[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
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記事一覧 (09/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは下値切り上げる、年初来高値に9合目
記事一覧 (09/03)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションの下値固まる、700円前後が約1ヶ月
記事一覧 (09/01)【アナリスト水田雅展の為替&株式相場展望】重要イベント通過後の方向感を先取りする動きも台頭
記事一覧 (09/01)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは押し目買いの好機、26週線接近と業績好調で
記事一覧 (08/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSP株価は5月高値を前に頑強、上放れ近い
記事一覧 (08/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は好業績、低PER、低PBRに見直し余地
記事一覧 (08/30)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズ株価は調整の最終局面、下値固まる
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤはテーマ性抜群、日本強靭化計画に太陽光関連
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の株価煮詰まる、週足で『三角保ち合い』
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は初の2000円突破、好業績に丸山ワクチンの材料
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノア株価は下値固まる、2200円台で「逆三尊底」形成
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写に割安感強い、PER6倍台、株価は調整最終局面
記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急伸後の調整抜群、再騰近い
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記事一覧 (08/29)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは調整の最終局面、6月安値水準に到達
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記事一覧 (08/28)【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械の今期は上振れの可能性高い、株価は反発のタイミング接近
2013年09月03日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォマートは下値切り上げる、年初来高値に9合目

 EC事業を展開するインフォマート<2492>(東マ)の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。今期(13年12月期)好業績見通しを評価して5月の高値を試す展開が期待されるだろう。

 フード業界向け企業間電子商取引(BtoBプラットフォーム)サービス事業を展開し、プラットフォーム「FOODS info Mart」の利用企業数は13年6月末時点で12年12月末比1157社増加の3万2636社(売り手企業が同1092社増加の2万5867社、買い手企業が同65社増加の6769社)となり増加基調である。

 中期成長に向けて「ASP受発注システム」などの利用拡大、次世代「BtoB&クラウド」プラットフォームや新サービスの開発、海外展開の本格化、美容業界向けや医療業界向けなど事業領域の拡大、データ連携でのアライアンス戦略などを推進している。5月にはJFEシステムズ<4832>と「ASP規格書システム」、6月には東芝テック<6588>と「ASP受発注システム」でデータ連携を開始すると発表している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比16.0%増の43億88百万円、営業利益が同22.3%増の9億97百万円、経常利益が同21.2%増の9億88百万円、純利益が同19.8%増の5億94百万円としている。次世代プラットフォームの償却負担が増加するが、利用企業数増加や利用拡大に伴ってシステム使用料収入が順調に増加する。

 第2四半期累計(1月〜6月)は前年同期比15.2%増収、同60.3%営業増益、同64.1%経常増益、同78.6%最終増益だった。システム使用料収入が増加し、次世代プラットフォームのリリースを第3四半期(7月〜9月)に行なうことになり、第2四半期(4月〜6月)に予定していたソフトウェア償却費計上を先送りしたことも寄与した。

■第2四半期の利益進捗率高く通期増額も、でプラットフォーム『FOODS info Mart』の登録店舗数が10万店舗に到達

 通期見通しに対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が47.1%、営業利益が53.3%、経常利益が54.6%、純利益が54.0%である。第3四半期にソフトウェア償却費を計上するが、7月末現在でプラットフォーム「FOODS info Mart」の「ASP受発注システム」と「ASP受注・営業システム」の合計登録店舗数が10万店舗に到達するなど、システム使用料収入は増加基調であり、通期増額の可能性があるだろう。

 株価の動き(7月1日付で株式2分割)を見ると、戻り高値圏の2400円近辺から反落して8月21日に2001円まで一時的に調整する場面があったが、足元では概ね2200円近辺で堅調に推移している。9月2日には前日比140円(6.33%)高の2350円まで急伸する場面もあり、5月の高値2545円を試す動きを強めてきた。

 9月2日の終値2260円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS40円21銭で算出)は56倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間換算21円13銭で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績に株式分割を考慮した連結BPS198円30銭で算出)は11倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げる動きを強めている。好業績見通しを評価して5月の高値を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:35 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションの下値固まる、700円前後が約1ヶ月

 漬物最大手のピックルスコーポレーション<2925>(JQS)の株価は足元でモミ合い展開の形だが、上放れのタイミングが接近しているようだ。好業績を評価して7月高値を試す展開が期待される。

 キムチ製品、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などのブランド力が向上して収益拡大基調である。さらに独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品の開発・投入も積極化している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進している。

■今2月期の営業利益11.2%増益、第1四半期の進捗率高く上振れも

 今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。ブランド力が向上して「ご飯がススムキムチ」など主力のキムチ製品や惣菜製品の販売が好調である。国産ゴーヤを使用した「ご飯がススムほろにがゴーヤキムチ」や「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品の投入も寄与する。

 天候不順による野菜価格の一時的高騰の影響がリスク要因となるが、第1四半期(3月〜5月)連結業績は前年同期比4.7%増収、同2.5倍営業増益、同2.7倍経常増益、同3.3倍最終増益と好調だった。通期予想に対する進捗率も売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、通期増額の可能性が高まっている。

 株価の動きを見ると、第1四半期業績を好感して7月10日と11日に年初来高値839円を付けた。足元は概ね700円〜730円近辺でモミ合う展開だが、上昇トレンドの中段保ち合いの形だろう。

 9月2日の終値710円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は7〜8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャート見ると、サポートラインの13週移動平均線が接近してモミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。低PER、低PBRで割安感は強い。モミ合いから上放れて7月の年初来高値839円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:29 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年09月01日

【アナリスト水田雅展の為替&株式相場展望】重要イベント通過後の方向感を先取りする動きも台頭

 来週(9月2日〜6日)は重要イベント目白押しの9月相場に入るが、依然として米国の量的緩和縮小睨みであり、新たにシリア情勢緊迫化も加わって株式・為替相場ともに動き難い状況が続く。ただし9月前半の主要経済指標の発表を受けて、重要イベント通過後の方向感を先取りする動きも見られそうだ。

