[マーケット・銘柄Q&A]の記事一覧
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記事一覧 (05/22)【マーケット・銘柄Q&A】新指数JPX日経400のパフォーマンスは?
記事一覧 (04/04)【マーケット・銘柄Q&A】不動テトラは2ヶ月前の増額でなぜ今頃急伸か
記事一覧 (02/11)【マーケット・銘柄Q&A】日経平均のこの先の展開は?
記事一覧 (01/25)【マーケット・銘柄Q&A】日経平均がNYダウを上回る時期は来るか
記事一覧 (12/27)【マーケット・銘柄Q&A】外国人投資家の日本株本格買いはいつ?
記事一覧 (12/25)【マーケット・銘柄Q&A】なぜ、日経平均株価だけ上がるの?
記事一覧 (12/23)【マーケット・銘柄Q&A】来年は輸出関連銘柄と内需関連銘柄のどちらが有望?
記事一覧 (12/15)【マーケット・銘柄Q&A】師走相場で中低位株の人気はどこへ?
記事一覧 (12/05)【マーケット・銘柄Q&A】減益の小野薬品急伸はどうみればよいか
記事一覧 (11/24)【マーケット&銘柄Q&A】トヨタは個人投資家がプロの機関投資家に粘り勝ち、中期8350円もあり得る
記事一覧 (11/11)【マーケット・銘柄Q&A】ストップ高銘柄続出の相場をどうみたらよいか
記事一覧 (11/10)【マーケット・銘柄Q&A】東証と大証の統合、日本取引所グループが力をつける中で名古屋証券取引所はどうなる
記事一覧 (11/02)【銘柄Q&A】『NT倍率』でみると日経平均はもたつくと言うが本当か
記事一覧 (10/31)【銘柄Q&A】小野薬品工業の急伸は何を意味しているか、年末年始の『テーマ相場出現』を暗示も
記事一覧 (10/29)【銘柄Q&A】NYダウの『寄り引け同値足』でどうなるNYダウ
記事一覧 (10/28)【銘柄Q&A】東証新指数が導入となればマーケットは活気づきますか
記事一覧 (10/28)【銘柄Q&A】トヨタ自動車は高値圏のモミ合いをどちらに放れますか
記事一覧 (10/28)【銘柄Q&A】建設技術研究所は新高値から一転して急落したが、下値の目処は
記事一覧 (10/26)【銘柄Q&A】日立製作所は1億2000万株の大商いで本格上昇相場は見込めるか
2014年05月22日

【マーケット・銘柄Q&A】新指数JPX日経400のパフォーマンスは?

■昨年末比、日経平均13.8%下落、TOPIX11.6%下落に対し、JPX日経400は10.8%下落にとどまる

マーケット・銘柄Q&A <Q> 鳴り物入りで導入された新指数、『JPX日経400』のパフォーマンスと展望について知りたい。

■外国人投資家買いが本格化ならさらに好パフォーマンスも

 <A> まず、JPX日経400の概要は、東京証券取引所に上場している銘柄の中から、株主から預った資金が効率的に使われているかどうかの指標であるROE(株主資本利益率)や営業利益率の高い銘柄、さらに時価総額の大きい銘柄などを基準に選ばれた400銘柄である。言い換えれば、日本を代表するワールドベースボーるチームの選手のような一流銘柄である。

 全銘柄が指数対象の『TOPIX』、あるいはわずか225銘柄が指数対象の『日経平均』にない優れた指数として今年(2014年)から導入された。

 昨年末と今年5月21日(水)の終値比較では、「日経平均」が13.8%下落、「TOPIX」11.6%下落に対し、「JPX日経400」は10.8%の下落となっている。相場環境の芳しくなかったことで、3指数とも下がっているが、「JPX日経400」の下落率がもっとも小さく、他の2指数に比べ下げに対する抵抗力があったとみることができる。

 今後は、現在、日本株に対し見送りとなっている外国人投資家が、これから具体化する新成長戦略を評価して再び買い姿勢を高かめた場合は、新指数「JPX日経400」の対象となっている銘柄を優先して買うものと見られる。

 また、日本の年金資金等も株式運用比率を高める方向から、年金など機関投資家の買いも予想される。

 「JPX日経400」は、東証と日本経済新聞社が腕によりをかけて選び上げた銘柄だから、今後もマーケット全体を上回るパフォーマンスが期待できるだろう。
 
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 08:34 | マーケット・銘柄Q&A
2014年04月04日

【マーケット・銘柄Q&A】不動テトラは2ヶ月前の増額でなぜ今頃急伸か

マーケット・銘柄Q&A <Q> 不動テトラ<1813>(東1・売買単位100株)を過去2004年に375円の買い値で持っています。今週、220円台に急伸したが、買値まで戻るでしょうか。また、2月に増額したのに、なぜ今頃動くのでしょうか。

■相場環境好転で物色意欲回復、大きい陽線出現で上値余地

 <A> 今週(3月31日〜4月4日)は、前週末比37円高の226円と急伸、36円幅の大きい週足陽線となりました。水準としては2011年3月以来です。

 足元での公表材料は見当たりません。約2ヶ月前の2月12日に2014年3月期を上方修正していますので、この点が改めて見直されたのではないかと思われます。
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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 23:06 | マーケット・銘柄Q&A
2014年02月11日

【マーケット・銘柄Q&A】日経平均のこの先の展開は?

