[高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ]の記事一覧
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記事一覧 (04/26)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】29日のFOMC声明に最大の注目を
記事一覧 (04/18)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】グーローバルマーケットに変調、ギリシャデフォルト懸念
記事一覧 (04/13)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】G20でドイツへ財政出動の要求が強まれば為替波乱も
記事一覧 (04/05)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは下値1万7160〜7260ドルか
記事一覧 (03/29)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】米国景気変調が急速に高まる、NYダウの上値重い
記事一覧 (03/23)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】金利低下背景にNYダウ最高値更新へ
記事一覧 (03/16)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】利食い千人力で臨むところ
記事一覧 (03/11)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】ドル独歩高への批判あるが、阻止具体策は出ない
記事一覧 (03/02)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは3〜5月に一旦、高値形成の可能性があります
記事一覧 (02/23)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】円安に頼らなくなった日本マーケット
記事一覧 (02/16)【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】5月にNYダウ、日経平均とも「倍返し」達成へ
記事一覧 (02/09)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウ三角保合い放れは終値で1万8053ドル突破必要
記事一覧 (02/02)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】米国企業々績に暗雲、ドル高は響く
記事一覧 (01/26)【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】ギリシャのユーロ離脱問題台頭を懸念
記事一覧 (01/19)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】日経平均2万円に向けた基調に変化なし
記事一覧 (01/13)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは一目均衡表先行スパン(雲)下限の1万7038ドルをキープできるか最大の注目
記事一覧 (01/06)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】1月22日のECB理事会で追加緩和が具体化するか注目
記事一覧 (12/29)【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】7月推奨のサンワテクノスは一段と有望
記事一覧 (12/26)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】三協フロンティアはオリンピック関連の超割安銘柄、工期短縮に強み
記事一覧 (12/22)【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】CYBERDYNEのHAL医療用が東大附属病院との連携で東京圏国家戦略特区で混合診療の対象
2015年04月26日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】29日のFOMC声明に最大の注目を

■「ドル高懸念」の一文加わるとドル安も

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 今週の注目イベントは29日のFOMCの声明内容と30日の日銀金融政策決定会合の中身であろう。

 先週末明らかにされた3月の米耐久財受注は表面上は前月比4.0%増で良く見えるが、航空機を除く非国防資本財では前月比0.5%減(予想0.3%増)となり、依然としてドル高が米製造業の重荷となっている姿を浮き彫りにした。

 このため、この統計が発表された後、ドル円は118円97銭と下落して終わった。

 そこで、29日のFOMCの声明文にドル高に対する懸念の一文が入ったり、30日の日銀会合が現状維持で終わり、市場の追加緩和期待に水を差したりすると、ドル買いポジションの巻き戻しの動きが強まることも一応想定しておきたい。

 昨年12月8日に121円85銭をつけて以降、ドル円の変動幅は次第に収れんする方向にあり、この1〜2週間で上下いずれかに放れる局面が接近している。ギリシャ債務問題や英総選挙を控えて、5月相場のボラティリティは高まる公算が極めて大きいだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:11 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年04月18日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】グーローバルマーケットに変調、ギリシャデフォルト懸念

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ グローバルマーケットはやや変調の兆しを強めています。キッカケはギリシャにデフォルトの懸念が高まったことで、一部のヘッジファンドがポジション調整(リスク回避)に動き出したためと見られます。

 この6ヵ月の間、日本や欧州を中心に多くの国が金融緩和を実施しましたが、米国は昨年10月末にQE3を終了し、出口戦略へと舵を切りました。この結果、ドルの実効レートは昨年10月14日の85.38ptから今年3月13日の100.39ptまで5ヵ月間で17.6%も上昇したのです。このドル高が米国の製造業の重荷となり、NYダウは3月2日の終値1万8288ドルを未だに更新できません。

 これに対し、同じ6ヵ月間で日経平均は37%余り上昇し、独DAX指数も445余り上昇。ともに自国通貨安の恩恵を享受したと言えるでしょう。

 当面、5月中下旬にかけてリスクオフの流れも念頭に、戦術を検討すべき時かもしれません。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:52 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年04月13日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】G20でドイツへ財政出動の要求が強まれば為替波乱も