 9月第1週は週初2日の米国市場が休場となり、4日〜5日の日銀金融政策決定会合、5日のECB(欧州中央銀行)理事会、5日〜6日のG20首脳会議、6日の米8月雇用統計、7日の20年夏季五輪開催地決定と重要イベントが続く。またG20首脳会議前に米国がシリアへの軍事行動を開始するとの観測もある。そして第2週以降も9日の日本4〜6月期GDP改定値、17日〜18日の米FOMC(連邦公開市場委員会)と重要イベントが相次ぐ。

 最大の焦点である米FRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和縮小については、金利上昇に伴う米国景気の失速懸念、米国株の調整局面入り懸念、新興国からのマネー流出加速懸念などが警戒されている。しかし市場では量的緩和縮小をかなり織り込んだとして、米FOMCで縮小開始を正式決定すればアク抜けとの見方もある。

■米・量的緩和縮小は織り込みアク抜けも

 したがって9月6日の米8月雇用統計で強い結果が出れば、9月からの縮小開始が濃厚との見方でアク抜けを先取りする動きも見られそうだ。米国金利が上昇して為替がドル高・円安方向に進めば日本株にとって支援材料となる。逆に米8月雇用統計が予想外に弱い結果であれば、縮小開始は12月以降に先送りとの見方が優勢になり、バーナンキ米FRB議長の後任人事問題や米連邦債務上限問題も絡んで一段と不透明感を強めそうだ。為替も膠着感を強めるだろう。

 一方、日本の消費増税実施の最終判断問題については、14年4月から予定どおり実施との見方が優勢になりそうだ。有識者60人から意見を聞く集中点検会合(8月26日〜30日)が終了し、事前に想定されたことだが、条件付きを含めて予定どおり実施との意見が会合出席者の大半を占めた。8月30日に発表された7月全国消費者物価指数、7月鉱工業生産、7月完全失業率、7月有効求人倍率も、概ね景気回復に向けた流れを確認する結果となった。

 そして安倍晋三首相は30日、政労使が協調して景気回復に取り組むための各界代表者による会議設置を指示した。国民に「予定どおりの消費増税実施やむなし」と納得してもらうための環境づくりを進めていると言えそうだ。9日の日本4〜6月期GDP改定値で想定どおりに強い結果が出れば、市場に安心感が広がる可能性もあるだろう。

■SQで荒れると好押し目買いに

 もちろん全体としては様子見ムードが強いだけに、9月13日のメジャーSQ(特別清算指数)算出に向けた仕掛け的な動きで、日経平均株価が一時的に1万3000円台を割り込む場面もありそうだが、一方では日本の景気が回復基調として下値を待ち構えている投資家も多いだろう。

 日本株は5月高値から値幅・日柄ともに調整十分であり、そろそろ売り枯れの状況との見方もある。動き難い状況であることは確かだが、仕込みの好機とも言えそうだ。訪日外国人の増加が追い風の観光関連、消費増税による景気腰折れを防ぐ財政政策関連、デフレ脱却に向けた国内の消費関連や不動産関連などに注目したい。

 その他の注目スケジュールとしては、9月1日の中国8月製造業PMI(国家統計局)、2日の日本4〜6月期法人企業統計、中国8月製造業PMI改定値(HSBC)、3日の日本7月毎月勤労統計、中国8月非製造業PMI(国家統計局)、豪中銀理事会、米7月建設支出、米8月ISM製造業景気指数、OECD世界経済見通し改定、4日の豪第2四半期GDP、中国8月サービス部門PMI(HSBC)、ユーロ圏第2四半期GDP改定値、米7月貿易収支、米8月自動車販売台数、米地区連銀経済報告、4日〜5日の英中銀金融政策委員会、5日の米7月製造業新規受注、米8月ADP雇用報告、米8月ISM非製造業景気指数などがあるだろう。

 その後は7日の豪総選挙、8日の中国8月貿易統計、9日の日本8月消費動向調査、日本8月景気ウォッチャー調査、中国8月PPI・CPI、10日の中国8月鉱工業生産・小売売上高・固定資産投資、11日の日本7〜9月期法人企業景気予測調査、12日の日本7月機械受注、米8月財政収支、22日のドイツ総選挙、10月3日〜4日の日銀金融政策決定会合などが予定されている。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは押し目買いの好機、26週線接近と業績好調で

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)の株価は高値圏で値を保っていたが、さすがに全般相場調整に引っ張られて下げている。しかし、26週線接近で下値に届いたとみられる。好業績を評価した上昇基調に変化はないだろう。派遣労働の規制緩和観測も支援材料であり、押し目買いの好機だ。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比は、キヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えている。12年9月にオムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aを活用して顧客の多様化も進めている。中期的には派遣労働の規制緩和なども追い風となるだろう。

■第1四半期の利益進捗率高く通期上振れも、

 今期(14年2月期)の連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。主要顧客向け組み込み用ソフトウェア開発の派遣需要が好調に推移し、医療関連の新規受注やMCTECの通期連結も寄与する。

 国内製造業では景気回復を背景として、技術者不足が徐々に深刻化しているようだ。このため技術者派遣需要は好調に推移することが予想される。通期見通しに対する第1四半期(3月〜5月)の進捗率は売上高が23.8%、営業利益が32.0%、経常利益が32.2%、純利益が34.3%と高水準であり、通期増額も期待される。なお9月30日に第2四半期累計(3月〜8月)の業績発表を予定している。

 7月31日に発表した立会外分売は8月8日に実施した。分売株式数は21万7300株、分売値段は909円だった。

 株価の動きを見ると、7月26日の年初来高値1015円から反落後は、概ね900円近辺の小幅レンジでのモミ合い展開だったが、8月28日に前日比75円(8.23%)安と急落した。シリア情勢緊迫化に伴う地合い悪化の影響を受けたようだ。ただし調整は一時的だろう。

