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[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (12/06)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストが本格上昇、25日線を突破、業容拡大戦略を評価
記事一覧 (12/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトホールディングスは調整一巡して再動意のタイミング接近、ネット通販市場拡大が追い風
記事一覧 (12/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は25日線に沿った上昇続く、指標割安で上放れの構え
記事一覧 (12/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコホールディングスはきっかけ次第で動意の可能性
記事一覧 (12/05)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは高値圏で値を固める、好業績評価して上値追い
記事一覧 (12/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルが出直り本格化、25日線を抜いて買い転換
記事一覧 (12/04)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは700〜800円のモミ合いが4ヶ月、上放れ近かそう
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2013年12月06日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】Jトラストが本格上昇、25日線を突破、業容拡大戦略を評価

 Jトラスト<8508>(東2)の株価は出直り感を強めている。第2四半期累計(4月〜9月)業績の減額修正を嫌気した売りが一巡したようだ。積極的な業容拡大戦略に評価余地があり、出直りの動きを強めるだろう。

 事業者向け貸付、消費者向け貸付、クレジット・信販、信用保証、債権買取など金融サービス事業を主力として、不動産事業、アミューズメント事業、海外金融事業(消費者金融業、貯蓄銀行業)、その他事業(システム開発など)も展開している。

 M&Aや債権承継などの積極活用で業容を拡大し、国内金融分野では日本保証(12年3月ロプロが武富士の消費者金融事業を承継、12年9月ロプロと日本保証が合併)、KCカード(11年8月旧楽天KCを子会社化)、クレディア(12年7月ネオラインホールディングス株式取得に伴い子会社化)、不動産分野・アミューズメント分野ではアドアーズ<4712>(12年6月子会社化)などを傘下に置いている。

 海外金融分野では、韓国・親愛貯蓄銀行(12年10月貯蓄銀行認可・営業開始)が未来貯蓄銀行の一部資産・負債を承継し、13年1月に韓国・ソロモン貯蓄銀行から、13年6月に韓国・エイチケー貯蓄銀行から消費者信用貸付債権の一部を譲り受けた。また13年10月にはシンガポールに子会社Jトラスト・アジアを設立した。東南アジアでの成長企業に対する投資事業の拠点とするようだ。

 事業基盤強化や業容拡大に向けた戦略を推進している。13年5月にはライツ・オファリングによって総額976億円の資金調達を行い、今期第2四半期末の連結自己資本比率は49.2%に上昇した。信用保証事業では13年8月にKCカードがトマト銀行との保証業務提携を開始した。またクレジット事業では13年7月にKCカードがJ2リーグ「FC岐阜」のオフィシャルクレジットカードを発行している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては非開示としている。ライツ・オファリングによって調達した総額約976億円の資金で、金融事業を中心とした債権買取やM&Aを柱とする事業展開を予定しているが、タイミングや規模等に不確定要素があるためとしている。第2四半期累計はグループ規模拡大に伴う販管費の増加や、韓国・親愛貯蓄銀行での貸倒関連費用の増加などで減益だったが、アドアーズや韓国・親愛貯蓄銀行の連結なども寄与して増収だった。積極的な業容拡大戦略で中期的に収益拡大が期待される。

 株価の動きを見ると、11月8日の第2四半期累計減額修正を嫌気して急落し、11月12日に一時1164円まで調整する場面があった。しかし切り返しの動きとなって足元では1400円〜1500円近辺まで戻している。12月5日の終値は1435円だったが、一時は前日比113円(8.09%)高の1510円まで上伸する場面もあった。日足チャートで見ると25日移動平均線回復の動きを強め、週足チャートで見ても11月11日の急落で空けた窓を埋める動きだ。積極的な業容拡大戦略に評価余地があり、失望売りが一巡して出直りの動きを強めるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>JトラストのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年12月05日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソフトクリエイトホールディングスは調整一巡して再動意のタイミング接近、ネット通販市場拡大が追い風

 ECサイト構築のソフトクリエイトホールディングス<3371>(東1)の株価は急騰の反動調整局面だが、調整一巡して再動意のタイミングが接近しているようだ。ネット通販市場の拡大が追い風であり、中期成長期待に変化はないだろう。

 ECソリューション事業(ECサイト構築ソフト「ecbeing」販売、ECサイト運用、ECプロモーションサービスなど)を主力として、SI事業(自社グループ開発ソフト「X−point」「AgileWorks」「Assetment」「L2Blocker」の販売や基幹系システムの受託開発など)、物品販売事業(法人向けIT機器販売など)も展開している。

 顧客のEC事業立ち上げ時の戦略コンサルティングから、ECサイト構築・運用支援・プロモーションサービスまで総合的なサービスを提供していることが強みだ。ECサイト構築実績は前期までの累計で国内断トツ首位の750社超に達し、今期(14年3月期)は800社超まで増加する見込みだ。ECサイト構築実績の積み上げに伴ってストック型売上も拡大基調だ。今後はECサイト構築・運用支援に加えて、Webプロモーション(ネット広告)分野の強化などデジタルマーケティング市場へ積極展開する方針だ。

 アライアンス戦略も強化している。13年5月には日本ユニシス<8056>と資本・業務提携した。また13年9月には東芝テック<6588>と業務提携し、13年10月には子会社エイトレッドがサイボウズ<4776>のクラウド型サービスウェアとの連携サービスを開始した。

 今期連結業績見通しについては売上高が前期比12.5%増の113億円、営業利益が同24.2%増の13億59百万円、経常利益が同10.1%増の13億80百万円、純利益が同10.0%増の7億10百万円としている。機能を一段と向上させた「ecbeingプラスワンシリーズ」が好調であり、ECサイト構築・運用支援の新規顧客開拓が進み、Webプロモーション分野の拡大も寄与して、主力のECソリューション事業が順調に推移する。増収効果でコスト面での開発費、広告宣伝費、人件費などの先行投資負担、そしてデータセンター移転費用の特別損失計上を吸収する。

