[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】新和内航海運の株価は全般乱高下の中で堅調目立つ、指標割安できっかけ待ち
記事一覧 (06/18)【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】建設技術研究所は公共投資追い風に受注高水準、今期営業利益27%増益
記事一覧 (06/18)【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】東洋建設の終値240円台が6営業日で底打ち感、浮体式洋上風力発電と除染関連で注目
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2013年06月18日

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】新和内航海運の株価は全般乱高下の中で堅調目立つ、指標割安できっかけ待ち

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は、市場全体が乱高下する中でも比較的堅調に推移している。指標面の割安感が強いだけに、きっかけ次第で上値を試す可能性があるだろう。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円としている。主力の内航海運事業で、復興関連を中心にセメント、鉄鋼原料、電力関連などの輸送量が堅調に推移する見込みだ。前期は低調だった鋼材輸送量も回復に向かうことが期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象もあるだけに、上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落して上げ一服の展開だが、市場全体が乱高下する展開の中でも深押しすることなく、週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持して、比較的堅調に推移している。

 6月17日の終値450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。指標面では低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で上値を試す可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>新和内航海運のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】建設技術研究所は公共投資追い風に受注高水準、今期営業利益27%増益

■株価に割安感強い

 建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が調整一巡感を強めている。18日(火)は13円高の737円と買われている。公共投資増加を追い風に受注が高水準であり、好業績を評価して出直り展開が期待されるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待されるだろう。

 さらに第1四半期(1月〜3月)の受注高も前年同期比3.8%増と好調だった。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移することが予想される。

 中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付け、港湾や水道などへの参入も推進する方針だ。再生エネルギーを活用したスマートコミュニティや、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。社会インフラ輸出も含めて、政府の成長戦略が追い風となりそうだ。

 株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値883円から反落して6月7日の658円まで調整したが、6月10日には前日比62円高と急反発して底打ち感を強めた。足元も700円〜730円近辺で推移して調整一巡感を強めている。

 6月17日の終値724円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支える形となり、調整一巡感を強めている。指標面に割高感はなく、今期好業績見通しを評価して出直り展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】東洋建設の終値240円台が6営業日で底打ち感、浮体式洋上風力発電と除染関連で注目

 海洋土木工事の東洋建設<1890>(東1)の株価が底打ち感を強めてきた。17日の244円で、終値240円台が6営業日となっているからだ。が公共投資増加の恩恵に加えて浮体式洋上風力発電関連などのテーマ性もあり、出直り展開が期待されるだろう。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増、営業利益が同22.9%増、経常利益が同15.0%増、純利益が同17.3%増の増収増益としている。国内では震災復興関連の港湾インフラ工事が高水準であり、海外では単独受注したケニア共和国のモンバサ港建設工事が本格化することも寄与する。震災復興関連や老朽化インフラ補修・更新関連など公共投資増加が追い風であり、好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、270円〜310円近辺でのボックス展開から下放れて、アベノミクス相場前の12年秋の安値圏までほぼ一本調子に調整した。ただし6月7日の222円をボトムとして反発し、6月17日には240円台に戻している。底打ちした可能性があるだろう。

 6月17日の終値244円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円24銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS290円45銭で算出)は0.8倍近辺である。今期好業績見通しに加えて公共投資関連、浮体式洋上風力発電関連、放射性物質(セシウム)除染関連などテーマ性も豊富であり、出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】山下医科器械の17日株価83円高と急伸、大きく出直る、好調期待の5月期決算発表接近

 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の17日株価は83円高の1862円と急伸、大きく出直ってきた。7月予定の決算発表が接近している。

 九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料や消耗品などの販売を主力としている。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大戦略を推進するとともに、医療機関から物品管理含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。営業エリア拡大も徐々に進める方針であり、政府の成長戦略を追い風として中期的な成長が期待されるだろう。

