[業績でみる株価]の記事一覧
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記事一覧 (05/26)【業績で見る株価】久世は反発し底堅い、大口取引終了の「穴」完全に埋め今期は海外展開にも注力
記事一覧 (05/25)【業績でみる株価】三信電気は年初来高値更新の展開、18年3月期大幅増益予想
記事一覧 (05/25)【業績でみる株価】8割減益だったカネ美食品はファミマの新体制に対応進み株価も出直り強める
記事一覧 (05/24)【業績でみる株価】セントラルスポーツは好業績評価して06年高値に接近、18年3月期も増収増益予想
記事一覧 (05/24)【業績でみる株価】テー・オー・ダブリューは15年高値に接近、17年6月期増収増益予想で増額余地
記事一覧 (05/23)【業績でみる株価】ルネサンスは06年高値に接近、18年3月期も増収増益・連続増配予想
記事一覧 (05/23)【業績でみる株価】帝国繊維は年初来高値更新の展開、17年12月期2桁増収増益予想で増額余地
記事一覧 (05/22)【業績でみる株価】カナミッックネットワークは18年9月期増収増益予想、好業績評価して3月高値試す
記事一覧 (05/19)【業績でみる株価】UTグループは上場来高値更新の展開、好業績や自己株式取得を評価
記事一覧 (05/19)【業績でみる株価】フジマックは96年来の高値圏、依然として割安感
記事一覧 (05/17)【業績でみる株価】ポーラ・オルビスホールディングスは上げ足速める可能性、17年12月期第1四半期大幅増益で通期予想増額修正
記事一覧 (05/17)【業績でみる株価】マークラインズは上げ足速めて15年の上場来高値目指す、17年12月期第1四半期大幅増益で株式分割発表も好感
記事一覧 (05/15)【業績でみる株価】アウトソーシングは16年の上場来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増収増益
記事一覧 (05/15)【業績でみる株価】扶桑化学工業は上場来高値更新の展開、18年3月期も増収増益・増配予想
記事一覧 (05/11)【業績でみる株価】レーザーテックは17年6月期増額して増益・増配予想、自律調整一巡して上値試す
記事一覧 (05/11)【業績でみる株価】日本M&Aセンターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想を評価
記事一覧 (05/11)【業績でみる株価】JAC Recruitmentは自律調整一巡して上値試す、17年12月期第1四半期2桁増収増益
記事一覧 (05/09)【業績でみる株価】キングジムは17年9月期第3四半期累計が大幅増益、07年来の1000円台目指す
記事一覧 (05/09)【業績でみる株価】ナブテスコは17年12月期純利益予想増額修正を好感して15年の上場来高値試す
記事一覧 (05/08)【業績でみる株価】日華化学は年初来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増益で通期増額余地
2017年05月26日

【業績で見る株価】久世は反発し底堅い、大口取引終了の「穴」完全に埋め今期は海外展開にも注力

■シンガポールの高級ホテル向け輸出が始まるなどでアジアに拠点も検討

 業務用食材の久世<2708>(JQS)は26日の前場、940円(8円高)まで上げて反発した。5月12日に前期・2017年3月期の決算を発表し、その翌取引日に一時935円の直近安値をつけたが、その後はこの値を下回ることなく値固めの相場となっている。上値の重い相場ではあるが、大口取引先だった居酒屋チェーン大手との取引終了にともなう「穴」を見事に埋めた決算として、「もう少し評価されてもいいのではないか」(調査筋)との声が出ている。

 17年3月期の連結業績は、大手居酒屋チェーンとの取引終了にともなう影響が残り、売上高は前期比8.4%減少して615.7億円となった。しかし、利益面では、既存取引先との取引拡大、新規取引先の拡大、物流費や販売費などの節約などにつとめた効果、営業利益は同29.5%増加して5.7億円になり、純利益は同0.3%増加して4.9億円となった。純利益は2期続けて過去最高を更新した。主力の食品卸事業を販売チャネル別に見ると「ファーストフード、ファミリーレストラン、カフェ」が17年3月期から40%台に乗り最大シェアを占めた。中国での販売が20%前後の伸びを続けたほか、17年3月期はシンガポールの高級ホテル向けの輸出が始まった。

 今期・18年3月期は、海外での伸び拡大をとらえ、これまでの4本部体制(営業・物流・商品・サポート)にマーケティング、海外、を加えて6本部制とし、アジア市場を強化する。「シンガポールかタイに拠点を置くことも検討している」(久世社長)という。国内事業でも、競争力ある商品開発やメニュー開発を強化する方針とした。