 第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は売上高が47.4%、営業利益が45.1%、経常利益が45.9%、純利益が41.0%だが、第2四半期累計の営業利益と経常利益は期初計画を上回る増益であり、第4四半期(1月〜3月)の構成比が高いことも考慮すれば、通期でも好業績が期待される。中期的に見ても、ネット通販市場の拡大を背景としてECサイト構築・運用支援・プロモーションの需要は拡大基調であり、市場シェア1位の優位性や高付加価値サービスの投入などで収益拡大基調だろう。

 9月25日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限37万5000株、取得価額総額の上限3億円、取得期間13年9月26日〜14年3月31日)については、11月30日までの累計で取得株式総数6万4200株、取得価額総額5283万7000円となった。

 株価の動き(7月1日付で株式3分割)を見ると、10月上旬の700円台前半の水準から動意付いて5月高値を一気に突破し、10月21日には年初来高値となる1017円まで上伸した。その後は急騰の反動調整局面となり11月28日には852円まで調整する場面があった。ただし足元では880円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。

 12月4日の終値872円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS52円29銭で算出)は16〜17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS401円55銭で算出)は2.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して下げ渋り感を強めている。調整が一巡して再動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>ソフトクリエイトホールディングスのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世は25日線に沿った上昇続く、指標割安で上放れの構え

 業務用食材卸の久世<2708>(JQS)の株価はモミ合い展開だが、足元では徐々に水準を切り上げて上放れの構えを見せている。指標面の割安感に見直し余地があり、高値圏回帰の動きとなりそうだ。

 首都圏を地盤として外食・中食産業向け業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンなども主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュワンは東京都内で生鮮野菜など農産品の卸売を手掛けている。

 中期経営計画では、創業85周年の20年3月期に売上高1000億円、営業利益20億円を目指し、重点戦略として首都圏・関西圏・中京圏での販路拡大、全国ネットワーク強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、海外事業の基盤確立などを掲げている。M&Aや提携などのアライアンス戦略も積極化し、中京圏では12年6月に酒類販売大手サカツコーポレーションと業務提携して販路拡大を推進している。海外事業では中国・成都の子会社が来期(15年3月期)単年度黒字化の見込みだ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比7.0%増の600億円、営業利益が同2.9%増の5億60百万円、経常利益が同0.3%増の7億円、純利益が同0.6%増の3億70百万円としている。売上面は既存顧客との取引量増加や新規顧客の獲得などで好調に推移しており、円安に伴う商品仕入れ価格の上昇、増収に伴う物流費の増加、人員増に伴う人件費の増加などを吸収する見込みだ。

 増収減益だった第2四半期累計(4月〜9月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が50.9%、営業利益が9.6%、経常利益が25.9%、純利益が25.9%で利益進捗率が低水準だが、新規顧客の獲得は順調であり、商品仕入れ価格上昇に対する販売価格への転嫁や代替商品の提案による粗利益率改善、さらに物流面では全国ネットワーク構築や最新物流システム導入などで効率化を進めている。営業外収益改善効果もあり、期後半に向けて挽回が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏770円近辺から反落後は700円台の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし8月〜9月のモミ合いで700円台固めを完了し、10月後半以降は徐々に水準を切り上げている。煮詰まり感を強めてモミ合いから上放れる動きのようだ。

 12月4日の終値745円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS95円38銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1184円88銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形で700円台固めは完了している。低PERや低PBRに見直し余地があり、モミ合い上放れて高値圏回帰の動きとなりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコホールディングスはきっかけ次第で動意の可能性

 遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス<6249>(JQS)の株価は、下値を切り上げて出直りの動きを強めている。今期(14年3月期)は減収減益見通しだが、高配当利回りや低PBRに評価余地があり、カジノ法案を巡る動きも本格化している。きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。

 パチンコ用プリペイドカードシステム首位の日本ゲームカードと、業界初のコイン型ICカードを採用したジョイコシステムズが11年に統合した持株会社である。パチンコ用カードユニットやパチスロ向けメダル貸機などの機器売上、カード収入、システム使用料収入が収益柱で、機器の主力は各台計数システムに移行している。

 今期連結業績見通しは売上高が前期比17.6%減の326億円、営業利益が同83.9%減の4億30百万円、経常利益が同85.1%減の4億円、純利益が同89.4%減の1億70百万円としている。パチンコホールの設備投資マインド低下、パチスロ向けメダル貸機の入れ替え需要一巡などで機器販売台数が大幅に減少して減益見込みだ。第2四半期累計(4月〜9月)の利益は通期見通しを大幅に超過達成しているが、期初計画どおり第3四半期(10月〜12月)以降に研究開発費が発生するため通期見通しを据え置いている。

 株価の動きを見ると、9月の戻り高値1619円から一旦反落したが、8月の安値圏1400円台まで下押すことなく、概ね1500円台で堅調に推移している。11月13日には1512円まで調整する場面があったが、すぐに切り返して足元では1570円近辺まで戻している。出直りの動きだろう。

 12月4日の終値1560円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円92銭で算出)は131倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2930円54銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して上伸した。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。高配当利回りや低PBRに見直し余地があり、カジノ法案を巡る動きも本格化している。出直りの動きが本格化し、きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】きちりは高値圏で値を固める、好業績評価して上値追い

 飲食チェーンのきちり<3082>(東2)の株価は高値圏で堅調に推移している。今期(14年6月期)の好業績見通しを評価して上値追いの展開だろう。12月末に向けて株主優待制度の権利取りの動きも支援材料だ。

 関西および関東エリアに直営店を展開する飲食チェーンで、カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」を主力業態とする自社ブランド事業および店舗受託運営を展開し、首都圏への新規出店を強化している。前期(13年6月期)末の直営店舗数は68店舗(関西エリア43店舗、関東エリア25店舗)である。

 13年2月に食品加工機械メーカーのサタケ、4月にイタリアのバックブランド「オロビアンコ」、5月に福岡県「はかた地どり」生産者である農業組合法人福栄組合と業務提携するなど、店舗を受託運営するプラットフォームシェアリング事業の確立を目指している。今後は「はかた地どり専門店・福栄組合」を多店舗展開型業態に育成する方針だ。

