[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (10/22)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは出直り見込める、去る6日の「上ヒゲ」へ挑戦
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄診断】アーバネットコーポレーションの動き煮詰まる、容積率緩和材料に上放れも
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の株価煮詰まる、週足は三角保合い形成
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは出直り本格化して高値圏回帰目指す
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世はモミ合い上放れの動き、指標面の割安感に見直し余地
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは下値固める、1000円前後が10営業日、再動意
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドホールディングスは保ち合い煮詰まる、好業績を見直し
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは低PER、低PBRに見直し余地
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモト株価頑強、高値圏で三角保合い、上放れ近い
記事一覧 (10/21)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスホールディングスは週足が好チャート、トリプル底を形成
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記事一覧 (10/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスに動意、モミ合い放れに、PER9倍台
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記事一覧 (10/18)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは調整一巡して出直り、好業績が支援材料
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2013年10月22日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ストリームは出直り見込める、去る6日の「上ヒゲ」へ挑戦

 パソコンなどのネット通販を展開するストリーム<3071>(東マ)の株価は、下値固めが完了して出直りの動きを強めている。

 パソコン、家電製品、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」などの運営を主力として、自動車関連塗料、食品、太陽光関連部材などの販売も手掛けている。テレビやパソコンの需要低迷、ネット通販と家電量販店の競争激化など厳しい事業環境が続いているが、商品仕入れ・販促活動の強化、販売価格の適正化、粗利益の確保、販管費の削減、さらに他社ネット通販の運営を支援するEC支援事業も強化して収益改善を目指している。

 今期(14年1月期)の連結業績見通し(8月29日に減額修正)は、売上高が前期比21.6%減の177億24百万円、営業利益が10百万円(前期は10億54百万円の赤字)、経常利益が14百万円(同10億40百万円の赤字)、純利益が2百万円(同12億37百万円の赤字)の黒字化としている。

 第2四半期累計(2月〜7月)は、ネット通販事業で主力の家電やパソコンの販売が減少して大幅減収だったが、粗利益改善や販管費削減などの効果で営業赤字幅が縮小している。通期ベースでも、粗利益改善などの効果が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると安値圏での軟調展開が続いているが、4万4000円近辺で下げ渋る形となって下値固め完了感を強めている。一方では、人気短命だったが10月8日には5万800円まで急伸する場面があるなど、出直りの動きも強めて足元では4万5000円台に水準を切り上げている。

 10月21日の終値4万5350円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS73円89銭で算出)は614倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万3657円09銭で算出)は3.3倍近辺である。週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線を突破している。26週移動平均線も突破すれば出直りの動きに弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:12 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月21日

【アナリスト水田雅展の銘柄診断】アーバネットコーポレーションの動き煮詰まる、容積率緩和材料に上放れも

 投資用マンションのアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の株価は、足元で短期調整一巡感を強めている。好業績に見直し余地があり、20年東京夏季五輪や、国家戦略特区の規制緩和に盛り込まれた容積率緩和も材料視して出直りが本格化しそうだ。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。マンションに対する投資・購入マインドは依然として旺盛であり、REITやファンドによる投資用マンションの購入も始まり、投資用マンションの市場拡大が続いている。

 今期(14年6月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比41.0%増の100億円、営業利益が同36.6%増の10億35百万円、経常利益が同35.3%増の8億50百万円、純利益が同7.7%増の7億80百万円としている。着工中の投資用ワンルームマンション12棟590戸のうち464戸、さらに共同事業による土地転売2物件などの販売を予定している。

 建設資材の価格上昇などがコストアップ要因となるが、販売は投資用ワンルームマンションの在庫不足が生じるほど好調であり、特に高額分譲マンションの販売好調が続いているようだ。好業績が期待されるだろう。なお11月7日に第1四半期(7月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動き(7月1日付で株式200分割)を見ると、8月29日の年初来安値249円をボトムとして9月19日の344円まで急反発した。その後は一旦反落して概ね300円近辺で推移しているが、大きく下押す動きは見られず、9月の戻り高値から反落後の短期調整一巡感を強めている。

 10月18日の終値303円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS37円79銭で算出)は8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円50銭で算出)は2.5%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS128円12銭で算出)は2.4倍近辺である。

 週足チャートで見ると、一旦は26週移動平均線に戻りを押さえられた形だが、52週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げる動きだ。好業績に見直し余地があり、指標面で見ても割安と言える水準だろう。20年東京夏季五輪なども材料視して出直り展開に弾みがつきそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の株価煮詰まる、週足は三角保合い形成

 新日本建物<8893>(JQS)の株価は足元でモミ合い展開だが、着実に下値を切り上げて調整は一巡しているようだ。きっかけ次第で動意付く可能性もあるだろう。

 首都圏でマンション販売事業(自社開発物件の分譲、新築マンションの買取再販)、戸建住宅販売事業、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地販売)、不動産関連事業(不動産賃貸や建築工事請負)を展開している。

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力事業として販売活動を強化するとともに、コスト圧縮も進めて経営再建に取り組んでいる。事業再生計画決定後の12年3月期、および13年3月期は2期連続で最終黒字を達成した。

 さらに事業再生を着実に遂行するため、新規事業用地の仕入れを積極的に進める方針だ。9月19日には川崎市高津区で戸建販売事業「北見方プロジェクト(仮称)」事業用地、10月9日には東京都江戸川区で戸建販売事業「東葛西プロジェクト(仮称)」事業用地を取得したと発表している。

 今期(14年3月期)の業績(非連結)見通しは売上高が前期比16.6%増の127億円、営業利益が同18.0%増の6億20百万円、経常利益が同3.1%減の4億05百万円、純利益が同4.2%減の4億円としている。第1四半期(4月〜6月)は販売戸数減少で営業損益が悪化したが、通期では販売戸数増加によって増収営業増益の見込みだ。9月17日には、マンション買取再販事業で「ルネサンス九段下ザ・レジデンス」全35戸の完売、および「ルネサンス横浜阪東橋〜医大通り〜」全29戸の完売を発表している。

