改善や指標面の低PBRに見直し余地があり、公共投資や耐震補強工事の増加を支援材料に出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォーメーションクリエーティブは第2Qの好進捗受け8月9日発表の第3Qに期待、株価モミ合い放れ上伸

 ソフトウェア開発やシステム運用のインフォーメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の株価が720円前後のモミ合いを放れ750円台へ水準を切り上げている。

 ソフトウェア・ソリューション、ネットワーク・ソリューション、運用サービス・ソリューション、クラウド・ソリューション、システム・インテグレーション、プロダクト・ソリューションなど、情報サービス分野におけるトータル・ソリューション事業を展開している。顧客別には、日立システムズや日立ソリューションズなど日立グループ向けが全体の約6割を占めている。

 今期(13年9月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比6.2%増の62億56百万円、営業利益が同8.7%増の3億52百万円、経常利益が同4.9%増の3億71百万円、純利益が同18.2%増の1億96百万円としている。クラウドサービス関連や車載用組込ソフトウェア関連を中心に受注が好調であり、稼働率上昇効果も寄与して増収増益見込みだ。

 通期予想に対する第2四半期累計(12年10月〜13年3月・第2Q)の進捗率は売上高が51.1%、営業利益が50.0%、経常利益が52.6%、純利益が58.2%と概ね順調な水準である。なお8月9日に第3四半期累計(12年10月〜13年6月・第3Q)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、7月19日に757円まで上伸し、720円〜740円近辺の短期モミ合いレンジから上放れの動きを強めている。下値固めが完了して出直り態勢のようだ。7月19日の終値757円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS759円54銭で算出)は1.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線に続き、抵抗線だった75日移動平均線を回復して上伸した。週足チャートで見ても13週移動平均線を回復して出直り態勢のようだ。5月の高値801円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは25日線を支持ラインに下値切り上げ、今11月期営業益65%増益、ネット通販市場拡大で

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価はやや乱高下しながらも『25日線』をサポートとして下値を切上げる。

 ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開している。成長分野への集中投資、拠点拡充、高付加価値サービス拡大などを積極推進し、4月にはマーチャンダイジングサービスも開始した。既存事業とのシナジー効果が期待される。

 今期(13年11月期)連結業績見通しについては売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果や高付加価値サービス拡大効果などで営業損益も改善する見込みだ。

 7月4日発表の第2四半期累計(12年12月〜13年5月)は、前年同期比1.9%増収、同2.5倍営業増益、同3.0倍経常増益、同7.9倍最終増益で期初計画を上回った。障がい者雇用支援サービスが展開する農園の企業参画が想定以上のペースだったことに加えて、ロジスティクス関連の発送代行サービス第2センター(茨城県つくば市)の開設が下期にずれ込み、開設費用計上もずれ込んだ。このため通期見通しを据え置いたが、上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、6月中旬に動意付いて6月24日の年初来高値506円まで急騰した。その後300円台前半まで急反落したが、第2四半期累計業績発表翌日の7月5日には490円まで上伸した。第2四半期累計の上振れを好感した動きだろう。その後350円近辺まで調整したが、足元では370円台に戻して下値を着実に切り上げている。

 7月19日の終値375円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は19〜20倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は6.8倍近辺である。週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調を継続しているようだ。好業績見通しを評価して6月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは400円台が固まり高値目指す展開へ、景気回復を追い風として高付加価値商材が好調に推移

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、「終値」において7月3日に400円台へ乗せたあと大台を一度も割り込むことなく頑強にモミ合っている。4月の高値を試す展開となるだろう。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社で、エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力としている。需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子部品を中心として、建材、医療、自動車向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販とともにアジア市場への展開を加速しており、12年7月のタイ、13年5月のインドに続いて、8月には台湾に現地法人を設立する予定だ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復も追い風として、エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。前期低調だった家電製品や事務機器向けスチレン系樹脂の回復も期待される。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値366円をボトムとして反発し、足元では400円台に水準を切り上げている。7月9日には413円まで上伸する場面があった。調整が一巡して出直り態勢だろう。

 7月19日の終値400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復し、強基調に回帰する動きのようだ。指標面の割安感が強いだけに、4月の高値441円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析