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 先週末の10日、日経平均は2000年4月17日以来、15年ぶりに一時2万円の大台を回復しました。昨年大納会の終値が1万7450円でしたので、終値ベースで年初来14.1%の上昇率となります。

 同期間の独DAX指数の上昇率24.6%には及びませんが、NYダウの上昇率1.3%を大きく凌いでいます。

 今週16,17の両日、ワシントンでG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれます。今日、世界経済が抱えます課題の一つに、先進国では財・サービスの供給力に比べ、需要が1兆ドル以上も不足しているという現実があります。リーマンショック直後の2009年の約1兆9000億ドルの大幅な需給ギャップよりは縮小しましたが、依然として需要の回復ペースは極めて鈍いと言わざるを得ません。先進国の低インフレ・低金利には、決して原油安のみならず、このような構造的な要因が潜在しているのです。

 米国はG20でドイツに対して財政出動を求めると思われますが、返答の内容如何では為替の波乱につながるかもしれません。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:31 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年04月05日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは下値1万7160〜7260ドルか

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 前回、「米国景気の変調に対する懸念が高まってきました」と警鐘を鳴らしましたが、その後に公表されましたISM製造業景気指数やADP雇用リポート、雇用統計など多くの経済統計で、予想を下回る数値が明らかになりました。

 先週末、米国株式市場は聖金曜日で休場でしたが、3月の雇用統計の発表後に、米10年国債利回りは一時1.80%とほぼ2か月振りの水準にまで低下しました。つれて、ドル円も
一時118円71銭前後まで下落しましたが、10年国債利回りがその後1.84%に戻したことで、ドル円も118円96銭前後まで持ち直して終わりました。

 週明けのNYダウの反応が注目されます。昨年12月以降の高値は概ね1万8000〜1万8200ドル台が大きな壁となっています。米景気の減速で、この水準が突破できないようですと、下値を支えるレベルとしてやがて1万7160〜1万7260ドルを試す可能性が出てくるかもしれません。

 米国株については当面、戻り売りのスタンスで臨む作戦が有効と思われます。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:08 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年03月29日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】米国景気変調が急速に高まる、NYダウの上値重い

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 3月25日に発表された米国の耐久財受注(2月)が、前月の改定値から1.4%減少しました。市場は0.4%の増加を見込んでいましたので、設備投資が予想以上に厳しいと受け止め、この日、NYダウは292ドルの大幅な下落を余儀なくされました。

 また、先週末の27日に明らかにされた米国の昨年10―12月期の実質GDP成長率(改定値)も、前期比2.2%の伸びにとどまり、速報値(2.6%増)から下方修正されました。個人消費と住宅投資は順調でしたが、輸出の伸びが鈍化し、つれて設備投資も伸び悩みました。

 こうした状況下では、今年1―3月期の実質GDP成長率はさらに低下することも予想され、米国景気の変調に対する懸念が、この一週間で急速に高まってきたのです。昨年夏から25%余り上昇したドルの実効レートは、これらの予想を下回るマクロ統計を映し少し下落しましたが、米国株の今後は上値の重い展開が続くものと予想されます。(証券ジャーマリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:38 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年03月23日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】金利低下背景にNYダウ最高値更新へ

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 注目されていました3月18日のFOMCは、イエレン・マジックとも言うべきハト派の内容で、株式市場に安心感が高まりました。「忍耐強く」という文言は削除されましたが、足元の米経済の状況(GDなど)が下方修正され、今年末の政策金利の予想(中央値)が0.625%と前回より0.5%も低下しました。