 中期経営計画では18年6月期の売上高100億円、営業利益15億円、経常利益16億円、純利益10億円、配当性向30%を経営目標値として掲げ、自社ブランド事業で100店舗、プラットフォームシェアリング事業で契約店舗数500店舗を目指している。

 今期の業績(非連結)見通しは売上高が前期比17.3%増の73億円、営業利益が同23.8%増の7億円、経常利益が同23.9%増の7億50百万円、純利益が同30.7%増の4億50百万円としている。第1四半期(7月〜9月)は輸入原材料価格の上昇や人材採用による販管費増加などで減益となり、通期見通しに対する進捗率も売上高が22.6%、営業利益が12.3%、経常利益が12.5%、純利益が12.0%と低水準だが、期中の新規出店効果などを考慮すれば、現時点では特にネガティブ要因とはならないだろう。

 11月5日に株式分割を発表し、13年12月31日を基準日(効力発生日14年1月1日)として1株を2株に分割する。株式分割に伴って11月6日に配当予想を年間7円50銭(期末一括)に修正している。また11月15日に発表した立会外分売は11月25日に実施した。分売株数5万株、分売値段1019円で、当社株式の流動性向上、株主数増加、株式分布状況改善を目的としている。

 11月5日には株主優待制度の導入も発表している。毎年12月31日現在で株式1単元(100株)以上を保有する株主を対象として、当社運営店舗で利用できる「優待券3000円分」または「GABAライス3kg」を選択できる。13年12月31日現在の株主名簿に記載された株式1単元以上保有株主を対象として開始する。

 株価の動き(7月1日付で株式3分割)を見ると、1000円近辺での短期モミ合いから上放れて水準を切り上げた。11月27日には1165円まで上伸して、上場直後の13年4月高値1141円を突破した。その後も高値圏で堅調に推移している。今期好業績見通しを評価する動きだろう。

 12月4日の終値1108円を指標面(14年1月1日付株式2分割前)で見ると、今期予想PER(会社予想EPS88円78銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想年間15円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績BPS267円10銭で算出)は4.1倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調の形であり上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:01 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年12月04日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルが出直り本格化、25日線を抜いて買い転換

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は、高値圏から反落してボックス展開が続いているが、調整のほぼ最終局面だろう。今期(14年2月期)好業績に見直し余地があり、出直りのタイミングが接近しているようだ。なお12月27日に第3四半期累計(9月〜11月)の業績発表を予定している。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比はキヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。

 12年9月にオムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aも活用して顧客の多様化を進めている。今期第2四半期累計(3月〜8月)の取引社数は48社となり、08年の17社から大幅に増加した。景気回復を背景に製造業では技術者不足が深刻化しているため、技術者派遣需要は好調に推移するだろう。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。ソニーや富士通向けなど主要顧客向けを中心に派遣需要が好調に推移し、新規受注やMCTECの通期連結も寄与する。期初計画を上回った第2四半期累計(3月〜8月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が49.7%、営業利益が58.8%、経常利益が59.6%、純利益が63.4%と高水準である。通期増額の可能性があるだろう。

 なお11月14日に発表した立会外分売については、11月21日に実施した。当社株式の分布状況改善および流動性向上を目的とするもので、分売株数は21万7300株、分売値段は769円だった。

 株価の動きを見ると、7月の年初来高値1015円から反落し、9月以降は概ね800円〜880円近辺のレンジでボックス展開のようだ。足元では11月21日に777円まで調整する場面があったが、すぐに切り返して800円台を回復している。立会外分売の影響も一巡したようだ。

 12月3日の終値816円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.6倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、52週移動平均線が接近してサポートラインとなりそうだ。また日足チャートで見ると25日移動平均線を回復する動きを強めている。調整のほぼ最終局面で、出直りのタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エストラストは700〜800円のモミ合いが4ヶ月、上放れ近かそう

 新築分譲マンションの開発・販売を展開するエストラスト<3280>(東マ)の株価は、安値圏で調整局面だが下値は着実に切り上げている。調整のほぼ最終局面だろう。今期(14年2月期)好業績に見直し余地があり、出直りのタイミングが接近しているようだ。

 山口県を地盤とする不動産デベロッパーで12年11月に新規上場した。山口県や福岡県などで、一次取得ファミリー型の新築分譲マンション「オーヴィジョン」シリーズおよび新築戸建住宅の不動産分譲事業、ストック型ビジネスとして収益基盤強化に繋がる不動産賃貸事業や「オーヴィジョン」マンション管理受託の不動産管理事業を展開している。

 中期成長戦略として九州・山口エリアでのNO.1デベロッパーを目指し、福岡県および九州主要都市への進出加速、九州・山口エリアでのマンション年間供給500戸体制構築、山口県での戸建住宅年間供給100戸体制の構築、ストック型ビジネスとなる建物管理戸数の拡大を推進している。13年6月には第三者割当増資を実施して、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>傘下の福岡銀行との関係を強化した。

 今期の連結業績見通しについては10月10日に増額修正して、売上高が前期比18.5%増の103億円、営業利益が同11.8%増の10億10百万円、経常利益が同10.8%増の9億円、純利益が同14.3%増の5億40百万円としている。不動産分譲事業の契約進捗率が計画以上に高水準のため、引渡予定戸数は新築分譲マンションが期初計画に対して20戸上振れの376戸、戸建住宅が2戸上振れの18戸とした。増収効果で来期プロジェクト先行費用などを吸収し、広告宣伝費など販売費圧縮も寄与する。また不動産管理事業の建物管理戸数は、前期末比8棟・375戸増加の38棟・1710戸となる見込みだ。

 なお、来期(15年2月期)の新築分譲マンション引渡予定戸数448戸に対して、今期第2四半期累計(3月〜8月)末時点での契約戸数は234戸、契約進捗率は52%に達している。14年8月建物完成引渡予定の「オーヴィジョン防府駅前セントラルスクエア」プロジェクト(総戸数89戸)の契約進捗率は85%に達しているようだ。また不動産管理事業の建物管理戸数は45棟・2158戸に増加する計画だ。来期も好業績が期待されるだろう。

