[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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2013年07月22日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは25日線を支持ラインに下値切り上げ、今11月期営業益65%増益、ネット通販市場拡大で

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価はやや乱高下しながらも『25日線』をサポートとして下値を切上げる。

 ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開している。成長分野への集中投資、拠点拡充、高付加価値サービス拡大などを積極推進し、4月にはマーチャンダイジングサービスも開始した。既存事業とのシナジー効果が期待される。

 今期(13年11月期)連結業績見通しについては売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果や高付加価値サービス拡大効果などで営業損益も改善する見込みだ。

 7月4日発表の第2四半期累計(12年12月〜13年5月)は、前年同期比1.9%増収、同2.5倍営業増益、同3.0倍経常増益、同7.9倍最終増益で期初計画を上回った。障がい者雇用支援サービスが展開する農園の企業参画が想定以上のペースだったことに加えて、ロジスティクス関連の発送代行サービス第2センター(茨城県つくば市)の開設が下期にずれ込み、開設費用計上もずれ込んだ。このため通期見通しを据え置いたが、上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、6月中旬に動意付いて6月24日の年初来高値506円まで急騰した。その後300円台前半まで急反落したが、第2四半期累計業績発表翌日の7月5日には490円まで上伸した。第2四半期累計の上振れを好感した動きだろう。その後350円近辺まで調整したが、足元では370円台に戻して下値を着実に切り上げている。

 7月19日の終値375円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は19〜20倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は6.8倍近辺である。週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調を継続しているようだ。好業績見通しを評価して6月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズは400円台が固まり高値目指す展開へ、景気回復を追い風として高付加価値商材が好調に推移

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は、「終値」において7月3日に400円台へ乗せたあと大台を一度も割り込むことなく頑強にモミ合っている。4月の高値を試す展開となるだろう。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社で、エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力としている。需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子部品を中心として、建材、医療、自動車向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販とともにアジア市場への展開を加速しており、12年7月のタイ、13年5月のインドに続いて、8月には台湾に現地法人を設立する予定だ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.2%増の4億80百万円としている。景気回復も追い風として、エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。前期低調だった家電製品や事務機器向けスチレン系樹脂の回復も期待される。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値366円をボトムとして反発し、足元では400円台に水準を切り上げている。7月9日には413円まで上伸する場面があった。調整が一巡して出直り態勢だろう。

 7月19日の終値400円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円15銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。週足チャートで見ると一旦割り込んだ26週移動平均線を回復し、強基調に回帰する動きのようだ。指標面の割安感が強いだけに、4月の高値441円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:30 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】毎日コムネットは大きい陽線で底離れ、14年5月期も増収増益で増配へ

 学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業の毎日コムネット<8908>(JQS)の株価は7月第1週に週足で大きい陽線となって底離れした。その後のモミ合い経過良好で再上昇が近そうである。中期成長力を評価して5月の高値785円へ挑戦となろう。

 首都圏での不動産ソリューション事業(不動産開発部門と賃貸・管理業務の学生マンション部門)を主力に、学生生活支援事業(課外活動支援部門と人材ソリューション部門)も展開し、大学との連携による学生寮の開発や、学生マンションを建設して投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託する開発も強化している。大学生の首都圏進学志向や女子大生比率の上昇などを背景として、居住場所に安全性・快適性・利便性を求めるニーズは一段と高まっているため、中期的に収益拡大が期待される。

 7月11日発表の前期(13年5月期)連結業績は、前々期比0.9%減収だったが、同26.6%営業増益、同32.4%経常増益、同26.9%最終増益だった。開発部門で予定していた物件の売却が今期にズレ込んだため微減収だが、自社保有物件、サブリース物件ともに開発は順調である。管理受託を含めた期末総管理戸数は180棟7463戸で同1.9%増加した。また学生マンション部門の4月時点の入居率は8年連続で100.0%となっている。配当は同3円増配の年間15円(期末一括)とした。

 今期(14年5月期)の見通しは売上高が前期比5.5%増の99億円、営業利益が同2.6%増の8億58百万円、経常利益が同7.1%増の8億20百万円、純利益が同10.1%増の4億80百万円としている。前期に人材ソリューション部門の営業機能を持分法適用関連会社ワークス・ジャパンへ全面移管したことが減収要因となるが、景気動向の影響を比較的受けにくい学生マンション部門が好調に推移して全体収益を牽引する見込みだ。配当は同1円増配の年間16円(期末一括)の予定としている。