 このため、米国10年債の金利も2.24%から2%割れに急低下。これを好感し、NYダウは先週末1万8127ドルと反発して終わりました。

 今後のカギを握るのはドルの動向だと思います。ドルの実効レートは昨年夏から25%余りも上昇し、これが米国の景気やグローバル大企業(キャタピラーやP&Gなど)の収益に影を落としているのです。先週末、ユーロドルで見ると1ユーロ・1.082ドルで終了していますが、この水準よりユーロ高ドル安で推移していけば、NYダウの高値更新も視野に入ってくる可能性があります。日本株にとってもプラス材料で、2万円乗せの公算も出てくるでしょう。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:30 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年03月16日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】利食い千人力で臨むところ

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ ECBが量的緩和策の実施に踏み切る一方、2月の米雇用統計の内容が予想を上回ったことで、3月18日のFOMC声明文から、「忍耐強く」という文言が削除され、6月利上げの可能性が高まるのでは‥‥、との懸念が強まりつつあります。

 このため、市場では、ユーロが大幅に値下がりする一方で、ドルの上昇が拡大し、ドル高の企業収益への悪影響をイヤ気しまして、米国株の足取りが悪化しています。

 日本株は業績好調を背景に、大手企業の賃上げ表明や前向きな成長投資が動き出しつつあることを追い風として、外人買いが継続しています。ただ、3月18日のFOMC後のイエレン議長の記者会見で、利上げ前倒しの観測が強まることになりますと、一時的に外人投資家のリスク選好の姿勢に変化が出るかもしれません。

 3月後半戦は売買高が増大し、過熱感の高まる場面では、利食い千人力で臨む心構えも必要になると見ています。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:57 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年03月11日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】ドル独歩高への批判あるが、阻止具体策は出ない

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ ECB(欧州中央銀行)は、3月9日から量的緩和策をスタートしました。これに先立ち、ECBは2017年にユーロ圏の実質域内総生産(GDP)成長率が07年以来の2.1%増に達する、との予測を明らかにしました。

 ドイツのDAX指数は昨年7月3日の終値1万0029ポイントから10月15日に8571ポイントまで下落しましたが、デフレ懸念を払拭すべくECBが積極的な緩和に動くとの期待を背景に、その後、上昇を持続し、先週末には1万1550ポイントの高値をつけるに至りました。この水準は7月高値から10月安値にかけての下落幅のほぼ倍返しのレベルに相当しています。

 先週末、ユーロは一時、1ユーロ1.0839ドルと約11年半ぶりの水準に下げましたが、量的緩和の導入により更に下落ピッチを速めるのか注目されます。

 米連邦議会ではドル独歩高への批判が次第に強まりを見せています。原油安で米国の個人消費に持ち直しの動きがあるため、直ちにドル高阻止の具体策は出ないとみられます。(証券ジャーナリスト・高見沢健)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:10 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年03月02日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは3〜5月に一旦、高値形成の可能性があります

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 日経平均は昨年12月高値1万7935円(終値ベース)を今年2月12日に更新。三角保ち合いを上放れ、先週末には1万8797円まで上昇しました。これに対して、NYダウは昨年12月高値1万8053ドル(同)を2月20日にクリアし三角保ち合いを上放れましたが、先週末で1万8132ドルと、今ひとつ上昇に弾みがつかないのは、どうしてなのでしょうか?

 まず考えられますのは、ドル高によりグローバル大企業が海外で稼いだ利益をドルに換える時に目減りが避けられず、昨年10〜12月期や足元の1〜3月期の増益率が鈍化していることが挙げられます。

 今一つは、6月か9月にも利上げが行れるのでは……との懸念があるからではないでしょうか。2004年6月に最初の利上げに踏み切った時には、NYダウは4ヵ月前の2月11日に高値をつけた後、10月25日にかけて10%弱下落しました。このケースを参考にしますと、この3〜5月のどこかで一旦高値をつけて調整に向かうこともあるかもしれません。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年02月23日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】円安に頼らなくなった日本マーケット

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 昨年12月8日に日経平均は7年4ヵ月ぶりに1万8030円までザラ湯で買われ、為替も121円84銭までドル高円安が進みました。その後、年明けの1月16日に1万6592円までザラ場で下落し、同日ドル円も115円82銭まで反落しました。

