[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (07/19)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業続伸、1500円のモミ合い上放れの気配、今期大幅増益、四半期決算の発表接近
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2013年07月19日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業続伸、1500円のモミ合い上放れの気配、今期大幅増益、四半期決算の発表接近

 関節機能改善剤が主力の生化学工業<4548>(東1)の株価が戻り高値圏に回帰して堅調に推移している。18日(木)は11円高の1307円と続伸し1300円前後のモミ合いを上放れる気配となっている。今期(14年3月期)好業績見通しを再評価して4月高値を試す可能性があるだろう。なお7月30日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、単回投与の米国向け関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。

 主力のアルツおよびジェル・ワンの需要は高齢者人口増加などで拡大基調であり、さらに開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603、アルツの適応症追加SI−657、関節機能改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615がある。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比12.2%増の299億円、営業利益が同45.5%増の45億50百万円、経常利益が同16.2%増の50億円、純利益が同24.4%増の40億50百万円としている。

 営業費用や研究開発費の増加、受取ロイヤリティーの減少などがマイナス要因だが、アルツの販売数量が国内および中国向けに増加基調であり、米国でのジェル・ワンの販売数量も増加する見込みだ。さらにLAL事業の増収、円安進行メリット、減価償却方法変更(定率法から定額法へ)や税金費用減少なども寄与して大幅増益見込みである。想定為替レートは1米ドル=95円としている。

 株価の動きを見ると、6月の1200円近辺での短期モミ合いから水準を切り上げ、7月以降は概ね戻り高値圏の1300円近辺で堅調に推移している。今期好業績を再評価する動きだろう。

 7月18日の終値1307円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS71円29銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1079円38銭で算出)は1.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰している。4月の高値1436円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャスト急伸、モミ合い上放れる、昨年配信開始のサッカー「モバサカ」が会員数50万人突破、連結決算開始、業績好調

 ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の18日の株価は75円高の1578円と急伸、1500円前後のモミ合いを上放れた。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化する方針だ。

 「mobcast」会員数は13年4月末時点で320万人を突破し、12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については13年5月に国内会員数が50万人を突破している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。

 3月に配信を開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」に加えて、外部ディベロッパー製ゲームの配信が本格化し、新規会員数が増加する見込みだ。2月に子会社化したモブキャストイーシーや、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する。なお6月には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。

 株価の動き(6月1日付で株式2分割)を見ると、6月7日に1120円、6月27日に1140円まで急落する場面があったが、足元では1500円台に戻し、7月18日には前日比152円(10.11%)高の1655円まで急騰する場面もあった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月18日の終値1578円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10〜11倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。強基調への回帰が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは下値切り上げ、指標割安、中期経営計画評価し年初来高値挑戦へ

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価が徐々に水準を切り上げて出直り態勢のようだ。指標面に割安感があり、強基調への回帰が期待されるだろう。

 軽金属・銅製品、電子・機能材、非鉄原料、建設・産業資材などを取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。5月に発表した中期経営計画では、重点戦略として川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化などを掲げ、16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを目標値としている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.5%増の1920億円、営業利益が同9.5%増の36億円、経常利益が同14.1%増の33億円、純利益が同57.3%増の22億50百万円としている。レアメタル・レアアースの需要はやや低調だが、自動車関連やスマートフォン・タブレット関連が好調に推移し、子会社化した金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研も寄与する。なお8月9日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月26日の直近安値1811円をボトムとして反発し、足元では2000円台を回復している。7月18日には2037円まで上値を伸ばす場面があった。水準を切り上げて出直り態勢のようだ。

 7月18日の終値2032円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS354円05銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2414円98銭で算出)は0.8倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復した。指標面に割安感があり、強基調へ回帰して5月22日の年初来高値2398円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネクストが上げ相場に勢い、06年の上場来高値も視野、主力のインターネットを活用した不動産情報サービス好調