 18年3月期の連結業績見通しは、売上高を3.1%増の635億円とし、営業利益は5.5%増の6億円、純利益は0.5%増の4.9億円、予想1株利益は129円14銭。調査筋の中には、保守的ではないかとの受け止め方もある。また、この予想1株利益に基づく株価PERは7倍台に過ぎないため割安感は強いといえる。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 12:28 | 業績でみる株価
2017年05月25日

【業績でみる株価】三信電気は年初来高値更新の展開、18年3月期大幅増益予想

 大手半導体・電子部品商社である三信電気<8150>(東1)の18年3月期は需要回復や為替影響一巡で大幅営業増益・最終黒字化予想である。株価は収益改善を評価して年初来高値を更新した。15年11月高値は射程圏であり、これを突破すれば07年来の高値圏となって上げ足を速める可能性もありそうだ。

■18年3月期大幅営業増益・最終黒字化予想

 5月15日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比15.8%減の1676億54百万円、営業利益が同58.0%減の8億04百万円、経常利益が9億52百万円の赤字(16年3月期は15億円の黒字)、純利益が15億75百万円の赤字(同9億77百万円の赤字)だった。

 モバイル関連や社会インフラ関連の需要低迷、円高影響によって売上高および売上総利益が減少して大幅営業減益だった。さらに営業外で為替差損を計上して経常利益と純利益は赤字だった。ただし期後半の需要回復や円安でデバイス事業の収益が改善し、売上高、利益とも計画を上回った。

 18年3月期の連結業績予想は売上高が16年3月期比10.3%増の1850億円、営業利益が同92.7%増の15億50百万円、経常利益が13億80百万円、純利益が7億円としている。想定為替レートは1米ドル=110円である。

 需要は車載関連が堅調であり、モバイル関連の拡大や円安も寄与して2桁増収予想である。増収効果で売上総利益が増加し、販管費減少も寄与して営業損益が大幅に改善する見込みだ。そして営業外での為替差損一巡も寄与して経常利益と純利益は黒字化予想である。なお希望退職実施による販管費減少および特別損失計上を見込んでいる。

■株価は年初来高値更新

 株価は18年3月期の収益改善予想を好感し、5月16日に年初来高値を更新して1486円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返して13週移動平均線を突破している。調整が一巡して強基調に回帰した形だ。上値を試す展開が期待される。15年11月高値1558円は射程圏であり、これを突破すれば07年来の高値圏となる。上げ足を速める可能性もありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:55 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】8割減益だったカネ美食品はファミマの新体制に対応進み株価も出直り強める

■旧・サークルKサンクスとファミマ統合に関連しコスト急増

 カネ美食品<2669>(東JQS)は25日、10時30分にかけて3355円(15円高)をつけ、出直りを強めている。前期・2017年3月期の業績が営業利益、経常利益ともに前期比8割減だったため、このところの株価は調整基調が続くが、23日に決算説明会の資料をホームページにアップするなどで減益要因や今後の展望などが明らかになり、投資家心理として不透明感がかなり晴れてきたとの見方が出ている。

 前3月期は、売上高が前期比1.8%減だったのに対し営業利益は同じく84%減となり、純利益は前期の薬18億円から5億円の赤字に転換した。大幅減益の要因としては、売上高の50%を占めるファミリーマート(ユニー・ファミリーマート<8028>)向けの惣菜事業で大幅なコスト増加に見舞われたことがあるようだ。ファミリーマートと旧・サークルKサンクスとの統合・ブランド一本化にともない、商品の一新や生産・輸送体制の変更などが同時一斉に実施され、商品の廃棄ロスや新オペレーションへの体制構築などで「まるで新工場の立ち上げに匹敵するほど新たな負荷がかかった」(同社)という。意識的に販売を絞り売り上げを意図的に落としたという。

 こうしたコスト増加の影響はこの上期(17年4〜9月)まで残る見通しとしたが、納品店舗数は15年3月期末の約5600店舗から17年3月期末には約9500店舗へと1.7倍に増加した。新オペレーションが本格的に起動に乗るのは下期からになるようだが、今期・18年3月期の業績見通しは、売上高を6.7%の増加、営業利益は同14.1%の増加などとし、純利益も2.3億円の黒字に回復するとしている。(HC)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 11:13 | 業績でみる株価
2017年05月24日

【業績でみる株価】セントラルスポーツは好業績評価して06年高値に接近、18年3月期も増収増益予想

 フィットネスクラブの大手で、世界の健康に貢献するウェルネスカンパニーを目指しているセントラルスポーツ<4801>(東1)は18年3月期も増収増益予想である。株価は好業績を評価して06年の上場来高値に接近している。上値を試す展開が期待される。