 しかし、この日をボトムに2月20日、日経平均は1万8332円まで反騰。高値を塗り変えたましたが、ドル円の終値は119円処と、高値には2円80銭余り届いていません。

 つまり、1月中旬以降の日本株の上昇は円安にサポートされてきたこれまでの上昇とはやや趣を異にしているのです。しかも、先週末、日経平均とNYダウの絶対値比較では前者の方が192pt上ザヤとなっています。

 こうした背景には、(1)米国経済にはドル高のデメリットが出てきたこと、(2)原油安のメリットは日本経済の方が優っていること、(3)従って、今後1年間の企業収益の見通しは日本株の方が明るいと予測されること等があると見られます。

 現在192ptの開きは今後より拡大していくでしょう。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:43 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年02月16日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】5月にNYダウ、日経平均とも「倍返し」達成へ

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ WTI原油価格が1月29日にかけて一時1バレル43ドル台の安値をつけた後、先週末に52ドル台まで反騰したことで、株式市場にリスク選好の流れが出ている。

 米国ではナスダックとSP500が昨年12月につけた高値を更新。NYダウも終値ベースでは先週末で12月高値にあと33ドルに迫り、いずれも三角保ち合いを上放れる足取りとなってきた。

 日経平均も12月8日につけた終値1万7935円の高値を、2月12日の1万7979円引けでクリアし、三角保ち合いを上放れた(TOPIXも同様)。

 12月高値から1月安値にかけての調整幅は終値ベースでNYダウは985ドル、日経平均は1180円で、この下げ幅をそれぞれ12月高値に加算して得られる、「下げの倍返し」の水準はNYダウが1万9038ドル、日経平均は1万9115円となる。

 3月18日のFOMC後の記者会見で早期利上げ懸念が高まることが無ければ、5月にかけて倍返しのレベルを試めすことになろう。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:06 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年02月09日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウ三角保合い放れは終値で1万8053ドル突破必要

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 好調な1月米雇用統計を受けて、米10年国債金利は1.95%に上昇。1月30日の1.64%で当面の底打ち感が強まってきた。同様にドル円も先週末は一時119円23銭までドル高円安に振れた。

 日米の株式市場は昨年12月以降、三角保ち合いに入っている。終値ベースで捉えると、日経平均は12月8日の1万7935円を高値に、同16日の1万6755円まで下押したが、ここを安値に下値は切り上げ、一方、上値も同24日の1万7854円、1月28日の1万7795円と切り下がっている。NYダウも同様で、12月26日の1万8053ドルを高値に安値は同16日の1万7068ドルから1月30日の1万7164ドルに切り上げたが、高値は2月5日の1万7884ドルに切り下げ、三角保ち合いの中にある。

 この三角保ち合いを離脱するには、終値で日経平均は1万7935円、NYダウは1万8053ドル、ナスダックは4806ポイント、SP500は2090ポイントをブレイクする必要がある。(証券ジャーナリスト・高見沢健)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:22 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年02月02日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】米国企業々績に暗雲、ドル高は響く

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 先週末のNYダウが1万7164ドルで引け、週足基準線を割り込んだ。終値で捉えると、12月5日の1万7958ドルを高値に同16日の1万7068ドルまで急落した後、同26日1万8053ドルと新高値に買われたが、今年に入りここまで調整を余儀なくされてきた。

 米国企業の昨年10−12月期決算動向をチェックしてみると、ドル高による輸出競争力の低下と、海外で獲得した利益を現地通貨から国内に戻してドルに換えた際に、やはりドル高により目減りした結果、利益が当初計画を下回ったケースが散見される。

 トムソンロイターの予測によると、それでも昨年10−12月期は5.3%程度の増益見込みだが、現在進行中の今年1−3月期は1.5%前後の減益となる公算もあるという。

 2月相場がスタートしたが、NYダウが12月16日の1万7068ドルを割り込むのかどうか、あるいはナスダックの4547ポイントやSP500の1972ポイントが脅かされるのか、注目したい。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:50 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年01月26日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】ギリシャのユーロ離脱問題台頭を懸念