 不動産情報サービスのネクスト<2120>(東1)の株価が動意付き、年初来高値を更新している。今期(14年3月期)は先行投資負担で営業減益見込みだが、中期成長期待で06年11月の上場来高値も視野に入りそうだ。

 インターネットを活用した不動産情報サービス事業が主力で、47都道府県全てをカバーする総掲載物件数NO.1の不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」を運営している。掲載物件数は13年3月(平均)で前年同月比42万件増加の404万件、加盟店数は13年3月末で前年比500店舗増加の1万437店舗である。

 国内の地域情報サービス事業は縮小し、海外はタイとインドネシアへ積極展開する方針だ。中国については持分法適用の現地子会社を一旦清算して自社による再参入を検討している。なお7月11日には、国内初の不動産業界特化型SNSプラットフォーム「HOME’S PRO(ホームズ・プロ)」の提供開始を発表している。同業者間での情報共有や連携を促進し、不動産業界全体の活性化を目指している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比9.0%増の130億41百万円、営業利益が同16.9%減の13億22百万円、経常利益が同15.2%減の13億14百万円、純利益が同20.8%増の7億41百万円としている。広告宣伝費の増加、新規事業や海外展開の先行投資などで営業減益、経常減益だが、純利益については特別損失一巡で増益見込みだ。

 「HOME’S(ホームズ)」のサイト訪問者数は増加基調である。6月20日に発表した4月〜5月売上高(速報値)の第1四半期(4月〜6月)予想に対する進捗率は71.2%、通期予想に対する進捗率は17.3%だった。計画を上回る水準であり、通期業績上振れの期待も高まるだろう。なお8月7日に第1四半期業績の発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月26日の直近安値950円をボトムとして急反発し、1100円近辺のフシを突破して上げ足を速める展開となった。7月18日には前日比245円(18.08%)高の1600円まで急騰する場面があった。

 7月18日の終値1450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS39円49銭で算出)は37倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円90銭で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS482円21銭で算出)は3.0倍近辺である。

 上ヒゲを付けて目先的な過熱感を強める形になったが、月足チャートで見ると2月高値1219円、09年9月高値1500円を一気に突破して先高感を強めている。中期的な成長期待が強く06年11月の上場来高値2050円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSP株価ジリ高、6月安値から17%上昇、今期営業利益42%増益、PER10倍と割安

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は水準切り上げの動きを強めている。17日は20円高の1530円と買われ、6月安値から17%の上昇となっている。今期(14年3月期)好業績見通しに再評価の余地があり、5月の高値も視野に入りそうだ。

 押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函、住宅用断熱材など)、その他事業(一般包材など)を展開し、高性能断熱材「ミラフォーム」や自動車部品「ピーブロック」など高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。円安進行に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加、震災復興需要や公共投資の増加、消費増税前の住宅駆け込み需要、次世代断熱基準義務化などを追い風として需要増増加が予想される。高機能・高付加価値製品の拡販、原燃料高に伴う製品値上げ効果なども寄与して好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月7日の1308円と6月13日の1320円をボトムとして徐々に水準を切り上げ、足元では1500円台を回復している。調整が一巡して出直り歩調のようだ。

 7月17日の終値1530円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を回復した。強基調に回帰した形だろう。今期好業績見通しや指標面の割安感に再評価の余地があり、5月の高値1706円も視野に入りそうだ。(ジャーナリストアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックス株価は出直りのタイミングが接近、540円前後の動き煮詰まる、利回り、PERとも割安

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は下値固め完了感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 1984年にニチメンの子会社として設立し、2000年に現社名に変更した。2001年には関係強化を目的として楽天<4755>に第三者割当増資を実施した。現在はネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業と、医療・CRM・EC・金融などの分野でシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同12.6%減の5億50百万円としている。クラウドサービスで医療分野の売上と利益をサービス期間に応じて按分計上することがマイナス要因となるが、アプリケーション・サービス事業のクラウドサービスの需要は好調である。情報基盤事業ではサイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品などが好調に推移する見込みだ。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、6月27日に482円まで調整したが、6月7日の年初来安値468円を割り込まずに反発した。足元は概ね540円〜560円近辺でモミ合う展開だが、下値固めが完了したようだ。