 株価の動きを見ると、9月18日に91円まで急伸して7月4日の83円を上抜く場面があったが、反落して足元は概ね60円〜70円近辺でモミ合う展開だ。ただし6月安値44円、8月安値52円、9月安値53円、そして10月8日の安値61円と着実に下値を切り上げている。調整は一巡しているようだ。

 10月18日の終値66円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4円02銭)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS11円64銭)は5.7倍近辺である。週足チャートで見ると、52週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。きっかけ次第で動意付く可能性があり、足元で一旦割り込んだ26週移動平均線を回復すれば、強基調へ転換して出直りに弾みがつきそうだ。(ジャーナリト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:21 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テラは出直り本格化して高値圏回帰目指す

 バイオベンチャーのテラ<2191>(JQS)の株価は強基調に転換して出直りの動きが本格化している。今期(13年12月期)業績に再増額の可能性があり、中期成長期待も強い。高値圏回帰を目指す動きを強めそうだ。

 東京大学医科学研究所発のバイオベンチャーである。樹状細胞ワクチン療法を中心とした独自のがん治療技術を契約医療機関に提供する細胞治療技術開発事業と、医療機関から受託する細胞加工施設の運営・保守管理サービスやCROなどの細胞治療支援事業を展開している。

 細胞治療技術開発事業は治療数に応じた収入が収益柱であり、契約機関数の増加が収益拡大につながる。前期(12年12月期)末時点の契約医療機関は全国29カ所(基盤提携医療機関11カ所、提携医療機関6カ所、連携医療機関12カ所)で、今期は8月6日に北里研究所、8月12日に八九十会高尾病院との提携契約を締結し、契約医療機関は全国で31カ所となった。

 成長に向けた施策も着実に実行している。13年4月にはiPS細胞を用いた再生医療実用化を目指す日本網膜研究所(現ヘリオス)に出資し、5月にはがん新薬を中心とした治験支援事業「イメージングCRO」に新規参入するため子会社タイタンを設立した。

 7月には、アンジェスMG<4563>と子宮頸がんの前がん病変治療ワクチンの共同研究・開発の基本契約を締結した。さらに10月4日には、北里研究所と共同研究契約を締結し、肝細胞がんに対するがん抗原を用いた樹状細胞ワクチン療法の第T相臨床試験を開始すると発表した。

 今期連結業績見通し(7月31日に増額修正)は売上高が前期比11.2%増の17億17百万円、営業利益が同29.9%減の1億55百万円、経常利益が同54.4%減の1億円、純利益が同78.4%減の21百万円としている。先行投資負担が利益圧迫要因となって減益見込みだが、細胞治療支援事業では保守管理サービスの新規受注が寄与する。修正後の通期見通しに対する第2四半期累計(1月〜6月)の進捗率は高水準であり、通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、8月30日の直近安値1825円をボトムに急反発して出直りが本格化している。9月30日には3470円まで上伸して7月25日の3200円を上抜いている。好業績見通しを再評価して強基調に転換した形だろう。その後一旦は2700円台まで反落する場面もあったが、日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインとなり、10月18日には終値で3200円台まで戻して動意の構えを見せている。高値圏回帰を目指す動きを強め、5月15日以来の4000円台も視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

>>テラのMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:52 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】久世はモミ合い上放れの動き、指標面の割安感に見直し余地

 業務用食材卸の久世<2708>(JQS)の株価はモミ合い展開だが、徐々に水準を切り上げて上放れの動きを強めている。指標面の割安感に見直し余地があり、モミ合い上放れて5月の高値圏へ回帰する動きが本格化しそうだ。

 首都圏を地盤として外食・中食産業向け業務用食材の卸売事業を展開し、大手飲食チェーンなども主要顧客としている。子会社のキスコフーズは国内(静岡市)とニュージーランドで業務用高級ソース・高級スープの製造、久世フレッシュワンは東京都内で生鮮野菜など農産品の卸売を手掛けている。

 中期経営計画では、創業85周年の20年3月期に売上高1000億円、営業利益20億円を目指し、重点戦略として首都圏・関西圏・中京圏での販路拡大や全国ネットワーク強化、中食市場や高齢者施設給食市場の開拓強化、PB商品の拡販や製造利益の拡大、そして海外事業の基盤確立などを掲げている。M&Aや提携などのアライアンス戦略も積極化するようだ。中京圏では12年6月に酒類販売大手サカツコーポレーションと業務提携した。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比7.0%増の600億円、営業利益が同2.9%増の5億60百万円、経常利益が同0.3%増の7億円、純利益が同0.6%増の3億70百万円としている。円安による原材料・商品仕入れ価格の上昇、増収に伴う物流費の増加、人員増に伴う人件費の増加が利益圧迫要因だが、販売面では既存顧客との取引量増加や新規顧客の獲得などで好調に推移している。

 さらに、原材料・商品仕入れ価格の上昇に対して販売価格への転嫁を進めており、期後半に向けて収益改善が期待されるだろう。なお11月11日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏770円近辺から反落し、8月中旬以降は概ね700円近辺の小幅レンジでモミ合う展開だ。ただし足元では徐々に水準を切り上げている。煮詰まり感を強めてモミ合いから上放れる動きのようだ。

 10月18日の終値724円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS95円38銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1184円88銭で算出)は0.6倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって、水準切り上げの動きを強めている。指標面で低PER、低PBRという割安感に見直し余地があり、モミ合い上放れて高値圏へ回帰する動きが本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:47 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは下値固める、1000円前後が10営業日、再動意

 人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価は急騰後の反動調整局面で、第3四半期累計(12年12月〜13年8月)業績も嫌気されたようだが、足元で調整一巡感を強めている。ネット通販市場拡大も追い風に好業績見通しであり、再動意の可能性があるだろう。