ギリシャのユーロ離脱問題台頭を懸念

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ ECB(欧州中央銀行)が事前予想を上回る月600億ユーロの資産買い入れ(量的緩和)を明らかにしたことで、先週末の23日、ユーロは一時対ドルで1.11ドル台前半(対円では一時130円台後半)と11年4カ月ぶりの安値を記録した。

 ユーロ安の進行を受けて企業収益に追い風が吹くとの見方から、ドイツのDAX指数は1万649ポイントと新高値に買われたが、週末、NYダウは141ドル反落し、シカゴ日経平均先物も1万7410円と軟調に終わった。

 25日には、ギリシャ総選挙が実施され、予想通り急進左派連合が議席を伸ばすものと見られるが、問題はその後の連立協議の行方と、2月末に期限が迫るEUとの追加支援に関する話し合いが進展するかどうかだ。

 原油価格の急落に端を発したエネルギーコストの低下は、グローバル経済全体に間違いなくメリットをもたらすと考えられるが、ユーロ圏からの離脱の流れが台頭するようだと、金融市場に再び不安心理が高まりかねない。(証券ジャーナリスト高見沢健)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:55 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年01月19日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】日経平均2万円に向けた基調に変化なし

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 原油安とユーロ圏経済のデフレ懸念に端を発したマーケットの混乱も、1月22日のECB理事会と同25日のギリシャ総選挙を経て次第に落ち着きを取り戻すものと見ている。

 1月13日付けで記したように「NYダウの週足基準線1万7217ドルや日足先行スパン(雲)下限の1万7038ドルはキープし、ナスダックも4547ポイントでサポート」されている限り好業績株の下値を丹念に仕込む作戦が有効と見ている。

 OPEC(石油輸出国機構)やIEA(国際エネルギー機関)によると、原油の供給過剰のピークは2015年1〜3月期との見方を示しており、原油先物相場で損失を被ったヘッジファンドによる日本株売りと円買い戻しのアンワインドの動きも、概ね先週末の1ドル115円82銭や日経平均の1万6592円の安値近辺で終盤に差し掛かってきたのではないだろうか。

 日銀の追加緩和直後に開けた1万6533円のマドは埋めていない為、2万円に向けた上昇モメンタムは維持されている、と読む。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:42 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年01月13日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】NYダウは一目均衡表先行スパン(雲)下限の1万7038ドルをキープできるか最大の注目

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 原油安とユーロ圏経済のデフレ懸念を背景に、NYダウは昨年12月5日高値1万7958ドル、12月26日高値1万8053ドル、本年1月8日高値1万7907ドルと、1万8000ドル前後に上値抵抗ゾーンがある。

 一方、昨年10月以降の下値を見ると、終値ベースでは昨年10月16日の1万6117ドル、12月16日の1万7068ドル、本年1月6日の1万7371ドルと着実に切り上げている。

 今週から主要企業の10〜12月期決算が明らかになるなか、1月22日にECB理事会、同25日にギリシャ総選挙が予定され、株価に影響を及ぼす材料に事欠かない。

 NYダウのテクニカル的なサポートとしては、一目均衡チャートの日足基準線が1万7561ドル、同週足基準線が1万7217ドル、同日足先行スパン(雲)下限が1万7038ドルにあり、これらを割り込んできた場合には注意しておきたい。なお、ナスダックの下値サポートとして4532〜4547ポイントと見ている。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:34 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2015年01月06日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】1月22日のECB理事会で追加緩和が具体化するか注目

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 2015年がスタートしたが、原油が下げ止まるのがどうか、およびギリシャ政局の動向には十分目を配る必要があろう。