 7月17日の終値552円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS45円70銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると安値圏だが25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなった。足元のモミ合い展開も煮詰まり感を強めており、下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは5月高値2740円に接近、検査ラボの全国展開や規模拡大を推進、投資指標は割安

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価が水準を切り上げて戻り歩調の展開となっている。5月の高値(2740円)を試す可能性があるだろう。

 受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。

 事業基盤拡大に向けてM&Aも活用し、受託臨床検査事業では検査ラボの全国展開や規模拡大を推進するとともに、北海道、本州、九州での子会社再編などで収益構造改善に取り組んでいる。また食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが市場拡大の追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。受託臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落する見込みだが、クリニック市場や病院市場などでの新規顧客開拓、子会社の一段の経営効率化などの効果に加えて、食品衛生検査事業の市場拡大も寄与する見込みだ。

 株価の動きを見ると、6月6日の2302円をボトムとして反発し、足元では2500円〜2600円近辺まで水準を切り上げている。7月12日と16日には2620円を付ける場面があり、5月の年初来高値2740円に接近している。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調のようだ。

 7月17日の終値2596円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって反発し、13週移動平均線も突破した。強基調に回帰した形であり、5月の高値2740円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは第2四半期を増額修正、通期2ケタ増益、株価は高値接近

 EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が出直り感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。

 フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。

 中期成長に向けてはクラウドサービス対応、新サービス開発、海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大、データ連携でのアライアンス戦略を推進している。5月にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表した。

 7月12日に、第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績見通しを増額修正した。売上高はほぼ計画水準で、営業利益を4億13百万円から5億31百万円、経常利益を4億08百万円から5億40百万円、純利益を2億45百万円から3億30百万円に大幅増額した。次世代プラットフォームの一部のリリースを第3四半期(7月〜9月)に行なうことになったため、第2四半期(4月〜6月)に予定していたソフトウェア償却費計上が先送りになったようだ。

 通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。

 株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、6月27日の1700円から反発して2000円台を回復した。7月16日には2200円を付ける場面もあり出直り態勢のようだ。

 7月17日の終値2120円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円21銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間換算21円13銭で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS198円30銭で算出)は11倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して水準を切り上げている。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待され、5月9日の高値2545円も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所株価は下値切上げ出直る、選挙後に本格見直しも、2ケタ増益と業績好調

 建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が水準切り上げの動きを強めている。参院選後に社会インフラ関連・公共投資関連があらためて材料視される可能性もあるだろう。

 総合建設コンサルタント大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持ち、海外でも実績を積み重ねている。中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付けて、港湾や水道などへも参入し、再生エネルギーを活用したスマートコミュニティ、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待される。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移しそうだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の658円をボトムとして反発し、徐々に水準を切り上げている。7月17日には770円まで上伸する場面があった。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調の展開のようだ。

 7月17日の終値765円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支え、13週移動平均線を回復して水準を切り上げている。強基調に回帰した形だろう。指標面に割高感はなく、5月の年初来高値883円が視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月17日

【アナリストの銘柄分析】資生堂は1400〜1500円のモミ合い煮詰まる

■今期営業利益45%増益を評価へ

 資生堂<4911>(東1)の株価は短期モミ合いが一巡して5月の高値を窺う態勢のようだ。1400〜1500円のモミ合いが煮詰まっている。

 国内外での売上低迷、買収した米ベアエッセンシャル社関連の減損損失などで前期の収益が大幅に悪化したが、生産・研究開発拠点の再編など構造改革の実施によって収益改善を急いでいる。また5月には、カナダのバイオベンチャー企業レプリセル社の「毛髪再生医療技術(RCH−01)」導入の技術提携契約に基本合意し、美容と医療を融合した安全で有効な毛髪再生医療の事業化を目指している。