 前期(13年5月期)連結業績は、5月16日に増額修正を発表して前々期比6.2%増収、同23.5%営業増益、同21.1%経常増益、同65.3%最終増益とした。医療材料の償還価格引き下げや販売競争激化などがマイナス要因だが、超音波画像診断装置など高額画像診断機器の販売が増加したことに加えて、SPD契約施設数増加などで医療材料や消耗品の販売が想定以上に好調に推移した模様だ。市場拡大も追い風であり、今期(14年5月期)も好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、前期業績および配当の増額修正を好感して5月17日には年初来高値となる2538円を付けた。その後は市場全体の地合悪化も影響してほぼ一本調子の調整局面となり、6月7日には1580円まで調整する場面があった。ただし足元では1800円台まで戻して調整一巡感を強めている。

 6月17日の終値1862円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS131円01銭で算出)は14〜15倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間38円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1987円77銭で算出)は0.9倍近辺である。

 年初来高値から一転して急反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。指標面に割高感はなく、市場拡大が期待される医療関連のテーマ性も支援材料であり、7月予定の決算発表が接近して出直りの動きを強める可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】プラマテルズ続伸、400円回復目前、タイ、インドに続いて台湾に現地法人

■指標割安で上値余地

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の17日株価は12円高の398円と続伸、400円回復目前となっている。指標面の割安感が強いだけに、出直り展開が期待されるだろう。

 エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂が主力の合成樹脂商社で、需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子を中心に、建材、医療、自動車向けなど幅広い。アジア市場への展開を加速しており12年7月のタイ、13年5月のインドに続いて、8月には台湾に現地法人を設立する予定だ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復も追い風として、エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。前期低調だった家電製品や事務機器向けスチレン系樹脂の回復も期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、400円〜440円近辺のボックス展開から下放れて調整局面だったが、6月7日の366円をボトムとして反発し、6月17日には400円近辺まで回復した。調整が一巡した可能性があるだろう。

 6月17日の終値398円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復し、反発の動きを強めている。指標面の割安感も強いだけに、調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年06月17日

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】モブキャスト株価は直近安値から5割高と強さ光る、プロ野球、サッカーゲームとも好調

■会員数320万人突破

 ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の17日株価は64円高の1680円と前週末の104円高に続いて買われている。去る7日の直近安値1120円から50%高と快調な戻りである。今期好業績見通しで、高値圏回帰の展開が期待されるだろう。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開を強化している。13年4月末時点で「mobcast」会員数は320万人を突破した。

 今期連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。3月に配信開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」や外部ディベロッパー製ゲームの配信本格化などで新規会員数が増加し、2月に子会社化したモブキャストイーシー、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する見込みだ。

 12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については、5月14日に国内会員数が50万人を突破したと発表し、6月3日には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まりそうだ。

 株価の動き(効力発生日6月1日で1株を2株に株式分割)を見ると、5月8日の年初来高値2400円から反落し、急騰後の反動局面となった。6月7日には1120円まで急落する場面もあった。ただし足元では1600円台まで回復して出直り感を強めている。

 6月14日の終値1616円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10〜11倍近辺である。日足チャートで見ると、6月7日の急落場面で長い下ヒゲを付けて下値確認の形となり、足元では25日移動平均線を回復してきた。週足チャートで見ても、26週移動平均線近辺で下ヒゲを付けて反発した形である。調整一巡して出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:36 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】スターティアは電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応開発は期待の材料

■株価は調整一巡感

 電子書籍関連のスターティア<3393>(東マ・売買単位100株)の株価が調整一巡感を強めてきた。今期(14年3月期)好業績に見直し余地があり、反発の動きが期待されるだろう。

 電子ブック作成ソフト「ActiBook」やWebアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開し、電子ブック作成ソフト「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。ウェブソリューション事業で主力の「ActiBook」が好調に推移し、MFP販売強化も寄与する見込みだ。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値1794円から反落して水準を切り下げ、6月7日には1031円まで調整する場面があった。ただし足元では概ね1100円台で推移して調整一巡感を強めている。

 6月14日の終値1118円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は1.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線からのマイナス乖離率が拡大している。ほぼ底値圏だろう。今期好業績に見直し余地があり、きっかけ次第で反発展開が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:31 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ミロク情報サービスの予想上回る中期経営計画を評価、指標の割安目立つ