 さらに中期経営計画で、16年2月期の新築分譲マンション引渡戸数494戸、売上高130億円、営業利益12億50百万円、経常利益12億円、純利益7億20百万円を目標数値として掲げている。計画前倒し達成の可能性も高まっており、収益拡大ペースが加速しそうだ。

 株価の動き(6月1日付で株式3分割)を見ると、5月高値圏から反落後は急騰の反動で日柄整理局面となり、概ね700円〜800円近辺のレンジでボックス展開のようだ。8月安値圏600円台から反発して10月上旬に800円台を回復する場面があったが、足元はやや水準を切り下げて概ね700円〜750円近辺で推移している。

 12月3日の終値725円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS108円18銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は0.8%近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、上場直後の12年12月安値をボトムとして下値は着実に切り上げている。日柄整理のほぼ最終局面であり、好業績を評価して出直りのタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年12月03日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所 上放れ近い、900円のモミ合い1ヶ月半経過、良好な事業環境

 建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価は急伸後の反動調整局面だが、建設ビッグプロジェクトが目白押しという良好な事業環境を背景に好業績が予想され、強基調に変化はなく短期調整一巡後に上値を試す流れだろう。足元の調整局面は押し目買いの好機となりそうだ。

 総合建設コンサルタントの大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持ち、中期経営計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付けて、再生エネルギーを活用したスマートコミュニティ、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化する。さらに農業・農村関連ビジネスへの参入を視野に入れて、新事業開発を推進する子会社CTIフロンティアを13年9月に立ち上げた。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。第3四半期累計(1月〜9月)は、受注高が前年同期比21.5%増と好調に推移して大幅増益となり、通期見通しに対する業績進捗率も売上高が74.3%、営業利益が88.1%、経常利益が85.9%、純利益が93.3%と高水準だった。通期増額の可能性が高く、来期(14年12月期)も公共投資増加を追い風に良好な事業環境が続き、好業績が予想される。

 株価の動きを見ると、10月中旬に動意付いて800円近辺から10月25日の年初来高値1010円まで上伸した。その後は急伸の反動調整局面のようだが、急伸前水準まで下押すことなく、900円近辺で推移している。好業績を評価する動きだろう。

 11月28日の終値900円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.6倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって、水準切り上げの動きが続いている。強基調に変化はなく、短期調整一巡後に上値を試す流れだろう。足元の調整局面は押し目買いの好機となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワイヤレスゲートは利益確定売り一巡して切り返し、中期成長力を評価して上値追い

 ワイヤレスブロードバンドサービスを展開するワイヤレスゲート<9419>(東マ)の株価は、上場来高値更新後に一旦反落したが、利益確定売りが一巡して切り返しの動きを強めている。今期(13年12月期)好業績見通しや中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレスブロードバンドサービス(Wi−Fi、WiMAX)を提供している。月額有料会員数の積み上げに伴って収益が拡大するストック型収益構造である。13年9月末時点の会員数は約40万人となった。重点戦略としてサービス提供エリア拡大、販売チャネル数拡大、サービス拡充を掲げている。

 販売チャネルはヨドバシカメラでの販売、住友商事<8053>との業務提携による最大手携帯販売会社ティーガイア<3738>での販売に加えて、取扱携帯販売会社数を増やす方針だ。サービス拡充では、13年6月にオプションサービス第1号として「電話リモートサービス」の提供を開始した。ARPU(顧客1人当たり売上高)向上や顧客基盤拡大につなげるため、追加オプションサービスも検討している。

 なお電通<4324>、OOHメディア・ソリューション、シーエスイーと共同で参画している一般社団法人銀座通連合会の無線LAN環境構築支援プロジェクトについては、銀座通りで実施しているG・Free(銀座フリーWi−Fi)を晴海通りに拡大した。こうした体制を活用して、新たな屋外型公衆無線LANの市場を積極的に開拓していく方針だ。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。販売チャネル数拡大などの効果で会員数の増加ペースが加速し、6月開始のオプション「電話リモートサービス」の売上も想定以上のようだ。ストック型の収益構造であることも考慮すれば通期上振れの可能性があるだろう。

 株価の動き(9月1日付で株式2分割)を見ると、11月中旬に急伸の形となって水準を切り上げた。11月11日に5月高値3350円を突破して上場来高値を更新し、11月15日には4740円まで上伸する場面があった。目先的な過熱感を強めたこともあり一旦は3700円近辺まで反落したが、12月2日には前日比295円(7.42%)高の4270円まで戻す場面があった。利益確定売りが一巡して切り返す動きだろう。

 12月2日の終値4170円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS93円72銭で算出)は44倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績に株式2分割を考慮した連結BPS314円23銭で算出)は13倍近辺である。

 日足チャートで見ると、25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消され、切り返しの動きとなった。週足チャートで見ると新たな上昇チャネル入りした可能性があり、今期好業績や中期成長力を評価して上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは水準切り上げの中で動き煮詰まる、5月高値を試す

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価は、出直り歩調の展開で水準を切り上げている。指標面の割安感に見直し余地があり、5月高値を試す動きだろう。

 軽金属・銅製品(伸銅品、銅管、アルミフィンなど)、電子・機能材(レアメタル・レアアース、チタン・ニッケル製品など)、非鉄原料(アルミ・亜鉛地金など)、建設・産業資材(配管機材など)を取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。

 M&A戦略も積極化して、13年1月に金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、13年3月にアルミスクラップ販売の大阪アルミセンター、13年4月に産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研(13年9月に中間持株会社アルコニックス・オオバを吸収合併して当社が直接出資の形態に変更)を連結子会社化した。

 13年5月に発表した中期経営計画では、目標値として16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを掲げている。重点戦略としては、川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化に取り組む方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては、10月22日に売上高と営業利益を減額修正、経常利益を据え置き、純利益を増額修正して、売上高が前期比9.2%増の1800億円、営業利益が同0.4%増の33億円、経常利益が同14.1%増の33億円、純利益が同88.7%増の27億円としている。