 株価の動きを見ると、6月7日に512円まで調整する場面があったが、すぐに反発して6月は概ね550円〜580円、7月は概ね600円近辺と徐々に水準を切り上げている。足元は600円近辺でモミ合う展開だが、調整が一巡して出直りのタイミングが接近しているようだ。

 7月19日の終値598円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円33銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS528円70銭で算出)は1.1倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復する動きを強めている。今期好業績見通しであり、きっかけ次第で出直りの動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の相場展望】日経平均株価1万5000円台試す展開、目先利益確定売りでも上昇第2波の流れは不変

■相場展望(22日〜26日)

 来週(7月22日〜26日)の株式市場は、日経平均株価1万5000円台を試す展開を想定する。21日投開票の参院選の結果に対する反応が焦点となり、目先的には好材料出尽くしで利益確定売りとの見方もあるようだが、基本的にはアベノミクス相場上昇第2波の流れは不変だろう。

 前週は15日の中国第2四半期(4〜6月期)GDP、16日の東証と大証の現物市場の統合、17日と18日のバーナンキ米FRB(連邦準備制度理事会)議長の議会証言という重要イベントを波乱なく通過したものの、週末19日に「参院選後は好材料出尽くし売り」との見方が広がったこともあり、先物の売り仕掛け的な動きに反応して急落したが、参院選直前に一旦調整したことで結果的には参院選後の買いが入りやすくなった形だろう。

 さらに、19日の米国株式市場でダウ工業株30種平均株価が小幅に下落したものの底堅い動きだったこと、CME日経225先物(円建て)が大証終値比170円高の1万4820円で終了したこと、外国為替市場でドル・円相場が1ドル=100円60銭近辺とやや円安方向で終了したことが支援材料となる。

 また19日〜20日のG20財務相・中央銀行総裁会議では、中国の「影の銀行」問題に関しての議論はなかったようだが、米国の量的緩和策縮小に伴う新興国からのマネー流出や金融市場の混乱を避けるため、各国が意思疎通を深めることを確認したようだ。この結果は、特に当面の波乱要因とはならないだろう。したがって参院選通過後の週初22日は、参院選がどんでん返しの結果にならなければ買い優勢のスタートが想定される。

 参院選後は「国会の衆参ねじれが解消」した安定政権で、アベノミクス成長戦略が迅速に実行されるとの期待感を強めている。さらにTPP(環太平洋経済連携協定)の交渉進展、今秋発表予定のアベノミクス成長戦略第2弾、参院選後に先送りとなった法人税実効税率引き下げ、労働規制緩和、農業規制緩和などの議論に対する期待感も高まるだろう。

 来週後半から本格化する日本の主要企業の第1四半期(4〜6月期)業績発表への期待感も高まりそうだ。第1四半期終了時点では通期(14年3月期)見通しを増額修正する企業は少ないと考えられるが、多くの企業の想定為替レートよりも円安水準で推移していることや、消費マインドが改善していることなどを考慮すれば輸出企業を中心に通期増額の可能性は高い。業績発表時のコメントなどで通期増額の感触が得られるかどうかが焦点だろう。

 目先的には利益確定売りが出ても、安定政権確認後には長期資金が入りやすくなるとの見方もあり、基本的にはアベノミクス相場上昇第2波の流れは不変だろう。米国株が上値追いの展開となれば一段の支援材料となりそうだ。

 その他の注目材料としては22日の米6月シカゴ連銀全米活動指数、米6月中古住宅販売、23日の米5月住宅価格指数、24日の日本6月貿易統計、中国7月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏7月総合・製造業・サービス業PMI速報値、米6月新築一戸建て住宅販売、米7月製造業PMI速報値、25日の日本6月企業向けサービス価格指数、独7月IFO業況指数、英第2四半期GDP速報値、米6月耐久財受注、26日の日本6月全国・7月東京都区部消費者物価指数などがあるだろう。

 その後は7月30日〜31日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、31日の米第2四半期GDP速報値、7月31日〜8月1日の英中銀金融政策委員会、8月1日のECB(欧州中央銀行)理事会とドラギ総裁の記者会見、2日の米7月雇用統計、7日〜8日の日銀金融政策決定会合、12日の日本4〜6月期GDP1次速報値などが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 05:54 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月19日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インテリジェントウェイブの再騰近い、25日線上抜いた後の動き良好、四半期ベースで業績回復顕著