 8月30日の終値837円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は13〜14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると75日移動平均線を割り込んだが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇基調を維持しているようだ。今期好業績見通しで通期増額の可能性もあり、押し目買いの好機だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年08月30日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JSP株価は5月高値を前に頑強、上放れ近い

 発泡プラスチック製品のJSP<7942>(東1)の株価は戻り高値圏で堅調に推移している。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して、5月の年初来高値を試す勢いだ。

 押出事業(産業用包装材、産業用通い函、食品用包装材、広告用ディスプレー材、住宅用断熱材など)、ビーズ事業(自動車衝撃緩衝材、家電製品緩衝材、IT製品輸送用通い函など)、その他事業(一般包材など)を展開し、押出事業の住宅用高性能断熱材「ミラフォーム」や、ビーズ事業の自動車部品用ポリプロピレン「ピーブロック」など、高機能・高付加価値製品の拡販を強化している。

■今期は営業利益36%増益、PER11倍

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比5.2%増の1010億円、営業利益が同42.1%増の65億円、経常利益が同36.0%増の67億円、純利益が同29.4%増の43億円としている。原燃料価格上昇が利益圧迫要因となるが、需要面では押出事業の住宅用高性能断熱材などが好調だ。ビーズ事業の製品価格是正効果、持分法適用関連会社だった日本アクリエースの連結子会社化なども寄与する。

 通期予想に対する第1四半期(4月〜6月)の進捗率は売上高が25.8%、営業利益が16.2%、経常利益が18.7%、純利益が21.6%で利益面の進捗率が低水準だが、需要は好調であり、高機能・高付加価値製品の拡販、製品価格是正の浸透などで好業績が期待される。

 株価の動きを見ると、7月30日に発表した第1四半期連結業績を好感する形で動意付き、水準を切り上げた。その後は上げ一服の形だが、戻り高値圏の概ね1550円〜1650円近辺で堅調に推移している。中段保ち合いの形だろう。8月29日は前日比57円(3.61%)高の1639円まで上伸する場面があり、上放れの動きを強めている。5月の年初来高値1706円を試す勢いだ。

 8月29日の終値1633円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円22銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1671円55銭で算出)は1.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発して強基調に回帰した形である。指標面に割高感はなく、中段保ち合いから上放れて5月の高値を突破すれば一段高の展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:39 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新和内航海運は好業績、低PER、低PBRに見直し余地

 新和内航海運<9180>(JQS)の株価は小動きだが、今期(14年3月期)好業績見通しで指標面の割安感も強い。見直し余地は大きいだろう。

 NSユナイテッド海運<9110>の子会社で、鉄鋼メーカー向け原料炭、石灰石、鋼材、電力向け石炭、建設向けセメントなどの内航海運を主力としている。復興関連のセメントや電力関連の石炭の輸送量が高水準であり、8月には4000トン積石炭灰運搬船「きぼう」が竣工した。東京電力<9501>の石炭灰輸送量増加に対応するようだ。

■9月中間期と通期業績を増額、PER5倍と超割安

 7月31日に、今期第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績見通しの増額修正を発表している。主力の電力・セメント・鉄鋼関連の貨物輸送が、いずれも期初時点の計画を上回る水準で推移している。諸経費の圧縮も寄与するようだ。

 通期の見通しについては、売上高が前回予想に対して2億99百万円増額の200億15百万円(前期比5.0%増)、営業利益が2億08百万円増額の14億70百万円(同25.5%増)、経常利益が2億14百万円増額の14億02百万円(同19.3%増)、純利益が1億48百万円増額の9億52百万円(同22.0%増)とした。

 第1四半期(4月〜6月)は売上高が前年同期比10.0%増の49億28百万円、営業利益が3億51百万円(前年同期は2億46百万円の赤字)、経常利益が3億40百万円(同2億53百万円の赤字)、純利益が2億06百万円(同1億82百万円の赤字)となり、損益が大幅に改善した。

 修正後の通期見通しに対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.6%、営業利益が23.9%、経常利益が24.3%、純利益が21.6%である。復興関連需要の本格化や景気回復に伴う鉄鋼生産量増加なども考慮すれば、通期再増額の可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、出来高が少なく小動きだが、着実に水準を切り上げている。足元の水準(8月13日終値451円)を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS88円36銭で算出)は5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS568円15銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインとなって、12年12月をボトムとする上昇トレンドを継続している。今期好業績見通しであり、指標面で見ても低PER、低PBRで割安感が強い。見直し余地は大きいだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:06 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】日本エンタープライズ株価は調整の最終局面、下値固まる

 コンテンツ制作・配信の日本エンタープライズ<4829>(東2)の株価は軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。今期(14年5月期)好業績見通しが支援材料であり、反発が期待される。

 コンテンツ配信などのコンテンツサービス事業と、広告関連や企業向けソリューションなどのソリューション事業を展開している。国内では携帯電話販売会社との協業を強化し、中国では電子コミック配信サービスやチャイナテレコムの携帯電話販売店運営を展開している。配信コンテンツを自社制作して「権利を自社保有する」ビジネスモデルが基本で、13年3月には音声通信関連ソフトウェア開発のandOneを子会社化した。

■今期20.9%増収、営業利益39.7%増益、株式100分割へ

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比20.9%増の50億円、営業利益が同39.7%増の5億20百万円、経常利益が同27.7%増の5億円、純利益が同11.3%減の3億15百万円としている。純利益は投資有価証券売却益の一巡で減益見込みだが、セグメント別にはコンテンツサービス事業が同17.9%増収、ソリューション事業が同24.2%増収の計画である。新規会員数の増加などで好業績が期待される。

 コンテンツサービス事業では、通信キャリアの施策に合わせたコンテンツの提供を充実させる。海外は中国での電子コミック配信事業に注力する方針だ。ソリューション事業では、企業のモバイルサイト構築・運用業務などのサービス提供を強化する。海外は中国・チャイナテレコムショップでの販売拡大を推進する方針だ。9月27日に第1四半期(6月〜8月)の業績発表を予定している。