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 大きく下げた日経平均はどこまで戻りますか。さらに、先行き4〜6月の相場の行方は。

■3月まで1000円幅の往来相場か、4月以降は不透明

 【A】 日経平均の先行きを考える上では、NYダウ次第という大前提があります。長い間、日経平均がNYダウに対し0.95倍程度で推移しているからです。
今後もこの関係が続くという前提に立てば、NYダウが仮に上値のフシ目の1万6240ドルまで戻るとすれば日経平均は1万5430円前後ということになります。日経平均の30日線が1万5400円前後にあるため、当面はこのあたりが目処になるものとみられます。

 次は日柄です。NYダウが1万6240ドル、日経平均が1万5430円をそれぞれ2月中といった短期間で達成するようなら3月にかけて反落、先の安値に対する二番底を調べる展開となることが予想されます。
さらに、その先、4〜6月については正直、見通し難です。アメリカは量的緩和縮小による景気・企業々績への影響がどの程度でるのか、あるいは影響はほとんどなく景気・企業々績の力強い推移となるのか。景気の実態を見極める展開が予想されます。

 一方の日本も4月の消費税引上げの影響がどのていど出るのか。また、日銀の金融緩和があるのかどうか。仮に、あるとすれば、昨年の「異次元」を上回るものとなるのかどうか、といったことを見守ることになると思います。

 当面、3月までは強い展開が続くのではないでしょうか。ざっくり言うなら、日経平均は1万4000〜1万5000円の1000円幅モミ合いを想定して、この中での逆張り投資がよいのではないかと思われます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:18 | マーケット・銘柄Q&A
2014年01月25日

【マーケット・銘柄Q&A】日経平均がNYダウを上回る時期は来るか

■日本は金融緩和だけでは限界、成長戦略が形になれば日経平均上ザヤ実現も

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 NYダウと日経平均の単位を外して比較し、その推移を見ていますと、日経平均はNYダウに対し0.95倍前後での推移となっています。かつては、1倍を超えていた時期もあったようですが、今後、日経平均がNYダウを上回る日は来るのでしょうか。

 【A】 ご指摘通り、最近、数年は日経平均がNYダウを下回っての推移となっています。いつ頃から下回っているかと見ますと、日々ベースでのデータは持ち合わせていませんが、たとえば、リーマンショック後の安値である2009年3月では日経平均6994円、NYダウ6469ドル(いずれも場中値)と、日経平均が上に位置しその比率は1.08でした。

 この2009年3月あたりを境目としてNYダウが日経平均に対し上ザヤとなり始めたとみられます。そして、たとえば2012年10月には日経平均8488円、NYダウ1万3661ドルとなって日経平均はNYダウに対し0.62倍までNYダウとの差が開いていました。足元では、この倍率は、ご指摘の通り0.95〜0.96倍での推移となっています。1倍に近づいていますが、まだ、日経平均がNYダウを上抜くところまでには達していません。

 いくつかの理由があると思われます。(1)アメリカはリーマンショックの後、思い切った超金融緩和を実施した、(2)この結果、2009年当時に10%を超えていた米国失業率が足元では6.7%(2013年12月)まで大幅改善されるなど米国の景気企業業績が回復し向上している、(3)一方、日本は、企業よりも庶民優先政策の民主党政権下でバブル崩壊の立ち直りが進むどころか、むしろデフレか進み市場主義のメインプレヤーである企業の活動が萎縮した、(4)とくに、アメリカのような低金利政策を採ることができなかったため日米金利差から円高が進み企業収益を圧迫し雇用不安が高まった、(5)東日本大震災の影響を受けた〜ことなどが日経平均(=日本のマーケット)の不振につながっただった、といえるのではないでしょうか。

 2012年秋の政権交代で企業に活気が戻り収益は回復し雇用も改善、消費も上向いています。しかし、日経平均が2013年以降現在までNYダウを上回ることができないでいるのは、日本の景気企業業績回復がまだ本物と言い切れないからだと思います。エネルギー制約と少子高齢化というかつてない重石で、いくら金融を緩和しても本格上昇には至っていません。現実では、貿易収支の大赤字と膨大な財政赤字という双子の赤字が外国人投資家の日本株を見る目を厳しくしているのではないかと思われます。

 したがって、今後、日経平均がNYダウを上回る状況となるには、金融緩和だけでは限界があります(日本はアメリカのように個人の株保有比率が高くないため資産効果に限界がある)から、成長戦略の実行が必要です。特区構想、法人税引下げ、TPP傘下、規制緩和など企業が活躍しやすいようになれば、そのときは日経平均はNYダウを上回るものとみられます。かつて、日本が高度成長経済の昭和40年代には日経平均がNYダウに対し10倍という時代もありました。そこまでの倍率アップは無理としても、再び日本経済に元気が出れば日経平均がNYダウに対し1.5倍というときは期待できるでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:05 | マーケット・銘柄Q&A
2013年12月27日

【マーケット・銘柄Q&A】外国人投資家の日本株本格買いはいつ?