 今期(14年3月期)の連結業績は、売上高が前期比4.8%増の7100億円、営業利益が同45.9%増の380億円、経常利益が同33.8%増の380億円、そして純利益が200億円の黒字化(前期は146億85百万円の赤字)見込みとしている。

 グローバルメガブランド育成などで海外の好調を見込み、円安や事業構造改革の効果で営業損益が大幅に改善する。想定為替レートは1米ドル=85円、1ユーロ=115円、1中国人民元=14円のため、円安進行による上振れ余地が大きいだろう。アベノミクス効果による国内の消費マインド改善で高額商品の販売増加も期待される。なお第1四半期(4月〜6月)の業績発表は7月31日の予定である。

 株価の動きを見ると、5月23日の年初来高値1608円から反落し、概ね1400円〜1500円近辺でモミ合う展開だが、徐々に下値を切り上げている。短期モミ合いから上放れのタイミングが接近しているようだ。

 7月16日の終値1485円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS50円25銭で算出)は30倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS722円42銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調に回帰する動きのようだ。5月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドバンスト・メディアは大きい陽線足で本格出直り

■積極的なアジア各国の多言語開発に期待

 日本語音声認識システムのアドバンスト・メディア<3773>(東マ)の株価が出直り態勢となっている。16日は1万500円高の12万9000円と買われ、大きい「陽線足」となっている。

 日本語音声認識システム「AmiVoice」をベースとして、音声認識ソリューションを企画・設計・開発するソリューション事業、アプリケーション商品を提供するライセンス事業などを展開している。

 事業領域は医療(病院や調剤薬局など)関連、自治体や民間の議事録作成関連、コールセンター関連、エンタテインメント・ゲーム・教育関連、携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・パソコン関連、さらに営業支援・製造・物流・流通関連などさまざまな分野に広がり、クラウド型サービスやアジア各国の多言語対応への研究開発を強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.7%増の16億円、営業利益が3億45百万円の赤字、経常利益が3億50百万円の赤字、純利益が3億65百万円の赤字としている。携帯キャリア、コールセンター、調剤薬局向けなどに需要が旺盛で増収見込みだが、アジア各国の多言語対応への研究開発費増加などで営業損失の見込みだ。ただし海外展開に向けたM&Aやアライアンス戦略も積極化する方針であり、中期成長が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値7万8700円をボトムとして急反発し、7月3日と4日には14万円台を回復する場面があった。その後は12万円近辺でモミ合う形だが、7月16日には13万円台まで急騰する場面もあり、出直り感を強めている。

 7月16日の終値12万9000円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0439円16銭で算出)は4.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、75日移動平均線も突破する動きを強めている。週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形であり、13週移動平均線を突破すれば出直り展開に弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティアは2段上げが接近、25日線上抜き後の相場抜群

■30日の決算発表に期待

 電子書籍関連のスターティア<3393>(東マ)の株価は25日線を抜いたあとの経過良好で2段上げが接近している。7月30日に今期(14年3月期)第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。思惑につながる可能性もあるだろう。

 電子ブック作成ソフト「ActiBook」を主力として、Webアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開している。アジア市場への事業展開で「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。ウェブソリューション事業で「ActiBook」が好調に推移し、ビジネスソリューション事業ではストック型サービス強化に向けたMFPの販売拡大も寄与する見込みだ。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値980円をボトムとして急反発し、7月8日には1275円まで戻す場面があった。その後一旦は1200円を割り込んだが、7月16日には1200円台を回復して出直り感を強めている。

 7月16日の終値1215円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復している。また週足チャートで見ると6月27日の安値で下ヒゲを付けて反発し、下値を切り上げている。底打ち確認して出直り態勢のようだ。今期好業績に見直し余地があり、第1四半期業績発表が接近して思惑につながる可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は高値圏で堅調、指標割安、きっかけ次第で上伸