 なお7月30日に株式分割と単元株制度の採用を発表している。11月30日を基準日(効力発生日12月1日)として1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする。株式分割に伴って今期予想配当は従来の年間200円(期末一括)から年間2円(期末一括)となる。

 株価の動きを見ると、7月9日の戻り高値2万480円から反落して水準を切り下げ、足元も軟調展開が続いている。8月28日には直近安値となる1万4900円まで調整する場面があった。全般地合い悪も影響しているだろう。

 8月29日の終値1万4950円を指標面(株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS835円54銭で算出)は17〜18倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間200円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1万0125円77銭で算出)は1.5倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面のようだ。ただし6月27日の安値1万3400円に接近して、調整のほぼ最終局面だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:02 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年08月29日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスアールジータカミヤはテーマ性抜群、日本強靭化計画に太陽光関連

 建設用仮設機材のエスアールジータカミヤ<2445>(東2)の株価はモミ合い展開だが煮詰まり感を強めている。国土強靭化計画や太陽光発電などテーマ性は豊富であり、好業績も評価してモミ合い上放れが期待される。

 足場部材など建設用仮設機材の販売およびレンタル事業を展開している。公共投資の増加などが追い風であり、再生エネルギーの固定価格買取制度を背景として、子会社ホリーの太陽光発電設置架台の需要も拡大している。大手住宅メーカーと共同開発した住宅用制振装置なども強化している。8月にはホリーが新たな製造拠点としてベトナムに100%出資の現地法人を設立した。

■今期を増額修正、営業利益37%増益

 8月9日に今期(14年3月期)第2四半期累計(4月〜9月)および通期の連結業績見通しの増額修正を発表した。

 通期の見通しは、売上高が前回予想に対して8億10百万円増額の300億10百万円(前期比6.7%増)、営業利益が4億40百万円増額の22億円(同37.0%増)、経常利益が4億50百万円増額の21億円(同35.2%増)、純利益が2億30百万円増額の11億円(同36.3%増)とした。震災復興関連、社会インフラ維持・補修関連、ビル耐震化関連、太陽光発電関連の需要拡大を背景として、販売事業、レンタル事業ともに期初計画を上回る水準で推移している。

 第1四半期(4月〜6月)の連結業績は前年同期比14.2%増収で、営業利益は3億94百万円(前年同期は28百万円)、経常利益は4億15百万円(同1百万円の赤字)、純利益は2億11百万円(同58百万円の赤字)だった。販売事業は同39.6%増収、同2.8倍営業増益(全社費用調整前)と好調だった。レンタル事業は同1.0%減収だが、機材センターの管理・運用効率化などの効果で同52.9%営業増益と損益が改善した。

 修正後の通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が22.9%、営業利益が17.9%、経常利益が19.8%、純利益が19.2%である。下期の構成比が高い収益構造を考慮すれば、通期再増額の可能性があるだろう。子会社エムジーアイの通期連結、価格改善やレンタル機材運用効率化も寄与する。

 なお7月12日に発表した公募・第三者割当による自己株式処分・売出について、8月9日に第三者割当による処分株式数が7万3400株(処分予定株式数7万4900株)に確定したと発表している。調達する手取概算額合計6億27百万円(公募・第三者割当の合計)は、事業拡大に向けた賃貸資産(仮設機材)購入資金の一部に充当する。

 株価の動き(4月1日付で1株を2株に株式分割)を見ると、7月の戻り高値圏800円近辺からやや水準を切り下げて、足元は概ね700円〜800円近辺のレンジでモミ合う展開だ。ただし煮詰まり感も強めている。

 8月28日の終値717円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円96銭で算出)は14〜15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS324円08銭で算出)は2.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線が戻りを押さえる形だが、下値は限定的であり、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインのようだ。好業績見通しを評価してモミ合い上放れの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 09:04 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】新日本建物の株価煮詰まる、週足で『三角保ち合い』

 新日本建物<8893>(JQS)の株価は軟調展開だが、調整のほぼ最終局面で、きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。

 首都圏でマンション販売事業(自社開発物件分譲や新築マンション買取再販)、戸建販売事業、流動化事業(他デベロッパー向けマンション用地などの販売)、および不動産関連事業(不動産賃貸や建築工事請負など)を展開している。8月9日には100%子会社として、中古マンション仲介・流通事業のTNエステート、マンション管理事業のSNコミュニティの設立を発表した。


■経営再建が着実に進む、黒字定着

 10年11月に提出した事業再生計画に基づいて、マンション販売事業の買取再販、流動化事業の専有卸、戸建住宅販売事業を主力事業として販売活動を強化するとともに、コスト圧縮なども進めて経営再建に取り組んでいる。事業再生計画決定後の12年3月期、13年3月期は2期連続で最終黒字を計上している。

 8月9日発表の今期(14年3月期)第1四半期(4月〜6月)の業績(非連結)は、売上高が前年同期比3.3%増の27億80百万円、営業利益が同91.7%減の11百万円、経常利益が14百万円の赤字(前年同期は98百万円の黒字)、純利益が15百万円の赤字(同97百万円の黒字)だった。戸建販売事業は販売棟数が同5棟増加の27棟で同3.2倍増収だったが、マンション販売事業は販売戸数が同10戸減の35戸にとどまり同30.5%減収だった。流動化事業は同15.8%増収だったが、営業損益が悪化した。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比16.6%増の127億円、営業利益が同18.0%増の6億20百万円、経常利益が同3.1%減の4億05百万円、純利益が同4.2%減の4億円としている。前期に35件・計画売上高150億円の仕入を実施しており、流動化事業で大幅増収を見込んでいる。

 株価の動きを見ると、7月4日の戻り高値83円から反落して水準を切り下げ、足元ではやや軟調展開となっている。8月27日と28日には53円まで調整する場面があった。ただし6月27日の安値44円水準まで下押す動きは見られず、調整のほぼ最終局面だろう。