■NYダウ堅調な間は自国株中心、日本株は短期売買の展開か

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 東証売買代金の6割を占めるといわれる外国人投資家は、まだ日本株を本格的に買っていないようですが、今後、買ってくるでしょうか。

 【A】 このところ5000億円ていど買い超すときもありますが、長続きしないようです。実際、東証1部の売買代金でみても去る、12月13日に3兆7000億円と久々に増えましたが、後が続かず再び2兆円前後まで減少しています。

 こうしてみると外国人投資家の日本株買いは短期売買によるものが中心のように思われます。背景としては、(1)アメリカの景気・企業業績の好調を背景に自国のマーケットに投資する魅力がある、(2)日本には東日本大震災のような規模の大きい首都直下型地震の心配がある、(3)消費税の影響の心配、(4)中国との関係悪化――などがあるため本腰を入れた長期投資の気持ちにはならないようだと指摘されています。

 とくに、今回の安倍総理の靖国参拝で中国との関係修復が難しくなったとみられているようです。

 このため今後も外国人投資家の日本株買いは短期が中心となることが予想されています。ただ、NYダウの上昇が止まり、逆に下げに転じるような状況となれば、これから日本は本格的な景気・企業業績向上期を向かえることから、その時は日本株を本格的に買ってくるだろうという観測です。

 4月の消費税引上げ後の景気への影響がどのていどで収まるか。そして、6月に表明と言われる「新・成長戦略」の中身を見極めることになるのではないでしょうか。しばらくは、日本の投資家中心での相場展開のように思われます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:12 | マーケット・銘柄Q&A
2013年12月25日

【マーケット・銘柄Q&A】なぜ、日経平均株価だけ上がるの?

■小型株でNYダウに対する出遅れ修正、次は徐々に大型株へ

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 なぜ、日経平均だけが上がるのですか。ひと握りの銘柄が活躍しても指を食えて見ているだけです。

 【A】 日経平均は、NYダウに対する比較感があるためです。日本もアメリカの後を追って、超金融緩和を行い、これから景気の向上が見込まれるため、NYダウの急伸に対し日経平均も上値があってよいという見方です。

 そこで、日経平均を持ち上げるのには、たとえば発行済株式数が95億株の新日本製鐵(5401)よりも発行済株数が1億株強のファーストリテイリング<9983>に代表される、日経平均採用の小型銘柄を手がけるのが効率がよいというわけです。とくに、1日当りの売買代金が2兆円程度と少ない状況では、なおさら大型銘柄より足の軽い小型銘柄ということになります。

 ただ、(1)日経平均はフシとなっていた5月の場中高値(1万5942円)を抜いた、(2)足の軽い小型銘柄のPERが高くなってきた──などから、そろそろ日経平均のNYダウに対する出遅れ修正の役目は終了といえるでしょう。

 たとえば、ファーストリテイリングは予想1株利益902.8円に対し株価4万4400円はPER49.1倍と50倍近くに達しています。少なくとも割安とは言えない水準だろうと思われます。

 明日26日からは、翌年受け渡しとなります。日経平均の新高値でマーケットへの景気づけが成功したことから次はTOPIX(東証株価指数)型の中低位の好業績銘柄が買われる順番だろうと思います。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:24 | マーケット・銘柄Q&A
2013年12月23日

【マーケット・銘柄Q&A】来年は輸出関連銘柄と内需関連銘柄のどちらが有望?

 【Q】 来年は、『輸出関連銘柄』と、『内需関連銘柄』のどちらに活躍が期待できそうですか。


■来年前半は消費税の影響受ける内需銘柄より米国景気好調の輸出関連が有望

マーケット・銘柄Q&A 【A】 全般相場が上伸すれば、全ての銘柄に活躍の期待が持てると思います。ただ、輸出関連と内需関連のどちらが元気がよいかということならば、少なくとも、『来年の前半は輸出関連銘柄』だろう、と思われます。(1)内需関連には消費税引上げの重しがある、(2)輸出関連は事業環境がよい、という大きい違いがあるからです。

 4月からの消費税引上げ前の駆込み需要人気は、マーケットではかなり織込んでいるように思われます。1〜3月には内需関連の出遅れ銘柄が散発的に買われる可能性はあると思われますが、内需銘柄がマーケットの主役にはなり難いと思われます。

 それに比べると、輸出関連銘柄の環境はすこぶる良好といえます。(1)1ドル・104円台に円安が進んでいる、(2)輸出先のアメリカ景気が好調である──という大きい理由からです。

 とくに、アメリカでは金融の量的緩和の縮小に踏み切るほど実体の景気の好いことがあります。日本からのアメリカ向け輸出は『自動車』を中心に好調が予想されます。しかも、アメリカ景気が好いと米国金利が上昇しドル買い円売りとなって『円安』をさらに進める可能性があります。