 財務・会計ソフト開発のミロク情報サービス<9928>(東2)の株価が5円高の330円と続伸、下値抵抗力を強めている。指標面の割安感に加えて、消費増税前の特需に対する期待感も支援材料であり、反発展開が期待されるだろう。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比4.0%増の217億60百万円、営業利益が同4.6%増の23億80百万円、経常利益が同3.7%増の23億70百万円、純利益が同11.1%増の13億20百万円としている。主力の会計事務所向けシステムの総合保守サービスやソフト使用料などが堅調に推移し、中小企業向けの新ERP(統合業務)システムも寄与する見込みだ。

 なお第2次中期経営計画(12年3月期〜14年3月期)に関して、最終年度14年3月期の目標数値を前期(13年3月期)に達成したため、上記の見通しに上方修正した。

 株価の動きを見ると、5月15日の年初来高値402円から反落して水準を切り下げ、6月7日に313円、6月10日に312円まで調整する場面があった。ただし足元は320円〜330円近辺で推移し、下値抵抗力を強めている。

 6月14日の終値325円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円04銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS310円05銭で算出)は1.0倍近辺である。週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインのようだ。指標面には割安感もあり、下値固めが完了して反発展開が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:58 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ワークマンは710店舗でEDLP商品を強化、株価は全般安の中で堅調

 ワークマン<7564>(JQS)の株価は、市場全体が大幅に調整する中でも堅調に推移している。好業績見通しを評価して5月の年初来高値を試す動きが期待されるだろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開し、他社との差別化戦略としてEDLP商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗である。

 今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは、チェーン全店売上高の前期比6.0%増、既存店売上高の同3.8%増を前提として、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗で未出店の鳥取・島根両県と、南関東、近畿を中心に出店する計画だ。新規出店効果や既存店の好調で増収増益が期待されるだろう。

 月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年5月は全店105.6%、既存店103.5%だった。中旬以降の気温上昇で春夏商品が好調だった。低温の日が多かった4月に比べて大幅に改善し、13年4月〜5月累計は全店103.4%、既存店101.1%となった。

 株価の動きを見ると、5月21日の年初来高値3970円から反落し、6月7日に3165円、6月13日に3190円まで調整する場面があったが、概ね3000円台半ばで推移している。市場全体が大幅に調整する中でも比較的堅調な動きと言えるだろう。

 6月14日の終値3400円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は1.9倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。一時的に調整したが上昇トレンドに変化はないだろう。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す動きが期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】アドアーズはJトラストグループ内で不動産とアミューズメントの中核を担う体制に、株価は下値切上げる

■今期2.6倍増益

 アミューズメント施設運営のアドアーズ<4712>(JQS)の株価が出直り態勢のようだ。今期(14年3月期)収益改善が支援材料だろう。

 アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。建築・不動産事業の強化に向けて事業再編も進める方針だ。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善に加えて、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。月次売上動向を見ると、13年5月度のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は96.0%となり、4月の92.0%から改善した。イベント効果などで回復傾向の模様だ。

 株価の動きを見ると4月30日の年初来高値197円から反落し、5月16日に123円、6月7日に121円まで調整する場面があった。急騰後の反動局面だろう。ただし概ね130円〜160円近辺で推移し、足元では徐々に下値を切り上げて出直り感を強めている。

 6月14日の終値151円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は35倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は2.1倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋る形である。サポートラインとして機能すれば出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:03 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】インフォマートは『FOODS info Mart』の利用企業数増加続く

■株価は調整一巡感

 EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が調整一巡感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。

 フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。

 さらにクラウドサービス対応、ASPメニュー管理システムなど新サービス開発、中国など海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大を推進して中期成長力を高めている。データ連携でアライアンス戦略も進めており、5月30日にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月13日には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表している。

 今期連結業績見通しは売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。第1四半期(1月〜3月)の通期予想に対する進捗率は売上高が22.9%、営業利益が24.8%、経常利益が25.6%。純利益が26.1%であり概ね順調な水準だろう。

 なお4月30日に株式分割を発表している。6月30日を基準日(効力発生日7月1日)として1株を2株に株式分割する。このため配当金については、株式分割前の第2四半期末が21円12銭、株式分割後の期末が10円57銭となる。