 システム開発のインテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の株価が出直り感を強めている。25日線を上抜いたあと値を固めており再騰が近そうだ。8月7日に前期(13年6月期)業績発表を予定している。今期(14年6月期)の収益改善に対する期待感が支援材料だろう。

 クレジットカード会社、ネット銀行、証券会社などのシステム開発受託を主力として、カードビジネス・フロント業務、システムソリューション業務、セキュリティシステム業務、その他業務(パッケージ製品販売など)を展開している。親会社の大日本印刷<7912>との連携も強化して業容を拡大している。

 前期連結業績は、クレジットカードのオンライン決済に係るシステム開発の大型案件が不採算化したため、営業利益、経常利益、純利益は赤字のようだ。ただし不採算案件の検収が完了し、四半期ベースで見ると第3四半期(13年1月〜3月)は営業黒字化している。このため今期(14年6月期)は、クレジットカード業界や金融業界のシステム更新需要、ネット通販・電子決済関連の好調な受注、不採算案件の一巡で大幅な収益改善が期待される。

 株価の動きを見ると、6月27日の2万1900円をボトムとして反発し、足元では3万円近辺まで水準を切り上げている。7月17日には5月29日の3万1400円以来となる3万650円まで戻した。調整が一巡して出直り感を強めている。

 7月18日の終値2万8300円を指標面で見ると、前期推定配当利回り(会社予想の年間500円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS1万8679円92銭で算出)は1.5倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復して上伸した。強基調に回帰した形だろう。今期の収益改善期待で5月13日の年初来高値3万7500円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】東京個別指導学院の株価は200円台でモミ合い煮詰まり上放れ近い、在籍生徒数が増加して営業利益25%増益

 東京個別指導学院<4745>(東1)の株価は200〜210円でモミ合い煮詰まり感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 ベネッセコーポレーション<9783>グループで、小中高校生向け個別指導学習塾を展開している。前期(13年2月期)末の教室数は首都圏153教室、関西地区37教室、東海地区7教室、九州地区5教室の合計202教室である。中期計画では17年2月期の売上高163億円以上、営業利益23億円以上を目標として掲げている。

 今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比5.6%増の137億47百万円、営業利益が同25.8%増の9億01百万円、経常利益が同25.0%増の9億04百万円、純利益が同38.7%増の4億97百万円としている。

 新規開校(6教室)や教室リニューアル、Webマーケティング強化や初のテレビCM実施、iPadを活用した映像学習の全教室導入、教育資金一括贈与に係る贈与税非課税措置に対応した教育資金贈与活用プラン設定などの効果で、在籍生徒数が増加して営業損益が大幅に改善する見込みだ。

 7月10日発表の第1四半期(3月〜5月)の業績は、売上高が前年同期比4.0%増の26億38百万円、営業利益が8億26百万円の赤字、経常利益が8億25百万円の赤字、純利益が5億23百万円の赤字だった。夏季など講習会実施時期の売上構成比が高い季節要因や、広告宣伝費の増加などで営業赤字だが、新規入会者数は前年同期比18.3%増、在籍生徒数は同6.5%増と好調であり、通期予想を据え置いている。

 株価の動きを見ると、5月31日に180円まで調整する場面があったが、6月中旬以降は概ね200円〜220円近辺でモミ合う展開となっている。下値固めが完了してきっかけ待ちのようだ。

 7月18日の終値211円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円16銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績のBPS120円62銭で算出)は1.7倍近辺である。下値固めは完了した形であり、抵抗線となっている75日移動平均線を突破すれば出直り展開に弾みがつくだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】生化学工業続伸、1500円のモミ合い上放れの気配、今期大幅増益、四半期決算の発表接近

 関節機能改善剤が主力の生化学工業<4548>(東1)の株価が戻り高値圏に回帰して堅調に推移している。18日(木)は11円高の1307円と続伸し1300円前後のモミ合いを上放れる気配となっている。今期(14年3月期)好業績見通しを再評価して4月高値を試す可能性があるだろう。なお7月30日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 国内医薬品(関節機能改善剤アルツ、白内障手術補助剤オペガン、内視鏡用粘膜下注入材ムコアップ)、海外医薬品(米国向け関節機能改善剤スパルツ、単回投与の米国向け関節機能改善剤ジェル・ワン、中国向けアルツ)、医薬品原体(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸)、およびLAL事業(エンドトキシン測定用試薬関連)を展開している。