 懸念材料としては、アメリカの実体景気に陰りの兆しが見られるときですが、少なくとも来年前半はアメリカ景気の強さとドル高・円安の傾向は続くとみてよいでしょう。

 そして、消費税引上げ後の影響を吸収できる目処が立てば来年後半は内需関連銘柄が中心に買われる展開ではないかと思われます。

 こうしたことから来年前半は、輸出関連の本命的存在であるトヨタ自動車が6000〜6500円の半年以上におよぶモミ合いを上放れ2007年2月につけた8350円に挑戦する展開になるのではないでしょうか。トヨタが上伸すれば輸出関連銘柄を軒並み刺激することとなって日経平均も2007年2月の1万8300円を目指す展開だろうと思われます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:33 | マーケット・銘柄Q&A
2013年12月15日

【マーケット・銘柄Q&A】師走相場で中低位株の人気はどこへ?

■例年、師走相場では中低位銘柄が人気となるのに今年はどうして違うの。

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 例年、師走相場では値段の低い中低位株が動くものです。しかし、今年は依然、値の高い株が中心です。今後、どうなりますか。

■円安傾向で値ガサ株人気が主因、1月も新指数登場で値ガサ株人気持続も

 【A】 ご指摘通り、師走相場では、『モチツキ相場』ということで中低位の材料系人気株が活躍するものです。しかし、今年は違う展開となっています。

 振り返ってみますと、今年は11月後半から、一旦、中低位株に人気が移りかけていましたが、12月に入ると再び値の高い銘柄が人気となっています。『売買単価・6日平均』(今、マーケットでどの価格帯の銘柄が売買の中心になっているかを現す指標)は、9月中旬の639円から上昇に転じ、11月28日に907円で頭を打って下げに転じたのですが、12月2日の880円で下げ止まって再び上昇に向かい、13日(金)現在では940円となっています。

 マーケットの買い人気が、中低位株に向わず、再び、値の高い株に向いている理由は『円安』です。円安→輸出関連→値の高い株、という流れとなっているのです。

 今後も値ガサ株の人気が続くかどうかは、1ドル・103円台まで進んでいる『円安』が、さらに105円、110円と進むどうかにかかっていると思います。

 ただ、足元で値の高い輸出株が全て買われているかというと必ずしもそうではありません。実際、トヨタ自動車などは上値は重く、発行済株式数の少ない小型系の値ガサ株が買われる展開となっています。今年は小型の足の軽い値ガサ株で『モチツキ相場』になっているといえるでしょう。

 こうしたことからみると、まだしばらく売買単価は上昇する可能性がありそうです。とくに、(1)円安傾向にある、(2)1月新春は例年、値の高い優良銘柄が注目されやすい、(3)来年1月6日から新指数「JPX日経400」がスタートする、などから中低位株よりも優良値ガサ株が1月も優位となることが予想されそうです。

 ただ、円安進行が止まった途端に一気に物色人気が中低位株へ変わる可能性はあると思われます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:31 | マーケット・銘柄Q&A
2013年12月05日

【マーケット・銘柄Q&A】減益の小野薬品急伸はどうみればよいか

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 小野薬品工業<4528>(東1・売買単位100株)が、減益見通しにもかかわらず急伸しているが、どのように理解したらよいのでしょうか。

■自動車など主力株重く人気株に移行、師走相場本格化も

 【A】 5日(木)の小野薬品工業は日経平均が下げる中で530円高の8590円と急伸し年初来高値を更新しています。まさしく、ひと際、目立った動きです。

 今3月期は営業利益で2ケタ減益の見通しです。にもかかわらず買われているのは、自動車や電機株など主力銘柄の動きが鈍いため、物色のホコ先が人気性抜群の同社株に向いたとみるべきだと思われます。

 マーケットでは以前より、『電気が消えたらお化けが出る』、と言われてきました。輸出関連の電気株が頭を打てば、内需関連の化学・薬品が代わって人気になるというわけです。

 しかも、12月という特殊月で『師走相場』ということも背景にあるものと思われます。師走相場では、来年のことより年内にひと稼ぎというマーケット人気です。

 このため、今後は足の軽い材料系人気銘柄が注目されるものとみられます。かつて、1万円相場の実績のある小野薬品が引っ張りることで同じ関西系の人気系銘柄が注目されそうです。

 今日の小野薬品の急伸は師走相場の本格化を意味していると捉えてよいのではないでしょうか。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:19 | マーケット・銘柄Q&A
2013年11月24日

【マーケット&銘柄Q&A】トヨタは個人投資家がプロの機関投資家に粘り勝ち、中期8350円もあり得る

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 今年5月からモミ合いの続いているトヨタ自動車<7203>は、今度こそ買われるのか。

 【A】 指摘通り長期間のモミ合いが続いています。5月23日に6760円の高値をつけた後、6月に5360円まで急落したものの、その後、7月上旬からはほぼ6000〜6500円での往来モミ合い相場の展開です。