 8月28日の終値54円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS4円02銭)は13〜14倍近辺、実績PBR(前期実績のBPS11円64銭)は4.6倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線に接近している。きっかけ次第で動意付く可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:48 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゼリア新薬工業は初の2000円突破、好業績に丸山ワクチンの材料

 中堅医薬品メーカーのゼリア新薬工業<4559>(東1)は好材料が相次ぎ、株価は新値追いの展開が続いている。目先的には過熱感を強めているが、好業績見通しを評価して上値余地があるだろう。

 消化器分野が中心の医療用医薬品事業と、一般用医薬品などのコンシューマーヘルスケア事業を展開している。医療用医薬品事業では潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール」や機能性ディスペプシア治療剤「アコファイド」など、コンシューマーヘルスケア事業では「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」植物性便秘薬「ウィズワン群」などが主力である。

 8月19日にはスイスのビフォーファーマ社と、鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本国内における独占的開発・販売契約の締結を発表した。また8月22日には、デンマークの連結子会社ZPD社の株式追加取得による完全子会社化を発表した。

 8月7日発表の今期(14年3月期)第1四半期(4月〜6月)の連結業績は、前年同期比19.3%増収、同3.2倍営業増益、同2.8倍経常増益、同2.7倍最終増益だった。医療用医薬品事業は「アサコール」の拡大が続いて同22.4%増収、コンシューマーヘルスケア事業は「ヘパリーゼ群」の好調で同14.2%増収となり、増収効果で大幅増益だった。

 通期見通しは前回予想の利益を増額修正し、売上高が前期比13.5%増の605億円、営業利益が同32.3%増の61億円、経常利益が同30.4%増の61億円、純利益が同10.5%増の44億円とした。医療用医薬品事業は「アサコール」が好調で6月発売の「アコファイド」も寄与する。コンシューマーヘルスケア事業は「コンドロイチン群」「ヘパリーゼ群」に加えて「ウィズワン群」も寄与する。

■第1四半期の利益進捗率は抜群

 通期見通しに対する第1四半期の進捗率は、売上高が25.4%、営業利益が46.8%、経常利益が50.5%、純利益が55.3%と高水準であり、通期再増額の可能性が高いだろう。

 なお8月7日に株式分割と単元株式数の変更を発表した。9月30日を基準日(効力発生日は10月1日)として1株を1.1株に分割し、単元株式数を1000株から100株に変更する。なお3月期末配当は従来予想の14円で修正していないため、株式分割前で換算すると年間29円40銭(前期比2円40銭増配)で、従来予想の年間28円から実質的に増額修正となった。

 株価の動きを見ると8月中旬に動意付き、1500円台の水準から足元の年初来高値水準まで急騰している。8月7日の通期業績と配当の増額修正・株式分割発表、16日の丸山ワクチンのアジア展開という一部報道、19日の鉄欠乏症治療剤「Ferinject」の日本国内における独占的開発・販売契約発表などを好感する動きだ。8月27日には前日比260円(12.50%)高の2340円まで急騰する場面があり、連日で年初来高値を更新した。

 8月28日の終値2230円を指標面(株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS106円44銭で算出)は21倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間28円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS888円41銭で算出)は2.5倍近辺である。目先的には過熱感を冷ます必要がありそうだが、好業績を評価して短期調整を挟みながら上値追いの可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:37 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ノア株価は下値固まる、2200円台で「逆三尊底」形成

 LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)の株価は調整のほぼ最終局面だろう。

 LED照明機器および太陽光パネルなどの販売を展開している。主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化し、環境商材の拡充に向けて太陽光パネルの販売も強化している。新規事業としては自動車関連事業について検討を進めている。

 8月16日に発表した前期(13年6月期)業績(非連結)(7月17日に減額修正発表)は、売上高が前々期比81.1%減の3億04百万円、営業利益が94百万円の赤字(前々期は63百万円の黒字)、経常利益が95百万円の赤字(同62百万円の黒字)、純利益が71百万円の赤字(同41百万円の黒字)だった。LED照明機器事業で見込んでいた大口案件の獲得・販売に至らず、太陽光パネルの販売も計画を下回った。

■大型案件の取組を強化

 今期(14年6月期)の見通しは大型案件を織り込まずに、売上高が前期比2.0倍の6億19百万円、営業利益が4百万円、経常利益が2百万円、純利益が1百万円としている。代理店との連携も強化して官公庁入札案件、工場や展示場などの大型案件、付随工事案件に対する取り組みを強化する方針だ。

 株価の動きを見ると、2600円近辺の下値支持線を割り込む形となって水準を切り下げた。7月29日には1902円まで調整する場面があった。その後は反発力の鈍い展開だが、足元では下値を2200円近辺に切り上げて、調整一巡感を強めている。チャートの形は「逆三尊」の底入れとなっている。8月28日は全般地合い悪化の中でも、終値で前日比60円(2.86%)高の2160円と反発した。前期業績に対する失望売りが一巡して、調整のほぼ最終局面だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:28 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写に割安感強い、PER6倍台、株価は調整最終局面

 プリント配線板大手の京写<6837>(JQS)の株価は軟調展開だが、調整のほぼ最終局面だろう。指標面には割安感があり、反発のタイミングが接近しているようだ。

 生産量世界トップの片面プリント配線板、および両面プリント配線板を収益柱として、実装関連事業も展開している。中期経営計画では16年3月期売上高200億円、営業利益率6%、ROE15%以上、ROA6%以上を目標とし、重点戦略としてLED照明関連など環境対応製品の強化、片面配線板分野での圧倒的市場シェアの獲得、海外生産の拡大、コスト低減などによる収益力強化、新製品PALAPの拡販などによる新規事業確立を掲げている。

 今期(14年3月期)の連結業績見通しについては売上高が165億円(前期比10.1%増)、営業利益が7億50百万円(同35.5%増)、経常利益が7億円(同5.9%増)、純利益が5億円(同58.0%増)としている。