 主力のアルツおよびジェル・ワンの需要は高齢者人口増加などで拡大基調であり、さらに開発中の新薬としては、腰椎椎間板ヘルニア治療剤SI−6603、アルツの適応症追加SI−657、関節機能改善剤SI−613、ドライアイ治療剤SI−614、関節リウマチ治療剤SI−615がある。

 今期連結業績見通しは、売上高が前期比12.2%増の299億円、営業利益が同45.5%増の45億50百万円、経常利益が同16.2%増の50億円、純利益が同24.4%増の40億50百万円としている。

 営業費用や研究開発費の増加、受取ロイヤリティーの減少などがマイナス要因だが、アルツの販売数量が国内および中国向けに増加基調であり、米国でのジェル・ワンの販売数量も増加する見込みだ。さらにLAL事業の増収、円安進行メリット、減価償却方法変更(定率法から定額法へ)や税金費用減少なども寄与して大幅増益見込みである。想定為替レートは1米ドル=95円としている。

 株価の動きを見ると、6月の1200円近辺での短期モミ合いから水準を切り上げ、7月以降は概ね戻り高値圏の1300円近辺で堅調に推移している。今期好業績を再評価する動きだろう。

 7月18日の終値1307円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS71円29銭で算出)は18〜19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1079円38銭で算出)は1.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰している。4月の高値1436円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャスト急伸、モミ合い上放れる、昨年配信開始のサッカー「モバサカ」が会員数50万人突破、連結決算開始、業績好調

 ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の18日の株価は75円高の1578円と急伸、1500円前後のモミ合いを上放れた。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化する方針だ。

 「mobcast」会員数は13年4月末時点で320万人を突破し、12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については13年5月に国内会員数が50万人を突破している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。

 3月に配信を開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」に加えて、外部ディベロッパー製ゲームの配信が本格化し、新規会員数が増加する見込みだ。2月に子会社化したモブキャストイーシーや、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する。なお6月には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。

 株価の動き(6月1日付で株式2分割)を見ると、6月7日に1120円、6月27日に1140円まで急落する場面があったが、足元では1500円台に戻し、7月18日には前日比152円(10.11%)高の1655円まで急騰する場面もあった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月18日の終値1578円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10〜11倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。強基調への回帰が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:49 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アルコニックスは下値切り上げ、指標割安、中期経営計画評価し年初来高値挑戦へ

 非鉄金属専門商社のアルコニックス<3036>(東1)の株価が徐々に水準を切り上げて出直り態勢のようだ。指標面に割安感があり、強基調への回帰が期待されるだろう。

 軽金属・銅製品、電子・機能材、非鉄原料、建設・産業資材などを取り扱う専門商社で、特にレアメタル・レアアースに強みを持っている。5月に発表した中期経営計画では、重点戦略として川上・川中・川下でのM&A推進、レアメタル・電子・機能材・リサイクル分野の強化などを掲げ、16年3月期の経常利益50億円以上、純利益30億円以上、ROE13〜15%程度などを目標値としている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比16.5%増の1920億円、営業利益が同9.5%増の36億円、経常利益が同14.1%増の33億円、純利益が同57.3%増の22億50百万円としている。レアメタル・レアアースの需要はやや低調だが、自動車関連やスマートフォン・タブレット関連が好調に推移し、子会社化した金属・化成品メーカーの米ユニバーティカル社、産業機械用精密加工部品メーカーの大羽精研も寄与する。なお8月9日に第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月26日の直近安値1811円をボトムとして反発し、足元では2000円台を回復している。7月18日には2037円まで上値を伸ばす場面があった。水準を切り上げて出直り態勢のようだ。

 7月18日の終値2032円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS354円05銭で算出)は5〜6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2414円98銭で算出)は0.8倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復した。指標面に割安感があり、強基調へ回帰して5月22日の年初来高値2398円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ネクストが上げ相場に勢い、06年の上場来高値も視野、主力のインターネットを活用した不動産情報サービス好調