 なぜ、これだけモミ合うのか。ひとことで言うとすれば、『期待が強すぎる』ためだろうと思われます。5月に急膨張した信用取引の買残が、ほとんど減少していないことにも現れています。現在、高値6ヶ月期日の最終場面ですから、どのていど減少するか注目されます。信用買いのほかにも、現物での高値買いも含めれば上値を期待している投資家は多いと思います。

 もちろん、今3月期を増額するなど業績の好いことが期待の背景にあるためです。
ポイントは、内外の機関投資家がどのように出てくるかにかかっていると思われます。プロの機関投資家は当然、個人投資家の信用期日到来で処分売りするのを待って仕込むのが狙いのはずです。アメリカの相場格言では、『人の不幸は蜜より甘い』ということがあるのです。

 しかし、思ったほど下げない。業績は良好で、しかも、ますますトヨタの強さが発揮される期待がある。しさらに、来年から新指数『JPX日経400』に採用されることが決まったという事情もあります。とくに、新指数での運用ということで、トヨタ株取得に動かざるを得ないと思われます。

 このため、短期的には、年末相場での『棹尾の一振』はあると思われます。中期的にも新指数採用を背景に2007年の8350円を目指した展開が期待できるのではないでしょうか。今回のトヨタ株については、『個人投資家がプロの機関投資家に粘り勝ちした』とみることができると思います。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:53 | マーケット・銘柄Q&A
2013年11月11日

【マーケット・銘柄Q&A】ストップ高銘柄続出の相場をどうみたらよいか

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 ストップ高の銘柄が多くみられるが、どうみたらいいのか。

■中小型の好決算が中心、来週から主力株に回帰も

 【A】 11日(月)前場のマーケットでは、ストップ高銘柄数が東証1部=1銘柄、2部=4銘柄、マザーズ=3銘柄、ジャスダック=12銘柄で合計20銘柄となっています。かなり多い数字とみられます。

 特徴は、(1)新興系銘柄に多い、(2)9月中間決算(本決算も含む)銘柄が多い、(3)主力銘柄ではなく2番手、3番手銘柄である――などです。

 証券系アナリストなどは、外国人投資家や機関投資家など大口投資家からの売買注文の多いトヨタ自動車など主力銘柄のウオッチが中心です。この日、ストップ高となっている銘柄は、総じて日頃、マーケットであまりウオッチされていない銘柄が中心となっています。

 そうした銘柄が、9月中間決算が好調だったり、今3月期通期見通しを増額したりすると日頃注目されていないため『意外性』から大きく買われます。

 9月中間決算は、主力銘柄は発表が一巡し、現在は新興系銘柄や中小型銘柄が発表となっています。

 このため、決算発表が一巡する今週末(15日)までは、中小型銘柄にマーケットの目が向くものとみられます。発表の終った主力銘柄より、好決算発表銘柄のほうが値幅狙いできるためです。

 今後の相場のポイントは決算発表が一巡する来週(18日〜)からの展開がどうなるかです。予想されるシナリオとしては、(1)好業績の主力銘柄に目が向く、(2)中小型の急伸後の押し目狙い、(3)オリンピック、リニア、カジノなどのテーマ銘柄の物色――が予想されそうです。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:37 | マーケット・銘柄Q&A
2013年11月10日

【マーケット・銘柄Q&A】東証と大証の統合、日本取引所グループが力をつける中で名古屋証券取引所はどうなる

■東証と大証の統合、日本取引所グループが力をつける中で名古屋証券取引所はどうなる。

マーケット・銘柄Q&A 【Q】 東京証券取引所と大阪証券取引所が統合して『日本取引所グループ』となりました。札幌、名古屋、福岡の取引所が取り残された印象ですが、特に名古屋証券取引所は、今後、日本取引所グーループへ統合はありますか。

■流れはグローバル化だが独自路線維持のもよう、新規上場、IR活動で優位性発揮も

 【A】 足元では、名古屋証券取引所及び日本取引所グループからの公式発表はありません。また、関連した報道も見当たりません。従って、名古屋証券取引所の今後については推測ということになります。

 ただ、東証と大証が統合を打ち出した2012年11月22日の時には、名古屋証券取引所は『独立維持』の報道がありました。今もこの方針に変わりはないものとみられます。

 こうしたM&A案件の場合は、統合や合併した時のメリットからデメリットを差し引いて、メリットが大きければ統合実現になると思います。東証と大証統合のケースでは、グローバル競争時代という大きい流れの中で生き抜くには、単独で戦うより統合によって戦うほうがはるかに有利であるという背景があったと思います。とくに、売買システムの開発・運用・維持、そして人件費等においてコスト軽減が図れるメリットは大きいと思われます。東証と大証は2013年1月1日付けで統合、7月中旬から大証1,2部の単独銘柄とジャスダック銘柄が東証に統合となりました。

 名古屋屋証券取引所もグローバル化という流れの中に身を置いていることは同じです。ただ、大証の場合は株式の現物銘柄を東証へ統合しても『先物』が残り、『先物市場』としての存在感がありますが、名古屋は仮に、現物市場を東証へ統合したら何も残らないということも予想されます。