 第1四半期(4月〜6月)は前年同期比2.6%減収、同21.9%営業減益、同24.3%経常減益、同15.0%最終減益で、通期見通しに対する進捗率は売上高が22.8%、営業利益が15.1%、経常利益が21.6%、純利益が23.4%とやや低水準だった。

■前期・第4四半期をボトムに回復基調強める

 ただしプリント配線板の需要は、前期の第4四半期(13年1月〜3月)をボトムとして回復傾向を強めている。低調だった映像関連や家電関連は景気回復を追い風として、期後半に向けて上向くことが期待される。自動車関連で下期から供給を開始する新製品も寄与する。固定資産減損損失の一巡も寄与して期後半の挽回が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、8月上旬に動意付いて8月5日に281円まで上伸する場面があったが、反落して水準を切り下げた。足元では8月28日に214円まで調整する場面があり、6月7日の205円、6月27日の207円に接近して軟調展開となっている。

 8月28日の終値219円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円88銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円28銭で算出)は0.8倍近辺である。週足チャートで見ると再び26週移動平均線を割り込んで調整局面だ。ただし6月安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。指標面には割安感があり、反発のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:16 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急伸後の調整抜群、再騰近い

 写真関連のアスカネット<2438>(東マ)の株価は7月下旬に動意付いて人気が継続している。25日移動平均線が接近して上値を指向する動きのようだ。新規事業・サービス展開に対する期待感が支援材料だろう。

 葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス事業、およびオリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービス事業が主力である。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連が主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。新規事業領域も育成・強化する方針であり、エアリアルイメージング事業では空中結像技術を用いた新ディスプレイの開発・量産化を推進している。

 今期(14年4月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比7.7%増の48億83百万円、営業利益が同4.5%増の6億86百万円、経常利益が同3.9%増の6億90百万円、純利益が同4.0%増の4億23百万円としている。琵琶湖OPセンター設立費用や新サービス先行費用などで小幅増益の会社見通しとしているが、保守的な印象が強い。原価改善効果なども寄与して上振れの可能性があるだろう。

 主力のメモリアルデザインサービス事業では前期低調だった葬儀施行件数が通常ペースに戻り、パーソナルパブリッシングサービス事業も堅調に推移する見込みだ。エアリアルイメージング事業ではプレ量産の売上を計上する見込みだ。さらに新サービス投入効果も期待される。8月8日には、利用者が撮った写真データを送るだけでプロ仕様のフォトブックができる「おまかせMyBook」サービスを開始した。

■『おまかせMyBook』サービス開始、空中結像も進展

 株価の動きを見ると、7月下旬に動意付いて800円台半ばの水準から8月16日の年初来高値5260円まで急騰した。その後は目先的な過熱感や信用取引規制などで3000円台前半の水準まで調整した。しかし8月27日には前日比570円(16.96%)高の3930円まで急騰する場面があった。人気が継続しているようだ。

 8月28日の終値3150円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS101円04銭で算出)は33〜34倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS803円45銭で算出)は4.2倍近辺である。週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先的な過熱感が解消され、再動意の形だろう。8月16日の年初来高値5260円を目指しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:08 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キムラユニティーは高値圏モミ合い頑強、2ヶ月経過で上伸も

 総合物流サービスのキムラユニティー<9368>(東1)の株価は戻り高値圏でのモミ合い展開だが、指標面に割安感があり、ネット通販市場の拡大も支援材料だろう。モミ合い上放れて5月の高値を試す展開が期待される。

 トヨタ自動車<7203>の補給部品・KD包装を主力とする総合物流サービス企業である。物流サービス事業を主力として、車両リースやメンテナンスなどの自動車サービス事業、情報サービス事業、その他事業(太陽光発電による売電サービスなど)も展開している。トヨタ自動車の海外生産拡大に合わせて海外展開を加速するとともに、ネット通販市場の拡大が追い風となる物流請負のNLS(ニューロジスティクスサービス)で、新規顧客開拓と生産性改善を強化している。

■今期は増収、2ケタ増益、PER11倍台

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.8%増の406億円、営業利益が同13.9%増の15億50百万円、経常利益が同2.0%増の17億円、純利益が同7.6%増の10億円としている。トヨタ自動車の生産台数増加が国内外で追い風となる。NLSは物流量増加に加えて生産性改善が進展する。米国子会社も受注量増加で収益が大幅に改善する。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が23.5%、営業利益が22.9%、経常利益が29.4%、純利益が29.5%である。概ね順調な水準であり、通期上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏990円近辺からやや水準を切り下げたが、概ね960円〜980円近辺でモミ合う展開となっている。ただし煮詰まり感を強めており、上放れのタイミングが接近しているようだ。

 8月28日の終値961円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS82円86銭で算出)は11〜12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1812円82銭で算出)は0.5倍近辺である。

 足元は反騰後の中段保ち合い局面だが、週足チャートで見ると13週移動平均線、26週移動平均線を突破して強基調を維持している。指標面には割安感があり、好業績を評価して5月の年初来高値1030円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:00 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコ株価は頑強、6月からのモミ合い調整が最終局面

 受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価はモミ合い展開だが煮詰まり感を強めてきた。今期(14年3月期)好業績見通しであり、上放れのタイミングが接近しているようだ。

 ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開し、ERPコンサルティング、オンラインストレージサービス(インテリジェントフォルダ)、クラウド関連サービスの拡販に注力している。

 さらに中期的な収益力向上に向けて、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。4月にはソリューション事業のクリエイティブジャパンを子会社化し、企業コンサルティング事業のエル・ティー・エスを持分法適用会社化した。収益力の低下しているグループ子会社の再編・統合・業態転換なども検討しているようだ。

 今期第1四半期(4月〜6月)の連結業績は前年同期比16.8%増収、同29.8%営業増益、同42.4%経常増益、同38.5%最終増益だった。組込型ソフトウェア開発事業は同2.2%増と小幅な増収だが、ソフトウェア開発事業が同19.7%増収と好調で全体を牽引し、増収効果で大幅営業増益となった。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。組込型ソフトウェア開発事業は採算重視戦略にシフトしているため新規案件が減少するようだが、クラウド関連の受託ソフトウェア開発が好調であり、クリエイティブジャパンの新規連結も寄与する。