■18年3月期も増収増益予想

 5月12日発表した17年3月期の連結業績は、売上高が16年3月期比2.0%増の527億12百万円、営業利益が同20.9%増の42億52百万円、経常利益が同24.2%増の39億73百万円、純利益が同40.8%増の27億24百万円だった。配当は同20円50銭増配の年間72円50銭とした。

 新規出店7店舗(直営5店舗、受託2店舗)や業態変更2店舗(直営2店舗)も寄与して、フィットネス部門が3.6%増収、スクール部門が7.8%増収と好調に推移し、全体を牽引した。全店の総会員数(個人)は2.6%増の約42万7000人となった。

 18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比5.3%増の555億円、営業利益が同8.2%増の46億円、経常利益が同8.2%増の43億円、純利益が同4.2%増の28億40百万円としている。

 新規出店5店舗(直営3店舗、受託2店舗)も寄与して総会員数の増加を見込み、増収増益予想である。所属選手(競泳の寺村美穂選手など)や16年3月発足したセントラルスポーツ体操競技部の活躍もあり、20年東京五輪に向けて好業績が期待される。

■株価は好業績評価して06年高値に接近

 株価は3月高値3865円を突破して年初来高値更新の展開となっている。そして本日5月24日には3990円まで上伸し、06年4月の上場来高値4160円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返し、13週移動平均線を突破して強基調に回帰した形だ。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:00 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】テー・オー・ダブリューは15年高値に接近、17年6月期増収増益予想で増額余地

 イベント企画運営の大手であるテー・オー・ダブリュー<4767>(東1)の17年6月期は増収増益予想である。第3四半期累計の進捗率が高水準で通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。そして15年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年6月期増収増益予想で増額余地

 5月10日発表した17年6月期第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比8.1%増の125億16百万円で、営業利益が同14.6%増の15億29百万円、経常利益が同15.1%増の15億42百万円、そして純利益が同19.2%増の10億24百万円だった。

 体験型イベントなどの需要が高水準であり、IP(インタラクティブ・プロモーション=デジタル技術とアイディアで感動体験を創り出し、その体験を情報拡散・共感させるプロモーション)への取り組み強化も寄与して増収・2桁増益だった。

 17年6月期通期の連結業績予想は、売上高が16年6月期比5.3%増の160億32百万円、営業利益が同6.8%増の17億93百万円、経常利益が同6.6%増の17億92百万円、純利益が同9.4%増の11億85百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が78.0%、営業利益が85.3%、経常利益が86.0%、純利益が86.4%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は15年高値に接近

 株価は600円台でのモミ合いから上放れの形となって年初来高値更新の展開だ。そして本日5月24日には830円まで上伸し、15年11月の上場来高値837円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:29 | 業績でみる株価
2017年05月23日

【業績でみる株価】ルネサンスは06年高値に接近、18年3月期も増収増益・連続増配予想

 フィットネス業界の大手であるルネサンス<2378>(東1)は、スイミングスクールの好調などで18年3月期も増収増益予想、そして連続増配予想である。株価は06年の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期も増収増益、そして連続増配予想

 17年3月期の連結業績は、売上高が16年3月期比2.2%増の444億49百万円、営業利益が同15.6%増の36億82百万円、経常利益が同19.8%増の35億12百万円、純利益が同28.5%増の19億69百万円だった。

 国内施設の会員数はフィットネス部門合計が同1.0%減だったが、スクール部門合計が同3.5%増と伸長した。特にスイミングスクールが同6.9%増と好調に推移した。なお既存クラブは同2.7%増収で、3月末会員数は同1.9%増加した。

 18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比6.0%増の471億円、営業利益が同8.6%増の40億円、経常利益が同8.2%増の38億円、純利益が同11.7%増の22億円としている。配当は年間31円で連続増配予想だ。

 既存クラブでの在籍会員数の拡大に加えて、新規出店も寄与して増収増益、そして連続増配予想である。所属する競泳選手(池江璃花子選手や持田早智選手など)の活躍もあり、20年東京五輪に向けてスイミングスクールの好調が期待される。

■株価は06年高値に接近

 株価は3月高値1945円を突破して年初来高値更新の展開だ。そして5月22日には2043円まで上伸し、06年7月の上場来高値2390円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、16年夏を起点とする長期上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:51 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】帝国繊維は年初来高値更新の展開、17年12月期2桁増収増益予想で増額余地

 消防ホースの最大手で、総合防災事業展開している帝国繊維<3302>(東1)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期も2桁増収増益予想である。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2桁増収増益予想で増額余地

 5月11日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の90億05百万円、営業利益が同44.4%増の17億77百万円、経常利益が同37.5%増の19億40百万円、純利益が同41.5%増の13億45百万円だった。