 名古屋証券取引所にはセントレックスという新興市場がありますが、既に、新興市場は日本取引所グル−プ内の東証の中にマザーズ、ジャスダックがあります。このため、名古屋を新興市場専門にするということも難しいと思われます。結局、名古屋証券取引所が今後、どのように存在感を発揮できるかが注目点となりそうです。

 名古屋周辺には世界に通用する優秀な企業が多いのも事実です。名古屋証券取引所には約310社の上場企業があり、取引所独自でIR活動に熱心ですし、他市場重複銘柄の場合、決算発表では名古屋では社長、東京では担当役員というケースも多いようで地元を大事にしているようです。

 残念ながら東証に比べると売買高は少なく、この面での存在感は薄いと言わざるを得ません。このため、売買システムは東証のシステムを使っているとのことです。とくに、名古屋単独上場銘柄については、ネット証券の中には注文ができないケースもあるようです。

 新規上場企業の発掘と上場に向けてのアドバイス、上場後のIR活動などで名古屋証券取引所が存在感を示すことができるかどうかがポイントのようです。もし、IR活動に圧倒的特徴を示すことができれば、「新興市場は名古屋に」ということ考えられないことではないでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:52 | マーケット・銘柄Q&A
2013年11月02日

【銘柄Q&A】『NT倍率』でみると日経平均はもたつくと言うが本当か

■『NT倍率』でみると日経平均はもたつくと言うが本当か

銘柄QA 【Q】 NT倍率から見た相場では日経平均はしばらくもたつきそうだと聞きました。本当でしょうか。

■NT倍率は5月にピーク、TOPIXの内需型銘柄が投資効率の良いことを示唆

 【A】 NT倍率は、日経平均の『N』と、TOPIX(東証株価指数)の『T』から名づけたもので、『日経平均』÷『TOPIX』の計算式で『倍率』を求めます。結論から言いますと、日経平均が今の相場で優位かどうかを見る指標です。現在、NT倍率は低下傾向にあるため日経平均はもたつく可能性はあるとみられます。

 2008年頃までは『NT倍率』は10倍前後で推移していましたが、2009年3月頃から倍率は上昇に転じ、今年5月には12.25倍まで達しました。

 通常、相場が良くなる時も悪くなる時も、片方の指数だけが上がり続け、また下げ続けるということはありません。両方とも同じような動きとなるのが普通です。ただ、指数に採用されている銘柄の違いによって、(1)動く時期の違い、(2)上げ下げの率に違いーーが生じます。この結果、NT倍率が拡大や縮小という形になります。

 日経平均は、(1)株価の高い銘柄が多い、(2)輸出型の銘柄が多い、といった特徴があます。これに対しTOPIXは、内需型の建設、機械、食品、金融株といった銘柄の影響を受けやすいといった特徴があります。この違いが、とくに、相場の動く時期に大きい差となって現れます。

 2009年3月からNT倍率が上昇に転じた背景には、リーマンショック後の世界景気の底入れがありました。その結果、輸出型の日経平均が内需型のTOPIXより優勢だったというわけです。

 そして、今年の5月までNT倍率は一貫して上昇しました。とくに、昨年暮れあたりからの『円安』が輸出型の日経平均を勢いづかせたと言えます。

 5月27日にNT倍率は12.25倍でピークをつけ、8月20日には11.90倍まで低下し、足元では11倍台後半での推移となっています。これに、円安の一服を当てはめれば輸出型の日経平均より内需型のTOPIX優位ということはうなずけます。

 この先、円安が進めば日経平均優位となりますが、しかし、これからはアベノミクスによる国内景気に重心が移っているとみれば、内需型のTOPIX優位とみることができます。

 NT倍率のチャートを見ても10倍台を指向した形といえます。仮に、日経平均がモミ合いの展開に入ったとしてもTOPIXは日経平均よりは強い動きが予想されそうです。このため、TOPIX優位と見て対応するなら建設株や機会株、食品株、農業関連株、医療関連株、オリンピック関連株、カジノ関連株といった内需型銘柄に資金をシフトしておく方が有利ということになるでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:19 | マーケット・銘柄Q&A
2013年10月31日

【銘柄Q&A】小野薬品工業の急伸は何を意味しているか、年末年始の『テーマ相場出現』を暗示も

銘柄QA 【Q】 小野薬品工業<4528>(東1・売買単位100株)が急伸しています。新薬開発が材料ということですが、これまでも、「小野薬品が動くときはマーケットに手詰まり感がある時」と、いわれます。これからのマーケットに対しどういうことを暗示していますか。

 【A】 関節リウマチ、重度腎機能障害、2型糖尿病、アルツハイマー型認知症、腎細胞がん、非小細胞肺がん、悪性黒色腫、多発性骨髄腫、慢性心不全などの多くの新薬開発品を持っています。