 株価の動きを見ると5月9日の年初来高値5090円から反落し、5月16日に3335円、6月7日に3315円まで調整する場面があった。5月上旬に急騰した反動局面のようだ。ただし概ね3800円〜4500円近辺のレンジで推移して調整一巡感も強めている。

 6月14日の終値3990円を指標面(6月30日の株式2分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS80円42銭で算出)は50倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間42円25銭で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS396円59銭で算出)は10倍近辺である。

 週足チャートで見ると上値が切り下がる形だが、足元では13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認した可能性があり、好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されそうだ。6月末の株式分割も再材料視される可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:55 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年06月16日

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】米FOMCが焦点、週前半は先物次第で神経質な展開、イベント通過後は下値固め

<相場展望>(17〜21日)

■リバウンド狙いの可能性も

 来週(6月17日〜21日)の株式市場は、引き続き先物次第の展開が想定される。19日の米FOMC(連邦公開市場委員会)声明とバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が焦点となり、外国為替市場や債券市場の動向を睨みながら依然として神経質な展開となりそうだ。

 前週末14日にはメジャーSQを通過して日経平均株価は4営業日ぶりに反発したが、その反発力は鈍く底入れムードには程遠い動きだった。さらに14日の米国市場では6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が市場予想を下回ったことなどで、ダウ工業株30種平均株価が前日比105ドル90セント下落し、外国為替市場のドル・円相場は1ドル=94円近辺と円高方向に傾き、CME日経225先物(円建て)は1万2515円で大幅安となった。

 そして来週は17日〜18日のG8(主要8カ国)首脳会議、18日〜19日の米FOMC、声明発表後のバーナンキ米FRB議長の記者会見と重要イベントが続く。このため手控えムードも強く、週前半は依然として先物次第で神経質な展開となりそうだ。

 注目の米FOMCでは金融政策の現状維持が予想されるが、声明発表後の記者会見でバーナンキ米FRB議長が出口戦略、すなわち量的緩和策の縮小開始時期や縮小ペースについて、どのように示唆するかが焦点となる。

 米FOMC前の週前半には思惑が交錯する可能性もあるが、こうした重要イベントが通過する週後半には、徐々に落ち着きを取り戻して下値を固める展開が期待され、リバウンド狙いの動きが優勢になる可能性もありそうだ。

 物色面ではアベノミクス成長戦略関連の個別銘柄に加えて、売られ過ぎなどで指標面に割安感が台頭している銘柄を下値で仕込む好機となりそうだ。さらに、7月10日〜11日の次回の日銀金融政策決定会合に対する期待感が先行する可能性もあり、金融緩和メリット関連にも再度注目しておきたい。

 その他の注目スケジュールとしては17日の日本4月第3次産業活動指数、米6月ニューヨーク州製造業業況指数、米6月住宅建設業者指数、18日の独ZEW景気期待指数、米5月消費者物価指数、米5月住宅着工件数、19日の日本5月貿易統計、20日の中国6月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏6月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、米5月中古住宅販売、米5月景気先行指数(コンファレンス・ボード)、米6月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)、米6月フィラデルフィア地区連銀業況指数、米6月製造業PMI速報値(マークイット)、21日のユーロ圏4月経常収支、EU財務相会合などがあるだろう。

 その後は6月27日〜28日のEU首脳会議、7月4日のECB理事会、7月5日の米6月雇用統計、7月10日〜11日の日銀金融政策決定会合、7月17日〜18日のバーナンキ米FRB議長の議会証言、7月30日〜31日の米FOMCなどが予定されている(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】京写は値動きの軽さに注目、指標も割安、仕込んで待つところ

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価が調整一巡感を強めている。今期(14年3月期)の収益改善を評価して反発展開が期待されるだろう。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。前期(13年3月期)は家電関連を中心に需要が低調で、固定資産減損損失も影響して減収減益だったが、需要は第4四半期(1月〜3月)をボトムとして回復傾向を強めている模様だ。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比10.1%増の165億円、営業利益が同35.5%増の7億50百万円、経常利益が同5.9%増の7億円、純利益が同58.0%増の5億円としている。自動車関連は下期から供給開始する新製品も寄与して堅調に推移する見込みだ。前期低調だった映像関連や家電関連も景気回復を追い風に上向くことが期待されるだろう。純利益は減損損失一巡も寄与する。