 主力の防災事業が6.4%増収となり、全体を牽引して大幅増益だった。前年同期の売上に貢献した空港用セキュリティ商材は落ち込んだが、大手民間企業および基幹産業向け大型防災機資材や救助工作車などが伸長した。

 17年12月期通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比11.7%増の280億円で、営業利益が同19.8%増の40億円、経常利益が同22.2%増の45億円、純利益が同25.4%増の30億円としている。

 集中豪雨や市街地での大規模火災など多発化・激甚化する災害への対応、20年東京五輪を見据えたテロなど特殊災害への対応などを背景として、主力の防災事業が好調に推移する見込みだ。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高32.2%、営業利益44.4%、経常利益43.1%、純利益44.8%である。第1四半期の構成比が高い収益特性を考慮しても高水準であり、通期予想には増額余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新の展開

 株価は4月26日高値1820円を突破して年初来高値更新の展開だ。5月15日には1858円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:10 | 業績でみる株価
2017年05月22日

【業績でみる株価】カナミッックネットワークは18年9月期増収増益予想、好業績評価して3月高値試す

 医療・介護・子育て関連のクラウドサービスを主力としているカナミックネットワーク<3939>(東マ)の17年9月期は増収増益予想である。第2四半期累計の利益進捗率が高水準で在り、通期利益予想に増額余地がありそうだ。株価は好業績を評価して3月の上場来高値を試す展開が期待される。

■17年9月期増収増益予想、第2四半期累計の進捗率高水準

 17年9月期の非連結業績予想は、売上高が16年9月期比12.5%増の12億70百万円、営業利益が同6.0%増の2億80百万円、経常利益が同11.0%増の2億80百万円、純利益が同3.0%増の1億70百万円としている。

 5月9日発表した第2四半期累計の非連結業績は売上高が6億30百万円、営業利益が1億70百万円、経常利益が1億70百万円、純利益が1億06百万円だった。前年同期は四半期財務諸表を作成していないため比較はできないが、主力の「カナミッククラウドサービス」において新規顧客開拓などが順調に進展しているようだ。

 そして通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.6%、営業利益が60.7%、経常利益が60.7%、純利益が62.4%で、利益進捗率が高水準である。ストック型収益構造であることも考慮すれば、通期利益予想に増額余地がありそうだ。

■株価は自律調整一巡して3月の上場来高値試す

 株価は地合い悪化も影響した4月13日の直近安値4630円から切り返しの動きを強めている。5月9日には6010円まで上伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。自律調整が一巡し、好業績を評価して3月の上場来高値7490円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:25 | 業績でみる株価
2017年05月19日

【業績でみる株価】UTグループは上場来高値更新の展開、好業績や自己株式取得を評価

 製造業派遣・請負の大手で、エンジニア派遣も展開しているUTグループ<2146>(JQ)は、17年3月期が大幅増収増益となり、18年3月期も大幅増収増益予想である。また5月11日に自己株式取得を発表し、19日には自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)において自己株式を取得する。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。

■需要高水準で18年3月期も大幅増収増益予想

 5月11日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比30.7%増の575億88百万円、営業利益が同38.7%増の34億13百万円、経常利益が同38.0%増の33億41百万円、純利益が同35.8%増の20億33百万円だった。

 製造派遣事業が同30.2%増収、エンジニア派遣事業が同34.9%増収と、いずれも好調に推移した。企業の大規模な人材ニーズに対して配属時期と人数を確約する「コミット受注」により、高単価受注と好条件求人を実現して受注が拡大した。またキャリアコンサルティングを通じて社員の意欲と技能を高め、派遣単価の上昇や離職率の低下に繋げた。

 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比21.6%増の700億円、営業利益が同23.0%増の42億円、経常利益が同22.7%増の41億円、純利益が同37.7%増の28億円としている。需要が高水準であり、改正労働者派遣法も追い風となって好業績が予想される。

 なお5月11日に自己株式取得を発表した。取得株式総数の上限50万株、取得価額総額の上限6億10百万円、取得期間17年5月12日〜17年8月11日としている。そして5月19日には自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)において自己株式を取得する。なお取得した自己株式は全株消却予定としている。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は4月5日高値1590円を突破し、本日5月19日に1696円まで上伸した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、16年夏を起点とする上昇トレンドだ。好業績や自己株式取得を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:47 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】フジマックは96年来の高値圏、依然として割安感

 総合厨房設備機器メーカーで、外食産業やホテルなどの大型設備を主力としているフジマック<5965>(東2)は、17年3月期が計画超の大幅増益となり、18年3月期も増益予想である。株価は年初来高値を更新して96年来の高値圏だ。依然として割安感の強い水準であり、上値を試す展開が期待される。