 消費増税前の企業のIT投資需要も期待されるだろう。通期見通しに対する第1四半期の進捗率は売上高が23.0%、営業利益が15.6%、経常利益が18.8%、純利益が21.3%だが、下期の構成比が高い収益構造のためネガティブ要因とはならない。

 株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏770円近辺からやや水準を切り下げたが、概ね720円〜760円近辺でモミ合う展開が続いている。ただし煮詰まり感も強めており、上放れのタイミングが接近しているようだ。

■今期2ケタ増益でPERは9倍台の割安

 8月28日の終値7254円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は9〜10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は0.9倍近辺である。

 週足チャートで見るとサポートラインの26週移動平均線近辺で下げ渋り、日足チャートで見ると戻りを押さえている25日移動平均線を突破する動きを強めている。指標面には割安感があり、今期好業績見通しも評価して上放れの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:42 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アーバネットコーポレーションは調整の最終局面、6月安値水準に到達

 投資用マンションのアーバネットコーポレーション<3242>(JQS)の株価はボックスレンジ下限に到達して調整の最終局面だろう。目先的には売られ過ぎ感を強めており、反発のタイミングが接近しているようだ。

 東京23区で投資用・分譲用マンションの開発・販売事業を展開している。異次元金融緩和や消費増税前の駆け込み需要も追い風となって、投資用マンション市場が拡大している。

 8月6日発表の前期(13年6月期)業績(非連結)は前々期比4.0%増収、同64.2%営業増益、同48.8%経常増益、同71.9%最終増益だった。不動産開発販売では投資用ワンルームマンション6棟(240戸)、分譲用ファミリーマンション1棟(44戸)、不動産仕入販売では投資用ワンルームマンションの新築残戸買取再販2物件(27戸)などを販売した。

■今期は41%増収、営業利益36%増益、PER6倍台

 今期(14年6月期)の見通しは、売上高が前期比41.0%増の100億円、営業利益が同36.6%増の10億35百万円、経常利益が同35.3%増の8億50百万円、純利益が同7.7%増の7億80百万円としている。着工中の投資用ワンルームマンション12棟590戸のうち464戸、共同事業による土地転売2物件などの販売を予定している。配当予想は年間7円50銭(期末一括)で、株式200分割を考慮すると実質的に前期と同額となる。

 株価の動き(7月1日付で株式200分割)を見ると、8月中旬の370円近辺から反落して水準を切り下げ、8月27日には年初来安値となる250円まで調整する場面があった。ただし6月以降は概ね250円〜380円近辺のレンジでのボックス展開であり、足元はレンジ下限に到達した形だろう。調整の最終局面のようだ。

 8月28日の終値251円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS37円79銭で算出)は6〜7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間7円50で算出)は3.0%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS128円12銭で算出)は2.0倍近辺である。

 週足チャートで見ると52週移動平均線に接近した。また日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するマイナス乖離率が18%程度まで拡大している。目先的には売られ過ぎの水準であり、反発のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:13 | アナリスト水田雅展の銘柄分析
2013年08月28日

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ゲームカード・ジョイコホールディングス株価底堅く推移、カジノ関連で配当利回り4%

 遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス<6249>(JQS)の株価は全般相場軟調の中で1490円前後で底堅い展開である。カジノ関連が材料視され、高配当利回りや低PBRも支援材料であり、きっかけ次第で反発が期待される。

 パチンコ用プリペイドカードシステム首位の日本ゲームカードと、業界初のコイン型ICカードを採用したジョイコシステムズが11年に統合した持株会社である。機器売上(パチンコ用カードユニット、パチスロ向けメダル貸機など)、カード収入、システム使用料収入収益柱で、機器は各台計数システムに移行しつつある。

 8月7日発表の今期(14年3月期)第1四半期(4月〜6月)連結業績は前年同期比14.0%減収、同21.5%営業減益、同20.0%経常減益、同12.9%最終減益だった。品目別には機器売上高が同17.3%減収、カード収入高が同15.1%減収、システム使用料収入が同7.3%減収、その他収入が同8.8%減収だった。機器販売台数の減少などで減収減益だが、研究開発投資の一部が第2四半期(7月〜9月)以降にズレ込んだことなどで、売上高、利益ともに期初計画を上回ったようだ。

 通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比17.6%減の326億円、営業利益が同83.9%減の4億30百万円、経常利益が同85.1%減の4億円、純利益が同89.4%減の1億70百万円としている。パチンコホールの設備投資マインドの低下、パチスロ向けメダル貸機の入れ替え需要一巡などで機器売上の減少を見込んでいる。市場動向を睨みながら新商品・サービスを市場投入する予定だが、リリース時期は未定としている。期中に投入の場合には上振れの可能性もあるだろう。

 株価の動きを見ると、7月の戻り高値圏1550円近辺からやや水準を切り下げて、8月26日には1483円まで調整した。ただし今期大幅減益見通しを嫌気した5月13日の1425円、さらに6月7日の1450円まで下押す動きは見られない。調整のほぼ最終局面だろう。

 8月28日の終値1487円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円92銭で算出)は125倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2930円54銭で算出)は0.5倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込み、週足チャートで見ても26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、大きく下押す動きは見られず調整のほぼ最終局面だろう。カジノ関連が材料視されやすく、高配当利回りと低PBRも支援材料であり、きっかけ次第で反発が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:10 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ラクーンは今日28日の決算発表に注目、好調期待

 電子商取引(EC)サイトを運営するラクーン<3031>(東マ)の株価は調整一巡感を強めている。8月28日に今期(14年4月期)第1四半期(5月〜7月)の業績発表を予定している。EC市場拡大も追い風として好業績が期待されるだけに、注目したい。