 アウトソーシング関連のビジネスソリューション事業(ロジスティクスアウトソーシング、キャンペーンアウトソーシング、障がい者雇用支援サービスなど)、人材派遣関連の人材ソリューション事業(販売・営業支援、オフィスサポート、試験運営サポートなど)、および13年4月に開始したマーチャンダイジングサービス事業を展開している。

 ロジスティクスアウトソーシングはネット通販市場の拡大が追い風であり、ECサイト出店企業などの物流センター運営・発送代行で新規顧客獲得を推進している。障がい者雇用支援サービスは、障害者雇用促進法に基づいて大企業の障がい者雇用をサポートするもので、企業向け賃貸農園「わーくはぴねす農園」の栽培設備販売収入と農園運営管理収入が収益柱である。競合企業が不在のため、高付加価値サービスとして千葉県を中心に事業規模を拡大している。

 放射性物質の除染業務については、ジャパンベストレスキューシステム<2453>の子会社で、新種微細藻類による水処理設備で放射性物質の道路除染を手掛けるバイノスから、福島県郡山市で道路除染業務を受託している。10月からは福島市での業務も開始する。

 10月4日発表の今期(13年11月期)第3四半期累計の連結業績は前年同期比6.2%増収、同85.1%営業増益、同2.2倍経常増益、同6.1倍最終増益だった。第3四半期(6月〜8月)には、ネット通販に特化した発送代行サービスの茨城県「つくばEC物流センター」開設費用、障がい者雇用支援サービスの新農園建設費用が発生して利益圧迫要因となったが、累計ベースでは大幅増益だった。

 通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が75.1%、営業利益が68.8%、経常利益が66.7%、純利益が68.0%である。ロジスティクスアウトソーシングの事業規模拡大や生産性向上、好採算の障がい者雇用支援サービスの事業規模拡大などで、通期ベースでも好業績だろう。

 株価の動きを見ると、急騰して付けた9月11日の年初来高値2197円から急反落した。さらに第3四半期累計業績も嫌気する形となって、10月8日には直近安値となる941円まで調整した。ただし足元では下げ渋る展開となり概ね1000円近辺で推移している。

 10月18日の終値1014円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は52倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は18倍近辺である。週足チャートで見ると右肩上がりの13週移動平均線が接近して調整一巡感を強めている。福島県での除染関連という材料性に加えて、ネット通販市場の拡大を追い風として中期成長が期待されるだけに、再動意の可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:43 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フランスベッドホールディングスは保ち合い煮詰まる、好業績を見直し

 介護・福祉関連用具のフランスベッドホールディングス<7840>(東1)の株価は三角保ち合いの形だが、煮詰まり感を強めている。介護・福祉関連市場の拡大も背景として今期(14年3月期)好業績見通しであり、見直し買いの動きが強まるだろう。

 04年に純粋持株会社へ移行し、メディカルサービス事業(介護・福祉関連用具のレンタル・販売、介護予防の通所介護施設「悠々いきいき倶楽部」運営など)、インテリア健康事業(家庭用高級ベッド、医療・介護用ベッド、リハビリ商品など)、その他事業(日用品雑貨販売など)を展開している。

 成長分野のシニア・シルバービジネスに経営資源をシフトして、医療・介護用電動リクライニングベッド・マットレス、高齢者向け「リハテック」ブランドの電動アシスト三輪自転車やハンドル型電動車いす、在宅・病院・福祉施設向け「見守りケアシステム」など、独自の新商品・新サービスの投入を強化している。家具店を主力とする販売に加えて、新規販売チャネルの開拓も進める方針だ。

 今期の連結業績見通しは、売上高が前期比5.4%増の536億円、営業利益が同37.0%増の28億円、経常利益が同36.2%増の27億50百万円、純利益が同29.1%増の14億60百万円としている。第1四半期(4月〜6月)は大幅営業増益となり、通期見通しに対する進捗率も概ね順調な水準だった。通期でも好業績が期待される。

 メディカルサービス事業は、新製品投入や営業拠点拡充などで、介護・福祉用具レンタルの市場シェア拡大、病院・施設向け物件取引拡大を推進する。インテリア健康事業は、高機能・高単価・高付加価値製品を拡販する。高額消費の好調が追い風であり、円安進行に伴って輸入品に対する競争力が回復していることも寄与する。

 株価の動きを見ると、6月の安値圏180円近辺から反発して7月17日に229円まで上伸したが、反落して8月以降は概ね190円〜210円近辺でのボックス展開のようだ。ただし下値を着実に切り上げて調整一巡感も強めている。足元はレンジ上限に向かう動きのようだ。

 10月18日の終値200円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6円68銭で算出)は30倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円50銭で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS165円80銭で算出)は1.2倍近辺である。

 週足チャートで見ると、5月高値を起点に上値を切り下げる一方で、6月安値を起点に下値を切り上げる三角保ち合いの形だ。ただし52週移動平均線をサポートラインとして煮詰まり感も強めている。好業績に見直し余地があり、26週移動平均線を突破すれば三角保ち合い上放れの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:40 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カーリットホールディングスは低PER、低PBRに見直し余地

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は、日本カーリットが株式移転によって設立した純粋持株会社で、13年10月1日に東証1部市場に新規上場した。株価は持株会社の新規上場後に軟調展開となったが、調整一巡感を強めている。指標面の割安感に見直し余地があるだろう。

 日本カーリットの化薬事業(産業用爆薬、自動車用緊急保安炎筒、危険性評価試験受託など)、および化学品事業(塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、農薬、電子材料、機能材料など)を主力として、ボトリング事業、シリコンウェーハ事業、その他事業(研削剤、シロアリ防蟻施工、各種耐火・耐熱金物など)を展開している。なお10月1日には、一級建築士事務所の総合設計の株式を100%取得して子会社化すると発表した。新たに上下水道施設設計分野にも事業展開する方針だ。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、日本カーリットが5月14日に公表した数値を引き継いで、売上高が前期比26.4%増の475億円、営業利益が同44.5%増の20億円、経常利益が同37.6%増の21億円、純利益が同18.5%減の13億円としている。