■需要高水準で18年3月期増益予想

 5月11日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比1.1%減の360億94百万円、営業利益が同35.6%増の21億53百万円、経常利益が同37.8%増の22億70百万円、そして純利益が同2.2倍の15億02百万円だった。

 計画超の大幅増益だった。2月10日の修正値(売上高を減額、利益を増額)に対して、売上高は3億54百万円、営業利益は4億53百万円、経常利益は4億90百万円、純利益は3億62百万円、それぞれ上回った。期末に設備維持・更新需要が増加し、コスト削減や生産効率の改善なども寄与した。

 18年3月期の連結業績予想は売上高が17年3月期比4.4%増の377億円、営業利益が同8.5%増の23億37百万円、経常利益が同7.3%増の24億37百万円、純利益が同3.1%増の15億50百万円としている。

 外食産業、ホテル・旅館関連、セントラルキッチン、食品工場などにおける厨房設備機器の需要が高水準であり、特に20年東京五輪に向けたホテル・旅館関連の需要が注目される。18年3月期も好業績が予想される。

■株価は96年来の高値圏

 株価は好業績を評価する形で3月高値の1790円を突破し、年初来高値更新の展開となった。本日5月19日には1928円まで上伸した。96年来の高値圏である。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。予想PER1桁台、PBR1倍割れで、指標面は依然として割安感の強い水準だ。上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:14 | 業績でみる株価
2017年05月17日

【業績でみる株価】ポーラ・オルビスホールディングスは上げ足速める可能性、17年12月期第1四半期大幅増益で通期予想増額修正

 化粧品大手で、訪販のポーラと通販のオルビスを2大ブランドとしているポーラ・オルビスホールディングス<4927>(東1)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期予想を増額修正した。株価は16年7月の上場来高値に接近している。これを突破すればフシ抜けの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。

■ポーラの新製品が想定以上

 5月1日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比13.2%増の560億74百万円、営業利益が同2.5倍の91億27百万円、経常利益が同2.6倍の89億55百万円、純利益が同59.8%増の57億77百万円だった。

 国内ブランドではオルビスが新商品苦戦などで同6.0%減収だったが、ポーラが同31.8%増収と想定以上に好調に推移し、全体を牽引して大幅増収増益だった。育成ブランドも伸長した。ポーラでは17年1月発売のリンクルショット メディカル セラムの売上が計画比に比べて30%を超える約60億円となり、想定以上に好調に進捗している。利益面ではポーラの高価格帯品の売上構成比が高まったことを主因として、原価率が想定以上に改善した。

 17年12月期第2四半期累計(1月〜6月)および通期の連結業績予想を5月1日に増額修正した。修正後の通期連結業績予想は、売上高を60億円増額して16年12月期比6.6%増の2330億円、営業利益を25億円増額して同24.5%増の335億円、経常利益を25億円増額して同23.2%増の335億円、純利益を15億円増額して同23.2%増の215億円とした。ポーラの想定以上の好調が牽引し、プロモーション費用の増加などを吸収する見込みだ。リンクルショット メディカル セラムの売上目標は期初時点の100億円から125億円に上方修正した。

 修正後の通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が24.1%、営業利益が27.2%、経常利益が26.7%、純利益が26.9%となる。通期ベースでも好業績が予想され、通期予想には再増額余地がありそうだ。

■株価は上げ足速める可能性

 株価(17年4月1日付で株式4分割)は5月16日に2810円まで上伸し、2月の年初来高値2832円50銭、そして16年7月の上場来高値2852円50銭に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって13週移動平均線を回復した。強基調に回帰した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、これを突破すればフシ抜けの形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:40 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】マークラインズは上げ足速めて15年の上場来高値目指す、17年12月期第1四半期大幅増益で株式分割発表も好感

 自動車産業に特化したポータルサイト運営を主力としているマークラインズ<3901>(JQ)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期も2桁増益予想である。また6月9日付での株式4分割も発表している。株価は上げ足を速めて15年1月の上場来高値を目指す展開が期待される。

■情報プラットフォーム契約企業数が増加基調

 5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)連結業績は、売上高が前年同期比18.0%増の4億04百万円、営業利益が同21.2%増の1億36百万円、経常利益が同37.2%増の1億40百万円、純利益が同41.3%増の98百万円だった。

 情報プラットフォーム契約企業数が順調に増加している。情報プラットフォーム契約企業数の月次推移を見ると、1月2271社(前月比純増数23社)、2月2309社(同38社)、3月2340社(同31社)、そして4月は2361社(同21社)となっている。4月末現在の海外企業比率は41.1%である。