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は年初来高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)好業績見通しで指標面の割安感も強いだけに、きっかけ次第で5月の年初来高値を試す可能性があるだろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社で、鉄鋼メーカー向け原料炭、石灰石、鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどの内航海運を主力としている。今期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円と増収増益の見込みだ。

 復興関連のセメントや電力関連の石炭の輸送量が高水準であり、景気回復に伴って、前期は低調だった鉄鋼向けの原料炭や鋼材などの輸送量増加も期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落したが、大きく下押すことなく、概ね高値圏の450円〜470円近辺で堅調に推移している。7月8日には476円を付けて年初来高値に接近する場面もあった。

 7月16日の終値472円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持している。強トレンドに変化はないだろう。指標面は低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で5月8日の年初来高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月16日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズ50円高と急伸、年初来高値更新、Jトラストグルー内で不動産とアミューズメント手がけ今期大幅増益

 アミューズメント施設運営のアドアーズ<4712>(JQS)の株価が動意付いて200円を突破し50円高の239円と年初来高値を更新した。

 アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。建築・不動産事業の強化に向けて事業再編も進める方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善に加えて、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。

 月次売上動向を見ると、13年6月度のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は97.9%で、4月の92.0%、5月の96.0%に比べて改善の動きを強めている。プライズジャンルでは限定景品の積極展開などで在客数が伸び、主力のメダルジャンルでは新貸し出し単価の新規顧客への浸透などが寄与したようだ。

 なお7月3日、ゲオの店舗を対象として11年4月に締結したカプセル自動販売機設置・運営受託契約の解消と、当該契約に基づいて設置した自動販売機本体(7690台)と景品をゲオに売却することに関して、ゲオと基本合意書を締結したと発表した。これによって特別利益1億08百万円が発生する見込みとなった。業務受託解消による事業収益への影響は軽微のようだ。

 株価の動きを見ると4月30日の年初来高値197円から一旦は120円近辺まで調整する場面があったが、徐々に水準を切り上げて160円〜170近辺まで戻した。さらに7月11日には179円、7月12日には189円まで急伸している。

 7月12日の終値189円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は44倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は2.6倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調に回帰したようだ。4月の高値197円を突破すれば上値追いの可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の視点】フォーカスシステムズは500円前後で下値固める、積極的な先行投資を評価

 システム構築・運用のフォーカスシステムズ<4662>(JQS)の株価は軟調展開が続いたが、下値固め完了感を強めている。500円前後が底堅い展開。

 公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別にはNTTデータ<9613>関連が3割〜4割、日本IBM関連が1割〜2割を占める主要顧客である。

 今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比1.2%増の125億円、営業利益が同31.7%減の3億円、経常利益が同39.9%減の2億50百万円、純利益が同58.5%減の1億円としている。民間関連のインフラ系(ミドルウェアやネットワークなど)の受注が好調だが、インフラ系の人材育成、名古屋を中心とする東海圏への営業展開など、先行投資負担で減益見込みだ。

 株価の動きを見ると、6月24日に572円まで動意付く場面があったが、概ね安値圏の500円台前半の水準で推移している。ただし6月11日の年初来安値487円を割り込むことなく、500円近辺で下値固めがほぼ完了したようだ。

 7月12日の終値518円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS14円44銭で算出)は36倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績のBPS703円26銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると500円近辺で下げ渋る形であり、下値固めが完了して反発局面が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかいは3月高値以降頑強にモミ合う、業績上ブレ期待、高値挑戦へ

 高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価は高値圏で頑強にモミ合っている。3月の年初来高値を試す展開が期待されそうだ。消費マインド改善などを背景とする業績上振れ期待が支援材料だろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、サービス力向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の多面展開、和食店のお土産品強化、新業態の出店、海外企業との業務提携などを加速している。海外では、台湾・高雄市のFIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結し、実質的な海外初出店となる。