 不動産情報サービスのネクスト<2120>(東1)の株価が動意付き、年初来高値を更新している。今期(14年3月期)は先行投資負担で営業減益見込みだが、中期成長期待で06年11月の上場来高値も視野に入りそうだ。

 インターネットを活用した不動産情報サービス事業が主力で、47都道府県全てをカバーする総掲載物件数NO.1の不動産・住宅情報サイト「HOME’S(ホームズ)」を運営している。掲載物件数は13年3月(平均)で前年同月比42万件増加の404万件、加盟店数は13年3月末で前年比500店舗増加の1万437店舗である。

 国内の地域情報サービス事業は縮小し、海外はタイとインドネシアへ積極展開する方針だ。中国については持分法適用の現地子会社を一旦清算して自社による再参入を検討している。なお7月11日には、国内初の不動産業界特化型SNSプラットフォーム「HOME’S PRO(ホームズ・プロ)」の提供開始を発表している。同業者間での情報共有や連携を促進し、不動産業界全体の活性化を目指している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比9.0%増の130億41百万円、営業利益が同16.9%減の13億22百万円、経常利益が同15.2%減の13億14百万円、純利益が同20.8%増の7億41百万円としている。広告宣伝費の増加、新規事業や海外展開の先行投資などで営業減益、経常減益だが、純利益については特別損失一巡で増益見込みだ。

 「HOME’S(ホームズ)」のサイト訪問者数は増加基調である。6月20日に発表した4月〜5月売上高(速報値)の第1四半期(4月〜6月)予想に対する進捗率は71.2%、通期予想に対する進捗率は17.3%だった。計画を上回る水準であり、通期業績上振れの期待も高まるだろう。なお8月7日に第1四半期業績の発表を予定している。

 株価の動きを見ると、6月26日の直近安値950円をボトムとして急反発し、1100円近辺のフシを突破して上げ足を速める展開となった。7月18日には前日比245円(18.08%)高の1600円まで急騰する場面があった。

 7月18日の終値1450円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS39円49銭で算出)は37倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円90銭で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS482円21銭で算出)は3.0倍近辺である。

 上ヒゲを付けて目先的な過熱感を強める形になったが、月足チャートで見ると2月高値1219円、09年9月高値1500円を一気に突破して先高感を強めている。中期的な成長期待が強く06年11月の上場来高値2050円も視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSP株価ジリ高、6月安値から17%上昇、今期営業利益42%増益、PER10倍と割安

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は水準切り上げの動きを強めている。17日は20円高の1530円と買われ、6月安値から17%の上昇となっている。今期(14年3月期)好業績見通しに再評価の余地があり、5月の高値も視野に入りそうだ。

 押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函、住宅用断熱材など)、その他事業(一般包材など)を展開し、高性能断熱材「ミラフォーム」や自動車部品「ピーブロック」など高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。円安進行に伴う日系自動車メーカーの生産台数増加、震災復興需要や公共投資の増加、消費増税前の住宅駆け込み需要、次世代断熱基準義務化などを追い風として需要増増加が予想される。高機能・高付加価値製品の拡販、原燃料高に伴う製品値上げ効果なども寄与して好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月7日の1308円と6月13日の1320円をボトムとして徐々に水準を切り上げ、足元では1500円台を回復している。調整が一巡して出直り歩調のようだ。

 7月17日の終値1530円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は10〜11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を回復した。強基調に回帰した形だろう。今期好業績見通しや指標面の割安感に再評価の余地があり、5月の高値1706円も視野に入りそうだ。(ジャーナリストアナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックス株価は出直りのタイミングが接近、540円前後の動き煮詰まる、利回り、PERとも割安

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は下値固め完了感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 1984年にニチメンの子会社として設立し、2000年に現社名に変更した。2001年には関係強化を目的として楽天<4755>に第三者割当増資を実施した。現在はネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業と、医療・CRM・EC・金融などの分野でシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同12.6%減の5億50百万円としている。クラウドサービスで医療分野の売上と利益をサービス期間に応じて按分計上することがマイナス要因となるが、アプリケーション・サービス事業のクラウドサービスの需要は好調である。情報基盤事業ではサイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品などが好調に推移する見込みだ。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、6月27日に482円まで調整したが、6月7日の年初来安値468円を割り込まずに反発した。足元は概ね540円〜560円近辺でモミ合う展開だが、下値固めが完了したようだ。