 17年12月期通期の連結業績予想は、前回予想を据え置いて売上高が16年12月期比16.8%増の16億73百万円、営業利益が同19.5%増の6億20百万円、経常利益が同21.4%増の6億20百万円、そして純利益が同19.9%増の4億30百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.1%、営業利益21.9%、経常利益22.6%、純利益22.8%と概ね順調なである。情報プラットフォーム契約企業数が増加基調であり、通期ベースでも好業績が期待される。

 なお5月12日に株式分割を発表した。6月8日を基準日(効力発生日6月9日)として1株を4株に分割する。

■株価は戻り歩調、上げ足速めて15年の上場来高値目指す

 株価は株式分割発表も好感して本日5月17日に3680円まで上伸し、16年6月の戻り高値3700円に肉薄している。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺から切り返し、26週移動平均線と13週移動平均線を回復して戻り歩調だ。上げ足を速めて15年1月の上場来高値4900円を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:17 | 業績でみる株価
2017年05月15日

【業績でみる株価】アウトソーシングは16年の上場来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増収増益

 製造請負・技術系人材派遣の大手で、海外にも積極展開しているアウトソーシング<2427>(東1)の17年12月期第1四半期の連結業績は大幅増収増益だった。通期ベースも収益拡大基調だろう。株価は年初来高値を更新し、16年6月の上場来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 5月8日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比2.0倍の502億38百万円、営業利益が同2.4倍の15億20百万円、税引前利益が同4.4倍の13億41百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同11倍の6億21百万円だった。

 製造系ではメーカーの直接雇用の期間工を正社員として受け入れるPEOスキーム、グループ教育機関であるKENスクールで未経験者を教育して配属するスキームが順調に推移した。新卒者の採用も順調だった。国内、海外とも好調に推移して大幅増収増益だった。

 17年12月期通期の連結業績(IFRS)予想は、売上高が16年12月期比58.6%増の2130億円、営業利益が同67.5%増の95億円、税引前利益が同78.4%増の89億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同66.6%増の51億円としている。

 期初時点で下期偏重の計画のため、第1四半期の進捗率は通期会社予想に対して売上高23.6%、営業利益16.0%、税引前利益15.1%、親会社の所有者に帰属する利益10.7%だが、第2四半期累計に対しては売上高51.8%、営業利益が52.4%、税引前利益51.6%、親会社の所有者に帰属する利益44.4%と順調である。通期ベースも収益拡大基調だろう。

 株価は3月の4570円を突破して年初来高値更新の展開となった。そして5月10日には4870円まで上伸して16年6月の上場来高値5330円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなった。そして26週移動平均線も上向きに転じ、強基調への転換を確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:13 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】扶桑化学工業は上場来高値更新の展開、18年3月期も増収増益・増配予想

 食品用果実酸類のライフサイエンス事業、および半導体ウェーハ研磨材原料の電子材料・機能性化学品事業を展開している扶桑化学工業<4368>(東1)の17年3月期は大幅増益・増配だった。そして18年3月期も増収増益・増配予想である。株価は上場来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 5月8日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比2.6%増の362億24百万円、営業利益が同35.6%増の98億67百万円、経常利益が同37.5%増の100億38百万円、純利益が同46.2%増の68億95百万円だった。2月1日の2回目の増額修正値を上回る大幅増益だった。配当は同8円増配の年間43円(第2四半期末18円、期末25円)とした。

 海外子会社の円換算影響に加えて、下期の大規模設備工事に伴う生産停止も製造原価に影響したが、ライフサイエンス事業における果実酸の原料価格の下落、電子材料・機能性化学品事業における半導体プロセス微細化進展に伴う超高純度コロイダルシリカの需要拡大、ナノパウダーなど半導体研磨分野以外の製品の好調などで大幅増益だった。

 18年3月期連結業績予想は売上高が17年3月期比6.3%増の385億円、営業利益が同1.8%増の100億50百万円、経常利益が同0.6%増の101億円、純利益が同0.8%増の69億50百万円としている。配当予想は同1円増配の年間44円(第2四半期末22円、期末22円)としている。

 減価償却費の増加、原料価格の上昇、エネルギーコストの増加を見込んで微増益予想としているが、果実酸類、超高純度コロイダルシリカ、ナノパウダーなどが引き続き好調に推移して好業績が予想される。

 株価は高値圏3000円〜3500円近辺での短期モミ合いから上放れて、上場来高値更新の展開となった。5月9日には3860円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなり、中段保ち合いから上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 業績でみる株価
2017年05月11日

【業績でみる株価】レーザーテックは17年6月期増額して増益・増配予想、自律調整一巡して上値試す

 半導体マスクブランクス欠陥検査装置を主力としているレーザーテック<6920>(東1)は、17年6月期第3四半期累計が大幅増益となり、通期利益予想と配当予想を増額修正している。高水準の半導体設備投資を背景に18年6月期も収益拡大基調だろう。株価は自律調整が一巡し、収益拡大基調を再評価して3月高値を試す展開が期待される。