 今日31日(木)は7500円と1984年以来の水準へ急伸しているのは、共同開発の米国企業の株価がアメリカで高いことが刺激となっているようです。

 ただ、これだけ大きく反応するということは、指摘の通り、全般相場に手詰まり感が漂っていることがあると思います。グローバル銘柄のコマツの業績減額、ホンダの税引前利益の減額など、今年5月頃まで円安を手がかりに活躍した銘柄の動きが難くなっていることは確かです。

 11月中旬になれば9月中間決算発表が一巡し、フタを開けてみれば、2014年3月期の全体の企業業績はほぼ事前予想通りということに落ち着く可能性が強まっています。

 そうなると、年末年始は、『業績相場』ということは難しくなります。結果、『テーマ性』重視の相場展開が予想されます。アベノミクス成長戦略に関連したテーマ銘柄ということになるでしょう。医療は有力テーであり、今日の小野薬品急騰は年末年始のテーマ相場出現を暗示していると見ることはできるでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:30 | マーケット・銘柄Q&A
2013年10月29日

【銘柄Q&A】NYダウの『寄り引け同値足』でどうなるNYダウ

銘柄QA 【Q】 個別銘柄ではないのですが、28日のNYダウが『トンボ足』となるなど、やや心配です。見通しは。

■相場の転機の可能性、高値更新となるかが最大の注意点

 【A】 指摘の通り、28日のNYダウは、始値1万5569ドル、終値も1万5569ドルという『寄り引け同値』となって、日本流でいうトンボ足です。ちなみに高値1万5599ドル、安値1万5333ドルと、同じ数字が並ぶなんとも気になるところです。

 こうした寄り引け同値の出るときは相場の転機になりやすいと言われます。とくに、気になるのは8月2日の1万5658ドルと、9月15日の1万5709ドルで『ダブル天井』となっていることです。
もしも、このダブル天井を抜けない場合は、さらに強い天井の『トリプル天井』の心配が出てきます。

 とくに、アメリカの場合、金融の量的緩和縮小は先に延びたものの、このことを裏側から見れば足元の景気に心配があるということになります。ハロウインの消費も伸びていないようです。与野党対立で先行き不安は解消されていませんからクリスマス商戦も心配です。

 寄り引け同値足でいったん上伸は予想されるものの、高値更新ができるかどうかは不透明です。もしも、トリプル天井となった場合は反落の可能性が強まるものとみられます。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:02 | マーケット・銘柄Q&A
2013年10月28日

【銘柄Q&A】東証新指数が導入となればマーケットは活気づきますか

■世界初のROE採用で外国人投資家の買いが盛り上がることが予想される、まもなく内容発表へ

銘柄QA 【Q】 個別銘柄ではありませんが、現在、導入準備が進められている『新・東証株価指数』によって、マーケットは活気づくでしょうか。

 【A】 導入となれば、現在静観している外国人投資家の買いが期待されマーケットは活気づくと思われます。去る、7月30日に東証が公表した『新指数骨子』では、『ROEをはじめとした企業の業績指標・データに基づいて銘柄を選ぶことが最大の特徴。東証市場第一部の全銘柄を構成銘柄とするTOPIXや、市場流動性の高さを主体に225銘柄を選ぶ日経平均株価とは、指数設計の考え方や銘柄選定基準が大きく異なります』と記しています。

 正式名称は、まだ決まっていません。今年秋に構成銘柄及び選定基準を含めて算出要領を公表し、今年末までに東京証券取引所の相場報道システムで1秒毎のリアルタイムで配信されるということです。

 銘柄数は東証第1部、第2部、マザーズ、ジャスダックから最大で500銘柄になるという。ROEは株主資本利益率のことで株主から預った資本で効率よく稼いでいるかを見る指標。「純利益」÷「株主資本」=(%)で求め、当然、高い方がよい。

 とくに、ヘッジファンドなどはROEを重視すると言われています。ROEを採用した指数は、世界でも初めてだけに特に外国人投資家に評価されそうです。

 その結果、今年に春に日本株を大量に買い越した外国人投資家は現在、様子見となっていますので新指数導入を契機に再び日本株を買い越してくる可能性はあるだろうと思います。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:35 | マーケット・銘柄Q&A

【銘柄Q&A】トヨタ自動車は高値圏のモミ合いをどちらに放れますか

銘柄QA 【Q】 トヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は高値圏で強い動きだが、この先、上値が期待できますか。

■11月6日発表の決算次第、通期の1株利益552円、配当年120〜140円が分かれ目

 【A】 5月に年初来高値6760円をつけたあと6月に5360円と下げましたが、それ以降はほぼ6000〜6500円の大きいモミ合いです。高値に対し9.5合目という位置ですから高値圏での堅調な展開といえます。

 背景は業績に対する期待です。11月6日(水)に発表する9月中間決算がどのていどの数字となるか、そして今3月期通期見通しがどのていどとなり、「未定」となっている配当がどうなるかがポイントです。

 第1四半期決算発表時点の今3月期見通しは1株利益467.0円です。これに対しマーケット予想は、たとえば四季報・秋号では552.3円となっています。配当についても会社側の「未定」に対し四季報では年120〜140円となっています。