 7月17日の終値552円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS45円70銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると安値圏だが25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなった。足元のモミ合い展開も煮詰まり感を強めており、下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ビー・エム・エルは5月高値2740円に接近、検査ラボの全国展開や規模拡大を推進、投資指標は割安

 受託臨床検査大手のビー・エム・エル<4694>(東1)の株価が水準を切り上げて戻り歩調の展開となっている。5月の高値(2740円)を試す可能性があるだろう。

 受託臨床検査事業を主力として、腸内細菌検査や食品衛生コンサルティングなどの食品衛生検査事業、電子カルテなどの医療情報システム事業、SMO(治験支援)事業なども展開している。

 事業基盤拡大に向けてM&Aも活用し、受託臨床検査事業では検査ラボの全国展開や規模拡大を推進するとともに、北海道、本州、九州での子会社再編などで収益構造改善に取り組んでいる。また食品衛生検査事業は「食の安全」意識の高まりが市場拡大の追い風であり、医療情報システム事業では電子カルテ「クオリス」のブランド向上に向けた取り組みを強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比2.8%増の973億円、営業利益が同7.0%増の71億円、経常利益が同4.6%増の73億円、純利益が同7.9%増の40億円としている。受託臨床検査事業は競争激化などで受託価格が下落する見込みだが、クリニック市場や病院市場などでの新規顧客開拓、子会社の一段の経営効率化などの効果に加えて、食品衛生検査事業の市場拡大も寄与する見込みだ。

 株価の動きを見ると、6月6日の2302円をボトムとして反発し、足元では2500円〜2600円近辺まで水準を切り上げている。7月12日と16日には2620円を付ける場面があり、5月の年初来高値2740円に接近している。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調のようだ。

 7月17日の終値2596円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS188円36銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は1.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2389円83銭で算出)は1.1倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって反発し、13週移動平均線も突破した。強基調に回帰した形であり、5月の高値2740円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは第2四半期を増額修正、通期2ケタ増益、株価は高値接近

 EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価が出直り感を強めている。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待されるだろう。

 フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は、13年3月末時点で12年12月末比512社増加の3万1991社となり増加基調である。

 中期成長に向けてはクラウドサービス対応、新サービス開発、海外展開本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域拡大、データ連携でのアライアンス戦略を推進している。5月にはJFEシステムズ<4832>とASP規格書システム、6月には東芝テック<6588>とASP受発注システムでデータ連携を開始すると発表した。

 7月12日に、第2四半期累計(1月〜6月)の連結業績見通しを増額修正した。売上高はほぼ計画水準で、営業利益を4億13百万円から5億31百万円、経常利益を4億08百万円から5億40百万円、純利益を2億45百万円から3億30百万円に大幅増額した。次世代プラットフォームの一部のリリースを第3四半期(7月〜9月)に行なうことになったため、第2四半期(4月〜6月)に予定していたソフトウェア償却費計上が先送りになったようだ。

 通期見通しについては前回予想を据え置き、売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が増加する見込みだ。

 株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、6月27日の1700円から反発して2000円台を回復した。7月16日には2200円を付ける場面もあり出直り態勢のようだ。

 7月17日の終値2120円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円21銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間換算21円13銭で算出)は1.0%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS198円30銭で算出)は11倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して水準を切り上げている。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインのようだ。好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待され、5月9日の高値2545円も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所株価は下値切上げ出直る、選挙後に本格見直しも、2ケタ増益と業績好調

 建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が水準切り上げの動きを強めている。参院選後に社会インフラ関連・公共投資関連があらためて材料視される可能性もあるだろう。

 総合建設コンサルタント大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持ち、海外でも実績を積み重ねている。中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付けて、港湾や水道などへも参入し、再生エネルギーを活用したスマートコミュニティ、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待される。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移しそうだ。

 株価の動きを見ると、6月7日の658円をボトムとして反発し、徐々に水準を切り上げている。7月17日には770円まで上伸する場面があった。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調の展開のようだ。

 7月17日の終値765円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支え、13週移動平均線を回復して水準を切り上げている。強基調に回帰した形だろう。指標面に割高感はなく、5月の年初来高値883円が視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:11 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月17日