 4月28日発表した17年6月期第3四半期累計(7月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.9%増の118億13百万円で、営業利益が同60.3%増の37億68百万円、経常利益が同59.5%増の37億80百万円、純利益が同59.0%増の26億68百万円だった。

 メモリーメーカーの3D−NAND向け設備投資が活発に推移し、FPD分野でもパネル大型化や有機ELへの設備投資が継続した。利益面ではプロダクトミックス改善も寄与して大幅増益だった。

 通期連結業績予想は4月28日に利益を増額修正した。売上高は据え置いて16年6月期比8.6%増の166億円、営業利益を3億円増額して同2.8%増の45億50百万円、経常利益を4億円増額して同1.6%増の46億50百万円、純利益を3億増額して同2.2%増の33億円とした。プロダクトミックス改善が寄与して減益予想から増益予想に転じた。

 配当予想も4月28日に期末2円増額して年間26円(期末一括)とした。17年4月1日付株式2分割を考慮して16年6月期の年間51円を25円50銭に換算すると50銭増配となる。

 なお3月21日には、次世代マスクブランクス欠陥検査・レビュー装置の大口受注(約40億円、19年6月期以降の売上計上予定)を発表している。高水準の半導体・FPD設備投資を背景に18年6月期も収益拡大基調だろう。

 株価は3月高値1597円から反落したが、直近安値圏1300円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整が一巡し、収益拡大基調を再評価して3月高値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】日本M&Aセンターは上場来高値更新の展開、18年3月期増収増益予想を評価

 中堅・中小企業を主対象とするM&A仲介会社である日本M&Aセンター<2127>(東1)は、17年3月期が大幅増収増益となり、18年3月期も増収増益予想である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 4月28日発表の17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比29.0%増の190億69百万円、営業利益が同29.2%増の90億46百万円、経常利益が同27.5%増の90億70百万円、純利益が同27.6%増の61億74百万円だった。2月6日に増額修正値を上回る大幅増収増益だった。案件成約数が順調に増加(104件増加の524件)し、大型案件も寄与した。

 18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.2%増の213億90百万円、営業利益が同10.5%増の100億円、経常利益が同10.2%増の100億円、純利益が同9.5%増の67億63百万円としている。

 事業環境が良好であり、成約件数増加基調に変化はなく増収増益予想である。中期経営計画の目標値である19年3月期経常利益100億円を前倒しで達成する見込みだ。

 株価は上場来高値更新の展開で本日5月11日には4065円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:22 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】JAC Recruitmentは自律調整一巡して上値試す、17年12月期第1四半期2桁増収増益

 人材紹介の準大手であるJAC Recruitment(ジェイエイシーリクルートメント)<2124>(東1)<2124>(東1)は、17年12月期第1四半期は2桁増収増益となり、通期も増収増益予想である。高水準の企業の求人意欲を背景として収益拡大基調だ。株価は4月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比17.0%増の38億31百万円となり、営業利益が同17.8%増の13億97百万円、経常利益が同17.8%増の13億98百万円、純利益が同22.1%増の9億76百万円だった。

 人材紹介事業がほぼ計画水準で推移した。企業の求人意欲が高水準で、人材紹介事業における採用決定人数が高水準で推移している。

 17年12月期通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比18.6%増の164億09百万円、営業利益が同6.5%増の50億32百万円、経常利益が同6.4%増の50億33百万円、純利益が同8.4%増の35億44百万円としている。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が23.3%、営業利益が27.8%、経常利益が27.8%、純利益が27.5%と順調である。通期ベースでも好業績が期待される。

 株価は4月5日の上場来高値1951円から反落して1700円近辺でモミ合う形だ。ただし週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって切り返しの動きを強めている。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:08 | 業績でみる株価
2017年05月09日

【業績でみる株価】キングジムは17年9月期第3四半期累計が大幅増益、07年来の1000円台目指す

 圧倒的シェアを誇る厚型ファイルやラベル作製機「テプラ」を主力とする文具・事務用品メーカーであるキングジム<7962>(東1)の17年6月期は第3四半期累計が大幅増益となり、通期も2桁増益予想である。株価は徐々に水準を切り上げてモミ合い上放れの動きを強めている。07年以来の1000円台を目指す展開が期待される。

 4月26日発表した17年9月期第3四半期累計(6月〜3月)の連結業績は、売上高が前年同期比0.9%増の252億07百万円、営業利益が同47.2%増の11億63百万円、経常利益が同56.3%増の13億30百万円、そして純利益が同43.5%増の8億48百万円だった。