 今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比1.0%増の118億09百万円、営業利益が同5.6%増の4億01百万円、経常利益が同60.8%増の3億42百万円、純利益が同61.2%増の2億76百万円としている。サービス力向上に向けた人件費増加などで営業利益は小幅増益の見込みだが、和食事業の好調が続き増収増益見込みである。

 飲食事業の月次売上高(前年比、速報値)を見ると、全店(既存店も同じ)ベースで13年4月102.3%、5月108.4%、6月107.8%である。来客数、客単価ともに100%を超える水準で好調が続き、早くも今期業績の上振れ期待が高まっている。株高による資産効果や消費マインド改善を追い風として好業績が期待されるだろう。

 5月17日に、青山財産ネットワークス(旧船井財産コンサルタンツ)<8929>との資本提携解消に伴い、同社が保有する当社株式の一部を自己株式として取得すると発表し、6月24日の株主総会で議案「特定の株主からの自己株式取得の件」が承認可決された。自己株式取得は取得株式総数上限37万株、取得価額総額上限7億2557万円、1株当たり取得価格1961円、取得期間は6月24日開催の定時株主総会終結の時から14年3月31日までとしている。

 株価の動きを見ると、6月6日と7日に1600円まで調整する場面があったが、概ね1650円〜1750円近辺でモミ合う展開のようだ。ただし足元では徐々に水準を切り上げて調整一巡感を強めている。

 7月12日の終値1720円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS55円91銭で算出)は31倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS809円98銭で算出)は2.1倍近辺である。週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げ、13週移動平均線を回復している。強基調に回帰する動きのようだ。3月の年初来高値1808円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヨコレイは13週線抜き本格出直り、第4次中期経営計画の好調評価

 冷蔵倉庫大手のヨコレイ<2874>(東1)の株価は26週線前後で下げ止まり、足元では13週線を抜いて本格出直りとなっている。

 冷蔵倉庫事業を主力として、水産品や畜産品などの食品販売事業も展開している。第4次中期経営計画(12年9月期〜14年9月期)では冷蔵倉庫事業の能力増強に150億円の設備投資を計画し、14年4月竣工予定で小樽市の石狩第二物流センター(仮称)、14年6月竣工予定で大阪市の夢洲物流センター(仮称)を新設する。ASEAN地域への事業展開も本格化しており、13年中の稼動予定でタイ・ワンノイ第2物流センター(仮称)を建設中だ。また食品販売事業でも九州の生産拠点(鹿児島など)の設備増強を進めている。

 今期(13年9月期)連結業績見通しは、5月7日に増額修正して売上高が前期比0.8%増の1120億円、営業利益が同3.7倍の40億円、経常利益が同3.2倍の40億円、純利益が同11.6倍の23億円としている。

 冷蔵倉庫事業で貨物取扱量が順調に推移し、食品販売事業では水産物市況が緩やかに回復して営業損益が大幅に改善する見込みだ。通期予想に対する第2四半期累計(12年10月〜13年3月)の進捗率は売上高が50.2%、営業利益が57.3%、経常利益が60.0%、純利益が64.5%と高水準であり、再度の増額修正の可能性もあるだろう。

 なお7月1日に転換社債型新株予約権付社債の発行を発表している。転換価額7月9日に950円で決定した。調達資金(手取概算額69億82百万円)は、低温物流サービスの基盤拡大に向けて建設中の石狩第二物流センター(仮称)および夢洲物流センター(仮称)の設備投資資金に充当する。

 株価の動きを見ると徐々に水準を切り上げて、750円〜800円近辺でのモミ合い展開から上放れの動きを強めている。転換社債型新株予約権付社債発行による希薄化懸念で7月2日に764円まで反落する場面があったが、影響は一時的・限定的で、7月12日には831円まで上伸している。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月12日の終値828円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS44円45銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認し、足元では13週移動平均線を突破する動きを強めている。調整が一巡して強基調に回帰したようだ。今期の収益改善や再増額の可能性に加えて、指標面での低PBRも支援材料だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月15日