 経営環境の変化に合わせて中期経営計画の目標値を修正し、16年3月期の売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を新たな目標値とした。重点戦略としては、LED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減などによる収益力強化、新製品PALAP拡販などによる新規事業確立を掲げている。

 株価の動きを見ると、5月中旬に急騰した反動や市場全体の地合い悪化などで5月20日の年初来高値415円から反落し、6月7日には205円まで調整する場面があった。ただし足元では250円近辺まで戻して調整一巡感を強めている。

 6月14日の終値242円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円88銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円28銭で算出)は0.9倍近辺である。日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって調整一巡感を強めている。今期の収益改善や指標面の割安感に見直し余地があり、反発展開が期待されるだろう。とくに、値動きの軽いことに注目すれば下値水準は仕込んで待つところだろう。(ジャーナリスト%アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】パシフィックネットの前5月期は5.6%増益へ、ウインドウズXPサポート終了に伴う代替需要期待

 パシフィックネット<3021>(東マ)の週末14日の株価は前週末比11円高の410円。前期(13年5月期)の決算発表が接近して、今期(14年5月期)に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。

 パソコンやタブレット端末などのリユース(中古品引取回収・販売)事業を展開し、カンボジアに現地法人(中古オートバイク販売事業を開始する予定)を設立するなど新規事業も模索している。

 前期の連結業績について会社予想は前々期比2.4%増収、同5.6%営業増益、同10.9%経常増益、同45.1%最終増益としている。パソコン需要低迷に伴う中古パソコンの価格下落など全体として事業環境が厳しく、第3四半期累計(12年6月〜13年2月)の進捗率は低水準だった。このため前期についてはやや慎重な見方が必要だが、今期については、ウインドウズXPサポート終了に伴う代替需要、仕入れ強化と商品ラインアップ充実、新規事業の寄与などで収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、5月7日の年初来高値515円から反落して6月6日の350円まで調整した。しかし足元では急反発して400円台を回復している。6月10日には463円まで急騰する場面もあった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 6月14日の終値410円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS20円41銭で算出)は20倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3.0%近辺である。週足チャートで見ると安値圏で長い下ひげを付けて26週移動平均線を回復している。下値確認の形となった可能性があり、出直り局面が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】インテリジェントウェイブは26週線で下値確認、クレジットカード業界のシステム更新需要で2ケタ増収

 システム開発のインテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の株価は26週線で下値確認となって、前週(14日)は大きい陽線となって反発している。来期(14年6月期)の収益改善に対する期待感が支援材料となりそうだ。

 クレジットカード会社や証券会社向けのシステム開発受託が主力で、親会社の大日本印刷<7912>との連携も強化して業容拡大に取り組んでいる。今期(13年6月期)連結業績見通しは、クレジットカード業界のシステム更新需要などで前期比10.7%増収だが、クレジットカードのオンライン決済に係るシステム開発の大型案件が不採算化したため、営業利益、経常利益、純利益は赤字見込みである。

 ただし四半期ベースで見ると、第3四半期(13年1月〜3月)は不採算化した大型案件の検収が完了して、営業利益ベースで黒字化している。このため来期(14年6月期)については、ネット通販・電子決済関連を中心に好調な受注と、不採算案件の一巡で大幅な収益改善が期待されるだろう。

 6月14日の終値2万6000円を指標面で見ると、今期予想配当利回り(会社予想の年間500円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万8679円92銭で算出)は1.4倍近辺である。日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートする形で調整一巡感を強めている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:14 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】ソーバルは優良顧客が武器で今期増収増益、第1Q決算28日発表で見直しも

■週足は5週ぶり陽線

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は週足で4本連続陰線のあと前週は陽線足となっている。6月28日に第1四半期(3月〜5月・第1Q)業績発表を予定しており、好業績に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比は、キヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。さらに12年9月には、オムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aを活用して顧客の多様化も進めている。