【アナリストの銘柄分析】資生堂は1400〜1500円のモミ合い煮詰まる

■今期営業利益45%増益を評価へ

 資生堂<4911>(東1)の株価は短期モミ合いが一巡して5月の高値を窺う態勢のようだ。1400〜1500円のモミ合いが煮詰まっている。

 国内外での売上低迷、買収した米ベアエッセンシャル社関連の減損損失などで前期の収益が大幅に悪化したが、生産・研究開発拠点の再編など構造改革の実施によって収益改善を急いでいる。また5月には、カナダのバイオベンチャー企業レプリセル社の「毛髪再生医療技術(RCH−01)」導入の技術提携契約に基本合意し、美容と医療を融合した安全で有効な毛髪再生医療の事業化を目指している。

 今期(14年3月期)の連結業績は、売上高が前期比4.8%増の7100億円、営業利益が同45.9%増の380億円、経常利益が同33.8%増の380億円、そして純利益が200億円の黒字化(前期は146億85百万円の赤字)見込みとしている。

 グローバルメガブランド育成などで海外の好調を見込み、円安や事業構造改革の効果で営業損益が大幅に改善する。想定為替レートは1米ドル=85円、1ユーロ=115円、1中国人民元=14円のため、円安進行による上振れ余地が大きいだろう。アベノミクス効果による国内の消費マインド改善で高額商品の販売増加も期待される。なお第1四半期(4月〜6月)の業績発表は7月31日の予定である。

 株価の動きを見ると、5月23日の年初来高値1608円から反落し、概ね1400円〜1500円近辺でモミ合う展開だが、徐々に下値を切り上げている。短期モミ合いから上放れのタイミングが接近しているようだ。

 7月16日の終値1485円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS50円25銭で算出)は30倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS722円42銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調に回帰する動きのようだ。5月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:05 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドバンスト・メディアは大きい陽線足で本格出直り

■積極的なアジア各国の多言語開発に期待

 日本語音声認識システムのアドバンスト・メディア<3773>(東マ)の株価が出直り態勢となっている。16日は1万500円高の12万9000円と買われ、大きい「陽線足」となっている。

 日本語音声認識システム「AmiVoice」をベースとして、音声認識ソリューションを企画・設計・開発するソリューション事業、アプリケーション商品を提供するライセンス事業などを展開している。

 事業領域は医療(病院や調剤薬局など)関連、自治体や民間の議事録作成関連、コールセンター関連、エンタテインメント・ゲーム・教育関連、携帯電話・スマートフォン・タブレット端末・パソコン関連、さらに営業支援・製造・物流・流通関連などさまざまな分野に広がり、クラウド型サービスやアジア各国の多言語対応への研究開発を強化している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.7%増の16億円、営業利益が3億45百万円の赤字、経常利益が3億50百万円の赤字、純利益が3億65百万円の赤字としている。携帯キャリア、コールセンター、調剤薬局向けなどに需要が旺盛で増収見込みだが、アジア各国の多言語対応への研究開発費増加などで営業損失の見込みだ。ただし海外展開に向けたM&Aやアライアンス戦略も積極化する方針であり、中期成長が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値7万8700円をボトムとして急反発し、7月3日と4日には14万円台を回復する場面があった。その後は12万円近辺でモミ合う形だが、7月16日には13万円台まで急騰する場面もあり、出直り感を強めている。

 7月16日の終値12万9000円を指標面で見ると、実績PBR(前期実績の連結BPS3万0439円16銭で算出)は4.2倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、75日移動平均線も突破する動きを強めている。週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形であり、13週移動平均線を突破すれば出直り展開に弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:51 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】スターティアは2段上げが接近、25日線上抜き後の相場抜群

■30日の決算発表に期待

 電子書籍関連のスターティア<3393>(東マ)の株価は25日線を抜いたあとの経過良好で2段上げが接近している。7月30日に今期(14年3月期)第1四半期(4月〜6月)の業績発表を予定している。思惑につながる可能性もあるだろう。

 電子ブック作成ソフト「ActiBook」を主力として、Webアプリケーション開発などのウェブソリューション事業、クラウド関連サービスなどのネットワークソリューション事業、OA機器・MFP(複合機)販売などのビジネスソリューション事業を展開している。アジア市場への事業展開で「ActiBook」の多言語対応の開発も進めている。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比22.9%増の81億60百万円、営業利益が同21.9%増の8億円、経常利益が同22.0%増の8億円、純利益が同2.3%増の4億円としている。ウェブソリューション事業で「ActiBook」が好調に推移し、ビジネスソリューション事業ではストック型サービス強化に向けたMFPの販売拡大も寄与する見込みだ。電子書籍関連市場の拡大が追い風であり、好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、6月27日の安値980円をボトムとして急反発し、7月8日には1275円まで戻す場面があった。その後一旦は1200円を割り込んだが、7月16日には1200円台を回復して出直り感を強めている。