【アナリスト水田雅展の相場展望】日経平均株価1万4000円台固めを想定、米国株が上値追いと参院選に期待感が高まれば、1万5000円台も

■相場展望(7月16日〜19日)

 今週(7月16日〜19日)の株式市場は、日経平均株価1万4000円台固めの展開を想定する。ただし米国株が上値追いの展開となり、さらに参院選後の安定政権に対する期待感が高まれば、日経平均株価1万5000円台を回復する可能性もあるだろう。

 来週は世界経済に関する注目材料が目白押しとなり、15日の中国第2四半期(4〜6月期)GDPおよび6月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資、17日と18日のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言、19日〜20日のG20財務相・中央銀行総裁会議、そして21日投開票の日本の参院選が焦点となる。

 日本市場が3連休で休場となる15日の中国の主要経済指標に関しては、第2四半期GDPで中国経済の成長減速を確認する形になりそうだ。中国株式市場があらためて警戒感を強めるのか、それとも織り込み済みとの反応になるのかが注目される。市場予想を大きく下回れば波乱要因となる可能性もあるだろう。

 17日と18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言に関しては、6月19日のFOMC(連邦公開市場委員会)終了後の記者会見で「年内に量的緩和縮小に着手」と明言したのに対して、7月10日の講演では「当面は緩和的な金融政策の継続が必要」との考えを示し、市場が振り回される形となった。市場では9月のFOMCから量的緩和縮小の開始に踏み切るとの見方が依然として有力だが、同議長が今回はどのように発言するのかが注目点となる。

 19日〜20日のG20財務相・中央銀行総裁会議では、新興国からのマネー流出も議論される見込みだ。新興国からの急激なマネー流出や金融不安が世界経済の波乱要因となりかねないだけに、新興国に対する警戒感の後退につながるかどうかが注目されるだろう。

 21日投開票の参院選に関しては、自民党・公明党の与党が過半数を獲得する可能性が高く、参院選後に「衆参ねじれ」が解消した安定政権でアベノミクス成長戦略が迅速に実行されるとの期待感を強めている。こうした期待感を投開票前に一段と強めるのか、投開票後に買い安心感を強めるのか、あるいはすでに織り込み済みなのか、市場がどの程度織り込んでいるかが注目点だろう。

 6月末から7月上旬にかけて急ピッチで上昇した過熱感は十分に解消されたとは言えないだけに、当面は日経平均株価1万4000円台を固めながら過熱感の解消を待つ展開だが、アベノミクス相場の上昇第2波のスタートという基本的な流れに変化はないだろう。15日の中国第2四半期GDPや、17日と18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言で波乱がなく、米国市場が金融相場から業績相場へシフトしながら円安・米国株高の流れになれば、日経平均株価1万5000円台に向けた動きを強めるだろう。

 その他の注目スケジュールとしては、15日の米6月小売売上高、米7月ニューヨーク州製造業業況指数、16日のユーロ圏5月貿易収支、独7月ZEW景気期待指数、米6月消費者物価指数、米6月鉱工業生産、米7月住宅建設業者指数、17日の米6月住宅着工件数、米地区連銀経済報告、18日のユーロ圏5月経常収支、米6月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米7月フィラデルフィア地区連銀業況指数などがあるだろう。

 その後は7月30日〜31日の米FOMC、7月31日〜8月1日の英中銀金融政策委員会、8月1日のECB理事会とドラギ総裁の記者会見、8月2日の米7月雇用統計、8月7日〜8日の日銀金融政策決定会合などが予定されている(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月12日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ヒーハイスト精工は1ヶ月ぶり25日線突破、低PBR、投資減税関連人気