 化薬事業では自動車用緊急保安炎筒の価格改定や、緊急脱出用ガラス破壊機能付き製品「ハイフレヤープラスピック」への交換を促進する。化学品事業では塩素酸ナトリウムなどが好調に推移し、ボトリング事業でのホット飲料の受注増なども寄与して増収営業増益見込みとしている。純利益は前期計上した横浜工場跡地売却による特別利益一巡が影響する。第1四半期(4月〜6月)の通期見通しに対する進捗率が低水準のため下振れに注意が必要だが、期後半に向けての収益改善を期待したい。

 株価の動きを見ると、上場初日の10月1日高値549円から10月9日安値478円までほぼ一本調子に下落した。この期間の全般地合い悪化が影響したようだ。ただし足元では500円近辺に戻して調整一巡感を強めている。

 10月18日の終値496円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS63円13銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間9円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(日本カーリットの前期実績の連結BPS841円00銭で算出)は0.6倍近辺である。低PER、低PBRに見直し余地が大きく、水準切り上げの展開になりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:33 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモト株価頑強、高値圏で三角保合い、上放れ近い

 建設機械レンタル大手のカナモト<9678>(東1)の株価は年初来高値圏で堅調に推移している。今期(13年10月期)好業績見通しで通期再増額の可能性もあり、20年東京夏季五輪など建設関連のビッグプロジェクトが相次ぐことも追い風だ。短期調整を挟みながら上昇基調だろう。

 建設機械レンタルを主力として、海外向けの中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品の販売、IT機器レンタル、イベントレンタルなども展開している。北海道が地盤だが、全国展開に向けて東北、関東、中部、近畿、九州にも営業拠点網拡充を進めるとともに、12年6月に道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化するなど、グループ戦略やアライアンス戦略も強化している。

 今期の連結業績見通し(5月31日に増額修正)については、売上高が前期比20.1%増の1034億10百万円、営業利益が同48.8%増の95億70百万円、経常利益が同55.6%増の92億30百万円、そして純利益が同26.7%増の45億30百万円としている。

 負ののれん発生益が一巡するが、震災復旧・復興・除染関連工事、全国的な防災・減災関連工事、老朽化した公共インフラの補修・更新関連工事などが順調であり、建設機械の稼働率が高水準に推移する。ユナイトの通期連結や営業拠点拡充などの効果も寄与する。通期見通しに対する第3四半期累計(12年11月〜13年7月)業績の進捗率は高水準であり、通期再増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、9月6日発表の第3四半期累計業績を好感する形で9月24日に年初来高値となる2862円まで上伸した。その後は短期的な過熱感や全般地合い悪化も影響して上げ一服の形だが、概ね2600円〜2700円近辺で堅調に推移し、足元では短期調整一巡感も強めている。9月20日に発表した公募増資・売出し(発行価格・売り出し価格2563円)の影響は限定的のようだ。

 10月18日の終値2678円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS137円99銭で算出)は19〜20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1221円56銭で算出)は2.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を一旦割り込んだが、2600円台を割り込むことなく堅調に推移している。また週足チャートで見ると、右肩上がりの13週移動平均線が接近して短期的な過熱感も解消されてきた。今期再増額の可能性を考慮すれば今期予想連結PERに割高感はなく、好業績見通しを評価して上昇基調だろう。新たな上昇局面入りで3000円台は射程圏だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:19 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サクセスホールディングスは週足が好チャート、トリプル底を形成

 保育園運営のサクセスホールディングス<6065>(東2)の株価は調整の最終局面だろう。待機児童解消、子育て支援拡充、働く女性支援という国の重点政策が追い風であり、中期成長力を見直す動きが強まるだろう。

 保育園運営のサクセスアカデミーの持株会社で、病院・大学・企業などの事業所内保育施設を受託運営する受託保育事業と、認可保育園・認証保育所・公設民営保育園・学童クラブ・児童館・全児童対策事業施設など公的保育施設を運営する公的保育事業を展開している。13年6月末の運営施設数は受託保育事業163施設、公的保育事業62施設の合計225施設で、地域別には関東178施設、中部28施設、関西17施設、および東北2施設に展開し、神奈川県と東京都を地盤としている。

 重点戦略としては、受託保育事業と公的保育事業の連携、事業効率の向上、人材の確保・育成面でのジェイコムホールディングス<2462>グループとの連携強化、認可保育園開設用不動産の確保などを掲げている。24時間保育や英語教育の実施など高付加価値の保育サービスの提供、多様な保育需要に応じたサービスの提供も強化する方針だ。

 今期(13年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比15.9%増の83億97百万円、営業利益が同28.9%増の5億32百万円、経常利益が同6.1%増の7億円、純利益が同5.0%増の3億70百万円としている。公的保育事業に係る設備補助金が減少するため経常利益の伸びは一桁だが、都市部を中心に保育サービス需要が旺盛であり、施設の新規開設、利用者数の増加、施設稼働率の上昇、施設運営の効率化などが寄与して大幅営業増益の見込みだ。

 通期見通しに対する第2四半期累計(1月〜6月)の進捗率は概ね順調な水準であり、今期は4月に新規施設開設が集中して期前半に開園準備費用が集中的に発生したことや、4月に開設した施設が下期に本格寄与することを考慮すれば、通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、9月中旬に動意付く形となり、9月19日の2120円まで上伸したが、反落して10月7日には1741円まで調整した。ただし8月および9月の安値圏1700円割れ水準まで下押すことなく、足元は概ね1800円台で推移している。好業績見通しを再評価する動きが強まり、調整の最終局面のようだ。