 当然、株価は四季報予想を織り込んでの展開ですから11月6日発表時に今期の『1株利益552.3円』、『配当年120〜140円』をそれぞれ上回ることができるかどうかが見所となります。

 第1四半期決算発表時点頃に比べると期待された『円安』はそれほど進んでいません。消費税引き上げ決定で早くも引上げ後の反動も懸念されるようになっています。原材料費、燃料費に加え人件費も上がる見通しなど経済環境は楽観できない状況です。

 しかも、世界景気は不透明です。このため、マーケット予想を大きく上回るかどうかは不透明です。こうしたことから株価がモミ合いに推移している背景ともいえるでしょう。

 ただ、マーケット予想の1株利益で計算したPERは11倍台、配当利回りも1.9〜2.2%と指標的には割安といえます。

 とくに、週足チャートでは、高値圏での『フラッグ型モミ合い』が煮詰まっています。このため、今期見通しがマーケット予想を、(1)かなり上回れば上放れて7000円台での展開が予想されます、(2)少しだけ上回ればモミ合いを上放れても伸び切れず、上ヒゲ天井の可能性があります、(3)マーケット予想に届かない場合は処分売りで調整する可能性がありますーーといったことが予想されそうです。来週6日、結果はまもなくです。ヤマを賭けて買うには少々、勇気のいるところでしょう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:23 | マーケット・銘柄Q&A

【銘柄Q&A】建設技術研究所は新高値から一転して急落したが、下値の目処は

銘柄QA 【Q】 建設技術研究所<9621>(東1・売買単位100株)の株価は、前週末に1010円と年初来高値をつけたのに週明けは880円と急落です。下値の目処は?

■増額期待が据え置きで反動安、上げ幅の「3分の2押し」で底打ち

 【A】 25日(金)に9月第3四半期決算を発表、前年同期比では好調でしたが、増額が期待されていた今12月期通期見通しが据え置きとなったため目先筋の売りが出ています。

 短期的には下値模索でしょうが、中期的には突っ込み買いでよいと思われます。その理由は、(1)最近の急騰の調整が一巡すれば中期的には有望、(2)第3四半期での利益進捗率が非常に高く、引き続き通期業績への増額が期待できる〜ことがあります。

 9月第3四半期の営業利益は前年同期比38.1%増の10億5700万円でした。これは、通期予想の営業利益12億円に対し進捗率は実に88.0%と目安となる75%を大きく上回っています。

 通期業績見通しを据え置いたのは、経済情勢の不透明、とくに資材や人件費上昇といったコストアップ要因があるためとみられます。

 それでも、通期では増額に進むものとみられます。すでに、配当については2円増配の年18円を決めています。現時点での予想1株利益は49.4円ですが、55円以上の着地になるものと思われます。

 足元では800円前後から25日の1010円まで超短期間に200円高しています。下値目処としては上げ幅(200円)の「3分の2押し」(133円)の870円台とみられます。今日は880円まで下げていますのでほぼ下値に届いたとみられます。

 仮に、さらに、そこから下げたとしても30日線の830円どころでは間違いなく下げ止まると見られます。中期スタンスの人には870円台から下は買い下がりでよいと思います。

>>建設技術研究所のMedia−IR企業情報
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:00 | マーケット・銘柄Q&A
2013年10月26日

【銘柄Q&A】日立製作所は1億2000万株の大商いで本格上昇相場は見込めるか

銘柄QA 【Q】 日立製作所<6501>(東1・売買単位1000株)の23日(木)の1日当り出来高1億2107万株という大商いで相場は上昇基調に転換でしょうか。

■中間期増額は好感、29日の発表で通期増額がポイント

 【A】 23日の1億2000万株台の出来高は日々データーの取れる2011年以降では最高の値です。さらに、週間単位で見ますと、今週(21〜25日)の出来高2億4086万株は今年5月17日の週以来です。

 5月の時と今回の大商いでは、株価の位置に大きい違いがあります。5月の時は株価が2012年秋の400円前後から上昇し5月に大商いとなって801円の天井打ちとなっています。今回は9月に587円まで調整したあとの反発過程にあります。5月の時はスタート時点から2倍でしたが、現在は25日の終値650円は約11%の上昇です。上昇率の違いからは、今回は上値が期待できるとみられます。

 ただ、今回は、『戻り相場の範疇』というハンディがあります。

 このほど、今3月期の9月中間期を営業利益で従来予想比19.3%増額したことが出来高急増といえます。通期については世界経済、為替、原材料価格等の不透明から予想を変更していません。来週29日(火)発表の中間決算発表で通期が増額となるかどうか、増額ならどのていどになるかによって本格的な戻り相場となるかどうかが決まることになると思います。

 チャートでは、26週線を8月以降、上回ったり、下回ったりの状態が続いています。今週末(25日)はまだ26週線を上抜くことはできていません。信用買残も多いだけに、仮に、29日の発表が期待外れなら反落も予想されます。もちろん、期待できる数字なら26週線を抜いて、5月高値に挑戦とみられます。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:10 | マーケット・銘柄Q&A