 アパレル・雑貨分野の企業間電子商取引サイト「スーパーデリバリー」を運営するEC事業を主力として、締め支払い決済サービスの「Paid」サービス、売掛債権保証事業など周辺分野に事業領域を広げている。13年4月末現在の「スーパーデリバリー」会員小売店数は3万6540店舗(12年4月末比3635店舗増加)、出展企業数は961社(同36社減少)、商材掲載数は36万9719点(同4万9389点増加)である。

 今期連結業績見通しはレンジ予想で、売上高が103億円〜106億円(前期比5.2%増〜8.3%増)、営業利益が2億20百万円〜2億30百万円(同21.5%増〜27.1%増)、経常利益が2億10百万円〜2億20百万円(同19.3%増〜25.0%増)、純利益が1億25百万円〜1億35百万円(同6.0%減〜1.5%増)としている。税負担正常化に伴い純利益は横這い見込みだ。

 売掛債権保証事業は人件費増加など育成途上のようだが、主力のEC事業は質の高い会員小売店や出展企業の獲得、新サービス投入などの効果で「スーパーデリバリー」の利用が増加基調である。さらに客単価や稼働率の上昇効果、業務効率化効果なども寄与して増収、大幅営業増益見込みだ。

■株価は調整一巡感、週足チャートは二番底形成

 株価の動き(5月1日付で1株を300株に株式分割)を見ると、7月の戻り高値圏450円近辺から反落し、8月12日には345円まで調整する場面があった。ただし6月27日の安値320円水準まで下押すことなく、その後は徐々に下値を切り上げて調整一巡感を強めている。

 8月27日の終値389円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社レンジ予想の連結EPSの中間値23円86銭で算出)は16〜17倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS246円54銭で算出)は1.6倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインのようだ。調整一巡して出直りが期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:57 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】JFEシステムズは株式分割と単元株制度を発表、今期2ケタ増益

 情報システム開発・構築のJFEシステムズ<4832>(東2)の株価は全般地合い悪の中でも戻り高値圏で堅調に推移している。8月27日に発表した株式分割と単元株制度導入も刺激材料となりそうだ。

 川崎製鉄(現JFEスチール)のシステム部門が分離した情報サービス企業である。鉄鋼向け情報システム開発・構築事業を主力として、ERPと自社開発ソリューションを組み合わせた製造・金融など一般顧客向けSI(システム・インテグレーション)事業、食品業界向け自社開発のプロダクト・ソリューション事業なども展開している。

 中期重点戦略として製造流通業界向け新規顧客開拓、ERPを核とした複合ソリューション、電子帳簿保存法対応ソリューション、食品ソリューションの拡大などを掲げ、アライアンス戦略も推進する方針だ。5月には大阪ガス<9532>子会社のオージス総研との協業、そしてビジネスブレイン太田昭和<9658>との資本・業務提携を発表している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.1%増の341億円、営業利益が同10.6%増の10億20百万円、経常利益が同10.1%増の10億20百万円、純利益が同3.3%増の5億20百万円としている。一般顧客向けSI事業の売上拡大などで増収増益見込みだ。第1四半期(4月〜6月)は高収益案件の売上遅延が影響して営業赤字だったが、下期の構成比が高い収益構造のため特にネガティブ要因とはならないだろう。

 なお8月27日に株式分割と単元株制度の導入を発表している。9月30日を基準日(効力発生日10月1日)として1株を100株に分割し、単元株式数を100株とする。これに伴い期末配当を従来予想の2000円から20円(期末一括で年間20円)に修正した。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値8万300円から反発後は、概ね8万2000円〜8万8000円のレンジでボックス展開のようだ。足元はやや小動きとなり8万4000円近辺で推移している。

■利回り2.4%、PER12倍台、株価5月高値視野

 8月27日の終値8万3500円を指標面(株式分割前)で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS6621円67銭で算出)は12〜13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS11万7971円09銭で算出)は0.7倍近辺である。

 週足チャートで見ると、足元は13週移動平均線と26週移動平均線を割り込む形だが、下値は切り上げている。8月27日発表の株式分割も刺激材料であり、5月15日の年初来高値9万円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:46 | アナリスト水田雅展の銘柄分析

【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械の今期は上振れの可能性高い、株価は反発のタイミング接近

 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は、調整が一巡して反発のタイミングが接近しているようだ。

 九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントの製造販売を展開している。

 九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を重点戦略として推進するとともに、医療機関から物品管理含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。政府の成長戦略も追い風として収益拡大が期待される。

 今期(14年5月期)連結業績見通しについては売上高が前期比0.3%増の473億29百万円、営業利益が同25.3%減の4億22百万円、経常利益が同23.9%減の4億97百万円、純利益が同30.5%減の2億79百万円としている。

■福岡SPDセンター7月稼動、医療モールも好調

 設備工事・機器関連の減少、福岡SPDセンターの新設(7月稼動)や人件費の増加などで減益見込みだが、設備工事・機器関連など入札案件の見通しが難しいため保守的な見通しとしている。検査用・手術用機器や低侵襲治療機器などの販売は順調であり、SPD契約による医療材料・消耗品の販売拡大、医療モール(広島県福山市)のテナント増加による賃料収入増加も寄与する。通期上振れの可能性が高いだろう。

 株価の動きを見ると、7月上旬の戻り高値圏2100円近辺から反落して水準を切り下げた。8月13日には1600円まで調整した。ただし6月7日の安値1580円を割り込まず、徐々に下値を切り上げている。8月27日は前日比37円(2.25%)高の1682円まで戻す場面があった。調整が一巡して反発のタイミングが接近しているようだ。

 8月27日の終値1670円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS109円61銭で算出)は15〜16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間33円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2157円57銭で算出)は0.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると26週移動平均線近辺を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線を突破する動きのようだ。指標面に割高感はなく、市場拡大が期待される医療関連のテーマ性も支援材料であり反発局面が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 07:34 | アナリスト水田雅展の銘柄分析