 10月18日の終値1840円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS70円76銭で算出)は26倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間配当25円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円24銭で算出)は7倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線が戻りを押さえる形だが、下値は徐々に切り上げている。今期好業績に加えて中期成長力にも再評価の余地があり、きっかけ次第で出直りの動きを強めそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:12 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月20日

【水田雅展の為替・相場展望】リスクオンの流れ継続、成長戦略関連・好業績関連・ネット関連への物色、為替は膠着感

■水田雅展の為替・相場展望(21日〜25日)

 来週(10月21日〜25日)の株式・為替相場は、米国のデフォルト(債務不履行)回避で警戒感が後退したことを受けて、株式市場ではリスクオンの流れが継続しそうだ。ただし為替のドル・円相場は米国の量的緩和継続観測で膠着感を強める可能性が高いため、株式市場でも輸出関連企業の大幅な業績上振れに対して懐疑的な見方が広がる可能性に注意が必要となる。引き続きアベノミクス成長戦略関連・好業績関連・ネット関連銘柄への物色が中心になりそうだ。

 米国のデフォルトという最悪の事態は土壇場で漸く回避された。もちろん連邦政府債務上限引き上げ問題は14年2月7日、暫定予算による政府機関再開は14年1月15日まで先送りしたに過ぎず、全面的に霧が晴れて安心感が広がっているわけではないが、一旦は警戒感が後退した形だ。当面は、中長期の財政再建策に関して13年12月半ばまでに結論を出すとしている米議会の予算協議会の議論進展を見守る形だろう。

 米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策に関しては、延期されていた米9月雇用統計が10月22日に発表されるが、オバマ米大統領がバーナンキ議長の後任にイエレン副議長を指名したことに加えて、政府機関の一部閉鎖などが景気に与えた悪影響を見極める必要があるため、10月29日〜30日開催の米FOMC(連邦公開市場委員会)でのテーパリング(量的緩和縮小)開始という見方は後退し、14年以降に先送りとの見方が優勢になっている。

 このため為替のドル・円相場については、1ドル=97円〜99円近辺で膠着感を強める可能性があり、来週から本格化する3月期決算の主要な輸出関連企業の業績上振れに関しても、市場が期待するほど大幅な上振れにならないとの懐疑的な見方が広がり始めている。14年3月の消費増税実施後の反動を警戒する見方も根強い。

 ただし米国の量的緩和継続観測が強まったことで、前週末10月18日の米国株式市場ではS&P総合500株価指数が連日で終値ベースの史上最高値を更新し、ナスダック総合株価指数は2000年以来の高値水準となり4000ポイントに接近した。日本株にとっても支援材料となりそうだ。

 日経平均株価をチャート面で見れば9月27日の1万4817円50銭、さらに7月23日の1万4820円18銭の突破が焦点となる。ドル・円相場が膠着感を強める可能性があることや、全体として売買代金の盛り上がりに欠ける状況では、上値の突破にもたつけばレンジ相場が意識されかねないが、一方では大きく下押すほどの売り材料も見当たらない。

 物色面ではアベノミクス成長戦略関連の内需セクター、3月期企業の中間決算で市場予想を上回る好業績を発表した好業績銘柄への個別物色が中心になりそうだ。また米グーグルの株価が10月18日に急伸して1000ドル台に乗せたことで、ネット関連銘柄への物色が一段と強まるだろう。

 その他の注目スケジュールとしては21日の日本9月貿易統計、米9月中古住宅販売、23日の米8月FHFA住宅価格指数、24日の中国10月製造業PMI速報値(HSBC)、ユーロ圏10月総合・製造業・サービス部門PMI速報値、米9月新築一戸建て住宅販売、米10月製造業PMI速報値、24日〜25日のEU首脳会議、25日の日本9月全国消費者物価指数、日本9月企業向けサービス価格指数、独10月IFO業況指数、英第3四半期GDP速報値、米9月耐久財受注などがあるだろう。

 その後は10月29日〜30日の米FOMC(連邦公開市場委員会)、31日の日銀金融政策決定会合、11月5日の豪中銀理事会、6日〜7日の英中銀金融政策委員会、7日のECB理事会、8日の米10月雇用統計、14日の日本7〜9月期GDP速報値などが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:45 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月18日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】P&Pホールディングスに動意、モミ合い放れに、PER9倍台

 販売支援などのP&Pホールディングス<6068>(JQS)の株価は調整一巡感を強めている。指標面の割安感に見直し余地があり、出直りのタイミングが接近しているようだ。

 傘下にピーアンドピーなどを置く持株会社で、販売支援などのSPO(セールス・プロセス・アウトソーシング・サービス)事業、倉庫・物流業務請負などのBYS(バックヤードサポート・サービス)事業、人材派遣・紹介などのHR(ヒューマンリソース・サービス)事業、その他事業を展開している。ネット通販市場拡大が追い風となって中期成長が期待される。

 M&Aも活用して事業領域拡大に取り組んでおり、13年4月に流通向け建築・内装施工の子会社P&Pデザイン(旧ジャパンプロスタッフを商号変更)を立ち上げ、6月に小売・流通向けセールス・プロモーションや伊藤ハム<2284>生産工場向け人材提供の藤栄テクノサービスを子会社化した。また9月20日には、経理アウトソーシングや人材派遣事業を展開するリラインの株式100%を取得して子会社化すると発表した。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについてはレンジ予想で、売上高が250億円〜270億円(前期比8.8%増〜17.5%増)、営業利益が6億円〜7億円(同18.0%増〜37.7%増)としている。第1四半期(4月〜6月)は一部顧客の直接雇用化の影響などで営業減益だったが、BYS事業はコンビニ向け棚卸需要拡大などで好調だった。足元の月次動向を見ても好調を維持しており、通期ベースでは好業績が期待される。なお11月7日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 10月10日に発表した連結ベースの月次売上動向(前年比、参考値)を見ると、13年9月単月が11.3%増、13年4〜9月累計が9.2%増と好調を維持している。積極的な事業領域拡大戦略に加えて、有効求人倍率が改善傾向を強めていることや、ネット通販市場が拡大基調であることも追い風となって好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、8月29日と8月30日の270円をボトムとして反発し、9月20日には299円まで戻す場面があった。足元も概ね290円近辺に水準を切り上げて堅調に推移している。調整が一巡したようだ。