 レアメタル・レアアースの市況回復は緩慢だが自動車関連を中心に需要が回復基調だろう。円安進行メリット、新規連結効果、特別利益での負ののれん発生益計上も寄与する。通期見通しに対する第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は売上高が49.4%、営業利益が56.9%、経常利益が54.5%、純利益が66.7%と高水準であり、通期増額の可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、9月中旬以降は概ね2000円〜2100円近辺の短期モミ合い展開だったが、足元ではレンジから上放れて水準切り上げの動きを強めている。11月20日には2170円まで上伸する場面があり、出直り歩調に変化はないようだ。

 12月2日の終値2123円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS424円78銭で算出)は5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2414円98銭で算出)は0.9倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。水準を切り上げて5月高値2398円を試すだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】セプテーニ・ホールディングスは水準切り上げ継続、好業績評価して上値追い

 ネット広告代理店のセプテーニ・ホールディングス<4293>(JQS)の株価は水準切り上げの展開が続いている。スマホ向けなどネット広告市場の拡大が追い風であり、好業績を評価して上値追いの展開だろう。

 ネット広告販売やウェブソリューションなどで包括的なマーケティング支援サービスを提供するネットマーケティング事業を主力として、ソーシャルゲーム・書籍・動画・占いなどデジタルコンテンツ企画・開発・販売のメディアコンテンツ事業、その他事業(販促ダイレクトメール発送代行のDM事業など)を展開している。

 ネットマーケティング事業はフェイスブック関連に強みを持ち、成長分野のスマートフォンとソーシャルに注力して業容拡大と収益力向上を進めている。メディアコンテンツ事業は、ソーシャルゲーム関連の経営資源をネイティブアプリの協業や受託開発にシフトし、新規分野はマンガコンテンツ関連(子会社のコミックスマートが事業運営)を中心に積極投資する方針だ。海外は米国とシンガポールに続いてベトナムに現地法人を設立し、本格事業展開の基盤構築を進めている。

 翌四半期までの予想開示として、今期(14年9月期)第1四半期(10月〜12月)連結業績見通しは売上高が前年同期比13.8%増の124億円、営業利益が同99.5%増の5億80百万円、経常利益が同74.5%増の5億90百万円、純利益が同82.2%増の3億40百万円としている。ネットマーケティング事業が好調に推移し、一時的な売上総利益増加要因も営業利益を押し上げるようだ。メディアコンテンツ事業はゲームの新タイトル投入予定がないため減収だが、費用抑制などで営業赤字が縮小する見込みだ。

 なお前四半期(13年7月〜9月)との比較で見ると売上高が3.6%増、営業利益が16.2%増、経常利益が11.5%増、純利益が14.9%増となる。四半期ベースでの増収増益基調に回帰しており、通期ベースでも、ネットマーケティング事業で注力分野のスマホ向け売上やファイスブック関連売上の好調が牽引するだろう。メディアコンテンツ事業での新規事業関連の先行投資負担を吸収し、好業績が期待される。新規分野のマンガコンテンツ関連の早期収益化も期待したい。

 株価の動き(10月1日付で株式200分割)を見ると、自律的な短期調整を挟みながら水準を切り上げて高値を更新する展開が続いている。11月27日には年初来高値となる1179円まで上伸する場面があった。そして12月2日の終値は前日比42円(3.72%)高の1171円となり、年初来高値に接近した。日足チャートで見ると25日移動平均線、また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。好業績を評価して上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは調整一巡して出直り強める、収益改善や高配当利回りに見直し余地

 広告代理店向けTV−CM制作大手のティー・ワイ・オー<4358>(東2)の株価はやや軟調な展開だったが、足元で調整一巡感を強めている。今期(14年7月期)の収益改善や高配当利回りに見直し余地があり、12月11日予定の第1四半期(8月〜10月)業績発表も接近して出直りの動きとなりそうだ。

 広告代理店向けのTV−CM企画・制作事業を主力として、WEB広告やプロモーションメディア広告の企画・制作などマーケティング・コミュニケーション事業も展開している。不採算事業の縮小・撤退・売却などによって事業構造改革を推進し、13年5月にはマーケティング・コミュニケーション事業内で不採算だったテオーリア事業部を譲渡した。

 13年9月に発表した新中期経営計画では目標数値として16年7月期売上高320億円、営業利益21億50百万円などを掲げ、株主還元として配当性向25%以上と株主優待の継続的実施の方針を示している。広告市場は拡大基調であり、広告代理店や広告主が安心感や信用力を求める動きを背景として、TV−CM制作業界では当社を含む大手制作会社3社による寡占化傾向を強めている。20年東京夏季五輪も追い風となり、中期的な事業環境は良好と言えそうだ。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比6.0%増の265億円、営業利益が同13.8%増の17億円、経常利益が同10.8%増の15億40百万円、純利益が同10.1%増の8億90百万円としている。TV−CM事業は自動車、飲料、衣料業界向けを中心に好調が続いている。さらに1件当たり金額が上昇傾向であり、大口広告主からの直接受注も増加している。人件費の先行投資が一巡したことに加えて、不採算事業撤退など事業構造改革の効果も本格寄与して収益が一段と改善する見込みだ。なお12月11日に第1四半期業績の発表を予定している。

 株価の動き(10月25日付で東証2部に市場変更)を見ると、10月の戻り高値圏から反落してやや軟調展開となり、11月12日に144円まで調整する場面があった。ただし10月9日の142円を割り込むことなく、足元では150円台まで戻している。12月2日には前日比7円(4.67%)高の157円まで上伸する場面があった。調整が一巡した可能性があるだろう。

 12月2日の終値156円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS14円90銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS70円01銭で算出)は2.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、140円台で下値支持線を形成したようだ。また週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなって反発し、26週移動平均線を突破する動きを強めている。高配当利回りにも見直し余地があり、調整が一巡して出直り展開となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:26 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコはマド開け上放れ後の強さ抜群、好業績割安で上値追い

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は自己株式取得を好感した買いが続いている。今期(14年3月期)好業績や指標面の割安感も支援材料であり、上値追いの展開だろう。

 ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。収益力向上に向けてERPコンサルティング、オンラインストレージサービス、クラウド関連サービスを強化し、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。13年4月にソリューション事業のクリエイティブジャパンを子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。そして9月には三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築している。

 今期連結業績見通しは売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。ソフトウェア開発事業は金融関連、クラウド関連、組込型ソフトウェア開発事業は情報家電関連が好調であり、クリエイティブジャパンの新規連結も寄与する。通期見通しに対する第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は売上高が47.4%、営業利益が40.9%、経常利益が46.3%、純利益が50.9%である。下期の構成比が高いことを考慮すれば順調な水準であり好業績が期待される。

 なお11月25日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限40万株(自己株式除く発行済株式総数に対する割合3.7%)、取得価額総額の上限3億4百万円、取得期間13年11月26日〜14年5月30日としている。

 株価の動きを見ると、概ね750円〜800円近辺で推移していたが、11月26日に5月高値894円を一気に突破して年初来高値となる930円まで急伸する場面があった。自己株式取得発表を好感した形だ。その後一旦は利益確定売りが優勢になる場面もあったが、12月2日には切り返しの動きを強めている。

 12月2日の終値891円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間26円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は1.1倍近辺である。日足チャートで見ると窓を空けて急伸したため目先的な過熱感はあるが、短期モミ合い展開から上放れた形であり、今期好業績や指標面の割安感も支援材料として上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クリーク・アンド・リバー社は出直り鮮明、好業績評価して5月高値も視野

 クリエイティブ分野のエージェンシー事業を主力とするクリーク・アンド・リバー社<4763>(JQS)の株価は出直りの動きを鮮明にしている。好業績を評価して5月高値も視野に入るだろう。

 クリエイティブ分野では映像・TV、ゲーム、Web、広告などの分野で活躍するクリエイターを対象としたエージェンシー事業、制作請負事業、電子書籍関連事業、アジア市場向け出版エージェンシー事業などを展開し、韓国のクリエイティブ分野や、医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業にも領域を広げている。さらに新規分野として建築関連やファッション関連のエージェンシー事業も展開する方針だ。テレビ番組制作やSNSゲーム開発などプロフェッショナルに対するニーズは拡大基調が予想される。

 今期(14年2月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比14.1%増の200億円、営業利益が同20.9%増の12億円、経常利益が同15.9%増の12億円、純利益が同64.4%増の5億50百万円としている。大幅増収増益だった第2四半期累計(3月〜8月)の通期見通しに対する進捗率は、売上高が52.5%、営業利益が61.8%、経常利益が61.9%、純利益が60.0%と高水準である。映像・TV・ゲームなど主力のクリエイティブ分野が好調に推移しており、通期増額の可能性が高いだろう。

 株価の動き(3月1日付で株式100分割)を見ると、連結子会社の不適切な取引と会計処理を嫌気した9月安値圏350円台をボトムとして反発し、足元では470円〜480円近辺まで水準を切り上げて出直りの動きを鮮明にしている。12月2日は前日比29円(6.43%)高の480円まで上伸する場面があった。今期好業績見通しを評価する動きだろう。

 12月2日の終値473円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円55銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(訂正後の前期実績連結BPS162円60銭で算出)は2.9倍近辺である。日足チャートで見ると右肩上がりの25日移動平均線がサポートラインの形だ。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって26週移動平均線も突破した。好業績を評価して5月高値600円も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤは高値更新、良好な事業環境も追い風に上値追い

 建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価は高値を更新した。今期(14年3月期)好業績に加えて中期的にも良好な事業環境が追い風であり、上値追いの展開だろう。

 足場部材など建設用仮設機材の販売・レンタル事業を展開している。20年東京夏季五輪、リニア中央新幹線、国土強靭化など目白押しの建設ビッグプロジェクトが追い風であり、戦略商品として施工性に優れて作業環境改善・作業効率向上につながる次世代足場「Iq(アイ・キュー)システム」も開発している。ソーラー用太陽光パネル設置架台の需要も拡大している。13年8月には、子会社ホリーが新たな製造拠点としてベトナムに100%出資の現地法人を設立した。

 今期連結業績見通しについては11月8日に2回目の増額修正を発表した。売上高は12億90百万円増額して前期比11.3%増の313億円、営業利益は4億30百万円増額して同63.8%増の26億30百万円、経常利益は5億円増額して同67.4%増の26億円、純利益は4億50百万円増額して同92.0%増の15億50百万円としている。

 震災復旧・復興関連、社会インフラ更新関連、首都圏を中心とした再開発関連、学校や高層マンションの耐震補強関連など建設工事増加を背景として、クランプやクサビ式住宅用足場など主力商品の需要が高水準である。ソーラー向け太陽光パネル設置架台の需要も拡大している。大手住宅メーカー向け住宅用構造金物や制振装置の需要増加も寄与する。レンタル価格も上昇傾向を強めているようだ。増収効果に加えて、効率化による収益性向上も寄与する。

 大幅増益だった第2四半期累計(4月〜9月)の通期見通しに対する進捗率は売上高が46.7%、営業利益が44.2%、経常利益が45.1%、純利益が41.6%である。第4四半期(1月〜3月)の構成比が高いことを考慮すれば高水準であり、3回目の増額修正の可能性もあるだろう。来期(15年3月期)から本格寄与する新名神高速道路関連など受注残は豊富である。目白押しの建設ビッグプロジェクトを背景に、中期的にも事業環境は良好と言えるだろう。

 株価の動き(4月1日付で株式2分割)を見ると、9月30日に戻り高値となる945円を付け、その後は概ね800円〜900円近辺のレンジでモミ合う展開だったが、11月下旬に短期モミ合いから上放れの動きとなった。そして11月26日と12月2日に980円まで上伸した。5月の高値970円を突破して1000円台も射程圏である。好業績を評価する動きだろう。

 12月2日の終値980円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円41銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間13円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS324円08銭で算出)は3.0倍近辺である。週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げた。強基調の形であり、好業績を評価して上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:16 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】OBARA GROUPが再上昇開始、早くも今9月期に上振れ期待