 7月16日の終値1215円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円81銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円98銭で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS605円71銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を回復している。また週足チャートで見ると6月27日の安値で下ヒゲを付けて反発し、下値を切り上げている。底打ち確認して出直り態勢のようだ。今期好業績に見直し余地があり、第1四半期業績発表が接近して思惑につながる可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:38 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は高値圏で堅調、指標割安、きっかけ次第で上伸

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は年初来高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)好業績見通しで指標面の割安感も強いだけに、きっかけ次第で5月の年初来高値を試す可能性があるだろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社で、鉄鋼メーカー向け原料炭、石灰石、鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどの内航海運を主力としている。今期の連結業績見通しは、売上高が前期比3.5%増の197億16百万円、営業利益が同7.7%増の12億62百万円、経常利益が同1.1%増の11億88百万円、純利益が同3.1%増の8億04百万円と増収増益の見込みだ。

 復興関連のセメントや電力関連の石炭の輸送量が高水準であり、景気回復に伴って、前期は低調だった鉄鋼向けの原料炭や鋼材などの輸送量増加も期待される。コスト削減効果なども考慮すれば会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、5月8日の年初来高値481円から反落したが、大きく下押すことなく、概ね高値圏の450円〜470円近辺で堅調に推移している。7月8日には476円を付けて年初来高値に接近する場面もあった。

 7月16日の終値472円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円62銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線を維持している。強トレンドに変化はないだろう。指標面は低PER、低PBRで割安感が強いだけに、きっかけ次第で5月8日の年初来高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 07:27 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年07月16日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アドアーズ50円高と急伸、年初来高値更新、Jトラストグルー内で不動産とアミューズメント手がけ今期大幅増益

 アミューズメント施設運営のアドアーズ<4712>(JQS)の株価が動意付いて200円を突破し50円高の239円と年初来高値を更新した。

 アミューズメント施設運営事業、商業施設の設計・施工事業、不動産事業を展開し、筆頭株主のJトラスト<8508>との連携を強化して収益改善を進めている。13年2月には、Jトラストの子会社で戸建て住宅分譲のキーノート、アミューズメント機器用景品企画・販売のブレイクを子会社化し、Jトラストグループ内で不動産事業とアミューズメント事業の中核を担う体制となった。建築・不動産事業の強化に向けて事業再編も進める方針だ。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比15.0%増の230億円、営業利益が同2.6倍の11億円、経常利益が同2.7倍の10億円、純利益が同3.6倍の6億円としている。前期に実施した希望退職や不採算店舗閉鎖によるアミューズメント事業の収益改善に加えて、子会社化したキーノートとブレイクの通期寄与などを見込んでいる。

 月次売上動向を見ると、13年6月度のアミューズメント施設既存店売上高(前年比、速報値)は97.9%で、4月の92.0%、5月の96.0%に比べて改善の動きを強めている。プライズジャンルでは限定景品の積極展開などで在客数が伸び、主力のメダルジャンルでは新貸し出し単価の新規顧客への浸透などが寄与したようだ。

 なお7月3日、ゲオの店舗を対象として11年4月に締結したカプセル自動販売機設置・運営受託契約の解消と、当該契約に基づいて設置した自動販売機本体(7690台)と景品をゲオに売却することに関して、ゲオと基本合意書を締結したと発表した。これによって特別利益1億08百万円が発生する見込みとなった。業務受託解消による事業収益への影響は軽微のようだ。

 株価の動きを見ると4月30日の年初来高値197円から一旦は120円近辺まで調整する場面があったが、徐々に水準を切り上げて160円〜170近辺まで戻した。さらに7月11日には179円、7月12日には189円まで急伸している。

 7月12日の終値189円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS4円30銭で算出)は44倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS72円98銭)は2.6倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。強基調に回帰したようだ。4月の高値197円を突破すれば上値追いの可能性があるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | アナリスト水田雅展の銘柄分析