 10月17日の終値294円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPSは未公表のため営業利益予想のレンジ中間値を基に推定した連結EPS31円50銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS308円39銭で算出)は1.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を維持している。また週足チャートで見ると戻りを押さえていた13週移動平均線を突破する動きを強めている。調整が一巡して出直りのタイミングが接近しているようだ。高配当利回りなど指標面の割安感に見直し余地があり、300円台を回復すれば出直りに弾みがつくだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:32 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】朝日ラバーに低PBR見直し買い、300円台で動意、12月に株式分割

 車載照明用ゴム製品の朝日ラバー<5162>(JQS)の株価が動意付いて年初来高値を更新した。モミ合い展開から上放れる動きだ。依然として低PBRに見直し余地があり、上値追いの可能性がありそうだ。

 自動車向けなどの工業用ゴム製品を主力として、スポーツ用ゴム製品(卓球ラケット用ラバー)や、医療・衛生用ゴム製品(点滴輸液バッグ用ゴム栓)なども展開している。シリコーンゴムをベースにした製品開発に強みを持ち、車載用小型電球の光源カラーキャップ「ASA COLOR LAMPCAP」や、車載用LED照明の光源カラーキャップ「ASA COLOR LED」などを主力製品としている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては、8月9日に第2四半期累計(4月〜9月)を増額修正したが、通期見通しは前回予想を据え置いて売上高が前期比10.7%増の53億円、営業利益が同84.5%増の2億50百万円、経常利益が同39.8%増の1億95百万円、純利益が同43.3%増の1億10百万円としている。

 米国自動車市場の好調や日系自動車メーカーの生産台数増加などを背景として、車載用「ASA COLOR LED」など自動車関連製品が好調のようだ。卓球ラケット用ラバーなども顧客側の在庫調整の影響が一巡して堅調であり、円安メリットも考慮すれば通期も増額の可能性が高いだろう。11月13日に第2四半期累計の業績発表を予定している。

 なお9月24日に単元株式数の変更を発表した。効力発生日12月2日で現行の単元株式数500株を100株に変更する。

 株価の動きを見ると、概ね280円〜300円近辺の狭いレンジでのボックス展開だったが、9月30日に動意付いて362円まで急伸し、10年4月の370円に接近した。その後一旦は反落したが、足元は310円〜320円近辺で推移している。従来のボックスレンジに比べて水準を切り上げた形だ。

 10月17日の終値320円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS24円19銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS652円12銭で算出)は0.5倍近辺である。

 月足チャートで見ると、底練り展開から上放れの動きを強める形だ。今期の営業損益改善や通期増額の可能性に加えて、指標面の低PBRにも依然として見直し余地が大きい。上値追いの可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:16 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは下値固め出直りの展開、3000円まで真空地帯、中期成長力を見直す

 パイプドビッツ<3831>(東マ)の株価は、ネット選挙関連人気一巡後の調整局面だが、下値固めが完了して調整一巡感を強めている。反発局面が接近しているようだ。中期成長力にも見直し余地があるだろう。

 情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービスなど)、ソリューション事業(アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。

 情報資産プラットフォーム事業は政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容師関連、会計関連、薬剤・医療材料関連、地域密着型SNS関連、建築情報関連などに事業領域を広げている。政治・選挙関連ではアイドルグループAKB48の選抜総選挙や政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営している。ECサイト構築・運営受託もネット通販市場拡大を追い風として中期的に有望分野だ。

 9月30日に発表した今期(14年2月期)第2四半期累計(3月〜8月)の連結業績は、売上高が12億04百万円、営業利益が2億22百万円、経常利益が2億24百万円、純利益が1億36百万円で、前年同期の非連結ベースとの比較で見ると9.1%増収、53.3%営業増益、57.7%経常増益、64.7%最終増益だった。情報資産プラットフォーム事業の好調が全体を牽引した。有効アカウント数は6597件で前期末比1496件(29.3%)増加した。

 通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が30億円、営業利益が7億円、経常利益が7億円、純利益が4億20百万円としている。前期の非連結業績との比較で見ると34.2%増収、2.1倍営業増益となる。情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」の新バージョン投入効果に加えて、会計クラウドサービス「ネットde会計」「ネットde青色申告」なども寄与する。有効アカウント数は増加基調であり、好業績が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、ネット選挙関連人気一巡後の調整局面だが、9月2日の安値1383円をボトムとして水準を切り上げ、9月30日には1950円まで戻す場面があった。足元でも10月8日に付けた1502円から切り返して調整一巡感を強めている。下値固めが完了したようだ。

 10月17日の終値1665円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円52銭で算出)は30倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は1.0%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は7倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺で下げ渋りの動きとなり、調整一巡感を強めている。反発局面が接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:10 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは調整一巡して出直り、好業績が支援材料

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は下値を固めて調整一巡感を強めている。今期(14年2月期)好業績見通しに加えて、派遣労働の規制緩和観測も支援材料であり、出直りの動きだろう。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比はキヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。

 12年9月にオムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aも活用して顧客の多様化も進めている。国内製造業では景気回復を背景に技術者不足が深刻化しているため、技術者派遣需要は好調に推移することが予想され、アベノミクス成長戦略による派遣労働の規制緩和も追い風だろう。

 9月30日に発表した第2四半期累計(3月〜8月)連結業績は前年同期比3.2%増収、同5.2%営業増益、同4.6%経常増益、同8.9%最終増益だった。ソニーや富士通向けを中心に好調に推移して期初計画を上回った。MCTECはオムロンソフトウェアとの取引を開始した。取引社数が08年の17社から第2四半期(6月〜8月)には48社に増加し、顧客の多様化も進展している。