 溶接機器のOBARA GROUP<6877>(東1)の株価は11月に急伸し、その後も戻り高値圏で堅調に推移している。今期(14年9月期)業績は減益見通しとしているが、上振れ期待で5月高値を試す流れだろう。

 自動車業界向け抵抗溶接機器や造船・建設業界向けアーク溶接機器を主力とする溶接機器関連事業、およびエレクトロニクス業界向け平面研磨装置を主力とする研磨装置関連事業を展開している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比1.1%増の390億円、営業利益が同4.5%減の60億円、経常利益が同19.7%減の59億円、純利益が同12.9%減の40億円としている。セグメント別の計画(連結調整前)を見ると、溶接機器関連事業は売上高が同0.5%減の260億円、営業利益が同11.0%減の44億70百万円、研磨装置関連事業は売上高が同4.3%増の130億円、営業利益が同15.9%増の18億30百万円としている。

 前期との比較で設備投資需要がやや落ち着いた状況になるとして、保守的な見通しのようだ。ただし、世界の自動車メーカーの増産投資を背景として溶接機器関連事業が好調に推移し、研磨装置関連事業も回復傾向を強めているようだ。会社見通しには上振れ余地があり好業績が期待される。なお想定為替レートは1米ドル=98円60銭(1円の変動による影響は経常利益段階で約15百万円)であり、足元の円安進行も上振れ要因となりそうだ。

 株価の動きを見ると、前期決算発表翌日の11月12日は安値圏の2340円で寄り付いた後に急動意の展開となり、2750円まで急騰する場面があった。そして11月14日には3000円台を回復し、その後も概ね戻り高値圏の3000円〜3100円近辺で堅調に推移している。今期業績の上振れを期待する動きのようだ。

 12月2日の終値3130円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS205円86銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1596円45銭で算出)は2.0倍近辺である。週足チャートで見ると短期モミ合いから上放れて、13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。強基調へ転換した形であり、5月の高値3465円を試す流れだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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2013年12月01日

【水田雅展の為替&株式相場展望】円安・株高基調だが、6日の米11月雇用統計を睨んで波乱含みも

<為替&株式相場展望>(12月2日〜6日)

 来週(12月2日〜6日)の株式・為替相場は、大勢としての円安・株高基調に変化はないだろう。株式市場では日経平均株価が5月23日に付けた取引時間中の高値を突破するかが注目される。ただし週末6日に米11月雇用統計を控えているうえに、売買代金の盛り上がりに欠ける状況では、思惑や仕掛け的な動きで一時的に波乱含みの可能性もあるだろう。米国株の反落に対する警戒感にも注意しておきたい。

 前週は週後半に、外国為替市場で円安が進行して1ドル=102円台、1ユーロ=139円台まで円が下落した。そして株式市場でも円安を好感する形で買いの動きが強まり、11月28日には日経平均株価が終値ベースでの年初来高値を更新した。基本的には前週の円安・株高の流れに大きな変化はないだろう。

 当面の関心は米FRB(連邦準備制度理事会)のテーパリング(量的緩和縮小)開始時期である。11月14日の米上院銀行委員会公聴会でのイエレン米FRB副議長の発言を受けて量的緩和の長期化観測が優勢になったが、11月20日公表の米FOMC(連邦公開市場委員会)10月29日〜30日開催分議事録を受けて早期のテーパリング観測も台頭している。

 為替に関しては量的緩和長期化ならリスクオンで円売り、12月FOMCでのテーパリング開始なら米長期金利上昇と日米金利差拡大で円売り、いずれにしても円売りという基本的なシナリオに変化はないだろう。6日の米11月雇用統計の結果次第では、17日〜18日の米FOMCと記者会見に向けて一段と円安が進行する可能性もありそうだ。

 米国株に関しては量的緩和長期化ならリスクオンで株高だが、史上最高値更新中のダウ工業株30種平均株価とS&P500株価指数は8週連続で上昇しており、一本調子の上昇に対する警戒感も強まっている。一旦は利益確定売りが優勢になって反落に転じてもおかしくない状況だ。そして12月FOMCでのテーパリング開始なら米長期金利上昇を嫌気する可能性があり、金融相場から業績相場へのシフトが焦点となる。

 日本株に関しては、大勢としては円安と米国株高を好感する流れだろう。日本の追加金融緩和に対する期待感も急速に高まっており、一段の円安進行は輸出関連企業の業績上振れ余地を広げることになる。ただし売買代金は高水準とは言えず、なんとなく盛り上がりに欠けることが気がかりだ。先物主導での日経平均株価という指数だけの上昇という見方も根強いだけに、円安進行が一服して米国株の利益確定売りが優勢になった場合には、日本株にも一時的に影響しそうだ。

 物色面では、為替が1ドル=103円台へと円安進行した場合には、自動車や電機・精密など主力の輸出関連が注目される。ただし6日の米11月雇用統計を控えて、為替の円安進行一服や米国株の上昇一服などで様子見ムードを強める可能性も高いだけに、出遅れ感の強い銘柄や材料系の銘柄の個別物色に引き続き注目したい。

 その他の注目スケジュールとしては、2日の米10月建設支出、米11月ISM製造業景気指数、3日の日本10月毎月勤労統計、日本11月マネタリーベース、豪中銀理事会、中国11月非製造業PMI(国家統計局)、4日の中国11月サービス部門PMI(HSBC)、ユーロ圏第3四半期GDP改定値、米10月貿易収支、米10月新築一戸建て住宅販売件数、米11月ADP全米雇用報告、米11月ISM非製造業景気指数、米地区連銀経済報告、4日〜5日の英中銀金融政策委員会、5日のECB理事会と記者会見、米第3四半期GDP改定値、6日の独10月鉱工業受注、米10月個人所得・消費支出、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値などがあるだろう。その後は8日の中国11月貿易統計、9日の日本10月経常収支、日本7〜9月期GDP2次速報値、中国11月PPI・CPIなどが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年11月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは自律調整一巡して動意のタイミング、中期成長力を評価して強基調