 産業機械用直動機器のヒーハイスト精工<6433>(JQS)の株価は調整が一巡して出直り態勢に入ったとみられる。11日(木)は6月4日以来の25日線突破となっている。指標面の低PBRに加えて、アベノミクス成長戦略第2弾の柱と見られる設備投資減税も支援材料だろう。

 THK<6481>向けを中心に円筒直動軸受、球面軸受、位置決めステージ、ボールスプライン、精密部品加工などを展開している。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比20.7%増の15億74百万円、営業利益が40百万円(前期は40百万円の赤字)、経常利益が33百万円(同45百万円の赤字)、純利益が19百万円(同38百万円の赤字)の黒字化としている。設備投資回復で直動機器関連の需要が上向き、円安メリットや原価低減効果なども寄与して収益改善が予想される。

 株価の動きを見ると、5月16日の年初来高値197円から反落して水準を切り下げたが、6月中旬以降は概ね140円〜150円近辺の小幅レンジでモミ合う展開となった。しかし7月11日には前日比8円(5.56%)高と動意付いた。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月11日の終値152円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS3円19銭で算出)は48倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS478円84銭で算出)は0.3倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を回復し、日足チャートで見ると25日移動平均線を突破してモミ合い展開から上放れの動きを強めている。指標面での低PBRも評価材料であり、動意の可能性がありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは6月安値から3割戻したところで頑強、高値奪回へ、TV−CM制作事業の受注が好調

 TV−CM制作大手のティー・ワイ・オー<4358>(JQS)の株価は終値ベースで156〜159円が7営業日継続している。6月安値118円からの戻り率は32%に達し強い展開で高値奪回が見込めそうだ。収益改善に対する期待感で出直り本格化の動きが期待される。

 TV−CM制作事業を主力として、WEB広告などのマーケティング・コミュニケーション事業も展開し、海外子会社など不採算事業の縮小・撤退・売却などによって事業構造改革を進めている。5月31日にはマーケティング・コミュニケーション事業内で不採算だったテオーリア事業を譲渡した。TV−CM制作市場およびネット広告市場は拡大基調であり、事業構造改革の効果や収益管理徹底などの施策も寄与して一段の収益改善が期待される。

 今期(13年7月期)の連結業績見通しについては、6月27日に営業利益と経常利益の減額、純利益の増額修正を発表し、売上高が前期比3.5%増の250億円、営業利益が同3.3%減の14億円、経常利益が同16.2%増の12億70百万円、純利益が同34.8%減の7億30百万円としている。TV−CM制作事業での人件費増加を主因に営業利益を減額したが、TV−CM制作事業の受注が好調であり、マーケティング・コミュニケーション事業もWEB媒体広告関連を中心に受注が好調である。

 第3四半期累計(12年8月〜13年4月)の通期予想に対する進捗率は売上高が72.0%、営業利益が72.9%、経常利益が76.0%、純利益が90.3%である。概ね順調な水準であり、純利益は再増額の可能性がありそうだ。さらに来期(14年7月期)についても、主力事業の好調に加えて、事業構造改革効果も本格寄与して一段の収益改善が期待される。

 なお6月27日には、今期末配当について従来予想の2円を3円(前期比1円増配)に増額修正するとともに、14年1月末から株主優待制度を再開することも発表した。さらに8月1日付で単元株式数を500株から100株に変更することも発表した。

 株価の動きを見ると、6月12日に発表した第3四半期累計が営業減益だったことを嫌気して水準を切り下げ、6月26日には118円まで調整する場面があった。しかし6月27日に発表した配当増額修正を好感して急反発し、足元では150円〜160円近辺まで戻している。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月11日の終値158円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS12円22銭で算出)は13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間3円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS58円32銭で算出)は2.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、52週移動平均線近辺で長い下ヒゲを付けて26週移動平均線を回復した。底入れを確認した形だろう。また日足チャートで見ると、25日移動平均線および75日移動平均線近辺まで戻している。これを突破すれば出直りの動きに弾みが付きそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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