 今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。前期に新規連結したMCTECが通期で寄与することに加えて、組み込み用ソフトウェア開発やアプリケーション開発の派遣需要が、主要顧客向けに好調に推移する見込みだ。

 株価の動きを見ると、5月14日の年初来高値904円から反落して調整局面となり、6月7日には一時716円まで調整する場面があった。ただし6月7日の終値で760円まで戻し、足元では800円近辺まで水準を切り上げて調整一巡感を強めている。

 6月14日の終値798円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は13倍、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。調整が一巡して反発局面が期待されるだろう。6月28日の第1四半期業績発表が接近して、好業績に対する期待感が高まる可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年06月14日

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】テラはiPS細胞用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所に出資していることに注目

■株価1999円で底打ち確認

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の14日株価は129円高の2579円と大きく買われた。去る、7日の1999円で完全に底を打ったといえる展開である。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーで、がん免疫療法の樹状細胞ワクチン療法など、がん治療技術を医療機関に提供している。治療数に応じた収入が収益柱で、契約医療機関は前期(12年12月期)末時点で29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)である。また、iPS細胞を用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所に出資し、がん新薬を中心とした治験支援事業に新規参入するため子会社タイタンを設立するなど、成長に向けた施策を実行している。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは前期比9.0%増収だが、成長に向けた先行投資負担で同56.7%営業減益としている。ただし第1四半期(1月〜3月)は前年同期比4.1%増収、同23.3%営業増益だった。樹状細胞ワクチン療法の症例数は約320症例となり、会社設立以降の累計では約6650症例となった。契約医療機関における症例数が順調に増加しているため、中期的な成長が期待されるだろう。

 なお5月31日に、第三者割当による新株予約権発行(割当日6月18日)での資金調達を発表している。

 株価の動きは、5月8日の年初来高値4970円から反落し、6月4日以降に急落する形となって6月7日には1999円まで調整した。ただし足元では2500円近辺の水準まで戻して調整一巡感を強めている。6月14日の終値は2450円だった。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートする形で反発しており、日足チャートで75日移動平均線を回復すれば反発の動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】インスペックの日足チャートは陽線が4本連続、今日4月決算発表、期待膨らむ

 半導体検査装置のインスペック<6656>(東マ)の13日株価は7050円高の5満500円と日足チャートは4本連続の陽線となっている。6月14日に前期(13年4月期)の決算発表を予定しており、今期(14年4月期)の収益改善に対する期待感も広がりそうだ。

 基板パターン検査装置(基板AOI)や、基板最終外観検査装置(基板AVI)を主力としている。月次受注動向(営業速報値)を見ると、13年5月の受注高は1億26百万円だった。海外の大手基板メーカーから基板AVIのリピート受注があり、さらに海外新規顧客から基板AOIを受注した。

 前期の業績(非連結)は、受注遅れが影響して前々期比減収で、利益は赤字の模様だ。ただし期後半から受注回復傾向を強め、前期末の受注残高は前々期末比3倍強に増加している。今期(14年4月期)は、主力の基板AOIや基板AVIの受注回復、さらにローコスト外観検査装置の小型AVIやインライン検査装置の受注も寄与して、収益改善が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、5月中旬に動意付いて2万円台から5月23日の年初来高値10万4000円まで急騰した反動局面だが、足元では6月7日の3万5100円をボトムとして下値を切り上げている。受注回復による今期収益改善を期待する動きだろう。

 6月12日には終値で4万3450円まで戻している。日足チャートで見ると75日移動平均線、また週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込まずに反発し、目先的には調整が完了した形だろう。6月14日予定の決算発表で今期黒字化見通しが示されれば、再動意の可能性がありそうだ。(ヤーナリスト&アナリスト・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】アイセイ薬局株価は全般安の中で強さ光る、M&A推進で今期2ケタ増収

 調剤薬局チェーンのアイセイ薬局<3170>(JQS)の13日株価は42円高の1850円。全般相場が大きく下げた中で強さが光る。

 関東・東海・関西・北海道・東北を中心に調剤薬局チェーンを展開し、M&Aや事業継承を活用するとともに、ドミナント出店戦略によって店舗運営の効率化を進めている。医療モール開発に強みを持っていることが特徴で、子会社では介護福祉事業や後発医薬品卸売事業を展開している。