 売上高は微増にとどまったが、生産子会社における原価低減効果に加えて、開発費やのれん償却額の減少などで各利益は大幅増益だった。主力の文具事務用品事業は19.1%増益となり、インテリアライフスタイル事業の営業黒字化も寄与した。

 17年9月期通期の連結業績予想は据え置き、売上高が16年9月期比3.7%増の354億円、営業利益が同13.0%増の14億円、経常利益が同11.9%増の14億70百万円、純利益が同18.6%増の9億60百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.2%、営業利益が83.1%、経常利益が90.5%、純利益が88.3%である。利益進捗率が高水準であり、通期利益予想に増額余地がありそうだ。

 株価は徐々に水準を切り上げて、800円台でのモミ合いから上放れの動きを強めている。5月8日には年初来高値となる904円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じた。モミ合いから上放れて強基調に転換する形だ。15年5月高値975円、そして07年以来の1000円台を目指す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:19 | 業績でみる株価

【業績でみる株価】ナブテスコは17年12月期純利益予想増額修正を好感して15年の上場来高値試す

 産業ロボット用精密減速機や自動ドアの世界最大手で、鉄道用ブレーキや建設機械用油圧機器なども展開しているナブテスコ<6268>(東1)の17年12月期第1四半期が増収増益となり、第2四半期累計および通期の税引前利益予想と純利益予想を増額修正した。これを好感して株価は年初来高値を更新した。15年3月の上場来高値を試す展開が期待される。

 4月28日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比12.5%増の640億55百万円で、営業利益が同5.4%増の60億62百万円、税引前利益が同47.4%増の84億35百万円、純利益が同81.7%増の64億62百万円だった。

 鉄道車両用機器や航空機器が低調だったが、産業ロボット用精密減速機の需要が堅調に推移し、中国市場における建設機械需要の高まりで油圧機器も好調だった。自動ドアの国内販社の連結子会社化も寄与した。

 そして第2四半期累計(1月〜6月)および通期の税引前利益予想と純利益予想を増額修正した。持分法適用関連会社であるハーモニック・ドライブ・システムズが特別利益計上で業績予想を修正したことに伴い、第1四半期に持分法投資利益28億円を計上したことによる。

 修正後の通期連結業績予想は売上高が2600億円、営業利益が260億円、税引前利益が28億百万円増額して300億円、純利益が28億円増額して225億円とした。

 株価は4月の直近安値圏2900円近辺から切り返し、17年12月期純利益増額修正も好感して本日5月9日には3380円まで上伸した。2月と3月の高値を突破して年初来高値更新の展開となった。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。15年3月の上場来高値3655円を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:52 | 業績でみる株価
2017年05月08日

【業績でみる株価】日華化学は年初来高値に接近、17年12月期第1四半期大幅増益で通期増額余地

 繊維加工用界面活性剤が主力の化学品メーカーで、クリーニング用薬剤や美容室向けヘア化粧品なども展開している日華化学<4463>(東1)の17年12月期第1四半期は大幅営業増益だった。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は4月の直近安値圏から急反発して2月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 4月27日発表した17年12月期第1四半期(1月〜3月)の連結業績は、前年同期比14.1%増の112億79百万円、営業利益が同56.7%増の4億76百万円、経常利益が同23.2%増の4億52百万円、純利益が同33.5%減の1億48百万円だった。

 法人税等が大幅に増加したため純利益は減益だが、化学品事業、化粧品事業とも好調に推移して2桁増収、大幅営業・経常増益だった。化学品事業では主力の繊維加工用薬剤の新規案件獲得を推進し、半導体市場向け製品や新たに上市した機能性樹脂製品が堅調に推移した。化粧品事業では子会社における化粧品製造受託事業が好調だった。

 17年12月期通期の連結業績予想(2月10日公表)は、売上高が16年12月期比4.0%増の460億円、営業利益が同9.7%増の16億円、経常利益が同0.7%増の16億円、純利益が同6.3倍の22億円としている。化粧品事業拡大に向けた投資負担などを吸収して増収増益予想である。純利益は台湾の子会社が所有する土地売却益も寄与する。なお想定為替レートは1米ドル=110円である。

 第1四半期の進捗率は第2四半期累計予想に対して売上高が50.1%、営業利益が68.0%、経常利益が64.6%、純利益が37.0%、そして通期予想に対しては売上高が24.5%、営業利益が29.8%、経常利益が28.3%、純利益が6.7%となる。期初時点で下期偏重の計画であることも考慮すれば通期会社予想に増額余地がありそうだ。

 株価は4月の直近安値圏1000円近辺から急反発している。そして5月2日には1250円まで上伸し、2月の年初来高値1388円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破して強基調に回帰した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48 | 業績でみる株価