 通期の見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。主要顧客向けを中心に派遣需要が好調に推移し、新規受注やMCTECの通期連結も寄与する。通期見通しに対する第2四半期の進捗率は、売上高が49.7%、営業利益が58.8%、経常利益が59.6%、純利益が63.4%と高水準であり、通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、9月30日の戻り高値877円から一旦反落したが、10月9日の直近安値801円をボトムにして切り返しの動きとなった。10月17日には前日比44円(5.26%)高の880円まで上伸し、9月30日の戻り高値を突破した。一時的に全般地合い悪化の影響を受けたが、今期好業績見通しを評価して800円近辺で下値を固めたようだ。

 10月17日の終値880円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると、9月10日の797円と10月9日の801円でダブルボトムを形成した可能性がありそうだ。また週足チャートで見ると、26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破した。調整が一巡して出直りの動きだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:41 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】うかい月次売上好調、8ヶ月連続プラス、株価モミ合い煮詰まる

 高級料理店うかい<7621>(JQS)の株価はボックス展開だが、徐々に下値を切り上げている。足元の月次売上の好調や通期業績増額の可能性も支援材料であり、ボックス上放れて3月高値を試すだろう。

 飲食事業(高級和食・洋食店)を主力として、文化事業(箱根ガラスの森美術館)も展開している。新たな成長ステージに向けた戦略として、サービス力向上のための人材育成、製菓工房「アトリエうかい」の多面展開、和食店のお土産品強化、新業態の出店、海外企業との業務提携などを加速している。海外では13年6月に、台湾・高雄市のFIHリージェントグループホテル内レストランのコンサルティング契約を締結しており、実質的な海外初出店となる。

 9月24日には、うかいの新業態・和食店舗「(仮称)銀座kappou ukai(呼称:割烹うかい)」の新規出店を発表した。営業開始時期は14年4月予定で、初年度売上高は2億50百万円見込みとしている。

 今期(14年3月期)業績(非連結)見通しは、売上高が前期比1.0%増の118億09百万円、営業利益が同5.6%増の4億01百万円、経常利益が同60.8%増の3億42百万円、純利益が同61.2%増の2億76百万円としている。サービス力向上に向けた人件費増加で小幅営業増益の見込みだが、第1四半期(4月〜6月)営業利益の通期見通しに対する進捗率は高水準だったため、通期増額の可能性があるだろう。

 飲食事業の月次売上高(前年比、速報値)を見ると、全店ベース(既存店も同じ)が13年4月102.3%、5月108.4%、6月107.8%、7月102.9%、8月107.1%、9月102.2%で8カ月連続プラスとなった。9月の客単価は103.4%で7カ月連続プラスと好調を維持している。引き続き高額消費の活発化が追い風のようだ。4月〜9月累計の売上高は105.1%となった。

 なお9月24日に第2四半期末および年間配当の減額修正を発表し、第2四半期末は2円(従来予想は5円)、期末配当は10円(変更なし)、年間配当は12円(従来予想は15円)とした。第2四半期末配当金として予定していた原資の一部を新規出店投資に充当するとしている。

 株価の動きを見ると、7月以降は概ね1700円〜1750円近辺の狭いレンジでボックス展開が続いている。ただし煮詰まり感を強めながら下値を徐々に切り上げている。配当減額修正の影響も限定的であり、ボックス上放れのタイミングが接近しているようだ。

 10月17日の終値1720円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS55円91銭で算出)は31倍近辺、今期予想配当利回り(修正後の会社予想の年間12円で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績のBPS809円98銭で算出)は2.1倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって徐々に下値を切り上げている。足元の月次売上の好調や通期業績増額の可能性も支援材料であり、ボックスレンジから上放れて3月の年初来高値1808円を試すだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】プラマテルズ煮詰まる、三角保ち合い形成、指標に割安感

 合成樹脂専門商社のプラマテルズ<2714>(JQS)の株価は着実に下値を切り上げている。指標面の割安感に見直し余地があり、三角保ち合いの煮詰まり感を強めて上放れのタイミングが接近しているようだ。

 双日<2768>グループの合成樹脂原料・製品・関連機器の専門商社で、エンジニアリング系樹脂やスチレン系樹脂を主力としている。需要先を業種別に見るとOA・事務機器、家電・電子部品を中心として、建材、医療、自動車向けなど幅広い。高付加価値商材の拡販とともにタイ、インド、台湾などアジア市場への展開を加速している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは、7月26日に厚生年金基金からの脱退に伴う特別損失計上で純利益を1億20百万円減額修正し、売上高が前期比4.3%増の580億円、営業利益が同6.4%増の8億70百万円、経常利益が同7.2%増の8億40百万円、純利益が同14.3%減の3億60百万円としている。エンジニアリング系樹脂の高付加価値商材が好調に推移する見込みだ。スチレン系樹脂の需要も期後半に向けて回復基調だろう。

 株価の動きを見ると、概ね400円近辺のレンジで推移している。ただし6月安値366円をボトムとして、7月安値380円、8月安値391円、9月安値395円と着実に下値を切り上げて、煮詰まり感を強めている。

 10月17日の終値405円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS42円11銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS795円07銭で算出)は0.5倍近辺である。

 週足チャートで見ると410円近辺で上値が重いが、下値を着実に切り上げて三角保ち合いの形だろう。足元では26週移動平均線を回復して、上値に接近する動きを強めている。高配当利回り、低PBRに見直し余地があり、煮詰まり感を強めて上放れの展開となりそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:18 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アールテック・ウエノは押し目買い、再増額の可能性

 創薬ベンチャーのアールテック・ウエノ<4573>(JQS)の株価は、足元で出直り一服の局面だが、今期(14年3月期)業績見通しに再増額の可能性もあり、押し目買いの好機だろう。