 キムチ製品など漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は、10月高値後の自律調整が一巡して動意のタイミングのようだ。中期成長力を評価して強基調に変化はなく1000円台が視野に入る。

 キムチ製品、あさづけ、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が向上し、新製品投入も積極化している。広島工場の稼働(13年6月)で中国・四国地方での拡販を進めるとともに、契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。ブランド力向上に伴って中期成長期待が高まる。

 今期(14年2月期)連結業績見通し(9月30日に増額修正)は、売上高が前期比6.0%増の255億18百万円、営業利益が同22.0%増の11億16百万円、経常利益が同21.9%増の11億87百万円、そして純利益が同27.3%増の7億26百万円としている。売上高、利益ともに過去最高を更新する見込みだ。広島工場稼動などで費用が増加するが、増収効果で吸収する。

 売上高、利益ともに過去最高だった第2四半期累計(3月〜8月)の通期見通しに対する進捗率は、売上高が52.8%、営業利益が69.0%、経常利益が72.7%、純利益が74.7%と高水準である。白菜など原料野菜価格の動向に不透明感があるため下期を保守的な予想としているが、キムチ製品や惣菜製品のブランド力向上に伴って販売は好調であり、通期再増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、水準を切り上げて高値を更新する展開が続いている。10月28日の年初来高値995円後は自律調整局面だが、900円近辺で堅調に推移している。今期好業績や中期成長力を評価して強基調に変化はないだろう。そして足元では自律調整一巡感を強めている。動意のタイミングが接近しているようだ。

 11月8日の終値910円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS113円67銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.9倍近辺である。

 週足チャート見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。また日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して動意のタイミングだろう。通期再増額の可能性、指標面の低PERや低PBRも支援材料であり、1000円台が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展】資生堂は高値圏で堅調推移、収益改善を評価して上値試すタイミング接近

 資生堂<4911>(東1)の株価は高値圏で堅調に推移している。自律的な短期調整局面だが、収益改善を評価する流れに変化はなく、上値を試すタイミングが接近しているようだ。

 国内外での売上低迷、買収した米ベアエッセンシャル社関連の減損損失などで前期(13年3月期)の収益が大幅に悪化したが、事業構造改革を実施して収益改善を進めるとともに、国内、中国、米ベアエッセンシャルの3領域に経営資源を集中する方針を打ち出している。

 13年5月には、レプリセル社(カナダ)の「毛髪再生医療技術(RCH−01)」導入の技術提携契約に基本合意し、美容と医療を融合した安全で有効な毛髪再生医療の事業化を目指している。また10月には、フランスの子会社の株式および資産について、フランスのロレアル社から譲渡提案(提案価格2億3000万ユーロ)を受け、独占交渉契約を締結して交渉を開始したと発表している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通し(10月31日に2回目修正、売上高、営業利益、経常利益を増額、純利益を減額)については、売上高が前期比9.2%増の7400億円、営業利益が同53.6%増の400億円、経常利益が同44.3%増の410億円、純利益が150億円(前期は146億85百万円の赤字)としている。通期の想定為替レートは1米ドル=97円、1ユーロ=127円、1中国人民元=15.7円である。

 売上面ではグローバル事業が円安も寄与して大幅増収となる。利益面では売上下位商品の店頭在庫回収に係る営業費用や、生産終了品の店頭在庫回収に伴う特別損失を計上するが、事業構造改革効果で収益が大幅改善する。通期見通しに対する第2四半期累計(4月〜9月)の進捗率は売上高が48.7%、営業利益が51.0%、経常利益が51.3%、純利益が35.8%である。足元の円安進行に加えて、第2四半期累計に国内化粧品事業の店頭在庫適正化に向けた出荷抑制を実施したことも考慮すれば、通期3回目の増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、9月30日の年初来高値1796円後は自律的な短期調整局面のようだが、概ね高値圏の1650円〜1750円近辺で堅調に推移して、足元では9月高値に接近している。収益改善を評価する流れに変化はなく、上値を試すタイミングのようだ。

 11月28日の終値1767円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS37円66銭で算出)は47倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS722円42銭で算出)は2.4倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。また日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、上値を試すタイミングが接近している。(アナリスト水田雅展の銘柄分析)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックスは600円挟んだモミ合いが4ヶ月、ボックス上放れのタイミング

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は、7月中旬以降のボックス展開だが、足元はレンジ上限で堅調に推移している。上放れのタイミングが接近しているようだ。

 ネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業、医療・CRM・EC・金融などを重点分野としてシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開し、ビッグデータ分析支援のBI(ビジネス・インテリジェンス、データ分析による意思決定支援システム)サービスなども強化している。

 11月18日には、子会社のエヌ・シー・エル・コミュニケーションが米国Pica8(ピカエイト)社との国内総代理店契約締結を発表した。次世代ネットワーク技術「オープンフロー」に完全対応し、他社同等製品に比べて廉価で提供できるとしている。

 今期(14年3月期)連結業績見通し(7月31日に繰延税金資産の追加計上に伴って純利益を増額修正)は、売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同9.7%増の6億90百万円としている。ストック型ビジネスの戦略的拡大に向けた人件費増加などで営業微減益見込みだが、第2四半期累計(4月〜9月)の売上高が過去最高を更新するなど、売上面は好調に推移している。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.6%、営業利益が37.4%、経常利益が38.8%、純利益が58.0%である。営業利益と経常利益の進捗率がやや低水準だが、主力の情報基盤事業でサイバー攻撃に対応した負荷分散装置や次世代ファイアウォール製品などが好調であり、公共機関向けや金融機関向けの大型案件の寄与も期待される。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、600円近辺では上値が重くなり、7月中旬以降は概ね550円〜600円近辺のレンジでボックス展開だ。ただし下値を着実に切り上げながら、足元ではレンジ上限で堅調に推移している。

 11月28日の終値601円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS57円82銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.3倍近辺である。週足チャートで見ると徐々に下値を切り上げながら、足元では26週移動平均線を突破した。レンジ上放れのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:53 | アナリスト水田雅展の銘柄分析