 前期(13年3月期)の連結業績は、新規出店(16店舗)とM&A・事業継承(30店舗)の効果、さらに既存店の好調(前々期比1.9%増)などで11.6%増収だったが、繁忙期の薬剤師不足などで人件費が増加し、減損損失計上も影響して25.5%営業減益、25.6%経常減益、47.0%最終減益だった。閉店・譲渡は11店舗で、期末店舗数は35店舗増加の249店舗となった。

 今期(14年3月期)見通しは、M&A・事業継承を織り込まず、新規出店13店舗の予定で、売上高が前期比11.6%増の471億34百万円、営業利益が同0.1%増の14億19百万円、経常利益が同10.0%減の11億55百万円、純利益が同43.6%増の6億01百万円としている。医療モール開発を含めた新規出店は順調だが、新卒薬剤師採用増加などに伴う人件費増加で営業利益は横這い見込みだ。純利益は減損損失一巡が寄与する。M&A・事業継承については発生段階で業績予想に反映させるとしている。

 なお5月13日に発表した中期経営計画(14年3月期〜16年3月期)では、医療モール型の店舗展開やM&A・事業継承を進め、経営目標として16年3月期の売上高700億円以上を掲げている。

 株価の動きを見ると、5月13日の年初来高値2415円から反落して水準を切り下げ、6月7日には1721円まで調整する場面があった。ただし足元では1800円台に戻している。6月13日も市場全体が軟調な中で1800円台を割り込むことなく強い動きである。

 6月13日の終値1850円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS263円03銭で算出)は7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は2.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1730円12銭で算出)は1.1倍近辺である。予想PERに割安感を強めており、下値を固めて反発展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:50 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展】日本アジアグループ株価は7日安値を15%上回り強い、メガソーラー強化などテーマ性豊富

 メガソーラー事業を強化している日本アジアグループ<3751>(東マ)の13日株価は240円安の4860円だが、去る7日の安値4195円に対し15.8%上にあり強い。テーマ性が豊富であり再動意の可能性がありそうだ。

空間情報コンサルティング事業(国際航業ホールディングス)を主力に、グリーンプロパティ事業(土壌汚染関連、戸建住宅関連)、グリーンエネルギー事業(太陽光発電所関連)、ファイナンシャルサービス事業(証券業など)を展開している。防災・減災・老朽化インフラ関連、メガソーラー関連、環境関連、金融緩和メリット関連などテーマ性が豊富である。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が690億円、営業利益が25億円とし、経常利益と純利益は営業外損益が大幅に変動する見込みのため現時点では未定としている。グリーンエネルギー事業は国内外で推進しているメガソーラー開発コストが先行するが、欧州でのメガソーラー売却による収益改善を見込んでいる。空間情報コンサルティング事業は防災・減災関連の公共投資増加やプロジェクト管理体制の見直し、ファイナンシャルサービス事業は株式市場の活況などで営業損益の改善が期待されるだろう。

 6月1日には傘下の国際航業が、国内外の上下水道事業分野のクラウドと地理情報システムGISによる維持管理・ソリューションの分野で、メタウォーターと業務提携すると発表している。今回の業務提携により、5年後に国内外の上下水道事業で売上高75億円を目指すとしている。

 なお5月23日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を10株に分割し、単元株数を100株とする。

 株価は5月21日の年初来高値1万190円から急反落して6月7日には4195円まで調整する場面があった。急騰の反動で調整局面のようだ。ただし足元では5000円台を回復する場面もあり、調整一巡感を強めている。とくに、マーケットでは、「7日安値」をキープできるかどうかを銘柄強弱の物差しとしていることから強い銘柄として注目されよう。

 6月13日の終値4860円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績の連結BPS7445円91銭で算出)は0.6倍台である。日足チャートは75日移動平均線、週足チャートでは26週移動平均線近辺で調整一巡感を強めている。防災・減災・老朽化インフラ関連、メガソーラー関連などのテーマ性に加えて、値動きの大きさも材料視されるだけに再動意の可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展)

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