 緑内障・高眼圧症治療レスキュラ点眼薬の製造販売、および米スキャンポ社の便秘症治療薬アミティーザの受託製造を主力として、経営目標に16年3月期ROE10%以上を掲げている。

 新薬は網膜色素変性、ドライアイ、アトピー性皮膚炎関連を中心に開発を進めている。13年4月には重症ドライアイに対する遺伝子組み換え人血清アルブミン(開発コードRU−101)点眼液の新薬臨床試験開始申請が米食品医薬品局(FDA)の承認を受け、13年5月には米スキャンポ社が欧州医薬品庁(EMA)からウノプロストンの網膜色素変性治療薬としてのオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)指定を受けた。

 また米スキャンポ社は、アミティーザの日本と欧州での販売承認取得、米国での追加新薬承認取得、米国でのレスキュラ点眼薬の上市など販売地域や適応の拡大戦略を推進している。13年4月には北米市場でのアミティーザに関してオピオイド誘発性腸機能障害の追加新薬承認を取得した。

 今期の業績(非連結)見通しは7月16日に増額修正して、売上高が前期比16.6%増の53億08百万円、営業利益が同63.8%増の12億85百万円、経常利益が同47.7%増の13億15百万円、純利益が同52.2%増の8億55百万円としている。レスキュラ点眼薬の薬価改定の影響一巡、アミティーザの販売好調に加えて、北米向けアミティーザの納入価格変更が寄与するようだ。第1四半期(4月〜6月)の通期見通しに対する進捗率は高水準であり、通期再増額の可能性があるだろう。なお11月12日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動き(7月1日付で株式200分割)を見ると、9月2日の直近安値1433円から切り返す展開となり、10月2日には1985円まで上伸して出直りの動きを強めた。全般地合い悪化の影響も受けて一旦は1600円台に調整したが、10月17日には前日比54円(3.24%)高の1719円まで反発する場面があった。出直り歩調に変化はないだろう。

 10月17日の終値1696円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS44円32銭で算出)は38倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績に株式200分割を考慮したBPS423円33銭で算出)は4.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面の形だが、下値を着実に切り上げている。出直り歩調に変化はないだろう。今期業績見通しに再増額の可能性もあるだけに、足元の出直り一服局面は押し目買いの好機だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 06:59 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年10月17日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションは短期調整で早くも出直りの展開、好業績評価

 漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は7月の高値を突破して年初来高値を更新し、その後も堅調に推移している。今期(14年2月期)好業績に加えて中期成長期待も強い。上値追いの展開だろう。

 キムチ製品、あさづけ、惣菜など漬物製品の最大手メーカーである。主力の「ご飯がススムキムチ」シリーズのブランド力が向上し、独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品投入も積極化している。広島工場の稼働(13年6月)に伴って中国・四国地方での拡販を進めるとともに、契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進する方針だ。ブランド力向上に伴って中期成長期待が高まる。

 9月30日に今期第2四半期累計(3月〜8月)と通期の業績見通しの上方修正を発表した。キムチ製品や惣菜製品の販売が量販店を中心に好調に推移して、広島工場稼動に伴う費用増を増収効果で吸収したようだ。10月3日に発表した第2四半期累計の連結業績は前年同期比6.2%増収、同31.2%営業増益、同37.0%経常増益、同44.8%最終増益で、売上高、利益ともに過去最高を更新した。

 通期見通しは売上高が3億38百万円増額して前期比6.0%増の255億18百万円、営業利益が98百万円増額して同22.0%増の11億16百万円、経常利益が1億08百万円増額して同21.9%増の11億87百万円、純利益が1億03百万円増額して同27.3%増の7億26百万円とした。原料の野菜価格の安定も寄与して、売上高、利益ともに過去最高を更新する見込みだ。

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が52.8%、営業利益が69.0%、経常利益が72.7%、純利益が74.7%と高水準である。白菜など原料野菜価格の動向に不透明感があるため下期を保守的な予想としているようだが、ブランド力向上に伴って販売は好調であり、再増額の可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、9月30日の増額修正発表を好感する形で10月1日に895円まで急騰し、7月の839円を突破して一気に年初来高値を更新した。その後は全般地合い悪化も影響して上げ一服の形だが、概ね800円台で堅調に推移している。

 10月16日の終値834円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS113円67銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.8倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャート見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。今期再増額の可能性、中期的な成長期待、そして指標面の低PER、低PBRが支援材料であり、上値追いの展開だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコの週足チャートは上放れ近い、2ケタ増益、PER9倍台

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は、徐々に水準を切り上げてモミ合いから上放れの動きを強めている。好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直りが本格化しそうだ。

 ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。中期的な収益力向上に向けて、ERPコンサルティングやクラウド関連サービス「インテリジェント・フォルダ」の拡販を強化するとともに、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。

 13年4月にソリューション事業のクリエイティブジャパンを子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。さらに9月には、三谷産業<8285>とクラウドサービス事業で協業体制を構築すると発表している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。クラウド関連の受託ソフトウェア開発が好調であり、子会社化したクリエイティブジャパンの新規連結も寄与する。消費増税前の企業のIT投資需要も追い風であり、好業績が期待される。なお11月1日に第2四半期累計(4月〜9月)の業績発表を予定している。

 株価の動きを見ると、9月中旬に出直りの動きを強めて7月の777円を上抜いた。9月24日には795円まで上伸し、720円〜760円近辺のモミ合いから上放れの形となった。その後一旦は上げ一服の形となったが、足元では再び水準切り上げの動きを強めている。好業績を見直す動きだろう。

 10月16日の終値760円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は1.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると、戻りを押さえていた13週移動平均線がサポートラインに転じて水準を切り上げている。今期好業績や指標面の割安感に見直し余地があり、出直りの動きを強めるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析