 原油価格の下落はルーブル安を通してロシア経済を窮地に追いやり、混乱の長期化が欧州経済の悪化に波及するリスクも台頭しかねない。また、1月25日のギリシャ総選挙で急進左派連合など反緊縮財政派が主導権を握ることになると、これまでEUとの合意のもと、金融支援と引き換えに緊縮財政を進めてきたフレームそのものが崩壊するリスクが生じる。ギリシャ総選挙で政権交代という事態を招くと、EUによる追加の資金支援が必要となる可能性があるほか、スペインやイタリアなど南欧の債券市場を起点に、株式を含めた金融市場全体が不安定になる恐れも高まろう。

 当面のリスク要因は、(1)原油価格のさらなる下落と、(2)ギリシャ政局の動向の2点と見られるが、いずれも欧州経済に関わるだけに、1月22日のECB理事会で追加緩和が具体化する否かも重要と言える。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:18 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2014年12月29日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】7月推奨のサンワテクノスは一段と有望

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 7月7日付けで1000円処で紹介したサンワテクノス<8137>(東1・売買単位100株)が1200円台に水準を高めてきたが、なお上値余地は大きいと見ている。

 14年9月末で有利子負債47億6000万円に対し現預金54億5600万円を有し、実質無借金の好内容。1株純資産は1372円でPBR0.9倍。1株利益は15年3月期163.7円、16年3月期202円の見通しでPERは今期7.6倍、来期で6.1倍と割り安感が強い。

 スマホや車載向け電子部品中心の専門商社だが、今後は産業技術総合研究所や安川電機と事業推進している「汎用ヒト型ロボット」を軸に、製薬会社やバイオベンチャー、病院など幅広い分野からの需要が見込める医療や介護の成長領域を視野に入れた戦略を進めていく方針。新エネルギー分野ではリチウムイオン電池検査装置やEV車充電器用電子部品などにも注力する意向。成長分野を取り込みROEは今期11.9%から来期14.7%に高まる見通し。押し目買い。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:45 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2014年12月26日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】三協フロンティアはオリンピック関連の超割安銘柄、工期短縮に強み

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ 2015年は「人手不足」の深刻化が一段と進みメリットを受ける三協フロンテア<9639>(JQ・売買単位1000株)に注目したい。

 仮設ハウスの大手で建設現場での人員と工期が大幅に削減できる特色を生かし、オリンピックを控える首都圏中心に想定を上回る引き合いが入っている。このため15年3月期は売上高300億円、経常利益37億円、純利益21億円、1株利益94.5円(従来予想は同290億円、同33億円、同19億円、同85.5円)の見通しに上方修正。さらに、16年3月期は売上高330億円、経常利益41億円、純利益23億円、1株利益103.5円と続伸の見込み。

 ROE(株主資本利益率)は今期9.5%、来期10.4%に向上する見通し。1株当たり純資産は14年9月末で996.4円で、900円処の株価ではPBR0.9倍、また今期の配当は年30〜33円、来期は30〜36円と予想され、仮りに年30円で時価の予想配当利回りは3.3%と高利回りが享受できる。PERも今期9.5倍、来期8.7倍と割安で注目できる。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:53 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ
2014年12月22日

【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】CYBERDYNEのHAL医療用が東大附属病院との連携で東京圏国家戦略特区で混合診療の対象

高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ CYBERDYNE<7779>(東マ・売買単位100株)は8月1日の4265円を高値に12月16日のザラ場安値2377円まで、約4カ月半の十分な日柄を費して3波動の調整をしてきたが、中長期投資の方針なら買い場に入ってきたと見られる。

 ロボットスーツHALはすでにドイツで医療機器として認められているが、先月、同社は米国食品医薬品局(FDA)に、革新医療機器としてわが国の企業では初めてのFDA承認を目指し、最終申請書類を提出した。

 さらに、このほどHAL医療用が、東京大学医学部附属病院との連携の下、国内において東京圏国家戦略特区で混合診療の対象として、内閣総理大臣の決裁を受け認定されたことが明らかになった。

 2015年3月期の年間売上高がまだ7億5000万円の無配の赤字企業だが、潜在成長力は極めて大きい魅力的な成長株だ。同社の山海社長が12月30日(大納会)に東証ホールで講演の予定で注目される。(証券ジャーナリスト)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:47 | 高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